JP2017224706A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄型化を図りつつ半導体素子の保護を向上させることが可能な半導体装置を提供すること。【解決手段】 z方向において互いに反対側を向く主面11および裏面12を有する基材1と、基材1に形成された配線部2と、配線部2に導通する半導体素子3と、半導体素子3を覆う封止樹脂5と、を備える半導体装置A1であって、基材1は、主面11に開口し且つz方向において主面11と裏面12との間に位置する素子収容部13を有し、半導体素子3は、z方向において少なくともその一部が素子収容部13に収容されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体装置に関する。
特許文献1には、半導体素子の一種であるホール素子を内蔵した半導体装置の一例が開示されている。同文献に開示された半導体装置は、絶縁性の基材の主面にホール素子が搭載されている。基材には、金属からなる配線部が形成されている。配線部は、主面に形成された主面部、基材の裏面に形成された裏面部および主面部と裏面部とを繋ぐ貫通部を有する。
半導体素子は、基材の厚さ方向において主面からそのすべてが突出する。このため、半導体装置は、少なくとも基材の厚さと半導体素子の厚さとを合計した厚さよりも厚いものとならざるをえない。また、半導体素子は、封止樹脂によって覆われるものの、製造時、搬送時および使用時において外力が作用する可能性がある。半導体素子は、外力によって動作不良をきたしたり、損傷する虞がある。
特開2003−249698号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、薄型化を図りつつ半導体素子の保護を向上させることが可能な半導体装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される半導体装置は、厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有する基材と、前記基材に形成された配線部と、前記配線部に導通する半導体素子と、前記半導体素子を覆う封止樹脂と、を備える半導体装置であって、前記基材は、前記主面に開口し且つ前記基材の厚さ方向において前記主面と前記裏面との間に位置する素子収容部を有し、前記半導体素子は、前記厚さ方向において少なくともその一部が前記素子収容部に収容されていることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子収容部は、前記主面および前記裏面の双方に開口する貫通孔からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子収容部は、前記主面に繋がり且つ前記裏面側に延びる第1内面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1内面は、前記裏面に繋がる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1内面は、前記主面よりも粗い面である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1内面は、前記主面から前記裏面に向かうほど前記厚さ方向と直角である方向において前記半導体素子から離間するように傾斜している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子収容部は、前記第1内面に対して前記厚さ方向において前記裏面側に位置し且つ前記厚さ方向と直角である方向において前記第1内面よりも前記半導体素子から離間した第2内面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子収容部は、前記第1内面および前記第2内面の間に位置し且つ前記裏面と同じ側を向く第3内面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体素子は、前記主面と同じ側を向く素子主面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子主面は、前記厚さ方向において前記主面よりも前記裏面側に位置する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子主面は、前記厚さ方向において前記主面と同じ位置にある。