JP2020050299A - ミキサドラム状態表示装置 - Google Patents

ミキサドラム状態表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020050299A
JP2020050299A JP2018184259A JP2018184259A JP2020050299A JP 2020050299 A JP2020050299 A JP 2020050299A JP 2018184259 A JP2018184259 A JP 2018184259A JP 2018184259 A JP2018184259 A JP 2018184259A JP 2020050299 A JP2020050299 A JP 2020050299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixer drum
state
mixer
rotation
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018184259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7132811B2 (ja
Inventor
恵介 木本
Keisuke Kimoto
恵介 木本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP2018184259A priority Critical patent/JP7132811B2/ja
Priority to AU2019236671A priority patent/AU2019236671A1/en
Publication of JP2020050299A publication Critical patent/JP2020050299A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7132811B2 publication Critical patent/JP7132811B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

【課題】ミキサドラムの回転状態を容易に把握する。【解決手段】ミキサドラム状態表示装置100,200は、ミキサドラム2の状態を監視する監視部6a,26と、ミキサ車1の運転室11に設けられる表示部22と、監視部6a,26により得られた情報に基づいて表示部22にミキサドラム2の状態を表示するコントローラ20と、を備える。表示部22には、ミキサドラム2の回転方向及びミキサドラム2内でのミキサドラム2の軸方向における生コンの流動方向の少なくとも一方が画像により表示される。【選択図】図3

