JP2020038264A - 調光ユニット、および、透明板付調光ユニット - Google Patents

調光ユニット、および、透明板付調光ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】調光シートの防水性を高めることのできる調光ユニットを提供する。【解決手段】調光ユニット10は、液晶組成物を含む調光層、および、調光層を挟む一対の透明電極層を備える調光シート20と、調光シート20よりも大きい外形を有する支持基材40とを備える。さらに、調光ユニット10は、支持基材40上において調光シート20の外縁に沿って延びて調光シート20の端面を覆う被覆部を含む防水部50を備える。調光シート20の表面と対向する平面視にて調光シート20が支持基材40の内側に位置した状態で、調光シート20は支持基材40に取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、光透過率の可変な調光シートを備える調光ユニットに関する。
調光シートは、液晶組成物を含む調光層と、調光層を挟む一対の透明電極層とを備えている。一対の透明電極層間の電位差に応じて液晶分子の配向状態が変わることにより、調光シートの光透過率が変わる。調光シートは、例えば、建物や車両等の窓ガラスに貼り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−40883号公報
例えば、屋外と屋内との境界部や温度差の大きい2つの空間の境界部に調光シートが配置される場合等に、雨水や結露等に起因した水分が調光シートに付着することが起こり得る。水分が調光層の内部に浸入すると、調光シートにおける光透過率の可変機能が低下する。
本発明は、調光シートの防水性を高めることのできる調光ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決する調光ユニットは、液晶組成物を含む調光層、および、当該調光層を挟む一対の透明電極層を備える調光シートと、前記調光シートよりも大きい外形を有する支持基材とを備える。さらに、調光ユニットは、前記支持基材上において前記調光シートの外縁に沿って延びて前記調光シートの端面を覆う被覆部を備える。前記調光シートの表面と対向する平面視にて前記調光シートが前記支持基材の内側に位置した状態で、前記調光シートが前記支持基材に取り付けられている。
上記構成によれば、調光シートにおける一方の面が支持基材で覆われて、かつ、調光シートの端面が防水部によって被覆されるため、端面が露出される形態と比較して、端面から調光シートの内部に水分が浸入することが抑えられる。したがって、調光シートの防水性を高めることができる。
上記構成において、前記被覆部は、防水テープから構成されていてもよい。
上記構成において、前記被覆部は、EVA系またはEMMA系のホットメルト接着剤から構成されてもよい。
上記構成において、前記被覆部は、熱圧着シートから構成されてもよい。
上記各構成によれば、被覆部について良好な防水性が得られる。
上記構成において、前記支持基材は、ポリエチレンテレフタレートフィルムであってもよい。
上記構成によれば、汎用性の高い材料から支持基材が構成される。また、EVA系やEMMA系の材料は、ポリエチレンテレフタレートフィルムに対する接着性が高いため、これらの材料から防水部が構成される場合、調光シートの防水性がより高められる。
上記構成において、前記被覆部が第1被覆部であり、前記調光ユニットは、前記第1被覆部から前記支持基材の表面に沿って延びる第2被覆部をさらに備えてもよい。
上記構成によれば、被覆部が調光シートの端面の付近で支持基材の表面も覆っているため、端面から調光シートの内部に水分が浸入することがさらに抑えられる。
上記構成において、前記被覆部が第1被覆部であり、前記調光ユニットは、前記第1被覆部から前記調光シートの表面に沿って延びる第3被覆部をさらに備えてもよい。
上記構成によれば、被覆部が調光シートの端面の付近で調光シートの表面も覆っているため、端面から調光シートの内部に水分が浸入することがさらに抑えられる。
上記構成において、前記調光シートは、前記透明電極層と電源とを接続するための配線部が接続される配線領域を有し、前記調光ユニットは、前記調光シートに対して前記支持基材とは反対側から前記配線領域を覆う配線防水部を備えてもよい。
上記構成によれば、配線領域の付近から調光シートの内部に水分が浸入することが抑えられる。したがって、調光シートの防水性を高めることができる。
上記構成において、調光ユニットは、前記支持基材における前記調光シートが取り付けられている面とは反対側の面に位置する透明粘着層をさらに備えてもよい。
