JP2020043624A - レゾルバステータおよびレゾルバ - Google Patents

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Abstract

【課題】巻線機のニードルの位置に多少のずれが生じても、ボビン部の所望の位置にマグネットワイヤを巻線することができるレゾルバステータを提供する。【解決手段】ステータ中心に向けて突出する複数の突出磁極21を有する輪状のステータコア11と、複数の突出磁極21を被覆する複数のボビン部22を有する輪状の絶縁カバー部材12と、複数のボビン部22に巻線されて複数のコイル26を形成するマグネットワイヤ13と、を備え、複数のボビン部22の各々は、マグネットワイヤ13の巻線位置を案内するための溝であって、Z方向に所定の間隔Pで形成された複数の溝41を有し、所定の間隔Pは、マグネットワイヤ13の直径Dの√3倍に設定されている。【選択図】図5

Description

本発明は、回転角度を検出する際に用いられるレゾルバに関し、特に、レゾルバステータに関する。
自動車の駆動用モータの回転を制御するための角度センサとして、VR(可変リアクタンス)形のレゾルバが用いられている。この種のレゾルバは、固定子であるレゾルバステータと、回転子であるレゾルバロータとを備え、両者のギャップ変化を利用して回転角度を検出する。
レゾルバステータは、複数の突出磁極を有する輪状のステータコアと、複数のボビン部を有する輪状の絶縁カバー部材と、複数のボビン部に巻かれて複数のコイルを形成するマグネットワイヤと、を備えた構成になっている。このような構成のレゾルバステータでは、突出磁極をボビン部によって被覆し、このボビン部の外面にマグネットワイヤを複数層重ねて巻線することにより、所定の巻線ターン数からなるコイルを形成している。
ボビン部にマグネットワイヤを巻線してコイルを形成する場合は、巻線の整列状態がレゾルバの特性の良否に影響を与える。特に、ボビン部にマグネットワイヤを巻線していく過程では、第1層目のマグネットワイヤを巻線するときの整列状態が重要になる。その理由は、第2層目以降のマグネットワイヤは、それぞれ1つ前の層に巻線されるマグネットワイヤを利用して位置決めされ、この位置決めにおいて最も基準となるのが第1層目のマグネットワイヤの巻線位置になるからである。
従来のレゾルバステータが備えるボビン部としては、図16に示すような溝なしタイプのボビン部51と、図17に示すような溝ありタイプのボビン部52とが知られている。このうち、図16に示す溝なしタイプのボビン部51の場合は、第1層目のマグネットワイヤを巻線するときにマグネットワイヤの位置が動いてしまい、巻線状態に乱れが生じやすいという欠点がある。一方、図17に示す溝ありタイプのボビン部52の場合は、ボビン部52に形成された複数の溝53を利用して第1層目のマグネットワイヤを位置決めすることができる。このため、溝なしタイプに比べて巻線の整列性を高めることができる。
特許文献1には、断面四角形をなすボビン部の角部にマグネットワイヤの太さに合わせて溝を形成し、この溝を利用して第1層目のマグネットワイヤを位置決めして巻線する技術が記載されている。
特開2010−279241号公報
特許文献1に記載の技術では、第1層目のマグネットワイヤが互いに接触状態で巻線されるように、マグネットワイヤの直径の1倍の間隔でボビン部に溝を形成している(詳細は後述)。このため、第2層目のマグネットワイヤは、第1層目のマグネットワイヤ間に形成されるV字形の凹みの部分に落とし込んで巻かれる。ただし、第1層目のマグネットワイヤ間に形成される凹みの寸法は、マグネットワイヤの直径に比べてかなり小さくなる。このため、たとえば第1層目に巻線されたマグネットワイヤの上に第2層目のマグネットワイヤを巻線する際に、第1層目のマグネットワイヤの巻線位置に対して第2層目のマグネットワイヤを精度良く位置合わせしないと、第2層目のマグネットワイヤの巻線位置にずれが生じやすくなる。
