JP3212009U - ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具 - Google Patents

ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具 Download PDF

Info

Publication number
JP3212009U
JP3212009U JP2017002418U JP2017002418U JP3212009U JP 3212009 U JP3212009 U JP 3212009U JP 2017002418 U JP2017002418 U JP 2017002418U JP 2017002418 U JP2017002418 U JP 2017002418U JP 3212009 U JP3212009 U JP 3212009U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upright wall
side wall
upright
furniture
cardboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017002418U
Other languages
English (en)
Inventor
範雄 清野
範雄 清野
Original Assignee
株式会社ダイワダンボール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ダイワダンボール filed Critical 株式会社ダイワダンボール
Priority to JP2017002418U priority Critical patent/JP3212009U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3212009U publication Critical patent/JP3212009U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

【課題】部品梱包状態で運搬し、現地で梱包から取り出して組み立て、保管、運搬等の際のスペース効率を高めることができ、構造を工夫し、子供が(親とともに)組み立てることができる、リサイクル可能なキッズ用組立家具を提供する。【解決手段】以下の構成のダンボール製の子供用家具である。(1)ダンボール製の板であって他のダンボール製の板に延展部を差し込むための矩形断面の嵌入孔部を持つ部材、(2)ダンボール製の板であって、他のダンボール製の嵌入孔部に差し込むための開口部を持つ延展部を持つ部材、(3)ダンボール製の板であって他のダンボール製の板に延展部を差し込むための矩形断面の嵌入孔部、および、他のダンボール製の嵌入孔部に差し込むための開口部を持つ延展部を持つ部材、(4)延展部の開口部に挿入するストッパー。【選択図】図4

Description

本考案は椅子等のダンボール製組立式家具に関し、更に詳しくは、子供を対象としたリサイクル可能なダンボール製組立式家具に関する。
子供用の家具は大人用と同様に、木製、プラスチック製、または金属製が主である。また、これらの家具は大部分は完成品として、販売、購入される。これに対して組立式家具は部品点数が比較的少なく簡易な構成であるが、組み立てた状態で保管、運搬等を行うとスペース効率が悪くなる。なお、ダンボールを家具に用いる技術はいくつか開示されているが、いずれも、一部にのみダンボールを使用するものである。
特開2015−139633号公報
部品梱包状態で運搬し、現地で梱包から取り出して組み立てるようにすれば保管、運搬等の際のスペース効率を高めることができる。これに加えて、構造を工夫し、子供が(親とともに)組み立てることができる、ダンボール製の子供用家具の開発を目的とした。 従って本考案の目的は、上記した従来技術の欠陥を改良し、簡易な構成でありながら、優れたダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具を提供するものである。
本考案は、上記のような目的を達成するため、基本的には、以下に示す様な技術構成を採用するものである。
第1の考案は、ダンボールのみで構成された、接着剤を一切使用してないリサイクル可能なキッズ用組立家具であって、当該家具は、少なくとも2枚のダンボール平板から成る相互に所望の角度を介して当接合されている直立壁部材と、当該直立壁部材の少なくとも一部に当接合される少なくとも1つの端縁部を有する少なくとも1枚のダンボール平板からなる水平棚板部とから構成されている枠体部を含んで構成されており、当該一方の直立壁部材に於ける、他方の当該直立壁部材と当接合される端縁部には、当該ダンボール平板と同一の平面を形成し、当該端縁部を超えて外方に延展され、且つ当該延展部には、ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が形成されており、一方、当該他方の直立壁部材に於ける、当該一方の直立壁部材に於ける当該当接合端縁部と対応する部位に、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられており、且つ、当該水平棚板部に於ける、当該直立壁部材の少なくとも一部と当接合される少なくとも1つの端縁部には、当該ダンボール平板と同一の平面を形成し、当該端縁部を超えて外方に延展され、且つ当該延展されている部分には、ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が形成されており、一方、当該直立壁部材に於ける、当該水平棚板部に於ける当該当接合端縁部と対応する部位に、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられており、更に、当該枠体部は、当該直立壁部材及び/又は当該水平棚板部の少なくとも一部の端縁部に形成された少なくとも一つの当該突起状部が、別の当該直立壁部材に形成された当該嵌入孔部内に、当該直立壁部材の一方の側から他方の側に突出する様に貫通挿入せしめられた後、当該直立壁部材の他方の側面に存在する当該突起状部の当該嵌入孔部内に、ダンボールで構成された所望のストッパー部が挿入されることにより当該枠体部が強固に固定されている事を特徴とするダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第2の考案は、 第1の考案において、当該直立壁部材は3枚若しくはそれ以上の枚数で構成されている事を特徴とするダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第3の考案は、 第1、または、第2の考案において、 