JP2020030837A - 座席予約装置、座席予約方法、および座席予約プログラム - Google Patents

座席予約装置、座席予約方法、および座席予約プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】空席の予約を依頼するか否か検討する時間を顧客に与える座席予約装置を提供する。【解決手段】座席予約システムにおいて、座席予約装置1の情報登録部10は、開始時間の範囲を示す情報と空席の数を示す情報とを含む空席発生情報を飲食店端末2から受信し、空席情報を空席情報テーブル130に格納する。送信部20は、空席情報に含まれる開始時間の範囲と空席の数とを含む提供情報を所定の顧客端末3にプッシュ通知またはメッセージ送信サービスによって送信する。予約受付部30は、提供情報に含まれる開始時間の範囲内の開始時間であって各所定の顧客端末3の使用者によって指定された開始時間の情報を含む予約情報を各所定の顧客端末3から受信し、所定の起点から所定の時間が経過した時に、その所定の時間内に受信した各予約情報の中から所定の条件に従って予約情報を1つのみ選択し、選択された予約情報に基づく予約を受け付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、飲食店において空席が生じたとき、空席の予約を受け付ける座席予約装置、座席予約方法、および座席予約プログラムに関する。
飲食店における予約の直前のキャンセル(事前のキャンセル、いわゆるドタキャン)、およびNo show(予約をしていたにも関わらず、その日時になっても店に連絡なく、または飲食店の連絡を無視して来店しないこと)は、飲食店のみならず、消費者にも損失を与えている。そこで、経済産業省は、非特許文献1を公表した。
非特許文献1には、IT活用事例の一つとして、キャンセルの買い取りと再販(ごひいき予約)が記載されている。これは、直前のキャンセルによって生じた飲食店の空席をダイナースクラブ(登録商標)が買い取り、ダイナースクラブ(登録商標)会員に対して、コミュニケーションアプリであるLINE(登録商標)を通じて飲食店の空席をリアルタイムに告知・再販する仕組みである。会員は、株式会社ポケットコンシェルジュが運営する「ポケットコンシェルジュ」を通じて、予約・決済を行うことができる。
サービス産業の高付加価値化に向けた外部環境整備等に関する有識者勉強会、「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」、経済産業省、2018年11月1日
非特許文献1に記載のごひいき予約では、LINE(登録商標)を通じて飲食店の空席をリアルタイムに複数の会員に告知する。このため、これら複数の会員による空席の予約依頼が競合するおそれがある。
そして、飲食店においてテーブルや個室等で空席が生じる場合、同時に複数の空席が生じる。この複数の空席は分割できず、一体として提供されるため、これらの空席を予約しようとする会員は複数の人を集めなければならない。
1人分の空席の予約ならばまだしも、一体として提供される複数の空席の予約を先着順で受け付けると、慎重な会員は、十分な検討を行わずに予約したくないため、予約を諦める可能性がある。また、あせって予約を依頼した会員は、人数が集まらずに、予約した空席をキャンセルするおそれがある。
本発明の目的は、一体として提供される複数の空席の予約を依頼するか否か検討する時間を顧客に与えることができる座席予約装置、座席予約方法、および座席予約プログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の座席予約装置は、
飲食店において一度にまとまって発生する複数の空席であって顧客に一体として提供される当該空席の予約を受け付ける座席予約装置であって、
空席識別情報と、開始時間の範囲を示す情報と、前記空席の数を示す情報とを含む空席情報を格納する空席情報テーブルと、
飲食店端末から送信される空席発生情報であって前記開始時間の範囲を示す情報と前記空席の数を示す情報とを含む当該空席発生情報を受信し、当該空席発生情報に前記空席識別情報が付加された前記空席情報を前記空席情報テーブルに格納する情報登録部と、
前記空席情報に含まれる空席識別情報毎に送信される提供情報であって当該空席情報に含まれる開始時間の範囲を示す情報と空席の数を示す情報とを含む当該提供情報を所定のタイミングで1つ以上の所定の顧客端末にプッシュ通知またはメッセージ送信サービスによって送信する送信部と、
前記送信部によって送信された提供情報を受信した前記各所定の顧客端末が当該提供情報に対して返信する予約情報であって、当該提供情報に含まれる開始時間の範囲内の開始時間であって当該各所定の顧客端末の使用者によって指定された開始時間の情報を含む当該予約情報を受信し、所定の起点から所定の時間が経過した時に、当該所定の時間内に受信した当該各予約情報の中から所定の条件に従って予約情報を1つのみ選択し、当該選択された予約情報に基づく予約を受け付ける予約受付部と、
を備える。
好ましくは、本発明の座席予約装置は、
前記起点が、前記予約受付部によって最初に予約情報が受信された時である。
好ましくは、本発明の座席予約装置は、
前記起点が、前記送信部によって提供情報が1つ以上の所定の顧客端末に送信された時である。
好ましくは、本発明の座席予約装置は、
前記所定の条件が、ランダムに予約情報を選択することである。
好ましくは、本発明の座席予約装置は、
前記飲食店における各顧客の優先順位を示す優先順位情報を格納する優先順位リストを備え、
前記所定の条件が、前記所定の時間内に受信した各予約情報の中から、前記飲食店についての優先順位リストにおいて最も優先順位の高い顧客の顧客端末によって送信された予約情報を選択することである。
好ましくは、本発明の座席予約装置は、