Description

本発明は、ミキサドラム状態表示装置に関するものである。
特許文献1には、車両が走行中であってもミキサドラム内の生コンクリートを排出可能なミキサ車が開示されている。
特開2016−84105号公報
特許文献1に記載のミキサ車では、車両が走行しているときにミキサドラムが撹拌状態にあるか排出状態にあるかは、バックミラー等の鏡に映ったミキサドラムの回転方向を見て運転者が確認する必要がある。しかしながら、経験の浅い運転者にとっては、鏡に映ったミキサドラムがどちらの状態にあるのかを瞬時に判断することは困難であり、また、熟練の運転者であっても、夜間や雨天時には、鏡に映ったミキサドラムの回転方向を視認することは困難である。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ミキサドラムの回転状態を容易に把握可能とすることを目的とする。
本発明は、ミキサ車に搭載されたミキサドラムの状態を表示するミキサドラム状態表示装置が、ミキサドラムの状態を監視する監視部と、ミキサ車の運転室に設けられる表示部と、監視部により得られた情報に基づいて表示部にミキサドラムの状態を表示する制御部と、を備え、表示部には、ミキサドラムの回転方向及びミキサドラム内でのミキサドラムの軸方向における積載物の流動方向の少なくとも一方が画像により表示されることを特徴とする。
この発明では、ミキサ車の運転室に設けられる表示部に、ミキサドラムの回転方向及びミキサドラム内でのミキサドラムの軸方向における積載物の流動方向の少なくとも一方が画像により表示される。このように、表示部には、ミキサドラムの状態が単に文字で表示されるのではなく、ミキサドラムの回転方向及びミキサドラム内でのミキサドラムの軸方向における積載物の流動方向の少なくとも一方が含まれる画像によって表示される。このため、運転者は、表示部に表示された画像を見ることによって、ミキサドラムがどのような回転状態にあるのかを瞬時に把握することができる。
本発明は、監視部が、ミキサドラムの回転方向及び回転数を検出し、制御部が、監視部により検出されたミキサドラムの回転方向及び回転数に基づいて表示部に表示される画像を生成することを特徴とする。
この発明では、監視部により検出されたミキサドラムの回転方向及び回転数に基づいて生成された画像が表示部に表示される。このように、表示部に表示される画像をミキサドラムの回転方向及び回転数に応じて変化させることによって、ミキサドラムがどのような状態にあるのかを運転者に対して瞬時に把握させることができる。
本発明は、表示部にミキサドラムの回転方向が表示される場合、制御部は、監視部で検出されたミキサドラムの回転数に基づいてミキサドラムの回転数を視覚的に示す画像を生成し、ミキサドラムの回転方向とともに表示部に表示することを特徴とする。
この発明では、監視部で検出されたミキサドラムの回転数に基づいて生成されたミキサドラムの回転数を視覚的に示す画像が表示部に表示される。このように、ミキサドラムの回転数に応じて変化する画像を表示部に表示することによって、ミキサドラムの回転数がどの程度となっているのかを運転者に対して瞬時に把握させることができる。
本発明は、表示部に積載物の流動方向が表示される場合、制御部は、監視部で検出されたミキサドラムの回転数に基づいて積載物の流動速度を視覚的に示す画像を生成し、積載物の流動方向とともに表示部に表示することを特徴とする。
この発明では、監視部で検出されたミキサドラムの回転数に基づいて生成された積載物の流動速度を視覚的に示す画像が表示部に表示される。このように、積載物の流動速度に応じて変化する画像を表示部に表示することによって、積載物の流動速度がどの程度となっているのかを運転者に対して瞬時に把握させることができる。
本発明は、監視部が、ミキサドラムの映像を撮影し、制御部が、監視部により撮影される映像を表示部に表示することを特徴とする。
この発明では、表示部に、監視部により撮影されたミキサドラムの映像が表示される。このように、表示部には、ミキサドラムの状態が、単に文字で表示されるのではなく、視覚的に認識され易い映像によって表示される。このため、運転者は、表示部に表示された映像を見ることによって、ミキサドラムがどのような回転状態にあるのかを瞬時に把握することができる。
本発明によれば、ミキサドラムの回転状態を容易に把握することができる。
図1Aは、本発明の第1実施形態に係るミキサドラム状態表示装置が適用されるミキサ車の平面図である。 図1Bは、本発明の第1実施形態に係るミキサドラム状態表示装置が適用されるミキサ車の側面図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係るミキサドラム状態表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係るミキサドラム状態表示装置においてミキサドラムが撹拌状態にあるときに表示部に表示される画像を示す図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係るミキサドラム状態表示装置においてミキサドラムが排出状態(低速)にあるときに表示部に表示される画像を示す図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係るミキサドラム状態表示装置においてミキサドラムが排出状態(高速)にあるときに表示部に表示される画像を示す図である。 図6は、本発明の第1実施形態に係るミキサドラム状態表示装置においてミキサドラムが停止状態にあるときに表示部に表示される画像を示す図である。 図7Aは、本発明の第2実施形態に係るミキサドラム状態表示装置が適用されるミキサ車の平面図である。 図7Bは、ミキサ車の側面図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係るミキサドラム状態表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の第2実施形態に係るミキサドラム状態表示装置においてミキサドラムが撹拌状態にあるときに表示部に表示される画像を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1A、図1B及び図2を参照して、本発明の実施形態に係るミキサドラム状態表示装置100が適用されるミキサ車1の全体構成について説明する。図1Aは、ミキサ車1の平面図であり、図1Bは、ミキサ車1の側面図であり、図2は、ミキサドラム状態表示装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
ミキサ車1は、ミキサドラム2内に投入されたモルタルやレディミクストコンクリート等のいわゆる生コンクリート(以下、「生コン」と称する。)を運搬する車両である。以下の説明では、ミキサ車1が積載物として生コンを積載する場合について説明する。
ミキサ車1は、図1A、図1Bに示すように、運転室11と架台3とを備える車両であり、架台3に搭載されて生コンを搭載可能なミキサドラム2と、ミキサドラム2を回転駆動する駆動装置4と、ミキサドラム2の回転を制御するコントローラ20と、を備える。なお、図1Bでは、駆動装置4等の図示を省略している。
ミキサドラム2は、架台3に回転可能に搭載される有底円筒形の容器であり、その後端には生コンの投入と排出とが行われる開口部2aが設けられる。ミキサドラム2は、その回転軸Oが車両の前部から後部に向かって徐々に高くなるように傾斜して搭載される。ミキサドラム2内には、図示しないドラムブレードがドラム内壁面に沿って螺旋状に配設されており、ミキサドラム2とともにドラムブレードが回転することによって、ミキサドラム2内に積載された生コンの攪拌等が行われる。
