JP3098817U - 組み立て式シューズラック - Google Patents

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香川 栄一
塚本  晃
湯川 康夫
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山田ダンボール株式会社
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Abstract

【課題】組み立てが容易で、かつ色によりシューズの種類を分けることができ、しかも使用後は資源ゴミとして処理することができる組み立て式シューズラックを提供する。
【解決手段】シューズを載置する載置面と、該載置面の両側に立設され、表裏間に間隙を有して2重に形成された側壁面3(5),4(6)と、前記載置面の背面側に形成された背壁面7,9からなる本体と、該本体の各側壁面の表裏間間隙に挿入固着され、下方に側壁面下部より凸出する脚部20aを形成する脚片とを夫々、ダンボール等の厚紙を素材として型形成により構成し、各側壁面を上面が屈曲山型形状をなし、下面が上記の上面の屈曲山型形状を嵌入し得る略同様形状の凹部をなして段積み可能となしている一方、前記脚片を下部が前記側壁面の凹部の深さに対応して側壁面下部より凸出する台形状脚部20aをなし、上面が該脚部を嵌入可能な台形状嵌入部をなして段積み可能に形成せしめた。
【選択図】  図7

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はリサイクル可能な紙素材を用いた組み立て式シューズラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の組み立て式シューズラックはパイプからなる4本の支柱に適宜の間隔で掛止ピンを設け、この掛止ピンにシューズ等を載置する棚板部材の四隅部を掛止させて上下にわたり複数段取り付けたものが一般に知られている。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平6−77572号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のシューズラックは棚板部材が水平あるいは傾斜状に取り付けられるにしても棚板部材を掛止する支柱が長いため、取り扱いに難があると共に、シューズラックを構成する支柱やボックス本体は金属や板材であって、リサイクルすることは困難であった。
【0005】
本考案は上述の如き実状に対処し、特にダンボールの如きリサイクル可能な紙素材の使用し、型形成をはかることにより、組み立てが容易で、かつ色によりシューズの種類を分けることができ、しかも使用後は資源ゴミとして処理することができる組み立て式シューズラックを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記目的に適合する本考案シューズラックは、シューズを載置する載置面と、該載置面の両側に立設され、表裏間に間隙を有して2重に形成された側壁面と、前記載置面の背面側に形成された背壁面からなる本体と、該本体の各側壁面の表裏間隙に挿入固着され、下方に側壁面下部より凸出する脚部を形成する脚片からなり、これら本体及び脚片は夫々、ダンボール等の厚紙を素材として型形成により作成され、各側壁面は上面が屈曲山型形状をなし、下面が上記上面の屈曲山型形状を嵌入し得る略同様形状の凹部をなし形成されていると共に、前記脚片は下部が前記側壁面の凹部の深さに対応して側壁面下部より凸出する台形状脚部をなし、上部が該脚部を嵌入可能な台形状嵌入部をなして形成されている構成を特徴とする。
【0007】
請求項2は上記シューズラックを複数段、段積みして使用する態様であり、上下に配置されたシューズラックにおいて、上部シューズラックの側壁面下面の凹部に下部シューズラックの側壁面上面の屈曲山型形状部分を嵌入し、上部シューズラックの脚部を下部シューズラックの側壁面上部より表裏間隙内の脚片嵌入部に嵌入せしめて所要複数段、段積みすることを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、上記本考案の具体的態様について説明するが、本考案シューズラックの説明にあたり、その構成を明らかにするため、シューズラックの作製順序に従って説明することにする。