上記構成によれば、透明粘着層を調光シートの取付対象に貼り付けることによって、調光ユニットを上記取付対象に取り付けることができる。したがって、調光シートを、調光ユニットとして防水対策の施された形態で、上記取付対象に取り付けることができるため、調光シートの施工が容易である。
本発明によれば、調光シートの防水性を高めることができる。
調光ユニットの一実施形態について、調光ユニットの平面構造を示す図。 図1のII-II線に沿った断面構造を示す図。 透明板に貼り付けられた一実施形態の調光ユニットを示す図。 一実施形態の調光ユニットにおける第1形態の端面防水部の断面構造を示す図。 一実施形態の調光ユニットにおける第2形態の端面防水部の断面構造を示す図。 一実施形態の調光ユニットにおける第3形態の端面防水部の断面構造を示す図。 一実施形態の調光ユニットにおける第4形態の端面防水部の断面構造を示す図。 一実施形態の調光ユニットにおける配線部付近の平面構造を示す図。 (a)は図8のIXa-IXa線に沿った断面構造を示す図、(b)は図8のIXb-IXb線に沿った断面構造を示す図。 一実施形態の調光ユニットにおける配線部付近の平面構造の他の例を示す図。 (a)は図10のXIa-XIa線に沿った断面構造を示す図、(b)は図10のXIb-XIb線に沿った断面構造を示す図。
図1〜図11を参照して、調光ユニットの一実施形態を説明する。
[調光ユニットの全体構成]
図1が示すように、調光ユニット10は、調光シート20と、配線部30と、支持基材40と、防水部50とを備えている。
調光シート20は、支持基材40に貼り付けられている。調光シート20の表面20Fと対向する位置から見た平面視において、支持基材40の外形は調光シート20の外形よりも大きい。言い換えれば、上記平面視において、調光シート20の外縁は全て、支持基材40の外縁の内側に位置する。すなわち、調光シート20は、支持基材40上のみに位置した状態で支持基材40の表面に取り付けられている。調光シート20および支持基材40の外形形状は特に限定されない。図1では、一例として、調光シート20の外形と支持基材40の外形とが、いずれも矩形形状である形態を示している。
配線部30は、調光シート20が備える一対の透明電極層を電源と接続するための部分である。配線部30は、上記一対の透明電極層の一方と電源とを接続するための第1配線部30Aと、上記一対の透明電極層の他方と電源とを接続するための第2配線部30Bとを含む。配線部30は、調光シート20の端部にて調光シート20と接続して調光シート20の外側へ延び、さらに、支持基材40の外側まで延びている。
なお、図1では、第1配線部30Aと第2配線部30Bとが調光シート20の一辺に沿って並ぶ形態を例示しているが、第1配線部30Aと第2配線部30Bとの配置は特に限定されない。
調光シート20の表面20Fと対向する位置から見た平面視において、防水部50は、調光シート20の全周を取り囲んでいる。防水部50は、調光シート20の端面からの水分の浸入を防ぐための端面防水部51と、配線部30の付近からの水分の浸入を防ぐための配線防水部52とを含む。端面防水部51は、支持基材40上において調光シート20の外縁に沿って延び、調光シート20の端面を覆っている。配線防水部52は、第1配線部30Aを覆う第1配線防水部52Aと第2配線部30Bを覆う第2配線防水部52Bとを含んでいる。
図2が示すように、調光シート20は、調光層21と、一対の透明電極層である第1透明電極層22Aおよび第2透明電極層22Bと、一対の透明支持層である第1透明支持層23Aおよび第2透明支持層23Bとを備えている。第1透明電極層22Aと第2透明電極層22Bとは、調光層21を挟み、第1透明支持層23Aと第2透明支持層23Bとは、調光層21および透明電極層22A,22Bを挟んでいる。第1透明支持層23Aは、第1透明電極層22Aを支持し、第2透明支持層23Bは、第2透明電極層22Bを支持している。
調光層21は、液晶組成物を含む。調光層21は、例えば、高分子ネットワーク型液晶(PNLC:Polymer Network Liquid Crystal)、高分子分散型液晶(PDLC:Polymer Dispersed Liquid Crystal)、カプセル型ネマティック液晶(NCAP:Nematic Curvilinear Aligned Phase)等から構成される。例えば、高分子ネットワーク型液晶は、3次元の網目状を有した高分子ネットワークを備え、高分子ネットワークが有する空隙に液晶分子を保持する。調光層21が含む液晶分子は、例えば、誘電率異方性が正であって、液晶分子の長軸方向の誘電率が液晶分子の短軸方向の誘電率よりも大きい。液晶分子は、例えば、シッフ塩基系、アゾ系、アゾキシ系、ビフェニル系、ターフェニル系、安息香酸エステル系、トラン系、ピリミジン系、シクロヘキサンカルボン酸エステル系、フェニルシクロヘキサン系、ジオキサン系の液晶分子である。
