JP4308029B2 - 床板材連結金具、床板材連結方法及びその床構造体 - Google Patents

床板材連結金具、床板材連結方法及びその床構造体 Download PDF

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Description

この発明は、工場の安全通路や作業床等として、若干の隙間をあけて敷き並べられた床板材相互を前記隙間をあけた状態で床板材幅方向に連結するための床板材連結金具、床板材連結方法及びその床構造体に関する。
工場の安全通路や作業床等として、図8に示すように、平坦なウエブ部2と前記ウエブ部2の両側から下向き直角に折り曲げたフランジ部3と前記フランジ部3の下端に形成したリップ部4とを持つ断面形状をなし、前記ウエブ部2に床板材幅方向(図8(イ)でa方向)をなす長穴5を床板材長手方向(図8(イ)でb方向)に間隔をあけて複数個設けた床板材1が用いられている。
この床板材1を例えば工場作業床等として用いる場合は、図12に示すように、梁(受け材)7上に敷き並べ、梁7に固定(固定手段は図示略)して敷設される。この床板材1は図12のように単に並べて敷設する場合もあるが、歩行者の踏んだ床板材1が歩行者の重量で撓んで、隣接する床板材1との間に段差が生じる場合があることから、隣接する床板材1相互を連結金具で連結して、隣接する床板材1間に段差が生じないようにすることが行なわれている。
このように隣接する床板材1相互を連結する床板材連結金具として、例えば、フランジ部に連結孔をあけて、隣接するフランジ部相互を連結孔に通したボルトで連結する構造のものがある(実公平4−20088号、実公昭53−34190号、実開昭58−5535号参照)。
また、隣接するフランジ部及びリップ部の部分に逆T字形の部材(略⊥型材:ジョイナー)を添わせ、それらにあけた連結孔に通したボルトで、ジョイナーととともに両フランジを互いに連結する構造のものもある(実開昭51−64530号参照)。
また、特許第3376575号の床板材連結金具のように、平板部の両側に、隣接する床板材1の各長穴5の端縁に係合するL形係合部をそれぞれ持ち、一方のL形係合部はバネを利用して長穴に嵌め込めるようにした構造のものもある。
ところで、上記床板材1は、図12のように床板材を隙間なく敷設するのでなく、例えば、床板材幅方向に関して床全体幅に対する床板材1の割付けのため等から、図13に示すように、床板材1を隣接する床板材1間に若干の隙間8をあけて敷設する場合もある。このように隣接する床板材1間に隙間をあけて敷設する場合には、上記従来の床板材連結金具はそのままでは使用できず、隙間8に別部材のスペーサを介在させる必要がある。
実公平4−20088号の第2図。 実公昭53−34190号の第2図。 実開昭58−5535号の第2図等。 実開昭51−64530号の第1図等。 特許第3376575号の図4等。
上記従来の床板材連結金具のうち、実公平4−20088号、実公昭53−34190号、実開昭58−5535号、実開昭51−64530号のものは、いずれも、敷き並べた床板材の上面側から床板材1相互を連結することはできず、床板材の下面側から連結作業を行なう必要があるが、下面側からの連結作業は作業性が悪い。また、床板材敷設施工後に、例えば床下にある機器等の点検作業が必要になった場合、点検個所の床板材のみを取り外すことが必要となるが、実公昭53−34190号もしくは実開昭58−5535号のように、床板材の断面形状が隣り合う床板材相互を拘束し合う場合は、そのような一部の床板材のみを取り外す作業は極めて困難である。
一方、特許第3376575号のバネを利用したものは、床板材の上面側から施工する(床板材相互を連結する)ことができ、一部の床板材のみを簡単に取り外すことができる。しかし、必ずしも床板材相互を堅固に拘束する連結構造ではないので、荷重が加わった一方の床板材1が撓んだ時に、隣接する他方の床板材1を共に撓ませるほどの拘束力はなく、隣接する床板材1間に段差が生じることを防止できない。
また、隣接する床板材相互の拘束力が弱いので、歩行者が踏んだ床板材のみに荷重が作用することになり、したがって、個々の床板材にかかる荷重を分散させることができず、床板材を支持する梁のスパンを長くすることができない。
