JP2003108839A - 利用状況情報処理装置、利用状況情報処理方法及び端末 - Google Patents

利用状況情報処理装置、利用状況情報処理方法及び端末

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JP2003108839A
JP2003108839A JP2001304265A JP2001304265A JP2003108839A JP 2003108839 A JP2003108839 A JP 2003108839A JP 2001304265 A JP2001304265 A JP 2001304265A JP 2001304265 A JP2001304265 A JP 2001304265A JP 2003108839 A JP2003108839 A JP 2003108839A
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Takamasa Maeda
崇雅 前田
Hisaaki Saeki
尚晃 佐伯
Masao Ikezaki
雅夫 池▲ざき▼
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲食店などの座席または部屋の予約を行うに
あたっては、電話で混雑状況、テーブルレイアウトを確
認しなければならない。また、座席または部屋の雰囲気
を知るために足を運び確認しなければならない。 【解決手段】 座席または部屋の利用されている状況で
ある利用状況に関する情報を入力する入力部101と入
力された情報に基づいて利用状況を記憶する利用状況記
憶部102と利用状況に関する情報の出力の要求を受け
付ける利用状況情報出力要求受付部103と、その要求
に基づいて記憶されている利用状況を送信する送信部1
04とを備えた利用状況情報処理装置を提供する。この
装置により、座席または部屋の利用状況が常に記憶さ
れ、現在の利用状況が送信されるようになり、現在の利
用状況を知ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座席または部屋の
利用状況を処理する装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、座席または部屋の利用状況を処理
するためは、予約表などに記入を行って管理をしてい
た。また、インターネットを用いて座席や部屋の予約状
況を表示することや、座席や部屋で享受できるサービス
の広告が行われている。また、座席や部屋の予約を行う
ために、飲食店やホテルなどのサービスを提供者の電話
番号や所在地を調べ、電話をかけたり直接現地へ行った
りして座席や部屋のレイアウトの確認や予約状況の確認
をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在用
いられている方法では、予約を行うにあたり、主に電話
で混雑状況、座席の配置や部屋のレイアウトを確認しな
ければならず、特に、座席の周囲または部屋の雰囲気を
知るためには、わざわざ座席あるいは部屋へ足を運び確
認しなければならない。
【0004】また、人気の居酒屋の場合には、いつ電話
しても予約がされており、予約状況がわからないという
問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に本発明においては、第1に、座席または部屋の利用さ
れている状況である利用状況に関する情報を入力する部
と、入力された情報に基づいて利用状況を記憶する部
と、利用状況に関する情報の出力の要求を受け付ける部
と、その要求に基づいて記憶されている利用状況を送信
する部とを備えた利用状況情報処理装置を提供する。こ
の装置により、座席または部屋の利用状況が常に記憶さ
れ、現在の利用状況が送信されるようになり、現在の利
用状況を知ることが可能となる。
【0006】ここでいう座席または部屋とは、飲食店な
どのサービスを提供する店舗に設置されたものや、列車
などの交通手段に設置されたものや、映画館などの催し
ものが開かれる場所の座席であってもよいし、また、ホ
テルや旅館の部屋であってもよい。
【0007】また、利用状況に関する情報には、座席の
配置に関する情報、部屋のレイアウトに関する情報、座
席または部屋の予約のための情報、予約のキャンセルに
関する情報、利用をする人の属性に関する情報、提供を
受けることができるサービスに関する情報、五感のいず
れかにより取得できる情報、サービスの注文に関する情
報、サービスの注文に基づいて予測される占有時間、サ
ービスの提供が受けられるまでの待ち時間に関する情
報、利用するための場所に関する情報、座席の周囲での
催事に関する情報、座席の周囲の他者によって占有され
ている座席の存在に関する情報、サービスの提供に対し
て支払われた金銭の情報であってもよい。特に、五感の
いずれかにより取得できる情報のうち、視覚に関するも
のはスタジアムまたは競技場などで観戦などを行うため
の座席の選択において重要であり、また、聴覚に関する
ものは、コンサート会場における座席の選択において重
要であり、本発明においては、このような情報を、現地
に赴くことなく取得できるようにする。
【0008】また、第2に、一次の利用状況に関する情
報の出力の要求に対して一次の利用状況が出力され、一
次の利用状況に基づいて選択された座席または部屋に関
して2次の出力の要求が送信され、これに対して二次の
利用状況が出力されるようにしてもよい。これにより、
まず一次情報としておおまかな座席または部屋の検索を
行い、二次として一次として得られた検索の結果を絞り
込むことが可能となる。
【0009】また、一次の利用状況に関する情報の出力
の要求は、五感のいずれかにより取得される情報の出力
の要求であり、二次の利用状況は座席または部屋を利用
するための場所に関する情報であってもよい。
【0010】また、第3に、座席または部屋の利用され
ている状況である利用状況に関する情報を入力する部
と、入力された情報に基づいて利用状況を記憶する部
と、利用状況に関する情報の出力の要求を受け付ける部
と、その要求に基づいて記憶されている利用状況を送信
する部とを備えた利用状況情報処理装置であり、利用状
況に関する情報の出力の要求には座席の予約の要求を行
うための情報が含まれ、利用状況には、座席の配置また
は部屋のレイアウトに関する情報と座席または部屋を予
約するための指示を受け付けるための情報である利用状
況情報処理装置を提供する。これにより、座席または部
屋の利用状況を確認した後に、座席または部屋の予約を
行うことが可能となる。
【0011】また、第4に、第3に挙げた利用状況情報
処理装置が、予約が実行可能であるかどうかを判断する
部を備えてもよい。これにより、複数の予約が衝突した
場合に、重複した予約がされることを防止することがで
きる。
【0012】また、第5に、利用状況情報処理装置は、
予約ができなかった場合に、予約の代替案を提示する部
を備えるようにしてもよい。これにより、予約しようと
した座席や部屋に近い場所の予約が行えるようになり、
予約客を逃すことがなくなる。
【0013】また、第6に、予約のキャンセルが行える
ようにし、キャンセルが行われる場合には、キャンセル
の対象となる座席または部屋から五感によって取得でき
る情報を提供するようにした。これにより、キャンセル
しようとする座席または部屋の良さをアピールし、キャ
ンセルの撤回が行われることが期待できる。
【0014】また、第7に、利用状況情報処理装置は、
予約に基づいて必要な食材の仕入れ量やサービスの提供
に必要な人員などのリソースを算出する部を備えるよう
にした。これにより、サービスの提供者は、前もって必
要な食材の量や人員を知ることができ、円滑なサービス
の提供が可能となる。
【0015】また、第8に、サービスメニューの選択に
関する情報を入力するための部と、利用価格と関連付け
てサービスメニュー情報を蓄積されている部と、サービ
スメニューの過去の利用状況に関する情報を蓄積する部
と、入力されたサービスメニューに関する情報に基づい
て利用価格を取得し、また、蓄積されている過去の利用
状況に関する情報を取得し、予算を算出する部を備えた
サービス利用予算情報処理装置を提供する。これによ
り、座席または部屋に関するサービスを利用した場合に
かかる費用を前もって知ることができる。
【0016】また、本発明においては、利用状況情報の
出力の要求を送信し、その要求に基づいて送信される利
用状況を受信し、それを表示する端末も提供する。これ
により、座席または部屋の利用状況を知ることができ
る。
【0017】また、第2に、利用状況に関する情報を受
付、その情報を送信する端末を提供する。これにより、
座席または部屋の利用状況を送信することができ、現在
の座席または部屋の利用状況を知らせることができる。
【0018】また、第3に、座席または部屋の予約の要
求を行う情報を含む利用状況の出力要求を送信し、その
送信された出力要求に基づき送信される利用状況情報を
受信し、受信された利用状況情報に含まれる予約指示情
報に基づいて座席または部屋の予約のための情報を含む
利用状況情報を送信する端末を提供する。これにより、
座席または部屋の予約が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。なお、本発明はこれら実施の形
態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲において、種々なる態様で実施し得る。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の利用状
況情報処理装置の実施の形態1の機能ブロック図であ
る。本実施の形態において、利用状況情報処理装置10
0は、入力部101と、利用状況記憶部102と、利用
状況情報出力要求受付部103と、送信部104と、を
備えている。
【0021】入力部101は、座席または部屋の利用さ
れている状況である利用状況に関する情報である利用状
況情報105を入力して受け付ける。座席または部屋と
は、ある一定の面積あるいは体積を有する物理的な位置
であり、なんらかのサービスの提供が受けられる位置で
ある。例えば、座席の例としては、飲食店、美容院、理
髪店、マッサージ店においてサービスの提供を受けるた
めの座席、列車、飛行機、飛行船、自動車、馬車、船
舶、人力車、牛車における旅客席、映画館、劇場、花見
会場、遊園地のアトラクション、スタジアムまたは競技
場、花火大会、祭りやパレードの催し事を見物する見物
席、が挙げられる。「スタジアムまたは競技場」とは、
野球、サッカー、バレーボール、陸上競技、体操、ダン
ス、競馬、競輪、競艇などのスポーツ競技や、コンサー
ト、バレエ、舞踊、能、狂言、歌舞伎、講談、落語、漫
才、漫談、奇術、浄瑠璃、演劇、講演、アクロバットな
どのイベントが行われる会場である。また、部屋の例と
しては、ホテル、旅館、病院、介護施設、養老施設にお
いてサービスを受けるための部屋が挙げられる。また、
各種専門学校や大学、予備校などの学校施設、幼稚園や
保育所の保育施設、温泉施設、公民館などの集会場、会
議場、展示会場、神社、寺院、教会、結婚式場、斎場な
どにおいてサービスを受けるための部屋であってもよ
い。
【0022】利用状況情報105は、座席または部屋の
実際の占有の有無に関する情報、予約の有無、予約ある
いは占有されている時間に関する情報、予約者あるいは
占有者の属性に関する情報を含む情報である。より具体
的には、座席については、座席配置情報、座席予約情
報、座席予約キャンセル情報、利用者属性情報、サービ
ス情報、五感情報、サービス注文情報、占有時間情報、
待ち時間情報、場所情報、催事情報、混雑情報、支払い
金銭情報、のいずれか一以上を含んでいてもよい。座席
配置情報とは、座席の配置に関する情報であり、座席が
それを含む空間においてどのような配置を占めるかを表
す情報である。また、座席の周囲に存在するテーブルな
どの家具調度品などの配置や間仕切りの位置についての
情報が含まれていてもよい。座席予約情報とは、座席の
予約のための情報であり、座席が特定の時刻からどれだ
けの時間予約されているかなどの情報、予約を行うため
にどのような手続きが必要かを開示した情報、予約のた
めの連絡先の情報が例として挙げられる。座席予約キャ
ンセル情報とは、座席の予約をキャンセルするための情
報であり、どの座席のどの時刻からの予約がキャンセル
されたかを示す情報である。利用者属性情報とは、座席
の利用をする人の属性に関する情報であり、座席を利用
する人がどのような属性、例えば、性別、年齢、氏名、
住所などを持つかを示す情報である。サービス情報と
は、座席において提供を受けることができるサービスに
関する情報であり、例えば、飲食店の座席の場合には、
座席で飲食ができるメニューの情報である。五感情報と
は、座席ごとにその座席から五感のいずれか一以上によ
り取得できる情報である。五感とは、触覚、味覚、視
覚、聴覚、臭覚により感ずることができる人間の感覚で
あり、例えば、座席の肌触りとしての触覚、座席で提供
される飲食物の味として味覚、座席に座って見ることが
できる景色としての視覚、座席に座って聞くことができ
る音として聴覚、座席に座って得られる香りとして臭覚
が挙げられる。五感情報とは、これら五感により座席よ
り得られる感覚を客観的に伝達できるように表現したも
のであり、触覚、味覚、嗅覚についての五感情報は現状
の技術では、テキストによる説明や指標の点数による表
示によって表現せざるを得ないが、視覚、聴覚について
は、テキストによる説明や指標ごとの点数以外にも、画
像データ、動画データ、音声データによっても表現でき
る。例えば、HTML等のマークアップ言語による記述
などがある。サービス注文情報とは、座席におけるサー
ビスの注文に関する情報であり、例えば、過去における
その座席からのサービスの注文の履歴、また、その履歴
を得るためにどのようなサービスの注文が行われたかの
情報が挙げられる。占有時間情報とは、サービス注文情
報に基づいて予測される座席の占有時間に関する情報で
あり、例えば、その座席から注文されたサービスの過去
の履歴を統計的に処理を行い、どのようなサービスが注
文された場合には、どの程度の座席の占有が行われたか
の情報を取得し、その情報に基づき、現在の注文された
サービス内容からその座席の占有の時間を推測するため
の情報である。待ち時間情報とは、座席の利用が開始さ
れてからその座席におけるサービスの提供が受けられる
までの待ち時間に関する情報であり、例えば、座席にお
いてサービスの注文が実際にあってからそのサービスの
注文が受けられるまでの時間や、過去の待ち時間の履歴
から得られるサービスごとの平均の待ち時間が挙げられ
る。場所情報とは、座席を利用するための場所に関する
情報であり、その座席がどこにあるのか、例えば、座席
が理髪店に設置されたものである場合には、その理髪店
がどこにあり、その理髪店の中でその座席がどの位置に
あるかを示す情報である。催事情報とは、その座席の周
囲での催事に関する情報であり、例えば、楽器の演奏が
その座席の周囲で行われる場合には、演奏の曲目、演奏
者、演奏の日時、演奏にかかる時間が挙げられる。混雑
情報とは、その座席の周囲にあって他者によって占有さ
れている座席の存在に関する情報であり、その座席の周
囲の座席がどの程度他者によって占有されているかどう
かを示す情報である。支払い金銭情報は、その座席にお
けるサービスの提供によりその座席の占有者毎に支払っ
た金銭の情報であり、例えば、その座席におけるサービ
スの提供の対価として、占有者毎にどれだけの支払いが
あったかどうかを示す情報である。また、部屋について
は、利用状況情報105は、部屋レイアウト情報、部屋
予約情報、部屋予約キャンセル情報、部屋利用者属性情
報、部屋サービス情報、部屋五感情報、部屋サービス情
報、部屋占有時間情報、部屋場所情報、部屋支払い金銭
情報、のいずれか一以上を含んでいてもよい。部屋レイ
