JP2586351Y2 - 包装箱の中仕切り - Google Patents

包装箱の中仕切り

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JP2586351Y2
JP2586351Y2 JP1993012840U JP1284093U JP2586351Y2 JP 2586351 Y2 JP2586351 Y2 JP 2586351Y2 JP 1993012840 U JP1993012840 U JP 1993012840U JP 1284093 U JP1284093 U JP 1284093U JP 2586351 Y2 JP2586351 Y2 JP 2586351Y2
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JP
Japan
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JPH0671418U (ja
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稔之 中野
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Otsuka Packaging Industries Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Packaging Industries Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は包装箱の中仕切り、特に
日本酒、洋酒などのような瓶の包装に適用して有用な中
仕切りに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、瓶の包装に適用される
中仕切りとして、瓶の肩部及び/又は、頸部を下側から
支える台座部を組立てることができるような構成のもの
が提案されているが、従来構造のものは中仕切りの組立
て作業とは別に、台座部の組立作業を必要とし、作業性
があまりよくなかった。
【0003】本考案は、このような従来の問題点を一掃
することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、日本酒、洋酒
などのような瓶の包装に適用される中仕切りであって、
展開、組立自在な少なくとも1つの瓶の収納部を有し、
該収納部は、底面板と、該底面板の左右両側端に縦罫線
を介し連成されていて、前部が底面板の前端より前方へ
突出する左右側面板と、後端が底面板の前端に横罫線を
介し連成されると共に左右両側端が左右対の外方傾斜
罫線を介し左右側面板の前方突出部の内端側に連成され
た台座板とから構成され、台座板は、上記横罫線の両
端から前方途中まで延出する左右対の内方傾斜罫線、
内方傾斜罫線の前端を結ぶ線を上辺として含む打ち抜
き穴、打ち抜き穴の上辺の途中から上記台座板の前端
まで延出する縦切目線、及び上記内方傾斜罫線のそれぞ
れの前端から上記台座板の前端まで延出していて上記縦
切目線との間で左右一対の半割部を形成する縦補助罫線
とを備え、該台座板は、上記内方及び外方傾斜罫線の案
内で、上記収納部組立に際する上記左右側面板の起立動
作に追従して斜め上方への起立が可能であり、さらに、
該台座板の斜め上方への起立に追従して、左右一対の上
記半割部が上記縦補助罫線に従い強制的に折曲される構
成になっていることを特徴とする包装箱の中仕切りに係
る。
【0005】
【実施例】以下に本考案の1実施例を添附図面にもとづ
き説明すると、次の通りである。
【0006】図1は本考案中仕切りの展開図を示し、瓶
の収納部1は平面矩形状の底面板11と、該底面板11
の左右両側端に縦罫線a,aを介し連成されていて前部
が底面板11の前端より前方へ突出する左右側面板1
2,12と、後端が底面板11の前端に横罫線bを介し
連成され、左右両側端が左右1対の外方傾斜罫線c,c
を介し左右側面板12,12の前方突出部121,12
1の内側端に連成された台座板13とから構成されてい
る。
【0007】台座板13には、横罫線bの両端から前方
途中まで延出する左右1対の内方傾斜罫線d,d、内方
傾斜罫線d,dのそれぞれの前端を結ぶ直線を上辺2a
として含む打抜き穴2、上辺2aの中点から台座板13
の前端まで延出する縦切目線e、及び内傾斜罫線d,d
の前端から台座板13の前端まで延出する縦補助罫線
f,fとが形成され、縦補助罫線f,fは通常は外方傾
斜罫線c,cと略々平行している。
【0008】収納部1の左右側面板12,12には補強
などを目的として、該側面板12,12の外側に折返し
可能な左,右端板3,3が罫線g,gを介し連成されて
いる。
【0009】台座板13の前縁は、組立て状態に於て面
一となるように、前方に向け山型に突出されている。
【0010】使用に際しては、図1の展開図の状態から
図2に示すように左,右側面板12,12を縦罫線a,
aに従い折曲げ立上らせて行くと、台座板13は傾斜罫
線c,c、d,dの案内で、左,右側面板12,12の
立上り動作に追従して、罫線b,c,c,d,dを起点
