JP2016018519A - 旅行商品予約支援装置、旅行商品予約支援方法及び旅行商品販売用印刷物 - Google Patents

旅行商品予約支援装置、旅行商品予約支援方法及び旅行商品販売用印刷物 Download PDF

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Abstract

【課題】パッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度とを掛け合わせた個人個人が旅程を自由に設計できる旅行商品の予約を受付けることが可能な旅行商品予約支援装置及び旅行商品予約支援方法、また、需要者への情報伝達性に優れた見やすい構造であって、上記旅行商品を掲載して販売することが可能な旅行商品販売用印刷物を提供する。
【解決手段】旅程表示領域5には、日次表示欄11、日程表示欄12、及び、観光内容表示欄13が配置されている。観光内容表示欄13には、個別に選択できるそれぞれの観光コンテンツの内容を示す観光コンテンツ選択肢16が、時間軸14に沿って並列に配置されている。それぞれの観光コンテンツには選択する際に必要なポイントが予め設定されており、観光コンテンツ選択肢16には、その観光コンテンツを選択する際に必要となるポイントを表示したポイント表示部17を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワーク通信を介して情報端末からの旅行商品の予約を受付ける旅行商品予約支援装置及び旅行商品予約支援方法、並びに、旅行商品に関する情報が掲載されたパンフレット、カタログ、リーフレット等の旅行商品販売用印刷物に係り、特に、パッケージツアーでありながらも自由度の高い旅行商品の予約を受付けることができる旅行商品予約支援装置及び旅行商品予約支援方法、並びに、パッケージツアーでありながらも自由度の高い旅行商品を掲載して販売することができる旅行商品販売用印刷物に関する。
従来から、旅行商品の一形態として、パッケージツアーが知られている。
パッケージツアーとは、国内旅行や海外旅行において、旅行会社や旅行代理店が出発地(集合場所)から帰着地(解散場所)までの全旅程を管理する形態の旅行商品である。特に、添乗員が同行するパッケージツアーでは、移動や現地での宿泊手配等は同行している添乗員に任せたり、現地で万一のことがあった場合でも一定のサポートが受けられたりする等、海外等の言葉が通じない不慣れな土地であっても安全且つ容易に旅行することができるので、安心感が高いという利点を有する。
また、パッケージツアーであれば、旅先の地理や観光名所等に関する情報についての事前収集が少なくても、旅行会社等により予め旅程が決められているので、比較的多くの観光名所を短時間に効率良く周遊することができる。さらに、旅行の計画時や申込時においても、交通機関や宿泊施設などについて需要者が自ら個別に探して予約をする手間を省いて旅行の手配が一本化できるので、手続面での負担も軽減される。
このパッケージツアー等の旅行商品の予約に際しては、近年では情報端末やネットワーク通信の発展に伴い、ウェブサイトを利用してパッケージツアー等の旅行商品の予約を行うことができる旅行予約支援システムも広く利用されている。
例えば、特許文献1には、種々の交通機関と宿泊施設との組み合わせを旅行商品として提供することにより、パッケージツアーの予約に際して需要者(ユーザ)の選択の幅を拡大させ、優れた操作性のもとに短時間で低料金のパッケージツアーの予約を行うことができる旅行予約支援システムが開示されている。
特開2006−146439号公報
また、上記のようなパッケージツアー等の旅行商品に関する情報を掲載した旅行商品販売用パンフレットも広く普及している。
旅行商品販売用パンフレットとは、各種旅行商品に関する情報を掲載してそれらの旅行商品の販売を目的とする販売促進ツールであって、宿泊、交通、その他の各種旅行商品を仲介又は自社で企画・催行して販売している旅行会社や旅行代理店等が作成し、旅行を計画している需要者に対して頒布等して、その需要者に旅行商品の購入を促すものである。需要者は、この旅行商品販売用パンフレットを参照しながら、上記のような旅行予約支援システムを利用して旅行商品を予約することもできる。
ここで、上記のようなパッケージツアーが掲載された従来の一般的な旅行商品販売用パンフレットの一例を図17に示す。図17は、従来の旅行商品販売用パンフレットの内容を示す概略的な表面図である。
図17に示すように、従来の旅行商品販売用パンフレット101は、その表面(紙面)に、主として、料金表示領域102と旅程表示領域103とを備えている。
料金表示領域102には、旅行代金を示す料金表104が含まれており、その料金表104の縦軸は左から出発日(曜日)列、最小催行人員列、旅行代金列と構成されており、その内容が出発日の時間軸に沿って上の行から下の行に表示される構成である。出発日(曜日)列は、さらに月列と日(曜日)列とに分割され、旅行代金列は、さらに飛行機の座席クラスごとにYクラス席列とCクラス席列とに分割されている。この料金表104においては、旅行代金は、出発日(曜日)と飛行機の座席クラスごとにそれぞれ設定されており、同じ出発日であれば2つの料金体系となっている。その他、この料金表示領域102には、旅行代金に関する割引情報や注意事項等、諸々の情報が表示されている。
旅程表示領域103には、発着地や航空会社、ホテルグレード、食事の有無とその内容、添乗員の有無、最小催行人数等に関する情報を表示して旅行の概要を説明する領域の他、旅行の大まかなスケジュールを示す旅程表105が含まれている。その旅程表105の縦軸は左から日次列、スケジュール列、食事列と構成されており、その内容が旅程の日次進行方向に沿って上の行から下の行に順に表示される構成である。
日次列は、さらに国名列と旅行日付列とに分割されている。旅行日付列には、旅行何日目かを示す数字とその日の曜日が表されている。スケジュール列は、さらに左から時間と観光場所等の観光内容の概略を示す概略表示列と、その観光内容の中身をより詳しく説明した詳細表示列とに分割されている。概略表示列には、その日に滞在又は観光する都市名等と、到着時間や観光時間等の予定を示す時間が表されている。詳細表示列には、その観光内容の簡単な説明が記載されている。食事列は、朝昼夕ごとに列で区切られ、それぞれの食事の有無やその内容が主に表されている。
上記のような構成により、従来の旅行商品販売用パンフレット101を見れば、例えば、4月5日(土)出発のYクラス席の旅行代金は339,900円であると把握することができる。また、イタリア旅行2日目の予定は、昼食と夕食には予め決まったメニューが用意されており、午前は8:30からミラノ市内観光、午後はベローナ観光、夜は18:30にベネチアのホテルに到着して宿泊するというような大まかなスケジュールを把握することができる。
ところで、このような添乗員が同行するパッケージツアーであれば便利で安心という反面、観光や食事の内容が予め全て決まっているので自由度が低いという面もある。
特に、パッケージツアーの場合、その内容は、大多数の人々に人気のある定番の観光地や観光内容に偏ってしまうので、旅程や料理内容に新鮮味が無く単調なことも多い。そのため、旅行慣れしている人や、その国や街を何度も訪れているような人であれば、パッケージツアーで用意されているような定番の観光では、物足りなく感じることがある。また、観光ルートが時系列で細かく設定されているので、せわしなく感じる場合があったり、旅行中の大半を他のツアー参加者と共に行動するため、煩わしく感じたりする場合もある。さらに、人によっては、パッケージツアーに参加して、観光はツアー参加者と一緒に行動することを望んでいても、夕食等は自分の好きな店(レストラン)で好きな料理を食べたい、また、家族や仲間うちだけのプライベートな雰囲気で寛ぎたいという要望も多い。
このように、需要者の間には、パッケージツアーの便利さや安心感を兼ね備えつつも、個人の嗜好や注目度に応じて、旅のひとこまひとこまは各自が自由に選択して自由度の高い旅行にしたいという要望がある。
しかしながら、特許文献1に示すようなシステムでは、交通機関と宿泊施設との組み合わせのみを選択対象としているため、需要者の要望を十分に満足させるような、旅のひとこまひとこまの観光を各自が自由に選択できる自由度の高いパッケージツアーの予約をすることは困難である。
また、上記要望を反映して、自由度の高いパッケージツアーを企画するとなると、旅行商品販売用パンフレットに掲載するべき情報量が多くなり非常に複雑になるので、従来の旅行商品販売用パンフレットの構造では、それらの情報全てを効率的に表現しきれず、需要者にとって見難くなったり、情報伝達性に乏しくなったりするという問題がある。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、パッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度とを掛け合わせた個人個人が旅程を自由に設計できる旅行商品の予約を受付けることが可能な旅行商品予約支援装置及び旅行商品予約支援方法を提供することにある。
また、需要者への情報伝達性に優れた見やすい構造であって、パッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度とを掛け合わせた個人個人が旅程を自由に設計できる旅行商品を掲載して販売することが可能な旅行商品販売用印刷物を提供することにある。
前記課題は、本発明の旅行商品予約支援装置によれば、少なくとも演算部と記憶部とを有するコンピュータによって構成され、通信回線を介して接続した情報端末から旅行商品の予約申込情報を受信する旅行商品予約支援装置であって、前記記憶部は、観光地及び日程が予め決定された旅行商品に関する情報を示す旅行商品情報と、前記旅行商品に関連付けられた観光コンテンツに関する情報を示す観光コンテンツ情報と、を記憶し、前記旅行商品予約支援装置は、前記情報端末より受信した少なくとも出発日を含む前記予約申込情報に応じて、該当する前記旅行商品情報の前記日程と前記予約申込情報の前記出発日とに基づいて旅行日程の基礎となる仮旅程を作成する仮旅程作成手段と、前記仮旅程のそれぞれの日次又は時間帯において選択可能に用意された複数の前記観光コンテンツ情報の中から前記情報端末により指定された前記観光コンテンツ情報を選択する観光コンテンツ選択手段と、それぞれの日次又は時間帯において選択した前記観光コンテンツ情報を前記仮旅程に組み込み、前記観光コンテンツ情報を含んだ旅行日程全体のスケジュールを示す旅程を作成する旅程作成手段と、を備えたこと、により解決される。
また、本発明の旅行商品予約支援方法によれば、少なくとも演算部と記憶部とを有するコンピュータが通信回線を介して接続した情報端末から旅行商品の予約申込情報を受信する旅行商品予約支援方法であって、前記コンピュータが、観光地及び日程が予め決定された旅行商品に関する情報を示す旅行商品情報と、前記旅行商品に関連付けられた観光コンテンツに関する情報を示す観光コンテンツ情報と、を前記記憶部に記憶する記憶工程と、前記情報端末より受信した少なくとも出発日を含む前記予約申込情報に応じて、該当する前記旅行商品情報の前記日程と前記予約申込情報の前記出発日とに基づいて旅行日程の基礎となる仮旅程を作成する仮旅程作成工程と、前記仮旅程のそれぞれの日次又は時間帯において選択可能に用意された複数の前記観光コンテンツ情報の中から前記情報端末により指定された前記観光コンテンツ情報を選択する観光コンテンツ選択工程と、それぞれの日次又は時間帯において選択した前記観光コンテンツ情報とを前記仮旅程に組み込み、前記観光コンテンツ情報を含んだ旅行日程全体のスケジュールを示す旅程を作成する旅程作成工程と、を行うこと、により解決される。
