JP2019208686A - グリル - Google Patents

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敬彦 伊東
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善克 石川
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Takashi Matsumoto
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Abstract

【課題】調理容器の調理物載置面の小型化を回避しながら、2つの容器検出部の一方が存在検出状態でかつ他方が非存在検出状態となる組合せを設定することができるグリルを提供する。【解決手段】出退自在にグリル庫に設けられ且つ複数種の調理容器Kを付替え装着自在な調理容器支持部と、調理容器支持部が設定収納位置に収納された状態において、調理容器Kの周壁部の存否を当該周壁部との接当により検出する2つの容器検出部Sが高さを異ならせてグリル庫の後部に設けられ、当該2つの容器検出部Sの周壁部の存在検出状態と非存在検出状態の組合せにより調理容器Kの種別を検出する容器種別検出部における組合せの1つが、2つの容器検出部Sのうちの低位側の容器検出部Sbが存在検出状態でかつ高位側の容器検出部Saが非存在検出状態となる組合せである。【選択図】図14

Description

本発明は、グリル庫と、
前記グリル庫の前部に突出する突出状態と前記グリル庫の内部の設定収納位置に収納した収納状態とに出退自在に前記グリル庫に設けられ、且つ、複数種の調理容器を付替え装着自在でかつ装着した前記調理容器を位置決め保持する調理容器支持部と、
前記調理容器支持部が前記設定収納位置に収納された状態において、前記調理容器の周壁部の存否を当該周壁部との接当により検出する2つの容器検出部を前記グリル庫の後部に設けて、当該2つの容器検出部の前記周壁部の存在検出状態と非存在検出状態の組合せにより前記調理容器の種別を検出する容器種別検出部と、を備えたグリルに関する。
かかるグリルは、主としてガスコンロに装備されるものであり、複数種の調理容器を調理容器支持部に付替え装着し、その付替え装着した調理容器の種別を容器種別検出部にて検出しながら、種々の調理メニューの加熱調理を行えるようにしたものである。
ちなみに、複数種の調理容器としては、例えば、調理物載置面が平坦状で且つ当該調理物載置面の周縁に周壁部を備える平坦式プレートパンや、調理物載置面が波型状で且つ当該調理物載置面の周縁に前記周壁部を備える波型式プレートパン等の開放式調理容器があり、また、蓋を備えた調理鍋等の蓋装着式調理容器がある。
かかるグリルの従来例として、2つの容器検出部を同じ高さで左右に並べて設置するようにし、そして、調理容器として波型式プレートパンが装着される場合において、波型式プレートパンにおける後方部の左方側角部分を切除した形状にして、左方側の容器検出部にて周壁部が検出されないようにし、かつ、右方側角部分は切除した形状にすることなく、右方側の容器検出部にて周壁部が検出されるようにする。
そして、容器種別検出部における2つの容器検出部の存在検出状態と非存在検出状態との組合せの1つとして、右方側の容器検出部が存在検出状態となりかつ左方側の容器検出部が非存在検出状態となる組合せを設定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1においては、調理容器として平坦式プレートパンが装着される場合において、平坦式プレートパンにおける後方部の左右の角部分を切除した形状にすることなく、左右の容器検出部にて周壁部が検出されるようにする。
そして、容器種別検出部における2つの容器検出部の存在検出状態と非存在検出状態との組合せの1つとして、左右の容器検出部の双方が存在検出状態となる組合せを設定することが記載されている。
さらに、特許文献1においては、調理容器として蓋を備えた調理鍋が装着される場合において、調理鍋の周壁部をグリル庫前後幅方向の前方側に偏位させて、左右の容器検出部の双方にて検出されないようにし、且つ、左方側の容器検出部にて検出される被検出部を、調理鍋の周壁部から後方側に突出させる形態で設けるようにする。ちなみに、特許文献1では、被検出部を、蓋から後方側に延出させる形態で設けている。
そして、容器種別検出部における2つの容器検出部の存在検出状態と非存在検出状態との組合せの1つとして、左方側の容器検出部が存在検出状態となりかつ右方側の容器検出部が非存在検出状態となる組合せを設定することが記載されている。
特開2018−66517号公報
従来のグリルにおいては、2つの容器検出部を同じ高さで左右に並べて設置するものであるから、容器種別検出部における2つの容器検出部の存在検出状態と非存在検出状態との組合せの1つとして、左右の容器検出部の一方が存在検出状態でかつ左右容器検出部の他方が非存在検出状態となる組合せを設定する場合において、波型式プレートパンのように、調理容器の一部を切除した形状にして、2つの容器検出部の一方にて周壁部が検出されないようにすることになる。その結果、調理容器の調理物載置面が小さくなり、調理作業が行い難くなる不都合があった。
ちなみに、左右の容器検出部の一方が存在検出状態でかつ左右容器検出部の他方が非存在検出状態となる組合せを設定する場合において、蓋を備えた調理鍋のように、調理容器の周壁部をグリル庫前後幅方向の前方側に偏位させて、左右の容器検出部の双方にて周壁部が検出されないようにし、一方の容器検出部にて検出される被検出部を、後方側に突出させる形態で調理容器の周壁部に設けることが考えられる。
しかしながら、調理容器の周壁部を左右の容器検出部の双方にて検出されないようにグリル庫前後幅方向の前方側に偏位させる場合には、調理容器の調理物載置面がさらに小さくなるため、波型式プレートパンや平坦式プレートパンのように、調理物載置面を大きくすることが望まれる開放式調理容器には適用できないものである。
つまり、深さにより調理物の収納空間を大きくすることができる調理鍋においては、調理物載置面が小さくなることが許容できるものの、波型式プレートパンや平坦式プレートパンのような開放式調理容器においては、調理物載置面が小さくなることを回避することが望まれる。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、調理容器の調理物載置面の小型化を回避しながら、2つの容器検出部の一方が存在検出状態でかつ他方が非存在検出状態となる組合せを設定することができるグリルを提供する点にある。
本発明のグリルは、グリル庫と、
前記グリル庫の前部に突出する突出状態と前記グリル庫の内部の設定収納位置に収納した収納状態とに出退自在に前記グリル庫に設けられ、且つ、複数種の調理容器を付替え装着自在でかつ装着した前記調理容器を位置決め保持する調理容器支持部と、
前記調理容器支持部が前記設定収納位置に収納された状態において、前記調理容器の周壁部の存否を当該周壁部との接当により検出する2つの容器検出部を前記グリル庫の後部に設けて、当該2つの容器検出部の前記周壁部の存在検出状態と非存在検出状態の組合せにより前記調理容器の種別を検出する容器種別検出部と、を備えたものであって、その特徴構成は、
