JP7120808B2 - セミレバー式収縮着陸装置 - Google Patents

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Description

本開示の態様は、一般に、航空機着陸装置に関し、より詳細には、セミレバー式収縮着陸装置に関する。
例えば、大きなエンジンファン直径、長い胴体、長い翼、特殊な航空機下積載物の1以上を備えた航空機は、エンジンに地上クリアランスを提供し、離陸時に十分なクリアランスを提供するために、背の高い着陸装置構造体を使用することができる。例えば、離陸時に航空機の鼻部が上向きに回転し、尾部が下向きに回転して離陸時の迎え角を達成する。航空機が長ければ長いほど、離陸迎え角を達成するために着陸装置の高さが高くなる。着陸装置の高さが高いほど、迎え角は大きくなる。より長い/より高い着陸装置構造体を航空機に組み込むことは、航空機に高価な設計上の制約を課すことがあり、重量を増やすこともあり、これにより航空機による燃料消費を大きくする必要がある。さらに、着陸装置の長さを長くすると、航空機の静的高さが増し、航空機及び/又はより大きなホイールウェルに組み込まれた翼上スライドの使用が必要になる場合がある(ただし、航空機を再設計しなければ、より大きなホイールウェルが可能でない場合がある)。
航空機の着陸装置構造体は、一般に、ピストンが圧縮性ガスと実質的に非圧縮性の液体との両方を含む容積を圧縮するOLEO(すなわち、圧空-油圧式)緩衝支柱を使用する。一般に、そのような着陸装置構造体は、主取付具(例えば、外管)、ピストン(例えば、内管)、及び滑動管シリンダを含み、したがって3つの管/シリンダを含む。OLEO緩衝支柱を含む着陸装置構造体は、飛行中にホイールウェル内に収納するための格納構成に圧縮され得る。しかしながら、格納構成を達成するためには、圧縮性ガスを望ましくない高圧に圧縮する必要があり得る。加えて、OLEO緩衝支柱を圧縮するための機構を含むこのような着陸装置は、重くて複雑である傾向があり、したがって、航空機の効率、メンテナンス及び製造の観点から潜在的な不都合が生じる。
一般に、OLEO緩衝支柱を圧縮するのを避けて、着陸装置をホイールウェルに格納することを可能にするためには、トラックレバーを枢動するリンク機構と共にピボットトラックレバーを利用して、着陸装置の格納時に着陸装置の長さを短くする。リンク機構は、一般に着陸装置の構造体に結合され、着陸装置構造体はリンク機構を動かしてトラックレバーを枢動する。
以下は、本開示による主題の実施例の非網羅的なリストであり、特許請求されてもされなくてもよい。
本開示による主題の一例は、航空機の着陸装置と共に使用する収縮機構に関するものであり、着陸装置は緩衝支柱を少なくとも部分的に取り囲む外側スリーブを含み、収縮機構は、外側スリーブにシャフト回転軸線回りに回転可能に結合されたシャフトであって、緩衝支柱の中心線に垂直に配置されたシャフトと、シャフトに結合されたアンカーアームであって、航空機の翼内の構造体に結合する、アンカーアームと、シャフトに結合された収縮アームであって、収縮アームとアンカーアームとが、シャフト回転軸線回りにシャフトと一体に回転するようにシャフトに結合されている、収縮アームと、収縮アームに回転可能に結合された収縮リンクであって、緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンクと、を備える。
本開示による主題の別の例は、航空機に使用される着陸装置に関するものであり、着陸装置は、外側スリーブと、外側スリーブ内に少なくとも部分的に配置された緩衝支柱と、外側スリーブ及び緩衝支柱に結合された収縮機構であって、緩衝支柱を外側スリーブに対して移動させる、収縮機構と、を備え、収縮機構は、外側スリーブにシャフト回転軸線回りに回転可能に結合されたシャフトであって、緩衝支柱の中心線に垂直に配置されたシャフトと、シャフトに結合されたアンカーアームであって、航空機の翼内の構造体に結合する、アンカーアームと、シャフトに結合された収縮アームであって、収縮アームとアンカーアームとが、シャフト回転軸線回りにシャフトと一体に回転するようにシャフトに結合されている、収縮アームと、収縮アームに回転可能に結合された収縮リンクであって、緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンクと、を備える。
本開示による主題のさらに別の例は航空機に関するものであり、航空機は、緩衝支柱及び緩衝支柱を少なくとも部分的に取り囲む外側スリーブを含む着陸装置と、外側スリーブ及び緩衝支柱に結合された収縮機構であって、緩衝支柱を外側スリーブに対して移動させる、収縮機構と、を備え、収縮機構は、外側スリーブにシャフト回転軸線回りに回転可能に結合されたシャフトであって、緩衝支柱の中心線に垂直に配置されたシャフトと、シャフトに結合されたアンカーアームであって、航空機の翼内の構造体に結合する、アンカーアームと、シャフトに結合された収縮アームであって、収縮アームとアンカーアームとが、シャフト回転軸線回りにシャフトと一体に回転するようにシャフトに結合されている、収縮アームと、収縮アームに回転可能に結合された収縮リンクであって、緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンクと、を備える。
本開示による主題のさらに別の例は、航空機の着陸装置を動作させる方法に関し、方法は、トラニオン回転軸線回りに着陸装置を回転させるステップであって、トラニオン回転軸線は着陸装置の外側スリーブによって画定される、ステップと、収縮機構を用いて外側スリーブに対して緩衝支柱を移動させるステップであって、外側スリーブは緩衝支柱を少なくとも部分的に取り囲む、ステップと、を含み、収縮機構は、外側スリーブにシャフト回転軸線回りに回転可能に結合されたシャフトであって、緩衝支柱の中心線に垂直に配置されたシャフトと、シャフトに結合されたアンカーアームであって、航空機の翼内の構造体に結合する、アンカーアームと、シャフトに結合された収縮アームであって、収縮アームとアンカーアームとが、シャフト回転軸線回りにシャフトと一体に回転するようにシャフトに結合されている、収縮アームと、収縮アームに回転可能に結合された収縮リンクであって、緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンクと、を備える。
本開示による主題のさらに別の例は、外側スリーブと、外側スリーブ内に少なくとも部分的に配置された緩衝支柱とを有する着陸装置と共に使用するための回止リンク機構に関し、回止リンク機構は、緩衝支柱に結合されたコネクタプレートと、外側スリーブとコネクタプレートと両方に結合された回止リンクアセンブリとを備え、回止リンクアセンブリは、外側スリーブに対して一定の回転方向で緩衝支柱を維持するように構成される。
本開示の例を一般的に説明したので、次に、添付図面を参照するが、図面は、必ずしも一定の縮尺で描かれておらず、同様の参照符号はいくつかの図を通して同じ又は類似の部分を示す。
本開示の態様による航空機の概略図である。 本開示の態様による図1の航空機の概略図である。 従来の着陸装置の概略図である。 本開示の態様による着陸装置の一部の概略斜視図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の概略上面図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の概略正面図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の概略側面図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の概略側面図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の一部の概略図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の概略側面図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の概略側面図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の概略側面図である。 本開示の態様による方法のフロー図である。 本開示の態様による図1Aの航空機の一部の概略正面図である。 本開示の態様による図1Aの航空機の一部の概略側面図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の一部の概略側面図である。 本開示の態様による図2Aの着陸装置の一部の概略側面図である。
