JP2020034969A - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リミットサイクル方式のオートチューニングの調整係数について、不適当な選択が発生する可能性を低減する。【解決手段】制御装置は、PID制御演算により操作量MVを算出する操作量算出部1と、オートチューニングの実行時にリミットサイクルを発生させるリミットサイクル発生部2と、リミットサイクルにおける制御量PVの上下動振幅を検出する上下動振幅検出部3と、上下動周期を検出する上下動周期検出部4と、制御量PVの最大上昇率または中心値近傍上昇率を検出する上昇率検出部5と、制御量PVの上下動波形を三角波と仮定した場合の仮想上下動振幅を算出し、仮想上下動振幅と上下動振幅との比率を判断指標として算出する判断指標算出部6と、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、いずれの調整係数を採用すべきかを、判断指標に基づいて判定する採用判定部7を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、PIDパラメータを調整するオートチューニングの機能を備えた制御装置および制御方法に関するものである。
温調計などの制御機器は、図7に示すような加熱装置の温度制御に利用される。図7の加熱装置は、処理対象のワークを加熱する加熱処理チャンバー100と、電気ヒータ101と、加熱処理チャンバー100内の温度を計測する温度センサ102と、加熱処理チャンバー100内の温度を制御する温調計103と、電力調整器104と、電力供給回路105と、加熱装置全体を制御するPLC(Programmable Logic Controller)106とから構成される。温調計103は、温度センサ102が計測した温度PV(制御量)が温度設定値SPと一致するように操作量MVを算出する。電力調整器104は、操作量MVに応じた電力を決定し、この決定した電力を電力供給回路105を通じて電気ヒータ101に供給する。
一般的な温調計では、リミットサイクル方式のオートチューニング(AT)機能が広く採用されており、この機能によりPID制御演算のためのPIDパラメータ値が自動決定される(特許文献1、特許文献2参照)。図8はリミットサイクル式のATを説明するための波形図である。リミットサイクル方式のATでは、図8に示すように制御量PVが所定の中心値AT_SPより大きい場合、操作量下限値OLを操作量MVとして制御対象に出力し、制御量PVが中心値AT_SP以下の場合、操作量上限値OHを操作量MVとして制御対象に出力することを繰り返し行う。
こうして、操作量MVの振幅が一定のリミットサイクルが発生する。そして、操作量MVの出力に応じた制御量PVの応答、具体的には制御量PVの極大値と中心値AT_SPとの差である上下動振幅Wxと、制御量PVに極大値が生じた時点と極小値が生じた時点との時間差である上下動周期Txとに基づいてPIDパラメータを算出する。
発明者は、オートチューニングの性能を向上させるために、オートチューニング実行時の操作量MVの上下限値OH,OLの設定が適切か否かを判定する技術を提案し(特許文献1)、またオートチューニングに必要な操作量MVの上下動回数を判定する技術を提案した(特許文献2)。
リミットサイクル方式のオートチューニングにおいては、制御量PVの上下動振幅Wxや上下動周期Tx(あるいはこれらに相当する計測値)に対して調整係数(AT係数)を乗じて、適切と推定されるPIDパラメータの数値を算出する。
ところで、制御対象には、図9の制御量PVの振る舞いから明らかなように、1次遅れの伝達関数で近似するのが妥当な直接加熱系の制御対象と、図10の制御量PVの振る舞いから明らかなように、2次遅れの伝達関数で近似するのが妥当な間接加熱系の制御対象とがある。図9、図10の例では、操作量MVをステップ変更する操作を制御対象に加えたときに、制御量PVに現れる応答を示している。
直接加熱系の制御対象と間接加熱系の制御対象とでは、制御量PVの上下動の発生については特徴が異なる。ゆえに、直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数(AT係数)と、間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数(AT係数)を適切に使い分けなければ、適切なオートチューニング結果が得られないことがある。
しかしながら、AT機能は、そもそも制御の専門的知識がないオペレータがPIDパラメータの調整作業をできるようにするためのものなので、オペレータが直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数(AT係数)と間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数(AT係数)のどちらを採用するべきなのかを、適切に選択できるとは限らず、改善が求められている。
