JP2020047557A - 電池パックの冷却構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池パックにおける冷却ファンの設置領域の広さを抑えることのできる電池パックの冷却構造を提供する。【解決手段】電池パックの冷却構造は、積層配置された複数の電池モジュール41の間の通気通路44に冷却用の気体を供給する供給通路13と、通気通路44を通過した冷却用の気体が排出される排出通路14と、供給通路13に接続され、電池モジュール41の辺に平行である回転軸を有するランナー24を回転させて供給通路13に冷却用の気体を送り込む供給ファン部20Bと、排出通路14に接続され、電池モジュール41の辺に平行である回転軸を有するランナー25を回転させて排出通路14から冷却用の気体を排出する排出ファン部20Aと、供給ファン部20Bと排出ファン部20Aとの少なくとも一方に隣接配置され、供給ファン部20Bのランナー24と排出ファン部20Aのランナー25とを回転駆動するモータ26とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電池パックの冷却構造に関する。
周知のように、電気自動車やハイブリッド自動車では、動力源もしくは補助動力源として電動モータが用いられている。そして、この電動モータの電力源としては、複数の電池モジュールが電気的に接続された状態で収容されている電池パックが用いられる。
ところで、電池パックに収容される電池モジュールは充放電等に伴う温度上昇によりその性能が低下する。そこで、電池パックは、空冷等の冷却によって電池モジュールの温度上昇を抑制することで、電池パックとしての性能が維持されるようにしている。例えば、電池モジュールを冷却する電池パックの冷却構造の一例が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の電池パックの冷却構造は、通電可能に接続された複数個の電池モジュールを一体にした組電池と、ケーシングに収容されたファンの回転によって組電池を冷却する流体を流動させる送風部材と、送風部材により流動される流体が流通する少なくとも2つの通路である第1通路および第2通路と、を備えている。各電池モジュールに設けられる電極端子部は、組電池において少なくとも2つのまとまりに区分されて配置された第1群の電極端子部と第2群の電極端子部とが組電池の表面から突出している。そして、第1群の電極端子部は第1通路に位置し、第2群の電極端子部は第2通路に位置している。
特許第5239759号
ところで、積層される複数の電池モジュールを冷却させる構造として、複数の電池モジュールを相対向させている側面の間に設けられている通気通路に冷却用の気体(流体)を流す構造がある。複数の電池モジュールに冷却用の気体を供給する冷却ファンは、通気通路へ供給する冷却用の気体の静圧を高めて通気量を確保すことができるように種類及び大きさが選択される。近年、電池パックの小型化や容量増大が検討されるなかで、電池パックにおける冷却ファンの設置領域の広さを抑制することが求められている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池パックにおける冷却ファンの設置領域の広さを抑えることのできる電池パックの冷却構造を提供することにある。
上記課題を解決する電池パックの冷却構造は、通気通路を設けて積層配置された複数の電池モジュールを有する組電池と、前記積層方向に延設されて前記通気通路に冷却用の気体を供給する供給通路と、前記組電池を挟んで前記供給通路に対をなして配置され、前記通気通路を通過した前記冷却用の気体が排出される排出通路と、前記供給通路の基端部に接続されるケーシング内に設けられ、前記供給通路に面する前記電池モジュールの辺に平行である回転軸を有するランナーを回転させて前記供給通路に前記冷却用の気体を送り込む供給ファン部と、前記排出通路の基端部に接続されるケーシング内に設けられ、前記排出通路に面する前記電池モジュールの辺に平行である回転軸を有するランナーを回転させて前記排出通路から前記冷却用の気体を排出する排出ファン部と、前記供給ファン部と前記排出ファン部との少なくとも一方に隣接配置され、前記供給ファン部のランナーと前記排出ファン部のランナーとを回転駆動するモータとを備える。