したがって、たとえば、インナー直巻きタイプの巻線機でボビン部にマグネットワイヤを巻線する場合、巻線機が備えるニードルの位置が、第1層目のマグネットワイヤの巻線位置に対して少しずれただけでも、マグネットワイヤの巻線位置にずれが生じやすくなる。よって、特許文献1に記載の技術では、巻線機のニードルを動かすときの位置制御が難しく、整列巻線を実現することが困難であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、巻線機のニードルの位置に多少のずれが生じても、ボビン部の所望の位置にマグネットワイヤを巻線することができるレゾルバステータとこれを備えるレゾルバを提供することにある。
本発明に係るレゾルバステータは、ステータ中心に向けて突出する複数の突出磁極を有する輪状のステータコアと、前記複数の突出磁極を被覆する複数のボビン部を有する輪状の絶縁カバー部材と、前記複数のボビン部に巻線されて複数のコイルを形成するマグネットワイヤと、を備え、前記複数のボビン部の各々は、前記マグネットワイヤの巻線位置を案内するための溝であって、前記突出磁極の突出方向と平行な方向に所定の間隔で形成された複数の溝を有し、前記所定の間隔は、前記マグネットワイヤの直径の√3倍に設定されている。
本発明に係るレゾルバステータにおいて、前記ボビン部の外面は、前記ステータ中心から見て断面四角形をなし、前記複数の溝は、前記断面四角形をなす前記ボビン部の外面を形成する4つの面のうち少なくともいずれか1つの面に形成されている。
本発明に係るレゾルバステータにおいて、前記ボビン部の外面は、前記ステータ中心から見て断面四角形をなし、前記複数の溝は、前記断面四角形をなす前記ボビン部の四隅を形成する4つの角部のうち少なくともいずれか1つの角部に形成されている。
本発明に係るレゾルバステータにおいて、前記複数の溝は、前記ボビン部の四隅を形成する4つの角度のうち2つ以上の角部に形成されており、前記2つ以上の角部のうち、一の角部に形成される前記複数の溝の位置と他の角部に形成される前記複数の溝の位置とが、前記断面四角形をなす前記ボビン部の周囲一周分の長さに占める各辺の長さの割合に応じて、前記突出磁極の突出方向と平行な方向に相対的にずれている。
本発明に係るレゾルバは、上記構成のレゾルバステータを備える。
本発明によれば、絶縁カバー部材が有する複数のボビン部にそれぞれ複数の溝が形成されるとともに、各々のボビン部において複数の溝がマグネットワイヤの直径の√3倍の間隔で形成された構成を採用している。これにより、巻線機のニードルの位置に多少のずれが生じても、ボビン部の所望の位置にマグネットワイヤを巻線することができる。
本発明の第1実施形態に係るレゾルバステータの構成例を示す斜視図である。 図1に示すレゾルバステータの要部の構成例を示す斜視図である。 図2に破線で示すK部にマグネットワイヤを巻線した状態を示す断面図である。 ステータ中心から見たボビン部の断面形状を示す図である。 本発明の第1実施形態において、マグネットワイヤの直径と溝の間隔との関係を説明する断面図である。 本発明の比較例において、溝の間隔を説明する断面図である。 本発明の比較例において、第1層目のマグネットワイヤを巻線した状態を説明する断面図である。 本発明の比較例において、第2層目のマグネットワイヤを巻線する様子を示す断面図である。 本発明の第1実施形態において、第1層目のマグネットワイヤを巻線した状態を説明する断面図である。 本発明の第1実施形態において、第2層目のマグネットワイヤを巻線する様子を示す断面図である。 本発明の第1実施形態において、第3層目のマグネットワイヤを巻線する様子を示す断面図である。 本発明の第1実施形態において、第4層目のマグネットワイヤを巻線する様子を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るレゾルバステータにおいて、ボビン部が有する4つの角部にそれぞれ複数の溝を形成する場合に、各々の角部に形成される溝の位置関係を説明するための概略斜視図である。 各角部の巻線通過位置と溝の位置ずれとの関係を示す図である。 本発明の他の実施形態を説明する図であって、(A)はボビン部の平面図、(B)はボビン部の断面図である。 従来のレゾルバステータの一例を示す要部拡大図である。 従来のレゾルバステータの他の例を示す要部拡大図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るレゾルバステータの構成例を示す斜視図である。