上記構成のように、本発明の旅行商品予約支援装置及び旅行商品予約支援方法では、観光地や日程が予め設定されているパッケージツアー等の旅行商品の中に、日次や時間帯ごとにそれぞれ関連付けられた選択可能な観光コンテンツが複数用意されている。そして、需要者が指定した出発日から作成した仮旅程に、日次や時間帯ごとに複数の観光コンテンツの中からそれぞれ選択された一の観光コンテンツを組み合わせて、需要者ごとに旅程を作成する。
これにより、本発明の旅行商品予約支援装置及び旅行商品予約支援方法を利用する需要者は、パッケージツアーの中から個別の観光コンテンツを自由に選択して旅程を設計することができるので、旅行プラン選択の幅が広がり、個人個人の嗜好及び注目度等に応じた旅行商品を予約することができる。例えば、便利で安心といったパッケージツアーの利点はそのまま残しつつ、個人の嗜好に合わせて旅程を自由に組むことができるので、パッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度とを掛け合わせた旅行をすることが可能となる。また、一つのパッケージツアーを複数人のグループで申し込んだ場合であっても、各メンバーがそれぞれ自分の嗜好に応じて旅程を組むことができるので、一つの申し込みであっても中身の異なるオリジナリティのある複数のツアーを構成することができる。
なお、観光コンテンツとは、旅程の中に組み込む具体的な観光内容を示すものであり、例えば、街の散策、建築物や美術館の訪問、ミュージカル鑑賞、スポーツ観戦、スポーツや工芸等の各種体験ツアー等を含む。また、観光コンテンツには、広義の意味において、食事の時間帯において選択可能な店名や料理名(食事コンテンツ)、○○空港や○○駅等の発着地に関する内容、○○航空や○○鉄道等の移動手段に関する内容を含むこととしてもよい。
また、本発明の旅行商品予約支援装置によれば、前記旅行商品情報には前記旅行商品ごとに設定した保有ポイント数に関する情報が含まれ、前記観光コンテンツ情報には前記観光コンテンツ情報ごとに設定した前記観光コンテンツ情報を選択するときに必要となる必要ポイント数に関する情報が含まれ、前記観光コンテンツ選択手段は、前記観光コンテンツ情報を選択するときに前記保有ポイント数から前記必要ポイント数を減算すること、が好ましい。
また、本発明の旅行商品予約支援方法によれば、前記旅行商品情報には前記旅行商品ごとに設定した保有ポイント数に関する情報が含まれ、前記観光コンテンツ情報には前記観光コンテンツ情報ごとに設定した前記観光コンテンツ情報を選択するときに必要となる必要ポイント数に関する情報が含まれ、前記観光コンテンツ選択工程は、前記観光コンテンツ情報を選択するときに前記保有ポイント数から前記必要ポイント数を減算すること、が好ましい。
このように、旅行商品ごとに初期値として保有ポイントを予め設定すると共に、各観光コンテンツを選択する際に必要となるポイントを設定し、保有ポイントから必要ポイントを減算して観光コンテンツを選択する構成としたことにより、同じ日次や時間帯において、価値の異なるバラエティ豊かな観光コンテンツを用意することができる。一方、需要者は観光コンテンツを選択する際に必要ポイントを計算しながら、旅行商品に設定された保有ポイントや予算の範囲内で最適な旅行プランを組み立てることができる。
また、本発明の旅行商品予約支援装置によれば、前記旅行商品情報には前記旅行商品ごとに設定した保有ポイント数に関する情報が含まれ、選択した前記観光コンテンツ情報の前記必要ポイント数の合計値が前記保有ポイント数を超過する場合は、超過分の前記必要ポイント数に所定の単価を乗算して金額に換算する金額換算手段をさらに備えたこと、が好ましい。
また、本発明の旅行商品予約支援方法によれば、前記旅行商品情報には前記旅行商品ごとに設定した保有ポイント数に関する情報が含まれ、前記コンピュータが、選択した前記観光コンテンツ情報の前記必要ポイント数の合計値が前記保有ポイント数を超過する場合は、超過分の前記必要ポイント数に所定の単価を乗算して金額に換算する金額換算工程をさらに行うこと、が好ましい。
このように、旅行商品ごとに初期値として予め設定した保有ポイントの範囲内で需要者は観光コンテンツを選択することとし、選択した観光コンテンツに設定された必要ポイントの合計値が保有ポイントを超過した場合に、その超過分のポイントを金額に換算して追加料金として別途徴収する。これにより、需要者は必要ポイントを計算しながら保有ポイントの範囲内で最適な旅行プランを組み立てることができる。また、保有ポイントを超過した場合であっても、追加料金を支払うことにより、所望の観光コンテンツを選択することができる。
また、本発明の旅行商品予約支援装置によれば、未選択の前記観光コンテンツ情報の時間帯と選択済みの前記観光コンテンツ情報の時間帯とを照合して両時間帯が一部又は全部において重複するか否かを判断し、重複する場合は未選択の前記観光コンテンツ情報を選択不可とする選択可否判断手段をさらに備えたこと、が好ましい。
また、本発明の旅行商品予約支援方法によれば、前記コンピュータが、未選択の前記観光コンテンツ情報の時間帯と選択済みの前記観光コンテンツ情報の時間帯とを照合して両時間帯が一部又は全部において重複するか否かを判断し、重複する場合は未選択の前記観光コンテンツ情報を選択不可とする選択可否判断工程をさらに行うこと、が好ましい。
このように、同じ時間帯において重複する観光コンテンツを選択できないようにすることにより、システムエラーを無くし、利便性や操作性が向上する。
また、本発明の旅行商品予約支援装置によれば、前記仮旅程作成手段は、前記観光コンテンツ情報の中から所定の前記観光コンテンツ情報を予め選択した状態で前記仮旅程を作成すること、が好ましい。
また、本発明の旅行商品予約支援方法によれば、前記仮旅程作成工程は、前記観光コンテンツ情報の中から所定の前記観光コンテンツ情報を予め選択した状態で前記仮旅程を作成すること、が好ましい。
このように、旅程の基礎となる仮旅程を作成する際に、標準的な観光コンテンツの選択例や推奨される観光コンテンツの選択例を初期設定(として、初期値)として設定する。これにより、需要者は旅程を設計する際の参考とすることができ、最適な旅行プランを立てることができる。
前記課題は、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、旅行先の地名及び旅行期間中の各日の日付が表示された第一表示欄と、該第一表示欄と隣り合う位置に配置され、滞在場所又は宿泊場所の少なくとも一方の場所が前記旅行期間中の各日別に表示された第二表示欄と、該第二表示欄と隣り合う位置に配置され、観光内容が前記旅行期間中の各日別に表示された第三表示欄と、を備える旅程表示領域を有し、該旅程表示領域を規定する互いに直交した2つの軸のうち、一方の軸に沿って前記旅行期間中の各日の日付が並ぶように前記第一表示欄が構成されており、前記2つの軸のうち、他方の軸を時間軸として該時間軸に沿って各時間帯における前記観光内容が並ぶように前記第三表示欄が構成されており、前記第三表示欄中には、同一の時間帯の中において選択可能な観光コンテンツの内容を文字及び図形で示す観光コンテンツ選択肢を並列に複数配置した部分が存在すること、により解決される。
上記構成のように、本発明の旅行商品販売用印刷物では、旅行商品であるパッケージツアーの中に日次や時間帯ごとにそれぞれ選択可能な個別の観光コンテンツの内容を文字と図形で示す観光コンテンツ選択肢が複数用意されている。この観光コンテンツ選択肢は、同じ時間帯の中において選択可能な観光コンテンツの内容を示す文字と、時間軸に沿って形成された略長方形等の図形とにより構成されている。
これにより、本発明の旅行商品販売用印刷物に接した需要者は、パッケージツアーの中から個別の観光コンテンツを自由に選択して旅程を設計することができるので、旅行プラン選択の幅が広がり、個人個人の嗜好及び注目度等に応じた旅行商品を予約することができる。例えば、便利で安心といったパッケージツアーの利点はそのまま残しつつ、個人の嗜好に合わせて旅程を自由に組むことができるので、パッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度とを掛け合わせた旅行をすることが可能となる。
また、1つのパッケージツアーの中に個別の観光コンテンツを複数掲載することにより情報量が多くなるが、本発明の旅行商品販売用印刷物の構造であれば、情報伝達性に優れているので、多種多様な観光コンテンツに関する情報も、煩雑になることなく簡潔に、需要者が見やすく表示することができる。
また、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、前記観光コンテンツ選択肢にその観光コンテンツを選択する際に必要なポイント数をそれぞれ表示したこと、が好ましい。
このように、ポイントを消費して観光コンテンツを選択する構成としたことにより、需要者はそのポイントを計算しながら自身の所有するポイントの範囲内で最適な旅行プランを立てることができる。また、そのポイントをそれぞれの観光コンテンツ選択肢に表示することにより、この観光コンテンツには何ポイント必要か等、一目瞭然に見やすく表示することができる。
また、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、前記観光コンテンツ選択肢に色を付けたこと、が好ましい。
このように、観光コンテンツを示す選択肢に、特定のカテゴリーや種類ごとにそれぞれ色を付けたことにより、識別性が向上し、見やすく表示することができる。
また、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、前記観光コンテンツ選択肢に添乗員の有無を識別可能に表示したこと、が好ましい。
このように、添乗員が同行する観光コンテンツには、添乗員が同行する旨を一目でわかるように表示することにより、需要者は、その表示を目安にして、最適な旅行プランを立てることができる。例えば、自由度より安心感を重視したい日や地域等では、添乗員が同行する観光コンテンツを選択することができる。
また、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、前記旅程表示領域に、食事の時間帯において選択可能な店名又は料理名の内容を文字及び図形で示す食事選択肢を複数配置し、該食事選択肢に多段階式の推奨印を付与したこと、が好ましい。
このように、食事についても複数の店(レストラン)や料理から選択可能とすることにより、需要者は自由度の高い旅行が可能となる。特に、食事選択肢に多段階式の推奨印を併せて表示することにより、食事選択の一助となるので、需要者は嗜好に合った店や料理を選択することができる。
また、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、前記旅程表示領域に、選択可能な発着地を示す発着地選択肢を複数配置したこと、が好ましい。
