JP2020031146A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化を図ることが可能な半導体レーザ装置を提供すること。【解決手段】 半導体レーザ装置A1は、半導体レーザ素子7と、半導体レーザ素子7を支持する支持体1と、を備え、半導体レーザ素子7は、x方向一方側に光L1を出射し、支持体1は、半導体レーザ素子7に対してx方向一方側に位置し、且つx方向において一方側に位置するほどz方向において一方側に位置するように傾斜した、半導体レーザ素子7からの光L1を反射する第1面11を有する。【選択図】 図1

Description

本開示は、半導体レーザ装置に関する。
半導体レーザ素子を光源として備えた半導体レーザ装置が広く提案されている。特許文献1には、従来の半導体レーザ装置の一例が開示されている。同文献に開示された半導体レーザ装置は、半導体レーザ素子と、半導体レーザ素子が搭載された基板と、半導体レーザ素子を囲むケースと、ケースを塞ぐ透光カバーとを備えている。
特開2015−122378号公報
半導体レーザ装置は、電子機器等に搭載される場合、より小さい領域に搭載可能であることが好ましい。
本開示は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、小型化を図ることが可能な半導体レーザ装置を提供することをその課題とする。
本開示によって提供される半導体レーザ装置は、半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子を支持する支持体と、を備え、前記半導体レーザ素子は、第1方向一方側に光を出射し、前記支持体は、前記半導体レーザ素子に対して前記第1方向一方側に位置し、且つ前記第1方向において前記一方側に位置するほど前記第1方向と直角である第2方向において一方側に位置するように傾斜した、前記半導体レーザ素子からの光を反射する第1面を有する。
本開示の半導体レーザ装置によれば、小型化を図ることができる。
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す斜視図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部平面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す底面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置の第1変形例を示す要部断面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置の第2変形例を示す要部断面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置の第3変形例を示す要部平面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置の第4変形例を示す要部平面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置の第5変形例を示す要部平面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置の第6変形例を示す要部平面図である。 図12のXIII−XIII線に沿う要部断面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置の第7変形例を示す要部平面図である。 図14のXV−XV線に沿う断面図である。 本開示の第2実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部平面図である。 図16のXVII−XVII線に沿う断面図である。 図16のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。 本開示の第3実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部平面図である。 本開示の第3実施形態に係る半導体レーザ装置を示す底面図である。 図19のXXI−XXI線に沿う断面図である。 本開示の第4実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部平面図である。 図22のXXIII−XXIII線に沿う断面図である。 本開示の第5実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部平面図である。 本開示の第5実施形態に係る半導体レーザ装置を示す底面図である。 図24のXXVI−XXVI線に沿う断面図である。 本開示の第6実施形態に係る半導体レーザ装置を示す平面図である。 図27のXXVIII−XXVIII線に沿う断面図である。 図27のXXIX−XXIX線に沿う断面図である。 本開示の第6実施形態に係る半導体レーザ装置の第1変形例を示す断面図である。
以下、本開示の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、それらの対象物に順列を付することを意図していない。
<第1実施形態>
図1〜図6は、本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A1は、支持体1、半導体レーザ素子7およびカバー8を備えている。
図1は、半導体レーザ装置A1を示す斜視図である。図2は、半導体レーザ装置A1を示す要部平面図である。図3は、半導体レーザ装置A1を示す底面図である。図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、半導体レーザ装置A1を示す要部拡大断面図である。図6は、半導体レーザ装置A1を示す要部拡大断面図である。これらの図において、x方向は本開示の第1方向に相当し、y方向は本開示の第3方向に相当し、z方向は本開示の第2方向に相当する。また、図2において、第1方向一方側は、x方向左方側に相当し、第1方向他方側は、x方向右方側に相当する。図4において、第2方向一方側は、z方向上方側に相当し、第2方向他方側は、z方向下方側に相当する。以降の説明においては、それぞれをx方向一方側、x方向他方側、z方向一方側、z方向他方側と称する場合がある。また、理解の便宜上、図1においては、カバー8を想像線で示しており、図2においては、カバー8を省略している。
半導体レーザ装置A1の大きさは特に限定されず、その一例を挙げると、x方向寸法が2.5mm〜4.0mm程度、y方向寸法が1.4mm〜3.0mm程度、z方向寸法が0.7mm〜2.0mm程度である。図示された例においては、半導体レーザ装置A1の大きさは、たとえばx方向寸法が2.9mm程度、y方向寸法が1.6mm程度、z方向寸法が1.0mm程度である。
支持体1は、半導体レーザ素子7を支持するものである。支持体1の具体的構成は特に限定されず、本実施形態においては、支持体1は、第1層2、第2層3および導電層4を有する。
第1層2は、絶縁材料からなり、図示された例においては、板状部材である。第1層2の材質は特に限定されず、たとえば、ガラスエポキシ樹脂やセラミックスからなる。第1層2は、第1層主面21、第1層裏面22、一対の第1層側面23および一対の第1層端面24を有し、z方向視において矩形状である。
第1層主面21は、z方向一方側を向く面である。第1層裏面22は、z方向他方側を向く面である。一対の第1層側面23は、第1層主面21と第1層裏面22とを繋いでおり、y方向両側を向く面である。一対の第1層端面24は、第1層主面21と第1層裏面22とを繋いでおり、x方向両側を向く面である。第1層主面21には、半導体レーザ素子7が搭載されている。
