JP6902457B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアハンドル装置に関する。
車両用ドアハンドル装置(特許文献1の図5参照)は、ハンドル部材と、ベース部材と、ベルクランクレバーと、を備える。
ハンドル部材は、ドアの開操作のためにドア内向きの付勢力に抗してドア外向きの引き起こし操作がなされる部材である。引き起こし操作がなされることにより、ハンドル長手方向の第一側を支点とする形でその逆側の第二側がドア外向きに引き起こされる。
ベース部材は、ドアのアウターパネルに対し取り付けられる部材である。ハンドル部材は、そのベース部材に対し上記の引き起こし操作が可能となるよう組み付けられる。具体的にいえば、ハンドル長手方向の第一側のベース部材には、ハンドル部材を回動可能に支持する回動支持部が形成され、他方、ハンドル長手方向の第二側のベース部材には、ハンドル部材の第二側でドア内向きに突出するアームが貫通配置されるガイド部が設けられ、アームのドア内外方向の移動がガイドされている。
ベルクランクレバーは、ベース部材に対しハンドル長手方向に延びる回動軸線周りを回動可能に取り付けられ、その一端にはハンドル部材のアームが接続し、他端にはドアを閉位置に保持するための保持装置と接続する。このベルクランクレバーは、ハンドル部材に上記の引き起こし操作がなされると、ハンドル部材に設けられたアームとの接続側がドア外向きに引き上げられることにより上記回動軸線周りを所定の回動方向に回動し、初期位置にあった保持装置との接続側がドア内側へと引き下げられる。これにより、ロック装置がドアを閉位置に保持しない非保持状態へと切り替えられる。他方、上記の引き起こし操作が解除されると、ドア内向きの付勢力に従い上記回動軸線周りを逆回動して初期位置に復帰する。これにより、ロック装置がドアを閉位置に保持できるロック状態へと切り替えられる。
このような車両用ドアハンドル装置をドアのアウターパネルに組み付ける際には、ハンドル部材のアームと共にこのベルクランクレバーを、ドアのアウターパネルに形成された開口をドア外側からドア内側へと通過させる必要がある。ところが、このベルクランクレバーは、上記の初期位置において、ハンドル部材の幅に対し外側にはみ出した位置(例えば図15参照)をとるから、初期位置のままではアウターパネルの開口を通過できない。そこで、現状では、作業者がハンドル部材を引き起こし、その状態を保持することによりベルクランクレバーのはみ出し量を減じ(例えば図16参照)、その保持状態でアウターパネルの開口を通過させている。
これに対し特許文献1の車両用ドアハンドル装置では、アームをベース部材に係合させることにより、ハンドル部材を引き起こし操作された状態に仮保持し、その仮保持状態でアウターパネルの開口を通過できるようにしている。
特許第3794291号
しかしながら、特許文献1のようにハンドル部材の本体から突出するアームに対し仮保持の構造を設ける場合には、以下のような課題がある。即ち、ガイド部に対して貫通配置されるアームは、本来であれば寸法ばらつきがある程度大きく許容される部位であるが、上記のような仮保持構造を形成することで寸法ばらつきをより小さく管理する必要が生じ、生産性が低くなるという問題である。また、ハンドル部材の本体から突出した部位であるアームは、本体に比べ比較的剛性の低い部分であるから、付勢力に対抗できるよう剛性に関する設計を見直さなければならないという問題もある。
本発明は、ハンドル部材に引き起こし操作がなされた状態に保持して、ベルクランクレバーのはみ出し量を減じた状態に仮保持する仮保持構造を、寸法精度や剛性についての問題が無い形で実現した車両用ハンドル装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明の車両用ドアハンドル装置は、
ドアの開操作のためにドア外向きの引き起こし操作がなされることにより、ドア内向きの付勢力に抗して、ハンドル長手方向の第一側を回動支点とする形でその逆側の第二側がドア外向きに引き起こされるハンドル部材と、
前記ドアのアウターパネルに取り付けられるとともに、前記ハンドル部材の前記第二側でハンドル部材本体からドア内向きに突出するアームが挿通されて当該アームのドア内外方向の移動をガイドするガイド部を備えるベース部材と、
