JP2020043002A - 接続端子及びコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの増大を抑制しつつも、接触抵抗の増大を抑制できる接続端子及びコネクタを提供する。【解決手段】接続端子20は、平坦面をなす接触面61を有する相手端子60と電気的に接続される平板状の端子接続部21と、電線50と電気的に接続される電線接続部22とを有する。端子接続部21は、相手端子60と接続される状態において、相手端子60の接触面61に向かって曲面状に膨出して形成された接点部23を有する。接点部23は、曲率半径の大きい曲面状に形成されており、ほぼ平坦面に近い緩やかな曲面状をなしている。【選択図】図1
Description
本発明は、接続端子及びコネクタに関するものである。
従来、電気自動車等に用いられる大電流用の接続端子としては、多数の接点で雄端子と雌端子とを接触させ、接触抵抗を低減して発熱量を低く抑えることのできる多接点型の接続構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の多接点型の接続端子としては、例えば、円筒状をなす雌端子の筒内に筒状の接触ばねを装着し、その筒状の接触ばねに対して、横断面円形の棒状をなす丸ピンの雄端子を挿入したものが知られている。接触ばねは、例えば、軸方向に延び、且つ径方向内方に突出する複数のばね片が周方向に並んで配設された構造を有している。この接触ばねが有する複数のばね片が丸ピンの雄端子の外周面に接触される。この接触ばねを通じて雄端子と雌端子とが多数の接点で接触し、雄端子と雌端子との間の接触抵抗を低くすることができる。
なお、上記従来技術に関連する先行技術として、例えば、特許文献2,3も知られている。
ところが、上記多接点型の接続端子では、丸ピンである雄端子も円筒状をなす雌端子も切削加工により形成されるため、製造コストが高いという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、製造コストの増大を抑制しつつも、接触抵抗の増大を抑制できる接続端子及びコネクタを提供することにある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、製造コストの増大を抑制しつつも、接触抵抗の増大を抑制できる接続端子及びコネクタを提供することにある。
上記課題を解決する接続端子によれば、平坦面をなす接触面を有する相手端子と電気的に接続される平板状の端子接続部と、電線と電気的に接続される電線接続部と、を有し、前記端子接続部は、前記相手端子と接続される状態において、前記相手端子の前記接触面に向かって曲面状に膨出して形成された接点部を有し、前記接点部の曲率半径Rが下記式1を満たす。
式1:
本発明の接続端子及びコネクタによれば、製造コストの増大を抑制しつつも、接触抵抗の増大を抑制できるという効果を奏する。
(第1実施形態)
以下、コネクタの第1実施形態について、図面に従って説明する。なお、各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際とは異なる場合がある。
以下、コネクタの第1実施形態について、図面に従って説明する。なお、各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際とは異なる場合がある。
図1に示すコネクタ10は、例えば、ハイブリッド車や電気自動車等の車両に搭載されたバッテリと、インバータ又はモータとを電気的に接続するワイヤハーネスの両端部のうちの一端部に設けられる。
コネクタ10は、接続端子20と、ばね部30と、リテーナ40と、接続端子20に接続された電線50とを有している。コネクタ10には、相手端子(つまり、相手側の接続端子)60が挿入される。相手端子60は、平板状の接続端子である。相手端子60の材料としては、例えば、銅(Cu)、銅合金、アルミニウム(Al)、アルミニウム合金、ステンレス鋼(SUS)などの金属材料を用いることができる。相手端子60は、その構成金属の種類や使用環境に応じて、銀(Ag)メッキ、錫(Sn)メッキやアルミニウムメッキ等の表面処理を施していてもよい。相手端子60は、例えば、導電性に優れた金属板をプレス加工することによって形成することができる。相手端子60は、コネクタ10に挿入された際に接続端子20と対向する面に、接続端子20と接触される接触面61を有している。接触面61は、平坦面に形成されている。相手端子60は、コネクタ10に挿入された状態において、接続端子20と電気的に接続される。
