JP2020020051A - 弾性繊維用処理剤及び弾性繊維 - Google Patents
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例えば、特許文献1には、シリコーンレジン(MQレジン)を含有する弾性繊維用処理剤が記載され、特許文献2には、カルボキシアミド変性シリコーンを含有し、高級脂肪酸マグネシウム塩の凝集や沈降を抑えた弾性繊維用処理剤が記載されている。また、特許文献3には、平均粒子径0.01〜5μmにあり、且つ針状である高級脂肪酸の金属塩を含有した弾性繊維用処理剤が記載されている。
基本的に上記捲糸体の経時後の膠着防止性と、外層部における捲き崩れ防止性は、一方を重視すると他方が悪化するというトレードオフの関係にあり、従来技術においては両者のバランスを取りつつ適用するというのが実情であり、両者を満足する弾性繊維用処理剤が切望されていた。
すなわち本発明の弾性繊維用処理剤は、ポリαオレフィンであるA成分及びシリコーン油であるB成分を必須に含有する弾性繊維用処理剤であって、前記A成分の40℃における動粘度が10〜100mm2/sであり、B成分の25℃における動粘度が5〜30mm2/sであって、前記A成分に対する前記B成分の重量比(B/A)が0.1以上10以下であり、処理剤に対する前記A成分と前記B成分の合計重量(A+B)が20.0〜99.9重量%である。
本発明の弾性繊維は、弾性繊維本体に、上記処理剤が付与されてなる。
本発明の弾性繊維の製造方法は、上記弾性繊維用処理剤を弾性繊維本体に対して付与する工程を含む、弾性繊維の製造方法である。
本発明の弾性繊維の製造方法で製造した弾性繊維は、解舒性の経時変化が小さく、同時に捲糸体の捲き崩れ防止性に優れる。
前記A成分は、ポリαオレフィンである。ポリαオレフィンは、文字通りαオレフィンを重合させた化合物である。本発明の弾性繊維処理剤では、A成分は特定の粘度及び化学構造を有し、後述するB成分との併用により、解舒性の経時変化を抑制する働きがあることを特徴としている。
特定の粘度または化学構造を示すポリαオレフィンを含有することで、優れた解舒性を発揮できる理由は定かではないが、特定の粘度及び化学構造を有することで、弾性繊維への付与後、経時または加工時の延伸時に、弾性繊維の最表層に強固な油膜を形成することにより経時後の解舒性に優れた効果を発揮するものと考えている。
ポリαオレフィンの1分子当りの平均炭素数としては、上記の40℃動粘度範囲である限り特に制限しないが、好ましくは18〜150であり、より好ましくは24〜140であり、さらに好ましくは30〜100である。
前記B成分はシリコーン油である。本発明の弾性繊維処理剤では、B成分は特定の粘度を有し、前述のA成分との併用により、解舒性の経時変化を抑制する働きがあることを特徴としている。
特定の粘度を示すシリコーン油を含有することで、優れた解舒性を発揮できる理由は定かではないが、特定の粘度を有することで、処理剤の弾性繊維に対する濡れ性を高めることにより、経時後の解舒性に優れた効果を発揮するものと考えている。
シリコーンオイルのシロキサン結合(SiORaRb:Ra及びRbは、それぞれ独立して、有機基を示す)の平均結合量は、3〜900が好ましく、5〜500がより好ましく、7〜200がさらに好ましい。Ra、Rbの有機基は、炭素数1〜24の炭化水素基であり、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ベンジル基等を挙げることができ、特に、メチル基、フェニル基が好ましい。
本発明の弾性繊維用処理剤は、上記で説明したA及びB成分以外に鉱物油、エステル油、上記A成分以外のポリαオレフィンから選ばれる少なくとも1種または2種以上をベース成分として使用してもよい。
上記エステル油としては、1価アルコールと1価カルボン酸とのエステル、1価アルコールと多価カルボン酸とのエステル、又は多価アルコールと1価カルボン酸とのエステルであれば特に限定はなく、1種又は2種以上を使用してもよい。1価アルコールとしては、後述の1価の脂肪族アルコール、芳香族アルコール、脂環式アルコール、フェノール類等を使用できる。これらの中でも、一価の脂肪族アルコール、芳香族アルコールが好ましい。
芳香族アルコールとしては、フェノール、ベンジルアルコール等が挙げられる。
脂環式アルコールとしては、シクロオクタノール、シクロドデカノール、シクロヘキサノール、シクロヘプタノール、シクロペンタノール、メントール等が挙げられる。
本発明の弾性繊維用処理剤は、平滑性、解舒性、制電性、の性能向上、チーズの巻き形状の改善という観点から、上記で説明した各成分以外に、変性シリコーン、シリコーンレジン、高級アルコール、多価アルコール、有機リン酸エステル、有機アミン、金属石鹸、オルガノポリシロキサン樹脂、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも一種のその他成分をさらに含有してもよい。その他成分は、1種または2種以上を使用してもよい。
弾性繊維用処理剤における前記A成分に対する前記B成分の重量比(B/A)は0.1以上10以下であり、0.2〜9が好ましく、0.3〜8がより好ましく、0.4〜7が特に好ましい。B/Aが0.1未満であると処理剤の濡れ性が悪くなり経時後の解舒性が悪化する。B/Aが10より大きい場合には油膜強度が低くなりすぎ、経時後の解舒性が悪化する。
本発明の弾性繊維は、弾性繊維本体に、本発明の弾性繊維用処理剤が付与されたものである。弾性繊維全体に占める弾性繊維用処理剤の付着割合は特に限定は無いが、0.1〜15重量%が好ましく、0.5〜10重量%がさらに好ましい。弾性繊維本体に本発明の弾性繊維用処理剤を付与する方法としては、特に限定はなく、公知の方法を採用できる。