このように、空港や駅等の発着地についても、複数の選択肢から選択できるように表示することにより、旅行の自由度がより向上する。このとき、発着地に加えて航空会社や鉄道会社(路線)等の利用する交通手段についても併せて表示してもよい。なお、発着地選択肢は旅程表の初日や最終日の欄に表示すれば、見やすく構成することができる。
また、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、前記観光コンテンツ選択肢をそれぞれ選択して組み合わせた旅程サンプルを表示する旅程サンプル表示領域をさらに備えたこと、が好ましい。
このように、観光コンテンツの選択例、すなわち、複数の観光コンテンツを組み合わせた旅程の一例(旅程サンプル)を表示することにより、需要者は旅程を設計する際の参考とすることができ、最適な旅行プランを立てることができる。特に、観光コンテンツをポイント制にした場合には、ポイントの使用例や合計ポイント等を表示することにより、ポイントを消費して観光コンテンツを組み合わせる際の目安にもなる。
また、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、前記観光コンテンツの内容に関する詳細情報を示す詳細情報表示領域をさらに備えたこと、が好ましい。
このように、観光コンテンツの内容を詳細に表示することにより、需要者に対して観光コンテンツの内容を正確且つ魅力的に伝えることができるので、需要者は最適な旅行プランを立てることができる。また、観光コンテンツの内容を詳細に表示する詳細情報表示領域を別途設けたことにより、旅程表示領域に表示する観光コンテンツ選択肢を簡潔に表示することができ、旅程表示領域をより見やすく表示することができる。
また、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、前記旅行商品販売用印刷物を複数枚集合させて少なくともその一部を綴じて冊子形状としたこと紙片、が好ましい。
このように、複数の頁から成る冊子形状としたことにより、より多くの情報を掲載することができる。例えば、種々の国や地域への旅行商品を1つの冊子(パンフレットやカタログ等)にまとめることもできる。また、冊子形状にしたことにより、旅程表示領域とは別の頁に旅程サンプル表示領域や詳細情報表示領域を掲載することもでき、より多くの情報を効率的に見やすく掲載することができる。
本発明の旅行商品予約支援装置及び旅行消費予約支援方法によれば、パッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度とを掛け合わせた個人個人が旅程を自由に設計できる旅行商品の予約を受付けることが可能となる。
また、本発明の旅行商品販売用印刷物によれば、需要者への情報伝達性に優れた見やすい構造であって、パッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度とを掛け合わせた個人個人が旅程を自由に設計できる旅行商品を掲載して販売することが可能となる。
旅行商品販売用パンフレットの概略構成を示す概念図である。 旅行商品販売用パンフレットの内容の一例を示す概略的な表面図である。 旅行商品販売用パンフレットの内容の一例を示す概略的な表面図である。 旅行商品販売用パンフレットの内容の一例を示す概略的な表面図である。 旅行商品予約支援装置を含む旅行商品予約支援システムを示す概念図である。 旅行商品予約支援装置のハードウェア構成を示す図である。 旅行商品情報データベースに記憶された旅行商品情報レコードの一例を示す図である。 観光コンテンツ情報データベースに記憶された観光コンテンツ情報レコードの一例を示す図である。 食事コンテンツ情報データベースに記憶された食事コンテンツ情報レコードの一例を示す図である。 旅行商品予約支援装置のソフトウェア構成を示す図である。 旅行商品予約支援処理の流れを示すフローチャートである。 観光コンテンツのポイント消費処理の流れを示すフローチャートである。 観光コンテンツの重複選択防止処理の流れを示すフローチャートである。 情報端末に表示される画面の一例を示す図である。 情報端末に表示される画面の一例を示す図である。 情報端末に表示される画面の一例を示す図である。 従来の旅行商品販売用パンフレットの内容を示す概略的な表面図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)について図面を参照しながら説明する。
本実施形態は、インターネット等の通信ネットワークを介して情報端末からパッケージツアーのような旅行商品の予約を受付ける旅行商品予約支援装置であって、特に、パッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度とを掛け合わせた個人個人が旅程を自由に設計できる旅行商品の予約を受付けることができる旅行商品予約支援装置の発明に関するものである。
また、パッケージツアーのような旅行商品を販売するためにそれらの旅行商品に関する情報を掲載した旅行商品販売用印刷物であって、特に、パッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度とを掛け合わせた個人個人が旅程を自由に設計できる旅行商品を掲載して販売することが可能であって、需要者への情報伝達性に優れた見やすい構造の旅行商品販売用印刷物の発明に関するものである。
<本実施形態に係る旅行商品販売用パンフレットの構成>
まず、本発明の旅行商品販売用印刷物の一実施形態である旅行商品販売用パンフレット(以下、パンフレット1)の概略構成について説明する。旅行を計画している需要者は、このパンフレット1を利用してパッケージツアー等の旅行商品を購入することができる。
図1は、本実施形態に係るパンフレット1の概略構成を示す概念図である。
図1に示すように、本実施形態のパンフレット1は、旅行商品に関する情報が掲載された紙片2を複数枚集合してステープラーや糊等で簡易的に綴じた冊子形状の印刷物である。本実施例のパンフレット1は、その構造、特に、それぞれの紙片2の表面に平面的に表された文字と図形の配列に特徴を有するものである。
紙片2の表面(印刷面)には、例えば、ツアータイトル表示領域3、料金表示領域4、及び、旅程表示領域5等を備えており、パンフレット1を開いたときに、その見開きの片面又は両面から、旅行商品に関する情報を把握できる構造である。
ツアータイトル表示領域3には、パンフレット1の全体又は一部で紹介されている旅行商品であるパッケージツアーの情報に関するツアータイトル等の情報が表示されている。例えば、ここでは「イタリア周遊9日間」というツアータイトルが表示されている。
料金表示領域4には、旅行代金を示す料金表6が含まれており、その料金表6には、例えば、出発日、利用空港を示す発着地、及び、飛行機の座席クラス等ごとに設定された旅行代金等が表示されている(図示略)。なお、この料金表示領域4については、従来既知のパンフレットに掲載のものとほぼ同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。
その他、この見開きには、旅行商品に関する写真や地図を表示する構成としてもよい。また、旅行商品の紹介として、おすすめスポットに関する情報を表示する構成としてもよい。
次に、パンフレット1に掲載された内容のうち、旅程表示領域5について具体的に説明する。
図2は、パンフレット1の内容の一例を示す概略的な表面図であり、具体的には、旅程表示領域5の構造、すなわち、旅程表示領域5における線や文字等の平面的な配列を示すものである。
旅程表示領域5は、パッケージツアーの中で、日次及び時間軸に沿って個別の観光コンテンツの内容、食事内容、及び、発着地を一又は複数の候補から選択して組み合わせることにより、個人の嗜好に沿った旅行コンテンツを注文及び購入するための一覧表(旅程表)である。
なお、観光コンテンツとは、旅程の中に組み込む具体的な観光内容を示すものであり、例えば、街の散策、建築物や美術館の訪問、ミュージカル鑑賞、スポーツ観戦、スポーツや工芸等の各種体験ツアー等を含む。
図2に示すように、旅程表示領域5は、行と列とを順に並べる形で構成された表形式(テーブル)で表現されている。
旅程表示領域5の縦軸(列)は、左から順に日次列、日程列、観光内容列と構成されており、それぞれの列には、日次表示欄11、日程表示欄12、及び、観光内容表示欄13が配置されている。一方、横軸(行)は、「日次」、「日程」、「観光、食事、発着地を選んでお好みのツアーを仕立てる」と各列の内容を示す情報(名前)を表示したヘッダ行以下、日次の進行に従って、一日ごとに一行が割り当てられている。
日次表示欄11は、日次列において日次ごとに区画された欄であって、その日次表示欄11には、旅行先の国名(都市名や地域名等でもよい)と旅行期間中の旅行日付とが表示されている。なお、旅行日付としては、具体的には、旅行何日目かを示す数字とその日の曜日とが表示されている。
例えば、本実施形態においては、国名には「イタリア」、旅行日付には日次の進行方向に沿って上から順に「1・水、2・木、3・金、・・・9・木」と、ツアータイトルの「イタリア周遊9日間」が示す内容に沿った日次が記載されている。
なお、この日次表示欄11は、請求の範囲における第一表示欄に該当するものである。
日程表示欄12は、日程列において日次ごとに区画された欄であって、その日程表示欄12には、旅行の概略日程、すなわち、滞在場所、宿泊場所、その日に選択できる項目、ツアー参加者全員で行動する同一の日程内容等が表示されている。
例えば、旅行1日目を示す「1・水」の日程表示欄12aには、発着地を複数の候補から選択できる旨を示す「選べる発着地」と、到着地や宿泊地を示す「ミラノ着」や「ミラノ泊」等という情報が表示されている。
また、例えば、旅行2日目を示す「2・木」の日程表示欄12bには、午前中の滞在地を示す「ミラノ滞在」、その日には選択できる観光コンテンツがあることを示す「選べる観光(ポイント制)」等という情報が表示されている。また、14:00にはバスで276kmの道のりを約3時間30分で移動する旨表示されており、その日の夕食は選択式であることを示す「選べる夕食」という情報が表示されている。さらに、その日の宿泊場所を示す「ベネチア泊」という情報が表示されている。
また、例えば、旅行6日目を示す「6・月」の日程表示欄12cには、上記のような内容の表示の他、ツアー参加者全員で行動する内容を示す「バチカンとサンピエトロ見学」、「ローマ市内観光」等という情報が表示されている。
なお、この日程表示欄12は、請求の範囲における第二表示欄に該当するものである。
観光内容表示欄13は、観光内容列において日次ごとに区画された欄であって、その観光内容表示欄13には、日程表示欄12に記載された観光の概略日程において、それぞれの日次は具体的にはどのような観光内容になっているかについて時間帯ごとに表されている。
特に、本実施形態においては、同じパッケージツアーであっても、選択可能な複数の発着地や、各日次及び各時間帯によって選択できる複数の観光コンテンツが用意されており、個人個人が観光内容をその複数の観光コンテンツの中から自由に選択して組み合わせることができる構成である。