図1A~図1Cを参照すると、航空機100は、一般に、機体100Fと、翼322と、主着陸装置200Aと、鼻部着陸装置200Bとを含む。離陸中、航空機100の鼻部100Nは上向きに回転し、尾部100Tは下向きに回転して離陸時に迎え角AOAを達成する。航空機100が長ければ長いほど、迎え角AOAを達成するために着陸装置は長くなる/高くなる。着陸装置を長くすると、少なくとも2つの問題が発生する可能性がある。例えば、航空機100が地上から6フィート(1.8メートル)を超えて離れている場合、航空機100は、航空機100に一体化された翼上スライドを含まなければならない。さらに、より長い着陸装置には、より大きなホイールウェルが付随しているため、航空機100に高価な再設計が必要とされる可能性がある。少なくともいくつかの着陸装置は、単一の緩衝支柱(外側シリンダCSSOと、内側シリンダCSSIと、内側シリンダに結合された単一のホイールアクスルCWAとを含む)を有する従来の着陸装置CSS(図1C)と比較して、地上及びホイールウェルにおいて着陸装置の長さを同じ長さ(例えば、従来の乗車高さ)に維持しながら、より長い着陸装置の利点を得るために展開及び格納するように設計されている。一般に、従来の乗車高さを維持しながら、より長い着陸装置の利点を得るために展開及び格納するように設計された着陸装置は、離陸時に着陸装置の追加の長さを達成するために着陸装置を展開及び格納するために緩衝支柱内に複雑な機構を含む。着陸装置内のより複雑な機構は、着陸装置構成要素のすべてを着陸装置内に収容することを可能にする(例えば、複雑な機構は着陸装置の構造体にのみ結合される)。例えば、そのような複雑な機構は、着陸装置のウォーキングビームに取り付けられる収縮リンクを含んでもよい。これにより、機体100F構造体とのインタフェースを単純化する一方で、収縮リンクの回転量を制限して、収縮リンクによって提供される緩衝支柱の伸縮量を制限することもできる。
図1Aを参照すると、本開示の態様は、従来の着陸装置の欠点を克服すると共に、長い着陸装置の利点を得るために展開及び格納するように設計された着陸装置を改善する(例えば、着陸装置の構成要素のみによって支持されかつそれに結合された複雑な収縮機構を用いて)。例えば、本発明の態様は、着陸装置200Aが展開されるときに着陸装置200Aの長さを増加させ、着陸装置が航空機100内の収納位置に格納されるときに着陸装置200Aの長さを減少させる収縮機構を含む、着陸装置200Aを提供する。着陸装置200Aの収縮機構は、本明細書でより詳細に説明するように、着陸装置200Aの他の構成要素(例えば、着陸装置の格納アクチュエータ又はウォーキングビームなど)に結合(又は接地)されるのではなく、翼構造体に結合(又は接地)する。本開示の収縮機構を着陸装置200Aとは独立した(例えば、その外側にある)翼構造体に結合することにより、(着陸装置構造体に接地された収縮機構と比較して)収縮機構の回転を増加させ、収縮機構に結合された緩衝支柱は、着陸装置構造体に接地された収縮機構の伸縮距離に比べてより大きな距離だけ伸縮することができる。収縮機構の回転が増加することにより、本開示の態様による収縮機構は、緩衝支柱に複雑な内部動作を有するのではなく、短くされた従来の緩衝支柱と共に使用されることができる。
着陸装置200Aは、本開示の態様に従って、収縮機構によってユニットとして展開及び格納される従来のOLEO(圧空-油圧式)緩衝支柱を含むセミレバー式(トレーリングアーム)サスペンションを含み、収縮機構は、航空機100のそれぞれの翼322の構造体に接地されている。収縮機構をそれぞれの翼322の構造体に接地することにより、OLEO緩衝支柱を伸縮させるために少なくとも180度の回転を収縮機構にもたらす。本開示の態様による収縮機構を含む着陸装置200Aは、単一のOLEO緩衝支柱を用いて(例えば、図1Cに示す従来の着陸装置CSSに比較した場合に)ホイールウェルにおける従来の乗車高さ及び従来の長さを維持しながら、より長い着陸装置の利点を得るために展開及び格納するように設計された着陸装置200Aを提供する。このように、本開示の態様の収縮機構を有する着陸装置200Aは、複雑な機構を有する航空機着陸装置の長さを増加させる他の試みと比較して、より高い信頼性とより低い複雑性を提供することができる。さらなる例として、本開示の態様によって複雑さを低減することができ、着陸装置200Aの収縮機構は2次元機構である(例えば、収縮機構は航空機100の実質的に単一の平面内でのみ動作する)。本開示の着陸装置はまた、OLEO緩衝支柱に導入される大きな曲げ荷重を回避又は低減する。
本開示の別の態様では、収縮機構は、ストラット頂部のシールを可能にして、着陸装置200A内のデブリ蓄積を低減又は実質的に排除する。
本開示の態様はまた、着陸装置200Aに、OLEO緩衝支柱210(図4)が収縮機構300(例えば、図4参照)に対して回転するのを防止する回止リンク機構366(例えば、図4参照)と、例えば、(本明細書でより詳細に説明される)着陸装置の外側スリーブ310(例えば、図4参照)とを設けてもよい。より具体的には、回止リンク機構366は、緩衝支柱の外側スリーブ310及び外側シリンダ368(例えば、図4参照)の両方に結合して、OLEO緩衝支柱210、外側スリーブ310及び収縮機構300の相対回転を防止する。なお、ウォーキングビーム又は格納アクチュエータへの収縮リンクの結合は、スリーブと緩衝支柱との間の相対回転を防止することができることに留意されたい。ただし、本開示における回止リンク機構を、ウォーキングビーム及び格納アクチュエータとは独立した、より一般的な着陸装置に使用することができる。
ここで図2A、図2B、図2C、及び図2Dを参照すると、上述したように、着陸装置200Aは、それぞれの翼322の任意の適切な構造体320に結合された(例えば、接地された)収縮機構300を含み、構造体320は翼内に配置され、着陸装置200とは別個のものである。例えば、構造体320は、それぞれの翼322のリアスパー350である。本開示の態様によれば、着陸装置200Aは、外側スリーブ310と、緩衝支柱210と、収縮機構300とを含む。外側スリーブ310は、長手方向軸線316に沿って延伸する開口部354を形成する。外側スリーブ310は、着陸装置200Aのトラニオン342に結合され、トラニオン342は、回転軸線344回りに回転するように、翼322の構造体320に結合される。一態様では、外側スリーブ310及びトラニオン342は、一体のモノリシック部材として一体的に形成される。緩衝支柱210は、外側シリンダ368及び内側シリンダ374を含み、緩衝支柱210の長手方向軸線316’が外側スリーブ310の長手方向軸線316と実質的に一致するように、開口部354内に少なくとも部分的に配置される。長手方向軸線316,316’は、緩衝支柱210の中心線と見なされる。開口部354は、緩衝支柱210が、本明細書で説明されるように、開口部354内で長手方向軸線316に沿って直線的に移動するように構成される。ウォーキングビーム390及び格納アクチュエータ392は、着陸装置200Aを航空機100(図1)内の収納位置に格納する従来の方法でトラニオン342に結合される。
本開示の態様によれば、収縮機構300は、航空機100の着陸装置200A(図1)と共に使用するために設けられ、着陸装置200Aは、緩衝支柱210を少なくとも部分的に取り囲む外側スリーブ310を含む。収縮機構300は、シャフト312と、収縮リンク326と、ロッド340とを含む。シャフト312は、シャフト回転軸線314を中心に回転するように、任意の適切な方法で外側スリーブ310に回転可能に結合される。シャフト回転軸線314は、外側スリーブ310の長手方向軸線316及び緩衝支柱210の長手方向軸線316’に実質的に垂直になるように、外側スリーブ310に対して空間的に配置されている。シャフト312は、任意の適切な方法でシャフト312に結合されるアンカーアーム318を含む。一態様では、アンカーアーム318は、一体のモノリシック部材としてシャフトと一体的に形成される。アンカーアーム318は、例えばロッド340を介して任意の適切な方法で、航空機100のそれぞれの翼322内の構造体320に結合するように構成される。シャフト312はまた、任意の適切な方法でシャフト312に結合された収縮アーム324を含む。一態様では、収縮アーム324は、一体のモノリシック部材としてシャフト312と一体的に形成される。したがって、収縮アーム324とアンカーアーム318の各々とシャフト312との間の結合は、収縮アーム324とアンカーアーム318との両方が、シャフト312と一体にシャフト回転軸線314回りに回転するようなものである。収縮アーム324及びアンカーアーム318は、互いに対して任意の適切な角度βで配置されてもよく、角度βは、それぞれの翼322の構造体320上のロッドの接地位置(例えば、機内、機外等)に依存してもよい。