このような構成によれば、供給ファン部と、排出ファン部とが1つのモータで回転駆動される。供給通路、通気通路、及び排出通路で形成される冷却用の気体の流通通路は、供給通路の基端部の供給ファン部と、排出通路の基端部の排出ファン部とからなる2台のファンを備える。このため、供給通路及び排出通路の静圧、及び、流通通路の風量がそれぞれ高められるとともに、2台のファンが1つのモータで回転駆動されることからファンとモータとから構成される冷却ファンの電池パックにおける配置領域の広さを抑えることができる。
また、軸線方向に対するランナーの長さを、平行する電池モジュールの辺の長さに対応させることでランナーの軸径が小さくても風量、静圧を確保することができる。これによっても、ファンとモータとから構成される冷却ファンの電池パックにおける配置領域の広さを抑えることができる。
好ましい構成として、前記供給ファン部は、クロスフローファンであり、前記排出ファン部は、クロスフローファンである。
このような構成によれば、クロスフローファンは長い円筒状のランナーを有することから、幅を確保しつつ、厚みが抑えられる。また、供給通路、及び排出通路の幅方向に均一な流れを生じさせることができる。
なお、クロスフローファンは、ケーシングとランナーとの構造で気体の送り方向が定まるが、例えば、供給ファン部に対して、回転軸を中心にケーシングを180°回転させて排出ファン部とすれば、ランナーの回転方向が同一であっても、気体の送り方向を、それぞれ供給方向と排出方向とにすることができる。
好ましい構成として、前記モータは、前記供給ファン部と前記排出ファン部との間に配置され、前記供給ファン部と前記排出ファン部とをそれぞれギヤを介して回転駆動する。
このような構成によれば、供給ファン部や排出ファン部に近い位置にモータを配置することが容易である。
好ましい構成として、前記供給通路の基端部は、前記ランナーの前記回転軸の軸線方向に複数整列配置されており、前記ランナーは、前記複数整列配置される前記供給通路の基端部に渡って設けられている。
このような構成によれば、複数の供給通路の入口としての基端部に対して1つの供給ファン部を設けて、これを1つのモータで回転駆動させることができる。
好ましい構成として、前記排出通路の基端部は、前記ランナーの前記回転軸の軸線方向に複数整列配置されており、前記ランナーは、前記複数整列配置される前記排出通路の基端部に渡って設けられている。
このような構成によれば、複数の排出通路の出口としての基端部に対して1つの排出ファン部を設けて、これを1つのモータで回転駆動させることができる。
好ましい構成として、前記ランナーは、複数の短手ランナーの回転軸がそれぞれ前記軸線方向に連結部材を介して連結される。
このような構成によれば、短手ランナーの長さよりも、複数整列配置される供給通路の基端部や排出通路の基端部の長さが長かったとしても、複数の短手ランナーを接続することで適切な長さのランナーを構成することができる。例えば、複数の組電池に対して供給ファン部や排出ファン部を設けることが容易になる。
好ましい構成として、複数の前記組電池が配置され、前記複数の組電池は、それらの前記供給通路の基端部及び前記排出通路の基端部が前記回転軸の軸線方向に整列するように配置され、前記ランナーは、複数の前記組電池に渡って設けられている。
このような構成によれば、複数の組電池を有する電池パックに供給ファン部及び排出ファン部を設けることができる。
好ましい構成として、前記組電池は、複数の前記電池モジュールの前記積層方向の一方の端部に設けられるエンドプレートを備え、前記供給ファン部、前記排出ファン部、及び前記モータは、前記エンドプレートに取り付けられている。
このような構成によれば、組電池のエンドプレートに供給ファン部、排出ファン部、及びモータが取り付けられることから、電池パックに冷却ファンを設置することが容易である。
本発明によれば、電池パックにおける冷却ファンの設置領域の広さを抑えることができる。
電池パックの冷却構造の一実施形態における電池パックを示す斜視図。 同実施形態における複数の組電池と冷却ファンとを示す斜視図。 同実施形態における図1の3−3切断線における電池パックの断面図。 同実施形態における図2の4−4切断線における冷却ファンの断面図。 同実施形態における冷却ファンの回転の伝達の一例を説明する説明図。 同実施形態における冷却ファンの回転の伝達の他例を説明する説明図。 電池パックの冷却構造の他の実施形態における冷却ファンの断面図。 電池パックの冷却構造のその他の実施形態における冷却ファンの断面図。