第2層3は、第1層2の第2面12に設けられている。図示された例においては、第2層3は、z方向視において半導体レーザ素子7を囲む形状であるが、第2層3の形状は特に限定されない。図示された例においては、第2層3は、第2層主面31、第2層裏面32、一対の第2層側面33、一対の第2層端面34、第2層第1部36、第2層第2部37および一対の第2層第3部38を有する。第2層3の材質は特に限定されず、たとえば絶縁材料からなる。絶縁材料としては、たとえば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリマー材料等が挙げられる。本例においては、第2層3は、接合層29によって第1層2に接合されている。接合層29は、たとえばエポキシ樹脂を含有する接着材である。
第2層主面31は、z方向一方側を向く面である。第2層裏面32は、第2層主面31とは反対側のz方向他方側を向く面である。一対の第2層側面33は、第2層主面31と第2層裏面32とを繋いでおり、y方向両側を向く面である。一対の第2層端面34は、第2層主面31と第2層裏面32とを繋いでおり、x方向両側を向く面である。
第2層第1部36は、x方向一方側に位置する部位である。第2層第2部37は、x方向他方側に位置する部位である。一対の第2層第3部38は、第2層第1部36と第2層第2部37とを繋いでおり、y方向両側に位置している。
第2層第1部36は、第2層第1面361を有する。第2層第1面361は、x方向一方側に位置するほどz方向一方側に位置するように傾斜しており、z方向に対して角度αをなしている。角度αは特に限定されず、たとえば30°〜60°であり、図示された例においては、45°程度である。第2層第1部36が第2層第1面361を有することにより、支持体1は、第1面11を有する。すなわち、第1面11は、支持体1の一部であって、x方向一方側に位置するほどz方向一方側に位置するように傾斜している。図4に示すように、図示された例においては、第2層第1面361(第1面11)のy方向と直角である断面における形状は、x方向およびy方向に対して傾いた直線状である。
また、本実施形態においては、図5に示すように、第2層第1面361に金属層19が形成されている。金属層19は、第2層第1面361に金属薄膜形成処理が施されることにより形成された金属からなる層である。金属層19の材質は特に限定されず、たとえばAl等の反射率が高い金属が好ましい。また、金属層19の形成手法は特に限定されず、たとえばマスクを用いた蒸着法が選択される。このような金属層19の厚さは、たとえば数十nm〜数百nm程度である。金属層19が形成されていることにより、本実施形態の第1面11は、金属によって構成されたものとなっている。なお、図1および図2においては、金属層19が形成された領域にハーフトーンのハッチングを付している。また、図5以外の断面図においては、便宜上金属層19を省略しているが、本実施形態を含め、以降の説明で参照する断面図においては、特に言及する場合を除き、金属層19を省略している。
図2に示すように、図示された例においては、第2層第1面361(第1面11)は、x方向一方側に凸である形状である。すなわち、第2層第1面361(第1面11)は、y方向中央に位置するほど、x方向一方側に位置するように膨出した形状である。第1面11は、第1端縁111および第2端縁112を有する。第1端縁111は、z方向一方側に位置する端縁である。第2端縁112は、z方向他方側に位置する端縁である。第1面11がx方向一方側に凸状であることに対応して、第1端縁111および第2端縁112は、z方向視においてx方向一方側に膨出する曲線状である。さらに、第1端縁111および第2端縁112は、中心がz方向視において半導体レーザ素子7と重なる円弧であることが好ましい。
第2層第2部37は、第2層第2面371を有する。第2層第2面371は、第2層第1面361に対してx方向他方側に位置している。第2層第2面371は、z方向となす角度が、第2層第1面361がz方向となす角度αよりも小さい。図示された例においては、第2層第2面371は、z方向と平行である。第2層第2面371には、金属層19は形成されていない。
一対の第2層第3部38は、第2層第3面381を有する。一対の第2層第3面381は、y方向内側を向いており、互いに対向している。図示された例においては、第2層第3面381は、z方向に対して平行である。第2層第3面381には、金属層19は形成されていない。ただし、蒸着法等の手法によって第2層第1面361に金属層19を形成する際に、第2層第3面381の一部に金属層19が形成される場合がありうる。
導電層4は、第1層2に形成されており、半導体レーザ素子7に電力を供給する導通経路を構成するためのものである。導電層4は、導電性が良好な金属からなることが好ましく、たとえばCu等からなる。また、導電層4は、たとえば、Ni,Pd,AU等からなる単層または複層のめっき層を含んでいてもよい。
図示された例においては、導電層4は、主面部41、裏面部42および貫通部43を有する。
主面部41は、第1層2の第1層主面21に形成されている。主面部41は、主面第1部411および主面第2部412を有する。主面第1部411は、半導体レーザ素子7が搭載される部位であり、図示された例においては、z方向視において矩形状である。主面第2部412は、主面第1部411に対してx方向他方側に離間しており、図示された例においては、z方向視において矩形状である。
裏面部42は、第1層2の第1層裏面22に形成されている。裏面部42は、裏面第1部421および裏面第2部422を有する。主面第2部412は、主面第1部411と導通する部分であり、図示された例においては、z方向視において矩形状である。また、主面第2部412は、z方向視において主面第1部411と重なる。図2および図3に示すように、裏面第1部421は、主面第1部411に対してx方向一方側に延出している。一方、主面第1部411は、主面第2部412に対してx方向他方側に延出している。
裏面第2部422は、主面第2部412と導通する部分であり、裏面第1部421に対してx方向他方側に離間している。図示された例においては、裏面第2部422は、z方向視において矩形状である。図示された例においては、裏面第2部422は、z方向視において主面第2部412と重なる。図2および図3に示すように、本例においては、z方向視において主面第2部412のすべてが裏面第2部422と重なっており、主面第2部412は、裏面第2部422に内包されている。
支持体1は、実装端子15を有する。実装端子15は、半導体レーザ装置A1を回路基板等に実装する際に用いられる部位であり、z方向他方側に露出している。本実施形態においては、実装端子15は、第1実装端子151および第2実装端子152を含む。図示された例においては、第1実装端子151は、裏面第1部421によって構成されており、第2実装端子152は、裏面第2部422によって構成されている。
貫通部43は、第1層2を貫通しており、主面部41と裏面部42とを導通させる部分である。図示された例においては、貫通部43は、第1貫通部431および第2貫通部432を有する。第1貫通部431は、z方向視において主面第1部411および裏面第1部421と重なっており、主面第1部411と裏面第1部421とを導通させている。第2貫通部432は、z方向視において主面第2部412および裏面第2部422と重なっており、主面第2部412と裏面第2部422とを導通させている。
半導体レーザ素子7は、半導体レーザ装置A1の光源であり、支持体1に指示されている。半導体レーザ素子7は、第1層2の第1層主面21に搭載されており、図示された例においては、導電層4の主面第1部411に接合されている。本例の半導体レーザ素子7は、素子本体70およびサブマウント基板76を有する。