そして、図13のように、隣接する床板材1間に隙間8をあけて敷設する場合には、上記従来の床板材連結金具では、前述の通りそのままでは使用できず、隙間8に別部材の専用スペーサを介在させる必要があるので、部品点数が増し、作業自体もさらに煩雑になる。また、特許第3376575号のバネを利用したものの場合は、隙間8があることで連結強度がさらに低くなる。
本発明は、隣接する床板材間に隙間をあけて敷設する施工法におけるその隙間に着目して上記従来の欠点を解消しようとするもので、床板材を敷き並べた状態で上面側から施工することが可能であり、また、隣接する床板材相互を堅固に連結可能で、隣接する床板材間に段差が生じることがなく、かつ、加わった荷重を隣接する床板材に分散させることができて、床板材を支持する受け材のスパンを長くすることが可能であり、そして、隙間に部品点数増となる別部材の専用スペーサを介在させる必要なく、かつ容易に、隣接する床板材間に隙間をあけて連結することが可能な床板材連結金具及び床構造体、さらに、床板材の梁への取り付け取り外しが、床上面からできる床構造体を提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明は、平坦なウエブ部と前記ウエブ部の両側から下向き直角に折り曲げたフランジ部と前記フランジ部の下端に形成した内向きのリップ部とを持つ断面形状で前記ウエブ部に床板材幅方向をなす長穴を床板材長手方向に間隔をあけて複数個設けた長尺の床板材を、受け材に載せて敷き並べるに際して、床板材幅方向に若干の隙間をあけて並ぶ床板材相互を前記隙間をあけた状態で連結する床板材連結金具であって、
上部部材と下部部材と両部材を結合させる締着部材とからなり、
前記上部部材は、隙間をあけて隣接する床板材の境界近傍に載る平板部と、前記平板部の床板材幅方向の両端部に形成された、それぞれの床板材の長穴に嵌入する下向きの突起部と、床板材幅方向の中央位置に形成された、隣接する床板材間の前記隙間上に位置する締着部材挿通穴とを備えて、上部部材とともに隣接する床板材の境界部分の互いに逆向きの2つの略コ字形部分全体を上下面から挟持するものであり、
前記下部部材は、前記床板材間の隙間の幅Wより狭い横幅寸法Lと隣接する床板材の各リップ部端縁間の距離Sより長い縦幅寸法Mを持ち、かつ、縦幅方向両端に各リップ部端縁に係合する上向き突起部を備え、
前記上部部材又は下部部材又はその両方に、前記床板材間の隙間に嵌合する、上部部材の一部又は下部部材の一部として形成された隙間規制手段を備え、
前記締着部材は、前記上部部材の締着部材挿通穴に上から挿入されて上部部材と下部部材とを締着結合するものであることを特徴とする。
前記「略コ字形部分」とは、床板材のフランジ部及びその上下部分(すなわち床板材の上面部の長穴より外側部分と下面側のリップ部)を指す。
請求項2は、請求項1記載の床板材連結金具において、締着部材がボルトであり、下部部材に、ボルトが螺合するネジ穴を形成したことを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2記載の床板材連結金具において、上部部材の床板材幅方向の両端部に、床板材の長穴に嵌入する前記下向きの突起部をそれぞれ複数個設けたことを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3記載の床板材連結金具において、下部部材の縦幅方向の中央部に、隙間規制手段として、床板材間の隙間に上向きに嵌合する凸部を設けたことを特徴とする。
請求項5は、請求項1〜4記載の床板材連結金具において、上部部材における締着部材挿通穴の近傍が、締着部材の頭部が平板部より上に突出しないように凹所とされていることを特徴とする。
請求項6は、請求項5記載の床板材連結金具において、上部部材の前記凹所が形成される部分の幅及び深さを、前記隙間規制手段として機能するように、前記床板材間の隙間に嵌合する形状寸法としたことを特徴とする。
請求項7は、請求項1〜6記載の床板材連結金具を用いて、隣接する床板材相互を若干の隙間をあけた状態で連結する床板材連結方法であって、
