JP2019208668A - グリル - Google Patents

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JP2019208668A
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Yoshinori Machida
義典 町田
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紳二 今井
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Abstract

【課題】容器支持枠を前後向きが適正な向きとなる状態で的確に装着でき、しかも、容器支持枠の前後向きが適正向きであることが認識し易いグリルを提供する。【解決手段】容器支持枠9が、グリル庫の両横側部に設けた左右の固定レールにてグリル庫前後方向に移動自在に支持された左右の可動レール17を備える出退枠Lに対して、着脱自在に支持され、容器支持枠9におけるグリル庫前後方向に延びる姿勢の左右の主枠部9Sが、グリル庫横幅方向での位置が異なる内方側部分9nと外方側部分9gとを備える形態に構成され、出退枠Lに、容器支持枠9の前後向きが適正である場合には、容器支持枠9を出退枠Lの適正装着位置に載置されることを許容し、且つ、容器支持枠9の前後向きが反対である場合には、内方側部分又は外方側部分との接当により、容器支持枠9が出退枠Lに対する適正装着位置に載置されることを牽制する牽制部Tが設けられている。【選択図】図19

Description

本発明は、調理容器を着脱自在に載置支持する容器支持枠が、グリル庫の両横側部に設けた左右の固定レールにてグリル庫前後方向に移動自在に支持された左右の可動レールを備える出退枠に対して、着脱自在に支持され、
前記容器支持枠が、前記グリル庫前後方向に延びる姿勢の左右の主枠部、当該左右の主枠部の前側部分の間に位置する前方側容器支持部、及び、前記左右の主枠部の後側部分の間に位置する後方側容器支持部を備える形態に形成されているグリルに関する。
かかるグリルは、主として、ガスコンロに装備されて使用されるものであり、前方側容器支持部及び後方側容器支持部にて載置支持する形態で、調理容器が容器支持枠に載置支持されることになる。
ちなみに、調理容器としては、上部が開放されたプレートパン(グリル皿)や蓋が装着自在な調理鍋があり、これらプレートパン(グリル皿)や調理鍋が、容器支持枠に付け替えられることになる。
また、容器支持枠が出退枠に対して着脱できるから、容器支持枠が汚れたときには、容器支持枠を出退枠から外して洗浄することができるため、容器支持枠を美麗な状態に保つことができる。
かかるグリルの従来例として、容器支持枠の前部側の被係止部が、出退枠の前部側に設けた係止部により上下揺動自在に係止され、後方側容器支持部よりも後方側に突出する状態で容器支持枠の後部側に設けた被載置部が、グリル庫の底部に設けた載置支持部により摺動自在に載置支持されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
従って、容器支持枠は、前後向きを適正な向きにする状態で出退枠に装着することにより、プレートパン(グリル皿)や調理鍋等の調理容器を適正通り載置支持できる状態となるため、出退枠に装着する際には、前後向きを適正な向きにする必要がある。
ちなみに、特許文献1においては、前方側容器支持部には、調理鍋の周壁部の前方側に設けた規制用凸部が係入する係入用凹部が形成されるのに対して、後方側容器支持部には、係入用凹部が形成されていないため、前後向きを反転した状態で容器支持枠を出退枠に装着すると、前後向きが適正となる状態で調理鍋を支持することができないものとなる。
特開2016−22073号公報
従来のグリルにおいては、容器支持枠が前後向きを反転させた状態で装着されることに対して特別な対策が採られていないため、前後向きを反転させた状態で容器支持枠を装着する虞があり、改善が望まれている。
つまり、従来のグリルにおいては、容器支持枠の前部側の被係止部を出退枠の前部側に設けた係止部に係止し、容器支持枠の後部側の被載置部をグリル庫の底部に設けた載置支持部に載置する状態に、容器支持枠を装着するものであり、容器支持枠が前後向きを反転させた状態で装着される可能性が低いと考えられる。
しかしながら、例えば、不慣れな使用者等が、容器支持枠の後部側の被載置部を出退枠の前部側に設けた係止部に引掛け、容器支持枠の前部側の被係止部をグリル庫の底部に設けた載置支持部に載置する状態で、容器支持枠を装着する可能性がある等、前後向きを反転させた状態で容器支持枠を装着する可能性があった。
ちなみに、容器支持枠を出退枠に装着する際に、後方側容器支持部よりも後方側に突出する被載置部を容器支持枠の後部側に設けることを省略して、容器支持枠の全体を出退枠に載置支持する形態で装着することが考えられるが、このような場合には、容器支持枠の前後向きが認識し難くなるため、前後向きを反転させた状態で容器支持枠を装着する虞が高くなるものであった。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、容器支持枠を前後向きが適正な向きとなる状態で的確に装着でき、しかも、容器支持枠の前後向きが適正向きであることが認識し易いグリルを提供する点にある。
本発明のグリルは、調理容器を着脱自在に載置支持する容器支持枠が、グリル庫の両横側部に設けた左右の固定レールにてグリル庫前後方向に移動自在に支持された左右の可動レールを備える出退枠に対して、着脱自在に支持され、
前記容器支持枠が、前記グリル庫前後方向に延びる姿勢の左右の主枠部、当該左右の主枠部の前側部分の間に位置する前方側容器支持部、及び、前記左右の主枠部の後側部分の間に位置する後方側容器支持部を備える形態に形成されているものであって、その特徴構成は、
前記主枠部が、グリル庫横幅方向での位置が異なる内方側部分と外方側部分とを備える形態に構成され、
前記出退枠に、前記容器支持枠の前後向きが適正である場合には、前記容器支持枠が前記出退枠の適正装着位置に載置されることを許容し、且つ、前記容器支持枠の前後向きが反対である場合には、前記内方側部分又は前記外方側部分との接当により、前記容器支持枠が前記出退枠に対する前記適正装着位置に載置されることを牽制する牽制部が設けられている点にある。
すなわち、前後向きが反対となる状態で容器支持枠を出退枠の適正装着位置に載置させようとする場合には、主枠部の内方側部分又は外方側部分が牽制部と接当することにより、容器支持枠が出退枠の適正装着位置に載置することが牽制される。
そして、前後向きが適正となる状態で容器支持枠を出退枠の適正装着位置に載置させる場合には、主枠部の内方側部分又は外方側部分が牽制部と接当することがなく、容器支持枠が出退枠の適正装着位置に載置することが許容されることになる。
したがって、容器支持枠を前後向きが適正な向きとなる状態で的確に装着することができる。
また、容器支持枠の主枠部がグリル庫横幅方向での位置が異なる内方側部分と外方側部分とを備える形態に構成されているから、容器支持枠の全体形状を判断することにより、容器支持枠の前後向きが適正であるか否かが認識し易いものとなる。