当該水平棚板部は2枚若しくはそれ以上の枚数を含んで構成されている事を特徴とする請求項1又は2に記載のダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第4の考案は、 第1から第3のいずれかの考案において、 当該ダンボールは、少なくともその一部に於ける、その表裏面の色彩が相互に異なっている事を特徴とするダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第5の考案は、 第1から第4のいずれかの考案において、 当該枠体部の外表面に突出せしめられている複数個の当該突起状部の当該嵌入孔部内のそれぞれに、一つの共通した当該ストッパー部が嵌入固定されている事を特徴とするダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第6の考案は、 第1から第5のいずれかの考案において、 当該ストッパー部は、当該突起状部の当該嵌入孔部に挿入着脱自在となる様な所望の幅を持ち且つ、長手方向に所望の長さを持つストッパー本体部と、当該ストッパー本体部の長手方向に於ける一方の端部に、当該ストッパー本体部の当該幅よりも長く設定された幅部を有するストッパー頭部とで構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第7の考案は、 第1から第6のいずれかの考案において、 当該キッズ用組立家具が椅子である場合には、当該直立壁部材は少なくとも3枚又は4枚であり、当該水平棚板部は少なくとも1枚であり、且つ当該水平棚板部は座面であり、且つ当該座面には、適宜の折曲部を介して連続的に接続されている前垂れ部が形成されており、且つ当該前垂れ部の当該直立壁部材との当接合部に相当する端縁部には、少なくとも1個の当該突起状部が設けられており、更に当該前垂れ部の当該直立壁部材との当接合部に相当する当該端縁部に対応する当該直立壁部材の一部には、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられている事を特徴とするサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第8の考案は、 第7の考案において、 当該座面の下面で、且つ当該複数枚の直立壁部材で囲僥された空間部内に、直立状に立設された少なくとも一枚若しくは複数枚のダンボール平板が相互に交錯配置されるか、折り畳み屈折された状態で配置されている事を特徴とするサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第9の考案は、 第1から第6のいずれかの考案において、当該キッズ用組立家具が引出具である場合には、当該直立壁部材は少なくとも3枚であり、当該水平棚板部は少なくとも2枚であり、当該複数枚の水平棚板部間に形成された空間部内に、ダンボール平板を適宜の形状に切り出し、接着剤を使用せずに立体的に組み上げた引出部が挿入・引出自在に配備されている事を特徴とするリサイクル可能なサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第10の考案は、 第9の考案において、当該ダンボール平板のみから成る引出部は、その底面部は1重のダンボール平板で構成されており、且つ、当該底面部の各周縁部に立設されている側壁部は、2重のダンボール平板で構成されている事を特徴とするリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第11の考案は、 第9、または、第10の考案において、当該引出部の当該ダンボール平板からの切出し形状は、所望の矩形形状に形成された底部と当該底部の各周辺縁部から適宜の折り目線を介して当該周辺縁部に対して直交方向に外方に延展された形成されている、所望の相互に同一の幅を持った矩形状の第1乃至第4の基礎側壁部が形成されていると共に、当該個々の第1乃至第4の基礎側壁部に於ける、当該底部の各周辺縁部と対向する他方の端縁部には、それぞれ、適宜の折り目線を介して、所望の相互に微小な同一の幅を持った矩形状の第1乃至第4の間挿側壁部が連続的に形成されていると同時に、当該各間挿側壁部に於ける、当該基礎側壁部との接合端縁部とは反対側の端縁部には、別の適宜の折り目線を介して、当該基礎側壁部と相互に同一の幅を有する矩形状の第1乃至第4の補助壁部が連続的に形成されており、且つ当該各補助壁部に於ける、当該基礎側壁部との接合端縁部とは反対側の端縁部には、異なる適宜の折り目線を介して、所望の相互に同一の幅を持った第1乃至第4の固定係止片部が連続的に形成されており、然も、当該第1と第2の基礎側壁部及び当該第1と第2補助壁部のそれぞれの長手方向端縁部には、適宜の折り目線を介して、当該第1と第2の基礎側壁部及び当該第1と第2補助壁部の幅と同じ幅を有し、且つ当該第3と第4の基礎側壁部及び当該第3と第4補助壁部の幅に略等しい長さを有する矩形状若しくは山形状或いは台形状の折曲げ片部がそれぞれ連続的に形成されている事を特徴とするリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第12の考案は、 第11の考案において、 当該折り目線は、所望の部位を、当該ダンボール平板の表面及び/又は裏面のいずれの方向にも折り曲げられるように構成されている事を特徴とする請求項11に記載のリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第13の考案は、 第11、または第12の考案において、 当該第1乃至第4の固定係止片部折曲げ片部少なくとも一部に於ける自由端端縁部の少なくとも一部に、当該底部面との固定係止効果を増強させる機能を有する切り欠け部が設けられている事を特徴とするリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第14の考案は、 第11から第13のいずれかの考案において、 当該引出具に於いて使用される少なくとも一部の当該引出部に於ける、当該引出具から引き出される方向に面している当該基礎側壁部、当該間挿側壁部及び当該補助壁部の少なくとも一部に、指先引掛部が形成されている事を特徴とするリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第15の考案は、 第11から第14のいずれかの考案において、 当該複数枚の直立壁部材の内で、当該引出部に於ける、当該引出具から引き出される方向に面している当該基礎側壁部、当該間挿側壁部及び当該補助壁部とは反対側に形成されている当該基礎側壁部、当該間挿側壁部及び当該補助壁部の少なくとも一つと対応する側の当該直立壁部材に於いて、当該少なくとも一つの引出部に於ける、少なくとも当該基礎側壁部と対応する部位に、当該基礎側壁部を適宜手段を使用して後押しする為の開口孔部が設けられている事を特徴とするサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第16の考案は、 