ミキサドラム2の開口部2aの後方上部には、ホッパ16が設けられる。生コン工場においてミキサ車1に投入される生コンは、ホッパ16によって開口部2aへと導かれる。ミキサドラム2の開口部2aの後方下部には、フローガイド17及びシュート18が設けられる。開口部2aから排出される生コンは、フローガイド17によってシュート18に導かれ、シュート18によって所定の方向に排出される。
ミキサドラム2は、ミキサ車1に搭載された走行用のエンジン10を駆動源として、駆動装置4を介して回転駆動される。駆動装置4は、エンジン10の回転によって駆動され、作動流体の流体圧によってミキサドラム2を回転駆動する流体圧装置である。
図2に示すように、エンジン10は、エンジン10の出力及び回転数を調整するためのスロットル弁10aを有する。スロットル弁10aの開度は、エンジン10によって駆動装置4を駆動させる際に図示しないアクチュエータを介してコントローラ20により制御される。また、エンジン10には、エンジン10の回転速度を検出し、検出された回転速度に応じた信号をコントローラ20へ出力する回転センサ10bが設けられる。
駆動装置4を駆動する際のエンジン10の回転数は、回転センサ10bによって検出された回転速度が所定の大きさとなるように、スロットル弁10aを介してコントローラ20により制御される。なお、回転センサ10bは、駆動装置4の入力軸である後述のPTO軸9やドライブシャフト8の回転速度を検出するものであってもよいし、後述の油圧ポンプ5の回転速度を検出するものであってもよい。
エンジン10の回転は、エンジン10から常時動力を取り出すPTO軸9(PTO:Power take−off)と、PTO軸9と駆動装置4とを連結するドライブシャフト8(図2参照)と、を介して駆動装置4に伝達される。
駆動装置4は、エンジン10によって駆動され作動流体としての作動油を吐出する油圧ポンプ5と、油圧ポンプ5から供給される作動油によって作動しミキサドラム2を回転駆動する油圧モータ6と、を有する。なお、駆動装置4では、作動流体として作動油ではなく、他の非圧縮性流体が用いられてもよい。
油圧ポンプ5は、図示しない斜板の傾転角に応じて吐出量が変更される斜板型アキシャルピストンポンプであり、油圧ポンプ5から油圧モータ6への作動油の流れを制御する制御弁5aと、斜板の傾転角を変化させることで油圧ポンプ5の吐出量を調整する傾転角調整機構5bと、油圧モータ6に供給される作動油の圧力を検出する圧力センサ5cと、を有する。
油圧ポンプ5は、PTO軸9を介してエンジン10から常時取り出される動力によって回転駆動される。なお、油圧ポンプ5を回転駆動させる駆動源としては、走行用のエンジン10に限定されず、走行に用いられない補機用のエンジンや電動モータであってもよい。
制御弁5aは、ミキサドラム2を一方の方向に回転させるように油圧モータ6に作動油を導く第1位置と、ミキサドラム2を他方の方向に回転させるように油圧モータ6に作動油を導く第2位置と、油圧ポンプ5から油圧モータ6への作動油の流れを遮断する遮断位置と、を有する3位置切換弁である。制御弁5aの位置は、コントローラ20により電気的に制御される。
傾転角調整機構5bは、斜板の傾転角を変化させる図示しない油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータに導かれる作動油圧を制御する図示しないソレノイドバルブと、を有する。コントローラ20からソレノイドバルブに供給される駆動電流の大きさに応じて斜板の傾転角が変化し油圧ポンプ5の吐出量が変更される。
圧力センサ5cは、検出された作動油の圧力に応じた信号をコントローラ20に出力する。なお、圧力センサ5cは、駆動装置4における作動油の圧力である油圧ポンプ5から油圧モータ6に供給される作動油の圧力を検出することができれば何処に設けられていてもよく、油圧モータ6に設けられていてもよい。
なお、油圧ポンプ5は、上記形式のポンプに限定されず、吐出容量が可変であるポンプであればどのような形式のポンプであってもよい。例えば、油圧ポンプ5は、斜板の傾転角に応じて吐出量及び吐出方向が変更される斜板型アキシャルピストンポンプであってもよい。
油圧モータ6は、図示しない斜板の傾転角に応じて容量が変更される斜板型アキシャルピストンモータであり、油圧モータ6の図示しない出力軸の回転方向と回転速度とを検出する回転センサ6aと、斜板の傾転角を調整する傾転角調整機構6bと、を有する。
回転センサ6aは、検出された出力軸の回転方向と回転速度とに応じた信号をコントローラ20に出力する。なお、回転センサ6aにより検出される油圧モータ6の回転数及び回転方向は、後述のようにミキサドラム2の回転数及び回転方向に相関する。
傾転角調整機構6bは、斜板の傾転角を変化させる図示しない油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータに導かれる作動油圧を制御する図示しないソレノイドバルブと、を有する。コントローラ20からソレノイドバルブに供給される電流値に応じて斜板の傾転角が変化し油圧モータ6の容量が変更される。
なお、油圧モータ6は、容量が高速回転用の小容量と通常回転用の大容量との二段階に切り換えられる斜板型アキシャルピストンモータであってもよい。
上記構成の駆動装置4において、油圧ポンプ5から吐出された作動油が油圧モータ6に供給されることによって油圧モータ6が回転し、供給される油量や油圧モータ6の斜板の傾転角に応じて、油圧モータ6の回転速度が変更される。また、油圧モータ6の回転方向は、油圧ポンプ5の制御弁5aの位置が切り換えられることで切り換わる。
駆動装置4の出力軸、すなわち油圧モータ6の出力軸は、減速機7を介してミキサドラム2の回転軸Oに連結される。このため、油圧モータ6の回転速度を増減することによって、ミキサドラム2の回転速度を増減させることが可能であり、油圧モータ6の回転方向を切り換えることによって、ミキサドラム2の回転方向を正回転方向である撹拌方向と逆回転方向である排出方向とに切り換えることが可能である。
このように、ミキサドラム2の回転数及び回転方向は、油圧モータ6の回転数及び回転方向に相関することから、油圧モータ6の回転センサ6aの検出値からミキサドラム2の回転数及び回転方向を把握することが可能である。なお、回転センサ6aは、油圧モータ6に代えて、ミキサドラム2の回転数及び回転方向を検出するものであってもよい。
ミキサドラム2が撹拌方向に回転駆動されると、ミキサドラム2内の生コンはドラムブレードにより攪拌されながら前方へと移動する。一方、ミキサドラム2が排出方向に回転駆動されると、ミキサドラム2内の生コンはドラムブレードにより攪拌されながら後方へと移動する。
このようにミキサドラム2を撹拌方向とは反対の方向である排出方向に回転させることで、ミキサドラム2の開口部2aから生コンを排出することができる。ミキサドラム2から排出された生コンは、フローガイド17及びシュート18を介して所定位置に誘導される。
なお、ホッパ16を介して、ミキサドラム2内へ生コンを投入する場合には、攪拌時よりもミキサドラム2を高速で撹拌方向に回転させることで、投入された生コンを速やかにミキサドラム2の前方へと移動させる。
