JP6755758B2 - 接続金物及び接続方法 - Google Patents

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本発明は、吊り天井を構成する複数の野縁を接続する接続金物及び接続方法に関する。
実開昭58−183813号公報には、互いに交差する2本の野縁を接続するクロス止具が記載されている。この公報では、建物の天井フロアを構成する天井ボードに貼り付けられる下地部材として複数の野縁が設けられており、2本の野縁が交差する箇所にクロス止具が設けられる。クロス止具は、平板状の金属部材が折り曲げ加工されて形成される。このクロス止具は、下方に折り曲げられて一の野縁に上から入り込む主嵌合部と、下方に折り曲げられて他の野縁に上から入り込む副嵌合部とを備えている。この取付金具は、主嵌合部及び副嵌合部のそれぞれが各野縁に上から嵌合することによって2本の野縁を接続する。
実開58−183813号公報
ところで、互いに交差する2本の野縁を接続する接続金物(クロス止具)の上には、野縁受けを設置することがある。この場合、例えば、野縁受けの下に野縁を配置し、野縁受けに設置した野縁取付金物等と野縁を接続し、且つ、接続金物と野縁を接続する。しかしながら、この方法では、鉛直方向上方から見たときの野縁取付金物の位置が接続金物からずれるので、野縁の上に野縁受けを安定して配置できない。従って、野縁とは異なる位置に野縁受けを配置しなければならないので、接続箇所が多くなり作業性の点で改善の余地がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、接続箇所を減らして作業性を向上させることができる接続金物及び接続方法を提供することを目的とする。
本発明に係る接続金物は、第1野縁と、第1野縁から第1野縁と交差する方向に延在する第2野縁と、を接続する接続金物であって、第1野縁と第2野縁との交差部分において第1野縁に嵌り込む第1嵌入部と、交差部分において第2野縁に嵌り込む第2嵌入部と、鉛直方向上方から見て周囲よりも内側に窪んだ凹部と、を備え、凹部は、接続金物とは別の金物を収容する収容部である。
本発明の別の側面に係る接続金物は、第1野縁と、第1野縁から第1野縁と交差する方向に延在する第2野縁と、を接続する接続金物であって、第1野縁と第2野縁との交差部分において第1野縁に嵌り込む第1嵌入部と、交差部分において第2野縁に嵌り込む第2嵌入部と、鉛直方向上方から見て周囲よりも内側に窪んだ凹部と、を備え、凹部は、接続金物の上部における幅方向の片側に設けられている。
本発明の更に別の側面に係る接続金物は、第1野縁と、第1野縁から第1野縁と交差する方向に延在する第2野縁と、を接続する接続金物であって、第1野縁と第2野縁との交差部分において第1野縁に嵌り込む第1嵌入部と、交差部分において第2野縁に嵌り込む第2嵌入部と、鉛直方向上方から見て周囲よりも内側に窪んだ凹部と、第2嵌入部の下方で第2野縁に沿うように折り返された折り返し部と、を備える。
この接続金物は、鉛直方向上方から見たときに内側に窪んだ凹部を有するので、この凹部に野縁受けを接続する野縁取付金物等を収容することができる。凹部に野縁取付金物等を収容することにより、鉛直方向上方から見たときの野縁取付金物等の位置と接続金物の位置とを一致させることができると共に、野縁受けと野縁の平面視における位置を一致させることができる。従って、野縁の上に安定して野縁受けを配置することができる。よって、野縁の上に野縁受けを配置することにより、接続箇所を減らして作業性を向上させることができる。
た、第2野縁に沿った折り返し部を有することにより、第2野縁からの接続金物の抜けを一層確実に防止できる。従って、第2野縁に接続金物を一層強固に接続させることができる。
本発明に係る接続方法は、第1野縁と、第1野縁から第1野縁と交差する方向に延在する第2野縁と、を前述の接続金物で接続する接続方法であって、第1野縁に鉛直方向上方から第1嵌入部を嵌入する工程と、第2嵌入部に鉛直方向下方から第2野縁を嵌入する工程と、を備える。
