JP2020037394A - ランディングギア収縮リンク機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】航空機のランディングギアを延伸させ及び引き込ませるランディングギア・アセンブリを提供する。【解決手段】ランディングギアは、航空機のフレームに対して、トラニオン回転軸1002周りに回転可能に連結された外筒110と、外筒110の長手方向軸115に沿って往復運動するように、外筒110に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリ120と、収縮機構130Aと、を含む。当該収縮機構130Aは、外筒110に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、第1収縮リンク部材を緩衝支柱アセンブリ120に連結する第2収縮リンク部材と、外筒110に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、クランク部材を、ランディングギア引き込み機構200のウォーキングビーム210に連結する駆動部材170と、クランク部材を第1収縮リンク部材に連結する従動部材180と、を含む。【選択図】図2

Description

例示的な実施形態は、概して、航空機のランディングギア部品、及び、ランディングギア・システムに関し、より具体的には、ランディングギアを延伸させ及び引き込ませるランディングギア・アセンブリに関する。
航空機は、一般的に、離陸、着陸、及びタキシングを容易にするランディングギアを含む。一般的に、高さのあるランディングギアを備えることが望ましい。その理由は様々あるが、例えば、離着陸の際に航空機の引き起こし角度(angle of rotation)(例えば、迎角)を大きくできること、エンジンを搭載するための対地クリアランス(ground clearance)を大きくできること、航空機の機体高さ(ride height)を高くできること、などの理由が含まれる。ランディングギアが長くなると、いくつか問題が生じる可能性がある。例えば、長くしたランディングギアを格納できるように、ランディングギアの位置を胴体部からさらに遠くなるよう、翼に沿って移動させたり、航空機に翼上脱出用スライド(overwing slide)を設けたり、脚格納室(wheel well)を大きくしたりする必要が生じる。加えて、ランディングギアが長くなると、航空機の静止状態高さ(static height)が高くなるので、基準座標(sill waterline)を新しくしたり、脱出用スライドをより高く、長くしたり、ランディングギアの駆動機構を再設計する必要や、翼外脱出用スライド(off wing exit slide)を設けたり、ランディングギア格納室を再設計する必要が生じる。
航空機の中には、入れ子式(telescopic)のランディングギアを採用しているものもある。入れ子式ランディングギアは、対地クリアランスを大きくしつつ、航空機の格納室に格納する際には、長さを短くすることができる。また、入れ子式ランディングギアによれば、離着陸時の航空機の引き起こし角度を大きくすることができる。従来の航空機において入れ子式ランディングギアを採用すれば、従来よりも丈高のランディングギアを搭載する場合でも、脚格納室の設計を変更するコストを抑制することができる。入れ子式ランディングギアの長さは、ランディングギアの格納時にランディングギアを引き込ませると短くなり(即ち、ランディングギアの長さが縮んで既存の脚格納室に収まり)、地上操作(例えば、離陸、着陸、タキシングなど)の際にランディングギアを展開すると、延伸して(即ち、長さが伸びて)、ランディングギアの高さが活かされる。
以下に、本開示の要旨の実施例を列挙するが、これは、包括的なものではなく、また、特許請求の範囲に記載されているものも、記載されていないものもある。
本開示の要旨の一実施例は、ランディングギアに関し、当該ランディングギアは、航空機のフレームに対して、トラニオン回転軸周りに回転可能に連結された外筒と、前記外筒の長手方向軸に沿って往復運動するように、前記外筒に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリと、収縮機構と、を含む。前記収縮機構は、前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、前記クランク部材を、ランディングギア引き込み機構のウォーキングビーム(引き込みアクチュエータビームとも言う)に連結する駆動部材と、前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含む。
本開示の要旨の他の実施例は、航空機のランディングギアに用いられる収縮機構に関する。前記ランディングギアは、航空機のフレームに対して、トラニオン回転軸周りに回転可能に連結された外筒と、前記外筒の長手方向軸に沿って往復運動するように、前記外筒に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリと、を含む。前記収縮機構は、前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、前記クランク部材を、ランディングギア引き込み機構のウォーキングビーム(引き込みアクチュエータビームとも言う)に連結する駆動部材と、前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含む。
本開示の要旨のさらに別の実施例は、フレームと、前記フレームに連結されたランディングギアと、を含む航空機に関する。前記ランディングギアは、航空機のフレームに対して、トラニオン回転軸周りに回転可能に連結された外筒と、前記外筒の長手方向軸に沿って往復運動するように、前記外筒に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリと、収縮機構と、を含む。前記収縮機構は、前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、前記クランク部材をランディングギア引き込み機構のウォーキングビーム(引き込みアクチュエータビームとも言う)に連結する駆動部材と、前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含む。
本開示の要旨のさらに別の実施例は、航空機のランディングギアの操作方法に関する。当該方法は、前記ランディングギアを、前記ランディングギアの外筒により規定されるトラニオン回転軸周りに回転させることと、前記外筒で少なくとも部分的に取り囲まれた緩衝支柱アセンブリを、収縮機構によって、前記外筒に対して相対的に移動させることと、を含む。この際に、前記収縮機構は、前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、前記クランク部材を、ランディングギア引き込み機構のウォーキングビーム(引き込みアクチュエータビームとも言う)に連結する駆動部材と、前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含むものとする。
上述の記載では、一般的な文言を用いて本開示の実施例を説明したが、以下では、添付図面を参照する。これらの図面は、縮尺通りに記載されているとは限らない。また、同一の、あるいは、同様の部品については、複数の図面を通じて同じ参照符号で示している。
本開示の1つ以上の態様による航空機及びランディングギアの模式図である。 本開示の1つ以上の態様による、図1A−1Cのランディングギアの延伸状態の構成を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの引き込み状態と延伸状態の構成の一部を比較して模式的に示す部分側断面図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの延伸状態の構成の一部を模式的に示す部分断面透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの引き込み状態の構成を模式的に示す部分断面透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの一部を模式的に示す側断面図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの一部を模式的に示す断面透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの一部を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの一部を模式的に示す部分側断面図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの一部を模式的に示す断面透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの一部を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの一部を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの一部を模式的に示す部分断面透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの一部を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図1A〜図1Cのランディングギアの延伸状態の構成を模式的に示す部分断面透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図15のランディングギアの引き込み状態の構成を模式的に示す部分断面透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図15のランディングギアの一部について、引き込み状態と延伸状態の構成を比較して模式的に示す側断面図である。 本開示の1つ以上の態様による、図15のランディングギアの一部を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図15のランディングギアの一部を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図1A〜図1Cのランディングギアの一部を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図1A〜図1Cのランディングギアの一部を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図1A〜図1Cのランディングギアの一部を模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、ランディングギアの収縮長さとランディングギアの引き込み角度の関係を示す例示的なグラフである。 本開示の1つ以上の態様による、図15のランディングギアの延伸状態の構成を模式的に示す側断面図である。 本開示の1つ以上の態様による、図15のランディングギアの引き込み状態の構成を模式的に示す側断面図である。 本開示の1つ以上の態様による、図2のランディングギアの引き込みシーケンスを模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図15のランディングギアの引き込みシーケンスを模式的に示す透視図である。 本開示の1つ以上の態様による、図1A〜1Cのランディングギアの引き込み方法を示すフローチャートである。 本開示の1つ以上の態様による、図1A〜1Cのランディングギアの延伸方法を示すフローチャートである。 航空機の作製及び就航方法を示すブロック図である。
図1A〜図1C、図2及び図15は、例示的な航空機1000、及び、収縮機構(shrinking mechanism)130A、130Bを備えるランディングギア100、100A、100Bを示しており、本開示の態様が盛り込まれている。航空機の再設計を必要とすることなく、離着陸時の航空機の迎角/引き起こし角度を大きくし、また、現行の静止時機体高さ(static ride height)及び現行のランディングギアの取り付け位置を維持することを目的として、本明細書に記載のランディングギア100、100A、100Bの収縮機構130A、130Bは、離陸時には航空機の高さを高くし、離陸後にランディングギアを格納位置に格納する際には、現行のランディングギア・ベイに収まるようにランディングギアの長さを短くすることができるので、航空機の改修は、ほとんど、あるいは、まったく必要ない。具体的には、本明細書に記載のランディングギア100、100A、100Bは、静止時機体高さ、離着陸時の高さ、及び、ランディングギアの格納に関する要件を満たしつつ、コスト効率の良い、過度に複雑でない構成である。
以下に、本開示の要旨の実施例を列挙するが、これは、包括的なものではなく、また、特許請求の範囲に記載されているものも、記載されていないものもある。
