JP2020020229A - 外壁構造 - Google Patents
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Description
(平面構成)
図1(A)には、本発明の実施形態に係る外壁構造が適用された建物10の平面図が示されている。建物10は平面形状が矩形状とされ、外周に沿って配置された外壁12の全ての部分(矩形状の4辺の全て)に、本発明の実施形態に係る外壁構造が適用された、チューブ構造の建物である。
図1(B)には、外壁12の正面図(立面図)が示されている。外壁12は、複数のパネル材30を組付けて形成された壁体20によって形成されている。壁体20においては、複数のパネル材30が、横方向(X方向)及び上下方向(Z方向)に並べて配置されている。
図2には、パネル材30を組付けて構成した壁体20の部分拡大図が示されている。図2においては、パネル材30Aの内部構造を実線で示している。また、パネル材30Aと接して配置されたパネル材30F、30Gの内部構造のうち、これらのパネル材とパネル材30Aとを連結するための構成を実線で示している。
パネル材30の左側上端面32L及び右側上端面32Rには、それぞれ挿入孔52L、52Rが形成されている。挿入孔52L、52Rには、それぞれ、棒鋼で形成された、せん断力伝達部材としてのシアキー50の下端部が挿入される。
パネル材30の上張出し部32には、引張鉄筋80が埋設されている。引張鉄筋80の上端部はパネル材30の左側上端面32L及び右側上端面32Rから上向きに突出して配筋されている。
パネル材30の内部には、傾斜鉄筋84が埋設されている。傾斜鉄筋84は、パネル材30の左側上端面32Lから右側下端面34Rへ向って複数本配筋されている。また、パネル材30の右側上端面32Rから左側下端面34Lへ向って複数本配筋されている。傾斜鉄筋84の両端部には定着用のフックが形成されており、傾斜鉄筋84はパネル材30の外部へ突出していない。
パネル材30の内部には、傾斜鉄筋84に加えて、縦筋86及び横筋88が配筋されている。縦筋86及び横筋88は、パネル材30の内部に埋設された鉄筋であり、外部へ突出していない。
図1(A)に示すように、壁体20を四周に配置して形成された外壁12の内側には、架構60が配置されている。架構60は、柱62と、柱62及び壁体20に架設された大梁64と、大梁64及び壁体20に架設された小梁66と、を備えている。
本発明の実施形態に係る外壁構造の壁体20では、図1(B)に示すように、幅狭部36を備えたパネル材30が、上下方向及び横方向に並べられている。上下方向に隣接するパネル材30同士は、傾斜鉄筋84が互いの延長線に近接するように配置されている。これにより、上下のパネル材30は、横方向の位置をずらして配置される。また、横方向に隣接するパネル材30同士は互いに接して配置され、それぞれの幅狭部36の間に開口部40が形成されている。これにより、壁体20に開口部40が千鳥状に配置される。
本実施形態においては、横方向に隣接するパネル材30の幅狭部36の間に、矩形状の開口部40を形成しているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば図5には、幅狭部92の側面を屈曲して形成したパネル材90と、幅狭部92の間に形成され、正面視で六角形状の開口部42が示されているが、この開口部42のように、開口部は多角形状、円形状など任意の形状とすることができる。
30 パネル材
36 幅狭部
40 開口部
50 シアキー(せん断力伝達部材)
56 エネルギー吸収部材(せん断力伝達部材)
56C 低強度部(エネルギー吸収部)
84 傾斜鉄筋
90 パネル材
92 幅狭部
94 パネル材
Claims (3)
- 斜め方向に傾斜鉄筋が配筋された複数のパネル材を上下方向及び横方向に並べ、上下方向に隣接する前記パネル材同士は横方向位置がずれて配置され、一方の前記パネル材における前記傾斜鉄筋が他方の前記パネル材における前記傾斜鉄筋の延長線に近接するように配置された壁体と、
前記パネル材に形成され、横方向に隣接する前記パネル材の間に開口部を構成する幅狭部と、
上下方向に隣接する前記パネル材の間でせん断力を伝達するせん断力伝達部材と、
を備えた外壁構造。 - 前記せん断力伝達部材はシアキーにより構成されている、請求項1に記載の外壁構造。
- 前記せん断力伝達部材は、所定値以上のせん断力が入力された際に塑性変形するエネルギー吸収部を備えている、請求項1に記載の外壁構造。
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JP2018146753A JP7005875B2 (ja) | 2018-08-03 | 2018-08-03 | 外壁構造 |
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JP2018146753A JP7005875B2 (ja) | 2018-08-03 | 2018-08-03 | 外壁構造 |
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114592688A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-06-07 | 华北水利水电大学 | 基于等效杆件模型的斜向配筋钢筋混凝土剪力墙施工方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS525172B2 (ja) * | 1971-11-04 | 1977-02-10 | ||
JPS53120812A (en) * | 1977-03-30 | 1978-10-21 | Taisei Corp | Method of setting up building |
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2018
- 2018-08-03 JP JP2018146753A patent/JP7005875B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JPS53120812A (en) * | 1977-03-30 | 1978-10-21 | Taisei Corp | Method of setting up building |
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CN114592688A (zh) * | 2022-03-25 | 2022-06-07 | 华北水利水电大学 | 基于等效杆件模型的斜向配筋钢筋混凝土剪力墙施工方法 |
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JP7005875B2 (ja) | 2022-02-10 |
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