JP2004295067A - 液晶素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガラス基板1に設けた走査電極3のうちの駆動回路素子5に遠い第1のエリアaに配設した第1走査電極3aは、各一端部のクロス接続端子3a1を異方性導電シール材13を介してガラス基板2に対向配置した被クロス接続端子3a2に導通接続し、第1走査第3配線6aにより駆動回路素子5に電気接続する。ガラス基板1の駆動回路素子5に近いエリアbに配設した第2走査電極3bは、第1走査第3配線6aに重なるエリアに配設した第2走査第1配線6b1から、クロス接続端子6b11、異方性導電シール材13、被クロス接続端子6b12、ガラス基板2側の第2走査第3配線6b2を経て駆動回路素子5に電気接続する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、一対の基板にそれぞれ設けた各電極の端子を一方の基板にまとめた片側基板端子型の液晶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶素子として、一対の基板にそれぞれ複数の電極を設け、これら電極に電圧を供給するための各端子を一方の基板にまとめて設置した、片側基板端子型の液晶素子がある。この片側基板端子型の液晶素子は、外部電気回路との接続が容易で実装構造が簡素化されるという利点を備えている。
【0003】
しかし、この片側基板端子型液晶素子においては、一方の基板に設けられた電極と、他方の基板に設けられた前記電極に電圧を供給するための引き回し配線やその接続端子(以下、配線部材という)とを導電接続する必要があり、そのための構造や工程がコストアップを引き起こす。特に、一方の基板に複数の信号電極を設け、他方の基板にそれらの信号電極に交差させて複数の走査電極を設ける所謂単純マトリクス型の液晶表示素子においては、片側基板端子化することにより構造や製造工程がより複雑化してしまう。
【0004】
上述のような片側基板端子構造の単純マトリクス型液晶表示素子であっても、異なる基板に設置された複数の電極とこれら電極に対応する配線部材とを作業性良く導電接続できる従来の方法として、一対の基板間に液晶を封入するためのシール材中に導電性粒子を含有させ、その導電性粒子を介して対応する電極と配線部材を導電接続する方法が知られている。(例えば特許文献1参照)
【0005】
【特許文献1】
特開昭63−29729号公報(2頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上述したシール材中に導電性粒子を含有させた異方性導電シール材により対応する電極と配線部材を導電接続する方法による場合、その導電シール領域に、一方の基板の複数の電極と他方の基板の複数の配線とが配置されると、対応しない電極と配線とが導電接続されてしまう所謂ショートが発生してしまう。
【0007】
そこで従来、異方性導電シール材の配置領域と上記配線領域とが重畳(オーバーラップ)しないように、配線領域を異方性導電シール材の配置領域の内側或いは外側に分離して配設し、これにより電極と非対応配線とのショートを回避している。
【0008】
しかしその結果、同一基板上で異方性導電シール材の配置領域と電極の配線部材が配置される配線領域とがそれぞれ異なる領域に配設されることになるから、必然的に基板サイズが大きくなってしまい、液晶素子の小型化に不利となる。特に、上述したような単純マトリクス型の液晶表示素子については、多数の電極を設けるから、表示領域に比してその周囲の所謂額縁がその分大きくなってしまう。
【0009】
