JP2002005141A - 締結トルクの設定方法 - Google Patents

締結トルクの設定方法

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JP2002005141A
JP2002005141A JP2000187962A JP2000187962A JP2002005141A JP 2002005141 A JP2002005141 A JP 2002005141A JP 2000187962 A JP2000187962 A JP 2000187962A JP 2000187962 A JP2000187962 A JP 2000187962A JP 2002005141 A JP2002005141 A JP 2002005141A
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fastening torque
contact
nut
contact resistance
fastening
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Application number
JP2000187962A
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English (en)
Inventor
Yasushi Saito
寧 齋藤
Keiichi Ito
桂一 伊藤
Kazuyuki Shiraki
和幸 白木
Masanori Wakui
雅徳 涌井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続端子と電気接続部を構成するナット等と
の間の接触抵抗の関係から、適切な締結トルクを設定で
きる締結トルクの設定方法を提供する。 【解決手段】 この締結トルクの設定方法では、接続端
子5等の接触面の形状が外方に凸の樽形形状を有してい
る場合において、接続端子5同士の間の接触抵抗Rkと
締結トルクGと関係が、締結トルクGを変化させつつ接
続端子5間の接触抵抗Rkを順次計測することにより求
められ、その求められた関係に基づいてそれ以上締結ト
ルクGを増大させても接触抵抗Rkが実質的に減少しな
い締結トルクGに対する安定領域が求められ、その安定
領域内に締結トルクGの値があるようにしてナット7の
締結トルクGが設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続端子を電源端
子部等のボルト状の電気接続部にナットで締め付けて接
続する際の締結トルクの設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の締結トルクの設定方法で
は、専ら機械的な締結強度に着目してトルク設定が行わ
れている。すなわち、接続端子と電気接続部を構成する
ナット等との間の接触抵抗と、締結トルクとの関係につ
いては実質的に全く考慮されることなく、実際の使用に
よって接続端子の締結に緩みが生じないように、締結ト
ルクが設定されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
締結トルクの設定方法では、接続端子とナット等との間
の接触抵抗と締結トルクとの関係を考慮することなく、
締結トルクが設定されるため、実用上不必要な過大なト
ルクで締め付けているおそれがあり、結果的にネジ切り
等により、ボルトとナットの締結部を破壊してしまうお
それがあるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、接続
端子と電気接続部を構成するナット等との間の接触抵抗
の関係から、適切な締結トルクを設定できる締結トルク
の設定方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、ねじ軸の外周に設けられた座金と前記
ねじ軸に螺合されたナットとの間、またはねじ軸に螺合
された2つのナットの間で、前記ねじ軸に外挿されたリ
ング状の1または複数個の接続端子を締め付け固定し、
前記座金もしくは前記ナットと前記接続端子とを、また
は前記接続端子同士を電気的に接続する際の締結トルク
の設定方法であって、前記接続端子と前記座金もしくは
前記ナットとの互いに対向するリング状の両接触面のう
ちの少なくともいずれか一方の接触面、または前記接続