前記ベース部材に対し前記ハンドル長手方向の延びる回動軸線周りを回動可能に取り付けられるとともに、一端に前記アームが接続し、他端に前記ドアを閉位置に保持するための保持装置と接続する回動レバーであって、前記引き起こし操作によって前記アームとの接続側がドア外向きに引き上げられた引き上げ状態となることにより前記回動軸線周りを所定の回動方向に回動し、前記ハンドル長手方向とドア内外方向との双方に直交するハンドル幅方向において前記ハンドル部材の幅に対し外側にはみ出す初期位置にあった前記保持装置との接続側が前記ハンドル幅方向の内側へと移動する一方、前記引き起こし操作が解除されることにより前記付勢力によって前記回動軸線周りを前記回動方向とは逆に回動して前記初期位置に復帰するベルクランクレバーと、
を備える車両用ドアハンドル装置であって、
前記ベース部材は、前記ベルクランクレバーが前記引き上げ状態となったときに、ドア内外方向に移動する前記アームのガイド移動方向に直交する所定方向側へと相対移動させることで、前記ハンドル部材本体におけるアームの基端側周辺部が載り上がるように設けられ、かつその載り上げ状態を前記付勢力に抗して保持可能な載り上げ支持部を有することにより、前記引き上げ状態を維持できることを特徴とする。
上記本発明の構成によれば、ハンドル部材を引き起こした状態でベース部材に対し所定の移動方向に相対移動させることで、ハンドル部材がベース部材の載り上げ支持部に載り上げた状態となって、ハンドル部材がベース部材に対し引き起こされた状態、即ちベルクランクレバーにおけるハンドル幅方向のはみ出し量を減じた状態に仮保持できる。その結果、ドアのアウターパネルの所定の開口に対し挿入可能になる。そして、挿入後にその状態を解除することで、再びハンドル部材の引き起こし前の状態に戻すことができる。また、この構成によれば、ハンドル部材におけるアームではなく、アームの基端側のハンドル本体がベース部材の載り上げ支持部に載り上がって仮保持状態を形成するから、仮保持に関してアームは無関係となり、アームの寸法精度や剛性を変える必要が無い。
上記本発明においては、前記載り上げ支持部に載り上がった前記基端側周辺部が前記所定方向側に移動することを妨げるよう係合して、前記載り上げ状態を保持する載り上げ係合部を有するように形成できる。これにより、前記ベルクランクレバーが前記引き上げ状態に仮保持された状態を安定して保つことができるから、ドアのアウターパネルへの組み付けがしやすくなる。
上記本発明における前記ベース部材及び前記ベルクランクレバーの少なくとも一方は、前記引き上げ状態において前記載り上げ支持部が前記所定方向側に相対移動する際に、前記ハンドル部材の引き上げ方向側ほど相対移動の移動距離が長くなって前記ベース部材に傾斜を生じるよう、前記載り上げ支持部よりも前記引き上げ方向側とは逆側で前記ハンドル部材の所定当接部と当接して傾斜の支点となるする傾斜支点部を設けることができる。この場合、傾斜状態となった前記ベース部材の前記所定方向側が前記引き上げ方向に押し付けられることで前記傾斜状態及び前記載り上げ状態を解消可能となり、前記付勢力に従い前記ベルクランクレバーを前記初期位置に戻すことができる。このため、車両用ドアハンドル装置をドアのアウターパネルに組み付ける際、アウターパネルの所定の開口に前記アームや前記ガイド部等を挿入させるときに、その開口周辺部が、傾斜状態となった前記ベース部材の前記所定方向側を前記引き上げ方向に押し付けることで、簡単にその傾斜状態と上述の乗り上げ状態とを解消することができるから、アウターパネルへの組み付けが容易になる。
本発明の一実施形態である車両用ドアハンドル装置が取り付けられた車両の一例を簡略的に示した図。 図1の車両用ドアハンドル装置の斜視図。 図1の車両用ドアハンドル装置の分解斜視図を、ドアのアウターパネルの部分斜視図と共に示した図。 図1の車両用ドアハンドル装置をドアのアウターパネルに組み付けたときの断面図。 図4のA部を拡大した断面図。 図1の車両用ドアハンドル装置において、ベルクランクレバーが初期位置にある状態を、図5のB−B断面で示した図。 図1の車両用ドアハンドル装置において、ベルクランクレバーが引き上げ位置にある状態を、図5のB−B断面で示した図。 図1の車両用ドアハンドル装置をドアのアウターパネルに組み付ける手順を、図5の断面で示した図。 図8に続く図。 図9に続く図。 図10に続く図。 図11に続く図。 図12に続く図。 図13に続く図。 図1の車両用ドアハンドル装置においてベルクランクレバーが初期位置にあるときの平面図。 図1の車両用ドアハンドル装置においてベルクランクレバーが引き上げ位置にあるときの平面図。 図1の車両用ドアハンドル装置の変形例を、図5の断面を用いて示した図。 図17の車両用ドアハンドル装置において第二側ベース部材が傾斜して保持された状態を、図5の断面を用いて示した図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