ロッド340は、第1の端部340E1と、第1の端部340E1から長手方向に離間した第2の端部340E2とを含む。ロッド340の第1の端部340E1は、アンカーアーム318に枢動可能に結合されている。ロッド340の第2の端部340E2は、任意の適切な方法で、それぞれの翼322の構造体320に枢動可能に結合されている。例えば、翼構造体320は、ロッド340の第2の端部340E2が枢動可能に結合される任意の適切な支柱又は突起341を含んでもよい。なお、ロッド340がアンカーアーム318から機外方向に延伸しているが、他の態様では、ロッド340は、上記と実質的に同様の方法で、それぞれの翼322の構造体320に結合するために、機内方向に延伸してもよい。本開示の態様によれば、収縮機構300は、ウォーキングビーム390及び格納アクチュエータ392の両方とは独立したそれぞれの翼322の構造体320にロッド340を介して結合されている。これは、シャフト312の回転の増加を可能にし(着陸装置のみによって支持され、ウォーキングビーム及び/又は格納アクチュエータに接地される収縮機構と比較して)、外側スリーブ310に対して緩衝支柱を展開及び格納するために外側スリーブ310内の緩衝支柱210の線形並進の増加をもたらす(再び、着陸装置のみによって支持され、ウォーキングビーム及び/又は格納アクチュエータに接地される収縮機構と比較して)。
さらに図2A~図2Dを参照すると、収縮リンク326は、収縮アーム324に回転可能に結合された第1の端部326E1を含む。収縮リンク326はまた、第1の端部326E1から長手方向に離間した第2の端部326E2を含み、第2の端部326E2は、緩衝支柱210に任意の適切な方法で回転可能に結合されるように構成される。例えば、緩衝支柱210の外側シリンダ368は、収縮リンク326の第2の端部326E2と回転可能に結合するように構成される。以下でより詳細に説明するように、収縮アーム324はシャフト回転軸線314回りに回転し、このため、収縮アーム324に結合された収縮リンク326が外側スリーブ310内を移動して着陸装置200Aを展開及び格納する(例えば、緩衝支柱210を外側スリーブ310に対して伸縮させる)。
上述したように、収縮機構300は、収縮機構300が実質的に単一の平面358で動作するという2次元機構である。例えば、収縮機構300の実質的にすべての動きは、機内/機外方向及び緩衝支柱210の長手方向軸線316’(長手方向軸線316’が外側スリーブ310の長手方向軸線316と一致している)によって画定される平面358内に存在する。収縮機構の移動が単一の平面358内にあるように収縮機構300を構成することにより、収縮機構300によって着陸装置200Aに及ぼされる曲げモーメントが低減され、それ自体の収縮機構300内の曲げモーメントが低減される。さらに、収縮機構300の平面的な2次元性は、収縮機構300のジョイント(例えば、収縮機構300の異なるリンク340,318,324,326の間の枢動/回転結合)における軸受のミスアライメントの必要性を低減することができる。収縮機構300の平面的な2次元性は、収縮機構300の積算容積(例えば、航空機100内の収縮機構300のために確保された容積)を最小にすることもできる。
ここで図3を参照すると、着陸装置200Aの側面図が示されており、緩衝支柱210は実質的に完全に圧縮されている。収縮機構300は、明確化の目的のためだけに(例えば、収縮機構の動きを示すことができるように)残りの着陸装置200Aに対して90度回転されていることに留意されたい。図3に見られるように、収縮機構300について座標系(例えば、UP,Inbound)が示され、残りの着陸装置200Aについて座標系(例えば、Up,Forward)が示されている。上述したように、着陸装置200Aは、外側スリーブ310、トラニオン342、及び外側スリーブ310の開口部354内に少なくとも部分的に配置された緩衝支柱210を含むセミレバー式着陸装置である。着陸装置200Aは、コネクタプレート372、回止リンク機構366、トラックリンク220、及びストラットアーム376をさらに含む。緩衝支柱210の外側シリンダ368は、セミレバー式機構370の一部を形成し、セミレバー式機構370は、回止リンク機構366の一部を形成する。コネクタプレート372及びトラックリンク220もセミレバー式機構370の一部を形成する。
コネクタプレート372は、任意の適切な方法で緩衝支柱210の外側シリンダ368に結合される。一態様では、コネクタプレート372は、一体のモノリシック部材として外側シリンダ368と一体的に形成される。一態様では、図3Aを参照すると、コネクタプレート372は、トラックリンク220の少なくとも一部を跨ぐフォーク歯372Tを含むフォーク形状の部材である。他の態様では、コネクタプレート372は、任意の適切な構成を有することができる。
さらに図3を参照すると、回止リンク機構366は、外側スリーブ310及び緩衝支柱210の両方に結合されている。回止リンク機構366は、外側スリーブ310に対して所定の回転方向で(例えば、長手方向軸線316,316’回りに)緩衝支柱210に結合されたホイール204を維持するように構成されている。回止リンク機構366は、回止リンクアセンブリ382をさらに含む。回止リンクアセンブリ382は、2つ以上のリンクを含む。例えば、回止リンクアセンブリ382は、第1のリンク384及び第2のリンク386を含む(他の態様では、回止リンクアセンブリ382は3つ以上のリンクを有してもよい)。第1のリンク384は、第1の端部384E1において、枢動軸AX1を中心として、任意の適切な態様で外側スリーブ310に回転可能に結合されている。第1のリンク384の第2の端部384E2は、第2のリンク386の第1の端部386E1に回転可能に結合されている。第2のリンク386の第2の端部386E2は、枢動軸AX2を中心として、任意の適切な態様でコネクタプレート372に回転可能に結合されている。したがって、回止リンクアセンブリ382は、コネクタプレート372(及び外側シリンダ368)を外側スリーブ310に回転的に固定する(すなわち、相対回転を防止する)。
トラックリンク220は、任意の適切な方法で、枢動軸AX3を中心としてコネクタプレート372に枢動可能に結合されている。また、トラックリンク220はホイール軸AX4を含み、ホイール軸AX4に沿って単一のホイールアクスル378が配置されている。1以上のホイール204は、ホイールアクスル378上のホイール軸AX4を中心として回転する。また、トラックリンク220は、緩衝支柱210の内側シリンダ374に枢動可能に結合されている。例えば、ストラットアーム376の第1の端部376E1は、枢動軸AX5を中心としてトラックリンク220に旋回可能に結合されている。ストラットアーム376はまた、第1の端部376E1から長手方向に離間した第2の端部376E2を含む。第2の端部376E2は、枢動軸AX6を中心として内側シリンダ374に枢動可能に結合されている。なお、枢動軸AX5は、枢動軸AX3とホイール軸AX4との間に配置され、枢動軸AX5がトラックリンク220の回転中(枢動軸AX3を中心として)に移動する円弧AX5Rは、長手方向軸線316,316’回りに局在する(例えば、枢動軸AX5は、移動の円弧AX5R全体にわたって長手方向軸線316,316’と実質的に並んでいる)。このように、ストラットアーム376を介して緩衝支柱210上にトラックリンク220によって加えられる力Fは、実質的に長手方向軸線316,316’に沿って作用し、それによって緩衝支柱210のモーメント荷重を低減又は排除する。上述したように、回止リンクアセンブリ382はコネクタプレート372の回転を防止するので、回止リンクアセンブリ382はまた、長手方向軸線316,316’を中心としたトラックリンク220の回転を防止する。