接続端子20は、相手端子60と接続される端子接続部21と、電線50と接続される電線接続部22とを有している。接続端子20は、例えば、端子接続部21と電線接続部22とが軸方向に連なって一体に形成された単一部品である。接続端子20の材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼などの金属材料を用いることができる。接続端子20は、その構成金属の種類や使用環境に応じて、銀メッキ、錫メッキやアルミニウムメッキ等の表面処理を施していてもよい。接続端子20は、例えば、導電性に優れた金属板をプレス加工することによって形成することができる。
端子接続部21は、平板状をなす端子である。端子接続部21は、相手端子60と接続される状態において、相手端子60に向かって曲面状に膨出して形成される接点部23を有している。すなわち、端子接続部21における相手端子60との対向面21Aには、接点部23が曲面状に膨出して設けられている。接点部23は、ほぼ平坦面に近い緩やかな曲面状をなしている。本実施形態の接点部23は、曲率半径Rの大きい球面状をなしている。
図2に示すように、接点部23は、接続端子20の軸方向(図2における左右方向)に曲率半径Rを持つように形成されており、側面視において円弧状に形成されている。また、図3に示すように、接点部23は、接続端子20の軸方向と直交する幅方向(図3における左右方向)に曲率半径Rを持つように形成されており、正面視において円弧状に形成されている。そして、接点部23は、接続端子20の軸方向及び幅方向とで同一の曲率半径Rを持つ球面状に形成されている。ここで、接点部23の曲率半径Rは、接点部23における、相手端子60の接触面61(図1参照)と直接接触する部分及びその近傍の形状を近似した仮想球(図2及び図3における2点鎖線参照)の半径とする。接点部23における曲率半径Rの設定については、後述の[接点部23の曲率半径Rについて]の欄で詳述する。なお、接点部23の外表面は、理想的な真球状であってもよく、例えば回転楕円体等の真球から歪んだ形状であってもよい。
図4及び図5に示した曲率半径Rの大きい球面状をなす接点部23は、相手端子60の接触面61(平坦面)と1点(1箇所)で接触するようになっている。このような接点部23によれば、相手端子60が捻回した場合でも、相手端子60との接触面積が略一定に保たれるため、接触抵抗の急激な増加による高発熱を抑制することができる。また、接点部23と相手端子60の接触面61との接続状態は、平面同士の接続状態に近くなるため、接点部23と接触面61との接触圧が分散し、相手端子60の挿抜を繰り返し行うことによる摩耗を抑制しやすくなる。
図1に示すように、接点部23は、例えば、接続端子20の幅方向の全長に亘って形成されている。なお、接点部23の長さ寸法(つまり、接点部23のうち接続端子20の軸方向に延びる寸法)は、例えば、8〜12mm程度とすることができる。また、接点部23の幅寸法(つまり、接点部23のうち接続端子20の幅方向に延びる寸法)は、例えば、15〜20mm程度とすることができる。
ばね部30は、例えば、板ばねである。ばね部30の材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼などの金属材料を用いることができる。ばね部30は、その構成金属の種類や使用環境に応じて、銀メッキ、錫メッキやアルミニウムメッキ等の表面処理を施していてもよい。
ばね部30は、平板状の基端部31と、基端部31の両側縁から片持ち状に延びる一対の弾性片32とを有している。ばね部30は、例えば、基端部31と一対の弾性片32とが一体に形成された単一部品である。一対の弾性片32は、互いに対向するように形成されている。
各弾性片32における他方の弾性片32と対向する面には、他方の弾性片32に向かって膨出する押圧部33が形成されている。各押圧部33の外表面は、例えば、球面状に形成されている。一対の押圧部33は、互いに対向するように形成されている。