素子本体70は、複数の半導体からなる層によって構成されており、x方向を長手方向とする長矩形状である。素子本体70は、主発光部711および主発光部712を有する。主発光部711および主発光部712は、活性層から発せられた光がx方向に複数回反射した後に出射される部位である。主発光部711は、発光装置としての半導体レーザ装置A1が発するべき波長および光度の光L1を発する部位であり、x方向一方側に光L1を発する。主発光部712は、素子本体70における複数回の反射の結果、光L1よりも顕著に弱い光が出射され得る部位である。主発光部712は、主発光部711とはx方向において反対側に位置しており、x方向他方側に微弱な光を発しうる。
サブマウント基板76は、素子本体70を支持しており、主面第1部411に接合されている。サブマウント基板76は、たとえばAl23やAlN等のセラミックスからなるものが代用例として挙げられる。また、本例においては、サブマウント基板76には、素子本体70の裏面電極と主面第1部411とを導通させる導通経路が形成されている。サブマウント基板76のサブマウント基板主面761には、たとえば基板第1電極771が形成されている。
サブマウント基板76は、サブマウント基板主面761、サブマウント基板裏面762、一対のサブマウント基板側面763および一対のサブマウント基板端面764を有する。サブマウント基板主面761は、z方向一方側を向く面であり、素子本体70が搭載されている。サブマウント基板裏面762は、サブマウント基板主面761とは反対側のz方向他方側を向く面であり、主面第1部411に接合されている。一対のサブマウント基板側面763は、サブマウント基板主面761とサブマウント基板裏面762とを繋いでおり、y方向両側を向く面である。一対のサブマウント基板端面764は、サブマウント基板主面761とサブマウント基板裏面762とを繋いでおり、x方向両側を向く面である。
半導体レーザ素子7には、ワイヤ791が接続されている。ワイヤ791は、たとえばAu等の金属からなる細線部材である。図示された例においては、ワイヤ791の一端は、素子本体70の上面電極に接合され、他端は主面第2部412に接合されている。
本例においては、図6に示すように、主発光部71は、素子本体70のz方向における中心を通る中心線O1よりも距離Z1だけz方向他方側に位置している。また、素子本体70のx方向一歩方側端面である端面704は、サブマウント基板76のサブマウント基板端面764よりも距離X1だけx方向一方側に位置している。すなわち、素子本体70の主発光部711は、サブマウント基板76のサブマウント基板端面764よりもx方向一方側に突出している。
カバー8は、z方向一方側から第1面11および半導体レーザ素子7を覆っている。図示された例においては、カバー8は、第2層3の第2層主面31に接合層89によって接合されている。接合層89は、たとえばエポキシ樹脂を含む接着材である。本例においては、カバー8は、z方向視において第2層3の第2層第1部36、第2層第2部37および一対の第2層第3部38と重なっており、枠状とされた第2層3の内部空間を塞いでいる。なお、カバー8は、所定の隙間を有して第2層3の内部空間を塞いでいてもよい。この隙間は、半導体レーザ素子7の発光に伴う発熱に起因して内部空間の気体の流入出を許容するためのものである。
カバー8は、半導体レーザ素子7からの光を透過させる材質からなり、その具体的材質は特に限定されない。図示された例においては、カバー8は、透明なガラスからなるが、ガラスに代えてアクリル樹脂等の樹脂材料を用いてもよい。
カバー8は、カバー主面81およびカバー裏面82を有する。カバー主面81は、z方向一方側を向く平面である。カバー裏面82は、z方向他方側を向く平面である。カバー8の具体的形状は特に限定されず、図示された例においては、平板状である。カバー裏面82は、接合層89によって第2層3の第2層主面31に接合されている。
次に、半導体レーザ装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、半導体レーザ素子7からx方向一方側へ発せられた光L1は、第1面11(第2層第1面361)によって反射され、z方向一方側へと進行する。このため、光L1の出射方向であるz方向における半導体レーザ素子7の寸法を縮小することが可能である。したがって、半導体レーザ装置A1の小型化を図ることができる。
第1面11(第2層第1面361)がz方向視においてx方向一方側に凸である形状であることにより、長手方向がx方向に対して傾いた状態で半導体レーザ素子7が支持体1に搭載されても、半導体レーザ素子7からの光L1を第1面11(第2層第1面361)によって適切に反射することが可能である。これは、半導体レーザ装置A1の輝度低下を抑制するのに好ましい。図示された例においては、第1端縁111および第2端縁112は、z方向視においてx方向一方側に膨出する曲線状である。さらに、第1端縁111および第2端縁112は、中心がz方向視において半導体レーザ素子7と重なる円弧である。このような構成は、半導体レーザ素子7からの光L1をより効率よくz方向一方側へと反射するのに好ましい。
第1面11には、金属層19が形成されている。金属層19は、たとえば蒸着法によって形成されるごく薄い層であり、半導体レーザ装置A1の小型化に好ましい。また、Al等の金属からなる金属層19は、光L1をより効率よく反射するのに適しており、半導体レーザ装置A1の高輝度化に好ましい。
半導体レーザ装置A1は、z方向他方側に位置する実装端子15を有する。これにより、z方向他方側に位置する回路基板等に半導体レーザ装置A1をいわゆる面実装することが可能である。
第2面12(第2層第2面371)は、z方向に沿った面である。これにより、半導体レーザ素子7からx方向他方側に出射されうる微弱な光が、z方向一方側へと意図せず反射されることを抑制することができる。
支持体1は、第1層2および第2層3が積層された構成である。第2層3の第2層第1面361に金属層19を形成した後に、第1層2と第2層3とを接合すれば、金属層19を形成する際に第2層3等に金属層が意図せず形成されてしまうことを回避することが可能である。
図6に示すように、素子本体70の端面704は、サブマウント基板76のサブマウント基板端面764よりも距離X1だけx方向一方側に突出している。このため、主発光部71が素子本体70の中心線O1よりも距離Z1だけz方向他方側に位置する構成であっても、主発光部71からの光L1がサブマウント基板76に干渉することを抑制することができる。
ワイヤ791は、半導体レーザ素子7からx方向他方側に延びている。これにより、半導体レーザ素子7の主発光部71からx方向一方側に進行する光L1がワイヤ791と干渉することを回避することができる。
図7〜図30は、本開示の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。また、本開示の複数の実施形態および複数の変形例のそれぞれにおける各部の構成は、互いに様々に組み合わせることが可能である。
<第1実施形態 第1変形例>
図7は、半導体レーザ装置A1の第1変形例を示す要部断面図である。本変形例の半導体レーザ装置A11は、第2層第1面361(第1面11)の形状が、半導体レーザ装置A1と異なっている。
本変形例においては、第2層第1面361(第1面11)のy方向と直角である断面における形状は、曲線状である。図示されたように、第2層第1面361(第1面11)は、y方向と直角である断面において第1端縁111と第2端縁112とを繋いだ線分L11に対してx方向一方側であってz方向他方側に膨出した曲線状である。第2層第1面361(第1面11)のz方向視形状は、たとえば半導体レーザ装置A1と同様である。