本開示の態様は、ランディングギアを提供するものであり、本明細書では、これを、概括的には、ランディングギア100と記載し、より具体的には、ランディングギア100A、100Bと記載する。ランディングギア100、100A、100Bは、航空機1000の脚格納室に引き込ませる際に収縮するので、航空機1000のフレーム1001内にランディングギア100、100A、100Bを格納することができる。ランディングギア100、100A、100Bを延伸させると、大きな対地クリアランスを確保できるので、例えば、より大型で高効率のエンジンを航空機1000に搭載することが可能になる。本開示の態様は、収縮機構130A、130Bを備えるランディングギア100、100A、100Bを提供するものであり、この収縮機構は、航空機の静止時機体高さを低くし、離陸時の航空機の高さを高くし、航空機1000にランディングギア100、100A、100Bを格納する際のランディングギア長を短くするような構成を有する。
一態様では、本明細書のランディングギア100、100A、100Bは、民間の旅客ジェット機である航空機1000に関連して記載されているが、他の態様においては、航空機は、固定翼、可変翼(variable sweep wing)、又は、回転翼を有する任意の適切な航空機であってもよい。ランディングギア100、100A、100Bは、航空機1000における任意の位置に使用することができ、例えば、航空機1000の長手方向中央に配置されたメイン・ランディングギア101に使用することができ、別の態様では、航空機1000の長手方向前方に配置されたノーズランディングギア102に使用することができる。本明細書に記載するように、ランディングギア100、100A、100Bは、航空機1000のフレーム1001及びランディングギア部品(例えば、アクチュエータ201、リアクションリンク(reaction link)202、ウォーキングビーム210(引き込みアクチュエータビームともいう)など、を含むランディングギア引き込み機構200)のうちの1つ以上に連結されるよう構成されており、静止時の機体高さを低くし、離陸時の高さを高くすることができ、ランディングギア100、100A、100Bの引き込み時には、ランディングギア100、100A、100Bの長さが収縮するように構成されている。
図1B及び図1Cを参照すると、同図には、ランディングギア100の延伸/展開位置と格納/引き込み位置が示されている。また、航空機1000のフレーム1001への取り付け位置を比較するために、従来の丈高のランディングギア105も示されている。一態様では、ランディングギア100は、従来の丈高ランディングギア105と比べて、機体高さA(フレーム1001の底面など、地表から航空機1000における最も低い部位までの距離)は同じであるが、フレーム1001への取り付け位置は、フレーム1001の中心線CLに対して所定の距離B内寄りにある。図1Bに最も分かり易く示されているように、引き込み時におけるランディングギアのタイヤアセンブリ119及びタイヤ軸WAは、従来の丈高ランディングギア105の引き込み経路103とランディングギア100の引き込み経路104から分かるように、共通の位置にある(例えば、タイヤ格納ベイを、殆ど、あるいは、まったく改修しなくとも、航空機1000のタイヤ格納室の中にある)。つまり、ランディングギア100は、従来の航空機における既存のランディングギア・ベイや基準座標などをそのままにして、当該航空機に適合する。つまり、航空機1000は、再設計を要することなくランディングギア100を搭載することができ、これにより離着陸高さを高くしたり、航空機の引き起こし角度を大きくしたりするなどのランディングギア100の利益を享受することができる。
次に、図2〜図10を参照すると、一態様において、ランディングギア100Aは、外筒110、緩衝支柱アセンブリ120、緩衝支柱アセンブリ120に連結されたタイヤアセンブリ119、及び、収縮機構130Aを含む。一態様では、ランディングギア100Aは、さらに、カバー114(図11)、センサ・アクチュエータ・アーム300(図14)、センサ310(図11)、ドア400(図20〜図22)、及び、ドア駆動部材410(図20〜図22)を含む。ランディングギア引き込み機構200は、ランディングギア100Aに連結されており、ランディングギア100Aを延伸させ/引き込ませるとともに、収縮機構130Aを駆動する。
外筒110は、第1端部111、及び、第1端部111から長手方向軸115に沿って離間した第2端部112を有する。外筒110は、さらに、収縮リンクキャビティ113(図3)及び内部キャビティ117を有する。内部キャビティ117は、緩衝支柱アセンブリ120が少なくとも部分的には内部キャビティ117の中に収容されるように構成されている。収縮リンクキャビティ113は、収縮機構130Aのいくつかの部分を少なくとも部分的に収容するように構成されている。一態様では、外筒110は、単一の剛性部材であり、この場合、収縮リンクキャビティ113と内部キャビティ117は、外筒110において一体的に形成される。外筒110は、航空機1000のフレーム1001に対して、トラニオン回転軸1002周りに回転可能に連結されている。よって、外筒110は、トラニオン回転軸1002周りにR1方向(図2)に回転する。一態様において、外筒110の第1端部111は、ランディングギア・トラニオン165を形成するとともに、航空機1000のフレーム1001に対して、トラニオン回転軸1002周りに回転可能に連結されており、実質的に外筒110をフレーム1001に連結している。一態様において、外筒110は、さらに、第1及び第2の収縮リンク部材140、150を外筒110で囲い込むよう構成されたカバー114(図11)と、収縮リンクキャビティ113又は内部キャビティ117に侵入/蓄積する可能性のある結露や流体を排出するよう構成された流体排出口116(図10)と、オーバーセンタ停止面(over-center stop surface)118(図9及び図17)と、を含む。
緩衝支柱アセンブリ120は、外筒110の内部キャビティ117に対して移動可能に連結された隔壁123(図6)を含み、この隔壁は、内部キャビティ117に対する第1封止部124(図6)を形成する。隔壁123は、さらに、収縮機構130Aにも連結されており、内部キャビティ117内で緩衝支柱アセンブリ120を往復運動させることで、ランディングギア100Aを収縮及び延伸させる。内筒125は、外筒110の内部キャビティ117と隔壁123の両方に対して移動可能に連結されており、内部キャビティ117に対する第2封止部126(図5)を形成する。これにより、内筒125は、外筒110の内部キャビティ117内で、(例えば、緩衝支柱アセンブリ120が圧縮されたり、反発したりする際は)隔壁123に対して相対的に移動可能であり、また、(例えば、ランディングギア100Aが収縮したり、延伸したりする際は)隔壁と一緒に移動可能である。収縮機構130Aは、隔壁123と内筒125の両方を一体的にD1方向、D2方向(図3)に相対移動させることで、ランディングギア100Aの展開/延伸状態(deployed/extended configuration)800、又は、引き込み/折畳み状態(retracted/folded configuration)850に応じて、ランディングギア100Aの長さ1950(図1B)を伸縮させる。一態様では、収縮機構130Aによって緩衝支柱アセンブリ120を距離950移動させることにより、引き込み状態850又は展開状態800であるかに応じて、長さ1950を伸縮させることができる。距離950は、例えば、約10インチであり、他の態様では、約10インチより長くても、短くてもよい。
引き続き図2〜図10を参照すると、ランディングギア100Aの収縮機構130Aは、第1収縮リンク部材140、第2収縮リンク部材150、クランク部材160、駆動部材170、及び、従動部材180を含む。クランク部材160は、第1端部161及び第2端部162を有する。一態様において、クランク部材160は、外筒110に対して第1回転軸500周りに回転可能に連結されており、したがって、クランク部材160は、第1回転軸500周りにR2方向、R3方向に回転する。一態様において、クランク部材160は、外筒110の第1端部111と第2端部112の間で、外筒110に連結されている。例えば、図7に示すように、クランク部材160は、外筒110に対して任意の適切な態様で連結することができ、例えば、クロスボルト701、ピボットワッシャ702及び植込みボルト703を含むクロスボルトアセンブリ700で連結することができる。一態様において、クランク部材160は、図8で示すように、外筒に対してブラケット169で連結されている。
駆動部材170は、第1端部171及び第2端部172を有する。駆動部材170の第1端部171は、ランディングギア引き込み機構200のウォーキングビーム210に対して、ウォーキングビーム枢軸2000(図2)で回転可能に連結されている。これにより、駆動部材170とウォーキングビーム210は、互いに対して相対的に、ウォーキングビーム枢軸2000周りにR4方向、R5方向に回転する。駆動部材170の第2端部172は、クランク部材160の第1端部161に対して、第1クランク枢軸2101周りに回転可能に連結されている。これにより、駆動部材170とクランク部材160は、互いに対して相対的に、第1クランク枢軸2101周りにR6方向、R7方向に枢動する。一態様においては、駆動部材170は、クレビス継手でクランク部材160に連結されているが、他の態様においては、球面軸受やその他の任意の適当な継手で連結されてもよい(なお、収縮機構130A、130Bのリンク同士を回転可能に連結するものとして記載する継手は、いずれも駆動部材170とクランク部材160を回転可能に連結する継手と実質的に同じ態様のものであって、リンク間でトルクを伝達し、ウォーキングビーム210から加えられる力の方向を変えて、ランディングギア100、100A、100Bを収縮、延伸させる)。駆動部材170は、実質的にクランク部材160を、ランディングギア引き込み機構200のウォーキングビーム210に連結するよう構成されている。駆動部材170は、ウォーキングビーム210を介して、クランク部材160を第1回転軸500周りにR2方向、R3方向に回転させる。一態様では、駆動部材170は、調節可能な長さ998(図4)を有する。
従動部材180は、第1端部181及び第2端部182を有する。第1端部181は、クランク部材160の第2端部162に対して、第2クランク枢軸2102において連結されている。これにより、従動部材180とクランク部材160は、互いに対して相対的に、第2クランク枢軸2102周りにR8方向、R9方向に枢動する。第2端部182は、第1収縮リンク部材140に連結されている。従動部材180は、実質的にクランク部材160を第1収縮リンク部材140に連結するよう構成されており、これにより、クランク部材160が第1収縮リンク部材140を駆動して、第2回転軸501周りに回転させる。一態様では、駆動部材170と従動部材180は、実質的に、外筒110の長手方向軸115に沿って互いに隣接して延びている。一態様では、従動部材180は、調節可能な長さ999(図4)を有する。
図3〜図5及び図9〜図10を参照すると、第1収縮リンク部材140は、外筒110に対して回転可能に連結された第1端部141(図9及び図10)、及び、第2収縮リンク部材150に対して回転可能に連結された第2端部142(図9及び図10)を有する。第1収縮リンク部材140は、少なくとも部分的には、外筒110の収縮リンクキャビティ113の中に配置されている。一態様において、第1収縮リンク部材140は、収縮リンクキャビティ113の中に配置されており、よって、第1収縮リンク部材140は、外筒110で取り囲まれている。例えば、カバー114(図11)は、第1収縮リンク部材140を外筒110の収縮リンクキャビティ113に囲い込む。カバー114には、通気口1199が設けられており、緩衝支柱アセンブリ120が外筒110に対して延伸し及び引き込む際に、収縮リンクキャビティ113及び内部キャビティ117に空気が出入りできる。第1収縮リンク部材140は、外筒110に対して回転可能に連結されており、これにより、第1収縮リンク部材140は、外筒110に対して相対的に、第2回転軸501周りにR10方向、R11方向に回転する。第2回転軸501は、第1回転軸500から外筒110の長手方向軸115に沿って離間している。一態様において、第1回転軸500と第2回転軸501は、互いに実質的に平行である(図2を参照)。一態様において、第1収縮リンク部材140は、第1収縮リンク部材140を従動部材180に連結する収縮クランク部材190をさらに含む。