本発明は、電極と配線のショートを発生させることなく小型化を大幅に促進でき表示素子とする場合の狭額縁化に極めて好都合であり且つ製造が容易な片側基板端子型の液晶素子を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶素子は、複数の第1の電極と、これらの第1の電極が配列された領域より外側に配列され、前記第1の電極にそれぞれ電圧を供給するための複数の接続端子と、前記複数の第1の電極と前記複数の接続端子とを夫々接続する複数の第1の配線とが形成された第1の基板と、前記複数の第1の電極に対向して配置され、複数の画素を形成するための複数の第2の電極と、これらの第2の電極にそれぞれ電圧を供給するための複数の第2の配線と、前記第1の基板上の複数の前記接続端子にそれぞれ対応させて設けられ、対応する接続端子にそれぞれ導通接続される複数の被接続端子、及びこれら被接続端子にそれぞれ電圧を供給する複数の第3の配線とが形成された第2の基板と、前記接続端子と対応する前記被接続端子とを導通接続する導電部材と、前記第1の基板及び前記第2の基板をそれぞれの電極形成面を対向させて所定の間隙を保ち接合する枠状をなす接合部材と、前記第1の基板及び前記第2の基板の対向する各内面と前記接合部材とで囲まれる空間に封入された液晶とを備え、前記第1の配線と前記第3の配線との少なくとも各一部を、それぞれ前記第1、第2の基板の各内面に互いに対向させて配設したことを特徴とするものである。
【0011】
この液晶素子によれば、一対の基板のうちの一方の基板の電極を他方の基板に設けた駆動回路素子へ異なる基板間に渡って接続する配線を複数の経路に分け、それら配線の少なくとも一部分を両基板の各内面に対向配設したから、素子全体での配線領域を小さくでき、これにより、基板サイズを小さくして液晶素子の小型化を大幅に促進することができる。その結果、異方性導電材料からなる接合部材を用いる場合においても、電極と配線のショートを回避するために配線領域を接合領域にオーバーラップさせなくても配線領域を縮小することにより液晶素子の小型化を大幅に促進でき且つ異方性導電材料の接合部材を用いるために製造が容易となる片側基板端子型の液晶素子を提供することが可能となる。
【0012】
本発明の液晶素子においては、請求項2に記載のように、前記第1の配線と前記第3の配線を、前記第1の基板と前記第2の基板とが対向する領域の第1の電極が配列された領域より外側の、前記接合部材より内側の液晶封入領域に配設することが好ましく、これにより、それら各配線の腐食が抑制される。
【0013】
また、本発明の液晶素子は、請求項3に記載のように、前記第1の電極と前記第2の電極が前記第2の基板に搭載された1個の駆動回路素子に電気接続される1チップ実装タイプの液晶素子に好適であり、その結果、実装構造が簡単な1チップ実装液晶素子の小型化がより一層促進される。
【0014】
更に、本発明は、請求項4に記載のように、前記第1の電極が複数の走査電極で、前記第2の電極が前記走査電極に対して直角に交差させた複数の信号電極であり、複数の前記接続端子は第1と第2のグループに分けて異なる位置に配置され、前記第1のグループの接続端子は複数の走査電極の配列方向に複数配列され、前記第2のグループの接続端子は信号電極の配列方向に複数配列されている、ドットマトリックス型の液晶表示素子に適用することが好ましく、これにより、複雑化しがちな片側基板端子型で狭額縁のドットマトリックス型液晶表示素子の構造が簡素化され、その製造が容易となる。
【0015】
そして、この請求項4の液晶表示素子は、請求項5に記載のように、前記第1のグループの接続端子に接続された走査電極と、前記第2のグループの接続端子に接続された走査電極とを、それぞれ、所定の領域にまとめて配設することが好ましく、これにより、複雑化しがちな片側基板端子型液晶表示素子の配線構造が簡単になり、片側基板端子型液晶表示素子の製造がより容易となる。また、この液晶素子は、表示領域が例えば文字表示域と画像表示域のように異なる表示特質の区域に区分される液晶表示素子に好適である。
【0016】
また、上記請求項4の液晶表示素子は、請求項6に記載のように、前記第1のグループの接続端子に接続された走査電極と、前記第2のグループの接続端子に接続された走査電極とを、交互に配列することが望ましく、これにより、所望の表示品質を画素領域全域にわたりより均等に安定して得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態としての液晶表示素子について、図1乃至図4に基づき説明する。図1は本実施形態としての液晶表示素子の全体を示す斜視図で、図2はその液晶表示素子を一方の基板を透視して示す平面図、図3、図4はそれぞれそのイ−イ、ロ−ロ各断面図である。なお、図3は、電極の配線接続構造だけを示す模式的断面図である。
【0018】
