JP6440398B2 - グリル - Google Patents

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Description

本発明は、調理容器を支持する容器支持枠及びグリル扉が備えられた引出部と、グリル庫に装着した固定レールに対して出退移動自在に支持される可動レールを備えた案内レール機構とが設けられ、前記引出部における前記グリル扉が、前記可動レールの前端部に支持され、前記容器支持枠の前端部が、前記可動レールに支持された支持部に上下揺動自在に支持され、前記容器支持枠の後端部の後端側被支持部が、前記グリル庫の摺動支持部に対して摺動移動自在に支持され、前記引出部が、前記可動レールにて案内されかつ前記容器支持枠の前記後端側被支持部を前記摺動支持部に支持した状態で、前記グリル庫の内部に収容される収納位置と当該グリル庫の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在に設けられたグリルに関する。
かかるグリルは、案内レール機構と摺動支持部とによって、容器支持枠を分担して支持するので、案内レール機構のみで容器支持枠を支持するのに比べて、案内レール機構に作用する荷重の軽減化を図ることができるため、案内レール機構の簡素化を図れるものである。
かかるグリルの従来例として、容器支持枠の後端側被支持部を摺動自在に支持する摺動支持部が、グリル庫の底壁で構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−24558号公報
従来のグリルは、容器支持枠の後端側被支持部がグリル庫の底壁を摺動するので、グリル庫の底壁が摩耗して、グリルの耐久性が低下する虞があった。
ちなみに、容器支持枠に載置される調理容器には被調理物が収容されているので、容器支持枠の後端側被支持部を支持するグリル庫の底壁は、容器支持枠及び調理容器に加えて、被調理物の荷重も受けることになる。
尚、グリルの耐久性を向上するために、例えば、グリル庫を耐摩耗性に優れた部材や、グリル庫を厚さの厚い部材で作成することが考えられるが、この場合、グリル庫を作成するための材料コストが上昇して、グリル庫の作成コストが高くなるため、実用しにくいものとなる。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、低コストにて、耐久性の向上を図ることができるグリルを提供することにある。
この目的を達成するための本発明に係るグリルは、
調理容器を支持する容器支持枠及びグリル扉が備えられた引出部と、グリル庫に装着した固定レールに対して出退移動自在に支持される可動レールとを備えた案内レール機構とが設けられ、
前記引出部における前記グリル扉が、前記可動レールの前端部に支持され、
前記容器支持枠の前端部が、前記可動レールに支持された支持部に上下揺動自在に支持され、前記容器支持枠の後端部の後端側被支持部が、前記グリル庫の摺動支持部に対して摺動移動自在に支持され、
前記引出部が、前記可動レールにて案内されかつ前記容器支持枠の前記後端側被支持部を前記摺動支持部に支持した状態で、前記グリル庫の内部に収容される収納位置と当該グリル庫の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在に設けられたグリルであって、その第1特徴構成は、
前記摺動支持部が、前記グリル庫とは別体に形成した支持枠案内部材を当該グリル庫に装着する形態で構成されており、
前記案内レール機構が、前記グリル庫の左右一対の横側壁の内面に沿って配置する状態で左右一対設けられ、
前記グリル庫内且つ前記案内レール機構の上方に汁受け皿が設けられ、
前記支持枠案内部材が、前記汁受け皿の上面側に装着する形態で、前記案内レール機構の上方箇所に、前記グリル庫の左右一対の横側壁の内面に沿って配置する状態で左右一対設けられ、
前記容器支持枠の後端部に、前記後端側被支持部が、左右一対の前記支持枠案内部材に各別に支持される状態で左右一対設けられ、
前記支持枠案内部材には、長手方向の両端部に設けられた端部当接部と、長手方向に沿って下方に延びる状態で設けられた長手当接部とが設けられるとともに、長手方向の両端部に、下方に延出する案内部材係合爪が設けられ、
前記汁受け皿には、その両端部における前端側箇所及び後端側箇所に案内部材用係合孔が設けられ、
前記支持枠案内部材は、前記案内部材係合爪を前記案内部材用係合孔に挿入され、前記端部当接部と前記長手当接部とが前記汁受け皿の上面に当接し、且つ、前記挿入された案内部材係合爪が前記汁受け皿の下面に密着するように折り曲げられた状態で前記汁受け皿に固定されている点にある。
上記グリルの第1特徴構成によれば、グリル庫に対して出退移動される容器支持枠の後端側被支持部が、グリル庫とは別体に形成した支持枠案内部材によって支持されることとなる。