図5に示すように、ばね部30は、接続端子20の接点部23と相手端子60の接触面61(平坦面)とが弾性接触するように、それら接続端子20及び相手端子60を挟持している。このばね部30は、電線50が振られた際に接続端子20と相手端子60とが摺動摩耗しないように、接続端子20と相手端子60とを強固なばね力で挟持している。ばね部30は、接続端子20及び相手端子60を挟み込んだ状態において、一方の弾性片32の押圧部33によって接続端子20を相手端子60に向かって押圧し、他方の弾性片32の押圧部33によって相手端子60を接続端子20に向かって押圧する。このように、接続端子20及び相手端子60は、一対の押圧部33によって挟持される。このとき、一対の押圧部33によって、接続端子20の接点部23と相手端子60の接触面61との接触部分に対して垂直な方向に接触荷重が印加される。一対の押圧部33によって接点部23及び接触面61の接触部分に印加される接触荷重は、例えば、80〜120N程度とすることができる。換言すると、ばね部30では、80〜120N程度の接触荷重を上記接触部分に印加できるように、一対の弾性片32間の間隔や一対の押圧部33の膨出量等が設定されている。そして、大きな接触荷重が上記接触部分に印加されることにより、接続端子20の接点部23が相手端子60の接触面61に高い接触圧で接触し、接続端子20と相手端子60とが電気的に接続される。このような接触状態では、電線50が振られたとしても、接続端子20の接点部23が相手端子60に摺動して摩耗することが好適に抑制される。
図1に示すように、端子接続部21は、接点部23と電線接続部22との間に形成された係合孔24を有している。係合孔24は、端子接続部21を板厚方向に貫通するように形成されている。
リテーナ40は、合成樹脂からなる。リテーナ40は、例えば、耐熱性及び剛性に優れた合成樹脂からなる。リテーナ40は、リテーナ本体41と、そのリテーナ本体41と協動で端子接続部21の一部を挟み込むカバー部42と、それらリテーナ本体41及びカバー部42を開閉可能に連結するヒンジ43とを有している。リテーナ40は、例えば、リテーナ本体41とカバー部42とヒンジ43とが一体に形成された単一部品である。ヒンジ43は、可撓性を有している。
リテーナ本体41は、端子接続部21の係合孔24に係合する係合突起44を有している。リテーナ40は、端子接続部21の係合孔24にリテーナ本体41の係合突起44を係合させた上で、カバー部42の先端部に設けられた係合孔45とリテーナ本体41の端面に設けられた係止爪(図示略)とを係合させることによって、端子接続部21に固定される。
電線接続部22は、電線50の端部と電気的に接続される。ここで、電線50は、導電性に優れた金属材料からなる芯線51と、その芯線51の外周を覆う絶縁被覆52とを有する被覆電線である。電線50の端部では、電線50の端末から所定長さ範囲に亘って絶縁被覆52が剥がされ、芯線51が露出されている。絶縁被覆52から露出された芯線51に対して、電線接続部22が接続されている。電線接続部22は、例えば圧着により芯線51に接続されている。これにより、電線接続部22と芯線51とが電気的に接続されている。なお、電線50の導体断面積、つまり芯線51の横断面積は、例えば、40〜80mm2程度とすることができる。
[接点部23の曲率半径Rについて]
本実施形態の接続端子20では、その接続端子20の接点部23と相手端子60の接触面61との間の接触抵抗が低くなるように、接点部23における曲率半径Rを極めて大きく設定している。この接点部23における曲率半径Rの設定について以下に詳述する。
本実施形態の接続端子20では、その接続端子20の接点部23と相手端子60の接触面61との間の接触抵抗が低くなるように、接点部23における曲率半径Rを極めて大きく設定している。この接点部23における曲率半径Rの設定について以下に詳述する。
まず、導体間(本実施形態では、接続端子20と相手端子60との間)の接触抵抗の主な発生要因は、被膜抵抗と集中抵抗とに分けられる。被膜抵抗とは、導体表面に形成された酸化被膜等の絶縁性被膜の存在により発生する接触抵抗である。導体間の接触面に印加する接触荷重を大きくすると、絶縁被膜の物理的な破壊により、被膜抵抗が小さくなる。一方、集中抵抗とは、導体表面の微視的な凹凸に由来し、巨視的な(見かけの)接触面積のうち、微少面積に形成される真実接触の箇所のみを経由して電流が流れることによるものである。導体間の接触面に印加する接触荷重を大きくすると、巨視的な接触面の中で真実接触を形成する面積の総和が増加するため、集中抵抗が減少する。但し、接触荷重の印加によって微視的な凹凸形状に変化が生じるようなことはほとんどないため、接触荷重に対する集中抵抗の依存性は、被膜抵抗の依存性よりも小さい。