尚、容器支持枠の前後向きが適正であるか否かが認識し易いと、前後向きが反対となる状態で容器支持枠を出退枠の適正装着位置に載置しようとすることを回避できるものとなり、結果的に、容器支持枠を前後向きが適正な向きとなる状態で装着することを良好に行えるものとなる。
要するに、本発明の特徴構成によれば、容器支持枠を前後向きが適正な向きとなる状態で的確に装着でき、しかも、容器支持枠の前後向きが適正向きであることが認識し易いグリルを提供できる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、左右の前記可動レールの夫々に、前記容器支持枠における左右の前記主枠部を載置支持する載置支持部が設けられ、
前記適正装着位置が、左右の前記主枠部を前記載置支持部に載置する位置である点にある。
すなわち、容器支持枠の左右の主枠部を、左右の可動レールの載置支持部に載置支持するものであるから、左右の主枠部が載置支持部にて支持されることにより、容器支持枠を安定性良く支持することができる。
しかも、容器支持枠の全体の荷重を左右の可動レールにて支持するものとなるから、容器支持枠を装着した出退枠をグリル庫前後方向に円滑に移動させることができるため、出退枠を出退操作する操作力を軽減させ、かつ、異音の発生を回避することができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、容器支持枠を安定性良く支持することができ、しかも、出退枠を出退操作する操作力を軽減させ、かつ、異音の発生を回避することができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記牽制部が、前記載置支持部から上方に突出する状態で設けられている点にある。
すなわち、前後向きが反対となる状態で容器支持枠を載置支持部に載置させようとする場合には、載置支持部から上方に突出状態で設けられている牽制部に対して、主枠部の内方側部分又は外方側部分が接当することにより、容器支持枠が載置支持部の適正装着位置に載置することが牽制される。
また、前後向きが適正となる状態で容器支持枠を載置支持部に載置させる場合には、主枠部の内方側部分又は外方側部分が牽制部と接当することがなく、容器支持枠を載置支持部の適正装着位置に載置することが許容されることになる。
そして、適正装着位置を形成する載置支持部に牽制部が設けられているから、適正装着位置と牽制部とを精度良く位置関係付けることができるため、牽制部の牽制作用を適切に発揮させて、前後向きが反対となる状態で容器支持枠を載置支持部に載置されることを適切に牽制することができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、前後向きが反対となる状態で容器支持枠を載置支持部に載置されることを適切に牽制することができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、左右の前記主枠部の夫々が、前記内方側部分と前記外方側部分とを備える形態に構成され、
前記牽制部が、左右の前記可動レールの夫々に設けた前記載置支持部に設けられている点にある。
すなわち、容器支持枠の左右の主枠部の夫々が、グリル庫横幅方向での位置が異なる内方側部分と外方側部分とを備える形態に構成されているから、容器支持枠の全体形状を判断することにより、容器支持枠の前後向きが適正であるか否かが一層認識し易いものとなる。
したがって、容器支持枠の前後向きが適正であるか否かが認識し易いため、前後向きが反対となる状態で容器支持枠を出退枠の適正装着位置に載置しようとすることを適切に回避させて、容器支持枠を前後向きが適正な向きとなる状態で装着することを一層良好に行えるものとなる。
また、牽制部が、左右の可動レールの夫々に設けた載置支持部に設けられているから、誤って、前後向きが反対となる状態で容器支持枠を載置支持部に載置させようとする場合において、容器支持枠を載置支持部の適正装着位置に載置することが適切に牽制される。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、容器支持枠を前後向きが適正な向きとなる状態で装着することを一層良好に行えるものとなる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記載置支持部に、前記容器支持枠の被支持部を支持して、当該容器支持枠のグリル庫前後方向の位置を位置決めする前後位置決め部と、左右の前記主枠部を支持して、前記容器支持枠のグリル庫横幅方向の位置を位置決めする横位置決め部とが設けられている点にある。
すなわち、容器支持枠の被支持部が、グリル庫前後方向の位置を前後位置決め部にて位置決めされ、容器支持枠の主枠部が、グリル庫横幅方向の位置を横位置決め部にて位置決めされるものであるから、容器支持枠が、グリル庫前後方向の位置及びグリル庫横幅方向の位置を適切に位置決めされた状態で載置支持部に装着されることになる。
したがって、グリル庫前後方向の位置及びグリル庫横幅方向の位置を適切に位置決めされた状態で載置支持部に装着されている容器支持枠にて、調理容器を適切に支持することができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、グリル庫前後方向の位置及びグリル庫横幅方向の位置を位置決めされた容器支持枠にて、調理容器を適切に支持することができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記被支持部が、前記容器支持枠の前方側箇所に、前記グリル庫横幅方向に沿う軸状に形成され、
前記前後位置決め部が、下向きに凹入する凹部を備える状態に形成されている点にある。
すなわち、グリル庫横幅方向に沿う軸状に形成された被支持部が、前後位置決め部における下向きに凹入する凹部に係入することにより、被支持部のグリル庫前後方向での位置が位置決めされることになる。
そして、グリル庫横幅方向に沿う軸状に形成された被支持部が、容器支持枠の前方側箇所に形成されているから、容器支持枠を載置支持部に載置する際に、先ず、軸状の被支持部を凹部として形成された前後位置決め部に係入させ、次に、被支持部を中心にして容器支持枠を下方側に揺動させる手順を用いて、良好に載置することができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、容器支持枠を載置支持部に良好に載置することができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記前後位置決め部が、前記被支持部を前記凹部に受止め案内する下向きの傾斜案内部を前記凹部の前部及び後部に備える形態に構成されている点にある。
すなわち、グリル庫横幅方向に沿う軸状に形成された被支持部を、前後位置決め部における下向きに凹入する凹部に係入する際に、凹部の前部及び後部に位置する傾斜案内部にて、被支持部を凹部に向けて案内移動させることができるから、被支持部を前後位置決め部の凹部に良好に係入させることができるため、容器支持枠を載置支持部に載置することを一層良好に行うことができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、容器支持枠を載置支持部に載置することを一層良好に行うことができる。