なお、この観光内容表示欄13は、請求の範囲における第三表示欄に該当するものである。
観光内容表示欄13は、ヘッダ行にその観光内容列の名前を示す「観光、食事、発着地を選んでお好みのツアーを仕立てる」という情報が表示されている。また、旅行1日目と旅行2日目の間の行には、一日の時間の流れを示す時間軸14が配置されている。
時間軸14には、一日の時間の流れに沿って、「午前の観光/移動/ホテル」、「昼食」、「午後の観光/移動/ホテル」、「選べる夕食」と順に表示されており、それぞれの時間帯ごとに区分されている。なお、時間軸14は、本実施形態のような午前や午後のように大まかに区分する構成であってもよいし、○○時、○○時、・・・のように具体的な時間を表示する構成であってもよい。
観光内容表示欄13の旅行1日目(初日)を示す「1・水」に該当する観光内容表示欄13aと、旅行8日目及び9日目(最終日)を示す「8・水」及び「9・木」に該当する観光内容表示欄13bには、複数の候補の中から発着地を選択できる発着地選択肢15が表示されている。
発着地選択肢15には、具体的には、発着地となる空港、利用する航空会社、便名、その便の出発又は到着時間等を示す情報が表示されている。
本実施形態では、例えば、発着地となる空港を「成田」、「名古屋」、「関空」、「福岡」の4つから選択することができる。また、それぞれの空港を選択したときに利用する航空会社や便名等も併せて表示されている。なお、このとき、添乗員はどこの発着地から同行するかについても表示することもでき、例えば、本実施形態では、成田発着の場合に添乗員が同行する旨明記されている。
また、発着地を選択できないパッケージツアーの場合には、発着地選択肢15は1つのみ配置する構成としてもよい。
本実施形態では、旅行初日や旅行最終日等、観光コンテンツが何も用意されていない日の観光内容表示欄13(13a,13b)に発着地選択肢15を表示している。このような配置であれば、紙面スペースを無駄なく効率的に利用することができる。ただし、発着地選択肢15の表示方法はこれに限定されず、例えば、旅行先が近場の場合等、初日や最終日にも観光が可能な場合には、発着地選択肢15を表示するための行やスペースを別途設けることとしてもよい。
観光内容表示欄13の旅行2日目以降の欄には、個別に選択できるそれぞれの観光コンテンツの内容を示す観光コンテンツ選択肢16が、時間軸14に沿って並列に配置されている。
観光コンテンツ選択肢16は、観光コンテンツの内容を示す文字情報と図形とを組み合わせて構成されている。文字情報としては、例えば、観光コンテンツのコード番号、観光コンテンツ名称(観光コンテンツの内容を簡潔に表示した情報)、食事の有無や食事内容を示す情報等が含まれており、本実施形態においては、その文字情報を記載した長方形状のブロックにより構成されている。
なお、観光コンテンツ選択肢16は、上記形状に限定されるものではなく、楕円形状等のブロックであってもよいし、文字情報を枠で囲ったフレーム、文字情報ごとに区画したセル等により構成することもできる。
また、それぞれの観光コンテンツには選択する際に必要となるポイント(必要ポイント)が予め設定されており、観光コンテンツ選択肢16には、その観光コンテンツを選択する際に必要となるポイントを表示したポイント表示部17を備えている。
なお、ポイントとは、本実施形態のように、「100」や「150」等、所定のレートで金額に変換可能な数字や点数のように表示してもよいし、例えば、「A」は5000円、「B」は10000円等と予めグループ分けした記号等を表示するものであってもよい。
観光コンテンツ選択肢16は、様々なタイプの需要者を惹き付けるような種々の観光コンテンツの内容を含めた、バラエティ豊かなものとすることが好ましい。
例えば、オーソドックスな市内観光や有名な美術館訪問の他、列車に乗って郊外へ出たり、定番の場所ではなくマニアックな場所に行ったりする観光コンテンツを用意することができる。また、ただ観光するだけではなく、慣習等を学びその街や土地について深く知ることができるような内容や、地元に住んでいる人々と同じような体験やその地域でしかできないような体験をする体験型観光のような観光コンテンツを用意することもできる。
また、観光コンテンツ選択肢16によっては、昼食等について、レストランや料理メニューを選択できる場合があってもよい。
なお、これらの観光コンテンツは、日本語で案内すると共に、ホテル(宿泊施設)発着として宿泊地と集合場所との往復を不要とすれば、旅行者にとって便利であり好ましい。
また、添乗員が同行する観光コンテンツ選択肢16には、添乗員表示部18が表示されており、その観光コンテンツには添乗員が同行することが認識可能に表示されている。例えば、観光コンテンツ選択肢16に添乗員表示部18を備える場合は、日本から同行した添乗員が案内し、添乗員表示部18を備えない場合は、現地日本語係員が案内することとする。
なお、添乗員表示部18は、添乗員が同行する旨を示す文字情報を記載してもよいし、添乗員を示す図形やマーク等を表示することもできる。
また、観光コンテンツ選択肢16に色を付けることにより、観光コンテンツ選択肢16が用意されていない何も選べない日時と見やすく区別することもできる。例えば、観光コンテンツ選択肢をピンク色等の鮮やかで目立つ色とし、何も選べない場合の日時の欄を薄い黄色や白色等と色分けすれば、このパンフレット1に接した需要者は、ピンク色に表示されている日時については観光を選べる日であると一目で認識することができる。
さらに、観光コンテンツ選択肢16は、その種類によって観光コンテンツ選択肢16ごとに色分けして色によって観光の種類(タイプ)を区別できるようにしてもよい。例えば、オーソドックスな観光は○○色、マニアック向けの観光は○○色、体験型の観光は○○色等と色分けすることができる。
本実施形態では、例えば、旅行2日目を示す「2・木」の観光内容表示欄13cの午前には、コード番号「ML1」、観光コンテンツ名「ミラノ市内観光」、昼食は「名物料理」、必要ポイントは「100」という情報が含まれた観光コンテンツ選択肢16aと、コード番号「ML2」、観光コンテンツ名「スカラ座100年の歴史の舞台裏」、昼食は「名物料理」、必要ポイントは「150」という情報が含まれた観光コンテンツ選択肢16bと、コード番号「ML3」、観光コンテンツ名「ミラノサッカーの聖地スタジアムツアー」、昼食は「名物料理」、必要ポイントは「100」という情報が含まれた観光コンテンツ選択肢16cとの3つの選択肢が用意されており、それらの観光コンテンツ選択肢16a、16b、16cが時間軸14に対して並列に配置されている。
また、観光コンテンツは、午前や午後の半日の観光に限定されない。例えば、旅行3日目を示す「3・金」の観光内容表示欄13dには、午前と午後に分かれている他の観光コンテンツ選択肢16と共に、コード番号「VC2」、観光コンテンツ名「<キオッジャ>素顔のベネチア訪問」、昼食は「昼食付」、必要ポイントは「150」という情報を含む観光コンテンツ選択肢16dが、午前から午後にまたがる丸一日の観光コンテンツとして用意されている。
また、日次や時間帯によっては、観光コンテンツ選択肢16が用意されておらず、観光コンテンツを何も選択できない日次や時間帯等があってもよい。このような何も選択できない日次や時間帯は、移動日であったり、ツアー参加者全員で一緒に行動する観光が用意されていたりする。
例えば、旅行2日目を示す「2・木」の観光内容表示欄13cの午後には、観光コンテンツが用意されておらず、「選択はありません」の表示と、「昼食後、一路水の都ベネチアへ」というベネチアへ移動する旨が表示されている。
また、旅行6日目を示す「6・月」の観光内容表示欄13eには、「選択はありません」の表示と、「列車で一路永遠の都ローマへ」というローマへ移動する旨と、「バチカン美術館とサンピエトロ寺院見学」や「ローマ市内観光」等、一日中ツアー参加者全員で行動して観光する旨が表示されている。
観光内容表示欄13のうち、時間軸14によって示す「選べる夕食」に対応する時間帯には、「夕食」、「いずれかをお選びください」という旨の表示と共に、個別に選択できるそれぞれのレストラン名を示す食事選択肢19が、並列に配置されている。
食事選択肢19は、レストラン名や食事の内容等を示す文字情報と図形とを組み合わせて構成されている。文字情報としては、例えば、コード番号、レストラン名、料理名等が含まれており、本実施形態においては、上述の観光コンテンツ選択肢16と同様、その文字情報を記載した長方形状のブロックにより構成されている。
なお、食事が選択できない日は選択できない旨、また、食事が用意されていない日は用意していない旨表示されている。また、夕食の要否を自由に選択できることとしてもよい。
食事選択肢19は、その土地ならではの名物料理、日本人が寛ぎやすい和食、有名な星付きレストラン、出掛けずに宿泊先のホテルでゆっくりと過ごす食事等、様々な状況や嗜好に応じたバラエティ豊かなものとすることが好ましい。
また、食事選択肢19は、レストラン名に代えて料理の内容に関する情報を示すものであってもよい。料理の内容を表示する場合は、フランス料理、イタリア料理等の料理ジャンル(カテゴリー)を表示してもよいし、前菜、メイン、デザートごとに具体的なメニュー名を表示してもよい。
なお、本実施形態においては、食事選択肢19で選択可能な夕食は、基本の旅行代金の中に含まれていることとし、ポイントに関係なく選択できる構成であるが、観光コンテンツと同様、ポイントを消費して選択する構成としてもよい。
食事選択肢19には、多段階式の推奨印20を付けて表示することもできる。多段階式の推奨印20とは、値段や店の雰囲気によって区別するものであり、例えば、その数で区分する星印や特殊なマーク等が好ましい。
本実施形態では1個〜3個の「G」マークを付与して多段階で表示しており、例えば、以下のような区別をしている。「GGG」の場合は、高級感があり、快適度も高いレストラン、その国の名物料理を出す店や和食の店等も含み、夕食には2時間〜2時間30分くらいをかけ、デザートや食後のコーヒーまでゆっくり楽しむタイプである。「GG」の場合は、地元の人が家族や友人と気軽にご馳走を食べにいこうというときに出掛ける雰囲気のレストランであり、名物料理も取り揃えるタイプである。「G」の場合は、コストパフォーマンスの高い店であり、カジュアルに楽しめるタイプである。
次に、パンフレット1に掲載された内容のうち、旅程サンプル表示領域7、観光詳細情報表示領域8、及び、食事詳細情報表示領域9について具体的に説明する。
図3及び図4は、本実施形態に係る旅行商品販売用パンフレットの内容の一例を示す概略的な表面図である。具体的には、旅程表示領域5が掲載されている紙片2を捲って頁を展開したときに、旅程表示領域5が掲載されている紙片2の裏面又はその紙片2とは異なる次頁以降の紙片2に配置された旅程サンプル表示領域7、観光詳細情報表示領域8、及び、食事詳細情報表示領域9の構造、すなわち、それらの領域における線や文字等の平面的な配列を示すものである。
旅程サンプル表示領域7は、上述の旅程表示領域5の中に表示された複数の観光コンテンツ選択肢16の選択例、すなわち、選択した観光コンテンツを組み合わせて作成した旅行プランの一例(旅程サンプル)を表示するものである。また、旅程サンプル表示領域7には、それぞれの観光コンテンツ選択肢16を組み合わせた際のポイントの使用例も併せて表示している。