本変形例によっても、半導体レーザ装置A11の小型化を図ることができる。また、第1面11(第2層第1面361)が、y方向と直角である断面においてx方向一方側であってz方向他方側に膨出した曲線状であることにより、第1面11(第2層第1面361)は、いわゆる凹面鏡としての機能を果たす。これにより、第1面11(第2層第1面361)によって反射された光L1の指向性を高めることができる。
<第1実施形態 第2変形例>
図8は、半導体レーザ装置A1の第2変形例を示す要部断面図である。本変形例の半導体レーザ装置A12は、第2層第2面371(第2面12)の構成が、半導体レーザ装置A1と異なっている。
本変形例においては、第2層第2面371(第2面12)は、z方向と角度βだけ傾いている。第2層第1面361(第1面11)がz方向となす角度αは、第2層第2面371(第2面12)がz方向となす角度βよりも大きい。角度βは、たとえば0.5°〜10°であり、図示された例においては、5°程度である。
本変形例によっても、半導体レーザ装置A12の小型化を図ることができる。また、第2面12(第2層第2面371)がz方向に対して角度βだけ傾いていることにより、副発光部72からの光L2が、素子本体70に再入射してしまうことを抑制することができる。また、角度βが角度αよりも小さいことにより、第2面12によって反射された光L2が、z方向一方側へと意図せず出射されることを抑制することができる。また、角度βが角度αよりも小さいことにより、半導体レーザ装置A12のx方向寸法を縮小することができる。
<第1実施形態 第3変形例>
図9は、半導体レーザ装置A1の第3変形例を示す要部平面図である。本変形例の半導体レーザ装置A13は、第2層第1面361(第1面11)の構成が半導体レーザ装置A1と異なっている。
本変形例においては、第2層第1面361(第1面11)は、z方向視においてy方向と平行な形状である。すなわち、第1端縁111および第2端縁112は、いずれもy方向に対して平行である。
本変形例によっても、半導体レーザ装置A13の小型化を図ることができる。第2層第1面361(第1面11)のy方向と直角である断面における形状は特に限定されず、たとえば、図4に示す形状であってもよいし、図7に示す形状であってもよい。また、図7に示す半導体レーザ装置A11の第2層第1面361(第1面11)のz方向視における形状は特に限定されず、たとえば図2に示す形状であってもよいし、図9に示す形状であってもよい。これらから理解されるように、第2層第1面361(第1面11)の形状は、本開示の種々の構成を様々に組み合わせて採用することができる。
<第1実施形態 第4変形例>
図10は、半導体レーザ装置A1の第4変形例を示している。本変形例の半導体レーザ装置A14は、半導体レーザ素子7の素子本体70の配置が半導体レーザ装置A1と異なっている。
本変形例においては、素子本体70のz方向視における中心を通り且つ素子本体70の長手方向に延びる中心線O2が、x方向に対して角度γだけ傾いている。角度γは、たとえば0.05°〜2.0°程度である。
本変形例によっても、半導体レーザ装置A14の小型化を図ることができる。また、中心線O2がx方向に対して角度γだけ傾いていることにより、第2面12によって反射された光L2が、素子本体70に再入射することを、より確実に抑制することができる。一方、第1面11がz方向においてx方向一方側に凸状であることにより、中心線O2が角度γだけ傾いていても、主発光部71からの光L1をz方向一方側へと適切に反射することができる。
<第1実施形態 第5変形例>
図11は、半導体レーザ装置A1の第5変形例を示す要部平面図である。本変形例の半導体レーザ装置A15は、貫通部43の構成が半導体レーザ装置A1と異なっている。
本変形例においては、第1貫通部431の個数が、第2貫通部432の個数よりも多い。図示された例においては、貫通部43は、複数の第1貫通部431と1つの第2貫通部432とを含んでいる。複数の第1貫通部431は、z方向視において主面第1部411および裏面第1部421と重なる領域においてマトリクス状に配置されている。
本変形例によっても、半導体レーザ装置A15の小型化を図ることができる。また、複数の第1貫通部431を備えることにより、半導体レーザ素子7の発光時に生じる熱を、複数の第1貫通部431を介して裏面第1部421へとより効率よく伝達することができる。なお、複数の第1貫通部431の配置は、マトリクス状に限定されず、たとえば、x方向またはy方向に沿って1列に配置されたものであってもよい。
<第1実施形態 第6変形例>
図12は、半導体レーザ装置A1の第6変形例を示す要部平面図であり、図13は、図12のXIII−XIII線に沿う要部断面図である。本変形例の半導体レーザ装置A16は、カバー8の構成が、上述した半導体レーザ装置A1と異なっている。
本変形例のカバー8は、レンズ部86を有している。レンズ部86は、z方向視において第1面11と重なっており、カバー主面81からz方向一方側に膨出している。本例においては、レンズ部86は、レンズ部第1端縁861、レンズ部第2端縁862および一対のレンズ部第3端縁863を有する。レンズ部第1端縁861およびレンズ部第2端縁862は、x方向一方側に膨出する曲線状である。本例においては、レンズ部第1端縁861は、第1端縁111に対してx方向他方側に位置している。また、レンズ部第1端縁861は、第1端縁111と略平行である。レンズ部第2端縁862は、第2端縁112に対してx方向一方側に位置しており、第2端縁112と略平行である。一対のレンズ部第3端縁863は、レンズ部第1端縁861およびレンズ部第2端縁862を繋いでおり、略半円形状である。一対のレンズ部第3端縁863は、z方向視において第2層3の一対の第2層第3部38と重なっている。
本変形例によっても、半導体レーザ装置A16の小型化を図ることができる。また、カバー8がレンズ部86を有することにより、図13に示すように、光L1の指向性をより高めることができる。また、図12に示すように、レンズ部86が、第1面11に対応してx方向一方側に凸状であることにより、第1面11によって反射された光L1の指向性を、より確実に高めることができる。
<第1実施形態 第7変形例>
図14は、半導体レーザ装置A1の第7変形例を示す要部平面図であり、図15は、図14のXV−XV線に沿う要部断面図である。本変形例の半導体レーザ装置A17は、導電層4の構成が、上述した半導体レーザ装置A1と異なっている。
本実施形態においては、主面第1部411は、搭載部4111、環状部4112および連結部4113を有する。搭載部4111は、半導体レーザ素子7が搭載された部分であり、第2層3によって囲まれた領域に配置されている。環状部4112は、第1層主面21のx方向一方側端に設けられており、z方向視において半円環形状である。連結部4113は、搭載部4111と環状部4112とを連結しており、x方向に延びる帯状である。
主面第2部412は、ボンディング部4121および環状部4122を有する。ボンディング部4121は、ワイヤ791が接合された部分であり、第2層3によって囲まれた領域に配置されている。環状部4122は、第1層主面21のx方向他方側端に設けられており、z方向視において半円環形状である。ボンディング部4121と環状部4122とは、互いに繋がっている。
本実施形態においては、第1貫通部431は、主面第1部411の環状部4112と裏面第1部421とを繋いでいる。第2貫通部432は、主面第2部412の環状部4122と裏面第2部422とを繋いでいる。
本変形例によっても、半導体レーザ装置A17の小型化を図ることができる。また、本変形例から理解されるように、実装端子15の第1実装端子151および第2実装端子152と半導体レーザ素子7とを導通させるための導電層4等の構成は特に限定されない。