アウト情報とは、部屋のレイアウトに関する情報であ
り、すなわち、部屋の敷地の形状や間仕切りの様子や家
具調度品の配置状況を表す情報が例として挙げることが
できる。また、建物全体における部屋の位置も含まれて
いてもよい。部屋予約情報とは、部屋の予約のための情
報であり、部屋が特定の時刻からどれだけの時間予約さ
れているかなどの情報である。部屋キャンセル情報と
は、部屋の予約をキャンセルするための情報であり、ど
の部屋のどの時刻からの予約がキャンセルされたかを示
す情報である。部屋利用者属性情報とは、部屋の利用を
する人の属性に関する情報であり、部屋の利用をする人
の属性に関する情報であり、座席を利用する人がどのよ
うな属性、例えば、性別、年齢、氏名、住所などを持つ
かを示す情報である。部屋サービス情報とは、部屋にお
いて提供を受けることができるサービスに関する情報で
あり、ホテルのルームサービスや、マッサージのサービ
スなどの内容に関する情報である。部屋五感情報とは、
部屋ごとにその部屋から五感のいずれかにより取得でき
る情報であり、例えば、部屋の絨毯の上を歩く時に受け
る感触である触覚や部屋の中の気温湿度、部屋で提供さ
れる飲食物の味として味覚、部屋の内部の明るさや部屋
の内部の様子あるいは部屋から見ることができる外の景
色としての視覚、部屋の内部において聞くことができる
音や部屋の外部から聞こえてくる騒音の程度として聴
覚、部屋の内部において得られる香りとして臭覚により
取得できる情報が挙げられる。部屋の場合は、壁、間仕
切り、カーテンなどで区切られているので、座席の場合
と比べて、部屋が異なると、五感により得られる情報は
異なる程度は大きくなる。また、部屋は座席よりも広い
面積を占めるので、部屋の中の位置によっても五感で得
られる情報は異なる。部屋五感情報とは、これら五感に
より部屋から得られる感覚を客観的に伝達できるように
表現したものであり、触覚、味覚、嗅覚についての五感
情報は現状の技術では、テキストによる説明や指標の点
数による表示によって表現せざるを得ないが、視覚、聴
覚については、テキストによる説明や指標ごとの点数以
外にも、画像データ、動画データ、音声データによって
も表現できる。例えば、HTML等のマークアップ言語
による記述などがある。部屋部屋サービス注文情報と
は、部屋におけるサービスの注文に関する情報であり、
例えば、過去における部屋からのサービスの注文の履
歴、また、その履歴を得るためにどのようなサービスの
注文が行われたかの情報が挙げられる。部屋占有時間情
報とは、部屋サービス注文情報に基づいて予測される部
屋の占有時間に関する情報であり、部屋サービス注文情
報に基づいて予測される部屋の占有時間に関する情報で
あり、例えば、その部屋から注文されたサービスの過去
の履歴を統計的に処理を行い、どのようなサービスが注
文された場合には、どの程度の部屋の占有が行われたか
の情報を取得し、その情報に基づき、現在の注文された
サービス内容からその部屋の占有の時間を推測するため
の情報である。部屋場所情報とは、部屋を利用するため
の場所に関する情報であり、部屋がどこにあるのか、例
えば、部屋がホテルに設置されたものである場合には、
そのホテルがどこにあり、そのホテルの中でその部屋が
どの位置にあるかを示す情報である。部屋支払い金銭情
報とは、部屋におけるサービスの提供によりその部屋の
占有者毎に支払った金銭の情報であり、例えば、その部
屋におけるサービスの提供の対価として、占有者毎にど
れだけの支払いがあったかどうかを示す情報である。
【0023】図2は、利用状況情報105の一例を例示
している図であり、座席A−1で識別される座席につい
て、2001/9/15の10:00〜11:00まで
甲野乙夫という人物で電話番号が03−1234−56
78である人物が座席を利用することを表している。ま
た、図3は図2に例示された利用状況情報の別の表現形
式であり、XMLの文法によって利用状況情報を表現し
た例である。この例では、<…>と</…>が括弧のよ
うに対応しており、その部分で囲まれた意味を<…>の
「…」の部分が表している。
【0024】利用状況記憶部102は、入力部101で
入力された利用状況情報に基づいて得られる利用状況を
記憶する。すなわち座席または部屋ごとに利用されてい
る状況を記憶する部である。図4は、利用状況記憶部1
02が利用状況を記憶するために用いる表の一例を示し
ており、各行が座席または部屋の利用状況を表してい
る。
【0025】利用状況情報出力要求受付部103は、利
用状況に基づいて得られる利用状況情報の出力の要求で
ある利用状況情報の出力の要求である利用状況情報出力
要求を受け付ける。すなわち、利用状況情報出力要求
は、利用状況情報処理装置が保持する利用状況に基づい
て得られる利用状況情報を出力することの要求であり、
例えば、利用状況記憶部102に記憶されている利用状
況に基づき利用状況情報を出力する要求がある。利用状
況情報出力要求受付部103は、このような利用状況情
報出力要求を受け付ける。
【0026】送信部104は、利用状況情報出力要求受
付部103で受け付けられた利用状況情報出力要求に対
応して利用状況記憶部で記憶されて利用状況に基づいて
利用状況情報を送信する。
【0027】図5は、利用状況情報処理装置100の動
作を説明するフローチャートであり、まず、ステップS
501においては利用状況情報が来たかどうかを判断す
る。もし、利用状況情報が来たのであれば、入力ステッ
プであるステップS502へ移行し、入力部101でそ
の利用状況情報105を受け付けて入力する。利用状況
記憶ステップであるステップS503においては、入力
された利用状況情報105に基づいて利用状況を利用状
況記憶部102で記憶する。
【0028】また、ステップS501で利用状況情報で
ないものが来たと判断された場合には、利用状況情報出
力要求受付ステップであるステップS504へ移行し、
利用状況情報出力要求106を利用状況情報出力要求受
付部103で受け付ける。ステップS505では、利用
状況情報出力要求106の内容に従い、利用状況記憶部
102で記憶されている利用状況に基づき、利用状況情
報107を生成する。送信ステップであるステップS5
06においては、ステップS505で生成された利用状
況情報107を送信部104にて送信する。
【0029】したがって、図5は、入力ステップ、利用
状況記憶ステップ、利用状況情報要求受付ステップ、送
信ステップとを含む利用状況処理方法のフローチャート
とみなすこともでき、利用状況情報処理装置100は、
その利用状況処理方法を実行するための装置とみなすこ
とができる。
【0030】図6は、利用状況情報107に座席配置情
報が含まれている場合に利用状況情報107を受け取
り、座席の配置、テーブルの配置、間仕切りの位置を利
用状況情報107に基づいて再現して表示した一例を示
している。利用状況情報107に座席予約情報が含まれ
ている場合には、表示された座席の上にマウスポインタ
を合わせると、座席の予約の時間が表示されるようにす
ることも可能である。もちろん利用状況情報107に座
席配置情報が含まれていなくても、座席の識別子をキー
ボードなどから入力して指定することにより座席の予約
の時間を得ることができる。利用状況情報107に座席
予約キャンセル情報が含まれていれば、座席の予約がキ
ャンセルされ、座席の予約が可能であることを表示する
こともできる。利用状況情報107に利用者属性情報が
含まれている場合には、利用者の性別に従って座席の色
を変えたり、あるいは、利用者の年齢に従って座席の色
を変えたりして表示を行うことにより、座席の周囲の雰
囲気を予想することも可能となる。また、利用状況情報
107にサービス情報が含まれていれば、座席で受けら
れるサービスに関する情報を入手することができる。利
用状況情報107に五感情報が含まれていれば、座席か
ら五感のいずれかにより取得できる情報を得ることがで
き、どのような部屋なのかを知ることができる。利用状
況情報107にサービス注文情報が含まれていれば、座
席におけるサービスの注文に関する情報を得ることがで
きる。利用状況情報107に占有時間情報が含まれてい
れば、あとどの程度で座席が空くかが予測でき、いつご
ろ座席に行けばよいかを知ることが可能となる。利用状
況情報107に待ち時間情報が含まれていれば、座席の
利用が開始されてからサービスの提供が受けられるまで
の時間を知ることができ、例えば、食事の前に商談がで
きるかどうかを知ることができる。利用状況情報107
に場所情報が含まれていれば、座席の場所を知ることが
可能となる。また、利用状況情報107に部屋レイアウ
ト情報が含まれている場合には、図6は部屋レイアウト
情報に基づいて部屋のレイアウトを表示した例と見るこ
ともできる。利用状況情報107に部屋予約情報が含ま
れていれば、予約のための情報を知ることができ、部屋
の予約が可能であるかどうか、予約のための手続きなど
を知ることができる。利用状況情報107に部屋予約キ
ャンセル情報が含まれていれば、部屋の予約がキャンセ
ルされたかどうか、キャンセルのための手続きなどを知
ることができる。利用状況情報107に部屋利用者属性
情報があれば、どのような属性をもつ人がいままで利用
した部屋であるかを知ることができる。利用状況情報1
07に部屋サービス情報が含まれていれば、どのような
サービスを部屋で受けることができるかを知ることがで
きる。利用状況情報107に部屋五感情報が含まれてい
れば、部屋から五感のいずれかにより取得できる情報を
得ることができ、どのような部屋なのかを知ることがで
きる。利用状況情報107に部屋占有時間情報が含まれ
ていれば、部屋の占有時間を予測することができ、いつ
部屋が空くかを知る手がかりを得ることができる。利用
状況情報107に部屋場所情報が含まれていれば、部屋
がどこにあるかを知ることができる。利用状況情報10
7に部屋支払い金銭情報が含まれていれば、その部屋の
利用に伴っていくら支払う必要があるかを予測する手が
かりを得ることが可能となる。
【0031】また、利用状況情報に五感情報が含まれて
いる場合には、五感情報には、座席ごとにその座席特有
のシーンに関する情報であるシーン情報を含むようにし
てもよい。シーンに関する情報とは、座席の周囲の状況
や雰囲気であり、座席から見ることができる景色や座席
において聞くことができる音、あるいは聞こえてくる
音、座席を含む周囲の情景である。このように五感情報
にシーン情報を含ませることにより、座席の状況や雰囲
気を知ることができ、利用する際の参考にすることがで
きる。また、シーン情報は、時刻情報と関連付けられて
いるようにしてもよい。時刻情報と関連付けるとは、時
刻を指定することにより、その時刻におけるシーン情報
が得られるようにしておくことであり、このためには、
データベースのテーブルを用意して、時刻とシーン情報
を格納するようにしてもよい。この場合、シーン情報
は、画像データや音声データとして表現されたり、テキ
ストによるシーンの説明であったりしてもよい。時刻
は、一日のなかの特定の時間帯を意味する場合もあれ
ば、一週間、あるいは、一ヶ月、一年の中の特定の時間
帯を意味する場合もあってもよい。また、シーン情報
は、座席ごとにその座席から見える景色の実況映像を含
むものであってもよい。このために、座席、あるいはそ
の近傍にカメラを設置し、現在の座席から見える景色あ
るいは、座席を含む情景を撮影した画像データを利用状
況情報に含ませるようにしてもよい。
【0032】また、同様に、利用状況に部屋五感情報が
含まれる場合には、部屋ごとにその部屋特有のシーンに
関する情報である部屋シーン情報を含むようにしてもよ
い。部屋特有のシーンに関する情報とは、部屋の周囲の
状況や雰囲気であり、部屋から見ることができる景色や
部屋において聞くことができる音あるいは聞こえてくる
音、部屋を含む周囲の情景や部屋の内部の情景である。
このように部屋五感情報に部屋シーン情報を含ませるこ
とにより、部屋の状況や雰囲気を知ることができ、利用
する際の参考にすることができる。また、部屋シーン情
報は、時刻情報と関連付けられているようにしてもよ
い。時刻情報と関連付けるとは、時刻を指定することに
より、その時刻における部屋シーン情報が得られるよう
にしておくことであり、このためには、データベースの
テーブルを用意して、時刻と部屋シーン情報を格納する
ようにしてもよい。この場合、部屋シーン情報は、画像
データや音声データとして表現されたり、テキストによ
るシーンの説明で表現されたりしていてもよい。時刻
は、一日のなかの特定の時間帯を意味する場合もあれ
ば、一週間、あるいは、一ヶ月、一年の中の特定の時間
帯を意味する場合もあってもよい。また、部屋シーン情
報は、部屋、あるいはその近傍にカメラを設置し、現在
の部屋から見える景色あるいは、部屋を含む情景、部屋
の内部の情景を撮影した画像データを利用状況情報に含
ませるようにしてもよい。
【0033】また、利用者属性情報には、年齢に関する
情報である年齢情報を含むようにしてもよい。「年齢情
報」とは、年齢そのもの、あるいは、20代、30代の
ような年代を含む情報である。このように利用者属性情
報に年齢情報を含ませることにより、座席または部屋の
利用者の年齢構成や年代の構成を知ることができ、どの
ような年齢、年代の人向けの座席または部屋であるかを
知ることができ、座席または部屋の利用の参考にするこ
とができる。また、座席については、その座席のみなら
ず、その周囲の座席の利用状況に含まれる利用者属性情
報の年齢情報を知ることにより、その座席の周囲の状況
や雰囲気を知る手がかりとなる。また、部屋の利用状況
情報に関しては、ある階の部屋などの一定範囲の中の部
屋の利用者属性の年齢情報を知ることにより、例えば、
高齢者が多い、幼年者が多いなど防災上留意すべきこと
を入手でき、災害時の適切な避難計画を策定することが
できるようになる。
【0034】また、五感情報には、その座席において利
用者に与えるムードに関する情報を含ませるようにして
もよい。「ムードに関する情報」とは、人の五感から受
ける情報を総合して得られる印象であり、例を挙げれ
ば、「明るい座席」、「気分を高揚させる座席」、「落
ち着いた雰囲気の座席」のように人の受ける印象に関す
るものである。このようなムードに関する情報は、ここ
に挙げたように、言葉、あるいは、文章として表現して
もよいし、例えば、「明るさ」、「静かさ」などの指標
を点数化したものによって表してもよい。同様に、部屋
五感情報についても、その部屋において利用者に与える
ムードに関する情報を含ませるようにしてもよく、「明
るい部屋」、「気分を高揚させる座席」、「落ち着いた
雰囲気の部屋」がムードに関する情報として挙げること
ができ、言葉、あるいは、テキストとして表現してもよ
いし、例えば、「明るさ」、「静かさ」などの指標を点
数化したものによって表してもよい。
【0035】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おいては、利用状況情報処理装置は実施の形態1のもの
が用いられ、その動作としては、利用状況情報出力要求
受付部103は、第一段階の利用状況情報の出力の要求
である一次利用状況情報出力要求を受け付け、送信部1
04は、一次利用状況情報出力要求に対する利用状況情
報である一次利用状況情報を送信し、次に、利用状況情
報出力要求受付部103は、一次利用状況情報に基づい
て選択された座席に関して一次利用状況情報とは異なる
利用状況情報の出力の要求である二次利用状況情報出力
要求を受け付け、送信部104は二次利用状況情報出力
要求に対する利用状況情報である二次利用状況情報を送
信する。すなわち、一次利用状況情報が送信され、その
一次利用状況情報を持つ座席の中から選択された座席に
ついて二次利用状況情報が送信されるようにしている。
【0036】図7は、本実施の形態における利用状況情
報出力要求受付部103の動作を説明するフローチャー
トであり、まず、ステップS701において、一次利用