車両用ドアハンドル装置1は、図1に示すように、車両V(ここでは自動車)の例えば左右側面のドア100の外側に取り付けられるものであり、図2〜図4示すように、ドア100に対する車外からの開操作がなされるハンドル部材10と、ドア100に対し固定され、ハンドル部材10が上記開操作可能に組み付けられる第一側ベース部材20及び第二側ベース部材30と、を備える。
ハンドル部材10は、車両Vのドア100の車外側に配置されるグリップ部11を有する。そして、ドア100を車外から開けるためにグリップ部11を握ってドア外向き(車両外向き)に引き起こすドア開操作がなされることにより、ハンドル長手方向10Xの第一側を回動支点とする形でその逆側の第二側がドア外向きに引き起こされる。具体的にいえば、ハンドル部材10は、このドア開操作によって、第一側のアーム12(以下、第一側アームという)が所定の回動軸線R0周りを回動する形で、その逆側の第二側がドア内向き(車両内向き)の付勢力に抗してドア外向きの引き起こし方向R1に引き上げられる開動作が生じるとともに、ドア開操作が解除されるに伴い上記付勢力に従い元の位置に復帰するようドア100に対して組み付けられる。
ハンドル部材10は、図3に示すように、ハンドル長手方向10Xに延び出すハンドル部材本体15と、そのハンドル長手方向10Xの第一側に設けられる第一側アーム12と、その逆の第二側に設けられる第二側アーム13(本発明におけるアーム)と、を有する。ここでのハンドル部材10は、図4に示すように、ハンドルカバー10Cとハンドルベース10Bが組み付けられて形成されており、第一側アーム12及び第二側アーム13は、ハンドルベース10Bから突出するように形成されている。
第一側アーム12及び第二側アーム13は、図4に示すように、ドア100のアウターパネル101に形成されたそれぞれに対応する開口102、103(図3参照)を通してドア外側からドア内側に導かれ、アウターパネル101に取り付けられた第一側ベース部材20と、第二側ベース部材30(本発明におけるベース部材)とに対しそれぞれ組み付けられる。
第一側アーム12は、図3に示すように、ハンドル部材10におけるハンドル長手方向10Xの第一側(ここでは車両前側)の端部からドア内向きに突出しており、その先端側には回動軸部12R、12Rが形成されている。
第一側ベース部材20は、図3に示すように、ドア100のアウターパネル101に取り付けられる取付部21と、ハンドル部材10の第一側でアウターパネル101の開口102をドア外側からドア内向きに進入した第一側アーム12を回動軸線R0周りに回動可能に支持する回動支持部22と、を有する。回動支持部22には、回動支持孔22H、22H(図3では一方のみが図示されている)が貫通形成されており、回動支持孔22H、22Hに第一側アーム12の回動軸部12R、12Rが挿通配置されることで、第一側アーム12を回動軸線R0周りに回動可能に支持する。他方、取付部21は、アウターパネル101に対し、開口102(図3参照)に回動支持部22をドア外側から進入させた状態で、開口102の周辺部のドア外側に締結部材25、26(ナット25及びボルト26:図4参照)によって固定される。
第二側アーム13は、図4に示すように、ハンドル部材10におけるハンドル長手方向10Xの第二側(ここでは車両後ろ側)の端部からドア内向きに突出して形成されている。第二側アーム13は、車両Vのドア100に組み付けられる場合、図3に示すように、そのドア100のアウターパネル101の開口103をドア外側からドア内側に突出するように配置されるとともに、第二側ベース部材30の開口部31に挿通され、ガイド部をなすその開口部31内で予め定められた引き起こし方向R1に移動するようガイドされる。
また、第二側ベース部材30は、図2に示すように、レバー支持部36を有する。レバー支持部36には、ハンドル長手方向10Xに延びる回動軸線60X周りを回動可能となるようベルクランクレバー60が取り付けられる。ベルクランクレバー60は、図6及び図7に示すように、レバー支持部36、36(図3参照)に回動軸66を介して回動可能に支持される中間部63を挟んだ一端部61(図3参照)側で第二側アーム13と接続し、他端部62側でドア100を閉位置に保持するための保持装置600(図1参照)と接続するL字状の回動レバーである。