第2収縮リンク部材150は、第1端部151及び第2端部152を有する(図9及び図10)。一態様において、第2収縮リンク部材150は、収縮リンクキャビティ113の中に配置されており、よって、第2収縮リンク部材150は、外筒110で取り囲まれている。例えば、カバー114(図11)は、第2収縮リンク部材150(及び、第1収縮リンク部材140)を収縮リンクキャビティ113内に囲い込む。第2収縮リンク部材150の第1端部151は、緩衝支柱アセンブリ120の隔壁123に対して、回転軸915(図9及び図10)周りに回転可能に連結されている。第2収縮リンク部材150の第2端部152は、第1収縮リンク部材140の第2端部142に対して回転可能に連結されており、これにより、実質的に第1収縮リンク部材140が緩衝支柱アセンブリ120に連結される。第1収縮リンク部材140と第2収縮リンク部材150は、互いにR12方向、R13方向に回転可能に連結されており、互いに対して折畳まれた閉状態と、折畳まれていない開状態との間で開閉する。例えば、従動部材180は、第1収縮リンク部材140に連結されており、駆動部材170の動力により、第2収縮リンク部材150を第1収縮リンク部材140に対して開閉させる。第1収縮リンク部材140に枢動可能に連結された従動部材180が、第1収縮リンク部材140の回転を引き起こすことで第1及び第2の収縮リンク部材140、150を開閉させると、これにともなって、緩衝支柱アセンブリ120が、外筒110に対して長手方向軸115に沿って延伸し又は引き込む。第1収縮リンク部材140及び第2収縮リンク部材150は、開状態にあるときは、オーバーセンタ配置(over-center position)900(図9)にロックされる。一態様において、外筒110のオーバーセンタ停止面118(図9及び図17)は、第1収縮リンク部材140及び第2収縮リンク部材150の一方又は両方と分離可能に接触して、第1収縮リンク部材140及び第2収縮リンク部材150をオーバーセンタ配置900にロックするよう構成されている。一態様では、オーバーセンタ停止面118は、外筒110に一体的に設けられているが、他の態様では、オーバーセンタ停止面118は、取り外して交換可能な部材であってもよい。オーバーセンタ配置900は、例えば、第1収縮リンク部材140と第2収縮リンク部材150のうちの少なくとも一方、又は、両方の予圧(preload)によって維持される。例えば、駆動部材170、クランク部材160、及び、従動部材180のうちの1つ以上の長さを調節することで、展開状態800において、収縮機構130Aをバネのように機能させて、第1及び第2の収縮リンク部材140、150をオーバーセンタ配置900(図9)に押圧し、これにより、第1及び第2の収縮リンク部材140、150の一方又は両方がオーバーセンタ停止面118と接触するよう構成することができる。引き込み状態850では、収縮機構130Aにかかる予圧は、展開状態800のとき比べて小さくなる。
図2及び図12〜図14を参照すると、収縮クランク部材190は、第1収縮リンク部材140に連結されており、これにより収縮クランク部材190と第1収縮リンク部材140は、第2回転軸501周りに一体的に回転する。収縮クランク部材190は、第1収縮リンク部材140の第1端部141に隣接して配置されている。一態様において、第1収縮リンク部材140のクランク部材受け部193は、収縮クランク部材190を受け入れて、収縮クランク部材190を第1収縮リンク部材140に対して回転可能に保持するよう構成されている。例えば、収縮クランク部材190は、クランク部材受け部193のポリゴン面1941〜1944と係合する係合ポリゴン面(mating polygonal surface)1901〜1904を有する。なお、四角形の係合ポリゴン面が図示されているが、第1収縮リンク部材140と収縮クランク部材190の間のトルクの伝達が可能であれば、接合面は、三角形、六角形、八角形、スプライン形状など、任意の適切な形状とすることができる。一態様において、収縮クランク部材190と第1収縮リンク部材140は、クロスボルト898及びピン899(図13)を用いて連結されている。他の態様では、収縮クランク部材190と第1収縮リンク部材140は、単一の部材として一体的に形成してもよい。収縮クランク部材190の少なくとも一部は、外筒110を貫通する。従動部材180は、収縮クランク部材190に第3クランク枢軸2103において連結されており、従動部材180と収縮クランク部材190は、互いに対して相対的に、第3クランク枢軸2103周りにR17方向、R18方向に枢動する。従動部材180と収縮クランク部材190が互いに対して相対的に第3クランク枢軸2103周りに枢動すると、第1収縮リンク部材140が第2回転軸501周りに回転する。上述したように、第1収縮リンク部材140が第2回転軸501周りに回転すると、緩衝支柱アセンブリ120が、外筒110に対して長手方向軸115に沿って延伸し及び引き込む。
センサ・アクチュエータ・アーム300(図14)は、第1収縮リンク部材140に連結されている。センサ・アクチュエータ・アーム300は、第1収縮リンク部材140に連結されているので、第1収縮リンク部材140と一緒に回転する。センサ310(図11)は、外筒110に取り付けられており、緩衝支柱アセンブリ120が延伸すると、センサ・アクチュエータ・アーム300を感知するよう構成されている。例えば、センサ・アクチュエータ・アーム300がターゲット301を含んでおり、センサ310は、このターゲット301を感知するよう構成された近接センサである。なお、センサ・アクチュエータ・アーム300は、任意の適切なセンサ入力を含むものでもよく、センサ310は、センサ・アクチュエータ・アーム300のセンサ入力を感知するよう構成された任意の適切なセンサでもよい。センサ310は、航空機1000における任意の適切なコントローラ1005(図1)に接続することができ、コントローラ1005は、収縮機構130Aが外筒110に対して所定の相対位置にあることを、航空機1000のオペレータや保守作業員に報知するよう構成することができる。
図15〜図19において、ランディングギア100Bは、特に明記の無い限り、ランディングギア100Aと実質的に同様である。例えば、ランディングギア100Bは、外筒110、タイヤアセンブリ119、緩衝支柱アセンブリ120、及び、収縮機構130Bを含む。ランディングギア引き込み機構200は、ランディングギア100Bに連結されており、ランディングギア100Bを延伸させ/引き込ませるとともに、収縮機構130Bを駆動する。
ランディングギア100Bの収縮機構130Bは、クランク部材1560、駆動部材1570、従動部材1580、第1収縮リンク部材140、及び、第2収縮リンク部材150を含む。ランディングギア100Bの収縮機構130Bに含まれる各コンポーネントは、ランディングギア100Aの収縮機構130Aに含まれる各コンポーネントと、実質的に同様に機能する。例えば、収縮機構130Bは、緩衝支柱アセンブリ120を、外筒110に対して長手方向軸115に沿って延伸させ及び引き込ませることで、ランディングギア100Bの展開状態800又は引き込み状態850に応じて、ランディングギア100Bの長さ1950(図1B)を伸縮させる。一態様では、収縮機構130Bで緩衝支柱アセンブリ120を距離950移動させることにより、引き込み状態850又は展開状態800に応じて、長さ1950を伸縮させることができる。距離950は、例えば、約10インチであり、他の態様では、約10インチより長くても、短くてもよい。
本態様では、クランク部材1560は、外筒110の第2端部112とトラニオン回転軸1002を挟んで反対側にある、外筒110の第1端部111において、外筒110に枢動可能に連結されている。よって、クランク部材1560は、図15及び図17に示すように、外筒110に対して、第1回転軸705周りに、連結されている。この態様では、第1回転軸705と第2回転軸501は、互いに交差する(図16)。なお、クランク部材1560は、クランク部材1560が第1回転軸705周りに回転可能であれば、外筒110に対して任意の適切な態様で連結することができる。この態様において、従動部材1580は、第1収縮リンク部材140に対して枢動可能に、第2端部142に隣接して連結されており、第1収縮リンク部材140を第2回転軸501周りに回転させる。これにより、ランディングギア100Aと同様に、緩衝支柱アセンブリ120を、長手方向軸115に沿って外筒110に対して延伸させ及び引き込ませることができる。一態様において、ランディングギア100Bは、さらに、ドア400(図20〜図22)及びドア駆動部材410(図20〜図22)を含む。
図20〜図22を参照すると、ドア400は、フレーム1001に対して、ドア枢軸401周りに枢動可能に連結されている。一態様において、ドア駆動部材410は、ドア400を外筒110に連結しており、これにより、外筒110がトラニオン回転軸1002周りに回転すると、ドア400がドア枢軸401周りに枢動して、開位置(図20に示すように、ランディングギア100A、100Bが延伸状態にあるとき)と閉位置(図21及び図22に示すように、ランディングギア100A、100Bが引き込み状態にあるとき)との間で移動する。一態様において、ドア駆動部材410は、ドア400をウォーキングビーム210(図20及び図21)に連結する屈折式の部材であり、これにより、外筒110がトラニオン回転軸1002周りに回転し、ウォーキングビーム210が移動すると、ドア400がドア枢軸401周りに閉位置と開位置の間で枢動する。他の態様においては、ドア駆動部材410は、ドア400を開位置と閉位置の間で枢動させる、単一の剛性部材やその他の任意の適切な部材であってもよい。
図3、図17及び図23を参照すると、ランディングギア100A、100Bの伸縮長さ(例えば、距離950)と引き込み角度(例えば、ランディングギア100A、100Bがトラニオン回転軸1002周りに回転するのに伴って変化する、航空機1000のフレーム1001に対するランディングギア100A、100Bの角度)との関係を示す例示的なグラフが示されている。ランディングギア100A、100Bが、例えば離陸時に引き込むのに伴って隔壁123の位置がトラックされ、隔壁123が外筒110に対して相対的に移動した距離950を示す。図23に示すように、ランディングギア100A、100Bの角度が0度(即ち、ランディングギア100A、100Bが延伸した状態)から約60度と約80度の間の角度まで引き込むと、距離950は、約10インチまで増加する(また、ランディングギア100A、100Bは、対応する距離分、収縮して、距離1950が短くなる)。
次に、図2、図24A、図24B、図25A〜図25C、図26A〜図26C及び図27を参照して、例えば、ランディングギア100A、100Bを操作する方法2700を説明する。一態様において、ランディングギア100A、100Bは、航空機1000の地上走行時や離着陸時などのように、展開状態800にあるとする。ランディングギア100Aが展開状態800にあるときは、収縮機構130Aは、図24A、図25A及び図26Aに示すような延伸配置801にある。
ランディングギア100A、100Bを、例えば、離陸後において引き込ませるには、ランディングギア引き込み機構200を操作して、ランディングギア100A、100Bをトラニオン回転軸1002周りに回転させる(図27、ブロック2701)。なお、トラニオン回転軸は、ランディングギア100A、100Bの外筒110により規定される。例えば、アクチュエータ201によってウォーキングビーム210が駆動されると、外筒110がトラニオン回転軸1002周りに回転して、ランディングギア100A、100Bを引き込ませる。外筒110は、航空機1000のフレーム1001に対して、トラニオン回転軸1002周りに回転可能に固定されている。アクチュエータ201は、ウォーキングビーム210に力F(図25A及び図26A)を加える。外筒110は、航空機1000のフレーム1001に対して回転可能に固定されているので、外筒110は、トラニオン回転軸1002周りにR1R方向(図25A及び図26A)に回転する。外筒110がトラニオン回転軸1002周りにR1R方向に回転すると、これに伴って、収縮機構130A、130Bが、緩衝支柱アセンブリ120を外筒110に対してD1方向に移動させる(図27、ブロック2702)。収縮機構130A、130Bの駆動部材170、1570は、ウォーキングビーム210に対して回転可能に連結されているので、クランク部材160、1560に対して相対的に第1クランク枢軸2101周りにR7方向に回転し、これにより、クランク部材160、1560を、第1回転軸500、705周りにR2方向に回転させる(図27、ブロック2703)。ランディングギア100Aの場合、駆動部材170とクランク部材160を互いに対して相対的に回転させると、従動部材180が収縮クランク部材190に対して相対的に第3クランク枢軸2103周りに方向R17に枢動し、これにより、第1収縮リンク部材140と収縮クランク部材190を一体的に、第2回転軸501周りにR10方向に回転させる(図27、ブロック2704)。ランディングギア100Bの場合、駆動部材1570とクランク部材1560を互いに対して相対的に回転させると、これにともなって、従動部材1580が第1収縮リンク部材140に対して相対的に、第3クランク枢軸2103A周りに方向R17に枢動し、これにより、第1収縮リンク部材140を第2回転軸501周りにR10方向に回転させる(図27、ブロック2704)。