図1において、本例の液晶表示素子は、片面に電極(不図示)が形成された一対のガラス基板1、2を、それぞれの電極形成面を対向させて枠状シール材(不図示)を介し接合し、枠状シール材で囲まれたガラス基板1、2間に液晶を封入して、構成されている。一対のガラス基板1、2のうちの一方のガラス基板2には、一端部を他方のガラス基板1の端面から突出させて、突出部2aが形成されている。なお、本液晶表示素子は、表示エリアAvに比して周囲の額縁Afのエリアを小さくした狭額縁液晶表示素子である。
【0019】
まず、本例の液晶表示素子の電極配線を図2及び図3に基づき説明する。本例の液晶表示素子は、単純マトリクス型液晶表示素子であり、ガラス基板1のガラス基板2に対向させた面(以下、内面という)に、複数の走査電極(二点鎖線で示す)3が基板長手方向のx方向に平行に延在させて形成されている。そして、もう一方のガラス基板2の内面には、複数の信号電極4が前記走査電極2に対して直交する基板短手方向のy方向に平行に延在させて形成されている。そして、ガラス基板2における突出部2aの表面(内面の延長面)には、液晶表示素子を駆動する1個の駆動回路素子5がCOG(Chip On Glass)方式により直接搭載されている。即ち、本例の液晶表示素子は、所謂1チップCOG搭載方式の単純マトリクス型液晶表示素子であり、全ての電極つまりガラス基板1とガラス基板2に形成された各走査電極3と各信号電極4は、それぞれ、対応する配線(本発明の第1〜第3の配線)を介して1個の駆動回路素子5に導通接続されている。
【0020】
ガラス基板1に形成されている走査電極3は、両基板1、2が対向するエリアのうちの駆動回路素子5から遠い約半分の第1のエリアaに配設された第1グループの複数の走査電極(以下、第1走査電極と言う)3aと、駆動回路素子5に近い約半分の第2のエリアbに配設された第2グループの複数の走査電極(以下、第2走査電極と言う)3bとからなる。
【0021】
第1のエリアaに配設された第1走査電極3aは、1本置きに、その半数の端部がガラス基板1のx方向(長手方向)における一方の縁部に延出され、残りの半数の反対側の端部がガラス基板1の他方の縁部に延出され、延出されたそれぞれの端部は幅広に形成され、基板間の導通接続(以下、クロス接続という)を行うためのクロス接続端子3a1としてガラス基板1の両側縁部に沿ってy方向へ所定のピッチでそれぞれ並列設置されている。なお、本実施形態においては、第1走査電極3aの一方の端部を延出してクロス接続端子3a1とし、この間の配線が省略されている。
【0022】
また、第2のエリアbに配設された第2走査電極3bは、第1走査電極3aと同様に1本置きに、その半数がガラス基板1のx方向における一方の端部に延出され、残りの半数がガラス基板1の他方の端部に延出されている。そして、それら両側部に延出された各電極端部からは、各第2走査電極3bをガラス基板2側の駆動回路素子5に電気接続するための走査配線(以下、第2走査配線という)6bの内のガラス基板1側に設けられる第2走査第1配線(本発明における第2グループの第1の配線)6b1がそれぞれ引き出されている。これら第2走査第1配線6b1は、ガラス基板1の両側縁部から駆動回路素子5に近い縁部(以下、近駆動縁部という)へ、第2走査電極3bと信号電極4が対向する画素領域を迂回させて引き回されている。これら第2走査第1配線6b1の引き回し端部はクロス接続端子6b11として幅広に形成され、ガラス基板1の近駆動縁部に沿って所定のピッチで並列配置されている。これらクロス接続端子6b11は、ガラス基板1の近駆動縁部において、対応する第2走査電極3bを引き出した側と同じ側に分けて配置されている。
【0023】
一方、ガラス基板2においては、各信号電極4からそれぞれ信号配線(本発明における第2の配線)7が、駆動回路素子5の配設位置に向けて引き出され、これら引き出された信号配線7の各端子(不図示)が、駆動回路素子5の裏面の対応する接続バンプ(不図示)の配列と同一の配列で突出部2aの所定位置に配設され、この端子列に駆動回路素子5の対応する接続バンプが異方性導電接着剤等のコネクタを介して導通接続されている。
【0024】
