JP2020022266A - 連結式制御盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 主制御盤に対して追加制御盤を連結して取り付けることができ、追加制御盤の扉を閉めなければ主制御盤の扉を閉めることができない連結式制御盤を提供する。【解決手段】 主制御盤本体と、主制御盤本体の前面で開閉する主扉と、を有する主制御盤と、主制御盤に連結して取り付ける追加制御盤本体と、追加制御盤本体の前面を開閉する追加扉と、を有する追加制御盤と、を備え、追加制御盤は、主制御盤に連結して追加扉を開放した状態では主扉の閉鎖を妨げるように主扉に当接する制限部を有する制限装置を有し、制限装置は、追加扉を閉鎖することで制限部を所定方向に移動させる移動機構を備え、移動機構は、追加扉の開放時に制限部を所定方向と反対方向に付勢する付勢部材を有し、主扉は、追加扉を閉鎖した状態の制限部の位置に開口部を有している。【選択図】 図1

Description

本発明は、主制御盤に追加制御盤を連結する構成の連結式制御盤に関する。
従来、各種機械には、各部を制御する制御盤が備えられている。この制御盤には、電源ブレーカ(遮断機)を切った状態でなければ扉を開放することができない構造となったものがある。このような制御盤は、扉を閉めなければ電源ブレーカを入れることができない。例えば、この種の制御盤として、図13の平面図と図14の正面図に示すような制御盤100がある。この制御盤100は、制御盤本体101の前面に扉102が設けられている。扉102は、図の右側に設けられた支持部103(例えば、蝶番)を支点にして左側を前方に向けて開放することができる(図示する二点鎖線)。電源ブレーカは、制御盤本体101の外部から入れること及び切ることができる。
この種の制御盤において、扉の開閉動作に伴うスペースが制限される場所に設置される制御盤として、観音開きの扉を備えた制御盤がある。そして、観音開きの扉を備えた制御盤において、副扉を閉めた後でなければ主扉が閉められないものがある。例えば、主扉を先に閉めようとすると邪魔板に当接して閉めることができず、副扉を先に閉めることで邪魔板が起立して主扉が閉められるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、他の先行技術として、主扉を先に閉めようとしても係止金具の前面に揺動プレートの先端部が位置して閉めることができず、副扉を閉めることで揺動プレートの先端部が係止金具の前面から上方へ移動し、これにより主扉を閉じて係止金具と係合できるものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−129725号公報 特開2003−273537号公報
ところで、この種の制御盤には、基本機能を制御する制御盤に対して追加機能を制御する追加制御盤を連結するものがある。例えば、基本機能を制御する制御盤に対して、追加機能として防爆仕様の制御機能を有する追加制御盤を連結するようなものがある。
しかし、上記した先行技術は、いずれも1つの制御盤における観音開きの扉を前方に向けて開閉する構成を対象とした技術である。そのため、2つの制御盤を連結することで扉が観音開きになる構成や、2つの扉が上下方向に並んだ構成の制御盤には適用できない。
そこで、本発明は、主制御盤に対して追加制御盤を連結して取り付けることができ、追加制御盤の扉を閉めなければ主制御盤の扉を閉めることができない連結式制御盤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る連結式制御盤は、主制御盤本体と、前記主制御盤本体の前面で開閉する主扉と、を有する主制御盤と、前記主制御盤に連結して取り付ける追加制御盤本体と、前記追加制御盤本体の前面で開閉する追加扉と、を有する追加制御盤と、を備え、前記追加制御盤は、前記主制御盤に連結して前記追加扉を開放した状態では前記主扉の閉鎖を妨げるように該主扉に当接する制限部を有する制限装置を有し、前記制限装置は、前記追加扉を閉鎖することで前記制限部を所定方向に移動させる移動機構を備え、前記移動機構は、前記追加扉の開放時に前記制限部を前記所定方向と反対方向に付勢する付勢部材を有し、前記主扉は、前記追加扉を閉鎖した状態の前記制限部の位置に開口部を有している。