状況情報出力要求を利用状況情報出力要求受付部103
で受け付ける。
【0037】ステップS702において、受け付けられ
た一次利用状況情報出力要求に対して一次利用状況情報
が生成される。この生成は、利用状況記憶部102で記
憶された利用状況に基づいて行われる。
【0038】ステップS703において、ステップS7
02において生成された一次利用状況情報を記憶する。
この目的は、次のステップS704において一次利用状
況情報を送信するためと、二次利用状況情報出力要求を
受け付けた場合に、一次利用状況情報に関する座席であ
るかどうかを確認するためである。
【0039】ステップS704において、ステップS7
03において記憶された一次利用状況情報を、送信部1
04により送信する。
【0040】ステップS705において、ステップS7
04において送信された一次利用状況情報に基づいて選
択された座席に関して一次利用状況情報とは異なる利用
状況情報の出力の要求である二次利用状況情報出力要求
を利用状況情報出力要求受付部103で受け付ける。こ
のとき、ステップS703で記憶された一次利用状況情
報に関する座席であるかどうかを判断するようにし、も
し、そのような座席でなければエラーメッセージを送信
するようにしてもよい。
【0041】ステップS706において、ステップS7
05で受け付けられた二次利用状況情報出力要求に対応
して二次利用状況情報を生成する。この生成は、ステッ
プS702と同じように利用状況記憶部102で記憶さ
れた利用状況に基づいて行われる。
【0042】ステップS707において、ステップS7
06で生成された二次利用状況情報を送信部104によ
り送信する。
【0043】このように、一次利用状況情報出力要求に
対して一次利用状況情報を送信し、一次利用状況情報に
基づいて選択された座席に関しての二次利用状況情報出
力要求に対して二次利用状況情報を送信することによ
り、座席についての絞込みの検索が行い、目的とする座
席の利用状況が得られることになる。
【0044】本実施の形態においては、一次利用状況情
報出力要求として五感情報に基づく出力の要求とし二次
利用状況情報出力要求は、場所情報の出力の要求である
ようにしてもよい。このようにすることにより、まず、
例えば「景色がよいところ」などの五感に基づく検索を
行い、そのなかから、例えば「現在いる場所から近いと
ころ」、「現在移動している経路上に存在するところ」
などの場所情報の出力の要求を行うことができ、望みの
座席についての利用状況情報を得ることができる。ま
た、五感情報には、ムード情報を含ませることにより、
五感により得られる情報を総合した条件で検索を行うこ
とができる。また、一次利用状況情報出力要求には、混
雑情報に基づくものであってもよい。これにより、周囲
が空いている座席によってまず検索を行うことができ
る。
【0045】また、図7は、利用状況情報処理装置10
0を用いて利用状況情報処理方法を実行する場合の処理
を説明するフローチャートでもある。すなわち、実施の
形態1における利用状況情報処理方法は、入力ステッ
プ、利用状況記憶ステップ、利用状況情報出力要求受付
ステップ、送信ステップを含んでいるが、利用状況情報
出力要求受付ステップにおいて、一次利用状況情報出力
要求が受け付けられ、送信ステップにおいて、一次利用
状況情報出力要求に対する一次利用状況が送信され、次
に、利用状況情報出力要求ステップにおいては、一次利
用状況情報に基づいて選択された座席に関して一次利用
状況情報とは異なる利用状況情報の出力の要求である二
次利用状況情報出力要求が受け付けられ、送信ステップ
において、二次利用状況情報出力要求に対する利用状況
情報である二次利用状況情報が送信されるようにしても
よい。したがって、ステップS701は利用状況情報出
力要求受付ステップであり、ステップS702は利用状
況記憶ステップで記憶された利用状況に基づいて利用状
況情報を生成するステップであり、ステップS704は
送信ステップであり、ステップS705は利用状況情報
出力要求受付ステップであり、ステップS706は利用
状況記憶ステップで記憶された利用状況に基づいて利用
状況情報を生成するステップであり、ステップS707
は送信ステップである。
【0046】上記は、座席に関する利用状況情報の処理
であったが、部屋についても同様の処理を行うことがで
きる。
【0047】(実施の形態3)図1は、本発明の実施の
形態3における利用状況情報処理装置の機能ブロック図
でもあり、入力部101は、座席の利用されている状況
である利用状況に関する情報である利用状況情報105
を入力する。利用状況記憶部102は、入力部101で
入力された利用状況情報に基づいて得られる利用状況を
記憶する。利用状況情報出力要求受付部103は、利用
状況に基づいて得られる利用状況情報の出力の要求であ
る利用状況情報出力要求106を受け付ける。送信部1
04は、利用状況情報出力要求受付部103で受け付け
られた利用状況情報出力要求106に対して利用状況記
憶部102で記憶されている利用状況に基づいて利用状
況情報107を送信する。
【0048】本実施の形態が実施の形態1と異なる特徴
は、利用状況情報出力要求106には座席の予約の要求
を行うための情報である座席予約要求情報を含む点と、
利用状況情報107には、座席の配置に関する情報であ
る座席配置情報と、その座席配置情報で示される座席を
予約するための指示を受け付けるための情報である予約
指示情報を含む点である。
【0049】「予約を行うための情報」とは、座席を予
約するために必要な座席を特定するための情報を含む情
報である。ここでいう「座席を特定する」とは、座席を
一つだけ特定することのみならず、複数の座席、例えば
ある飲食店、ある列車、ある映画館などのある一定範囲
の中の複数の座席を包括的に特定することも含まれる。
本実施の形態においては、送信部104は、利用状況情
報出力要求106の中から予約を行うための情報である
座席予約要求情報を抽出し、その座席予約要求情報で特
定される座席の利用状況情報を利用状況記憶部102で
記憶されている利用状況に基づいて送信する。
【0050】また、利用状況情報107が含む「座席の
配置に関する情報」とは、実施の形態1における座席配
置情報と同じであり、「座席を予約するための指示を受
け付けるための情報」とは、利用状況情報107に関す
る座席を予約するための指示を座席の予約が管理される
主体が受け付けるために必要な情報であり、座席の予約
が管理される主体の電話番号、FAXの番号、IPアド
レス、URL、メールアドレス、住所などである。ま
た、その主体へ座席の予約の指示を送信するプログラム
も含まれていてもよい。
【0051】なお、座席の予約が管理される主体は、利
用状況情報処理装置100であってもよく、その場合に
は、座席を予約するための指示を受け付けるための情
報」は、利用状況情報処理装置100のIPアドレス、
URL、メールアドレスなどになり、予約の指示が利用
状況情報105として利用状況情報処理装置100に入
力されることになる。
【0052】図8は、本実施の形態における利用状況情
報処理装置100の動作を説明するフローチャートであ
り、まず、ステップS801において、利用状況情報出
力要求受付部103により、利用状況情報出力要求を受
け付ける。
【0053】ステップS802においては、ステップS
801において受け付けられた利用状況情報出力要求に
座席予約要求情報が含まれるかどうかを判定し、もし含
まれると判定されたならばステップS803へ移行し、
座席配置情報と予約指示情報とを含む利用状況情報を生
成する。ステップS801において受け付けられた利用
状況情報出力要求に座席予約要求情報が含まれないと判
断された場合には、ステップS804へ移行し、予約指
示情報が含まれない利用状況情報を生成する。
【0054】ステップ805においては、ステップS8
03あるいはステップS804で生成された利用状況情
報を送信部104により送信する。
【0055】図9は、座席配置情報と予約指示情報とを
含む利用状況情報が送信され、その情報が表示された状
況を例示する。図9の上部には、座席配置情報に基づい
て座席の位置が表示される。この座席の位置の表示にお
いて、小さい円が座席を表し、円の内部が塗りつぶされ
ていないものが予約可能な座席を表し、円の内部がぬり
つぶされているものが予約のできない座席を表している
とすると、図9の下部に示すように、予約が可能である
Aの座席を予約するボタン901、Bの座席を予約する
ボタン902、Cの座席を予約するボタン903が表示
され、それぞれのボタンを押すと、それぞれの座席に対
応する予約指示情報(例えば、URLにより示される)
により、座席の予約が管理される主体へ座席の予約の指
示が送信される。
【0056】また、図1は、利用状況情報処理方法を実
行するための装置とみなすことも可能であり、実施の形
態1の利用状況情報処理方法において、利用状況情報出
力要求には、座席の予約の要求を行うための情報であり
座席予約情報が含まれ、利用状況情報には、座席の配置
に関する情報である座席配置情報と、座席配置情報で示
される座席を予約するための指示を受け付けるための情
報である予約指示情報を含み、図8に示すフローチャー
トに従って入力ステップ、利用状況記憶ステップにより
記憶された利用状況に基づいて利用状況情報を生成する
ステップ、送信ステップを行い処理を行う。
【0057】また、上記は座席についての利用状況情
報、利用状況情報出力要求を処理する利用状況情報処理
装置と利用状況情報処理方法であるが、部屋についての
利用状況情報と利用状況情報出力要求を処理する利用状
況情報処理装置及び利用状況情報処理方法も本発明を構
成する。この場合において、利用状況情報出力要求10
6には、部屋の予約を行うための情報である部屋予約要
求情報を含み、利用状況情報107には、部屋のレイア
ウトに関する情報である部屋レイアウト情報とその部屋
レイアウト情報で示される部屋を予約するための指示を
受け付けるための情報である部屋予約指示情報を含む。
ここでいう部屋レイアウト情報には、部屋の敷地の形状
や間仕切りの様子や家具調度品の配置状況を表す情報が
あってもよいが、その部屋が存在する建物全体における
部屋の位置も含まれていてもよい。これにより、例え
ば、ホテルや旅館の部屋の予約において、高い階の部屋
の予約、海側の部屋の予約が可能となる。
【0058】(実施の形態4)図10は、本発明の実施
の形態4における利用状況情報処理装置の機能ブロック
図である。実施の形態3との違いは、利用状況情報は座
席予約情報を含み、予約可否判断部1001が存在する
点である。
【0059】予約可否判断部1001は、利用状況情報
105に含まれる座席予約情報と利用状況記憶部102
に記憶された利用状況に基づいて座席の予約が実行可能
であるかどうかの判断を行う。この判断は、座席予約情
報から予約の対象となる座席と予約の日時を抽出し、予
約の対象となる座席における予約の日時の利用状況情報
を利用状況記憶部102より読み出し、予約の対象とな
る座席における予約の日時に予約がされているかどうか
を調べることにより行い、もし予約が既にされていれば
予約の実行は不可能と判断され、予約がされていなけれ
ば予約の実行は可能と判断する。
【0060】図11は、本実施の形態における利用状況
情報処理装置100の動作を説明するフローチャートで
あり、ステップS1101において、利用状況情報10
5を入力部101により受け付ける。
【0061】ステップS1102において、ステップS
1101で受け付けた利用状況情報105から座席予約
情報を取得する。
【0062】ステップS1103において、ステップS
1103で取得した座席予約情報に基づく予約が可能で
あるかどうかの判断を行う。もし予約が可能であればス
テップS1104へ移行し、利用状況を記憶し、座席予
約情報に基づく予約を記憶する。
【0063】このように予約可否判断部1101を備え
ることにより、利用状況情報出力要求106が利用状況
情報出力要求受付部103に受け付けられて利用状況情
報107が送信されて、座席予約情報を含む利用状況情
報105が入力部101により受け付けられるまでの間
に、第三者が同じ座席に対して予約を行った際に、2重
に予約が行われてしまうことを防止することができる。
【0064】また、実施の形態3における利用状況情報
処理方法に予約可否判断ステップとして、座席予約情報
と利用状況情報記憶ステップにおいて記憶された利用状
況に基づいて座席の予約が実行可能であるかどうかを行
うステップを含ませた方法を行うための装置が、図10
の利用状況情報処理装置とみることもできる。
【0065】また、上記の説明は座席の予約に関する利
用状況情報処理装置と利用状況処理方法についてのもの
であったが、利用状況情報に部屋予約情報を含ませ、予
約可否判断部1001が部屋予約情報と利用状況情報記
憶部に記憶された利用状況に基づいて部屋の予約が実行
可能であるかどうかの判断を行うようにすれば、部屋の
予約に関する利用状況情報処理装置と利用状況処理方法
が提供できる。この場合の利用状況情報を受け付けて予
約が実行可能であるかどうかを判断して利用状況を記憶
するまでの処理の流れは、図12に示したものとなり、
ステップS1201において利用状況情報を受け付け
る。ステップS1202において受け付けた利用状況情
報より部屋予約情報を取得し、ステップS1203にお
いて、部屋予約情報に基づく予約が実行可能であるかど
うかを判断し、もし実行可能であると判断されたなら
ば、ステップS1204で利用状況を記憶し、予約を記
憶する。
【0066】(実施の形態5)実施の形態3または実施
の形態4における座席の予約に関する利用状況情報処理
装置と利用状況処理方法において、利用状況情報に含ま
れる座席予約情報には、座席識別情報、座席利用時間情
報、サービスメニュー情報、予算情報、の中のいずれか
一以上を含むようにしてもよい。また、実施の形態3ま
たは実施の形態4における部屋の予約に関する利用状況
情報処理装置と利用状況処理方法において、利用状況情
報に含まれる部屋予約情報には、部屋識別情報、部屋利
用時間情報、サービスメニュー情報、予算情報の中のい
ずれか一以上を含むようにしてもよい。
【0067】座席識別情報とは、座席を識別するための
情報であり、予約の対象となる座席を特定するための情
報である。例えば、座席を一意に識別する識別子や、飲
食店、列車、映画館などの座席が設置される施設・設備
の識別子とその施設・設備の中で座席を特定する識別子
との組が座席識別情報の一例として挙げられる。
【0068】座席利用時間情報とは、座席の利用時間に
関する情報であり、座席が何年何月何日の何時何分から
どれだけの時間利用されるか、いつからいつまので間利
用されるかという情報である。
【0069】サービスメニュー情報とは、座席または部
屋において利用を希望するサービスメニューに関する情
報であり、その座席または部屋において利用可能なサー
ビスの中から選択されたサービスメニューの情報であ
る。サービスメニュー情報が座席予約情報や部屋予約情
報に含まれることにより、あらかじめ利用するサービス
を座席または部屋の予約と同時に行うことができ、座席
または部屋の利用時に円滑なサービスの提供が行えるよ
うになる。
【0070】予算情報とは、座席または部屋におけるサ
ービス利用のための予算に関する情報であり、座席また
は部屋におけるサービス利用の対価として支払う金額の
上限あるいはサービスを利用するものの希望額が例とし
て挙げられる。予算情報が座席予約情報に含まれること
により、サービスの提供者に前もって予算を知らせるこ
とができ、座席または部屋の利用時に円滑なサービスの
提供が行えるようになる。また、予約時にサービスの提
供者の提示する見積り額と比較し、サービスの提供者の
提示する見積もり額が予算情報に基づいてえら得る予算
の額以下であれば予約を行うようにすれば、サービスの
利用者が予想外の金額をサービスの提供者から請求され