第1から第6のいずれかの考案において、 当該キッズ用組立家具が引出部付き机具である場合には、当該直立壁部材は少なくとも4枚であり、当該水平棚板部は少なくとも3枚であり、当該直立壁部材の内で3枚の当該直立壁部材は、相互に所定の間隔を介して並行に且つ直立状に配置されて、当該机部と当該引出部とを分離形成しており、当該引出部空間内部に配置されている当該複数枚の水平棚板部の内の少なくとも一部の当該水平棚板部は、当該机部と当該引出部とを分離形成している当該直立壁部材と当接接合する部分に対応する側の端縁部に、当該突起状部とは別の、当該突起状部の延展方向と同一の方向に、且つ、当該机部の長さを超えて、当該机部の反対側の端部に位置する別の当該直立壁部材に迄到達するに十分な長さを持った長尺状延展突出部が形成され、更に、当該長尺状延展突出部の尖端部には、当該ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が連続的に形成されており、一方、当該机部と当該引出部とを分離形成している当該直立壁部材に於ける当該長尺状延展突出部と対応する部位には、当該長尺状延展突出部が貫通通過出来る貫通穴部が設けられており、一方、当該机部の反対側の端部に位置する別の当該直立壁部材には、当該長尺状延展突出部の尖端部に設けられている当該突起状部が嵌入せしめられる嵌入孔部が設けられており、更に、当該机部の下方空間部内には、ダンボール平板で構成された、当該長尺状延展突出部の支持部材が設けられており、当該支持部材は、当該長尺状延展突出部の少なくとも一部と係合する係合部と、当該3枚の直立壁部材群に対し直交状態で配置されている別の当該直立壁部材であって、当該机部空間部に対応する直立壁部材と当接接合する支持固定部とからなり、当該支持固定部に於ける当該直立壁部材と対応する端縁部には、当該ダンボール平板と同一の平面を形成し、当該端縁部を超えて外方に延展され、且つ当該延展されている部分には、ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が形成されており、一方、当該直立壁部材に於ける、当該支持固定部に於ける当該当接合端縁部と対応する部位に、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられている事を特徴とするリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第17の考案は、 第1から第6のいずれかの考案において、 当該キッズ用組立家具が引出部付き鏡台(ドレッサー)である場合には、当該直立壁部材は少なくとも3枚であり、当該水平棚板部は少なくとも2枚であり、当該直立壁部材の内で2枚の第1と第2の当該直立壁部材は、相互に所定の間隔を介して並行に且つ直立状に配置されていると共に、残りの当該第3の直立壁部材は、当該所定の間隔を介して並行に且つ直立状に配置されている2枚の当該直立壁部材と相互に直交する様に直立状に立設接合配置されており、且つ、当該第3の直立壁部材は、当該第1と第2の直立壁部材の高さよりも上方に、延展されている、鏡を配置する為延長部が一体的連続的に形成されており、一方、少なくとも2枚の当該水平棚板部の少なくとも一方の第1の水平棚板部は、当該第1乃至第3の直立壁部材により形成されるコの字型空間内部に於いて、その周縁端部が、当該第1及び第2の直立壁部材の上方端部の近傍部において水平状態で、当該第1乃至第3の直立壁部材と接合固定されて、机面部を形成しており、当該他方の第2の水平棚板部は、当該一方の水平棚板部の水平方向と並列に、且つ当該一方の水平棚板部の下方で、当該一方の水平棚板部とは所望の間隔を介して、その周縁端部が、当該第1乃至第3の直立壁部材と接合固定されており、それによって、当該第1と第2の水平棚板部との間に所望の収納空間が形成されており、更に、当該机面部の下方空間部下方部には、当該第1及び第2の直立壁部材との間を張設する様に延展されている、当該水平棚板部の幅よりも細い幅を有する帯状のダンボール平板が当該第1及び第2の直立壁部材とに接合する様に配置せしめられて、足掛部を形成しており、且つ、当該机面部の下方空間部下方部には、ダンボール平板で構成された、当該足掛部の支持部材が設けられており、当該支持部材は、当該長尺状の足掛部の少なくとも一部と係合する係合部と、当該第3の直立壁部材と当接接合する支持固定部とからなり、当該支持固定部に於ける当該直立壁部材と対応する端縁部及び当該足掛部に於ける当該直立壁部材と対応する端縁部には、それぞれ当該ダンボール平板と同一の平面を形成し、当該端縁部を超えて外方に延展され、且つ当該延展されている部分には、ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が形成されており、一方、当該直立壁部材に於ける、当該支持固定部に於ける当該当接合端縁部と対応する部位に、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられている事を特徴とするリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第18の考案は、 第1から第17のいずれかの考案において、 ダンボール平板から形成された当該形状に構成された複数枚の当該直立壁部材と、ダンボール平板から形成された当該形状に構成された複数枚の当該水平棚板部と、ダンボール平板から形成された当該形状に構成された複数枚のストッパー部と、要すれば、ダンボール平板から形成された当該折り畳み可能な引出部用部材、ダンボール平板から形成された補強用部材、ダンボール平板から形成された当該前垂れ部付き座部材部材及びダンボール平板から形成された当該折り畳み可能な支持部材用部材から選択された少なくとも一つの部材とが一組としてキット化されている事を特徴とするリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第19の考案は、 第18の考案において、 当該少なくとも一つの部材は、その実質的な形状が、ダンボール平板内に、手動にて容易に当該ダンボール平板から分離出来る様に、適宜のミシン目を介して形成されている事を特徴とするキット化されたリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第20の考案は、 第18または第19の考案において、 当該複数の組み合わされた部材が、所望の箱体内に保管されている事を特徴とするキット化されたリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第21の考案は、 第20の考案において、 当該箱体の蓋部材、底部材及び側壁面材の何れかに、当該複数種の部材の一部が適宜のミシン目を介して形成されている事を特徴とするキット化されたリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第22の考案は、 第20または第21の考案において、 当該箱体の蓋部材、底部材及び側壁面材の何れかに、当該複数種の部材とは異なる付録部品の複数個の組み立て部材が適宜のミシン目を介して形成されている事を特徴とするキット化されたサイクル可能なキッズ用組立家具である。