前記締着部材を上部部材の締着部材挿通穴から挿入し下部部材に係合させた状態で、前記下部部材を床板材間の隙間を通して床板材下面側に位置させ、次いで下部部材の向きを90°回転させた後引き上げて、その両端の上向きの突起部を、隣接する床板材の各リップ部端縁にそれぞれ係合させ、次いで、締着部材を締め付けて、上部部材と下部部材とを締着結合させることを特徴とする。
請求項8は、前記受け材を同じ平面内で並行して配置し、前記床板材を該受け材に直交する方向にして、床板材幅方向に若干の隙間をあけて、床板材の長手方向端部を該受け材に載せかつ固定し、前記受け材と受け材との中間の位置における床板材相互を請求項1〜6のいずれかに記載した床板材連結金具によって連結したことを特徴とする床構造体である。
請求項9は、請求項8記載の床構造体における床板材の受け材に対する固定が、床板材上面から取り付けもしくは取り外しができる金具によってなされていることを特徴とする。
請求項1の発明の床板材連結金具で、隣接する床板材相互を若干の隙間をあけて連結する場合、締着部材を上部部材の締着部材挿通穴から挿入し下部部材に係合させた状態で、前記下部部材を床板材間の隙間を通して床板材下面側に位置させ、次いで下部部材の向きを90°回転させた後引き上げて、その両端の上向きの突起部を隣接する床板材の各リップ部端縁にそれぞれ係合させ、締着部材を締め付けて、上部部材と下部部材とを締着結合する。
これにより、上部部材と下部部材とが締着部材の締め付け力で、隣接する床板材の境界部分の互いに逆向きの2つの略コ字形部分全体を上下面から挟持するので、隣接する床板材相互を堅固に連結することができる。
その際、上部部材の床板材幅方向の両端の、長穴に嵌入している下向きの突起部が上部部材の床板材幅方向の移動及び床板材長手方向の移動を拘束し、かつ、下部部材の縦幅方向(床板材幅方向)の両端の上向きの突起部が、下部部材の床板材幅方向の移動を拘束する。また、上部部材又は下部部材又はその両方に設けられた隙間規制手段もまた、床板材連結金具の床板材幅方向の移動を拘束する。したがって、床板材連結金具がみだりに動くことがなく、隣接する床板材相互を安定して堅固に連結する。
したがって、1つの床板材が歩行者等の重量で撓んだ時、床板材連結金具を介して隣接する床板材を共に撓ませることになり、隣接する床板材間に段差が生じることを防止でき、歩行者にとって安全な床が得られる。
また、1つの床板材のみに荷重が加わった場合でも、その荷重の一部は隣接する床板材が負担することになり、個々の床板材にかかる荷重を分散することができる。これにより、床板材を支持する受け材のスパンを長くすることができる。
また、請求項3のように、上部部材の床板材幅方向の両端部に、床板材の長穴に嵌入する下向きの突起部をそれぞれ複数個設けると、床板材相互の連結が一層堅固になる。
請求項5のように、上部部材における締着部材挿通穴の近傍が、締着部材の頭部が平板部より上に突出しないように凹所とされていると、締着部材の頭部が歩行者の通行に支障となることを防止できる。
上部部材の一部又は下部部材の一部として形成された隙間規制手段は、床板材間の隙間を規定する作用を奏するが、請求項4のように、下部部材の縦幅方向の中央部に、床板材間の隙間に上向きに嵌合する凸部を設けた場合、この凸部が隙間規制手段として機能して、床板材間の隙間を規制する。また、請求項6のように、上部部材の凹所が形成される部分の幅及び深さを、床板材間の隙間に嵌合する形状寸法とした場合、この凹所部分も隙間規制手段として機能する。また、前記凸部と前記凹所部分との両者を設けた場合、その両者がいずれも隙間規制手段として機能する。ここで、隙間規制手段とは、床板材間の隙間を決定する手段という意味、及び、床板材間の隙間が一定以下に狭まらないように規制する手段という意味の両方を含む。なお、前記隙間規制手段は、上述の通り、上部部材12あるいは下部部材13が床板材幅方向にみだりに移動しないようにする作用を持つ面もある。また、隙間規制手段は、施工時に上部部材あるいは下部部材をセットする際、上部部材あるいは下部部材の床板材幅方向の位置決めをする作用を持つという面もある。