前記予約情報が、前記飲食店によって指定された指定料理の顧客による予約の有無を示す指定料理情報を含み、
前記優先順位リストの優先順位を決める複数の要因の中で指定料理の顧客による予約の有無が最も重要度が高く、前記予約受付部が指定料理の顧客による予約有りを示す指定料理情報を含む予約情報を優先して選択する。
好ましくは、本発明の座席予約装置は、
前記予約情報が、前記空席の数以下の席数であって前記各所定の顧客端末の使用者によって指定された席数の情報を含む。
また、本発明の座席予約方法は、
飲食店において一度にまとまって発生する複数の空席であって顧客に一体として提供される当該空席の予約を受け付ける座席予約方法であって、
飲食店端末から送信される空席発生情報であって開始時間の範囲を示す情報と前記空席の数を示す情報とを含む当該空席発生情報を受信し、当該空席発生情報に空席識別情報が付加された空席情報を空席情報テーブルに格納する情報登録ステップと、
前記空席情報に含まれる空席識別情報毎に送信される提供情報であって当該空席情報に含まれる開始時間の範囲を示す情報と空席の数を示す情報とを含む当該提供情報を所定のタイミングで1つ以上の所定の顧客端末にプッシュ通知またはメッセージ送信サービスによって送信する送信ステップと、
前記送信ステップにおいて送信された提供情報を受信した前記各所定の顧客端末が当該提供情報に対して返信する予約情報であって、当該提供情報に含まれる開始時間の範囲内の開始時間であって当該各所定の顧客端末の使用者によって指定された開始時間の情報を含む当該予約情報を受信し、所定の起点から所定の時間が経過した時に、当該所定の時間内に受信した当該各予約情報の中から所定の条件に従って予約情報を1つのみ選択し、当該選択された予約情報に基づく予約を受け付ける予約受付ステップと、
を備える。
また、本発明の座席予約プログラムは、
飲食店において一度にまとまって発生する複数の空席であって顧客に一体として提供される当該空席の予約を受け付ける座席予約装置としてコンピュータを機能させる座席予約プログラムであって、当該コンピュータを
空席識別情報と、開始時間の範囲を示す情報と、前記空席の数を示す情報とを含む空席情報を格納する空席情報テーブルを記憶する記憶手段、
飲食店端末から送信される空席発生情報であって前記開始時間の範囲を示す情報と前記空席の数を示す情報とを含む当該空席発生情報を受信し、当該空席発生情報に前記空席識別情報が付加された前記空席情報を前記空席情報テーブルに格納する情報登録手段、
前記空席情報に含まれる空席識別情報毎に送信される提供情報であって当該空席情報に含まれる開始時間の範囲を示す情報と空席の数を示す情報とを含む当該提供情報を所定のタイミングで1つ以上の所定の顧客端末にプッシュ通知またはメッセージ送信サービスによって送信する送信手段、
前記送信手段によって送信された提供情報を受信した前記各所定の顧客端末が当該提供情報に対して返信する予約情報であって、当該提供情報に含まれる開始時間の範囲内の開始時間であって当該各所定の顧客端末の使用者によって指定された開始時間の情報を含む当該予約情報を受信し、所定の起点から所定の時間が経過した時に、当該所定の時間内に受信した当該各予約情報の中から所定の条件に従って予約情報を1つのみ選択し、当該選択された予約情報に基づく予約を受け付ける予約受付手段、
として機能させる。
本発明によれば、空席の予約を依頼するか否か検討する時間を顧客に与えることができる。
本発明の実施形態に係る座席予約装置を含むシステムの一例を示す図である。 飲食店情報テーブルの一例を示す図である。 顧客情報テーブルの一例を示す図である。 空席情報テーブルの一例を示す図である。 飲食店に6人掛けテーブル2つの空きがある場合、顧客端末に同時に送信される2つの提供情報の一例を示す図である。 顧客端末における空席情報表示画面の一例を示す図である。 顧客端末における条件選択画面の一例を示す図である。 顧客端末から受信する予約情報の一例を示す図である。 顧客端末における料理選択画面の一例を示す図である。 顧客によって指定料理と選択料理が選択された場合における予約情報の一例を示す図である。 飲食店によって指定料理が指定されていない場合における料理選択画面の一例を示す図である。 飲食店によって指定料理が指定されていない場合における予約情報の一例を示す図である。 優先順位リストの一例を示す図である。 第1の変形例における条件選択画面の一例を示す図である。 第1の変形例における座席予約処理の流れの一例を示す図である。 第1の変形例における予約情報の一例を示す図である。 第2の変形例における条件選択画面の一例を示す図である。 第2の変形例における予約情報の一例を示す図である。 第3の変形例における予約情報の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る座席予約装置、座席予約方法、および座席予約プログラムについて図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る座席予約装置1を含むシステムの一例を示す。
座席予約装置1は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)等で構成される主メモリと、ハードディスク等で構成される記憶部100とを備える。座席予約装置1は、例えば、コンピュータで実現することができる。また、座席予約装置1は、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
座席予約装置1の記憶部100には、飲食店情報テーブル110と、顧客情報テーブル120と、空席情報テーブル130と、座席予約プログラム140とが格納されている。
座席予約装置1のCPUが記憶部100から主メモリに座席再予約プログラム140を読み出して実行することにより、情報登録部10と、送信部20と、予約受付部30との各部の機能が実現される。
