JP2020043893A - グリル - Google Patents
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Abstract
【課題】排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する作業の簡略化を図ることができるグリルを提供する。【解決手段】下側排気案内部Dsの上部に、排気路形成部Dhが、後方上方に突出する姿勢で設けられ、下側排気案内部Dsが、左右の上板部分d3、及び、グリル庫横幅方向に沿う広幅状態の受止板部分d2を備えるように構成され、排気路形成部Dhが、左右の連結板部d7を左右の上板部分d3に載置支持し、且つ、当該排気路形成部Dhの後壁d4の下方側部分を受止板部d2に受止支持した連結用支持状態で、左右の連結板部d7を左右の上板部分d3に対して螺進式連結具Qにて連結した形態で装着され、連結用支持状態において左右の上板部分d3の後端縁に接当して、排気路形成部Dhの後方側への倒れを抑制する倒れ抑制用の左右の接当体30が、排気路形成部Dhに設けられている。【選択図】図14
Description
本発明は、グリル庫の後部に、当該グリル庫の下側部分においてグリル庫横幅方向の中央側部分を開口する下側開口部を備え、かつ、当該グリル庫の上側部分において前記グリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部を備える排気出口が開口され、
前記下側開口部からの調理排気を後方上方に案内する下側排気案内部の上部に、当該下側排気案内部からの調理排気及び前記上側開口部からの調理排気を後方上方に案内する排気路を形成する筒状の排気路形成部が、後方上方に突出する姿勢で設けられ、
前記下側排気案内部が、前記下側開口部の両横側に前記グリル庫横幅方向に沿って位置する左右のグリル庫後壁部分の上端のグリル庫後方側に位置する左右の上板部分、前記下側開口部の下端から後方上方に向けて延びる姿勢で位置する傾斜板部分、前記左右の上板部分のグリル庫内方側の横端と前記傾斜板部分の両横端との間に位置する左右の側板部分、及び、前記傾斜板部分よりも上方後方に延びる傾斜姿勢でかつ前記グリル庫横幅方向に沿う広幅状態の受止板部分を備えるように構成され、
前記排気路形成部が、当該排気路形成部の左右の横側壁の下端から横外方側に突出しかつグリル庫前後幅方向に延びる姿勢で設けた左右の連結板部を前記左右の上板部分に載置支持し、且つ、当該排気路形成部の後壁における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を前記受止板部分に受止支持した連結用支持状態で、前記左右の連結板部を前記左右の上板部分に対して螺進式連結具にて連結した形態で装着されているグリルに関する。
前記下側開口部からの調理排気を後方上方に案内する下側排気案内部の上部に、当該下側排気案内部からの調理排気及び前記上側開口部からの調理排気を後方上方に案内する排気路を形成する筒状の排気路形成部が、後方上方に突出する姿勢で設けられ、
前記下側排気案内部が、前記下側開口部の両横側に前記グリル庫横幅方向に沿って位置する左右のグリル庫後壁部分の上端のグリル庫後方側に位置する左右の上板部分、前記下側開口部の下端から後方上方に向けて延びる姿勢で位置する傾斜板部分、前記左右の上板部分のグリル庫内方側の横端と前記傾斜板部分の両横端との間に位置する左右の側板部分、及び、前記傾斜板部分よりも上方後方に延びる傾斜姿勢でかつ前記グリル庫横幅方向に沿う広幅状態の受止板部分を備えるように構成され、
前記排気路形成部が、当該排気路形成部の左右の横側壁の下端から横外方側に突出しかつグリル庫前後幅方向に延びる姿勢で設けた左右の連結板部を前記左右の上板部分に載置支持し、且つ、当該排気路形成部の後壁における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を前記受止板部分に受止支持した連結用支持状態で、前記左右の連結板部を前記左右の上板部分に対して螺進式連結具にて連結した形態で装着されているグリルに関する。
かかるグリルは、グリル庫の後部の排気出口が、グリル庫の下側部分においてグリル庫横幅方向の中央側部分を開口する下側開口部と、グリル庫の上側部分においてグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部とを備えるものであるから、下側開口部からは、加熱された被調理物から排出されるガス類や、調理容器の底部を加熱する下バーナが配設されている場合にはその燃焼ガス等を含む調理排気が良好に排出され、上側開口部からは、加熱された被調理物から排出されるガス類や、加熱調理用の加熱部として調理容器の上部を加熱する上バーナが配設されている場合においてはその燃焼ガス等を含む調理排気が良好に排出されることになる。
そして、下側排気案内部及び排気路形成部がグリル庫の後部に装着されているから、グリル庫から排出される調理排気を、排気路を通して良好に外部に排出することができることになる(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1には、詳細な説明が省略されているが、図22に示すように、下側排気案内部Ds(特許文献1では、下側排気案内部と呼称)には、左右のグリル庫後壁部分23Aの上端からグリル庫後方側に延びる左右の上板部分d3(特許文献1では、下側上壁部と呼称)、下側開口部Usの下端から後方上方に向けて延びる傾斜板部分d1(特許文献1では、下側底壁部と呼称)、左右の上板部分d3のグリル庫内方側の横端と傾斜板部分d1の両横端との間に位置する左右の側板部分ds(特許文献1では、下方側側壁部と呼称)に加えて、傾斜板部分d1よりも上方後方に延びる傾斜姿勢でかつグリル庫横幅方向に沿う広幅状態の受止板部分d2を備えるように構成されている。
そして、排気路形成部Dh(特許文献1では、上側形成部分と呼称)が、当該排気路形成部Dhの左右の横側壁d6(特許文献1では、上方側壁部と呼称)の下端から横外方側に突出しかつグリル庫前後幅方向に延びる姿勢で設けた左右の連結板部d7を左右の上板部分d3に載置支持し、且つ、当該排気路形成部Dhの後壁d4における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を受止板部分d2に受止支持した連結用支持状態で、左右の連結板部d7を左右の上板部分d3に対して螺進式連結具としての連結用ビスQにて連結した形態で装着されている。
さらに、排気路形成部Dhの重心が受止板部分d2よりもグリル庫後方側に位置することにより、図22及び図23に示すように、上記連結用支持状態において、左右の連結板部d7が左右の上板部分d3の上面に沿って前方側に摺動しながら、排気路形成部Dhが後方側に傾く等、排気路形成部Dhの姿勢が不安定となる虞があるため、螺進式連結具としての連結用ビスQを締結する際に、排気路形成部Dhを連結用支持状態に支持する作業を行う必要があり、螺進式連結具としての連結用ビスQを締結する作業が煩雑となる。
そこで、螺進式連結具としての連結用ビスQを装着する際に、排気路形成部Dhを作業者が連結用支持状態に支持する作業を省略するために、連結用支持状態において、左右の連結板部d7の前端縁の前方側への移動及び上方側への移動を係止する上方側ほど後方側に位置する受止縁部57aを備えた係止片57が、左右の上板部分d3から上方に突出する姿勢で設けられている。
したがって、排気路形成部Dhを下側排気案内部Dsに対して上記連結用支持状態に載置する際には、排気路形成部Dhの全体を設置姿勢よりも前方側に傾けた状態で下降させて、左右の連結板部d7の前端縁を係止片57の受止縁部57aに係合させ、その後、排気路形成部Dhの全体を設置姿勢に向けて後方に揺動させる手順にて、排気路形成部Dhを下側排気案内部Dsに対して上記連結用支持状態に載置するようにしていた。
従来のグリルにおいては、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する際に、排気路形成部の全体を設置姿勢よりも前方側に傾けた状態で下降させて、左右の連結板部の前端縁を係止片の受止縁部に係合させ、その後、排気路形成部の全体を設置姿勢に向けて後方に揺動させる手順を行う必要があり、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する作業が煩雑になる不都合があった。