端子同士の互いに対向するリング状の両接触面のうちの
少なくとも一方の接触面が、その内周と外周との中間部
のリング状の領域が対向する他方の接触面側に張り出す
ように径方向に対して樽形に湾曲している場合におい
て、前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの接
触抵抗、または前記接続端子同士の接触抵抗と前記ナッ
トの前記締結トルクとの関係を、前記締結トルクを変化
させつつ前記接触抵抗を測定することにより試験的に求
め、求めた前記関係に基づいて前記締結トルクをそれ以
上増大させても前記接触抵抗が実質的に減少しなくなる
前記締結トルクに対する安定領域を求め、前記締結トル
クの値がその安定領域内にあるように前記接続端子を実
際に締め付け固定する際の前記締結トルクを設定するこ
とを特徴とする。
【0006】好ましくは、前記締結トルクの設定方法
は、前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの互
いに対向するリング状の前記両接触面、または前記接続
端子同士の互いに対向するリング状の前記両接触面の実
際に接触している接触面積は、前記締結トルクが前記安
定領域内に至るまで前記締結トルクの増加に伴って増大
する場合に適用されるのがよい。
【0007】また、前記目的を達成するための技術的手
段は、ねじ軸の外周に設けられた座金と前記ねじ軸に螺
合されたナットとの間、またはねじ軸に螺合された2つ
のナットの間で、前記ねじ軸に外挿されたリング状の少
なくとも1または複数個の接続端子を締め付け固定し、
前記座金もしくは前記ナットと前記接続端子とを、また
は前記接続端子同士を電気的に接続する際の締結トルク
の設定方法であって、前記接続端子と前記座金もしくは
前記ナットとの互いに対向するリング状の両接触面のう
ちの少なくともいずれか一方の接触面、または前記接続
端子同士の互いに対向するリング状の両接触面のうちの
少なくとも一方の接触面が、その内周と外周との中間部
のリング状の領域が対向する他方の接触面側に張り出す
ように径方向に対して樽形に湾曲している場合におい
て、前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの接
触抵抗、または前記接続端子同士の接触抵抗と前記ナッ
トの前記締結トルクとの耐久試験不実施下での関係を、
前記締結トルクを変化させつつ前記接触抵抗を測定する
ことにより試験的に求め、求めたその関係に基づいて前
記締結トルクをそれ以上増大させても前記接触抵抗が実
質的に減少しなくなる前記締結トルクに対する第1の安
定領域を求めるとともに、前記接続端子と前記座金もし
くは前記ナットとの接触抵抗、または前記接続端子同士
の接触抵抗と前記ナットの前記締結トルクとの所定の耐
久試験実施後の関係を、前記締結トルクを変化させつつ
互いに値が異なる前記各締結トルクのもとで前記耐久試
験を行ってから前記接触抵抗を測定することにより擬似
的に試験的に求め、求めたその関係に基づいて前記締結
トルクをそれ以上増大させても前記耐久試験実施後の前
記接触抵抗が実質的に減少しなくなる前記締結トルクに
対する第2の安定領域を求め、前記締結トルクの値が前
記第1の安定領域および前記第2の安定領域内にあるよ
うに前記接続端子を実際に締め付け固定する際の前記締
結トルクを設定することを特徴とする。
【0008】また、好ましくは、前記締結トルクの設定
方法は、前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットと
の互いに対向するリング状の前記両接触面、または前記
接続端子同士の互いに対向するリング状の前記両接触面
の実際に接触している接触面積は、前記締結トルクが前
記1の安定領域内および前記第2の安定領域内に至るま
で前記締結トルクの増加に伴って増大する場合に適用さ
れるのがよい。
【0009】また、好ましくは、前記締結トルクの設定
方法を用いて、前記締結トルクが5N・m以上に設定さ
れるのがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】<発明の背景について>まず、図
1ないし図5を参照して、本発明の一実施形態に係る締
結トルクの設定方法が適用される電気接続構造について
説明する。
【0011】本実施形態に係る締結トルクの設定方法
は、図1に部分的に示す電源1のボルト状の正または負
