JP2020027909A - プリント基板保持構造 - Google Patents
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Abstract
Description
前記保持フレームは、前記プリント基板の前記端面部に係合するガイドレール対を備え、
前記保持フレームは、前記プリント基板の前記端面部を挟んで前記ガイドレール対を互いに近接する方向にバイアスするバイアス部材を備えることを特徴とする。
(プリント基板挿入時)
図1、図2に示すように、プリント基板PBをガイドレール11の間に挿入する。ガイドレール幅は可動式のため、左右のガイドレール11は左右外側に押し出される。このとき左右の支持用バネ12の弾性力によりプリント基板PBをガイドレール中央に寄せる力が働く。また、奥に設置した板バネ14を押しながら挿入することで、プリント基板に挿入方向と逆向きの力が発生する。プリント基板PBが完全に挿入されると、ガイドレール11の切欠部15によって、プリント基板PBを正面開口側に向かわせる方向の動きが抑制される。このことにより奥の板バネ14からプリント基板PBに力が発生していても、プリント基板PBは動かずに静止する。以上のように、プリント基板PB厚み方向の動きは支持用バネ12が、プリント基板PBの挿入方向の動きは切欠部15が支えることで、プリント基板PBを保持することを可能としている。
図3に示すように、ガイドレール11上下のツマミ13を摘むことでガイドレール11の正面開口側が左右に開く。ガイドレール11の切欠部15による支えを失ったプリント基板PBは挿入方向の自由を取り戻し、図4に示す白抜き矢印Cのように、奥で押されている板バネ14によってプリント基板PBに挿入方向と逆向きの力が生じているため、プリント基板PBが正面開口側に押されて動き出す。飛び出たプリント基板PBを手で掴み、取り出すことができる。
(支持用バネ12による効果)
プリント基板PBの挿入時には、ガイドレール11がプリント基板PBの板厚分だけ左右外側に押し出される。そのため、限界以内のどのような大きさの板厚のプリント基板であってもガイドレール11に挿入可能である。このときそれぞれの支持用バネ12は、プリント基板挿入前と比較してt/2だけ縮む(tはプリント基板の厚みを表す)。そのため1つの支持用バネ12から生じる力はk・t/2となる(kはバネ定数)。つまり本構造のようにプリント基板PBの左右に同じバネ定数のバネが同数存在する場合、左右の力が釣り合い、プリント基板PBの板厚tに依存せずにプリント基板PBを中央に配置させることができる。もし左右のどちらかに偏ってプリント基板PBを挿入した場合、偏った側の支持用バネ12が力を生み、力が釣り合う位置まで押し出そうとする。よって本構造を用いるとどのような板厚のプリント基板PBでもガイドレール11中央に挿入することが可能である。またプリント基板PBの挿入中は左右の支持用バネ12の力によってプリント基板PBとガイドレール11が接触し続けるため、ガイドレール11のガタつきもなくすことができる。
通常の固定式ガイドレールであれば、プリント基板PBの挿入方向には支えをもたないため、プリント基板PB抜け止めの器具を別途に用意し、ガイドレールの挿入口に取り付ける必要がある。しかし本構造では、切欠部15がプリント基板PBの挿入方向の動きを抑制しているため、抜け止めの器具を用意する必要がなくなる。よって、プリント基板PBの取り外しはツマミ13を摘むだけで可能なため、プリント基板PB交換時の抜け止めの器具を取り外す工程を削減できる。
図5は、本実施例の筐体における下面板4にて支持用バネ12と隣接ガイドレール11間に設けられた共通支持用バネ12Bの状態を示す部分上面図である。本実施例は、実施例1のガイドレール11の各々の左右に支持用バネ12の対を使用した構成に代えて、隣あって隣接するガイドレール11間のそれぞれの一方を共通支持用バネ12Bとして共通とし、共通支持用バネ12Bがプリント基板PBを挟持させる応力を共通して印加するように構成とした以外、すなわち、図5のように隣り合うガイドレール11の間を共通支持用バネ12Bで繋ぐ構造を用いる以外、実施例1と同一である。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果が得られると共に、2つの隣り合う支持用バネを1つの共通支持用バネ12Bに統一できるため、バネ一個分のスペースの省略になる。よって実施例1と比較すると、複数のプリント基板PBの実装密度や収容効率を高めることができる。
図6は、本実施例の筐体における下面板4にて隣接するガイドレール11間にて片側にのみ設けられた支持用バネ12の状態を示す部分上面図である。本実施例は、実施例1のガイドレール11の各々の左右に支持用バネ12の対を使用した構成に代えて、支持用バネ12が隣接ガイドレール11の一方にのみプリント基板PBを挟持させる応力を印加する構成とした以外、すなわち、図6のように左右のガイドレール11の内、片方のみの支持用バネ12を用い、もう片方で固定式ガイドレール51を用いた構造を用いる以外、実施例1と同一である。
本実施例によれば、支持用バネ12はガイドレール11の少なくとも一方にプリント基板PBを挟持させる応力を印加すればよく、実施例1と同様の効果が得られると共に、複数のプリント基板PBを収容する場合、支持用バネ12を減らすため、隣接するガイドレール11間にてバネ一個分のスペースが省略できる。よって実施例1と比較すると、複数のプリント基板PBの実装密度や収容効率を高めることができる。