ベルクランクレバー60は、ハンドル部材10が引き起こし方向R1に開操作された場合、付勢部材65(図3参照)の付勢力に抗して第二側アーム13との接続側(端部61側)がドア外向きに引き上げられた引き上げ状態(図7参照)となる。このとき、ベルクランクレバー60は、初期位置から回動軸線60X周りを所定の回動方向60Rに回動し、初期位置(図6)から引き上げ位置(図7)に移動する。そして、このときの回動動作が端部62から周知の伝動部(図示なし)を介して保持装置600(図1参照)に伝達され、これにより、保持装置600によるドア100を閉位置に保持する閉位置保持状態が解除される。その結果、閉位置に保持されていたドア100を開くことが可能になる。
なお、ベルクランクレバー60が初期位置(図6)にある場合、図5に示すように、第二側ベース部材30の端部35が付勢部材65の付勢力に従いハンドル部材本体15の当接受け部15Aをドア外向きに押し付ける形で当接した状態にある。さらに図15に示すように、ハンドル長手方向10Xとドア内外方向との双方に直交するハンドル幅方向10Yにおいて、ベルクランクレバー60の端部62側(保持装置600との接続側)がハンドル部材10の幅に対し外側にはみ出した状態となる。
他方、ベルクランクレバー60が引き上げ位置にある場合(図7参照)、初期位置からの回動によって、第二側ベース部材30の端部35(初期位置当接部)がハンドル部材本体15の当接受け部15Aに対しドア内向きに離間した状態となる。さらに図16に示すように、ベルクランクレバー60の端部62側(保持装置600との接続側)がハンドル幅方向10Yの内側へと移動して、ハンドル部材10の幅に対するはみ出し量が初期位置に比べて減じられる。
ハンドル部材10への上記開操作が解除されると、ベルクランクレバー60は、ハンドル部材10が付勢部材65の付勢力に従い引き起こし方向R1とは逆方向に閉動作する。このとき、ベルクランクレバー60は、引き上げ位置(図7)から初期位置(図6)に戻る。そして、このときの閉動作によって第二側アーム13との接続側(端部61側)がドア外向きに引き上げられる前の引き上げ前状態(図5及び図6参照)に戻る。このとき、ベルクランクレバー60は、回動軸線60X周りを上記回動方向60Rの逆方向に回動し、その逆回動動作が端部62から伝動部(図示なし)を介して保持装置600(図1参照)に伝達される。これにより、保持装置600が上記閉位置保持状態へと戻り、ドア100が閉位置にある場合にはそのドア100が閉状態に維持される。
また、第二側ベース部材30は、図5に示すように、開口部31(ガイド部)のハンドル長手方向10Xの第二側から引き上げ方向R1側に立ち上がる壁部34を有する。ここでのハンドル部材10は、ハンドルカバー10Cにおいて、ハンドルベース10Bの第二側アーム13よりもハンドル長手方向10Xの第二側に延出する第二側カバー部10C2が設けられ、その第二側カバー部10C2の内側には、開口10Kから鍵穴を露出させる形でキーシリンダ部材70が配置される。そして、第二側ベース部材30は、上記壁部34と共に、その壁部34からその第二側に延出し、第二側カバー部10C2の内側で、鍵穴を露出させる形でキーシリンダ部材70のドア外側となる側を被う内側カバー部39を有している。
なお、ここでの車両用ドアハンドル装置1は、図5に示すように、第二側ベース部材30にキーシリンダ部材70が取付部材72(取付ブラケット)によって組み付けられる。図4に示すように、キーシリンダ部材70は、ドア100のアウターパネル101の開口107(図3参照)を貫通する形で、開口107の周辺部に対しドア外側に配置される。取付部材72は、ドア100のアウターパネル101の開口107の周辺部に対しドア内側に配置され、キーシリンダ部材70をドア外側から挿通させる。そして、キーシリンダ部材70と取付部材72とは、アウターパネル101を挟む形で締結部材73(ボルト)によって締結固定される。
また、車両用ドアハンドル装置1は、図3に示すように、ハンドル部材10とアウターパネル101との間に挟まれるように配置される板状のパッド部材として、第一側パッド部材40と、第二側パッド部材50(本発明に係るパッド部材)とを備える。第一側パッド部材40は、開口40Hに第一側ベース部材20の回動支持部22やハンドル部材10の第一側アーム12を挿通させる形で、アウターパネル101の開口102の周辺部をドア外側から被うように配置される。第二側パッド部材50は、開口50H1に第二側ベース部材30の開口部31やハンドル部材10の第二側アーム13を、開口50H2にキーシリンダ部材70を挿通させる形で、アウターパネル101の開口103、107の周辺部をドア外側から被うように配置される。これら第一側パッド部材40及び第二側パッド部材50は、ハンドル部材10とアウターパネル101との間の緩衝材として機能する。