つまり、排気路形成部は板状の金属材料にて形成されるものであるから、かなりの重量があるため、両手で支持する必要があり、そのように重い排気路形成部を前後に姿勢変更しながら、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する作業は煩雑な作業となるため、改善が望まれていた。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する作業の簡略化を図ることができるグリルを提供する点にある。
本発明のグリルは、グリル庫の後部に、当該グリル庫の下側部分においてグリル庫横幅方向の中央側部分を開口する下側開口部を備え、かつ、当該グリル庫の上側部分において前記グリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部を備える排気出口が開口され、
前記下側開口部からの調理排気を後方上方に案内する下側排気案内部の上部に、当該下側排気案内部からの調理排気及び前記上側開口部からの調理排気を後方上方に案内する排気路を形成する筒状の排気路形成部が、後方上方に突出する姿勢で設けられ、
前記下側排気案内部が、前記下側開口部の両横側に前記グリル庫横幅方向に沿って位置する左右のグリル庫後壁部分の上端のグリル庫後方側に位置する左右の上板部分、前記下側開口部の下端から後方上方に向けて延びる姿勢で位置する傾斜板部分、前記左右の上板部分のグリル庫内方側の横端と前記傾斜板部分の両横端との間に位置する左右の側板部分、及び、前記傾斜板部分よりも上方後方に延びる傾斜姿勢でかつ前記グリル庫横幅方向に沿う広幅状態の受止板部分を備えるように構成され、
前記排気路形成部が、当該排気路形成部の左右の横側壁の下端から横外方側に突出しかつグリル庫前後幅方向に延びる姿勢で設けた左右の連結板部を前記左右の上板部分に載置支持し、且つ、当該排気路形成部の後壁における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を前記受止板部分に受止支持した連結用支持状態で、前記左右の連結板部を前記左右の上板部分に対して螺進式連結具にて連結した形態で装着されているものであって、その特徴構成は、
前記連結用支持状態において前記左右の上板部分の後端縁に接当して、前記排気路形成部の後方側への倒れを抑制する倒れ抑制用の左右の接当体が、前記排気路形成部の下端部に設けられている点にある。
前記下側開口部からの調理排気を後方上方に案内する下側排気案内部の上部に、当該下側排気案内部からの調理排気及び前記上側開口部からの調理排気を後方上方に案内する排気路を形成する筒状の排気路形成部が、後方上方に突出する姿勢で設けられ、
前記下側排気案内部が、前記下側開口部の両横側に前記グリル庫横幅方向に沿って位置する左右のグリル庫後壁部分の上端のグリル庫後方側に位置する左右の上板部分、前記下側開口部の下端から後方上方に向けて延びる姿勢で位置する傾斜板部分、前記左右の上板部分のグリル庫内方側の横端と前記傾斜板部分の両横端との間に位置する左右の側板部分、及び、前記傾斜板部分よりも上方後方に延びる傾斜姿勢でかつ前記グリル庫横幅方向に沿う広幅状態の受止板部分を備えるように構成され、
前記排気路形成部が、当該排気路形成部の左右の横側壁の下端から横外方側に突出しかつグリル庫前後幅方向に延びる姿勢で設けた左右の連結板部を前記左右の上板部分に載置支持し、且つ、当該排気路形成部の後壁における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を前記受止板部分に受止支持した連結用支持状態で、前記左右の連結板部を前記左右の上板部分に対して螺進式連結具にて連結した形態で装着されているものであって、その特徴構成は、
前記連結用支持状態において前記左右の上板部分の後端縁に接当して、前記排気路形成部の後方側への倒れを抑制する倒れ抑制用の左右の接当体が、前記排気路形成部の下端部に設けられている点にある。
すなわち、排気路形成部の左右の横側壁の下端から横外方側に突出しかつグリル庫前後幅方向に延びる姿勢で設けた左右の連結板部を下側排気案内部の左右の上板部分に載置支持し、且つ、排気路形成部の後壁における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を下側排気案内部の受止板部分に受止支持した連結用支持状態において、排気路形成部の後方側への倒れを抑制する倒れ抑制用の左右の接当体が、左右の上板部分の後端縁に接当することにより、左右の連結板部が左右の上板部分の上面に沿って前方側に摺動しながら、排気路形成部が後方側に傾く等、排気路形成部の姿勢が不安定となることが抑制される。
そして、左右の接当体を左右の上板部分の後端縁に接当することが、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する際に、排気路形成部の全体を設置姿勢にて、受止板部分に沿って下降させることによって行われることになる。
換言すれば、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する際に、排気路形成部の全体を設置姿勢にて、受止板部分に沿って下降させれば、左右の接当体が左右の上板部分の後端縁に接当する状態に操作できることになる。
換言すれば、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する際に、排気路形成部の全体を設置姿勢にて、受止板部分に沿って下降させれば、左右の接当体が左右の上板部分の後端縁に接当する状態に操作できることになる。
したがって、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する作業が、排気路形成部の全体を設置姿勢にて、受止板部分に沿って下降させるだけの簡単な作業となるのである。
要するに、本発明のグリルの特徴構成によれば、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置する作業の簡略化を図ることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記排気路形成部における下側部分の内部に突出する姿勢で配置される消炎用枠体が、前記下側排気案内部の上部に支持される形態で設けられている点にある。
すなわち、排気路形成部における下側部分の内部に突出する姿勢で配置される消炎用枠体が設けられているから、グリル庫内で発生した火炎が排気路形成部の内部に流動することがあっても、消炎用枠体が火炎を冷却して消炎する作用により、火炎を適切に冷却することができる。
そして、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置することを、排気路形成部の全体を設置姿勢にして受止板部分に沿って下降させることによって行えるものであるから、消炎用枠体を、排気路形成部の全体を設置姿勢にして受止板部分に沿って下降させる排気路形成部と干渉しないようにする形態で、排気路形成部の内面に接近させた大きな枠体として形成できるものとなる。
換言すれば、消炎用枠体を十分な消炎作用を発揮するように大きな枠体として形成しても、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置することを良好に行えることになる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、消炎用枠体を十分な消炎作用を発揮するように形成しながらも、排気路形成部を下側排気案内部に対して連結用支持状態に載置することを良好に行える。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記左右の横側壁における少なくとも下方側部分と前記左右の連結板部とが、当該下方側部分に対して当該連結板部を折り曲げた形態で一体に形成され、
前記左右の接当体が、前記下方側部分に対して折り曲げる前の前記連結板部の一部にて形成される形態で、前記下方側部分の下端から延出される状態で設けられ、
前記連結板部に、前記下方側部分に対して当該連結板部を折り曲げたときに、前記左右の接当体が前記下方側部分の下端から延出される姿勢で残存するための分離用孔部が形成されている点にある。
前記左右の接当体が、前記下方側部分に対して折り曲げる前の前記連結板部の一部にて形成される形態で、前記下方側部分の下端から延出される状態で設けられ、
