JP2019107087A - グリル - Google Patents
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Abstract
【課題】スライドレール部を円滑にスライドさせるようにしながらも、スライドレール部の低廉化により、全体構成の低廉化を図ることができるグリルを提供する。【解決手段】グリル扉及び被調理物を保持する調理用保持体の支持枠が、グリル庫に設けたスライドレール部17によって、前後方向に移動自在に支持され、スライドレール部17が、固定レール17b、中間レール17m、及び、可動レール17tとから構成され、中間レール17mが、横軸心周りで回転自在でかつ前後方向に並ぶ複数の第1ローラAにて、固定レール17bに対して前後方向に移動自在に支持され、可動レール17tが、横軸心周りで回転自在でかつ前後方向に並ぶ複数の第2ローラBにて、中間レール17mに対して前後方向に移動自在に支持されている。【選択図】図7
Description
本発明は、グリル庫の前面開口を開閉するグリル扉及び被調理物を保持する調理用保持体の支持枠が、前記グリル庫の両横側部に設けたスライドレール部によって、前記グリル庫の前後方向に移動自在に支持され、
前記スライドレール部が、前記グリル庫に固定される固定レール、当該固定レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される中間レール、及び、当該中間レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される可動レールとから構成されているグリルに関する。
前記スライドレール部が、前記グリル庫に固定される固定レール、当該固定レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される中間レール、及び、当該中間レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される可動レールとから構成されているグリルに関する。
かかるグリルは、グリル扉及び調理用保持体(焼き網やグリル皿等)を、グリル庫の前方に引き出した引出状態と、グリル庫の前面開口をグリル扉で閉じかつ調理用保持体をグリル庫の内部に収納した収納状態とに切換えるようにしながら、被調理物の調理を行えるようにしたものであり、そして、スライドレール部が、固定レール、中間レール、及び、可動レールを備える三段レール式に構成されるものであるから、引出状態において、調理用保持体をグリル庫の前方側に大きく引き出すことができるものである。
かかるグリルの従来例として、中間レールが、ボールをリテーナにて回転自在に保持したボールベアリングを用いて構成されたころがり軸受にて、固定レールに対してグリル庫の前後方向に移動自在に支持され、同様に、可動レールが、ボールをリテーナにて回転自在に保持したボールベアリングを用いて構成されたころがり軸受にて、中間レールに対してグリル庫の前後方向に移動自在に支持されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
ちなみに、特許文献1においては、中間レールを固定レールに対して移動自在に支持するころがり軸受、及び、可動レールを中間レールに対して移動自在に支持するころがり軸受が、中間レールに設けられ、固定レール及び可動レールの夫々に、ころがり軸受のボールが嵌合する案内溝が形成されている。
ボールベアリングを用いて構成されたころがり軸受は、精密部品であるため高価な部品であるから、スライドレール部が高価となり、その結果、グリルの低廉化を図ることができない不都合があった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、スライドレール部を円滑にスライドさせるようにしながらも、スライドレール部の低廉化により、全体構成の低廉化を図ることができるグリルを提供する点にある。
本発明のグリルは、グリル庫の前面開口を開閉するグリル扉及び被調理物を保持する調理用保持体の支持枠が、前記グリル庫の両横側部に設けたスライドレール部によって、前記グリル庫の前後方向に移動自在に支持され、
前記スライドレール部が、前記グリル庫に固定される固定レール、当該固定レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される中間レール、及び、当該中間レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される可動レールとから構成されているものであって、その特徴構成は、
前記中間レールが、前記グリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつ前記前後方向に並ぶ複数の第1ローラにて、前記固定レールに対して前記前後方向に移動自在に支持され、
前記可動レールが、前記グリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつ前記前後方向に並ぶ複数の第2ローラにて、前記中間レールに対して前記前後方向に移動自在に支持されている点にある。
前記スライドレール部が、前記グリル庫に固定される固定レール、当該固定レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される中間レール、及び、当該中間レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される可動レールとから構成されているものであって、その特徴構成は、
前記中間レールが、前記グリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつ前記前後方向に並ぶ複数の第1ローラにて、前記固定レールに対して前記前後方向に移動自在に支持され、
前記可動レールが、前記グリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつ前記前後方向に並ぶ複数の第2ローラにて、前記中間レールに対して前記前後方向に移動自在に支持されている点にある。
すなわち、グリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつグリル庫の前後方向に並ぶ複数の第1ローラにて、中間レールが固定レールに対してグリル庫の前後方向に移動自在に支持され、また、グリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつグリル庫の前後方向に並ぶ複数の第2ローラにて、可動レールが中間レールに対してグリル庫の前後方向に移動自在に支持される。
このように、第1ローラにて中間レールを固定レールに対して移動自在に支持し、かつ、第2ローラにて可動レールを中間レールに対して移動自在に支持するものであるから、第1ローラ及び第2ローラの転動作用により、中間レールを固定レールに対して円滑に移動させることができ且つ可動レールを中間レールに対して円滑に移動させることができるため、スライドレール部を円滑にスライドさせることができる。
そして、グリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在な第1ローラ及びグリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在な第2ローラは、ベアリングを用いて構成されるころがり軸受に較べて安価であるから、スライドレール部の低廉化を図ることができるのである。
要するに、本発明のグリルの特徴構成によれば、スライドレール部を円滑にスライドさせるようにしながらも、スライドレール部の低廉化により、全体構成の低廉化を図ることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記中間レールが、前記横幅方向において前記固定レールのグリル庫内方側に配置され、かつ、前記可動レールが、前記横幅方向において前記中間レールのグリル庫内方側に配置されている点にある。