図1〜図6に従って、電池パックの冷却構造の一実施形態について説明する。電池パック1は、電気自動車もしくはハイブリッド自動車等の車両に搭載され、電動モータ等に電力を供給する。
図1に示すように、電池パック1は、外形が直方体形状の外部カバー10を有している。外部カバー10は、フランジ部10Fで分割される第1カバー10Aと第2カバー10Bとの組み合わせで構成されており、第1カバー10Aと第2カバー10Bとで区画された内部空間を有している。第1カバー10Aは、容器形状を有しており、該容器形状の開口部にフランジ10FAを有する。第2カバー10Bは、容器形状を有しており、該容器形状の開口部にフランジ10FBを有する。フランジ部10Fは、第1カバー10Aのフランジ10FAと、第2カバー10Bのフランジ10FBとが向かい合わせに当接された部分である。電池パック1は、外部カバー10のフランジ部10Fを介して車両に固定される。
電池パック1は、外部カバー10の短手側面のうちの一側面に排気口17と給気口11とがフランジ部10Fを挟んで設けられている。排気口17は、外部カバー10の一側面に対応する第1カバー10Aの側面に設けられていて、フランジ部10Fの延設方向に沿う長方形状の貫通孔である。給気口11は、外部カバー10の一側面に対応する第2カバー10Bの側面に設けられていて、フランジ部10Fの延設方向に沿う長方形状の貫通孔である。電池パック1は、排気口17と給気口11とを同じ側面に設けているので、電池パック1に給気や排気を誘導するダクトスペースを小型化することができる。
図2に示すように、電池パック1の外部カバー10の内部空間には、冷却ファン20及び2つの組電池40が収容されている。各組電池40は、長方体形状の外形を有している。2つの組電池40は、それらの長手方向が平行になるとともに、長手方向の端部である各端側面が同一面内に含まれるように平行に配置されている。
冷却ファン20は、2つの組電池40の端側面に対向配置されている。また、冷却ファン20は、組電池40の一面に設けられた供給通路13の基端部13aと排出通路14の基端部14aとに対向配置されている。供給通路13は、組電池40の長手方向に沿う一側面のうちの下面に設けられている。排出通路14は、組電池40の長手方向に沿う一側面のうちの上面に設けられている。供給通路13は、長手方向の端部のうちの一方に基端部13aを備えている。排出通路14は、長手方向の端部のうちの一方に基端部14aを備えている。供給通路13の基端部13aと、排出通路14の基端部14aと、2つの組電池40の端側面とは、同一方向に設けられている。
冷却ファン20は、組電池40を冷却させるための冷却用の気体を給気口21から取り込んで組電池40の供給通路13に供給する。また、冷却ファン20は、組電池40を冷却した冷却用の気体を組電池40の排出通路14から取り込んで排気口27から排気する。電池パック1内においても、冷却ファン20と供給通路13や排出通路14との間に複雑なダクト配置が不要であるため、電池パック1を小型化することができる。
冷却ファン20は、冷却用の気体を組電池40に供給する供給ファン部20Bと、冷却用の気体を組電池40から排出する排出ファン部20Aと、供給ファン部20Bと排出ファン部20Aとを駆動させる駆動部20Cとを備えている。
供給ファン部20Bは、冷却用の気体を給気口21から給気して供給通路13に供給するために回動するランナー24と、ランナー24の周囲に配置されて気体の流れを規定するケーシング22とを備えている。供給ファン部20Bは、いわゆるクロスフローファンであり、気体が給気口21から供給通路13の方向に流れるように、ランナー24のブレード形状、及び、ケーシング22の形状が規定されている。
排出ファン部20Aは、排出通路14から取り込んだ冷却用の気体を排気口27から排出させるために回動するランナー25と、ランナー25の周囲に配置されて気体の流れを規定するケーシング23とを備えている。排出ファン部20Aは、いわゆるクロスフローファンであり、気体が排出通路14から排気口27の方向に流れるように、ランナー25のブレード形状、及び、ケーシング23の形状が規定されている。
