JP2020045827A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020045827A5 JP2020045827A5 JP2018175429A JP2018175429A JP2020045827A5 JP 2020045827 A5 JP2020045827 A5 JP 2020045827A5 JP 2018175429 A JP2018175429 A JP 2018175429A JP 2018175429 A JP2018175429 A JP 2018175429A JP 2020045827 A5 JP2020045827 A5 JP 2020045827A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- intensity
- knock
- value
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 17
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims 4
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims 1
Claims (13)
- 内燃機関(10)に発生する振動を検出する検出部(29)を有し、前記検出部からの検出信号に基づいて、ノックの発生を判定するノック判定を行うノック判定装置(29,31〜36)において、
前記検出信号に基づいて得られた波形であって、前記振動の強さを強度として前記強度の時間変化を表す振動波形又は前記振動の強さの絶対値を強度として前記強度の時間変化を表す絶対値波形から、前記強度が極大となる複数の極大点(p)のうち、所定期間内において前記強度が最大となる前記極大点である第2点(p2)、前記所定期間内において前記第2点よりも前に存在する前記極大点の1つである第1点(p1)、及び前記所定期間内において前記第2点よりも後に存在する前記極大点の1つである第3点(p3)の少なくとも3つの前記極大点を特定する特定部(33)と、
少なくとも前記3つの極大点を用いて所定の特徴量(t1〜t3,g1,g2,r)を算出する算出部(34)と、
前記特徴量に基づいて前記ノック判定を行う判定部(35,36)と、
を有し、
前記算出部は、前記第2点での前記強度から前記第1点での前記強度を引いた値である増加量(v1)を、前記第1点から前記第2点に至るまでの時間である第1時間(t1)で割った値である増加率(g1)を、前記特徴量として算出し、
前記判定部は、前記増加率が所定の増加閾値(G1)よりも大きいときは、前記増加閾値よりも小さいときに比べて、前記ノック判定において、前記ノックが発生している可能性を高く判定し易くなる、ノック判定装置。 - 前記算出部は、前記第2点での前記強度から前記第3点での前記強度を引いた値である減衰量(v2)を、前記第2点から前記第3点に至るまでの時間である第2時間(t2)で割った値である減衰率(g2)を、前記特徴量として算出し、
前記判定部は、前記減衰率が所定の減衰閾値(G2)よりも小さいときは、前記減衰閾値よりも大きいときに比べて、前記ノック判定において、前記ノックが発生している可能性を高く判定し易くなる、請求項1に記載のノック判定装置。 - 内燃機関(10)に発生する振動を検出する検出部(29)を有し、前記検出部からの検出信号に基づいて、ノックの発生を判定するノック判定を行うノック判定装置(29,31〜36)において、
前記検出信号に基づいて得られた波形であって、前記振動の強さを強度として前記強度の時間変化を表す振動波形又は前記振動の強さの絶対値を強度として前記強度の時間変化を表す絶対値波形から、前記強度が極大となる複数の極大点(p)のうち、所定期間内において前記強度が最大となる前記極大点である第2点(p2)、前記所定期間内において前記第2点よりも前に存在する前記極大点の1つである第1点(p1)、及び前記所定期間内において前記第2点よりも後に存在する前記極大点の1つである第3点(p3)の少なくとも3つの前記極大点を特定する特定部(33)と、
少なくとも前記3つの極大点を用いて所定の特徴量(t1〜t3,g1,g2,r)を算出する算出部(34)と、
前記特徴量に基づいて前記ノック判定を行う判定部(35,36)と、
を有し、
前記算出部は、前記第2点での前記強度から前記第3点での前記強度を引いた値である減衰量(v2)を、前記第2点から前記第3点に至るまでの時間である第2時間(t2)で割った値である減衰率(g2)を、前記特徴量として算出し、
前記判定部は、前記減衰率が所定の減衰閾値(G2)よりも小さいときは、前記減衰閾値よりも大きいときに比べて、前記ノック判定において、前記ノックが発生している可能性を高く判定し易くなる、ノック判定装置。 - 前記第2点での前記強度から前記第1点での前記強度を引いた値である増加量(v1)を、前記第1点から前記第2点に至るまでの時間である第1時間(t1)で割った値を増加率(g1)とし、
前記第2点での前記強度から前記第3点での前記強度を引いた値である減衰量(v2)を、前記第2点から前記第3点に至るまでの時間である第2時間(t2)で割った値を減衰率(g2)として、
前記算出部は、前記増加率を前記減衰率で割った値である傾斜比(r)を、前記特徴量として算出し、
前記判定部は、前記傾斜比が所定の傾斜比閾値(R2)よりも大きいときは、前記傾斜比閾値よりも小さいときに比べて、前記ノック判定において、前記ノックが発生している可能性を高く判定し易くなる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のノック判定装置。 - 内燃機関(10)に発生する振動を検出する検出部(29)を有し、前記検出部からの検出信号に基づいて、ノックの発生を判定するノック判定を行うノック判定装置(29,31〜36)において、
前記検出信号に基づいて得られた波形であって、前記振動の強さを強度として前記強度の時間変化を表す振動波形又は前記振動の強さの絶対値を強度として前記強度の時間変化を表す絶対値波形から、前記強度が極大となる複数の極大点(p)のうち、所定期間内において前記強度が最大となる前記極大点である第2点(p2)、前記所定期間内において前記第2点よりも前に存在する前記極大点の1つである第1点(p1)、及び前記所定期間内において前記第2点よりも後に存在する前記極大点の1つである第3点(p3)の少なくとも3つの前記極大点を特定する特定部(33)と、