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子主面は、前記厚さ方向において前記主面よりも前記裏面から離間している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記封止樹脂は、前記素子収容部と前記半導体素子との間に充填された充填部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記封止樹脂は、厚さ方向において前記裏面に対して前記主面とは反対側に位置する裏面樹脂部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記裏面に形成され且つ厚さ方向視において前記裏面樹脂部を囲む絶縁層を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁層と前記裏面樹脂部とは、互いに接している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁層の内端縁は、前記素子収容部の裏面側に開口する裏面側端縁と前記厚さ方向視において一致している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁層の内端縁は、前記素子収容部の裏面側に開口する裏面側端縁を前記厚さ方向視において内方するように囲んでいる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記裏面樹脂部は、前記裏面と同じ側を向く樹脂裏面を有し、前記絶縁層は、前記裏面と同じ側を向く絶縁層裏面を有し、前記樹脂裏面と前記絶縁層裏面とは、互いに面一である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記配線部は、前記主面に形成された主面配線部、前記裏面に形成された裏面配線部および前記基材を貫通し且つ前記主面配線部および前記裏面配線部を繋ぐ貫通配線部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記裏面配線部は、前記裏面と同じ側を向く配線部裏面を有し、前記配線部裏面と前記樹脂裏面および前記絶縁層裏面とは、前記厚さ方向における位置が同じである。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記主面配線部と前記半導体素子とに接合され且つ前記封止樹脂に覆われたワイヤを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ワイヤは、前記半導体素子に接合されたファーストボンディング部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体素子は、ホール素子である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記配線部は、4つの前記主面配線部、4つの前記裏面配線部および4つの前記貫通配線部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、4つの前記ワイヤを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子収容部は、前記主面から前記裏面側に凹む凹部からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体素子は、前記厚さ方向視において矩形状であり、前記素子収容部は、前記厚さ方向視において前記半導体素子の四辺と平行である四辺を有する矩形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材は、前記半導体素子および前記素子収容部の四辺と平行である四辺を有する矩形状である。
本発明によれば、半導体装置の薄型化を図りつつ半導体素子の保護を向上させることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示す要部平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示す要部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示す要部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示す底面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を適用した回路のブロック図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態に基づく半導体装置を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に基づく半導体装置を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に基づく半導体装置を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に基づく半導体装置を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に基づく半導体装置を示す底面図である。 本発明の第6実施形態に基づく半導体装置を示す断面図である。 本発明の第7実施形態に基づく半導体装置を示す断面図である。 本発明の第8実施形態に基づく半導体装置を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A1は、基材1、配線部2、半導体素子3、複数のワイヤ4、封止樹脂5および絶縁層6を備えている。