駆動部20Cは、各ランナー24,25を回転させる回転駆動源としてのモータ26を備えている。
冷却ファン20は、モータ26の回転数制御により供給する気体流量や静圧が調整される。冷却ファン20は、組電池40に取り付けられた温度センサ(図示略)から取得する温度が規定の温度以下になるように各ランナー24,25の回転数を調整する。例えば、冷却ファン20は、検出された温度が規定値以下であればモータ26の回転数を定常数に調整し、検出された温度が規定値より高ければモータ26の回転数を定常数よりも高い高回転数に調整する。これにより、組電池40の温度が適切な温度以下に維持される。
図3に示すように、組電池40は、複数の電池モジュール41が図中左右方向である厚み方向に当接するように積層されている。電池モジュール41は、ニッケル水素二次電池であり、外形が直方体形状の密閉式電池である。組電池40は、複数の電池モジュール41の積層される方向(以下、積層方向)に沿って整列する電池モジュール41の両端がエンドプレート42に挟み込まれている。2つのエンドプレート42は、積層方向を長手方向とする複数のロッド(図示略)によって締結されている。よって、組電池40は、2つのエンドプレート42の間に複数の電池モジュール41が積層方向において締め付け固定されている。
複数の電池モジュール41は、各電池モジュール41の長手方向表面を積層方向に向けており、隣接する他の電池モジュール41の長手方向表面と相対向している。電池モジュール41は、長手方向表面に凹凸等を有し、2つの電池モジュール41が長手方向表面を向けて相互に向かい合ったとき、向かい合う長手方向表面との間に冷却用の気体が流通可能な通気通路44が設けられる。
通気通路44は、冷却用の気体を供給通路13から排出通路14に向けて流し、通路両側の電池モジュール41の長手方向表面から放出される熱を吸収させることで、電池モジュール41を放熱させて、電池モジュール41を冷却する。
図3に示すように、電池パック1において、組電池40の下面には供給通路13が設けられ、組電池40の上面には排出通路14が設けられている。
供給通路13と排出通路14とは、組電池40を上下方向に挟んで対として設けられている。
供給通路13は、組電池40の下面を覆う樹脂製のダクトである。供給通路13は、基端部13aが気体の供給可能に供給ファン部20Bに接続され、基端部13aとは反対側の先端部13bが封止されている。供給通路13は、基端部13aから供給される冷却用の空気を各電池モジュール41の積層方向に流通させるとともに、供給通路13に直交する方向に延びる各通気通路44へ分配する。給気AR10は、供給ファン部20Bから基端部13aを介して供給通路13に気体AR11として供給されて、供給通路13の内部を積層方向に流れる気体AR12となり、供給通路13に連通する組電池40の通気通路44に流れ込む気体AR13となる。
排出通路14は、組電池40の上面を覆う樹脂製のダクトである。排出通路14は、基端部14aが気体を排出可能に排出ファン部20Aに接続され、基端部14aとは反対側の先端部14bが封止されている。排出通路14は、各通気通路44から集めた冷却用の空気を積層方向に流通させ、積層方向の基端部14aから排出させる。排出通路14を下から上に通過した気体AR13は、排出通路14に連通する組電池40の排出通路14に流れ込んで積層方向に流れる気体AR14となり、排出通路14から基端部14aを介して排出ファン部20Aに流れ込む気体AR15となってから、排出ファン部20Aからの排気AR16となる。
図3〜図6を参照して、冷却ファン20について説明する。
図3に示すように、冷却ファン20は、組電池40の長手方向(積層方向)の端部のうちの一方に設けられているエンドプレート42に隣接配置されている。詳述すると、冷却ファン20は、エンドプレート42に固定されている。供給ファン部20Bは、供給通路13の基端部13aに位置合わせされるとともに連通されており、排出ファン部20Aは、排出通路14の基端部14aに位置合わせされるとともに連通されており、供給ファン部20Bと排出ファン部20Aとの間に駆動部20C(モータ26)が隣接配置されている。
また、回転駆動するモータ26やランナー24,25を有する冷却ファン20が、電池パック1のなかでも剛性の高いエンドプレート42に固定されることで、冷却ファン20の振動に起因して電池パック1に生じる振動等の発生が抑制されるようになる。