座席予約装置1は、ネットワーク200に接続されている。ネットワーク200には、さらに、複数の飲食店端末2と、複数の顧客端末3とが接続されている。飲食店端末2と顧客端末3は、例えば、パーソナルコンピュータやタブレットPC、スマートフォン等である。
座席予約装置1は、ネットワーク200を介して飲食店端末2と顧客端末3と相互にデータを送受信することができる。なお、本発明では、座席予約装置1が、ネットワーク200に接続されたWebサーバやプッシュ通知配信サーバ等の中継装置を介して飲食店端末2や顧客端末3と相互にデータを送受信することも、座席予約装置1が飲食店端末2や顧客端末3と相互にデータを送受信するとみなす。
図2は、飲食店情報テーブル110の一例を示す。
飲食店情報テーブル110は、料理を提供する飲食店についての飲食店情報を格納する。飲食店情報は、飲食店ID(Identifier)111と、パスワード112と、飲食店属性113と、携帯電話番号114と、電子メールアドレス115とを含む。
飲食店ID111は、座席予約装置1を利用する飲食店を一意に識別する識別情報である。飲食店ID111は、例えば、情報登録部10によって座席予約装置1を利用する飲食店毎に付与される。
パスワード112は、飲食店の従業員が飲食店端末2から座席予約装置1のWebサイト等にログインするときに入力するパスワードである。
飲食店属性113は、飲食店名、飲食店の住所、飲食店へのアクセス法、飲食店の電話番号、飲食店のホームページのURL(Uniform Resource Locator)、飲食店の座標、飲食店が提供する料理の種別、メニュー(献立表)等の飲食店の属性を示す情報である。
携帯電話番号114は、飲食店端末2の携帯電話番号である。
電子メールアドレス115は、飲食店端末2で受信可能な電子メールのアドレスである。
なお、飲食店情報は、座席予約装置1が飲食店端末2と通信するためのその他の情報(例えば、飲食店端末2のIPアドレス等)を含んでいても良い。
図3は、顧客情報テーブル120の一例を示す。
顧客情報テーブル120は、座席予約装置1を利用する顧客についての顧客情報を格納する。顧客情報は、顧客ID121と、パスワード122と、携帯電話番号123と、電子メールアドレス124とを含む。
顧客ID121は、座席予約装置1を利用する顧客を一意に識別する識別情報である。顧客ID121は、例えば、情報登録部10によって座席予約装置1を利用する顧客毎に付与される。
パスワード122は、顧客が顧客端末3から座席予約装置1のWebサイト等にログインするときに入力するパスワードである。
携帯電話番号123は、顧客端末3の携帯電話番号である。
電子メールアドレス124は、顧客端末3が受信可能な電子メールのアドレスである。
なお、顧客情報は、座席予約装置1が顧客端末3と通信するためのその他の情報(例えば、顧客端末3のIPアドレス等)を含んでいても良い。
図4は、空席情報テーブル130の一例を示す。
空席情報テーブル130は、飲食店で発生した空席についての空席情報を格納する。空席情報は、空席ID131と、飲食店ID132と、開始時間の範囲133と、空席の数134と、提供形態135と、指定料理136とを含む。
空席ID131は、空席を一意に識別する識別情報である。本実施形態では、空席ID131は、飲食店において一度にまとまって発生する複数の空席であって顧客に一体として提供される複数の空席について1つ付与される。例えば、空席ID131は、テーブル毎や個室毎に付与される。図4における空席ID131=0001の空席情報と空席ID131=0002の空席情報のように、同時にキャンセルされた複数のテーブルの座席であっても空席ID131は別々に付与される。
飲食店ID132は、座席予約装置1を利用する飲食店を一意に識別する識別情報である。飲食店ID132は、図2の飲食店ID111に対応する。
開始時間の範囲133は、飲食店が料理の提供を開始することができる最初の時刻から最後の時刻までを示す。顧客は、開始時間に飲食店内で食事を始めることができる。例えば、図4における空席ID131=0001の空席情報では、開始時間の範囲133は18時〜20時であるため、顧客は18時〜20時の間の開始時間を指定して予約を依頼することができる。
空席の数134は、予約可能な空席の上限数を示す。例えば、4人掛けテーブルを3人で使用する予約がキャンセルされた場合には、4つの空席が発生する。このとき、空席の数134には4が設定される。また、最大収容人数16人の個室を10人で使用する予約がキャンセルされた場合には、16の空席が発生する。このとき、空席の数134には16が設定される。
提供形態135は、例えばテーブルや個室のような空席が提供される形態である。
指定料理136は、飲食店によって内容と数が指定された料理である。飲食店が指定料理を指定しない場合には、指定料理136には「無」が設定される。例えば、空席ID131=0001の空席情報では、指定料理136として4人分のコース2が指定されている。飲食店は、例えば、その飲食店のおすすめ料理や直前にキャンセルされた予約で提供予定であった料理を指定料理として指定することができる。
次に、座席予約装置1の動作について説明する。
飲食店は、座席予約装置1を利用するために、飲食店端末2を用いてパスワード112と飲食店属性113と携帯電話番号114と電子メールアドレス115とを含む飲食店登録情報を入力する。飲食店端末2は、その飲食店登録情報を座席予約装置1に送信する。情報登録部10は、飲食店登録情報を受信すると、飲食店に飲食店ID111を付与し、その飲食店の飲食店情報を飲食店情報テーブル110に登録する。