上述のように、緩衝支柱210は、長手方向軸線316,316’に沿って外側スリーブ310内で直線的に移動する(例えば、往復運動する)。例えば、外側スリーブ310の開口部354は、緩衝支柱210の外側シリンダ368に係合して摺動運動を案内し、着陸装置200Aを展開及び格納するように、例えば緩衝支柱210を外側スリーブ310に対して展開及び格納するように構成された円筒状ガイド面380(図2Aも参照)を含む。一般に、外側スリーブ310の開口部354及び緩衝支柱210は、緩衝支柱210が外側スリーブ310に対して開口部354内で回転できるように、円筒状(例えば、管状)である。さらに、緩衝支柱210の外側シリンダ368及び内側シリンダ374は、内側シリンダ374及び外側シリンダ368が互いに(及び外側スリーブ310)に対して回転できるように、円筒状である。回止リンク機構366は、外側スリーブ310に対して外側シリンダ368、内側シリンダ374、及びホイール204の各々を(長手方向軸線316,316’を中心として)一定の回転方向に維持するように構成される。例えば、上述したように、コネクタプレート372は、外側シリンダ368に結合されるため、コネクタプレート372と外側シリンダ368とは互いに回転することができない。外側スリーブ310の回転方向は、トラニオン342によって機体100F(図1)に結合されることによって固定される。
上述のように、回止リンクアセンブリ382は、外側スリーブ310を緩衝支柱210に結合する(例えば、回止リンクアセンブリ382は、コネクタプレート372を介して外側シリンダ368に結合される)。したがって、回止リンクアセンブリ382は、外側スリーブ310と緩衝支柱210の外側シリンダ368との間の相対回転を防止する。また、長手方向軸線316,316’を中心としたトラックリンク220の回転は、トラックリンク220とコネクタプレート372との間の枢動結合によって回止リンクアセンブリ382によって防止され、枢動軸AX3を中心にトラックリンク220を回転させるだけである。したがって、回止リンク機構366は、ホイール204を長手方向軸線316,316’回りに回転させないようにし、ホイール204を外側スリーブ310(及び機体100F)に対して所定の回転方向(例えば、長手方向軸線316,316’)に維持する。なお、ストラットアーム376は、緩衝支柱210の内側シリンダ274(長手方向軸線316,316’に対して、ストラットアーム376によってトラックリンク220に回転可能に固定されている)と、緩衝支柱210の外側シリンダ368(長手方向軸線316,316’に対して、回止リンク機構366によって外側スリーブに回転可能に固定されている)との間の相対回転を防止することに留意されたい。
図3及び図4を参照すると、上述したように、着陸装置200Aは、セミレバー式機構370を含むセミレバー式着陸装置である。セミレバー式機構370は、(コネクタプレート372を含む)外側シリンダ368と、トラックリンク220と、ストラットアーム376とを含む。一態様では、セミレバー式機構370は、例えば長手方向軸線316,316’に対するトレールTR(図4参照)の量を提供するトレーリングアーム構成を提供する。一態様では、トレールTRの量は約10インチ(25.4センチメートル(cm))であってもよく、他の態様ではトレールTRの量は約10インチ(25.4cm)より大きくても小さくてもよい。本開示の態様によって提供されるトレールTRは、例えば、航空機が地上にあるときの航空機100の後部ローディングの間、航空機100(図1)の重心CG(図1)を尾部100Tに向かって移動させるために提供され得る。例えば、トレールTRは、重心CGが尾部100Tに向かって後方に動かされたときに、重心CGと着陸装置200Aによって提供される反力との間のオフセットによって生じるモーメントを低減又は実質的に排除することができる。
図2D、図3、図4、図5、図6、及び図7を参照して、着陸装置200A及び収縮機構300の例示的な動作を説明する。なお、図3は、非収納位置(例えば、航空機100(図1)の離陸、着陸、及び走行のためのホイールウェルの外側)の着陸装置200Aを示しており、緩衝支柱210は実質的に完全に圧縮された構成にある。図4は、非収納位置(例えば、航空機100(図1)の離陸、着陸、及び走行のためのホイールウェルの外側)の着陸装置200Aを示しており、緩衝支柱210は地上で静的1G荷重を加えられて、圧縮された状態にある。図5は、非収納位置(例えば、航空機100(図1)の離陸、着陸、及び走行のためのホイールウェルの外側)の着陸装置200Aを示しており、航空機100(図1)の離陸及び着陸中に、緩衝支柱210は実質的に完全に延伸して、追加の着陸装置の高さXを提供する。一態様では、緩衝支柱210の移動と組み合わせた追加の着陸装置の高さXは、着陸装置200Aに約28インチ(71.1cm)の移動を提供し、他の態様では、移動量は約28インチ(71.1cm)より大きくても小さくてもよい。図6は、収納位置(例えば、航空機100(図1)のホイールウェルの内側)の着陸装置200Aを示しており、緩衝支柱210は実質的に完全に延伸しているが外側スリーブ310内に格納されて、着陸装置200Aの長さを短くした状態にある。図3~図6の各々において、収縮機構300は、明確化の目的のためにのみ(例えば、収縮機構の動きが図示され得るように)残りの着陸装置200Aに対して90度回転されることに留意されたい。図3~図6に見られるように、収縮機構300について座標系(例えば、非収納位置の着陸装置200Aに関する”UP,Inbound”、収納位置の着陸装置200Aに関する”UP,Inboard”)が示され、残りの着陸装置200Aについて座標系(例えば、Up,Forward)が示されている。
図2D及び図3を参照すると、着陸装置200Aが非収納位置にあるとき、収縮機構300は、緩衝支柱210の外側シリンダ368が外側スリーブ310から距離X1だけ延伸するように、緩衝支柱210を外側スリーブ310に対して延伸位置にロックする。例えば、外側スリーブ310は、上述したように翼322に回転可能に結合され(図7、ブロック720)、アンカーアーム318は、上述したように翼322の構造体320に結合される(図7、ブロック730)。図2Dに最もよく見られるように、外側スリーブ310が翼322に回転可能に結合され、アンカーアーム318が構造体320に結合された状態で、収縮機構300は、緩衝支柱210を外側スリーブ310に対して延伸位置に保持するオーバーセンターロックを形成する。例えば、着陸装置200Aが収納位置800(図8A)から非収納位置801(図8A)に移動すると、シャフト312が外側スリーブ310に対してRB方向に回転するように、シャフト312と外側スリーブ310とが互いに回転する。シャフト312と外側スリーブ310との間の相対回転は、収縮アーム324の停止面324Sが外側スリーブ310の対応する停止面310Sに接触するまで続く。図2Dに見られるように、収縮アーム324が収縮リンク326に回転可能に結合される枢動軸AX7は、軸線314と枢動軸AX8との間に延伸する中心線OCLを通って回転する(この枢動軸回りに収縮リンク326が外側シリンダ368に枢動可能に結合されている)。
緩衝支柱210が図3に示すように実質的に完全に圧縮された状態から図4に示される静的1Gの乗車高さ位置まで延伸すると、内側シリンダ374は方向400Aに移動し、トラックリンク220をRC方向に回転させる。図4に示す静的乗車高さ位置は着陸装置200Aに長さL1を与え、これは次に航空機100(図1)の走行中にバンプ等を吸収するために利用可能なホイール204の移動を提供することができる。離陸中に航空機100の重量が(翼322(図1)によってもたらされる揚力により)減少すると、緩衝支柱の内側シリンダ374は、図5に示すように、外側シリンダ368に対して方向400Aにさらに延伸する。この内側シリンダ374のさらなる延伸により、トラックリンク220が方向RCに回転し、離陸時に着陸装置に追加の高さXが与えられる。追加の高さXは、離陸時に着陸装置に延伸された長さL2を与える。