コントローラ20は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及びI/Oインターフェース(入出力インターフェース)等を備えたマイクロコンピュータで構成される。RAMはCPUの処理におけるデータを記憶し、ROMはCPUの制御プログラム等を予め記憶し、I/Oインターフェースは接続された機器との情報の入出力に使用される。CPUやRAM等をROMに格納されたプログラムに従って動作させることによって駆動装置4の作動が制御される。
コントローラ20には、上述のように、油圧モータ6の回転センサ6aと、エンジン10の回転センサ10bと、油圧ポンプ5の圧力センサ5cと、が接続されるとともに、車両の車速を検出する車速センサ24と、パーキングブレーキの作動状態を検出するパーキングブレーキスイッチ25と、が接続され、これらのセンサ類で検出された検出値が入力される。また、コントローラ20には、上述のように、傾転角調整機構5bのソレノイドバルブと、傾転角調整機構6bのソレノイドバルブと、制御弁5aと、スロットル弁10aと、が接続され、これらを作動させる指令値がコントローラ20から出力される。
また、コントローラ20には、ミキサドラム2の状態が表示される表示部22と、ミキサドラム2の駆動を操作するための操作部23と、が接続される。
表示部22は、運転室11内の運転者が見やすい位置に設けられるモニタであり、後述のように、コントローラ20により生成されるミキサドラム2の回転状態を示す画像が表示される。
操作部23には、ミキサドラム2の回転方向及び回転速度を変更するための図示しない操作スイッチやミキサドラム2を自動的に撹拌回転させるための自動撹拌スイッチ、緊急時にミキサドラム2の回転を停止させるための非常停止スイッチといったスイッチ類が設けられる。操作部23は、運転者が主に操作を行う運転室11内や車両の後方といった複数の箇所に設けられる。
運転者により操作部23の操作スイッチが操作されると、コントローラ20は、ミキサドラム2の回転状態が、操作されたスイッチに応じた状態となるように、油圧ポンプ5の斜板の傾転角や油圧モータ6の斜板の傾転角、油圧ポンプ5の制御弁5aといった駆動装置4を構成する各機構を制御する。
例えば、操作部23において運転者により自動撹拌スイッチが操作されると、コントローラ20は、油圧モータ6の回転センサ6aの検出値から換算されたミキサドラム2の実際の回転数が予め設定された目標回転数となるように、油圧ポンプ5の傾転角調整機構5bのソレノイドバルブ及び油圧モータ6の傾転角調整機構6bのソレノイドバルブに電流を供給するとともに、エンジン10のスロットル弁10aを介してエンジン10の回転数を増減させることによって油圧ポンプ5から吐出される作動油の流量を制御する。
このようにコントローラ20によって制御されるミキサドラム2の回転状態が運転者の指示通りの状態となっているか否か、つまり、ミキサドラム2が撹拌状態にあるか排出状態にあるかは、ミキサドラム2の回転方向を見ることで判断することが可能であり、例えば、走行中のミキサ車1では、運転者が、バックミラー等の鏡に映ったミキサドラム2の回転方向を見て判断している。
しかしながら、経験の浅い運転者にとっては、鏡に映ったミキサドラム2を見てもミキサドラム2がどちらの状態にあるのかを瞬時に判断することは困難であり、また、熟練の運転者であっても、夜間や雨天時には、鏡に映ったミキサドラム2の回転方向を視認することは困難である。
また、ミキサ車1をゆっくり走行させながらミキサドラム2から生コンを少しずつ排出させる場合には、ミキサドラム2の回転方向だけではなく、生コンの排出流量に相関するミキサドラム2の回転速度が適切な速度となっているか否かについても鏡に映ったミキサドラム2を見ながら判断する必要があることから、運転者への負担が大きくなってしまう。
このような運転者への負担を低減させるために、本実施形態に係るミキサドラム状態表示装置100では、運転室11内に配置される上述の表示部22に、ミキサドラム2の回転方向及びミキサドラム2内でのミキサドラム2の軸方向における生コンの流動方向を視覚的に認識されやすい画像によって表示している。
ミキサドラム2の状態を表示部22に表示させるために、ミキサドラム状態表示装置100は、ミキサドラム2の状態を監視する監視部として上述の油圧モータ6の回転センサ6aと、回転センサ6aの検出値に基づいて表示部22に表示される画像を生成する制御部として上述のコントローラ20と、を備える。
以下に、図3及び図4を参照し、ミキサドラム状態表示装置100によるミキサドラム2の状態表示について具体的に説明する。図3は、ミキサドラム2が撹拌状態にあるときに表示部22に表示される画像を示す図であり、図4は、ミキサドラム2が排出状態にあるときに表示部22に表示される画像を示す図である。
コントローラ20は、回転センサ6aにより検出された油圧モータ6の回転方向がミキサドラム2を撹拌方向に回転させる方向である場合、図3に示すように、現在の状態を示す現在状態表示34にミキサドラム2が撹拌状態にあることを表示する。さらにコントローラ20は、回転センサ6aにより検出された回転数から換算されるミキサドラム2の回転数を現在のミキサドラム2の回転数を示す現在回転数表示35に表示する。
また、コントローラ20は、ミキサドラム2のイラストであるイラスト表示30上に、ミキサドラム2の回転方向を示す回転方向表示32と、ミキサドラム2内での生コンの流動方向を示す流動方向表示33と、の2つの矢印が重ね合された画像を生成し、表示部22に表示する。
回転方向表示32は、実際のミキサドラム2の回転方向を示す矢印であり、ミキサドラム2が撹拌状態にあるときは、ミキサドラム2を車両の後方から見て左回りの方向を示し、ミキサドラム2が排出状態にあるときは、ミキサドラム2を車両の後方から見て右回りの方向を示す。なお、撹拌方向が車両の後方から見て右回りである車両では、回転方向表示32は、上述の方向と反対の方向を示すことになる。
流動方向表示33は、ミキサドラム2内でのミキサドラム2の軸方向における生コンの流動方向を示す矢印である。ミキサドラム2が撹拌状態にあるとき、ミキサドラム2内の生コンはミキサドラム2の底方向に向かうことから、流動方向表示33は、ミキサドラム2の底方向を向く矢印となる。一方、ミキサドラム2が排出状態にあるとき、ミキサドラム2内の生コンはミキサドラム2の開口部2aに向かうことから、流動方向表示33は、ミキサドラム2の開口部2aを向く矢印となる。
したがって、回転センサ6aにより検出された油圧モータ6の回転方向がミキサドラム2を撹拌方向に回転させる方向である場合、コントローラ20は、図3に示すように、ミキサドラム2を車両の後方から見て左回りの方向を示す回転方向表示32と、ミキサドラム2の底方向を向く流動方向表示33と、をイラスト表示30上に、重ね合された画像を生成し、表示部22に表示する。
なお、ミキサドラム2のイラスト表示30は、回転していることが視覚的に把握できるように、回転方向に合せてミキサドラム2が回転しているように見えるアニメーションとすることが好ましい。
一方でコントローラ20は、回転センサ6aにより検出された油圧モータ6の回転方向がミキサドラム2を排出方向に回転させる方向である場合、図4に示すように、現在状態表示34にミキサドラム2が排出状態にあることを表示するとともに、回転センサ6aにより検出された回転数から換算されるミキサドラム2の回転数を現在回転数表示35に表示する。