また、顧客は、座席予約装置1を利用するために、顧客端末3を用いてパスワード122と携帯電話番号123と電子メールアドレス124とを含む顧客登録情報を入力する。顧客端末3は、その顧客登録情報を座席予約装置1に送信する。情報登録部10は、顧客登録情報を受信すると、顧客に顧客ID121を付与し、その顧客の顧客情報を顧客情報テーブル120に登録する。
飲食店の従業員は、テーブルや個室等に空きがある場合、飲食店端末2に開始時間の範囲と空席の数とその空席の提供形態と指定料理の内容または指定料理無しとを入力する。飲食店端末2は、開始時間の範囲の情報と空席の数を示す情報とその空席の提供形態の情報と指定料理の内容または指定料理無しを示す情報とを含む空席発生情報を座席予約装置1に送信する。情報登録部10は、空席発生情報を受信すると、空席ID131を生成し、その空席発生情報に空席ID131と飲食店ID132を付加して空席情報を作成する。そして、作成した空席情報を空席情報テーブル130に格納する。
例えば、飲食店において予約の開始時間直前にその予約がキャンセルされ、空席が生じた場合、その飲食店はできるだけ早く顧客に空席があることを知らせたい。この場合、顧客によって空席が検索されるのを待つのではなく、プッシュ通知、電子メールやSMS(Short Message Service)やMMS(Multimedia Messaging Service)のようなメッセージ送信サービスによって空席の存在を顧客に知らせることが望ましい。
そこで、本実施形態では、空席情報が空席情報テーブル130に格納されると、送信部20は直ちに図5に示す提供情報150を1つ以上の所定の顧客端末3にプッシュ通知またはメッセージ送信サービスによって送信する。
図5は、飲食店に6人掛けテーブル2つの空きがある場合、顧客端末3に同時に送信される2つの提供情報150の一例を示す。
提供情報150は、空席ID151と、飲食店属性152と、開始時間の範囲153と、空席の数154と、提供形態155とを含む。
空席ID151は、空席を一意に識別する識別情報である。空席ID151は、図4の空席ID131に対応する。
飲食店属性152は、図2の飲食店属性113の中から顧客端末3において図6の空席情報表示画面を表示するために必要なものが選択されたものである。飲食店属性152は、例えば、飲食店名、飲食店が提供する料理の種別、飲食店へのアクセス方法、飲食店の電話番号、飲食店のホームページのURL、飲食店の座標等の情報を含む。
開始時間の範囲153と空席の数154と提供形態155は、それぞれ空席情報テーブル130に格納されたその飲食店の空席情報に含まれる開始時間の範囲133と空席の数134と提供形態135と同一である。
なお、本実施形態では、提供情報150は、空席ID151毎に送信されるとみなす。すなわち、図5の例では、空席ID151=0001の提供情報150と空席ID151=0002の提供情報150との2つの提供情報150が同時に送信されるとみなす。
送信部20は、所定の顧客端末3を次のようにして選択し、それらの顧客端末3に提供情報150を送信する。
例えば、各飲食店の顧客を示す飲食店毎のお得意様リスト(図示無し)を記憶部100が記憶している。送信部20は、図3の顧客ID121がお得意様リストに登録されている場合に、その顧客ID121に対応する顧客端末3を選択し、提供情報150を送信する。
また、例えば、各顧客が興味を持っている飲食店を示す顧客毎のお気に入りリスト(図示無し)を記憶部100が記憶している。送信部20は、各顧客のお気に入りリストに図2の飲食店ID111が登録されている場合に、その顧客の顧客ID121に対応する顧客端末3を選択し、提供情報150を送信する。
また、例えば、送信部20は、飲食店端末2の近辺(例えば、300m以内)に存在する顧客端末3を選択し、提供情報150を送信する。
また、図示しない飲食店毎または顧客全体についてのブラックリストを記憶部100が記憶しており、送信部20は、図3の顧客ID121がブラックリストに登録されている場合には、その顧客ID121に対応する顧客端末3を選択から除外し、その顧客端末3に提供情報150を送信しないようにしてもよい。
提供情報150をプッシュ通知する場合、顧客端末3にプッシュ通知の専用アプリをインストールし、顧客端末3でその専用アプリを動作させることにより、送信部20は各顧客端末3に提供情報150をプッシュ通知することができる。
また、例えば、送信部20は、LINE(登録商標)公式アカウントのメッセージ一斉配信機能を用いて、友だち登録されている複数の顧客端末3に提供情報150を含むメッセージをプッシュ通知することができる。LINE(登録商標)は、LINE(登録商標)株式会社によって提供されるアプリである。LINE(登録商標)を用いる場合、上述したお得意様リストやお気に入りリストの代わりとして友だち登録機能を用いることができる。または、友だち登録機能をお得意様リストとお気に入りリストに連携させることができる。
顧客端末3は、例えば、図5の提供情報150を受信すると、図6の空席情報表示画面を表示する。空席情報表示画面には、飲食店の説明と、空席の情報と、開始時間の範囲とが表示される。空席情報表示画面の最下部には選択ボタンが表示される。顧客が選択ボタンをタップすると、顧客端末3の画面は座席予約装置1のWebサイトによって表示される図7の条件選択画面に遷移する。
図7の条件選択画面は、予約の開始時刻の選択欄と、テーブル毎の予約人数の選択欄と、飲食店内でのテーブルの配置図とを含む。条件選択画面の最下部には、予約ボタンと、メニューボタンが表示される。図7の条件選択画面は、図5の提供情報150を受信した場合に表示されるものである。この条件選択画面では、18時から20時までの範囲で開始時間を選択でき、テーブル1とテーブル2についてそれぞれ6人以下の予約人数を選択することができる。
条件選択画面において、顧客が開始時刻と予約人数を選択し、予約ボタンをタップすると、図8の予約情報160がWebサイトから座席予約装置1に送信される。