再び図2D及び図6を参照すると、離陸後、着陸装置200Aは、格納アクチュエータ392(図2A)の作動によって収納位置800(図8A)に移動される。着陸装置200Aを収納位置800(図8A)に格納して、トラニオン回転軸線344を中心として着陸装置200Aを回転させる(図7、ブロック700)。上述のように、トラニオン回転軸線344を中心として着陸装置200Aを回転させると、シャフト312と外側スリーブ310との間に相対回転が生じる。着陸装置200Aが収納位置800(図8A)に移動すると、シャフト312は、シャフト312と、ロッド340によって提供される翼322(図2A)の構造体320(図2A)との間の結合により、外側スリーブ310に対して方向RAに回転する。方向RAにおけるシャフト312の相対的な回転もまた、収縮アーム324を方向RAに回転させる。収縮アーム324が方向RAに回転すると、収縮リンク326が外側スリーブ310内の方向400Bに移動し、緩衝支柱210を収縮させる。収縮リンク326が緩衝支柱210の外側シリンダ368に結合されているので、緩衝支柱210も外側スリーブ310に対して方向400Bに移動し(図7、ブロック710)、このため、緩衝支柱210は距離X1だけ外側スリーブ310内に収縮させる。図6から分かるように、緩衝支柱210を外側スリーブ310内に距離X1だけ格納すると、着陸装置200Aには、長さL2より小さいL3の収納長さが与えられる。着陸装置が収納されているとき、緩衝支柱は実質的に圧縮されていないことに留意されたい。着陸装置200Aを収納位置800(図8A)から非収納位置801(図8A)に移動させることは、上記とは実質的に逆に行われる。
図1A、図8A、及び図8Bを参照すると、航空機100が滑走路を下って加速するにつれて、翼322は揚力を生成する。翼322によって生成される揚力は、着陸装置200Aに加えられる航空機100の重量を減少させる。着陸装置200Aに加えられる航空機100の重量の減少は、緩衝支柱210の延伸又は非圧縮を引き起こす。緩衝支柱210の延伸により緩衝支柱210の内側シリンダ374(図3)と緩衝支柱210の外側シリンダ368との間の相対運動が生じる。緩衝支柱210の延伸中の内側シリンダ374と外側シリンダ368の相対運動は、図8B(図5も参照)に最もよく見られるように、トラックリンク220をRC方向(図5)に離陸高さ位置まで回転させ、これにより、静的乗車高さA(図8Aも参照)に対する航空機100の追加の高さXを航空機100に与えることができる(例えば、乗車高さAは、着陸装置200Aの離陸高さで高さXだけ増加する)。緩衝支柱210のみによって提供される延伸量よりも大きい追加の高さXは、離陸時に図8Bに示すように地面GRに対する航空機100の所定の回転角度θを提供し、着陸時に地面GRに対する航空機100の所定の回転角度α(例えば、迎え角)を提供する。ここで、回転角度θ,αは、図8Bに見られるように、従来の単一アクスルの着陸装置CSSを装備したときの航空機100の離陸及び着陸の際の回転角度θ’、α’と比較して増加し(図1C及び図8Aを参照すると、図8Aにおいて、従来の着陸装置CSS及び着陸装置200Aが例示の目的のためだけに並べて図示されているが、着陸装置200A及び従来の着陸装置は、機体100Fの中心線ACLに対して共通の中心線CLに沿って配置される)、ホイールの移動は、従来の緩衝支柱CSSの移動量によってのみ制限され、航空機100のホイール204の接地パッチと尾部スキッドパッド860との間の距離Zは、航空機100と同じままである。
着陸装置200Aは、従来の着陸装置と実質的に同じ位置で機体100Fに結合することができ、緩衝支柱210が外側スリーブ310内に格納可能であるため、着陸装置200Aは、実質的に航空機100の設計を変更することなく、従来のホイールウェル内にフィットすることができる。他の態様では、着陸装置は既存の航空機に後付けすることができる。例えば、図8Aを参照すると、緩衝支柱CSSを有する従来の着陸装置のためのホイール格納経路820が、着陸装置200Aのためのホイール格納経路821と比較して示されている。図8に示すように、ホイール格納経路820,821は、着陸装置が非収納位置にあるとき(離陸中や着陸中など)には、着陸装置200Aの追加の高さXに対応する距離だけ離間しているが、ホイール格納経路は、ホイールウェル内の共通経路850に向かい合って、着陸装置200Aを既存のホイールウェル内にフィットさせることができる。さらに、図8Aに見られるように、着陸装置200Aは、緩衝支柱CSSを有する従来の着陸装置と同じ静的乗車高さAを航空機100に与えることができる。
ここで図9A及び図9Bを参照すると、着陸装置200Aはまた、着陸装置200Aが非収納位置801(図8A)にある状態で、外側スリーブ310の開口部354の上部に係合して実質的にシールするように構成されたヒンジ式ドア352を含むことができる。ヒンジ式ドア352は、収縮機構300の少なくとも1つのリンク機構と任意の適切な方法で連結される。例えば、ヒンジ式ドア352は、ヒンジ356によって互いに枢動可能に結合された第1のドア部分394及び第2のドア部分396を含む。第1のドア部分394は、例えば、収縮アーム324に対して空間的に固定されるように、収縮アーム324に結合されてもよい。例えば、収縮アーム324と第1のドア部分394との間の結合は、収縮アーム324及び第1のドア部分394がシャフト回転軸線314を中心に単一ユニットとして回転するためのものである。第1のドア部分にヒンジ結合された第2のドア部分396もまた、収縮アーム324と共にシャフト回転軸線314を中心にして回転する。ただし、収縮アーム324が方向900に回転すると、第2のドア部分396の自由端396EFは、開口部354に隣接する外側スリーブ310の上面310USに係合する。
収縮アーム324が方向900に回転し続けると、自由端396EFの間の係合は、第1のドア部分394と第2のドア部分396との間の相対回転を引き起こし、ヒンジ式ドアが平らになり、外側スリーブの上面310USとのシールを実質的に形成し、それによって開口部354を実質的にシールする。シールを維持するために、第2のドア部分396は、任意の適切な付勢部材などの任意の適切な方法で、第1のドア部分394及び収縮アーム324のうちの1以上に対して付勢される。例えば、付勢部材398は、第2のドア部分396を収縮アーム324に結合して、第2のドア部分を方向902に付勢する引張りバネであってもよい。他の態様では、付勢部材398は、第2のドア部分を方向902に付勢するようにヒンジ356に配置されたトーションバネであってもよい。また、付勢部材398は、着陸装置200Aが収納されている間に緩衝支柱210が外側スリーブ310内に格納されたときのように、収縮アーム324が方向901に回転されたときに、ヒンジ式ドアを折り畳む。例えば、収縮アーム324が方向901に回転すると、付勢部材398は、第2のドア部分396をヒンジ356回りに方向902に回転させ、第2のドア部分396を第1のドア部分394に対して折り畳む。収納時のヒンジ式ドア352の折り畳みは、例えば、ヒンジ式ドアが実質的にホイールウェルを変更することなく、航空機100(図1)の既存のホイールウェル内にフィットするように、ヒンジ式ドア352によって占有されるスペースの量を減少させる。
以下は、本開示の態様に従って提供される。
A1.航空機の着陸装置と共に使用する収縮機構であって、着陸装置は緩衝支柱を少なくとも部分的に取り囲む外側スリーブを含み、収縮機構は、外側スリーブにシャフト回転軸線回りに回転可能に結合されたシャフトであって、緩衝支柱の中心線に垂直に配置されたシャフトと、シャフトに結合されたアンカーアームであって、航空機の翼内の構造体に結合する、アンカーアームと、シャフトに結合された収縮アームであって、収縮アームとアンカーアームとが、シャフト回転軸線回りにシャフトと一体に回転するようにシャフトに結合されている、収縮アームと、収縮アームに回転可能に結合された収縮リンクであって、緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンクと、を備える。
A2.アンカーアームがロッドで構造体に結合されている、付記項A1に記載の収縮機構。
A3.緩衝支柱が、外側スリーブ内を移動して着陸装置を展開及び格納する、付記項A1又はA2に記載の収縮機構。
A4.収縮アームがシャフト回転軸線を中心に回転し、収縮リンクが外側スリーブ内を移動して着陸装置を展開及び格納する、付記項A1からA3に記載の収縮機構。
A5.外側スリーブが着陸装置トラニオンと一体的に形成され、着陸装置トラニオンは翼に回転可能に結合されている、付記項A1からA4に記載の収縮機構。
A6.アンカーアームが、航空機の翼内のリアスパーに結合するように構成されている、付記項A1からA5に記載の収縮機構。
A7.翼内の構造体が着陸装置とは別個のものである、付記項A1からA6に記載の収縮機構。
A8.収縮アームに結合されたドアをさらに備え、ドアは、着陸装置が展開位置にある状態で外側スリーブの開口部をシールするように構成されている、付記項A1からA7に記載の収縮機構。
A9.ドアが、開口部をシールするために外側スリーブと係合する、ヒンジ式ドアを含む、付記項A8に記載の収縮機構。
A10.収縮リンク機構が、着陸装置の着陸装置トラニオンの回転軸線を横切る単一の平面内で動作するように構成されている、付記項A1からA9に記載の収縮機構。