前記2つの容器検出部が高さを異ならせて設置され、
前記容器種別検出部における前記調理容器の種別を検出する前記組合せの1つが、前記2つの容器検出部のうちの低位側の容器検出部が前記存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が前記非存在検出状態となる組合せである点にある。
すなわち、2つの容器検出部の設置高さを異ならせて、容器種別検出部における調理容器の種別を検出する組合せの1つを、2つの容器検出部のうちの低位側の容器検出部が存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が非存在検出状態となる組合せとする。
この組合せにおいて、低位側の容器検出部が存在検出状態となるようにするには、調理容器の周壁部における低位側の容器検出部に対応する部分を存在させ、そして、高位側の容器検出部が非存在検出状態となるようにするには、調理容器の周壁部における高位側の容器検出部に対応する部分の高さを、高位側の容器検出部に対応する部分よりも低くすることにより達成できる。
つまり、容器種別検出部における調理容器の種別を検出する組合せの1つとして、2つの容器検出部のうちの一方が存在検出状態でかつ他方が非存在検出状態となる組合せを設定するには、調理容器の周壁部における高位側の容器検出部に対応する部分の高さを、高位側の容器検出部に対応する部分の高さよりも低くすることにより達成できるから、調理容器の調理物載置面が小さくなることを回避できる。
要するに、本発明のグリルの特徴構成によれば、調理容器の調理物載置面の小型化を回避しながら、2つの容器検出部の一方が存在検出状態でかつ他方が非存在検出状態となる組合せを設定することができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記複数種の調理容器のうちの第1の調理容器に対する前記組合せが、前記2つの容器検出部のうちの低位側の容器検出部が前記存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が前記非存在検出状態となる前記組合せであり、且つ、前記複数種の調理容器のうちの第2の調理容器に対する前記組合せが、前記2つの容器検出部の双方が前記存在検出状態となる組合せである点にある。
すなわち、付替え装着自在な調理容器が、第1の調理容器と第2の調理容器とである場合において、第1の調理容器に対する種別検出の組合せが、2つの容器検出部のうちの低位側の容器検出部が存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が非存在検出状態となる組合せであり、且つ、第2の調理容器に対する種別検出の組合せが、2つの容器検出部の双方が存在検出状態となる組合せであるから、第1の調理容器と第2の調理容器とのいずれについても、調理物載置面が小さくなることを回避できる。
つまり、第1の調理容器に対する組合せにおいて、高位側の容器検出部が非存在検出状態となるようにするには、調理容器の周壁部における高位側の容器検出部に対応する部分の高さを、高位側の容器検出部が存在状態を検出する部分の高さよりも低くすることにより達成できるから、調理物載置面が小さくなることを回避できるのであり、また、第2の調理容器に対する組合せは、2つの容器検出部の双方が存在検出状態となる組合せであるから、調理容器の周壁部を2つの容器検出部の双方が存在検出状態となるように位置させればよいため、調理物載置面が小さくなることを回避できる。
したがって、波型式プレートパンや平坦式プレートパンのような2種類の開放式調理容器が付替え装着自在な場合等において、調理物載置面の小型化を回避しながら、2種類の調理容器の種別検出を良好に行うことができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、調理物載置面の小型化を回避しながら、2種類の調理容器の種別検出を良好に行うことができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記第1の調理容器の前記周壁部における前記低位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部にて検出される高さであり、かつ、前記高位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該高位側の容器検出部にて検出されない高さであり、
前記第2の調理容器の前記周壁部における前記低位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部にて検出される高さであり、かつ、前記高位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該高位側の容器検出部にて検出される高さである点にある。
本特徴構成は、2つの容器検出部のうちの低位側の容器検出部が存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が非存在検出状態となる組合せで種別が検出される第1の調理容器の周壁部の形態が、低位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部にて検出される高さであり、かつ、高位側の容器検出部に対応する部分の高さが、高位側の容器検出部にて検出されない高さであることを特定するものである。
同様に、2つの容器検出部の双方が存在検出状態となる組合せで種別が検出される第2の調理容器の周壁部の形態が、低位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部にて検出される高さであり、かつ、高位側の容器検出部に対応する部分の高さが、高位側の容器検出部にて検出される高さであることを特定するものである。
このように、第1の調理容器と第2の調理容器とのいずれにおいても、周壁部における低位側の容器検出部及び高位側の容器検出部に対応する部分の高さを設定することによって、各調理容器の種別を検出するための組合せを現出させることができるから、調理物載置面が小さくなることを回避しながら、種別を良好に検出させることができる。
要するに、本発明の更なる特徴構成によれば、第1の調理容器と第2の調理容器との種別を、調理物載置面が小さくなることを回避しながら良好に検出させることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記複数種の調理容器のうちの第3の調理容器に対する前記組合せが、前記低位側の容器検出部が前記非存在検出状態でかつ前記高位側の容器検出部が前記存在検出状態となる組合せである点にある。
すなわち、付替え装着自在な第3の調理容器に対する種別を検出する組合せが、低位側の容器検出部が非存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が存在検出状態となる組合せであるから、第1の調理容器及び第2の調理容器に加えて、第3の調理容器の種別を検出させることができる。