前記連結板部に、前記下方側部分に対して当該連結板部を折り曲げたときに、前記左右の接当体が前記下方側部分の下端から延出される姿勢で残存するための分離用孔部が形成されている点にある。
すなわち、左右の横側壁における少なくとも下方側部分と左右の連結板部とが、当該下方側部分に対して当該連結板部を折り曲げた形態で一体に形成されるものであるから、左右の横側壁における少なくとも下方側部分と左右の連結板部とを、共通の板材を折曲げ加工して形成することができるため、左右の横側壁の下方側部分に対して左右の連結板部を溶接する等の場合に較べて、左右の横側壁における少なくとも下方側部分と左右の連結板部との製作の容易化を図ることができる。
しかも、左右の接当体が、左右の横側壁における下方側部分に対して連結板部を折り曲げたときに、下方側部分の下端から延出される姿勢で残存する形態で形成されることになる。
そして、連結板部に、下方側部分に対して当該連結板部を折り曲げたときに、左右の接当体が下方側部分の下端から延出される姿勢で残存するための分離用孔部を形成することは、左右の横側壁における少なくとも下方側部分及び左右の連結板部を形成する板材に対して、プレス加工等により、螺進式連結具の挿通孔を形成する作業と併せて行うことにより、簡易に行うことができるため、左右の接当体の製作の容易化を図ることができる。
そして、連結板部に、下方側部分に対して当該連結板部を折り曲げたときに、左右の接当体が下方側部分の下端から延出される姿勢で残存するための分離用孔部を形成することは、左右の横側壁における少なくとも下方側部分及び左右の連結板部を形成する板材に対して、プレス加工等により、螺進式連結具の挿通孔を形成する作業と併せて行うことにより、簡易に行うことができるため、左右の接当体の製作の容易化を図ることができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、左右の横側壁における少なくとも下方側部分と左右の連結板部との製作の容易化、及び、左右の接当体の製作の容易化を図ることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記左右の接当体が、前記左右の連結板部の一部を折り曲げる形態で形成されている点にある。
すなわち、左右の連結板部の一部を折り曲げる形態で左右の接当体を形成するものであるから、左右の接当体の製作の容易化を図ることができる。
つまり、左右の接当体を形成する部材を別途製作して、その部材を左右の連結板部に溶接する等の場合に較べて、プレス加工等により、右の連結板部の一部を折り曲げる形態で左右の接当体を形成できるため、左右の接当体の製作の容易化を図ることができる。
つまり、左右の接当体を形成する部材を別途製作して、その部材を左右の連結板部に溶接する等の場合に較べて、プレス加工等により、右の連結板部の一部を折り曲げる形態で左右の接当体を形成できるため、左右の接当体の製作の容易化を図ることができる。
要するに、本発明のグリルの特徴構成によれば、左右の接当体の製作の容易化を図ることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記下側排気案内部が、前記左右の上板部分、前記傾斜板部分、及び、前記受止板部分を備える状態に一体形成された案内部形成体と、前記左右のグリル庫後壁部分から折り曲げた形態で形成される前記左右の側板部分とから構成され、
前記案内部形成体が、前記左右の上板部分を前記左右のグリル庫後壁部分の上端から後方に延出する形態で設けた連結用板状部に対して載置支持した状態に装着されている点にある。
前記案内部形成体が、前記左右の上板部分を前記左右のグリル庫後壁部分の上端から後方に延出する形態で設けた連結用板状部に対して載置支持した状態に装着されている点にある。
すなわち、下側排気案内部が、左右の上板部分、傾斜板部分、及び、受止板部分を備える状態に一体形成された案内部形成体と、左右のグリル庫後壁部分から折り曲げた形態で形成される左右の側板部分とから構成され、かつ、案内部形成体が、左右の上板部分を左右のグリル庫後壁部分の上端から後方に延出する形態で設けた連結用板状部に対して載置支持した状態に装着されているものであるから、下側排気案内部の製作の容易化を図ることができる。
つまり、左右の上板部分、傾斜板部分、及び、受止板部分を備える状態に一体形成された案内部形成体は、プレス加工等により、形成用板材を折曲げることにより形成できる。
また、左右の側板部分は、左右のグリル庫後壁部分を形成する板材を、プレス加工等により折り曲げることにより、形成できる。
さらに、案内部形成体の左右の上板部分を載置支持する連結用板状部は、左右の側板部分と同様に、左右のグリル庫後壁部分を形成する板材を、プレス加工等により折り曲げることにより形成できる。
また、左右の側板部分は、左右のグリル庫後壁部分を形成する板材を、プレス加工等により折り曲げることにより、形成できる。
さらに、案内部形成体の左右の上板部分を載置支持する連結用板状部は、左右の側板部分と同様に、左右のグリル庫後壁部分を形成する板材を、プレス加工等により折り曲げることにより形成できる。
したがって、左右の上板部分、傾斜板部分及び受止板部分、並びに、左右の側板部分及び連結用板状部を、面倒な溶接加工等を必要とせずに、プレス加工等により、形成板材を折り曲げる形態で形成できるものあるから、下側排気案内部の製作の容易化を図ることができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、下側排気案内部の製作の容易化を図ることができる。
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、図22及び図23に記載の従来例における構成部材と同じ構成部材には、構成を分かり易くするために同じ符号を付して説明する。
(ガスコンロの全体構成)
図1に示すように、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ1を備え、コンロ本体Hの内部にグリルG(図2参照)を備えるガスコンロが構成されている。
このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されるものであって、コンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、図22及び図23に記載の従来例における構成部材と同じ構成部材には、構成を分かり易くするために同じ符号を付して説明する。
(ガスコンロの全体構成)
図1に示すように、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ1を備え、コンロ本体Hの内部にグリルG(図2参照)を備えるガスコンロが構成されている。
このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されるものであって、コンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
コンロ本体Hの上部には、ガラス製の天板2が装備され、そして、天板2の後部側箇所には、グリルGの調理排気を排出するためのグリル排気口3が形成されている。
また、天板2の上部には、コンロバーナ1にて加熱される鍋等の被加熱物を載置するための五徳4が、左右のコンロバーナ1の夫々に対応して設けられている。
尚、コンロバーナ1の中央部には、図1に示すように、鍋等の被加熱物の存在及び被加熱物の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ1Aが設けられている。
また、天板2の上部には、コンロバーナ1にて加熱される鍋等の被加熱物を載置するための五徳4が、左右のコンロバーナ1の夫々に対応して設けられている。
尚、コンロバーナ1の中央部には、図1に示すように、鍋等の被加熱物の存在及び被加熱物の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ1Aが設けられている。
コンロ本体Hの上部に装備した天板2の手前側箇所には、左右のコンロバーナ1の夫々に対する左右一対のコンロ用操作具5が、上方に離脱自在に設けられ、コンロ本体Hの前面部の右側箇所には、グリルGに対するグリル用設定操作部6が、下方側を支点にした前後揺動により開閉自在に設けられている。尚、図1は、グリル用設定操作部6の開き状態を例示する。