の接続端子部3に、図2に示す接続端子5を、ナット7
(図3等参照)を用いて締結固定して電気的に接続する
際等に適用される。
【0012】ここで、電源1の接続端子部3は、図1に
示すように、座金11とその座金11の中央から突設さ
れ、外周にねじ溝が設けれたたねじ軸13とを備えてい
る。
【0013】また、接続端子5は、図2に示すように、
円形リング状の扁平なリング部15と、そのリング部1
5の外周縁部から延設された圧着部17とを備えてい
る。リング部15には、ねじ軸13が挿通される孔15
aが設けられている。圧着部17には、電線19の心線
19aが圧着接続される圧着バレル17aが設けられて
いる。
【0014】接続端子5と電源1の接続端子部3との接
続形態は、主なものとして、図3ないし図5に示すもの
がある。図3の接続形態では、1個の接続端子5が座金
11とナット7との間で締め付け固定されており、図4
の接続形態では、2個の接続端子5(5a,5b)が座
金11とナット7との間で締め付け固定されており、図
5の接続形態では、1個の接続端子5が、座金11に密
着するようにねじ軸13に螺合されたナット7(7a)
とそのナット7(7a)の上から螺合されたナット7
(7b)との間で締め付け固定されている。
【0015】次に、具体的に実施形態の説明を行う前
に、本発明がどのような技術的背景のもとになされたの
かを簡単に説明する。
【0016】一般には、後述するように、図3ないし図
5の接続形態における接続端子5と座金11もしくはナ
ット7との間の接触抵抗Rk、または図4の接続形態に
おける接続端子5同士の間の接触抵抗Rkは、ナット7
の締結トルクGに対応した接触部位Cに与えられる接触
荷重Fと、接触部位Cの接触面積Sとに依存している。
【0017】この点に関して、本願発明者は、接触部位
Cを構成する接続端子5、座金11およびナット7等の
互いに対向する接触面の形状が後述する条件を満たして
いる場合には、前記接触抵抗Rkの変化特性が実質的に
接触荷重F(締結トルクG)のみに依存して変化するこ
とに気付いた。
【0018】そして、本願発明者は、この点に着目し、
接続端子5およびナット7等の形状およびサイズによら
ずに、接触抵抗Rkを実質的に可能な限り小さな値に安
定して設定することができる締結トルクの設定方法を発
明した。
【0019】ここで、平らな接触面を有する2つの金属
導体を接触させた際に、一般の場合には両導体間の接触
抵抗Rkが、金属導体同士の接触荷重Fと両接触面の接
触面積Sとに依存していることを簡単に説明する。
【0020】まず、条件として、図6に示すように、
両金属導体21,23の接触面21a,23aの表面が
凹凸であること、接触面21a,23aの接触面積S
内の真に接触している部分であるA−Spotの個数n
について、n/S=K(定数)が成立すること(全ての
サンプルにおいて表面状態が同一であること)、実際
の接触では各A−Spot同士は十分に離れているた
め、集中抵抗Rcにおける相互作用は無視できることを
仮定する。
【0021】この条件下での金属導体21,23間の接
触抵抗Rkは、Holmの関係式を用いて理論的に下記
のように与えられる。
【0022】
【数1】
【0023】また、各A−Spotでは金属導体21,
23は塑性変形していると考えられるため、ビッカース
硬度HとA−Spotに与えられる接触荷重Pとの関係
は、近似的に下記のように与えられる。
【0024】
【数2】
【0025】この式(2)より、各A−Spotの接触
面積Lは、下記のようになる。
【0026】
【数3】
【0027】この式(3)、n=KS、および全体の接
触荷重F=nPの関係を用いて上記式(1)は、下記の
ように表される。
【0028】
【数4】
【0029】ここで、接触抵抗Rkの接触荷重Fについ
ての依存性を見るため、
【0030】
【数5】
【0031】とおいて、式(4)に代入すると、
【0032】
【数6】
【0033】となる。この理論式(5)による接触荷重
Fと接触抵抗Rkとの関係をグラフにすると、F軸(R
k=0)を漸近線とする図7に示すようなグラフにな
る。
【0034】また、接触抵抗Rkの接触面積Sについて
の依存性を見るため、
【0035】
【数7】
【0036】とおいて、式(4)に代入すると、
【0037】
【数8】
【0038】となる。この理論式(6)による接触面積
Sと接触抵抗Rkとの関係をグラフにすると、Rk=C