特開2008−102743号公報 特開2009−199220号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、リミットサイクル方式のオートチューニングの調整係数について、不適当な選択が発生する可能性を低減することができる制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
本発明の制御装置は、設定値と制御量とを入力としてPID制御演算により操作量を算出して制御対象に出力するように構成された操作量算出部と、リミットサイクル方式のオートチューニングの実行時に、前記操作量算出部に代わって一定振幅の操作量を前記制御対象に繰り返し出力して、前記制御量が上下動を繰り返すリミットサイクルを発生させるように構成されたリミットサイクル発生部と、前記リミットサイクルにおける制御量の極大値と中心値との差である上下動振幅を検出するように構成された上下動振幅検出部と、前記リミットサイクルにおいて制御量に極大値が生じた時点と極小値が生じた時点との時間差である上下動周期を検出するように構成された上下動周期検出部と、前記リミットサイクルにおける制御量の最大上昇率、または制御量が前記中心値の前後一定の期間にあったときの制御量の上昇率である中心値近傍上昇率を検出するように構成された上昇率検出部と、前記リミットサイクルにおける制御量の上下動波形を三角波と仮定した場合の制御量の極大値と中心値との差である仮想上下動振幅を、前記最大上昇率または中心値近傍上昇率と前記上下動周期とに基づいて算出し、この仮想上下動振幅と前記上下動振幅との比率を判断指標として算出するように構成された判断指標算出部と、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、いずれの調整係数を採用すべきかを、前記判断指標に基づいて判定するように構成された採用判定部と、前記上下動振幅および前記上下動周期に、前記採用判定部の判定結果に従って選択された調整係数を乗じることにより、前記操作量算出部のPIDパラメータを算出して設定するように構成されたPIDパラメータ算出部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記調整係数は、比例帯の調整用の第1の調整係数と、積分時間の調整用の第2の調整係数と、微分時間の調整用の第3の調整係数とからなり、これら第1乃至第3の調整係数がそれぞれ制御対象の種類毎に予め用意され、前記PIDパラメータ算出部は、前記上下動振幅に前記第1の調整係数を乗じて前記比例帯を算出し、前記上下動周期に前記第2の調整係数を乗じて前記積分時間を算出し、前記上下動周期に前記第3の調整係数を乗じて前記微分時間を算出することを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例は、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、前記採用判定部が採用すべきと判定した調整係数を選択して前記PIDパラメータ算出部に設定するように構成された調整係数自動選択部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例は、オペレータに対して前記採用判定部の判定結果を提示するように構成された判定結果提示部をさらに備え、前記PIDパラメータ算出部は、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、オペレータによって選択された調整係数を用いて前記PIDパラメータを算出することを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、1次遅れの伝達関数による近似が妥当な直接加熱系の制御対象と2次遅れの伝達関数による近似が妥当な間接加熱系の制御対象とについてそれぞれ前記調整係数が予め用意され、前記採用判定部は、前記判断指標が予め規定された閾値以上の場合、前記直接加熱系の制御対象のオートチューニング用の調整係数を採用すべきと判定し、前記判断指標が前記閾値未満の場合、前記間接加熱系の制御対象のオートチューニング用の調整係数を採用すべきと判定することを特徴とするものである。