すなわち、固定レール、中間レール及び可動レールが、グリル庫の横幅方向における外方側から内方側に向けて、順次並ぶものとなるから、スライドレール部の上下高さを低くし、且つ、左右の可動レールの間隔が必要以上に広くなることを抑制することができる。
そして、スライドレール部の上下高さを低くして、被調理物を保持する調理用保持体をグリル庫の底部側に位置させて、調理用保持体の上方空間を広くすることにより、使い勝手の向上を図ることができ、また、左右の可動レールの間隔が必要以上に広くならないため、例えば、左右の可動レールをグリル扉に接続した状態において、左右の可動レールとグリル扉とからなる枠体の強度を上昇させる等、結果的に、調理用保持体を適切に保持することができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、使い勝手の向上を図り、しかも、調理用保持体を適切に保持することができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、前記第1ローラが前記固定レールに設けられ、且つ、前記第2ローラが前記可動レールに設けられ、
前記中間レールに、前記第1ローラの下側部分が嵌入自在な第1ローラ用下側溝部及び前記第1ローラの上側部分が嵌入自在な第1ローラ用上側溝部を備える第1ローラ用案内溝、及び、前記第2ローラの下側部分が嵌入自在な第2ローラ用下側溝部及び前記第2ローラの上側部分が嵌入自在な第2ローラ用上側溝部を備える第2ローラ用案内溝が設けられている点にある。
前記中間レールに、前記第1ローラの下側部分が嵌入自在な第1ローラ用下側溝部及び前記第1ローラの上側部分が嵌入自在な第1ローラ用上側溝部を備える第1ローラ用案内溝、及び、前記第2ローラの下側部分が嵌入自在な第2ローラ用下側溝部及び前記第2ローラの上側部分が嵌入自在な第2ローラ用上側溝部を備える第2ローラ用案内溝が設けられている点にある。
すなわち、第1ローラを固定レールに設け、且つ、第2ローラを可動レールに設けるようにして、中間レールには、第1ローラ用案内溝及び第2ローラ用案内溝を集中して設けるものであるから、中間レールを溝形成に適した材料を用いながら、第1ローラ用案内溝及び第2ローラ用案内溝を中間レールに集中して形成することができるため、製作の容易化を図りながらも、スライドレール部のスライド作動の円滑化を図ることができる。
しかも、第1ローラ用案内溝には、第1ローラの下側部分が嵌入自在な第1ローラ用下側溝部及び第1ローラの上側部分が嵌入自在な第1ローラ用上側溝部を備えさせ、第2ローラ用案内溝には、第2ローラの下側部分が嵌入自在な第2ローラ用下側溝部及び第2ローラの上側部分が嵌入自在な第2ローラ用上側溝部を備えさせることによって、グリル扉をグリル庫の前方側に移動させて、調理用保持体をグリル庫から引出した引出状態と、グリル扉をグリル庫の前面開口を閉じる状態に移動させて、調理用保持体をグリル庫の内部に収納した収納状態との間で、スライドレール部を円滑にスライド移動させることができる。
説明を加えると、グリル庫の内部に収納した調理用保持体をグリル庫から引出すと、中間レールから前方側に突出した状態となる可動レールには、グリル扉の重量等により、中間レールに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態となり、それに伴って、固定レールから前方側に突出した状態となる中間レールには、固定レールに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態になる。
このため、グリル庫の内部に収納した調理用保持体をグリル庫から引出すと、複数の第1ローラのうちの一部の第1ローラの下側部分が第1ローラ用下側溝部に嵌入しかつ残部の第1ローラの上方側部分が第1ローラ用上側溝部に嵌入し、且つ、複数の第2ローラのうちの一部の第2ローラの下側部分が第2ローラ用下側溝部に嵌入しかつ残部の第2ローラの上方側部分が第2ローラ用上側溝部に嵌入することによって得られる支持力にて、グリル扉や調理用保持体等の重量が支持されることになる。
そして、第1ローラが第1ローラ用下側溝部や第1ローラ用上側溝部に嵌入しながら転動し、且つ、第2ローラが第2ローラ用下側溝部や第2ローラ用上側溝部に嵌入しながら転動することになるから、調理用保持体をグリル庫から引出した引出状態と調理用保持体をグリル庫の内部に収納した収納状態との間で、スライドレール部を円滑にスライド移動させることができる。
ちなみに、調理用保持体をグリル庫の内部に収納した収納状態においても、グリル扉の重量等により、可動レールには中間レールに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態となり、それに伴って、中間レールには固定レールに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態になり、上述した引出状態と同様な形態で、グリル扉や調理用保持体等の重量が支持されることになる。
要するに本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、製作の容易化を図りながらも、スライドレール部のスライド作動の円滑化を図ることができ、しかも、調理用保持体をグリル庫から引出した引出状態と調理用保持体をグリル庫の内部に収納した収納状態との間で、スライドレール部を円滑にスライド移動させることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記第1ローラ及び前記第2ローラの外周部が、前記横幅方向の中央部ほど外方に突出する湾曲状に形成され、
前記第1ローラ用下側溝部、前記第1ローラ用上側溝部、前記第2ローラ用下側溝部、及び、前記第2ローラ用上側溝部の夫々が、前記横幅方向の中央部ほど深さが深い湾曲状に形成されている点にある。
前記第1ローラ用下側溝部、前記第1ローラ用上側溝部、前記第2ローラ用下側溝部、及び、前記第2ローラ用上側溝部の夫々が、前記横幅方向の中央部ほど深さが深い湾曲状に形成されている点にある。
すなわち、第1ローラ及び第2ローラの外周部が、グリル庫の横幅方向の中央部ほど外方に突出する湾曲状に形成され、これに合わせて、第1ローラ用下側溝部、第1ローラ用上側溝部、第2ローラ用下側溝部、及び、第2ローラ用上側溝部の夫々が、横幅方向の中央部ほど深さが深い湾曲状に形成されているから、グリル扉や調理用保持体をグリル庫の横幅方向でのがたつきを抑制した状態で適切に支持することができる。
つまり、第1ローラを第1ローラ用下側溝部や第1ローラ用上側溝部に嵌入させた状態において、第1ローラを第1ローラ用下側溝部や第1ローラ用上側溝部に対してグリル庫の横幅方向でのがたつきなく嵌合させることができ、同様に、第2ローラを第2ローラ用下側溝部や第2ローラ用上側溝部に嵌入させた状態において、第2ローラを第2ローラ用下側溝部や第2ローラ用上側溝部に対してグリル庫の横幅方向でのがたつきなく嵌合させることができるため、グリル扉や調理用保持体をグリル庫の横幅方向でのがたつきを抑制した状態で適切に支持することができる。
しかも、使用に伴って、第1ローラや第2ローラの外周部が摩耗しても、第1ローラが第1ローラ用下側溝部や第1ローラ用上側溝部に対してグリル庫の横幅方向でのがたつきなく嵌合することや、第2ローラが第2ローラ用下側溝部や第2ローラ用上側溝部に対してグリル庫の横幅方向でのがたつきなく嵌合することを維持できるため、グリル扉及び調理用保持体をグリル庫の横幅方向でのがたつきを抑制した状態で長期間に亘って適切に支持することができる。
要するに本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、グリル扉及び調理用保持体をグリル庫の横幅方向でのがたつきを抑制した状態で長期間に亘って適切に支持することができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記第1ローラとして、前記固定レールの前記前後方向の前端側箇所に設けた前側第1ローラと、前記固定レールの前記前後方向の中間箇所に設けた後側第1ローラとが設けられ、
前記前側第1ローラが前記後側第1ローラよりも上方側に配置され、