ちなみに、低位側の容器検出部が非存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が存在検出状態となるようにするには、調理容器の周壁部を2つの容器検出部の双方にて検出されないようにグリル庫前後幅方向の前方側に偏位させ、高位側の容器検出部にて検出される被検出部を、後方側に突出させる形態で調理容器の周壁部に設けるようにすることで達成できる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、第1の調理容器及び第2の調理容器に加えて、第3の調理容器の種別の検出を良好に行わせることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記第3の調理容器の前記周壁部における前記低位側の容器検出部に対応する部分の前記グリル庫前後幅方向での位置が、前記低位側の容器検出部に検出されないように前記グリル庫前後幅方向の前方側に偏位させた位置であり、かつ、前記高位側の容器検出部に対応する部分に、当該高位側の容器検出部に検出される被検出部が備えられている点にある。
本特徴構成は、低位側の容器検出部が非存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が存在検出状態となる組合せで種別が検出される第3の調理容器の周壁部の形態が、低位側の容器検出部に対応する部分のグリル庫前後幅方向での位置が、低位側の容器検出部に検出されないようにグリル庫前後幅方向の前方側に偏位させた位置であり、かつ、高位側の容器検出部に対応する部分に、当該高位側の容器検出部に検出される被検出部が備えられている形態であることを特定するものである。
そして、このような形態は、調理容器の周壁部を2つの容器検出部の双方にて検出されないようにグリル庫前後幅方向の前方側に偏位させ、高位側の容器検出部にて検出される被検出部を、後方側に突出させる形態で調理容器の周壁部に設けるようにすることで達成できるものであるから、深さにより調理物の収納空間を大きくする調理鍋等の蓋装着式調理容器を、第3の調理容器とする場合において、その種別の検出を良好に行わせることができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、第3の調理容器を蓋装着式調理容器とする場合において、その種別の検出を良好に行わせることができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、加熱調理用の加熱部として、前記調理容器支持部の前記収納状態において前記調理容器の下方に位置する状態に配置される下バーナが設けられ、
前記グリル庫の後壁部が、前記グリル庫の後部におけるグリル庫下側部分に位置され、
前記グリル庫の後部に、前記後壁部の上方側において前記グリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部と前記後壁部のグリル庫横幅方向の中央側箇所に開口する下側開口部とからなる調理排気用排気口が開口され、
前記調理排気用排気口からの調理排気を排出する排気通路を形成する排気通路形成部が、前記排気通路を前記調理排気用排気口に連通させる状態で、前記グリル庫の後部に装着され、
前記後壁部における前記下側開口部の両横側に位置する左右の壁部分に、前記2つの容器検出部が分散配置されている点にある。
すなわち、グリル庫の後壁部が、グリル庫の後部におけるグリル庫下側部分に位置され、グリル庫の後部に開口される調理排気用排気口が、後壁部の上方側においてグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部と後壁部のグリル庫横幅方向の中央側箇所に開口する下側開口部とを備える形態で開口される。
したがって、下側開口部からは、加熱された被調理物から排出されるガス類や、調理容器の底部を加熱する下バーナの燃焼ガス等を含む調理排気が良好に排出され、上側開口部からは、加熱された被調理物から排出されるガス類や、加熱調理用の加熱部として調理容器の上部を加熱する上バーナが配設されている場合においてはその燃焼ガス等を含む調理排気が良好に排出されることになる。
そして、調理排気用排気口からの調理排気を排出する排気路を形成する排気路形成部が、グリル庫の後部に装着されているから、グリル庫から排出される調理排気を、排気路を通して良好に外部に排出することができる。
また、グリル庫の後壁部における下側開口部の両横側に位置する左右の壁部分を用いて、2つの容器検出部を装着する。
つまり、後壁部における下側開口部の横側に位置する壁部分の後方側箇所は、排気路形成部の横外方側に位置する空間であり、いわゆるデッドスペースとして存在する箇所であるから、容器検出部を、デッドスペースを利用しながら、適切に装備することができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、グリル庫の調理排気を良好に排出することができ、しかも、デッドスペースを利用しながら、2つの容器検出部を適切に装備することができる。
ガスコンロの斜視図 グリルの切欠側面図 グリルの縦断正面図 排気通路形成部を外した状態のグリルの縦断正面図 出退枠をグリル庫から引き出した状態のグリルの斜視図 波型式プレートパンの支持形態を示す斜視図 調理鍋の支持形態を示す斜視図 容器支持枠の斜視図 出退枠の斜視図 出退枠の平面図 グリル用設定操作部を示す図 燃料ガス供給構成を示す回路図 グリルの制御構成を示すブロック図 容器検出部と平坦式プレートパンとが接当した状態を示す平面図 容器検出部と波型式プレートパンとが接当した状態を示す平面図 容器検出部と調理鍋とが接当した状態を示す平面図 容器検出部と調理容器との上下関係を示す図 容器検出部の具体構成を示す斜視図
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(ガスコンロの全体構成)
図1に示すように、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ1を備え、コンロ本体Hの内部にグリルG(図2参照)を備えるガスコンロが構成されている。
このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されるものであって、コンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
コンロ本体Hの上部には、ガラス製の天板2が装備され、そして、天板2の後部側箇所には、グリルGの調理排気を排出するためのグリル排気口3が形成されている。
また、天板2の上部には、コンロバーナ1にて加熱される鍋等の被加熱物を載置するための五徳4が、左右のコンロバーナ1の夫々に対応して設けられている。
尚、コンロバーナ1の中央部には、図1に示すように、鍋等の被加熱物の存在及び被加熱物の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ1Aが設けられている。
コンロ本体Hの上部に装備した天板2の手前側箇所には、左右のコンロバーナ1の夫々に対する左右一対のコンロ用操作具5が、上方に離脱自在に設けられ、コンロ本体Hの前面部の右側箇所には、グリルGに対するグリル用設定操作部6が、下方側を支点にした前後揺動により開閉自在に設けられている。尚、図1は、グリル用設定操作部6の開き状態を例示する。