このような集中抵抗及び被膜抵抗の接触荷重に対する依存性は、特許文献2に示されるように、既にモデルを用いて定式化されている。すなわち、2つの導体を接触させた場合に、集中抵抗と被膜抵抗の総和である接触抵抗Rkは、下記の式(1)によって表される。
式(1)において、右辺第1項が集中抵抗の寄与を表し、右辺第2項が被膜抵抗の寄与を表している。式(1)から分かるように、集中抵抗は接触荷重Fに対して−1/2乗の依存性を示すのに対し、被膜抵抗は接触荷重Fに対して−1乗の依存性を示す。すなわち、接触荷重Fが小さい領域では、全接触抵抗に占める被膜抵抗の寄与が大きくなるのに対し、接触荷重Fが大きい領域では、全接触抵抗に占める集中抵抗の寄与が大きくなる。このため、接触荷重Fが小さい領域では被膜抵抗が支配的であるのに対し、接触荷重Fが大きい領域では集中抵抗が支配的である。
本実施形態のコネクタ10では、ばね部30によって、接続端子20の接点部23と相手端子60の接触面61との接触部分に対して大きな接触荷重F(例えば、F=100N程度)が印加される。このため、コネクタ10における接触抵抗Rkは、集中抵抗が支配的になる。したがって、コネクタ10における接触抵抗Rkは、上記式(1)の被膜抵抗(つまり、右辺第2項)を無視して下記の式(2)で表すことができる。
上記式(2)と式(3)とを合成することにより、接触抵抗Rkを下記の式により表すことができる。
ここで、仮に接点部が多数ある場合の接触抵抗Rkは、接点数をnとすると、以下の式で表すことができる。
これに対し、本発明者らは、上記式(4)から、接点部23の曲率半径Rを大きくすることにより、接触抵抗Rkを低減できることに着目した。そして、本発明者らは、接点部23の1点で相手端子60と接続される単接点接続構造であっても、多接点接続構造と同等以上に接触抵抗Rkを低くすることのできる接点部23の曲率半径Rを導き出した。
詳述すると、まず、従来の多接点接続構造における接点数nの理論上の上限値(最大限界)について検討する。通常、丸ピン端子の導体断面積は、その丸ピン端子に接続される電線の導体断面積Aと略一致するように設定される。例えば、電線の芯線の横断面積が50mm2である場合には、その電線に接続される丸ピン端子の直径が8mmに設定される。また、丸ピン端子に外嵌される筒状の接触ばねが有する複数のばね片の各々の幅は、強度の観点から、最低でも0.5mmが必要である。すなわち、従来の接触ばねでは、0.5mm幅のばね片が0.5mmの空隙を挟んで複数個配置されている。さらに、0.5mm幅のばね片に対して設定可能な曲率半径は0.5mm程度が理論上の上限値である。以上のことから、従来の接触ばねに設定可能なばね片の数(つまり、接点数)の理論上の上限値nmaxは、以下の式で表すことができる。
(実験例)
次に、上記式(8)や上記式(5)における定数β,γの値について、実験及びデータ解析により検討した。具体的には、多接点接続構造において、接点数nと接点部の曲率半径Rとを種々に変えた多種類の接続端子を製造し、それら多種類の接続端子における接触抵抗Rkをそれぞれ実測し、それら実測した接触抵抗Rkについてデータ分析を行った。この結果、定数βがβ=0.47であり、定数γがγ=0.46である場合に、実測した接触抵抗Rkと、上記式(5)から求められる接触抵抗Rkの理論値とが略一致することが確認できた。この結果を示したのが図6(a)〜図6(c)である。なお、本検討では、純Cu材に銀メッキを施した接続端子を用いて実験を行い、その接続端子の材質固有の定数αを0.71とした。また、接触荷重Fを100Nとした。
次に、上記式(8)や上記式(5)における定数β,γの値について、実験及びデータ解析により検討した。具体的には、多接点接続構造において、接点数nと接点部の曲率半径Rとを種々に変えた多種類の接続端子を製造し、それら多種類の接続端子における接触抵抗Rkをそれぞれ実測し、それら実測した接触抵抗Rkについてデータ分析を行った。この結果、定数βがβ=0.47であり、定数γがγ=0.46である場合に、実測した接触抵抗Rkと、上記式(5)から求められる接触抵抗Rkの理論値とが略一致することが確認できた。この結果を示したのが図6(a)〜図6(c)である。なお、本検討では、純Cu材に銀メッキを施した接続端子を用いて実験を行い、その接続端子の材質固有の定数αを0.71とした。また、接触荷重Fを100Nとした。