第1透明電極層22Aおよび第2透明電極層22Bの各々は、導電性を有する透明な層である。透明電極層22A,22Bを構成する材料としては、例えば、酸化インジウムスズ(ITO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、酸化スズ、酸化亜鉛、カーボンナノチューブ(CNT)、ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)を含むポリマー、Ag合金薄膜を含む多層膜等が挙げられる。
第1透明支持層23Aおよび第2透明支持層23Bの各々は、透明な基材である。透明支持層23A,23Bとしては、例えば、ガラス基板やシリコン基板、あるいは、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリサルホン、シクロオレフィンポリマー、トリアセチルセルロース等からなる高分子フィルムが用いられる。
なお、調光シート20は、調光層21、透明電極層22A,22B、および、透明支持層23A,23Bに加えて、他の層を備えていてもよい。他の層は、例えば、紫外線バリア機能を有する層等のように、調光層21や透明電極層22A,22Bを保護するための層や、調光シート20における光の透過性の制御に寄与する層や、調光シート20の強度や耐熱性等の特性を高める層等が挙げられる。
第1透明電極層22Aは、第1配線部30Aを通じて駆動回路に接続され、第2透明電極層22Bは、第2配線部30Bを通じて駆動回路に接続される。これによって、透明電極層22A,22Bと電源とが電気的に接続される。駆動回路は、電源から受ける電圧を駆動電圧に変換して配線部30を通じて透明電極層22A,22Bに印加する。
透明電極層22A,22Bに駆動電圧が印加されていないとき、液晶分子の長軸方向の向きは不規則である。そのため、調光層21に入射した光は散乱し、調光シート20は白濁して見える。すなわち、調光シート20は不透明である。一方、配線部30を通じて第1透明電極層22Aと第2透明電極層22Bとの間に駆動電圧が印加されると、液晶分子が配向され、液晶分子の長軸方向が透明電極層22A,22B間の電界方向に沿った向きとなる。その結果、調光層21を光が透過しやすくなり、調光シート20は透明となる。
また、調光シート20は、調光層21と透明電極層22A,22Bとの間で調光層21を挟む一対の配向層を備えていてもよい。配向層は、調光層21が含む液晶分子の配向を制御する層であり、駆動電圧が印加されていないとき、液晶分子を配向層の法線方向に沿って配向させる。配向層を備える構成では、透明電極層22A,22Bに駆動電圧が印加されているとき、調光シート20が不透明となり、透明電極層22A,22Bに駆動電圧が印加されていないとき、調光シート20が透明となる。配向層を構成する材料としては、例えば、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリシロキサン、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリメチルメタクリレート等のポリアクリレートが挙げられる。配向層を形成するための配向処理は、例えば、ラビング処理、偏光照射処理、微細加工処理である。
また、調光層21は、所定の色を有する色素であって、調光層21に印加された電圧の大きさに応じた液晶分子の運動を妨げない色素を含んでもよい。こうした構成によれば、所定の色を有する調光シート20が実現される。
調光シート20は、例えば、調光シート20を構成する各層を備えた多層体からなる大判のシートから所望の形状に切り出される。したがって、調光層21、透明電極層22A,22B、および、透明支持層23A,23Bを含む調光シート20の各層は、調光シート20の端面20Eまで延びている。