供給ファン部20B及び排出ファン部20Aは、クロスフローファンである。供給ファン部20Bを例に説明すると、ランナー25は、ランナー内を通り抜ける貫流を発生させる長い円筒状を有しており、軸方向からの気体の流入がないため直径を小さくすることができる。よって、本実施形態の冷却ファン20は、給気方向と排気方向とが90度異なるシロッコファン等に比べて、電池パック1を小型化することができる。
また、ランナー25は、円周に沿って回転軸に直交等、交差する方向に気体を吐き出すため、軸方向長さの略全域で交差する方向に均一な送風量が得られる。つまり、本実施形態の冷却ファン20は、排気口が狭められているシロッコファン等の排気を幅広い供給通路13に供給するためのダクトを必要とする構造に比べて、電池パック1を小型化することができる。
排出ファン部20Aについても、供給ファン部20Bの例と同様である。
駆動部20Cは、供給ファン部20B及び排出ファン部20Aとの間の空間であって、他の用途に利用することが難しい空間に配置されている。このことから、モータ26の長さをランナー25の回転軸方向の長さまで伸ばすことが可能である。一般に、モータは、回転軸に対する周方向の大きさの拡大によって出力を増大させることができるが、外周径を維持しつつ、回転軸方向の長さを伸ばすことにより出力を増大させることもできる。よって、駆動部20Cは、回転軸方向の長さを調整可能な位置に配置されることで、モータ26の出力容量の選定にかかる自由度を向上させることができる。また、駆動部20Cが、供給ファン部20B及び排出ファン部20Aとの間の空間であって、他の用途に利用することが難しい空間に配置されることで、電池パック1における設置領域の広さが抑えられる。
本実施形態では、供給ファン部20Bのランナー25の回転軸と、排出ファン部20Aのランナー24の回転軸と、駆動部20Cのモータ26の回転軸とが平行、かつ、同一平面に含まれるようになっている。これによっても、冷却ファン20は、エンドプレート42に近い位置に、供給ファン部20Bと、排出ファン部20Aと、駆動部20Cとが配置されるので、電池パック1における設置領域の広さが抑えられる。
図4及び図5に示すように、供給ファン部20Bのランナー24の回転軸には第2ギヤ32、排出ファン部20Aのランナー25の回転軸には第1ギヤ31、駆動部20Cのモータ26の回転軸には駆動ギヤ30が設けられている。駆動ギヤ30は、駆動ギヤ30の回転力を伝達可能に第1ギヤ31、及び第2ギヤ32にそれぞれ噛み合わされている。よって、モータ26の回転軸とともに回転する駆動ギヤ30からの回転力が、図において下に配置された供給ファン部20Bのランナー24の第2ギヤ32、及び、図において上に配置された排出ファン部20Aのランナー25の第1ギヤ31に伝達される。
図5に示すように、駆動ギヤ30に第1ギヤ31が接続されるとともに、駆動ギヤ30を挟んで第1ギヤ31の反対側に第2ギヤ32が接続されると、モータ26の回転方向R0に対して、第1ギヤ31の回転方向R1及び第2ギヤ32の回転方向R2が反対回転になる。一方、第1ギヤ31の回転方向R1及び第2ギヤ32の回転方向R2は同じ方向になる。これにより、モータ26の回転速度制御を行うことにより、ランナー25及びランナー24の回転に基づく通気量を調整することができるようになる。
駆動ギヤ30がギヤ数G0であり、第1ギヤ31がギヤ数G1であり、第2ギヤ32がギヤ数G2であるとするとき、これらの関係が、例えば、「G0>G2」及び「G2=G1」であるとすれば、モータ26の回転数よりも高い回転数でランナー25,24が回転する。また、「G2=G1」であることからランナー25,24の回転数が一致するので、供給ファン部20Bの供給能力と排出ファン部20Aの排出能力とを均衡させて冷却用の気体を好適に流通させることができる。
なお、図6に示すように、第1ギヤ31のギヤ数G11と、第2ギヤ32とのギヤ数G12とを相違させる、例えば、「G11>G12」としてもよいし、「G11<G12」としてもよい。電池パック1は、その構造によって、気体を供給するときの通気量や静圧と、気体を排出するときの通気量や静圧とが相違することもある。そのようなとき、例えば、供給ファン部20Bの回転数を相対的に増やすために第2ギヤ32のギヤ数G12を第1ギヤ31のギヤ数G11よりも少なくしてもよい(G11>G12)。また、逆に、供給ファン部20Bの回転数を減らすために第2ギヤ32のギヤ数G12を第1ギヤ31のギヤ数G11よりも多くしてもよい(G11<G12)。