図1は、半導体装置A1を示す要部平面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、半導体装置A1を示す要部拡大断面図である。図4は、半導体装置A1を示す要部拡大断面図である。図5は、半導体装置A1を示す底面図である。これらの図において、基材1の厚さ方向が、z方向に相当する。なお、図1においては、理解の便宜上、封止樹脂5を省略している。
基材1は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁性樹脂からなる板状の部材である。図1に示すように、本実施形態においては、基材1は、z方向視矩形状である。図1〜図5に示すように、基材1は、主面11、裏面12および素子収容部13を有する。主面11および裏面12は、z方向において互いに反対側を向いている。主面11および裏面12は、本実施形態においては、平坦な面である。
素子収容部13は、主面11に開口し且つz方向において主面11と裏面12との間に位置している。本実施形態においては、素子収容部13は、主面11および裏面12の双方に開口する貫通孔からなる。
素子収容部13は、第1内面131、主面側端縁134および裏面側端縁135を有する。第1内面131は、主面11に繋がり且つ裏面12側に延びている。本実施形態においては、第1内面131は、裏面12にも繋がっている。主面側端縁134は、素子収容部13と主面11との境界における素子収容部13の端縁である。裏面側端縁135は、素子収容部13と裏面12との境界における素子収容部13の端縁である。
本実施形態においては、図1および図5に示すように、主面側端縁134および裏面側端縁135は、z方向視において略矩形状である。より具体的には、主面側端縁134および裏面側端縁135は、基材1の四辺と平行である四辺を有する略矩形状である。なお、主面側端縁134および裏面側端縁135の形状や位置等は特に限定されない。
本実施形態においては、第1内面131は、全体としてz方向に平行である。そして、図3および図4に示すように、第1内面131は、主面11および裏面12よりも粗い面とされている。
配線部2は、たとえば半導体装置A1が実装される回路基板(図示略)の配線パターンと半導体素子3とを導通させるためのものである。配線部2は、導電性材料である金属からなり、たとえばCuからなる。配線部2は、4つの主面配線部21、4つの裏面配線部22および4つの貫通配線部23を有する。
図1および図2に示すように、4つの主面配線部21は、基材1の主面11に形成されている。本実施形態においては、主面配線部21は、z方向視において主面11の端縁に到達しており、矩形状である。なお、主面配線部21の形状や位置等は、何ら限定されない。
図2および図5に示すように、4つの裏面配線部22は、基材1の裏面12に形成されている。本実施形態においては、裏面配線部22は、z方向視において主面11の端縁に到達している。なお、裏面配線部22の形状や位置等は、何ら限定されない。裏面配線部22は、配線部裏面221を有する。配線部裏面221は、裏面12と同じ側を向く面であり、本実施形態においては、裏面12と平行である。
なお、主面配線部21および裏面配線部22の表層には、めっき層(図示略)が設けられていてもよい。当該めっき層としては、Cuめっき層、Niめっき層およびAuめっき層が積層された構成、Cuめっき層、Niめっき層、Pdめっき層およびAuめっき層が積層された構成、Cuめっき層およびAgめっき層が積層された構成が例示される。
4つの貫通配線部23は、図2に示すように、基材1をz方向に貫通しており、各々が主面配線部21と裏面配線部22とを繋いでいる。本実施形態においては、貫通配線部23は、貫通孔等を有さない中実の部位であるが、貫通配線部23は、主面配線部21と裏面配線部22とを導通させ得る構成であれば、その具体的構成は何ら限定されない。
図1および図5に示すように、本実施形態の貫通配線部23は、z方向視円形状であるが、貫通配線部23の形状は何ら限定されない。また、z方向視において主面配線部21は、貫通配線部23よりも大であり貫通配線部23を内包している。また、z方向視において裏面配線部22は、貫通配線部23よりも大であり貫通配線部23を内包している。
半導体素子3は、半導体装置A1における機能素子であり、本実施形態においては、ホール素子である。すなわち、半導体素子3は、ホール効果を利用して外部の磁界を検出することが可能である。このような半導体素子3を備えた半導体装置A1は、たとえば磁石からなる検出対象物の位置を検出する用途に用いられる。
図1および図2に示すように、半導体素子3は、素子本体31および4つの電極パッド32を有する。素子本体31は、半導体材料からなり、ホール効果が発揮される部位である。素子本体31は、素子主面311を有する。素子主面311は、基材1の主面11と同じ側を向く面であり、図示された例においては、主面11と平行である。4つの電極パッド32は、素子主面311に形成されており、半導体素子3への駆動電流を入力ための2つの電極パッド32と、出力電圧(ホール電圧)を出力するための2つの電極パッド32とからなる。
図1に示すように、半導体素子3は、z方向視において基材1の素子収容部13にそのすべてが収容されている。本実施形態においては、半導体素子3は、z方向視において矩形状である。より具体的には、半導体素子3は、素子収容部13の四辺と平行である四辺を有する矩形状である。