本発明のグリルの更なる特徴構成は、前記固定レールにて前記グリル庫前後方向に移動自在に案内支持される中間レールが設けられ、前記可動レールが、前記中間レールにて前記グリル庫前後方向に移動自在に案内支持されている点にある。
すなわち、可動レールが中間レールを介して固定レールに支持されるものであるから、可動レールをグリル庫の前方側に大きく突出させることにより、調理容器の全体をグリル庫の前方側に露出させることができる。
したがって、調理容器を容器支持枠に対して着脱することや、調理容器に収納された被調理物の加熱調理具合を見ること等が行い易くなるため、加熱調理を一層良好に行うことができる。
要するに、本発明のグリルの更なる特徴構成によれば、加熱調理を一層良好に行うことができる。
ガスコンロの斜視図 グリルの切欠側面図 グリルの縦断正面図 排気通路形成部を外した状態のグリルの縦断正面図 出退枠をグリル庫から引き出した状態のグリルの斜視図 波型式プレートパンの支持形態を示す斜視図 調理鍋の支持形態を示す斜視図 容器支持枠の斜視図 容器支持枠を外した状態の出退枠の斜視図 出退枠の平面図 グリル用設定操作部を示す図 燃料ガス供給構成を示す回路図 グリルの制御構成を示すブロック図 容器検出部と平坦式プレートパンとが接当した状態を示す平面図 容器検出部と波型式プレートパンとが接当した状態を示す平面図 容器検出部と調理鍋とが接当した状態を示す平面図 容器検出部と調理容器との上下関係を示す図 容器検出部の具体構成を示す斜視図 容器支持枠の誤設置防止構成を示す斜視図 容器支持枠の誤設置状態を示す平面図 容器支持枠の誤設置状態を示す側面図 容器支持枠の誤設置状態を示す平面図 容器支持枠の誤設置状態を示す側面図 別実施形態の分解斜視図 別実施形態の平面図 別実施形態の要部拡大図
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(ガスコンロの全体構成)
図1に示すように、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ1を備え、コンロ本体Hの内部にグリルG(図2参照)を備えるガスコンロが構成されている。
このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されるものであって、コンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
コンロ本体Hの上部には、ガラス製の天板2が装備され、そして、天板2の後部側箇所には、グリルGの調理排気を排出するためのグリル排気口3が形成されている。
また、天板2の上部には、コンロバーナ1にて加熱される鍋等の被加熱物を載置するための五徳4が、左右のコンロバーナ1の夫々に対応して設けられている。
尚、コンロバーナ1の中央部には、図1に示すように、鍋等の被加熱物の存在及び被加熱物の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ1Aが設けられている。
コンロ本体Hの上部に装備した天板2の手前側箇所には、左右のコンロバーナ1の夫々に対する左右一対のコンロ用操作具5が、上方に離脱自在に設けられ、コンロ本体Hの前面部の右側箇所には、グリルGに対するグリル用設定操作部6が、下方側を支点にした前後揺動により開閉自在に設けられている。尚、図1は、グリル用設定操作部6の開き状態を例示する。
また、コンロ本体Hの前面部におけるグリル用設定操作部6の上部箇所には、ガスコンロを運転状態と運転停止状態とに切換える電源スイッチSWが装備されている。
ちなみに、一対のコンロ用操作具5の夫々は、前後や左右のスライド操作及び左右の回転操作により、点火及び消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令等、各種の指令情報を指令するように構成されている。
グリル用設定操作部6は、複数の指令スイッチを備えて、それらの複数の指令スイッチの操作により、グリルGの加熱調理用の加熱部としてのグリルバーナA(図2参照)に対する点火及び消火の指令、目標火力の指令、調理モードの指令等、各種の指令情報を指令するように構成されており、その詳細は後述する。
(グリルの構成)
グリルGには、図2及び図3に示すように、前部及び後部が開口する筒状に形成されたグリル庫7(図4参照)が備えられ、グリル扉8(図1参照)を前端部に備え且つ被調理物を加熱調理する調理容器Kを着脱自在に載置支持する容器支持枠9を装備した出退枠Lが、グリル庫7の前部に突出した突出状態とグリル庫7の内部の設定収納位置に収納された収納状態とに出退自在にグリル庫7に設けられている。
容器支持枠9を装備した出退枠Lは、複数種の調理容器Kを付替え自在な調理容器支持部に相当する。
グリル庫7の後部に、調理排気用排気口Uが開口され、排気通路形成部Dが、排気通路Eを調理排気用排気口Uに連通させる形態で形成するように構成されている。
調理容器Kは、形態が異なる複数種のものが用意されており、容器支持枠9が、複数種の調理容器Kを付け替え装着自在で且つ装着した調理容器Kを位置決め保持する調理容器装着部として構成されている。
したがって、容器支持枠9を装備した出退枠Lが、複数種の調理容器Kを付け替え装着自在で且つ装着した調理容器Kを位置決め保持することになる。
本実施形態においては、複数種の調理容器Kとして、上部が開放した開放式調理容器と蓋装着式調理容器とがある。
開放式調理容器として、調理物載置面が平坦状で当該調理物載置面の周縁に周壁部を備える平坦式プレートパンKh(図5参照)及び調理物載置面が波型状で当該調理物載置面の周縁に周壁部を備える波型式プレートパンKn(図6参照)が設けられている。
また、蓋装着式調理容器として、蓋Jを着脱自在な調理鍋Kt(図7参照)が設けられている。
グリル庫7の後部には、図3及び図4に示すように、出退枠Lがグリル庫7の設定収納位置に収納された収納状態において、調理容器Kに接当する容器検出部Sが備えられている。そして、この容器検出部Sを用いて、調理容器Kの種別を検出する容器種別検出部M(図13参照)が設けられている。
つまり、容器種別検出部Mにより、容器支持枠9に支持されている調理容器Kが、平坦式プレートパンKh、波型式プレートパンKn、及び、調理鍋Ktのいずれであるかが検出されるように構成されている。
ちなみに、出退枠Lの設定収納位置においては、グリル扉8がグリル庫7の前部の開口を閉じた状態となる。
また、ガスコンロの運転を制御する運転制御部W(図13参照)が、容器種別検出部Mの検出情報に基づいて、グリルバーナAの加熱作動を制御するように構成されており、その詳細は後述する。
図2及び図3に示すように、グリル庫7の底壁7dには、調理容器Kを下方から加熱する下バーナ10が、出退枠L9がグリル庫7の内部に収納された状態において調理容器Kの下方に位置する状態に配置され、グリル庫7の上壁7u(天井部)には、調理容器Kを上方から加熱する上バーナ11が、出退枠9がグリル庫7の内部に収納された状態において調理容器Kの上方に位置する状態に配置されている。
つまり、本実施形態においては、グリルバーナAとして、下バーナ10と上バーナ11とが設けられている。