【0009】
図1は本考案の1例に係るシューズラックを構成する本体の型部材、図2は同じく脚片の型部材で、何れもダンボールの如き厚紙素材が使用され、本考案シューズラックはこれら厚紙素材の両型部材に手工を加え、組み付けることによって構成される。
【0010】
ここで、本考案シューズラックの本体を形成する型部材Aはダンボールの如き厚紙素材を用いて型形成され、図1に示すように中央部に載置面を形成する載置部材1,2が中間にくびれ部を有して両側壁面を形成する側壁部材3,4,5,6に挟まれて折線イにより折り返し可能で、かつ折線ロを介してその左半部が側壁部材5,6と切り離されて、該折線ロにより折り返し可能に配置形成されており、その一方の載置部材2の一側には背壁面の中芯を形成する背壁芯材2aが折線ホを介して連設されていると共に、一方の両側壁部材5,6の前記背壁芯材2aと同じ方向の一側には背壁被覆部材7,9が折線ヘ,トを介して連設されており、この背壁被覆部材7,9には更に夫々折り返し片8,10が折線チ,リを介して連設されている。
そして、上記型部材において両側壁部材の四隅部は夫々折線を介して折り返される折り返し片13〜16となっており、また、各側の側壁部材の中間部は折線ハ,ニを介して内側へひだに折り返される折り返し片11,12となっている。
【0011】
一方、上記本体形成型部材Aに組み合わせ用いられる前記本考案シューズラックの脚片を形成する型部材Bも前記本体の型部材と同様、ダンボールの如き厚紙素材を用いて型形成され、図2に示すように脚片20より下方へ台形状をなして凸出する脚部20aと、上部に上記台形状脚部が嵌入し得る略同形の凹部を形成して両側に突出した角部20bを有して形成されている。
なお、この脚片20は本体型部材Aの両側壁部材に対応して左右1対が使用さ、図は3対の作成として示されている。
【0012】
本考案シューズラックは以上のような各々ダンボールの如き厚紙素材からなる本体を形成する型部材Aと、脚片を形成する型部材Bを用い夫々、各折線によって折り曲げて本体を作成し、同時に脚片を組み付けることによって構成されるものであり、以下、図3〜図7に従ってその作成態様を説明する。
【0013】
図3は本体作成の第1段階として、前記本体を形成する図1に示す型部材において、先ず、載置部材1,2を折線イを介して折り重ね、両側の折り返し片11,12を内側へひだ状に折り込んで切り離されている載置部材2を折線ロにより折り返すと共に、四隅にある折り返し片13〜16を互いに内側へ折り込み、表裏両側壁面間に間隙を作出した状態である。
【0014】
そして、この状態において、脚片を左右の表裏側壁面間に挿入し、脚部20aを側壁面下部より凸出させて上部を側壁面内で固着した後、両側の各側壁面3,5,4,6を90°たてることによって図4の状態を得る。
【0015】
図5は上記図4の状態で載置部材2の一側の背壁芯材2aを90°折り立て、側壁部材5,6一側の背壁被覆部材7,9とその折り返し片8,10をその背後に90°折り曲げた状態である。
この状態は図6に示す状態となり、この状態において背壁芯材2aの図示なき止着穴P,Pと背壁被覆部材の止着穴P,Pは重合する。
そして最後に背壁被覆部材7,9に連設されている折り返し片8,10を上記端壁芯材2aの内側へ折り返し、その止着穴P,Pと前記重合している各止着穴とを合わせて図6ロに示す如きホック17,18を挿通し、止着することにより、最終的に図7に示す本考案に係るシューズラックMが形成される。
【0016】
この図7に示されるラックは、即ち、本考案に係るシューズラックの単位製品Mであり、前述した如くシューズを載置する載置面と、該載置面の両側に立設され、表裏間に間隙を有して2重に形成された側壁面を有すると共に、前記載置面の背面側に形成された背端壁面を有しており、かつ、その各側壁面下方に側壁面下部より脚部が凸出している。
そして、図示の形態において各側壁面は上面が屈曲山型形状をなし、下面が上記上面の屈曲山型形状を嵌入し得る略同様形状の凹部をなしている一方、前記脚片は下面が前記側壁面の凹部の深さに対応して略台形状の脚部が凸出していると共に、図示されていないが両側壁面の表裏間隙内の上部側においては上記脚部形状に対応し、これを嵌入する凹部が形成されている。