第23の考案は、 第20から第22のいずれかの考案において、当該箱体は、一枚のダンボール平板から切り出した、特定の形状を持った折り畳み式の箱体部であって、所望の長さと幅を持つ矩形状の底部と、当該底部の4個の端縁部からそれぞれ、所望の折り目線を介して、当該各端縁部の長さと同一の幅で且つ、所望の同一の長さを以て外方向に延展されている側壁部と、相互に対向する一対の当該側壁部の内の一方の対に於ける双方の当該側壁部の端縁部から所望の折り目線を介して、当該側壁部の延展方向と直交する方向に延展されているフランジ部が設けられており、且つ相互に対向する一対の当該側壁部の内の他方の対に於ける双方の当該側壁部の内の一方の当該側壁部の端縁部には、適宜の折り目線を介して当該底部と同じ形状に形成された蓋部が連続して形成されており、且つ当該蓋部に於ける当該側壁部の延展方向と直交する方向に形成されている一対の端縁部の双方には、所望の折り目線を介して、当該蓋部の延展方向と直交する方向に、当該側壁部の高さに略近似した長さを以て外方向に延展されている側壁支持片部が設けられており、更に当該蓋部の延展方向に形成されている端縁部の一部に、所望の折り目線を介して、当該蓋部の延展方向に当該側壁部の高さよりも若干短い長さを以て外方向に延展せしめられている差込み係止片部が設けられており、一方、相互に対向する一対の当該側壁部の内の他方の対に於ける双方の当該側壁部の内の他方の当該側壁部の端縁部には、適宜の折り目線を介して、所望の微小な幅を持った矩形状の間挿側壁部が連続的に形成されていると同時に、当該間挿側壁部に於ける、当該側壁部との接合端縁部とは反対側の端縁部には、別の適宜の折り目線を介して、当該間挿側壁部の幅と同一の幅を有し且つ当該側壁部の高さと略同一の長さを以て、当該間挿側壁部の外方向に向けて延展されている側壁支持片部が設けられており、当該間挿側壁部に於ける当該差込み係止片部と対応する部分には、当該差込み係止片部が差し込み嵌入しえる開口スリット部が設けられると同時に、当該間挿側壁部が連結されている当該側壁部の略中央部に所定の間隔を介して設けられている2つの開孔窓部と、当該開口スリット部に近接し、且つ当該開口スリット部に連通している少なくとも1つの切欠け部とが設けられている事を特徴とするリサイクル可能なキッズ用組立家具である。
本考案に係るダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具は、上記した様な構成を採用することによって、子供が使用できるダンボール製の家具を提供することができる。なお、このダンボール製のキッズ用組立家具はリサイクル可能である。
図1は、本考案の机の部品図1である。 図2は、本考案の机の部品図2である。 図3は、本考案の机の部品図3である。 図4は、本考案の机の組み立図1である。 図5は、本考案の机の組み立図2である。 図6は、本考案の机の組み立図2である。 図7は、本考案の椅子の部品図1である。 図8は、本考案の椅子の部品図2である。 図9は、本考案の椅子の組み立図である。 図10は、本考案のドレッサーの部品図1である。 図11は、本考案のドレッサーの部品図2である。 図12は、本考案のドレッサーの部品図3である。 図13は、本考案のドレッサーの組み立図1である。 図14は、本考案のドレッサーの組み立図2である。 図15は、本考案のレターケースの部品図1である。 図16は、本考案のレターケースの部品図2 図17は、本考案のレターケースの組み立図1である。 図18は、本考案のレターケースの組み立図2である。 図19は、本考案のチェストの部品図1である。 図20は、本考案のチェストの部品図2である。 図21は、本考案のチェストの組み立図1である。 図22は、本考案のチェストの組み立図1である。
以下に本考案に係る当該ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具の一具体例の構成を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1から図6は子供用のダンボール製の机に関するものである。図1〜図3は組み立てる部材を示している。これらの部材はダンボール紙より通常の方法で切り取る。キットで提供する場合は、部材は予め切断しておいてもよく、ダンボール紙にミシン目を入れて物を提供して、組み立て時に採取してもよい。なお、キットとして提供する場合には、その容器を部材の一部として使用することも可能である。用いるダンボールは、着色したものであっても良い事は、もちろんである。(以下の実施例においても同様である。)
製作は、たとえば、以下の手順による。図4、図5、図6に組み立て行程を示す。
・ 背面板D1に中央仕切板D2をはめ込む。
・ 中央仕切板D1に足掛補強版D3をはめ込む。
・ 足掛け板D4を中央仕切板D2に差し込む。
・ 引き出仕切板大D5、引き出仕切板小D6差し込む。
5.天井板D7を背面板D1にはめ込む
6.右側面版D8,左側面版D9を引き出仕切板大D5、引き出仕切板小D6に差し込む。
7.ストッパー大D10、ストッパー中1D11、ストッパー中2D12、ストッパー小D13を差し込む
8.引き出し右下D14,引き出し右中D15,引き出し右上D16、引き出し左D17を差し込む
図1における引き出仕切板小D6は、周辺3辺に開口部を持つ突起状部が5個有している。突起状部を他の部材の嵌入孔部に挿入した後、突起状部の開口部にストッパーを挿入して固定する。以下に示す他の図における、開口部を持つ突起状部についても同様である。また、左側面板D9の下部は折り曲げて二重にして強度を増すようにしている。
箱の組み立ては、図6に示すようにして組み立てる。2重線の部分は3つ山折り、谷折りと示していない部分は山折りである。この製作方法は、以下の他の実施例においても、同様である。
図7から図9は子供用のダンボール製の椅子に関するものである。図7、図8は組み立てる部材を示している。これらの部材はダンボール紙より通常の方法で切り出す。
製作は例えば、以下の手順による。図9に組み立て行程を示す。
1.耐加重仕切板大C1、耐加重仕切板中C2、耐加重仕切板小C3を図9に示すように組み立てる。
2.側面板(1)C4に先に組み立てた仕切り板(C1,C2,C3)をはめ込む。
3、背面板C6を側面板(1)C4にはめ込む。
4.前面板C7を側面板(1)C4にはめ込む。
5.上面カバーC8を側面板(1)C4にはめ込む。
6.別の側面版(側面板(2)C5)をはめ込む。
7.ストッパー大C9、ストッパー小C10を差し込み固定する。