また、ガラス基板1側のクロス接続端子3a1に対向させて、図3に示すように被クロス接続端子3a2が配設され、これら被クロス接続端子3a2から、第1グループの各第1走査電極3aを駆動回路素子5に接続するためのガラス基板2側の第1走査第3配線(本発明における第1のグループの第3の配線)6aが駆動回路素子5の配設位置に向けてそれぞれ引き出されている。これら第1走査第3配線6aは、ガラス基板2の縁部に沿うように迂回させて引き回されている。そして、それら第1走査第3配線6aの引き出し側各端子(不図示)も、信号配線7の引き出し側端子と同様に、駆動回路素子5の裏面の対応する接続バンプ(不図示)の配列と同一の配列で突出部2aの所定位置に配設され、この端子列に駆動回路素子5の対応する接続バンプが異方性導電接着剤等のコネクタを介して導通接続されている。
【0025】
さらに、ガラス基板1側に設けられた第2走査第1配線6b1のクロス接続端子6b11に対向させて、被クロス接続端子6b12が配設され、これら被クロス接続端子6b12からは第2走査第3配線(本発明における第2グループの第3の配線)6b2が駆動回路素子5の配設位置に向けてそれぞれ引き出されている。これら第2走査第3配線6b2の各引出し側端子(不図示)は、駆動回路素子5の裏面の対応する接続バンプ(不図示)の配列と同一の配列で突出部2aの所定位置に配設され、この端子列に駆動回路素子5の対応する接続バンプが異方性導電接着剤等のコネクタを介して導通接続されている。
【0026】
ここで、ガラス基板1、2の各内面上の積層構造について図4のロ−ロ断面図に基づき説明する。
走査電極3が設けられるガラス基板1の内面には、遮光膜8が設置されている。遮光膜8には、走査電極3と信号電極4とが交差対向する領域に形成される画素に対応させて開口部8aが設けられている。これら開口部8aには、それぞれ赤、緑、青の3種類のカラーフィルタ要素9R、9G、9Bの何れかが所定の配列で配設されている。本例では、各カラーフィルタ要素9R、9G、9Bが対向基板2側の対応する信号電極4に沿ってストライプ状に延在形成されている。
【0027】
それらカラーフィルタ要素9R、9G、9B等を覆って絶縁保護膜10が一様に積層されている。この絶縁保護膜10はカラーフィルタ要素9R、9G、9Bを保護すると共にその凸凹表面を平坦化するために設けられており、透明な感光性樹脂材料を例えばスピンコート法等により透明基板1のカラーフィルタ要素9R、9G、9Bが形成された表面に一様に塗布して硬化させることにより、平坦な表面が得られる。
【0028】
絶縁保護膜10の平坦な表面には、前述したように複数の走査電極3及びそれらから引き出されたクロス接続端子3a1や第2走査第1配線6b1(図2参照)及びそのクロス接続端子6b11(図2参照)等の電極配線部材が積層形成されている。そして、それら電極配線部材を覆って配向膜11が一様に被着されている。この配向膜11の被着範囲は、上記クロス接続端子3a1、6b11を被覆しない範囲に設定されている。
【0029】
駆動回路素子5が設けられるガラス基板2の内面には、前述したように、複数の信号電極4とそれらから引き出された信号配線7(図2参照)や各種被クロス接続端子3a2、6b12及びそれらに接続された各種走査配線6a、6b2(図2参照)等の電極配線部材が配設されている。そして、これら電極配線部材を覆って配向膜12が一様に被着されている。この配向膜12の被着範囲は、被クロス接続端子3a2、6b12を覆わない範囲に設定されている。
【0030】
而して、上述のように構成されたガラス基板1、2の各積層体は、枠状に配置された異方性導電シール材13により所定の基板間隔を保って接合されている。異方性導電シール材13は、導電性粒子13aを絶縁樹脂基材13b中に分散混合して得られる異方性導電材料を例えば印刷法等により所定の枠形状に塗布して、形成されている。なお、本例の導電性粒子13aは、樹脂粒子の表面に金をメッキ処理により被着して形成されたものである。
【0031】