また、本発明の制御方法は、設定値と制御量とを入力としてPID制御演算により操作量を算出して制御対象に出力する第1のステップと、リミットサイクル方式のオートチューニングの実行時に、前記第1のステップに代わって一定振幅の操作量を前記制御対象に繰り返し出力して、前記制御量が上下動を繰り返すリミットサイクルを発生させる第2のステップと、前記リミットサイクルにおける制御量の極大値と中心値との差である上下動振幅を検出する第3のステップと、前記リミットサイクルにおいて制御量に極大値が生じた時点と極小値が生じた時点との時間差である上下動周期を検出する第4のステップと、前記リミットサイクルにおける制御量の最大上昇率、または制御量が前記中心値の前後一定の期間にあったときの制御量の上昇率である中心値近傍上昇率を検出する第5のステップと、前記リミットサイクルにおける制御量の上下動波形を三角波と仮定した場合の制御量の極大値と中心値との差である仮想上下動振幅を、前記最大上昇率または中心値近傍上昇率と前記上下動周期とに基づいて算出し、この仮想上下動振幅と前記上下動振幅との比率を判断指標として算出する第6のステップと、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、いずれの調整係数を採用すべきかを、前記判断指標に基づいて判定する第7のステップと、前記上下動振幅および前記上下動周期に、前記第7のステップの判定結果に従って選択された調整係数を乗じることにより、前記第1のステップで用いるPIDパラメータを算出して設定する第8のステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、上下動振幅検出部と上下動周期検出部と上昇率検出部と判断指標算出部と採用判定部とを設けることにより、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、いずれの調整係数を採用すべきかを判定することができ、不適当な調整係数を選択する可能性を低減することができる。その結果、本発明では、制御の専門的知識がないオペレータがPIDパラメータの調整作業を実施する際の支援を実現することができる。
また、本発明では、調整係数自動選択部を設けることにより、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、採用判定部が採用すべきと判定した調整係数を自動的に選択してPIDパラメータ算出部に設定することができる。
また、本発明では、判定結果提示部を設けることにより、採用判定部の判定結果をオペレータに通知することができる。その結果、本発明では、オペレータによる調整係数の選択を支援することができる。
図1は、本発明の実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施例に係る制御装置の制御動作を説明するフローチャートである。 図3は、本発明の実施例に係る制御装置のオートチューニング実行時の動作を説明するフローチャートである。 図4は、直接加熱系を制御対象とする場合のリミットサイクルの例を示す図である。 図5は、間接加熱系を制御対象とする場合のリミットサイクルの例を示す図である。 図6は、本発明の実施例に係る制御装置を実現するコンピュータの構成例を示すブロック図である。 図7は、加熱装置の構成を示すブロック図である。 図8は、リミットサイクル式のオートチューニングを説明するための波形図である。 図9は、直接加熱系の制御対象を説明する図である。 図10は、間接加熱系の制御対象を説明する図である。
[発明の原理]
直接加熱系の制御対象の伝達関数Gpは次式のようになる。
Gp=Kp×exp(−Lps)/(1+Tps) ・・・(1)
式(1)において、Kpはプロセスゲイン、Lpはプロセスむだ時間(純粋むだ時間)、Tpは1次プロセス時定数、sはラプラス演算子である。図9の例では、Kp=1、Lp=45秒、1次プロセス時定数Tp=100秒とした。
一方、間接加熱系の制御対象の伝達関数Gpは次式のようになる。
Gp=Kp/{(1+Tps)(1+Tp’s)} ・・・(2)
式(2)において、Tp’は2次プロセス時定数である。図10の例では、Kp=1、Tp=Tp’=70秒とした。
上記のように、直接加熱系の制御対象は、1次遅れと純粋むだ時間の伝達関数で近似するのが妥当な系なので、リミットサイクルの上下動が明確に発生し易い。一方、間接加熱系の制御対象は、2次遅れ以上の伝達関数で近似するのが妥当な系なので、リミットサイクルの上下動が緩和されたような形で発生し易い。
発明者は、このような制御量PVの上下動の特徴の違いに着眼し、リミットサイクルの中心付近と末端(極値)付近の関係を、調整係数の採用判定の指標にできることに想到した。
より具体的に言えば、リミットサイクルにおける制御量PVの最大上昇率あるいは中心値AT_SP付近の制御量PVの上昇率である中心値近傍上昇率と、制御量PVの上下動振幅とに基づき、制御量PVの上下動の特徴を定量化することにより、判断指標を得ることができる。