図2に示すように、半導体素子3は、z方向において少なくともその一部が素子収容部13に収容されている。本実施形態においては、半導体素子3のうちz方向における主面11側の部分が素子収容部13に収容されており、裏面12側の一部が素子収容部13外に位置し裏面12から突出している。半導体素子3の素子本体31の素子主面311は、z方向において主面11よりも裏面12側に位置している。
半導体素子3には、接合層39が設けられている。接合層39は、素子本体31に対してz方向において電極パッド32とは反対側に設けられている。接合層39の材質としては、後述する支持部材7と半導体素子3との接合を果たしうる材料であれば特に限定されず、たとえば絶縁性の樹脂ペーストが挙げられる。接合層39は、接合層裏面391を有する。接合層裏面391は、裏面12と同じ側を向いており、本実施形態においては、裏面12と平行である。
複数のワイヤ4は、配線部2と半導体素子3とを導通させている。本実施形態においては、4つのワイヤ4が設けられている。各ワイヤ4は、半導体素子3の電極パッド32と配線部2の主面配線部21とにそれぞれボンディングされている。ワイヤ4は、たとえばAuからなる。
図1および図2に示すように、ワイヤ4は、ファーストボンディング部41およびセカンドボンディング部42を有する。本実施形態においては、ファーストボンディング部41は、ワイヤ4のうち半導体素子3の電極パッド32にボンディングされた部位である。また、セカンドボンディング部42は、ワイヤ4のうち配線部2の主面配線部21にボンディングされた部位である。ただし、このような構成はワイヤ4の一構成例であり、ワイヤ4は、様々な構成を取り得る。また、図示された例においては、セカンドボンディング部42は、図1に示すように、z方向視において貫通配線部23を避けた位置に設けられている。
封止樹脂5は、半導体素子3および4つのワイヤ4を覆っている。封止樹脂5は、絶縁性樹脂からなり、たとえばフィラーが混入されたエポキシ樹脂からなる。図2〜図5に示すように、封止樹脂5は、主面樹脂部51、充填部52および裏面樹脂部53を有する。
主面樹脂部51は、封止樹脂5のうちz方向において主面11よりも主面11が向く側に位置する部位である。本実施形態においては、主面樹脂部51は、z方向視において基材1と一致する形状および大きさであり、4つの主面配線部21と4つのワイヤ4のセカンドボンディング部42を含む一部ずつとを覆っている。
充填部52は、封止樹脂5のうち基材1の素子収容部13(第1内面131)と半導体素子3との間に充填された部位である。本実施形態においては、素子収容部13(第1内面131)と半導体素子3との間のすべての空間が、充填部52によって埋められている。なお、製造工程の事情等により、素子収容部13(第1内面131)と半導体素子3との間の空間の一部が、充填部52によって埋められていない構成であってもよい。
裏面樹脂部53は、封止樹脂5のうちz方向において裏面12に対して主面11とは反対側に位置する部位である。裏面樹脂部53は、樹脂裏面531を有する。樹脂裏面531は、裏面12と同じ側を向く面であり、図示された例においては、裏面12と平行である。また、本実施形態においては、図2に示すように、樹脂裏面531は、接合層裏面391と面一とされている。図2、図4および図5に示すように、本実施形態においては、裏面樹脂部53のz方向視における外端縁は、素子収容部13の裏面側端縁135と一致している。また、本実施形態においては、接合層裏面391と樹脂裏面531とは、z方向において裏面配線部22の配線部裏面221と同じ位置にある。
絶縁層6は、図2、図4および図5に示すように、基材1の裏面12に形成され且つz方向視において封止樹脂5の樹脂裏面531を囲んでいる。絶縁層6は、絶縁性材料からなり、具体的構成として絶縁ペーストや絶縁テープ等が例示される。絶縁層6は、絶縁層裏面61および内端縁62を有する。絶縁層裏面61は、裏面12と同じ側を向く面であり、裏面12と平行である。また、本実施形態においては、図2および図4に示すように、絶縁層裏面61は、接合層裏面391および樹脂裏面531と面一である。また、絶縁層裏面61は、z方向において裏面配線部22の配線部裏面221と同じ位置にある。
図2、図4および図5に示すように、絶縁層6と封止樹脂5の裏面樹脂部53とは、互いに接している。また、本実施形態においては、絶縁層6の絶縁層裏面61は、素子収容部13の裏面側端縁135とz方向視において一致している。図示された例においては、図5に示すように、絶縁層6は、z方向視において裏面配線部22とは重ならない位置に設けられている。
次に、図6に基づき、半導体装置A1を適用した回路の一例について説明する。図6は、半導体装置A1を適用した回路のブロック図である。
図6に示すように、当該回路は、半導体装置A1、集積回路710および制御対象72によって構成されている。制御対象72は、たとえば携帯電話のディスプレイの光源や、DCモータなどが挙げられる。集積回路710は、装置駆動領域711、電圧検出領域712および制御領域713を備える。装置駆動領域711は、半導体装置A1の半導体素子3にホール電流を流す領域である。電圧検出領域712は、ホール効果により半導体素子3に現れた起電力(ホール電圧)を検出する領域である。制御領域713は、制御対象72の動作を制御する領域である。いま、半導体装置A1に磁石73を近づけたとき、磁束密度が変化するためホール効果により半導体素子3に起電力が現れる。当該起電力は、電圧検出領域712により検出される。電圧検出領域712は、この検出結果を制御領域713に伝達する。制御領域713は、伝達された当該検出結果に基づき、制御対象72の動作を制御(起動や停止など)する。