図6(a)は接点部の曲率半径RがR=3mmの場合の分析結果を示し、図6(b)は曲率半径RがR=4.3mmの場合の分析結果を示し、図6(c)は曲率半径RがR=6mmの場合の分析結果を示している。図6(a)〜図6(c)では、実測した接触抵抗Rkを黒丸で示しており、上記式(5)に定数α(=0.71)、定数β(=0.47)及び定数γ(=0.46)の値を代入して算出された接触抵抗Rkの理論値を破線波形で示している。これら図6(a)〜図6(c)から分かるように、定数βをβ=0.47とし、定数γをγ=0.46とすることにより、曲率半径RがR=3mm,R=4.3mm,R=6mmのいずれの場合においても、接触抵抗Rkの実測値と理論値とが略一致する。
以上説明した実験及びデータ分析により求めた定数β(=0.47)及び定数γ(=0.46)を上記式(8)に代入すると、以下の式を導出することができる。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
(1)平坦面をなす接触面61を有する相手端子60と電気的に接続される平板状の端子接続部21に、相手端子60の接触面61に向かって曲面状に膨出する接点部23を形成した。さらに、接点部23を、上記式(8)を満たす曲率半径Rを持つ曲面状に形成した。これにより、接点部23による単接点接続構造であっても、多接点接続構造と同等以上に接触抵抗Rkを低くすることができる。この結果、多接点接続構造と比べて、接触抵抗Rkが増大することを抑制できる。
(1)平坦面をなす接触面61を有する相手端子60と電気的に接続される平板状の端子接続部21に、相手端子60の接触面61に向かって曲面状に膨出する接点部23を形成した。さらに、接点部23を、上記式(8)を満たす曲率半径Rを持つ曲面状に形成した。これにより、接点部23による単接点接続構造であっても、多接点接続構造と同等以上に接触抵抗Rkを低くすることができる。この結果、多接点接続構造と比べて、接触抵抗Rkが増大することを抑制できる。
(2)さらに、平板状の端子接続部21の接点部23と平板状の相手端子60の接触面61とを直接接触させるようにした。これら平板状の端子接続部21及び平板状の相手端子60はプレス加工により形成することができるため、切削加工によって製造される従来の接続端子よりも安価に製造することができる。これにより、製造コストの増大を好適に抑制できる。
(3)端子接続部21及び相手端子60が平板状の端子であれば、更なる大電流化に伴って端子の板厚がさらに厚くなった場合であっても、プレス加工によって打ち抜きが可能であるため、端子接続部21及び相手端子60を製造できなくなるという問題が発生することを抑制できる。換言すると、大電流化に容易に対応することができる。
(4)接続端子20の軸方向及び幅方向の双方に上記式(8)を満たす同一の曲率半径Rを持つ球面状の接点部23を形成した。この接点部23は、ほぼ平坦面に近い緩やかな球面状に形成されており、相手端子60の接触面61(平坦面)と1点で接触するようになっている。このような接点部23によれば、相手端子60が捻回した場合でも、相手端子60との接触面積が略一定に保たれるため、接触抵抗の急激な増加による高発熱を抑制することができる。また、接点部23と相手端子60の接触面61との接続状態は、平面同士の接続状態に近くなるため、接点部23と接触面61との接触圧が分散し、相手端子60の挿抜を繰り返し行うことによる摩耗を抑制しやすくなる。
(5)接点部23を、上記式(9)を満たす曲率半径Rを持つ曲面状に形成した。これにより、接点部23による単接点接続構造であっても、多接点接続構造と同等以上に接触抵抗Rkを低くすることができる。
(6)接続端子20の接点部23と相手端子60の接触面61とが弾性接触するように、それら接続端子20及び相手端子60を挟持するばね部30を設けた。このばね部30によって、接続端子20及び相手端子60が互いに近接する方向に押圧され、接続端子20と相手端子60とが好適に電気的に接続される。
(第2実施形態)