また、コンロ本体Hの前面部におけるグリル用設定操作部6の上部箇所には、ガスコンロを運転状態と運転停止状態とに切換える電源スイッチSWが装備されている。
また、コンロ本体Hの前面部におけるグリル用設定操作部6の上部箇所には、ガスコンロを運転状態と運転停止状態とに切換える電源スイッチSWが装備されている。
ちなみに、一対のコンロ用操作具5の夫々は、前後や左右のスライド操作及び左右の回転操作により、点火及び消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令等、各種の指令情報を指令するように構成されている。
グリル用設定操作部6は、複数の指令スイッチを備えて、それらの複数の指令スイッチの操作により、グリルGの加熱調理用の加熱部としてのグリルバーナA(図2参照)に対する点火及び消火の指令、目標火力の指令、複数種の調理メニューの指令等、各種の指令情報を指令するように構成されている。
グリル用設定操作部6は、複数の指令スイッチを備えて、それらの複数の指令スイッチの操作により、グリルGの加熱調理用の加熱部としてのグリルバーナA(図2参照)に対する点火及び消火の指令、目標火力の指令、複数種の調理メニューの指令等、各種の指令情報を指令するように構成されている。
(グリルの構成)
グリルGには、図2及び図3に示すように、前部及び後部が開口する筒状に形成されたグリル庫7(図4参照)が備えられ、グリル扉8(図1参照)を前端部に備え且つ被調理物を加熱調理する調理容器Kを着脱自在に載置支持する容器支持枠9を装備した調理容器支持部としての出退枠Lが、グリル庫7の前部開口7Fを通して、グリル庫7の前部に突出した突出状態とグリル庫7の内部の設定収納位置に収納された収納状態とに出退自在にグリル庫7に設けられている(図5参照)。
グリル庫7の後部に、グリル庫7の内部にて発生する調理排気を排出する排気出口Uが開口され、調理排気排出部Dが、排気路Eを排気出口Uに連通させる形態で形成されている。
グリルGには、図2及び図3に示すように、前部及び後部が開口する筒状に形成されたグリル庫7(図4参照)が備えられ、グリル扉8(図1参照)を前端部に備え且つ被調理物を加熱調理する調理容器Kを着脱自在に載置支持する容器支持枠9を装備した調理容器支持部としての出退枠Lが、グリル庫7の前部開口7Fを通して、グリル庫7の前部に突出した突出状態とグリル庫7の内部の設定収納位置に収納された収納状態とに出退自在にグリル庫7に設けられている(図5参照)。
グリル庫7の後部に、グリル庫7の内部にて発生する調理排気を排出する排気出口Uが開口され、調理排気排出部Dが、排気路Eを排気出口Uに連通させる形態で形成されている。
調理容器Kは、形態が異なる複数種のものが用意されて、それらの調理容器Kが容器支持枠9に付替え装着されるが、本実施形態においては、調理容器Kの一例として、調理物載置面が平坦状で当該調理物載置面の周縁に周壁部を備える平坦式プレートパンKh(図5参照)を例示する。
グリル庫7の後部には、図3及び図4に示すように、出退枠Lがグリル庫7の設定収納位置に収納された収納状態において、調理容器Kの存在を検出する容器検出部Sが備えられている。
そして、この容器検出部Sの検出情報が、ガスコンロ全体の運転を制御する運転制御部(図示せず)に入力されて、運転制御部が、調理容器Kの存在が検出されない場合には、グリルバーナAの加熱作動を牽制制御するように構成されている。
そして、この容器検出部Sの検出情報が、ガスコンロ全体の運転を制御する運転制御部(図示せず)に入力されて、運転制御部が、調理容器Kの存在が検出されない場合には、グリルバーナAの加熱作動を牽制制御するように構成されている。
図2及び図3に示すように、グリル庫底壁7dには、調理容器Kを下方から加熱する下バーナ10が、出退枠Lがグリル庫7の内部に収納された状態において調理容器Kの下方に位置する状態に配置され、グリル庫上壁7u(天井部)には、調理容器Kを上方から加熱する上バーナ11が、出退枠Lがグリル庫7の内部に収納された状態において調理容器Kの上方に位置する状態に配置されている。
つまり、本実施形態においては、グリルバーナAとして、下バーナ10と上バーナ11とが設けられている。
つまり、本実施形態においては、グリルバーナAとして、下バーナ10と上バーナ11とが設けられている。
下バーナ10は、図2に示すように、円筒状の下バーナ本体部10Aと、その下バーナ本体部10Aに接続される下バーナ混合管部10Bとを備え、下バーナ本体部10Aには、周方向に沿って炎孔Fが形成されている。
そして、下バーナ10は、燃料ガスが下バーナ用噴出ノズル12から下バーナ混合管部10Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって下バーナ混合管部10Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の炎孔Fに供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫底壁7dやグリル庫横側壁7s等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
尚、下バーナ10の内部には、図2及び図3に示すように、調理容器Kの温度を検出する温度検出センサとして、調理容器Kの底壁温度を検出する容器温度検出センサ13が装備され、この容器温度検出センサ13の検出情報は、運転制御部に入力される。
上バーナ11は、下向きの平板状の火炎を形成する輻射式バーナであり、図3に示すように、平板状の上バーナ本体部11Aと、その上バーナ本体部11Aに接続される上バーナ混合管部11Bとを備え、上バーナ本体部11Aの下面部に燃焼炎形成部が形成されている。
そして、上バーナ11は、燃料ガスが上バーナ用噴出ノズル(図示せず)から上バーナ混合管部11Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって上バーナ混合管部11Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の燃焼炎形成部に供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫底壁7d及びグリル庫横側壁7s等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
(出退枠及び容器支持枠の具体構成)
図3及び図4に示すように、左右のグリル庫横側壁7sの底部側部分に、長手方向をグリル庫7の前後方向に向けた姿勢で固定設置される状態で固定レール15が設けられ、その固定レール15に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される中間レール16、及び、その中間レール16に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される可動レール17を備えたスライドレール式の案内機構Bが設けられている。
図3及び図4に示すように、左右のグリル庫横側壁7sの底部側部分に、長手方向をグリル庫7の前後方向に向けた姿勢で固定設置される状態で固定レール15が設けられ、その固定レール15に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される中間レール16、及び、その中間レール16に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される可動レール17を備えたスライドレール式の案内機構Bが設けられている。
図5に示すように、上述の出退枠Lが、左右に並ぶ一対の可動レール17の先端部の間に、グリル扉8を装着するための扉支持板18を架設する形態にて形成され、容器支持枠9が、可動レール17の付設した載置支持枠20に着脱自在に支持されている。
グリル扉8は、扉支持板18の前面側に当て付けた状態で、扉支持板18に装着されるように構成されている(図2参照)。
グリル扉8は、扉支持板18の前面側に当て付けた状態で、扉支持板18に装着されるように構成されている(図2参照)。
容器支持枠9は、図5に示すように、棒状材を曲げ加工して形成されるものであって、グリル庫前後方向に延びる姿勢の左右の主枠部9S、当該左右の主枠部9Sの前側部分の間に上方側に突出する姿勢で位置する前方側容器支持部9F、及び、左右の主枠部9Sの後側部分の間に上方側に突出する姿勢で位置する後方側容器支持部9Rを備える形態に形成されている。