図9に示すように、ストッパー大C9の4本は、側面板(1)C4、側面板(2)C5と、耐加重仕切板中C2、背面板C6、前面板C7、上面カバーC8を固定すつものであり、ストッパー小C10は、側面板1C4、側面板2C5と、上面カバーC8を固定するものである。
なお、この例のように左右が対照(机以外のすべて)の家具の場合は、、側面板(1)C4,側面板(2)C5はどちらを先にして組み立てても良い。図においては、側面版(1)C4を先に組み立てているが、側面版(2)C5を先にして組み立ててもよい。
図10から図14は子供用のダンボール製のドレッサーに関するものである。図10〜図12は組み立てる部材を示している。これらの部材はダンボール紙より通常の方法で切り出す。
製作は例えば、以下の手順が好ましい。図4〜図6に組み立て行程を示す。
1.背面板R1に側面版(1)R3をはめ込む。
2.足掛補強版R2を折り曲げて背面板R1にはめ込む。
3.足掛け板R5を側面版(1)R3をはめ込む。
4.棚板(1)R2,棚板(2)R2を背面板R1にはめ込む。
5.側面版(2)R4を背面板R1、足掛け板R4、棚板(1)R2,棚板(2)R2をはめ込む。
6.ストッパー大R8,ストッパー中R9,ストッパー小R10で固定する。
7.鏡R11を取り付ける。
8.引き出12を組み立てセット入する。
なお、側面板は、側面版(1)R3、側面版(2)R4の順序を変えても良い。
図15から図18はダンボール製のレターケースに関するものである。図15、図6は組み立てる部材を示している。これらの部材はダンボール紙より通常の方法で採取する。製作の手順例を以下に示す。図17、図18に組み立て行程を示す。
1.背面版L1を側面板の片方のみ、たとえば側面版(1)L2をはめ込む
2.棚板L4(複数ある。この例では4枚)を下段より順次背面板L1と側面板(1)L2をはめ込む
3.他方の側面板(2)L3に各棚板L4を合わせながらはめ込み、また、背面版L1にもはめ込む。
4.はめ込みが終わったら、ストッパー大L5、ストッパー小L6で止める。
5.引き出大L7、引き出小L8を組み立てて、棚に入れる。
なお、図15には、棚L4は2枚のみを示しているが、本実施例の場合は4枚より、4個を制作する。また、図16の引き出小L8は4個である。
図18において、ストッパー大L5、6本は棚板L4の突起状部の開口部に挿入するものである。(背面板L1の後ろ側にもある。)ストッパー小L6は図示していないが、側板L2の突起状部の開口部に挿入するものである。
図18に引き出大L7(引き出小L8も共通)の組み立て状態を示した。側面部のは頂部(箱の上の部分)は二山山おり、底にあたる部分は谷折りである。
図19から図22はダンボール製のチェストに関するものである。図19、図20は組み立てる部材を示している。これらの部材はダンボール紙より通常の方法で採取する。製作は例えば、以下の手順がある。図21、図22に組み立て行程を示す。
1.背面版H1を側面板の一方のみ、たとえば側面板(1)H2の方のみをはめ込む
2.ボード(イ)H4、ボード(ロ)H5を背面板H1と側面板81)H2をはめ込む
3.他方の側面板(2)H3にボード(イ)H4、ボード(ロ)H5を合わせながらはめ込み、また、背面版H1にもはめ込む。
4.はめ込みが終わったら、ストッパー大H6、および、ストッパー小H7で止める。
5.引き出L8を組み立てて、棚に入れる。
なお、図15には、棚L4は2枚のみを示しているが、本実施例の場合は4枚より、4個を制作する。また、図16の引き出小L8は4個である。
図21において、ストッパー大H6の6本はボード(イ)H4、ボード(ロ)H5を背面板H1と側面板H2をはめ込むはボード(イ)H4、ボード(ロ)H5の突起状部の開口部に挿入するものである。(背面板H1の後ろ側にもある。)ストッパー小H7は図示していないが、側面板H2の突起状部の開口部に挿入するものである。
棚は、ボード(イ)H4、ボード(ロ)H5、ボード(イ)H4の3枚を一組として用いる。また、図19における背面板H1の穴(破線で囲んだ部分は開口部は2重(2個)である。側面板(1)H2,側面板(2)H3における穴(破線で囲んだ部分は開口部は2重(2個)も同様である。引き出H8の側面の長円は穴である。
なお、本考案に係る当該ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具を構成する各部材を構成する素材は、特に限定されるものではない。例えば、プラスチック素材においても、リサイクル性は劣るが、本考案が実施できる。
本考案は、ダンボール産業に新たな市場を提供するものである。
DI 背面板
D2 中央仕切板
D3 足掛補強版
D4 足掛け板
D5 引き出仕切板大
D6 引き出仕切板小
D7 天井板
D8 右側面版
D9 左側面版
D10 ストッパー大
D11 ストッパー中(1)
D12 ストッパー中(2)
D13 ストッパー小
D14 引き出し右下
D15 引き出し右中
D16 引き出し右上
D17 引き出し左
C1 耐加重仕切板大
C2 耐加重仕切板中
C3 耐加重仕切板小
C4 側面板(1)
C5 側面板(2)
C6 背面板
C7 前面板
C8 上面カバー
C9 ストッパー大
C10 ストッパー小
R1 背面板
R2 足掛補強版
R3 側面版(1)
R4 側面版(2)
R5 足掛け板
R6 棚板(1)
R7 棚板(2)
R8 ストッパー大
R9 ストッパー中
R10 ストッパー小
R11 鏡
L1 背面板
L2 側面板(1)
L3 側面板(2)
L4 棚板
L5 ストッパー大
L6 ストッパー小
L7 引き出大
L8 引き出小
H1 背面板
H2 側面板(1)
H3 側面板(2)
H4 ボード(イ)
H5 ボード(ロ)
H6 ストッパー大
H7 ストッパー小
H8 引き出

Claims (23)

  1. ダンボールのみで構成された、接着剤を一切使用してないリサイクル可能なキッズ用組立家具であって、当該家具は、少なくとも2枚のダンボール平板から成る相互に所望の角度を介して当接合されている直立壁部材と、当該直立壁部材の少なくとも一部に当接合される少なくとも1つの端縁部を有する少なくとも1枚のダンボール平板からなる水平棚板部とから構成されている枠体部を含んで構成されており、当該一方の直立壁部材に於ける、他方の当該直立壁部材と当接合される端縁部には、当該ダンボール平板と同一の平面を形成し、当該端縁部を超えて外方に延展され、且つ当該延展部には、ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が形成されており、一方、当該他方の直立壁部材に於ける、当該一方の直立壁部材に於ける当該当接合端縁部と対応する部位に、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられており、且つ、当該水平棚板部に於ける、当該直立壁部材の少なくとも一部と当接合される