なお、判定結果をオペレータに通知することにより、オペレータが調整係数を選択する手順が考えられるが、オートチューニングの実行中に調整係数を自動選択することも可能である。
[実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。制御装置は、設定値SPと制御量PVとを入力としてPID制御演算により操作量MVを算出して制御対象に出力する操作量算出部1と、リミットサイクル方式のオートチューニングの実行時に、操作量算出部1に代わって一定振幅の操作量MVを制御対象に繰り返し出力して、制御量PVが上下動を繰り返すリミットサイクルを発生させるリミットサイクル発生部2と、リミットサイクルにおける制御量PVの上下動振幅Wxを検出する上下動振幅検出部3と、リミットサイクルにおける上下動周期Txを検出する上下動周期検出部4と、リミットサイクルにおける制御量PVの最大上昇率Rmaxまたは中心値近傍上昇率Rspを検出する上昇率検出部5と、リミットサイクルにおける制御量PVの上下動波形を三角波と仮定した場合の仮想上下動振幅Vxを、最大上昇率Rmaxまたは中心値近傍上昇率Rspと上下動周期Txとに基づいて算出し、仮想上下動振幅Vxと上下動振幅Wxとの比率を判断指標Rxとして算出する判断指標算出部6と、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数(AT係数)のうち、いずれの調整係数を採用すべきかを、判断指標Rxに基づいて判定する採用判定部7と、オペレータに対して採用判定部7の判定結果を提示する判定結果提示部8と、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、採用判定部7が採用すべきと判定した調整係数を選択する調整係数自動選択部9と、上下動振幅Wxおよび上下動周期Txに、採用判定部7の判定結果に従って選択された調整係数を乗じることにより、操作量算出部1のPIDパラメータを算出して設定するPIDパラメータ算出部10とを備えている。
本実施例の制御装置の制御動作を図2を参照して説明する。設定値SP(例えば温度設定値)は、制御装置のオペレータなどによって設定され、操作量算出部1に入力される(図2ステップS100)。
制御量PV(例えば温度計測値)は、図示しない計測器(例えば被加熱物の温度を計測する温度センサ)によって計測され、操作量算出部1に入力される(図2ステップS101)。
操作量算出部1は、設定値SPと制御量PVとを入力として、制御量PVが設定値SPと一致するように、例えば以下の伝達関数式のようなPID制御演算を行って操作量MVを算出し、算出した操作量MVを制御対象に出力する(図2ステップS102)。
MV=(100/Pb){1+(1/Tis)+Tds}(SP−PV)
・・・(3)
Pbは比例帯、Tiは積分時間、Tdは微分時間、sはラプラス演算子である。
本実施例の制御装置を温度制御系に適用する場合、操作量MVの実際の出力先は、ヒータに電力を供給する電力調整器となる。
制御装置は、図2のステップS100〜S102の処理を例えばオペレータの指示によって制御が終了するまで(図2ステップS103においてYES)、制御周期毎に実行する。なお、操作量算出部1が算出した操作量MVに対して適宜、上下限リミット処理などを施してもよいことは言うまでもない。
次に、本実施例の制御装置のAT実行時の動作を図3を参照して説明する。リミットサイクル発生部2は、外部からATの起動指示が発行された場合に、ATを実行すべきタイミングになったと判断し(図3ステップS200においてYES)、リミットサイクルを発生させる(図3ステップS201)。
オペレータは、操作量算出部1のPIDパラメータ(比例帯Pb、積分時間Ti、微分時間Td)を調整したい場合、制御の整定時あるいは設定値SPの変更時に、ATの起動を指示する起動指示信号を発行すればよい。
リミットサイクル発生部2は、制御量PVが設定値SPの近傍で整定している整定状態でリミットサイクルを発生させる場合には、設定値SPをリミットサイクルの中心値AT_SPとする。また、リミットサイクル発生部2は、設定値SPが上昇する方向に変更されたときにリミットサイクルを発生させる場合には、設定値SPの変更に伴って操作量算出部1から出力される操作量MVに応じて上昇途中の制御量PVを取得して、取得した制御量PVを中心値AT_SPとすればよい。
以後、リミットサイクル発生部2は、ATが終了するまで、操作量算出部1に代わって操作量MVを制御対象に出力する。具体的には、リミットサイクル発生部2は、制御量PVが中心値AT_SPより大きい場合、予め定められた操作量下限値OLを操作量MVとして制御対象に出力し、制御量PVが中心値AT_SP以下の場合、予め定められた操作量上限値OHを操作量MVとして制御対象に出力することを、一定の動作周期毎に繰り返し行う。こうして、図8に示したように制御量PVが上下動を繰り返すリミットサイクルが発生する。図8の例では、整定状態でリミットサイクルを発生させた場合を示している。