下バーナ10は、図2に示すように、円筒状の下バーナ本体部10Aと、その下バーナ本体部10Aに接続される下バーナ混合管部10Bとを備え、下バーナ本体部10Aには、周方向に沿って炎孔F(図3参照)が形成されている。つまり、下バーナ10は、炎孔Fを環状に備える形態に構成されている。
そして、下バーナ10は、燃料ガスが下バーナ用噴出ノズル12から下バーナ混合管部10Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって下バーナ混合管部10Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の炎孔Fに供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫7の底壁7dや横側壁7s等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
下バーナ10の内部には、図2及び図3に示すように、調理容器Kの温度を検出する温度検出センサとして、調理容器Kの底壁温度を検出する容器温度検出センサ13が装備されている。
容器温度検出センサ13の検出情報は、運転制御部W(図13参照)に入力される。
尚、出退枠Lの出退に連動して容器温度検出センサ13を昇降させて、出退枠Lがグリル庫7の内部の設定収納位置及びその近くに位置するときには、容器温度検出センサ13を調理容器Kの底部に接触させる上昇位置に位置させ、出退枠Lが設定収納位置の近くの位置からグリル庫7の前方側に突出されるときには、容器温度検出センサ13を調理容器Kの底部から下方側に離れる下降位置に位置させるように構成されているが、本実施形態においては、出退枠Lの出退に連動して容器温度検出センサ13を昇降させる機構についての詳細な説明は省略する。
上バーナ11は、下向きの平板状の火炎を形成する輻射式バーナであり、図3に示すように、平板状の上バーナ本体部11Aと、その上バーナ本体部11Aに接続される上バーナ混合管部11Bとを備え、上バーナ本体部11Aの下面部に燃焼炎形成部が形成されている。
そして、上バーナ11は、燃料ガスが上バーナ用噴出ノズル(図示せず)から上バーナ混合管部11Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって上バーナ混合管部11Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の燃焼炎形成部に供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫7の底壁7dや横側壁7s等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
尚、図12及び図13に示すように、下バーナ10及び上バーナ11の夫々に対して、点火装置としての点火プラグPa、及び、着火状態検出装置としての着火センサPbが装備され、コンロバーナ1についても、同様に、点火プラグPa及び着火センサPbが装備されている。
(出退枠及び容器支持枠の具体構成)
図3に示すように、グリル庫7の左右の横側壁7sの底部側部分に、長手方向をグリル庫7の前後方向に向けた姿勢で固定設置される状態で固定レール15が設けられ、その固定レール15に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される中間レール16、及び、その中間レール16に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される可動レール17を備えたスライドレール式の案内機構Bが設けられている。
図5に示すように、上述の出退枠Lが、左右に並ぶ一対の可動レール17の先端部の間に、グリル扉8を装着するための扉支持板18が架設する形態にて形成され、容器支持枠9が、出退枠Lに着脱自在に支持されている。
グリル扉8は、扉支持板18の前面側に当て付けた状態で、扉支持板18に装着されるように構成されている(図2参照)。
容器支持枠9は、図8に示すように、棒状材を曲げ加工して形成されるものであって、グリル庫前後方向に延びる姿勢の左右の主枠部9S、当該左右の主枠部9Sの前側部分の間に上方側に突出する姿勢で位置する前方側容器支持部9F、及び、左右の主枠部9Sの後側部分の間に上方側に突出する姿勢で位置する後方側容器支持部9Rを備える形態に形成されている。
図9に示すように、左右の前記可動レール17の夫々に、左右の主枠部9Sを載置支持する載置支持部としての載置支持枠20が設けられ、容器支持枠9が、左右の主枠部9Sを左右の載置支持枠20に載置する形態で、左右の可動レール17に対して着脱自在に支持されている。
また、容器支持枠9が、前方側容器支持部9F及び後方側容器支持部9Rを載置支持枠20よりもグリル庫内方側に位置させる形態に構成されている。
図9及び図10に示すように、載置支持枠20に、容器支持枠9の被支持部9hを支持して、当該容器支持枠9のグリル庫前後方向の位置を位置決めする前後位置決め部20Fと、左右の主枠部9Sを支持して、容器支持枠9のグリル庫横幅方向の位置を位置決めする横位置決め部20Yとが設けられている。
すなわち、被支持部9hが、容器支持枠9の前方側箇所に、グリル庫横幅方向に沿う軸状に形成されている(図8参照)。そして、前後位置決め部20Fが、下向きに凹入する凹部Vを備える状態に形成されている。つまり、載置支持枠20のグリル庫内方側の横端縁から起立させた前側壁部20fに、前後位置決め部20Fを構成する凹部Vが形成されている。
したがって、前後位置決め部20Fが、容器支持枠9の被支持部9hを凹部Vにて受止めることにより、容器支持枠9のグリル庫前後方向の位置を位置決めするように構成されている。
また、前後位置決め部20Fが、被支持部9hを凹部Vに受止め案内する下向きの傾斜案内部Vsを凹部Vの前部及び後部に備える形態に構成されている。つまり、前側壁部20fにおける凹部Vの前後両側の上面部分が、凹部Vの存在側に傾斜する傾斜状に形成されている。
また、載置支持枠20のグリル庫外方側の横端縁から横側壁部20yが起立する状態で設けられている。そして、横位置決め部20Yが、容器支持枠9の左右の主枠部9Sを横側壁部20yにて受止めることにより、容器支持枠9のグリル庫横幅方向の位置を位置決めするように構成されている。
したがって、容器支持枠9を載置支持枠20に装着する際には、先ず、被支持部9hを凹部Vに係合させ、その状態において、被支持部9hを中心にして、容器支持枠9を下方側に揺動させることにより、容器支持枠9を載置支持枠20に載置する適正装着位置に装着できるように構成されている。
(グリル庫の細部構成)
図2〜図5に示すように、グリル庫7の底壁7dを上方から覆う板状の底部カバー体21が、下バーナ10を覆う状態で設けられている。底部カバー体21には、下バーナ10の燃焼部としての下バーナ本体部10Aを上方に突出させるバーナ挿通用開口21Aが備えられている。
また、底部カバー体21が、横端縁部とグリル庫7の横側壁7sとの間に載置支持枠20を挿通させる挿通部Nを形成する形態で設けられている。
グリル庫7の横側壁7sを覆う状態に着脱自在に装着される板状の内面カバー体22が設けられ、その内面カバー体22の下端部に、グリル庫内方側に張り出して載置支持枠20を覆う張出部22Aが設けられている。