ることが無くなる。
【0071】部屋識別情報とは、部屋を識別するための
情報であり、予約の対象となる座席を特定するための情
報である。例えば、部屋を一意に識別する識別子や、ホ
テルなどの部屋が設置されている施設・設備の識別子と
その施設・設備の中で部屋を特定する識別子との組が部
屋識別情報の一例として挙げられる。
【0072】部屋利用時間情報とは、部屋の利用時間に
関する情報であり、部屋が何年何月何日の何時何分から
どれだけの時間利用されるか、いつからいつまので間利
用されるかという情報である。
【0073】(実施の形態6)本発明の実施の形態6の
利用状況情報処理装置は、実施の形態3ないし5の利用
状況情報処理装置100において、利用状況情報に座席
予約キャンセル情報が含まれ、送信部104は、座席予
約キャンセル情報と利用状況記憶部102に記憶された
利用状況に基づいてキャンセルされる対象となる座席か
ら取得できる五感情報を含む利用状況情報を送信する。
座席キャンセル情報とは、座席の予約のキャンセルを行
うための情報である。利用状況情報処理装置が座席キャ
ンセル情報を受け付けた場合、キャンセルされる対象と
なる座席から取得できる五感情報を含む利用状況情報を
送信することにより、予約がキャンセルされようとする
座席の良さをアピールし、キャンセルを思いとどまらせ
ることが本実施の形態の目的である。
【0074】図13は、本実施の形態における利用状況
情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。
ステップS1301において、利用状況情報を入力部1
01で受け付ける。
【0075】ステップS1302において、ステップS
1301で受け付けた利用状況情報に座席予約キャンセ
ル情報が含まれるかどうかを判断し、含まれると判断さ
れればステップS1303へ移行し、含まれないと判断
されれば、ステップS1305へ移行する。
【0076】ステップS1303においては、座席の予
約がキャンセルされようとしているので、キャンセルを
引き止めるために、キャンセルされる対象となる座席か
ら取得できる五感情報を含む利用状況情報を利用状況記
憶部102より読み出すことにより生成する。
【0077】ステップS1304においては、ステップ
S1303において生成された利用状況情報を送信部1
04により送信することを行う。
【0078】ステップS1305においては、部屋予約
キャンセル情報が利用状況情報に含まれない場合の処理
を行う。
【0079】これにより、座席の予約のキャンセルを思
いとどまらせることができる。
【0080】また、上記は座席の予約のキャンセルにつ
いての説明であったが、同様に部屋の予約のキャンセル
についても扱うことができる。すなわち、利用状況情報
には、部屋の予約のキャンセルを行うための情報である
部屋予約キャンセル情報が含まれているようにし、送信
部104は部屋予約キャンセル情報と利用状況記憶部1
02に記憶された利用状況に基づいてキャンセルされる
対象となる部屋から取得できる部屋五感情報を含む利用
状況情報を送信する。
【0081】図14は、この場合における利用状況情報
処理装置の動作を説明するフローチャートであり、ステ
ップS1401において利用状況情報を受け付けて、ス
テップS1402において、利用状況情報が部屋予約キ
ャンセル情報を含むかどうかを判断し、もし含まれると
判断された場合にはステップS1403へ移行し、キャ
ンセルの対象となる部屋から取得できる五感情報を含む
利用状況情報を利用状況記憶部102より読み出すこと
により生成し、ステップS1404において利用状況情
報を送信部104により送信する。利用状況情報に部屋
予約キャンセル情報が含まれないならば、ステップS1
405において利用状況情報に応じた処理を行う。
【0082】(実施の形態7)実施の形態3ないし実施
の形態6において、座席予約指示情報や部屋予約情報に
は、予約を行う人の識別情報が含まれていてもよい。識
別情報としては、予約を行う人の名前、住所、勤務先の
名称、電話番号、携帯電話番号、利用ID、電子メール
アドレス、クレジットカード番号、パスワードのうち、
一以上のものを含むようにする。利用IDとは、座席ま
たは部屋の予約者を特定する識別子であり、座席または
部屋の利用の際に利用者に割り当てられた識別子や社会
保険番号、納税者番号など、人を特定する番号であって
もよい。識別情報にクレジットカード番号を含ませる
と、座席や部屋の利用に関する代金の支払いの決済がス
ムーズに進む。また、予約のキャンセルにかかわるキャ
ンセル料もクレジットカードにより決済されるようにし
ておけば、予約を行った人が予約の日時に現れないとい
うことを防ぐこともできるし、キャンセル料が請求でき
ないということが起きなくなる。
【0083】同様に、実施の形態6において、座席予約
キャンセル情報や部屋キャンセル情報に、予約を行った
人の識別情報が含まれるようにし、識別情報としては、
予約を行う人の名前、住所、勤務先の名称、電話番号、
携帯電話番号、利用ID、電子メールアドレス、クレジ
ットカード番号、パスワードのうち、一以上のものを含
むようにする。座席予約キャンセル時または部屋予約キ
ャンセル時に、予約時に与えられた識別子と比較し、同
じであると判断された場合にのみキャンセルを行うこと
により、座席または部屋の予約を行った人以外のものが
勝手に予約をキャンセルできなくなるという効果があ
る。
【0084】図15は、座席予約キャンセル情報や部屋
キャンセル情報に、予約を行った人の識別情報が含まれ
る場合の利用状況情報処理装置100の動作を示すフロ
ーチャートである。ステップS1501において、座席
予約キャンセル情報を入力部101で受け取った利用状
況情報105により取得する。
【0085】ステップS1502において、識別情報を
座席予約キャンセル情報より取得する。
【0086】ステップS1503において、予約時の識
別情報を利用状況記憶部102より取得する。
【0087】ステップS1504において、ステップS
1502において取得した識別情報とステップS150
3において取得した識別情報を比較し、一致するならば
ステップS1505において、利用状況記憶部102に
記憶されている予約をキャンセルする処理を行う。な
お、ステップS1504においては、識別情報が一致し
ない場合は、図15では何もしないように書かれている
が識別情報が一致しない旨のメッセージを送信するよう
にしてもよい。
【0088】また、図15は座席の予約のキャンセルに
関するものであったが、部屋の予約のキャンセルについ
ても同様である。
【0089】また、上記において、識別情報は、予約を
行う人に関するものであったが、予約日時に座席または
部屋を利用する人の識別情報であってもよい。
【0090】(実施の形態8)図16は、本発明の実施
の形態8における利用状況情報処理装置100の機能ブ
ロック図を示す。実施の形態3における利用状況情報処
理装置100との違いは、仕入れ量算出部1601と仕
入れ量送信部1602とを備えている点である。また本
実施の形態においては、予約指示情報には、座席におい
て利用できる飲食サービスの予約を指示するための情報
である飲食サービスメニュー情報を含み、利用状況情報
には、座席において提供される飲食サービスの予約の情
報である飲食サービス予約情報を含む。すなわち、送信
部104より送信される利用状況情報107に席におい
て利用できる飲食サービスの予約を指示するための情報
である飲食サービスメニュー情報が含まれており、利用
状況情報107を受け取った者は、サービスメニュー情
報に従って飲食サービスの予約を行い、その結果、座席
において提供される飲食サービスの予約の情報である飲
食サービス予約情報が含まれた利用状況情報105が入
力部101によって受け付けられ、座席の予約とともに
座席における飲食部のメニューの予約も行える。また、
利用状況記憶部102に記憶される利用状況には、利用
状況情報105より得られる飲食サービス予約状況が含
まれる。
【0091】仕入れ量算出部1601は、利用状況記憶
部102によって記憶された飲食サービスの予約状況よ
り、特定日の飲食サービスを提供するのに必要な量を算
出する。
【0092】仕入れ量送信部1602は、仕入れ量算出
部1601で算出された食材毎の量を送信する。
【0093】図17は、本実施の形態における利用状況
記憶部102に記憶された利用状況を例示しており、日
付と時間とに対してどの座席の予約に対してどのような
飲食サービスの予約が行われているかが格納されてい
る。仕入れ量算出部1601は、このように格納された
利用状況を、まず日付によってグルーピングを行う。す
なわち、同じ日付の行が同じグループに属するようにグ
ループ分けを行う。同じ日付のグループに対してどの飲
食サービスがいくつ予約されているかを示す予約数量を
調べる。そして、それぞれの飲食サービスごとに必要な
食材の量を読み出し、予約数量との積を取る。
【0094】図18は、仕入れ量算出部1601が算出
した特定日の飲食サービスを提供するのに必要な食材毎
の料を例示した表である。2001/09/15には米
515Kg、白菜200Kg、…が必要であることを表
している。
【0095】仕入れ量送信部1602は、図18に示し
た算出結果を送信することを行う。
【0096】これにより、特定日にどれだけの食材が必
要かがわかり、多めに食材を仕入れ過ぎてしまうこと
や、少なめに仕入れてしまってサービスの提供ができな
くなるという事態の発生を防止することができる。
【0097】以上は、座席についての飲食サービスにつ
いてであったが、同様に部屋についても、部屋予約指示
情報には、部屋において利用できるサービスの予約を指
示するための情報であるサービスメニュー情報が含ま
れ、利用状況情報には部屋において提供されるサービス
の予約の情報であるサービス予約情報が含まれる。この
場合には、実施の形態3における利用状況情報処理装置
の利用状況記憶部には、サービス予約情報から得られる
サービス予約状況が記憶され、また、利用状況情報処理
装置には、図19の機能ブロック図に示すように仕入れ
量算出部と仕入れ量送信部とに対応するリソース算出部
1901とリソース送信部1902とが備えられる。
【0098】部屋の場合におけるサービスメニュー情報
には、部屋で受けられるサービスを予約するための情報
であり、サービスとしては、例えば、ホテルにおけるマ
ッサージの予約、病院における治療の予約があげられ、
リソース算出部1901は、このような予約に対応して
サービスを提供するために必要なリソースを算出する。
例えば、マッサージのサービスにおいては、マッサージ
師が何人必要であるか、治療の予約に対して、医師が何
人必要でどの薬剤がどれだけ必要か、ガーゼがどれだけ
必要か、ピンセットなどの器具がどれだけ必要になるか
を算出する。
【0099】リソース送信部1902は、リソース算出
部で算出されたリソースの内容を送信する。
【0100】(実施の形態9)図20は、本発明の実施
の形態9における利用状況情報処理装置100の機能ブ
ロック図を示す。実施の形態4における機能ブロック図
である図10との違いは、代替案生成送信部2001が
あり座席代替案情報2002が生成されて送信されるよ
うになっている点である。
【0101】代替案生成送信部2001は、予約可否判
断部1001により入力部101で受け付けた利用状況
情報に基づく部屋の予約が実行可能でないと判断された
場合には、利用状況記憶部102に記憶された利用状況
に基づいて別の座席の予約の提案である座席代替案情報
を生成し、送信する。すなわち、図11のフローチャー
トにおいて、ステップS1103において予約が実行可
能でなければ何もしないで処理が終わる点を改良し、ス
テップS1103において予約が実行可能でなければ座
席代替案情報を生成し、送信するようにする。
【0102】座席代替案情報2002は、利用状況情報
105で示される予約の別の時間帯、別の日付、別の場
所の座席のいずれか一または二以上を含むように生成し
てもよい。別の時間帯の座席代替案情報2002を生成
するには、利用状況情報105で示される予約の前後の
時間帯を走査し予約が空いている時間帯を取得する。こ
の取得は、利用状況情報105で示された予約の前後の
時間帯のうち、最も時間的に近いものを取得する。ま
た、複数の時間帯を取得するようにしてもよい。同様
に、別の日付の座席代替案情報2002を生成するに
は、利用状況情報105で示される予約の前後の日を走
査し、予約が空いている日を取得する。この取得は、利
用状況情報105で示された予約の前後の日のうち、最
も近いものを取得してもよいし、2番目に近いもの、3
番目に近いものなど、複数の日を取得するようにしても
よい。別の場所の座席の座席代替案情報2002を生成
するには、利用状況情報105で示される予約の座席の
周囲の座席のうち、予約が空いている座席を走査し、最
も近い場所の座席を取得する。もし、利用状況情報10
5によって座席の五感情報などが指定されている場合に
は、その五感情報などを満たす座席を取得するようにす
る。
【0103】また、部屋についても図21に示すよう
に、予約可否判断部1001により予約が実行できない
と判断された場合には、利用状況記憶部102に記憶さ
れた利用状況に基づいて別の部屋の予約の提案である部
屋代替案情報2102を生成し送信する代替案生成送信
部2101を有することになる。部屋代替案情報210
2は、座席の場合と同様に、別の時間帯、別の日付、別
の場所の部屋のいずれか一または二以上を含むように生
成してもよい。
【0104】(実施の形態10)図22は、本発明の実
施の形態10におけるサービス利用予算情報処理装置2
200の機能ブロック図を示す。本実施の形態におい
て、サービス利用予算情報処理装置2200は、サービ
スメニュー選択入力部2201と、サービスメニュー情
報蓄積部2202と、過去利用状況情報蓄積部2203
と、予算算出情報取得部2204と、予算算出部220
5とを有する。
【0105】サービスメニュー選択入力部2201は、
サービスメニューの選択に関する情報であるサービスメ
ニュー情報を入力するための部である。サービスメニュ
ーとは、座席または部屋で受けることができるサービス
の一覧であり、サービスメニュー情報とは、このサービ
スの一覧からどのサービスが選択されたかを示す情報で
ある。
【0106】サービスメニュー情報蓄積部2202は、
利用価格と関連づけてサービスメニュー情報が蓄積され
ている部であり、サービスメニューから選択されるそれ
ぞれのサービスを受けるのにいくらかかるかを示す情報
(例えば基本料金に関する情報)が蓄積される。図23
は、それぞれのサービスを受けるのにいくらかかるかを
蓄積した表を例示しており、例えば、Aコースのサービ
スを受けるのに10000円、Bコースのサービスを受
けるのに8000円かかることが図23の表により表さ
れる。
【0107】過去利用状況情報蓄積部2203は、サー
ビスメニューの過去の利用状況に関する情報である過去
利用状況情報が蓄積される。例えば、どのサービスメニ
ューが何回利用されたかという回数が蓄積される。ま
た、あるサービスメニューの選択が行われた後で、サー
ビスの提供の前にどのサービスメニューへの変更があっ
たか、サービスの提供に伴う他のサービスにかかった料
金はいくらかを蓄積するようになっていてもよい。「サ
ービスの提供に伴う他のサービス」の例としては、レス
トランなどの食事のコースの提供に際しての、酒類の提
供が挙げられる。図24は、サービスの提供時間とサー
ビスメニューと支払額を関連付けて蓄積する表の例であ
り、2001/9/16の10:00にBコースのサー
ビスメニューが提供され、9638円支払われたことが
示されている。
【0108】予算算出情報取得部2204は、サービス
メニュー選択入力部2201で入力されたサービスメニ
ュー情報に基づいて、サービスメニュー情報蓄積部22
02から利用価格を算出し、サービスメニュー選択入力