なお、操作量算出部1は、リミットサイクル発生部2が操作量算出部1の代わりに操作量MVを出力している間においても、式(3)に示したPID制御演算を継続して実施している。
上下動振幅検出部3は、リミットサイクルにおける制御量PVの極大値と中心値AT_SPとの差である上下動振幅Wxを検出する(図3ステップS202)。
上下動周期検出部4は、リミットサイクルにおいて制御量PVに極大値が生じた時点と極小値が生じた時点との時間差である上下動周期Txを検出する(図3ステップS203)。
なお、制御量PVの安定した上下動波形を得るため、上下動振幅Wxと上下動周期Txとを検出するタイミングは、ATの開始時点からの制御量PVの上下動回数が予め規定された最低限の上下動回数を超えた時点以降とすることが好ましい。
次に、上昇率検出部5は、リミットサイクルにおける制御量PVの最大上昇率Rmax、またはリミットサイクルにおいて制御量PVが中心値AT_SPの前後一定の期間にあったときの制御量PVの上昇率である中心値近傍上昇率Rspを検出する(図3ステップS204)。
図4は直接加熱系を制御対象とする場合のリミットサイクルの例を示す図であり、図5は間接加熱系を制御対象とする場合のリミットサイクルの例を示す図である。
図4、図5からも明らかなように、制御量PVの最大上昇率Rmaxと、制御量PVが中心値AT_SPの前後一定の期間Tbaにあったときの中心値近傍上昇率Rspとは概ね一致するので、最大上昇率Rmaxと中心値近傍上昇率Rspのどちらを検出しても上昇率の検出に大きな誤差は生じない。したがって、上昇率検出部5は、最大上昇率Rmaxと中心値近傍上昇率Rspのうち、予め検出対象として定められた方を検出すればよい。
なお、上記と同様に、最大値Rmaxまたは中心値近傍上昇率Rspを検出するタイミングは、ATの開始時点からの制御量PVの上下動回数が予め規定された最低限の上下動回数を超えた時点以降とすることが好ましい。
判断指標算出部6は、制御量PVの上下動波形を三角波と仮定した場合の制御量PVの極大値と中心値AT_SPとの差である仮想上下動振幅Vxを、上昇率検出部5によって検出された最大上昇率Rmaxまたは中心値近傍上昇率Rspと、上下動周期検出部4によって検出された上下動周期Txとに基づいて算出する(図3ステップS205)。
図4、図5から明らかなように、仮想上下動振幅Vxの簡潔な算出方法としては、最大上昇率Rmaxまたは中心値近傍上昇率Rspに、上下動周期Txの1/4の値を乗じるようにすればよい。
続いて、判断指標算出部6は、算出した仮想上下動振幅Vxと、上下動振幅検出部3によって検出された上下動振幅Wxとの比率を判断指標Rxとして算出する(図3ステップS206)。
Rx=Wx/Vx ・・・(4)
採用判定部7は、判断指標算出部6によって算出された判断指標Rxを基に、直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数と間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数のどちらを採用すべきかを判定する(図3ステップS207)。具体的には、採用判定部7は、判断指標Rxが予め規定された閾値Hx(Hx>0)以上の場合、直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数を採用すべきと判定し、判断指標Rxが閾値Hx未満の場合、間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数を採用すべきと判定する。閾値Hxは、例えば0.6程度の数値に設定しておけばよい。
判定結果提示部8は、制御装置のオペレータに対して採用判定部7の判定結果を提示する(図3ステップS208)。提示方法としては、例えば採用判定部7の判定結果を示す情報をオペレータに対して表示する方法などがある。
調整係数自動選択部9は、直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数と間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数のうち、採用判定部7が採用すべきと判定した方の調整係数を選択してPIDパラメータ算出部10に設定する(図3ステップS209)。