ちなみに、内面カバー体22は、グリル庫7の横側壁7sに設けた係止部に係止される状態で装着されることになるが、装着構成の詳細な説明は省略する。
又、張出部22Aが、底部カバー体21の上方箇所に重複する状態に延出されている。
したがって、内面カバー体22の張出部22Aにて、載置支持枠20及びその載置支持枠20に載置されている容器支持枠9の主枠部9Sを覆うことによって、煮汁等の液状物が載置支持枠20や主枠部9Sに降りかかることを適切に抑制でき、しかも、煮汁等の液状物を底部カバー体21の上部に回収できる。
(調理排気用排気口の詳細)
図4に示すように、グリル庫7の後壁部23が、グリル庫7の後部のグリル庫下側部分に配置され、調理排気用排気口Uが、グリル庫7の後壁部23の上方側において、グリル庫7の左右の横側壁7s及びグリル庫7の上壁7uにて囲まれた状態でグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する上側開口部Uuと、後壁部23のグリル庫横幅方向の中央側箇所に開口する下側開口部Usとを備える形態に開口されている。
つまり、グリル庫7の後壁部23が、グリル庫7の前後方向視にて、底部カバー体21よりも上方側で且つグリル庫横幅方向の中央側に相当する箇所に下側開口部Usを開口する状態に形成されている。換言すれば、後壁部23が、下側開口部Usの両横側に左右の壁部分23Aを備える状態に形成されている。
そして、図2に示すように、排気通路形成部Dが、下側開口部Usに連通する状態に装着される下側形成部分Dsと、上側開口部Uu及び下側形成部分Dsの上部に連通する状態に装着される本体形成部分Dhとを備える形態に構成されている。
ちなみに、本体形成部分Dhの内部には、排気通路Eの内部で火炎が発生した場合に消炎する消炎体55が配設されている。
(燃料ガス供給構成)
図12に示すように、メタンガスを主成分とする都市ガス等の燃料ガスが供給される元ガス供給路28に、一対のコンロバーナ1に対する一対のコンロ用分岐路29、及び、グリル用分岐路30が接続されている。
元ガス供給路28に、ガスコンロ全体に対する燃料ガスの供給を断続する元ガス弁31が配置され、一対のコンロ用分岐路29の夫々に、コンロバーナ1の火力を調節するためのコンロバーナ用ガス量調節弁32が設けられている。
グリル用分岐路30に、下バーナ10及び上バーナ11に対するガス燃料の供給圧力を設定圧に調整するガバナ33が設けられ、ガバナ33にて設定圧に調整されたガス燃料を下バーナ10に導く下バーナ用供給路34、及び、ガバナ33にて設定圧に調整されたガス燃料を上バーナ11に導く上バーナ用供給路35が設けられている。
下バーナ用供給路34には、下バーナ10の火力を調節するための下バーナ用ガス量調節弁36が設けられ、上バーナ用供給路35には、上バーナ11の火力を調節するための上バーナ用ガス量調節弁37が設けられている。
ちなみに、下バーナ用ガス量調節弁36及び上バーナ用ガス量調節弁37は、燃料ガスの供給開度を全閉開度から最大開度に亘って変更するものであり、下バーナ10や上バーナ11の燃焼を停止する際には、下バーナ用ガス量調節弁36及び上バーナ用ガス量調節弁37を、全閉開度(閉状態)にする。
(容器種別検出部の具体構成)
図3〜図5に示すように、容器支持枠9を装備した出退枠Lに装着された調理容器Kの種別を検出する容器種別検出部Mが、出退枠Lがグリル庫7の設定収納位置に収納された収納状態において調理容器Kの周壁部の存否を当該周壁部との接当により検出する2つの容器検出部Sを、周壁部の存在検出状態と周壁部の非存在検出状態との組合せが調理容器Kの種別毎に異なる組合せとなる状態で、グリル庫7の後壁部23に設ける形態に構成されている。
説明を加えると、2つの容器検出部Sは、後壁部23における下側開口部Usの両横側の左右の壁部分23Aに振り分ける状態で装着され、かつ、高さを異ならせて設置されている。
本実施形態においては、2つの容器検出部Sのうちの左方が右方よりも高く設置されており、左方側が高位側の容器検出部Saとなり、右方側が低位側の容器検出部Sbとなるように配置されている。
図18に示すように、2つの容器検出部Sの夫々は、壁部分23Aを貫通してグリル庫7の内部に突出するロッド状の検出体38と、当該検出体38をグリル庫内方側に突出する状態に弾性付勢するスプリング39と、検出体38と一体移動する移動部材38Aに内蔵した磁性体40と、検出体38が周壁部との接当により後退移動したことを検出する検出部としての、磁性体40にて操作されるリードスイッチ41とを、センサ支持体42に組付けた状態に構成されている。
ちなみに、センサ支持体42は、壁部分23Aに連結されるコの字状の本体枠42Aと、当該本体枠42Aに連結されてロッド状の検出体38を支持する検出体支持枠42Bとからなる。
2つの容器検出部Sの存在検出状態と非存在検出状態との組合せは、調理容器Kの種別に応じて、以下の3つの組合せに設定されている。
平坦式プレートパンKhに対する組合せが、図14及び図17に示すように、左右の容器検出部Sのうちの右方の低位側の容器検出部Sbが存在検出状態でかつ左方の高位側の容器検出部Saが非存在検出状態となる組合せに設定されている。
波型式プレートパンKnに対する組合せが、図15及び図17に示すように、高位側の容器検出部Sa及び低位側の容器検出部Sbが存在検出状態となる組合せに設定されている。
また、調理鍋Ktに対する組合せが、図16及び図17に示すように、左右の容器検出部Sのうちの右方の低位側の容器検出部Sbが非存在検出状態でかつ左方の高位側の容器検出部Saが存在検出状態となる組合せに設定されている。
ちなみに、図17は、左方の高位側の容器検出部Saと右方の低位側の容器検出部Sbとに対する調理容器Kの上下方向の位置関係を示す図である。
つまり、図5及び図6に示すように、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnの夫々は、周壁部のうちの前後の周壁部分の高さが左右の周壁部分の高さよりも高く形成されて、前後の周壁部分の上端部に、容器支持枠9の前方側容器支持部9F及び後方側容器支持部9Rに係止支持される帯板状係止部43が形成されている。
ちなみに、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnは、前後向きをいずれに向けた状態でも容器支持枠9に装着自在に構成されている。
そして、波型式プレートパンKnの前後の周壁部分が、2つの容器検出部Sにて検出される横幅となるように形成されるのに対して、平坦式プレートパンKhの前後の周壁部分が、右方の低位側の容器検出部Sbにて検出されかつ左方の高位側の容器検出部Saにて検出されない幅となるように形成されている(図17参照)。
つまり、平坦式プレートパンKhの前後の周壁部分のうちの低位側の容器検出部Sbに対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部Sbにて検出される高さであり、かつ、高位側の容器検出部Saに対応する部分の高さが、当該高位側の容器検出部Saにて検出されない高さである。
波型式プレートパンKnの周壁部における前後の周壁部分のうちの低位側の容器検出部Sbに対応する部分の高さが、当該低位側の容器検出部Sbにて検出される高さであり、かつ、高位側の容器検出部Saに対応する部分の高さが、当該高位側の容器検出部Saにて検出される高さである。