図1に示すように、レゾルバステータ10は、輪状のステータコア11と、輪状の絶縁カバー部材12と、絶縁カバー部材12を用いて巻かれたマグネットワイヤ13と、を備えている。
(ステータコア)
ステータコア11は、複数の磁性鋼板をレゾルバステータ10の厚み方向Aに積層して構成されている。ステータコア11は、複数の突出磁極21を有している。複数の突出磁極21は、それぞれステータ中心に向けて突出している。また、複数の突出磁極21は、ステータコア11の円周方向Cに一定の角度間隔で配置されている。なお、ステータ中心とは、それぞれ輪状をなすステータコア11および絶縁カバー部材12の輪の中心を意味する。
(絶縁カバー部材)
絶縁カバー部材12は、ステータコア11と同軸状に配置されている。絶縁カバー部材12は、たとえば、合成樹脂などの絶縁材料によって形成されている。絶縁カバー部材12は、たとえば、インサート成形によってステータコア11と一体に形成されるものである。ただし、これに限らず、ステータコア11と別体で絶縁カバー部材12をキャップ型に形成し、このキャップ型の絶縁カバー部材12を別体として2つ用意してステータコア11の上側と下側から被せて固定してもよい。
絶縁カバー部材12は、複数のボビン部22と、円環部24とを有している。複数のボビン部22は、円環部24の内周縁から、それぞれステータ中心に向けて突出している。複数のボビン部22は、上述した複数の突出磁極21と1対1の対応関係で設けられている。各々のボビン部22は、マグネットワイヤ13と突出磁極21とを電気的に絶縁するために、それぞれに対応する突出磁極21を被覆している。ただし、突出磁極21の突端部21aは、ボビン部22によって被覆されることなく外部に露出している。各々のボビン部22の先端部には耳部23が形成されている。耳部23は板状に形成されている。突出磁極21の突端部21aは、耳部23の表面に露出している。
円環部24は、複数のボビン部22と一体に形成されている。円環部24は、複数のボビン部22よりも外周側でステータコア11の上面および下面を被覆している。
なお、ステータコア11と絶縁カバー部材12は互いに同軸状に配置されているため、絶縁カバー部材12の円周方向はステータコア11の円周方向Cと同一方向となる。したがって、以降の説明では、ステータコア11の円周方向と絶縁カバー部材12の円周方向の両方に同一の参照符号Cを付すこととする。
(マグネットワイヤ)
マグネットワイヤ13は、上述した複数のボビン部22に巻線されて複数のコイル26を形成する。また、マグネットワイヤ13は、絶縁カバー部材12の円周方向Cにおいて隣り合う2つのボビン部22の間でコイル26同士を電気的に接続する渡り線(図示せず)を形成する。
図2は、図1に示すレゾルバステータの要部の構成例を示す斜視図である。また、図3は、図2に破線で示すK部にマグネットワイヤを巻線した状態を示す断面図であり、図4は、ステータ中心から見たボビン部の断面形状を示す図である。なお、図2、図3および図4においては、ボビン部22の幅方向をX方向、ボビン部22の高さ方向をY方向、ボビン部22の長さ方向をZ方向で示している。Z方向は、突出磁極21の突出方向と平行な方向である。X方向、Y方向およびZ方向は、必要に応じて他の図面にも付記する。また、図3のマグネットワイヤ13に付した番号は、ボビン部22にマグネットワイヤ13を巻線するときの順序を示している。
ボビン部22は、図4に示すように、ステータ中心から見て断面四角形に形成されている。本実施形態では、一例として、ボビン部22の断面形状が長方形となっている。ボビン部22の外面は、ボビン部22の上面31、ボビン部22の一方の側面32、ボビン部22の下面33、ボビン部22の他方の側面34からなる4つの面によって形成されている。また、ボビン部22は4つの角部36,37,38,39を有している。4つの角部36,37,38,39は、断面四角形をなすボビン部22の四隅を形成している。