例えば、図3に示すように、本実施形態では、有名な観光スポットを網羅した初めてイタリアを訪問する人にお勧めの旅行プラン(650ポイント使用)、定番の観光地をめぐりながらイタリアならではのスポットも訪れたい人にお勧めの旅行プラン(800ポイント使用)、ミラノではスカラ座のアトリエ工房、フィレンツェでは人気ブランドのミュージアムめぐりを楽しみたい人にお勧めの旅行プラン(700ポイント使用)、の3つの旅程サンプルが例示されている。
観光詳細情報表示領域8は、上述の旅程表示領域5の中に表示された複数の観光コンテンツ選択肢16にて示す観光コンテンツの内容の詳細を表示するものである。
具体的には、観光コンテンツ選択肢16にも表示されている各観光コンテンツのコード番号、観光コンテンツ名、必要ポイント、添乗員の有無等に関する情報の他、その観光コンテンツのキャッチコピー、向いている対象者、具体的な内容、写真、出発時間や所要時間等に関する詳細な情報が表示されている。また、旅程に組み込まれているホテル等の宿泊施設の詳細情報についても表示されている。
例えば、図3に示すように、本実施形態では、旅行2日目「午前、ミラノ滞在、午後から車でベネチアへ」の中で選択可能な観光コンテンツである「ML1、ミラノ市内観光」、「ML2、スカラ座100年の歴史の舞台裏」、「ML3、ミラノサッカーの聖地スタジアムツアー」に関する詳細な内容が写真や必要ポイントと共に、個別に表示されている。また、それらの下の段には、「ベネチアの中心サンマルコ広場近くにあるダニエリは映画撮影にも使われた老舗ホテルです。」というタイトルと共に、その日の宿泊施設に関する詳細な情報も写真付きで表示されている。
食事詳細情報表示領域9は、上述の旅程表示領域5の中に表示された複数の食事選択肢19にて示す食事内容の詳細を表示するものである。
具体的には、食事選択肢19にも表示されている各食事のコード番号、レストラン名、多段階式の推奨印20、添乗員の有無等に関する情報の他、レストランのキャッチコピー、料理の内容やレストランの特徴等に関する詳細な情報が表示されている。
例えば、図4に示すように、本実施形態では、「VC51、アンティコ・ピニョーロ」については「1200年代の建物を改装した老舗レストラン」等と、「VC52、ラ・テラッツァ・ダニエリ」については「宿泊ホテルの最上階にあるレストラン」等と、「VC53、ド・フォルニ」については「伝統的なベネチア料理が有名なレストラン」等と、それぞれのレストランについて詳細な内容が写真と共に、個別に表示されている。また、それぞれのレストラン名の近傍には、付与された多段階式の推奨印20が表示されており、「アンティコ・ピニョーロ」や「ラ・テラッツァ・ダニエリ」には、「GGG」が付されている。なお、ここでは、そのレストランの名物料理等を紹介してもよい。
<本実施形態に係る旅行商品予約支援システムの概要>
次に、本実施形態に係る旅行商品予約支援装置(以下、本装置30)を含む旅行商品予約支援システムSの概略構成について説明する。旅行を計画している需要者は、この旅行商品予約支援システムSを利用してパッケージツアー等の旅行商品を予約や購入をすることができる。
図5は、本装置30を含む旅行商品予約支援システムSを示す概念図である。
図5に示すように、本実施例の旅行商品予約支援システムSは、旅行商品の予約を受付ける本装置30と、需要者又は需要者から依頼を受けた旅行会社や旅行代理店のスタッフが操作する情報端末40とをインターネットや3G、4G等の通信ネットワークNを介して通信可能に接続されることにより構成される。
本装置30は、例えば、旅行商品を企画・催行・仲介等して販売する旅行会社等が事業主体となり、その事業主体が保有するサーバコンピュータにより構成される。なお、本装置30の詳細構成については、後述する。
情報端末40には、データの送受信を可能にするためのデータ送信部及び受信部が備えられており、これにより本装置30と情報端末40とは通信ネットワークNを介してデータの送受信が可能となっている。なお、情報端末40は、少なくともデータ通信が可能であれば特に限定されるものではなく、パソコン、タブレット端末、スマートフォン及び携帯電話等が利用可能である。また、ブラウザ機能を有するものであればさらに好ましい。
<本実施形態に係る旅行商品予約支援装置の詳細構成>
次に、本装置30について、その詳細構成を説明する。
図6は、本装置30のハードウェア構成を示した図である。
図6に示すように、本装置30、制御やデータの計算・加工を行う演算部としてのCPU31、読み出し専用の記憶装置としてのROM32、メインメモリ(主記憶装置)としてのRAM33、外部通信網を通じて情報端末40等の通信可能な機器とデータの送受信を行う通信用インターフェース(図6中、通信用I/Fと表記)34、補助記憶装置としてのハードディスクドライブ35、入力装置36、及び、出力装置37を構成要素として有する。
本装置30には、各種プログラムが予めインストールされており、これらのプログラムがCPU31によって読み出されて実行されることにより、旅行商品予約支援装置としての機能が発揮される。
ここで、本装置30の機能は、旅行を企画する需要者又はその需要者からの依頼を受けた旅行会社や旅行代理店のスタッフ等のユーザによって享受されることになるが、当該機能の利用者への提供方式としては、例えば、クラウドサーバやASPサーバ等の方式であっても利用可能である。
また、ハードディスクドライブ35には、各種情報がデータベース化して記憶されている。このハードディスクドライブ35に記憶されているデータの中には、本装置30を動作させるために予めインストールされている各種プログラムの他、旅行商品情報データベース41、観光コンテンツ情報データベース42、食事コンテンツ情報データベース43、発着地情報データベース44、及び、旅程情報データベース45等を備えている。
図7は、旅行商品情報データベース41に保存されている旅行商品情報レコードの一例を示す図である。
旅行商品情報データベース41に保存されている旅行商品情報レコードには、パッケージツアー等の旅行商品に関する情報のデータが記録されている。具体的には、図7に示すように、旅行商品情報レコードには、コースNo.、名称、日数、保有ポイント、国、都市、出発地、到着地、N日目観光、N日目夕食等の項目を含む。
コースNo.は、このレコードに記録されている旅行商品(情報)を識別するための整理番号を示す項目であり、旅行商品一件ごとに固有の番号を付している。例えば、「0001」等と記録される。
名称は、このレコードに記録されている旅行商品の名称を示す項目である。例えば、「イタリア周遊9日間」、「パリの休日8日間」、「ロンドン・パリ8日間」等と記録される。
日数は、このレコードに記録されている旅行商品の旅行日数を示す項目である。例えば、「9」、「8」、「7」等と記録される。
保有ポイントは、このレコードに記録されている旅行商品ごとに初期値として予め設定したポイント数を示す項目である。例えば、「650」、「600」、「400」等と記録される。
国は、このレコードに記録されている旅行商品の旅行先の国名を示す項目である。例えば、「イタリア」「フランス」、「イギリス」等を記録される。
都市は、このレコードに記録されている旅行商品の旅行先における滞在都市名を示す項目である。例えば、「ミラノ・ベネチア・フィレンツェ・ローマ」、「パリ」、「ロンドン・パリ」等と記録される。
出発地及び到着地は、このレコードに記録されている旅行商品の利用空港を示す項目である。なお、発着地が複数の候補から選択可能な場合は、複数の空港が記録される。例えば、「成田・名古屋・関空・福岡」、「成田・関空」、「成田」等と記録される。また、後述する発着地情報テーブルに関連付けられている。
N日目観光は、観光コンテンツ情報テーブルに関連付けられており、このレコードに記録されている旅行商品にて選択することが可能な観光コンテンツを示す項目である。例えば、本実施形態であれば、2日目の観光で選択できる観光コンテンツが「ミラノ市内観光(ML1)」、「スカラ座100年の舞台裏(ML2)」、「ミラノサッカーの聖地スタジアムツアー(ML3)」であれば、それぞれのコードNo.である「ML1」「ML2」「ML3」と記録される。
N日目夕食は、食事コンテンツ情報テーブルに関連付けられており、このレコードに記録されている旅行商品にて選択することが可能な食事コンテンツを示す項目である。例えば、本実施形態であれば、1日目の夕食で選択できる食事コンテンツが「アンティコ・ピニョーロ(VC51)」、「宿泊ホテル内レストラン(VC52)」、「ド・フォルニ(VC53)」であれば、それぞれのコードNo.である「VC51」「VC52」「VC53」と記録される。
図8は、観光コンテンツ情報データベース42に保存されている観光コンテンツ情報レコードの一例を示す図である。
観光コンテンツ情報データベース42に保存されている観光コンテンツ情報レコードには、旅程の中に組み込む具体的な観光内容を示す情報、例えば、街の散策、建築物や美術館の訪問、ミュージカル鑑賞、スポーツ観戦、スポーツや工芸等の各種体験ツアー等の観光コンテンツに関する情報のデータが記録されている。具体的には、図8に示すように、観光コンテンツ情報レコードには、コードNo.、名称、国、都市、時間帯、添乗員、昼食、標準、ポイント等の項目を含む。
コードNo.は、このレコードに記録されている観光コンテンツ(情報)を識別するための整理番号を示す項目であり、観光コンテンツ一件ごとに固有の番号を付している。例えば、「ML1」等と記録される。
名称は、このレコードに記録されている観光コンテンツの名称を示す項目である。例えば、「ミラノ市内観光」、「スカラ座100年の歴史の舞台裏」等と記録される。
国は、このレコードに記録されている観光コンテンツが提供される国名を示す項目である。例えば、「イタリア」、「フランス」等と記録される。
都市は、このレコードに記録されている観光コンテンツが提供される都市名を示す項目である。例えば、「ミラノ」、「ベネチア」等と記録される。
時間帯は、このレコードに記録されている観光コンテンツが提供される時間帯を示す項目である。例えば、「9:00−14:00」、「9:00−18:00」等と記録される。なお、「午前」、「午後」、「終日」等と大凡の時間帯が識別できる情報であってもよい。
添乗員は、このレコードに記録されている観光コンテンツに添乗員が同行するか否かを示す項目である。例えば、「有」、「無」、「○」、「×」等と記録される。
昼食は、このレコードに記録されている観光コンテンツに昼食が付くか否か、又は昼食の内容を示す項目である。例えば、「名物料理」、「昼食付」等を記録される。
標準は、このレコードに記録されている観光コンテンツが、仮旅程に初期設定で組み込まれるか否かを識別するための項目である。例えば、初期設定として仮旅程に組み込まれている場合は、「有」「○」等と記録される。なお、標準的な観光コンテンツとは、例えば、旅行会社等の事業主体により推奨される観光コンテンツである。
ポイントは、このレコードに記録されている観光コンテンツを選択する際に必要となる必要ポイント数を示す項目である。例えば、「100」、「150」等と記録される。
図9は、食事コンテンツ情報データベース43に保存されている食事コンテンツ情報レコードの一例を示す図である。