予約情報160は、空席ID161と、開始時間162と、席数163と、指定料理164と、選択料理165とを含む。
空席ID161は、空席を一意に識別する識別情報である。図8の例では、空席ID161は、図5の提供情報150のいずれかに含まれる空席ID151である。
開始時間162は、図5の開始時間の範囲153に含まれる時刻であって、顧客端末の使用者によって指定された開始時間である。
席数163は、顧客端末の使用者によって指定された席数であり、予約される座席の数を示す。席数163は、提供情報150に含まれる空席の数154以下である。例えば、提供情報150の空席の数154に6が設定されている場合でも、図7の条件選択画面で予約人数=5を選択し、図8に示すように席数163に5を設定することができる。
指定料理164と選択料理165は、後述する図9の料理指定画面で選択される。図7の条件選択画面で予約ボタンがタップされた場合には、指定料理164と選択料理165には両方とも「予約無し」が設定される。すなわち、この場合は席のみが予約される。指定料理164と選択料理165については図10を参照して後で説明する。
なお、予約情報160は、送信部20によって送信された提供情報150を受信した各顧客端末3がその提供情報150に対して返信するものである。図7の選択画面では、テーブル1について5人が選択され、テーブル2については0人が選択されている。このため、図8の例では、空席ID161=001を含む提供情報150への返信としてテーブル1についての予約情報160のみが送信される。テーブル2についても1人以上の予約人数が選択された場合には、空席ID161=001を含む提供情報150への返信としての予約情報160と、空席ID161=002を含む提供情報150への返信としての予約情報160とが送信される。
また、図5の提供情報150の例は、飲食店に2つのテーブルの空きがある場合の例である。この例では、2つの提供情報150を区別するために各提供情報150は空席ID151を含む必要がある。これに対し、図4の空席ID131=0101や空席ID131=0301の空席情報のように、飲食店にテーブルや個室の空きが1つのみ生じており、送信部20が1つテーブルや個室についての提供情報150を顧客端末3に送信した場合、予約受付部30は予約情報160を返信した顧客端末3を識別する情報(例えば、携帯電話番号やIPアドレス等)により空席ID151を特定することができる。この場合、提供情報150は空席ID151を含まなくてもよく、予約情報160も空席ID161を含まなくてもよい。
また、図7の選択画面において、顧客が開始時刻と予約人数を選択し、メニューボタンをタップすると、座席予約装置1のWebサイトは座席予約装置1にメニュー表示要求を送信する。送信部20は、メニュー表示要求を受信すると、それに応答して空席情報テーブル130に格納されている空席情報に含まれる指定料理136と飲食店情報テーブル110に格納されている飲食店情報の飲食店属性113に含まれる飲食店のメニューとを示すメニュー情報をWebサイトに送信する。Webサイトがメニュー情報を受信すると、顧客端末3の画面はWebサイトによって表示される図9の料理指定画面に遷移する。
料理指定画面は、指定料理の表示およびその指定料理を選択するための選択ボタンと、飲食店で提供される各料理(図9では、コース1〜コース5)の表示およびそれら各料理の予約人数を選択するための選択欄とを有する。選択画面の最下部には、予約ボタンが表示される。
顧客は、図9の料理指定画面により予約する料理を指定することができる。図9の例では、顧客は、指定料理である「4人分のコース2」と、選択料理である「1人分のコース3」とを予約のために指定している。
図9の料理指定画面において、顧客が予約ボタンをタップすると、図10の予約情報160がWebサイトから座席予約装置1に送信される。
図10の予約情報160では、空席ID161と開始時間162と席数163は図8の予約情報160と同様に設定される。
指定料理164は、飲食店によって指定された指定料理136を顧客が選択したか否かを示す。すなわち指定料理164は、顧客による指定料理の予約の有無を示す。
選択料理165は、指定料理以外の料理であって顧客によって予約された料理とその予約人数を示す。
図9の料理指定画面で指定料理を選択するための選択ボタンが押下(選択)されているため、図10の予約情報160において指定料理164には「予約有り」が設定される。また、図9の料理指定画面で1人分のコース3が予約されているため、図10の予約情報160において選択料理165には「コース3 1人分」が設定される。
また、図4の空席情報テーブル130に格納されている空席情報において指定料理136=無である場合、図11に示すように、料理指定画面は指定料理の表示およびその指定料理を選択するための選択ボタンを含まない。料理指定画面の最下部には予約ボタンのみ表示される。この場合、料理指定画面で予約ボタンがタップされると、図12の予約情報160がWebサイトから座席予約装置1に送信される。
図12の予約情報160において、空席ID161と開始時間162と席数163は図10の予約情報160と同様に設定される。また、図12の予約情報160において、指定料理164には「予約無し」が設定され、選択料理165には「コース3 5人分」が設定される。
提供情報150はプッシュ通知またはメッセージ送信サービスにより複数の顧客に送信されるが、その提供情報150で特定される空席を予約できる顧客は1人である。しかも、顧客は、テーブルや個室の座席を予約するために、一緒に食事する人を集めなければならない。もし予約受付部30が空席の予約を最初に依頼した顧客の予約を受け付けるならば、慎重な顧客は十分な検討を行わずに予約したくないため、その空席について予約の依頼を諦める可能性がある。これは、空席の予約を依頼する顧客の減少につながる。また、あせって予約を依頼した顧客による予約を予約受付部30が受け付けた場合、その顧客は予約を後悔し、予約した座席をキャンセルするおそれがある。これは、空席が利用されない可能性を高める。