図7は、本実施例の筐体における下面板4にて支持用バネ42の状態を示す部分上面図である。本実施例は、実施例1のガイドレール11の各々の圧縮コイルスプリングの支持用バネ12の対を使用した構成に代えて、支持用バネとして圧縮された捩じりバネ42の対を用いた以外、実施例1と同一である。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果が得られる。
図8は、本実施例の筐体1の左側から眺めた概略拡大部分側面図(図8(a))と図8(a)のxx線平面で切り取った概略拡大部分側面図(図8(b))である。本実施例は、実施例1のガイドレール11の各々の圧縮コイルスプリングの支持用バネ12の対を使用した構成に代えて、各々の支持用バネとして捩じりバネ43の1つの両端部をガイドレール11に掛け渡して(すなわちクリップのようにガイドレール11を挟む形態で)を用いた以外、実施例1と同一である。
本実施例によれば、支持用バネの捩じりバネ43は一対ではなく1つでプリント基板PBを挟持させる応力を印加しているので、実施例1と同様の効果が得られると共に、支持用バネの占有面積を削減できる。よって実施例1と比較すると、複数のプリント基板PBの実装密度や収容効率を高めることができる。
図9は、本実施例の筐体における下面板4にて支持用バネ44の状態を示す部分上面図である。本実施例は、実施例1のガイドレール11の各々の圧縮コイルスプリングの支持用バネ12の二対を使用した構成に代えて、支持用バネとして板バネ44の一対を用いた以外、実施例1と同一である。板バネ44の各々は、その中央にて留め金Pで下面板4に固定され、その両端部がガイドレール11を付勢する。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果が得られる。
図10は、本実施例の筐体における下面板4にて支持用バネ45の状態を示す部分上面図である。本実施例は、実施例1のガイドレール11の各々の圧縮コイルスプリングの支持用バネ12の対を使用した構成に代えて、支持用バネとしてゴムバネ45の対を用いた以外、実施例1と同一である。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果が得られる。
以上の実施例のように、支持用バネ12は弾性変形可能な金属又はプラスチックの弾性部材からなり、その形態がコイルバネ、板バネ、捩じりバネ又はゴムバネであってもよい。
Claims (9)
- プリント基板の少なくとも1つの端面部に係合してこれを保持する保持フレームを含む電子機器のプリント基板保持構造であって、
前記保持フレームは、前記プリント基板の前記端面部に係合するガイドレール対を備え、
前記保持フレームは、前記プリント基板の前記端面部を挟んで前記ガイドレール対を互いに近接する方向にバイアスするバイアス部材を備える
ことを特徴とするプリント基板保持構造。 - 前記バイアス部材は前記ガイドレール対の少なくとも一方に前記プリント基板を挟持させる応力を印加することを特徴とする請求項1に記載のプリント基板保持構造。
- 前記ガイドレール対は、前記プリント基板の前記端面部の角部に係合する切欠部を前記ガイドレール対の前記プリント基板を挿入させる入口部に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリント基板保持構造。
- 前記ガイドレール対は、徐々に幅の拡大する傾斜部を前記ガイドレール対の前記プリント基板を挿入させる入口部に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプリント基板保持構造。
- 前記ガイドレール対は、前記ガイドレール対を互いに離間する方向に移動可能とする梃子部材を前記ガイドレール対の前記プリント基板を挿入させる入口部に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプリント基板保持構造。
- 前記バイアス部材は弾性変形可能な弾性部材であり、コイルバネ、板バネ、捩じりバネ又はゴムバネであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプリント基板保持構造。
- 前記保持フレームは筐体であり、
前記筐体は、前記筐体の正面開口を介して前記プリント基板が挿入されて電気的に接続される前記筐体の奥行側の背面板を備え、
前記ガイドレール対は、前記プリント基板に接触して前記プリント基板を前記背面板へ案内可能とすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプリント基板保持構造。 - 前記バイアス部材は前記ガイドレール対の一方にのみ前記プリント基板を挟持させる応力を印加することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のプリント基板保持構造。
- 前記バイアス部材は、隣あって隣接する前記ガイドレール対のそれぞれの一方に前記プリント基板を挟持させる応力を共通して印加することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のプリント基板保持構造。
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