なお、ドア外側やドア内側、ハンドル長手方向の第一側や第二側といった表現については、基本的には図4の組み付け状態における向きを示すものである。例えば第二側パッド部材50のドア外側やハンドル部材10からドア外向きとは、図4の組み付け時においてドア外側となる側、ドア外向きとなる向きのことを示している。これは以下においても同様である。
ここで、車両用ドアハンドル装置1をドア100のアウターパネル101に組付ける方法について、図8〜図14を用いて説明する。
まずは、図8に示すように、ハンドル部材10に対し第二側ベース部材30(本発明のベース部材)とベルクランクレバー60とを組み付けて、第二側ベース部材30に対しハンドル部材10をドア内向きの付勢力に抗してドア外向きに引き起こすことが可能な車両用ドアハンドル装置1を形成する。具体的にいえば、第二側ベース部材30のレバー支持部36、36(図3参照)に対しベルクランクレバー60を、回動軸66(回動軸線60X)の周りに回動可能に取り付けるとともに、その回動軸66(図3参照)の周りには付勢部材65(ここではばね部材:図3参照)を配置して、所定の回動方向60Rへの回動に対しそれに抗する付勢力が生じるようにする。また、ハンドル部材10の第二側アーム13(本発明のアーム)を第二側ベース部材30の開口部31(ガイド部)に挿通して、その先端側の接続孔部13Hにベルクランクレバーの端部61を進入させる形で接続する。
次に、ハンドル部材10を第二側ベース部材30に対しドア外向き(引き起こし方向R1)に引き起こす引き起こし操作を行う。この操作は、ハンドル部材10がドア100に組み付けられた時のドア100の開操作と同じ操作であり、付勢部材65の付勢力に抗してなされる。この引き起こし操作によってベルクランクレバー60は、第二側アーム13と接続する端部61側がドア外向きに引き上げられた引き上げ状態(図9参照)となる。この引き上げの際に、ベルクランクレバー60は、回動軸線60X周りを所定の回動方向60Rに回動し、端部61は、初期位置(図6参照)から引き上げ位置(図7参照)へと回動する。
ベルクランクレバー60が引き上げ状態(図9参照)となると、次はハンドル部材10に対し第二側ベース部材30を、第二側アーム13のガイド移動方向(引き起こし方向R1)に直交する所定方向X2側へと相対移動させて、第二側アーム13の基端側周辺部14が壁部34に載り上げさせる(図12参照)。これにより、その載り上げ状態を付勢力に抗して保持し、ベルクランクレバー60の引き上げ状態を維持する。
ところが、第二側ベース部材30及びベルクランクレバー60の少なくとも一方には、ハンドル部材10に対し第二側ベース部材30を所定方向X2側へと相対移動させる際に、図10に示すように、ハンドル部材10の引き上げ方向R1側ほど相対移動の移動距離が長くなるよう、壁部34よりも引き上げ方向R1とは逆側でハンドル部材10の所定当接部(13A)と当接する傾斜支点部(61)が設けられている。したがって、ハンドル部材10に対し第二側ベース部材30を所定方向X2側へと相対移動させると、第二側アーム13の基端側周辺部14が壁部34の上端面34aに載り上がる前に、所定当接部(ここでは接続孔部13Hを形成する対向壁部13A、13Bの一方の壁部13A)が傾斜支点部(ここではベルクランクレバー60の端部61)に当接して、その相対移動が妨げられる(図10参照)。一方で、その当接位置Pは、壁部34の上端面34aよりも引き上げ方向R1とは逆側であるから、引き上げ方向R1側においては所定方向X2側への相対移動を継続する。その結果、第二側ベース部材30及びベルクランクレバー60は、所定当接部(13A)が傾斜支点部(61)に当接した時点(図10参照)よりも後では、当接位置Pを支点に全体(30、60)が回転(傾倒動作)する形で上記相対移動が進行していく。
その後、壁部34は、図11に示すように、引き上げ方向R1側にハンドル部材本体15における第二側アーム13の基端側周辺部14が対向する位置に到達する。この状態で、ハンドル部材10の引き起こし操作を解除することにより、図12に示すように、第二側アーム13の基端側周辺部14が壁部34に接近して壁部34上に基端側周辺部14が載り上げた状態となる。この載り上げ状態が保持されることで、ハンドル部材10に引き起こし操作がされていなくても、ベルクランクレバー60を上記の引き上げ状態(即ち、図16の状態)に保持できる。つまり、この壁部34が本発明における載り上げ支持部として機能する。