少なくとも1つの端縁部には、当該ダンボール平板と同一の平面を形成し、当該端縁部を超えて外方に延展され、且つ当該延展されている部分には、ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が形成されており、一方、当該直立壁部材に於ける、当該水平棚板部に於ける当該当接合端縁部と対応する部位に、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられており、更に、当該枠体部は、当該直立壁部材及び/又は当該水平棚板部の少なくとも一部の端縁部に形成された少なくとも一つの当該突起状部が、別の当該直立壁部材に形成された当該嵌入孔部内に、当該直立壁部材の一方の側から他方の側に突出する様に貫通挿入せしめられた後、当該直立壁部材の他方の側面に存在する当該突起状部の当該嵌入孔部内に、ダンボールで構成された所望のストッパー部が挿入されることにより当該枠体部が強固に固定されている事を特徴とするダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具。
  2. 当該直立壁部材は3枚若しくはそれ以上の枚数で構成されている事を特徴とする請求項1に記載のダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具。
  3. 当該水平棚板部は2枚若しくはそれ以上の枚数を含んで構成されている事を特徴とする請求項1又は2に記載のダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具。
  4. 当該ダンボールは、少なくともその一部に於ける、その表裏面の色彩が相互に異なっている事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具。
  5. 当該枠体部の外表面に突出せしめられている複数個の当該突起状部の当該嵌入孔部内のそれぞれに、一つの共通した当該ストッパー部が嵌入固定されている事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具。
  6. 当該ストッパー部は、当該突起状部の当該嵌入孔部に挿入着脱自在となる様な所望の幅を持ち且つ、長手方向に所望の長さを持つストッパー本体部と、当該ストッパー本体部の長手方向に於ける一方の端部に、当該ストッパー本体部の当該幅よりも長く設定された幅部を有するストッパー頭部とで構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のキッズ用組立家具。
  7. 当該キッズ用組立家具が椅子である場合には、当該直立壁部材は少なくとも3枚又は4枚であり、当該水平棚板部は少なくとも1枚であり、且つ当該水平棚板部は座面であり、且つ当該座面には、適宜の折曲部を介して連続的に接続されている前垂れ部が形成されており、且つ当該前垂れ部の当該直立壁部材との当接合部に相当する端縁部には、少なくとも1個の当該突起状部が設けられており、更に当該前垂れ部の当該直立壁部材との当接合部に相当する当該端縁部に対応する当該直立壁部材の一部には、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられている事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のキッズ用組立家具。
  8. 当該座面の下面で、且つ当該複数枚の直立壁部材で囲僥された空間部内に、直立状に立設された少なくとも一枚若しくは複数枚のダンボール平板が相互に交錯配置されるか、折り畳み屈折された状態で配置されている事を特徴とする請求項7に記載のキッズ用組立家具。
  9. 当該キッズ用組立家具が引出具である場合には、当該直立壁部材は少なくとも3枚であり、当該水平棚板部は少なくとも2枚であり、当該複数枚の水平棚板部間に形成された空間部内に、ダンボール平板を適宜の形状に切り出し、接着剤を使用せずに立体的に組み上げた引出部が挿入・引出自在に配備されている事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のキッズ用組立家具。
  10. 当該ダンボール平板のみから成る引出部は、その底面部は1重のダンボール平板で構成されており、且つ、当該底面部の各周縁部に立設されている側壁部は、2重のダンボール平板で構成されている事を特徴とする請求項9に記載のキッズ用組立家具。
  11. 当該引出部の当該ダンボール平板からの切出し形状は、所望の矩形形状に形成された底部と当該底部の各周辺縁部から適宜の折り目線を介して当該周辺縁部に対して直交方向に外方に延展された形成されている、所望の相互に同一の幅を持った矩形状の第1乃至第4の基礎側壁部が形成されていると共に、当該個々の第1乃至第4の基礎側壁部に於ける、当該底部の各周辺縁部と対向する他方の端縁部には、それぞれ、適宜の折り目線を介して、所望の相互に微小な同一の幅を持った矩形状の第1乃至第4の間挿側壁部が連続的に形成されていると同時に、当該各間挿側壁部に於ける、当該基礎側壁部との接合端縁部とは反対側の端縁部には、別の適宜の折り目線を介して、当該基礎側壁部と相互に同一の幅を有する矩形状の第1乃至第4の補助壁部が連続的に形成されており、且つ当該各補助壁部に於ける、当該基礎側壁部との接合端縁部とは反対側の端縁部には、異なる適宜の折り目線を介して、所望の相互に同一の幅を持った第1乃至第4の固定係止片部が連続的に形成されており、然も、当該第1と第2の基礎側壁部及び当該第1と第2補助壁部のそれぞれの長手方向端縁部には、適宜の折り目線を介して、当該第1と第2の基礎側壁部及び当該第1と第2補助壁部の幅と同じ幅を有し、且つ当該第3と第4の基礎側壁部及び当該第3と第4補助壁部の幅に略等しい長さを有する矩形状若しくは山形状或いは台形状の折曲げ片部がそれぞれ連続的に形成されている事を特徴とする請求項9又は10に記載のキッズ用組立家具。
  12. 当該折り目線は、所望の部位を、当該ダンボール平板の表面及び/又は裏面のいずれの方向にも折り曲げられるように構成されている事を特徴とする請求項11に記載のキッズ用組立家具。
  13. 当該第1乃至第4の固定係止片部折曲げ片部少なくとも一部に於ける自由端端縁部の少なくとも一部に、当該底部面との固定係止効果を増強させる機能を有する切り欠け部が設けられている事を特徴とする請求項11または12に記載のキッズ用組立家具。
  14. 当該引出具に於いて使用される少なくとも一部の当該引出部に於ける、当該引出具から引き出される方向に面している当該基礎側壁部、当該間挿側壁部及び当該補助壁部の少なくとも一部に、指先引掛部が形成されている事を特徴とする請求項11乃至13の何れかに記載のキッズ用組立家具。