これは上下に配置されたシューズラックにおいて、上部シューズラックの側壁面下面の凹部に下部シューズラックの側壁面上面の屈曲山型形状部分が嵌入されると共に、上部シューズラックの脚部が下部シューズラックの側壁面上部より表裏間隙内の脚片嵌入部に嵌入されて所要複数段を段積みせしめるのに好適な構成を提供している。
【0017】
本考案シューズラックは勿論単独で使用することも可能であるが、複数段、段積みして使用することが好ましく、かつ一般的であり、この場合に上記の構成は極めて有利である。
【0018】
図8はかかる段積み使用されるシューズラックを示しており、前述したシューズラックMを単位として図では6段、段積みしているが、6段に限らず、2段以上、スペースに合わせて適宜段数が採用されることは勿論である。
【0019】
かくして、以上のようにして得られたシューズラックは、その素材がダンボールの如き紙素材であり、段積みする各シューズラックの色を変えることにより、載置する靴の種類を分けることができる。
とりわけ、上記素材はリサイクル可能素材であり、資源ゴミとして処理できると共に、リサイクル可能な有利さがある。
【0020】
【考案の効果】
本考案は以上のようにダンボールの如き厚紙素材を用いて型形成により組み立て可能で、かつその形態として段積み容易な形態に形成したものであり、型形成により組み立て製作可能であるため、従来のシューズラックに比し、極めて製作容易で、かつ段積みされたシューズラックの製作も容易であることから、複数段のシューズラックも簡単に得ることができ、スペースあるいは場所に適合したシューズラックを配置できる等、シューズラックとして種々の効用が期待でき、頗る実用性豊かな考案である。
とりわけ、ダンボール等の厚紙製であるため、使用後は資源ゴミとして処理できると共に、リサイクル可能素材として環境面においても極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案シューズラック本体の型部材を示す平面図である。
【図2】本考案シューズラックにおける脚片の型部材を示す平面図である。
【図3】本考案シューズラック作成の第1段階を示す斜視図である。
【図4】本考案シューズラック作成の第2段階を示す斜視図である。
【図5】本考案シューズラック作成の第3段階を示す斜視図である。
【図6】(イ),(ロ)は図5に続く段階を示し、(イ)は同段階を示す斜視図、(ロ)は使用するホック例である。
【図7】上記段階を経て作成された本考案シューズラック例を示す斜視図である。
【図8】シューズラックの段積み使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 本体型部材
B 脚片型部材
1,2 載置部材
2a 背壁芯材
3,4,5,6 側壁部材
7,8,9,10 背壁被覆部材
11,12 ひだ状折り返し片
13〜16 折り返し片
〜P 止着穴

Claims (2)

  1. シューズを載置する載置面と、該載置面の両側に立設され、表裏間に間隙を有して2重に形成された側壁面と、前記載置面の背面側に形成された背壁面からなる本体と、該本体の各側壁面の表裏間隙に挿入固着され、下方に側壁面下部より凸出する脚部を形成する脚片からなり、これら本体及び脚片は夫々、ダンボール等の厚紙を素材として型形成により作成され、各側壁面は上面が屈曲山型形状をなし、下面が上記上面の屈曲山型形状を嵌入し得る略同様形状の凹部をなし形成されていると共に、前記脚片は下部が前記側壁面の凹部の深さに対応して側壁面下部より凸出する台形状脚部をなし、上面が該脚部を嵌入可能な台形状嵌入部をなして形成されていることを特徴とする組み立て式シューズラック。
  2. 上部シューズラックの側壁面下面の凹部に下部シューズラックの側壁面上面の屈曲山型形状部分を嵌入し、上部シューズラックの脚部を下部シューズラッ側壁面上部より表裏間隙内の脚片嵌入部に嵌入せしめて所要複数段、段積み使用する請求項1記載の組み立て式シューズラック。
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