この構成により、主制御盤に追加制御盤を連結して追加制御盤の追加扉を開放した状態では、制限装置の制限部が移動機構の付勢部材によって主扉と当接する位置にあり、主扉を閉鎖しようとしても主扉が制限部に当接して閉めることができない。そして、追加扉を閉めることで移動機構が付勢部材の付勢力に抗して制限部を所定方向に移動させるので、主扉を閉鎖したときに制限部が開口部の位置となっており、主扉は制限部に当接することなく閉めることができる。
また、前記移動機構は、前記追加制御盤本体に備えられ、前記制限部を有するスライド部材と、前記追加扉に備えられた当接部と、を備え、前記スライド部材は、前記当接部と当接する傾斜部を有し、前記傾斜部は、前記追加扉を閉めることで、前記当接部が前記スライド部材を前記所定方向に移動させるように構成されていてもよい。
このように構成すれば、追加扉を閉めることで、追加扉の当接部がスライド部材の傾斜部に当接し、追加扉をさらに閉めることで当接部に当接している傾斜部がスライド部材をスライドさせる。よって、スライド部材に備えられた制限部がスライド部材のスライド方向に移動する。これにより、制限部を主扉の開口部の位置に移動させることができる。
また、前記当接部は、前記傾斜部に当接して回転する回転ローラで構成されていてもよい。
このように構成すれば、追加扉を閉めることで、スライド部材の傾斜部に当接した回転ローラが回転し、小さな力でスライド部材を所定方向にスライドさせることができる。
また、前記スライド部材は、前記所定方向に延びる長孔を有し、該スライド部材は該長孔に沿って移動可能な状態で取付部材によって前記追加制御盤本体に取り付けられており、前記付勢部材は、前記スライド部材を前記長孔の端部に前記取付部材が当接するように付勢するバネ部材で構成されていてもよい。バネ部材は、引張バネ、圧縮ばね、板バネなどを用いることができる。
このように構成すれば、取付部材で追加制御盤本体に取り付けられているスライド部材は、長孔に沿って移動可能な状態となっており、スライド部材はバネ部材の付勢力で長孔の端部が取付部材に当接した状態となっている。よって、当接部が主扉と当接する位置に移動させることをバネ部材で安定して保つことができる。
また、前記主制御盤と前記追加制御盤とは、左右方向に連結されており、前記主扉と前記追加扉とは、左右方向の連結部分において前方に向けて開閉可能に構成されていてもよい。このように構成すれば、主扉と追加扉とが連結部分で前方に向けて観音開きとなる構成において、追加扉を閉めなければ主扉を閉められないようにできる。
また、前記主制御盤と前記追加制御盤とは、上下方向に連結されており、前記主扉と前記追加扉とは、上下方向の連結部分において前方に向けて開閉可能に構成されていてもよい。このように構成すれば、主扉と追加扉とが上下方向に並んでそれぞれ前方に向けて開閉される構成において、追加扉を閉めなければ主扉を閉められないようにできる。
本発明によれば、主制御盤に対して追加制御盤を連結して取り付ける連結式制御盤において、追加制御盤の扉を閉めなければ主制御盤の扉を閉められないように構成することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る連結式制御盤を示す平面図である。 図2は、図1に示す連結式制御盤の正面図である。 図3は、図2に示す追加制御盤に備えられた制限装置を示す斜視図である。 図4は、図3に示すスライド部材の正面図である。 図5は、図4に示すスライド部材のV矢視図である。 図6は、図2に示す主制御盤の主扉の一部を追加制御盤の方向から見た側面図である。 図7は、図3に示す制限装置を動作させる追加制御盤の追加扉の一部を示す断面図である。 図8は、図7に示すVIII−VIII断面図である。 図9は、図3に示すスライド部材の動作状態を示す拡大側面図である。 図10は、図9に示すスライド部材の動作前を示す図面であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。 図11は、図9に示すスライド部材の動作後を示す図面であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。 図12は、主制御盤と追加制御盤の他の構成例を示す図面である。 