支持基材40は、透明な基材である。支持基材40の材料としては、例えば、ガラス、アクリル、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等が用いられる。本実施形態では、特に、支持基材40としては、光学用のポリエチレンテレフタレートフィルムが好適に用いられる。支持基材40の厚さは、調光シート20の厚さよりも薄い。支持基材40の厚さは、25μm以上200μm以下であることが好ましく、25μm以上190μm以下であることがより好ましい。支持基材40の厚さが上記下限値以上であれば、調光シート20を単独で取り扱う場合と比較して、取り扱いの容易性を向上させる適度な剛性が調光ユニット10に付与される。一方、支持基材40の厚さが上記上限値以下であれば、調光シート20の可撓性と比較して、調光ユニット10の可撓性が過度に小さくなることが抑えられ、例えば、曲面に調光ユニット10を取り付ける場合にも、曲面に調光ユニット10を沿わせやすい。
調光シート20は、透明粘着層60を介して支持基材40に貼り付けられている。透明粘着層60の材料は、透明で接着性を有する層を形成可能であれば特に限定されない。例えば、OCA(Optical Clear Adhesive)フィルムは、高い透明性を有するため、透明粘着層60として用いることに適している。なお、透明粘着層60は、調光ユニット10の構成部材に含まれる。
防水部50は、防水テープ、ホットメルト接着剤、および、熱圧着シートのいずれかから構成される。端面防水部51と配線防水部52とは、同一の材料から構成されてもよいし、互いに異なる材料から構成されてもよい。
防水テープは、耐水性を有する基材の表面に粘着剤からなる層を有するテープである。例えば、アクリルフォーム基材の表面にアクリル系粘着剤の層を有するテープは、強い接着性を有するため、好適に用いられる。
ホットメルト接着剤としては、エチレン酢酸ビニル(EVA)系、または、エチレンメタクリル酸メチル(EMMA)系のホットメルト接着剤が好適に用いられる。ホットメルト接着剤からなる防水部50は、例えば、グルーガンを用いて形成される。EVA系およびEMMA系の材料は、ポリエチレンテレフタレートフィルムに対する接着性が高い。したがって、支持基材40としてポリエチレンテレフタレートフィルムを用いる場合には、防水部50の材料として、EVA系あるいはEMMA系の材料を用いることが好ましい。
熱圧着シートとしては、EVA系熱圧着シートが好適に用いられる。熱圧着シートを用いる場合、例えば、防水部50のなかで調光シート20の表面20Fに接する部分が、当該表面20Fに熱圧着によって固定されるとともに、防水部50のなかで支持基材40の表面40Fに接する部分が、当該表面40Fに熱圧着によって固定される。
図3は、調光ユニット10の使用時の形態を示す図である。調光ユニット10は透明板70に取り付けられる。透明板70は、ガラスや樹脂等からなる透明な板状の部材である。透明板70は、例えば、窓ガラスやガラス壁等の建材であってもよいし、自動車の窓ガラス等の車両用部材であってもよい。また、調光ユニット10が取り付けられる面は、平面であってもよいし、曲面であってもよい。
調光ユニット10は、透明粘着層61を介して透明板70に貼り付けられている。詳細には、透明粘着層61は、支持基材40における調光シート20が貼り付けられている面とは反対側の面に接し、支持基材40と透明板70との間に挟まれている。
透明粘着層61の材料は、透明で接着性を有する層を形成可能であれば特に限定されない。例えば、OCAフィルムは、高い透明性を有するため、透明粘着層61として用いることに適している。
調光ユニット10が透明粘着層61を備え、支持基材40に透明粘着層61が貼り付けられている形態で調光ユニット10が施工現場まで輸送され、施工現場にて透明板70への調光ユニット10の貼り付けが行われてもよい。あるいは、調光ユニット10は、支持基材40に透明粘着層61が貼り付けられていない形態で施工現場まで輸送され、施工現場にて調光ユニット10と透明粘着層61と透明板70との組み付けが行われてもよい。さらには、施工現場にて、調光シート20と支持基材40と透明板70とが貼り合わせられ、防水部50が配置されることにより、調光ユニット10が取り付けられた透明板70が形成されてもよい。
本実施形態の調光ユニット10においては、調光シート20の裏面が支持基材40で覆われ、かつ、調光シート20の端面20Eが端面防水部51によって覆われている。こうした構成によれば、端面20Eが露出されている形態と比較して、端面20Eから調光シート20の内部に水分が浸入することが抑えられる。また、配線部30が配線防水部52によって覆われているため、配線部30が露出されている形態と比較して、調光シート20のなかで配線部30が接続されている部分の付近から調光シート20の内部に水分が浸入することが抑えられる。
特に、本実施形態の調光シート20においては、調光層21が端面20Eまで達しているため、端面20Eから水分が入り込むと、調光層21が機能の低下を起こしやすい。したがって、端面20Eを覆う端面防水部51を設けることの有益性が高い。