また、コンロ本体Hの前面部におけるグリル用設定操作部6の上部箇所には、ガスコンロを運転状態と運転停止状態とに切換える電源スイッチSWが装備されている。
ちなみに、一対のコンロ用操作具5の夫々は、前後や左右のスライド操作及び左右の回転操作により、点火及び消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令等、各種の指令情報を指令するように構成されている。
グリル用設定操作部6は、複数の指令スイッチを備えて、それらの複数の指令スイッチの操作により、グリルGの加熱調理用の加熱部としてのグリルバーナA(図2参照)に対する点火及び消火の指令、目標火力の指令、調理モードの指令等、各種の指令情報を指令するように構成されており、その詳細は後述する。
(グリルの構成)
グリルGには、図2及び図3に示すように、前部及び後部が開口する筒状に形成されたグリル庫7(図4参照)が備えられ、グリル扉8(図1参照)を前端部に備え且つ被調理物を加熱調理する調理容器Kを着脱自在に載置支持する容器支持枠9を装備した出退枠Lが、グリル庫7の前部に突出した突出状態とグリル庫7の内部の設定収納位置に収納された収納状態とに出退自在にグリル庫7に設けられている。
グリル庫7の後部に、調理排気用排気口Uが開口され、排気通路形成部Dが、排気通路Eを調理排気用排気口Uに連通させる形態で形成するように構成されている。
調理容器Kは、形態が異なる複数種のものが用意されており、容器支持枠9が、複数種の調理容器Kを付け替え装着自在で且つ装着した調理容器Kを位置決め保持する調理容器装着部として機能する。
したがって、容器支持枠9を装備した出退枠Lが、複数種の調理容器Kを付け替え装着自在で且つ装着した調理容器Kを位置決め保持する調理容器支持部に相当する。
本実施形態においては、複数種の調理容器Kとして、上部が開放した開放式調理容器と蓋装着式調理容器とがある。
開放式調理容器として、調理物載置面が平坦状で当該調理物載置面の周縁に周壁部を備える平坦式プレートパンKh(図5参照)及び調理物載置面が波型状で当該調理物載置面の周縁に周壁部を備える波型式プレートパンKn(図6参照)が設けられている。
また、蓋装着式調理容器として、蓋Jを着脱自在な調理鍋Kt(図7参照)が設けられている。
グリル庫7の後部には、図3及び図4に示すように、出退枠Lがグリル庫7の設定収納位置に収納された収納状態において、調理容器Kの周壁部に接当する2つの容器検出部Sが備えられている。そして、この2つの容器検出部Sを用いて、調理容器Kの種別を検出する容器種別検出部M(図13参照)が設けられている。
つまり、容器種別検出部Mにより、容器支持枠9に支持されている調理容器Kが、平坦式プレートパンKh、波型式プレートパンKn、及び、調理鍋Ktのいずれであるかが検出されるように構成されている。
ちなみに、出退枠Lの設定収納位置においては、グリル扉8がグリル庫7の前部の開口を閉じた状態となる。
また、ガスコンロの運転を制御する運転制御部W(図14参照)が、容器種別検出部Mの検出情報に基づいて、グリルバーナAの加熱作動を制御するように構成されており、その詳細は後述する。
図2及び図3に示すように、グリル庫7の底壁7dには、調理容器Kを下方から加熱する下バーナ10が、出退枠L9がグリル庫7の内部に収納された状態において調理容器Kの下方に位置する状態に配置され、グリル庫7の上壁7u(天井部)には、調理容器Kを上方から加熱する上バーナ11が、出退枠9がグリル庫7の内部に収納された状態において調理容器Kの上方に位置する状態に配置されている。
つまり、本実施形態においては、グリルバーナAとして、下バーナ10と上バーナ11とが設けられている。
下バーナ10は、図2に示すように、円筒状の下バーナ本体部10Aと、その下バーナ本体部10Aに接続される下バーナ混合管部10Bとを備え、下バーナ本体部10Aには、周方向に沿って炎孔Fが形成されている(図3参照)。つまり、下バーナ10は、炎孔Fを環状に備える形態に構成されている。
そして、下バーナ10は、燃料ガスが下バーナ用噴出ノズル12から下バーナ混合管部10Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって下バーナ混合管部10Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の炎孔Fに供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫7の底壁7dや横側壁7s等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
下バーナ10の内部には、図2及び図3に示すように、調理容器Kの温度を検出する温度検出センサとして、調理容器Kの底壁温度を検出する容器温度検出センサ13が装備されている。
容器温度検出センサ13の検出情報は、運転制御部W(図14参照)に入力される。
尚、出退枠Lの出退に連動して容器温度検出センサ13を昇降させて、出退枠Lがグリル庫7の内部の設定収納位置及びその近くに位置するときには、容器温度検出センサ13を調理容器Kの底部に接触させる上昇位置に位置させ、出退枠Lが設定収納位置の近くの位置からグリル庫7の前方側に突出されるときには、容器温度検出センサ13を調理容器Kの底部から下方側に離れる下降位置に位置させるように構成されているが、本実施形態においては、出退枠Lの出退に連動して容器温度検出センサ13を昇降させる機構についての詳細な説明は省略する。
上バーナ11は、下向きの平板状の火炎を形成する輻射式バーナであり、図3に示すように、平板状の上バーナ本体部11Aと、その上バーナ本体部11Aに接続される上バーナ混合管部11Bとを備え、上バーナ本体部11Aの下面部に燃焼炎形成部が形成されている。
そして、上バーナ11は、燃料ガスが上バーナ用噴出ノズル(図示せず)から上バーナ混合管部11Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって上バーナ混合管部11Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の燃焼炎形成部に供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫7の底壁7dや横側壁7s等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
尚、図12及び図13に示すように、下バーナ10及び上バーナ11の夫々に対して、点火装置としての点火プラグPa、及び、着火状態検出装置としての着火センサPbが装備され、コンロバーナ1についても、同様に、点火プラグPa及び着火センサPbが装備されている。
(出退枠及び容器支持枠の具体構成)
図3に示すように、グリル庫7の左右の横側壁7sの底部側部分に、長手方向をグリル庫7の前後方向に向けた姿勢で固定設置される状態で固定レール15が設けられ、その固定レール15に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される中間レール16、及び、その中間レール16に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される可動レール17を備えたスライドレール式の案内機構Bが設けられている。