次に、半導体装置A1の製造方法の一例について、図7〜図9を参照しつつ以下に説明する。
図7に示すように、基材材料10を用意する。基材材料10は、複数の基材1を形成可能な板状材料である。基材材料10には、複数の素子収容部13が形成されている。素子収容部13の形成は、たとえばレーザー加工による。レーザー加工によって形成された素子収容部13においては、第1内面131が、図3および図4に示すように、主面11および裏面12よりも粗い面とし得る。また、基材材料10には、導電部20を形成しておく。導電部20は、上述した配線部2となるものであり、複数の主面導電部210、裏面導電部220および貫通導電部230を有する。図示された例においては、1つの主面導電部210および1つの裏面導電部220が、2つの貫通導電部230によって繋がれている。2つの貫通導電部230は、x方向に離間配置されている。また、基材材料10に絶縁層6を形成する。絶縁層6は、素子収容部13を囲むものであり、絶縁ポーストの塗布や絶縁テープの貼付によって形成することができる。次いで、基材材料10を支持部材7によって支持する。支持部材7は、半導体装置A1の製造工程において基材材料10を適切に支持しうる部材であり、たとえば耐熱テープが用いられる。支持部材7の支持面71には、基材材料10を保持しうる粘着層(図示略)が設けられている。ただし、図示された例においては、この粘着層は、裏面導電部220の導電部裏面2210および絶縁層6の絶縁層裏面61と支持面71とを接合することにより、支持部材7による基材材料10の支持を実現している。
次いで、図8に示すように、支持部材7の支持面71のうち基材材料10の素子収容部13から露出した部位に、半導体素子3を搭載する。図示された例においては、半導体素子3の搭載は、半導体素子3の素子本体31の素子主面311と支持部材7の支持面71とを接合層39によって接合することによって行う。この状態において、接合層39の接合層裏面391、絶縁層6の絶縁層裏面61および裏面導電部220の導電部裏面2210は、それぞれのz方向における位置が同じ状態となっている。
次いで、図9に示すように、樹脂部50を形成する。樹脂部50は、たとえばフィラーが混入された液状のエポキシ樹脂材料を素子収容部13と半導体素子3との隙間や、基材材料10の主面110上に充填した後に、このエポキシ樹脂材料を硬化させることによって形成される。主面110上において硬化した部位が主面樹脂部510である。素子収容部13と半導体素子3との間において硬化した部位が充填部520である。基材材料10の裏面120と支持部材7の支持面71との間において硬化した部位が、裏面樹脂部530である。裏面樹脂部530の樹脂裏面5310は、接合層裏面391および絶縁層裏面61と面一であり、裏面導電部220の導電部裏面2210とz方向における位置が同じである。
次いで、切断領域81を削除するように、基材材料10をダイシングブレード等によって切断する。この切断によって、基材材料10が複数の基材1となり、導電部20が複数の配線部2となり、樹脂部50が複数の封止樹脂5となる。この結果、複数の半導体装置A1が得られる。
次に、半導体装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、図2に示すように、半導体素子3は、z方向において少なくとも一部が素子収容部13に収容されている。これにより、基材1と半導体素子3とを合計したz方向寸法を縮小することができる。また、半導体素子3のうち素子収容部13に収容された部位は、z方向視において素子収容部13に囲まれている。このため、半導体装置A1に外力が作用することによって、仮に封止樹脂5が変形する場合であっても、基材1によって半導体素子3に応力が発生することを抑制することが可能である。これにより、半導体素子3が動作不良をきたしたり、損傷することを防止することができる。したがって、半導体装置A1の小型化を図りつつ、半導体素子3の保護を向上することができる。
本実施形態においては、半導体素子3の素子本体31は、z方向において主面11よりも裏面12側に位置している。このため、半導体素子3は、基材1から主面11が向く側には突出していない。これは、半導体装置A1の薄型化に好ましい。また、半導体素子3の大部分が素子収容部13によって囲まれている。これにより、半導体素子3をより確実に保護することができる。
封止樹脂5は、裏面樹脂部53を有している。裏面樹脂部53の樹脂裏面531は、接合層39の接合層裏面391と面一である。これにより、半導体素子3は、z方向における全体が封止樹脂5によって覆われる構成となっている。これは、半導体素子3の保護に好ましい。