そして、支持枠案内部材を、例えば、耐摩耗性に優れた部材や、厚さが厚い部材で構成することによって、支持枠案内部材、つまり、摺動支持部が早期に消耗損傷することを抑制できるので、グリルの耐久性の向上を図ることができる。
しかも、支持枠案内部材は、グリル庫と比べて小さな部材であるので、支持枠案内部材を耐摩耗性に優れた部材や、厚さが厚い部材で構成しても、支持枠案内部材を安価に作成できるため、グリル全体のコストが大きく上昇することを抑制できる。
よって、低コストにて、耐久性の向上を図ることができるグリルを提供することができる。
また、上記グリルの第1特徴構成によれば、容器支持枠の前端部を支持する支持部を支持することになる左右一対の案内レール機構、及び、容器支持枠の後端部を支持する左右一対の支持枠案内部材が、グリル庫の横側壁に沿って配置する状態でグリル庫内に設けられるので、左右の案内レール機構同士の間及び左右の支持枠案内部材同士の間にグリル横幅方向に広い間隔が存在する状態となるため、引出部を出退移動自在に安定して支持することができる。
つまり、左右の案内レール機構及び左右の支持枠案内部材が、グリル庫の横幅方向の空間を有効に利用して、グリル庫の横幅方向において大きな間隔を隔てて配置されているので、引出部を出退移動自在に安定してグリル庫内に支持することができる。
本発明に係るグリルの第2特徴構成は、上記グリルの第1特徴構成に加えて、
前記支持枠案内部材が、前記容器支持枠を摺動自在に支持する摺動支持部分と、前記容器支持枠の横移動を受止め規制する横規制部分とを備える形態に構成されている点にある。
上記グリルの第2特徴構成によれば、引出部の出退移動に伴って、摺動支持部分に支持された状態でグリル庫の前後幅方向に移動する容器支持枠が、横規制部分によって横移動することが受止め規制されるので、容器支持枠が摺動支持部分から外れることを防止することができる。従って、引出部の出退移動に伴って、容器支持枠が摺動支持部分に支持された状態で、適切にグリル庫前後幅方向に移動させることができる。
本発明に係るグリルの第特徴構成は、上記グリルの第1又は第2特徴構成に加えて、
前記収納位置に位置する前記引出部に設けられた前記調理容器の底部を加熱する加熱調理バーナが、前記グリル庫の底部に設けられている点にある。
上記グリルの第特徴構成によれば、加熱調理バーナが、グリル庫の底部に設けらているので、加熱調理バーナによって底部が加熱される調理容器をグリル庫内の低い位置に設けることができる。これにより、調理容器が位置して加熱調理に使用することができるグリル庫内の上方の調理用空間を広くすることができる。
つまり、加熱調理バーナをグリル庫の横側壁に設ける場合には、グリル庫の横側壁には、案内レール機構及び支持枠案内部材が設けられているので、加熱調理バーナの設置場所が限られたものとなる。例えば、案内レール機構の上部に加熱調理バーナを設ける場合には、その加熱調理バーナの上に備えられる調理容器はグリル庫内の高い位置に設けられることになるので、調理容器が位置するグリル庫内の上方の調理空間が狭くなる。一方、本特徴構成では、加熱調理バーナを、グリル庫の横幅方向においてグリル庫の横側壁に設けられた左右一対の案内レール機構及び左右一対の支持枠案内部材の間に位置する状態で、グリル庫の底部に設けるので、調理容器をグリル庫内の低い位置に設けて、調理容器が位置するグリル庫内の上方の調理空間を広くすることができる。
本発明に係るグリルの第特徴構成は、上記グリルの第1乃至特徴構成に加えて、
前記引出部が前記収納位置に収納された状態において、前記後端側被支持部におけるグリル庫前後幅方向の前方側部分が前記支持枠案内部材に支持され、且つ、前記後端側被支持部におけるグリル庫前後幅方向の後方側部分が前記グリル庫の後壁に形成した挿通孔を通してグリル庫後方側に突出するように構成され、
前記グリル庫の後壁に、前記挿通孔を通してグリル庫後方側に突出する前記後端側被支持部を収納する袋状の収納部が設けられている点にある。
上記グリルの第特徴構成によれば、グリル庫の後壁よりも後方に突出する後端側被支持部を収納する袋状の収納部を設けているので、グリル庫内の高温ガス(燃焼ガス)が、外部に漏れることを抑制できる。
しかも、引出部が収納位置に収納した状態において、後端側被支持部におけるグリル庫前後幅方向の前方側部分が支持枠案内部材に支持されているから、収納部には、後端側被支持部を支持するための強度を備える必要がないので、構成の簡素化を図ることができる。
ガスコンロの斜視図 グリルの縦断側面図 グリル庫の上壁を外した状態のグリルの斜視図 排気ダクトを外した状態のグリルの縦断正面図 支持枠案内部材及び汁受け皿のグリル庫への取付け状態を示す斜視図 グリルの右側方底部の縦断正面図 グリルの後方底部の切欠き斜視図 支持枠案内部材及び汁受け皿の分解斜視図 昇降支持手段の斜視図 昇降支持手段の分解斜視図 温度検出部の当接状態(a)及び離間状態(b)を示す昇降支持手段の断面図 引出部が収納位置にある時のグリルの縦断側面図 引出部が引出側位置にある時のグリルの縦断側面図 引出部の出退移動方向の位置と機械式連係手段の状態との関係を示す図