上述の導電性粒子13aを含有する異方性導電シール材13は、図2に示すように、ガラス基板1の縁部に沿わせて枠状に設置されている。この設置領域には、ガラス基板1側のクロス接続端子3a1、6b11及びこれらに導通接続すべきガラス基板2側の被クロス接続端子3a2、6b12がそれぞれ対応する端子同士を対向させて配置されている。そして、図3に示すように、互いに対向するクロス接続端子3a1と被クロス接続端子3a2及びクロス接続端子6b11と被クロス接続端子6b12間にそれぞれ導電性粒子13aを確実に挟持させることにより、それぞれ対向端子同士が導電性粒子13aを介して確実に導通接続される。これにより、ガラス基板1に設けた第1走査電極3aと第2走査電極3bの双方がガラス基板2にCOG搭載されている駆動回路素子5に高い信頼性で電気接続される。
【0032】
このような信頼性の高い対向基板間のクロス接続構造は、異方性導電シール材料を用いることにより、容易に得ることができる。即ち、両ガラス基板1、2の内の例えばガラス基板2の電極形成側表面へ異方性導電シール材料を上述した所定の枠領域に印刷塗布した後、これにもう一方のガラス基板1を位置合せしつつ貼り合わせ、各対向クロス接続端子間3a1、3a2、及び6b11、6b12にそれぞれ導電性粒子13aが確実に挟持されるまで両ガラス基板1、2を押圧接合するだけでよい。
【0033】
以上のように、一方のガラス基板1に設けた走査電極3を他方のガラス基板2に設置した駆動回路素子5に電気接続する走査配線を、ガラス基板1の縁部に沿って引き回した後クロス接続する配線経路と、直ちにクロス接続した後に対向側ガラス基板2の縁部に沿って引き回す配線経路の、2系統の配線経路に分けることにより、分けた各配線経路を対向する基板の内面に対向配置することができる。これにより、液晶表示素子全体の平面積に占める走査配線の配設エリアの割合を小さくでき、液晶表示素子の狭額縁化を大幅に促進することができる。
【0034】
すなわち、図3に示すように、ガラス基板1の遠駆動部側エリアaに設けられた各第1走査電極3a(図2参照)は、それらの各一端部に設けたクロス接続端子3a1から異方性導電シール材13の導電性粒子13aを介してガラス基板2の対応する被クロス接続端子3a2に導通接続され、これらからガラス基板2の両側縁部に配設された第1走査第3配線6aを経て駆動回路素子5の対応する接続バンプに電気接続される。
【0035】
一方、ガラス基板1の近駆動部側エリアbに設けられた各第2走査電極3bは、それらからそれぞれ引き出された各第2走査第1配線6b1を経て近駆動側縁部の各クロス接続端子6b11に至り、これら各クロス接続端子6b11から異方性導電シール材13の導電性粒子13aを介してガラス基板2の対応する被クロス接続端子6b12に導通接続され、これらから各第2走査第3配線6b2を経て駆動回路素子5の対応する接続バンプに電気接続される。
【0036】
従って、ガラス基板1における表示エリアAv両側の縁部に沿って配設された第2走査第1配線6b1の配設エリアAw1と、ガラス基板2における表示エリアAv両側の縁部に沿って配設された第1走査第3配線6aの配設エリアAw2とが、液晶層Lcを介して重畳する配線構造となり、従来の一方の基板の全電極を他方の基板に一括してクロス接続する片側基板端子型液晶表示素子に比べて表示エリアAv両側の額縁幅Wfが大幅に縮小される。この場合、本例のように、全走査電極を半数づつの2グループに分けて配線することにより、各グループの走査配線の配設エリア幅を同一にすると共にそれら配設エリアを略完全に整合させて重ねることができ、液晶表示素子の額縁を最大限に縮小することが可能となる。
【0037】
ここで、本発明の片側端子型液晶素子による額縁縮小効果を確認するために、本例の液晶表示素子において全走査電極を引き回すことなく直ちに一括クロス接続した構成を想定した比較例を図5に示す。なお、図5は、図2に対応する平面図であり、同一構成要素には同一の符号を付してある。
【0038】
図5に示されるように、ガラス基板1の全ての走査電極3´の各一端部にクロス接続端子3´aが形成され、これらクロス接続端子3´aは、ガラス基板2に対向配置された対応する被クロス接続端子3´bに異方性導電シール材13により導通接続され、これら各被クロス接続端子3´bからは、駆動回路素子5の対応する接続バンプに向けて走査配線6´がそれぞれ引き回し配設される。この場合の各走査配線6´はガラス基板2の両側縁部に平面的に並べて配設されるため、その配設エリア幅Ww´は、本例の液晶表示素子における走査配線の配設エリア幅Ww1、Ww2(図2参照)の約2倍となる。その結果、液晶表示素子としての両側額縁幅Wf´も本例の一方の走査配線配設エリア幅Ww1分だけ大きくなる。