図5に示すように、上述の出退枠Lが、左右に並ぶ一対の可動レール17の先端部の間に、グリル扉8を装着するための扉支持板18を架設する形態にて形成され、容器支持枠9が、出退枠Lに着脱自在に支持されている。
グリル扉8は、扉支持板18の前面側に当て付けた状態で、扉支持板18に装着されるように構成されている(図2参照)。
容器支持枠9は、図8に示すように、棒状材を曲げ加工して形成されるものであって、グリル庫前後方向に延びる姿勢の左右の主枠部9S、当該左右の主枠部9Sの前側部分の間に上方側に突出する姿勢で位置する前方側容器支持部9F、及び、左右の主枠部9Sの後側部分の間に上方側に突出する姿勢で位置する後方側容器支持部9Rを備える形態に形成されている。
図9に示すように、左右の前記可動レール17の夫々に、左右の主枠部9Sを載置支持する載置支持部としての載置支持枠20が設けられ、容器支持枠9が、左右の主枠部9Sを左右の載置支持枠20に載置する形態で、左右の可動レール17に対して着脱自在に支持されている。
また、容器支持枠9が、前方側容器支持部9F及び後方側容器支持部9Rを載置支持枠20よりもグリル庫内方側に位置させる形態に構成されている。
図9及び図10に示すように、載置支持枠20に、容器支持枠9の被支持部9hを支持して、当該容器支持枠9のグリル庫前後方向の位置を位置決めする前後位置決め部20Fと、左右の主枠部9Sを支持して、容器支持枠9のグリル庫横幅方向の位置を位置決めする横位置決め部20Yとが設けられている。
すなわち、被支持部9hが、容器支持枠9の前方側箇所に、グリル庫横幅方向に沿う軸状に形成されている(図8参照)。そして、前後位置決め部20Fが、下向きに凹入する凹部Vを備える状態に形成されている。つまり、載置支持枠20のグリル庫内方側の横端縁から起立させた前側壁部20fに、前後位置決め部20Fを構成する凹部Vが形成されている。
したがって、前後位置決め部20Fが、容器支持枠9の被支持部9hを凹部Vにて受止めることにより、容器支持枠9のグリル庫前後方向の位置を位置決めするように構成されている。
また、前後位置決め部20Fが、被支持部9hを凹部Vに受止め案内する下向きの傾斜案内部Vsを凹部Vの前部及び後部に備える形態に構成されている。つまり、前側壁部20fにおける凹部Vの前後両側の上面部分が、凹部Vの存在側に傾斜する傾斜状に形成されている。
また、載置支持枠20のグリル庫外方側の横端縁から横側壁部20yが起立する状態で設けられている。そして、横位置決め部20Yが、容器支持枠9の左右の主枠部9Sを横側壁部20yにて受止めることにより、容器支持枠9のグリル庫横幅方向の位置を位置決めするように構成されている。
したがって、容器支持枠9を載置支持枠20に装着する際には、先ず、被支持部9hを凹部Vに係合させ、その状態において、被支持部9hを中心にして、容器支持枠9を下方側に揺動させることにより、容器支持枠9を載置支持枠20に載置する適正装着位置に装着できるように構成されている。
(グリル庫の細部構成)
図2〜図5に示すように、グリル庫7の底壁7dを上方から覆う板状の底部カバー体21が、下バーナ10を覆う状態で設けられている。底部カバー体21には、下バーナ10の燃焼部としての下バーナ本体部10Aを上方に突出させるバーナ挿通用開口21Aが備えられている。
また、底部カバー体21が、横端縁部とグリル庫7の横側壁7sとの間に載置支持枠20を挿通させる挿通部Nを形成する形態で設けられている。
グリル庫7の横側壁7sを覆う状態に着脱自在に装着される板状の内面カバー体22が設けられ、その内面カバー体22の下端部に、グリル庫内方側に張り出して載置支持枠20を覆う張出部22Aが設けられている。
ちなみに、内面カバー体22は、グリル庫7の横側壁7sに設けた係止部に係止される状態で装着されることになるが、装着構成の詳細な説明は省略する。
又、張出部22Aが、底部カバー体21の上方箇所に重複する状態に延出されている。
したがって、内面カバー体22の張出部22Aにて、載置支持枠20及びその載置支持枠20に載置されている容器支持枠9の主枠部9Sを覆うことによって、煮汁等の液状物が載置支持枠20や主枠部9Sに降りかかることを適切に抑制でき、しかも、煮汁等の液状物を底部カバー体21の上部に回収できる。
(調理排気用排気口の詳細)
図4に示すように、グリル庫7の後壁部23が、グリル庫7の後部のグリル庫下側部分に配置され、調理排気用排気口Uが、グリル庫7の後壁部23の上方側において、グリル庫7の左右の横側壁7s及びグリル庫7の上壁7uにて囲まれた状態でグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部Uuと、後壁部23のグリル庫横幅方向の中央側箇所に開口する下側開口部Usとを備える形態に開口されている。
つまり、グリル庫7の後壁部23が、グリル庫7の前後方向視にて、底部カバー体21よりも上方側で且つグリル庫横幅方向の中央側に相当する箇所に下側開口部Usを開口する状態に形成されている。換言すれば、後壁部23が、下側開口部Usの両横側に左右の壁部分23Aを備える状態に形成されている。
そして、図2に示すように、排気通路形成部Dが、下側開口部Usに連通する状態に装着される下側形成部分Dsと、上側開口部Uu及び下側形成部分Dsの上部に連通する状態に装着される本体形成部分Dhとを備える形態に構成されている。
ちなみに、本体形成部分Dhの内部には、排気通路Eの内部で火炎が発生した場合に消炎する消炎体55が配設されている。
(燃料ガス供給構成)
図12に示すように、メタンガスを主成分とする都市ガス等の燃料ガスが供給される元ガス供給路28に、一対のコンロバーナ1に対する一対のコンロ用分岐路29、及び、グリル用分岐路30が接続されている。
元ガス供給路28に、ガスコンロ全体に対する燃料ガスの供給を断続する元ガス弁31が配置され、一対のコンロ用分岐路29の夫々に、コンロバーナ1の火力を調節するためのコンロバーナ用ガス量調節弁32が設けられている。
グリル用分岐路30に、下バーナ10及び上バーナ11に対するガス燃料の供給圧力を設定圧に調整するガバナ33が設けられ、ガバナ33にて設定圧に調整されたガス燃料を下バーナ10に導く下バーナ用供給路34、及び、ガバナ33にて設定圧に調整されたガス燃料を上バーナ11に導く上バーナ用供給路35が設けられている。
下バーナ用供給路34には、下バーナ10の火力を調節するための下バーナ用ガス量調節弁36が設けられ、上バーナ用供給路35には、上バーナ11の火力を調節するための上バーナ用ガス量調節弁37が設けられている。
ちなみに、下バーナ用ガス量調節弁36及び上バーナ用ガス量調節弁37は、燃料ガスの供給開度を全閉開度から最大開度に亘って変更するものであり、下バーナ10や上バーナ11の燃焼を停止する際には、下バーナ用ガス量調節弁36及び上バーナ用ガス量調節弁37を、全閉開度(閉状態)にする。
(容器種別検出部の具体構成)
容器支持枠9を装備した出退枠Lに装着された調理容器Kの種別を検出する容器種別検出部M(図13参照)が、図3〜図5に示すように、出退枠Lがグリル庫7の設定収納位置に収納された収納状態において調理容器Kの周壁部の存否を当該周壁部との接当により検出する2つの容器検出部Sを、周壁部の存在検出状態と周壁部の非存在検出状態との組合せが調理容器Kの種別毎に異なる組合せとなる状態で、グリル庫7の後壁部23に設ける形態に構成されている。