少なくとも前記3つの極大点を用いて所定の特徴量(t1〜t3,g1,g2,r)を算出する算出部(34)と、
前記特徴量に基づいて前記ノック判定を行う判定部(35,36)と、
を有し、
前記第2点での前記強度から前記第1点での前記強度を引いた値である増加量(v1)を、前記第1点から前記第2点に至るまでの時間である第1時間(t1)で割った値を増加率(g1)とし、
前記第2点での前記強度から前記第3点での前記強度を引いた値である減衰量(v2)を、前記第2点から前記第3点に至るまでの時間である第2時間(t2)で割った値を減衰率(g2)として、
前記算出部は、前記増加率を前記減衰率で割った値である傾斜比(r)を、前記特徴量として算出し、
前記判定部は、前記傾斜比が所定の傾斜比閾値(R2)よりも大きいときは、前記傾斜比閾値よりも小さいときに比べて、前記ノック判定において、前記ノックが発生している可能性を高く判定し易くなる、ノック判定装置。 - 前記算出部は、前記所定期間内において前記強度が所定値(Vc)を越えた複数の前記極大点のうちの全ての隣り合う2つの前記極大点の、一方から他方に至るまでの時間であるピーク間隔(t3)を、前記特徴量として算出し、
前記判定部は、いずれかの前記ピーク間隔が所定の間隔閾値(T3)よりも大きいときは、いずれの前記ピーク間隔も前記間隔閾値よりも小さいときに比べて、前記ノック判定において、前記ノックが発生している可能性を低く判定し易くなる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のノック判定装置。 - 内燃機関(10)に発生する振動を検出する検出部(29)を有し、前記検出部からの検出信号に基づいて、ノックの発生を判定するノック判定を行うノック判定装置(29,31〜36)において、
前記検出信号に基づいて得られた波形であって、前記振動の強さを強度として前記強度の時間変化を表す振動波形又は前記振動の強さの絶対値を強度として前記強度の時間変化を表す絶対値波形から、前記強度が極大となる複数の極大点(p)のうち、所定期間内において前記強度が最大となる前記極大点である第2点(p2)、前記所定期間内において前記第2点よりも前に存在する前記極大点の1つである第1点(p1)、及び前記所定期間内において前記第2点よりも後に存在する前記極大点の1つである第3点(p3)の少なくとも3つの前記極大点を特定する特定部(33)と、
少なくとも前記3つの極大点を用いて所定の特徴量(t1〜t3,g1,g2,r)を算出する算出部(34)と、
前記特徴量に基づいて前記ノック判定を行う判定部(35,36)と、
を有し、
前記算出部は、前記所定期間内において前記強度が所定値(Vc)を越えた複数の前記極大点のうちの全ての隣り合う2つの前記極大点の、一方から他方に至るまでの時間であるピーク間隔(t3)を、前記特徴量として算出し、
前記判定部は、いずれかの前記ピーク間隔が所定の間隔閾値(T3)よりも大きいときは、いずれの前記ピーク間隔も前記間隔閾値よりも小さいときに比べて、前記ノック判定において、前記ノックが発生している可能性を低く判定し易くなる、ノック判定装置。 - 前記判定部は、前記振動波形又は前記絶対値波形の属する形状パターンを前記特徴量に基づいて判定する形状判定部(35)と、前記形状判定部による判定に基づいて前記ノック判定を行うノック判定部(36)とを有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のノック判定装置。
- 前記第1点は、前記所定期間内において最初に前記強度が所定値(Vc)を越えた前記極大点であり、前記第3点は、前記所定期間内において最後に前記強度が前記所定値を越えた前記極大点である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のノック判定装置。
- 前記算出部は、前記第1点から前記第2点に至るまでの時間である第1時間(t1)を、前記特徴量として算出し、
前記判定部は、前記第1時間が所定の第1閾値(T1)よりも小さいときは、前記第1閾値よりも大きいときに比べて、前記ノック判定において、前記ノックが発生している可能性を高く判定し易くなる、請求項9に記載のノック判定装置。 - 前記算出部は、前記第2点から前記第3点に至るまでの時間である第2時間(t2)を、前記特徴量として算出し、
前記判定部は、前記第2時間が所定の第2閾値(T2)よりも大きいときは、前記第2閾値よりも小さいときに比べて、前記ノック判定において、前記ノックが発生している可能性を高く判定し易くなる、請求項9又は10に記載のノック判定装置。 - 前記検出信号を1種類のみのバンドパスフィルタによりフィルタ処理して、前記振動波形を得るフィルタ部(32)を有する請求項1〜11のいずれか1項に記載のノック判定装置。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載のノック判定装置と、前記ノック判定装置による前記ノック判定に基づいて、前記ノックの発生を抑えるためのノック制御を行う制御部(37)と、を有するノック制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018175429A JP7081420B2 (ja) | 2018-09-19 | 2018-09-19 | ノック判定装置及びノック制御装置 |
PCT/JP2019/032832 WO2020059408A1 (ja) | 2018-09-19 | 2019-08-22 | ノック判定装置及びノック制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018175429A JP7081420B2 (ja) | 2018-09-19 | 2018-09-19 | ノック判定装置及びノック制御装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020045827A JP2020045827A (ja) | 2020-03-26 |
JP2020045827A5 true JP2020045827A5 (ja) | 2020-12-10 |
JP7081420B2 JP7081420B2 (ja) | 2022-06-07 |