【0039】
以上のように、本第1実施形態においては、液晶表示素子全体の平面積に占める走査配線の配設エリアの割合を小さくでき、液晶表示素子の狭額縁化を大幅に促進することができるとともに、引き回し配線することなく直ちにクロス接続する第1走査電極3aと引き回し配線したのちクロス接続する第2走査電極3bを、それぞれ、表示領域の片側半分の領域にまとめて配設したから、複雑化しがちな片側基板端子型液晶表示素子の配線構造が比較的簡単になり、製造がより容易となる。そして、この第1実施形態のような液晶表示素子は、表示領域が例えば文字表示域と画像表示域のように異なる表示特質の区域に区分される液晶表示素子として好適である。
【0040】
次に、本発明の第2実施形態について、図6に基づき説明する。なお、図2に示す第1実施形態と同一の構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0041】
本実施形態では、ガラス基板1に設けられた走査電極3のうちの、直ちにクロス接続させる第1のグループの第1走査電極3cと、駆動回路素子5近傍まで引き回した後クロス接続する第2のグループの第2走査電極3dとが、それぞれ2本づづ交互に配設されている。そして、同じグループの隣設された2本の第1走査電極3c、3c或いは第2走査電極3d、3dは、互いに反対方向に引き出されて配線接続されている。
【0042】
すなわち、走査電極3の延在方向をガラス基板1の左右方向とした場合に、各走査電極3は、駆動回路素子5に近接する側とは反対側の端部から、右引出し配線の第1走査電極3c、左引出し配線の第1走査電極3c、右引出し配線の第2走査電極3d、左引出し配線の第2走査電極3dの順序で、4本毎に繰り返し並設されている。
【0043】
そして、第2走査電極3dの左右に延出された各電極端部からは、ガラス基板2側の駆動回路素子5に電気接続するための第2走査第1配線6d1がそれぞれ引き出され、ガラス基板1の両側縁部から近駆動縁部へ画素領域を迂回させて引き回されている。これら第2走査第1配線6d1の引き回し端部はクロス接続端子6d11として幅広に形成され、ガラス基板1の近駆動縁部に沿って所定のピッチで並列配置されている。これらクロス接続端子6d11は、ガラス基板1の近駆動縁部において、対応する第2走査電極3dを引き出した側と同じ側に分けて配置されている。
【0044】
ガラス基板1に異方性導電シール材13を介して接合されたガラス基板2には、ガラス基板1側において配線を介さず第1走査電極3cの各一端部を延出させて形成したクロス接続端子3c1に対向させて、被クロス接続端子3c2が配設されている。これら被クロス接続端子3c2からは、各第1走査電極3cを駆動回路素子5に接続するためのガラス基板2側の第1走査第3配線6cが駆動回路素子5の配設位置に向けてそれぞれ引き出されている。これら第1走査第3配線6aは、ガラス基板2の縁部に沿うように迂回させて引き回されている。そして、それら第1走査第3配線6cの引き出し側各端子(不図示)は、駆動回路素子5の対応する接続バンプに異方性導電接着剤等のコネクタを介して導通接続されている。
【0045】
また、ガラス基板1側に設けられた第2走査第1配線6d1のクロス接続端子6d11に対向させて、被クロス接続端子6d12が配設され、これら被クロス接続端子6d12からは第2走査第3配線6d2が駆動回路素子5の配設位置に向けてそれぞれ引き出されている。これら第2走査第3配線6d2の各引出し側端子(不図示)は、駆動回路素子5の対応する接続バンプに異方性導電接着剤等のコネクタを介して導通接続されている。
【0046】
そして、ガラス基板1側のクロス接続端子3c1、6d11及びこれらに導通接続すべく対向配置されたガラス基板2側の被クロス接続端子3c2、6d12とは、導電性粒子13aを含有する異方性導電シール材13を介して確実に導通接続されている。これにより、ガラス基板1に設けた第1走査電極3cと第2走査電極3dの双方がガラス基板2にCOG搭載されている駆動回路素子5に高い信頼性で電気接続される。
【0047】