部で入力されたサービスメニュー情報に基づいて過去利
用状況情報蓄積部2203から過去利用状況情報を取得
する。
【0109】予算算出部2205は、予算算出情報取得
部で取得された利用価格と、過去利用状況情報に基づい
てサービス利用のための予算を算出する。すなわち、予
算算出情報取得部2204は、2つの情報、すなわち、
選択されたサービスメニューに関連づけてサービスメニ
ュー情報蓄積部2202に蓄積されている利用価格(基
本料金)と、過去利用状況情報蓄積部2203に蓄積さ
れている選択されたサービスメニューの過去の利用状況
(例えば、超過料金込みで支払われた料金)とを受け取
り、この2つの情報から、基本料金に加えられた超過料
金がどれだけになるかを予測した予算を算出する。例え
ば、過去利用状況情報蓄積部2203で蓄積されている
超過料金込みで支払われた料金と基本料金との相関関係
を最小二乗法などにより求め、基本料金から超過料金込
みで支払うことになる料金を予測する。
【0110】図25は、本実施の形態におけるサービス
利用予算情報処理装置2200の動作を説明するフロー
チャートである。ステップS2501において、サービ
スメニュー情報を受け付けて入力することをサービスメ
ニュー選択入力部2201で行う。
【0111】ステップS2502において、サービスメ
ニュー情報蓄積部2202よりサービスメニュー情報に
基づいて利用価格を取得する。
【0112】ステップS2503において、過去利用状
況情報蓄積部2203より過去利用状況情報を取得す
る。
【0113】ステップS2504において、予算算出部
2205で、ステップS2502から取得した利用価格
とステップ2503で取得した過去利用状況情報とから
予算を算出する。
【0114】また、図22のサービス利用予算情報処理
装置2200は、サービス利用予算情報処理方法を実行
するための装置とみなすことができる。このサービス利
用予算情報処理方法は、サービスメニュー選択入力ステ
ップと、サービスメニュー情報蓄積ステップと、サービ
スメニュー利用状況蓄積ステップと、予算算出情報取得
ステップと、予算算出ステップとを含む。
【0115】サービスメニュ−選択入力ステップは、利
用を希望するサービスメニューに関する情報であるサー
ビスメニュー情報の入力を受け付けるステップであり、
サービスメニュー選択入力部2201で行われる処理に
相当する。
【0116】サービスメニュー情報蓄積ステップは、利
用価格と関連付けてサービスメニュー情報を蓄積するス
テップである。すなわち、サービスメニュー情報が与え
られた場合に、それに関連付けられた利用価格を読み出
せるようにするステップであり、サービスメニュー情報
蓄積部2202で行われる処理に相当する。
【0117】サービスメニュー利用状況蓄積ステップは
サービスメニューの過去の利用状況に関する情報である
利用状況情報を蓄積する。すなわち、サービスメニュー
の過去の利用状況を読み出せるようにするステップであ
り、過去利用状況情報蓄積部2203における処理に相
当する。
【0118】予算算出情報取得ステップは、サービスメ
ニュー選択情報入力ステップにおいて入力されたサービ
スメニュー情報に基づいて、サービスメニュー情報蓄積
ステップにおいて蓄積された利用価格を取得し、サービ
スメニュー選択情報入力ステップで入力が受け付けられ
たサービスメニュー情報に基づいてサービスメニュー利
用状況蓄積ステップによって蓄積された利用状況情報を
取得する。したがって、このステップは、予算算出情報
取得部2204における処理に相当する。
【0119】予算算出ステップは、予算算出情報取得ス
テップで取得された利用価格と、利用状況情報に基づい
てサービス利用のための予算を算出する。したがって、
このステップは、予算算出部2205における処理に相
当する。
【0120】このようなサービス利用予算情報処理装置
やサービス利用予算情報処理方法により、レストランに
おける飲食、ホテルにおける宿泊のように基本料金が決
まっているが、利用の際には、基本料金を超過した額を
支払うことが多いサービスを利用する場合において、サ
ービスメニューから実際にいくらくらいの金額を支払う
ことが予測できることになる。また、サービスの提供者
にとっても、どのサービスメニューに対して超過料金が
多くなるかを知ることができ、サービスの提供を改善す
る手がかりを得ることができる。
【0121】(実施の形態11)図26は、本発明の実
施の形態11における端末2600の機能ブロック図で
あり、端末2600は、利用状況情報出力要求送信部2
601と、利用状況情報受信部2603と、利用状況情
報表示部2602とを有する。
【0122】利用状況情報出力要求送信部2601は、
利用状況に基づいて得られる利用状況情報の出力要求で
ある利用状況情報出力要求2604を送信する。利用状
況とは、座席または部屋の実際の占有の有無に関する情
報、予約の有無、時間に関する情報、占有者の属性に関
する情報である。
【0123】利用状況情報受信部2603は、利用状況
情報出力要求送信部2601により送信された利用状況
情報出力要求2604に基づいて送信される利用状況情
報を受信する。
【0124】利用状況情報表示部2602は、利用状況
情報受信部で受信された利用状況情報を表示する。
【0125】例えば、利用状況情報出力要求送信部26
01によって、ある施設の座席の利用状況の出力要求が
行われ、それに基づいて、座席のレイアウト情報ととも
に利用状況が送信されて利用状況情報受信部2603に
受信された場合には、利用状況情報表示部2602は、
座席のレイアウトに基づいて例えば図6に示す表示を行
う。
【0126】本実施の形態における端末2600によ
り、利用状況の出力要求が送信でき、それに基づいて送
信された利用状況を受信でき、これにより、利用状況が
表示が得られ、座席または部屋の利用状況を知ることが
できる。
【0127】(実施の形態12)図27は、本発明の実
施の形態12における端末2700の機能ブロック図で
あり、端末2700は、利用状況入力受付部2710と
利用状況情報送信部2702を有する。
【0128】利用状況情報入力受付部2701は、座席
または部屋の利用されている状況である利用状況の入力
を受け付ける。例えば、実施の形態1における利用状況
情報のように、どのような年齢の人物が占有しているか
の利用者属性情報、どのような食事メニューが注文され
たかのサービス注文情報などを含む利用状況情報を受け
付ける。
【0129】利用状況情報送信部2702は、利用状況
情報入力受付部2701で受け付けられた利用状況情報
を送信する。
【0130】本実施の形態における端末2700によ
り、利用状況の入力が行え、例えば、実施の形態1ない
し9における利用状況情報処理装置へ利用状況情報を送
信することができる。
【0131】(実施の形態13)図28は、本発明の実
施の形態11における端末2600の動作の一例を説明
するフローチャートである。このフローチャートにおい
て、端末2600は、第一段階の利用状況情報出力要求
を送信し、それに基づいて送信された第一段階の利用状
況情報である一次利用状況情報を受信して表示し、次
に、一次利用状況情報に基づいて選択された座席または
部屋に対して第二段階の利用状況情報出力要求を送信
し、それに基づいて送信された第二段階の利用状況情報
を受信して表示することを行う。このような動作によ
り、第一段階で表示された座席のより詳しい状況を知る
ことができるようになる。
【0132】図28は、本実施の形態における端末26
00の動作を説明するフローチャートであり、ステップ
S2801において、一次利用状況情報出力要求を送信
する。この一次利用状況情報出力要求は、例えば、座席
または部屋が人の五感に与える感覚による検索の条件と
もみなすことができる。
【0133】ステップS2802において、一次利用状
況情報を受信し、ステップS2803において一次利用
状況情報を表示する。例えば、図6のような表示が行わ
れる。
【0134】ステップS2804において、二次利用状
況情報出力要求を送信する。例えば、図6の中から選択
された座席について、その座席から見える景色の情報を
要求する利用状況情報出力要求を送信する。
【0135】ステップS2805において、二次利用状
況情報出力要求に対して受信された第二段階の利用状況
情報である二次利用状況情報を受信する。
【0136】ステップS2806において、受信された
二次利用状況情報を表示する。例えば、選択された座席
から見える景色が表示される。
【0137】このように利用状況情報出力要求の送信と
利用状況情報の受信とを2段階にわけて行うことによ
り、第一段階でおおまかな条件で検索を行い、第二段階
で第一段階の検索で行われた座席について詳細に検討を
行うことが可能となる。
【0138】(実施の形態14)図29は、本発明の実
施の形態14における端末2900の機能ブロック図を
示し、端末2900は、サービスメニュー選択情報受付
部2901と、サービスメニュー選択情報送信部290
2と、予算取得部2903とを有する。
【0139】サービスメニュー選択情報受付部2901
は、サービスメニュー情報を受け付ける。サービスメニ
ューとは、実施の形態10におけるサービスメニューの
ことである。
【0140】サービスメニュー選択情報送信部2902
は、サービスメニュー選択情報受付部2901で受け付
けられたサービスメニュー情報2904を送信する。こ
のサービスメニュー情報2904は例えば、実施の形態
10におけるサービス利用予算情報処理装置2200の
サービスメニュー選択入力部へ送信される。
【0141】予算取得部2903は、サービスメニュー
情報2904に基づいて算出された予算を取得する。例
えば、予算算出部2205で算出され、サービス利用予
算情報処理装置2200により送信された予算を取得す
る。
【0142】このような端末により、選択されたサービ
スメニューに対応した予算を知ることができる。例え
ば、サービス利用予算情報処理装置2200が近くにな
くても予算を知ることが可能となる。
【0143】(実施の形態15)図30は、本発明の実
施の形態15における端末3000の機能ブロック図を
示し、端末3000は、利用状況情報出力要求送信部3
001と、利用状況情報受信部3002と、予約送信部
3003とを有する。
【0144】利用状況情報出力要求送信部3001は、
座席または部屋の予約を行うための情報である座席部屋
予約要求情報3005を含む利用状況情報出力要求30
04を送信する。
【0145】利用状況情報送信部3002は、利用状況
情報出力要求3004に基づき送信される利用状況情報
3006を受信する。
【0146】予約送信部3003は、利用状況情報受信
部3002で受信した利用状況情報に含まれる座席また
は部屋の配置情報である座席部屋配置情報で示される座
席または部屋を予約するための指示を受け付けるための
情報である予約指示情報に基づいて座席または部屋の予
約のための情報である座席部屋予約情報を含む利用状況
情報3007を送信する。
【0147】「予約指示情報」とは、座席または部屋を
予約するための指示を受け付けるための情報であり、座
席または部屋を予約するためのURLがその一例として
挙げることができる。例えば、利用状況情報により図9
に例示される表示が行われた場合、Aの座席を予約する
ためのボタンがボタン901とすると、ボタン901に
Aの座席を予約するためのURLが関連付けられてお
り、ボタン901が押されたときにそのURLについて
のアクセスが行われて座席Aの予約が行われる。
【0148】本実施の形態の端末により、座席または部
屋の利用状況を知り、もしその座席または部屋が予約可
能であれば、座席または部屋の予約が可能となる。
【0149】(実施の例)あるレストランの座席Aに客
が着席し、ウェイトレスが端末2700を持って注文を
聞く。注文はウェイトレスによって端末2700に入力
され、この入力された注文は、サービス注文情報を含む
利用状況情報として利用状況情報処理装置100へ送信
され、利用状況として利用状況記憶部102に記憶され
る。また、座席に着席した客の性別、どの年齢層に属す
るかの情報もウェイトレスにより端末2700に入力さ
れ、利用者属性情報を含む利用状況情報として利用状況
情報処理装置100へ送信される。客が注文した品が調
理されるとウェイトレスが注文した品を座席Aへ運び、
注文した品が運ばれたという情報が端末2700を入力
する。端末2700は、注文が入力された時刻を記憶し
ており、注文が入力された時刻と注文した品が運ばれた
という情報が入力された時刻との差を求め、待ち時間情
報を含む利用状況情報を利用状況情報処理装置100へ
送信する。レジの器械も端末2700と同じ機能を有し
ており、客が食事を終わり、レジで会計を済ませると、
レジの器械が、客により支払われた金額の情報である支
払い金銭情報を含む利用状況情報を利用状況情報処理装
置100へ送信し、この利用状況情報に基づいて利用状
況が利用状況記憶部102に記憶される。このとき、客
の注文によって端末2700から送信された利用状況に
基づいて得られる利用状況が利用状況記憶部102に記
憶された時刻と、支払い金銭情報を含む利用状況情報が
入力部101により入力された時刻との差が求められ、
座席Aの占有時間が求められる。このようにして求めら
れた占有時間と客の注文した品を表すサービス注文情報
に基づいて得られる状況情報が関連付けられ、この関連
付けに基づいて占有時間情報を含む利用状況情報が送信
部104により送信できるようになる。注文した品と座
席の占有時間は、座席を占有した人によってばらつきが
あるが、このばらつきを測定上の誤差とみなし、注文し
た品別に座席の占有時間の平均値を求めることにより、
サービス注文情報に基づいて座席の占有時間の予測値を
求めることが可能である。
【0150】一方、二次会の会場を探している甲さん
は、端末3000を用いて、予約が可能なレストランを
探すために利用状況情報出力要求3004を送信し、そ
れに基づいて送信される利用状況情報3006を受信
し、表示を得ようとする。甲さんは、第一段階として、
「落ち着いた雰囲気の座席」というムード情報に基づく
利用状況情報出力要求を送信し、それに対応していくつ
かの座席の場所情報を含む利用状況情報が受信され、そ
の結果、場所情報に基づいてそれらの座席を含む飲食店
の位置が地図上に表示される。その中から甲さんは、自
分の現在位置から最も近い飲食店の座席の利用状況情報
出力要求を送信し、その飲食店の座席の利用状況情報を
得る。その利用状況情報の中には上記の座席Aの利用状
況が含まれていたとする。甲さんはこの座席Aに注目
し、眺めのよい場所での二次会を希望していたので、座
席Aから見える現在の景色をみるためにシーン情報を含
む利用状況を得るために利用状況情報出力要求を利用状
況情報処理装置100に送信し、それに基づいて受信さ
れる利用状況情報によりAより見える景色を確認したと
ころ、申し分のない景色であった。また、座席Aで選べ
るサービスメニューを選択し、端末2900でサービス
メニュー情報を送信しサービスメニューの予算を求める
と、甲さんの想定する予算の範囲内であった。しかし、
その時、座席Aは上記の客が着席し注文を終わったとこ
ろであり空いていなかった。甲さんは、現在Aに着席し
ている客のサービス注文情報に基づいて予測される座席
の占有時間を調べるために占有時間情報を含む利用状況
情報の要求を送信し、受信した利用状況情報の占有時間
の予測値を見ると、ほぼ甲さんがそのレストランへ行く
までにかかる時間であったので予約を行うことにした。
予約を行うためには座席部屋予約情報を含む利用状況情
報3007を送信し、座席Aの予約を行う。座席部屋予
約情報を含む利用状況情報3007の具体例としては、
利用状況情報処理装置100のホスト名、座席Aを識別
する識別子、予約時間及び甲さんの識別情報をエンコー
ドしたURLが挙げられる。例えば、利用状況情報処理
装置100のホスト名がwww.resutoran.