次に、図7〜図10に従って、コネクタの第2実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態との相違点について主に説明し、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付して、説明の一部又は全部を割愛する場合がある。
次に、図7〜図10に従って、コネクタの第2実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態との相違点について主に説明し、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付して、説明の一部又は全部を割愛する場合がある。
図7に示すように、コネクタ10Aは、接続端子70と、筒状のばね部80と、接続端子70に接続された電線50とを有している。コネクタ10Aには、相手端子60が挿入される。
接続端子70は、相手端子60に接続される端子接続部71と、電線50の端部と電気的に接続される電線接続部72とを有している。接続端子70は、例えば、端子接続部71と電線接続部72とが軸方向に連なって一体に形成された単一部品である。接続端子70の材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼などの金属材料を用いることができる。接続端子70は、その構成金属の種類や使用環境に応じて、銀メッキ、錫メッキやアルミニウムメッキ等の表面処理を施していてもよい。接続端子70は、例えば、導電性に優れた金属板をプレス加工することによって形成することができる。
端子接続部71は、平板状をなす端子である。端子接続部71は、相手端子60と接続される状態において、相手端子60に向かって曲面状に膨出して形成される接点部73を有している。接点部73は、ほぼ平坦面に近い緩やかな曲面状をなしている。本実施形態の接点部73は、曲率半径Rの大きい曲面状をなしている。
図8に示すように、接点部73は、接続端子70の軸方向(図8における左右方向)に第1曲率半径(つまり、図8に2点鎖線で示した仮想球の半径)を持つように形成されており、側面視において円弧状に形成されている。また、図9に示すように、接点部73は、接続端子70の軸方向と直交する幅方向(図9における左右方向)に上記第1曲率半径と異なる第2曲率半径(つまり、図9に2点鎖線で示した仮想球の半径)を持つように形成されており、正面視において円弧状に形成されている。すなわち、接点部73は、接続端子70の軸方向及び幅方向とで異なる曲率半径を持つトロイダル面状に形成されている。接点部73は、軸方向における第1曲率半径及び幅方向における第2曲率半径の少なくとも一方が上記式(8)又は上記式(9)を満たす曲率半径Rとなるように形成されている。本実施形態の接点部73は、軸方向における第1曲率半径及び幅方向における第2曲率半径の双方が上記式(8)又は上記式(9)を満たす曲率半径Rとなるように形成されている。本実施形態の接点部73では、幅方向における第2曲率半径(図9参照)が軸方向における第1曲率半径(図8参照)よりも大きくなるように設定されている。このようなトロイダル面状をなす接点部73は、図7に示した相手端子60の接触面61と1点(1箇所)で接触するようになっている。なお、図7に示すように、接点部73は、例えば、接続端子70の幅方向の一部に形成されている。
端子接続部71の先端部74(つまり、電線接続部72と接続される端部とは軸方向に反対側の端部)は、端子接続部71の他の部分よりも薄く形成されている。
ばね部80の材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼などの金属材料を用いることができる。ばね部80は、その構成金属の種類や使用環境に応じて、銀メッキ、錫メッキやアルミニウムメッキ等の表面処理を施していてもよい。
ばね部80の材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼などの金属材料を用いることができる。ばね部80は、その構成金属の種類や使用環境に応じて、銀メッキ、錫メッキやアルミニウムメッキ等の表面処理を施していてもよい。