以上のように、本第2実施形態においては、第1実施形態の場合と同様に、液晶表示素子全体の平面積に占める走査配線の配設エリアの割合を小さくでき、液晶表示素子の狭額縁化を大幅に促進することができるだけでなく、引き回し配線することなく直ちにクロス接続する第1走査電極3cと引き回し配線したのちクロス接続する第2走査電極3dを交互に配設したから、第1実施形態のように画素領域を2分割して第1走査電極3aと第2走査電極3bをそれぞれ分割領域にまとめて配設した場合に比べて、所望の表示品質を画素領域全域にわたりより均等に安定して得ることができる。
【0048】
なお、本発明の液晶素子は上記実施形態に限定されるものではない
例えば、一方の基板の電極を直ちにクロス接続するグループと引き回した後クロス接続するグループに分ける割合は、1:1に限らず、4:6或いは3:7等、液晶素子の用途に応じて適宜変更することができる。
【0049】
また、上記実施形態では表示エリア周囲の引き回し配線を異方性導電シール材より内側の液晶封入領域に配設したが、これらは異方性導電シール材の外側に配設してもよい。その場合、それら引き回し配線の腐食が懸念されるが、防水性樹脂保護膜を被着する等の方策により配線の腐食を防止できる。
【0050】
更に、本発明の液晶素子は、1チップCOG搭載方式の液晶素子に限らず、複数の駆動回路素子をCOF搭載した回路基板を液晶素子の外部接続端子部に導通接続する方式の液晶素子等にも好適に適用できる。
【0051】
加えて、本発明は、単純マトリクス型液晶表示素子に限らず、光スイッチや光シャッタ等、種々の液晶素子に広汎に適用可能であることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】
本発明の液晶素子によれば、一対の基板のうちの一方の基板の電極を他方の基板に設けた駆動回路素子へ異なる基板間に渡って接続する配線を複数の経路に分け、それら配線の少なくとも一部分を両基板の各内面に対向配設したから、素子全体での配線配設エリアを小さくでき、これにより、基板サイズを小さくして液晶素子の小型化を大幅に促進することができる。その結果、異方性導電材料からなる接合部材を用いる場合においても、電極と配線のショートを発生させることなく小型化を大幅に促進でき且つ製造が容易な片側基板端子型の液晶素子を提供することが可能となる。
【0053】
本発明の液晶素子においては、請求項2に記載のように、前記第1の配線と前記第3の配線を、前記第1の基板と前記第2の基板とが対向する領域の第1の電極が配列された領域より外側の、前記接合部材より内側の液晶封入領域に配設することにより、それら各配線の腐食を抑制することができる。
【0054】
また、請求項3に記載のように、本発明の液晶素子を、第1の電極と第2の電極が第2の基板に搭載された1個の駆動回路素子に電気接続される1チップ実装タイプの液晶素子に適用することにより、実装構造が簡単な1チップ実装液晶素子の小型化がより一層促進される。
【0055】
さらに、請求項4に記載のように、本発明の液晶素子を、第1の電極が複数の走査電極で、第2の電極が前記走査電極に対して直角に交差させた複数の信号電極であり、複数の前記接続端子は第1と第2のグループに分けて異なる位置に配置され、前記第1のグループの接続端子は複数の走査電極の配列方向に複数配列され、前記第2のグループの接続端子は信号電極の配列方向に複数配列されている、ドットマトリックス型の液晶表示素子に適用することにより、複雑化しがちな片側基板端子型で狭額縁のドットマトリックス型液晶表示素子の構造が比較的簡素化され、その製造が容易となる。
【0056】
そして、請求項4の液晶表示素子は、請求項5に記載のように、第1のグループの接続端子に接続された走査電極と、第2のグループの接続端子に接続された走査電極とを、それぞれ、所定の領域にまとめて配設することにより、複雑化しがちな片側基板端子型液晶表示素子の配線構造が比較的簡単になり、片側基板端子型液晶表示素子の製造がより容易となる。また、この液晶素子は、表示領域が例えば文字表示域と画像表示域のように異なる表示特質の区域に区分される液晶表示素子に好適である。
【0057】