<第2実施形態>
図16〜図18は、本開示の第2実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。図16は、本実施形態の半導体レーザ装置A2を示す要部平面図である。図17は、図16のXVII−XVII線に沿う断面図である。図18は、図16のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。
本実施形態においては、サブマウント基板76に基板第1電極771および一対の基板第2電極772が形成されている。基板第1電極771および一対の基板第2電極772は、いずれもサブマウント基板76のサブマウント基板主面761に形成されている。基板第1電極771および一対の基板第2電極772は、たとえば金属めっき層からなり、その材質としてCu,Ni,Pd,Au等が適宜採用される。
基板第1電極771は、素子本体70が搭載される部位である。基板第1電極771には、たとえば素子本体70の裏面電極が導通接合されている。図示された例においては、基板第1電極771は、第1電極第1部7711、一対の第1電極第2部7712および一対の第1電極第3部7713を有する。第1電極第1部7711は、x方向に長く延びる部位であり、素子本体70が接合されている。一対の第1電極第2部7712は、第1電極第1部7711のx方向他方側部分に対してy方向両側に繋がっている。一対の第1電極第2部7712は、z方向視において矩形状である。一対の第1電極第3部7713は、一対の第1電極第2部7712に対してx方向一方側に個別に繋がっている。一対の第1電極第3部7713は、第1電極第1部7711に対してy方向にそれぞれ離間している。第1電極第3部7713は、矩形状である。
一対の基板第2電極772は、第1電極第1部7711に対してy方向両側に離間して配置されている。基板第2電極772のy方向寸法は、第1電極第3部7713のy方向寸法よりも大きい。一対の第1電極第3部7713のy方向外端縁と一対の基板第2電極772のy方向外端縁とは、互いの延長線が一致する。
本例の主面第1部411は、搭載部4111、ボンディング部4114および連結部4113を有する。搭載部4111は、z方向視において矩形状であり、半導体レーザ素子7(サブマウント基板76)が接合されている。ボンディング部4114は、搭載部4111に対してx方向他方側に位置している。ボンディング部4114は、搭載部4111よりも小さい部分であり、z方向視において矩形状である。連結部4113は、搭載部4111とボンディング部4114とを繋いでいる。連結部4113のy方向寸法は、搭載部4111およびボンディング部4114のy方向寸法よりも小さい。主面第2部412は、主面第1部411のボンディング部4114に対してy方向に離間して配置されている。図示された例においては、主面第2部412とボンディング部4114とは、z方向視における形状および大きさが概ね同じである。
素子本体70には、ワイヤ791の一端が接合されている。ワイヤ791の他端は、一方の基板第2電極772に接合されている。また、半導体レーザ装置A2は、ワイヤ792およびワイヤ793を有する。ワイヤ793の一端は、ワイヤ791が接合された基板第2電極772に接合されている。ワイヤ793の他端は、主面第2部412に接合されている。ワイヤ792の一端は、一方の第1電極第2部7712に接合されている。この第1電極第2部7712は、ワイヤ791およびワイヤ793が接合された基板第2電極772に対して、y方向において反対側に位置している。ワイヤ792の他端は、主面第1部411のボンディング部4114に接合されている。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A2の小型化を図ることができる。また、一対の第1電極第2部7712および一対の第1電極第3部7713と一対の基板第2電極772とを備えることにより、ワイヤ791、ワイヤ792およびワイヤ793のz方向視における配置を、図16に示す配置の他に、x方向の延びる対称軸についての線対称配置とすることが可能である。すなわち、図示された例とは異なり、ワイヤ791の他端をy方向図中下方に位置する基板第2電極772に接合する。この基板第2電極772にワイヤ793の一端を接合する。ワイヤ793の他端は、ボンディング部4114に接合する。一方、ワイヤ792は、一端がy方向図中上側に位置する第1電極第2部7712に接合され、他端が主面第2部412に接合される。
<第3実施形態>
図19〜図21は、本開示の第3実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。図19は、本実施形態の半導体レーザ装置A3を示す要部平面図である。図20は、半導体レーザ装置A3を示す底面図である。図21は、図19のXXI−XXI線に沿う断面図である。
本実施形態においては、半導体レーザ素子7は、上述したサブマウント基板76を備えていない。たとえば、素子本体70の裏面電極が、主面部41の主面第1部411に導通接合されている。本実施形態においては、素子本体70が発熱した際の素子本体70と第1層2との熱膨張差を縮小する観点から、第1層2は、セラミックスからなることが好ましい。
本実施形態の半導体レーザ装置A3は、x方向寸法が2.0mm程度、y方向寸法が1.0mm程度、z方向寸法が0.8mm程度である。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A3の小型化を図ることができる。また、半導体レーザ素子7がサブマウント基板76を有さない構成であることにより、半導体レーザ素子7がy方向およびz方向に占める領域を縮小することが可能である。これは、半導体レーザ装置A3の小型化に好ましい。第1層2がセラミックスからなるものであることは、半導体レーザ素子7の発光時における半導体レーザ素子7と第1層2との熱膨張差を縮小するのに好ましく、半導体レーザ装置A3の高輝度化に有利である。
<第4実施形態>
図22および図23は、本開示の第4実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。図22は、本実施形態の半導体レーザ装置A4を示す要部平面図である。図23は、図22のXXIII−XXIII線に沿う断面図である。
本実施形態においては、半導体レーザ素子7は、支持体1の第1層2に対して、いわゆるフリップチップボンディングの形態で搭載されている。本実施形態においては、主面第1部411および主面第2部412は、互いに同じ程度の大きさであり、z方向視において半導体レーザ素子7に内包されている。
図23に示すように、本実施形態においては、素子本体70の主発光部71は、半導体レーザ素子7の中心線O1よりもz方向一方側に位置している。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A4の小型化を図ることができる。また、ワイヤ791等を備えないことにより、半導体レーザ装置A4のz方向寸法をより縮小することが可能である。
<第5実施形態>
図24〜図26は、本開示の第5実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。図24は、本実施形態の半導体レーザ装置A5を示す要部平面図である。図25は、半導体レーザ装置A5を示す底面図である。図26は、図24のXXVI−XXVI線に沿う断面図である。
本実施形態においては、支持体1は、第1層2、第2層3およびリード5を有する。