4つの角部36,37,38,39には、それぞれ複数の溝41が形成されている。複数の溝41は、ボビン部22にマグネットワイヤ13を巻線してコイル26を形成する際に、マグネットワイヤ13の巻線位置を案内するために形成されたものである。複数の溝41は、Z方向に所定の間隔Pで形成されている。
ここで、図5に示すように、マグネットワイヤ13の直径(以下、「ワイヤ直径」ともいう。)をD(mm)とすると、複数の溝41は、ワイヤ直径Dの√3倍の間隔P、すなわちP=√3×Dの条件を満たすように形成されている。このため、Z方向においては、複数の溝41が同一の間隔Pで繰り返し並んでいる。また、各々の溝41は、マグネットワイヤ13の断面形状に沿うように、断面略U字形にへこんで形成されている。溝41の深さ寸法F(図5参照)は、第1層目のマグネットワイヤ13の上に第2層目のマグネットワイヤ13を重ねて積層したときに、第2層目のマグネットワイヤ13がボビン部22と接触しないよう、ワイヤ直径Dの半分以下の寸法に設定されている。
なお、溝41の断面形状は、マグネットワイヤ13が溝41に嵌まり込むことで、Z方向のマグネットワイヤ13の位置を規制できる形状であればよい。このため、溝41の断面形状はU字形に限らず、たとえばV字形など、他の形状であってもよい。また、溝41の間隔Pを決めるパラメータとなる√3の値は「1.732050808…」と続く。このため、√3の値を小数点以下第二位、第三位などで四捨五入して適用してもよい。また、√3の小数を1.7〜1.8の範囲で丸めてもよい。すなわち、1.7D≦P≦1.8Dの条件を満たす場合も、本発明の技術的に範囲に含まれる。よって、所定の間隔Pを規定する「マグネットワイヤ13の直径Dの√3倍」の文言は、「マグネットワイヤ13の直径Dの1.7倍以上1.8倍以下」と言い換えることができる。
<比較例>
図6は、本発明の比較例に係るレゾルバステータの構成例を説明する断面図である。
図6に示す比較例は、上記第1実施形態と比較して、ボビン部22に形成される複数の溝41の間隔が異なる。具体的には、比較例においては、複数の溝41がワイヤ直径Dの1倍の間隔P2、すなわちP2=Dの条件を満たすように形成されている。
(比較例によるマグネットワイヤの巻線)
上記比較例において、ボビン部22に第1層目のマグネットワイヤ13を巻線する場合は、図7に示すように、複数の溝41にそれぞれマグネットワイヤ13が嵌まり込むことにより、マグネットワイヤ13の巻線位置が案内される。このとき、Z方向で隣り合うマグネットワイヤ13同士が接触した状態になる。また、Z方向で隣り合う2つのマグネットワイヤ13の間には、それぞれV字形の凹み43が形成される。
次に、ボビン部22に第2層目のマグネットワイヤ13を巻線する場合は、図8に下向きの矢印で示すように、第1層目のマグネットワイヤ13の上に、第2層目のマグネットワイヤ13を重ねて巻線する。このとき、第1層目のマグネットワイヤ13間に形成されている凹み43は、第2層目のマグネットワイヤ13の巻線位置をガイドする機能を果たす。ただし、凹み43の寸法は、マグネットワイヤ13の直径に比べてかなり小さいため、巻線機のニードルの位置を高精度に制御しないと、第2層目のマグネットワイヤ13の巻線位置がZ方向にずれるおそれがある。
(第1実施形態によるマグネットワイヤの巻線)
これに対して、本発明の第1実施形態においては、図5に示すように、ワイヤ直径Dの√3倍の間隔Pで複数の溝41が形成されている。このため、ボビン部22に第1層目のマグネットワイヤ13を巻線する場合は、図9に示すように、複数の溝41にそれぞれマグネットワイヤ13が嵌まり込むことにより、マグネットワイヤ13の巻線位置が案内される。このとき、Z方向で隣り合うマグネットワイヤ13同士は非接触の状態となる。また、Z方向で隣り合うマグネットワイヤ13の間には、それぞれ幅広の空隙45が形成される。