B1.航空機に使用される着陸装置であって、着陸装置は、外側スリーブと、外側スリーブ内に少なくとも部分的に配置された緩衝支柱と、外側スリーブ及び緩衝支柱に結合された収縮機構であって、緩衝支柱を外側スリーブに対して移動させる、収縮機構と、を備え、収縮機構は、外側スリーブにシャフト回転軸線回りに回転可能に結合されたシャフトであって、緩衝支柱の中心線に垂直に配置されたシャフトと、シャフトに結合されたアンカーアームであって、航空機の翼内の構造体に結合する、アンカーアームと、シャフトに結合された収縮アームであって、収縮アームとアンカーアームとが、シャフト回転軸線回りにシャフトと一体に回転するようにシャフトに結合されている、収縮アームと、収縮アームに回転可能に結合された収縮リンクであって、緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンクと、を備える。
B2.アンカーアームがロッドで構造体に結合されている、付記項B1に記載の着陸装置。
B3.緩衝支柱が、外側スリーブ内を移動して着陸装置を展開及び格納する、付記項B1又はB2に記載の着陸装置。
B4.収縮アームがシャフト回転軸線を中心に回転し、収縮リンクが外側スリーブ内を移動して着陸装置を展開及び格納する、付記項B1からB3に記載の着陸装置。
B5.外側スリーブが着陸装置トラニオンと一体的に形成され、着陸装置トラニオンは翼に回転可能に結合されている、付記項B1からB4に記載の着陸装置。
B6.アンカーアームが、航空機の翼内のリアスパーに結合するように構成されている、付記項B1からB5に記載の着陸装置。
B7.翼内の構造体が着陸装置とは別個のものである、付記項B1からB6に記載の着陸装置。
B8.収縮アームに結合されたドアをさらに備え、ドアは、着陸装置が展開位置にある状態で外側スリーブの開口部をシールするように構成されている、付記項B1からB7に記載の着陸装置。
B9.ドアが、開口部をシールするために外側スリーブと係合する、ヒンジ式ドアを含む、付記項B8に記載の着陸装置。
B10.収縮リンク機構が、着陸装置の着陸装置トラニオンの回転軸線を横切る単一の平面内で動作するように構成されている、付記項B1からB9に記載の着陸装置。
B11.外側スリーブと緩衝支柱の両方に結合された回止リンク機構をさらに備え、回止リンク機構は、外側スリーブに対して所定の向きで緩衝支柱に結合されたホイールを維持するように構成されている、付記項B1からB10に記載の着陸装置。
B12.着陸装置がセミレバー式着陸装置であり、緩衝支柱の外側シリンダはセミレバー式機構の一部を形成し、セミレバー式機構は回止リンク機構の一部を形成する、付記項B11に記載の着陸装置。
B13.セミレバー式機構が、緩衝支柱の外側シリンダに結合されたコネクタプレートを含む、付記項B12に記載の着陸装置。
B14.セミレバー式機構が、コネクタプレートと緩衝支柱の内側シリンダとの両方に枢動可能に結合されたトラックリンクを含む、付記項B13に記載の着陸装置。
B15.内側シリンダをトラックリンクに結合するストラットアームをさらに備える、付記項B14に記載の着陸装置。
B16.トラックリンクが単一のホイールアクスルを含む、付記項B14又はB15に記載の着陸装置。
B17.外側スリーブが、着陸装置を展開及び格納するために緩衝支柱の外側シリンダに係合して摺動運動を案内する、円筒状ガイド面を含む、付記項B1からB16に記載の着陸装置。
B18.緩衝支柱が、OLEO(圧空-油圧式の緩衝装置)緩衝支柱を含む、付記項B1からB17に記載の着陸装置。
C1.航空機が、緩衝支柱及び緩衝支柱を少なくとも部分的に取り囲む外側スリーブを含む着陸装置と、外側スリーブ及び緩衝支柱に結合された収縮機構であって、緩衝支柱を外側スリーブに対して移動させる、収縮機構と、を備え、収縮機構は、外側スリーブにシャフト回転軸線回りに回転可能に結合されたシャフトであって、緩衝支柱の中心線に垂直に配置されたシャフトと、シャフトに結合されたアンカーアームであって、航空機の翼内の構造体に結合する、アンカーアームと、シャフトに結合された収縮アームであって、収縮アームとアンカーアームとが、シャフト回転軸線回りにシャフトと一体に回転するようにシャフトに結合されている、収縮アームと、収縮アームに回転可能に結合された収縮リンクであって、緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンクと、を備える、航空機。
C2.アンカーアームがロッドで構造体に結合されている、付記項C1に記載の航空機。
C3.緩衝支柱が、外側スリーブ内を移動して着陸装置を展開及び格納する、付記項C1又はC2に記載の航空機。
C4.収縮アームがシャフト回転軸線を中心に回転し、収縮リンクが外側スリーブ内を移動して着陸装置を展開及び格納する、付記項C1からC3に記載の航空機。
C5.外側スリーブが着陸装置トラニオンと一体的に形成され、着陸装置トラニオンは翼に回転可能に結合されている、付記項C1からC4に記載の航空機。
C6.アンカーアームが、航空機の翼内のリアスパーに結合するように構成されている、付記項C1からC5に記載の航空機。
C7.翼内の構造体が着陸装置とは別個のものである、付記項C1からC6に記載の航空機。
C8.収縮アームに結合されたドアをさらに備え、ドアは、着陸装置が展開位置にある状態で外側スリーブの開口部をシールするように構成されている、付記項C1からC7に記載の航空機。
C9.ドアが、開口部をシールするために外側スリーブと係合する、ヒンジ式ドアを含む、付記項C8に記載の航空機。
C10.収縮リンク機構が、着陸装置の着陸装置トラニオンの回転軸線を横切る単一の平面内で動作するように構成されている、付記項C1からC9に記載の航空機。
C11.外側スリーブと緩衝支柱との両方に結合された回止リンク機構をさらに備え、回止リンク機構は、外側スリーブに対して所定の向きで緩衝支柱に結合されたホイールを維持するように構成されている、付記項C1からC10に記載の航空機。
C12.着陸装置がセミレバー式着陸装置であり、緩衝支柱の外側シリンダはセミレバー式機構の一部を形成し、セミレバー式機構は回止リンク機構の一部を形成する、付記項C11に記載の航空機。
C13.セミレバー式機構が、緩衝支柱の外側シリンダに結合されたコネクタプレートを含む、付記項C12に記載の航空機。
C14.セミレバー式機構が、コネクタプレートと緩衝支柱の内側シリンダの両方に枢動可能に結合されたトラックリンクを含む、付記項C13に記載の航空機。
C15.内側シリンダをトラックリンクに結合するストラットアームをさらに備える、付記項C14に記載の航空機。
C16.トラックリンクが単一のホイールアクスルを含む、付記項C14又はC15に記載の航空機。
C17.外側スリーブが、着陸装置を展開及び格納するために緩衝支柱の外側シリンダに係合して摺動運動を案内する、円筒状ガイド面を含む、付記項C1からC16に記載の航空機。
C18.緩衝支柱が、OLEO(圧空-油圧式の緩衝装置)緩衝支柱を含む、付記項C1からC17に記載の航空機。
D1.航空機の着陸装置を動作させる方法であって、方法は、トラニオン回転軸線回りに着陸装置を回転させるステップであって、トラニオン回転軸線は着陸装置の外側スリーブによって画定される、ステップと、収縮機構を用いて外側スリーブに対して緩衝支柱を移動させるステップであって、外側スリーブは緩衝支柱を少なくとも部分的に取り囲む、ステップと、を含み、収縮機構は、外側スリーブにシャフト回転軸線回りに回転可能に結合されたシャフトであって、緩衝支柱の中心線に垂直に配置されたシャフトと、シャフトに結合されたアンカーアームであって、航空機の翼内の構造体に結合する、アンカーアームと、シャフトに結合された収縮アームであって、収縮アームとアンカーアームとが、シャフト回転軸線回りにシャフトと一体に回転するようにシャフトに結合されている、収縮アームと、収縮アームに回転可能に結合された収縮リンクであって、緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンクと、を備える。
D2.アンカーアームを構造体にロッドで結合するステップをさらに含む、付記項D1に記載の方法。
D3.緩衝支柱が、外側スリーブ内を移動して着陸装置を展開及び格納する、付記項D1又はD2に記載の方法。
D4.収縮アームがシャフト回転軸線を中心に回転し、収縮リンクが外側スリーブ内を移動して着陸装置を展開及び格納する、付記項D1からD3に記載の方法。