com.jp、座席Aを識別する識別子がA、予約が2
001年9月16日の20時0分から2時間、甲さんの
識別情報を040167Bとすると、http://w
ww.resutoran.com.jp/reser
ve.shtml?seat=A&time=2001
09162000&length=2h&id=040
167BというURLで表すことができる。また、この
際、クレジットカードの番号も入力しておくことによ
り、レストランの帰りの支払いに手間取ることもなくな
る。また、レストランにとっても、クレジットカードの
番号とともに予約をした客は、ほぼ確実に予約時間に現
れるので、安心して予約の座席を空けておくことができ
る。なお、クレジットカード番号は、URLに普通にエ
ンコードしてしまうと第三者に漏洩してしまうことがあ
りえるので、公開鍵暗号方式などによって暗号化し、上
記のURLとは別経路で送るようにする。
【0151】一方、レストランの店長は、レストランの
客の入り具合を確認するために、端末2600を用いて
利用状況情報出力要求2604を送信し、それに基づい
て送信される利用状況情報2605を受信し、表示を得
る。表示を見て、店長は、レストランのウェイトレスが
足りているかどうかなどを判断する。また、利用状況情
報に含まれる待ち時間情報を見て、調理場に配置すべき
人数が足りているかどうかを判断することができる。
【0152】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第一に、
座席または部屋の利用状況を記憶することにより管理す
ることができ、また、利用状況情報出力要求により、記
憶された利用状況を出力させて得ることができ、座席ま
たは部屋の利用状況情報を得ることができる。
【0153】第二に、第一段階である程度の範囲の座席
または部屋の利用状況情報を得て、それに基づいて選ば
れた座席または部屋の第二段階の利用状況情報を得るこ
とにより、座席または部屋の利用状況を絞り込んで得る
ことが可能となる。特に、第一段階でおおまかな座席ま
たは部屋の検索を行い、第二段階で詳細な検討を行うこ
とができる。
【0154】第三に、利用状況情報出力要求に対して送
信される利用状況情報に座席の予約の要求を行うための
情報である座席予約情報または部屋予約情報を含ませる
ことができ、利用状況情報を受け取った者が座席の予約
を簡便に行うことが可能となる。
【0155】第四に、予約が実行可能であるかどうかを
判断する部を備えることにより、予約が重複することを
除くことができる。
【0156】第五に、座席予約情報または部屋予約情報
に予算情報を含ませることにより、予約者の予算額をサ
ービスの提供者に前もって知らせることができ、円滑な
サービスの提供が受けられる。
【0157】第六に、利用状況情報に座席予約キャンセ
ル情報または部屋予約キャンセル情報を含ませることに
より、予約のキャンセルが行えるようにし、また、座席
予約キャンセル情報または部屋予約キャンセル情報を受
け取ったときに、キャンセルの対象となる座席または部
屋の五感情報を送信することにより、座席または部屋の
良さをアピールし、キャンセルを思いとどまらせること
ができる。
【0158】第七に、座席予約指示情報または部屋予約
情報に予約を行う人の識別情報を含ませることにより、
予約だけが行われ、予約の日時に予約をした人が現れな
いということを防止することができる。
【0159】第八に、利用状況情報処理装置に仕入れ量
算出部またはリソース算出部を備えることにより、予約
の状況から必要な食材、または、サービスに提供に必要
な人員などのリソースを知ることができるようになる。
【0160】第九に、予約が実行可能でない場合には、
予約が実行可能な代替案を提示することにより、予約す
る人が諦めてしまうのを防止することができる。
【0161】第十に、過去利用状況情報蓄積部などを備
えたサービス利用予算情報処理装置により、基本料金が
決まっているが利用の際には、基本料金を超過した額を
支払うことが多いサービスを利用する場合において、サ
ービスメニューから実際にいくら程度の支払いをするこ
とになるかを予測することができるようになる。
【0162】第十一に、端末から利用状況の出力要求が
送信することにより、利用状況が受信されて表示される
ので、手軽に座席または部屋の利用状況を知ることがで
きる。
【0163】第十二に、端末から利用状況の入力が行え
るようになる。
【0164】第十三に、第一段階でおおまかな座席また
は部屋の検索を行い、第二段階で詳細な検討を行うこと
が端末上でできるようになる。
【0165】第十四に、端末により、選択されたサービ
スメニューに対応した予算を知ることができるようにな
る。
【0166】第十五に、座席または部屋の利用状況を知
り、もしその座席または部屋が予約可能であれば、端末
から予約を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態及び第3の実施の形態におけ
る利用状況情報処理装置の機能ブロック図
【図2】利用状況情報の一形態を示す図
【図3】利用状況情報を図2とは別の形式によって表し
た図
【図4】利用状況が格納された表の一例図
【図5】利用状況情報処理装置の動作を説明するフロー
チャート
【図6】座席配置情報を含む利用状況情報を表示した一
例図
【図7】実施の形態2における利用状況情報処理装置の
動作を説明するフローチャート
【図8】実施の形態3における利用状況情報処理装置の
動作を説明するフローチャート
【図9】座席配置情報と予約指示情報とを含む利用状況
情報を表示した一例図
【図10】実施の形態4における利用状況情報処理装置
の機能ブロック図
【図11】実施の形態4における座席に関する利用状況
情報処理装置の動作を説明するフローチャート
【図12】実施の形態4における部屋に関する利用状況
情報処理装置の動作を説明するフローチャート
【図13】実施の形態6における座席に関する利用状況
情報処理装置の動作を説明するフローチャート
【図14】実施の形態6における部屋に関する利用状況
情報処理装置の動作を説明するフローチャート
【図15】実施の形態7における座席に関する利用状況
情報処理装置の動作を説明するフローチャート
【図16】実施の形態8における利用状況情報処理装置
の機能ブロック図
【図17】実施の形態8における利用状況記憶部に記憶
された利用状況の一例図
【図18】仕入れ算出部が算出した飲食サービスを提供
するのに必要な食材毎の量を示す一例図
【図19】実施の形態8における部屋に関する利用状況
情報処理装置の機能ブロック図
【図20】実施の形態9における座席に関する利用状況
情報処理装置の機能ブロック図
【図21】実施の形態9における部屋に関する利用状況
情報処理装置の機能ブロック図
【図22】実施の形態10におけるサービス利用予算情
報処理装置
【図23】サービスごとにそのサービスを受けるのに必
要な金額を蓄積した表の一例図
【図24】サービスの提供時間とサービスメニューと支
払額を関連付けて蓄積した表の一例図
【図25】実施の形態10におけるサービス利用予算情
報処理装置の動作を説明するフローチャート
【図26】実施の形態11における端末の機能ブロック
【図27】実施の形態12における端末の機能ブロック
【図28】実施の形態13における端末の動作を説明す
るフローチャート
【図29】実施の形態14における端末の機能ブロック
【図30】実施の形態15における端末の機能ブロック
【符号の説明】
100 利用状況情報処理装置 101 入力部 102 利用状況記憶部 103 利用状況情報出力要求受付部 104 送信部 105 利用状況情報 106 利用状況情報出力要求 107 利用状況情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池▲ざき▼ 雅夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (75)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席または部屋の利用されている状況であ
    る利用状況に関する情報である利用状況情報を入力する
    入力部と、 前記入力部で入力された利用状況情報に基づいて得られ
    る利用状況を記憶する利用状況記憶部と、 利用状況に基づいて得られる利用状況情報の出力の要求
    である利用状況情報出力要求を受け付ける利用状況情報
    出力要求受付部と、 前記利用状況情報出力要求受付部で受け付けられた利用
    状況情報出力要求に対して利用状況記憶部で記憶されて
    いる利用状況に基づいて利用状況情報を送信する送信部
    とを備える利用状況情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記座席は、飲食店、美容院、理髪店、マ
    ッサージ店においてそれぞれのサービスの提供を受ける
    ために利用される座席である請求項1に記載の利用状況
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記座席は、列車、飛行機、飛行船、自動
    車、馬車、船舶、における旅客席である請求項1に記載
    の利用状況情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記座席は、映画館、劇場、花見会場、遊
    園地のアトラクション、スタジアムまたは競技場、花火
    会場、祭りやパレードの見物席である請求項1に記載の
    利用状況情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記部屋は、ホテル、旅館、病院、介護施
    設、養老施設においてサービスを受けるための部屋であ
    る請求項1に記載の利用状況情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記利用状況情報は、 座席の配置に関する情報である座席配置情報、 座席の予約のための情報である座席予約情報、 座席の予約のキャンセルに関する情報である座席予約キ
    ャンセル情報、 座席の利用をする人の属性に関する情報である利用者属
    性情報、 座席において提供を受けることができるサービスに関す
    る情報であるサービス情報、 座席ごとにその座席から五感のいずれかにより取得でき
    る情報である五感情報、 座席におけるサービスの注文に関する情報であるサービ
    ス注文情報、 前記サービス注文情報に基づいて予測される座席の占有
    時間に関する情報である占有時間情報、 座席の利用が開始されてからその座席におけるサービス
    の提供が受けられるまでの待ち時間に関する情報である
    待ち時間情報、 その座席を利用するための場所に関する情報である場所
    情報、 その座席の周囲での催事に関する情報である催事情報、 その座席の周囲にあって他者によって占有されている座
    席の存在に関する情報である混雑情報、 その座席におけるサービスの提供によりその座席の占有
    者毎に支払った金銭の情報である支払い金銭情報、 のいずれか一以上を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の利用状況情報処理装置。
  7. 【請求項7】前記利用状況情報には、 部屋のレイアウトに関する情報である部屋レイアウト情
    報、 部屋の予約のための情報である部屋予約情報、 部屋の予約のキャンセルに関する情報である部屋予約キ
    ャンセル情報、 部屋の利用をする人の属性に関する情報である部屋利用
    者属性情報、 部屋において提供を受けることができるサービスに関す
    る情報である部屋サービス情報、 部屋ごとにその部屋から五感のいずれかにより取得でき
    る情報である部屋五感情報、 部屋におけるサービスの注文に関する情報である部屋サ
    ービス注文情報、 前記部屋サービス注文情報に基づいて予測される部屋の
    占有時間に関する情報である部屋占有時間情報、 その部屋を利用するための場所に関する情報である部屋
    場所情報、 その部屋におけるサービスの提供によりその部屋の占有
    者毎に支払った金銭の情報である部屋支払い金銭情報、 のいずれか一以上を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の利用状況情報処理装置。
  8. 【請求項8】前記利用状況情報は五感情報を含み、 前記五感情報には、座席ごとにその座席特有のシーンに
    関する情報であるシーン情報を含む請求項6に記載の利
    用状況情報処理装置。
  9. 【請求項9】前記利用状況情報は部屋五感情報を含み、 前記部屋五感情報には、部屋ごとにその部屋特有のシー
    ンに関する情報である部屋シーン情報を含む請求項7に
    記載の利用状況情報処理装置。
  10. 【請求項10】前記シーン情報は、時刻情報と関連付け
    られている請求項8に記載の利用状況情報処理装置。
  11. 【請求項11】前記部屋シーン情報は、時刻情報と関連
    付けられている請求項9に記載の利用状況情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】前記シーン情報は、座席ごとにその座席
    から見える景色の実況画像を含む請求項10に記載の利
    用状況情報処理装置。
  13. 【請求項13】前記部屋シーン情報は、部屋ごとにその
    部屋から見える景色の実況画像を含む請求項11に記載
    の利用状況情報処理装置。
  14. 【請求項14】前記利用者属性情報には性別が含まれる
    ことを特徴とする請求項6に記載の利用状況情報処理装
    置。
  15. 【請求項15】前記利用者属性情報には年齢に関する情
    報である年齢情報が含まれることを特徴とする請求項6
    に記載の利用状況情報処理装置。
  16. 【請求項16】前記五感情報は、その座席において利用
    者に与えるムードに関する情報であるムード情報を含む
    請求項6記載の利用状況情報処理装置。
  17. 【請求項17】前記部屋五感情報は、その部屋において
    利用者に与えるムードに関する情報であるムード情報を
    含む請求項7記載の利用状況情報処理装置。
  18. 【請求項18】前記利用状況情報出力要求受付部は、第