次に、ボビン部22に第2層目のマグネットワイヤ13を巻線する場合は、図10に下向きの矢印で示すように、第1層目のマグネットワイヤ13の上に、第2層目のマグネットワイヤ13を重ねて巻線する。このとき、第1層目のマグネットワイヤ13間に形成されている空隙45は、第2層目のマグネットワイヤ13の巻線位置をガイドする機能を果たす。この場合、空隙45は、マグネットワイヤ13の直径に対して十分に幅広に形成されているため、巻線機のニードルの位置がZ方向に多少ずれたとしても、第2層目のマグネットワイヤ13を空隙45の部分に落とし込むことができる。よって、第1層目のマグネットワイヤ13の位置を基準に、第2層目のマグネットワイヤ13を確実に位置決めすることができる。
次に、ボビン部22に第3層目のマグネットワイヤ13を巻線する場合は、図11に下向きの矢印で示すように、第1層目および第2層目のマグネットワイヤ13の上に、第3層目のマグネットワイヤ13を重ねて巻線する。その際、第3層目のマグネットワイヤ13の下側周面は、第2層目のマグネットワイヤ13の上側周面に接触または近接して配置される。また、Z方向で隣り合う第2層目のマグネットワイヤ13は、第1層目のマグネットワイヤ13と同じ間隔PでZ方向に並ぶ。このため、第2層目のマグネットワイヤ13の間には、第1層目のマグネットワイヤ13の場合と同様に、それぞれ幅広の空隙45が形成される。したがって、巻線機のニードルの位置がZ方向に多少ずれたとしても、第3層目のマグネットワイヤ13を空隙45の部分に落とし込むことができる。よって、第2層目のマグネットワイヤ13の位置を基準に、第3層目のマグネットワイヤ13を確実に位置決めすることができる。
次に、ボビン部22に第4層目のマグネットワイヤ13を巻線する場合は、図12に下向きの矢印で示すように、第2層目および第3層目のマグネットワイヤ13の上に、第4層目のマグネットワイヤ13を重ねて巻線する。その際、第4層目のマグネットワイヤ13の下側周面は、第3層目のマグネットワイヤ13の上側周面に接触または近接して配置される。また、Z方向で隣り合う第3層目のマグネットワイヤ13は、第1層目および第2層目のマグネットワイヤ13と同じ間隔PでZ方向に並ぶ。このため、第3層目のマグネットワイヤ13の間には、第1層目および第2層目のマグネットワイヤ13の場合と同様に、それぞれ幅広の空隙45が形成される。したがって、巻線機のニードルの位置がZ方向に多少ずれたとしても、第4層目のマグネットワイヤ13を空隙45の部分に落とし込むことができる。よって、第3層目のマグネットワイヤ13の位置を基準に、第4層目のマグネットワイヤ13を確実に位置決めすることができる。
これにより、図3に示すように、ボビン部22に所定の積層数でマグネットワイヤ13を順に巻線する場合、第1層目のマグネットワイヤ13(番号1〜9)の巻線位置を複数の溝41によって案内するとともに、第2層目以降(番号10以降)のマグネットワイヤ13の巻線位置を、それぞれ1つ前の層のマグネットワイヤ13間に形成される空隙45(図9〜図12参照)を利用して案内することができる。また、Z方向で隣り合うマグネットワイヤ13は非接触に配置されるが、マグネットワイヤ13の積層方向(図3の左右方向)で隣り合うマグネットワイヤ13同士は接触状態に配置される。このため、本発明の第1実施形態では、比較例に比べてZ方向の溝41の間隔を1.7倍以上に広げているにもかかわらず、単位断面積あたりのマグネットワイヤ13の本数、すなわちマグネットワイヤ13の巻線密度は、比較例と同等に確保される。
(第1実施形態の効果)