ばね部80は、筒部81を有している。筒部81は、例えば、四角筒状に形成されている。筒部81は、開口端81Aと、その開口端81Aと軸方向に反対側の開口端81Bとを有している。筒部81には、開口端81Aから接続端子70が挿入され、開口端81Bから相手端子60が挿入される。
図10に示すように、ばね部80は、筒部81の開口端81Aから内側に向けて折り返されて開口端81Bに向かって延出された弾性片82と、筒部81の開口端81Bから内側に向けて折り返された保持部83とを有している。保持部83は、例えば、断面U字状をなし、開口端81A側に開口を向けるようにして形成されている。保持部83には、筒部81内に挿入された接続端子70の先端部74が嵌合される。これにより、接続端子70の先端部74が保持部83に保持され、接続端子70のばたつきが抑制されるとともに、筒部81内において接続端子70が位置決めされる。
弾性片82は、開口端81Aから内側に向けて折り返された後、開口端81B側に向けて斜め内側に向けて延出されるとともに、先端部が斜め外側に向けて延びるように屈曲した形状に形成されている。弾性片82のうち内側に最も膨出した屈曲部82Aが相手端子60に接触される。この弾性片82によって、相手端子60が接続端子70に向かって押圧される。このとき、弾性片82によって、接続端子70の接点部73と相手端子60の接触面61との接触部分に対して垂直な方向に接触荷重が印加される。弾性片82によって接点部73及び接触面61の接触部分に印加される接触荷重は、例えば、80〜120N程度とすることができる。換言すると、ばね部80では、80〜120N程度の接触荷重を上記接触部分に印加できるように、弾性片82における屈曲部82Aの膨出量や弾性片82の幅及び厚さ等が設定されている。そして、大きな接触荷重が上記接触部分に印加されることにより、接続端子70の接点部73が相手端子60の接触面61に高い接触圧で接触し、接続端子70と相手端子60とが電気的に接続される。
このように、ばね部80では、接続端子70の接点部73と相手端子60の接触面61(平坦面)とが弾性接触するように、それら接続端子70及び相手端子60を筒部81の内周面と弾性片82とによって挟持している。
以上説明した本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記各実施形態では、相手端子60と接続端子20,70とが接続された状態において、それらの接続部分から相手端子60が、接続端子20,70の軸方向と平行な方向に沿って接続端子20,70の延在方向とは反対側に延びるように形成されているが、これに限定されない。
例えば図11に示すように、相手端子60を、接続端子20の軸方向と交差(ここでは、直交)する方向に沿ってばね部30に挿入するようにしてもよい。この場合には、図12に示すように、相手端子60と接続端子20とが接続された状態において、それらの接続部分から相手端子60が接続端子20の軸方向と交差(ここでは、直交)する方向に延びるように形成される。
同様に、相手端子60と接続端子70とが接続された状態において、それらの接続部分から相手端子60が接続端子70の軸方向と交差(ここでは、直交)する方向に延びるようにしてもよい。
・上記各実施形態の接点部23,73を、接続端子20,70の軸方向及び幅方向の双方に曲率半径を持つ曲面状に形成したが、これに限定されない。
例えば図13に示すように、接続端子20に、その接続端子20の軸方向に曲率を持たず、接続端子20の幅方向に曲率半径Rを持つ円筒面状(シリンドリカル面状)に形成された接点部23Aを設けてもよい。接点部23Aは、幅方向における曲率半径Rが上記式(8)又は上記式(9)を満たす曲率半径Rとなるように形成されている。接点部23Aは、軸方向に曲率を有していないため、軸方向には直線状に延びるように形成されている。このような接点部23Aは、図1に示した相手端子60の接触面61(平坦面)と線接触するようになっている。具体的には、接点部23Aと接触面61との接触部分は、接続端子20の軸方向に沿って直線状に延びるように形成される。このような接点部23Aによれば、接続端子20の幅方向に大きな曲率半径Rを持つように形成されているため、相手端子60が捻回した場合でも、相手端子60との接触面積を略一定に保つことができる。なお、図中の2点鎖線は、接続端子20の軸方向に曲率を有する場合の仮想球を比較のために図示したものである。