また、上記請求項4の液晶表示素子は、請求項6に記載のように、第1のグループの接続端子に接続された走査電極と、第2のグループの接続端子に接続された走査電極とを、交互に配列することにより、所望の表示品質を画素領域全域にわたりより均等に安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての液晶表示素子を示す斜視図である。
【図2】上記液晶表示素子を片側基板を透視して示す平面図である。
【図3】図2の平面図におけるイ−イ断面図である。
【図4】図2の平面図におけるロ−ロ断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態としての液晶表示素子に対する比較例を示す図2に対応した平面図である。
【図6】本発明の第2実施形態としての液晶表示素子を片側基板を透視して示す平面図である。
【符号の説明】
1、2…ガラス基板
3a、3c…第1走査電極
3b、3d…第2走査電極
4…信号電極
5…駆動回路素子
6a…第1走査第3配線
6b1…第2走査第1配線
6b2…第2走査第3配線
7…信号配線
8…遮光膜
9R、9G、9B…カラーフィルタ要素
10…絶縁保護膜
11、12…配向膜
13…異方性導電シール材
13a…導電性粒子
13b…絶縁樹脂基材
Lc…液晶層
Ww1、Ww2、Ww´…配線配設エリア幅
Wf、Wf´…額縁幅
Claims (6)
- 複数の第1の電極と、これらの第1の電極が配列された領域より外側に配列され、前記第1の電極にそれぞれ電圧を供給するための複数の接続端子と、前記複数の第1の電極と前記複数の接続端子とを夫々接続する複数の第1の配線とが形成された第1の基板と、
前記複数の第1の電極に対向して配置され、複数の画素を形成するための複数の第2の電極と、これらの第2の電極にそれぞれ電圧を供給するための複数の第2の配線と、前記第1の基板上の複数の前記接続端子にそれぞれ対応させて設けられ、対応する接続端子にそれぞれ導通接続される複数の被接続端子、及びこれら被接続端子にそれぞれ電圧を供給する複数の第3の配線とが形成された第2の基板と、
前記接続端子と対応する前記被接続端子とを導通接続する導電部材と、
前記第1の基板及び前記第2の基板をそれぞれの電極形成面を対向させて所定の間隙を保ち接合する枠状をなす接合部材と、
前記第1の基板及び前記第2の基板の対向する各内面と前記接合部材とで囲まれる空間に封入された液晶とを備え、
前記第1の配線と前記第3の配線との少なくとも各一部を、それぞれ前記第1、第2の基板の各内面に互いに対向させて配設したことを特徴とする液晶素子。 - 前記第1の配線と前記第3の配線が、前記第1の基板と前記第2の基板とが対向する領域の第1の電極が配列された領域より外側の、前記接合部材より内側の液晶封入領域に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶素子。
- 前記第1の電極と前記第2の電極は、前記第2の基板に直接搭載された1個の駆動回路素子に電気接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶素子。
- 前記液晶素子はドットマトリックス型の液晶表示素子であり、前記第1の電極は複数の走査電極で、前記第2の電極は前記走査電極に対して直角に交差させた複数の信号電極であり、複数の前記接続端子は第1と第2のグループに分けて異なる位置に配置され、前記第1のグループの接続端子は複数の走査電極の配列方向に複数配列され、前記第2のグループの接続端子は、信号電極の配列方向に複数配列されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の液晶素子。
- 前記第1のグループの接続端子に接続された走査電極と、前記第2のグループの接続端子に接続された走査電極とが、それぞれ、所定の領域にまとめて配設されていることを特徴とする請求項4に記載の液晶素子。
- 前記第1のグループの接続端子に接続された走査電極と、前記第2のグループの接続端子に接続された走査電極とが、交互に配列されていることを特徴とする請求項4に記載の液晶素子。
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-
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