説明を加えると、2つの容器検出部Sは、後壁部23における下側開口部Usの両横側の左右の壁部分23Aに振り分ける状態で装着され、かつ、高さを異ならせて設置されている。
本実施形態においては、2つの容器検出部Sのうちの左方が右方よりも高く設置されており、左方側が高位側の容器検出部Saとなり、右方側が低位側の容器検出部Sbとなるように配置されている。
図18に示すように、2つの容器検出部Sの夫々は、壁部分23Aを貫通してグリル庫7の内部に突出するロッド状の検出体38と、当該検出体38をグリル庫内方側に突出する状態に弾性付勢するスプリング39と、検出体38と一体移動する移動部材38Aに内蔵した磁性体40と、検出体38が周壁部との接当により後退移動したことを検出する検出部としての、磁性体40にて操作されるリードスイッチ41とを、センサ支持体42に組付けた状態に構成されている。
ちなみに、センサ支持体42は、壁部分23Aに連結されるコの字状の本体枠42Aと、当該本体枠42Aに連結されてロッド状の検出体38を支持する検出体支持枠42Bとからなる。
2つの容器検出部Sの存在検出状態と非存在検出状態との組合せは、調理容器Kの種別に応じて、以下の3つの組合せに設定されている。
平坦式プレートパンKhに対する組合せが、図14及び図17に示すように、左右の容器検出部Sのうちの右方の低位側の容器検出部Sbが存在検出状態でかつ左方の高位側の容器検出部Saが非存在検出状態となる組合せに設定されている。
波型式プレートパンKnに対する組合せが、図15及び図17に示すように、高位側の容器検出部Sa及び低位側の容器検出部Sbが存在検出状態となる組合せに設定されている。
また、調理鍋Ktに対する組合せが、図16及び図17に示すように、左右の容器検出部Sのうちの右方の低位側の容器検出部Sbが非存在検出状態でかつ左方の高位側の容器検出部Saが存在検出状態となる組合せに設定されている。
ちなみに、図17は、左方の高位側の容器検出部Saと右方の低位側の容器検出部Sbとに対する調理容器Kの上下方向の位置関係を示す図である。
つまり、図5及び図6に示すように、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnの夫々は、周壁部のうちの前後の周壁部分の高さが左右の周壁部分の高さよりも高く形成されて、前後の周壁部分の上端部に、容器支持枠9の前方側容器支持部9F及び後方側容器支持部9Rに係止支持される帯板状係止部43が形成されている。
ちなみに、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnは、前後向きをいずれに向けた状態でも容器支持枠9に装着自在に構成されている。
そして、波型式プレートパンKnの前後の周壁部分が、2つの容器検出部Sにて検出される横幅となるように形成されるのに対して、平坦式プレートパンKhの前後の周壁部分が、右方の低位側の容器検出部Sbにて検出されかつ左方の高位側の容器検出部Saにて検出されない幅となるように形成されている(図17参照)。
つまり、平坦式プレートパンKh(第1の調理容器の一例)の前後の周壁部分のうちの低位側の容器検出部Sbに対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部Sbにて検出される高さであり、かつ、高位側の容器検出部Saに対応する部分の高さが、当該高位側の容器検出部Saにて検出されない高さである。
波型式プレートパンKn(第2の調理容器の一例)の周壁部における前後の周壁部分のうちの低位側の容器検出部Sbに対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部Sbにて検出される高さであり、かつ、高位側の容器検出部Saに対応する部分の高さが、当該高位側の容器検出部Saにて検出される高さである。
また、図7に示すように、調理鍋Ktが、周壁部をグリル庫前方側に引退させ且つ高位側の左方の容器検出部Saが存在検出状態を検出する被検出部Jkをグリル庫後方側に突出する形態で周壁部に備える形態に構成されている。
本実施形態においては、調理鍋Ktを適正前後向き姿勢で容器支持枠9に載置した状態において、蓋Jを適正前後向き姿勢で調理鍋Ktに載置したときに、被検出部Jkが調理鍋Ktの周壁部における後部に位置する状態となる形態で、蓋Jから連設されている。
ちなみに、被検出部Jkをグリル庫後方側に突出する形態で周壁部に備える形態とは、本実施形態においては、蓋Jから連設され被検出部Jkが調理鍋Ktの周壁部に並ぶ形態を意味する。
つまり、調理鍋Kt(第3の調理容器の一例)の周壁部における低位側の容器検出部Sbに対応する部分のグリル庫前後幅方向での位置が、当該低位側の容器検出部Sbに検出されないようにグリル庫前後幅方向の前方側に偏位させた位置であり、かつ、高位側の容器検出部Saに対応する部分に、当該高位側の容器検出部Saに検出される被検出部Jkが備えられている。
説明を加えると、調理鍋Ktの周壁部における前後の周壁部分の側面に、前方側容器支持部9F及び後方側容器支持部9Rに係止支持される左右の突起状係止部44が形成されている。
また、調理鍋Ktの前方側の周壁部分の側面に、牽制用突起Qtが形成されている。
そして、図7及び図8に示すように、容器支持枠9における前方側容器支持部9Fには、牽制用突起Qtが入り込むことを許容する許容凹部Quが形成されるのに対して、後方側容器支持部9Rには、牽制用突起Qtが入り込むことを接当阻止する牽制用棒状部Qbが形成されている。
したがって、容器支持枠9に対する調理鍋Ktの前後向き姿勢が適正前後向き姿勢のときには容器支持枠9への載置を許容しかつ容器支持枠9に対する調理鍋Ktの前後向き姿勢が適正前後向き姿勢でないときには容器支持枠9への載置を牽制する容器用規制部Qが、牽制用突起Qt、許容凹部Qu及び牽制用棒状部Qbから構成されている。
また、調理鍋Ktの周壁部における内面の後方側箇所に、内方側に突出する規制突部Rtが形成され、蓋Jにおける後方側箇所に、規制突部Rtが挿通する挿通凹部Ruが形成されている。
したがって、調理鍋Ktに対する蓋Jの装着用前後向きが適正前後向きのときには蓋Jの装着を許容しかつ調理鍋Ktに対する蓋Jの装着用前後向きが適正装着用前後向きでないときには蓋Jの装着を牽制する蓋用規制部Rが、規制突部Rt及び挿通凹部Ruから構成されている。
ちなみに、蓋Jの後方側部分には、蒸気孔Jnが形成されている。
(グリル用設定操作部の詳細)
図13に示すように、グリル用設定操作部6の指令情報が運転制御部Wに入力されて、運転制御部Wが、グリル用設定操作部6の指令情報に基づいて、上バーナ11及び下バーナ10の燃焼を制御するように構成されている。
図11に示すように、グリル用設定操作部6には、オートメニューを選択するオートメニュー選択スイッチ45、調理モードを選択する調理モード選択スイッチ46、火加減を設定する火力調節スイッチ47、グリルバーナAに対する点火及び消火を指令する点消火スイッチ48、タイマー調理を設定する時間設定スイッチ49、時間設定スイッチ49により設定された加熱調理時間を表示する表示部49A、入力された情報の取り消しを指令する取消スイッチ50、及び、チャイルドロックスイッチ51が備えられている。