なお、駆動ギヤ30のギヤ数G10は、ギヤ数G11に対して多くても、少なくてもよく、また、ギヤ数G12に対して多くても、少なくてもよい。
すなわち、各ギヤのギヤ数(ギヤ比)は、電池パック1における冷却用の気体の通気量を最大化することができるように調整できればよい。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)供給ファン部20Bと、排出ファン部20Aとが1つのモータ26で回転駆動される。供給通路13、通気通路44及び排出通路14で形成される冷却用の気体の流通通路は、供給通路13の基端部13aの供給ファン部20Bと、排出通路14の基端部14aの排出ファン部20Aとからなる2台のクロスフローファンを備える。このため、供給通路13及び排出通路14の静圧、及び、流通通路の風量がそれぞれ高められるとともに、2台のクロスフローファンが1つのモータ26で回転駆動されることからクロスフローファンとモータ26とから構成される冷却ファン20の電池パック1における配置領域の広さを抑えることができるようになる。
また、軸線方向に対するランナー24,25の長さを、平行する電池モジュール41の辺の長さに対応させることでランナー24,25の軸径が小さくても風量、静圧を確保することができる。これによっても、クロスフローファンとモータ26とから構成される冷却ファン20の電池パック1における配置領域の広さを抑えることができるようになる。
(2)クロスフローファンは長い円筒状のランナー24,25を有することから、幅(軸線方向の長さ)を確保しつつ、厚み(軸径)が抑えられる。また、供給通路13、及び排出通路14の幅方向に均一な流れを生じさせることができる。
なお、クロスフローファンは、ケーシング22,23とランナー24,25との構造で気体の送り方向が定まる。そこで例えば、供給ファン部20Bに対して、回転軸を中心にケーシングを180°回転させて排出ファン部20Aとすれば、ランナー24,25の回転方向が同一であっても、気体の送り方向を、それぞれ供給方向と排出方向とにすることができる。
(3)供給ファン部20Bや排出ファン部20Aに近い位置にモータ26を配置することが容易である。
(4)複数の供給通路13の入口としての基端部13aに対して1つの供給ファン部20Bを設けて、これを1つのモータ26で回転駆動させることができる。
(5)複数の排出通路14の出口としての基端部14aに対して1つの排出ファン部20Aを設けて、これを1つのモータ26で回転駆動させることができる。
(6)ランナー24,25を複数の組電池40に渡って設けることができることから、複数の組電池40を有する電池パック1に供給ファン部20B及び排出ファン部20Aを設けることができる。
(7)組電池40のエンドプレート42に供給ファン部20B、排出ファン部20A、及びモータ26が取り付けられることから、電池パック1に冷却ファン20を設置することが容易である。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、供給通路13や排出通路14が樹脂製のダクトとして組電池40に設けられている場合について例示した。しかし、これに限らず、供給通路は、第2カバーの内側に区画形成されていてもよい。つまり、組電池が外部カバーに収容されることで組電池の下面に形成される通路であってもよい。また、排出通路は、第1カバーの内側に区画形成されていてもよい。つまり、組電池が外部カバーに収容されることで組電池の上面に形成される通路であってもよい。
・冷却ファン20から外部への騒音を抑えるため、冷却ファン20を防音材で囲むようにしてもよい。従来よりも冷却ファン20が小型化されるため、防音材を設置するスペースを確保することが容易である。
・冷却ファン20の給気口21にエバポレータ等の冷媒温度調節器を設けてもよい。従来よりも冷却ファン20が小型化されるため、例えば、外部カバー10の給気口11と冷却ファン20の給気口21との間に冷媒温度調節器を設置する領域を確保することが可能である。