なお、ハンドル部材10の基端側周辺部14及び第二側ベース部材30の壁部34には、図12に示すように、壁部34上に載り上がった基端側周辺部14が所定方向X2側に移動することを妨げるよう係合して、その載り上げ状態を保持する載り上げ係合部130が設けられている。ここでの載り上げ係合部130は、壁部34において基端側周辺部14が載り上がる部分に形成された係止凸部34Kと、基端側周辺部14において係止凸部34Kよりも方向X1側に回り込んで壁部34上に当接する当接凸部14Kと、によって構成され、当接凸部14Kが係止凸部34Kに対し方向X1側から係止ることで、壁部34上に載り上がった基端側周辺部14の方向X2側への移動を妨げている。
このように、車両用ドアハンドル装置1は、第二側ベース部材30に対してハンドル部材10が引き起こされ、ベルクランクレバー60が上述の引き上げ状態に保持された状態に仮保持することができるから、その仮保持状態のままドア100のアウターパネル101に対し組み付けられる。
アウターパネル101に組み付ける場合、まずはハンドル部材10の第一側アーム12が回動可能に組み付けられた第一側ベース部材20を、アウターパネル101の開口102にドア外側からドア内側へと挿通するとともに、第一側ベース部材20の取付部21をアウターパネル101の開口102の周辺部にドア外側から配置して、締結部材25、26の締結によりアウターパネル101に固定する(図4参照)。
その上で、上述の仮保持状態となった車両用ドアハンドル装置1におけるハンドル部材10の第二側アーム13と第二側ベース部材30の開口部31とベルクランクレバー60とを、アウターパネル101の開口103にドア内向き(図12の矢印Z1の方向)に通過させる。このときのベルクランクレバー60は、初期位置から引き上げ位置に移動しているため、図16に示すように、ベルクランクレバー60の端部62側(保持装置600との接続側)がハンドル部材10の幅に対し外側にはみ出した状態が軽減され、開口103を通過可能となっている。
ハンドル部材10の第二側アーム13と第二側ベース部材30の開口部31とベルクランクレバー60とを開口103内に通過させるとき、図13に示すように、第二側ベース部材30の所定方向X2側の部位35がアウターパネル101の開口103の周辺部103Aによって引き上げ方向R1に押し上げられる。この部位35は、載り上げ支持部となる壁部34よりも所定方向X2側に位置する部位であり、ここでは第二側ベース部材30のハンドル長手方向10Xの第一側の端部である。この端部35は、ベルクランクレバー60が初期位置にあるときに、付勢部材65の付勢力に従いハンドル部材本体15の当接受け部15Aに対し当接する初期位置当接部であるが(図8参照)、第二側ベース部材30が上述の傾斜状態となることで引き上げ方向R1とは逆側に引き下げられて位置しているため、アウターパネル101の開口103の周辺部分(ここでは第二側パッド50)に最初に当接し、そのまま引き上げ方向R1側(押付方向T1)に押し付けられる。
この押し付け(押し上げ)が生じると、第二側ベース部材30は、上述の当接位置Pを支点にして、第二側ベース部材30及びベルクランクレバー60の引き上げ方向R1側ほど所定方向X2の逆方向(方向X1)に相対移動させる回転力Tが生じる(図13参照)。そして、この回転力Tによって、ハンドル部材10における当接凸部14Kのハンドル長手方向10Xの第一側の斜面14Ka上を、第二側ベース部材30の係止凸部34Kが摺動する形で方向X1側に移動して、当接凸部14Kを乗り越える。これにより、ハンドル部材10の基端側周辺部14が第二側ベース部材30の壁部34上に載り上がった乗り上げ状態が解消され、付勢部材65の付勢力に従いベルクランクレバー60が初期位置に復帰し、ハンドル部材10は、引き起こし操作前の状態に戻る(図14参照)。つまり、ここでの第二側ベース部材30の端部35は、引き上げ方向R1側に押し付けられることで第二側ベース部材30の傾斜状態及びハンドル部材10の載り上げ状態を解消させる傾斜解消押付部として機能する。
このように、第二側ベース部材30の傾斜状態及びハンドル部材10の載り上げ状態が解消されると、第二側ベース部材30の部位35が付勢部材65の付勢力に従いハンドル部材本体15の当接受け部15Aに対し当接した状態、即ち第二側ベース部材30とハンドル部材10とは図6の状態に戻る。その結果、図12に示すように、第二側ベース部材30がドア100のアウターパネル101に対し組み付くとともに、車両用ドアハンドル装置1のハンドル長手方向10Xの第二側がドア100のアウターパネル101に対し組み付く。