そこで、予約受付部30は、所定の起点から所定の時間が経過した時に、その所定の時間内に受信した各予約情報160の中から、所定の条件に従って予約情報160を1つ選択し、選択された予約情報160に基づく予約を受け付ける。すなわち、選択された予約情報160に基づく予約を確定させる。
ここで、所定の起点は、例えば、予約受付部30によって最初に予約情報160が受信された時である。この場合、所定の時間は、例えば、1分以上1時間以下である。
または、所定の起点は、例えば、送信部20によって提供情報150が1つ以上の所定の顧客端末3に送信された時である。この場合、予約受付部30は、その所定の時間内に予約情報160を受信しないとき、例えば、その所定の時間経過後に最初に受信した予約情報160に基づく予約を受け付ける。この場合、所定の時間は、例えば、3分以上1時間以下である。
2人掛けテーブルに空きがあるときのように空席が少ない場合、顧客は短時間で予約する人数を集めることができると考えられる。この場合、所定の時間は短くて良い。
一方、最大収容人数16人の個室に空きがあるときのように空席が多い場合、顧客は予約する人数を集めるために長時間要すると考えられる。この場合、所定の時間は長いことが望ましい。所定の時間が長い場合には、予約受付部30は、予約情報160を送信した顧客端末3に、予約を選択中である旨のメッセージを送信したり、予約の選択結果が通知されるまでの待ち時間を示す情報を送信したりすることが望ましい。
所定の条件は、例えば、ランダムに予約情報160を選択することである。この場合、予約受付部30は、所定の時間が経過した時に、その所定の時間内に受信した各予約情報160の中から予約情報160をランダムに選択する。
または、例えば、記憶部100が図13の優先順位リスト170を記憶している。優先順位リスト170は、飲食店毎に各顧客の優先順位を示す優先順位情報を格納する。そして、所定の条件は、受信した各予約情報160中で最も優先順位の高い顧客の顧客端末3によって送信された予約情報160を選択することである。この場合、予約受付部30は、所定の時間が経過した時に、その所定の時間内に受信した各予約情報160の中から、各飲食店についての優先順位リスト170において最も優先順位の高い顧客の顧客端末3によって送信された予約情報160を選択する。予約受付部30は、優先順位が同一である複数の顧客についてはランダムに選択する。
優先順位を決める要因は、例えば、指定料理の予約の有無、クレジットカード登録の有無、飲食店の利用頻度である。例えば、これらの各要因の中で、顧客による指定料理の予約の有無が最も重要度が高く、予約受付部30によって指定料理の予約有りの顧客は指定料理の予約無しの顧客よりも優先して選択される。次に、例えば、クレジットカード登録の有無が2番目に重要度が高く、指定料理の予約有りの顧客の中では予約に先立ってまたは予約と同時にクレジットカード番号を登録した顧客がクレジットカード番号を登録していない顧客よりも予約受付部30によって優先して選択される。指定料理の予約無しの顧客の中でも予約に先立ってまたは予約と同時にクレジットカード番号を登録した顧客がクレジットカード番号を登録していない顧客よりも予約受付部30によって優先して選択される。そして、例えば、指定料理の予約有りかつクレジットカードの登録有りの顧客の中では、その飲食店の利用頻度が高い顧客ほど優先順位が高い。
予約情報160に含まれる指定料理164は、飲食店によって指定された指定料理の顧客による予約の有無を示す指定料理情報である。優先順位リスト170の優先順位を決める複数の要因の中で顧客による指定料理の予約の有無が最も重要度が高い場合、予約受付部30は指定料理の予約有りを示す指定料理情報を含む予約情報を優先して選択する。これにより、指定料理を選択して予約を依頼する顧客が増加すると考えられる。例えば、直前にキャンセルされた予約で提供予定であった料理を指定料理とすることにより、その料理を選択する顧客による予約が優先的に受け付けられるため、食材を捨てずに有効に利用することができる可能性が高くなる。
また、優先順位リスト170の優先順位を決める要因にクレジットカード登録の有無を含めることにより、予約に先立ってまたは予約と同時にクレジットカード番号を登録する顧客が増加すると考えられる。
上述した実施形態では、空席発生情報と空席情報が指定料理の内容または指定料理無しを示す情報を含む例について説明したが、本発明は空席発生情報と空席情報がこの情報を含まない場合にも適用することができる。すなわち、本発明は、空席情報テーブル130に格納されている空席情報が指定料理136を含まない場合にも適用することができる。
以下に、この場合における3つの変形例を示す。
第1の変形例:顧客は、提供情報150に含まれる空席の数154全てについて予約を依頼することのみが可能であり、予約人数と料理は飲食店で食事するときに指定する。
第2の変形例:顧客は、予約人数を指定して予約を依頼することが可能であり、料理は飲食店で食事するときに指定する。
第3の変形例:顧客は、予約人数と料理を指定して予約を依頼することが可能である。
第1の変形例において、提供情報150は上述した実施形態における図5の提供情報150と同一の構成である。空席情報表示画面は上述した実施形態における図6の空席情報表示画面と同一の構成である。
図14は、第1の変形例における条件選択画面の一例を示す。上述した実施形態における図7の条件選択画面と異なり、図14の条件選択画面には、テーブル毎の予約人数の選択欄とメニューボタンは表示されず、画面の最下部には予約ボタンのみが表示される。
図15は、第1の変形例における座席予約処理の流れの一例を示す。