この接続方法では、第1野縁に鉛直方向上方から接続金物の第1嵌入部を嵌入し、第2嵌入部に鉛直方向下方から第2野縁を嵌入する。従って、嵌入のみで接続金物を接続させることができるので、野縁への接続金物の接続作業を容易に行うことができる。また、この接続方法では、前述した接続金物を用いて複数の野縁を接続する。よって、野縁の上に更に野縁受けを配置する場合には、野縁受けを接続する野縁取付金物等を接続金物の凹部に収容することができる。従って、安定して野縁受けを野縁の上に配置することができるので、接続箇所を減らして作業性を向上させることができる。
本発明によれば、接続箇所を減らして作業性を向上させることができる。
実施形態に係る接続金物を備えた天井構造の一例を示す斜視図である。 第1野縁、第2野縁及び接続金物を示す斜視図である。 接続金物を示す斜視図である。 図3とは別の方向から見た接続金物を示す斜視図である。 接続金物と第2野縁との嵌入部分を示す断面図である。 第1野縁と第2野縁を接続させる接続方法を示す斜視図である。 野縁受けに接続金物と野縁を接続させる接続方法を示す斜視図である。 野縁受けに接続金物と野縁を接続させた状態を示す斜視図である。
以下では、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。図面の説明について同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る接続金物1を備えた天井構造の一例を示す斜視図である。図1に示されるように、接続金物1を備えた天井構造は、建物の上部から吊り下げられた吊材Tと、吊材Tが支持すると共に建物の天井を構成する複数の天井面材5とを備えている。この天井構造は、吊材Tが接続される野縁受け2と、野縁受け2に直交する第1野縁3と、野縁受け2と平行に延びる複数の第2野縁4とを備えている。第1野縁3の高さは、例えば第2野縁4の高さと同一である。また、第1野縁3と第2野縁4とは、同一平面内に配置されている。
以下では、第1野縁3が延びる方向を第1方向D1、第2野縁4が延びる方向を第2方向D2として説明する。例えば、第1野縁3及び第2野縁4は、共に天井面材5にビス止めされている。天井面材5は正方形状とされており、例えば天井面材5の一辺の長さは0.9m程度である。天井面材5は、例えば、ポリエステル製の不織布基材を備えた天井材であってもよく、この場合、従来の天井材よりも軽量化することが可能である。天井面材5が軽量化されている場合には、地震等による天井面材5の落下に対する安全性が高められる。天井面材5の重量は、例えば石膏ボードの重量の1/10である。一例として、天井面材5の単位面積当たりの重量は0.7kg/mであり、天井面材5の厚さは4.0mmである。また、天井面材5は、既存のロックウール等よりも高い断熱性を備えており、天井面材5の熱伝導率は例えば0.033(W/m・K)である。
接続金物1は、第1野縁3及び第2野縁4の交差部分P1と、野縁受け2、第1野縁3及び第2野縁4の交差部分P2とに配置される。接続金物1は、金属板が折り曲げ加工されて形成されているため高い強度を有する。従って、軽量化された天井面材5を用いた場合であっても接続金物1によって天井構造の強度を十分に確保することができる。
図2に示されるように、接続金物1は、第1野縁3及び第2野縁4の交差部分P1において、第1野縁3と第2野縁4とを緊結する。第2野縁4は、交差部分P1において2本に分断されており、各第2野縁4の第2方向D2の端部4aが第1野縁3の側面3aに対向している。接続金物1は、一の第2野縁4の端部4aと、第1野縁3と、他の第2野縁4の端部4aとを接続する。
第1野縁3を、その長手方向に直交する面で切断したときの断面は、上方に開口した形状とされている。この断面の形状は、例えば、上方に開口するコの字状である。第2野縁4の形状についても同様である。また、第1野縁3は、その上端で矩形状に内側且つ下方に折り返された折り返し部3bを、第1野縁3の幅方向に一対に備える。第2野縁4も同様の折り返し部4bを備える。