封止樹脂5の裏面樹脂部53は、絶縁層6と接しており、z方向視において絶縁層6に囲まれている。これは、図9に示す工程において、樹脂部50を形成するための樹脂材料が意図しない領域に漏れてしまうことが防止されたことによる。したがって、たとえば、裏面配線部22の配線部裏面221が封止樹脂5によって不当に覆われてしまうといった事態を回避することができる。
素子収容部13の第1内面131は、主面11および裏面12よりも粗い面とされている。これにより、第1内面131によって封止樹脂5の充填部52がz方向に移動することを抑制するアンカー効果が得られる。したがって、封止樹脂5が基材1から脱落してしまうことなどを防止することができる。
第1内面131が全体としてz方向に平行であることにより、素子収容部13のz方向視寸法が不当に大きくなってしまうことを回避することができる。
半導体素子3が、z方向視において素子収容部13の四辺と平行である四辺を有する矩形状であることにより、半導体素子3と素子収容部13(第1内面131)との隙間を縮小することが可能である。これは、半導体装置A1の小型化に有利である。
裏面配線部22の配線部裏面221と接合層裏面391、樹脂裏面531および絶縁層裏面61が、z方向において同じ位置にあることにより、半導体装置A1を回路基板等に実装する際に、半導体装置A1をより安定して載置することができる。
図10〜図17は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図10は、本発明の第2実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A2は、素子収容部13の構成が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、素子収容部13の第1内面131は、z方向において主面11から裏面12へと向かうほどz方向と直角である方向(x方向やy方向を含む)において半導体素子3から離間するように傾斜している。すなわち、図示された例においては、z方向視において、主面側端縁134よりも裏面側端縁135の方が大きい。
このような実施形態によっても、半導体装置A2の小型化を図りつつ、半導体素子3の保護を向上することができる。また、第1内面131が傾斜していることにより、充填部52が素子収容部13からz方向における主面11が向く側へと移動することを阻止することが可能である。これにより、封止樹脂5が基材1から脱落してしまうことなどを防止することができる。
図11は、本発明の第3実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A3は、素子収容部13の構成が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、素子収容部13は、第1内面131、第2内面132および第3内面133を有する。本実施形態においては、第1内面131は、主面11に繋がっており、裏面12には繋がっていない。第2内面132は、第1内面131に対してz方向において裏面12側に位置しており、裏面12に繋がっている。第2内面132は、z方向と直角である方向(x方向やy方向を含む)において第1内面131よりも半導体素子3から離間している。第3内面133は、第1内面131と第2内面132とを繋いでおり、図示された例においては、裏面12と平行である。
このような実施形態によっても、半導体装置A3の小型化を図りつつ、半導体素子3の保護を向上することができる。また、第1内面131、第2内面132および第3内面133を有する構成であることにより、充填部52が素子収容部13からz方向における主面11が向く側へと移動することを阻止することが可能である。これにより、封止樹脂5が基材1から脱落してしまうことなどを防止することができる。
図12は、本発明の第4実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A4は、絶縁層6および封止樹脂5の裏面樹脂部53の構成が上述した実施形態と異なっている。なお、本実施形態における素子収容部13の構成は、上述した半導体装置A1〜A3のいずれであってもよい。
本実施形態においては、絶縁層6の内端縁62が、z方向視において素子収容部13の裏面側端縁135から離間しており、裏面側端縁135を内包する位置となっている。これに対応して、封止樹脂5の裏面樹脂部53は、z方向視において裏面側端縁135と内端縁62との間に位置する張り出し部533を有する形状となっている。
このような実施形態によっても、半導体装置A4の小型化を図りつつ、半導体素子3の保護を向上することができる。また、裏面樹脂部53が張り出し部533を有することにより、封止樹脂5が基材1から脱落してしまうことなどをより確実に防止することができる。
図13および図14は、本発明の第5実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A5は、絶縁層6を備えない点が、上述した実施形態と異なっている。なお、本実施形態における素子収容部13の構成は、上述した半導体装置A1〜A3のいずれであってもよい。
本実施形態においては、絶縁層6が設けられていないことにより、裏面12のうち裏面配線部22から露出した領域に、封止樹脂5の張り出し部533が形成されている。なお、図示された例においては、張り出し部533と裏面配線部22とが接しているが、封止樹脂5の製造における条件等によっては、張り出し部533は、裏面配線部22と一部または全体が離間した構成となりうる。