D5.外側スリーブが着陸装置トラニオンと一体的に形成されるように、トラニオン回転軸線を中心として外側スリーブを翼に回転可能に結合するステップをさらに含む、付記項D1からD4に記載の方法。
E1.外側スリーブと、外側スリーブ内に少なくとも部分的に配置された緩衝支柱とを有する着陸装置と共に使用するための回止リンク機構であって、回止リンク機構は、緩衝支柱に結合されたコネクタプレートと、外側スリーブとコネクタプレートと両方に結合された回止リンクアセンブリとを備え、回止リンクアセンブリは、外側スリーブに対して一定の回転方向で緩衝支柱を維持するように構成される。
E2.回止リンクアセンブリが、外側スリーブに対して所定の向きで緩衝支柱に結合されたホイールを維持する、付記項E1に記載の回止リンク機構。
E3.着陸装置が、コネクタプレートに枢動可能に結合されたトラックリンクと、トラックリンクに回転可能に結合された少なくとも1つのホイールとを有するセミレバー式着陸装置である、付記項E1又はE2に記載の回止リンク機構。
E4.緩衝支柱が、外側スリーブ内に移動可能に配置された外側シリンダと、外側シリンダに対して可動である内側シリンダとを含み、コネクタプレートは緩衝支柱の外側シリンダに結合されている、付記項E3に記載の回止リンク機構。
E5.トラックリンクがコネクタプレートと緩衝支柱の内側シリンダの両方に枢動可能に結合されている、付記項E4に記載の回止リンク機構。
E6.内側シリンダをトラックリンクに結合するストラットアームをさらに備える、付記項E5に記載の回止リンク機構。
E7.単一のホイールアクスルが緩衝支柱に結合されている、付記項E1からE6に記載の回止リンク機構。
E8.外側スリーブが、緩衝支柱の外側シリンダに係合して摺動運動を案内する、円筒状ガイド面を含む、付記項E1からE7に記載の回止リンク機構。
E9.緩衝支柱がOLEO緩衝支柱を含む、付記項E1からE8に記載の回止リンク機構。
E10.リンクアセンブリが、外側スリーブに結合された第1の鋏状リンクと、第1の鋏状リンク及びコネクタプレートに結合されて外側スリーブと緩衝支柱とを結合する第2の鋏状リンクと、を含む、付記項E1からE9に記載の回止リンク機構。
E11.外側スリーブと、緩衝支柱と、付記項E1からE10のいずれか1つに記載の回止リンク機構とを含む、着陸装置。
E12.付記項A1からA10のいずれか1つに記載の収縮機構をさらに含む、付記項E11に記載の着陸装置。
上記で参照された図面において、様々な要素及び/又は構成要素を接続する実線がある場合、機械的、電気的、流体的、光学的、電磁的、無線結合及び他の結合並びに/又はそれらの組み合わせを表すことができる。本明細書中で使用される場合、「結合された」とは直接的にも間接的にも関連することを意味する。例えば、部材Aは、部材Bと直接的に関連していてもよいし、例えば他の部材Cを介して部材Bと間接的に関連していてもよい。様々な開示された要素間のすべての関係が必ずしも表されているわけではないことが理解されよう。したがって、図に示されたもの以外の結合も存在し得る。様々な要素及び/又は構成要素を指定するブロックを接続する破線があれば、機能及び目的が実線で示されるものと同様の結合を表す。しかしながら、破線で表される結合は、選択的に提供されてもよく、又は本開示の代替の実施例に関連してもよい。同様に、破線で表された要素及び/又は構成要素がある場合、本開示の代替例を表す。本開示の範囲から逸脱することなく、実線及び/又は破線で示す1以上の要素を特定の例から省略することができる。環境要素がある場合は、点線で表される。明確にするために、仮想の(架空の)要素も表示することができる。当業者であれば、図面に示された形態のいくつかは、図面に記載された他の形態、他の図面、及び/又は添付の開示を含む必要なく様々な方法で組み合わせられ得ることを理解されよう。このような組み合わせは本明細書に明示的に示されていない。同様に、提示された例に限定されない追加の形態は、本明細書に示され記載された形態の一部又は全部と組み合わせられてもよい。
上記で参照された図7において、ブロックは、動作及び/又はその一部を表してもよく、様々なブロックを接続する線は、動作又はその一部の特定の順序又は依存関係を意味するものではない。破線で表されたブロックは、代替動作及び/又はその一部を表す。様々なブロックを接続する破線がある場合、それは、動作又はその一部の代替の依存関係を表す。様々な開示された動作間のすべての依存関係が必然的に表されるわけではないことが理解されよう。図7及び本明細書に記載の方法の動作を説明する付随する開示は、動作が実行されるシーケンスを必ず決定するものと解釈されるべきではない。むしろ、1つの例示的な順序が示されているが、動作のシーケンスは、適切なときに変更されてもよいことが理解されるべきである。したがって、特定の動作は、異なる順序で、又は同時に実行されてもよい。さらに、当業者であれば、説明されたすべての動作が実行される必要はないことを理解されよう。
上記の説明では、開示された概念の完全な理解を提供するために多くの特定の詳細が示されており、それをこれらの詳細の一部又は全部を用いずに実施することができる。他の例では、公知の装置及び/又はプロセスの詳細は、開示を不必要に不明瞭にすることを避けるために省略されている。一部の概念は特定の例と関連して説明されるが、これらの例は限定を意図するものではないことが理解されよう。
他に指示がない限り、「第1の」、「第2の」などの用語は単にラベルとして使用され、これらの用語が参照する項目に順序、位置、又は階層の要件を課すことを意図しない。さらに、例えば「第2の」項目への言及は、例えば「第1の」若しくはより小さい番号の項目、及び/又は「第3の」若しくはより大きい番号の項目などの存在を必要としないか排除するものではない。
本明細書において「一例」とは、例に関連して説明された1以上の形態、構造、又は特性が、少なくとも1つの実装に含まれることを意味する。本明細書の様々な箇所における「一例」という語句は、同じ例を参照してもしなくてもよい。
本明細書で使用される場合、特定の機能を実行する「ように構成されている」システム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアは、さらなる変更の後に特定の機能を実行する可能性を単に有するのではなく、実際に変更なしに特定の機能を実行することができる。言い換えれば、特定の機能を実行する「ように構成されている」システム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアは、特定の機能を実行する目的で具体的に選択され、作成され、実施され、利用され、プログラムされ、及び/又は設計される。本明細書で使用される場合、「ように構成されている」とは、システム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアがさらなる変更なしに特定の機能を実行することを可能にするシステム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアの既存の特性を表す。この開示の目的のために、特定の機能を実行する「ように構成されている」と記載されたシステム、装置、構造、物品、要素、構成要素、又はハードウェアは、追加的又は代替的に、その機能を実行する「ように適合されている」及び/又は「ように機能する」と記載され得る。
本明細書で開示される装置及び方法の異なる例は、様々な構成要素、特徴、及び機能を含む。本明細書で開示される装置及び方法の様々な例は、任意の組み合わせで本明細書に開示された装置及び方法の他の例のいずれかの構成要素、特徴、及び機能のいずれかを含むことができ、そのような可能性のすべては、本開示の範囲内に含まれることが意図されていることを理解されたい。
本明細書に記載された例の多くの修正形態は当業者が想到し得るものであり、本開示は、前述の説明及び関連する図面に提示された教示の利益を有してこれに関連する。
このように、本開示は図示された特定の例に限定されるものではなく、修正及び他の例は添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図されることが理解されるべきである。さらに、前述の説明及び関連する図面は、要素及び/又は機能の特定の例示的な組み合わせとの関連で本開示の例を説明しているが、要素及び/又は機能の異なる組み合わせが、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく代替の実装によって提供されてもよい。したがって、添付の特許請求の範囲内の括弧内の参照符号がある場合、説明目的のためだけに提示されており、特許請求する主題の範囲を本開示で提供される特定の例に限定することを意図するものではない。