4を漸近線とする図8に示すようなグラフになる。
【0039】これらの図7および図8のグラフより、一
般には、接触抵抗Rkが接触荷重Fおよび接触面積Sに
依存しているとともに、接触荷重Fまたは接触面積Sが
増大するのに伴って、接触抵抗Rkが漸近的に減少する
ようになっていることが分かる。
【0040】これに対し、本願発明者は、図3ないし図
5に例示する接続形態の各接触部位Cにおいて、図9ま
たは図10に示すように、接続端子5、座金11または
ナット7の各接触部位Cの互いに対向するリング状の両
接触面31,33の少なくとも一方の接触面31,33
が、その内周縁31a,33aと外周縁31b,33b
との中間部(中央部)のリング状の領域が対向する他方
の接触面31,33側に張り出すように径方向に対して
樽形に湾曲している場合には、各接触部位Cの接触抵抗
Rkの変化特性が、実質的に接触面31,33の接触荷
重F(ナット7の締結トルクG)にのみに依存して変化
することに気付いた。なお、図9および図10では、便
宜上ねじ軸13を省略している。
【0041】そして、本願発明者は、図4に示す接続形
態のもとで、サイズ(リング15の外径R、内径r(図
2参照)および表面積S)および形状の異なる下記の表
1に示す6種類の接続端子5a,5bについて、接続端
子5a,5b間の接触抵抗Rkと、ナット7の締結トル
クGとの関係を試験的に求めてみた。試験は、ナット7
の締結トルクGを変化させつつ、接続端子5a,5b間
に10mAの電流を流して接触部での電圧降下を計測す
ることにより、各締結トルクGのもとでの接続抵抗Rk
を計測して行った。なお、各試験において各接続端子5
a,5bには、同一のサンプルNoの接続端子5a,5
bを用いた。
【0042】
【表1】
【0043】その結果、図11ないし図16のグラフに
示すような試験結果が得られた。なお、図11ないし図
16の各グラフは、表1のサンプルNo=A1〜A6の
各接続端子5a,5bの試験結果を示している。
【0044】この図11ないし図16のグラフより、サ
イズや形状が異なる接続端子5a,5bでは、接触部位
Cの実際に接触している接触面積Sの大きさが様々であ
るのにかかわらず、接触抵抗Rkが、締結トルクGの増
大に伴って漸近的に減少するという同様な変化特性を有
していることが分かる。しかも、特に注目すべきこと
に、図11ないし図16の各グラフにおいて、それ以上
締結トルクGを増大させても接触抵抗Rkが実質的に減
少しない締結トルクGに対する安定領域D1〜D6の範
囲が1〜2N・mとほぼ同様となっている。
【0045】ここで、各接触部位Cの接触抵抗Rkの変
化特性が、実質的に締結トルクGにのみ依存する理由を
簡単に説明すると以下のようになる。
【0046】例えば、図4の接続形態において、接続端
子5a,5bの互いに対向するリング部15の接触面1
5bが、図17に示すように樽形に湾曲している場合に
は、締結トルクGの増大に伴って、図18および図19
に示すように接続端子5a,5bのリング部15が押圧
荷重により扁平に変形してゆき、これに伴って、両リン
グ15の接触面15bの実際に接触するリング状の接触
領域Bが、図20のハッチング領域B1,B2,B3で
示すように拡大してゆく。このため、両接触面15bの
実際に接触している接触領域Bの面積(接触面積)S
は、図21のグラフgのように締結トルクGの増大に伴
って増加(単純増加)するようになっている。
【0047】一方、前述の図7および図8のグラフよ
り、接触抵抗Rkは、接触面積Sまたは接触荷重Fが一
定のもとで接触荷重Fまたは接触面積Sを増大させる
と、それに伴って漸近的に減少するという特性を有して
いる。
【0048】このため、このように各接触部位Cの接触
面積Sが締結トルクGの増大に伴って増加する場合に
は、前述の図7および図8のグラフが示す接触抵抗Rk
の特性より、接触抵抗Rkは、締結トルクGの大きさに
依存し、締結トルクGの増大に伴って漸近的に減少する
という特性を有することとなるのである。
【0049】ここで、図21のグラフgは、上述のよう
に、図4の接続形態における接続端子5同士間の接触部
位Cの接触面積Sと、締結トルクGとの関係を示すもの
であるが、図3および図4の接続形態における接触端子
5と座金11との間の接触部位Cの接触面積Sと締結ト
ルクGとの間にもグラフgと同様の関係が見られる。
【0050】なお、接続端子5とナット7との間におけ