本発明の第1実施形態においては、絶縁カバー部材12が有する複数のボビン部22にそれぞれ複数の溝41が形成されるとともに、各々のボビン部22において複数の溝41がワイヤ直径Dの√3倍の間隔Pで形成された構成を採用している。これにより、第1層目のマグネットワイヤ13の巻線位置を複数の溝41によって案内した場合に、第1層目のマグネットワイヤ13間に幅広の空隙45が形成される。このため、巻線機のニードルの位置がZ方向に多少ずれたとしても、空隙45の部分に第2層目のマグネットワイヤ13を落とし込んで巻線することができる。また、同様の空隙45は、第2層目のマグネットワイヤ13間や、第3層目あるいはそれ以降のマグネットワイヤ13間にも形成される。このため、第3層目以降のマグネットワイヤ13を巻線する場合に、巻線機のニードルの位置がZ方向に多少ずれても、空隙45の部分に各層のマグネットワイヤ13を落とし込んで巻線することができる。その結果、巻線機のニードルの位置に多少のずれが生じても、ボビン部22の所望の位置にマグネットワイヤ13を巻線することができる。これにより、巻線機のニードルの位置制御が容易になる。また、マグネットワイヤ13の巻線状態を整列巻線に近づけることができる。このため、マグネットワイヤ13の巻線状態の乱れに起因するレゾルバの角度検出誤差を低減し、高精度な角度検出を行えるレゾルバを提供することが可能となる。また、本発明の第1実施形態では、比較例に比べてZ方向の溝41の間隔を1.7倍以上に広げているにもかかわらず、マグネットワイヤ13の巻線密度は比較例と同等に確保される。このため、マグネットワイヤ13の巻線密度を低下させることなく、整列巻線またはこれに近い状態でボビン部22にマグネットワイヤ13を巻線することができる。
<第2実施形態>
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。
図13は、本発明の第2実施形態に係るレゾルバステータにおいて、ボビン部が有する4つの角部にそれぞれ複数の溝を形成する場合に、各々の角部に形成される溝の位置関係を説明するための概略斜視図である。
まず、ボビン部22が有する4つの角部36,37,38,39は、ステータ中心から見て断面四角形をなすボビン部22の四隅を形成している。4つの角部36,37,38,39には、上記第1実施形態の場合と同様に、それぞれ複数の溝41が所定の間隔P(図5参照)で形成されている。
本実施形態においては、一例として、ボビン部22がステータ中心から見て断面長方形に形成されている。このため、ボビン部22の断面形状を表す長方形の長辺の長さをL1、短辺の長さをL2とすると、ボビン部22の周囲1周分の長さLは、「L=2×(L1+L2)」で表される。また、ボビン部22の断面形状は、上下一対をなす2つの長辺と、左右一対をなす2つの短辺によって表される。
これに対して、4つの角部36,37,38,39のうち、一の角部に形成される複数の溝41の位置と、他の角部に形成される複数の溝41の位置とは、ボビン部22の周囲1周分の長さLに占める各辺の長さの割合に応じて、Z方向に相対的にずれている。以下、詳しく説明する。
まず、説明の前提として、ボビン部22にマグネットワイヤ13を巻線する場合に、マグネットワイヤ13は、角部36ではE1位置、角部37ではE2位置、角部38ではE3位置、角部39ではE4位置を順に通過し、角部36に戻ったときにE5位置を通過するものとする。このとき、角部36に形成されている複数の溝41のうち、1つの溝41はE1位置に存在し、それに隣り合う他の溝41はE2位置に存在する。また、角部37に形成されている複数の溝41のうちの1つはE2位置に存在し、角部38に形成されている複数の溝41のうちの1つはE3位置に存在し、角部39に形成されている複数の溝41のうちの1つはE4位置に存在する。
ここで、E1位置を巻線開始の基準位置と仮定すると、E1位置からE2位置へと至るまでの巻線長さは、長辺一辺分の長さL1と同等の長さになり、E1位置からE2位置を経由してE3位置へと至るまでの巻線長さは、長辺一辺分の長さL1と短辺一辺分の長さL2を足し合わせた長さと同等の長さになる。また、E1位置からE2位置とE3位置を順に経由してE4位置へと至るまでの巻線長さは、長辺二辺分の長さと短辺一辺分の長さを足し合わせた長さと同等の長さになり、E1位置からE2位置、E3位置およびE4位置を順に経由してE5位置へと至るまでの巻線長さは、長辺二辺分の長さと短辺二辺分の長さを足し合わせた長さ、すなわちボビン部22の周囲1周分の長さLと同等の長さになる。