第1収縮リンク部材140が第2回転軸501周りにR10方向に回転するのにともなって、オーバーセンタ配置900のロックが解除されて(即ち、第1収縮リンク部材140が、第2収縮リンク部材150に対して閉状態になり)、これにより、内筒125と緩衝支柱アセンブリ120の隔壁123がD1方向に移動して、ランディングギア100A、100Bが収縮する(図27、ブロック2705)。第1収縮リンク部材140と第2収縮リンク部材150は、互いに対して閉状態になり、緩衝支柱アセンブリ120を長手方向軸115に沿って外筒110の第2端部112から外筒110の第1端部111に向けて移動させる(図27、ブロック2706)。ランディングギア100A、100Bが収縮及び回転して、(図25C及び26Cに示す)引き込み状態850になると、これにともなって、内筒125が外筒110の第2端部112から第1端部111に向けて移動して、タイヤアセンブリ119を外筒110の第1端部111向かって移動させて、ランディングギア100A、100Bの長さ1950(図1B)を収縮させる。
次に、図2、図24A、図24B、図25A〜図25C、図26A〜図26C及び図28を参照して、ランディングギア100A、100Bを延伸させる方法2800について説明する。ランディングギア100A、100Bは、航空機1000のフレーム1001内に引き込み状態850(図25C及び図26C)にあるものとする。ランディングギア100A、100Bが引き込み状態850にあるときは、収縮機構130A、130Bは、図25C及び図26Cに示すような引き込み配置851にある。
ランディングギア100A、100Bを、例えば、着陸前などにおいて延伸させるには、上述の手順を逆順で行うので、例えば、先ず、重力を利用してランディングギア100A、100Bを展開させる(図28、ブロック2801)。外筒110が重力により、トラニオン回転軸1002周りにR1E方向に回転して展開状態800まで移動すると、これにともなって、収縮機構130A、130Bが延伸する(図28、ブロック2802)。例えば、収縮機構130A、130Bの駆動部材170、1570は、ウォーキングビーム210に対して回転可能に連結されているので、クランク部材160、1560に対して相対的に第1クランク枢軸2101周りに方向R6に回転し、これにより、クランク部材160、1560を第1回転軸500、705周りにR3方向に回転させる(図28、ブロック2803)。駆動部材170、1570とクランク部材160、1560とを互いに対して相対的に回転させると、従動部材180が、収縮クランク部材190に対して相対的に、第3クランク枢軸2103周りにR18方向に枢動する。これにより、第1収縮リンク部材140と収縮クランク部材190が一体的に、第2回転軸501周りにR11方向に回転する(あるいは、ランディングギア100Bの場合は、従動部材1580が第1収縮リンク部材140に対してR18方向に枢動して、第1収縮リンク部材140を第2回転軸501周りにR11方向に回転させる)(図28、ブロック2804)。第1収縮リンク部材140がR11方向に回転すると、これに伴って、第1収縮リンク部材140と第2収縮リンク部材150は、互いに対して開状態になって、緩衝支柱アセンブリ120を、長手方向軸115に沿って外筒110の第1端部111から外筒110の第2端部112に移動させる(図28、ブロック2805)。第1収縮リンク部材140及び第2収縮リンク部材150は、互いに対して開いて延伸配置になると、オーバーセンタ配置900にロックされる(図28、ブロック2806)。ランディングギア100A、100Bが展開するのに伴って、収縮機構130A、130Bの予圧が増加するので、第1収縮リンク部材140と第2収縮リンク部材150は、オーバーセンタ配置900に保持される。
本開示の実施例は、図29に示すように航空機の製造及び就航方法2900に関連させて説明することができる。他の態様では、本開示の実施例は、例えば、自動車産業、海事産業、航空宇宙産業などの、任意の適切な産業に適用可能である。航空機の製造に関して、生産開始前において、例示的な方法2900は、航空機1000の仕様決定及び設計(図29、ブロック2904)、及び、材料調達(図29、ブロック2906)を含む。製造中には、航空機1000の部品及び小組立品の製造(図29、ブロック2908)及びシステム統合(図29、ブロック2910)が行われ、これには、ランディングギア100の製造及び設置を含むことができる。その後、航空機1000は、認可及び納品(図29、ブロック2912)の工程を経て、就航(図29、ブロック2914)の段階に入る。顧客による就航の間、航空機1000は、定期的な整備及び保守(図29、ブロック2916)のスケジュールに組み込まれる。定期的な整備及び保守は、航空機1000の1つ以上のシステムの改良、再構成、改修、その他の適当な保守を含むことができ、これには、本明細書に記載のランディングギア100の設置を含むことができる。
航空機の製造及び就航方法2900の各工程は、システムインテグレータ、第三者、及び/又は、オペレータ(例えば顧客)によって実行又は実施することができる。なお、システムインテグレータは、航空機メーカ及び主要システム下請業者をいくつ含んでいてもよく、その数は特に限定されない。第三者は、売主、下請業者、供給業者をいくつ含んでいてもよく、その数は特に限定されない。オペレータは、例えば、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス組織、及び他の適切なオペレータを含む。
本明細書で図示し、又は、説明する装置及び方法は、航空機の製造及び就航方法2900における1つ又は複数の任意の段階で採用することができる。例えば、部品及び小組立品の製造(図29、ブロック2908)において製造される部品及び小組立品は、航空機1000の就航中(図29、ブロック2914)に製造される部品及び小組立品と同様に製造することができる。また、1つ以上の装置の実施例、方法の実施例、又はそれらの組み合わせを、航空機1000の製造に用いることによって、例えば、航空機1000の組み立てを大幅に速めたり、コストを大幅に削減したりすることができる。同様に、1つ以上の装置の実施例、方法の実施例、又は、それらの組み合わせを、限定するものではないが、例えば、航空機1000の就航期間中(図29、ブロック2914)、及び/又は、整備及び保守(図29、ブロック2916)に用いることができる。
以下の記載は、本開示の側面に従って提供される。
A1. 航空機のフレームに対して、トラニオン回転軸周りに回転可能に連結された外筒と、
前記外筒の長手方向軸に沿って往復運動するように、前記外筒に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリと、
収縮機構と、を含むランディングギアであって、前記収縮機構が、
前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、
前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、
前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、
前記クランク部材を、ランディングギア引き込み機構のウォーキングビーム(引き込みアクチュエータビームとも言う)に連結する駆動部材と、
前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含むランディングギア。
A2. 前記クランク部材は、第1回転軸周りに枢動し、
前記第1収縮リンク部材は、前記第1回転軸から前記外筒の前記長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動する、項A1に記載のランディングギア。
A3. 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、互いに実質的に平行である、項A2に記載のランディングギア。
A4. 前記駆動部材と前記従動部材とは、実質的に、前記長手方向軸に沿って互いに隣接して延びている、項A2に記載のランディングギア。
A5. 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、互いに交差する、項A2に記載のランディングギア。
A6. 前記第1収縮リンク部材に連結された収縮クランク部材をさらに含み、これにより前記収縮クランク部材と前記第1収縮リンク部材は、一体的に回転し、
前記従動部材は、前記第1収縮リンク部材の回転を引き起こすように前記収縮クランク部材に連結されており、これにより、前記緩衝支柱アセンブリを、前記外筒に対して前記長手方向軸に沿って延伸させ及び引き込ませる、項A1に記載のランディングギア。
A7. 前記第1収縮リンク部材は、前記外筒に対して回転可能に連結された第1端部と、前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結された第2端部と、を含み、前記収縮クランク部材は、前記第1収縮リンク部材の前記第1端部に隣接して配置されている、項A6に記載のランディングギア。
A8. 前記第1収縮リンク部材は、前記収縮クランク部材を受け入れて、前記収縮クランク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して回転可能に固定するよう構成されたクランク部材受け部を含む、項A6に記載のランディングギア。
A9. 前記クランク部材受け部は、ポリゴン面を含み、前記収縮クランク部材は、前記クランク部材受け部のポリゴン面と係合する係合ポリゴン面を含む、項A8に記載のランディングギア。
A10. 前記収縮クランク部材の少なくとも一部は、前記外筒を貫通する、項A6に記載のランディングギア。
A11. 前記第1収縮リンク部材と一緒に回転するように、前記第1収縮リンク部材に連結されたセンサ・アクチュエータ・アームと、
前記外筒に取り付けられたセンサと、をさらに含み、
前記センサは、前記緩衝支柱アセンブリが延伸すると、前記センサ・アクチュエータ・アームを感知するよう構成されている、項A1に記載のランディングギア。
A12. 前記センサ・アクチュエータ・アームは、ターゲットを含み、前記センサは、前記ターゲットを感知するよう構成された近接センサである、項A11に記載のランディングギア。
A13. 前記外筒は、収縮リンクキャビティを含み、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、前記収縮リンクキャビティの内部に配置されて、前記外筒で取り囲まれている、項A1に記載のランディングギア。
A14. 前記外筒は、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材を前記収縮リンクキャビティに囲い込むよう構成されたカバーを含む、項A13に記載のランディングギア。
A15. 前記収縮リンクキャビティは、流体排出口を含む、項A13に記載のランディングギア。
A16. 前記第1収縮リンク部材は、前記外筒に対して回転可能に連結された第1端部と、前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結された第2端部と、を含み、
前記従動部材は、前記第1収縮リンク部材の回転を引き起こすように、前記第1収縮リンク部材に対して枢動可能に、前記第2端部に隣接して連結されており、これにより、前記緩衝支柱アセンブリを、前記長手方向軸に沿って前記外筒に対して延伸させ及び引き込ませる、項A1に記載のランディングギア。
A17. 前記従動部材は、前記第1収縮リンク部材に連結されており、前記駆動部材の動力で、前記第2収縮リンク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉させる、項A1に記載のランディングギア。
A18. 前記駆動部材と前記従動部材のうちの1つ以上は、調節可能な長さを有する、項A1に記載のランディングギア。
A19. 前記外筒は、前記トラニオン回転軸を有する第1端部と、前記第1端部から長手方向に離間した第2端部と、を含み、前記クランク部材は、前記第1端部と前記第2端部の間で、前記外筒に対して枢動可能に連結されている、項A1に記載のランディングギア。
A20. 前記外筒は、前記トラニオン回転軸を含む第1端部と、前記第1端部から長手方向に離間した第2端部と、を含み、前記クランク部材は、前記第2端部と前記トラニオン回転軸を挟んで反対側の前記第1端部において、前記外筒に枢動可能に連結されている、項A1に記載のランディングギア。
A21. 前記外筒は、収縮リンクキャビティを含み、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、前記収縮リンクキャビティの内部に配置されている、項A1に記載のランディングギア。
A22. 前記収縮リンクキャビティは、流体排出口を含む、項A21に記載のランディングギア。
A23. 前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、互いに対して回転可能に連結されており、互いに対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉するとともに、開状態にあるときは、オーバーセンタ配置にロックされる、項A1に記載のランディングギア。
A24. 前記外筒は、前記第1収縮リンク部材と前記第2収縮リンク部材のうちの1つ以上と接触して、前記第1収縮リンク部材と前記第2収縮リンク部材をオーバーセンタ配置にロックするよう構成されたオーバーセンタ停止面を含む、項A23に記載のランディングギア。