・図7に示すように、組電池40が1つであったり、組電池40の幅が短かったりするとき、冷却ファン120を小型化することができる。例えば、冷却ファン120は、供給ファン部として軸線方向を短縮したケーシング122及び短手ランナー124を選択するとともに、排出ファン部として軸線方向を短縮したケーシング123及び短手ランナー125を選択して、小型のモータ126を選択して低出力化してもよい。
・図8に示すように、1つの組電池40の横幅に適合した長さである冷却ファン120を選択し、組電池40の数に応じて追加冷却ファン121の接続数を増やしてもよい。
例えば、2つの組電池40が並列配置されているとき、冷却ファン120に追加冷却ファン121を接続してもよい。つまり、各供給ファン部20Bの2つの短手ランナー124の回転軸を接続部品128で連結することで、2つの組電池40の供給通路13に対応させる。また、各排出ファン部20Aの2つの短手ランナー125の回転軸を接続部品128で連結することで、2つの組電池40の排出通路14に対応させる。こうして連結された短手ランナー124(125)は、端部に配置された冷却ファン120の短手ランナー124(125)の回転軸に接続された第1ギヤ(第2ギヤ)が駆動部のモータ127で回転駆動されればよい。このとき、モータ127は、出力容量を高めるために軸線方向の長いものが選択されてもよい。つまり、接続された短手ランナー124(124)を回転させるために必要なモータ出力を、電池パック1における設置領域の広さを抑制しつつ、確保することができる。
つまり、短手ランナー124(125)の長さよりも、複数整列配置される供給通路13の基端部13aや排出通路14の基端部14aが長かったとしても、複数の短手ランナー124(125)を接続することで適切な長さのランナーを構成することができる。例えば、複数の組電池40に対して供給ファン部20Bや排出ファン部20Aを設けることが容易になる。
・上記実施形態では、2つの組電池40が並列配置される場合について例示したが、これに限らず、3つ以上の組電池40が並列配置されてもよい。このとき、3つ以上の組電池に対応することができるようにランナーを延ばしてもよい。
・ファンの回転速度を温度制御する場合、最も温度の高い組電池を制御対象として温度制御するとよい。
・上記実施形態では、冷却ファン20は、検出温度が規定値以下であればモータ26を規定の回転数に調整してもよいし、より低い回転数にしてもよいし、間欠運転にしてもよい。また、検出された温度が規定値より高ければモータ26を規定の回転数よりも高い回転数にしてもよいし、温度が高ければ回転数が高くなるように調整してもよい。これにより、組電池40の温度を適切な温度に維持させることができる。
・上記実施形態では、排出ファン部20A、駆動部20C、及び供給ファン部20Bがギヤにて連結される場合について例示したが、これに限らず、駆動部20Cの回転駆動力が好適に伝達されるのであれば、回転駆動力の伝達に、複数のギヤを用いたり、ギヤに代えて、又は、ギヤとともに、チェーンやベルト等を用いたりしてもよい。なお、回転駆動力を伝達する構造から生じる雑音は小さい方が好ましい。
・上記実施形態では、冷却ファン20における並び順が、排出ファン部20A、駆動部20C、供給ファン部20Bの順である場合について例示した。しかしこれに限らず、冷却ファンを、組電池の長手方向端部に設置領域の広さを抑制しつつ設置することができるのであれば、並び順が、駆動部、排出ファン部、供給ファン部の順であってもよいし、排出ファン部、供給ファン部、駆動部の順であってもよい。いずれにしても、排出ファン部、供給ファン部、及び駆動部が隣接配置できれば設置領域の広さが抑制されるし、1つの駆動部で複数のファン部を駆動することが可能であれば設置領域の広さが抑制される。
・上記実施形態では、供給ファン部20B及び排出ファン部20Aがクロスフローファンである場合について例示した。しかしこれに限らず、供給ファン部及び排出ファン部がそれぞれ有するランナーやファンを隣接配置された一台のモータで駆動可能な構造とすることができるのであれば、ファンの種類はクロスフローファンに限らず、他のファンであってもよい。
・上記実施形態では、電池モジュール41がニッケル水素二次電池である場合について例示した。しかし、これに限らず、電池モジュールは、リチウムイオン二次電池であってもよいし、その他の二次電池、又は一次電池であってもよい。