図1において、解舒速度比測定機の解舒側に処理剤を付与した繊維のチーズ(1)をセットし、巻き取り側紙管(2)をセットする。巻取速度を一定速度にセットした後、ローラー(3)および(4)を同時に起動させる。この状態では糸(5)に張力はほとんどかからないため、糸はチーズ上で膠着して離れず、解舒点(6)は図1に示す状態にある。解舒速度を変えることによって、チーズからの糸(5)の解舒点(6)が変わるので、この点がチーズとローラーとの接点(7)と一致するように解舒速度を設定する。解舒速度比は下記式(1)によって求める。この値が小さいほど、解舒性が良いことを示す。
解舒速度比(%)=((巻取速度−解舒速度)/解舒速度)×100(1)
経時後の解舒速度比とは、20℃65%RHの条件下で、6ヶ月経時後の解舒速度比を示す。
以下の指標で判断した。解舒速度比の内層部が100未満、且つ内層部と外層部の差が50未満を合格とした。
(指標)
◎:解舒速度比の経時後が100未満、且つ経時前と経時後の差が30未満
○:解舒速度比の経時後が100未満、且つ経時前と経時後の差が30以上50未満
×:解舒速度比の経時後が100以上、又は経時前と経時後の差が50以上
図3において、処理剤が付与されたポリウレタン弾性繊維のモノフィラメントを50〜60cm程取り、一方の端に荷重T1(20)を吊り、ローラー(19)を介して、Uゲージ(18)にもう一方の端を掛けて定速(例えば、3cm/分)で引っ張り、そのときの2次張力T2をUゲージ(18)で測定し、下式(2)により、繊維間摩擦係数を求める。
摩擦係数(F/FμS)=1/θ・ln(T2/T1)式(2)
(式(2)において、θ=2π、ln=自然対数、T1は22dtex当り1g)
以下の指標で判断した。繊維間摩擦係数が0.22以上を合格とした。
(指標)
○:繊維間摩擦係数が0.22以上
×:繊維間摩擦係数が0.22未満
(紡糸原液の調整)
数平均分子量2000のポリテトラメチレンエーテルグリコールと4,4’―ジフェニルメタンジイソシアネートをモル比率1:2で反応させ、次いで1,2−ジアミノプロパンのジメチルホルムアミド溶液を用いて鎖延長し、ポリマー濃度27%のジメチルホルムアミド溶液を得た。30℃での濃度は1500mPaSであった。
表2及び表3に記載の成分を用いて作製した表2及び表3記載の処理剤(表中の配合量は重量部)をオイリングローラーにより繊維に対して6重量%付与した後、毎分500mの速度でボビンに巻き取り、44dtexモノフィラメントチーズ(巻き量400g)を得た。得られたチーズを35℃、50%RHの雰囲気中に48時間放置して評価に供した。油剤性能の評価結果を表2及び表3に示した。なお、表1及び表2中の使用した成分は次の通りである。
(A成分)
ポリαオレフィン−1(25.6mm2/s(40℃)、α−デセン3量体主体)
ポリαオレフィン−2(47.1mm2/s(40℃)、α−デセン3〜5量体主体)
(B成分)
ジメチルシリコーン10mm2/s:DOW CORNING TORAY SH200 FLUID 10 CS(東レダウコーニング製)
(A及びB成分以外のベース成分)
流動パラフィン60秒:コスモピュアセイフティー10(コスモ石油株式会社製)
ポリαオレフィン−3(5.5mm2/s(40℃)、α−デセン2量体主体)
ポリαオレフィン−4(10000mm2/s(40℃)、α−ブテン70量体主体)
(その他成分)
シリコーンレジン(MQレジン)(500mm2/s(25℃))
POE変性シリコーン
ラウリルアミン EO3モル付加物
イソステアリルアルコール:ファインオキソコール180T(日産化学工業製)
イソオクチルリン酸エステル
イソヘキサデシルリン酸エステル
ジイソトリデシルスルホコハク酸ナトリウム
ステアリン酸マグネシウム:平均粒子径0.5μm、針状(1:5)
一方、A成分を含有しない場合(比較例5〜9)、B成分を含有しない場合(比較例4)、ポリαオレフィンの動粘度が10〜100mm2/sの範囲にない場合(比較例4、6〜9)、前記A成分に対する前記B成分の重量比(B/A)が0.1以上10以下の範囲にない場合(比較例1、2、5〜12)、処理剤に対する前記A成分と前記B成分の合計重量(A+B)が20.0〜99.9重量%の範囲にない場合(比較例3、7)には、本願課題である経時膠着抑制性と捲き崩れ防止性の少なくともいずれかが解決できていない。
2 巻き取り側紙管
3 ローラー
4 ローラー
5 チーズから解舒された糸
6 解舒点
7 ローラーとの接点
8 Uゲージ
9 ローラー
10 荷重
Claims (4)
- ポリαオレフィンであるA成分及びシリコーン油であるB成分を必須に含有する弾性繊維用処理剤であって、
前記A成分の40℃における動粘度が10〜100mm2/sであり、B成分の25℃における動粘度が5〜30mm2/sであり、
前記A成分に対する前記B成分の重量比(B/A)が0.1以上10以下であり、処理剤に対する前記A成分及び前記B成分の合計重量(A+B)が20.0〜99.9重量%である、弾性繊維用処理剤。 - 前記A成分が炭素数6〜18のαオレフィンの3〜8量体である、請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
- 請求項1又は2に記載の弾性繊維用処理剤が付与されてなる、弾性繊維。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の弾性繊維用処理剤を弾性繊維本体に対して付与する工程を含む、弾性繊維の製造方法。
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