また、この場合、コントローラ20は、ミキサドラム2を車両の後方から見て右回りの方向を示す回転方向表示32と、ミキサドラム2の開口部2aを向く流動方向表示33と、をイラスト表示30上に、重ね合された画像を生成し、表示部22に表示する。
このように、ミキサドラム状態表示装置100では、運転者から見える位置に配置される表示部22に、ミキサドラム2が現在どのような状態にあるかを視覚的に表現した画像が表示され、特に、表示部22に表示される画像には、ミキサドラム2の回転方向やミキサドラム2内における生コンの流動方向が含まれる。このため、運転者は、表示部22に表示された画像を見ることによって、ミキサドラム2がどのような回転状態にあるのかを瞬時に把握することができる。この結果、ミキサドラム2の状態を把握する際の運転者の負担を低減させることができる。
また、表示部22にミキサドラム2内における生コンの流動方向が表示されることで、経験が浅い運転者であってもミキサドラム2が生コンを排出する状態にあるのか否かを瞬時に把握することが可能となる。このため、経験が浅い運転者も、バックミラーに映ったミキサドラム2を気にすることなく、安心してミキサ車1を運転することができる。
次に、図5に示される画像について説明する。図5に示されるミキサドラム2の状態は、図4に示されるミキサドラム2の状態と同様に排出状態であるが、図4に示される状態よりもミキサドラム2の回転数が高い、すなわち、ミキサドラム2の開口部2aに向かう生コンの流動速度が速い状態を示している。
コントローラ20は、上述の回転方向表示32及び流動方向表示33を生成する際、回転センサ6aにより検出された回転数から換算されるミキサドラム2の回転数に応じて、回転方向表示32及び流動方向表示33の矢印の長さを変化させる。具体的には、図5に示すように、ミキサドラム2の回転数が比較的高い場合には、回転方向表示32及び流動方向表示33の矢印の長さを長くした画像を生成し、表示部22に表示する。一方、ミキサドラム2の回転数が比較的低い場合には、回転方向表示32及び流動方向表示33の矢印の長さを短くした画像を生成し、表示部22に表示する。
このように、ミキサドラム状態表示装置100では、ミキサドラム2の回転数の変化や生コンの流動速度の変化が、表示部22に表示される矢印の形状の変化によって視覚的に表現される。このため、例えば、ミキサ車1をゆっくり走行させながらミキサドラム2から生コンを少しずつ排出させる場合であっても、運転者は、表示部22を見ることによって、ミキサドラム2の開口部2aに向かう生コンのおおよその流動速度、すなわち、ミキサドラム2から排出される生コンの流量がどの程度となっているのかを確認しながらミキサ車1を運転することができる。
なお、回転数や流動速度の変化に応じて、表示部22に表示される矢印の長さを変更することに代えて、矢印の幅を変更してもよい。また、回転数や流動速度が大きくなるにつれて矢印の色を寒色から暖色に徐々に変化させることによって回転数や流動速度の変化を表現してもよい。また、色と形状とを変化させることで回転数や流動速度の変化を表現してもよい。
このようなミキサドラム2の回転数に応じた回転方向表示32及び流動方向表示33の表示の変更は、図4及び図5に示されるようにミキサドラム2の状態が排出状態にあるときだけではなく、図3に示されるようにミキサドラム2の状態が撹拌状態にあるときにも同様に行われる。
なお、図3から図5に示される表示部22には、回転方向表示32と流動方向表示33との2つの矢印が表示されているが、表示部22には、回転方向表示32及び流動方向表示33の何れか一方が表示されていればよい。回転方向表示32と流動方向表示33とには相関性があることから、回転方向表示32及び流動方向表示33の何れか一方が表示部22に表示されていれば、運転者は、表示部22に表示された画像を見ることによって、ミキサドラム2がどのような回転状態にあるのかを瞬時に把握することができる。
一方で、回転センサ6aにより油圧モータ6の回転方向が検出されない場合、コントローラ20は、図6に示すように、現在状態表示34にミキサドラム2が停止状態にあることを表示するとともに、現在回転数表示35にミキサドラム2の回転数がゼロであることを表示する。また、この場合、コントローラ20は、ミキサドラム2が停止中であることを示すイラストである停止表示36をイラスト表示30上に重ね合わせた画像を生成し、表示部22に表示する。
このように、ミキサドラム状態表示装置100では、コントローラ20によりミキサドラム2が停止していると判定された場合、ミキサドラム2が停止していることを示す画像が表示部22に表示される。このため、運転者は、表示部22に表示された画像を見ることによって、何らかの異常が生じてミキサドラム2が停止していることを瞬時に把握することができる。
なお、回転センサ6aにより油圧モータ6の回転が検出されない場合は、回転センサ6aが故障していたり、ハーネスが断線していたりするおそれもある。一方、実際にミキサドラム2が停止しているときには、圧力センサ5cにより検出される圧力の大きさが通常ゼロとなることから、ミキサドラム2が停止状態にあるか否かの判定は、回転センサ6aの検出値に加えて、圧力センサ5cの検出値に基づいて行われてもよい。また、エンジン10が停止した場合も油圧ポンプ5から作動油が吐出されなくなることでミキサドラム2の回転が停止することから、ミキサドラム2が停止状態にあるか否かの判定は、回転センサ6aの検出値に加えて、回転センサ10bの検出値に基づいて行われてもよい。
以上の第1実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
ミキサドラム状態表示装置100では、運転室11に設けられ運転者から見える位置に配置される表示部22に、ミキサドラム2の回転方向を示す回転方向表示32と、ミキサドラム2内での生コンの流動方向を示す流動方向表示33と、の2つの矢印を含む画像が表示される。このように、表示部22には、ミキサドラム2の状態が、単に文字で表示されるのではなく、視覚的に認識され易い画像によって表示される。そしてこの画像には、ミキサドラム2の回転方向示す回転方向表示32及びミキサドラム2内でのミキサドラム2の軸方向における生コンの流動方向を示す流動方向表示33が含まれている。このため、運転者は、表示部22に表示された画像を見ることによって、ミキサドラム2がどのような回転状態にあるのかを瞬時に把握することができる。この結果、ミキサドラム2の状態を把握する際の運転者の負担を低減させることができる。
<第2実施形態>
次に、図7〜9を参照して、本発明の第2実施形態に係るミキサドラム状態表示装置200について説明する。以下では、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成には、同一の符号を付し説明を省略する。
ミキサドラム状態表示装置200の基本的な構成は、第1実施形態に係るミキサドラム状態表示装置100と同様である。ミキサドラム状態表示装置200はミキサドラム2の状態を監視する監視部としてカメラ26を備えている点でミキサドラム状態表示装置100と相違する。
カメラ26は、運転室11に固定され、ミキサドラム2の底部側からミキサドラム2の回転状態を撮影する。カメラ26により撮影された映像は、コントローラ20に随時出力される。
また、カメラ26により撮影されるミキサドラム2の底部には、複数の円状の目印2bが周方向に等間隔で配置される。このように複数の目印2bを設けておくことによって、カメラ26により撮影された映像において、ミキサドラム2の回転状態を容易に認識することが可能となる。なお、目印2bは、不等間隔で配置されていてもよく、また、目印2bの形状は、円状に限定されず、四角や三角、矢印といった任意の形状であってもよい。