オートメニュー選択スイッチ45は、押し操作により、「オートメニュー」を指令するものであり、そして、押し操作されるごとに、「オートメニュー」の調理メニューとして、「魚:姿焼き」、「魚:切り身」、「鶏もも焼き」、「ホイル焼き」、「トースト」、及び、「ごはん」の調理メニューに順次切換えるように構成されている。尚、「ごはん」とは、炊飯を意味するものである。
ちなみに、「オートメニュー」を実行する際には、オートメニュー選択スイッチ45を操作して調理メニューを選択した後に、点消火スイッチ48を操作する、あるいは、点消火スイッチ48を操作した直後(例えば、40秒以内)に、オートメニュー選択スイッチ45を操作して調理メニューを選択することになる。
そして、運転制御部Wが、オートメニュー選択スイッチ45にて選択された複数の調理メニューの夫々について、予め設定されている加熱調理用情報に基づいて、上バーナ11及び下バーナ10の火力を自動的に調節しながら、自動的に加熱調理を行い、且つ、加熱調理が終了すると、上バーナ11及び下バーナ10を自動的に消火する自動加熱調理を実行するように構成されている。
また、運転制御部Wが、自動加熱調理を実行する際に、例えば、「ホイル焼き」等、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnのいずれでも加熱調理できる調理メニューについては、容器種別検出部Mの検出結果に基づいて、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnの夫々について予め設定されている加熱調理用情報に基づいて、加熱調理を実行するように構成されている。
調理モード選択スイッチ46は、押し操作により、「調理モード」を指令するものであり、そして、押し操作されるごとに、「調理モード」の調理メニューとして、「焼く」、「あたためる」、「ノンフライ」、「煮る」、「蒸す」、及び、「パン」の調理メニューに順次切換えるように構成されている。
ちなみに、「調理モード」を実行する際には、調理モード選択スイッチ46を操作して調理メニューを選択した後に、点消火スイッチ48を操作する、あるいは、点消火スイッチ48を操作した直後(例えば、40秒以内)に、調理モード選択スイッチ46を操作して調理メニューを選択することになる。
そして、運転制御部Wが、調理モード選択スイッチ46にて選択された複数の調理メニューの夫々について、予め設定されている加熱調理用情報に基づいて、上バーナ11及び下バーナ10の火力を自動的に調節しながら、自動的に加熱調理を行うように構成されている。
尚、「調理モード」においては、加熱調理を停止する際には、点消火スイッチ48を操作して、上バーナ11及び下バーナ10を消火させることになる。
ちなみに、オートメニューの「ごはん」や、調理モードの「煮る」、「蒸す」、「パン」の調理メニューは、調理鍋Ktを用いて行う調理メニューであり、オートメニューや調理モードにおけるその他の調理メニューは、平坦式プレートパンKhを用いて行う調理メニューである。
また、本実施形態においては、平坦式プレートパンKhを用いて行う調理メニューのうちの、「トースト」を除いた調理メニューを、波型式プレートパンKnを用いて行う調理メニューとする。
本実施形態においては、タイマー調理を設定する時間設定スイッチ49、入力された情報の取り消しを指令する取消スイッチ50、及び、チャイルドロックスイッチ51の詳細な説明は省略する。
(運転制御部の制御について)
運転制御部Wは、マイクロコンピュータを備えて、グリルGを備えたガスコンロの全体に対する運転を制御するものであるが、以下においては、グリルGに備えた下バーナ10及び上バーナ11に対する燃焼制御を説明して、コンロバーナ1に対する燃焼制御は省略する。
運転制御部Wは、上述したグリル用設定操作部6からの指令情報に基づいて、下バーナ10及び上バーナ11に対する燃焼を制御するものである。
例えば、点消火スイッチ48の操作により点火指令が指令されると、元ガス弁31、下バーナ用ガス量調節弁36、及び、上バーナ用ガス量調節弁37を操作して、下バーナ10及び上バーナ11に燃料ガスを供給する状態とし、加えて、下バーナ10及び上バーナ11に対する点火プラグPaを作動させかつ着火センサPbにて着火を検出する点火処理を実行することになる。
また、点消火スイッチ48の操作により消火指令が指令されると、元ガス弁31、下バーナ用ガス量調節弁36、及び、上バーナ用ガス量調節弁37を閉状態に操作して、下バーナ10及び上バーナ11を消火する消火処理を実行することになる。
また、下バーナ10及び上バーナ11の燃焼状態において、火力調節スイッチ47の操作により火力の変更が指令されると、下バーナ用ガス量調節弁36及び上バーナ用ガス量調節弁37を操作して、下バーナ10及び上バーナ11の火力を「強」、「中」、「弱」に変更調節する火力調節処理を実行することになる。
また、自動調理制御として、「オートメニュー」の調理メニューや、「調理モード」の調理メニューが指令された場合には、予め設定された加熱調理用情報に基づいて、火力を自動的に調節しながら加熱調理を行うことになり、そして、「オートメニュー」の調理メニューが指令された場合には、定められた加熱調理が終了すると、下バーナ10及び上バーナ11を自動的に消火することになる。また、「タイマー調理」が指令された場合には、加熱調理時間が経過すると、下バーナ10及び上バーナ11を自動的に消火することになる。
さらに、運転制御部Wは、点消火スイッチ48の操作により点火指令が指令された際に、容器種別検出部Mの検出情報(2つの容器検出部Sの検出情報)を読み込んで、その検出情報に基づいて、グリルバーナAの加熱作動の制御等を行うように構成されている。
具体的には、2つの容器検出部Sが非存在検出状態では、グリル扉8の開状態、調理容器Kの非存在状態、又は、蓋Jが装着されていない調理鍋Ktの収納状態のいずれかの状態であるため、このような状態においては、運転制御部Wは、点消火スイッチ48の操作により点火指令が指令されても、グリルバーナAの点火処理を実行せずに、警報ブザー等の警報装置52を作動させる警報処理を実行するように構成されている。
また、装着されている調理容器Kの種別が調理鍋Ktである場合において、オートメニューの「ごはん」や、調理モードの「煮る」、「蒸す」、「パン」等の調理鍋Ktを用いて行う調理メニューが選択されているときには、運転制御部Wは、点火処理を実行し、オートメニューの「トースト」、「鶏もも焼き」、「ホイル焼き」、「魚:切り身」、「魚:姿焼き」や、調理モードの「焼く」、「あたためる」、「ノンフライ」等の平坦式プレートパンKhや波型式プレートパンKnを用いて行う調理メニューが選択された場合には、運転制御部Wは、点火処理を実行せず警報処理を実行するように構成されている。
同様に、装着されている調理容器Kの種別が平坦式プレートパンKhである場合において、オートメニューの「トースト」、「鶏もも焼き」、「ホイル焼き」、「魚:切り身」、「魚:姿焼き」や、調理モードの「焼く」、「あたためる」、「ノンフライ」等の調理メニューが選択されているときには、運転制御部Wは、点火処理を実行し、オートメニューの「ごはん」や、調理モードの「煮る」、「蒸す」、「パン」等の蓋調理メニューが選択された場合には、運転制御部Wは、点火処理を実行せず警報処理を実行するように構成されている。