る接触部位Cの接触面積Sの締結トルクGの変化に対す
る変化特性は、ナット7の接続端子5との接触面の形状
に依存するが、接続端子5との接触面の平坦度の高いナ
ット7を用いた場合には、接続端子5と座金11との間
の接触部位Cと同様な特性となる。
【0051】ところで、接続端子5は打ち抜き加工によ
り作成されるため、そのリング部15の接触面15bの
形状は、一般に前述の樽形の湾曲形状となっている。こ
れに対し、座金11およびナット7の接続端子5との接
触面の形状は、一般に平坦度が高い場合が多い。
【0052】<実施形態の説明>そこで、本願発明者
は、以上の点に着目し、締結トルクGの増大に対して接
触抵抗Rkが減少してゆく接続端子5同士の接触抵抗R
kの締結トルクGの増大に対する変化特性を試験的に求
め、その求めた変化特性に基づいて、ナット7の締結ト
ルクGの望ましい設定値を定めることとした。以下に、
その締結トルクGの設定方法について説明する。
【0053】ただし、本実施形態に係る締結トルクGの
設定方法は、接続端子5と座金11もしくはナット7と
の接触部位Cまたは接続端子5同士の接触部位Cにおけ
る両接触面31,33のうちの少なくともいずれか一方
の接触面31,33が、前述のように樽形に湾曲してい
ることが適用の前提条件となる。
【0054】また、補助的な前提条件として、接続端子
5と座金11もしくはナット7との接触部位Cまたは接
続端子5同士の接触部位Cにおける実際に接触している
接触面積Sが、締結トルクGが後述する第1の安定領域
Da内および第2の安定領域Db内に至るまで締結トル
クGの増加に伴って増大することが必要である。なぜな
ら、この条件が満たされない場合には、締結トルクGが
安定領域Da,Db内に至るまでに接触面積Sの増加が
止まってしまうこととなるため、最終的な接触面積Sの
大きさに対する接触抵抗Rkの依存性が生じてしまうか
らである。
【0055】本実施形態に係る締結トルクGの設定方法
は、締結トルクGに対する第1の安定領域Daを求める
工程と、それに続く締結トルクGに対する第2の安定領
域dbを求める工程と、それに続く実際に締結トルクG
の最適値Gcを決定する工程とを備えている。
【0056】第1の安定領域Daを求める工程では、図
4の接続形態における接続端子5同士の接触抵抗Rkと
ナット7の締結トルクGとの耐久試験不実施下での関係
が、締結トルクGを変化させつつ接触抵抗Rkを順次測
定することにより試験的に求められ、求められたその関
係に基づいて締結トルクGをそれ以上増大させても接触
抵抗Rkが実質的に減少しなくなる締結トルクGに対す
る第1の安定領域Daが求められる。
【0057】続く第2の安定領域Dbを求める工程で
は、形状等の条件の等しい図4の接続形態で接続された
ナット7の締結トルクGの値が互いに異なる接続端子5
同士の組が複数組用意され、その各組に対して所定の耐
久試験を行ったのち接続端子5同士間の接触抵抗Rkを
計測することにより接続端子5同士の接触抵抗Rkと締
結トルクGとの前記耐久試験実施後の関係が擬似的に求
められ、求められたその関係に基づいて締結トルクGを
それ以上増大させても耐久試験実施後の接触抵抗Rkが
実質的に減少しなくなる締結トルクGに対する第2の安
定領域Dbが求められる。ここで、耐久試験としては、
所定の振動強度の振動を一定時間加える試験や、加熱お
よび冷却を繰り返す試験等の所定の基準に従った試験が
採用される。
【0058】安定領域Da,Dbの決定では、計測結果
をグラフにプロットし(図22のグラフg3,g4参
照)、その作成されたグラフg3,g4の横軸に対する
傾きΔ=ΔR/ΔG(ここで、ΔRは接触抵抗の増加
分、ΔGは締結トルクの増加分)が、所定の値(例え
ば、−0.025mΩ/N・m)以上になるグラフg
3,g4上の点に対応する締結トルクGの値Ga,Gb
が決定され、その値Ga,Gb以上の領域が第1または
第2の安定領域Da,Dbとされる。なお、グラフg3
が、耐久試験不実施下での接触抵抗Rkと締結トルクG
との関係を示すグラフであり、グラフg4が耐久試験実
施後の接触抵抗Rkと締結トルクGとの関係を示すグラ
フである。
【0059】続く締結トルクGの最適値Gcを決定する
工程では、第1の安定領域Da内および第2の安定領域
Db内に存在する所定の値が最適値Gcとして決定され
る。ただし、実際には、最適値Gcは、締結トルクGを
それ以上増大させると接続端子5等の破損が生じる破壊