本実施形態と比較される形態として、支持基材40を配置せずに、調光シート20を直接に透明板70に貼り付け、調光シート20の外周を樹脂封止した形態が挙げられる。しかしながら、エポキシ樹脂等を用いた一般的な樹脂封止は、耐湿性、すなわち、大気中の水分に対する耐性を高めるにすぎず、結露等に起因した水分に対する防水性は十分とは言えない。これに対し、本実施形態の防水部50を備える形態であれば、樹脂封止の施された調光シート20よりも、防水性を高めることができる。
また、調光シート20よりも一回り大きい支持基材40の面内に調光シート20が取り付けられているため、調光シート20の裏面は支持基材40の表面40Fとの面同士の当接によって完全に封止される。さらに、端面防水部51の形成に際しては、支持基材40のなかで調光シート20の外側にはみ出している部分が、端面防水部51の配置のためのマージンとして機能するとともに、端面防水部51の形成材料の支持部として機能するため、形成材料の配置や、加熱や冷却等の端面防水部51の固定のための処理を、容易にかつ効率よく行うことができる。
さらに、本実施形態によれば、施工現場への輸送前に、調光シート20および防水部50を支持基材40上に配置して調光ユニット10を形成することにより、調光ユニット10として調光シート20の輸送および施工が可能である。これによれば、施工現場にて、透明板70に調光シート20を貼り付けるとともに調光シート20の外周部分に防水のための部材を配置することと比較して、施工に要する作業量の削減および時間の短縮が可能である。
[防水部の詳細構成]
図4〜図7を参照して、端面防水部51の詳細な構造を説明する。図4〜図7は、端面防水部51の幅方向、すなわち、調光シート20の端面20Eと直交する方向に沿った調光ユニット10の断面構造を示す。
図4は、端面防水部51の第1形態を示す。第1形態の端面防水部51は、調光シート20の端面20Eを覆う第1被覆部51aと、第1被覆部51aの端部から支持基材40の表面40Fに沿って延びる第2被覆部51bと、第1被覆部51aの端部から調光シート20の表面20Fに沿って延びる第3被覆部51cとを備える。第2被覆部51bは、支持基材40の表面40Fに接し、第3被覆部51cは、調光シート20の表面20Fに接する。支持基材40の表面40Fは、調光シート20が貼り付けられている面であり、調光シート20の表面20Fは、調光シート20における支持基材40に貼り付けられている面とは反対側の面である。なお、第1被覆部51aは、透明粘着層60の端面も覆っている。
図5は、端面防水部51の第2形態を示す。第2形態の端面防水部51は、第1被覆部51aと第2被覆部51bとを備え、第3被覆部51cを備えていない。
図6は、端面防水部51の第3形態を示す。第3形態の端面防水部51は、第1被覆部51aと第3被覆部51cとを備え、第2被覆部51bを備えていない。
図7は、端面防水部51の第4形態を示す。第4形態の端面防水部51は、第1被覆部51aを備え、第2被覆部51bおよび第3被覆部51cを備えていない。
端面防水部51は、第1形態、第2形態、第3形態、第4形態のうちのいずれの形態を有していてもよい。言い換えれば、端面防水部51は、調光シート20が調光層21および透明電極層22A,22Bを備えている部分において、少なくとも調光シート20の端面20Eを覆っていればよい。
また、端面防水部51は、第1形態、第2形態、第3形態、第4形態のうちの互いに異なる形態を有する複数の部分から構成されてもよい。例えば、調光シート20の外形が矩形形状である場合に、調光シート20の上縁部分に配置される端面防水部51と、調光シート20の側縁部分に配置される端面防水部51とで、幅方向の断面形状が異なっていてもよい。
端面防水部51が、防水テープ、ホットメルト接着剤、および、熱圧着シートのいずれから構成される場合であっても、第1形態であれば、端面防水部51の幅を大きく確保できるため、端面防水部51の幅を小さく形成する必要のある形態と比較して、端面防水部51の形成が容易である。また、第1形態においては、端面防水部51が、調光シート20の端面20Eの付近で支持基材40の表面40Fおよび調光シート20の表面20Fを覆っている。したがって、端面20Eからの水分の浸入に対する防水性が特に高められる。
また、端面防水部51がホットメルト接着剤から構成される場合、端面防水部51は、調光シート20の端面20E付近に融解した樹脂を配置して硬化させることにより形成される。したがって、支持基材40を水平面上に配置して端面防水部51を形成する場合には、第2形態の端面防水部51も容易に形成できる。