図3及び図4に示されるように、接続金物1は、略長方形状の上部11と、上部11の長手方向の両端において下方に折り曲げられた一対の嵌入部12(第2嵌入部)と、上部11の幅方向両端から下方に折り曲げられた一対の折り曲げ部13(第1嵌入部)と、嵌入部12の下方で接続金物1の内側に折り返された折り返し部21と、折り曲げ部13の下方で接続金物1の外側に折り曲げられた折り曲げ部22とを備えている。
上部11は、溝部11aを備える。この溝部11aは、例えば上部11の幅方向の中央において上部11の長手方向に延在している。このように、上部11は、溝部11aを備えることにより、更に強度が高められている。嵌入部12は、上部11から下方に折り曲げられた側面部12aと、側面部12aの左右両端からL字状に突出する突出部12dと、を有する。この突出部12dの上下に延びる部分と側面部12aとの間に窪み12cが設けられる。また、本実施形態において、上部11は、平坦状とされており、上部11から上方に突出する部位を有しない。これにより、上部11の上に、容易に且つ安定して野縁受け2を乗せることが可能となっている。
折り返し部21は、嵌入部12から下方に延びる側面部21aと、側面部21aの下端で接続金物1の内側に折り曲げられた底面部21bとを有する。折り返し部21は、接続金物1の長手方向の両端に一対に設けられている。各側面部21aは、嵌入部12の側面部12aから下方に延びており、側面部12aと同一平面上に位置する。各底面部21bは、各側面部21aの下端から接続金物1の長手方向の内側に折り曲げられている。なお、底面部21bは、側面部21aの下端から接続金物1の外側に折り曲げられていてもよい。
図2及び図5に示されるように、嵌入部12は、第2野縁4の端部4aに嵌入する。このとき、折り返し部21の底面部21bが第2野縁4の中に入り込むと共に、嵌入部12の各突出部12dが第2野縁4の折り返し部4bの中に入り込む。これにより、第2野縁4から嵌入部12が抜けようとしても、突出部12dが折り返し部4bに引っ掛かる。従って、第2野縁4からの接続金物1の抜けが確実に防止される。更に、折り返し部21の底面部21bと第2野縁4とをビス止めすれば、接続金物1の抜けは一層確実に阻止される。なお、折り返し部21の底面部21bと第2野縁4の底面4cとの間には、隙間が形成されていてもよい。
図3及び図4に示されるように、折り曲げ部13は、上部11の幅方向に一対に設けられている。折り曲げ部13は第1野縁3に嵌入する。折り曲げ部13は、嵌入部12と同様、突出部13bと窪み13aとを一対に備えている。各突出部13bは第1野縁3の折り返し部3bの中に入り込み、これにより第1野縁3からの接続金物1の抜けが確実に防止される。
折り曲げ部13の下側には折り曲げ部22が設けられている。折り曲げ部22は、折り返し部21と同様、側面部22a及び底面部22bを備えている。側面部22aは、折り曲げ部13から下方に延びている。底面部22bは、側面部22aの下端から接続金物1の幅方向の外側に折り曲げられている。なお、底面部22bは、側面部22aの下端から接続金物1の内側に折り曲げられていてもよい。しかしながら、前述のように、底面部22bが接続金物1の外側に折り曲げられている場合には、底面部22b同士の干渉が回避されるので施工をしやすくなるという利点がある。
2つの折り曲げ部13のうちの一方の上端には、上部11の幅方向に窪んだ凹部14が設けられている。凹部14は、鉛直方向上方から見て周囲よりも内側に窪む部位である。また、凹部14の形状は、例えば矩形状である。この凹部14は、野縁受け2を接続する野縁取付金物6を収容する収容部(嵌入部)である。すなわち、本実施形態において、凹部14は、接続金物1とは別の金物を側方から収容する収容部である。
次に、図6を参照しながら第1野縁3及び第2野縁4に接続金物1を取り付けて第1野縁3と第2野縁4を接続する接続方法について説明する。本実施形態において、接続金物1は、2本の第2野縁4と、2本の第2野縁4の間を通る1本の第1野縁3と、を接続する。図6に示されるように、まず、鉛直方向上方から接続金物1を第1野縁3に嵌入する(第1嵌入部を嵌入する工程)。このとき、第1野縁3の中に折り曲げ部13を上から嵌入し、折り曲げ部13の突出部13bを一つずつ折り返し部3bに嵌入させることによって、第1野縁3に接続金物1を固定させる。