上記の通り、上部部材と下部部材とを締着部材で係合させた状態で、下部部材を床板材間の隙間を通して床板材下面側に位置させた後90°回転させ、締着部材を締め付けるという操作で、隣接する床板材相互を連結できるので、その連結作業は、敷き並べた床板材の下面側に回り込んで行なう必要はなく、床板材の上面側からの作業のみで施工(床板材相互を連結)することができ、作業性が向上する。
また、床板材敷設施工後に、例えば床下にある機器等の点検作業が必要になった時等の場合には、必要個所の床板材のみを簡単に取り外し、再取り付けすることができるので、メンテナンス等が極めて容易になる。
本発明の床板材連結金具及び床板材連結方法の実施例を図1〜図13を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例の床板材連結金具の分解斜視図、図2は図1の床板材連結金具を複数個用いて床板材相互を連結した状態を示した斜視図、図3は図1における1つの床板材連結金具部分の詳細を示した平面図、図4は図3のA−A断面図、図5は図3のB−B断面図、図6は図3のC−C断面図、図7は図3のD−D断面図である。
この実施例で対象とする床板材は、前述の図8、図12、図13で示した床板材1であるが、再度説明すると、ウエブ部2と前記ウエブ部2の両側から下向き直角に折り曲げたフランジ部3と前記フランジ部3の下端に形成したリップ部4とを持つ断面形状をなしている。そして、前記ウエブ部2に床板材幅方向(図8(イ)でa方向)をなす長穴5を床板材長手方向(図8(イ)でb方向)に間隔をあけて複数個設けた床板材1である。なお、図示例の床板材1はウエブ部2には突起を形成していないが、ウエブ部2に滑り止め用の多数の突起を形成することもしばしば行なわれる。
この床板材1は、細長い1枚の鋼板から打ち抜き加工及び折り曲げ加工により製造したものであり、前記長穴5は図8(ロ)に示すように、幅の狭い溝6aの両側に丸穴6bを持つ形状の打ち抜き穴6の周囲(2点鎖線で示す範囲)を押し込んで形成したものであり、長穴5の長手方向の端縁(長穴端縁5a)の部分は、図5等にも示すように、アールを付けて下向きに折り曲げられた形状となる。
床板材連結金具11は、図2のように、床板材幅方向に若干の隙間8をあけて敷き並べた床板材1相互を前記隙間8をあけた状態で連結する床板材連結金具であって、上部部材12と、下部部材13と、両部材12、13を結合させるボルト(締着部材)14とからなっている。
前記上部部材12は、1枚の鋼板から打ち抜き加工及び折り曲げ加工により製造したもので、隣接する床板材1、1'の境界近傍に載る、上面から見て概略矩形状の平板部15と、前記平板部15の床板材幅方向(図3〜図5で左右方向)の両端部に形成された、それぞれの床板材1、1'の長穴5に嵌入する下向きの突起部16と、床板材幅方向の中央位置に形成された、隣接する床板材1、1'間の前記隙間8上に位置するボルト挿通穴(締着部材挿通穴)18とを備えている。前記突起部16は、平板部15から床板材幅方向に突出する突片を下方に直角に折り曲げて形成したもので、図示例では、平板部15の床板材幅方向の両側においてそれぞれ2箇所(すなわち床板材長手方向((図3で上下方向))の2箇所)に設けており、合計4箇所に設けている)。
前記下部部材13は、前記床板材1、1'間の隙間の幅Wより狭い横幅寸法Lと隣接する床板材1、1'の各リップ部端縁(リップ部4の端縁)4a間の距離S(図4参照)より長い縦幅寸法Mを持ち、かつ、縦幅方向両端に各リップ部端縁4aに係合する上向き突起部21を備え、さらに、縦幅方向の中央部に、隙間規制手段として、前記床板材間の隙間8に上向きに嵌合する凸部22を設けている。また、下部部材13の底部24の中央には、前記ボルト14が螺合するネジ穴24aを形成している。実施例の下部部材13は、前記突起部21及び凸部22に相当する部分を持つ展開形状の打ち抜き鋼板をコ字形に折り曲げて形成したものである。
また、上部部材12の平板部15のボルト挿通穴18の部分は、図4にも示すように、平板部15の中央部を凹ませて凹所19としており、この凹所19にボルト挿通穴18をあけている。
なお、図3〜図5についての説明では、分かり易いように、場合により一方(図3〜図5で左側)の床板材を符号1、他方(同右側)の床板材を符号1'と区別している。