  15. 当該複数枚の直立壁部材の内で、当該引出部に於ける、当該引出具から引き出される方向に面している当該基礎側壁部、当該間挿側壁部及び当該補助壁部とは反対側に形成されている当該基礎側壁部、当該間挿側壁部及び当該補助壁部の少なくとも一つと対応する側の当該直立壁部材に於いて、当該少なくとも一つの引出部に於ける、少なくとも当該基礎側壁部と対応する部位に、当該基礎側壁部を適宜手段を使用して後押しする為の開口孔部が設けられている事を特徴とする11乃至14の何れかに記載のキッズ用組立家具。
  16. 当該キッズ用組立家具が引出部付き机具である場合には、当該直立壁部材は少なくとも4枚であり、当該水平棚板部は少なくとも3枚であり、当該直立壁部材の内で3枚の当該直立壁部材は、相互に所定の間隔を介して並行に且つ直立状に配置されて、当該机部と当該引出部とを分離形成しており、当該引出部空間内部に配置されている当該複数枚の水平棚板部の内の少なくとも一部の当該水平棚板部は、当該机部と当該引出部とを分離形成している当該直立壁部材と当接接合する部分に対応する側の端縁部に、当該突起状部とは別の、当該突起状部の延展方向と同一の方向に、且つ、当該机部の長さを超えて、当該机部の反対側の端部に位置する別の当該直立壁部材に迄到達するに十分な長さを持った長尺状延展突出部が形成され、更に、当該長尺状延展突出部の尖端部には、当該ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が連続的に形成されており、一方、当該机部と当該引出部とを分離形成している当該直立壁部材に於ける当該長尺状延展突出部と対応する部位には、当該長尺状延展突出部が貫通通過出来る貫通穴部が設けられており、一方、当該机部の反対側の端部に位置する別の当該直立壁部材には、当該長尺状延展突出部の尖端部に設けられている当該突起状部が嵌入せしめられる嵌入孔部が設けられており、更に、当該机部の下方空間部内には、ダンボール平板で構成された、当該長尺状延展突出部の支持部材が設けられており、当該支持部材は、当該長尺状延展突出部の少なくとも一部と係合する係合部と、当該3枚の直立壁部材群に対し直交状態で配置されている別の当該直立壁部材であって、当該机部空間部に対応する直立壁部材と当接接合する支持固定部とからなり、当該支持固定部に於ける当該直立壁部材と対応する端縁部には、当該ダンボール平板と同一の平面を形成し、当該端縁部を超えて外方に延展され、且つ当該延展されている部分には、ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が形成されており、一方、当該直立壁部材に於ける、当該支持固定部に於ける当該当接合端縁部と対応する部位に、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられている事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のキッズ用組立家具。
  17. 当該キッズ用組立家具が引出部付き鏡台(ドレッサー)である場合には、当該直立壁部材は少なくとも3枚であり、当該水平棚板部は少なくとも2枚であり、当該直立壁部材の内で2枚の第1と第2の当該直立壁部材は、相互に所定の間隔を介して並行に且つ直立状に配置されていると共に、残りの当該第3の直立壁部材は、当該所定の間隔を介して並行に且つ直立状に配置されている2枚の当該直立壁部材と相互に直交する様に直立状に立設接合配置されており、且つ、当該第3の直立壁部材は、当該第1と第2の直立壁部材の高さよりも上方に、延展されている、鏡を配置する為延長部が一体的連続的に形成されており、一方、少なくとも2枚の当該水平棚板部の少なくとも一方の第1の水平棚板部は、当該第1乃至第3の直立壁部材により形成されるコの字型空間内部に於いて、その周縁端部が、当該第1及び第2の直立壁部材の上方端部の近傍部において水平状態で、当該第1乃至第3の直立壁部材と接合固定されて、机面部を形成しており、当該他方の第2の水平棚板部は、当該一方の水平棚板部の水平方向と並列に、且つ当該一方の水平棚板部の下方で、当該一方の水平棚板部とは所望の間隔を介して、その周縁端部が、当該第1乃至第3の直立壁部材と接合固定されており、それによって、当該第1と第2の水平棚板部との間に所望の収納空間が形成されており、更に、当該机面部の下方空間部下方部には、当該第1及び第2の直立壁部材との間を張設する様に延展されている、当該水平棚板部の幅よりも細い幅を有する帯状のダンボール平板が当該第1及び第2の直立壁部材とに接合する様に配置せしめられて、足掛部を形成しており、且つ、当該机面部の下方空間部下方部には、ダンボール平板で構成された、当該足掛部の支持部材が設けられており、当該支持部材は、当該長尺状の足掛部の少なくとも一部と係合する係合部と、当該第3の直立壁部材と当接接合する支持固定部とからなり、当該支持固定部に於ける当該直立壁部材と対応する端縁部及び当該足掛部に於ける当該直立壁部材と対応する端縁部には、それぞれ当該ダンボール平板と同一の平面を形成し、当該端縁部を超えて外方に延展され、且つ当該延展されている部分には、ストッパー部が挿入される開口部が設けられている、少なくとも一つの突起状部が形成されており、一方、当該直立壁部材に於ける、当該支持固定部に於ける当該当接合端縁部と対応する部位に、少なくとも一つの当該突起状部を嵌合せしめ得る嵌入孔部が設けられている事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のキッズ用組立家具。
  18. ダンボール平板から形成された当該形状に構成された複数枚の当該直立壁部材と、ダンボール平板から形成された当該形状に構成された複数枚の当該水平棚板部と、ダンボール平板から形成された当該形状に構成された複数枚のストッパー部と、要すれば、ダンボール平板から形成された当該折り畳み可能な引出部用部材、ダンボール平板から形成された補強用部材、ダンボール平板から形成された当該前垂れ部付き座部材部材及びダンボール平板から形成された当該折り畳み可能な支持部材用部材から選択された少なくとも一つの部材とが一組としてキット化されている事を特徴とする請求項1乃至17の何れかに記載のキッズ用組立家具。
  19. 当該少なくとも一つの部材は、その実質的な形状が、ダンボール平板内に、手動にて容易に当該ダンボール平板から分離出来る様に、適宜のミシン目を介して形成されている事を特徴とする請求項18に記載のキット化されたキッズ用組立家具。
  20. 当該複数の組み合わされた部材が、所望の箱体内に保管されている事を特徴とする請求項18または19に記載のキット化されたキッズ用組立家具。
  21. 当該箱体の蓋部材、底部材及び側壁面材の何れかに、当該複数種の部材の一部が適宜のミシン目を介して形成されている事を特徴とする請求項20に記載のキット化されたキッズ用組立家具。
  22. 当該箱体の蓋部材、底部材及び側壁面材の何れかに、当該複数種の部材とは異なる付録部品の複数個の組み立て部材が適宜のミシン目を介して形成されている事を特徴とする請求項20又は21に記載のキット化されたキッズ用組立家具。