以下、図面に基づいて、本発明に係るグリルを、ガスコンロのグリルに適用した場合の実施形態を説明する。
(ガスコンロの構成)
図1に示すように、本発明に係るグリルGが適用されるガスコンロは、コンロ本体1の上面部に、左右一対のコンロバーナ2を備え、且つ、コンロ本体1の内部にグリルGを備えて構成されている。
このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されるものであって、詳述はしないが、コンロ本体1の上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
コンロ本体1の上部には、ガラス製の天板3が装備され、コンロ本体1の上面部の後部側には、グリルGの燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成されている。
また、天板3の上部には、コンロバーナ2にて加熱される鍋等の加熱対象容器を載置するための五徳5が、左右のコンロバーナ2の夫々に対応して設けられている。
尚、コンロバーナ2の中央部には、図1に示すように、鍋等の加熱対象容器の存在及び加熱対象容器の底壁温度を検出するコンロバーナセンサー12が設けられている。
ちなみに、コンロ本体1の上面部の手前側箇所には、左右のコンロバーナ2の夫々に対する一対のコンロ用操作具6が設けられ、一対のコンロ用操作具6の間に相当する箇所には、運転スイッチ(図示せず)が設けられている。
一対のコンロ用操作具6は、前後や左右のスライド操作及び左右の回転操作により、点火及び消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令、及び、タイマー調理の指令等を行うように構成されている。
なお、図示を省略するが、コンロ本体1の内部には、ガスコンロの運転を制御するための各種制御を実行するように構成された制御部が設けられている。
また、コンロ本体1の前面部におけるグリルGの右側箇所には、グリルG内に設けられた加熱調理バーナ13(図2〜図4参照)を操作するためのグリル用設定操作部10が設けられている。詳述はしないが、グリル用設定操作部10には、加熱調理バーナ13に対する点火及び消火を指令する押し操作式のグリル点火スイッチ、加熱調理バーナ13の火力を調節するためのグリル用火力調節スイッチ等が設けられている。
ちなみに、グリル用設定操作部10は、下端側の横軸心回りでの回動により開閉自在に枢支されている。図1には、グリル用設定操作部10が開き状態にある場合が例示されている。
(グリルの全体構成)
図2及び図3に示すように、グリルGは、グリル扉19及び調理容器Nを備え、且つ、グリル庫7の内部に収納される収納位置とグリル庫7の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在な引出部11と、グリル庫7の内部に備えられ、且つ、収納位置に位置する引出部11に備えられた調理容器Nの底部Naに当接して調理容器Nの温度を検出可能なグリル用温度センサ14(温度検出部に相当)等を備えて構成されている。
グリル庫7は、前方及び後方が開口した角筒状に形成され、前方の開口が前部開口部8とされ、後方の開口とグリル排気口4とが排気ダクト16にて接続されて、その排気ダクト16により排気路15が形成されている。なお、この排気路15には、排気路15を流れる調理排気に含まれる火炎を消火する消炎部材15aが設けられている。
引出部11を収納位置に移動したときに、グリル庫7の前部開口部8がグリル扉19により閉じられるように構成されている。
なお、グリル扉19は、後述する案内レール機構17に支持した扉接続部材19bに、扉本体部19aを支持する形態に構成されている。図2及び図3には、扉本体部19aが扉接続部材19bから取り外された状態の引出部11が記載されている。図2には、扉本体部19aを仮想線で記載している。
ちなみに、図1及び図2には、グリル扉19によって前部開口部8が閉じられて、引出部11がグリル庫7内に収納された収納位置にある状態が示されている。一方、図3には、引出部11がグリル庫7の前方に引き出された引出位置にある状態が示されている。
また、図2及び図4に示すように、グリル庫7の底壁7bの上部に、加熱調理バーナ13としての下側バーナ13b及びグリル用温度センサ14が取り付けられたバーナ取付用基板30が設けられ、そのバーナ取付用基板30の上部に、調理容器Nから溢れた調理汁等を受ける汁受け皿40が設けられている。なお、汁受け皿40は、上面視の形状が略長方形状に形成され、その長手方向及び短手方向の寸法が、グリル庫7の内部の前後幅方向及び横幅方向の寸法と略一致するように形成されている。
(引出部の構成)