上記の床板材1を、同じ平面内で並行して配置された梁(受け材)7上に隙間8をあけて敷き並べかつ梁7に固定し、隣接する床板材1を上記の床板材連結金具11を用いて連結して、床構造体を構成する要領について説明する。実施例の梁7はH形鋼である。
まず、床板材1を平行な2本の梁7の上に敷き並べる。その際、床板材1の長手方向の両端部をそれぞれ梁7上に載せて敷き並べ、次いで、床板材1の上面から取り付け・取り外しができる後述の固定金具41で固定する。
次いで、隣接する床板材1相互を床板材連結金具11で連結するが、予め、ボルト14を上部部材12のボルト挿通穴18から挿入し下部部材13のネジ穴22aに、あまり深くねじ込まずに螺合させて、上部部材12と下部部材13とをボルト14を介してあらかじめ係合させておく。この状態で、下部部材13をその縦方向(寸法Mの方向)を床板材間の隙間8の長さ方向に合わせた状態で隙間8に挿入しリップ部4の下方に位置させた後、上部部材12を、床板材幅方向の両側の突起部16が各床板材1、1'の長穴5にそれぞれ嵌入するようにして、隣接する床板材1、1'の境界部分にセットする。
上記のようにセットした状態で、ボルト14の頭部を90°回転させて、下部部材13の向きを隙間8に対して直角の向きに変える。なお、ボルト14の下端部に螺合している下部部材13には抵抗は作用しないので、ボルト14を回すと下部部材13も共に回転して向きを変える。これにより下部部材13は隙間8から上に抜けない状態となる。
次いで、ボルト14を引き上げて、下部部材13の凸部22を隙間8内に嵌合させる。
その状態を維持しつつ、ネジ穴24aに螺合しているボルト14をねじ込んでいくと、下部部材13は、その両端の突起部21が両リップ部端縁4aに係合する態様、かつ、中央の凸部22が隣接する床板材間の隙間8に嵌合する態様で、両リップ部4の下面に接触し、さらに強く締め付けると、上部部材12と下部部材13とで、隣接する床板材1、1’のウエブ部2及びリップ部4を上下から挟持し、これにより、隣接する床板材1、1'相互が床板材連結金具11により堅固に連結される。
したがって、1つの床板材1が歩行者等の重量で撓んだ時、床板材連結金具11を介して隣接する床板材1'を共に撓ませることになり、隣接する床板材1、1'間に段差が生じることを防止でき、歩行者とって安全な床が得られる。
また、例えば一方の床板材1のみに荷重が加わった場合でも、その荷重は隣接する他方の床板材1'にも分散されるので、床板材を支持する梁(受け材)7のスパンを長くすることができる。
上述の床板材連結作業において、上部部材12の床板材幅方向の両側の突起部16は、上部部材12の剛性を高める作用とともに、上部部材12の床板材幅方向及び床板材長手方向の位置決めの作用をする。
また、上部部材12の凹所19の部分は、図4、図5にも示すように、床板材間の隙間8に上から嵌合するが、この嵌合で床板材間の隙間8を規制(隙間8を概ね決定ないし正確に決定ないし隙間が一定以下になることを防止)する隙間規制作用が得られる。また、各床板材1が所定の隙間8で敷き並べられている場合(床板材1が梁(受け材)7に固定金具で固定されている場合及びまだ固定していない場合の両方を含む)には、前記凹所19部分の隙間8への嵌合は、上部部材12の床板材幅方向の位置決めをする作用をする。
また、下部部材13の中央の凸部22は、床板材間の隙間8に下から嵌合するが、この嵌合でも前記と同様に、床板材間の隙間8を規制する隙間規制作用が得られる。
また、凸部22の隙間8への嵌合は、前記と同様に、下部部材13の床板材幅方向の位置決めをする作用もする。
また、上述の通り、上部部材12と下部部材13とをボルト14で係合させた状態で、下部部材13を床板材間の隙間8を通して床板材下面側に位置させた後90°回転させ、締着部材を締め付けるという操作で、隣接する床板材相互を連結できるので、その連結作業は、敷き並べた床板材1の下面側に回り込んで行なう必要はなく、床板材1の上面側からの作業のみで施工(床板材相互を連結)することができ、作業性が向上する。
また、床板材敷設施工後に、例えば床下にある機器等の点検作業が必要になった時等の場合には、必要個所の床板材1のみを簡単に取り外し、再取り付けすることができるので、メンテナンス等が極めて容易になる。