このような実施形態によっても、半導体装置A5の小型化を図りつつ、半導体素子3の保護を向上することができる。また、裏面樹脂部53が張り出し部533を有することにより、封止樹脂5が基材1から脱落してしまうことなどをより確実に防止することができる。
図15は、本発明の第6実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A6は、基材1と半導体素子3との相対的な位置関係が上述した実施形態と異なっている。なお、本実施形態における素子収容部13、封止樹脂5および絶縁層6の構成は、上述した半導体装置A1〜A5のいずれであってもよい。
本実施形態においては、半導体素子3の素子本体31の素子主面311と基材1の主面11とが、z方向において同じ位置にある。このような実施形態によっても、半導体装置A6の小型化を図りつつ、半導体素子3の保護を向上することができる。特に、半導体素子3が、主面11から大きく突出するものでないことから、半導体装置A6の薄型化を実現しつつ、半導体素子3のほとんどが素子収容部13に収容されており、半導体素子3を確実に保護することができる。
図16は、本発明の第7実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A7は、基材1と半導体素子3との相対的な位置関係が上述した実施形態と異なっている。なお、本実施形態における素子収容部13、封止樹脂5および絶縁層6の構成は、上述した半導体装置A1〜A5のいずれであってもよい。
本実施形態においては、半導体素子3の素子本体31の素子主面311が基材1の主面11よりも、z方向において主面11が向く側に位置している。このような実施形態によっても、半導体装置A7の小型化を図りつつ、半導体素子3の保護を向上することができる。基材1と半導体素子3とを合計したz方向寸法は、半導体素子3単体のz方向寸法とほとんど同じである。たとえば、半導体素子3のz方向寸法が変更が困難な固定された寸法である場合に、半導体装置A7の薄型化を図るのに有利である。
図17は、本発明の第8実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A8は、素子収容部13の構成が、上述した実施形態と異なっている。本実施形態においては、素子収容部13は、主面11から凹む凹部によって構成されている。
本実施形態の素子収容部13は、第1内面131および底面136を有する。第1内面131は、主面11に繋がっており、裏面12には到達していない。底面136は、z方向において主面11と裏面12との間に位置している。底面136は、主面11と同じ側を向いており、図示された例においては、主面11と平行である。半導体素子3は、接合層39によって底面136に接合されている。
このような実施形態によっても、半導体装置A8の小型化を図りつつ、半導体素子3の保護を向上することができる。また、素子収容部13が凹部によって構成されていることにより、半導体素子3は、z方向視において基材1によって囲まれていることに加えて、z方向における裏面12側から基材1に覆われている。これにより、半導体装置A8に外力が加えられた際などに、半導体素子3をより確実に保護することができる。
本発明に係る半導体装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る半導体装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1〜A8 :半導体装置
1 :基材
2 :配線部
3 :半導体素子
4 :ワイヤ
5 :封止樹脂
6 :絶縁層
7 :支持部材
10 :基材材料
11 :主面
12 :裏面
13 :素子収容部
20 :導電部
21 :主面配線部
22 :裏面配線部
23 :貫通配線部
31 :素子本体
32 :電極パッド
39 :接合層
41 :ファーストボンディング部
42 :セカンドボンディング部
50 :樹脂部
51 :主面樹脂部
52 :充填部
53 :裏面樹脂部
61 :絶縁層裏面
62 :内端縁
71 :支持面
72 :制御対象
73 :磁石
81 :切断領域
110 :主面
120 :裏面
131 :第1内面
132 :第2内面
133 :第3内面
134 :主面側端縁
135 :裏面側端縁
136 :底面
210 :主面導電部
220 :裏面導電部
221 :配線部裏面
230 :貫通導電部
311 :素子主面
391 :接合層裏面
510 :主面樹脂部
520 :充填部
530 :裏面樹脂部
531 :樹脂裏面
533 :張り出し部
710 :集積回路
711 :装置駆動領域
712 :電圧検出領域
713 :制御領域
2210 :導電部裏面
5310 :樹脂裏面

Claims (29)

  1. 厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有する基材と、
    前記基材に形成された配線部と、
    前記配線部に導通する半導体素子と、