本実施例では、例えば直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数のうち、比例帯Pbの調整係数α1が1.5、積分時間Tiの調整係数β1が6.0、微分時間Tdの調整係数γ1が1.5と予め規定されている。また、間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数のうち、比例帯Pbの調整係数α2が1.0、積分時間Tiの調整係数β2が8.0、微分時間Tdの調整係数γ2が2.0と予め規定されている。
PIDパラメータ算出部10は、調整係数自動選択部9による調整係数の設定後に、PIDパラメータを次式のように算出する(図3ステップS210)。
Pb=αWx ・・・(5)
Ti=βTx ・・・(6)
Td=γTx ・・・(7)
なお、本実施例のリミットサイクル発生部2とPIDパラメータ算出部10とに関する構成は、例えば特許第3881593号公報などに開示されている。
PIDパラメータ算出部10は、式(5)に示すように、上下動振幅検出部3によって検出された上下動振幅Wxに調整係数α(α>0)を乗じて比例帯Pbを算出する。調整係数自動選択部9によって直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数が設定された場合には、α=α1=1.5、間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数が設定された場合には、α=α2=1.0である。
また、PIDパラメータ算出部10は、式(6)に示すように、上下動周期検出部4によって検出された上下動周期Txに調整係数β(β>0)を乗じて積分時間Tiを算出する。調整係数自動選択部9によって直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数が設定された場合には、β=β1=6.0、間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数が設定された場合には、β=β2=8.0である。
また、PIDパラメータ算出部10は、式(7)に示すように、上下動周期Txに調整係数γ(γ>0)を乗じて微分時間Tdを算出する。調整係数自動選択部9によって直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数が設定された場合には、γ=γ1=1.5、間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数が設定された場合には、γ=γ2=2.0である。
そして、PIDパラメータ算出部10は、算出した比例帯Pb、積分時間Tiおよび微分時間Tdを操作量算出部1に設定する(図3ステップS211)。以上でATが終了する。
リミットサイクル発生部2は、設定値SPに応じた制御の途中でリミットサイクルを発生させた場合、ATが終了した時点で、自身の操作量MVの出力を停止し、操作量算出部1による操作量MVの出力を再開させる。
以上のように、本実施例によれば、直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数と間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数のうちどちらを採用すべきかを判定することができ、不適当な調整係数を選択する可能性を低減することができる。その結果、本実施例では、制御の専門的知識がないオペレータがPIDパラメータの調整作業を実施する際の支援を実現することができる。
なお、本実施例では、調整係数自動選択部9を設けて、調整係数を自動的に選択してPIDパラメータ算出部10に設定しているが、判定結果提示部8によって提示された判定結果を見たオペレータが調整係数を選択してPIDパラメータ算出部10に手動で設定するようにしてもよい。
また、本実施例では、制御対象を直接加熱系か間接加熱系かの2とおりに分けたが、例えば極端な直接加熱系と極端な間接加熱系などの区別を加えて、制御対象の種類を3とおり以上に細分化してもよい。
この場合には、比例帯Pbの調整係数αと積分時間Tiの調整係数βと微分時間Tdの調整係数γとをそれぞれ制御対象の種類毎に用意し、採用判定部7で用いる閾値を複数設定して、複数種類の制御対象のうち、いずれの制御対象のオートチューニングに適した調整係数を採用すべきかを判定させるようにすればよい。
極端な直接加熱系、直接加熱系、間接加熱系、極端な間接加熱系の4とおりに細分化する場合、例えば閾値Hxとして、Hx1,Hx2,Hx3(Hx1>Hx2>Hx3>0)の3つを予め設定しておく。採用判定部7は、判断指標Rxが閾値Hx1以上の場合、極端な直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数を採用すべきと判定し、判断指標Rxが閾値Hx1未満かつ閾値Hx2以上の場合、直接加熱系のオートチューニングに適した調整係数を採用すべきと判定すればよい。また、採用判定部7は、判断指標Rxが閾値Hx2未満かつ閾値Hx3以上の場合、間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数を採用すべきと判定し、判断指標Rxが閾値Hx3未満の場合、極端な間接加熱系のオートチューニングに適した調整係数を採用すべきと判定すればよい。