上限値Gd以下に設定する必要があるととともに、実際
の使用によって締結に緩みが生じない程度の値に設定す
る必要がある。
【0060】ここで、実際には、グラフg3に基づく第
1の安定領域Daは、1〜2N・mであり、グラフg4
に基づく第2の安定領域Dbは、5N・m以上であるた
め、締結トルクの最適値Gcは、5N・m以上に設定さ
れる。好ましくは、最適値Gcは、最小値である5N・
mよりも余裕をとって、それよりも大きめの値に設定す
るのがよい。
【0061】そして、このように設定された締結トルク
Gの最適値Gcは、前述の本設定方法の適用の前提条件
が満たされている限り、図3ないし図5等に例示する接
続端子5のほぼ任意の接続形態にも、また、接続端子
5、座金11およびナット7のサイズや形状等が種々に
変更された場合にも適用することができる。
【0062】以上のように、本実施形態によれば、締結
トルクGの増大に対して接触抵抗Rkが減少してゆく接
続端子5同士の間の接触抵抗Rkと締結トルクGとの耐
久試験不実施下の関係が求められるとともに、その両者
の耐久試験実施後の関係が擬似的に求められ、その耐久
試験不実施下の関係および耐久試験実施後の関係に基づ
いて求められた第1および第2の安定領域Da,Db内
に値があるように適切に締結トルクGが設定されるた
め、実際に使用された際にも接触抵抗Rkを低い値に維
持することができ、接触抵抗Rkに関する信頼性の向上
が図れるとともに、必要以上に締結トルクGを大きく設
定してしまうことにより生じる締結部の破壊を防止する
ことができる。
【0063】また、本実施形態に係る設定方法により設
定された締結トルクGの最適値Gcは、前述の本設定方
法の適用の前提条件が満たされている限り、図3ないし
図5等に例示する接続端子5のほぼ任意の接続形態に
も、また、接続端子5、座金11およびナット7のサイ
ズや形状等が種々に変更された場合にも適用することが
できるとともに、前述の前提条件は、通常の接続端子5
等であれば実質的に常に満たされているものであるた
め、代表的な形状およびサイズの接続端子5等について
本実施形態に係る設定方法に従って試験を行って締結ト
ルクGを設定しておけば、その設定値Gcを実質的に任
意の形状およびサイズの接続端子5の締結固定に適用す
ることができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1および2に記載の発明によれ
ば、接続端子とナット等との間の接触抵抗と締結トルク
との関係が試験的に求められ、その関係に基づいて求め
られた締結トルクの安定領域内の値となるように適切に
締結トルクが設定されるため、接触抵抗を低い値に設定
することができ、接触抵抗に関する信頼性の向上が図れ
るとともに、必要以上に締結トルクを大きく設定してし
まうことにより生じる締結部の破壊を防止することがで
きる。
【0065】また、本発明による締結トルクの設定方法
は、接続端子、ナットまたは座金の接触部位を構成する
接触面の形状が一定の条件(接触面がその径方向に樽形
に湾曲しているという条件)を満たしている場合には、
接続端子、ナットおよび座金の形状およびサイズにほぼ
関係なく適用できるとともに、前記一定の条件は通常の
接続端子等であれば実質的に常に満たされているもので
あるため、代表的な形状およびサイズの接続端子および
ナット等について本発明の設定方法に従って試験を行っ
て締結トルクを設定しておけば、その設定値を前記一定
の条件を満足する実質的に任意の形状およびサイズの接
続端子の締結固定に適用することができる。
【0066】請求項3ないし5に記載の発明によれば、
接続端子とナット等との間の接触抵抗と締結トルクとの
耐久試験不実施下の関係が求められるとともに、その両
者の耐久試験実施後の関係が擬似的に求められ、その耐
久試験不実施下の関係および耐久試験実施後の関係に基
づいて求められた第1および第2の安定領域内に値があ
るように適切に締結トルクが設定されるため、実際に使
用された際にも接触抵抗を低い値に維持することがで
き、接触抵抗に関する信頼性の向上が図れるとともに、
必要以上に締結トルクを大きく設定してしまうことによ
り生じる締結部の破壊を防止することができる。
【0067】また、本発明による締結トルクの設定方法
は、接続端子、ナットまたは座金の接触部位を構成する
接触面の形状が一定の条件(接触面がその径方向に樽形
に湾曲しているという条件)を満たしている場合には、