飲食店の従業員は、テーブルや個室等に空きがある場合、飲食店端末2に開始時間の範囲と空席の数と提供形態とを入力する。飲食店端末2は、開始時間の範囲の情報と空席の数を示す情報とその空席の提供形態の情報とを含む空席発生情報を座席予約装置1に送信する(S1)。情報登録部10は、空席発生情報に空席ID131と飲食店ID132を付加して空席情報を作成し、空席情報を空席情報テーブル130に格納する(S2)。
送信部20は、開始時間の範囲を示す情報と空席の数を示す情報と提供形態の情報とを含む提供情報150を1つ以上の所定の顧客端末3にプッシュ通知またはメッセージ送信サービスによって送信する(S3)。
顧客端末3は、提供情報150を受信すると、図6の空席情報表示画面を表示する。空席情報表示画面には、飲食店の説明と空席の情報と開始時間の範囲とが表示される。顧客が空席情報表示画面の最下部に表示されている選択ボタンをタップすると、顧客端末3の画面は図14の条件選択画面に遷移する。その条件選択画面は、予約の開始時刻の選択欄と、飲食店内でのテーブルの配置図と、予約ボタンとを含んでいる。条件選択画面において、顧客が開始時刻を選択し、最下部に表示されている予約ボタンをタップすると、図16に示す予約情報166が座席予約装置1に送信される。予約情報166は、空席ID161と、各顧客端末3の使用者によって指定された開始時間162とを含む。ただし、予約情報166は、図8の予約情報160と異なり、席数163と指定料理164と選択料理165とを含まない。
なお、予約受付部30は予約情報166を返信した顧客端末3を識別する情報(例えば、携帯電話番号やIPアドレス等)により空席ID151を特定することができる。このため、提供情報150は空席ID151を含まなくてもよく、予約情報166も空席ID161を含まなくてもよい。
予約受付部30が顧客端末3から開始時間の情報を含む予約情報166を受信しない場合(S4:No)、ステップS3に戻る。
予約受付部30が予約情報166を受信した場合(S4:Yes)、予約受付部30は、所定の起点から所定の時間が経過した時に、その所定の時間内に受信した各予約情報166の中から所定の条件に従って予約情報166を1つのみ選択し、選択された予約情報166に基づく予約を受け付ける(S5)。
第2の変形例において、提供情報150は上述した実施形態における図5の提供情報150と同一の構成である。空席情報表示画面は上述した実施形態における図6の空席情報表示画面と同一の構成である。
図17は、第2の変形例における条件選択画面の一例を示す。上述した実施形態における図7の条件選択画面と異なり、図17の条件選択画面には、メニューボタンは表示されず、画面の最下部には予約ボタンのみが表示される。この場合、顧客が予約ボタンをタップすると、図18の予約情報167が座席予約装置1に送信される。予約情報167は、空席ID161と開始時間162と席数163とを含む。ただし、予約情報167は、図8の予約情報160と異なり、指定料理164と選択料理165とを含まない。
第3の変形例において、提供情報150は上述した実施形態における図5の提供情報150と同一の構成である。空席情報表示画面は上述した実施形態における図6の空席情報表示画面と同一の構成である。条件選択画面は上述した実施形態における図7の条件選択画面と同一の構成である。料理選択画面は上述した実施形態における図11の料理選択画面と同一の構成である。
この場合、料理選択画面において顧客が予約ボタンをタップすると、図19の予約情報168が座席予約装置1に送信される。予約情報168は、空席ID161と開始時間162と席数163と選択料理165とを含む。ただし、予約情報168は、図8の予約情報160と異なり、指定料理164を含まない。
なお、飲食店は予約がキャンセルされて空席が生じた場合のみでなく、空席があるときはいつでも飲食店端末2を用いて空席発生情報を座席予約装置1に送信することができる。
また、空席の予約が確定しない場合、送信部20は開始時間の範囲153の最終時刻が過ぎるまで提供情報150を所定のタイミングで繰り返して顧客端末3に送信してもよい。
また、上述した実施形態では、飲食店端末2と顧客端末3を別々の端末としたが、飲食店端末2が顧客端末3を兼ねており、飲食店を訪れた顧客が飲食店の従業員に依頼して飲食店端末2を用いて予約情報160,166,167,168を送信することができるとしてもよい。
本発明によれば、空席の予約を依頼するか否か検討する時間を顧客に与えることができる。
また、本発明によれば、飲食店にとって重要な顧客による予約を優先的に受け付けることができる。
更に、本発明によれば、直前にキャンセルされた予約で提供予定であった料理を飲食店の指定料理とすることにより、その料理を選択する顧客による予約を優先的に受け付けることができるため、食材を捨てずに有効に利用することができる可能性が高くなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、設計または運営上の都合やその他の要因によって必要となる様々な修正や組み合わせは、請求項に記載されている発明や発明の実施形態に記載されている具体例に対応する発明の範囲に含まれる。
1…座席予約装置、2…飲食店端末、3…顧客端末、10…情報登録部、20…送信部、30…予約受付部、100…記憶部、110…飲食店情報テーブル、120…顧客情報テーブル、130…空席情報テーブル、140…座席予約プログラム、150…提供情報、160,166,167,168…予約情報、170…優先順位リスト、200…ネットワーク

Claims (9)

  1. 飲食店において一度にまとまって発生する複数の空席であって顧客に一体として提供される当該空席の予約を受け付ける座席予約装置であって、
    空席識別情報と、開始時間の範囲を示す情報と、前記空席の数を示す情報とを含む空席情報を格納する空席情報テーブルと、