前記第2ローラとして、前記可動レールの前記前後方向の後端側箇所に設けた後側第2ローラと、前記可動レールの前記前後方向の中間箇所に設けた前側第2ローラとが設けられ、
前記前側第2ローラが前記後側第2ローラよりも下方側に配置されている点にある。
前記前側第1ローラが前記後側第1ローラよりも上方側に配置され、
前記第2ローラとして、前記可動レールの前記前後方向の後端側箇所に設けた後側第2ローラと、前記可動レールの前記前後方向の中間箇所に設けた前側第2ローラとが設けられ、
前記前側第2ローラが前記後側第2ローラよりも下方側に配置されている点にある。
すなわち、固定レールのグリル庫の前後方向の前端側箇所に設けた前側第1ローラが、固定レールのグリル庫の前後方向の中間箇所に設けた後側第1ローラよりも上方側に配置され、且つ、可動レールのグリル庫の前後方向の中間箇所に設けた前側第2ローラが、可動レールのグリル庫の前後方向の後端側箇所に設けた後側第2ローラよりも下方側に配置されているから、調理用保持体をグリル庫から引出した引出状態において、調理用保持体を傾くことを抑制しながら支持することができる。
つまり、グリル庫の内部に収納した調理用保持体をグリル庫から引出すと、中間レールから前方側に突出した状態となる可動レールには、グリル扉の重量等により、中間レールに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態となり、それに伴って、固定レールから前方側に突出した状態となる中間レールには、固定レールに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態になる。
このため、グリル庫の内部に収納した調理用保持体をグリル庫から引出すと、後側第1ローラの下側部分が第1ローラ用下側溝部に嵌入しかつ前側第1ローラの上方側部分が第1ローラ用上側溝部に嵌入し、且つ、前側第2ローラの下側部分が第2ローラ用下側溝部に嵌入しかつ後側第2ローラの上方側部分が第2ローラ用上側溝部に嵌入することによって得られる支持力にて、グリル扉や調理用保持体等の重量が支持されることになる。
そして、単一の第1ローラの下側部分と上側部分とが、第1ローラ用下側溝部と第1ローラ用上側溝部とに同時に接触することがないようにするために、第1ローラ用下側溝部と第1ローラ用上側溝部との上下方向での間隔は、第1ローラの外径よりも大きく形成されることになるが、前側第1ローラが後側第1ローラよりも上方側に配置されているため、中間レールが、固定レールに対して下方側に揺動した姿勢に傾くことが抑制される。
同様に、単一の第2ローラの下側部分と上側部分とが、第2ローラ用下側溝部と第2ローラ用上側溝部とに同時に接触することがないようにするために、第2ローラ用下側溝部と第2ローラ用上側溝部との上下方向での間隔は、第2ローラの外径よりも大きく形成されることになるが、前側第2ローラが後側第2ローラよりも下方側に配置されているため、可動レールが、中間レールに対して下方側に揺動した姿勢に傾くことが抑制される。
このように、中間レールが固定レールに対して下方側に揺動した姿勢に傾くことが抑制され、かつ、可動レールが中間レールに対して下方側に揺動した姿勢に傾くことが抑制されるため、調理用保持体をグリル庫から引出した引出状態において、調理用保持体を傾くことを抑制しながら支持することができる。
ちなみに、調理用保持体をグリル庫の内部に収納した収納状態においても、グリル扉の重量等により、可動レールには中間レールに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態となり、それに伴って、中間レールには固定レールに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態になり、上述した引出状態と同様な形態で、グリル扉や調理用保持体等の重量が支持されることになる。
要するに本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、調理用保持体を傾くことを抑制しながら支持することができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記可動レールに、前記横幅方向において前記スライドレール部のグリル庫内方側部分及び前記スライドレール部の上方側部分を覆うレールカバーが一体形成されている点にある。
すなわち、スライドレール部におけるグリル庫の横幅方向においてグリル庫内方側部分及び上方側部分を覆うレールカバーが設けられているから、被調理物を加熱調理した際に発生する汁等の飛散物がスライドレール部に降り掛かって汚損されるのを抑制でき、また、レールカバーの拭き清掃等の清掃が行い易いため、グリル庫の内部を清潔な状態に維持できる。
しかも、レールカバーを可動レールと一体に形成するものであるから、レールカバーの製作コストの低減化を図ることができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、スライドレール部の汚損を抑制しながら、グリル庫の内部を清潔な状態に維持し易く、しかも、そのための構成の製作コストの低減化を図ることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記可動レールに位置決め突部が設けられ、
前記固定レールに、前記可動レールを前記グリル扉が閉じ状態となる収納位置の直前設定位置から前記収納位置に移動させるときに前記位置決め突部が乗り越えて移動する凸状の案内受止部が設けられている点にある。
前記固定レールに、前記可動レールを前記グリル扉が閉じ状態となる収納位置の直前設定位置から前記収納位置に移動させるときに前記位置決め突部が乗り越えて移動する凸状の案内受止部が設けられている点にある。
すなわち、調理用保持体を、グリル庫から引き出した引出状態からグリル庫の内部に収納された収納状態(グリル扉がグリル庫の前面開口を閉じる閉じ状態)に移動させるに際に、可動レールが、グリル扉が閉じ状態となる収納位置の直前設定位置から収納位置に移動するときに、可動レールに設けた位置決め突部が、固定レールに設けた凸状の案内受止部を乗り越えて移動することになる。
つまり、グリル扉が閉じ状態(調理用保持体がグリル庫の内部に収納された収納状態)となって、可動レールが収納位置に位置するときには、可動レールに設けた位置決め突部が固定レールに設けた凸状の案内受止部を乗り越えた状態に位置することになるため、凸状の案内受止部が位置決め突部のグリル庫の前面側に移動することを係止することによって、可動レールのグリル庫の前面側への移動が阻止されて、グリル扉の閉じ状態つまり調理用保持体がグリル庫の内部に収納された収納状態を保持して、良好な加熱調理を行わせることができる。
しかも、位置決め突部を可動レールに設け、かつ、凸状の案内受止部を固定レールに設けることは、可動レールの形成部材や固定レールの形成部材の簡単な加工で、位置決め突部や凸状の案内受止部を形成できるものであるから、簡素な構成にて、グリル扉の閉じ状態つまり調理用保持体がグリル庫の内部に収納された収納状態を保持することができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、簡素な構成にて、グリル扉の閉じ状態つまり調理用保持体がグリル庫の内部に収納された収納状態を保持することができる。
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(ガスコンロの全体構成)
図1に示すように、ガスコンロ1が、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ2を備え、且つ、コンロ本体Hの内部にグリルGを備える形態に構成されている。
このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されるものであって、詳述はしないが、コンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