接続端子、ナットおよび座金の形状およびサイズにほぼ
関係なく適用できるとともに、前記一定の条件は通常の
接続端子等であれば実質的に常に満たされているもので
あるため、代表的な形状およびサイズの接続端子等につ
いて本発明の設定方法に従って試験を行って締結トルク
を設定しておけば、その設定値を前記一定の条件を満足
する実質的に任意の形状およびサイズの接続端子の締結
固定に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電源の接続端子部の構成を示す斜視図である。
【図2】接続端子の構成を示す平面図である。
【図3】接続端子の電源の接続端子部への接続形態の例
を示す図である。
【図4】接続端子の電源の接続端子部への接続形態の例
を示す図である。
【図5】接続端子の電源の接続端子部への接続形態の例
を示す図である。
【図6】各接触箇所の接触面の微細な接触形態を示す図
である。
【図7】接触抵抗Rkの接触荷重Fに対する依存性を示
すグラフである。
【図8】接触抵抗Rkの接触面積Sに対する依存性を示
すグラフである。
【図9】図3ないし図5の各接触部位の接触形態を示す
図である。
【図10】図3ないし図5の各接触部位の接触形態を示
す図である。
【図11】サンプルA1の接続端子同士の接触抵抗Rk
と締結トルクGとの関係を示すグラフである。
【図12】サンプルA2の接続端子同士の接触抵抗Rk
と締結トルクGとの関係を示すグラフである。
【図13】サンプルA3の接続端子同士の接触抵抗Rk
と締結トルクGとの関係を示すグラフである。
【図14】サンプルA4の接続端子同士の接触抵抗Rk
と締結トルクGとの関係を示すグラフである。
【図15】サンプルA5の接続端子同士の接触抵抗Rk
と締結トルクGとの関係を示すグラフである。
【図16】サンプルA6の接続端子同士の接触抵抗Rk
と締結トルクGとの関係を示すグラフである。
【図17】接続端子の一部破断斜視図である。
【図18】接続端子同士の接触部位の断面図である。
【図19】接続端子同士の接触部位の断面図である。
【図20】接続端子の実際に接触する接触領域を示す図
である。
【図21】各接触部位の接触面積Sと締結トルクGとの
関係を示すグラフである。
【図22】耐久試験不実施下および耐久試験実施後にお
ける接触抵抗Rkと締結トルクGとの関係を示すグラフ
である。
【符号の説明】
3 接続端子部 5 接続端子 7 ナット 11 座金 13 ねじ軸 15 リング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 寧 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 伊藤 桂一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 白木 和幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 涌井 雅徳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2F051 AB06 BA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ軸の外周に設けられた座金と前記ね
    じ軸に螺合されたナットとの間、またはねじ軸に螺合さ
    れた2つのナットの間で、前記ねじ軸に外挿されたリン
    グ状の1または複数個の接続端子を締め付け固定し、前
    記座金もしくは前記ナットと前記接続端子とを、または
    前記接続端子同士を電気的に接続する際の締結トルクの
    設定方法であって、 前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの互いに
    対向するリング状の両接触面のうちの少なくともいずれ
    か一方の接触面、または前記接続端子同士の互いに対向
    するリング状の両接触面のうちの少なくとも一方の接触
    面が、その内周と外周との中間部のリング状の領域が対
    向する他方の接触面側に張り出すように径方向に対して
    樽形に湾曲している場合において、 前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの接触抵
    抗、または前記接続端子同士の接触抵抗と前記ナットの