図13は、制御盤の外観を示す平面図である。 図14は、図13に示す制御盤を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、主制御盤10と追加制御盤20とが左右方向に連結された例を主に説明する。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における上下左右方向の概念は、図2に示す連結式制御盤1に向かった状態における上下左右方向の概念と一致するものとする。また、図2に示すように連結式制御盤1に向かった状態で、手前側を前方とする。
(連結式制御盤の構成)
図1は、一実施形態に係る連結式制御盤1を示す平面図である。図2は、図1に示す連結式制御盤1の正面図である。この実施形態の連結式制御盤1は、主制御盤10に対して追加制御盤20が左方向に連結されている。主制御盤10は、例えば、上述した制御盤100と同様の構成でもよい。主制御盤10の主制御盤本体11と追加制御盤20の追加制御盤本体21とは、例えば、ボルト・ナットなどで連結されて取り付けられる。また、主制御盤本体11と追加制御盤本体21との間は、各制御配線の連結コネクタ(図示略)なども連結される。
主制御盤10の主制御盤本体11には、電源を遮断する遮断機(図示略)が備えられている。主制御盤本体11の前面には、遮断機を遮断することで開放することができる主扉12が備えられている。主扉12は、右端部に設けられた支持部13(例えば、蝶番)で支持されており、取手14を持って左側を前方に向けて開放することができる(図示する二点鎖線)。
追加制御盤20の追加制御盤本体21には、追加制御盤本体21の前面を開閉する追加扉22が備えられている。追加扉22は、左端部に設けられた支持部23(例えば、蝶番)で支持されており、取手24を持って右側を前方に向けて開放することができる(図示する二点鎖線)。
このように、主扉12と追加扉22とは、連結部分において前方に向けて開閉可能に構成されている。すなわち、連結された状態で、主扉12と追加扉22とは連結部部分で観音開きとなっている。
そして、追加制御盤20には、主制御盤10に連結した状態で、追加扉22を開放した状態では主扉12が閉鎖できないようにする制限装置30が備えられている。この制限装置30により、追加扉22を閉めなければ、主扉12を閉めて主制御盤本体11に備えられた遮断機を入れることができない構成となっている。
(制限装置の構成)
図3は、図2に示す追加制御盤20に備えられた制限装置30を示す斜視図である。図4は、図3に示すスライド部材33の正面図である。図5は、図4に示すスライド部材33のV矢視図である。図6は、図2に示す主制御盤10の主扉12の一部を追加制御盤20の方向から見た側面図である。図7は、図3に示す制限装置30を動作させる追加制御盤20の追加扉22の一部を示す断面図である。図8は、図7に示すVIII−VIII断面図である。
図3に示すように、追加制御盤20の追加制御盤本体21には、追加扉22を開放した状態では主制御盤10の主扉12の閉鎖を妨げるように主扉12に当接する制限部32を有する制限装置30が備えられている。制限装置30は、追加扉22を閉鎖することで制限部32を所定方向Mに移動させる移動機構31を備えている。
移動機構31は、追加制御盤本体21に備えられている。移動機構31は、制限部32を有するスライド部材33と、追加扉22に備えられた当接部50(図7)とを備えている。また、追加制御盤本体21には、スライド部材33の前面をガイドするように固定部材60が設けられている。固定部材60は、ビス61で追加制御盤本体21に固定されている。
図4,5に示すように、スライド部材33は、U字状に折り曲げられた板状の部材であり、折り曲げられた一方には前方に突出する制限部32が設けられ、他方には前方に突出する傾斜部34が設けられている。スライド部材33は、折り曲げられた中間部分が追加制御盤本体21に沿ってスライドする平面状のスライド部35となっている。スライド部35には、長手方向に長孔36が設けられている。長孔36は、スライド部材33が所定方向M(図3)にスライドするときのガイドとなる。