続いて、接続金物1に下から第2野縁4を嵌入させる(第2野縁を嵌入する工程)。このとき、接続金物1の各嵌入部12に下から第2野縁4を嵌入させる。具体的には、各折り返し部21及び嵌入部12に対し、下から第2野縁4を押し込んで、嵌入部12の突出部12dを一つずつ折り返し部4bに嵌入させる。このように接続金物1に各第2野縁4を固定させることによって、接続金物1の取り付けが完了する。
次に、図7及び図8を参照しながら野縁受け2、第1野縁3及び第2野縁4の交差部分P2を接続する接続方法について説明する。まず、図7に示されるように、吊材Tに野縁受け2を連結した状態にしておく。ここで、野縁受け2と吊材Tとの連結位置は、交差部分P2から第2方向D2にずれた箇所とする。そして、野縁受け2に野縁取付金物6を取り付ける。その後、接続金物1を第1野縁3に嵌入し、このとき、野縁取付金物6を接続金物1の凹部14に嵌入させる。
野縁取付金物6は、例えば長方形状に延びる金属板が折り曲げ加工されたものである。野縁取付金物6は、その長手方向の一端に位置して野縁受け2に引っ掛けられる折り返し部6aと、野縁取付金物6の長手方向の他端に位置して凹部14及び第1野縁3に引っ掛けられる引掛部6bとを備えている。引掛部6bの形状は、前述した折り曲げ部13の形状と同様である。引掛部6bは、突出部6dと窪み6cとを左右一対に備える。
図8に示されるように、第1野縁3と野縁取付金物6に嵌入させた接続金物1を取り付けた後には、前述と同様、接続金物1に下から各第2野縁4を嵌入させる。これにより、接続金物1及び野縁取付金物6による、野縁受け2、第1野縁3及び第2野縁4の接続が完了する。
次に、本実施形態に係る接続金物1及び接続方法の作用効果について説明する。
本実施形態に係る接続金物1は、鉛直方向上方から見たときに内側に窪んだ凹部14を有するので、凹部14に野縁受け2を接続する野縁取付金物6を収容することができる。凹部14に野縁取付金物6を収容することにより、鉛直方向上方から見たときの野縁取付金物6の位置と接続金物1の位置とを一致させることができると共に、野縁受け2と第2野縁4の平面視における位置を一致させることができる。従って、第2野縁4の上に安定して野縁受け2を配置することができる。よって、第2野縁4の上に野縁受け2を配置することにより、接続箇所を減らして作業性を向上させることができる。
特に、本実施形態では、接続金物1は、第1野縁3と第2野縁4を接続すると共に、野縁取付金物6を介して野縁受け2と第1野縁3を接続している。従って、接続金物1は、第1野縁3及び第2野縁4の上に野縁受け2をバランスよく接続させることができる。また、1箇所で野縁受け2、第1野縁3及び第2野縁4を接続するので、野縁受け2、第1野縁3及び第2野縁4の接続作業を一層容易に行うことができる。
また、接続金物1は、第2野縁4に沿うように折り返された折り返し部21を備える。このように、第2野縁4に沿った折り返し部21を有することにより、第2野縁4からの接続金物1の抜けを一層確実に防止できる。従って、第2野縁4に接続金物1を一層強固に接続させることができる。同様に、接続金物1は、第1野縁3に沿うように折り曲げられた折り曲げ部22を備えるので、第1野縁3に接続金物1を一層強固に接続させることができる。
更に、本実施形態に係る接続方法では、第1野縁3に鉛直方向上方から接続金物1の折り曲げ部13を嵌入し、嵌入部12に鉛直方向下方から第2野縁4を嵌入する。従って、嵌入のみで接続金物1を確実に接続させることができるので、第1野縁3及び第2野縁4への接続作業を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。すなわち、本発明は、各請求項の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前述の実施形態では、長方形状の上部11と、上部11から折り曲げられた一対の嵌入部12と、上部11の幅方向両端から下方に折り曲げられた一対の折り曲げ部13とを備える接続金物1について説明した。しかしながら、本発明に係る接続金物の形状及び大きさは、接続金物1の形状及び大きさに限定されず適宜変更可能である。例えば、折り返し部21又は折り曲げ部22を省略してもよいし、折り返し部21及び折り曲げ部22の形状を適宜変更することも可能である。