    前記半導体素子を覆う封止樹脂と、を備える半導体装置であって、
    前記基材は、前記主面に開口し且つ前記基材の厚さ方向において前記主面と前記裏面との間に位置する素子収容部を有し、
    前記半導体素子は、前記厚さ方向において少なくともその一部が前記素子収容部に収容されていることを特徴とする、半導体装置。
  2. 前記素子収容部は、前記主面および前記裏面の双方に開口する貫通孔からなる、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記素子収容部は、前記主面に繋がり且つ前記裏面側に延びる第1内面を有する、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1内面は、前記裏面に繋がる、請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1内面は、前記主面よりも粗い面である、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1内面は、前記主面から前記裏面に向かうほど前記厚さ方向と直角である方向において前記半導体素子から離間するように傾斜している、請求項4または5に記載の半導体装置。
  7. 前記素子収容部は、前記第1内面に対して前記厚さ方向において前記裏面側に位置し且つ前記厚さ方向と直角である方向において前記第1内面よりも前記半導体素子から離間した第2内面を有する、請求項3に記載の半導体装置。
  8. 前記素子収容部は、前記第1内面および前記第2内面の間に位置し且つ前記裏面と同じ側を向く第3内面を有する、請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体素子は、前記主面と同じ側を向く素子主面を有する、請求項2ないし8のいずれかに記載の半導体装置。
  10. 前記素子主面は、前記厚さ方向において前記主面よりも前記裏面側に位置する、請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記素子主面は、前記厚さ方向において前記主面と同じ位置にある、請求項9に記載の半導体装置。
  12. 前記素子主面は、前記厚さ方向において前記主面よりも前記裏面から離間している、請求項9に記載の半導体装置。
  13. 前記封止樹脂は、前記素子収容部と前記半導体素子との間に充填された充填部を有する、請求項2ないし12のいずれかに記載の半導体装置。
  14. 前記封止樹脂は、厚さ方向において前記裏面に対して前記主面とは反対側に位置する裏面樹脂部を有する、請求項13に記載の半導体装置。
  15. 前記裏面に形成され且つ厚さ方向視において前記裏面樹脂部を囲む絶縁層を備える、請求項14に記載の半導体装置。
  16. 前記絶縁層と前記裏面樹脂部とは、互いに接している、請求項15に記載の半導体装置。
  17. 前記絶縁層の内端縁は、前記素子収容部の裏面側に開口する裏面側端縁と前記厚さ方向視において一致している、請求項16に記載の半導体装置。
  18. 前記絶縁層の内端縁は、前記素子収容部の裏面側に開口する裏面側端縁を前記厚さ方向視において内方するように囲んでいる、請求項16に記載の半導体装置。
  19. 前記裏面樹脂部は、前記裏面と同じ側を向く樹脂裏面を有し、
    前記絶縁層は、前記裏面と同じ側を向く絶縁層裏面を有し、
    前記樹脂裏面と前記絶縁層裏面とは、互いに面一である、請求項15ないし18のいずれかに記載の半導体装置。
  20. 前記配線部は、前記主面に形成された主面配線部、前記裏面に形成された裏面配線部および前記基材を貫通し且つ前記主面配線部および前記裏面配線部を繋ぐ貫通配線部を有する、請求項19に記載の半導体装置。
  21. 前記裏面配線部は、前記裏面と同じ側を向く配線部裏面を有し、
    前記配線部裏面と前記樹脂裏面および前記絶縁層裏面とは、前記厚さ方向における位置が同じである、請求項20に記載の半導体装置。
  22. 前記主面配線部と前記半導体素子とに接合され且つ前記封止樹脂に覆われたワイヤを備える、請求項20または21に記載の半導体装置。
  23. 前記ワイヤは、前記半導体素子に接合されたファーストボンディング部を有する、請求項22に記載の半導体装置。
  24. 前記半導体素子は、ホール素子である、請求項22または23のいずれかに記載の半導体装置。
  25. 前記配線部は、4つの前記主面配線部、4つの前記裏面配線部および4つの前記貫通配線部を有する、請求項24に記載の半導体装置。
  26. 4つの前記ワイヤを備える、請求項25に記載の半導体装置。
  27. 前記素子収容部は、前記主面から前記裏面側に凹む凹部からなる、請求項1に記載の半導体装置。
  28. 前記半導体素子は、前記厚さ方向視において矩形状であり、
    前記素子収容部は、前記厚さ方向視において前記半導体素子の四辺と平行である四辺を有する矩形状である、請求項1ないし27のいずれかに記載の半導体装置。
  29. 前記基材は、前記半導体素子および前記素子収容部の四辺と平行である四辺を有する矩形状である、請求項28に記載の半導体装置。
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