また、端面防水部51がホットメルト接着剤から構成される場合であって、施工現場等において支持基材40を鉛直方向に沿うように立てて端面防水部51を形成する場合には、例えば、調光シート20の上縁部分に配置される端面防水部51として、第3形態あるいは第4形態の採用も可能である。
図8〜図11を参照して、配線部30の付近における防水部50の詳細な構造を説明する。
図8および図9(a)が示すように、調光シート20は、第1透明電極層22Aの一方の面が、調光層21、第2透明電極層22B、および、第2透明支持層23Bを含む調光シート20の他の層から露出されている第1配線領域SAを有している。第1透明支持層23Aは、第1透明電極層22Aを支持して透明粘着層60に接している。第1配線領域SAの第1透明電極層22Aに第1配線部30Aが接続されている。
第1配線部30Aは、第1透明電極層22Aと駆動回路とを導通可能な構成を有していればよい。例えば、第1配線部30Aは、異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)等の導電性接着層と、フレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)とを備えてもよい。あるいは、第1配線部30Aは、銀ペースト等の導電ペーストからなる層と銅テープ等の導電テープとの積層体に、はんだによってリード線が固定された構造を有していてもよい。
本実施形態では、第1配線部30Aが、第1透明電極層22Aに接合した導電性接着層31Aと、導電性接着層31Aに接合したFPC32Aとを備える構成を例示している。FPC32Aは、第1配線領域SAから支持基材40に沿って支持基材40の外方まで延びている。FPC32Aのなかで支持基材40上において調光シート20の外側の領域に延びる部分は、防水性粘着層55Aを介して支持基材40の表面40Fに貼り付けられている。防水性粘着層55Aは、例えば、両面防水テープから構成される。
第1配線防水部52Aは、調光シート20に対して支持基材40とは反対側から、第1配線領域SAと第1配線部30Aのなかで第1配線領域SAに接続している部分とを覆っている。さらに、第1配線防水部52Aは、第1配線領域SAから調光シート20の外側の領域へ延びて、第1配線部30Aのなかで支持基材40に貼り付けられている部分および防水性粘着層55Aを覆っている。
調光シート20の表面20Fと対向する位置から見た平面視において、第1配線防水部52Aは、支持基材40上で、第1配線部30Aの外側まで広がっている。さらに、上記平面視において、第1配線防水部52Aは第1配線領域SAの外側まで広がり、調光シート20上において、第1配線防水部52Aの端部は、第1配線領域SAの周囲の表面20Fを覆っている。
第1配線防水部52Aが位置する領域において、端面防水部51は、第1配線防水部52Aに対して支持基材40とは反対側で第1配線防水部52Aに重なっている。すなわち、端面防水部51は、第1配線防水部52Aの位置する部分で途切れずに、第1配線防水部52A上を通って延びている。
図8および図9(b)が示すように、調光シート20は、第2透明電極層22Bの一方の面が、調光層21、第1透明電極層22A、および、第1透明支持層23Aを含む調光シート20の他の層から露出されている第2配線領域SBを有している。第2透明支持層23Bは、第2透明電極層22Bを支持して表面20Fを構成している。第2配線領域SBの第2透明電極層22Bに第2配線部30Bが接続されている。
第2配線部30Bは、第1配線部30Aと同様に、第2透明電極層22Bと駆動回路とを導通可能な構成を有していればよい。本実施形態では、第2配線部30Bが、第2透明電極層22Bに接合した導電性接着層31Bと、導電性接着層31Bに接合したFPC32Bとを備える構成を例示している。FPC32Bは、第2配線領域SBから支持基材40に沿って支持基材40の外方まで延びている。FPC32Bのなかで支持基材40上において調光シート20の外側の領域に延びる部分は、防水性粘着層55Bを介して支持基材40に貼り付けられている。防水性粘着層55Bは、防水性粘着層55Aと同様、例えば、両面防水テープから構成される。防水性粘着層55A,55Bは、配線防水部52に含まれる。
第2配線防水部52Bは、調光シート20に対して支持基材40とは反対側から、第2配線領域SBと第2配線部30Bのなかで第2配線領域SBに接続している部分とを覆っている。さらに、第2配線防水部52Bは、第2配線領域SBから調光シート20の外側の領域へ延びて、第2配線部30Bのなかで支持基材40に貼り付けられている部分および防水性粘着層55Bを覆っている。