なお、図8において、ハンドル部材10の第二側アーム13と第二側ベース部材30の開口部31とベルクランクレバー60とを開口103内に通過させる前に、まずは、アウターパネル101の開口103、107のドア外側に第二側パッド部材50を組み付け、アウターパネル101の開口107のドア内側に取付部材72を仮組みしておく。さらに、アウターパネル101の開口107及び取付部材72に対しドア外側からキーシリンダ部材70を挿通して配置しておく。この状態で、図10に示すように、第二側ベース部材30の傾斜状態及びハンドル部材10の載り上げ状態を上述のように解消して、第二側ベース部材30をドア100のアウターパネル101に対し組み付ける。その後は、取付部材72を、仮組み位置(図12〜図14参照)から、キーシリンダ部材70との締結固定が可能となる取り付け位置(図5参照)にスライドさせ、締結部材73によって取付部材72とキーシリンダ部材70とを締結固定する。取付部材72が取り付け位置に移動すると、取付部材72は、図5に示すように、取付部材72と第二側ベース部材30とに形成された移動規制係合部370(37、77)が係合して、第二側ベース部材30の引き上げ方向R1の移動が規制された状態となる。この移動規制状態で締結部材73によって締結固定されることで、第二側ベース部材30は、ドア100のアウターパネル101に完全に組み付いた状態となる。
なお、第二側ベース部材30におけるハンドル長手方向10Xの第一側の部位35は、初期位置当接部と傾斜解消押付部との双方の機能を果たす部位であり、双方とも他部材と当接する役割を持つ。従って、本実施例では、第二側ベース部材30における部位35は、第二側ベース部材30において部位35を除いた残余部とは別材料にて構成され、その当接ないしは押し付けの力に対する緩衝部となるよう形成されている。例えば上記残余部がポリカーボネイト系アロイ材又はナイロン系強化材にて形成されるのに対し、部位35はゴム系軟質材又はエラストマー系軟質材にて形成できる。ここでの第二側ベース部材30は、部位35を別部材としており、ベース部材本体をなす残余部に対し部位35をなす部材が組み付けられている。
また、ドア100のアウターパネル101に車両用ドアハンドル装置1が組み付けられた組み付け状態においては、第二側ベース部材30がアウターパネル101に固定されているため、上述のような傾斜が生じない。このため、組み付け状態においてハンドル部材10に引き起こし操作を行っても、上述のように第二側ベース部材30が傾斜した仮保持状態にはならない。具体的にいえば、組み付け状態においては、ハンドル部材10に引き起こし操作をした状態で壁部34を所定方向X2側に移動させようとしても、傾斜できないため、所定当接部(第二側アームの対向壁部13A)が傾斜支点部(ベルクランクレバー60の端部61)に当接した位置でそれ以上の移動が阻止される。その結果、壁部34上に第二側アーム13の基端側周辺部14が位置するような状態にはならず、引き起こし操作を解除した時に壁部34上に基端側周辺部14が載り上げることはない。
以上、本発明の一実施例を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではない。例えば上記実施例において一部の構成要件を省略する、さらには他の構成要件を追加する等、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
以下、本発明の他の実施例及び変形例について説明する。なお、上記実施例と共通の機能部や同様の機能部については、同一の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。また、上記実施形態と下記変形例は、技術的な矛盾を生じない範囲において適宜組み合わせて実施できる。
例えば上記実施例では、ハンドル部材本体15のハンドルカバー10Cが第二側カバー部10C2を有しており、その内側に第二側ベース部材30の内側カバー部39が配置されているが、図17及び図18に示すように、第二側カバー部10C2を排除し、内側カバー部39を外表面(意匠面)となる第二側カバー部10C2として機能させるような構成としてもよい。この場合、ガイド部31から立ち上がって内側カバー部39に連結する壁部34が上述の乗り上げ支持部として機能することになるが、この壁部34の上端面34aは、内側カバー部39の意匠面とならないように、引き起こし操作前(図17参照)のハンドル部材本体15(ハンドルカバー10C)の端部(被覆部10C3)がこの壁部34の上端面34aをドア外側から被覆するような構成とするとよい。