A25. 前記フレームに対して、ドア枢軸周りに枢動可能に連結されたドアと、
前記ドアを前記外筒に連結するドア駆動部材と、をさらに含み、これにより、前記外筒が前記トラニオン回転軸周りに回転すると、前記ドアが前記ドア枢軸周りに枢動する、項A1に記載のランディングギア。
A26. 前記フレームに対して、ドア枢軸周りに枢動可能に連結されたドアと、
前記ドアを前記ウォーキングビームに連結するドア駆動部材と、をさらに含み、これにより、前記外筒が前記トラニオン回転軸周りに回転すると、前記ドアが前記ドア枢軸周りに枢動する、項A1に記載のランディングギア。
A27. 前記外筒は、内部キャビティを含み、前記緩衝支柱アセンブリは、
前記内部キャビティに移動可能に連結されており、前記内部キャビティに対する第1封止部を形成する隔壁であって、前記収縮機構に連結された隔壁と、
前記内部キャビティと前記隔壁の両方に対して移動可能に連結されおり、前記内部キャビティに対する第2封止部を形成する前記内筒と、を含み、前記内筒は、前記外筒に対して、前記隔壁と共に相対的に移動可能であり、
前記収縮機構は、前記隔壁と前記内筒の両方の相対移動を引き起こし、これにより、前記ランディングギアの展開状態又は引き込み状態に応じて、前記ランディングギアの長さを伸縮させる、項A1に記載のランディングギア。
B1. 航空機のランディングギアに用いる収縮機構であって、前記ランディングギアは、航空機のフレームに対して、トラニオン回転軸周りに回転可能に連結された外筒と、前記外筒の長手方向軸に沿って往復運動するように、前記外筒に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリと、を含み、前記収縮機構は、
前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、
前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、
前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、
前記クランク部材を、ランディングギア引き込み機構のウォーキングビーム(引き込みアクチュエータビームとも言う)に連結する駆動部材と、
前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含む、収縮機構。
B2. 前記クランク部材は、第1回転軸周りに枢動し、
前記第1収縮リンク部材は、前記第1回転軸から前記外筒の前記長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動する、項B1に記載の収縮機構。
B3. 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、互いに実質的に平行である、項B2に記載の収縮機構。
B4. 前記駆動部材と前記従動部材とは、実質的に、前記長手方向軸に沿って互いに隣接して延びている、項B2に記載の収縮機構。
B5. 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、互いに交差する、項B2に記載の収縮機構。
B6. 前記第1収縮リンク部材に連結された収縮クランク部材をさらに含み、これにより前記収縮クランク部材と前記第1収縮リンク部材は一体的に回転し、
前記従動部材は、前記収縮クランク部材に連結されており、これにより、前記第1収縮リンク部材の回転を引き起こして、前記緩衝支柱アセンブリを、前記長手方向軸に沿って前記外筒に対して延伸させ及び引き込ませる、項B1に記載の収縮機構。
B7. 前記第1収縮リンク部材は、前記外筒に対して回転可能に連結された第1端部と、前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結された第2端部と、を含み、前記収縮クランク部材は、前記第1収縮リンク部材の前記第1端部に隣接して配置されている、項B6に記載の収縮機構。
B8. 前記第1収縮リンク部材は、前記収縮クランク部材を受け入れて、前記収縮クランク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して回転可能に固定するよう構成されたクランク部材受け部を含む、項B6に記載の収縮機構。
B9. 前記クランク部材受け部は、ポリゴン面を含み、前記収縮クランク部材は、前記クランク部材受け部のポリゴン面と係合する係合ポリゴン面を含む、項B8に記載の収縮機構。
B10. 前記収縮クランク部材の少なくとも一部は、前記外筒を貫通する、項B6に記載の収縮機構。
B11. 前記第1収縮リンク部材と一緒に回転するように、前記第1収縮リンク部材に連結されたセンサ・アクチュエータ・アームと、
前記外筒に取り付けられたセンサと、をさらに含み、
前記センサは、前記緩衝支柱アセンブリが延伸すると、前記センサ・アクチュエータ・アームを感知するよう構成されている、項B1に記載の収縮機構。
B12. 前記センサ・アクチュエータ・アームは、ターゲットを含み、前記センサは、前記ターゲットを感知するよう構成された近接センサである、項B11に記載の収縮機構。
B13. 前記外筒は、収縮リンクキャビティを含み、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、前記収縮リンクキャビティの内部に配置されており、前記外筒で取り囲まれている、項B1に記載の収縮機構。
B14. 前記第1収縮リンク部材は、前記外筒に対して回転可能に連結された第1端部と、前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結された第2端部と、を含み、
前記従動部材は、前記第1収縮リンク部材の回転を引き起こすように、前記第1収縮リンク部材に対して枢動可能に、前記第2端部に隣接して連結されており、これにより、前記緩衝支柱アセンブリを、前記長手方向軸に沿って前記外筒に対して延伸させ及び引き込ませる、項B1に記載の収縮機構。
B15. 前記従動部材は、前記第1収縮リンク部材に連結されており、前記駆動部材の動力で、前記第2収縮リンク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉させる、項B1に記載の収縮機構。
B16. 前記駆動部材と前記従動部材のうちの1つ以上は、調節可能な長さを有する、項B1に記載の収縮機構。
B17. 前記外筒は、前記トラニオン回転軸を有する第1端部と、前記第1端部から長手方向に離間した第2端部と、を含み、前記クランク部材は、前記第1端部と前記第2端部の間で、前記外筒に対して枢動可能に連結されている、項B1に記載の収縮機構。
B18. 前記外筒は、前記トラニオン回転軸を有する第1端部と、前記第1端部から長手方向に離間した第2端部と、を含み、前記クランク部材は、前記第2端部と前記トラニオン回転軸を挟んで反対側の前記第1端部において、前記外筒に枢動可能に連結されている、項B1に記載の収縮機構。
B19. 前記外筒は、収縮リンクキャビティを含み、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、前記収縮リンクキャビティの内部に配置されている、項B1に記載の収縮機構。
B20. 前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、互いに対して回転可能に連結されており、互いに対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉するとともに、開状態にあるときは、オーバーセンタ配置にロックされる、項B1に記載の収縮機構。
B21. 前記外筒は、前記第1収縮リンク部材と前記第2収縮リンク部材のうちの1つ以上と接触して、前記第1収縮リンク部材と前記第2収縮リンク部材をオーバーセンタ配置にロックするよう構成されたオーバーセンタ停止面を含む、項B20に記載の収縮機構。
C1. フレームと、
前記フレームに連結されたランディングギアと、を含む航空機であって、前記ランディングギアは、
航空機のフレームに対して、トラニオン回転軸周りに回転可能に連結された外筒と、
前記外筒の長手方向軸に沿って往復運動するように、前記外筒に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリと、
収縮機構と、を含み、前記収縮機構は、
前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、
前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、
前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、
前記クランク部材を、ランディングギア引き込み機構のウォーキングビーム(引き込みアクチュエータビームとも言う)に連結する駆動部材と、
前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含む、航空機。
C2. 前記クランク部材は、第1回転軸周りに枢動し、
前記第1収縮リンク部材は、前記第1回転軸から前記外筒の前記長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動する、
項C1に記載の航空機。
C3. 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、互いに実質的に平行である、項C2に記載の航空機。
C4. 前記駆動部材と前記従動部材とは、実質的に、前記長手方向軸に沿って互いに隣接して延びている、項C2に記載の航空機。
C5. 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、互いに交差する、項C2に記載の航空機。
C6. 前記第1収縮リンク部材に連結された収縮クランク部材をさらに含み、これにより前記収縮クランク部材と前記第1収縮リンク部材は一体的に回転し、
前記従動部材は、前記収縮クランク部材に連結されており、これにより、前記第1収縮リンク部材の回転を引き起こして、前記緩衝支柱アセンブリを、前記長手方向軸に沿って前記外筒に対して延伸させ及び引き込ませる、項C1に記載の航空機。
C7. 前記第1収縮リンク部材は、前記外筒に対して回転可能に連結された第1端部と、前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結された第2端部と、を含み、前記収縮クランク部材は、前記第1収縮リンク部材の前記第1端部に隣接して配置されている、項C6に記載の航空機。
C8. 前記第1収縮リンク部材は、前記収縮クランク部材を受け入れて、前記収縮クランク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して回転可能に固定するよう構成されたクランク部材受け部を含む、項C6に記載の航空機。
C9. 前記クランク部材受け部は、ポリゴン面を含み、前記収縮クランク部材は、前記クランク部材受け部のポリゴン面と係合する係合ポリゴン面を含む、項C8に記載の航空機。
C10. 前記収縮クランク部材の少なくとも一部は、前記外筒を貫通する、項C6に記載の航空機。
C11. 前記第1収縮リンク部材と一緒に回転するように、前記第1収縮リンク部材に連結されたセンサ・アクチュエータ・アームと、
前記外筒に取付けられたセンサと、をさらに含み、
前記センサは、前記緩衝支柱アセンブリが延伸すると、前記センサ・アクチュエータ・アームを感知するよう構成されている、項C1に記載の航空機。
C12. 前記センサ・アクチュエータ・アームは、ターゲットを含み、前記センサは、前記ターゲットを感知するよう構成された近接センサである、項C11に記載の航空機。
C13. 前記外筒は、収縮リンクキャビティを含み、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、前記収縮リンクキャビティの内部に配置されており、前記外筒で取り囲まれている、項C1に記載の航空機。
C14. 前記外筒は、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材を前記収縮リンクキャビティに囲い込むよう構成されたカバーを含む、項C13に記載の航空機。
C15. 前記収縮リンクキャビティは、流体排出口を有する、項C13に記載の航空機。
C16. 前記第1収縮リンク部材は、前記外筒に対して回転可能に連結された第1端部と、前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結された第2端部と、を含み、
前記従動部材は前記第1収縮リンク部材の回転を引き起こすように、前記第1収縮リンク部材に対して枢動可能に、前記第2端部に隣接して連結されており、これにより、前記緩衝支柱アセンブリを、前記長手方向軸に沿って前記外筒に対して延伸させ及び引き込ませる、項C1に記載の航空機。
C17. 前記従動部材は、前記第1収縮リンク部材に連結されており、前記駆動部材の動力で、前記第2収縮リンク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉させる、項C1に記載の航空機。