制限部32は、スライド部材33の折り曲げられた一方(右方)に設けられており、スライド部35から前方に所定高さH1で突出した後、主制御盤10の方向(右方向)に延びるように形成されている。主制御盤10の方向に延びた部分の端部は、後方に折り曲げられている。
図6に示すように、主扉12には、追加制御盤20と近接する左辺の上下方向(所定方向M)の所定位置に、前後方向に所定深さH2の開口部15が設けられている。開口部15は、追加扉22を閉鎖したときの制限部32の位置に設けられている。開口部15の幅寸法W2は、制限部32の幅寸法W1よりも小大きくなっている。
図4,5示すように、制限部32の所定高さH1は、主扉12に設けられた開口部15の所定深さH2との関係で設定される。すなわち、制限部32を突出させる所定高さH1は、主扉12を閉じたときに開口部15に当接しない関係の「H2>H1」に設定される。所定高さH1は、主扉12を閉めることができない高さであればよい。また、制限部32の幅寸法W1は、主扉12を閉じたときに開口部15に当接しない関係の「W2>W1」に設定される。
傾斜部34は、スライド部材33の折り曲げられた他方(左方)に設けられている。傾斜部34は、一端(上端)が前方に向けて突出し、長手方向に傾斜して形成されている。傾斜角度は、例えば、40°〜50°程度にできる。傾斜部34は追加扉22を閉めることで、当接部50が傾斜部34を移動させてスライド部材33を所定方向Mに移動させるようになっている。
図3に示すように、スライド部材33は、長孔36に沿って所定方向M(上下方向)に移動可能な状態で取付部材37によって追加制御盤本体21に取り付けられている。この例では、スライド部材33の長孔36にスライド部35の厚みよりも僅かに高い樹脂ブッシュ(図示略)が入れられ、その樹脂ブッシュの前面側に設けられたガイドリング38を介して取付部材37で追加制御盤本体21に取り付けられている。これにより、スライド部材33のスライド部35は、追加制御盤本体21の前面で上下方向に移動可能な状態で取り付けられている。
スライド部材33の下部は、追加制御盤本体21に設けられた固定部材60のガイド部62が前方に設けられており、スライド部35が所定方向Mにスライドするときに下部の前面がガイドされる。
また、移動機構31は、追加扉22の開放時に制限部32が所定方向Mと反対方向に移動するようにスライド部材33を付勢する付勢部材40を有している。付勢部材40は、バネ部材41で構成されており、この実施形態では引張バネが用いられている。バネ部材41は、傾斜部34と同様に前方に向けて折り曲げられた第1係合部39の孔に一端が係合され、他端は固定部材60に設けられた第2係合部63の孔に係合されている。これにより、スライド部材33は、バネ部材41によって下方に向けて付勢され、長孔36の端部(上端部)が取付部材37に当接した状態となっている。バネ部材41は、圧縮ばね、板バネなどを用いることができる。
スライド部材33は、このような構成により、取付部材37で追加制御盤本体21に取り付けられた状態で、長孔36に沿って所定方向M(上下方向)に移動可能となっており、スライド部材33はバネ部材41の付勢力で長孔36の上端部が取付部材37に当接した状態となっている。よって、制限部32は、バネ部材41によって主扉12と当接する位置に移動させられた状態を安定して保つことができる。
図7,8に示すように、当接部50は、追加扉22の内面(後面)に設けられている。当接部50は、傾斜部34に当接して回転する回転ローラ51で構成されている。当接部50を回転ローラ51とすることで、傾斜部34に当接した後に回転して傾斜部34との摩擦を小さくできる。これにより、小さな力でスライド部材33を所定方向Mにスライドさせることができる。回転ローラ51は、中心に設けられた支持軸52がブラケット53に支持され、ブラケット53が追加扉22に固定されている。回転ローラ51は、追加扉22を閉めることでスライド部材33の傾斜部34に当接する位置に設けられている。
(スライド部材の動作説明)
図9は、図3に示すスライド部材33の動作状態を示す拡大側面図である。図10は、図9に示すスライド部材33の動作前を示す図面であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。図11は、図9に示すスライド部材33の動作後を示す図面であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。なお、図9、図10では、主扉12と開口部15を側面視の二点鎖線で示している。