(グリル庫の細部構成)
図2〜図5に示すように、グリル庫底壁7dを上方から覆う板状の底部カバー体21が、下バーナ10を覆う状態で設けられている。底部カバー体21には、図3及び図4に示すように、下バーナ10の燃焼部としての下バーナ本体部10Aを上方に突出させるバーナ挿通用開口21Aが備えられている。
図2〜図5に示すように、グリル庫底壁7dを上方から覆う板状の底部カバー体21が、下バーナ10を覆う状態で設けられている。底部カバー体21には、図3及び図4に示すように、下バーナ10の燃焼部としての下バーナ本体部10Aを上方に突出させるバーナ挿通用開口21Aが備えられている。
図3〜図5に示すように、グリル庫横側壁7sを覆う状態に着脱自在に装着される板状の内面カバー体22が設けられ、その内面カバー体22の下端部に、グリル庫内方側に張り出して載置支持枠20を覆う張出部22Aが設けられている。
又、張出部22Aが、底部カバー体21の上方箇所に重複する状態に延出されている。
又、張出部22Aが、底部カバー体21の上方箇所に重複する状態に延出されている。
したがって、内面カバー体22の張出部22Aにて、載置支持枠20及びその載置支持枠20に載置されている容器支持枠9の主枠部9Sを覆うことによって、煮汁等の液状物が載置支持枠20や主枠部9Sに降りかかることを適切に抑制でき、しかも、煮汁等の液状物を底部カバー体21の上部に回収できる。
(排気出口の詳細)
図4に示すように、排気出口Uが、グリル庫7の下側部分においてグリル庫横幅方向の中央側部分を開口する下側開口部Usと、グリル庫7の上側部分においてグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部Uuとを備える形態に構成されている。
図4に示すように、排気出口Uが、グリル庫7の下側部分においてグリル庫横幅方向の中央側部分を開口する下側開口部Usと、グリル庫7の上側部分においてグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部Uuとを備える形態に構成されている。
すなわち、グリル庫7の後部のグリル庫後壁部23(図6参照)が、グリル庫横幅方向の中央側箇所を下方に凹入させた状態で、グリル庫7の後部のグリル庫下側部分に配置され、グリル庫後壁部23の左右のグリル庫後壁部分23Aの間に、下側開口部Usが形成されている。
また、グリル庫7のグリル庫後壁部23の上方側において、左右のグリル庫横側壁7s及びグリル庫上壁7uにて囲まれた状態でグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部Uuが形成されている。
また、グリル庫7のグリル庫後壁部23の上方側において、左右のグリル庫横側壁7s及びグリル庫上壁7uにて囲まれた状態でグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部Uuが形成されている。
そして、図2に示すように、調理排気排出部Dが、下側開口部Usからの調理排気を後方上方に案内する下側排気案内部Dsと、下側排気案内部Dsからの調理排気及び上側開口部Uuからの調理排気を後方上方に案内する排気路Eを形成する筒状の排気路形成部Dhとを備える形態に構成されている(図6参照)。
尚、排気路形成部Dhの上部には、天板2を受止め支持する天板支持枠Jが装着されている。
ちなみに、排気路形成部Dhにおける下側部分の内部には、排気路Eの内部で火炎が発生した場合に消炎作用する消炎用枠体Nが配設されている。消炎用枠体Nの詳細は後述する。
尚、排気路形成部Dhの上部には、天板2を受止め支持する天板支持枠Jが装着されている。
ちなみに、排気路形成部Dhにおける下側部分の内部には、排気路Eの内部で火炎が発生した場合に消炎作用する消炎用枠体Nが配設されている。消炎用枠体Nの詳細は後述する。
(下側排気案内部の詳細)
図6に示すように、下側排気案内部Dsが、下側開口部Usの両横側にグリル庫横幅方向に沿って位置する左右のグリル庫後壁部分23Aの上端のグリル庫後方側に位置する左右の上板部分d3(図11参照)、下側開口部Usの下端から後方上方に向けて延びる姿勢で位置する傾斜板部分d1、左右の上板部分d3のグリル庫内方側の横端と傾斜板部分の両横端との間に位置する左右の側板部分ds、及び、傾斜板部分d1よりも上方後方に延びる傾斜姿勢でかつグリル庫横幅方向に沿う広幅状態の受止板部分d2を備えている。
尚、本実施形態においては、受止板部分d2が、グリル庫横幅の全幅に亘る広幅状態に形成されている。
図6に示すように、下側排気案内部Dsが、下側開口部Usの両横側にグリル庫横幅方向に沿って位置する左右のグリル庫後壁部分23Aの上端のグリル庫後方側に位置する左右の上板部分d3(図11参照)、下側開口部Usの下端から後方上方に向けて延びる姿勢で位置する傾斜板部分d1、左右の上板部分d3のグリル庫内方側の横端と傾斜板部分の両横端との間に位置する左右の側板部分ds、及び、傾斜板部分d1よりも上方後方に延びる傾斜姿勢でかつグリル庫横幅方向に沿う広幅状態の受止板部分d2を備えている。
尚、本実施形態においては、受止板部分d2が、グリル庫横幅の全幅に亘る広幅状態に形成されている。
説明を加えると、下側排気案内部Dsが、左右の上板部分d3、傾斜板部分d1、及び、受止板部分d2を備える状態に一体形成された案内部形成体25と、左右のグリル庫後壁部分23Aから折り曲げた形態で形成される左右の側板部分dsとから構成されることになる。
そして、案内部形成体25が、左右の上板部分d3を左右のグリル庫後壁部分23Aの上端から後方に延出する形態で設けた連結用板状部29に対して載置支持した状態に装着されている(図5参照)。
ちなみに、図6に示すように、連結用板状部29として、グリル庫後壁部分23Aの本体部分から後方側に延びる主板状部29Aと左右の側板部分dsから横方側に延びる補助板状部29Bとが備えられている。
そして、案内部形成体25が、左右の上板部分d3を左右のグリル庫後壁部分23Aの上端から後方に延出する形態で設けた連結用板状部29に対して載置支持した状態に装着されている(図5参照)。
ちなみに、図6に示すように、連結用板状部29として、グリル庫後壁部分23Aの本体部分から後方側に延びる主板状部29Aと左右の側板部分dsから横方側に延びる補助板状部29Bとが備えられている。
つまり、案内部形成体25が、下側開口部Usの横幅と同幅となる状態で、左右の側板部分dsの後方側の端縁部に沿って、斜め後方に向けて傾斜状に位置する傾斜板部分d1と、グリル庫7の横幅と同じ幅となる状態で、傾斜板部分d1の上端から延出される帯板状の受止板部分d2と、受止板部分d2における傾斜板部分d1よりも横側に張り出す部分の下端から前方に延出される上板部分d3とを備える形態に構成される。
案内部形成体25が、グリル庫後壁部23における下側開口部Usの下縁部及び左右の側板部分dsの後方側の端縁部に係止支持され、かつ、上板部分d3が連結用板状部29に載置支持された状態において、図11に示すように、上板部分d3を連結用板状部29に対して止着用ビスPにて締結して装着されるように構成されている。
尚、下側開口部Usの下縁部には、傾斜板部分d1の下端側部分を受止め支持する複数の受止片26が起立姿勢で設けられ、左右の側板部分dsの後方側の端縁部には、傾斜板部分d1の横端縁部分を受止め支持する受部23bが形成されている(図6参照)。
尚、下側開口部Usの下縁部には、傾斜板部分d1の下端側部分を受止め支持する複数の受止片26が起立姿勢で設けられ、左右の側板部分dsの後方側の端縁部には、傾斜板部分d1の横端縁部分を受止め支持する受部23bが形成されている(図6参照)。
ちなみに、図6に示す如く、下側排気案内部Dsの上部には消炎用枠体Nが配置され、当該消炎用枠体Nの下端側の止着用板部34が、上板部分d3に載置された状態で、上板部分d3と共締めされる形態で止着用ビスPにて止着されている。
つまり、排気路形成部Dhにおける下側部分の内部に突出する姿勢で配置される消炎用枠体Nが、下側排気案内部Dsの上部に支持される形態で設けられている。
尚、図6においては、消炎用枠体Nが、その上部の形状を見易くするために、排気路形成部Dhや案内部形成体25等よりも前方側に傾斜した姿勢で記載されている。
つまり、排気路形成部Dhにおける下側部分の内部に突出する姿勢で配置される消炎用枠体Nが、下側排気案内部Dsの上部に支持される形態で設けられている。