さらに、装着されている調理容器Kの種別が波型式プレートパンKnである場合において、オートメニューの「魚:切り身」、「魚:姿焼き」、「鶏もも焼き」、「ホイル焼き」や、調理モードの「焼く」、「あたためる」、「ノンフライ」等の調理メニューが選択された場合は、運転制御部Wは、点火処理を実行し、オートメニューの「トースト」、「ごはん」や、調理モードの「煮る」、「蒸す」、「パン」等の調理メニューが選択された場合には、運転制御部Wは、点火処理を実行せず警報処理を実行するように構成されている。
〔別実施形態〕
次に、その他の別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態においては、調理容器Kとして、開放式調理容器の一例としての平坦式プレートパンKhや波型式プレートパンKn、及び、蓋装着式調理容器の一例としての調理鍋Ktを例示したが、調理容器Kとしては、平面視での大きさが異なる開放式調理容器や、深さが異なる蓋装着式調理容器等、各種のものを使用できる。
(2)上記実施形態では、2つの容器検出部Sを左右に並置する場合を例示したが、2つの容器検出部Sを、グリル庫横幅方向の同じ箇所に、上下に並べる形態で設けるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、調理容器支持部としての出退枠Lに、調理容器装着部としての容器支持枠9を着脱自在に装備する形態を例示したが、例えば、調理容器Kを載置支持する載置部を可動レール17に形成する等、調理容器装着部としての容器支持枠9を省略する形態で実施してもよい。
(4)上記実施形態では、運転制御部Wが、消火スイッチ48の操作により点火指令が指令された際に、容器種別検出部Mの検出情報(2つの容器検出部Sの検出情報)を読み込んで制御する場合を例示したが、調理物を収納した調理容器Kを装着した出退枠Lをグリル庫7の設定収納位置に収納した状態で、電源スイッチSWを入り操作する形態で、グリルGを使用する場合には、運転制御部Wが、電源スイッチSWを入り操作された際に、容器種別検出部Mの検出情報(2つの容器検出部Sの検出情報)を読み込んで制御するように構成してもよい。
この場合、調理メニューが選択される前に、調理容器Kの種別を確認させて、調理容器Kの種別に応じた選択できる調理メニューのみを表示させるようにして、表示されている調理メニューから調理メニューを選択させる形態で実施してもよい。
(5)上記実施形態では、グリルGが、ガスコンロに装備される場合を例示したが、本発明のグリルGは、グリル専用機を構成する場合にも適用できる。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
7 グリル庫
23 後壁部
23A 壁部分
D 排気通路形成部
Ds 下側形成部分
K 調理容器
L 調理容器支持部
M 容器種別検出部
S 容器検出部
Sa 高位側の容器検出部
Sb 低位側の容器検出部
U 調理排気用排気口
Uu 上側開口部
Us 下側開口部

Claims (6)

  1. グリル庫と、
    前記グリル庫の前部に突出する突出状態と前記グリル庫の内部の設定収納位置に収納した収納状態とに出退自在に前記グリル庫に設けられ、且つ、複数種の調理容器を付替え装着自在でかつ装着した前記調理容器を位置決め保持する調理容器支持部と、
    前記調理容器支持部が前記設定収納位置に収納された状態において、前記調理容器の周壁部の存否を当該周壁部との接当により検出する2つの容器検出部を前記グリル庫の後部に設けて、当該2つの容器検出部の前記周壁部の存在検出状態と非存在検出状態の組合せにより前記調理容器の種別を検出する容器種別検出部と、を備えたグリルであって、
    前記2つの容器検出部が高さを異ならせて設置され、
    前記容器種別検出部における前記調理容器の種別を検出する前記組合せの1つが、前記2つの容器検出部のうちの低位側の容器検出部が前記存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が前記非存在検出状態となる組合せであるグリル。
  2. 請求項1に記載のグリルであって、
    前記複数種の調理容器のうちの第1の調理容器に対する前記組合せが、前記2つの容器検出部のうちの低位側の容器検出部が前記存在検出状態でかつ高位側の容器検出部が前記非存在検出状態となる前記組合せであり、且つ、前記複数種の調理容器のうちの第2の調理容器に対する前記組合せが、前記2つの容器検出部の双方が前記存在検出状態となる組合せであるグリル。
  3. 請求項2に記載のグリルであって、
    前記第1の調理容器の前記周壁部における前記低位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部にて検出される高さであり、かつ、前記高位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該高位側の容器検出部にて検出されない高さであり、
    前記第2の調理容器の前記周壁部における前記低位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部にて検出される高さであり、かつ、前記高位側の容器検出部に対応する部分の高さが、当該高位側の容器検出部にて検出される高さであるグリル。
  4. 請求項2又は3に記載のグリルであって、
    前記複数種の調理容器のうちの第3の調理容器に対する前記組合せが、前記低位側の容器検出部が前記非存在検出状態でかつ前記高位側の容器検出部が前記存在検出状態となる組合せであるグリル。
  5. 請求項4に記載のグリルであって、
    前記第3の調理容器の前記周壁部における前記低位側の容器検出部に対応する部分のグリル庫前後幅方向での位置が、前記低位側の容器検出部に検出されないように前記グリル庫前後幅方向の前方側に偏位させた位置であり、かつ、前記高位側の容器検出部に対応する部分に、当該高位側の容器検出部に検出される被検出部が備えられているグリル。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリルであって、
    加熱調理用の加熱部として、前記調理容器支持部の前記収納状態において前記調理容器の下方に位置する状態に配置される下バーナが設けられ、
    前記グリル庫の後壁部が、前記グリル庫の後部におけるグリル庫下側部分に位置され、
    前記グリル庫の後部に、前記後壁部の上方側においてグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部と前記後壁部の前記グリル庫横幅方向の中央側箇所に開口する下側開口部とからなる排気口が開口され、
    前記排気口からの調理排気を排出する排気通路を形成する排気通路形成部が、前記排気通路を前記排気口に連通させる状態で、前記グリル庫の後部に装着され、
    前記後壁部における前記下側開口部の両横側に位置する左右の壁部分に、前記2つの容器検出部が分散配置されているグリル。
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