    飲食店端末から送信される空席発生情報であって前記開始時間の範囲を示す情報と前記空席の数を示す情報とを含む当該空席発生情報を受信し、当該空席発生情報に前記空席識別情報が付加された前記空席情報を前記空席情報テーブルに格納する情報登録部と、
    前記空席情報に含まれる空席識別情報毎に送信される提供情報であって当該空席情報に含まれる開始時間の範囲を示す情報と空席の数を示す情報とを含む当該提供情報を所定のタイミングで1つ以上の所定の顧客端末にプッシュ通知またはメッセージ送信サービスによって送信する送信部と、
    前記送信部によって送信された提供情報を受信した前記各所定の顧客端末が当該提供情報に対して返信する予約情報であって、当該提供情報に含まれる開始時間の範囲内の開始時間であって当該各所定の顧客端末の使用者によって指定された開始時間の情報を含む当該予約情報を受信し、所定の起点から所定の時間が経過した時に、当該所定の時間内に受信した当該各予約情報の中から所定の条件に従って予約情報を1つのみ選択し、当該選択された予約情報に基づく予約を受け付ける予約受付部と、
    を備える座席予約装置。
  2. 前記起点が、前記予約受付部によって最初に予約情報が受信された時である請求項1に記載の座席予約装置。
  3. 前記起点が、前記送信部によって提供情報が1つ以上の所定の顧客端末に送信された時である請求項1に記載の座席予約装置。
  4. 前記所定の条件が、ランダムに予約情報を選択することである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の座席予約装置。
  5. 前記飲食店における各顧客の優先順位を示す優先順位情報を格納する優先順位リストを備え、
    前記所定の条件が、前記所定の時間内に受信した各予約情報の中から、前記飲食店についての優先順位リストにおいて最も優先順位の高い顧客の顧客端末によって送信された予約情報を選択することである、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の座席予約装置。
  6. 前記予約情報が、前記飲食店によって指定された指定料理の顧客による予約の有無を示す指定料理情報を含み、
    前記優先順位リストの優先順位を決める複数の要因の中で指定料理の顧客による予約の有無が最も重要度が高く、前記予約受付部が指定料理の顧客による予約有りを示す指定料理情報を含む予約情報を優先して選択する、
    請求項5に記載の座席予約装置。
  7. 前記予約情報が、前記空席の数以下の席数であって前記各所定の顧客端末の使用者によって指定された席数の情報を含む請求項1ないし6のいずれか1項に記載の座席予約装置。
  8. 飲食店において一度にまとまって発生する複数の空席であって顧客に一体として提供される当該空席の予約を受け付ける座席予約方法であって、
    飲食店端末から送信される空席発生情報であって開始時間の範囲を示す情報と前記空席の数を示す情報とを含む当該空席発生情報を受信し、当該空席発生情報に空席識別情報が付加された空席情報を空席情報テーブルに格納する情報登録ステップと、
    前記空席情報に含まれる空席識別情報毎に送信される提供情報であって当該空席情報に含まれる開始時間の範囲を示す情報と空席の数を示す情報とを含む当該提供情報を所定のタイミングで1つ以上の所定の顧客端末にプッシュ通知またはメッセージ送信サービスによって送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにおいて送信された提供情報を受信した前記各所定の顧客端末が当該提供情報に対して返信する予約情報であって、当該提供情報に含まれる開始時間の範囲内の開始時間であって当該各所定の顧客端末の使用者によって指定された開始時間の情報を含む当該予約情報を受信し、所定の起点から所定の時間が経過した時に、当該所定の時間内に受信した当該各予約情報の中から所定の条件に従って予約情報を1つのみ選択し、当該選択された予約情報に基づく予約を受け付ける予約受付ステップと、
    を備える座席予約方法。
  9. 飲食店において一度にまとまって発生する複数の空席であって顧客に一体として提供される当該空席の予約を受け付ける座席予約装置としてコンピュータを機能させる座席予約プログラムであって、当該コンピュータを
    空席識別情報と、開始時間の範囲を示す情報と、前記空席の数を示す情報とを含む空席情報を格納する空席情報テーブルを記憶する記憶手段、
    飲食店端末から送信される空席発生情報であって前記開始時間の範囲を示す情報と前記空席の数を示す情報とを含む当該空席発生情報を受信し、当該空席発生情報に前記空席識別情報が付加された前記空席情報を前記空席情報テーブルに格納する情報登録手段、
    前記空席情報に含まれる空席識別情報毎に送信される提供情報であって当該空席情報に含まれる開始時間の範囲を示す情報と空席の数を示す情報とを含む当該提供情報を所定のタイミングで1つ以上の所定の顧客端末にプッシュ通知またはメッセージ送信サービスによって送信する送信手段、
    前記送信手段によって送信された提供情報を受信した前記各所定の顧客端末が当該提供情報に対して返信する予約情報であって、当該提供情報に含まれる開始時間の範囲内の開始時間であって当該各所定の顧客端末の使用者によって指定された開始時間の情報を含む当該予約情報を受信し、所定の起点から所定の時間が経過した時に、当該所定の時間内に受信した当該各予約情報の中から所定の条件に従って予約情報を1つのみ選択し、当該選択された予約情報に基づく予約を受け付ける予約受付手段、
    として機能させる座席予約プログラム。
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