尚、図6においては、消炎用枠体Nが、その上部の形状を見易くするために、排気路形成部Dhや案内部形成体25等よりも前方側に傾斜した姿勢で記載されている。
(排気路形成部の詳細)
排気路形成部Dhは、複数の部材を組み付けて形成されるものであって、その組付状態においては、図6に示すように、後壁d4、上壁d5、及び、左右の横側壁d6を形成するように構成されている(図13参照)。
さらに、排気路形成部Dhの下端側の左右両側には、左右の横側壁d6の下端から横外方側に突出しかつグリル庫前後幅方向に延びる姿勢で連結板部d7が形成されている。
排気路形成部Dhは、複数の部材を組み付けて形成されるものであって、その組付状態においては、図6に示すように、後壁d4、上壁d5、及び、左右の横側壁d6を形成するように構成されている(図13参照)。
さらに、排気路形成部Dhの下端側の左右両側には、左右の横側壁d6の下端から横外方側に突出しかつグリル庫前後幅方向に延びる姿勢で連結板部d7が形成されている。
そして、図14に示すように、排気路形成部Dhが、左右の連結板部d7を左右の上板部分d3に載置支持し、且つ、当該排気路形成部Dhの後壁d4における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を受止板部分d2に受止支持した連結用支持状態で、左右の連結板部d7を左右の上板部分d3に対して螺進式連結具としての連結用ビスQにて連結した形態で装着されている。
つまり、排気路形成部Dhを下側排気案内部Dsに連なる姿勢で置いた状態において、連結板部d7を上板部分d3に対して連結用ビスQにて締結することより、排気路形成部Dhをグリル庫7に装着するように構成されている。
尚、連結板部d7には、連結用ビスQの挿通孔27が形成され、上板部分d3には、連結用ビスQの螺合孔28が形成される。
尚、連結板部d7には、連結用ビスQの挿通孔27が形成され、上板部分d3には、連結用ビスQの螺合孔28が形成される。
また、図6、図14〜図16に示す如く、上記連結用支持状態において左右の上板部分d3の後端縁に接当して、排気路形成部Dhの後方側への倒れを抑制する倒れ抑制用の左右の接当体30が、排気路形成部Dhの下端部に設けられている。
つまり、左右の連結板部d7を下側排気案内部Dsの左右の上板部分d3に載置支持し、且つ、排気路形成部Dhの後壁d4における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を下側排気案内部Dsの受止板部分d2に受止支持した連結用支持状態において、排気路形成部Dhの重心が受止板部分d2よりもグリル庫後方側に位置することにより、排気路形成部Dhがグリル庫後方側に倒れる虞があるが、排気路形成部Dhの後方側への倒れを抑制する倒れ抑制用の左右の接当体30が、左右の上板部分d3の後端縁に接当することになる。
尚、本実施形態では、左右の接当体30が、グリル庫前後幅方向に沿う板状に形成されている。
つまり、左右の連結板部d7を下側排気案内部Dsの左右の上板部分d3に載置支持し、且つ、排気路形成部Dhの後壁d4における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を下側排気案内部Dsの受止板部分d2に受止支持した連結用支持状態において、排気路形成部Dhの重心が受止板部分d2よりもグリル庫後方側に位置することにより、排気路形成部Dhがグリル庫後方側に倒れる虞があるが、排気路形成部Dhの後方側への倒れを抑制する倒れ抑制用の左右の接当体30が、左右の上板部分d3の後端縁に接当することになる。
尚、本実施形態では、左右の接当体30が、グリル庫前後幅方向に沿う板状に形成されている。
したがって、図13に示すように、排気路形成部Dhを下側排気案内部Dsに対して連結用支持状態に載置する際に、排気路形成部Dhの全体を設置姿勢にて、受止板部分d2に沿って下降させれば、左右の接当体30が左右の上板部分d3の後端縁に接当する状態になる。つまり、左右の接当体30の前方側端面が左右の上板部分d3の後端縁に接当する状態になる。
その結果、連結用支持状態において、左右の連結板部d7が左右の上板部分d3の上面に沿って前方側に摺動しながら、排気路形成部Dhが後方側に傾く等、排気路形成部Dhの姿勢が不安定となることが抑制されるため、連結用ビスQを締結する際に、排気路形成部Dhを手で支える等の面倒なく、連結用ビスQの締結作業を良好に行えるものとなる。
その結果、連結用支持状態において、左右の連結板部d7が左右の上板部分d3の上面に沿って前方側に摺動しながら、排気路形成部Dhが後方側に傾く等、排気路形成部Dhの姿勢が不安定となることが抑制されるため、連結用ビスQを締結する際に、排気路形成部Dhを手で支える等の面倒なく、連結用ビスQの締結作業を良好に行えるものとなる。
接当体30の形成形態について説明を加えると、図12に示すように、排気路形成部Dhの左右の横側壁d6における少なくとも下方側部分と左右の連結板部d7(図中二点鎖線で示す)とが、当該横側壁d6の下方側部分に対して当該連結板部d7を外方側に折り曲げた形態で一体に形成されている。
そして、左右の接当体30が、横側壁d6の下方側部分に対して折り曲げる前の連結板部d7(図中実線で示す)の一部にて形成される形態で、横側壁d6の下方側部分の下端から延出される状態で設けられている。つまり、左右の接当体30が、連結板部d7の下面から下方側に突出する状態で設けられている。
また、連結板部d7に、横側壁d6の下方側部分に対して当該連結板部d7を折り曲げたときに、左右の接当体30が横側壁d6の下方側部分の下端から延出される姿勢で残存するためのU字状の分離用孔部31が形成されている。
そして、左右の接当体30が、横側壁d6の下方側部分に対して折り曲げる前の連結板部d7(図中実線で示す)の一部にて形成される形態で、横側壁d6の下方側部分の下端から延出される状態で設けられている。つまり、左右の接当体30が、連結板部d7の下面から下方側に突出する状態で設けられている。
また、連結板部d7に、横側壁d6の下方側部分に対して当該連結板部d7を折り曲げたときに、左右の接当体30が横側壁d6の下方側部分の下端から延出される姿勢で残存するためのU字状の分離用孔部31が形成されている。
したがって、排気路形成部Dhの横側壁d6に対して連結板部d7を折り曲げることにより、接当体30が、横側壁d6の下方側部分の下端から延出される状態で形成されることになる。
(消炎用枠体の詳細)
図6に示すように、消炎用枠体Nは、排気路Eを横断する姿勢で設けられた横断多孔面部32と、横断多孔面部32の両横側端部の夫々に横側端部から排気路Eの上流側に延びる状態で設けられた側方多孔面部33とを備えて、排気路Eの上流側に向かって開口する排気導入開口部Rを有する形態に構成されている(図2参照)。
本実施形態では、図2に示すように、横断多孔面部32が、多数の小孔を備える下方側の多孔形成部32Aと横幅方向に沿う複数のスリットを備える上方側のスリット形成部32Bとを屈曲させた形態で備える形態に構成されている。
図6に示すように、消炎用枠体Nは、排気路Eを横断する姿勢で設けられた横断多孔面部32と、横断多孔面部32の両横側端部の夫々に横側端部から排気路Eの上流側に延びる状態で設けられた側方多孔面部33とを備えて、排気路Eの上流側に向かって開口する排気導入開口部Rを有する形態に構成されている(図2参照)。
本実施形態では、図2に示すように、横断多孔面部32が、多数の小孔を備える下方側の多孔形成部32Aと横幅方向に沿う複数のスリットを備える上方側のスリット形成部32Bとを屈曲させた形態で備える形態に構成されている。
図7に示すように、消炎用枠体Nが、側方多孔面部33と側方多孔面部33に対面する排気路形成部Dhの横側壁d6との間に側壁隙間Mを形成する状態で、排気路形成部Dhの下側部分の内部に突出する姿勢で設置されている。
また、調理排気が側壁隙間Mを流れる場合の通流抵抗が、調理排気が排気導入開口部Rから消炎用枠体Nを通過して流れる場合の通流抵抗よりも大きくなるように、側方多孔面部33の排気路Eの長手方向に沿う長さを大きくするように構成されている。
また、調理排気が側壁隙間Mを流れる場合の通流抵抗が、調理排気が排気導入開口部Rから消炎用枠体Nを通過して流れる場合の通流抵抗よりも大きくなるように、側方多孔面部33の排気路Eの長手方向に沿う長さを大きくするように構成されている。