図1に示すように、ガスコンロ1が、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ2を備え、且つ、コンロ本体Hの内部にグリルGを備える形態に構成されている。
このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されるものであって、詳述はしないが、コンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
コンロ本体Hの上部には、ガラス製の天板3が装備され、コンロ本体Hの上面部の後部側には、グリルGの燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成されている。
天板3の上部には、コンロバーナ2にて加熱される鍋等の加熱対象容器を載置するための五徳5が、左右のコンロバーナ2の夫々に対応して設けられている。
尚、コンロバーナ2の中央部には、図1に示すように、鍋等の加熱対象容器の存在及び加熱対象容器の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ12が設けられている。
天板3の上部には、コンロバーナ2にて加熱される鍋等の加熱対象容器を載置するための五徳5が、左右のコンロバーナ2の夫々に対応して設けられている。
尚、コンロバーナ2の中央部には、図1に示すように、鍋等の加熱対象容器の存在及び加熱対象容器の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ12が設けられている。
ちなみに、コンロ本体Hの上面部の手前側箇所には、左右のコンロバーナ2の夫々に対する一対のコンロ用操作具6が設けられ、一対のコンロ用操作具6の間に相当する箇所には、運転スイッチ(図示せず)が設けられている。
一対のコンロ用操作具6は、前後や左右のスライド操作及び左右の回転操作により、点火及び消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令、及び、タイマー調理の指令等を行うように構成されている。
なお、図示を省略するが、コンロ本体Hの内部には、ガスコンロの運転を制御するための各種制御を実行するように構成された制御部が設けられている。
一対のコンロ用操作具6は、前後や左右のスライド操作及び左右の回転操作により、点火及び消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令、及び、タイマー調理の指令等を行うように構成されている。
なお、図示を省略するが、コンロ本体Hの内部には、ガスコンロの運転を制御するための各種制御を実行するように構成された制御部が設けられている。
コンロ本体Hの前面部におけるグリルGの右側箇所には、グリルG内に設けられたグリルバーナ13(図2参照)を操作するためのグリル用設定操作部10が設けられている。詳述はしないが、グリル用設定操作部10には、グリルバーナ13に対する点火及び消火を指令する押し操作式のグリル点火スイッチ、グリルバーナ13の火力を調節するためのグリル用火力調節スイッチ等が設けられている。
ちなみに、グリル用設定操作部10は、下端側の横軸心回りでの回動により開閉自在に枢支されるものであって、図1には、グリル用設定操作部10が開き状態にある場合が例示されている。
(グリルの全体構成)
図2及び図3に示すように、グリルGは、グリル扉19を前端部に備えかつ被調理物を保持する調理用保持体としての調理容器Nを備える調理容器支持部11が、グリル庫7の内部に収納される収納位置Paとグリル庫7の前方に引き出される引出位置Pbとにわたって出退移動自在に設けられている。
グリル庫7は、左右の横側壁7a、底壁7b、排気路を開口した後壁7c、上壁7dを備える角筒状に形成され、前方の開口が、調理容器支持部11が出退する前面開口8として機能するように構成されている。
調理容器支持部11を収納位置Paに移動したときに、グリル庫7の前面開口8がグリル扉19により閉じられるように構成されている。
図2及び図3に示すように、グリルGは、グリル扉19を前端部に備えかつ被調理物を保持する調理用保持体としての調理容器Nを備える調理容器支持部11が、グリル庫7の内部に収納される収納位置Paとグリル庫7の前方に引き出される引出位置Pbとにわたって出退移動自在に設けられている。
グリル庫7は、左右の横側壁7a、底壁7b、排気路を開口した後壁7c、上壁7dを備える角筒状に形成され、前方の開口が、調理容器支持部11が出退する前面開口8として機能するように構成されている。
調理容器支持部11を収納位置Paに移動したときに、グリル庫7の前面開口8がグリル扉19により閉じられるように構成されている。
調理容器支持部11には、調理容器Nを支持する支持枠としての容器支持枠18が備えられ、この容器支持枠18に、調理容器Nが着脱自在に支持されている。
容器支持枠18は、調理容器Nの外周縁部を載置支持する形態に線材を曲げ加工して形成されて、調理容器Nを着脱自在に載置支持するように構成されている。
ちなみに、調理容器Nとしては、上部が開放した皿状の調理容器や蓋が装着自在な鍋状の調理容器があり、それら調理容器Nが、調理容器支持部11に付け替え自在に装着されることになるが、本実施形態においては、皿状の調理容器(グリル皿)が調理容器Nとして装着されている場合を例示する。
容器支持枠18は、調理容器Nの外周縁部を載置支持する形態に線材を曲げ加工して形成されて、調理容器Nを着脱自在に載置支持するように構成されている。
ちなみに、調理容器Nとしては、上部が開放した皿状の調理容器や蓋が装着自在な鍋状の調理容器があり、それら調理容器Nが、調理容器支持部11に付け替え自在に装着されることになるが、本実施形態においては、皿状の調理容器(グリル皿)が調理容器Nとして装着されている場合を例示する。
グリル扉19及び容器支持枠18が、グリル庫7の両横側部に設けた一対のスライドレール部17によって、グリル庫7の前後方向に移動自在に支持されている。
つまり、一対のスライドレール部17の先端部に支持した扉支持部材19bに、扉本体部19aが支持され、容器支持枠18が扉支持部材19bに係止連結されているが、その詳細は後述する。
図2及び図3には、扉本体部19aが扉支持部材19bから取り外された状態の調理容器支持部11を記載し、且つ、図2には、扉本体部19aを仮想線で記載している。
ちなみに、図1及び図2には、グリル扉19によって前面開口8が閉じられて、調理容器支持部11がグリル庫7内に収納された収納位置Paにある状態が示され、図3には、調理容器支持部11がグリル庫7の前方に引き出された引出位置Pbにある状態が示されている。
つまり、一対のスライドレール部17の先端部に支持した扉支持部材19bに、扉本体部19aが支持され、容器支持枠18が扉支持部材19bに係止連結されているが、その詳細は後述する。
図2及び図3には、扉本体部19aが扉支持部材19bから取り外された状態の調理容器支持部11を記載し、且つ、図2には、扉本体部19aを仮想線で記載している。
ちなみに、図1及び図2には、グリル扉19によって前面開口8が閉じられて、調理容器支持部11がグリル庫7内に収納された収納位置Paにある状態が示され、図3には、調理容器支持部11がグリル庫7の前方に引き出された引出位置Pbにある状態が示されている。
図2に示すように、グリル庫7の後方の開口とグリル排気口4とを接続する排気ダクト16が設けられ、その排気ダクト16の内部に排気路15が形成されている。なお、この排気路15には、排気路15を流れる調理排気に含まれる火炎を消火する消炎部材15aが設けられている。
図2に示すように、グリルバーナ13として、収納位置Paの調理容器支持部11に支持された調理容器Nを上方から加熱する上側バーナ13aと、収納位置Paの調理容器支持部11に支持された調理容器Nの底部を加熱する加熱調理用底部バーナとしての下側バーナ13bとが設けられている。
グリル庫7の底部には、温度検出部としてのグリル用温度センサ14が、収納位置Paに収納された調理容器支持部11に支持された調理容器Nの底部に当接して調理容器Nの温度を検出する形態で、下側バーナ13bの内部に配置されている。