床板材の梁への固定は、床上面から取付け取り外しができる後述の固定金具41を使用しているので、上記の一切の作業は床上面からでき、作業性が極めて良好である。
床板材の梁への固定を、床上面から取付け取り外しができる固定金具を使用しなくても、当該床板材連結金具を使用する限り、その取付け取り外しは、少なくとも床上面から可能である。
床板材連結金具を取り付ける位置は、床板材を載せている梁の直上付近ではなく、梁と梁の真中付近に取付けるのが効果的である。なぜなら、梁の直上付近は歩行による床板材の撓みは懸念する必要が少なく、梁の真中付近が最も撓みが大きいからである。
なお、本発明に用いられる床板材は、ウエブ部2とフランジ部3と内向きのリップ部4とを持つ断面形状で、ウエブ部2に長穴5を間隔をあけて複数個設けた構造であればどのようなものでも良く、例えば、リップ部4に更に上向きのリブを付設してもよい。
図9〜図11に他の実施例の床板材連結金具31を示す。この床板材連結金具31は、下部部材13及びボルト(締着部材)14は、実施例1の床板材連結金具11と同じであるが、上部部材32が若干異なる。この上部部材32は、平板部35の床板材幅方向の両端部に形成される、それぞれの床板材1、1'の長穴5に嵌入する下向きの突起部36が、平板部15から床板材長手方向に突出する突片を下方に直角に折り曲げて形成したものである点で、実施例1の突起部16と異なる。しかし、この突起部36は機能的には実施例1の突起部16と概ね同様である。また、平板部35の床板材幅方向の中央位置に形成するボルト挿通穴(締着部材挿通穴)18の部分は、実施例1と同様に凹所39としているが、この凹所39は、床板材長手方向に通る溝状の凹所である点で、実施例1の凹所19と異なる。しかし、この凹所39の機能も実施例1の凹所19と概ね同様である。
上記の実施例では、下部部材13の底部24にネジ穴24aを直接設けたが、底部24自体には若干大きな丸穴をあけそこにナットを溶接固定してもよい。
また、上部部材12、32のボルト挿通穴18、38をあける部分は凹所19、39になっているので、ボルト14の頭部が突出せず、歩行に障害となることがない。しかし、ボルト14の頭部が若干突出することを問題としない場合には、必ずしも、ボルト挿通穴をあける個所を凹ませる(凹所とする)必要はない。
また、上部部材12、32の下向きの突起部16、36は、実施例のように平板部15の四隅に、すなわち、一方の床板材1側に2つ、他方の床板材1'側に2つ形成することが適切であるが、各床板材側に最低限1つ設けておればよい。また、突起部16、36を一方床板材1側及び他方の床板材1'側にそれぞれ3つ以上形成することも可能である。例えば3つの場合は、上部部材12、32の床板材長手方向の長さ寸法を、床板材長手方向の3つの長穴5に渡る長さとし、3つの長穴5にそれぞれ嵌入する突起部16、36を設ける。
また、上部部材12又は32と下部部材13とを締着結合する締着部材は、実施例のように単なるボルトが適切であるが、上面側から締着部材挿通穴に挿入して上部部材12又は32と下部部材13とを締着結合させることができるものであれば、必ずしも単なるボルトでなくてもよい。
床板材1の端部を梁7に固定するための、床板材1の上面から取り付け・取り外しが可能な前述の固定金具41の実施例を図14〜図16を参照して説明する。
この固定金具41は、これらの図に示すように、上側部材42と下側部材43と両者を係合させるボルト44とからなっている。上側部材42は、床板材1の1つの長穴5に嵌合する凹部42aとその両側の長穴5に嵌入する側板部42bとを持ち、前記凹部42aの中央にボルト挿通穴42cをあけている。下側部材43は、溝形断面の棒材を、水平部43bと垂直部43cとを持つL形に曲げた形状であり、前記ボルト44を螺合させるねじ穴43aを前記水平部43bにあけている。