調光シート20の表面20Fと対向する位置から見た平面視において、第2配線防水部52Bは、支持基材40上で、第2配線部30Bの外側まで広がっている。さらに、上記平面視において、第2配線防水部52Bは第2配線領域SBの外側まで広がり、調光シート20上において、第2配線防水部52Bの端部は、第2配線領域SBの周囲の表面20Fを覆っている。
第2配線防水部52Bが位置する領域において、端面防水部51は、第2配線防水部52Bに対して支持基材40とは反対側で第2配線防水部52Bに重なっている。すなわち、端面防水部51は、第2配線防水部52Bの位置する部分で途切れずに、第2配線防水部52B上を通って延びている。第1配線部30Aと第2配線部30Bとが調光シート20の一辺に沿って並ぶ形態においては、端面防水部51は、第1配線防水部52Aおよび第2配線防水部52Bの上を通って、調光シート20の上記一辺における一方の端部から他方の端部まで延びている。
上記構成においては、端面防水部51が、調光シート20の全周を取り囲んでいる。こうした構成によれば、配線部30の部分においても端面防水部51を途切れさせることなく連続して形成できるため、端面防水部51の形成が容易である。
なお、図1および図8においては、調光シート20の角部、すなわち、調光シート20の2つの辺が交わる部分で、端面防水部51における上記2つの辺のうちの一方の辺に沿って延びる部分の端部と、他方の辺に沿って延びる部分の端部とが接している形態を例示した。角部に配置される端面防水部51の構造は上記構造に限定されない。例えば、端面防水部51は、調光シート20の角部の部分で折れ曲がり、上記一方の辺から他方の辺へ連続して延びていてもよい。
図10および図11は、配線部30の付近における防水部50の他の形態を示す。
図10が示すように、端面防水部51は、第1配線防水部52Aの位置する部分と、第2配線防水部52Bの位置する部分との各々において途切れていてもよい。
上記構成においては、端面防水部51と配線防水部52とが連なることによって、防水部50が、調光シート20の全周を取り囲んでいる。
例えば、第1配線部30Aと第2配線部30Bとが調光シート20の一辺に沿って並ぶ形態においては、端面防水部51は、調光シート20の上記一辺における一方の端部から第1配線防水部52Aまで延びる部分と、上記一辺における他方の端部から第2配線防水部52Bまで延びる部分と、第1配線防水部52Aと第2配線防水部52Bとの間を結ぶ部分とを含む。
図11(a)および(b)が示すように、第1配線防水部52Aおよび第2配線防水部52Bの各々の上には端面防水部51は配置されていない。なお、第1配線防水部52Aおよび第2配線防水部52Bの各々の端部においては、配線防水部52A,52Bと端面防水部51とが重なっていてもよい。
上記構成によれば、配線部30の部分で端面防水部51が途切れているため、端面防水部51の形成材料の削減が可能である。また、配線防水部52A,52Bと端面防水部51との重なりに起因した凹凸が形成されることが抑えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)調光シート20の裏面が支持基材40で覆われ、かつ、調光シート20の端面20Eが端面防水部51の第1被覆部51aによって被覆されるため、端面20Eが露出される形態と比較して、端面20Eから調光シート20の内部に水分が浸入することが抑えられる。したがって、調光シート20の防水性を高めることができる。また、調光シート20と防水部50とが支持基材40上に配置されるため、調光ユニット10として調光シート20の輸送および施工が可能である。したがって、施工に要する作業量の削減および時間の短縮が可能である。
(2)防水部50が、防水テープ、EVA系もしくはEMMA系のホットメルト接着剤、および、熱圧着シートのいずれかから構成されていることにより、良好な防水性が得られる。また、支持基材40がポリエチレンテレフタレートフィルムである場合、EVA系もしくはEMMA系の材料から防水部50を構成することによって、支持基材40に対する防水部50の接着性が高まるため、調光シート20の防水性がより高められる。
(3)端面防水部51が、第1被覆部51aに加えて第2被覆部51bを含む構成であれば、端面防水部51が調光シート20の端面20Eの付近で支持基材40の表面40Fも覆っているため、端面20Eから調光シート20の内部に水分が浸入することがさらに抑えられる。