次に、図9を参照し、ミキサドラム状態表示装置200によるミキサドラム2の状態表示について具体的に説明する。図9は、ミキサドラム2が撹拌状態にあるときに表示部22に表示される画像を示す図である。
コントローラ20は、図9に示すように、表示部22内に設けられた映像表示域40に、カメラ26により撮影されたミキサドラム2の映像を、現在のミキサドラム2の映像としてリアルタイムで表示する。つまり、映像表示域40には、ミキサドラム2の底部に設けられた複数の目印2bが回転軸Oを中心に回転する様子が映し出される。
また、コントローラ20は、目印2bの移動方向を示す移動方向表示41の画像を生成し、表示部22に表示する。移動方向表示41は、カメラ26により撮影された目印2bの移動方向を示す矢印である。移動方向表示41の矢印の長さは、カメラ26により撮影された目印2bの移動速度に応じて変更される。
このように、ミキサドラム状態表示装置200では、運転者から見える位置に配置される表示部22に、ミキサドラム2の実際の映像がリアルタイムで表示される。このため、運転者は、表示部22に表示された映像を見ることによって、ミキサドラム2がどのような回転状態にあるのかを瞬時に把握することができる。また、表示部22に表示される映像は、イラスト等の合成映像ではなく、実際のミキサドラム2を映した映像であるため、運転者に対して、バックミラーでミキサドラム2の回転状態を確認するのと同様の安心感を与えることができる。
また、図9に示すように、映像表示域40に加えて、上述の回転方向表示32と流動方向表示33とを表示部22に表示することで、ミキサドラム2が撹拌状態にあるか排出状態にあるかを運転者に対して確実に把握させることが可能となる。
以上の第2実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
ミキサドラム状態表示装置200では、運転室11に設けられ運転者から見える位置に配置される表示部22に、カメラ26により撮影されたミキサドラム2の映像がリアルタイムで表示される。このように、表示部22には、ミキサドラム2の状態が、単に文字で表示されるのではなく、視覚的に認識され易い映像によって表示される。このため、運転者は、表示部22に表示された映像を見ることによって、ミキサドラム2がどのような回転状態にあるのかを瞬時に把握することができる。この結果、ミキサドラム2の状態を把握する際の運転者の負担を低減させることができる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
ミキサドラム状態表示装置100,200は、ミキサドラム2の状態を監視する監視部6a,26と、ミキサ車1の運転室11に設けられる表示部22と、監視部6a,26により得られた情報に基づいて表示部22にミキサドラム2の状態を表示するコントローラ20と、を備え、表示部22には、ミキサドラム2の回転方向及びミキサドラム2内でのミキサドラム2の軸方向における生コンの流動方向の少なくとも一方が画像により表示される。
この構成では、運転室11に設けられ運転者から見える位置に配置される表示部22に、ミキサドラム2の回転方向及びミキサドラム2内でのミキサドラム2の軸方向における生コンの流動方向の少なくとも一方が画像により表示される。このように、表示部22には、ミキサドラム2の状態が単に文字で表示されるのではなく、視覚的に認識され易い画像によって表示される。また、表示部22に表示される画像には、ミキサドラム2の回転方向及びミキサドラム2内でのミキサドラム2の軸方向における生コンの流動方向の少なくとも一方が含まれている。このため、運転者は、表示部22に表示された画像を見ることによって、ミキサドラム2がどのような回転状態にあるのかを瞬時に把握することができる。この結果、ミキサドラム2の状態を把握する際の運転者の負担を低減させることができる。
また、監視部としての回転センサ6aは、ミキサドラム2の回転方向及び回転数を検出し、コントローラ20は、回転センサ6aにより検出されたミキサドラム2の回転方向及び回転数に基づいて表示部22に表示される画像を生成する。
この構成では、回転センサ6aにより検出されたミキサドラム2の回転方向及び回転数に基づいて生成された画像が表示部22に表示される。このように、表示部22に表示される画像をミキサドラム2の回転方向及び回転数に応じて変化させることによって、ミキサドラム2がどのような状態にあるのかを運転者に対して瞬時に把握させることができる。
また、表示部22にミキサドラム2の回転方向が表示される場合、コントローラ20は、回転センサ6aで検出されたミキサドラム2の回転数に基づいてミキサドラム2の回転数を視覚的に示す画像を生成し、ミキサドラム2の回転方向とともに表示部22に表示する。
この構成では、回転センサ6aで検出されたミキサドラム2の回転数に基づいて生成されたミキサドラム2の回転数を視覚的に示す画像が表示部22に表示される。このように、ミキサドラム2の回転数に応じて変化する画像、例えば、ミキサドラム2の回転数の変化をミキサドラム2の回転方向を示す矢印の長さや色の変化によって表現する画像を表示部22に表示することによって、ミキサドラム2の回転数がどの程度となっているのか、比較的回転数が高い状態であるのか比較的回転数が低い状態であるのかを運転者に対して瞬時に把握させることができる。
また、表示部22に生コンの流動方向が表示される場合、コントローラ20は、回転センサ6aで検出されたミキサドラム2の回転数に基づいて生コンの流動速度を視覚的に示す画像を生成し、生コンの流動方向とともに表示部22に表示する。
この構成では、回転センサ6aで検出されたミキサドラム2の回転数に基づいて生成された生コンの流動速度を視覚的に示す画像が表示部22に表示される。このように、生コンの流動速度に応じて変化する画像、例えば、生コンの流動速度の変化を生コンの流動方向を示す矢印の長さや色の変化によって表現する画像を表示部22に表示することによって、生コンの流動速度がどの程度となっているのか、特に排出状態にあるときであれば、ミキサドラム2から排出される生コンの流量がどの程度となっているのかを運転者に対して瞬時に把握させることができる。
また、監視部としてのカメラ26は、ミキサドラム2の映像を撮影し、コントローラ20は、カメラ26により撮影される映像を表示部22に表示する。
この構成では、運転者から見える位置に配置される表示部22に、カメラ26により撮影されたミキサドラム2の映像がリアルタイムで表示される。このように、表示部22には、ミキサドラム2の状態が、単に文字で表示されるのではなく、視覚的に認識され易い映像によって表示される。このため、運転者は、表示部22に表示された映像を見ることによって、ミキサドラム2がどのような回転状態にあるのかを瞬時に把握することができる。この結果、ミキサドラム2の状態を把握する際の運転者の負担を低減させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
100,200・・・ミキサドラム状態表示装置、1・・・ミキサ車、2・・・ミキサドラム、4・・・駆動装置、5・・・油圧ポンプ、6・・・油圧モータ、6a・・・回転センサ(監視部)、11・・・運転室、20・・・コントローラ(制御部)、22・・・表示部、26・・・カメラ(監視部)、32・・・回転方向表示、33・・・流動方向表示