  23. 当該箱体は、一枚のダンボール平板から切り出した、特定の形状を持った折り畳み式の箱体部であって、所望の長さと幅を持つ矩形状の底部と、当該底部の4個の端縁部からそれぞれ、所望の折り目線を介して、当該各端縁部の長さと同一の幅で且つ、所望の同一の長さを以て外方向に延展されている側壁部と、相互に対向する一対の当該側壁部の内の一方の対に於ける双方の当該側壁部の端縁部から所望の折り目線を介して、当該側壁部の延展方向と直交する方向に延展されているフランジ部が設けられており、且つ相互に対向する一対の当該側壁部の内の他方の対に於ける双方の当該側壁部の内の一方の当該側壁部の端縁部には、適宜の折り目線を介して当該底部と同じ形状に形成された蓋部が連続して形成されており、且つ当該蓋部に於ける当該側壁部の延展方向と直交する方向に形成されている一対の端縁部の双方には、所望の折り目線を介して、当該蓋部の延展方向と直交する方向に、当該側壁部の高さに略近似した長さを以て外方向に延展されている側壁支持片部が設けられており、更に当該蓋部の延展方向に形成されている端縁部の一部に、所望の折り目線を介して、当該蓋部の延展方向に当該側壁部の高さよりも若干短い長さを以て外方向に延展せしめられている差込み係止片部が設けられており、一方、相互に対向する一対の当該側壁部の内の他方の対に於ける双方の当該側壁部の内の他方の当該側壁部の端縁部には、適宜の折り目線を介して、所望の微小な幅を持った矩形状の間挿側壁部が連続的に形成されていると同時に、当該間挿側壁部に於ける、当該側壁部との接合端縁部とは反対側の端縁部には、別の適宜の折り目線を介して、当該間挿側壁部の幅と同一の幅を有し且つ当該側壁部の高さと略同一の長さを以て、当該間挿側壁部の外方向に向けて延展されている側壁支持片部が設けられており、当該間挿側壁部に於ける当該差込み係止片部と対応する部分には、当該差込み係止片部が差し込み嵌入しえる開口スリット部が設けられると同時に、当該間挿側壁部が連結されている当該側壁部の略中央部に所定の間隔を介して設けられている2つの開孔窓部と、当該開口スリット部に近接し、且つ当該開口スリット部に連通している少なくとも1つの切欠け部とが設けられている事を特徴とする請求項20乃至22の何れかに記載のキッズ用組立家具部材を収納する箱体部。
JP2017002418U 2017-05-30 2017-05-30 ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具 Expired - Fee Related JP3212009U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002418U JP3212009U (ja) 2017-05-30 2017-05-30 ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002418U JP3212009U (ja) 2017-05-30 2017-05-30 ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3212009U true JP3212009U (ja) 2017-08-17

Family

ID=59595763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017002418U Expired - Fee Related JP3212009U (ja) 2017-05-30 2017-05-30 ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3212009U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5513745A (en) Shipment and display fixture for greeting cards
US4308986A (en) Tuck box with header card
US2547716A (en) Foldable vending tray for ice-cream cups and the like
US2276374A (en) Collapsible drawer
US2250491A (en) Frame construction
US10480557B2 (en) Construction kit and installation assembly and method for the production thereof
US2623682A (en) Shipping and display package
US20130264923A1 (en) Retail Display
JPS6020259B2 (ja) トレ−のコ−ナ柱
US2206728A (en) Display stand
US2980241A (en) Box
US2229257A (en) Display stand
US2155190A (en) Display device
US2805909A (en) Knockdown chest of drawers
JP3212009U (ja) ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具
CA2762240C (en) Packaging assembly
US20080155944A1 (en) Base sheet of corrugated cardboard or other stiff sheet material for use in forming various three-dimensional articles, and kit including same
US11161643B2 (en) Interlocking stackable containers
JP2018198887A (ja) ダンボールからなるリサイクル可能なキッズ用組立家具
JP4447088B2 (ja) 吊下展示用紙容器
JP2016198353A (ja) 商品展示箱
US2592678A (en) Display carton
KR200378931Y1 (ko) 종이 액자
KR20100010273U (ko) 음식물 포장용기
JP3237810U (ja) 陳列ラック

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20170628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3212009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees