JP2014158578A - グリル及び加熱調理用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリル庫の壁面や上側バーナの清掃に係わる負担を軽減しながら、蓋体を装着した加熱用容器を用いて加熱調理を行い得るグリルを提供する。
【解決手段】グリル庫7と、加熱調理用具Nを載置自在で、且つ、グリル庫7内に収納される収納位置とグリル庫7の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在に設けられた引出部Hと、グリル庫7内を加熱するバーナ3と、グリル庫7の後部に連通してグリル庫7内の排気を外部に排出する排気路15とを備え、引出部Hが、加熱調理用具Nとして、上部開口部41を閉じる蓋体50を着脱自在に装着可能な加熱用容器40を載置自在に構成されたグリルGであって、加熱用容器40内から蒸気を排出する蒸気孔51が、蓋体50が装着された加熱用容器40を載置した引出部Hが収納位置に位置する状態では、バーナ3よりも後方に位置させることが可能なように、蓋体50に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、グリル庫と、食材を保持可能な加熱調理用具を載置自在で、且つ、前記グリル庫内に収納される収納位置と当該グリル庫の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在に設けられた引出部と、前記グリル庫内を加熱するバーナと、前記グリル庫の後部に連通して前記グリル庫内の排気を外部に排出する排気路とを備え、前記引出部が、前記加熱調理用具として、上部開口部を閉じる蓋体を着脱自在に装着可能な加熱用容器を載置自在に構成されたグリル、及び、そのグリルに使用される加熱調理用具に関する。
かかるグリルは、蓋体を装着した加熱用容器を引出部に載置し、その引出部をグリル庫内の収納位置に位置させて、バーナによりグリル庫内を加熱することにより、加熱用容器内に収容した食材を加熱調理するものである。(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1には明確に記載されていないが、蓋体には、加熱用容器内で発生した蒸気を容器外に排出する蒸気孔が設けられている。そして、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気は、グリル庫の後部に連通した排気路を通して外部に排出される。
特開平10−151067号公報
しかしながら、従来のグリルでは、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気は、バーナにより形成される火炎やバーナにより生成された燃焼ガスによって、グリル庫内の広い範囲に拡散させられ易いため、排気路を通して円滑に外部に排出され難いので、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気がグリル庫内に充満し易く、その蒸気に含まれる成分が乾固した残滓がグリル庫の壁面に付着して堆積し易かった。
従って、従来のグリルでは、グリル庫の壁面への付着物を除去するための清掃に係わる負担が重く、改善が望まれていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、グリル庫の壁面の清掃に係わる負担を軽減しながら、蓋体を装着した加熱用容器を用いて加熱調理を行い得るグリル、及び、グリル庫の壁面の清掃に係わる負担を軽減しながら、蓋体を装着して加熱調理を行い得る加熱調理用具を提供することにある。
本発明に係るグリルは、グリル庫と、食材を保持可能な加熱調理用具を載置自在で、且つ、前記グリル庫内に収納される収納位置と当該グリル庫の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在に設けられた引出部と、前記グリル庫内を加熱するバーナと、前記グリル庫の後部に連通して前記グリル庫内の排気を外部に排出する排気路とを備え、前記引出部が、前記加熱調理用具として、上部開口部を閉じる蓋体を着脱自在に装着可能な加熱用容器を載置自在に構成されたグリルであって、その特徴構成は、
前記加熱用容器内から蒸気を排出する蒸気孔が、前記蓋体が装着された前記加熱用容器を載置した前記引出部が前記収納位置に位置する状態では、前記バーナよりも後方に位置させることが可能なように、前記蓋体に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、蓋体を装着した加熱用容器を載置した引出部を収納位置に位置させる際に、蓋体の蒸気孔がバーナよりも後方に位置する状態となるようにすることが可能となる。そして、加熱用容器がグリル庫内に収納された状態で、その加熱用容器に装着された蓋体の蒸気孔がバーナよりも後方に位置する状態になると、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気は、バーナにより形成される火炎やバーナにより生成された燃焼ガスによって拡散させられ難いので、排気路を通して円滑に外部に排出され易い。つまり、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気がグリル庫内に充満し難いので、その蒸気に含まれる成分が乾固した残滓がグリル庫の壁面に付着して堆積するのを抑制することができる。
従って、グリル庫の壁面の清掃に係わる負担を軽減しながら、蓋体を装着した加熱用容器を用いて加熱調理を行い得るグリルを提供することができる。
本発明に係るグリルの更なる特徴構成は、
前記バーナとして、前記収納位置に位置する前記引出部に載置された前記加熱調理用具の上方から前記グリル庫内を加熱する上側バーナが設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、加熱用容器がグリル庫内に収納された状態では、加熱用容器に装着された蓋体の蒸気孔が上側バーナよりも後方に位置する状態になるので、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気は、上側バーナにより形成される火炎や上側バーナにより生成された燃焼ガスによって拡散させられ難いので、排気路を通して円滑に外部に排出され易い。つまり、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気がグリル庫内に充満し難いので、その蒸気に含まれる成分が乾固した残滓がグリル庫の壁面や上側バーナに付着して堆積するのを抑制することができる。
従って、グリル庫の壁面に加えて、上側バーナの清掃に係わる負担も軽減することができる。
本発明に係るグリルの更なる特徴構成は、
平面視で、前記加熱用容器の外周部において、当該加熱用容器が前記引出部に載置されるときに当該引出部の後部側に向ける箇所である後部が定められ、
前記蒸気孔が、前記蓋体における周方向の一部で且つ外周部寄りの箇所に設けられ、
前記蓋体と前記加熱用容器とに、夫々、蓋体側係合部、対蓋体用の容器側係合部が設けられ、
前記蓋体側係合部及び前記対蓋体用の容器側係合部は、前記加熱用容器に装着されるときの前記蓋体の向きが、平面視で当該蓋体の前記蒸気孔が前記加熱用容器の後部側に位置する適正向きのときだけ、前記蓋体を適正状態で前記加熱用容器へ装着可能に互いに係合する適正向き対応係合構造を有している点にある。
上記特徴構成によれば、蓋体を、その蒸気孔が加熱用容器の後部側に位置する適正向きで加熱用容器に装着すると、蓋体の蓋体側係合部と加熱用容器の対蓋体用の容器側係合部とが係合するので、蓋体を適正状態で加熱用容器に装着することができる。一方、蓋体を適正向きとは異なる向きで加熱用容器に装着すると、蓋体の蓋体側係合部と加熱用容器の対蓋体用の容器側係合部とが係合しないので、蓋体を適正状態で加熱用容器に装着することができない。
そして、加熱用容器をその後部が引出部の後部側に向く姿勢で引出部に載置すると共に、蓋体をその蒸気孔が加熱用容器の後部側に位置する適正向きで加熱用容器に装着して、引出部をグリル庫内に押し込んで収納位置に位置させると、蓋体における周方向の一部で且つ外周部寄りの箇所に設けられ蒸気孔が、バーナよりも後方に位置する状態となる。
つまり、グリルの使用者は、加熱用容器を引出部に載置するときには、加熱用容器の後部を引出部の後部側に向けた姿勢で載置することになる。そして、蓋体を適正向きで加熱用容器に装着する場合は、蓋体を適正状態で加熱用容器に装着することができ、一方、蓋体を適正向きとは異なる向きで加熱用容器に装着する場合は、蓋体を適正状態で加熱用容器に装着することができないので、使用者は、加熱用容器への蓋体の装着状態の適否を容易に識別することができ、その識別に基づいて、蓋体を適正向きで加熱用容器に装着しているか否かを容易に認識することができる。
従って、蓋体の蒸気孔がバーナよりも後方に位置しない誤った姿勢で、加熱用容器がグリル庫内に収納されるのを極力防止することができる。
本発明に係るグリルの更なる特徴構成は、
前記加熱用容器と前記引出部とに、夫々、対引出部用の容器側係合部、引出部側係合部が設けられ、
前記適正向き対応係合構造として、前記対引出部用の容器側係合部及び前記引出部側係合部は、前記引出部に載置されるときの前記加熱用容器の向きが、平面視で当該加熱用容器の後部が前記引出部の後部側に位置する適正向きのときだけ、前記加熱用容器を適正状態で前記引出部に載置可能に互いに係合するように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、加熱用容器を、その後部が引出部の後部側に位置する適正向きで引出部に載置すると、加熱用容器の対引出部用の容器側係合部と引出部の引出部側係合部とが係合するので、加熱用容器を適正状態で引出部に載置することができる。一方、加熱用容器を適正向きとは異なる向きで引出部に載置すると、加熱用容器の対引出部用の容器側係合部と引出部の引出部側係合部とが係合しないので、加熱用容器を適正状態で引出部に載置することができない。
つまり、使用者は、引出部への加熱用容器の載置状態の適否を容易に識別することができるので、使用者は、その識別に基づいて、加熱用容器を適正向きで引出部に載置しているか否かを容易に認識することができる。
従って、蓋体の蒸気孔がバーナよりも後方に位置しない不適正な姿勢で、加熱用容器がグリル庫内に収納されるのを一層確実に防止することができる。
本発明に係るグリルの更なる特徴構成は、
前記加熱用容器に、その前部及び後部のうちの少なくとも一方を識別可能にする目印部が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、加熱用容器には、その前部及び後部のうちの少なくとも一方を識別可能にする目印部が設けられているので、その目印部によって、使用者は加熱用容器の前部や後部を容易に識別することができる。そして、その目印部により、使用者が蓋体を加熱用容器に装着する際に、蒸気孔が加熱用容器の後部側に位置する適正向きで装着することが行い易くなり、又、使用者が加熱用容器を引出部に載置する際にも、加熱用容器の後部が引出部の後部側に位置する適正向きで載置することも行い易くなる。
つまり、引出部が収納位置に位置したときには蓋体の蒸気孔がバーナよりも後方に位置する状態になるように、蓋体を加熱用容器に装着したり、加熱用容器を引出部に載置する作業が一層行い易くなる。
本発明に係るグリルの更なる特徴構成は、
前記グリル庫内において、前記収納位置に位置する前記引出部に載置された前記加熱調理用具の下方に対応する箇所に、当該加熱調理用具の底部に当接して当該底部の温度を検出するように、上方に付勢された状態でセンサ部を備えた温度検出手段が設けられ、
前記加熱調理用具の底面において、前記引出部が前記収納位置に位置する状態のときに前記温度検出手段が当接する箇所の後方に、後方側ほど上位となる傾斜状の摺動案内面が設けられ、
前記引出部が後方側に移動されるに伴って、前記センサ部が、前記引出部に載置された加熱調理用具の底面の前記摺動案内面に当接して押し下げられるように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、引出部が後方側に移動される際に、上方に付勢された状態のセンサ部が、引出部に載置された加熱調理用具の底面の摺動案内面により押し下げられ、引出部が収納位置に位置すると、そのセンサ部が加熱用容器の底部に適切に当接するようになるので、温度検出手段により、加熱調理用具の底部の温度が適切に検出される。
そして、温度検出手段により加熱用容器の底部の温度が適切に検出されて、その検出温度に基づいてバーナの加熱作動が制御されるので、加熱用容器に収納した食材を適切に加熱調理することができる。
本発明に係るグリルの更なる特徴構成は、
前記バーナとして、前記収納位置に位置する前記引出部に載置された前記加熱調理用具の下方から前記グリル庫内を加熱する下側バーナが設けられ、
前記下側バーナが、ガス燃料と空気との混合気を噴出する複数の炎孔が環状に並ぶ環状の炎孔列を備えて構成され、
前記温度検出手段が、平面視で前記環状の炎孔列の中央に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、加熱用容器がグリル庫内に収納された状態では、加熱用容器に装着された蓋体の蒸気孔が下側バーナよりも後方に位置する状態になるので、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気は、下側バーナにより形成される火炎や下側バーナにより生成された燃焼ガスによって拡散させられ難いので、排気路を通して円滑に外部に排出され易い。つまり、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気がグリル庫内に充満し難いので、その蒸気に含まれる成分が乾固した残滓がグリル庫の壁面に付着して堆積するのを抑制することができる。
ところで、加熱調理用具の底部における環状の炎孔列の中央に対応する箇所の温度は、加熱調理用具周辺のグリル庫内の雰囲気(気流や温度等)の影響を受け難い。
そこで、上記特徴構成のように、温度検出手段を平面視で環状の炎孔列の中央に設けることにより、加熱調理用具の底部の温度を適切に検出することができ、その検出温度に基づいて、下側バーナを含むバーナの加熱作動が制御されるので、加熱用容器に収納した食材を一層適切に加熱調理することができる。
従って、グリル庫の壁面の清掃に係わる負担を軽減することができ、しかも、加熱用容器に収納した食材を一層適切に加熱調理することができる。
本発明に係るグリルの更なる特徴構成は、
前記加熱用容器の内面における前記上部開口部の開口縁よりも下側に、前記蓋体を受ける段部が設けられ、
前記蓋体が、前記段部に受けられた状態で前記加熱用容器に装着される点にある。
上記特徴構成によれば、蓋体が、段部に受けられた状態で加熱用容器に装着されるので、加熱用容器からの吹き零れを防止することができる。
従って、グリル庫の清掃に係わる負担を更に軽減することができる。
本発明に係る加熱調理用具は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のグリルに使用される加熱調理用具であって、その特徴構成は、
加熱用容器内から蒸気を排出する蒸気孔が、前記蓋体が装着された前記加熱用容器を載置した前記引出部が前記収納位置に位置する状態では、前記バーナよりも後方に位置させることが可能なように、前記蓋体に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、蓋体を装着した加熱用容器を加熱調理用具として載置した引出部を収納位置に位置させる際に、蓋体の蒸気孔がバーナよりも後方に位置する状態となるようにすることが可能となる。そして、加熱用容器がグリル庫内に収納された状態で、その加熱用容器に装着された蓋体の蒸気孔がバーナよりも後方に位置する状態になると、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気は、バーナにより形成される火炎やバーナにより生成された燃焼ガスによって拡散させられ難いので、排気路を通して円滑に外部に排出され易い。つまり、蓋体の蒸気孔から噴き出た蒸気がグリル庫内に充満し難いので、その蒸気に含まれる成分が乾固した残滓がグリル庫の壁面に付着して堆積するのを抑制することができる。
従って、グリル庫の壁面の清掃に係わる負担を軽減しながら、蓋体を装着して加熱調理を行い得る加熱調理用具を提供することができる
第1実施形態に係る炊飯用容器を収納した状態でのガスコンロの斜視図 第1実施形態に係る炊飯用容器を収納した状態でのグリルの斜視図 第1実施形態に係る炊飯用容器を収納した状態でのガスコンロの縦断右側面図 第1実施形態に係るガスコンロにおける下側バーナ周辺の縦断右側面図 第1実施形態に係る炊飯用容器を収納した状態でのグリルの一部切り欠き平面図 第1実施形態に係る炊飯用容器を収納した状態でのガスコンロの縦断右側面図 第1実施形態に係る炊飯用容器を収納した状態でのガスコンロの縦断右側面図 第1実施形態に係る蓋体を装着した状態での炊飯用容器の斜視図 第1実施形態に係る炊飯用容器及び蓋体を示す斜視図 第1実施形態に係る炊飯用容器の底面側から見た斜視図 第1実施形態に係る炊飯用容器及び蓋体を示す図 第1実施形態に係る炊飯用容器への蓋体の装着状態を示す縦断右側面図 第1実施形態に係るグリル皿を収納した状態でのグリルの斜視図 第1実施形態に係るグリル皿を収納した状態でのガスコンロの縦断右側面図 第2実施形態に係る炊飯用容器及び蓋体を示す斜視図 第2実施形態に係る炊飯用容器への蓋体の装着状態を示す縦断右側面図 第3実施形態に係る炊飯用容器及び蓋体を示す斜視図 第3実施形態に係る炊飯用容器への蓋体の装着状態を示す縦断右側面図 第4実施形態に係る炊飯用容器及び蓋体を示す斜視図 第4実施形態に係る炊飯用容器への蓋体の装着状態を示す平面図
以下、図面に基づいて、本発明をガスコンロのグリルに適用した場合の実施の形態を説明する。
〔第1実施形態〕
先ず、第1実施形態を説明する。
(ガスコンロの全体構成)
図1に示すように、本発明に係るグリルGを備えたガスコンロは、コンロ本体1の上部に3つのコンロバーナ2が配置され、コンロ本体1の内部における横幅方向の中央部に、グリル庫7及びそのグリル庫7内を加熱するグリルバーナ3(図2〜図4参照)等を備えるグリルGが配置されて、ビルトインタイプに構成されている。
コンロ本体1の上部は、天板5にて覆われ、この天板5の上部に、3つのコンロバーナ2の夫々に対応して、鍋などを載置する五徳6が載置支持可能に構成され、天板5の後方側箇所に、グリルG内の排気を排出するためのグリル排気口4が設けられている。
図示を省略するが、コンロ本体1の内部には、ガスコンロの運転を制御するための各種制御を実行するように構成された制御部が設けられている。
図1に示すように、コンロ本体1の前面部の略中央は、コンロ本体1に内蔵したグリル庫7の前部開口部8にて開口されている。
コンロ本体1の前面部におけるグリル庫7の前部開口部8の両横側箇所には、コンロバーナ2やグリルバーナ3に対する操作部が設けられている。
即ち、3つのコンロバーナ2夫々に対する点火及び消火を指令する押し操作式の3つのコンロ用操作具9、及び、グリルバーナ3に対する点火及び消火を指令する押し操作式のグリル用操作具10が装備されている。
図1において区別は省略するが、3つのコンロバーナ2は、夫々、最大燃焼量(即ち、火力)が異なるように構成され、火力が小さいものから順に、小火力バーナ、標準バーナ、大火力バーナが備えられている。
そして、図1に示すように、3つのコンロバーナ2夫々の火力を調節するスライド式の3つのコンロ用火力調節具11、及び、グリルバーナ3の火力を調節するためのグリル用火力調節スイッチ12が設けられ、加えて、コンロバーナ2を用いて自動調理を行うための調理情報を入力するためのコンロ用設定操作部13、及び、グリルバーナ3を用いて自動調理を行うためのグリル用設定操作部14が設けられている。
ちなみに、コンロ用設定操作部13及びグリル用設定操作部14は、下端側の横軸心回りでの回動により開閉自在に枢支されて、閉じ状態から少し後方側に押し移動されると、開き状態となり、開き状態から後方側に押し移動すると閉じ状態になるように構成されている。
尚、図1においては、コンロ用設定操作部13が開き状態で、グリル用設定操作部14が閉じ状態である場合を例示している。
(グリルの全体構成)
図2及び図3に示すように、グリルGは、上述のグリル庫7と、食材を保持可能な加熱調理用具Nを載置自在で、且つ、グリル庫7内に収納される収納位置と当該グリル庫7の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在に設けられた引出部Hと、グリル庫7内を加熱する上述のグリルバーナ3と、グリル庫7の後部に連通してグリル庫7内の排気を外部に排出する排気路15等を備えて構成されている。ちなみに、引出位置とは、図2及び図6に示すように、引出部Hがその大部分がグリル庫7から引き出された状態でグリルGに支持される状態である。
グリル庫7は、前方及び後方が開口した角筒状に形成され、前方の開口部が上述の前部開口部8とされ、後方の開口部とグリル用排気口4とが排気ダクト16にて接続されて、その排気ダクト16により排気路15が形成されている。
引出部Hは、加熱調理用具Nの外周縁部を載置支持する形態に線材を曲げ加工して構成された受枠18、引出部Hが収納位置に位置したときにグリル庫7の前部開口部8を閉じる扉19とを備えて構成されて、グリル庫7内の左右両側下部に夫々設けられた一対のスライドレール17に支持されている。
スライドレール17は、周知であるので、詳細な説明を省略して簡単に説明すると、図1及び図2に示すように、中間レール17mが固定レール17bにその長手方向にスライド自在に支持され、先端レール17tが中間レール17mにその長手方向にスライド自在に支持されて構成され、固定レール17bがグリル庫7の底壁部に取り付けられる。
そして、受枠18が、一対の先端レール17tに跨る状態で支持され、扉19が、一対の先端レール17tの先端に、立ち姿勢で架け渡された状態で着脱自在に取り付けられている。
図2及び図3に示すように、この実施形態では、グリルバーナ3として、収納位置に位置する引出部Hに載置された加熱調理用具Nの上方からグリル庫7内を加熱する上側バーナ3Uと、当該加熱調理用具Nの下方からグリル庫7内を加熱する下側バーナ3Sとが設けられている。
下側バーナ3Sは、図4に示すように、円筒状のバーナ本体部20と、そのバーナ本体部20に接続される混合管部21とを備え、バーナ本体部20に、周方向に沿って複数の炎孔22が形成されている。つまり、下側バーナ3Sが、ガス燃料と空気との混合気を噴出する複数の炎孔22が環状に並ぶ環状の炎孔列23を備えて構成されている。
そして、下側バーナ3Sは、ガス燃料が噴出ノズル24から混合管部21の端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって混合管部21の内部に供給されて、一次空気とガス燃料との混合気を上述の炎孔22に供給して燃焼させ、かつ、グリル庫7の板状の底部等に形成した空気孔(図示せず)等からグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて燃焼する、いわゆるブンゼン式バーナとして構成されている。
このような構成の下側バーナ3Sは、コンロバーナ2の構成と同様であり、コンロバーナ2(例えば、標準バーナ)を転用して構成されている。
図3及び図4に示すように、グリル庫7内において、収納位置に位置する引出部Hに載置された加熱調理用具Nの下方に対応する箇所に、当該加熱調理用具Nの底板部(底部に相当する)に当接して当該底板部の温度を検出するように、上方に付勢された状態でセンサ部25を備えたグリル用温度センサSG(温度検出手段の一例)が設けられている。
図4に示すように、このグリル用温度センサSGは、グリル庫7の底壁部に立設された棒状支持部26、この棒状支持部26に対して一定範囲で上下方向に移動自在に支持され且つ上方に復帰付勢された上下可動部27等を備えて構成され、上下可動部27の上端部に、センサ部25が設けられている。センサ部25は、図示は省略するが、加熱調理用具Nの底面に接触する接触体と、その接触体の温度を検出するサーミスタ等の熱電変換素子とを備える、いわゆる感熱式のセンサとして構成されている。
又、グリル用温度センサSGには、上下可動部27が下降するのに伴ってその下端部にて押圧操作されるように設けられた存在検知用スイッチ28が備えられ、その存在検知用スイッチ28が上下可動部27の下端部にて押圧操作されことにより、加熱調理用具Nが存在する状態であることが検出される構成となっている。つまり、グリル用温度センサSGは、加熱調理用具Nの存否を検出し且つその加熱調理用具Nの底板部の温度を検出するように構成されている。
更に、上下可動部27の上端側部分の外周を覆う筒状遮蔽部29が装備されて、下側バーナ3Sの燃焼によって形成される火炎によって、センサ部25が装備された上下可動部27の上端側部分が加熱されることを抑制するようになっている。
そして、図1にも示すように、グリル用温度センサSGが、平面視で環状の炎孔列23の中央に位置する状態で、円筒状のバーナ本体部20の中央に立設されている。
尚、グリル用温度センサSGは、コンロバーナ2に対して、鍋等の被加熱物の存否を検出し且つその温度を検出するために配設されるコンロ用温度センサSC(図1参照)と同様に構成されるものである。つまり、グリル用温度センサSGは、コンロバーナ2に対して装備されるコンロ用温度センサSCを転用して構成されている。
上側バーナ3Uは、図3及び図5に示すように、平板状の燃焼部30と、その燃焼部30に接続される混合管部31等を備えて、燃焼部30にて下向きの平板状の火炎を形成する輻射式バーナに構成されている。つまり、ガス燃料が噴出ノズル32から混合管部31の端部に噴出供給される際に一次空気が取り入れられ、燃焼部30において、一次空気とガス燃料との混合気を、グリル庫7に取入れられた外気を二次空気として用いて燃焼させるように構成されている。
図2及び図3、並びに、図13及び図14に示すように、この実施形態では、引出部Hが、加熱調理用具Nとして、上部開口部41を閉じる蓋体50を着脱自在に装着可能な炊飯用容器40(加熱用容器の一例)、及び、被加熱物を載置するグリル皿60を載置自在に構成されている。
つまり、このグリルGは、炊飯用容器40をグリル庫7内に収納して炊飯する炊飯調理と、グリル皿60をグリル庫7内に収納してグリル皿60に載置した食材を加熱するグリル調理とが可能なように構成されている。
図3及び図5に示すように、本発明では、炊飯用容器40内から蒸気を排出する蒸気孔51が、蓋体50が装着された炊飯用容器40を載置した引出部Hが収納位置に位置する状態では、グリルバーナ3よりも後方に位置させることが可能なように、蓋体50に設けられている。具体的には、蒸気孔51が、蓋体50が装着された炊飯用容器40を載置した引出部Hが収納位置に位置する状態では、上側バーナ3U(具体的には、上側バーナ3Uの燃焼部30)及び下側バーナ3S(具体的には、下側バーナ3Sのバーナ本体部20)よりも後方に位置させることが可能なように、蓋体50に設けられている。
又、図8にも示すように、平面視で、炊飯用容器40の外周部において、当該炊飯用容器40が引出部Hに載置されるときに当該引出部Hの後部側に向ける箇所である後部40rが定められ、蒸気孔51が、蓋体50における周方向の一部で且つ外周部寄りの箇所に設けられている。
そして、蓋体50と炊飯用容器40とに、夫々、蓋体側係合部Ka、対蓋体用の容器側係合部Kbが設けられ、蓋体側係合部Ka及び対蓋体用の容器側係合部Kbは、炊飯用容器40に装着されるときの蓋体50の向きが、平面視で当該蓋体50の蒸気孔51が炊飯用容器40の後部40r側に位置する適正向きのときだけ、蓋体50を適正状態で炊飯用容器40へ装着可能に互いに係合する適正向き対応係合構造を有している。
更に、炊飯用容器40と引出部Hとに、夫々、対引出部用の容器側係合部Kc、引出部側係合部Kdが設けられ、適正向き対応係合構造として、対引出部用の容器側係合部Kc及び引出部側係合部Kdは、引出部Hに載置されるときの炊飯用容器40の向きが、平面視で当該炊飯用容器40の後部40rが引出部Hの後部側に位置する適正向きのときだけ、炊飯用容器40を適正状態で引出部Hに載置可能に互いに係合するように構成されている。
次に、炊飯用容器40及び蓋体50の構成、グリル皿60の構成、並びに、適正向き対応係合構造について説明する。
(炊飯用容器40及び蓋体50の構成)
図8及び図9に示すように、炊飯用容器40は、平面視で前後方向の差し渡しの方が幅方向の差し渡しよりも長い概略長方体形状の箱状に構成され、蓋体50が、炊飯用容器40の形状に対応して、平面視で前後方向の差し渡しの方が幅方向の差し渡しよりも長い概略長方形状の板状に構成されている。ちなみに、炊飯用容器40の4箇所の隅部(前後の壁部と左右の壁部とにより形成される隅部)は、所定の半径の円弧状に形成され、蓋体50の4箇所の角部は、炊飯用容器40の隅部に嵌め込むことが可能な円弧状に形成されている。
炊飯用容器40の内面における上部開口部41の開口縁よりも下側に、全周にわたって、蓋体50を受ける段部42が設けられ、蓋体50が、段部42に受けられた状態で炊飯用容器40に装着される。
蒸気孔51は、蓋体50における短辺側に対応する外周縁部に、その両端に振り分けて2個ずつ、合わせて4個形成されている。
又、蓋体50の上面部には、取手52が上面部の左右方向に沿う軸心周りに揺動自在に設けられている。
(適正向き対応係合構造)
図3、図6及び図7に示すように、炊飯用容器40の後壁部の外面には、炊飯用容器40の底面に平行な横方向に沿う細長状の後方側突状部43が設けられ、炊飯用容器40の前壁部の外面には、後方側突状部43よりも低位に位置させて、横方向に沿う細長状の前方側突状部44が設けられている。
そして、後方側突状部43が炊飯用容器40の後部40rを識別可能な後方側目印部Mrとして機能し、前方側突状部44が炊飯用容器40の前部40fを識別可能な前方側目印部Mfとして機能するように構成されている。つまり、加熱用容器40に、その前部40f及び後部40r夫々を識別可能にする後方側目印部Mr及び前方側目印部Mfが設けられていることになる。
受枠18は、炊飯用容器40をその底板部が天板5と略平行になる状態に載置支持可能にすべく、炊飯用容器40の後方側突状部43を受けることが可能な後方側受け部18rと、前方側突状部44を受けることが可能な前方側受け部18fとを前方側受け部18fの方が低位に位置する状態で備えるように、線材を曲げ加工して構成されている。そして、炊飯用容器40が、その後方側突状部43が受枠18の後方側受け部18rに受けられ、且つ、その前方側突状部44が受枠18の前方側受け部18fに受けられる状態で、受枠18に適正状態で載置支持されるように構成されている。
つまり、図3、図6及び図7に示すように、炊飯用容器40をその後方側突状部43が引出部Hの後部側に向く姿勢で受枠18上に載せると、その前方側突状部44が受枠18の前方側受け部18fに受けられ且つその後方側突状部43が受枠18の後方側受け部18rに受けられて、その底板部が天板5と略平行になる適正状態で、引出部Hに載置支持される。ちなみに、グリルGを内蔵したガスコンロは、その天板5が略水平になる状態でシステムキッチン等に設けられるので、炊飯用容器40が適正状態で引出部Hに載置支持された状態では、炊飯用容器40の底板部が略水平になる。
図示を省略するが、逆に、炊飯用容器40をその後方側突状部43が引出部Hの前部側に向く姿勢で受枠18上に載せると、その前方側突状部44が受枠18の後方側受け部18rに受けられ且つその後方側突状部43が受枠18の前方側受け部18fに受けられることになり、炊飯用容器40は、その底板部が手前側が下がる傾斜状となる不適正な状態で引出部Hに載置支持されることになる。
つまり、炊飯用容器40の後方側突状部43及び前方側突状部44を対引出部用の容器側係合部Kcとして機能させ、受枠18の後方側受け部18r及び前方側受け部18fを引出部側係合部Kdとして機能させるように構成されている。
図3、図9及び図11に示すように、炊飯用容器40の内周面の全周にわたって設けられた環状の段部42は、炊飯用容器40の後部40rに対応する側の概ね半周部分に、前部40fに対応する半周部分よりも高い高段部分42bを備えるように構成されている。
蓋体50の裏面(炊飯用容器40に対面する面)の周縁部のうち、蒸気孔51が形成された側の半周部分には、炊飯用容器40の段部42の高段部分42bを嵌め込むことが可能な係合用凹部53が設けられている。
そして、図3及び図12(a)に示すように、蓋体50をその蒸気孔51が炊飯用容器40の後部40r側に位置する向き(以下、適正向きと記載する場合がある)で炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むと、蓋体50の係合用凹部53に炊飯用容器40の段部42の高段部分42bが嵌まり込んで、蓋体50の裏面の周縁部が全周にわたって炊飯用容器40の段部42に当接して、蓋体50の裏面の周縁部と炊飯用容器40の段部42との間に隙間が殆どない適正状態で、蓋体50が炊飯用容器40に装着される。
逆に、図12(b)に示すように、蓋体50をその蒸気孔51が炊飯用容器40の前部40f側に位置する向き(以下、不適正向きと記載する場合がある)で炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むと、蓋体50の係合用凹部53に炊飯用容器40の段部42の高段部分42bが嵌まり込まないので、蓋体50の裏面の周縁部と炊飯用容器40の段部42との間の隙間が開いた不適正状態で、蓋体50が炊飯用容器40に装着される。
つまり、炊飯用容器40の段部42の高段部分42bを対蓋体用の容器側係合部Kbとして機能させ、蓋体50の係合用凹部53を蓋体側係合部Kaとして機能させるように構成されている。
そして、蓋体50を適正状態で装着した炊飯用容器40をその後方側突状部43が引出部Hの後部側に向く適正状態で受枠18上に載せて、引出部Hを収納位置に位置させると、蓋体50の蒸気孔51が上側バーナ3Uの燃焼部30及び下側バーナ3Sのバーナ本体部20よりも後方に位置する状態となるように、上側バーナ3U及び下側バーナ3S夫々と受枠18とにおけるグリル庫7の前後方向での相対位置関係が定められている。
(炊飯用容器40の底板部(底部に相当する)の温度検出構成)
図3及び図10に示すように、炊飯用容器40の底面において、引出部Hが収納位置に位置する状態のときにグリル用温度センサSGのセンサ部25が当接する箇所の後方に、後方側ほど上位となる傾斜状の摺動案内面45sが設けられている。
具体的には、炊飯用容器40における後部40r側の側壁部と底板部との角部における左右方向の略中央に、上部開口部41側へ凹む凹部45が形成され、この凹部45の底面に対応する面が、摺動案内面45sとして機能させるように構成されている。つまり、この凹部45は、その幅が炊飯用容器40の左右方向の幅よりも狭く且つその凹み量が炊飯用容器40の前部40fに向かって漸次小さくなる形態で形成されて、炊飯用容器40が引出部Hに適正状態で載置された状態では、その凹部45の底面45sが後方側ほど上位となる傾斜状となって、摺動案内面45sとして機能する。
図6及び図7に示すように、適正状態で炊飯用容器40が載置された引出部Hが、炊飯用容器40がグリル用温度センサSGのセンサ部25よりも前方に位置する状態まで引き出された状態では、炊飯用容器40の摺動案内面45sの後端部の高さが、上方に復帰して最上位に位置するグリル用温度センサSGのセンサ部25と同高さになる又はそのセンサ部25よりもやや高くなるように構成されている。
そして、適正状態で炊飯用容器40が載置された引出部Hが引出位置から収納位置側に向かって押し込まれると、先ず、炊飯用容器40の摺動案内面45sの後端部がグリル用温度センサSGのセンサ部25に当接し、引出部Hが更に押し込まれると、炊飯用容器40の摺動案内面45sによりセンサ部25が押し下げられる。
そして、図3に示すように、引出部Hが収納位置に位置すると、グリル用温度センサSGのセンサ部25が炊飯用容器40の底板部の略中央に当接する状態となり、グリル用温度センサSGにより、炊飯用容器40の底板部の略中央の温度を検出するように構成されている。
(グリル皿の構成)
次にグリル皿60について説明するが、本発明は、加熱調理用具Nとして、蓋体50を装着自在な炊飯用容器40(加熱用容器の一例)を用いる場合に関するものであるので、グリル皿60については、簡単に説明する。
図13及び図14に示すように、グリル皿60は、平面視の形状が炊飯用容器40と略同形状の概略長方形状の皿状に構成されている。
このグリル皿60には、炊飯用容器40の後方側突状部43及び前方側突状部44と同様の機能を奏する後方側突状部61及び前方側突状部62が設けられている。
つまり、グリル皿60をその後方側突状部61が引出部Hの後部側に向く姿勢で受枠18上に載せると、その前方側突状部62が受枠18の前方側受け部18fに受けられ且つその後方側突状部61が受枠18の後方側受け部18rに受けられて、その底板部が天板5と略平行になる適正状態で、引出部Hに載置支持される。
又、グリル皿60の底板部には、炊飯用容器40の底板部の凹部45と同様に、凹部63が形成され、その凹部63の底面に対応する面63sが、炊飯用容器40の摺動案内面45sと同様の機能を奏する摺動案内面63sとして機能させるように構成されている。
更に、グリル皿60の底板部におけるグリル皿60の内部に対応する側には、左右方向に伸びる帯状の複数の突部64が前後方向に間隔を隔てて並ぶ状態で備えられている。
次に、使用者がガスコンロを使用する際に、炊飯用容器40をグリル庫7内に収納する際の操作について説明する。
即ち、図12(a)に示すように、使用者は、蓋体50をその蒸気孔51が炊飯用容器40の後部40r側に位置する適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むと、蓋体50の係合用凹部53に炊飯用容器40の段部42の高段部分42bが嵌まり込んで、蓋体50が適正状態で炊飯用容器40に装着される。その際、炊飯用容器40には、後方側目印部Mrとして機能する後方側突状部43や、前方側目印部Mfとし機能する前方側突状部44が設けられていて、使用者は、それら後方側突状部43や前方側突状部44により、炊飯用容器40の後部40rや前部40fが容易に識別可能であるので、上述のように、蓋体50を適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むことを容易に行うことができる。
逆に、図12(b)に示すように、蓋体50をその蒸気孔51が炊飯用容器40の前部40f側に位置する不適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むと、蓋体50の係合用凹部53に炊飯用容器40の段部42の高段部分42bが嵌まり込まず、蓋体50は手前側が下がる傾斜姿勢の不適正な状態で炊飯用容器40に装着されるので、使用者は、蓋体50が適正に炊飯用容器40に装着されていないことを容易に認識することができる。
又、図3、図6及び図7に示すように、使用者は、蓋体50を適正状態で装着した炊飯用容器40をその後方側突状部43が引出部Hの後部側に向く適正向きで受枠18上に載せると、その前方側突状部44が受枠18の前方側受け部18fに受けられ且つその後方側突状部43が受枠18の後方側受け部18rに受けられて、炊飯用容器40が略水平姿勢となる適正状態で引出部Hに載置支持される。
その際、使用者は、蓋体50を炊飯用容器40に装着する際と同様に、後方側突状部43や前方側突状部44により、炊飯用容器40の後部40rや前部40fが容易に識別可能であるので、上述のように、炊飯用容器40を適正向きで引出部Hに載置することを容易に行うことができる。
図示を省略するが、逆に、炊飯用容器40をその後方側突状部43が引出部Hの前部側に向く不適正向きで受枠18上に載せると、その前方側突状部44が受枠18の後方側受け部18rに受けられ且つその後方側突状部43が受枠18の前方側受け部18fに受けられて、炊飯用容器40は手前側が下がる傾斜状となる不適正な状態で引出部Hに載置支持されるので、使用者は、炊飯用容器40が適正に引出部Hに載置されていないことを容易に認識することができる。
尚、蓋体50を炊飯用容器40に装着する操作を、炊飯用容器40を引出部Hに載置した後に行うこともできる。
そして、上述のように蓋体50を適正状態で炊飯用容器40に装着すると共に、炊飯用容器40を適正状態で引出部Hに載置した状態で、引出部Hをグリル庫7内に押し込んで収納位置に位置させると、図3及び図5に示すように、蓋体50の蒸気孔51が上側バーナ3U(具体的には、上側バーナ3Uの燃焼部30)及び下側バーナ3S(具体的には、バーナ本体20)よりも後方に位置する状態になる。すると、蓋体50の蒸気孔51から噴き出た蒸気は、上側バーナ3Uにより形成される火炎及び下側バーナ3Sにより形成される火炎や、上側バーナ3Uにより生成された燃焼ガス及び下側バーナ3Sにより生成された燃焼ガスによって拡散させられ難くなって、排気路15を通して円滑に外部に排出され易いので、蓋体50の蒸気孔51から噴き出た蒸気がグリル庫7内に充満し難くなる。従って、蓋体50の蒸気孔51から噴き出た蒸気に含まれる成分が乾固した残滓が、グリル庫7の壁面や上側バーナ3Uに付着して堆積するのを抑制することができる。
以下、第2〜第4の各実施形態を説明するが、各実施形態は、蓋体側係合部Ka及び対蓋体用の容器側係合部Kbの別の実施形態を説明するものであって、ガスコンロの構成は上記の第1実施形態と同様であるので、各実施形態では、ガスコンロの構成の説明を省略して、主として、蓋体側係合部Ka及び対蓋体用の容器側係合部Kbについて説明する。
〔第2実施形態〕
図15に示すように、この第2実施形態では、炊飯用容器40の内側面において、段部42の上方で且つ後部40rに対応する部分に、内方側に突出する係合用内向き凸部46が設けられている。
又、蓋体50の概略長方形状の外周縁部のうち、4個の蒸気孔51が隣接する辺に沿う部分には、蓋体50を適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込む際に、炊飯用容器40の係合用内向き凸部46が嵌まり込むことが可能な係合用湾入部54が設けられている。
そして、図16(a)に示すように、蓋体50を適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むと、蓋体50の係合用湾入部54に炊飯用容器40の係合用内向き凸部46が嵌まり込んで、蓋体50が適正状態で炊飯用容器40に装着される。
逆に、図16(b)に示すように、蓋体50を不適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むと、蓋体50の係合用湾入部54に炊飯用容器40の係合用内向き凸部46が嵌まり込まないので、蓋体50が適正状態で炊飯用容器40に装着されない。
つまり、炊飯用容器40の係合用内向き凸部46を対蓋体用の容器側係合部Kbとして機能させ、蓋体50の係合用湾入部54を蓋体側係合部Kaとして機能させるように構成されている。
〔第3実施形態〕
図17に示すように、この第3実施形態では、平面視で概略長方形状の炊飯用容器40の段部42において、左右夫々の辺部に沿う部分には、前後方向の一方側(この第3実施形態では、後方側)に寄せて、上方に突出する係合用上向き凸部47が設けられている。
又、蓋体50の概略長方形状の外周縁部のうち、左右夫々の辺に沿う部分には、蓋体50を適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込む際に、炊飯用容器40の左右の係合用上向き凸部47夫々が嵌まり込むことが可能な係合用窪み部55が設けられている。
そして、図18(a)に示すように、蓋体50を適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むと、蓋体50の左右一対の係合用窪み部55に炊飯用容器40の左右一対の係合用上向き凸部47が嵌まり込んで、蓋体50が適正状態で炊飯用容器40に装着される。
逆に、図18(b)に示すように、蓋体50を不適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むと、蓋体50の左右一対の係合用窪み部55に炊飯用容器40の左右一対の係合用上向き凸部47が嵌まり込まないので、蓋体50が適正状態で炊飯用容器40に装着されない。
つまり、炊飯用容器40の左右一対の係合用上向き凸部47を対蓋体用の容器側係合部Kbとして機能させ、蓋体50の左右一対の係合用窪み部55を蓋体側係合部Kaとして機能させるように構成されている。
〔第4実施形態〕
図19に示すように、この第4実施形態では、炊飯用容器40における4箇所の円弧状の隅部のうち、後部40r側の2箇所の後方側隅部48rの円弧の半径は同じであり、前部40f側の2箇所の前方側隅部48fの円弧の半径も同じであるが、後方側隅部48rの円弧の半径の方が、前方側隅部48fの円弧の半径よりも小さくなるように構成されている。
又、蓋体50における4箇所の角部のうち、蒸気孔51が形成されている後方側の2箇所の後方側角部56rの円弧の半径は同一であり、炊飯用容器40の後方側隅部48rに嵌め込むことが可能に設定され、前方側の2箇所の前方側角部56fの円弧の半径も同一であり、炊飯用容器40の前方側隅部48fに嵌め込むことが可能に設定されている。つまり、後方側角部56rの円弧の半径の方が、前方側角部56fの円弧の半径よりも小さくなるように構成されている。
そして、図20(a)に示すように、蓋体50を適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込むと、蓋体50の左右の後方側角部56rが炊飯用容器40の左右の後方側隅部48rに嵌まり込むと共に、蓋体50の左右の前方側角部56fが炊飯用容器40の左右の前方側隅部48fに嵌まり込んで、蓋体50が適正状態で炊飯用容器40に装着される。
逆に、図20(b)に示すように、蓋体50を不適正向きで炊飯用容器40の上部開口部41に嵌め込んでも、蓋体50が炊飯用容器40に適正状態で装着されない。
つまり、炊飯用容器40における左右の後方側隅部48r及び前方側隅部48fを対蓋体用の容器側係合部Kbとして機能させ、蓋体50における左右の後方側角部56r及び左右の前方側角部56fを蓋体側係合部Kaとして機能させるように構成されている。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ) 蓋体側係合部Ka及び対蓋体用の容器側係合部Kbの具体的な構成は、上記の第1〜第4の各実施形態において例示した構成に限定されるものではなく、種々の構成が可能である。
例えば、第1実施形態において、対蓋体用の容器側係合部Kbとして機能させる炊飯用容器40の段部42の高段部分42bを、炊飯用容器40の前部40fに対応する側の概ね半周部分に備え、蓋体側係合部Kaとして機能させる蓋体50の係合用凹部53を、高段部分42bを嵌め込むことが可能なように、蓋体50の裏面の周縁部のうち、蒸気孔51が形成された側とは反対側の半周部分に設けても良い。
(ロ) 対引出部用の容器側係合部Kc及び引出部側係合部Kdの具体的な構成は、上記の第1〜第4の各実施形態において例示した構成に限定されるものではなく、種々の構成が可能である。
例えば、引出部Hにおいて炊飯用容器40を受ける部分における後方に寄った箇所に、上方に突出する突起部を設け、炊飯用容器40の底部に、その炊飯用容器40をその後部40rが引出部Hの後部側に向く姿勢で引出部Hに載置したときに、突起部を嵌め込むことが可能なように凹部を設けて、引出部Hの突起部を引出部側係合部Kdとして機能させ、炊飯用容器40の凹部を対引出部用の容器側係合部Kcとして機能させるように構成しても良い。
(ハ) 蓋体側係合部Ka及び対蓋体用の容器側係合部Kbを備えた適正向き対応係合構造を省略しても良い。更に、対引出部用の容器側係合部Kc及び引出部側係合部Kdを省略しても良い。
これらの場合、引出部Hに載置支持する際の炊飯用容器40の向きを、特定の一つの向きに限定されないように構成することが可能である。
例えば、上記の第1〜第4の各実施形態のように、炊飯用容器40の形状を平面視で概略長方形状の箱状に構成して、その長辺方向を引出部Hの前後方向に沿わせて引出部Hに載置可能に構成する場合、引出部Hに載置支持する際の炊飯用容器40の向きを反転可能に構成しても良い。
(ニ) 炊飯用容器40の形状は、上記の第1〜第4の各実施形態で例示した形状、即ち、平面視で概略長方形状の箱状に限定されるものではなく、例えば、平面視で正方形状、円形状、又は、楕円形状の箱状でもよい。
(ホ) 加熱用容器の具体例としては、上記の第1〜第4の各実施形態で例示した炊飯用容器40に限定されるものではなく、炊飯以外の加熱調理(例えば、煮物)を行う鍋でも良い。又、上記の第1〜第4の各実施形態で例示した炊飯用容器40で可能な加熱調理としては、炊飯に限定されるものではない。
(ヘ) 上記の実施形態においては、本発明をガスコンロに内蔵されたグリルGに適用する場合について例示したが、本発明は、グリルGのみを備えたものにも適用することができる。
以上説明したように、グリル庫の壁面の清掃に係わる負担を軽減しながら、蓋体を装着した加熱用容器を用いて加熱調理を行い得るグリル、及び、グリル庫の壁面の清掃に係わる負担を軽減しながら、蓋体を装着して加熱調理を行い得る加熱調理用具を提供することができる。
3 グリルバーナ(バーナ)
3S 下側バーナ
3U 上側バーナ
7 グリル庫
15 排気路
22 炎孔
23 炎孔列
25 センサ部
40 炊飯用容器(加熱用容器)
40r 後部
41 上部開口部
42 段部
50 蓋体
51 蒸気孔
63s 摺動案内面
G グリル
H 引出部
Ka 蓋体側係合部
Kb 対蓋体用の容器側係合部
Kc 対引出部用の容器側係合部
Kd 引出部側係合部
Mf 前方側目印部(目印部)
Mr 後方側目印部(目印部)
N 加熱調理用具
SG グリル用温度センサ(温度検出手段)

Claims (9)

  1. グリル庫と、食材を保持可能な加熱調理用具を載置自在で、且つ、前記グリル庫内に収納される収納位置と当該グリル庫の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動自在に設けられた引出部と、前記グリル庫内を加熱するバーナと、前記グリル庫の後部に連通して前記グリル庫内の排気を外部に排出する排気路とを備え、
    前記引出部が、前記加熱調理用具として、上部開口部を閉じる蓋体を着脱自在に装着可能な加熱用容器を載置自在に構成されたグリルであって、
    前記加熱用容器内から蒸気を排出する蒸気孔が、前記蓋体が装着された前記加熱用容器を載置した前記引出部が前記収納位置に位置する状態では、前記バーナよりも後方に位置させることが可能なように、前記蓋体に設けられているグリル。
  2. 前記バーナとして、前記収納位置に位置する前記引出部に載置された前記加熱調理用具の上方から前記グリル庫内を加熱する上側バーナが設けられている請求項1に記載のグリル。
  3. 平面視で、前記加熱用容器の外周部において、当該加熱用容器が前記引出部に載置されるときに当該引出部の後部側に向ける箇所である後部が定められ、
    前記蒸気孔が、前記蓋体における周方向の一部で且つ外周部寄りの箇所に設けられ、
    前記蓋体と前記加熱用容器とに、夫々、蓋体側係合部、対蓋体用の容器側係合部が設けられ、
    前記蓋体側係合部及び前記対蓋体用の容器側係合部は、前記加熱用容器に装着されるときの前記蓋体の向きが、平面視で当該蓋体の前記蒸気孔が前記加熱用容器の後部側に位置する適正向きのときだけ、前記蓋体を適正状態で前記加熱用容器へ装着可能に互いに係合する適正向き対応係合構造を有している請求項1又は2に記載のグリル。
  4. 前記加熱用容器と前記引出部とに、夫々、対引出部用の容器側係合部、引出部側係合部が設けられ、
    前記適正向き対応係合構造として、前記対引出部用の容器側係合部及び前記引出部側係合部は、前記引出部に載置されるときの前記加熱用容器の向きが、平面視で当該加熱用容器の後部が前記引出部の後部側に位置する適正向きのときだけ、前記加熱用容器を適正状態で前記引出部に載置可能に互いに係合するように構成されている請求項3に記載のグリル。
  5. 前記加熱用容器に、その前部及び後部のうちの少なくとも一方を識別可能にする目印部が設けられている請求項3又は4に記載のグリル。
  6. 前記グリル庫内において、前記収納位置に位置する前記引出部に載置された前記加熱調理用具の下方に対応する箇所に、当該加熱調理用具の底部に当接して当該底部の温度を検出するように、上方に付勢された状態でセンサ部を備えた温度検出手段が設けられ、
    前記加熱調理用具の底面において、前記引出部が前記収納位置に位置する状態のときに前記温度検出手段が当接する箇所の後方に、後方側ほど上位となる傾斜状の摺動案内面が設けられ、
    前記引出部が後方側に移動されるに伴って、前記センサ部が、前記引出部に載置された加熱調理用具の底面の前記摺動案内面に当接して押し下げられるように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリル。
  7. 前記バーナとして、前記収納位置に位置する前記引出部に載置された前記加熱調理用具の下方から前記グリル庫内を加熱する下側バーナが設けられ、
    前記下側バーナが、ガス燃料と空気との混合気を噴出する複数の炎孔が環状に並ぶ環状の炎孔列を備えて構成され、
    前記温度検出手段が、平面視で前記環状の炎孔列の中央に設けられている請求項6に記載のグリル。
  8. 前記加熱用容器の内面における前記上部開口部の開口縁よりも下側に、前記蓋体を受ける段部が設けられ、
    前記蓋体が、前記段部に受けられた状態で前記加熱用容器に装着される請求項1〜7のいずれか1項に記載のグリル。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のグリルに使用される加熱調理用具であって、
    加熱用容器内から蒸気を排出する蒸気孔が、前記蓋体が装着された前記加熱用容器を載置した前記引出部が前記収納位置に位置する状態では、前記バーナよりも後方に位置させることが可能なように、前記蓋体に設けられている加熱調理用具。
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