また、前述の実施形態では、第2野縁4の上に野縁受け2が設置されると共に、野縁取付金物6が接続金物1の凹部14に収容される例について説明した。しかしながら、第2野縁4の上に野縁受け以外のものが設置されてもよいし、野縁取付金物6以外のものが凹部14に収容されてもよい。
また、前述の実施形態では、野縁受け2が第2野縁4の上で第2方向D2に延在し、第1野縁3が第1方向D1に延在する天井構造について説明した。しかしながら、本発明に係る接続金物及び接続方法は他の様々な天井構造にも適用可能であり、野縁受け及び野縁の配置は、野縁受け2、第1野縁3及び第2野縁4の配置と異なっていてもよい。例えば、交差部分において、第1野縁が2本に分断されていてもよいし、2本の第1野縁の間に第2野縁が通っていてもよい。更に、天井面材、野縁取付金物及び吊材の形状、大きさ、数及び配置についても、前述の天井面材5、野縁取付金物6及び吊材Tに限定されず、適宜変更可能である。
1…接続金物、2…野縁受け、3…第1野縁、3a…側面、3b…折り返し部、4…第2野縁、4a…端部、4b…折り返し部、4c…底面、5…天井面材、6…野縁取付金物、6a…折り返し部、6b…引掛部、6c…窪み、6d…突出部、11…上部、11a…溝部、12…嵌入部(第2嵌入部)、12a…側面部、12b…下面部、12c…窪み、12d…突出部、13…折り曲げ部(第1嵌入部)、13a…窪み、13b…突出部、14…凹部、21…折り返し部、21a,22a…側面部、21b,22b…底面部、22…折り曲げ部、D1…第1方向、D2…第2方向、P1,P2…交差部分、T…吊材。

Claims (4)

  1. 第1野縁と、前記第1野縁から前記第1野縁と交差する方向に延在する第2野縁と、を接続する接続金物であって、
    前記第1野縁と前記第2野縁との交差部分において前記第1野縁に嵌り込む第1嵌入部と、
    前記交差部分において前記第2野縁に嵌り込む第2嵌入部と、
    鉛直方向上方から見て周囲よりも内側に窪んだ凹部と、
    を備え
    前記凹部は、前記接続金物とは別の金物を収容する収容部である、
    接続金物。
  2. 第1野縁と、前記第1野縁から前記第1野縁と交差する方向に延在する第2野縁と、を接続する接続金物であって、
    前記第1野縁と前記第2野縁との交差部分において前記第1野縁に嵌り込む第1嵌入部と、
    前記交差部分において前記第2野縁に嵌り込む第2嵌入部と、
    鉛直方向上方から見て周囲よりも内側に窪んだ凹部と、
    を備え
    前記凹部は、前記接続金物の上部における幅方向の片側に設けられている、
    接続金物。
  3. 第1野縁と、前記第1野縁から前記第1野縁と交差する方向に延在する第2野縁と、を接続する接続金物であって、
    前記第1野縁と前記第2野縁との交差部分において前記第1野縁に嵌り込む第1嵌入部と、
    前記交差部分において前記第2野縁に嵌り込む第2嵌入部と、
    鉛直方向上方から見て周囲よりも内側に窪んだ凹部と
    前記第2嵌入部の下方で前記第2野縁に沿うように折り返された折り返し部と、
    を備える接続金物。
  4. 第1野縁と、前記第1野縁から前記第1野縁と交差する方向に延在する第2野縁と、を請求項1〜3のいずれか一項に記載の接続金物で接続する接続方法であって、
    前記第1野縁に鉛直方向上方から前記第1嵌入部を嵌入する工程と、
    前記第2嵌入部に鉛直方向下方から前記第2野縁を嵌入する工程と、
    を備える接続方法。
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