食事コンテンツ情報データベース43に保存されている食事コンテンツ情報レコードには、例えば夕食の時間帯において選択可能な店名や料理名等の食事コンテンツに関する情報のデータが記録されている。具体的には、図9に示すように、食事コンテンツ情報レコードには、コードNo.、名称、国、都市、時間帯、添乗員、推奨度等の項目を含む。なお、本実施形態においては、食事の選択に際してポイントは不要としている。
コードNo.は、このレコードに記録されている食事コンテンツ(情報)を識別するための整理番号を示す項目であり、食事コンテンツ一件ごとに固有の番号を付している。例えば、「VC51」等と記録される。
名称は、このレコードに記録されている食事コンテンツの名称を示す項目である。例えば、「アンティコ・ピニョーロ」、「宿泊ホテル内レストラン」等と記録される。
国は、このレコードに記録されている食事コンテンツが提供される国名を示す項目である。例えば、「イタリア」、「フランス」等と記録される。
都市は、このレコードに記録されている観光コンテンツが提供される都市名を示す項目である。例えば、「ベネチア」、「ローマ」等と記録される。
時間帯は、このレコードに記録されている食事コンテンツが提供される時間帯を示す項目である。例えば、夕食であれば「19:00−22:00」等と記録される。なお、「昼食」、「夕食」等と単に識別できる情報であってもよい。
添乗員は、このレコードに記録されている食事コンテンツに添乗員が同行するか否かを示す項目である。例えば、「有」、「無」、「○」、「×」等と記録される。
推奨度は、このレコードに記録されている食事コンテンツの内容を値段や店の雰囲気等によって識別するための項目である。例えば、「レベル3」「2」等と多段階に識別できるように記録される。
その他、発着地情報データベース44に保存されている発着地情報レコードには、「成田」や「関空」等の発着地に関する情報が記録されており、旅行商品情報レコードの出発地及び到着地の項目に関連付けられている。
また、旅程情報データベース45に保存されている旅程情報レコードには、後述する旅程作成処理実行部54により作成された旅程が記録される。
なお、上記に挙げた旅行商品情報データベース41、観光コンテンツ情報データベース42、食事コンテンツ情報データベース43等に含まれる項目は一例であり、これに以外にも各種項目を含むこととしてもよい。
図10は、本装置30の構成を機能面から示した図である。
図10に示すように、本装置30は、予約申込受付処理実行部51、仮旅程作成処理実行部52、観光コンテンツ選択処理実行部53、旅程作成処理実行部54、旅程保存処理実行部55、金額換算処理実行部56、選択可否判断処理実行部57、選択可否表示処理実行部58と、を主な構成要素として有している。
これらは、本装置30が実行する各種データ処理を担うものであり、本装置30を構成する上述のハードウェア構成機器とインストールされたプログラムとが協働することによって構成されている。
予約申込受付処理実行部51は、需要者等が情報端末40により入力した旅行先や出発日等の所定の情報含む予約申込情報を、通信ネットワークNを通じて受信する処理を行うものである。例えば、予約申込情報は、個別に指定された旅行商品情報のコースNo.と出発日とが含まれる情報である。
仮旅程作成処理実行部52は、予約申込情報に含まれるコースNo.と出発日に関する情報にしたがって、旅行日程の基礎となる仮旅程を作成する処理を行うものである。
具体的には、予約申込情報により指定された旅行商品情報のコースNo.をキーとして、旅行商品情報データベース41に保存された旅行商品情報テーブルの中から該当する旅行商品情報レコードを選択して抽出し、予約申込情報に含まれる出発日に関する情報をその旅行商品情報レコードの出発日に当てはめて仮旅程を作成する。この仮旅程では、それぞれの日次の同じ時間帯において、選択可能な複数の観光コンテンツが存在している。なお、本実施形態では、その複数の観光コンテンツの中から標準的な一の観光コンテンツが初期設定として予め仮旅程作成処理実行部52により選択されている。
観光コンテンツ選択処理実行部53は、通信ネットワークNを通じて受信した情報端末40からの指示に従って、仮旅程のそれぞれの日次又は時間帯において選択可能に用意された複数の観光コンテンツの中から、情報端末40により指定された観光コンテンツを選択する処理を行うものである。
具体的には、指定された観光コンテンツのコードNo.をキーとして、観光コンテンツ情報データベース42に保存された観光コンテンツ情報テーブルの中から該当する観光コンテンツ情報レコードを選択して抽出する。
また、本実施形態では、観光コンテンツを選択する際に、旅行商品ごとに設定された保有ポイントから、選択した観光コンテンツごとに予め設定された必要ポイントを減算することにより、保有ポイントを消化する。
旅程作成処理実行部54は、仮旅程のそれぞれの日次又は時間帯において選択された観光コンテンツを組み合わせて、旅行日程全体の詳細を示す旅程を作成する処理を行うものである。
具体的には、1日目午前、1日目午後・・・とそれぞれ選択された観光コンテンツを仮旅程の中に組み込んで、需要者ごとに一つの旅程を作成する。
旅程保存処理実行部55は、旅程作成処理実行部54により作成した旅程をハードディスクドライブ35に格納された旅程情報データベース45に保存する処理を行うものである。
金額換算処理実行部56は、選択した観光コンテンツの必要ポイントの合計値が保有ポイント数を超過する場合に、超過分の必要ポイント数に所定の単価を乗算して金額に換算する処理を行うものである。
例えば、1ポイント100円として設定した場合、必要ポイントが100ポイントの観光コンテンツを選択する際に、保有ポイントの残高が50ポイントである場合、不足分の50ポイントを5000円として金額に換算する。
選択可否判断処理実行部57は、観光コンテンツが選択可能か否かを判断する処理を行う。
具体的には、既に選択済みの観光コンテンツが存在する場合、未選択の観光コンテンツ情報の時間帯とその選択済みの前記観光コンテンツ情報の時間帯とを照合して、両時間帯が一部又は全部において重複する場合は未選択の前記観光コンテンツ情報を選択不可とする。例えば、観光コンテンツ情報レコードに選択可否を識別する項目を設定し、該当項目を書き換えることにより行うことができる。
選択可否表示処理実行部58は、選択可否判断処理実行部57により判断した結果を、通信ネットワークNを通じて情報端末40に送信して表示する処理を行うものである。
例えば、ユーザが該当する観光コンテンツを選択しないように警告メッセージを表示する。また、チェックボックスを選択できないようにしたり、色を変えたり、取消線を付したりして、観光コンテンツが選択できないことを認識可能に表示してもよい。
<本実施形態に係る旅行商品予約支援方法>
次に、本実施形態に係る旅行商品予約支援方法について説明する。
本実施形態に係る旅行商品予約支援方法は、コンピュータとして機能する本装置30を用いることで実現され、換言すると、本装置30が実行する旅行商品予約支援処理では、本実施形態に係る旅行商品予約支援方法が適用されている。
以下、本実施形態に係る旅行商品予約支援方法の説明として、本装置30による処理の流れについて説明する。
図11は、本装置30により実行される旅行商品予約支援処理の流れを示すフローチャートである。
図11のフローチャートに示す一連の処理は、本装置30のCPU31によって実行される。
まず、本装置30が通信ネットワークNを通じて情報端末40から予約申込情報を受信する(S101)。なお、このステップS101の処理は、主に予約申込受付処理実行部51により実行される。
次に、受信した予約申込情報に含まれるコースNo.と出発日に関する情報にしたがって、旅行日程の基礎となる仮旅程を作成する(S102)。具体的には、予約申込情報により指定された旅行商品情報のコースNo.をキーとして、旅行商品情報データベース41に保存された旅行商品情報テーブルの中から該当する旅行商品情報レコードを選択して抽出し、予約申込情報に含まれる出発日に関する情報をその旅行商品情報レコードの出発日に当てはめて仮旅程を作成する。
なお、このステップS102の処理は、主に仮旅程作成処理実行部52により実行され、これは請求の範囲の仮旅程作成手段に該当する。
次に、仮旅程の中にて選択可能に用意されている複数の発着地の中から、情報端末40からの指示にしたがって、任意の発着地を選択する(S103)。例えば、「成田」、「名古屋」、「関空」、「福岡」と用意されている4つの発着地候補から、出発地と到着地をそれぞれ選択する。
また、仮旅程のそれぞれの日次又は時間帯において選択可能に用意されている複数の観光コンテンツの中から、情報端末40からの指示にしたがって、任意の観光コンテンツを選択する(S104)。具体的には、指定された観光コンテンツのコードNo.をキーとして、観光コンテンツ情報データベース42に保存された観光コンテンツ情報テーブルの中から該当する観光コンテンツ情報レコードを選択して抽出する。このとき、旅行商品ごとに設定された保有ポイントから、選択した観光コンテンツごとに予め設定された必要ポイントを減算することにより、保有ポイントを消化する。
また、仮旅程のそれぞれの日次又は時間帯において選択可能に用意されている複数の食事コンテンツの中から、情報端末40からの指示にしたがって、任意の食事コンテンツを選択する(S105)。具体的には、指定された食事コンテンツのコードNo.をキーとして、食事コンテンツ情報データベース43に保存された食事コンテンツ情報テーブルの中から該当する食事コンテンツ情報レコードを選択して抽出する。
なお、このステップS103からS105の処理は、主に観光コンテンツ選択処理実行部53により実行され、これは請求の範囲の観光コンテンツ選択手段に該当する。
次に、仮旅程の全ての日次又は時間帯において選択可能な観光コンテンツがそれぞれ選択されると、それらの選択された観光コンテンツを組み合わせて、旅行日程全体の詳細を示す旅程を作成し(S106)、その作成した旅程を旅程情報データベース45に保存する(S107)。これにより、例えば、パッケージツアーのような旅行商品であっても、需要者ごとに種々の観光コンテンツを組み合わせた旅程が作成される。
なお、このステップS106の処理は、主に旅程作成処理実行部54により実行され、これは請求の範囲の旅程作成手段に該当する。また、ステップS107の処理は、主に旅程保存処理実行部55により実行される。
ここで、図11のステップS104にて実行される観光コンテンツ選択処理に関連して、図12及び図13を参照して補足説明する。
図12は、本装置30により実行される観光コンテンツのポイント消費処理の流れを示すフローチャートである。
図12のフローチャートに示す一連の処理は、本装置30のCPU31によって実行される。
まず、観光コンテンツが選択されると(S201)、保有ポイントの有無、例えば、観光コンテンツの必要ポイントに対して保有ポイントが十分足りるか否かについて判断する(S202)。保有ポイントがある場合、例えば、保有ポイントが必要ポイントを上回る場合(S202:YES)、保有ポイントから選択した観光コンテンツに設定された必要ポイントを減算し(S203)、選択した観光コンテンツを確定する(S204)。一方、保有ポイントがない場合、例えば、保有ポイントが必要ポイントを下回る場合(S202:NO)、その超過した必要ポイント分に所定の単価を乗算して金額に換算し(S205)、算出した追加料金の徴収が記録されたときに(S206)、選択した観光コンテンツを確定する(S204)。