グリル庫7の底部には、温度検出部としてのグリル用温度センサ14が、収納位置Paに収納された調理容器支持部11に支持された調理容器Nの底部に当接して調理容器Nの温度を検出する形態で、下側バーナ13bの内部に配置されている。
グリル用温度センサ14は、円筒状のセンサ本体部14bと、そのセンサ本体部14bの端部開口を閉塞する当接部14aと、その当接部14aの裏面に当て付けられた状態で固定され、温度を検出するセンサ部(図示せず)とを備えて構成されている。ちなみに、センサ部は、例えば、熱電対やサーミスタ等で構成されることになる。
図2及び図3に示すように、グリル庫7の底壁7bの上部に、下側バーナ13b及びグリル用温度センサ14が装着されたバーナ装着用基板30が設けられ、そのバーナ装着用基板30の上部に、調理容器Nから溢れ出た汁類等の液状物を回収するカバー体37が、グリル庫7の底部を全面的に覆う状態で設けられている。
カバー体37は、上面視の形状が略長方形状に形成され、その長手方向及び短手方向の寸法が、グリル庫7の内部の前後幅方向及び横幅方向の寸法と略一致するように形成されている。
カバー体37は、上面視の形状が略長方形状に形成され、その長手方向及び短手方向の寸法が、グリル庫7の内部の前後幅方向及び横幅方向の寸法と略一致するように形成されている。
(加熱調理バーナの構成)
図2及び図3に示すように、下側バーナ13bは、環状燃焼部としての円筒状のバーナ本体部20と、そのバーナ本体部20に接続される混合気生成部としての混合管部21とを備えている。
バーナ本体部20には、ガス燃料と空気との混合気を噴出する複数の炎孔22が周方向に沿って形成され、混合管部21が、混合気を生成してバーナ本体部20に供給するように構成されている。
図2及び図3に示すように、下側バーナ13bは、環状燃焼部としての円筒状のバーナ本体部20と、そのバーナ本体部20に接続される混合気生成部としての混合管部21とを備えている。
バーナ本体部20には、ガス燃料と空気との混合気を噴出する複数の炎孔22が周方向に沿って形成され、混合管部21が、混合気を生成してバーナ本体部20に供給するように構成されている。
すなわち、下側バーナ13bは、ガス燃料が噴出ノズル24から混合管部21の端部に噴出供給される際に、エジェクタ作用によって混合管部21の内部に一次空気が供給されることにより、一次空気とガス燃料との混合気を生成して、混合気をバーナ本体部20の炎孔22に供給して一次燃焼させ、そして、グリル庫7の底部等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン式バーナとして構成されている。
上側バーナ13aは、グリル庫7の上壁7dに設けられて、下向きの平板状の火炎を形成する輻射式バーナとして構成されるものであって、下側バーナ13bと同様に、ガス燃料が噴出状態で供給される際に取り入れる一次空気、及び、グリル庫7に取入れられた外気を二次空気として用いて燃焼する形態に構成されるものであるが、本実施形態においては、上側バーナ13aの詳細な説明を省略する。
(容器支持枠の移動構成)
図2及び図3に示すように、容器支持枠18の前端部における両横側部には、前方に突出する湾曲状に形成された前端側被支持部18aが設けられ、この前端側被支持部18aが、扉支持部材19bのグリル庫内面側に設けられた左右一対の係止片部19cに、揺動自在に支持されている。なお、容器支持枠18の前端部とは、容器支持枠18におけるグリル扉19の存在側の端部である。
図2及び図3に示すように、容器支持枠18の前端部における両横側部には、前方に突出する湾曲状に形成された前端側被支持部18aが設けられ、この前端側被支持部18aが、扉支持部材19bのグリル庫内面側に設けられた左右一対の係止片部19cに、揺動自在に支持されている。なお、容器支持枠18の前端部とは、容器支持枠18におけるグリル扉19の存在側の端部である。
容器支持枠18の後端部における両横側部には、後方に且つ下方に突出する左右一対の後端側被支持部18bが設けられている。
そして、この左右一対の後端側被支持部18bが、グリル庫7の左右一対の横側壁7aの内面に沿って配置する状態で設けられた左右一対の支持枠案内部材38に各別に載置支持されている。なお、容器支持枠18の後端部とは、容器支持枠18におけるグリル庫7の後壁7cの存在側の端部である。
そして、この左右一対の後端側被支持部18bが、グリル庫7の左右一対の横側壁7aの内面に沿って配置する状態で設けられた左右一対の支持枠案内部材38に各別に載置支持されている。なお、容器支持枠18の後端部とは、容器支持枠18におけるグリル庫7の後壁7cの存在側の端部である。
また、調理容器支持部11が収納位置Paに位置する状態において、後端側被支持部18bにおけるグリル庫前後幅方向の前方側部分が支持枠案内部材38に支持され、且つ、後端側被支持部18bにおけるグリル庫前後幅方向の後方側部分がグリル庫7の後壁7cの挿通孔9aを貫通してグリル庫後方側に突出するように構成されている。
グリル庫7の後壁7cに、挿通孔9aを貫通してグリル庫後方側に突出する後端側被支持部18bを収納する袋状の収納部9が設けられている。
グリル庫7の後壁7cに、挿通孔9aを貫通してグリル庫後方側に突出する後端側被支持部18bを収納する袋状の収納部9が設けられている。
したがって、調理容器支持部11が、スライドレール部17にてグリル庫前後幅方向に案内された状態で、グリル庫7の内部に収容される収納位置Paとグリル庫7の前方に引き出される引出位置Pbとにわたって出退移動自在に構成され、かつ、容器支持枠18の後端側被支持部18bが支持枠案内部材38にて載置支持されるように構成されている。
(調理容器の支持構成)
図2及び図3に示すように、容器支持枠18には、容器支持枠18の前側部分に、上方に突出する前側上方突出部18cが設けられ、容器支持枠18の後側部分に、上方に突出する後側上方突出部18dが設けられている。
そして、前側上方突出部18cと後側上方突出部18dとによって、調理容器Nを支持するように構成されている。
図2及び図3に示すように、容器支持枠18には、容器支持枠18の前側部分に、上方に突出する前側上方突出部18cが設けられ、容器支持枠18の後側部分に、上方に突出する後側上方突出部18dが設けられている。
そして、前側上方突出部18cと後側上方突出部18dとによって、調理容器Nを支持するように構成されている。
すなわち、図3に示すように、調理容器Nの周縁部35のうちの前方側部分及び後方側部分に、外側に向けて突出する左右一対の外側突状部36が設けられている。
そして、外側突状部36を、容器支持枠18の前側上方突出部18cと後側上方突出部18dとに載置する状態で、調理容器Nが容器支持枠18に載置支持されている。
そして、外側突状部36を、容器支持枠18の前側上方突出部18cと後側上方突出部18dとに載置する状態で、調理容器Nが容器支持枠18に載置支持されている。
(スライドレール部の詳細)
次に、スライドレール部17について詳述するが、左右のスライドレール部17は左右対称の構成であるから、以下の説明においては、主として、左側のスライドレール部17を代表にして説明する。
図4及び図5に示すように、スライドレール部17は、グリル庫7の底壁7bにビス止めされる固定レール17bに対して、中間レール17mが、長手方向(グリル庫7の前後方向)に沿ってスライド移動自在に支持され、可動レール17tが、中間レール17mに対して、長手方向(グリル庫7の前後方向)にスライド移動自在に支持される形態に構成されている。
次に、スライドレール部17について詳述するが、左右のスライドレール部17は左右対称の構成であるから、以下の説明においては、主として、左側のスライドレール部17を代表にして説明する。
図4及び図5に示すように、スライドレール部17は、グリル庫7の底壁7bにビス止めされる固定レール17bに対して、中間レール17mが、長手方向(グリル庫7の前後方向)に沿ってスライド移動自在に支持され、可動レール17tが、中間レール17mに対して、長手方向(グリル庫7の前後方向)にスライド移動自在に支持される形態に構成されている。