本実施例で説明した制御装置は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このコンピュータの構成例を図6に示す。コンピュータは、CPU300と、記憶装置301と、インターフェース装置(以下、I/Fと略する)302とを備えている。I/F302には、例えば温度センサや電力調整器、表示装置等が接続される。このようなコンピュータにおいて、本実施例の制御方法を実現させるためのプログラムは記憶装置301に格納される。CPU300は、記憶装置301に格納されたプログラムに従って本実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、オートチューニングの機能を備えた制御装置に適用することができる。
1…操作量算出部、2…リミットサイクル発生部、3…上下動振幅検出部、4…上下動周期検出部、5…上昇率検出部、6…判断指標算出部、7…採用判定部、8…判定結果提示部、9…調整係数自動選択部、10…PIDパラメータ算出部。

Claims (10)

  1. 設定値と制御量とを入力としてPID制御演算により操作量を算出して制御対象に出力するように構成された操作量算出部と、
    リミットサイクル方式のオートチューニングの実行時に、前記操作量算出部に代わって一定振幅の操作量を前記制御対象に繰り返し出力して、前記制御量が上下動を繰り返すリミットサイクルを発生させるように構成されたリミットサイクル発生部と、
    前記リミットサイクルにおける制御量の極大値と中心値との差である上下動振幅を検出するように構成された上下動振幅検出部と、
    前記リミットサイクルにおいて制御量に極大値が生じた時点と極小値が生じた時点との時間差である上下動周期を検出するように構成された上下動周期検出部と、
    前記リミットサイクルにおける制御量の最大上昇率、または制御量が前記中心値の前後一定の期間にあったときの制御量の上昇率である中心値近傍上昇率を検出するように構成された上昇率検出部と、
    前記リミットサイクルにおける制御量の上下動波形を三角波と仮定した場合の制御量の極大値と中心値との差である仮想上下動振幅を、前記最大上昇率または中心値近傍上昇率と前記上下動周期とに基づいて算出し、この仮想上下動振幅と前記上下動振幅との比率を判断指標として算出するように構成された判断指標算出部と、
    制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、いずれの調整係数を採用すべきかを、前記判断指標に基づいて判定するように構成された採用判定部と、
    前記上下動振幅および前記上下動周期に、前記採用判定部の判定結果に従って選択された調整係数を乗じることにより、前記操作量算出部のPIDパラメータを算出して設定するように構成されたPIDパラメータ算出部とを備えることを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置において、
    前記調整係数は、比例帯の調整用の第1の調整係数と、積分時間の調整用の第2の調整係数と、微分時間の調整用の第3の調整係数とからなり、これら第1乃至第3の調整係数がそれぞれ制御対象の種類毎に予め用意され、
    前記PIDパラメータ算出部は、前記上下動振幅に前記第1の調整係数を乗じて前記比例帯を算出し、前記上下動周期に前記第2の調整係数を乗じて前記積分時間を算出し、前記上下動周期に前記第3の調整係数を乗じて前記微分時間を算出することを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1または2記載の制御装置において、
    制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、前記採用判定部が採用すべきと判定した調整係数を選択して前記PIDパラメータ算出部に設定するように構成された調整係数自動選択部をさらに備えることを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1または2記載の制御装置において、
    オペレータに対して前記採用判定部の判定結果を提示するように構成された判定結果提示部をさらに備え、