図9に示すように、上記制限装置30によれば、追加制御盤20の追加扉22を開放した状態では、制限装置30のスライド部材33に設けられた制限部32が移動機構31のバネ部材41(付勢部材)によって下方に付勢させられた状態となる。
そして、追加扉22を閉めることで、追加扉22の回転ローラ51(当接部)がスライド部材33の傾斜部34に当接する(実線の状態)。そして、追加扉22をさらに閉めることで傾斜部34が回転ローラ51に沿って移動し(二点鎖線の状態)、スライド部材33を上方にスライドさせる。
すなわち、図10(A)、(B)に示すように、追加扉22が開放した状態では、制限装置30のスライド部材33はバネ部材41によって下方に向けて付勢されている。このため、スライド部材33に設けられた制限部32も下方に位置し、主扉12を閉じようとしても主扉12が制限部32に当接して閉じることができない。
この状態から追加扉22を閉めることで、図11(A)、(B)に示すように、移動機構31がバネ部材41の付勢力に抗してスライド部材33を上方(所定方向)に移動させる。これにより、スライド部材33に備えられた制限部32も上方に移動する。この例では、制限部32を移動量Vで移動させている。このため、制限部32を主扉12の開口部15の位置に移動させることができる。よって、主扉12を閉鎖したときには制限部32が開口部15の位置にあり、制限部32が主扉12に当接することなく閉めることが可能となる。
(その他の変形例)
図12は、主制御盤10と追加制御盤20との他の連結構成を示す図面である。この例は、主制御盤10と追加制御盤20とが上下方向に連結された例である。この例では、上記した図3に示す制限装置30の上部を90°横向きにして取り付けた例として説明する。なお、上記実施形態と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。この例では、主制御盤10の主扉12、及び追加制御盤20の追加扉22のいずれもが、右側の支持部13,23を支点にして左側を前方に向けて開放することができる。
このように主制御盤10と追加制御盤20とが上下方向に連結される場合、制限装置30は、主制御盤本体11の下辺と連結される追加制御盤本体21の上辺に設けられる。また、この場合、主制御盤10の主扉12に設けられる開口部15は、主扉12の下辺の所定位置に設けられる。この制限装置30の移動機構31は、スライド部材33を左右方向(所定方向)にスライドさせるように取り付けられる。
図示する例によれば、追加扉22を閉めることで回転ローラ51によってスライド部材33が左方向にスライドさせられる。これにより、スライド部材33の制限部32が、主扉12の開口部15の位置に移動させられる(図11と同様)。よって、追加扉22を閉めることで、主扉12が制限部32に当接することなく閉めることが可能となる。
このように、上記制限装置30によれば、スライド部材33は付勢部材たるバネ部材41によって常に主扉12が制限部32に当接する方向に付勢されている。このため、制限装置30は、取り付けの向きに関係なく、追加扉22を開けた状態では主扉12を閉めようとしても主扉12が制限部32に当接して閉鎖を制限するようにできる。
なお、主制御盤10と追加制御盤20との連結は、上下の位置が逆でも同様に適用できる。また、主扉12が左側を前方に向けて開放する構成で、追加扉22が右側を前方に向けて開放する構成であっても適用できる。さらに、主扉12が、上側に支持部13が設けられて下側を前方に向けて開放する構成で、追加扉22が下側に支持部23が設けられて上側を前方に向けて開放する構成であっても適用できる。すなわち、主扉12と追加扉22とが、連結部分において前方に向けて開閉可能に構成されていれば適用できる。
このように、連結式制御盤1は、主扉12と追加扉22とが近接して連結された構成であれば、追加扉22を閉めなければ主扉12が閉鎖できないようにできる。よって、連結式制御盤1を設置するスペース、制御する機械との位置関係などに応じて、主制御盤10と追加制御盤20との連結位置を選択することが可能な連結式制御盤1を構成することができる。