また、図2に示すように、横断多孔面部32のスリット形成部32Bの上端側部分が、調理排気の流動を阻止すべく、排気路形成部Dhの上壁d5に対して密接する状態に配置され、横断多孔面部32の多孔形成部32Aが、排気路形成部Dhの後壁d4との間に、調理排気の流動を阻止しかつ異物落下を許容する隙間を形成する状態で配置されている。
従って、グリル庫7からの調理排気が、側壁隙間M等を流動することなく、排気導入開口部Rから消炎用枠体Nに導入されて、消炎用枠体Nを通過することになるので、調理排気中に火炎が存在しても、その火炎を消炎用枠体Nとの接触により冷却して消炎することができる。
(容器検出部の詳細)
図8及び図9に示すように、容器検出部Sは、グリル庫後壁部分23Aを貫通してグリル庫7の内部に突出するロッド状の検出体38と、当該検出体38をグリル庫内方側に突出する状態に弾性付勢するコイルスプリング39と、検出体38と一体移動する移動部材38Aに内蔵した永久磁石40と、検出体38が周壁部との接当により後退移動したことを検出する検出部としての、永久磁石40にて操作されるリードスイッチ41とを、センサ支持体42に組付けた状態に構成されている。
ちなみに、センサ支持体42は、グリル庫後壁部分23Aに連結されるコの字状の本体枠42Aと、当該本体枠42Aに連結されてロッド状の検出体38を支持する検出体支持枠42Bとからなる。
図8及び図9に示すように、容器検出部Sは、グリル庫後壁部分23Aを貫通してグリル庫7の内部に突出するロッド状の検出体38と、当該検出体38をグリル庫内方側に突出する状態に弾性付勢するコイルスプリング39と、検出体38と一体移動する移動部材38Aに内蔵した永久磁石40と、検出体38が周壁部との接当により後退移動したことを検出する検出部としての、永久磁石40にて操作されるリードスイッチ41とを、センサ支持体42に組付けた状態に構成されている。
ちなみに、センサ支持体42は、グリル庫後壁部分23Aに連結されるコの字状の本体枠42Aと、当該本体枠42Aに連結されてロッド状の検出体38を支持する検出体支持枠42Bとからなる。
そして、左右のグリル庫後壁部分23Aのうちの左方側のグリル庫後壁部分23Aに、当該グリル庫後壁部分23Aを貫通してグリル庫7の内部に突出する検出体38及び当該検出体38を支持するセンサ支持体42を備えた形態に構成されている。
次に、センサ支持体42をグリル庫後壁部分23Aの外面側に位置させる形態で容器検出部Sを装着する構成について説明する。
図8及び図9に示すように、センサ支持体42の本体枠42Aに、フック状の上側被係合部42aと板状の下側被係合部42bとが上下に離れて形成されている。
上側被係合部42aが、本体枠42Aにおける上側板部分の先端の中央部に、下向きに突出するフック状に形成され、下側被係合部42bが、本体枠42Aにおける下側板部分の先端の両横端部に、下向きに突出する板状に形成されている。
図8及び図9に示すように、センサ支持体42の本体枠42Aに、フック状の上側被係合部42aと板状の下側被係合部42bとが上下に離れて形成されている。
上側被係合部42aが、本体枠42Aにおける上側板部分の先端の中央部に、下向きに突出するフック状に形成され、下側被係合部42bが、本体枠42Aにおける下側板部分の先端の両横端部に、下向きに突出する板状に形成されている。
図9及び図11に示すように、グリル庫後壁部分23Aに、上側被係合部42aと下側被係合部42bとに対してグリル庫前後方向の移動及び下方側への移動を阻止した状態に各別に係合する上側係合部43aと下側係合部43bとが、センサ支持体42の下方側への移動により係合する形態で設けられている。
上側係合部43aは、グリル庫後壁部分23Aにおける主板状部29Aの形成箇所に、フック状の上側被係合部42aが係合する係合孔45及び上側被係合部42aを載置する載置部46を備える状態に形成されている。
載置部46が、上側被係合部42aを形成する板部分の板厚に相当する高さを、主板状部29Aよりも下方側に下げた状態に形成されている。
載置部46が、上側被係合部42aを形成する板部分の板厚に相当する高さを、主板状部29Aよりも下方側に下げた状態に形成されている。
したがって、上側被係合部42aを上側係合部43aに係合させた状態においては、本体枠42Aの上側板部分と連結用板状部29とが略同高さとなるように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、本体枠42Aの上側板部分が連結用板状部29よりも若干低くなるように構成されている。
下側係合部43bは、図9及び図11に示すように、板状の左右の下側被係合部42bが係合する左右の係合片47を、グリル庫後壁部分23Aの一部を切り起こす形態で形成されている。
ちなみに、本実施形態においては、本体枠42Aの上側板部分が連結用板状部29よりも若干低くなるように構成されている。
下側係合部43bは、図9及び図11に示すように、板状の左右の下側被係合部42bが係合する左右の係合片47を、グリル庫後壁部分23Aの一部を切り起こす形態で形成されている。
上側被係合部42aを上側係合部43aに係合させかつ下側被係合部42bを下側係合部43bに係合させた状態において、図11に示すように、センサ支持体42の本体枠42Aにおける上壁部分(上側板部分)が、グリル庫後壁部分23Aの上端部に形成した連結用板状部29の横側に並ぶ状態に位置する板状の被受止部Caとして機能するように構成されている。
そして、調理排気排出部Dの下側排気案内部Dsの上板部分d3が、浮き上がりを阻止する状態にセンサ支持体42の被受止部Caを受止める受止部Cbとして機能するように構成されている。
そして、調理排気排出部Dの下側排気案内部Dsの上板部分d3が、浮き上がりを阻止する状態にセンサ支持体42の被受止部Caを受止める受止部Cbとして機能するように構成されている。
図11に示すように、グリル庫後壁部分23Aにおける検出体38の挿通箇所には、検出体38をグリル庫後壁部分23Aに貫通させた状態で、上側被係合部42aと下側被係合部42bとを上側係合部43aと下側係合部43bとに係合させるために、センサ支持体42を下降させることを許容すべく、上下方向に沿う長孔状の検出体挿通孔48が形成されている。
そして、図4、図7及び図10に示すように、グリル庫後壁部分23Aにおけるグリル庫内方側の内面に沿わせる状態で検出体38の挿通箇所の周囲を覆う閉塞板50が設けられている。
そして、図4、図7及び図10に示すように、グリル庫後壁部分23Aにおけるグリル庫内方側の内面に沿わせる状態で検出体38の挿通箇所の周囲を覆う閉塞板50が設けられている。
グリル庫後壁部分23Aには、閉塞板50の上部側部分を係止支持する係止突起51が形成され、また、閉塞板50の下部側部分を固定する螺合式の頭付締付具としての閉塞板固定用ボルト52が貫通する貫通孔53が形成されている(図11参照)。
尚、係止突起51は、グリル庫後壁部分23Aの一部を切り起こす形態で形成されている。
閉塞板50には、図10に示すように、グリル庫後壁部分23Aの係止突起51に係止する係止孔50a、及び、閉塞板固定用ボルト52が貫通する挿通孔50bが形成されている。
尚、係止突起51は、グリル庫後壁部分23Aの一部を切り起こす形態で形成されている。
閉塞板50には、図10に示すように、グリル庫後壁部分23Aの係止突起51に係止する係止孔50a、及び、閉塞板固定用ボルト52が貫通する挿通孔50bが形成されている。
また、図8及び図10に示すように、センサ支持体42の本体枠42Aにおける下方側板部分の先端部には、閉塞板固定用ボルト52が螺合する螺合孔54が形成されている。
したがって、閉塞板50をグリル庫後壁部分23Aにおけるグリル庫内方側の内面に沿わせる状態で係止突起51に係止し、閉塞板固定用ボルト52を閉塞板50及びグリル庫後壁部分23Aを貫通してセンサ支持体42に螺合される形態に装着することにより、閉塞板50とセンサ支持体42との間にグリル庫後壁部分23Aを挟持する状態に固定して、閉塞板50の固定に合わせて、センサ支持体42を固定するように構成されている。
したがって、閉塞板50をグリル庫後壁部分23Aにおけるグリル庫内方側の内面に沿わせる状態で係止突起51に係止し、閉塞板固定用ボルト52を閉塞板50及びグリル庫後壁部分23Aを貫通してセンサ支持体42に螺合される形態に装着することにより、閉塞板50とセンサ支持体42との間にグリル庫後壁部分23Aを挟持する状態に固定して、閉塞板50の固定に合わせて、センサ支持体42を固定するように構成されている。