そうした場合、角部36に形成される複数の溝41の位置と、角部37に形成される複数の溝41の位置とは、ボビン部22の周囲1周分の長さに占める長辺一辺分の長さの割合に応じて、Z方向に相対的にずれて設定される。具体的には、角部36に形成される複数の溝41の位置と、角部37に形成される複数の溝41の位置とは、下記の(1)式で規定される寸法ΔLaだけZ方向に相対的にずれて設定される。
ΔLa=(L1/L)×√3×D …(1)
また、角部36に形成される複数の溝41の位置と、角部38に形成される複数の溝41の位置とは、ボビン部22の周囲1周分の長さに占める、長辺一辺分の長さと短辺一辺分の長さを足し合わせた長さの割合に応じて、Z方向に相対的にずれて設定される。具体的には、角部36に形成される複数の溝41の位置と、角部38に形成される複数の溝41の位置とは、下記の(2)式で規定される寸法ΔLbだけZ方向に相対的にずれて設定される。
ΔLb={(L1+L2)/L}×√3×D …(2)
上記(2)式において、(L1+L2)は、Lの1/2となる。
このため、上記(2)式は、ΔLb=(√3×D)/2と表すことができる。
また、角部36に形成される複数の溝41の位置と、角部39に形成される複数の溝41の位置とは、ボビン部22の周囲1周分の長さに占める、長辺二辺分の長さと短辺一辺分の長さを足し合わせた長さの割合に応じて、Z方向に相対的にずれて設定される。具体的には、角部36に形成される複数の溝41の位置と、角部39に形成される複数の溝41の位置とは、下記の(3)式で規定される寸法ΔLcだけZ方向に相対的にずれて設定される。
ΔLc=[{(2×L1)+L2)}/L]×√3×D …(3)
なお、角部36に形成される複数の溝41は、上記第1実施形態で述べたとおり所定の間隔PでZ方向に並び、また、角部36のE1位置に形成される溝41とE5位置に形成される溝41はZ方向で互いに隣り合う。このため、E1位置とE5位置との間隔は、所定間隔P、すなわちワイヤ直径Dの√3倍の間隔となる。
図14は、各角部の巻線通過位置と溝の位置ずれとの関係を示す図である。
図14においては、横軸に各角部の巻線通過位置(E1位置〜E5位置)をとり、縦軸にZ方向の溝の位置ずれをとって、両者の関係を表している。また、横軸においては、各角部の巻線通過位置をE1、E2、E3、E4およびE5の各位置で表すとともに、E1位置を巻線開始の基準位置とし、そこからボビン部22の各辺の長さに基づく巻線長さを反映した位置にE2位置、E3位置、E4位置およびE5位置を表記している。
図14から分かるように、巻線開始の基準位置となるE1位置に形成される溝41に対して、E2位置に形成される溝41の位置は、上記ΔLaだけZ方向にずれて設定され、E3位置に形成される溝41の位置は、上記ΔLbだけZ方向にずれて設定される。また、E4位置に形成される溝41の位置は、上記ΔLcだけZ方向にずれて設定され、E5位置に形成される溝41の位置は、所定間隔PだけZ方向にずれて設定される。この場合、各角部の巻線通過位置と溝の位置ずれとの関係は、比例関係となる。
一方、インナー直巻きタイプの巻線機によってボビン部22にマグネットワイヤ13を巻線する場合は、ニードルの位置をZ方向に往復移動させる、いわゆるニードルの揺動動作を利用して、ボビン部22にマグネットワイヤ13を螺旋状に巻線する。その際、Z方向におけるニードルの移動速度は一定速度に制御される。これに対し、各々の角部36,37,38および39に形成される複数の溝41の位置を、上述のようにボビン部22の周囲一周分の長さに占める各辺の長さの割合に応じて、Z方向に相対的にずらして設定しておけば、ニードルの揺動による巻線位置に適合するように、各々の角部36,37,38および39に溝41を形成することができる。このため、ボビン部22に対して整列巻線またはこれに近い状態でマグネットワイヤ13を巻線することが可能となる。
<変形例等>
本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