図2〜図4に示すように、引出部11には、調理容器Nの外周縁部を支持する形態に線材を曲げ加工して構成された容器支持枠18が備えられている。引出部11は、グリル庫7内の左右一対の横側壁7aの内面に沿って配置する状態で設けられた左右一対の案内レール機構17に支持されている。
この案内レール機構17は、周知であるので、詳細な説明を省略して簡単に説明すると、図2及び図4に示すように、中間レール17mが固定レール17bにその長手方向にスライド移動自在に支持され、可動レール17tが中間レール17mにその長手方向にスライド移動自在に支持されて構成されている。
具体的には、固定レール17bが、その長手方向を引出部11のグリル庫7に対する出退移動方向に沿う状態としてグリル庫7の横側壁7aの下部に設けられ、固定レール17bに対してグリル庫横幅方向内方側に位置して並ぶ状態の可動レール17tの前端部に、扉接続部材19bが取り付けられている。なお、この扉接続部材19bは、一対の可動レール17tの先端に、立ち姿勢で架け渡された状態で着脱自在に取り付けられている。なお、可動レール17tの前端部とは、可動レール17tのグリル扉19側の端部である。
また、この可動レール17tには、可動レール17tのグリル庫横幅方向内方側を覆う板状のレールカバー25が設けられている。なお、詳しくは後述するが、機械式連係手段Yの操作部Y1が、このレールカバー25にて構成されている。
図2及び図3に示すように、容器支持枠18の前端部における両横側部には、前方に突出する湾曲状に形成された前端側被支持部18aが設けられており、この前端側被支持部18aが、扉接続部材19bのグリル庫内面側に設けられた左右一対の係止片部19cに支持されている。なお、容器支持枠18の前端側被支持部18aは、左右一対の係止片部19cに揺動自在に支持されている。なお、容器支持枠18の前端部とは、容器支持枠18のグリル扉19側の端部である。
また、容器支持枠18の後端部における両横側部には、後方に且つ下方に突出する左右一対の後端側被支持部18bが設けられている。この左右一対の後端側被支持部18bが、グリル庫7の左右一対の横側壁7aの内面に沿って配置する状態で設けられた左右一対の支持枠案内部材50に各別に支持されている。なお、容器支持枠18の後端部とは、容器支持枠18のグリル庫7の後壁7c側の端部である。
また、図4及び図12に示すように、引出部11が収納位置に収納された状態において、後端側被支持部18bにおけるグリル庫前後幅方向の前方側部分が支持枠案内部材50に支持され、且つ、後端側被支持部18bにおけるグリル庫前後幅方向の後方側部分がグリル庫7の後壁7cに形成した挿通孔9aを通してグリル庫後方側に突出するように構成されている。また、グリル庫7の後壁7cに、挿通孔9aを通してグリル庫後方側に突出する後端側被支持部18bを収納する袋状の収納部9が設けられている。
さらに、容器支持枠18には、容器支持枠18の前側部分に、上方に突出する前側上方突出部18cが設けられ、容器支持枠18の後側部分に、上方に突出する後側上方突出部18dが設けられている。前側上方突出部18cと後側上方突出部18dとで後述する調理容器Nが支持されている。
よって、本実施形態に係るグリルGでは、調理容器Nを支持する容器支持枠18及びグリル扉19が備えられた引出部11と、グリル庫7に装着した固定レール17bに対して出退移動自在に支持される可動レール17tとを備えた案内レール機構17とが設けられ、引出部11におけるグリル扉19が、可動レール17tの前端部に支持され、容器支持枠18の前端部が、可動レール17tに支持された支持部としてのグリル庫7の係止片部19cに上下揺動自在に支持され、容器支持枠18の後端部の後端側被支持部18bが、グリル庫7の摺動支持部としての支持枠案内部材50に対して摺動移動自在に支持され、引出部11が、可動レール17tにて案内されかつ容器支持枠18の後端側被支持部18bを支持枠案内部材50に支持した状態で、グリル庫7の内部に収容される収納位置とグリル庫7の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在に設けられている。
(支持枠案内部材の構成)
図4及び図5に示すように、支持枠案内部材50は、グリル庫7とは別体に形成されてグリル庫内に装着されている。この支持枠案内部材50は、案内レール機構17の上方箇所に設けられている。つまり、汁受け皿40の上面側に装着する形態で、グリル庫7の横側壁7aに沿って設けられている。また、支持枠案内部材50は、容器支持枠18を摺動自在に支持する摺動支持部分50aと、容器支持枠18の横移動を受止め規制する横規制部分50bとを備える形態に構成されている。この支持枠案内部材50は、耐摩耗性に優れた耐摩耗性部材で構成されている。