    一段階の利用状況情報の出力の要求である一次利用状況
    情報出力要求を受け付け、前記送信部は、一次利用状況
    情報出力要求に対する利用状況情報である一次利用状況
    情報を送信し、次に、前記利用状況情報出力要求受付部
    は、前記一次利用状況情報に基づいて選択された座席に
    関して一次利用状況情報とは異なる利用状況情報の出力
    の要求である二次利用状況情報出力要求を受け付け、前
    記送信部は、二次利用状況情報出力要求に対する利用状
    況情報である二次利用状況情報を送信することを特徴と
    する請求項6、8、10、12、14、15、16のい
    ずれか一に記載の利用状況情報処理装置。
  19. 【請求項19】前記利用状況情報出力要求受付部は、第
    一段階の利用状況情報の出力の要求である利用状況情報
    出力要求である一次利用状況情報出力要求を受け付け、
    前記送信部は、一次利用状況情報出力要求に対する利用
    状況情報である一次利用状況情報を送信し、次に、前記
    利用状況情報出力要求受付部は、前記一次利用状況情報
    に基づいて選択された部屋に関して一次利用状況情報と
    は異なる利用状況情報の出力の要求である二次利用状況
    情報出力要求を受け付け、前記送信部は、二次利用状況
    情報出力要求に対する利用状況情報である二次利用状況
    情報を送信することを特徴とする請求項7、9、11、
    13、17のいずれか一に記載の利用状況情報処理装
    置。
  20. 【請求項20】前記利用状況情報は、五感情報と場所情
    報とを含み、前記一次利用状況情報出力要求は五感情報
    の出力の要求であり、前記二次利用状況情報出力要求は
    場所情報の出力の要求である請求項18に記載の利用状
    況情報処理装置。
  21. 【請求項21】前記利用状況情報は、部屋五感情報と部
    屋場所情報とを含み、前記一次利用状況情報出力要求は
    部屋五感情報の出力の要求であり、前記二次利用状況情
    報出力要求は部屋場所情報の出力の要求である請求項1
    9に記載の利用状況情報処理装置。
  22. 【請求項22】前記五感情報はムード情報を含み、前記
    一次利用状況情報出力要求はムード情報を含む請求項2
    0に記載の利用状況情報処理装置。
  23. 【請求項23】前記部屋五感情報はムード情報を含み、
    前記一次利用状況情報出力要求はムード情報を含む請求
    項21に記載の利用状況情報処理装置。
  24. 【請求項24】前記利用状況情報は混雑情報を含み、前
    記一次利用状況情報出力要求は混雑情報を含む請求項2
    0に記載の利用状況情報処理装置。
  25. 【請求項25】座席の利用されている状況である利用状
    況に関する情報である利用状況情報を入力する入力部
    と、 前記入力部で入力された利用状況情報に基づいて得られ
    る利用状況を記憶する利用状況記憶部と、 利用状況に基づいて得られる利用状況情報の出力の要求
    である利用状況情報出力要求を受け付ける利用状況情報
    出力要求受付部と、 前記利用状況情報出力要求受付部で受け付けられた利用
    状況情報出力要求に対して利用状況記憶部で記憶されて
    いる利用状況に基づいて利用状況情報を送信する送信部
    とを備え、 前記利用状況情報出力要求には、座席の予約の要求を行
    うための情報である座席予約要求情報を含み、 前記利用状況情報には、座席の配置に関する情報である
    座席配置情報と、前記座席配置情報で示される座席を予
    約するための指示を受け付けるための情報である予約指
    示情報を含むことを特徴とする利用状況情報処理装置。
  26. 【請求項26】部屋の利用されている状況である利用状
    況に関する情報である利用状況情報を入力する入力部
    と、 前記入力部で入力された利用状況情報に基づいて得られ
    る利用状況を記憶する利用状況記憶部と、 利用状況に基づいて得られる利用状況情報の出力の要求
    である利用状況情報出力要求を受け付ける利用状況情報
    出力要求受付部と、 前記利用状況情報出力要求受付部で受け付けられた利用
    状況情報出力要求に対して利用状況記憶部で記憶されて
    いる利用状況に基づいて利用状況情報を送信する送信部
    とを備え、 前記利用状況情報出力要求には、部屋の予約の要求を行
    うための情報である部屋予約要求情報を含み、 前記利用状況情報には、部屋のレイアウトに関する情報
    である部屋レイアウト情報と、前記部屋レイアウト情報
    で示される部屋を予約するための指示を受け付けるため
    の情報である部屋予約指示情報を含むことを特徴とする
    利用状況情報処理装置。
  27. 【請求項27】前記利用状況情報は座席の予約のための
    情報である座席予約情報を含み、 前記座席予約情報と前記利用状況記憶部に記憶された利
    用状況に基づいて座席の予約が実行可能であるかどうか
    の判断を行う予約可否判断部と、 を備えた請求項25に記載の利用状況情報処理装置。
  28. 【請求項28】前記利用状況情報は部屋の予約のための
    情報である部屋予約情報を含み、 前記部屋予約情報と前記利用状況記憶部に記憶された利
    用状況に基づいて部屋の予約が実行可能であるかどうか
    の判断を行う予約可否判断部と、を備えた請求項26に
    記載の利用状況情報処理装置。
  29. 【請求項29】前記予約指示情報には、 座席を識別するための情報である座席識別情報、 座席の利用時間に関する情報である座席利用時間情報、
    利用を希望するサービスメニューに関する情報であるサ
    ービスメニュー情報、 サービス利用のための予算に関する情報である予算情報
    の中のいずれか一以上の情報を含むことを特徴とする請
    求項25または請求項27に記載の利用状況情報処理装
    置。
  30. 【請求項30】前記部屋予約指示情報には、 部屋を識別するための情報である部屋識別情報、 部屋の利用時間に関する情報である部屋利用時間情報、 利用を希望するサービスメニューに関する情報であるサ
    ービスメニュー情報、サービス利用のための予算に関す
    る情報である予算情報の中のいずれか一以上の情報を含
    むことを特徴とする請求項26または請求項28に記載
    の利用状況情報処理装置。
  31. 【請求項31】前記利用状況情報は座席の予約のキャン
    セルを行うための情報である座席予約キャンセル情報と
    座席ごとに座席から五感のいずれかにより取得できる情
    報である五感情報とを含み、 前記送信部は、前記座席予約キャンセル情報と前記利用
    状況記憶部に記憶された利用状況に基づいてキャンセル
    される対象となる座席から取得できる五感情報を含む利
    用状況情報を送信する請求項25、27、29のいずれ
    か一に記載の利用状況情報処理装置。
  32. 【請求項32】前記利用状況情報は部屋の予約のキャン
    セルを行うための情報である部屋予約キャンセル情報と
    部屋ごとにその部屋から五感のいずれかにより取得でき
    る情報である部屋五感情報を含み、 前記送信部は、前記部屋予約キャンセル情報と前記利用
    状況記憶部に記憶された利用状況に基づいてキャンセル
    される対象となる部屋から取得できる部屋五感情報を含
    む利用状況情報を送信する請求項26、28、30のい
    ずれか一に記載の利用状況情報処理装置。
  33. 【請求項33】前記座席予約情報には、予約を行う人の
    識別情報が含まれることを特徴とする請求項25または
    請求項31に記載の利用状況情報処理装置。
  34. 【請求項34】前記部屋予約情報には、予約を行う人の
    識別情報が含まれることを特徴とする請求項26または
    請求項32に記載の利用状況情報処理装置。
  35. 【請求項35】前記識別情報は、名前、住所、勤務先の
    名称、電話番号、携帯電話番号、利用ID、電子メール
    アドレス、クレジットカード番号、パスワードのうち、
    一以上を含むことを特徴とする請求項33に記載の利用
    状況情報処理装置。
  36. 【請求項36】前記識別情報は、名前、住所、勤務先の
    名称、電話番号、携帯電話番号、利用ID、電子メール
    アドレス、クレジットカード番号、パスワードのうち、
    一以上を含むことを特徴とする請求項34に記載の利用
    状況情報処理装置。
  37. 【請求項37】前記座席予約キャンセル情報には、予約
    を行った人の識別情報が含まれることを特徴とする請求
    項31に記載の利用状況情報処理装置。
  38. 【請求項38】前記部屋予約キャンセル情報には、予約
    を行った人の識別情報が含まれることを特徴とする請求
    項32に記載の利用状況情報処理装置。
  39. 【請求項39】前記識別情報は、名前、住所、勤務先の
    名称、電話番号、携帯電話番号、利用ID、電子メール
    アドレス、クレジットカード番号、パスワードのうち、
    一以上を含むことを特徴とする請求項37に記載の利用
    状況情報処理装置。
  40. 【請求項40】前記識別情報は、名前、住所、勤務先の
    名称、電話番号、携帯電話番号、利用ID、電子メール
    アドレス、クレジットカード番号、パスワードのうち、
    一以上を含むことを特徴とする請求項38に記載の利用
    状況情報処理装置。
  41. 【請求項41】前記予約指示情報は、座席において利用
    できる飲食サービスの予約を指示するための情報である
    飲食サービスメニュー情報を含み、前記利用状況情報は
    座席において提供される飲食サービスの予約の情報であ
    る飲食サービス予約情報を含み、前記利用状況記憶部に
    記憶される利用状況には、前記飲食サービス予約情報か
    ら得られる飲食サービス予約状況が含まれており、前記
    利用状況記憶部に記憶されている飲食サービス予約状況
    より、特定日の飲食サービスを提供するのに必要な食材
    毎の量を算出する仕入れ量算出部と、前記仕入れ量算出
    部で算出された食材毎の量を送信する仕入れ量送信部を
    有する請求項29に記載の利用状況情報処理装置。
  42. 【請求項42】前記部屋予約指示情報は、部屋において
    利用できるサービスの予約を指示するための情報である
    サービスメニュー情報を含み、前記利用状況情報は部屋
    において提供されるサービスの予約の情報であるサービ
    ス予約情報を含み、前記利用状況記憶部に記憶される利
    用状況には、前記サービス予約情報から得られるサービ
    ス予約状況が含まれており、前記利用状況記憶部に記憶
    されているサービス予約状況より、特定日のサービスを
    提供するのに必要なリソースを算出するリソース算出部
    と、前記リソース算出部で算出されたリソースの内容を
    送信するリソース送信部を有する請求項30に記載の利
    用状況情報処理装置。
  43. 【請求項43】前記予約可否判断部により、前記入力部
    で受信された利用状況情報に基づく座席の予約が実行可
    能でないと判断された場合には、前記利用状況記憶部に
    記憶された利用状況に基づいて別の座席の予約の提案で
    ある座席代替案情報を生成し送信する代替案生成送信部
    とを有する請求項27に記載の利用状況情報処理装置。
  44. 【請求項44】前記予約可否判断部により、前記入力部
    で受信された利用状況情報に基づく部屋の予約が実行可
    能でないと判断された場合には、前記利用状況記憶部に
    記憶された利用状況に基づいて別の部屋の予約の提案で
    ある部屋代替案情報を生成し送信する代替案生成送信部
    とを有する請求項28に記載の利用状況情報処理装置。
  45. 【請求項45】前記座席代替案情報は、別の時間帯、別
    の日付、別の場所の座席のいずれか一または、二以上を
    含む請求項43に記載の利用状況情報処理装置。
  46. 【請求項46】前記部屋代替案情報は、別の時間帯、別
    の日付、別の場所の部屋のいずれか一または、二以上の
    組み合わせからなる請求項44に記載の利用状況情報処
    理装置。
  47. 【請求項47】サービスメニューの選択に関する情報で
    あるサービスメニュー情報を入力するためのサービスメ
    ニュー選択入力部と、 利用価格と関連付けてサービスメニュー情報が蓄積され
    ているサービスメニュー情報蓄積部と、 前記サービスメニューの過去の利用状況に関する情報で
    ある過去利用状況情報が蓄積された過去利用状況情報蓄
    積部と、 前記サービスメニュー選択入力部で入力されたサービス
    メニュー情報に基づいて、前記サービスメニュー情報蓄
    積部から利用価格を取得し、前記サービスメニュー選択
    入力部で入力されたサービスメニュー情報に基づいて前
    記過去利用状況情報蓄積部から過去利用状況情報を取得
    する予算算出情報取得部と、 前記予算算出情報取得部で取得された利用価格と、過去
    利用状況情報に基づいてサービス利用のための予算を算
    出する予算算出部と、を有するサービス利用予算情報処
    理装置。
  48. 【請求項48】前記過去利用状況情報は、利用されたサ
    ービスメニューと、そのサービスメニューの利用者の属
    性情報である利用者属性情報とを関連付けた情報である
    サービスメニュー毎利用者属性情報を含む請求項47に
    記載のサービス利用予算情報処理装置。
  49. 【請求項49】前記利用者属性情報は、利用者の属性を
    階層別に分類した情報である階層別属性情報を含む請求
    項48記載のサービス利用予算情報処理装置。
  50. 【請求項50】座席または部屋の利用されている状況で
    ある利用状況に基づいて得られる利用状況情報の出力の
    要求である利用状況情報出力要求を送信する利用状況情
    報出力要求送信部と、 前記利用状況情報出力要求送信部により送信された利用
    状況情報出力要求に基づいて送信される利用状況情報を