また、図13は、本装置30により実行される観光コンテンツの重複選択防止処理の流れを示すフローチャートである。
図13のフローチャートに示す一連の処理は、本装置30のCPU31によって実行される。
まず、観光コンテンツが選択されると(S301)、その選択された観光コンテンツの時間帯とその他の未選択の観光コンテンツの時間帯とを照合して比較し(S302)、両時間帯が一部又は全部において重複するか否かを判断する(S303)。選択された観光コンテンツの時間帯と他の観光コンテンツの時間帯と重複する場合(S303:YES)、他の観光コンテンツを選択不可と設定し(S304)、警告メッセージ等により選択不可と表示する(S305)。
<本実施形態に係る旅行商品販売用パンフレット及び旅行商品予約支援システムの利用方法>
次に、上記構成のパンフレット1及び旅行商品予約支援システムSの利用方法、すなわち、旅行を計画している需要者がパンフレット1及び旅行商品予約支援システムSを利用してパッケージツアー等の旅行商品を予約や購入する場合の流れについて説明する。
まず、イタリアへの旅行を計画している需要者が、本実施形態のパンフレット1に掲載されている「イタリア周遊9日間」のパッケージツアーを購入する際には、パンフレット1の料金表示領域4を参照して、各自の予定と予算から、日程(出発日)、発着地、及び、座席クラスを決定する。
図2に示すように、本実施形態の場合、発着地は、成田、名古屋、関西、福岡の4つから選択することができる。また、発着地の選択によっては、出発時から添乗員がいない場合もあり得る。ここでは、添乗員は成田発着の便に同行しているので、添乗員が同行している便を希望する場合は、発着地に成田を選択する。
本実施形態では、このパッケージツアー「イタリア周遊9日間」には、旅行代金中に観光コンテンツを選択することができるポイント(保有ポイント)が、初期値で650ポイント付いている。すなわち、旅行代金には、650ポイント分の選べる観光コンテンツが含まれている。
なお、このポイントは所定のルールに従い、需要者に付与されるものであり、例えば、パッケージツアーを購入した際に旅行代金の中に予め含めることとし、需要者は、旅行商品を購入した際に所定のポイントを入手する仕組みとすることができる。本実施形態では、このポイントの初期値は650ポイントであるが、これに限定されるものではない。
また、ポイントが不足した場合には、1ポイント100円等で追加購入することも可能である。また、観光コンテンツを選択して旅行プランを作成した結果、650ポイントに満たない場合であっても返金しない仕組みとすることもできる。
需要者は、この所有する650ポイントを消費して、旅程表示領域5を参照しながら、各自の嗜好に合った観光コンテンツを自由に選択して組み合わせることにより、旅行プランを作成する。具体的には、図2に示すように、旅程表示領域5に含まれる観光内容表示欄13の日次と時間帯(午前と午後)ごとに配置されている観光コンテンツ選択肢16の中からそれぞれ選択して組み合わせる。
観光コンテンツ選択肢16を選択する際は、図3及び図4に示すように、次頁以降に掲載されている観光詳細情報表示領域8を参考にして、それぞれの観光コンテンツ選択肢16が示す観光内容の詳細を確認することもできる。
また、具体的な旅行プランを作成するのに迷ったりした場合には、図3に示すように、次頁以降に掲載されている旅程サンプル表示領域7に表示されている観光コンテンツ選択肢16の選択例を参考にすることもできる。
なお、観光コンテンツを何も選択しない時間帯は自由行動となる。
夕食は、日次によって、用意されている日と用意されていない日があり、夕食が用意されている日、すなわち、「選べる夕食」の日は、複数のレストランから選択する。具体的には、上述の「G」マークの数等を参考にしながら、候補に挙がっている食事選択肢19の中から各自の嗜好に応じて選択する。
また、食事選択肢19を選択する際は、図4に示すように、次頁以降に掲載されている食事詳細情報表示領域9を参考にして、それぞれの食事選択肢19が示す店の雰囲気や料理の特徴等の詳細を確認することもできる。
なお、本実施形態では、「選べる夕食」はパッケージツアーの基本代金の中に含まれているので、ポイントに関係なく選択することができる。
また、需要者は上述のパンフレット1で得た情報等をもとに、情報端末40から通信ネットワークNを介して本装置30に接続することにより、旅行商品予約支援システムSを利用することができる。
以下、情報端末40に表示される画面を参照して、旅行商品予約支援システムSの利用方法を説明する。なお、本実施形態では、例えば、5人のグループでパッケージツアー(旅行商品)の申し込みをした場合を例に挙げて説明する。
なお、需要者が自ら情報端末40を操作して旅行商品予約支援システムSを利用する構成としてもよいし、店舗等で需要者の依頼を受けた旅行会社や旅行代理店のスタッフが専用の情報端末40を操作して旅行商品予約支援システムSを利用する構成としてもよい。
図14は、情報端末40に表示される画面の一例を示す図であり、具体的には、申込者情報を入力及び確認するための画面である。
図14に示す通り、情報端末40の画面上にグループのメンバーがテーブル状に表示され、No.、代表、敬称、氏名、性別、年齢、区分、部屋、プラン、幼席、日程表作成完了通知用等の各項目に必要事項が記録されている。
例えば、代表の項目では、No.1のサトウイチロウさん(男性、30歳)がこのグループの代表者であること示している。また、No.1のサトウイチロウさん、No2.のサトウキョウコさん(女性、28歳)、及び、No.3のサトウタロウさん(男性、64歳)には、日程表作成完了通知が送信されることを示している。また、No.5のサトウユウさん(女性、1歳)には幼児用席が必要なことを示している。
図15は、情報端末40に表示される画面の一例を示す図であり、具体的には、観光コンテンツを選択及び確認するための画面である。
図15に示す通り、情報端末40の画面上には、旅行商品(仮旅程)の日次ごとに選択可能な観光コンテンツがテーブル状に表示され、利用日、滞在都市、標準、参加、プラン名、残数、在庫状況、ポイント等の各項目に必要事項が記録されている。また、項目行の1,2,3,4,5の数字は、図14に示すメンバーのNo.に対応している。
例えば、8月7日(木)の滞在都市ミラノでの観光コンテンツは、「ミラノ市内観光」、「スカラ座100年の歴史の舞台裏」、「ミラノサッカーの聖地スタジアムツアー」の選択可能な3つの観光コンテンツが用意されている。また、この日次においては、「ミラノ市内観光」が標準的な観光コンテンツとして設定されている。
また、画面上には、このパッケージツアーに設定されている保有ポイントが「650」である旨表示されている。
この画面上にて、需要者は、任意の観光コンテンツのチェックボックスをクリックしてチェックすることにより、その観光コンテンツを選択することができる。
例えば、8月7日(木)においては、No.1のサトウイチロウさん、No2.のサトウキョウコさん、No5.のサトウユウさんは、「ミラノサッカーの聖地スタジアムツアー」を選択している。一方、No.3のサトウタロウさん、No.4のサトウハナコさん(女性、58歳)は、「ミラノ市内観光」を選択している。また、8月8日(金)においては、午前中は5人全員で「ベネチア市内観光」を選択し、午後は「ベネチア散歩小路の奥へ」と「夜のベネチア居酒屋バーカロめぐり」の二手に分かれている。
このように、同じグループで申し込んだパッケージツアーであっても、旅のひとこまひとこまはそれぞれの嗜好に合わせて別々の観光コンテンツを選択することができる。
図16は、情報端末40に表示される画面の一例を示す図であり、具体的には、食事コンテンツを選択及び確認するための画面である。
図16に示す通り、情報端末40の画面上には、旅行商品(仮旅程)の日次ごとに選択可能な食事コンテンツがテーブル状に表示され、図15の観光コンテンツ画面と同様、利用日、滞在都市、標準、参加、プラン名、残数、在庫状況、ポイント等の各項目に必要事項が記録されている。
また、この画面上にて、需要者は、任意の食事コンテンツのチェックボックスをクリックしてチェックすることにより、その食事コンテンツを選択することができる。
以下、需要者(旅行者)それぞれのケースに応じて具体的な旅行プランの作成例を挙げる。
(1)例えば、イタリア旅行が初めての年配の夫婦旅行であれば、4日目あたりまでは添乗員が同行する観光コンテンツを選択し、5日目に「列車で訪ねる塔の街ボローニャ」を選択する等、全体的に添乗員が同行する観光コンテンツを比較的多く取り入れてオーソドックスな旅行プランを作成することができる。
(2)また、複数の仲間と一緒に行くグループ旅行であれば、3日目の午後は「ベネチア散歩小路の奥へ」と「ベネチアングラスの歴史に触れる」の二手に分かれたり、5日目は「イタリア発祥老舗ブランドの哲学」と「順光のフィレンツェ歴史散歩」の二手に分かれたりと、グループ全体で目当ての店や観光スポット等の意見がまとまらない場合であっても、ある日はグループ全員一緒に行動し、ある日は個人で別々に行動するというようなこともできる。また、3日目に「職人の街工房めぐり」を選択する等、体験型観光を取り入れたりした旅行プランを作成することもできる。
(3)また、海外旅行に慣れている人のひとり旅であれば、イタリアには何度も来ているという場合もある。そのような場合は、2日目に「ミラノサッカーの聖地スタジアムツアー」、5日目に「スーパーカーフェラーリ物語」等の普段は見ることのできない観光コンテンツを選択したり、自由行動を取り入れて現地在住のイタリア人の友人と会ったりと、普通の観光旅行とは一味違った楽しみ方ができる独自の旅行プランを作成することができる。
このように、本実施形態では、一人の添乗員が案内するパッケージツアーであっても、個人の嗜好に合わせて、旅の内容が全く変わるという状況が生まれる。すなわち、同じ「イタリア周遊9日間」のパッケージツアーに参加した場合であっても、観光コンテンツ選択肢16の選び方によって日中の楽しみ方はそれぞれ異なり、旅行者一人一人が、行ってみたい名所、食べてみたい味覚、対面したい名画等、個人個人の趣向を反映した自由な旅行プランを組み立てることができる。
一方、ホテル等の宿泊施設や都市から都市への移動手段等は、原則として、通常のパッケージツアーのようにツアー参加者全員で一緒に行動するので、現地での予約や各チケットの購入等の面倒な手配等も不要であり、便利で安心感もある。
したがって、本実施形態のパンフレット1に掲載された旅行商品を購入した旅行者であれば、添乗員が同行するパッケージツアーの安心感と個人旅行のような自由度を掛け合わせた旅行を楽しむことができる。
また、食事については、パッケージツアーであっても、同行するツアー参加者から離れて家族や仲間等の申込単位のグループだけで別の料理を食べて寛ぎたい等の要望や、静かな店を好む人、地元の人々で賑わう店を好む人、眺望の素晴らしいロマンチックな晩餐を好む人、広く知れ渡っているような格式の高い有名店を好む人等、その嗜好も様々である。