そして、図6及び図8に示すように、支持枠案内部材50には、長手方向の両端部に設けられた端部当接部50dと、長手方向に沿って摺動支持部分50aから下方に延びる状態で設けられた長手当接部50eとが設けられている。なお、端部当接部50dと長手当接部50eとは、支持枠案内部材50を汁受け皿40に装着する際に、汁受け皿40の上面と当接するものである。
さらに、支持枠案内部材50の、長手方向の両端部に、下方に延出する案内部材係合爪50cが設けられている。なお、この案内部材係合爪50cは、支持枠案内部材50を汁受け皿40に装着する際に、支持枠案内部材50を汁受け皿40に固定するために使用するものである。
具体的には、摺動支持部分50aは、横側壁7aに沿って出退方向に延びる上向きの平面によって構成されている。また、横規制部分50bは、断面視で摺動支持部分50aから横側壁7aに向けて上方に向かう傾斜状平面で構成され、摺動支持部分50aに沿って設けられている。この横規制部分50bが容器支持枠18の後端側被支持部18bの横移動を受止め規制する作用により、グリル庫7内を移動する容器支持枠18の後端側被支持部18bが、摺動支持部分50a上を移動する状態に維持される。
(汁受け皿の取付構造)
図5〜図7に示すように、汁受け皿40の前端側には、下方に延びる前板部40aが設けられている。また、後端側の左右両端には下方に延びる後板部40bが設けられている。また、汁受け皿40の両側部には、下方に延びる側板部40cが設けられている。一方、グリル庫7の底壁7bの前端部には、上方に立設する前端部立設板7eが設けられている。
そして、汁受け皿40の後板部40bに設けられた係合孔40eを、グリル庫7の後壁7cに設けられた係合爪7fに係合させた状態で、汁受け皿40の前板部40aと底壁7bの前端部立設板7eとをボルトで固定して、汁受け皿40がグリル庫7に固定される。
(支持枠案内部材の取付構造)
図5及び図8に示すように、支持枠案内部材50の案内部材係合爪50cを、汁受け皿40の両側部における前端側箇所及び後端側箇所に設けられた案内部材用係合孔40fに挿入して、支持枠案内部材50の端部当接部50dと長手当接部50eとが、汁受け皿40の上面に当接する状態とする。この状態で、案内部材用係合孔40fに挿入した案内部材係合爪50cを、汁受け皿40の下面に密着するように折り曲げることで、支持枠案内部材50が汁受け皿40に固定されている。
(調理容器の構成)
図2〜図4に示すように、調理容器Nは、平面視の形状が概略長方形状の皿状に構成されている。また、調理容器Nの平面視で前後方向の周縁部35に、外側に向けて突出する外側突状部36が設けられている。そして、外側突状部36を、容器支持枠18の前側上方突出部18cと後側上方突出部18dとに載置する状態で、容器支持枠18に載置支持されている。
(加熱調理バーナの構成)
図2及び図4に示すように、加熱調理バーナ13として、収納位置に位置する引出部11に載置された調理容器Nの上方から調理容器Nを加熱する上側バーナ13aと、収納位置に位置する引出部11に備えられた調理容器Nの底部Naを加熱する下側バーナ13bとが設けられている。
下側バーナ13bは、グリル庫7の底部に設けられている。そして、下側バーナ13bは、円筒状のバーナ本体部20と、そのバーナ本体部20に接続される混合管部21とを備え、バーナ本体部20に、周方向に沿って複数の炎孔22が形成されている。
この下側バーナ13bは、ガス燃料が噴出ノズル24から混合管部21の端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって混合管部21の内部に供給されて、一次空気とガス燃料との混合気を上述の炎孔22に供給して燃焼させ、かつ、グリル庫7の板状の底部等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて燃焼する、いわゆるブンゼン式バーナとして構成されている。このような構成の下側バーナ13bは、コンロバーナ2の構成と同様であり、コンロバーナ2を転用して構成されている。
ちなみに、上側バーナ13aは、グリル庫7の上壁7dに設けられた下向きの平板状の火炎を形成する輻射式バーナとして構成され、かつ、下側バーナ13bと同様に、ガス燃料が噴出状態で供給される際に取り入れる一次空気、及び、グリル庫7に取入れられた外気を二次空気として用いて燃焼するものであるが、本実施形態においては、上側バーナ13aの詳細な説明を省略する。
(グリル用温度センサの構成)
図2及び図4に示すように、グリル用温度センサ14が、下側バーナ13bの円筒状のバーナ本体部20の中央箇所に設けられている。このグリル用温度センサ14は、円筒状の本体部14bと、その本体部14bの端部開口を閉塞する当接部14aと、その当接部14aの裏面に当て付けられた状態で固定され、温度を検出するセンサ部(図示せず)とを備えて構成されている。このセンサ部は、例えば、熱電対やサーミスタ等で構成されている。
(昇降支持手段Xの構成)