詳しくは、スライドレール部17の固定レール17bが、グリル庫7の前後幅方向に沿う方向に向けた状態で、グリル庫7の底壁7bに設けられ、中間レール17mが、グリル庫7の横幅方向において固定レール17bのグリル庫内方側に配置され、かつ、可動レール17tが、グリル庫7の横幅方向において中間レール17mのグリル庫内方側に配置されている。
そして、左右のスライドレール部17の夫々における固定レール17bに対してグリル庫7の横幅方向内方側に位置して並ぶ状態の左右一対の可動レール17tの前端部に、扉支持部材19bが取り付けられている。
つまり、扉支持部材19bが、一対の可動レール17tの先端部に、立ち姿勢で架け渡された状態で取り付けられている。なお、可動レール17tの先端部とは、可動レール17tにおけるグリル扉19の存在側の端部である。
つまり、扉支持部材19bが、一対の可動レール17tの先端部に、立ち姿勢で架け渡された状態で取り付けられている。なお、可動レール17tの先端部とは、可動レール17tにおけるグリル扉19の存在側の端部である。
また、可動レール17tに、グリル庫7の横幅方向においてスライドレール部17のグリル庫内方側部分及びスライドレール部17の上方側部分を覆うレールカバー25が一体形成されている。
つまり、可動レール17tが、レールカバー25を備える状態に一体形成されている。
つまり、可動レール17tが、レールカバー25を備える状態に一体形成されている。
本実施形態のスライドレール部17においては、中間レール17mが、グリル庫7の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつグリル庫7の前後方向に並ぶ複数の第1ローラAにて、固定レール17bに対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持されている。
また、可動レール17tが、グリル庫7の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつグリル庫7の前後方向に並ぶ複数の第2ローラBにて、中間レール17mに対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持されている。
また、可動レール17tが、グリル庫7の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつグリル庫7の前後方向に並ぶ複数の第2ローラBにて、中間レール17mに対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持されている。
本実施形態においては、第1ローラAが固定レール17bに設けられ、且つ、第2ローラBが可動レール17tに設けられている。
そして、中間レール17mに、第1ローラAの下側部分が嵌入自在な第1ローラ用下側溝部Us及び第1ローラAの上側部分が嵌入自在な第1ローラ用上側溝部Uuを備える第1ローラ用案内溝U、及び、第2ローラBの下側部分が嵌入自在な第2ローラ用下側溝部Vs及び第2ローラの上側部分が嵌入自在な第2ローラ用上側溝部Vuを備える第2ローラ用案内溝Vが設けられている。
そして、中間レール17mに、第1ローラAの下側部分が嵌入自在な第1ローラ用下側溝部Us及び第1ローラAの上側部分が嵌入自在な第1ローラ用上側溝部Uuを備える第1ローラ用案内溝U、及び、第2ローラBの下側部分が嵌入自在な第2ローラ用下側溝部Vs及び第2ローラの上側部分が嵌入自在な第2ローラ用上側溝部Vuを備える第2ローラ用案内溝Vが設けられている。
図7に示すように、第1ローラA及び第2ローラBの外周部が、グリル庫7の横幅方向の中央部ほど外方に突出する湾曲状に形成されている。
そして、第1ローラ用下側溝部Us、第1ローラ用上側溝部Uu、第2ローラ用下側溝部Vs、及び、第2ローラ用上側溝部Vuの夫々が、グリル庫7の横幅方向の中央部ほど深さが深い湾曲状に形成されている。
そして、第1ローラ用下側溝部Us、第1ローラ用上側溝部Uu、第2ローラ用下側溝部Vs、及び、第2ローラ用上側溝部Vuの夫々が、グリル庫7の横幅方向の中央部ほど深さが深い湾曲状に形成されている。
ちなみに、第1ローラAと第2ローラBとは、同一の大きさで同一の形状であり、それに合わせて、第1ローラ用下側溝部Us、第1ローラ用上側溝部Uu、第2ローラ用下側溝部Vs、及び、第2ローラ用上側溝部Vuの夫々が、同一の大きさで同一の断面形状に形成されている。
また、本実施形態においては、第1ローラA及び第2ローラBが合成樹脂(例えば、ポリアセタール(POM))にて構成されている。
また、本実施形態においては、第1ローラA及び第2ローラBが合成樹脂(例えば、ポリアセタール(POM))にて構成されている。
また、第1ローラ用下側溝部Usと第1ローラ用上側溝部Uuとの間隔が、それらに対して第1ローラAが同時に接触することが無いように、第1ローラAの外径よりも大きな間隔となる状態で形成されている。
同様に、第2ローラ用下側溝部Vsと第2ローラ用上側溝部Vuとの間隔が、それらに対して第2ローラAが同時に接触することが無いように、第2ローラAの外径よりも大きな間隔となる状態で形成されている。
同様に、第2ローラ用下側溝部Vsと第2ローラ用上側溝部Vuとの間隔が、それらに対して第2ローラAが同時に接触することが無いように、第2ローラAの外径よりも大きな間隔となる状態で形成されている。
固定レール17bは、鉄等の金属板DをU字状に曲げ加工することにより、断面形状が横倒れのU字状に形成されている。つまり、図7に示すように、固定レール17bは、水平方向に沿う板状の下側部Ds、上下方向に沿う板状の中間部Dm、及び、水平方向に沿う板状の上側部Duを備える形態に構成されている。
そして、第1ローラAが、固定レール17bにおける上側部Duと下側部Dsとの間の空間に、中間部Dmに枢支される形態で設けられている。
そして、第1ローラAが、固定レール17bにおける上側部Duと下側部Dsとの間の空間に、中間部Dmに枢支される形態で設けられている。
中間レール17mは、棒状のステンレス材を用いて構成されている。つまり、ステンレス材に対して、第1ローラ用案内溝U及び第2ローラ用案内溝Vを加工することにより、中間レール17mが形成されている。
図7に示すように、可動レール17tは、鉄等の金属板Eを曲げ加工することにより、上下方向に沿う板状の本体部Eh、及び、本体部Ehの上端から階段状に連なる上側部Euを備える形状に形成されている。
そして、第2ローラBが、可動レール17tにおける上側部Euの下方側に位置する空間に、本体部Ehに枢支される形態で設けられている。
ちなみに、可動レール17tの本体部Eh及び上側部Euが、上述したレールカバー25として機能することになる。
そして、第2ローラBが、可動レール17tにおける上側部Euの下方側に位置する空間に、本体部Ehに枢支される形態で設けられている。
ちなみに、可動レール17tの本体部Eh及び上側部Euが、上述したレールカバー25として機能することになる。
本実施形態においては、第1ローラAとして、固定レール17bにおけるグリル庫7の前後方向の前端側箇所に設けた前側第1ローラAfと、固定レール17bにおけるグリル庫7の前後方向の中間箇所に設けた後側第1ローラArとが設けられている。
そして、図10に示すように、前側第1ローラAfが後側第1ローラArよりも上方側に配置されて、前側第1ローラAfが第1ローラ用上側溝部Uuに嵌合(嵌入)し、後側第1ローラArが第1ローラ用下側溝部Usに嵌合(嵌入)するように構成されている。
そして、図10に示すように、前側第1ローラAfが後側第1ローラArよりも上方側に配置されて、前側第1ローラAfが第1ローラ用上側溝部Uuに嵌合(嵌入)し、後側第1ローラArが第1ローラ用下側溝部Usに嵌合(嵌入)するように構成されている。
また、第2ローラBとして、可動レール17tにおけるグリル庫7の前後方向の後端側箇所に設けた後側第2ローラBrと、可動レール17tにおけるグリル庫7の前後方向の中間箇所に設けた前側第2ローラBfとが設けられている。
そして、図10に示すように、前側第2ローラBfが後側第2ローラBrよりも下方側に配置されて、前側第2ローラBfが第2ローラ用下側溝部Vsに嵌合(嵌入)し、後側第2ローラBrが第2ローラ用上側溝部Vuに嵌合(嵌入)するように構成されている。