本実施形態においては、観光内容だけでなく、食事についても、上記の通り、選択可能な複数のレストランを用意しており、食事も複数の食事場所やメニューから選択できるようになっているので、それぞれの旅行者が満足できる食事を提供することができる。
なお、食事が選択できない日であっても、申込単位のグループごとのテーブルを用意すれば、夕食がツアー参加者と一緒の店であっても、旅行者はプライベートな寛いだ雰囲気の中で夕食を楽しむことができる。
上記の実施形態には、主として本発明の旅行商品販売用印刷物について説明した。しかし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
特に、本実施形態における説明や図面中に記載された画面のデザイン及びレイアウトは、あくまでも一例に過ぎず、本発明の用途やユーザの要望等に応じて適宜変更可能である。
また、本実施形態では、その一形態としてパンフレットについて説明したが、本発明の旅行商品販売用印刷物には、旅行商品に関する情報、すなわち、旅行商品を販売するための情報を掲載した媒体であれば足り、紙片一枚で構成されるリーフレットでもよいし、より頁数が多く装丁が施された書籍等の形態であってもよい。また、媒体は、紙片に限らず、文字、絵、写真等を印刷できるものであればよく、例えば、布やフィルム等でもよい。また、各項目の表記や観光コンテンツの内容等は、適宜変更することができる。
1 旅行商品販売用パンフレット(パンフレット)
2 紙片
3 ツアータイトル表示領域
4 料金表示領域
5 旅程表示領域
6 料金表
7 旅程サンプル表示領域
8 観光詳細情報表示領域
9 食事詳細情報表示領域
11 日次表示欄
12 日程表示欄
13 観光内容表示欄
14 時間軸
15 発着選択肢
16 観光コンテンツ選択肢
17 ポイント表示部
18 添乗員表示部
19 食事選択肢
20 推奨印
30 本装置
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 通信用インターフェース
35 ハ−ドディスクドライブ
36 入力装置
37 出力装置
40 情報端末
41 旅行商品情報データベース
42 観光コンテンツ情報データベース
43 食事コンテンツ情報データベース
44 発着地情報データベース
45 旅程情報データベース
51 予約申込受付処理実行部
52 仮旅程作成処理実行部
53 観光コンテンツ選択処理実行部
54 旅程作成処理実行部
55 旅程保存処理実行部
56 金額換算処理実行部
57 選択可否判断処理実行部
58 選択可否表示処理実行部
101 旅行商品販売用パンフレット
102 料金表示領域
103 旅程表示領域
104 料金表
105 旅程表
S 旅行商品予約支援システム
N 通信ネットワーク

Claims (19)

  1. 少なくとも演算部と記憶部とを有するコンピュータによって構成され、通信回線を介して接続した情報端末から旅行商品の予約申込情報を受信する旅行商品予約支援装置であって、
    前記記憶部は、
    観光地及び日程が予め決定された旅行商品に関する情報を示す旅行商品情報と、
    前記旅行商品に関連付けられた観光コンテンツに関する情報を示す観光コンテンツ情報と、を記憶し、
    前記旅行商品予約支援装置は、
    前記情報端末より受信した少なくとも出発日を含む前記予約申込情報に応じて、該当する前記旅行商品情報の前記日程と前記予約申込情報の前記出発日とに基づいて旅行日程の基礎となる仮旅程を作成する仮旅程作成手段と、
    前記仮旅程のそれぞれの日次又は時間帯において選択可能に用意された複数の前記観光コンテンツ情報の中から前記情報端末により指定された前記観光コンテンツ情報を選択する観光コンテンツ選択手段と、
    それぞれの日次又は時間帯において選択した前記観光コンテンツ情報を前記仮旅程に組み込み、前記観光コンテンツ情報を含んだ旅行日程全体のスケジュールを示す旅程を作成する旅程作成手段と、
    を備えたことを特徴とする旅行商品予約支援装置。
  2. 前記旅行商品情報には前記旅行商品ごとに設定した保有ポイント数に関する情報が含まれ、
    前記観光コンテンツ情報には前記観光コンテンツ情報ごとに設定した前記観光コンテンツ情報を選択するときに必要となる必要ポイント数に関する情報が含まれ、
    前記観光コンテンツ選択手段は、前記観光コンテンツ情報を選択するときに前記保有ポイント数から前記必要ポイント数を減算することを特徴とする請求項1に記載の旅行商品予約支援装置。
  3. 選択した前記観光コンテンツ情報の前記必要ポイント数の合計値が前記保有ポイント数を超過する場合は、超過分の前記必要ポイント数に所定の単価を乗算して金額に換算する金額換算手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の旅行商品予約支援装置。
  4. 未選択の前記観光コンテンツ情報の時間帯と選択済みの前記観光コンテンツ情報の時間帯とを照合して両時間帯が一部又は全部において重複するか否かを判断し、重複する場合は未選択の前記観光コンテンツ情報を選択不可とする選択可否判断手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の旅行商品予約支援装置。
  5. 前記仮旅程作成手段は、前記観光コンテンツ情報の中から所定の前記観光コンテンツ情報を予め選択した状態で前記仮旅程を作成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の旅行商品予約支援装置。
  6. 少なくとも演算部と記憶部とを有するコンピュータが通信回線を介して接続した情報端末から旅行商品の予約申込情報を受信する旅行商品予約支援方法であって、
    前記コンピュータが、
    観光地及び日程が予め決定された旅行商品に関する情報を示す旅行商品情報と、前記旅行商品に関連付けられた観光コンテンツに関する情報を示す観光コンテンツ情報と、を前記記憶部に記憶する記憶工程と、
    前記情報端末より受信した少なくとも出発日を含む前記予約申込情報に応じて、該当する前記旅行商品情報の前記日程と前記予約申込情報の前記出発日とに基づいて旅行日程の基礎となる仮旅程を作成する仮旅程作成工程と、
    前記仮旅程のそれぞれの日次又は時間帯において選択可能に用意された複数の前記観光コンテンツ情報の中から前記情報端末により指定された前記観光コンテンツ情報を選択する観光コンテンツ選択工程と、
    それぞれの日次又は時間帯において選択した前記観光コンテンツ情報とを前記仮旅程に組み込み、前記観光コンテンツ情報を含んだ旅行日程全体のスケジュールを示す旅程を作成する旅程作成工程と、
    を行うことを特徴とする旅行商品予約支援方法。
  7. 前記旅行商品情報には前記旅行商品ごとに設定した保有ポイント数に関する情報が含まれ、
    前記観光コンテンツ情報には前記観光コンテンツ情報ごとに設定した前記観光コンテンツ情報を選択するときに必要となる必要ポイント数に関する情報が含まれ、
    前記観光コンテンツ選択工程は、前記観光コンテンツ情報を選択するときに前記保有ポイント数から前記必要ポイント数を減算することを特徴とする請求項6に記載の旅行商品予約支援方法。
  8. 前記コンピュータが、
    選択した前記観光コンテンツ情報の前記必要ポイント数の合計値が前記保有ポイント数を超過する場合は、超過分の前記必要ポイント数に所定の単価を乗算して金額に換算する金額換算工程をさらに行うことを特徴とする請求項7に記載の旅行商品予約支援方法。
  9. 前記コンピュータが、
    未選択の前記観光コンテンツ情報の時間帯と選択済みの前記観光コンテンツ情報の時間帯とを照合して両時間帯が一部又は全部において重複するか否かを判断し、重複する場合は未選択の前記観光コンテンツ情報を選択不可とする選択可否判断工程をさらに行うことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の旅行商品予約支援方法。
  10. 前記仮旅程作成工程は、前記観光コンテンツ情報の中から所定の前記観光コンテンツ情報を予め選択した状態で前記仮旅程を作成することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の旅行商品予約支援方法。
  11. 旅行先の地名及び旅行期間中の各日の日付が表示された第一表示欄と、
    該第一表示欄と隣り合う位置に配置され、滞在場所又は宿泊場所の少なくとも一方の場所が前記旅行期間中の各日別に表示された第二表示欄と、
    該第二表示欄と隣り合う位置に配置され、観光内容が前記旅行期間中の各日別に表示された第三表示欄と、を備える旅程表示領域を有し、
    該旅程表示領域を規定する互いに直交した2つの軸のうち、一方の軸に沿って前記旅行期間中の各日の日付が並ぶように前記第一表示欄が構成されており、
    前記2つの軸のうち、他方の軸を時間軸として該時間軸に沿って各時間帯における前記観光内容が並ぶように前記第三表示欄が構成されており、
    前記第三表示欄中には、同一の時間帯の中において選択可能な観光コンテンツの内容を文字及び図形で示す観光コンテンツ選択肢を並列に複数配置した部分が存在することを特徴とする旅行商品販売用印刷物。
  12. 前記観光コンテンツ選択肢にその観光コンテンツを選択する際に必要なポイント数をそれぞれ表示したことを特徴とする請求項11に記載の旅行商品販売用印刷物。
  13. 前記観光コンテンツ選択肢に色を付けたことを特徴とする請求項11又は12に記載の旅行商品販売用印刷物。
  14. 前記観光コンテンツ選択肢に添乗員の有無を識別可能に表示したことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の旅行商品販売用印刷物。
  15. 前記旅程表示領域に、食事の時間帯において選択可能な店名又は料理名の内容を文字及び図形で示す食事選択肢を複数配置し、該食事選択肢に多段階式の推奨印を付与したことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の旅行商品販売用印刷物。
  16. 前記旅程表示領域に、選択可能な発着地を示す発着地選択肢を複数配置したことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の旅行商品販売用印刷物。
  17. 前記観光コンテンツ選択肢をそれぞれ選択して組み合わせた旅程サンプルを表示する旅程サンプル表示領域をさらに備えたことを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の旅行商品販売用印刷物。
  18. 前記観光コンテンツの内容に関する詳細情報を示す詳細情報表示領域をさらに備えたことを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の旅行商品販売用印刷物。
  19. 前記旅行商品販売用印刷物を複数枚集合させて少なくともその一部を綴じて冊子形状としたことを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載の旅行商品販売用印刷物。
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