また、上記実施例の車両用ドアハンドル装置1については、ハンドル長手方向10Xの第二側にはキーシリンダ部材70が配置されるような構造を有するが、この構造に限らず、例えばキーシリンダ部材70が存在しない等、他の構造を採用してもよい。
また、第二側ベース部材30の傾斜の支点となる当接(所定当接部と傾斜支点部との当接)については、上述のような第二側アームの対向壁部13Aがとベルクランクレバー60の端部61との当接に限らず、他の部分に設けてもよい。
また、ハンドル部材本体15の基端側周辺部14の第二側ベース部材30への乗り上げは、第二側ベース部材30の壁部34に限らず、他の部分で生じるようにしてもよい。
1 車両用ドアハンドル装置
10 ハンドル部材
10X ハンドル長手方向
10Y ハンドル幅方向
10Z ドア内外方向
12 第一側アーム
13 第二側アーム(本発明のアーム)
13A 所定当接部
130 載り上げ係合部
14 第二側アームの基端側周辺部
15 ハンドル部材本体
20 第一側ベース部材
30 第二側ベース部材(本発明のベース部材)
31 開口部(ガイド部)
34 壁部(乗り上げ支持部)
35 第二側ベース部材の端部(傾斜解消押付部、初期位置当接部)
36 レバー支持部
39 内側カバー部
40 第一側パッド部材
50 第二側パッド部材
60 ベルクランクレバー
61 ベルクランクレバーの端部(傾斜支点部)
65 付勢部材
70 キーシリンダ部材
101 ドアのアウターパネル
R0 回動軸線
R1 引き起こし方向
Z1 引き上げ方向
X2 所定方向

Claims (3)

  1. ドアの開操作のためにドア外向きの引き起こし操作がなされることにより、ドア内向きの付勢力に抗して、ハンドル長手方向の第一側を回動支点とする形でその逆側の第二側がドア外向きに引き起こされるハンドル部材と、
    前記ドアのアウターパネルに取り付けられるとともに、前記ハンドル部材の前記第二側でハンドル部材本体からドア内向きに突出するアームが挿通されて当該アームのドア内外方向の移動をガイドするガイド部を備えるベース部材と、
    前記ベース部材に対し前記ハンドル長手方向の延びる回動軸線周りを回動可能に取り付けられるとともに、一端に前記アームが接続し、他端に前記ドアを閉位置に保持するための保持装置と接続する回動レバーであって、前記引き起こし操作によって前記アームとの接続側がドア外向きに引き上げられた引き上げ状態となることにより前記回動軸線周りを所定の回動方向に回動し、前記ハンドル長手方向とドア内外方向との双方に直交するハンドル幅方向において前記ハンドル部材の幅に対し外側にはみ出す初期位置にあった前記保持装置との接続側が前記ハンドル幅方向の内側へと移動する一方、前記引き起こし操作が解除されることにより前記付勢力によって前記回動軸線周りを前記回動方向とは逆に回動して前記初期位置に復帰するベルクランクレバーと、
    を備える車両用ドアハンドル装置であって、
    前記ベース部材は、前記ベルクランクレバーが前記引き上げ状態となったときに、ドア内外方向に移動する前記アームのガイド移動方向に直交する所定方向側へと相対移動させることで、前記ハンドル部材本体におけるアームの基端側周辺部が載り上がるように設けられ、かつその載り上げ状態を前記付勢力に抗して保持可能な載り上げ支持部を有することにより、前記引き上げ状態を維持できることを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記載り上げ支持部に載り上がった前記基端側周辺部が前記所定方向側に移動することを妨げるよう係合して、前記載り上げ状態を保持する載り上げ係合部を有する請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記ベース部材及び前記ベルクランクレバーの少なくとも一方は、前記引き上げ状態において前記載り上げ支持部が前記所定方向側に相対移動する際に、前記ハンドル部材の引き上げ方向側ほど相対移動の移動距離が長くなって前記ベース部材に傾斜を生じるよう、前記載り上げ支持部よりも前記引き上げ方向側とは逆側で前記ハンドル部材の所定当接部と当接して傾斜の支点となるする傾斜支点部を有する請求項1又は2に記載の車両用ドアハンドル装置。
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