    前記締結トルクとの関係を、前記締結トルクを変化させ
    つつ前記接触抵抗を測定することにより試験的に求め、
    求めた前記関係に基づいて前記締結トルクをそれ以上増
    大させても前記接触抵抗が実質的に減少しなくなる前記
    締結トルクに対する安定領域を求め、前記締結トルクの
    値がその安定領域内にあるように前記接続端子を実際に
    締め付け固定する際の前記締結トルクを設定することを
    特徴とする締結トルクの設定方法。
  2. 【請求項2】 前記締結トルクの設定方法は、 前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの互いに
    対向するリング状の前記両接触面、または前記接続端子
    同士の互いに対向するリング状の前記両接触面の実際に
    接触している接触面積は、前記締結トルクが前記安定領
    域内に至るまで前記締結トルクの増加に伴って増大する
    場合に適用されることを特徴とする請求項1に記載の締
    結トルクの設定方法。
  3. 【請求項3】 ねじ軸の外周に設けられた座金と前記ね
    じ軸に螺合されたナットとの間、またはねじ軸に螺合さ
    れた2つのナットの間で、前記ねじ軸に外挿されたリン
    グ状の少なくとも1または複数個の接続端子を締め付け
    固定し、前記座金もしくは前記ナットと前記接続端子と
    を、または前記接続端子同士を電気的に接続する際の締
    結トルクの設定方法であって、 前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの互いに
    対向するリング状の両接触面のうちの少なくともいずれ
    か一方の接触面、または前記接続端子同士の互いに対向
    するリング状の両接触面のうちの少なくとも一方の接触
    面が、その内周と外周との中間部のリング状の領域が対
    向する他方の接触面側に張り出すように径方向に対して
    樽形に湾曲している場合において、 前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの接触抵
    抗、または前記接続端子同士の接触抵抗と前記ナットの
    前記締結トルクとの耐久試験不実施下での関係を、前記
    締結トルクを変化させつつ前記接触抵抗を測定すること
    により試験的に求め、求めたその関係に基づいて前記締
    結トルクをそれ以上増大させても前記接触抵抗が実質的
    に減少しなくなる前記締結トルクに対する第1の安定領
    域を求めるとともに、 前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの接触抵
    抗、または前記接続端子同士の接触抵抗と前記ナットの
    前記締結トルクとの所定の耐久試験実施後の関係を、前
    記締結トルクを変化させつつ互いに値が異なる前記各締
    結トルクのもとで前記耐久試験を行ってから前記接触抵
    抗を測定することにより擬似的に試験的に求め、求めた
    その関係に基づいて前記締結トルクをそれ以上増大させ
    ても前記耐久試験実施後の前記接触抵抗が実質的に減少
    しなくなる前記締結トルクに対する第2の安定領域を求
    め、 前記締結トルクの値が前記第1の安定領域および前記第
    2の安定領域内にあるように前記接続端子を実際に締め
    付け固定する際の前記締結トルクを設定することを特徴
    とする締結トルクの設定方法。
  4. 【請求項4】 前記締結トルクの設定方法は、 前記接続端子と前記座金もしくは前記ナットとの互いに
    対向するリング状の前記両接触面、または前記接続端子
    同士の互いに対向するリング状の前記両接触面の実際に
    接触している接触面積は、前記締結トルクが前記1の安
    定領域内および前記第2の安定領域内に至るまで前記締
    結トルクの増加に伴って増大する場合に適用されること
    を特徴とする請求項3に記載の締結トルクの設定方法。
  5. 【請求項5】 前記締結トルクの設定方法を用いて、前
    記締結トルクが5N・m以上に設定されることを特徴と
    する請求項3または4に記載の締結トルクの設定方法。
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