として、斜め上方に起立して行き、台座部13′が組立
てられると共に、台座部13′の頂部では、台座部1
3′の組立てで縦補助罫線f,fの前端間隔Dが減じる
傾向となるために、該罫線f,fと縦切目線eとの間の
半割部131,131は縦補助罫線f,fの個所から強
制的に下向きに折曲げられる。
【0011】このようにして組立てられた台座部13′
は後部に横罫線bから前方に向け斜めに起立する傾斜面
132を有し、該傾斜面132でもって瓶A(図4参
照)の肩部A1 を下側から支えることができる。また頂
部には下向き傾斜の半割部131,131からなるV型
部133が形成され、且つV型部133の後方側は、打
抜き穴2により開放されるので、該V型部133でもっ
て瓶Aの頸部A2 を下側から支えることができる。
【0012】図3は本考案中仕切りの包装箱B内へのセ
ット直前の状況を、また図4はセット後の状況をそれぞ
れ示し、収納部1内に収納された瓶Aの肩部A1 及び頸
部A2 を該収納部1の組立てに追従して組立てられた台
座部13′により安定確実に支えることができる。
【0013】尚実施例では収納部1を1組備えた場合に
ついて説明したが、収納部1は図11に示すように複数
組を備えてもよい。
【0014】
【考案の効果】本考案中仕切りによれば、収納部1の組
立てに追従して台座部13′を組立てることができるの
で、組立作業が極めて容易となり、作業性を改善でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す展開図である。
【図2】同、組立途中の状況を示す斜視図である。
【図3】本考案中仕切りと包装箱とを示す斜視図であ
る。
【図4】本考案中仕切りの1使用状況を示す斜視図であ
る。
【図5】本考案中仕切りの組立状態を示す平面図であ
る。
【図6】同、底面図である。
【図7】同、側面図である。
【図8】同、正面図である。
【図9】同、背面図である。
【図10】図5の10〜10線に沿う断面図である。
【図11】本考案の他の実施例を示す展開図である。
【符号の説明】
1 収納部 11 底面板 12 側面板 13 台座板 2 打抜き穴 3 端板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】日本酒、洋酒などのような瓶の包装に適用
    される中仕切りであって、展開、組立自在な少なくとも
    1つの瓶の収納部を有し、該収納部は、底面板と、該底
    面板の左右両側端に縦罫線を介し連成されていて、前部
    が底面板の前端より前方へ突出する左右側面板と、後端
    が底面板の前端に横罫線を介し連成されると共に左右両
    側端が左右対の外方傾斜罫線を介し左右側面板の前方
    突出部の内端側に連成された台座板とから構成され、
    台座板は、上記横罫線の両端から前方途中まで延出する
    左右対の内方傾斜罫線、内方傾斜罫線の前端を結ぶ
    線を上辺として含む打ち抜き穴、打ち抜き穴の上辺の
    途中から上記台座板の前端まで延出する縦切目線、及び
    上記内方傾斜罫線のそれぞれの前端から上記台座板の前
    端まで延出していて上記縦切目線との間で左右一対の半
    割部を形成する縦補助罫線とを備え、該台座板は、上記
    内方及び外方傾斜罫線の案内で、上記収納部組立に際す
    る上記左右側面板の起立動作に追従して斜め上方への起
    立が可能であり、さらに、該台座板の斜め上方への起立
    に追従して、左右一対の上記半割部が上記縦補助罫線に
    従い強制的に折曲される構成になっていることを特徴と
    する包装箱の中仕切り。
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JPH0671418U JPH0671418U (ja) 1994-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002332032A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Rengo Co Ltd 包装用仕切材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148175U (ja) * 1984-09-03 1986-03-31 株式会社 徳岡 ボトルケ−ス

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JP2002332032A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Rengo Co Ltd 包装用仕切材
JP4584488B2 (ja) * 2001-05-08 2010-11-24 レンゴー株式会社 包装用仕切材

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JPH0671418U (ja) 1994-10-07

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