Claims (5)

  1. ミキサ車に搭載されたミキサドラムの状態を表示するミキサドラム状態表示装置であって、
    前記ミキサドラムの状態を監視する監視部と、
    前記ミキサ車の運転室に設けられる表示部と、
    前記監視部により得られた情報に基づいて前記表示部に前記ミキサドラムの状態を表示する制御部と、を備え、
    前記表示部には、前記ミキサドラムの回転方向及び前記ミキサドラム内での前記ミキサドラムの軸方向における積載物の流動方向の少なくとも一方が画像により表示されることを特徴とするミキサドラム状態表示装置。
  2. 前記監視部は、前記ミキサドラムの回転方向及び回転数を検出し、
    前記制御部は、前記監視部により検出された前記ミキサドラムの回転方向及び回転数に基づいて前記表示部に表示される画像を生成することを特徴とする請求項1に記載のミキサドラム状態表示装置。
  3. 前記表示部に前記ミキサドラムの回転方向が表示される場合、
    前記制御部は、前記監視部で検出された前記ミキサドラムの回転数に基づいて前記ミキサドラムの回転数を視覚的に示す画像を生成し、前記ミキサドラムの回転方向とともに前記表示部に表示することを特徴とする請求項2に記載のミキサドラム状態表示装置。
  4. 前記表示部に前記積載物の流動方向が表示される場合、
    前記制御部は、前記監視部で検出された前記ミキサドラムの回転数に基づいて前記積載物の流動速度を視覚的に示す画像を生成し、前記積載物の流動方向とともに前記表示部に表示することを特徴とする請求項2または3に記載のミキサドラム状態表示装置。
  5. 前記監視部は、前記ミキサドラムの映像を撮影し、
    前記制御部は、前記監視部により撮影される映像を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載のミキサドラム状態表示装置。
JP2018184259A 2018-09-28 2018-09-28 ミキサドラム状態表示装置 Active JP7132811B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018184259A JP7132811B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 ミキサドラム状態表示装置
AU2019236671A AU2019236671A1 (en) 2018-09-28 2019-09-25 Mixer drum state display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018184259A JP7132811B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 ミキサドラム状態表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020050299A true JP2020050299A (ja) 2020-04-02
JP7132811B2 JP7132811B2 (ja) 2022-09-07