図9及び図10に示すように、昇降支持手段Xは、一端部に被操作部Y2を備え且つ他端部にグリル用温度センサ14を備えた揺動部材31を、グリル庫7に設置した支持部材32にて、揺動部材31の被操作部Y2とグリル用温度センサ14との間における被操作部Y2の存在側に偏った箇所を上下方向に揺動自在に支持する形態に構成されている。つまり、支持部材32は、グリル庫7の底壁7bに設けられたバーナ取付用基板30に固定状態で設置され、揺動部材31に設けられた揺動支点軸31bが、支持部材32の支持孔32aによって上下方向に揺動自在に支持されて構成されている。
具体的には、支持部材32が、バーナ取付用基板30に固定するための左右の固定部32bと、その固定部32bの上部に形成された逆U字状の本体枠部32cとから構成されている。そして、揺動部材31が、揺動部材31に貫通して設けられた揺動支点軸31bが、本体枠部32cの支持孔32aによって支持される状態で、本体枠部32cの内部に設けられている。なお、一端部に備えらえた被操作部Y2は、レールカバー25の移動に伴って回転する回転部材で構成されている。
揺動部材31は、剛性を有する本体部分33と弾性変形自在な板バネで形成されたバネ材部分34とを備え、本体部分33の一端部にバネ材部分34を接続して構成されている。この本体部分33に揺動支点軸31bを設けて、支持部材32にて支持する形態に構成されている。
そして、バネ材部分34が、本体部分33に接続する接続部位34aから延びる延長部分34bを備える形態に構成され、延長部分34bが、揺動部材31をグリル用温度センサ14が離間状態となる離間状態側に向けて復帰付勢する弾性付勢力を発生する形態で、支持部材32の本体枠部32c内に係止されている。この延長部分34bは、バネ材部分34を接続部位34aで湾曲させて、その湾曲部位から支持部材32の本体枠部32cの上方で係止される部位までのバネ材部分34で構成されている。つまり、延長部分34bは、バネ材部分34と一体的に構成され、支持部材32の本体枠部32c内に位置する状態で設けられている。
図11に示すように、昇降支持手段Xによって、グリル用温度センサ14を上昇させて調理容器Nの底部Naに当接させる当接状態(図11(a)参照)と、グリル用温度センサ14を下降させて調理容器Nの底部Naから離間させる離間状態(図11(b)参照)とに切り替え自在に支持されている。なお、詳しくは後述するが、昇降支持手段Xの被操作部Y2が、引出部11に設けたレールカバー25で構成される操作部Y1によって操作されることで、グリル用温度センサ14が当接状態と離間状態とに切り替えられる。
(機械式連係手段の構成)
図12〜図14に基づいて、機械式連係手段について説明する。図14において、引出部11のグリル庫7に対する出退移動方向Zにおける各位置を、扉本体部19aのグリル庫側の面のグリル庫7に対する各位置として、引出部11の出退移動方向Zの各位置と機械式連係手段Yの動作状態との関係を示す。
図12及び図13に示すように、グリルGには、昇降支持手段Xと引出部11とを機械的に連係する機械式連係手段Yが備えられている。この機械式連係手段Yは、引出部11に設けられた操作部Y1と、昇降支持手段Xに設けられた被操作部Y2とで構成されており、引出部11のグリル庫7に対する出退移動に伴って、操作部Y1にて被操作部Y2を操作する手段である。つまり、操作部Y1にて被操作部Y2を操作することにより、昇降支持手段Xに設けられたグリル用温度センサ14が昇降移動するように構成されている。
なお、操作部Y1は、引出部11に設けられた可動レール17tのレールカバー25で構成され、被操作部Y2は、昇降支持手段Xに揺動自在に設けられた揺動部材31に設けられた回転部材で構成されている。
具体的には、被操作部Y2は、引出部11のグリル庫7に対する出退移動方向Zにおけるグリル庫7内の所定位置Z1にて、当接状態にするための当接用被操作位置H1と離間状態にするための離間用被操作位置H2とに移動する形態で設けられている。
ちなみに、被操作部Y2が離間用被操作位置H2に位置する状態は、図11(b)に示すように、揺動部材31の本体部分33における被操作部Y2の存在側部分の上部が支持部材32の本体枠部32cの上壁部に接当する状態であり、かつ、上述したバネ材部分34の延長部分34bによる復帰付勢力にて復帰付勢される状態である。
また、操作部Y1は、引出部11が収納位置Paに近接する設定位置P1よりも収納位置Pa側に位置するときに、当接用被操作位置H1に被操作部Y2を操作するための当接操作部位Yaと、引出部11が設定位置P1よりも引出位置Pb側に位置するときに、離間用被操作位置H2に被操作部Y2を操作するための離間操作部位Ybとを、出退移動方向Zに並べて備える形態に構成されている(図14参照)。