    前記PIDパラメータ算出部は、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、オペレータによって選択された調整係数を用いて前記PIDパラメータを算出することを特徴とする制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置において、
    1次遅れの伝達関数による近似が妥当な直接加熱系の制御対象と2次遅れの伝達関数による近似が妥当な間接加熱系の制御対象とについてそれぞれ前記調整係数が予め用意され、
    前記採用判定部は、前記判断指標が予め規定された閾値以上の場合、前記直接加熱系の制御対象のオートチューニング用の調整係数を採用すべきと判定し、前記判断指標が前記閾値未満の場合、前記間接加熱系の制御対象のオートチューニング用の調整係数を採用すべきと判定することを特徴とする制御装置。
  6. 設定値と制御量とを入力としてPID制御演算により操作量を算出して制御対象に出力する第1のステップと、
    リミットサイクル方式のオートチューニングの実行時に、前記第1のステップに代わって一定振幅の操作量を前記制御対象に繰り返し出力して、前記制御量が上下動を繰り返すリミットサイクルを発生させる第2のステップと、
    前記リミットサイクルにおける制御量の極大値と中心値との差である上下動振幅を検出する第3のステップと、
    前記リミットサイクルにおいて制御量に極大値が生じた時点と極小値が生じた時点との時間差である上下動周期を検出する第4のステップと、
    前記リミットサイクルにおける制御量の最大上昇率、または制御量が前記中心値の前後一定の期間にあったときの制御量の上昇率である中心値近傍上昇率を検出する第5のステップと、
    前記リミットサイクルにおける制御量の上下動波形を三角波と仮定した場合の制御量の極大値と中心値との差である仮想上下動振幅を、前記最大上昇率または中心値近傍上昇率と前記上下動周期とに基づいて算出し、この仮想上下動振幅と前記上下動振幅との比率を判断指標として算出する第6のステップと、
    制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、いずれの調整係数を採用すべきかを、前記判断指標に基づいて判定する第7のステップと、
    前記上下動振幅および前記上下動周期に、前記第7のステップの判定結果に従って選択された調整係数を乗じることにより、前記第1のステップで用いるPIDパラメータを算出して設定する第8のステップとを含むことを特徴とする制御方法。
  7. 請求項6記載の制御方法において、
    前記調整係数は、比例帯の調整用の第1の調整係数と、積分時間の調整用の第2の調整係数と、微分時間の調整用の第3の調整係数とからなり、これら第1乃至第3の調整係数がそれぞれ制御対象の種類毎に予め用意され、
    前記第8のステップは、前記上下動振幅に前記第1の調整係数を乗じて前記比例帯を算出し、前記上下動周期に前記第2の調整係数を乗じて前記積分時間を算出し、前記上下動周期に前記第3の調整係数を乗じて前記微分時間を算出するステップを含むことを特徴とする制御方法。
  8. 請求項6または7記載の制御方法において、
    前記第8のステップの前に、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、前記第7のステップで採用すべきと判定した調整係数を、前記第8のステップで用いる調整係数として選択する第9のステップをさらに含むことを特徴とする制御方法。
  9. 請求項6または7記載の制御方法において、
    前記第8のステップの前に、オペレータに対して前記第7のステップの判定結果を提示する第9のステップをさらに含み、
    前記第8のステップは、制御対象毎に予め用意されたオートチューニング用の調整係数のうち、オペレータによって選択された調整係数を用いて前記PIDパラメータを算出するステップを含むことを特徴とする制御方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれか1項に記載の制御方法において、
    1次遅れの伝達関数による近似が妥当な直接加熱系の制御対象と2次遅れの伝達関数による近似が妥当な間接加熱系の制御対象とについてそれぞれ前記調整係数が予め用意され、
    前記第7のステップは、前記判断指標が予め規定された閾値以上の場合、前記直接加熱系の制御対象のオートチューニング用の調整係数を採用すべきと判定し、前記判断指標が前記閾値未満の場合、前記間接加熱系の制御対象のオートチューニング用の調整係数を採用すべきと判定するステップを含むことを特徴とする制御方法。
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