100 航空機、100F 機体、100N 鼻部、100T 尾部、200 着陸装置、200A 主着陸装置、200B 鼻部着陸装置、204 ホイール、210 OLEO緩衝支柱、220 トラックリンク、274 内側シリンダ、300 収縮機構、310 外側スリーブ、310S 停止面、310US 上面、312 シャフト、314 シャフト回転軸線、316 長手方向軸線、316’ 長手方向軸線、318 アンカーアーム、320 構造体、322 翼、324 収縮アーム、324S 停止面、326 収縮リンク、326E1 第1の端部、326E2 第2の端部、340 ロッド、340E1 第1の端部、340E2 第2の端部、341 支柱又は突起、342 トラニオン、344 トラニオン回転軸線、350 リアスパー、352 ヒンジ式ドア、354 開口部、356 ヒンジ、358 平面、366 回止リンク機構、368 外側シリンダ、370 セミレバー式機構、372 コネクタプレート、372T フォーク歯、374 内側シリンダ、376 ストラットアーム、376E1 第1の端部、376E2 第2の端部、378 ホイールアクスル、380 円筒状ガイド面、382 回止リンクアセンブリ、384 第1のリンク、384E1 第1の端部、384E2 第2の端部、386 第2のリンク、386E1 第1の端部、386E2 第2の端部、390 ウォーキングビーム、392 格納アクチュエータ、394 第1のドア部分、396 第2のドア部分、396EF 自由端、398 付勢部材、400A 方向、400B 方向、800 収納位置、801 非収納位置、820 ホイール格納経路、821 ホイール格納経路、850 共通経路、860 尾部スキッドパッド、900 方向、902 方向

Claims (15)

  1. 航空機(100)の着陸装置(200A)と共に使用する収縮機構(300)であって、前記着陸装置は緩衝支柱(210)を少なくとも部分的に取り囲む外側スリーブ(310)を含み、前記収縮機構は、
    前記外側スリーブにシャフト回転軸線(314)回りに回転可能に結合されたシャフト(312)であって、前記緩衝支柱の中心線(316,316’)に垂直に配置されたシャフト(312)と、
    前記シャフトに結合されたアンカーアーム(318)であって、前記航空機の翼(322)内の構造体(320)に結合する、アンカーアーム(318)と、
    前記シャフトに結合された収縮アーム(324)であって、前記アンカーアームが前記航空機の翼内の構造体に結合する場合に、前記収縮アームと前記アンカーアームとが、前記シャフト回転軸線回りに前記シャフトと一体に前記外側スリーブに対して少なくとも180°回転するように前記シャフトに結合されている、収縮アーム(324)と、
    前記収縮アームに回転可能に結合された収縮リンク(326)であって、前記緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンク(326)と
    を備える、収縮機構(300)。
  2. 前記アンカーアーム(318)が、ロッド(340)で前記構造体(320)に結合されている、請求項1に記載の収縮機構(300)。
  3. 前記緩衝支柱(210)が、前記外側スリーブ(310)内を移動して前記着陸装置(200A)を展開及び格納する、請求項1又は2に記載の収縮機構(300)。
  4. 前記収縮アーム(324)がシャフト回転軸線(314)を中心に回転し、前記収縮リンク(326)が前記外側スリーブ(310)内を移動して前記着陸装置(200A)を展開及び格納する、請求項1から3のいずれか一項に記載の収縮機構(300)。
  5. 前記アンカーアーム(318)が、前記航空機(100)の前記翼(322)内のリアスパー(350)に結合するように構成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の収縮機構(300)。
  6. 前記収縮アーム(324)に結合されたドア(352)をさらに備え、前記ドアは、前記着陸装置(200A)が展開位置にある状態で前記外側スリーブ(310)の開口部(354)をシールするように構成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の収縮機構(300)。
  7. 前記収縮機構が、前記着陸装置(200A)の着陸装置トラニオン(342)の回転軸線(344)を横切る単一の平面(358)内で動作するように構成されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の収縮機構(300)。
  8. 航空機(100)に使用される着陸装置(200A)であって、前記着陸装置は、
    外側スリーブ(310)と、
    前記外側スリーブ内に少なくとも部分的に配置された緩衝支柱(210)と、
    前記外側スリーブ及び前記緩衝支柱に結合された請求項1から7のいずれか一項に記載の収縮機構(300)であって、前記緩衝支柱を前記外側スリーブに対して移動させる、収縮機構(300)と、
    を備える、着陸装置(200A)。
  9. 前記翼(322)内の前記構造体(320)が前記着陸装置とは別個のものである、請求項8に記載の着陸装置(200A)。
  10. 前記外側スリーブ(310)と前記緩衝支柱(210)との両方に結合された回止リンク機構(366)をさらに備え、前記回止リンク機構は、前記外側スリーブに対して所定の向きで前記緩衝支柱に結合されたホイール(204)を維持するように構成されている、請求項8又は9に記載の着陸装置(200A)。
  11. 前記着陸装置がセミレバー式着陸装置であり、前記緩衝支柱(210)の外側シリンダ(368)はセミレバー式機構(370)の一部を形成し、前記セミレバー式機構は前記回止リンク機構(366)の一部を形成する、請求項10に記載の着陸装置(200A)。
  12. 前記セミレバー式機構(370)が、前記緩衝支柱(210)の前記外側シリンダ(368)に結合されたコネクタプレート(372)を含み、前記セミレバー式機構は、前記コネクタプレートと前記緩衝支柱の内側シリンダ(374)の両方に枢動可能に結合されたトラックリンク(220)を含み、前記内側シリンダを前記トラックリンクに結合するストラットアーム(376)をさらに備える、請求項11に記載の着陸装置(200A)。
  13. 航空機(100)の着陸装置(200A)を動作させる方法であって、前記方法は、
    トラニオン回転軸線(344)回りに前記着陸装置を回転させるステップであって、前記トラニオン回転軸線は前記着陸装置の外側スリーブ(310)によって画定される、ステップと、
    収縮機構(300)を用いて外側スリーブに対して緩衝支柱(210)を移動させるステップであって、前記外側スリーブは前記緩衝支柱を少なくとも部分的に取り囲む、ステップと、
    を含み、前記収縮機構は、
    前記外側スリーブにシャフト回転軸線(314)回りに回転可能に結合されたシャフト(312)であって、前記緩衝支柱の中心線(316,316’)に垂直に配置されたシャフト(312)と、
    前記シャフトに結合されたアンカーアーム(318)であって、前記航空機の翼(322)内の構造体(320)に結合する、アンカーアーム(318)と、
    前記シャフトに結合された収縮アーム(324)であって、前記アンカーアームが前記航空機の翼内の構造体に結合する場合に、前記収縮アームと前記アンカーアームとが、前記シャフト回転軸線回りに前記シャフトと一体に前記外側スリーブに対して少なくとも180°回転するように前記シャフトに結合されている、収縮アーム(324)と、
    前記収縮アームに回転可能に結合された収縮リンク(326)であって、前記緩衝支柱に回転可能に結合する、収縮リンク(326)と、
    を備える、方法。
  14. 前記アンカーアーム(318)を前記構造体(320)にロッド(340)で結合するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記外側スリーブが着陸装置トラニオン(342)と一体的に形成されるように、前記トラニオン回転軸線(344)を中心として前記外側スリーブ(310)を前記翼(322)に回転可能に結合するステップをさらに含む、請求項13又は14に記載の方法。
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