    受信する利用状況情報受信部と、 前記利用状況情報受信部で受信された前記利用状況情報
    を表示する利用状況情報表示部と、を有する端末。
  51. 【請求項51】座席または部屋の利用されている状況で
    ある利用状況に関する情報である利用状況情報の入力を
    受け付ける利用状況情報入力受付部と、前記利用状況情
    報入力受付部で受け付けられた前記利用状況情報を送信
    する利用状況情報送信部と、有する端末。
  52. 【請求項52】前記利用状況情報出力要求送信部は第一
    段階の利用状況情報出力要求である一次利用状況情報出
    力要求を送信し、前記利用状況情報受信部は前記一次利
    用状況情報出力要求に基づいて送信された一次利用状況
    情報を受信し、前記利用状況情報表示部は、前記一次利
    用状況情報を表示し、前記利用状況情報出力要求送信部
    は一次利用状況情報に基づいて選択された座席に対して
    第二段階の利用状況情報出力要求である二次利用状況情
    報出力要求を送信し、前記利用状況情報受信部は前記二
    次利用状況情報出力要求に基づいて送信される二次利用
    状況情報を受信し、前記利用状況情報表示部は、前記二
    次利用状況情報を表示することを特徴とする請求項50
    に記載の端末。
  53. 【請求項53】座席または部屋の予約の要求を行うため
    の情報である座席部屋予約要求情報を含む利用状況情報
    出力要求を送信する利用状況情報出力要求送信部と、 前記利用状況情報出力要求に基づき送信される利用状況
    情報を受信する利用状況情報受信部と、 前記利用状況情報受信部で受信した利用状況情報に含ま
    れる座席または部屋の配置情報である座席部屋配置情報
    で示される座席または部屋を予約するための指示を受け
    付けるための情報である予約指示情報に基づいて座席ま
    たは部屋の予約のための情報である座席部屋予約情報を
    含む利用状況情報を送信する予約送信部と、を有する端
    末。
  54. 【請求項54】サービスメニュー情報を受け付けるサー
    ビスメニュー選択情報受付部と、 前記サービスメニュー選択情報受付部で受け付けた前記
    サービスメニュー情報を送信するサービスメニュー選択
    情報送信部と、 前記サービスメニュー選択情報送信部で送信された前記
    サービスメニュー情報に基づいて算出された予算を取得
    する予算取得部と、を有する端末。
  55. 【請求項55】座席または部屋の利用されている状況で
    ある利用状況に関する情報である利用状況情報の入力が
    行われる入力ステップと、 前記入力ステップで入力された利用状況情報に基づいて
    得られる利用状況を記憶する利用状況記憶ステップと、 利用状況に基づいて得られる利用状況情報の出力の要求
    である利用状況情報出力要求を受け付ける利用状況情報
    出力要求受付ステップと、 前記利用状況情報出力要求受付ステップにおいて受け付
    けられた利用状況情報出力要求に対して利用状況記憶ス
    テップで記憶されている利用状況に基づいて利用状況情
    報を送信する送信ステップとを含む利用状況情報処理方
    法。
  56. 【請求項56】前記利用状況情報は、 座席の配置に関する情報である座席配置情報、 座席の予約のための情報である座席予約情報、 座席の予約のキャンセルに関する情報である座席予約キ
    ャンセル情報、 座席の利用をする人の属性に関する情報である利用者属
    性情報、 座席において提供を受けることができるサービスに関す
    る情報であるサービス情報、 座席ごとにその座席から五感のいずれかにより取得でき
    る情報である五感情報、 座席におけるサービスの注文に関する情報であるサービ
    ス注文情報、 前記サービス注文情報に基づいて予測される座席の占有
    時間に関する情報である占有時間情報 座席の利用が開始されてからその座席におけるサービス
    の提供が受けられるまでの待ち時間に関する情報である
    待ち時間情報、 その座席を利用するための場所に関する情報である場所
    情報、 その座席の周囲での催事に関する情報である催事情報、 その座席の周囲にあって他者によって占有されている座
    席の存在に関する情報である混雑情報、 その座席におけるサービスの提供によりその座席の占有
    者毎に支払った金銭の情報である支払い金銭情報、のい
    ずれか一以上を含むことを特徴とする請求項55に記載
    の利用状況情報処理方法。
  57. 【請求項57】前記利用状況情報には、 部屋のレイアウトに関する情報である部屋レイアウト情
    報、 部屋の予約のための情報である部屋予約情報、 部屋の予約のキャンセルに関する情報である部屋予約キ
    ャンセル情報、 部屋の利用をする人の属性に関する情報である部屋者属
    性情報、 部屋において提供を受けることができるサービスに関す
    る情報である部屋サービス情報、 部屋ごとにその部屋から五感のいずれかにより取得でき
    る情報である部屋五感情報、 部屋におけるサービスの注文に関する情報である部屋サ
    ービス注文情報、 その部屋を利用するための場所に関する情報である部屋
    場所情報、 その部屋におけるサービスの提供によりその部屋の占有
    者毎に支払った金銭の情報である部屋支払い金銭情報、
    のいずれか一以上を含むことを特徴とする請求項55に
    記載の利用状況情報処理方法。
  58. 【請求項58】 前記利用状況情報は五感情報を含み、 前記五感情報には、その座席において利用者に与えるム
    ードに関する情報であるムード情報を含む請求項56記
    載の利用状況情報処理方法。
  59. 【請求項59】前記利用状況情報は部屋五感情報を含
    み、 前記部屋五感情報には、その部屋において利用者に与え
    るムードに関する情報であるムード情報を含む請求項5
    7記載の利用状況情報処理方法。
  60. 【請求項60】前記利用状況情報出力要求受付ステップ
    においては、第一段階の利用状況情報の出力の要求であ
    る一次利用状況情報出力要求が受け付けられ、前記送信
    ステップにおいては、一次利用状況情報出力要求に対す
    る利用状況情報である一次利用状況情報が送信され、次
    に、前記利用状況情報出力要求受付ステップにおいて
    は、前記一次利用状況情報に基づいて選択された座席に
    関して一次利用状況情報とは異なる利用状況情報の出力
    の要求である二次利用状況情報出力要求が受け付けら
    れ、前記送信ステップにおいては、二次利用状況情報出
    力要求に対する利用状況情報である二次利用状況情報が
    送信されることを特徴とする請求項56または請求項5
    8に記載の利用状況情報処理方法。
  61. 【請求項61】前記利用状況情報出力要求受付ステップ
    においては、第一段階の利用状況情報の出力の要求であ
    る利用状況情報出力要求である一次利用状況情報出力要
    求が受け付けられ、前記送信ステップにおいては、一次
    利用状況情報出力要求に対する利用状況情報である一次
    利用状況情報が送信され、次に、前記利用状況情報出力
    要求受付ステップにおいては、前記一次利用状況情報に
    基づいて選択された部屋に関して一次利用状況情報とは
    異なる利用状況情報の出力の要求である二次利用状況情
    報出力要求が受け付けられ、前記送信ステップにおいて
    は、二次利用状況情報出力要求に対する利用状況情報で
    ある二次利用状況情報が送信されることを特徴とする請
    求項57または請求項59に記載の利用状況情報処理方
    法。
  62. 【請求項62】前記利用状況情報は、五感情報と場所情
    報とを含み、前記一次利用状況情報出力要求は五感情報
    の出力の要求であり、前記二次利用状況情報出力要求は
    場所情報の出力の要求である請求項60に記載の利用状
    況情報処理方法。
  63. 【請求項63】前記利用状況情報は、部屋五感情報と部
    屋場所情報とを含み、前記一次利用状況情報出力要求は
    部屋五感情報の出力の要求であり、前記二次利用状況情
    報出力要求は部屋場所情報の出力の要求である請求項6
    1に記載の利用状況情報処理方法。
  64. 【請求項64】前記五感情報はムード情報を含み、前記
    一次利用状況情報出力要求はムード情報を含む請求項6
    2に記載の利用状況情報処理方法。
  65. 【請求項65】前記部屋五感情報はムード情報を含み、
    前記一次利用状況情報出力要求はムード情報を含む請求
    項63に記載の利用状況情報処理方法。
  66. 【請求項66】前記利用状況情報は混雑情報を含み、前
    記一次利用状況情報出力要求は混雑情報を含む請求項6
    2に記載の利用状況情報処理方法。
  67. 【請求項67】座席の利用されている状況である利用状
    況に関する情報である利用状況情報が入力される入力ス
    テップと、 前記入力ステップで入力された利用状況情報に基づいて
    得られる利用状況を記憶する利用状況記憶ステップと、 利用状況に基づいて得られる利用状況情報の出力の要求
    である利用状況情報出力要求を受け付ける利用状況情報
    出力要求受付ステップと、 前記利用状況情報出力要求受付ステップで受け付けられ
    た利用状況情報出力要求に対して利用状況記憶ステップ
    で記憶された利用状況に基づいて利用状況情報を送信す
    る送信ステップとを有し、 前記利用状況情報出力要求には、座席の予約の要求を行
    うための情報である座席予約要求情報を含み、 前記利用状況情報には、座席の配置に関する情報である
    座席配置情報と、前記座席配置情報で示される座席を予
    約するための指示を受け付けるための情報である予約指
    示情報を含むことを特徴とする利用状況情報処理方法。
  68. 【請求項68】部屋の利用されている状況である利用状
    況に関する情報である利用状況情報が入力される入力ス
    テップと、 前記入力ステップで入力された利用状況情報に基づいて
    得られる利用状況を記憶する利用状況記憶ステップと、 利用状況に基づいて得られる利用状況情報の出力の要求
    である利用状況情報出力要求を受け付ける利用状況情報
    出力要求受付ステップと、 前記利用状況情報出力要求受付ステップで受け付けられ
    た利用状況情報出力要求に対して利用状況記憶ステップ
    で記憶された利用状況に基づいて利用状況情報を送信す
    る送信ステップとを有し、 前記利用状況情報出力要求には、部屋の予約の要求を行
    うための情報である部屋予約要求情報を含み、 前記利用状況情報には、部屋のレイアウトに関する情報
    である部屋レイアウト情報と、前記部屋レイアウト情報
    で示される部屋を予約するための指示を受け付けるため
    の情報である部屋予約指示情報を含むことを特徴とする
    利用状況情報処理方法。
  69. 【請求項69】前記利用状況情報は座席の予約のための
    情報である座席予約情報を含み、 前記座席予約情報と前記利用状況記憶ステップにおいて
    記憶された利用状況に基づいて座席の予約が実行可能で
    あるかどうかの判断を行う予約可否判断ステップを含む
    請求項67に記載の利用状況情報処理方法。
  70. 【請求項70】前記利用状況情報は部屋の予約のための
    情報である部屋予約情報を含み、 前記部屋予約情報と前記利用状況記憶ステップにおいて
    記憶された利用状況に基づいて部屋の予約が実行可能で
    あるかどうかの判断を行う予約可否判断ステップを含む
    請求項68に記載の利用状況情報処理方法。
  71. 【請求項71】前記予約実行可否判断ステップにおい
    て、前記入力ステップにおいて受信された利用状況情報
    に基づく座席の予約が実行可能でないと判断された場合
    には、別の座席の予約の提案である座席予約代替案を生
    成し送信する代替案生成送信ステップとを含む請求項6
    9に記載の利用状況情報処理方法。
  72. 【請求項72】 前記予約実行可否判断ステップにおい
    て、前記入力ステップにおいて受信された利用状況情報
    に基づく部屋の予約が実行可能でないと判断された場合
    には、別の部屋の予約の提案である部屋代替案情報を生
    成し送信する代替案生成送信ステップとを含む請求項7
    0に記載の利用状況情報処理方法。
  73. 【請求項73】前記座席予約代替案は、別の時間帯、別
    の日付、別の場所に設置された座席のいずれか一また
    は、二以上の組み合わせからなる請求項71に記載の利
    用状況情報処理方法。
  74. 【請求項74】前記部屋代替案情報は、別の時間帯、別
    の日付、別の場所に設置された部屋のいずれか一また
    は、二以上の組み合わせからなる請求項72に記載の利
    用状況情報処理方法。
  75. 【請求項75】 利用を希望するサービスメニューに関
    する情報であるサービスメニュー情報の入力を受け付け
    るサービスメニュー選択入力ステップと、 利用価格と関連付けてサービスメニュー情報を蓄積する
    サービスメニュー情報蓄積ステップと、 前記サービスメニューの過去の利用状況に関する情報で
    ある利用状況情報を蓄積するサービスメニュー利用状況
    蓄積ステップと、 前記サービスメニュー選択入力ステップにおいて入力さ
    れたサービスメニュー情報に基づいて、前記サービスメ
    ニュー情報蓄積ステップにおいて蓄積された利用価格を
    取得し、前記サービスメニュー選択入力ステップで入力
    が受け付けられたサービスメニュー情報に基づいて前記
    サービスメニュー利用状況蓄積ステップによって蓄積さ
    れた利用状況情報を取得する予算算出情報取得ステップ
    と、 前記予算算出情報取得ステップで取得された利用価格
    と、利用状況情報に基づいてサービス利用のための予算
    を算出する予算算出ステップと、を含むサービス利用予
    算情報処理方法。
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