例えば図13に示すように、接続端子20に、その接続端子20の軸方向に曲率を持たず、接続端子20の幅方向に曲率半径Rを持つ円筒面状(シリンドリカル面状)に形成された接点部23Aを設けてもよい。接点部23Aは、幅方向における曲率半径Rが上記式(8)又は上記式(9)を満たす曲率半径Rとなるように形成されている。接点部23Aは、軸方向に曲率を有していないため、軸方向には直線状に延びるように形成されている。このような接点部23Aは、図1に示した相手端子60の接触面61(平坦面)と線接触するようになっている。具体的には、接点部23Aと接触面61との接触部分は、接続端子20の軸方向に沿って直線状に延びるように形成される。このような接点部23Aによれば、接続端子20の幅方向に大きな曲率半径Rを持つように形成されているため、相手端子60が捻回した場合でも、相手端子60との接触面積を略一定に保つことができる。なお、図中の2点鎖線は、接続端子20の軸方向に曲率を有する場合の仮想球を比較のために図示したものである。
・上記各実施形態におけるばね部30,80の構造は適宜変更することができる。すなわち、接続端子20,70の接点部23,73と相手端子60の接触面61とが弾性接触するように、それら接続端子20,70及び相手端子60を挟持することが可能であれば、ばね部30,80の構造は特に限定されない。
・上記各実施形態では、端子接続部21,71に1つの接点部23,73をそれぞれ設けるようにしたが、端子接続部21,71に複数の接点部23,73をそれぞれ設けるようにしてもよい。
・上記第1実施形態では、接点部23を、接続端子20の幅方向の全長に亘って形成するようにしたが、これに限定されない。例えば、接点部23を、接続端子20の幅方向の一部に形成するようにしてもよい。
・上記第2実施形態では、接点部73を、接続端子70の幅方向の一部に形成するようにしたが、これに限定されない。例えば、接点部73を、接続端子70の幅方向の全長に亘って形成するようにしてもよい。
・上記第1実施形態におけるリテーナ40を省略してもよい。この場合には、接続端子20における係合孔24も省略することができる。
・上記各実施形態における接続端子20,70と電線50との接続方法は圧着に限定されない。例えば、接続端子20,70と電線50とをレーザ溶着や超音波溶着で接続するようにしてもよい。
・上記各実施形態における接続端子20,70と電線50との接続方法は圧着に限定されない。例えば、接続端子20,70と電線50とをレーザ溶着や超音波溶着で接続するようにしてもよい。
10,10A…コネクタ、20,70…接続端子、21,71…端子接続部、22,72…電線接続部、23,23A,73…接点部、30,80…ばね部、50…電線、60…相手端子、61…接触面。
Claims (6)
- 平坦面をなす接触面を有する相手端子と電気的に接続される平板状の端子接続部と、
電線と電気的に接続される電線接続部と、を有し、
前記端子接続部は、前記相手端子と接続される状態において、前記相手端子の前記接触面に向かって曲面状に膨出して形成された接点部を有し、
前記接点部の曲率半径Rが下記式1を満たす接続端子。
式1:
- 前記接点部は、前記接続端子の軸方向と、前記軸方向と直交する前記接続端子の幅方向とで同一の前記曲率半径Rを持つ球面状に形成されている請求項1に記載の接続端子。
- 前記接点部は、前記接続端子の軸方向に第1曲率半径を持ち、前記軸方向と直交する前記接続端子の幅方向に前記第1曲率半径とは異なる第2曲率半径を持つトロイダル面状に形成されており、
前記第1曲率半径及び前記第2曲率半径の少なくとも一方が前記式1を満たす前記曲率半径Rである請求項1に記載の接続端子。 - 前記接点部は、前記接続端子の軸方向には曲率を持たず、前記軸方向と直交する前記接続端子の幅方向に前記曲率半径Rを持つ円筒面状に形成されている請求項1に記載の接続端子。
- 前記曲率半径Rは、下記式2を更に満たす請求項1〜4のいずれか一項に記載の接続端子。
式2:
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の接続端子と、
前記接続端子の前記接点部と前記相手端子の前記接触面とが弾性接触するように、前記接続端子及び前記相手端子を挟持するばね部と、
を有するコネクタ。
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