そして、図10に示すように、前側第2ローラBfが後側第2ローラBrよりも下方側に配置されて、前側第2ローラBfが第2ローラ用下側溝部Vsに嵌合(嵌入)し、後側第2ローラBrが第2ローラ用上側溝部Vuに嵌合(嵌入)するように構成されている。
従って、本実施形態のスライドレール部17は、調理容器支持部11をグリル庫7から引出した引出状態において、調理容器支持部11が傾くことを抑制しながら調理容器支持部11を支持することができるように構成されている。
つまり、調理容器支持部11をグリル庫7から引出すと、中間レール17mから前方側に突出した状態となる可動レール17tには、グリル扉19の重量等により、中間レール17mに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態となり、それに伴って、固定レール17bから前方側に突出した状態となる中間レール17mには、固定レール17bに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態になる。
このため、調理容器支持部11をグリル庫7から引出すと、後側第1ローラArの下側部分が第1ローラ用下側溝部Usに嵌入しかつ前側第1ローラAfの上方側部分が第1ローラ用上側溝部Uuに嵌入し、且つ、前側第2ローラBfの下側部分が第2ローラ用下側溝部Vsに嵌入しかつ後側第2ローラBrの上方側部分が第2ローラ用上側溝部Vuに嵌入することによって得られる支持力にて、グリル扉19や調理容器N等の重量が支持されることになる。
そして、第1ローラAの下側部分と上側部分とが、第1ローラ用下側溝部Usと第1ローラ用上側溝部Uuとに同時に接触することがないようにするために、第1ローラ用下側溝部Usと第1ローラ用上側溝部Uuとの上下方向での間隔は、第1ローラAの外径よりも大きく形成されることになるが、前側第1ローラAfが後側第1ローラArよりも上方側に配置されているため、中間レール17mが、固定レール17bに対して下方側に揺動した姿勢に傾くことが抑制される。
同様に、第2ローラBの下側部分と上側部分とが、第2ローラ用下側溝部Vsと第2ローラ用上側溝部Vuとに同時に接触することがないようにするために、第2ローラ用下側溝部Vsと第2ローラ用上側溝部Vuとの上下方向での間隔は、第2ローラBの外径よりも大きく形成されることになるが、前側第2ローラBfが後側第2ローラBrよりも下方側に配置されているため、可動レール17tが、中間レール17mに対して下方側に揺動した姿勢に傾くことが抑制される。
このように、中間レール17mが固定レール17bに対して下方側に揺動した姿勢に傾くことが抑制され、かつ、可動レール17tが中間レール17mに対して下方側に揺動した姿勢に傾くことが抑制されるため、調理容器Nを保持した調理容器支持部11をグリル庫7から引出した引出状態において、調理容器支持部11を傾くことを抑制しながら支持することができる。
ちなみに、調理容器支持部11をグリル庫7の内部に収納した収納状態においても、グリル扉19の重量等により、可動レール17tには中間レール17mに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態となり、それに伴って、中間レール17mには固定レール17bに対して下方側に揺動させる荷重が作用する状態になり、上述した引出状態と同様な形態で、調理容器支持部11が支持されることになる。
また、本実施形態においては、可動レール17tに位置決め突部Qが設けられている。具体的には、可動レール17tにおけるグリル庫7の前後方向の後端側箇所に位置決め突部Qが設けられている。
そして、図6に示すように、固定レール17bに、可動レール17tをグリル扉19が閉じ状態となる収納位置Paの直前設定位置Pfから収納位置Paに移動させるときに位置決め突部Qが乗り越えて移動する凸状の案内受止部Rが設けられている。
そして、図6に示すように、固定レール17bに、可動レール17tをグリル扉19が閉じ状態となる収納位置Paの直前設定位置Pfから収納位置Paに移動させるときに位置決め突部Qが乗り越えて移動する凸状の案内受止部Rが設けられている。
ちなみに、位置決め突部Qは、可動レール17tにおける本体部Ehの下端部を下方に突出させる形態で構成され、また、凸状の案内受止部Rは、固定レール17bにおける下側部Dsを上方側に膨出させる形態で構成されている。
(スライドレール部のスライド範囲規制構成)
本実施形態においては、図8及び図9に示すように、中間レール17mの前端部及び後端部の夫々に、スライド範囲を規制するためのピン状の前側接当部材40f及び後側接当部材40rが、グリル庫7の横幅方向に沿う姿勢で装着されている。
本実施形態においては、図8及び図9に示すように、中間レール17mの前端部及び後端部の夫々に、スライド範囲を規制するためのピン状の前側接当部材40f及び後側接当部材40rが、グリル庫7の横幅方向に沿う姿勢で装着されている。
また、固定レール17bにおける中間部Dmに、中間レール17mの存在側に突出する第1突片41が切起される状態で設けられ、可動レール17tにおける本体部Ehに、中間レール17mの存在側に突出する第2突片42が切起される状態で設けられている。
さらに、扉支持部材19bと可動レール17tとの接続箇所に、中間レール17mの先端と接当自在な位置規制部材43が、後方に突出状態で設けられている。
さらに、扉支持部材19bと可動レール17tとの接続箇所に、中間レール17mの先端と接当自在な位置規制部材43が、後方に突出状態で設けられている。
したがって、調理容器支持部11を引出位置Pbに引き出した状態においては、後側接当部材40rが第1突片41に接当することにより、固定レール17bに対する中間レール17mのグリル庫7の前方側への移動範囲が規制され、かつ、第2突片42が前側接当部材40fに接当することにより、中間レール17mに対する可動レール17tのグリル庫7の前方側への移動範囲が規制されるように構成されている。
また、調理容器支持部11を収納位置Paに収納した状態では、前側接当部材40fが前側第1ローラAfに接当することにより、固定レール17bに対する中間レール17mのグリル庫7の後方側への移動範囲が規制されることになり、位置規制部材43が中間レール17mの前端に接当することにより、中間レール17mに対する可動レール17tのグリル庫7の後方側への移動範囲が規制されるように構成されている。
〔別実施形態〕
次に、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、調理用保持体の一例として調理容器Nを例示したが、調理用保持体としては、汁受け皿の上部の受け網を備えたもの等、各種のものが適用できる。
また、調理容器Nとして、上記実施形態では、上方が開放した皿状の調理容器を例示したが、調理容器Nとしては、蓋部を備えた炊飯用の容器等、グリル庫7の内部に収納して加熱調理するための種々の調理容器を適用できる。
次に、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、調理用保持体の一例として調理容器Nを例示したが、調理用保持体としては、汁受け皿の上部の受け網を備えたもの等、各種のものが適用できる。
また、調理容器Nとして、上記実施形態では、上方が開放した皿状の調理容器を例示したが、調理容器Nとしては、蓋部を備えた炊飯用の容器等、グリル庫7の内部に収納して加熱調理するための種々の調理容器を適用できる。
(2)上記実施形態では、調理容器支持部11における容器支持枠18を、スライドレール部17の可動レール17tの先端に取付けた扉支持部材19bに支持し、かつ、後端側をグリル庫側に別途設けた支持枠案内部材38に支持する形態で設ける場合を例示したが、容器支持枠18の全体を、スライドレール部17の可動レール17tに支持する形態で設けるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、グリルGが、ガスコンロに装備される場合を例示したが、本発明のグリルGは、グリル専用機を構成する場合にも適用できるものである。