リード5は、たとえばCuやFe等の金属からなる部材である。図示された例においては、リード5は、第1リード51および第2リード52を含む。第1リード51は、半導体レーザ素子7が搭載されたものであり、図示された例においては、第1リード主面511、第1リード裏面512、一対の第1リード側面513、一対の第1リード端面514、第1延出部515および第2延出部516を有する。
第1リード主面511は、z方向一方側を向く面であり、半導体レーザ素子7が搭載されている。第1リード裏面512は、第1リード主面511とは反対側のz方向他方側を向く面であり、z方向他方側に露出している。一対の第1リード側面513は、第1リード主面511と第1リード裏面512とを繋いでおり、y方向両側を向く面である。一対の第1リード端面514は、第1リード主面511に繋がっており、x方向両側を向く面である。一対の第1リード端面514は、第1リード裏面512からz方向一方側に離間している。第1延出部515は、z方向視において第1リード裏面512からx方向他方側に延出した部分である。第1延出部515は、z方向において第1リード裏面512よりもz方向一方側に位置している。第2延出部516は、z方向視において第1リード裏面512からx方向一方側に延出した部分である。第2延出部516は、z方向において第1リード裏面512よりもz方向一方側に位置している。第2延出部516は、支持体1のx方向一方側端に到達している。
第2リード52は、第1リード51に対してx方向他方側に離間している。第2リード52は、第2リード主面521、第2リード裏面522、一対の第2リード側面523、一対の第2リード外端面524、第3延出部525および第4延出部526を有する。
第2リード主面521は、z方向一方側を向く面である。第2リード裏面522は、第2リード主面521とは反対側のz方向他方側を向く面であり、z方向他方側に露出している。一対の第2リード側面523は、第2リード主面521と第2リード裏面522とを繋いでおり、y方向両側を向く面である。一対の第2リード外端面524は、第2リード主面521に繋がっており、x方向両側を向く面である。一対の第2リード外端面524は、第2リード裏面522からz方向一方側に離間している。第3延出部525は、z方向視において第2リード裏面522からx方向他方側である第1リード51側に延出した部分である。第3延出部525は、z方向において第2リード裏面522よりもz方向一方側に位置している。第4延出部526は、z方向視において第2リード裏面522からx方向一方側に延出した部分である。第4延出部526は、z方向において第2リード裏面522よりもz方向一方側に位置している。第4延出部526は、支持体1のx方向他方側端に到達している。
第1層2は、リード5の第1リード51および第2リード52を連結しており、たとえばエポキシ樹脂等の絶縁材料からなる。第1層2は、第1層主面21、第1層裏面22、一対の第1層側面23および一対の第1層端面24を有する。本実施形態においては、第1層裏面22から第1リード51の第1リード裏面512と第2リード52の第2リード裏面522とが露出している。また、x方向一方側に位置する第1層端面24は、第1リード端面514に対してz方向他方側に隣接しており、x方向他方側に位置する第1層端面24は、第2リード外端面524に対してz方向他方側に隣接いる。第1層2は、第1延出部515、第2延出部516、第3延出部525および第4延出部526をz方向他方側から覆っている。第2層3は、第1層2の第1層主面21、第1リード51の第1リード主面511および第2リード52の第2リード主面521に接合層29によって接合されている。
ワイヤ791は、一端が素子本体70に接合されており、他端が第2リード52の第2リード主面521に接合されている。本実施形態においては、第1リード51の第1リード裏面512が第1実装端子151を構成しており、第2リード52の第2リード裏面522が第2実装端子152を構成している。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A5の小型化を図ることができる。また、金属からなる第1リード51に半導体レーザ素子7が搭載されていることにより、半導体レーザ素子7の発光時に生じる熱をより効率よく第1実装端子151側へと伝達することができる。樹脂等からなる第2層3をリード5に接合する構成であることにより、第1面11や第2面12を構成する部分である第2層3を所望の形状に仕上げるのに適している。第1リード51が第1延出部515および第2延出部516を有することは、第1リード51が第1層2から意図せず外れてしまうことを防止するのに好ましい。また、第2リード52が第3延出部525および第4延出部526を有することは、第2リード52が第1層2から意図せず外れてしまうことを防止するのに好ましい。
<第6実施形態>
図27〜図29は、本開示の第6実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。図27は、本実施形態の半導体レーザ装置A6を示す要部平面図である。図28は、図27のXXVIII−XXVIII線に沿う断面図である。図29は、図27のXXIX−XXIX線に沿う断面図である。
本実施形態においては、支持体1は、リード5および第3層6からなる。
リード5は、半導体レーザ装置A5のリード5と同様の材質からなり、第1リード51および第2リード52を有する。第1リード51は、第1リード主面511、第1リード裏面512、一対の第1リード側面513、第1リード端面514、第1リード傾斜面517および第3延出部518を有する。
第1リード主面511は、z方向一方側を向く面であり、z方向一方側に露出している。第1リード裏面512は、z方向他方側を向く面であり、z方向他方側に露出している。一対の第1リード側面513は、第1リード主面511と第1リード裏面512とを繋いでおり、y方向両側を向く面である。第1リード端面514は、第1リード主面511と第1リード裏面512とを繋いでおり、x方向一方側を向く面である。第1リード傾斜面517は、x方向一方側に位置するほどz方向一方側に位置するように傾斜しており、z方向に対して角度αをなしている。角度αは特に限定されず、たとえば30°〜60°であり、図示された例においては、45°程度である。本実施形態においては、第1リード51が第1リード傾斜面517を有することにより、支持体1は、第1面11を有する。第1リード傾斜面517は、第1リード51の母材によって構成された面であってもよいし、金属層19と類似の表面層を有するものであってもよい。また、第1リード裏面512は、本実施形態において第1実装端子151を構成している。
第3延出部518は、z方向視において第2端縁112からx方向他方側に延出している。第3延出部518は、y方向において片側に偏って設けられており、図示された例においては、第1リード側面513の一部を有している。
第2リード52は、第1リード51に対してx方向他方側に離間して配置されている。第2リード52は、第2リード主面521、第2リード裏面522、一対の第2リード側面523、第2リード外端面524、第2リード中間面527、第2リード第1内端面528および第2リード第2内端面529を有する。
第2リード主面521は、z方向一方側を向く面であり、z方向一方側に露出している。第2リード裏面522は、z方向他方側を向く面であり、z方向他方側に露出している。一対の第2リード側面523は、第2リード主面521と第2リード裏面522とを繋いでおり、y方向両側を向く面である。第2リード外端面524は、第2リード主面521と第2リード裏面522とを繋いでおり、x方向他方側を向く面である。第2リード中間面527は、z方向一方側を向いており、z方向において第2リード主面521と第2リード裏面522との間に位置している。第2リード第1内端面528は、第2リード主面521と第2リード中間面527とを繋いでおり、z方向に沿った面である。第2リード第2内端面529は、第2リード中間面527と第2リード裏面522とを繋いでおり、z方向に沿った面である。第2リード裏面522は、本実施形態において第2実装端子152を構成している。