Family

ID=69995556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018184259A Active JP7132811B2 (ja) 2018-09-28 2018-09-28 ミキサドラム状態表示装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7132811B2 (ja)
AU (1) AU2019236671A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021181271A (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 Kyb株式会社 ミキサ車

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170080600A1 (en) * 2015-09-18 2017-03-23 Schwing America, Inc. Concrete mixer and controls therefor

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2281267B1 (es) 2005-11-28 2008-09-01 Eugenio Bonilla Benegas Sistema de monitorizacion del amasado de conglomerados.
JP6053813B2 (ja) 2012-11-14 2016-12-27 三菱電機株式会社 可変速装置、及び可変速システム
MX2018015810A (es) 2016-06-17 2019-03-28 Oshkosh Corp Control de tambor para concreto, predicción de propiedades, y sistemas de monitoreo y métodos.

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170080600A1 (en) * 2015-09-18 2017-03-23 Schwing America, Inc. Concrete mixer and controls therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021181271A (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 Kyb株式会社 ミキサ車

Also Published As

Publication number Publication date
JP7132811B2 (ja) 2022-09-07
AU2019236671A1 (en) 2020-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111395442B (zh) 挖土机
US11525244B2 (en) Display device for shovel
KR102333458B1 (ko) 쇼벨 및 쇼벨의 표시장치
US9873209B2 (en) Mixer vehicle
US9885374B2 (en) Hydraulic system of a vehicle
WO2020100962A1 (ja) ミキサ車
JP2020050299A (ja) ミキサドラム状態表示装置
WO2021106050A1 (ja) ミキサドラム状態表示装置
US20140278021A1 (en) Steering wheel direction indicator for neutral start
NZ757597A (en) Mixer drum state display device
JP6955526B2 (ja) ミキサドラム操作盤表示装置
JP2014000893A (ja) ミキサドラム駆動装置
US11821171B2 (en) Work machine
JP6901875B2 (ja) 建設機械の油圧駆動システム
JP7465154B2 (ja) ミキサ車
JP5876778B2 (ja) ミキサドラム駆動装置
JP6786928B2 (ja) 作業車両の負荷演算システム
CN112424111B (zh) 通知装置、作业机、以及通知方法
JP2022148933A (ja) 車速検出システム
JP2022148540A (ja) ミキサドラムの制御システム
JP2021181271A (ja) ミキサ車
JP2022141490A (ja) ミキサ車の制御システム
JP6309204B2 (ja) ホイールローダ
JP2020159144A (ja) ショベル
JPH01249538A (ja) ミキサ車の緊急操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220826

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7132811

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350