これにより、図12及び図14(b)に示すように、引出部11が設定位置P1よりも収納位置Pa側の収納側位置P2に位置するときに、当接操作部位Yaが、当接用被操作位置H1に被操作部Y2を操作する。また、図13及び図14(a)に示すように、引出部11が設定位置P1よりも引出位置Pb側の引出側位置P3に位置するときに、離間操作部位Ybが、離間用被操作位置H2に被操作部Y2を操作する。
また、操作部Y1において、出退移動方向Zに並ぶ当接操作部位Yaと離間操作部位Ybとの間に、当接操作部位Yaと離間操作部位Ybとを接続する接続操作部位Ycが設けられている。この接続操作部位Ycが被操作部Y2に当接して出退移動方向Zに移動することにより、被操作部Y2が、当接用被操作位置H1と離間用被操作位置H2との間において昇降移動するように構成されている。
よって、本実施形態において、設定位置P1とは、操作部Y1に設けられた接続操作部位Ycの出退移動方向Zの位置が、グリル庫7の所定位置Z1に設けられた被操作部Y2の位置にあるときの引出部11の位置であり、接続操作部位Ycの出退移動方向Zの幅Z2が、設定位置P1に対応する。つまり、設定位置P1とは出退移動方向Zの方向に幅をもつものである。なお、本実施形態においては、引出部11が接続操作部位Ycの出退移動方向Zの幅Z2の一部の範囲、つまり、設定位置P1の一部の範囲を通過することで、当接用被操作位置H1から離間用被操作位置H2への移動、又は、離間用被操作位置H2から当接用被操作位置H1への昇降移動が完了するように構成されている。
よって、引出部11を引出位置Pbから収納位置Paに移動する場合は、設定位置P1において、被操作部Y2が離間用被操作位置H2から当接用被操作位置H1に移動して、昇降支持手段Xによってグリル用温度センサ14が離間状態から当接状態に切り換えられ、引出部11を収納位置Paから引出位置Pbに移動する場合は、設定位置P1において、被操作部Y2が当接用被操作位置H1から離間用被操作位置H2に移動して、昇降支持手段Xによってグリル用温度センサ14が当接状態から離間状態に切り換えられる。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態においては、可動レール17tに支持され、容器支持枠18の前端部を上下揺動自在に支持する支持部を、グリル扉19の係止片部19cとして構成したが、これに限らず、可動レール17tに支持され、容器支持枠18の前端部を上下揺動自在に支持する支持部を、グリル扉19の構成部材とは別体の部材で構成してもよい。
(2)上記実施形態においては、摺動支持部分50aは、上向きの平面として構成したが、これに限らず、摺動支持部分50aを、斜め上向きの傾斜状平面で構成してもよい。また、摺動支持部分50aを、曲面部で構成してもよい。
(3)上記実施形態においては、横規制部分50bは、断面視で摺動支持部分50aから横側壁7aに向けて上方に向かう傾斜状平面で構成したが、これに限らず、横規制部分50bを、上方に向かう垂直面部で構成してもよい。また、横規制部分50bを、曲面部で形成してもよい。
(4)上記実施形態においては、支持枠案内部材50を耐摩耗性に優れた耐摩耗性部材で構成したが、これに限らず、支持枠案内部材50を、グリル庫7の底壁7bよりも厚みが厚い部材で構成してもよい。
(5)上記実施形態においては、調理容器Nの形状を平面視で概略長方形状の皿状としたが、これに限らず、調理容器Nの形状を、例えば、平面視で正方形状、円形状、又は、楕円形状の皿状でもよい。また、調理容器Nに蓋が設けられてもよい。
(6)上記実施形態においては、機械式連係手段Yの操作部Y1は、引出部11に設けられた可動レール17tのレールカバー25で構成されたが、これに限らず、機械式連係手段Yの操作部Y1を、引出部11のレールカバー25とは別体として設けてもよい。
(7)上記実施形態においては、昇降支持手段Xの揺動部材31が、被操作部Y2とグリル用温度センサ14との間における被操作部Y2の存在側に偏った箇所を上下方向に揺動自在に支持される形態に構成されたが、これに限らず、揺動部材31が、被操作部Y2とグリル用温度センサ14との間における中間部分を揺動自在に支持される形態に構成してもよい。
(8)上記実施形態においては、昇降支持手段Xにおける揺動部材31のバネ材部分34を、上下方向に弾性変形自在な板バネで形成したが、これに限らず、バネ材部分34をコイルばね等で構成してもよい。
(9)上記実施形態においては、昇降支持手段Xの延長部分34bが、バネ材部分34と一体的に構成したが、これに限らず、延長部分34bを、バネ材部分34と別体のバネ材で構成してもよい。また、延長部分34bを設けなくてもよい。
(10)上記実施形態においては、出退移動方向Zに並ぶ当接操作部位Yaと離間操作部位Ybとの間に、接続操作部位Ycを設けて操作部Y1を構成したが、これに限らず、接続操作部位Ycを設けず、出退移動方向Zに並ぶ当接操作部位Yaと離間操作部位Ybとで操作部Y1を構成してもよい。