また、図7及び図9に示すように、閉塞板50には、検出体38に外套する筒体55が装着され、グリル庫7の内部の調理排気が検出体挿通孔48の存在側に流動することを抑制するように構成されている。
〔別実施形態〕
次に、本発明の別実施形態を説明するが、上記実施形態と同様な部分についての説明を省略して、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
この実施形態においては、図17〜図21に示すように、左右の接当体30が、左右の連結板部d7の一部を折り曲げる形態で形成されている。
尚、本実施形態では、左右の接当体30が、グリル庫横幅方向に沿う板状に形成されている。
次に、本発明の別実施形態を説明するが、上記実施形態と同様な部分についての説明を省略して、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
この実施形態においては、図17〜図21に示すように、左右の接当体30が、左右の連結板部d7の一部を折り曲げる形態で形成されている。
尚、本実施形態では、左右の接当体30が、グリル庫横幅方向に沿う板状に形成されている。
したがって、この別実施形態においても、図18に示すように、排気路形成部Dhを下側排気案内部Dsに対して連結用支持状態に載置する際に、排気路形成部Dhの全体を設置姿勢にて、受止板部分d2に沿って下降させれば、左右の接当体30が左右の上板部分d3の後端縁に接当する状態になる(図20及び図21参照)。つまり、左右の接当体30の前方側面が左右の上板部分d3の後端縁に接当する状態になる。
その結果、図19に示すように、連結用支持状態において、左右の連結板部d7が左右の上板部分d3の上面に沿って前方側に摺動しながら、排気路形成部Dhが後方側に傾く等、排気路形成部Dhの姿勢が不安定となることが抑制されるため、連結用ビスQを締結する際に、排気路形成部Dhを手で支える等の面倒なく、連結用ビスQの締結作業を良好に行えるものとなる。
その結果、図19に示すように、連結用支持状態において、左右の連結板部d7が左右の上板部分d3の上面に沿って前方側に摺動しながら、排気路形成部Dhが後方側に傾く等、排気路形成部Dhの姿勢が不安定となることが抑制されるため、連結用ビスQを締結する際に、排気路形成部Dhを手で支える等の面倒なく、連結用ビスQの締結作業を良好に行えるものとなる。
〔その他の別実施形態〕
次に、その他の別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態及び別実施形態においては、調理容器Kとして、平坦式プレートパンKhを例示したが、調理物載置面が波型状に形成された波型式プレートパンや調理鍋等、各種のものを使用できる。
次に、その他の別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態及び別実施形態においては、調理容器Kとして、平坦式プレートパンKhを例示したが、調理物載置面が波型状に形成された波型式プレートパンや調理鍋等、各種のものを使用できる。
(2)上記実施形態及び別実施形態においては、下側排気案内部Dsの側板部分dsをグリル庫後壁部分23Aから折り曲げる形態で設ける場合を例示したが、側板部分dsをグリル庫後壁部分23Aとは別体に形成し、案内部形成体25に溶接等により接続する形態で構成してもよい。
(3)上記実施形態及び別実施形態においては、受止板部分d2を、グリル庫横幅の全幅に亘る広幅状態に形成する場合を例示したが、受止板部分d2の横幅を、グリル庫横幅の全幅よりも小さくしてもよく、要は、排気路形成部Dhを受止め支持できるように構成すればよい。
(4)上記実施形態及び別実施形態では、グリルGが、ガスコンロに装備される場合を例示したが、本発明のグリルGは、グリル専用機を構成する場合にも適用できる。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
7 グリル庫
23A グリル庫後壁部分
25 案内部形成体
30 接当体
31 分離用孔部
Ds 下側排気案内部
Dh 排気路形成部
d1 傾斜板部分
d2 受止板部分
d3 上板部分
d4 後壁
d7 連結板部
ds 側板部分
E 排気路
N 消炎用枠体
U 排気出口
Us 下側開口部
Q 螺進式連結具
23A グリル庫後壁部分
25 案内部形成体
30 接当体
31 分離用孔部
Ds 下側排気案内部
Dh 排気路形成部
d1 傾斜板部分
d2 受止板部分
d3 上板部分
d4 後壁
d7 連結板部
ds 側板部分
E 排気路
N 消炎用枠体
U 排気出口
Us 下側開口部
Q 螺進式連結具
Claims (5)
- グリル庫の後部に、当該グリル庫の下側部分においてグリル庫横幅方向の中央側部分を開口する下側開口部を備え、かつ、当該グリル庫の上側部分において前記グリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部を備える排気出口が開口され、
前記下側開口部からの調理排気を後方上方に案内する下側排気案内部の上部に、当該下側排気案内部からの調理排気及び前記上側開口部からの調理排気を後方上方に案内する排気路を形成する筒状の排気路形成部が、後方上方に突出する姿勢で設けられ、
前記下側排気案内部が、前記下側開口部の両横側に前記グリル庫横幅方向に沿って位置する左右のグリル庫後壁部分の上端のグリル庫後方側に位置する左右の上板部分、前記下側開口部の下端から後方上方に向けて延びる姿勢で位置する傾斜板部分、前記左右の上板部分のグリル庫内方側の横端と前記傾斜板部分の両横端との間に位置する左右の側板部分、及び、前記傾斜板部分よりも上方後方に延びる傾斜姿勢でかつ前記グリル庫横幅方向に沿う広幅状態の受止板部分を備えるように構成され、
前記排気路形成部が、当該排気路形成部の左右の横側壁の下端から横外方側に突出しかつグリル庫前後幅方向に延びる姿勢で設けた左右の連結板部を前記左右の上板部分に載置支持し、且つ、当該排気路形成部の後壁における上方後方に延びる傾斜姿勢の下方側部分を前記受止板部分に受止支持した連結用支持状態で、前記左右の連結板部を前記左右の上板部分に対して螺進式連結具にて連結した形態で装着されているグリルであって、
前記連結用支持状態において前記左右の上板部分の後端縁に接当して、前記排気路形成部の後方側への倒れを抑制する倒れ抑制用の左右の接当体が、前記排気路形成部の下端部に設けられているグリル。 - 前記排気路形成部における下側部分の内部に突出する姿勢で配置される消炎用枠体が、前記下側排気案内部の上部に支持される形態で設けられている請求項1に記載のグリル。
- 前記左右の横側壁における少なくとも下方側部分と前記左右の連結板部とが、当該下方側部分に対して当該連結板部を折り曲げた形態で一体に形成され、
前記左右の接当体が、前記下方側部分に対して折り曲げる前の前記連結板部の一部にて形成される形態で、前記下方側部分の下端から延出される状態で設けられ、
前記連結板部に、前記下方側部分に対して当該連結板部を折り曲げたときに、前記左右の接当体が前記下方側部分の下端から延出される姿勢で残存するための分離用孔部が形成されている請求項1又は2に記載のグリル。 - 前記左右の接当体が、前記左右の連結板部の一部を折り曲げる形態で形成されている請求項1又は2に記載のグリル。
- 前記下側排気案内部が、前記左右の上板部分、前記傾斜板部分、及び、前記受止板部分を備える状態に一体形成された案内部形成体と、前記左右のグリル庫後壁部分から折り曲げた形態で形成される前記左右の側板部分とから構成され、
前記案内部形成体が、前記左右の上板部分を前記左右のグリル庫後壁部分の上端から後方に延出する形態で設けた連結用板状部に対して載置支持した状態に装着されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018172352A JP2020043893A (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | グリル |
Applications Claiming Priority (1)
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2018
- 2018-09-14 JP JP2018172352A patent/JP2020043893A/ja active Pending
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