(4)上記実施形態においては、第1ローラAが固定レール17bに設けられ、第2ローラBが可動レール17tに設けられる場合を例示したが、第1ローラAを固定レール17bに設け、第2ローラBを中間レール17mに設ける形態や、第1ローラAを中間レールレール17bに設け、第2ローラBを可動レール17tに設ける形態で実施してもよい。
(5)上記実施形態においては、第1ローラAと第2ローラBとを同一の大きさで同一の形状に構成する場合を例示したが、第1ローラAと第2ローラBとを異なる大きさにする等、第1ローラA及び第2ローラBの具体構成は各種変更できる。
(6)上記実施形態においては、位置決め突部Qを、可動レール17tにおけるグリル庫7の前後方向の後端側箇所に設ける場合を例示したが、可動レール17tにおけるグリル庫7の前後方向の中間箇所に位置決め突部Qを設けるようにする等、位置決め突部Qを設ける位置は種々変更できる。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
7 グリル庫
8 前面開口
17 スライドレール部
17b 固定レール
17m 中間レール
17T 可動レール
18 支持枠
19 グリル扉
25 レールカバー
A 第1ローラ
Af 前側第1ローラ
Ar 後側第1ローラ
B 第2ローラ
Bf 前側第2ローラ
Br 後側第2ローラ
Pa 収納位置
Pb 引出位置
Pf 直前設定位置
Q 位置決め突部
R 案内受止部
U 第1ローラ用案内溝
Us 第1ローラ用下側溝部
Uu 第1ローラ用上側溝部
V 第2ローラ用案内溝
Vs 第2ローラ用下側溝部
Vr 第2ローラ用上側溝部
8 前面開口
17 スライドレール部
17b 固定レール
17m 中間レール
17T 可動レール
18 支持枠
19 グリル扉
25 レールカバー
A 第1ローラ
Af 前側第1ローラ
Ar 後側第1ローラ
B 第2ローラ
Bf 前側第2ローラ
Br 後側第2ローラ
Pa 収納位置
Pb 引出位置
Pf 直前設定位置
Q 位置決め突部
R 案内受止部
U 第1ローラ用案内溝
Us 第1ローラ用下側溝部
Uu 第1ローラ用上側溝部
V 第2ローラ用案内溝
Vs 第2ローラ用下側溝部
Vr 第2ローラ用上側溝部
Claims (7)
- グリル庫の前面開口を開閉するグリル扉及び被調理物を保持する調理用保持体の支持枠が、前記グリル庫の両横側部に設けたスライドレール部によって、前記グリル庫の前後方向に移動自在に支持され、
前記スライドレール部が、前記グリル庫に固定される固定レール、当該固定レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される中間レール、及び、当該中間レールに対して前記前後方向に移動自在に支持される可動レールとから構成されているグリルであって、
前記中間レールが、前記グリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつ前記前後方向に並ぶ複数の第1ローラにて、前記固定レールに対して前記前後方向に移動自在に支持され、
前記可動レールが、前記グリル庫の横幅方向に沿う横軸心周りで回転自在でかつ前記前後方向に並ぶ複数の第2ローラにて、前記中間レールに対して前記前後方向に移動自在に支持されているグリル。 - 前記中間レールが、前記横幅方向において前記固定レールのグリル庫内方側に配置され、かつ、前記可動レールが、前記横幅方向において前記中間レールのグリル庫内方側に配置されている請求項1記載のグリル。
- 前記第1ローラが前記固定レールに設けられ、且つ、前記第2ローラが前記可動レールに設けられ、
前記中間レールに、前記第1ローラの下側部分が嵌入自在な第1ローラ用下側溝部及び前記第1ローラの上側部分が嵌入自在な第1ローラ用上側溝部を備える第1ローラ用案内溝、及び、前記第2ローラの下側部分が嵌入自在な第2ローラ用下側溝部及び前記第2ローラの上側部分が嵌入自在な第2ローラ用上側溝部を備える第2ローラ用案内溝が設けられている請求項1又は2記載のグリル。 - 前記第1ローラ及び前記第2ローラの外周部が、前記横幅方向の中央部ほど外方に突出する湾曲状に形成され、
前記第1ローラ用下側溝部、前記第1ローラ用上側溝部、前記第2ローラ用下側溝部、及び、前記第2ローラ用上側溝部の夫々が、前記横幅方向の中央部ほど深さが深い湾曲状に形成されている請求項3記載のグリル。 - 前記第1ローラとして、前記固定レールの前記前後方向の前端側箇所に設けた前側第1ローラと、前記固定レールの前記前後方向の中間箇所に設けた後側第1ローラとが設けられ、
前記前側第1ローラが前記後側第1ローラよりも上方側に配置され、
前記第2ローラとして、前記可動レールの前記前後方向の後端側箇所に設けた後側第2ローラと、前記可動レールの前記前後方向の中間箇所に設けた前側第2ローラとが設けられ、
前記前側第2ローラが前記後側第2ローラよりも下方側に配置されている請求項3又は4記載のグリル。 - 前記可動レールに、前記横幅方向において前記スライドレール部のグリル庫内方側部分及び前記スライドレール部の上方側部分を覆うレールカバーが一体形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリル。
- 前記可動レールに位置決め突部が設けられ、
前記固定レールに、前記可動レールを前記グリル扉が閉じ状態となる収納位置の直前設定位置から前記収納位置に移動させるときに前記位置決め突部が乗り越えて移動する凸状の案内受止部が設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載のグリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017240970A JP2019107087A (ja) | 2017-12-15 | 2017-12-15 | グリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017240970A JP2019107087A (ja) | 2017-12-15 | 2017-12-15 | グリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019107087A true JP2019107087A (ja) | 2019-07-04 |
Family
ID=67178100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017240970A Pending JP2019107087A (ja) | 2017-12-15 | 2017-12-15 | グリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019107087A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022008186A1 (de) * | 2020-07-07 | 2022-01-13 | Miele & Cie. Kg | Tragsystem zur anordnung eines gargutträgers in einem garraum eines gargeräts und gargerät |
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2017
- 2017-12-15 JP JP2017240970A patent/JP2019107087A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022008186A1 (de) * | 2020-07-07 | 2022-01-13 | Miele & Cie. Kg | Tragsystem zur anordnung eines gargutträgers in einem garraum eines gargeräts und gargerät |
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