・上記実施形態では、電池パック1が電気自動車もしくはハイブリッド自動車に搭載される場合について例示した。しかし、これに限らず、電池パック1は、ガソリン自動車やディーゼル自動車等の車両に搭載されてもよい。また電池パック1は、移動体や固定設置に用いられてもよい。
1…電池パック、10…外部カバー、10A…第1カバー、10B…第2カバー、10F…フランジ部、10FA,10FB…フランジ、11…給気口、13…供給通路、13a…基端部、13b…先端部、14…排出通路、14a…基端部、14b…先端部、17…排気口、20…冷却ファン、20A…排出ファン部、20B…供給ファン部、20C…駆動部、21…給気口、22,23…ケーシング、24,25…ランナー、26…モータ、27…排気口、30…駆動ギヤ、31…第1ギヤ、32…第2ギヤ、40…組電池、41…電池モジュール、42…エンドプレート、44…通気通路、124,125…短手ランナー、126,127…モータ、128…接続部品。

Claims (8)

  1. 通気通路を設けて積層配置された複数の電池モジュールを有する組電池と、
    前記積層方向に延設されて前記通気通路に冷却用の気体を供給する供給通路と、
    前記組電池を挟んで前記供給通路に対をなして配置され、前記通気通路を通過した前記冷却用の気体が排出される排出通路と、
    前記供給通路の基端部に接続されるケーシング内に設けられ、前記供給通路に面する前記電池モジュールの辺に平行である回転軸を有するランナーを回転させて前記供給通路に前記冷却用の気体を送り込む供給ファン部と、
    前記排出通路の基端部に接続されるケーシング内に設けられ、前記排出通路に面する前記電池モジュールの辺に平行である回転軸を有するランナーを回転させて前記排出通路から前記冷却用の気体を排出する排出ファン部と、
    前記供給ファン部と前記排出ファン部との少なくとも一方に隣接配置され、前記供給ファン部のランナーと前記排出ファン部のランナーとを回転駆動するモータとを備える
    電池パックの冷却構造。
  2. 前記供給ファン部は、クロスフローファンであり、
    前記排出ファン部は、クロスフローファンである
    請求項1に記載の電池パックの冷却構造。
  3. 前記モータは、前記供給ファン部と前記排出ファン部との間に配置され、前記供給ファン部と前記排出ファン部とをそれぞれギヤを介して回転駆動する
    請求項1又は2に記載の電池パックの冷却構造。
  4. 前記供給通路の基端部は、前記ランナーの前記回転軸の軸線方向に複数整列配置されており、
    前記ランナーは、前記複数整列配置される前記供給通路の基端部に渡って設けられている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の電池パックの冷却構造。
  5. 前記排出通路の基端部は、前記ランナーの前記回転軸の軸線方向に複数整列配置されており、
    前記ランナーは、前記複数整列配置される前記排出通路の基端部に渡って設けられている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池パックの冷却構造。
  6. 前記ランナーは、複数の短手ランナーの回転軸がそれぞれ前記軸線方向に連結部材を介して連結される
    請求項4又は5に記載の電池パックの冷却構造。
  7. 複数の前記組電池が配置され、
    前記複数の組電池は、それらの前記供給通路の基端部及び前記排出通路の基端部が前記回転軸の軸線方向に整列するように配置され、
    前記ランナーは、複数の前記組電池に渡って設けられている
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の電池パックの冷却構造。
  8. 前記組電池は、複数の前記電池モジュールの前記積層方向の一方の端部に設けられるエンドプレートを備え、
    前記供給ファン部、前記排出ファン部、及び前記モータは、前記エンドプレートに取り付けられている
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の電池パックの冷却構造。
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