半導体レーザ装置A6は、ワイヤ791およびワイヤ792を有する。ワイヤ791は、一端が半導体レーザ素子7に接合されており、他端が第2リード52の第2リード中間面527に接合されている。ワイヤ792は、一端が半導体レーザ素子7に接合されており、他端が第1リード51の第3延出部518に接合されている。
第3層6は、リード5の第1リード51および第2リード52を繋いでおり、半導体レーザ素子7、ワイヤ791およびワイヤ792を覆っている。第3層6は、半導体レーザ素子7からの光を透過させる材質からなり、たとえば透明なエポキシ樹脂やシリコーン樹脂からなる。第3層6は、第3層主面61、第3層裏面62および一対の第3層側面63を有する。
第3層主面61は、z方向一方側を向く面である。第3層裏面62は、z方向他方側を向く面である。一対の第3層側面63は、第3層主面61と第3層裏面62とを繋いでおり、y方向両側を向く面である。図示された例においては、第3層主面61は、第1リード主面511および第2リード主面521と面一である。第3層裏面62は、第1リード裏面512および第2リード裏面522と面一である。一対の第3層側面63は、一対の第1リード側面513および一対の第2リード側面523と面一である。また、本実施形態においては、半導体レーザ素子7は、第3層6(支持体1)からz方向他方側に露出している。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A6の小型化を図ることができる。また、本実施形態においては、半導体レーザ素子7が支持体1(第3層6)からz方向他方側に露出している。これにより、半導体レーザ装置A6のz方向寸法をより縮小することができる。
本実施形態においては、第1面11が、第1リード51の第1リード傾斜面517によって構成されている。第1リード51は、金属からなるため、第1面11の反射率を高めるための金属層を設けなくとも、金属からなる第1面11を実現することができる。
<第6実施形態 第1変形例>
図30は、半導体レーザ装置A6の第1変形例を示す断面図である。本変形例の半導体レーザ装置A61は、第3層6がレンズ部66を有している。レンズ部66は、z方向視において第1面11(第1リード傾斜面517)と重なっており、第3層主面61からz方向一方側に膨出している。レンズ部66の形状は特に限定されず、たとえば、上述した半導体レーザ装置A16のレンズ部86と同様の形状であってもよい。
本変形例によっても、半導体レーザ装置A61の小型化を図ることができる。また、第3層6にレンズ部66が形成されていることにより、光L1の指向性を高めることができる。
本開示に係る半導体レーザ装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本開示に係る半導体レーザ装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
〔付記1〕
半導体レーザ素子と、
前記半導体レーザ素子を支持する支持体と、を備え、
前記半導体レーザ素子は、第1方向一方側に光を出射し、
前記支持体は、前記半導体レーザ素子に対して前記第1方向一方側に位置し、且つ前記第1方向において前記一方側に位置するほど前記第1方向と直角である第2方向において一方側に位置するように傾斜した、前記半導体レーザ素子からの光を反射する第1面を有する、半導体レーザ装置。
〔付記2〕
前記第1面は、前記第2方向視において前記第1方向一方側に凸である形状である、付記1に記載の半導体レーザ装置。
〔付記3〕
前記支持体は、前記第2方向他方側に露出する実装端子を有する、付記1または2に記載の半導体レーザ装置。
〔付記4〕
前記支持体は、前記半導体レーザ素子に対して前記第1方向他方側に位置し、且つ前記第2方向となす角度が、前記第1面が前記第2方向となす角度よりも小さい第2面を有する、付記3に記載の半導体レーザ装置。
〔付記5〕
前記第2面は、平面である、付記4に記載の半導体レーザ装置。
〔付記6〕
前記支持体は、前記第2方向一方側を向き且つ前記半導体レーザ素子が搭載された第1層主面および前記第1層主面とは反対側を向く第1層裏面を有する絶縁材料からなる第1層と、前記第1層主面に設けられ且つ前記第1面を有する第2層と、前記半導体レーザ素子に導通し且つ前記実装端子を構成する導電層と、を有する、付記4または5に記載の半導体レーザ装置。
〔付記7〕
前記第2層は、前記半導体レーザ素子に対して前記第1方向一方側に位置し且つ前記第1面としての第2層第1面を有する第2層第1部、前記半導体レーザ素子に対して前記第1方向他方側に位置し且つ前記第2面としての第2層第2面を有する第2層第2部、および前記第1方向および前記第2方向と直角である第3方向において前記半導体レーザ素子を挟む一対の第2層第3部を有する、付記6に記載の半導体レーザ装置。
〔付記8〕
前記第2層第3部は、前記第3方向において前記半導体レーザ素子に対向し且つ前記第2方向に沿う第2層第3面を有する、付記7に記載の半導体レーザ装置。
〔付記9〕
前記導電層は、前記第1層主面に形成された主面部、前記第1層裏面に形成された裏面部、および前記第1層を貫通し且つ前記主面部と前記裏面部とを導通させる貫通部と、を含む、付記6ないし8のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
〔付記10〕
前記主面部は、前記半導体レーザ素子が搭載された主面第1部と、前記主面第1部から離間した主面第2部と、を有し、
前記半導体レーザ素子と前記主面第2部とを接続するワイヤを備える、付記9に記載の半導体レーザ装置。
〔付記11〕
前記ワイヤは、前記半導体レーザ素子から前記第1方向他方側に延びている、付記10に記載の半導体レーザ装置。
〔付記12〕
前記半導体レーザ素子は、前記主面第1部に接合されたサブマウント基板および前記サブマウント基板に搭載された素子本体を有する、付記10ないし11のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
〔付記13〕
前記半導体レーザ素子は、前記主面第1部に接合された素子本体を有する、付記10ないし11のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
〔付記14〕
前記支持体は、前記半導体レーザ素子が搭載された第1リードおよび前記第1リードから離間した第2リードを含むリードと、前記第1リードおよび前記第2リードを連結する絶縁材料からなる第1層、および前記リードおよび前記第1層に対して前記第2方向一方側に設けられ且つ前記第1面を有する第2層と、を有する、付記4または5に記載の半導体レーザ装置。
〔付記15〕
前記半導体レーザ素子は、前記第1リードに接合された素子本体を有する、付記14に記載の半導体レーザ装置。
〔付記16〕
前記第2方向一方側から前記半導体レーザ素子および前記第1面を覆い、且つ前記第1面によって反射された前記半導体レーザ素子からの光を透過させるカバーを備える、付記1ないし15のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
〔付記17〕
前記カバーは、前記第2方向視において前記第1面と重なるレンズ部を有する、付記16に記載の半導体レーザ装置。
〔付記18〕