(11)上記実施形態においては、引出部11が、接続操作部位Ycの出退移動方向Zの幅Z2の一部の範囲、つまり、設定位置P1の一部の範囲を通過することにより、当接用被操作位置H1から離間用被操作位置H2への移動、又は、離間用被操作位置H2から当接用被操作位置H1への昇降移動が完了するように構成されたが、これに限らず、設定位置P1の全範囲を通過することにより、当接用被操作位置H1から離間用被操作位置H2への移動、又は、離間用被操作位置H2から当接用被操作位置H1への昇降移動が完了するように構成してもよい。
(12)上記実施形態においては、下側バーナ13bが、複数の炎孔22が環状に並ぶ環状の炎孔列を備えたバーナで構成されたが、これに限らず、下側バーナ13bを、グリル庫7の横側壁7aに沿って複数の炎孔22が直線状に並ぶ直線状の炎孔列を備えたバーナで構成してもよい。
(13)上記実施形態においては、下側バーナ13bが、複数の炎孔22が環状に並ぶ環状の炎孔列を備えるように構成されたが、これに限らず、下側バーナ13bを、複数の炎孔22が直線状に並ぶ直線状の炎孔列を備えるバーナで構成してもよい。
以上説明したように、低コストにて、耐久性の向上を図ることができるグリルを提供することができる。
7 グリル庫
7b 横側壁
7c 後壁
9 収納部
9a 挿通孔
11 引出部
13b 下側バーナ(加熱調理バーナ)
17 案内レール機構
17b 固定レール
17t 可動レール
18 容器支持枠
18b 後端側被支持部
19 グリル扉
50 支持枠案内部材
50a 平面部
50b 傾斜面部
N 調理容器
Na 底部
Pa 収納位置
Pb 引出位置

Claims (4)

  1. 調理容器を支持する容器支持枠及びグリル扉が備えられた引出部と、グリル庫に装着した固定レールに対して出退移動自在に支持される可動レールを備えた案内レール機構とが設けられ、
    前記引出部における前記グリル扉が、前記可動レールの前端部に支持され、
    前記容器支持枠の前端部が、前記可動レールに支持された支持部に上下揺動自在に支持され、前記容器支持枠の後端部の後端側被支持部が、前記グリル庫の摺動支持部に対して摺動移動自在に支持され、
    前記引出部が、前記可動レールにて案内されかつ前記容器支持枠の前記後端側被支持部を前記摺動支持部に支持した状態で、前記グリル庫の内部に収容される収納位置と当該グリル庫の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在に設けられたグリルであって、
    前記摺動支持部が、前記グリル庫とは別体に形成した支持枠案内部材を当該グリル庫に装着する形態で構成されており、
    前記案内レール機構が、前記グリル庫の左右一対の横側壁の内面に沿って配置する状態で左右一対設けられ、
    前記グリル庫内且つ前記案内レール機構の上方に汁受け皿が設けられ、
    前記支持枠案内部材が、前記汁受け皿の上面側に装着する形態で、前記案内レール機構の上方箇所に、前記グリル庫の左右一対の横側壁の内面に沿って配置する状態で左右一対設けられ、
    前記容器支持枠の後端部に、前記後端側被支持部が、左右一対の前記支持枠案内部材に各別に支持される状態で左右一対設けられ、
    前記支持枠案内部材には、長手方向の両端部に設けられた端部当接部と、長手方向に沿って下方に延びる状態で設けられた長手当接部とが設けられるとともに、長手方向の両端部に、下方に延出する案内部材係合爪が設けられ、
    前記汁受け皿には、その両端部における前端側箇所及び後端側箇所に案内部材用係合孔が設けられ、
    前記支持枠案内部材は、前記案内部材係合爪を前記案内部材用係合孔に挿入され、前記端部当接部と前記長手当接部とが前記汁受け皿の上面に当接し、且つ、前記挿入された案内部材係合爪が前記汁受け皿の下面に密着するように折り曲げられた状態で前記汁受け皿に固定されているグリル。
  2. 前記支持枠案内部材が、前記容器支持枠を摺動自在に支持する摺動支持部分と、前記容器支持枠の横移動を受止め規制する横規制部分とを備える形態に構成されている請求項1に記載のグリル。
  3. 前記収納位置に位置する前記引出部に設けられた前記調理容器の底部を加熱する加熱調理バーナが、前記グリル庫の底部に設けられている請求項1又は2に記載のグリル。
  4. 前記引出部が前記収納位置に収納された状態において、前記後端側被支持部におけるグリル庫前後幅方向の前方側部分が前記支持枠案内部材に支持され、且つ、前記後端側被支持部におけるグリル庫前後幅方向の後方側部分が前記グリル庫の後壁に形成した挿通孔を通してグリル庫後方側に突出するように構成され、
    前記グリル庫の後壁に、前記挿通孔を通してグリル庫後方側に突出する前記後端側被支持部を収納する袋状の収納部が設けられている請求項1〜の何れか1項に記載のグリル。
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