(4)端面防水部51が、第1被覆部51aに加えて第3被覆部51cを含む構成であれば、端面防水部51が調光シート20の端面20Eの付近で調光シート20の表面20Fも覆っているため、端面20Eから調光シート20の内部に水分が浸入することがさらに抑えられる。
(5)配線領域SA,SBが、配線防水部52によって覆われているため、配線領域SA,SBの付近から調光シート20の内部に水分が浸入することが抑えられる。したがって、調光シート20の防水性を高めることができる。
(6)調光ユニット10が、支持基材40における調光シート20が貼り付けられている面とは反対側の面に透明粘着層61を備える構成であれば、透明粘着層61を調光シート20の取付対象に貼り付けることによって、調光ユニット10を上記取付対象に取り付けることができる。したがって、調光シート20を、調光ユニット10として防水対策の施された形態で、上記取付対象に取り付けることができるため、調光シート20の施工が容易である。
(変形例)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することが可能である。
・調光ユニット10が備える配線部の数は2つでなくてもよく、調光シート20が有する配線領域の数は2つでなくてもよい。例えば、調光ユニット10は、複数の第1配線部30Aや複数の第2配線部30Bを備えていてもよいし、両面に導体を有するFPCが用いられる場合等には、配線部は1つであってもよい。調光シート20は、配線部の数に応じた数の配線領域を有していればよい。
・透明板70には、支持基材40に代えて調光シート20の表面20Fが貼り付けられることにより、調光ユニット10が取り付けられてもよい。
SA,SB…配線領域、10…調光ユニット、20…調光シート、21…調光層、22A,22B…透明電極層、23A,23B…透明支持層、30,30A,30B…配線部、31A,31B…導電性接着層、32A,32B…FPC、40…支持基材、50…防水部、51…端面防水部、51a…第1被覆部、51b…第2被覆部、51c…第3被覆部、52,52A,52B…配線防水部、55A,55B…防水性粘着層、60,61…透明粘着層、70…透明板。

Claims (9)

  1. 液晶組成物を含む調光層、および、当該調光層を挟む一対の透明電極層を備える調光シートと、
    前記調光シートよりも大きい外形を有する支持基材と、
    前記支持基材上において前記調光シートの外縁に沿って延びて前記調光シートの端面を覆う被覆部と、を備え、
    前記調光シートの表面と対向する平面視にて前記調光シートが前記支持基材の内側に位置した状態で、前記調光シートが前記支持基材に取り付けられている
    調光ユニット。
  2. 前記被覆部は、防水テープから構成されている
    請求項1に記載の調光ユニット。
  3. 前記被覆部は、EVA系またはEMMA系のホットメルト接着剤から構成されている
    請求項1に記載の調光ユニット。
  4. 前記被覆部は、熱圧着シートから構成されている
    請求項1に記載の調光ユニット。
  5. 前記支持基材は、ポリエチレンテレフタレートフィルムである
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の調光ユニット。
  6. 前記被覆部が第1被覆部であり、
    前記調光ユニットは、前記第1被覆部から前記支持基材の表面に沿って延びる第2被覆部をさらに備える
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の調光ユニット。
  7. 前記被覆部が第1被覆部であり、
    前記調光ユニットは、前記第1被覆部から前記調光シートの表面に沿って延びる第3被覆部をさらに備える
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の調光ユニット。
  8. 前記調光シートは、前記透明電極層と電源とを接続するための配線部が接続される配線領域を有し、
    前記調光ユニットは、前記調光シートに対して前記支持基材とは反対側から前記配線領域を覆う配線防水部を備える
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の調光ユニット。
  9. 前記支持基材における前記調光シートが取り付けられている面とは反対側の面に位置する透明粘着層をさらに備える
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の調光ユニット。
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