前記第1面は、金属によって構成されている、付記1ないし17のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
〔付記19〕
前記支持体は、前記第1面を構成する金属層を有する、付記18に記載の半導体レーザ装置。
A1,A11,A12,A13,A14,A15,A16,A2,A3,A4,A5,A6,A61:半導体レーザ装置
1 :支持体
2 :第1層
3 :第2層
4 :導電層
5 :リード
6 :第3層
7 :半導体レーザ素子
8 :カバー
11 :第1面
12 :第2面
15 :実装端子
19 :金属層
21 :第1層主面
22 :第1層裏面
23 :第1層側面
24 :第1層端面
29 :接合層
31 :第2層主面
32 :第2層裏面
33 :第2層側面
34 :第2層端面
36 :第2層第1部
37 :第2層第2部
38 :第2層第3部
41 :主面部
42 :裏面部
43 :貫通部
51 :第1リード
52 :第2リード
61 :第3層主面
62 :第3層裏面
63 :第3層側面
66 :レンズ部
70 :素子本体
71 :主発光部
72 :副発光部
76 :サブマウント基板
81 :カバー主面
82 :カバー裏面
86 :レンズ部
89 :接合層
111 :第1端縁
112 :第2端縁
151 :第1実装端子
152 :第2実装端子
361 :第2層第1面
371 :第2層第2面
381 :第2層第3面
411 :主面第1部
412 :主面第2部
421 :裏面第1部
422 :裏面第2部
431 :第1貫通部
432 :第2貫通部
511 :第1リード主面
512 :第1リード裏面
513 :第1リード側面
514 :第1リード端面
515 :第1延出部
516 :第2延出部
517 :第1リード傾斜面
518 :第3延出部
521 :第2リード主面
522 :第2リード裏面
523 :第2リード側面
524 :第2リード外端面
525 :第3延出部
526 :第4延出部
527 :第2リード中間面
528 :第2リード第1内端面
529 :第2リード第2内端面
704 :端面
711 :主発光部
712 :主発光部
761 :サブマウント基板主面
762 :サブマウント基板裏面
763 :サブマウント基板側面
764 :サブマウント基板端面
771 :基板第1電極
772 :基板第2電極
791,792,793:ワイヤ
861 :レンズ部第1端縁
862 :レンズ部第2端縁
863 :レンズ部第3端縁
4111 :搭載部
4112 :環状部
4113 :連結部
4114 :ボンディング部
4121 :ボンディング部
4122 :環状部
7711 :第1電極第1部
7712 :第1電極第2部
7713 :第1電極第3部
L1,L2:光
L11 :線分
O1,O2:中心線
X1,Z1:距離
α,β,γ:角度

Claims (19)

  1. 半導体レーザ素子と、
    前記半導体レーザ素子を支持する支持体と、を備え、
    前記半導体レーザ素子は、第1方向一方側に光を出射し、
    前記支持体は、前記半導体レーザ素子に対して前記第1方向一方側に位置し、且つ前記第1方向において前記一方側に位置するほど前記第1方向と直角である第2方向において一方側に位置するように傾斜した、前記半導体レーザ素子からの光を反射する第1面を有する、半導体レーザ装置。
  2. 前記第1面は、前記第2方向視において前記第1方向一方側に凸である形状である、請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 前記支持体は、前記第2方向他方側に露出する実装端子を有する、請求項1または2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記支持体は、前記半導体レーザ素子に対して前記第1方向他方側に位置し、且つ前記第2方向となす角度が、前記第1面が前記第2方向となす角度よりも小さい第2面を有する、請求項3に記載の半導体レーザ装置。
  5. 前記第2面は、平面である、請求項4に記載の半導体レーザ装置。
  6. 前記支持体は、前記第2方向一方側を向き且つ前記半導体レーザ素子が搭載された第1層主面および前記第1層主面とは反対側を向く第1層裏面を有する絶縁材料からなる第1層と、前記第1層主面に設けられ且つ前記第1面を有する第2層と、前記半導体レーザ素子に導通し且つ前記実装端子を構成する導電層と、を有する、請求項4または5に記載の半導体レーザ装置。
  7. 前記第2層は、前記半導体レーザ素子に対して前記第1方向一方側に位置し且つ前記第1面としての第2層第1面を有する第2層第1部、前記半導体レーザ素子に対して前記第1方向他方側に位置し且つ前記第2面としての第2層第2面を有する第2層第2部、および前記第1方向および前記第2方向と直角である第3方向において前記半導体レーザ素子を挟む一対の第2層第3部を有する、請求項6に記載の半導体レーザ装置。
  8. 前記第2層第3部は、前記第3方向において前記半導体レーザ素子に対向し且つ前記第2方向に沿う第2層第3面を有する、請求項7に記載の半導体レーザ装置。
  9. 前記導電層は、前記第1層主面に形成された主面部、前記第1層裏面に形成された裏面部、および前記第1層を貫通し且つ前記主面部と前記裏面部とを導通させる貫通部と、を含む、請求項6ないし8のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  10. 前記主面部は、前記半導体レーザ素子が搭載された主面第1部と、前記主面第1部から離間した主面第2部と、を有し、
    前記半導体レーザ素子と前記主面第2部とを接続するワイヤを備える、請求項9に記載の半導体レーザ装置。
  11. 前記ワイヤは、前記半導体レーザ素子から前記第1方向他方側に延びている、請求項10に記載の半導体レーザ装置。
  12. 前記半導体レーザ素子は、前記主面第1部に接合されたサブマウント基板および前記サブマウント基板に搭載された素子本体を有する、請求項10ないし11のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  13. 前記半導体レーザ素子は、前記主面第1部に接合された素子本体を有する、請求項10ないし11のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  14. 前記支持体は、前記半導体レーザ素子が搭載された第1リードおよび前記第1リードから離間した第2リードを含むリードと、前記第1リードおよび前記第2リードを連結する絶縁材料からなる第1層、および前記リードおよび前記第1層に対して前記第2方向一方側に設けられ且つ前記第1面を有する第2層と、を有する、請求項4または5に記載の半導体レーザ装置。
  15. 前記半導体レーザ素子は、前記第1リードに接合された素子本体を有する、請求項14に記載の半導体レーザ装置。
  16. 前記第2方向一方側から前記半導体レーザ素子および前記第1面を覆い、且つ前記第1面によって反射された前記半導体レーザ素子からの光を透過させるカバーを備える、請求項1ないし15のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  17. 前記カバーは、前記第2方向視において前記第1面と重なるレンズ部を有する、請求項16に記載の半導体レーザ装置。
  18. 前記第1面は、金属によって構成されている、請求項1ないし17のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  19. 前記支持体は、前記第1面を構成する金属層を有する、請求項18に記載の半導体レーザ装置。
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