また、図16に示すように、調理鍋Ktが、周壁部をグリル庫前方側に引退させ且つ高位側の左方の容器検出部Saが存在検出状態を検出する被検出部Jkをグリル庫後方側に突出する形態で周壁部に備える形態に構成されている。
本実施形態においては、調理鍋Ktを適正前後向き姿勢で容器支持枠9に載置した状態において、蓋Jを適正前後向き姿勢で調理鍋Ktに載置したときに、被検出部Jkが調理鍋Ktの周壁部における後部に位置する状態となる形態で、蓋Jから連設されている。
ちなみに、被検出部Jkをグリル庫後方側に突出する形態で周壁部に備える形態とは、蓋Jから連設され被検出部Jkが調理鍋Ktの周壁部に並ぶ形態である。
つまり、調理鍋Ktの周壁部における低位側の容器検出部Sbに対応する部分のグリル庫前後幅方向での位置が、当該低位側の容器検出部Sbに検出されないようにグリル庫前後幅方向の前方側に偏位(後退)させた位置であり、かつ、周壁部における高位側の容器検出部Saに対応する部分に、当該高位側の容器検出部Saに検出される被検出部Jkが備えられている。
説明を加えると、調理鍋Ktの周壁部における前後の周壁部分の側面に、前方側容器支持部9F及び後方側容器支持部9Rに係止支持される左右の突起状係止部44が形成されている。
また、調理鍋Ktの前方側の周壁部分の側面に、牽制用突起Qtが形成されている。
そして、図7及び図8に示すように、容器支持枠9における前方側容器支持部9Fには、牽制用突起Qtが入り込むことを許容する許容凹部Quが形成されるのに対して、後方側容器支持部9Rには、牽制用突起Qtが入り込むことを接当阻止する牽制用棒状部Qbが形成されている。
したがって、容器支持枠9に対する調理鍋Ktの前後向き姿勢が適正前後向き姿勢のときには容器支持枠9への載置を許容しかつ容器支持枠9に対する調理鍋Ktの前後向き姿勢が適正前後向き姿勢でないときには容器支持枠9への載置を牽制する容器用規制部Qが、牽制用突起Qt、許容凹部Qu及び牽制用棒状部Qbから構成されている。
また、調理鍋Ktの周壁部における内面の後方側箇所に、内方側に突出する規制突部Rtが形成され、蓋Jにおける後方側箇所に、規制突部Rtが挿通する挿通凹部Ruが形成されている。
したがって、調理鍋Ktに対する蓋Jの装着用前後向きが適正前後向きのときには蓋Jの装着を許容しかつ調理鍋Ktに対する蓋Jの装着用前後向きが適正装着用前後向きでないときには蓋Jの装着を牽制する蓋用規制部Rが、規制突部Rt及び挿通凹部Ruから構成されている。
ちなみに、蓋Jの後方側部分には、蒸気孔Jnが形成されている。
(グリル用設定操作部の詳細)
図13に示すように、グリル用設定操作部6の指令情報が運転制御部Wに入力されて、運転制御部Wが、グリル用設定操作部6の指令情報に基づいて、上バーナ11及び下バーナ10の燃焼を制御するように構成されている。
図11に示すように、グリル用設定操作部6には、オートメニューを選択するオートメニュー選択スイッチ45、調理モードを選択する調理モード選択スイッチ46、火加減を設定する火力調節スイッチ47、グリルバーナAに対する点火及び消火を指令する点消火スイッチ48、タイマー調理を設定する時間設定スイッチ49、時間設定スイッチ49により設定された加熱調理時間を表示する表示部49A、入力された情報の取り消しを指令する取消スイッチ50、及び、チャイルドロックスイッチ51が備えられている。
オートメニュー選択スイッチ45は、押し操作により、「オートメニュー」を指令するものであり、そして、押し操作されるごとに、「オートメニュー」の調理メニューとして、「魚:姿焼き」、「魚:切り身」、「鶏もも焼き」、「ホイル焼き」、「トースト」、及び、「ごはん」の調理メニューに順次切換えるように構成されている。尚、「ごはん」とは、炊飯を意味するものである。
ちなみに、「オートメニュー」を実行する際には、オートメニュー選択スイッチ45を操作して調理メニューを選択した後に、点消火スイッチ48を操作する、あるいは、点消火スイッチ48を操作した直後(例えば、40秒以内)に、オートメニュー選択スイッチ45を操作して調理メニューを選択することになる。
そして、運転制御部Wが、オートメニュー選択スイッチ45にて選択された複数の調理メニューの夫々について、予め設定されている加熱調理用情報に基づいて、上バーナ11及び下バーナ10の火力を自動的に調節しながら、自動的に加熱調理を行い、且つ、加熱調理が終了すると、上バーナ11及び下バーナ10を自動的に消火する自動加熱調理を実行するように構成されている。
また、運転制御部Wが、自動加熱調理を実行する際に、例えば、「ホイル焼き」等、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnのいずれでも加熱調理できる調理メニューについては、容器種別検出部Mの検出結果に基づいて、平坦式プレートパンKh及び波型式プレートパンKnの夫々について予め設定されている加熱調理用情報に基づいて、加熱調理を実行するように構成されている。
調理モード選択スイッチ46は、押し操作により、「調理モード」を指令するものであり、そして、押し操作されるごとに、「調理モード」の調理メニューとして、「焼く」、「あたためる」、「ノンフライ」、「煮る」、「蒸す」、及び、「パン」の調理メニューに順次切換えるように構成されている。
ちなみに、「調理モード」を実行する際には、調理モード選択スイッチ46を操作して調理メニューを選択した後に、点消火スイッチ48を操作する、あるいは、点消火スイッチ48を操作した直後(例えば、40秒以内)に、調理モード選択スイッチ46を操作して調理メニューを選択することになる。
そして、運転制御部Wが、調理モード選択スイッチ46にて選択された複数の調理メニューの夫々について、予め設定されている加熱調理用情報に基づいて、上バーナ11及び下バーナ10の火力を自動的に調節しながら、自動的に加熱調理を行うように構成されている。
尚、「調理モード」においては、加熱調理を停止する際には、点消火スイッチ48を操作して、上バーナ11及び下バーナ10を消火させることになる。
ちなみに、オートメニューの「ごはん」や、調理モードの「煮る」、「蒸す」、「パン」の調理メニューは、調理鍋Ktを用いて行う調理メニューであり、オートメニューや調理モードにおけるその他の調理メニューは、平坦式プレートパンKhを用いて行う調理メニューである。
また、本実施形態においては、平坦式プレートパンKhを用いて行う調理メニューのうちの、「トースト」を除いた調理メニューを、波型式プレートパンKnを用いて行う調理メニューとする。
本実施形態においては、タイマー調理を設定する時間設定スイッチ49、入力された情報の取り消しを指令する取消スイッチ50、及び、チャイルドロックスイッチ51の詳細な説明は省略する。
(運転制御部の制御について)
運転制御部Wは、マイクロコンピュータを備えて、グリルGを備えたガスコンロの全体に対する運転を制御するものであるが、以下においては、グリルGに備えた下バーナ10及び上バーナ11に対する燃焼制御を説明して、コンロバーナ1に対する燃焼制御は省略する。
運転制御部Wは、図13に示すように、上述したグリル用設定操作部6からの指令情報に基づいて、下バーナ10及び上バーナ11に対する燃焼を制御するものである。