C18. 前記駆動部材と前記従動部材のうちの1つ以上は、調節可能な長さを有する、項C1に記載の航空機。
C19. 前記外筒は、前記トラニオン回転軸を有する第1端部と、前記第1端部から長手方向に離間した第2端部と、を含み、前記クランク部材は、前記第1端部と前記第2端部の間で、前記外筒に対して枢動可能に連結されている、項C1に記載の航空機。
C20. 前記外筒は、前記トラニオン回転軸を有する第1端部と、前記第1端部から長手方向に離間した第2端部と、を含み、前記クランク部材は、前記第2端部と前記トラニオン回転軸を挟んで反対側の前記第1端部において、前記外筒に枢動可能に連結されている、項C1に記載の航空機。
C21. 前記外筒は、収縮リンクキャビティを含み、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、前記収縮リンクキャビティの内部に配置されている、項C1に記載の航空機。
C22. 前記収縮リンクキャビティは、流体排出口を有する、項C21に記載の航空機。
C23. 前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、互いに対して回転可能に連結されており、互いに対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉するとともに、開状態にあるときは、オーバーセンタ配置にロックされる、項C1に記載の航空機。
C24. 前記外筒は、前記第1収縮リンク部材と前記第2収縮リンク部材のうちの1つ以上と接触して、前記第1収縮リンク部材と前記第2収縮リンク部材をオーバーセンタ配置にロックするよう構成されたオーバーセンタ停止面を含む、項C23に記載の航空機。
C25. 前記フレームに対して、ドア枢軸周りに枢動可能に連結されたドアと、
前記ドアを前記外筒に連結するドア駆動部材と、をさらに含み、これにより、前記外筒が前記トラニオン回転軸周りに回転すると、前記ドアが前記ドア枢軸周りに枢動する、項C1に記載の航空機。
C26. 前記フレームに対して、ドア枢軸周りに枢動可能に連結されたドアと、
前記ドアを前記ウォーキングビームに連結するドア駆動部材と、をさらに含み、これにより、前記外筒が前記トラニオン回転軸周りに回転すると、前記ドアが前記ドア枢軸周りに枢動する、項C1に記載の航空機。
C27. 前記外筒は、内部キャビティを有し、前記緩衝支柱アセンブリは、
前記内部キャビティに移動可能に連結されており、前記内部キャビティに対する第1封止部を形成する隔壁であって、前記収縮機構に連結された隔壁と、
前記内部キャビティと前記隔壁の両方に移動可能に連結されており、前記内部キャビティに対する第2封止部を形成する前記内筒と、を含み、前記内筒は、前記外筒に対して、前記隔壁と共に相対的に移動可能であり、
前記収縮機構は、前記隔壁と前記内筒の両方の相対移動を引き起こし、これにより、前記ランディングギアの展開状態又は引き込み状態に応じて、前記ランディングギアの長さを伸縮させる、項C1に記載の航空機。
D1. 航空機のランディングギアの操作方法であって、
前記ランディングギアを、前記ランディングギアの外筒により規定されるトラニオン回転軸周りに回転させることと、
前記外筒で少なくとも部分的に取り囲まれた緩衝支柱アセンブリを、収縮機構によって、前記外筒に対して相対的に移動させることと、を含み、この際に、前記収縮機構が、
前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、
前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、
前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、
前記クランク部材を、ランディングギア引き込み機構のウォーキングビーム(引き込みアクチュエータビームとも言う)に連結する駆動部材と、
前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含むものとする、方法。
D2. 前記クランク部材を第1回転軸周りに枢動させることと、
前記第1収縮リンク部材を、前記第1回転軸から前記外筒の長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動させることと、をさらに含み、
この際に、前記第1回転軸と前記第2回転軸とが、互いに実質的に平行である、項D1に記載の方法。
D3. 前記クランク部材を第1回転軸周りに枢動させることと、
前記第1収縮リンク部材を、前記第1回転軸から前記外筒の長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動させることと、をさらに含み、
この際に、前記駆動部材と前記従動部材とは、実質的に、前記長手方向軸に沿って互いに隣接して延びている、項D1に記載の方法。
D4. 前記クランク部材を第1回転軸周りに枢動させることと、
前記第1収縮リンク部材を、前記第1回転軸から前記外筒の長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動させることと、をさらに含み、
この際に、前記第1回転軸と前記第2回転軸とが、互いに交差するものである、項D1に記載の方法。
D5. 収縮クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結して、前記収縮クランク部材と前記第1収縮リンク部材が一体的に回転するよう構成することと、
前記収縮クランク部材に連結された前記従動部材で前記第1収縮リンク部材の回転を引き起こして、前記緩衝支柱アセンブリを、前記外筒に対して前記長手方向軸に沿って延伸させ及び引き込ませることと、をさらに含む、項D1に記載の方法。
D6. 前記第1収縮リンク部材の第1端部を、前記外筒に対して回転可能に連結することと、
前記第1収縮リンク部材の第2端部を前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結することと、をさらに含み、
前記収縮クランク部材は、前記第1収縮リンク部材の前記第1端部に隣接して配置されている、項D5に記載の方法。
D7. 前記第1収縮リンク部材が、前記収縮クランク部材を受け入れて、前記収縮クランク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して回転可能に固定するよう構成されたクランク部材受け部を含むものとする、項D5に記載の方法。
D8. 前記緩衝支柱アセンブリが延伸すると、センサでセンサ・アクチュエータ・アームを感知することをさらに含み、この際に、前記センサ・アクチュエータ・アームは、前記第1収縮リンク部材と一緒に回転するように前記第1収縮リンク部材に連結されており、前記センサは、前記外筒に取り付けられているものとする、項D1に記載の方法。
D9. 近接センサである前記センサで前記センサ・アクチュエータ・アームのターゲットを感知することをさらに含む、項D8に記載の方法。
D10. 前記第1収縮リンク部材の第1端部を、前記外筒に対して回転可能に連結することと、
前記第1収縮リンク部材の第2端部を前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結することと、
前記第1収縮リンク部材の回転を、前記第1収縮リンク部材に対して枢動可能に、前記第2端部に隣接して連結された前記従動部材で引き起こして、前記緩衝支柱アセンブリを、前記外筒に対して前記外筒の長手方向軸に沿って延伸させ及び引き込ませることと、をさらに含む、項D1に記載の方法。
D11. 前記第1収縮リンク部材に連結された前記従動部材が前記駆動部材の動力によって、前記第2収縮リンク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉させることをさらに含む、項D1に記載の方法。
D12. 前記駆動部材と前記従動部材のうちの1つ以上は、調節可能な長さを有する、項D1に記載の方法。
D13. 前記クランク部材を、前記外筒の第1端部と第2端部の間で、前記外筒に対して枢動可能に連結することをさらに含む、項D1に記載の方法。
D14. 前記クランク部材を、前記外筒の第2端部とトラニオン回転軸を挟んで反対側の前記外筒の第1端部において、前記外筒に枢動可能に連結することをさらに含み、この際に、前記第1端部は前記トラニオン回転軸を有し、前記第2端部は、前記第1端部から長手方向に離間しているものとする、項D1に記載の方法。
D15. 前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、互いに対して回転可能に連結されており、互いに対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉するものとし、開状態のときに、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材をオーバーセンタ配置でロックすることをさらに含む、項D1に記載の方法。
D16. 前記第1収縮リンク部材と前記第2収縮リンク部材の間の相対移動を、前記外筒のオーバーセンタ停止面で停止させて、前記第1収縮リンク部材と前記第2収縮リンク部材のオーバーセンタ・ロックを実現することをさらに含む、項D15に記載の方法。
D17. 前記航空機のフレームに対して、ドアをドア枢軸周りに枢動可能に連結することと、
前記ドアを前記外筒に連結するドア駆動部材で、前記ドアを前記ドア枢軸周りに枢動させることと、をさらに含み、これにより、前記外筒が前記トラニオン回転軸周りに回転すると、前記ドアが前記ドア枢軸周りに枢動するように構成する、項D1に記載の方法。
D18. 前記航空機のフレームに対して、ドアをドア枢軸周りに枢動可能に連結することと、
前記ドアを前記ウォーキングビームに連結するドア駆動部材で、前記ドアを前記ドア枢軸周りに枢動させることと、をさらに含み、これにより、前記外筒が前記トラニオン回転軸周りに回転すると、前記ドアが前記ドア枢軸周りに枢動するように構成する、項D1に記載の方法。
D19. 前記外筒は、内部キャビティを含むものであり、前記方法は、さらに、
前記収縮機構で、前記緩衝支柱アセンブリの隔壁と前記緩衝支柱アセンブリの内筒の両方を移動させ、これにより、前記ランディングギアの長さを、前記ランディングギアの展開状態又は引き込み状態に応じて、伸縮させることを含み、
前記隔壁は、前記内部キャビティに対して移動可能に連結されており、前記内部キャビティに対する第1封止部を形成するものであり、前記隔壁は、前記収縮機構に連結されており、
前記内筒は、前記内部キャビティと前記隔壁の両方に対して移動可能に連結されており、前記内部キャビティに対する第2封止部を形成するものであり、これにより、前記内筒は、前記外筒に対して、前記隔壁と共に相対移動可能である、項D1に記載の方法。
本開示は、さらに、下記の付記による実施形態も包含する。
付記1. 航空機(1000)のフレーム(1001)に対して、トラニオン回転軸(1002)周りに回転可能に連結された外筒(110)と、
前記外筒(110)の長手方向軸(115)に沿って往復運動するように、前記外筒(110)に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリ(120)と、
収縮機構(130A,130B)と、を含むランディングギアであって、前記収縮機構が、
前記外筒(110)に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材(140)と、
前記第1収縮リンク部材(140)を前記緩衝支柱アセンブリ(120)に連結する第2収縮リンク部材(150)と、
前記外筒(110)に対して枢動可能に連結されたクランク部材(160、1560)と、
前記クランク部材(160、1560)を、ランディングギア引き込み機構(200)のウォーキングビーム(210)に連結する駆動部材(170、1570)と、
前記クランク部材(160、1560)を前記第1収縮リンク部材(140)に連結する従動部材(180、1580)と、を含む、ランディングギア(100A、100B)。
付記2. 前記クランク部材(160、1560)は、第1回転軸(500、705)周りに枢動し、
前記第1収縮リンク部材(140)は、前記第1回転軸(500、705)から前記外筒(110)の前記長手方向軸(115)に沿って離間した第2回転軸(501)周りに枢動する、付記1に記載のランディングギア(100A、100B)。
付記3. 前記第1収縮リンク部材(140)に連結された収縮クランク部材(190)をさらに含み、これにより前記収縮クランク部材(190)と前記第1収縮リンク部材(140)は、一体的に回転し、
前記従動部材(180)は、前記第1収縮リンク部材(140)の回転を引き起こすように前記収縮クランク部材(190)に連結されており、これにより、前記緩衝支柱アセンブリ(120)を、前記外筒(110)に対して前記長手方向軸(115)に沿って延伸させ及び引き込ませる、付記1又は2に記載のランディングギア(100A)。