たとえば、上記第1実施形態においては、ボビン部22の4つの角部36,37,38,39のすべてに、それぞれ複数の溝41を形成した構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、4つの角部36,37,38,39のうち少なくともいずれか1つの角部に複数の溝41を形成した構成であればよい。ただし、上記第2実施形態は、4つの角部36,37,38,39のうち2つ以上の角部にそれぞれ複数の溝41を形成する場合に適用可能である。
また、上記第1実施形態および第2実施形態においては、ボビン部22の四隅を形成する角部36,37,38,39を対象に複数の溝41を形成した構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、ボビン部22の外面を形成する4つの面31,32,33,34のうち少なくともいずれか1つの面に複数の溝41を形成した構成を採用してもよい。具体的には、たとえば図15(A),(B)に示すように、ボビン部22の両方の側面32,34にそれぞれ複数の溝41を所定の間隔Pで形成してもよい。また、図示はしないが、ボビン部22の上面31および下面33にそれぞれ複数の溝41を形成してもよいし、ボビン部22の4つの面31,32,33,34のすべてに、それぞれ複数の溝41を形成してもよい。また、4つの面31,32,33,34のうち、いずれか1つの面、またはいずれか3つの面に、複数の溝41を形成してもよい。
また、本発明は、上記第1実施形態または第2実施形態に係るレゾルバステータ10を図示しないレゾルバコアと組み合わせることにより、レゾルバとして実現してもよい。その場合は、ボビン部22に巻線されるマグネットワイヤ13の整列性が高まることにより、角度検出精度に優れたレゾルバを提供することができる。
10 レゾルバステータ
11 ステータコア
12 絶縁カバー部材
13 マグネットワイヤ
21 突出磁極
22 ボビン部
26 コイル
31 上面
32 側面
33 下面
34 側面
36 角部
37 角部
38 角部
39 角部

Claims (5)

  1. ステータ中心に向けて突出する複数の突出磁極を有する輪状のステータコアと、
    前記複数の突出磁極を被覆する複数のボビン部を有する輪状の絶縁カバー部材と、
    前記複数のボビン部に巻線されて複数のコイルを形成するマグネットワイヤと、
    を備え、
    前記複数のボビン部の各々は、前記マグネットワイヤの巻線位置を案内するための溝であって、前記突出磁極の突出方向と平行な方向に所定の間隔で形成された複数の溝を有し、
    前記所定の間隔は、前記マグネットワイヤの直径の√3倍に設定されている
    レゾルバステータ。
  2. 前記ボビン部の外面は、前記ステータ中心から見て断面四角形をなし、
    前記複数の溝は、前記断面四角形をなす前記ボビン部の外面を形成する4つの面のうち少なくともいずれか1つの面に形成されている
    請求項1に記載のレゾルバステータ。
  3. 前記ボビン部の外面は、前記ステータ中心から見て断面四角形をなし、
    前記複数の溝は、前記断面四角形をなす前記ボビン部の四隅を形成する4つの角部のうち少なくともいずれか1つの角部に形成されている
    請求項1に記載のレゾルバステータ。
  4. 前記複数の溝は、前記ボビン部の四隅を形成する4つの角度のうち2つ以上の角部に形成されており、
    前記2つ以上の角部のうち、一の角部に形成される前記複数の溝の位置と他の角部に形成される前記複数の溝の位置とが、前記断面四角形をなす前記ボビン部の周囲一周分の長さに占める各辺の長さの割合に応じて、前記突出磁極の突出方向と平行な方向に相対的にずれている
    請求項3に記載のレゾルバステータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のレゾルバステータを備えるレゾルバ。
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