上記の固定金具41で床板材1の端部を梁7に固定する要領を説明する。予め、ボルト44を上側部材42のボルト挿通穴42cから挿通させ下側部材43のねじ穴43aに螺合させて、上側部材42と下側部材43とを係合させておく。この状態で、下側部材43を図示例ではH形鋼である梁7のフランジ部7aの端縁の近傍上にある長穴5(5'で示す)に挿入する。次いで、上側部材42を、その凹部42aの部分が前記長穴5'に嵌合し両側の側板部42bが両側の長穴5に嵌入するようにして、床板材1上にセットする。次いで、ボルト44の頭部を回して下側部材43の向きをボルト44とともに90°変え、かつボルト44を引き上げて、L形の下側部材43の水平部43bをフランジ部7aの下面に当てる。次いで、ボルト44をねじ込んでいくと、上側部材42と下側部材43の水平部43bとで床板材1及びフランジ部7aが挟持され、これにより、床板材1が梁7に固定される。このように、床板材1の上面側からの操作のみで、床板材1の端部を梁7に固定することができる。なお、図12は、ボルト44をさらにねじ込んだ時に、下側部材43の垂直部43cの上端面が床板材1のウエブ部2の下面に突き当たった状態を示しており、これにより、ボルト44を必要以上に締め付けないようにしている。
上記のように床板材1を梁7に固定している固定金具41を取り外す時は、まず、ボルト44を緩めると、下側部材43が梁7のフランジ部7aから離れる。次いで、ボルト44を回して下側部材43の向きを90°変えることで、下側部材43の水平部43bの長手方向を長穴5の長手方向に合わせ、その状態でボルト44を引き上げると、下側部材43が長穴5から上に抜ける。こうして、固定金具41を床板材1の上面側からの操作のみで床板材1から取り外すことができる。
この固定金具41によれば、上記の通り床板材1の上面側からの操作のみで取り付け・取り外しができるので、前記床板材連結金具11、31が床板材1の上面側からの操作のみで隣接する床板材相互の連結ができることと相まって、床板材1を敷設する際にあるいは点検等のために一部の床板材1を取り外す際に、すべて床板材1の上面側からの操作のみで作業することが可能であり、足場板が必要となる床板材下面側からの作業が全く不要となる。したがって、前記床板材連結金具11、31を前記固定金具41とともに用いると、床板材の敷設あるいは一部取り外し作業の作業性が著しく向上する。
なお、床板材1を梁に固定する手段は、床板材1の上面側からの操作で取り付け・取り外しができるものであれば、公知のどのような手段でもよい。
なお、本発明の対象とする床板材、すなわち、ウエブ部2とフランジ部3と内向きのリップ部4とを持つ断面形状で、ウエブ部2に長穴5を間隔をあけて複数個設けた構造の鋼材は、床を構成するために用いることが大半であって、一般に床板材と称されているので、床板材として記載したが、このような構造の鋼材で天井を形成することも可能であり、また、壁を形成することも可能なので、本発明の床板材連結金具もそのような場合の使用を除外しない。
本発明の一実施例の床板材連結金具の分解斜視図である。 図1の床板材連結金具を複数個用いて床板材相互を若干の隙間をあけて連結した状態を示した斜視図である。 図1における1つの床板材連結金具部分の詳細を示した平面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図3のC−C断面図である。 図3のD−D断面図である。 (イ)は上記における床板材の形状を説明するもので、床板材の一部を示す斜視図、(ロ)は(イ)の床板材における長穴を形成する手段を説明する図である。 本発明の他の実施例の床板材連結金具の分解斜視図である。 図9の床板材連結金具で、隣接する床板材を連結した状態を示す平面図(図3に相当)である。 図10のE−E断面図である。 従来の床板材連結金具を説明するための補足的な図であり、床板材を隙間なく敷き並べた状態の斜視図である。 本発明の床板材連結金具で連結しようとする床板材を敷設した状態の斜視図である。 床板材を受け材に固定する固定金具の一実施例を示すもので、床板材を受け材に固定した状態の固定金具近傍の平面図である。 図14のF−F断面図である。 図14ないし図15の部分を下面側から見た斜視図である。
符号の説明
1 床板材
2 ウエブ部
3 フランジ部
4 リップ部
5 長穴
5a 長穴端縁
7 梁(受け材)
8 (隣接する床板材間の)隙間
11、31 床板材連結金具
12、32 上部部材
13 下部部材
14 ボルト(締着部材)