例えば、点消火スイッチ48の操作により点火指令が指令されると、元ガス弁31、下バーナ用ガス量調節弁36、及び、上バーナ用ガス量調節弁37を操作して、下バーナ10及び上バーナ11に燃料ガスを供給する状態とし、加えて、下バーナ10及び上バーナ11に対する点火プラグPaを作動させかつ着火センサPbにて着火を検出する点火処理を実行することになる。
また、点消火スイッチ48の操作により消火指令が指令されると、元ガス弁31、下バーナ用ガス量調節弁36、及び、上バーナ用ガス量調節弁37を閉状態に操作して、下バーナ10及び上バーナ11を消火する消火処理を実行することになる。
また、下バーナ10及び上バーナ11の燃焼状態において、火力調節スイッチ47の操作により火力の変更が指令されると、下バーナ用ガス量調節弁36及び上バーナ用ガス量調節弁37を操作して、下バーナ10及び上バーナ11の火力を「強」、「中」、「弱」に変更調節する火力調節処理を実行することになる。
また、自動調理制御として、「オートメニュー」の調理メニューや、「調理モード」の調理メニューが指令された場合には、予め設定された加熱調理用情報に基づいて、上バーナ11及び下バーナ10を自動的に点火し、火力を自動的に調節しながら加熱調理を行うことになり、そして、「オートメニュー」の調理メニューが指令された場合には、定められた加熱調理が終了すると、下バーナ10及び上バーナ11を自動的に消火することになる。また、「タイマー調理」が指令された場合には、加熱調理時間が経過すると、下バーナ10及び上バーナ11を自動的に消火することになる。
さらに、運転制御部Wは、点消火スイッチ48の操作により点火指令が指令された際に、容器種別検出部Mの検出情報(2つの容器検出部Sの検出情報)を読み込んで、その検出情報に基づいて、グリルバーナAの加熱作動の制御等を行うように構成されている。
具体的には、2つの容器検出部Sが非存在検出状態では、グリル扉開状態、調理容器非存在状態、又は、蓋なし調理鍋収納状態のいずれかの状態であるため、このような状態においては、運転制御部Wは、点消火スイッチ48の操作により点火指令が指令されても、グリルバーナAの点火処理を実行せずに、警報ブザー等の警報装置52を作動させる警報処理を実行するように構成されている。
また、調理容器Kの種別が調理鍋Ktである場合において、オートメニューの「ごはん」や、調理モードの「煮る」、「蒸す」、「パン」等の蓋Jを装着した調理鍋Ktを用いて行う調理メニューが選択されているときには、運転制御部Wは、点火処理を実行し、オートメニューの「トースト」、「鶏もも焼き」、「ホイル焼き」、「魚:切り身」、「魚:姿焼き」や、調理モードの「焼く」、「あたためる」、「ノンフライ」等の平坦式プレートパンKhや波型式プレートパンKnを用いて行う調理メニューが選択された場合には、運転制御部Wは、点火処理を実行せず警報処理を実行するように構成されている。
同様に、調理容器Kの種別が平坦式プレートパンKhである場合において、オートメニューの「トースト」、「鶏もも焼き」、「ホイル焼き」、「魚:切り身」、「魚:姿焼き」や、調理モードの「焼く」、「あたためる」、「ノンフライ」等の調理メニューが選択されているときには、運転制御部Wは、点火処理を実行し、オートメニューの「ごはん」や、調理モードの「煮る」、「蒸す」、「パン」等の蓋調理メニューが選択された場合には、運転制御部Wは、点火処理を実行せず警報処理を実行するように構成されている。
さらに、調理容器Kの種別が波型式プレートパンKnである場合において、オートメニューの「魚:切り身」、「魚:姿焼き」、「鶏もも焼き」、「ホイル焼き」や、調理モードの「焼く」、「あたためる」、「ノンフライ」等の調理メニューが選択された場合は、運転制御部Wは、点火処理を実行し、オートメニューの「トースト」、「ごはん」や、調理モードの「煮る」、「蒸す」、「パン」等の調理メニューが選択された場合には、運転制御部Wは、点火処理を実行せず警報処理を実行するように構成されている。
(容器支持枠の誤設置防止)
図10に示すように、容器支持枠9における左右の主枠部9Sが、グリル庫横幅方向での位置が異なる内方側部分9nと外方側部分9gとを備える形態に構成されている。
本実施形態においては、外方側部分9gが、主枠部9Sのグリル庫前方側及び前後中央側に位置する部分であり、グリル庫前後方向に沿う姿勢となる形態に構成されている。
そして、内方側部分9nが、主枠部9Sのグリル庫後方側に位置する部分であり、後方側ほどグリル庫内方側に位置する傾斜姿勢となる形態に構成されている。
図10及び図19に示すように、容器支持枠9は、出退枠Lの適正装着位置に載置されることになり、具体的には、上述の説明から明らかな如く、左右の主枠部9Sを左右の載置支持枠20に載置する位置を適正装着位置として、出退枠Lに載置されることになる。
図9、図10及び図19に示すように、出退枠Lに、容器支持枠9の前後向きが適正である場合には、容器支持枠9が出退枠Lの適正装着位置に載置されることを許容し、且つ、容器支持枠9の前後向きが反対である場合には、内方側部分9n又は外方側部分9gとの接当により、容器支持枠9が出退枠Lの適正装着位置に載置されることを牽制する牽制部Tが設けられている。
牽制部Tが、左右の載置支持枠20から上方に突出する状態で設けられている。
具体的には、左右の載置支持枠20の夫々のグリル庫後方側箇所に、後側壁部20rが、容器支持枠9が出退枠Lの適正装着位置に載置された状態において、外方側部分9gの後方側延長線状に位置する状態で形成されている。
したがって、左右の後側壁部20rが、容器支持枠9の前後向きが反対である場合において、外方側部分9gと接当する牽制部Tとして機能するように構成されている。
また、前後位置決め部20Fを形成する左右の前側壁部20fが、容器支持枠9の前後向きが反対である場合において、左右の内方側部分9nと接当する間隔となる状態で位置するように形成されている。
したがって、左右の前側壁部20fが、容器支持枠9の前後向きが反対である場合において、内方側部分9nと接当する牽制部Tとして機能するように構成されている。
尚、載置支持枠20における横側壁部20yと後側壁部20rとの間に相当する箇所には、容器支持枠9が出退枠Lの適正装着位置に載置された状態において、主枠部9Sの内方側部分を受止める受止壁部20mが設けられている。
ちなみに、図20及び図21に示すように、容器支持枠9の前後向きが適正向きであるものの、万が一、被支持部9hを前側壁部20fの後方側箇所に位置させる状態で容器支持枠9を載置支持枠20に載置すると、外方側部分9gが後側壁部20rと接当することにより、容器支持枠9が後方上がりの傾斜姿勢になるため、誤設置状態であることが分かるものとなる。
そして、その状態で、出退枠Lをグリル庫7の内部に押し込むことが考えられるが、この場合には、グリル庫7の上壁7uには、上バーナ11の点火プラグPa及び着火センサPbを備えたターミナル部C(図3及び図4参照)が位置するから、容器支持枠9の後端部がターミナル部Cと接当することにより、出退枠Lをグリル庫7の内部に収納することができない。
また、図22及び図23に示すように、容器支持枠9の前後向きが反対向きとなるときに、内方側部分9nを前側壁部20fの後方側箇所に位置させる状態で容器支持枠9を載置支持枠20に載置すると、外方側部分9gが後側壁部20rと接当することにより、容器支持枠9が後方上がりの傾斜姿勢になるため、誤設置状態であることが分かるものとなる。