(総括)
以上のように、上記した連結式制御盤1によれば、主制御盤10の主扉12に開口部15を設けておけば、主制御盤10のみで使用することが可能であり、追加制御盤20を連結した場合には、追加制御盤20の追加扉22を閉めなければ主制御盤10の主扉12を閉められないように構成することが可能となる。よって、主制御盤10に対して種々の機能を付加する追加制御盤20を連結したとしても、追加扉22を閉めなければ主扉12を閉められないように構成することが可能となる。
また、制限装置30のスライド部材33がバネ部材41(付勢部材40)によって常に主扉12を閉めることができない方向に付勢されているため、主扉12及び追加扉22の開放方向に関係なく、追加扉22を閉めなければ主扉12を閉められないように制限することが可能となる。
よって、主扉12を閉めることで電源ブレーカを入れることができる主制御盤10に追加制御盤20を連結する構成の連結式制御盤1において、追加扉22と主扉12とを閉めなければ連結式制御盤1の電源を入れることができない構成にできる。
なお、上記した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
1 連結式制御盤
10 主制御盤
11 主制御盤本体
12 主扉
13 支持部
15 開口部
20 追加制御盤
21 追加制御盤本体
22 追加扉
23 支持部
30 制限装置
31 移動機構
32 制限部
33 スライド部材
34 傾斜部
35 スライド部
36 長孔
37 取付部材
40 付勢部材
41 バネ部材(付勢部材)
50 当接部
51 回転ローラ
60 固定部材
M 所定方向

Claims (6)

  1. 主制御盤本体と、前記主制御盤本体の前面で開閉する主扉と、を有する主制御盤と、
    前記主制御盤に連結して取り付ける追加制御盤本体と、前記追加制御盤本体の前面で開閉する追加扉と、を有する追加制御盤と、を備え、
    前記追加制御盤は、前記主制御盤に連結して前記追加扉を開放した状態では前記主扉の閉鎖を妨げるように該主扉に当接する制限部を有する制限装置を有し、
    前記制限装置は、前記追加扉を閉鎖することで前記制限部を所定方向に移動させる移動機構を備え、
    前記移動機構は、前記追加扉の開放時に前記制限部を前記所定方向と反対方向に付勢する付勢部材を有し、
    前記主扉は、前記追加扉を閉鎖した状態の前記制限部の位置に開口部を有している、
    ことを特徴とする連結式制御盤。
  2. 前記移動機構は、前記追加制御盤本体に備えられ、前記制限部を有するスライド部材と、前記追加扉に備えられた当接部と、を備え、
    前記スライド部材は、前記当接部と当接する傾斜部を有し、
    前記傾斜部は、前記追加扉を閉めることで、前記当接部が前記スライド部材を前記所定方向に移動させるように構成されている、
    請求項1に記載の連結式制御盤。
  3. 前記当接部は、前記傾斜部に当接して回転する回転ローラで構成されている、
    請求項2に記載の連結式制御盤。
  4. 前記スライド部材は、前記所定方向に延びる長孔を有し、該スライド部材は該長孔に沿って移動可能な状態で取付部材によって前記追加制御盤本体に取り付けられており、
    前記付勢部材は、前記スライド部材を前記長孔の端部に前記取付部材が当接するように付勢するバネ部材で構成されている、
    請求項2又は3に記載の連結式制御盤。
  5. 前記主制御盤と前記追加制御盤とは、左右方向に連結されており、
    前記主扉と前記追加扉とは、左右方向の連結部分において前方に向けて開閉可能に構成されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の連結式制御盤。
  6. 前記主制御盤と前記追加制御盤とは、上下方向に連結されており、
    前記主扉と前記追加扉とは、上下方向の連結部分において前方に向けて開閉可能に構成されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の連結式制御盤。
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