15、35 平板部
16、36 下向きの突起部
18、38 ボルト挿通穴(締着部材挿通穴)
19、39 凹所
21 上向きの突起部
22 凸部
24 底部
24a ネジ穴
41 固定金具
42 上側部材
42a 凹部
42b 側板部
42c ボルト挿通穴
43 下側部材
43a ねじ穴
43b 水平部
43c 垂直部
44 ボルト

Claims (9)

  1. 平坦なウエブ部と前記ウエブ部の両側から下向き直角に折り曲げたフランジ部と前記フランジ部の下端に形成した内向きのリップ部とを持つ断面形状で前記ウエブ部に床板材幅方向をなす長穴を床板材長手方向に間隔をあけて複数個設けた長尺の床板材を、受け材に載せて敷き並べるに際して、床板材幅方向に若干の隙間をあけて並ぶ床板材相互を前記隙間をあけた状態で連結する床板材連結金具であって、
    上部部材と下部部材と両部材を結合させる締着部材とからなり、
    前記上部部材は、若干の隙間をあけて隣接する床板材の境界近傍に載る平板部と、前記平板部の床板材幅方向の両端部に形成された、それぞれの床板材の長穴に嵌入する下向きの突起部と、床板材幅方向の中央位置に形成された、隣接する床板材間の前記隙間上に位置する締着部材挿通穴とを備え、
    前記下部部材は、前記床板材間の隙間の幅Wより狭い横幅寸法Lと隣接する床板材の各リップ部端縁間の距離Sより長い縦幅寸法Mを持ち、かつ、縦幅方向両端に各リップ部端縁に係合する上向き突起部を備えて、上部部材とともに隣接する床板材の境界部分の互いに逆向きの2つの略コ字形部分全体を上下面から挟持するものであり、
    前記上部部材又は下部部材又はその両方に、前記床板材間の隙間に嵌合する、上部部材の一部又は下部部材の一部として形成された隙間規制手段を備え、
    前記締着部材は、前記上部部材の締着部材挿通穴に上から挿入されて上部部材と下部部材とを締着結合するものであることを特徴とする床板材連結金具。
  2. 前記締着部材がボルトであり、前記下部部材に、前記ボルトが螺合するネジ穴を形成したことを特徴とする請求項1記載の床板材連結金具。
  3. 上部部材の床板材幅方向の両端部に、床板材の長穴に嵌入する前記下向きの突起部をそれぞれ複数個設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の床板材連結金具。
  4. 前記下部部材の縦幅方向の中央部に、前記隙間規制手段として、前記床板材間の隙間に上向きに嵌合する凸部を設けたことを特徴とする請求項1〜3記載の床板材連結金具。
  5. 前記上部部材における締着部材挿通穴の近傍が、締着部材の頭部が平板部より上に突出しないように凹所とされていることを特徴とする請求項1〜4記載の床板材連結金具。
  6. 前記上部部材の前記凹所が形成される部分の幅及び深さを、前記隙間規制手段として機能するように、前記床板材間の隙間に嵌合する形状寸法としたことを特徴とする請求項5記載の床板材連結金具。
  7. 請求項1〜6記載の床板材連結金具を用いて、隣接する床板材相互を若干の隙間をあけた状態で連結する床板材連結方法であって、
    前記締着部材を上部部材の締着部材挿通穴から挿入し下部部材に係合させた状態で、前記下部部材を床板材間の隙間を通して床板材下面側に位置させ、次いで下部部材の向きを90°回転させた後引き上げて、その両端の上向きの突起部を、隣接する床板材の各リップ部端縁にそれぞれ係合させ、次いで、締着部材を締め付けて、上部部材と下部部材とを締着結合させることを特徴とする床板材連結方法。
  8. 前記受け材を同じ平面内で並行して配置し、前記床板材を該受け材に直交する方向にして、床板材幅方向に若干の隙間をあけて、床板材の長手方向端部を該受け材に載せかつ固定し、前記受け材と受け材との中間の位置における床板材相互を請求項1〜6のいずれかに記載した床板材連結金具によって連結したことを特徴とする床構造体。
  9. 前記床板材の受け材に対する固定が、床板材上面から取り付けもしくは取り外しができる金具によってなされていることを特徴とする請求項8に記載した床構造体。
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