付記4. 前記第1収縮リンク部材(140)は、前記外筒(110)に対して回転可能に連結された第1端部(141)と、前記第2収縮リンク部材(150)に対して回転可能に連結された第2端部(142)と、を含み、前記収縮クランク部材(190)は、前記第1収縮リンク部材(140)の前記第1端部(141)に隣接して配置されている、付記3に記載のランディングギア(100A)。
付記5. 前記第1収縮リンク部材(140)は、前記収縮クランク部材(190)を受け入れて、前記収縮クランク部材(190)を、前記第1収縮リンク部材(140)に対して回転可能に固定するよう構成されたクランク部材受け部(193)を含む、付記3又は4に記載のランディングギア(100A)。
付記6. 前記第1収縮リンク部材(140)は、前記外筒(110)に対して回転可能に連結された第1端部(141)と、前記第2収縮リンク部材(150)に対して回転可能に連結された第2端部(142)と、を含み、
前記従動部材(1580)は、前記第1収縮リンク部材(140)の回転を引き起こすように、前記第1収縮リンク部材(140)に対して枢動可能に、前記第2端部(142)に隣接して連結されており、これにより、前記緩衝支柱アセンブリ(120)を、前記外筒(110)に対して前記長手方向軸(115)に沿って延伸させ及び引き込ませる、付記1〜5のいずれか1つに記載のランディングギア(100B)。
付記7. 前記第1収縮リンク部材(140)及び前記第2収縮リンク部材(150)は、互いに対して回転可能に連結されており、これにより、互いに対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉するとともに、開状態にあるときは、オーバーセンタ配置(900)にロックされる、付記1〜6のいずれか1つに記載のランディングギア(100A、100B)。
付記8. フレーム(1001)と、
前記フレーム(1001)に連結されたランディングギア(100A、100B)と、を含む航空機であって、前記ランディングギア(100A、100B)は、
航空機(1000)のフレーム(1001)に対して、トラニオン回転軸(1002)周りに回転可能に連結された外筒(110)と、
前記外筒(110)の長手方向軸(115)に沿って往復運動するように、前記外筒(110)に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリ(120)と、
収縮機構(130A,130B)と、を含み、前記収縮機構は、
前記外筒(110)に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材(140)と、
前記第1収縮リンク部材(140)を前記緩衝支柱アセンブリ(120)に連結する第2収縮リンク部材(150)と、
前記外筒(110)に対して枢動可能に連結されたクランク部材(160、1560)と、
前記クランク部材(160、1560)をランディングギア引き込み機構(200)のウォーキングビーム(210)に連結する駆動部材(170、1570)と、
前記クランク部材(160、1560)を前記第1収縮リンク部材(140)に連結する従動部材(180、1580)と、を含む、航空機(1000)。
付記9. 前記第1収縮リンク部材(140)と一緒に回転するように、前記第1収縮リンク部材(140)に連結されたセンサ・アクチュエータ・アーム(300)と、
前記外筒(110)に取り付けられたセンサ(310)と、をさらに含み、
前記センサ(310)は、前記緩衝支柱アセンブリ(120)が延伸すると、前記センサ・アクチュエータ・アーム(300)を感知するよう構成されている、付記8に記載の航空機(1000)。
付記10. 前記外筒(110)は、収縮リンクキャビティ(113)を含み、前記第1収縮リンク部材(140)及び前記第2収縮リンク部材(150)は、前記収縮リンクキャビティ(113)の内部に配置されており、前記外筒(110)で取り囲まれている、付記8又は9に記載の航空機(1000)。
付記11. 前記外筒(110)は、前記第1収縮リンク部材(140)及び前記第2収縮リンク部材(150)を前記収縮リンクキャビティ(113)に囲い込むよう構成されたカバー(114)を含む、付記10に記載の航空機(1000)。
付記12. 前記収縮リンクキャビティ(113)は、流体排出口(116)を含む、付記10又は11に記載の航空機(1000)。
付記13. 前記フレーム(1001)に対して、ドア枢軸(401)周りに枢動可能に連結されたドア(400)と、
前記ドア(400)を前記外筒(110)に連結するドア駆動部材(410)と、をさらに含み、これにより、前記外筒(110)が前記トラニオン回転軸(1002)周りに回転すると、前記ドア(400)が前記ドア枢軸(401)周りに枢動する、付記8〜12のいずれか1つに記載の航空機(1000)。
付記14. 前記外筒(110)は、内部キャビティ(117)を含み、前記緩衝支柱アセンブリ(120)は、
前記内部キャビティ(117)に移動可能に連結されており、前記内部キャビティ(117)に対する第1封止部(124)を形成する隔壁(123)であって、前記収縮機構(130A、130B)に連結された隔壁(123)と、
前記内部キャビティ(117)と前記隔壁(123)の両方に対して移動可能に連結されており、前記内部キャビティ(117)に対する第2封止部(126)を形成する内筒(125)と、を含み、前記内筒(125)は、前記外筒(110)に対して、前記隔壁(123)と共に相対的に移動可能であり、
前記収縮機構(130A、130B)は、前記隔壁(123)と前記内筒(125)の両方の相対移動を引き起こし、これにより、前記ランディングギア(100A、100B)の展開状態又は引き込み状態(800、850)に応じて、前記ランディングギア(100A、100B)の長さ(1950)を伸縮させる、付記8〜13のいずれか1つに記載の航空機(1000)。
付記15. 航空機(1000)のランディングギア(100A、100B)の操作方法であって、
前記ランディングギア(100A、100B)を、トラニオン回転軸(1002)周りに回転させ、この際に、トラニオン回転軸(1002)は、前記ランディングギア(100A、100B)の外筒(110)により規定されるものとし、
緩衝支柱アセンブリ(120)を、収縮機構(130A、130B)によって、前記外筒(110)に対して相対的に移動させ、この際に、前記外筒(110)は、緩衝支柱アセンブリ(120)を少なくとも部分的に取り囲むものとし、また、前記収縮機構(130A、130B)は、
前記外筒(110)に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材(140)と、
前記第1収縮リンク部材(140)を前記緩衝支柱アセンブリ(120)に連結する第2収縮リンク部材(150)と、
前記外筒(110)に対して枢動可能に連結されたクランク部材(160,1560)と、
前記クランク部材(160、1560)を、ランディングギア引き込み機構(200)のウォーキングビーム(210)に連結する駆動部材(170、1570)と、
前記クランク部材(160、1560)を前記第1収縮リンク部材(140)に連結する従動部材(180、1580)と、を含むものとする、方法。
付記16. 前記クランク部材(160)を第1回転軸(500)周りに枢動させることと、
前記第1収縮リンク部材(140)を、前記第1回転軸(500)から前記外筒(110)の長手方向軸(115)に沿って離間した第2回転軸(501)周りに枢動させることと、をさらに含み、
この際に、前記第1回転軸(500)と前記第2回転軸(501)とが、互いに実質的に平行である、付記15に記載の方法。
付記17. 前記クランク部材(160)を第1回転軸(500)周りに枢動させることと、
前記第1収縮リンク部材(140)を、前記第1回転軸(500)から前記外筒(110)の長手方向軸(115)に沿って離間した第2回転軸(501)周りに枢動させることと、をさらに含み、
この際に、前記駆動部材(170)と前記従動部材(180)とは、実質的に、前記長手方向軸(115)に沿って互いに隣接して延びている、付記15又は16に記載の方法。
付記18. 前記クランク部材(1560)を第1回転軸(705)周りに枢動させることと、
前記第1収縮リンク部材(140)を、前記第1回転軸(705)から前記外筒(110)の長手方向軸(115)に沿って離間した第2回転軸(501)周りに枢動させることと、をさらに含み、
この際に、前記第1回転軸(705)と前記第2回転軸(501)とが、互いに交差するものである、付記15、16又は17に記載の方法。
付記19. 前記第1収縮リンク部材(140)に連結された前記従動部材(180、1580)が前記駆動部材(170、1570)の動力によって、前記第2収縮リンク部材(150)を、前記第1収縮リンク部材(140)に対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉させることをさらに含む、付記15〜18のいずれか1つに記載の方法。
付記20. 前記外筒(110)は、内部キャビティ(117)を含むものであり、前記方法は、さらに、
前記収縮機構(130A、130B)で、前記緩衝支柱アセンブリ(120)の隔壁(123)と前記緩衝支柱アセンブリ(120)の内筒(125)の両方を移動させ、これにより、前記ランディングギア(100A、100B)の長さ(1950)を、前記ランディングギア(100A、100B)の展開状態又は引き込み状態(800、850)に応じて、伸縮させることを含み、
前記隔壁(123)は、前記内部キャビティ(117)に対して移動可能に連結されており、前記内部キャビティ(117)に対する第1封止部(124)を形成するものであり、前記隔壁(123)は、前記収縮機構(130A、130B)に連結されており、
前記内筒(125)は、前記内部キャビティ(117)と前記隔壁(123)の両方に対して移動可能に連結されており、前記内部キャビティ(117)に対する第2封止部(126)を形成するものであり、これにより、前記内筒(125)は、前記外筒(110)に対して、前記隔壁(123)と共に相対移動可能である、付記15〜19のいずれか1つに記載の方法。
添付図面において、様々な要素及び/又は部品を繋ぐ実線がある場合、それらは、例えば、機械的連結、電気的連結、流体的連結、光学的連結、電磁気的連結、無線連結、その他の連結、及び/又はこれらの組み合わせを表す。本明細書において、「連結された」とは、直接的又は間接的に関連付けられていることを意味する。例えば、部材Aは、部材Bと、直接的に関連付けられていてもよいし、例えば別の部材Cを介して間接的に関連付けられていてもよい。なお、開示した様々な要素間の関係が必ずしもすべて示してあるとは限らない。したがって、図面に示したもの以外の連結も存在しうる。様々な要素及び/又は部品を繋ぐ破線がある場合、これらは、機能及び目的の面で、実線で表したものに類似する連結を表す場合がある。ただし、破線で表した連結は、選択的に設けられるもの、あるいは、本開示の代替的な実施例に関するものである場合がある。同様に、破線で示した要素及び/又は部品がある場合、これらは、本開示における代替的な実施例を表す場合がある。実線及び/又は破線で示した1つ又は複数の要素を、本開示の範囲から逸脱することなく、ある特定の実施例から省くこともできる。外部要素がある場合は、点線で表している。仮想上(想像上)の要素も、明確にするために図示している場合もある。当業者であればわかるように、図面に示した特徴のいくつかは、これらの図面、その他の図面、及び/又は、対応する開示に記載された他の構成要素を含むことなく様々な方法で組み合わせることが可能であり、この際に、そのような組み合わせが本開示に明示されている必要はない。同様に、提示の実施例に限定されない特徴を追加して、本明細書で図示及び説明した特徴のいくつか又はすべてと組み合わせることもできる。
上述の図27〜図29において、ブロックは、工程やその一部を示す場合があり、様々なブロックを繋ぐ線は、それらの工程やその一部について特定の順序や従属関係を暗示するものではない。破線で示したブロックは、代替の工程及び/又はその一部を示す。様々なブロックを繋ぐ破線がある場合、これらは、工程やその一部の代替的な従属関係を示す。なお、開示した様々な要素間の関係が必ずしもすべて示してあるとは限らない。図27〜図29、及び、本明細書に記載の方法の工程を説明する図27〜図29に付随する開示は、これらの工程が行われる順序を決定する絶対的なものであると解釈されるべきではない。むしろ、1つの例示的な順序を示してはいるが、工程の順序は適宜変更可能であると理解すべきである。したがって、いくつかの工程を、異なる順序で、あるいは同時に行うこともできる。また、当業者であればわかるように、記載した工程を必ずしもすべて行う必要はない。
上述の説明においては、開示の概念が十分に理解されるように、多くの具体的な詳細事項が提示されているが、本開示は、これらの詳細事項のいくつか又はすべてが無くても実施可能である。また、既知の装置及び/又は処理についての詳細を省いている場合もあるが、これは本開示が不必要に曖昧になることを避けるためである。特定の実施例に関連させて説明している概念もあるが、これらの実施例は、本開示を限定することを意図するものではないことは理解されよう。