Family
ID=69887243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018175429A Active JP7081420B2 (ja) | 2018-09-19 | 2018-09-19 | ノック判定装置及びノック制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7081420B2 (ja) |
WO (1) | WO2020059408A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7452089B2 (ja) | 2020-02-26 | 2024-03-19 | 株式会社デンソー | ノック判定装置及びノック制御装置 |
JP2023124427A (ja) * | 2022-02-25 | 2023-09-06 | 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 | エンジンのノッキング判定装置および方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3753583B2 (ja) * | 2000-02-15 | 2006-03-08 | 株式会社デンソー | 内燃機関用ノック制御装置 |
JP2002364448A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-18 | Fujitsu Ten Ltd | 内燃機関のノッキング制御装置 |
JP4096584B2 (ja) * | 2002-03-14 | 2008-06-04 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関のノック自動検出装置 |
JP4134797B2 (ja) * | 2003-04-14 | 2008-08-20 | 株式会社デンソー | ノッキング検出装置 |
JP4297734B2 (ja) * | 2003-05-28 | 2009-07-15 | 株式会社デンソー | 内燃機関のノック制御装置 |
JP4390104B2 (ja) * | 2004-04-16 | 2009-12-24 | 株式会社デンソー | 内燃機関のノック判定装置 |
JP4397346B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2010-01-13 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関のノッキング判定装置 |
JP4532348B2 (ja) * | 2005-06-06 | 2010-08-25 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
JP2009013939A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Denso Corp | 内燃機関のノック判定装置 |
JP6541586B2 (ja) * | 2016-01-22 | 2019-07-10 | 三菱重工業株式会社 | ノッキング検出方法、点火時期制御方法および内燃機関の制御システム |
-
2018
- 2018-09-19 JP JP2018175429A patent/JP7081420B2/ja active Active
-
2019
- 2019-08-22 WO PCT/JP2019/032832 patent/WO2020059408A1/ja active Application Filing
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4311657B2 (ja) | 内燃機関のノック検出装置 | |
JP2020045827A5 (ja) | ||
JP6059194B2 (ja) | 内燃機関のノック判定装置 | |
JP4490455B2 (ja) | 内燃機関のノッキング判定装置、ノッキング判定方法、その方法を実現するプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2007009739A5 (ja) | ||
JP5198340B2 (ja) | エンジンのノック制御装置 | |
WO2008149832A8 (en) | Knocking determination device and knocking determination method for internal combustion engine | |
JP6580167B2 (ja) | ノッキング検出装置、内燃機関制御装置 | |
JP4532348B2 (ja) | 内燃機関のノッキング制御装置 | |
JP2018151290A5 (ja) | ||
JP6182558B2 (ja) | 内燃機関の燃焼ノッキングを認識するための方法 | |
JP2020045828A5 (ja) | ||
JP6011581B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2020045827A (ja) | ノック判定装置及びノック制御装置 | |
WO2020059409A1 (ja) | ノック制御装置 | |
JP2013155726A (ja) | 内燃機関のノック検出装置 | |
JP6608794B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2015075019A (ja) | エンジン制御装置 | |
JP5927740B2 (ja) | ノック検出装置 | |
KR101646395B1 (ko) | 엔진 진동신호로 예측된 연소음 피드백 제어 방법 | |
JP6647192B2 (ja) | 内燃機関のノッキング検出システム | |
JP2013204496A (ja) | ノック検出方法および装置 | |
JP5456182B2 (ja) | エンジンのノック制御装置 | |
JP2009281251A (ja) | 内燃機関の点火時期制御装置 | |
KR100471903B1 (ko) | 노킹 판정 방법 |