そして、その状態で、出退枠Lをグリル庫7の内部に押し込むことが考えられるが、この場合には、容器支持枠9の後端部がターミナル部Cと接当することにより、出退枠Lをグリル庫7の内部に収納することができない。
尚、前後向きが適正向きである容器支持枠9の被支持部9hを前側壁部20fの前方側箇所に位置させようとすると、扉支持板18が容器支持枠9の移動を受止め阻止することになるので、被支持部9hを前側壁部20fの前方側箇所に位置させた状態で容器支持枠9を載置支持枠20に載置することはできない。
同様に、前後向きが反対向きである容器支持枠9の内方側部分9nを前側壁部20fの前方側箇所に位置させようとすると、扉支持板18が容器支持枠9の移動を受止め阻止することになるので、内方側部分9nを前側壁部20fの前方側箇所に位置させた状態で容器支持枠9を載置支持枠20に載置することはできない。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明するが、この別実施形態は、容器支持枠9を載置支持枠20に載置する構成の別実施形態を説明するものであって、その他の構成は上述の実施形態と同様であるので、以下の説明では、上述の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
図24及び図25に示すように、容器支持枠9における左右の主枠部9Sにおける前方側寄り箇所に、グリル庫内方側に凹入する凹入部9Uが形成されて、内方側部分9nと外方側部分9gとが形成されている。
左右の載置支持枠20の横外方側端縁に沿って位置決め壁20Zが形成されている。
そして、図26に示すように、位置決め壁20Zにおける主枠部9Sの凹入部9Uに対応する対応壁部分20uが、グリル庫内方側に凹入する状態に形成されている。
したがって、主枠部9Sが位置決め壁20Zに受止られ且つ主枠部9Sの凹入部9Uが対応壁部分20uに係合することにより、容器支持枠9のグリル庫横幅方向での位置及びグリル庫前後方向での位置が位置決めされるように構成されている。
つまり、対応壁部分20uが前後位置決め部20Fとして機能し、位置決め壁20Zが横位置決め部20Yとして機能するように構成されている。
また、左右の対応壁部分20uが、容器支持枠9の前後向きが反対である場合において、外方側部分9gと接当することにより、容器支持枠9が出退枠Lの適正装着位置に載置されることを牽制する牽制部Tとして機能するように構成されている。
〔その他の別実施形態〕
次に、その他の別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態及び別実施形態においては、調理容器Kとして、開放式調理容器の一例としての平坦式プレートパンKhや波型式プレートパンKn、及び、蓋装着式調理容器の一例としての調理鍋Ktを例示したが、調理容器Kとしては、平面視での大きさが異なる開放式調理容器や、深さが異なる蓋装着式調理容器等、各種のものを使用できる。
(2)上記実施形態及び別実施形態では、容器支持枠9が棒状材を曲げ加工して形成される場合を例示したが、複数の枠材を組み付け付ける形態で容器支持枠9を形成する等、容器支持枠9の具体構成は種々変更できる。
(3)上記実施形態及び別実施形態では、容器支持枠9の左右の主枠部9Sに、内方側部分9nと外方側部分9gとを備えさせるようにしたが、左右の主枠部9Sの一方にのみ、内方側部分9nと外方側部分9gとを備えさせる形態で実施してもよい。
(4)主枠部9Sに備えさせる内方側部分9nと外方側部分9gとの形態は、上記実施形態及び別実施形態で例示した形態以外の種々の形態に変更でき、その形態に応じて、容器支持枠9が出退枠Lの適正装着位置に載置されることを牽制する牽制部Tの具体形態も種々変更できる。
(5)上記実施形態及び別実施形態では、グリルGが、ガスコンロに装備される場合を例示したが、本発明のグリルGは、グリル専用機を構成する場合にも適用できる。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
7 グリル庫
9 容器支持枠
9S 主枠部
9F 前方側容器支持部
9g 外方側部分
9n 内方側部分
9R 後方側容器支持部
9h 被支持部
15 固定レール
16 中間レール
17 可動レール
20 載置支持枠
20F 前後位置決め部
20Y 横位置決め部
K 調理容器
L 出退枠
T 牽制部
V 凹部
Vs 傾斜案内部

Claims (8)

  1. 調理容器を着脱自在に載置支持する容器支持枠が、グリル庫の両横側部に設けた左右の固定レールにてグリル庫前後方向に移動自在に支持された左右の可動レールを備える出退枠に対して、着脱自在に支持され、
    前記容器支持枠が、前記グリル庫前後方向に延びる姿勢の左右の主枠部、当該左右の主枠部の前側部分の間に位置する前方側容器支持部、及び、前記左右の主枠部の後側部分の間に位置する後方側容器支持部を備える形態に形成されているグリルであって、
    前記主枠部が、グリル庫横幅方向での位置が異なる内方側部分と外方側部分とを備える形態に構成され、
    前記出退枠に、前記容器支持枠の前後向きが適正である場合には、前記容器支持枠が前記出退枠の適正装着位置に載置されることを許容し、且つ、前記容器支持枠の前後向きが反対である場合には、前記内方側部分又は前記外方側部分との接当により、前記容器支持枠が前記出退枠に対する前記適正装着位置に載置されることを牽制する牽制部が設けられているグリル。
  2. 左右の前記可動レールの夫々に、前記容器支持枠における左右の前記主枠部を載置支持する載置支持部が設けられ、
    前記適正装着位置が、左右の前記主枠部を前記載置支持部に載置する位置である請求項1に記載のグリル。
  3. 前記牽制部が、前記載置支持部から上方に突出する状態で設けられている請求項2に記載のグリル。
  4. 左右の前記主枠部の夫々が、前記内方側部分と前記外方側部分とを備える形態に構成され、
    前記牽制部が、左右の前記可動レールの夫々に設けた前記載置支持部に設けられている請求項3に記載のグリル。
  5. 前記載置支持部に、前記容器支持枠の被支持部を支持して、当該容器支持枠のグリル庫前後方向の位置を位置決めする前後位置決め部と、左右の前記主枠部を支持して、前記容器支持枠のグリル庫横幅方向の位置を位置決めする横位置決め部とが設けられている請求項2〜4のいずれか1項に記載のグリル。
  6. 前記被支持部が、前記容器支持枠の前方側箇所に、前記グリル庫横幅方向に沿う軸状に形成され、
    前記前後位置決め部が、下向きに凹入する凹部を備える状態に形成されている請求項5に記載のグリル。
  7. 前記前後位置決め部が、前記被支持部を前記凹部に受止め案内する下向きの傾斜案内部を前記凹部の前部及び後部に備える形態に構成されている請求項6に記載のグリル。
  8. 前記固定レールにて前記グリル庫前後方向に移動自在に案内支持される中間レールが設けられ、前記可動レールが、前記中間レールにて前記グリル庫前後方向に移動自在に案内支持されている請求項1〜7のいずれか1項に記載のグリル。
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