本明細書で用いられる場合、特に明記しない限り、「第1」、「第2」等の語句は、単に標識として用いられており、これらの用語で言及しているアイテムに対し、順序、位置、又は階層的な要件を課すものではない。また、例えば「第2の」アイテムについて言及することによって、例えば、「第1の」アイテムやより小さい序数のアイテム、及び/又は、「第3の」アイテムテムやより大きい序数のアイテムの存在を要件としたり排除したりするものではない。
本明細書において、「一実施例」という時は、当該例に関連させて述べる1つ又は複数の特徴、構造、特性が、少なくとも1つの実施態様に含まれるということを意味する。本明細書の様々な箇所で用いられている「一実施例」なる用語は、同一の実施例を指す場合もあるし、そうでない場合もある。
本明細書において、特定の機能を実行するように「構成された(configured to)」システム、装置、構造、物品(article)、要素、部品、又はハードウェアは、一切の変更を要することなくその特定の機能を実行できるものを指し、その特定の機能を実行するのに何らかの変更を要するものを指すのではない。換言すれば、特定の機能を実行するように「構成された」システム、装置、構造、物品、要素、部品、又はハードウェアは、その特定の機能を実行することを目的として、具体的に、選択され、作製され、実施され、利用され、プログラムされ、及び/又は設計されたものを指す。本明細書において、「構成されている」ということは、システム、装置、構造、物品、要素、部品、又はハードウェアが既に備えている特性に言及するものであり、この特性により、当該システム、装置、構造、物品、要素、部品、又はハードウェアは、一切の変更を要することなくその特定の機能を実行することができる。本開示において、特定の機能を実行するように「構成されている」システム、装置、構造、物品、要素、部品、又はハードウェアは、この記載に加えて、あるいは、この記載に代えて、当該機能を行うように「適合化された(adapted to)」、及び/又は「動作可能な(operative to)」ものとして記載される場合もある。
本明細書に開示の装置及び方法の様々な実施例は、様々な部品、特徴、及び機能を有する。なお、本開示の装置及び方法の様々な実施例は、本開示の装置及び方法の他の任意の実施例の部品、特徴、及び機能のいずれでも任意に組み合わせて含むことができ、そのすべての可能性は、本開示の範囲内に含まれることを意図している。
上述の説明及び関連図面に示された教示に鑑みれば、本開示に関連する分野の当業者にはであれば、本開示に記載された実施例に対する様々な改変が想到可能であろう。
したがって、本開示は、例示した特定の実施例に限定されるものではなく、改変及び他の実施例も添付の特許請求の範囲に含まれることが意図されている。また、上述の記載及び添付図面は、要素及び/又は機能のある特定の例示的な組み合わせに関連させて本開示の実施例を説明しているが、代替の実施態様によって、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、要素及び/又は機能の別の組み合わせを提供することも可能である。

Claims (20)

  1. 航空機のフレームに対して、トラニオン回転軸周りに回転可能に連結された外筒と、
    前記外筒の長手方向軸に沿って往復運動するように、前記外筒に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリと、
    収縮機構と、を含むランディングギアであって、前記収縮機構が、
    前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、
    前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、
    前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、
    前記クランク部材を、ランディングギア引き込み機構のウォーキングビームに連結する駆動部材と、
    前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含む、ランディングギア。
  2. 前記クランク部材は、第1回転軸周りに枢動し、
    前記第1収縮リンク部材は、前記第1回転軸から前記外筒の前記長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動する、請求項1に記載のランディングギア。
  3. 前記第1収縮リンク部材に連結された収縮クランク部材をさらに含み、これにより前記収縮クランク部材と前記第1収縮リンク部材は、一体的に回転し、
    前記従動部材は、前記第1収縮リンク部材の回転を引き起こすように前記収縮クランク部材に連結されており、これにより、前記緩衝支柱アセンブリを、前記外筒に対して前記長手方向軸に沿って延伸させ及び引き込ませる、請求項1又は2に記載のランディングギア。
  4. 前記第1収縮リンク部材は、前記外筒に対して回転可能に連結された第1端部と、前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結された第2端部と、を含み、前記収縮クランク部材は、前記第1収縮リンク部材の前記第1端部に隣接して配置されている、請求項3に記載のランディングギア。
  5. 前記第1収縮リンク部材は、前記収縮クランク部材を受け入れて、前記収縮クランク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して回転可能に固定するよう構成されたクランク部材受け部を含む、請求項3又は4に記載のランディングギア。
  6. 前記第1収縮リンク部材は、前記外筒に対して回転可能に連結された第1端部と、前記第2収縮リンク部材に対して回転可能に連結された第2端部と、を含み、
    前記従動部材は、前記第1収縮リンク部材の回転を引き起こすように、前記第1収縮リンク部材に対して枢動可能に、前記第2端部に隣接して連結されており、これにより、前記緩衝支柱アセンブリを、前記外筒に対して前記長手方向軸に沿って延伸させ及び引き込ませる、請求項1〜5のいずれか1つに記載のランディングギア。
  7. 前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、互いに対して回転可能に連結されており、これにより、互いに対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉するとともに、開状態にあるときは、オーバーセンタ配置にロックされる、請求項1〜6のいずれか1つに記載のランディングギア。
  8. フレームと、
    前記フレームに連結されたランディングギアと、を含む航空機であって、前記ランディングギアは、
    航空機のフレームに対して、トラニオン回転軸周りに回転可能に連結された外筒と、
    前記外筒の長手方向軸に沿って往復運動するように、前記外筒に対して移動可能に連結された緩衝支柱アセンブリと、
    収縮機構と、を含み、前記収縮機構は、
    前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、
    前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、
    前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、
    前記クランク部材をランディングギア引き込み機構のウォーキングビームに連結する駆動部材と、
    前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含む、航空機。
  9. 前記第1収縮リンク部材と一緒に回転するように、前記第1収縮リンク部材に連結されたセンサ・アクチュエータ・アームと、
    前記外筒に取り付けられたセンサと、をさらに含み、
    前記センサは、前記緩衝支柱アセンブリが延伸すると、前記センサ・アクチュエータ・アームを感知するよう構成されている、請求項8に記載の航空機。
  10. 前記外筒は、収縮リンクキャビティを含み、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材は、前記収縮リンクキャビティの内部に配置されており、前記外筒で取り囲まれている、請求項8又は9に記載の航空機。
  11. 前記外筒は、前記第1収縮リンク部材及び前記第2収縮リンク部材を前記収縮リンクキャビティに囲い込むよう構成されたカバーを含む、請求項10に記載の航空機。
  12. 前記収縮リンクキャビティは、流体排出口を含む、請求項10又は11に記載の航空機。
  13. 前記フレームに対して、ドア枢軸周りに枢動可能に連結されたドアと、
    前記ドアを前記外筒に連結するドア駆動部材と、をさらに含み、これにより、前記外筒が前記トラニオン回転軸周りに回転すると、前記ドアが前記ドア枢軸周りに枢動する、請求項8〜12のいずれか1つに記載の航空機。
  14. 前記外筒は、内部キャビティを含み、前記緩衝支柱アセンブリは、
    前記内部キャビティに移動可能に連結されており、前記内部キャビティに対する第1封止部を形成する隔壁であって、前記収縮機構に連結された隔壁と、
    前記内部キャビティと前記隔壁の両方に対して移動可能に連結されており、前記内部キャビティに対する第2封止部を形成する内筒と、を含み、前記内筒は、前記外筒に対して、前記隔壁と共に相対的に移動可能であり、
    前記収縮機構は、前記隔壁と前記内筒の両方の相対移動を引き起こし、これにより、前記ランディングギアの展開状態又は引き込み状態に応じて、前記ランディングギアの長さを伸縮させる、請求項8〜13のいずれか1つに記載の航空機。
  15. 航空機のランディングギアの操作方法であって、
    前記ランディングギアを、前記ランディングギアの外筒により規定されるトラニオン回転軸周りに回転させることと、
    前記外筒で少なくとも部分的に取り囲まれた緩衝支柱アセンブリを、収縮機構によって、前記外筒に対して相対的に移動させることと、を含み、この際に、前記収縮機構が、
    前記外筒に対して枢動可能に連結された第1収縮リンク部材と、
    前記第1収縮リンク部材を前記緩衝支柱アセンブリに連結する第2収縮リンク部材と、
    前記外筒に対して枢動可能に連結されたクランク部材と、
    前記クランク部材を、ランディングギア引き込み機構のウォーキングビームに連結する駆動部材と、
    前記クランク部材を前記第1収縮リンク部材に連結する従動部材と、を含むものとする、方法。
  16. 前記クランク部材を第1回転軸周りに枢動させることと、
    前記第1収縮リンク部材を、前記第1回転軸から前記外筒の長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動させることと、をさらに含み、
    この際に、前記第1回転軸と前記第2回転軸とが、互いに実質的に平行である、請求項15に記載の方法。
  17. 前記クランク部材を第1回転軸周りに枢動させることと、
    前記第1収縮リンク部材を、前記第1回転軸から前記外筒の長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動させることと、をさらに含み、
    この際に、前記駆動部材と前記従動部材とは、実質的に、前記長手方向軸に沿って互いに隣接して延びている、請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記クランク部材を第1回転軸周りに枢動させることと、
    前記第1収縮リンク部材を、前記第1回転軸から前記外筒の長手方向軸に沿って離間した第2回転軸周りに枢動させることと、をさらに含み、
    この際に、前記第1回転軸と前記第2回転軸とが、互いに交差するものである、請求項15〜17のいずれか1つに記載の方法。
  19. 前記第1収縮リンク部材に連結された前記従動部材が前記駆動部材の動力によって、前記第2収縮リンク部材を、前記第1収縮リンク部材に対して折畳まれた閉状態と折畳まれていない開状態との間で開閉させることをさらに含む、請求項15〜18のいずれか1つに記載の方法。
  20. 前記外筒は、内部キャビティを含むものであり、前記方法は、さらに、
    前記収縮機構で、前記緩衝支柱アセンブリの隔壁と前記緩衝支柱アセンブリの内筒の両方を移動させ、これにより、前記ランディングギアの長さを、前記ランディングギアの展開状態又は引き込み状態に応じて、伸縮させることを含み、
    この際に、前記隔壁は、前記内部キャビティに対して移動可能に連結されており、前記内部キャビティに対する第1封止部を形成するものであり、前記隔壁は、前記収縮機構に連結されており、
    前記内筒は、前記内部キャビティと前記隔壁の両方に対して移動可能に連結されており、前記内部キャビティに対する第2封止部を形成するものであり、これにより、前記内筒は、前記外筒に対して、前記隔壁と共に相対移動可能である、請求項15〜19のいずれか1つに記載の方法。
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