JP2020019854A - セルロース誘導体とその成形体 - Google Patents
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Abstract
【課題】三酢酸セルロース膜に比べて耐塩素性と耐アルカリ性が高い、セルロース誘導体、及びそれから得られる成形体の提供。【解決手段】一般式(I)の構造式で示されるセルロース誘導体。【化1】(一般式(I)中、Xの全部または一部が−COO−Rであり、Rは置換基を有してもよいフェニル基であり、Xの一部が−COO−Rであるとき、残部が水素原子を示し、nは20〜20,000の整数を示す。)【選択図】なし
Description
本発明は、半透膜、フィルム、シートなどとして使用できるセルロース誘導体と、前記セルロース誘導体からなる成形体に関する。
膜素材として酢酸セルロースからなる膜を使用した水処理技術が知られている(特許文献1、2)。
特許文献1には、三酢酸セルロースなどからなる耐塩素性のRO膜(段落番号0031)を使用した水処理方法の発明が記載されている。
特許文献2には、酢酸セルロースからなる正浸透処理用の中空糸型半透膜の発明が記載されている。段落番号0017には、酢酸セルロースが殺菌剤である塩素に対する耐性があること、耐久性の点で三酢酸セルロースが好ましいことが記載されている。
特許文献1には、三酢酸セルロースなどからなる耐塩素性のRO膜(段落番号0031)を使用した水処理方法の発明が記載されている。
特許文献2には、酢酸セルロースからなる正浸透処理用の中空糸型半透膜の発明が記載されている。段落番号0017には、酢酸セルロースが殺菌剤である塩素に対する耐性があること、耐久性の点で三酢酸セルロースが好ましいことが記載されている。
特許文献3には、低フラックス、中フラックス又は高フラックス範囲用の平板状膜、管状膜又は中空繊維膜の形の安定かつ貯蔵可能なセルロース透析膜の製法の発明が記載されている。製膜成分として変性されたセルロースを使用することが記載されている。
特許文献4には、複数のアルキルアシル置換基および複数のアリールアシル置換基を含む位置選択的に置換されたセルロースエステルと光学フィルムの発明が記載されている。
特許文献4には、複数のアルキルアシル置換基および複数のアリールアシル置換基を含む位置選択的に置換されたセルロースエステルと光学フィルムの発明が記載されている。
本発明は、三酢酸セルロース膜に比べて耐塩素性と耐アルカリ性が高い、セルロース誘導体、及びそれから得られる成形体を提供することを課題とする。
本発明は、一般式(I)の構造式で示されるセルロース誘導体を提供する。
(一般式(I)中、Xの全部または一部が−COO−Rであり、Rは置換基を有してもよいフェニル基であり、Xの一部が−COO−Rであるとき、残部が水素原子を示し、nは20〜20,000の整数を示す。)
また本発明は、前記セルロース誘導体からなる成形体を提供する。
本発明のセルロース誘導体、及びそれから得られる成形体は、三酢酸セルロース膜に比べて、高い耐塩素性と耐アルカリ性を有する膜を得ることができる。
本発明のセルロース誘導体は、下記一般式(I)の構造式で示されるものである。
(一般式(I)中、Xの全部または一部が−COO−Rであり、Rは置換基を有してもよいフェニル基であり、Xの一部が−COO−Rであるとき、残部が水素原子を示し、nは20〜20,000の整数を示す。)
Xが−COO−Rの置換度は、耐塩素性を向上する観点から、好ましくは1.5〜3.0であり、より好ましくは2.0〜3.0であり、更に好ましくは2.5〜3.0である。本発明において、「置換度」は、セルロースにおけるグルコース環中の3つのヒドロキシ基に対して、置換する各種置換基の付加数の平均値である。
Xが−COO−Rの場合、Rは置換基を有してもよいフェニル基である。前記フェニル基が有してもよい置換基は、炭素数1〜15のアルキル基、炭素数1〜15のアルコキシ基、ハロゲノ基、ヒドロキシ基、芳香族基から選ばれる1種以上が挙げられる。
Xの一部が−COO−Rであるとき、残部が水素原子である。すなわち本発明のセルロース誘導体において置換基に置換されていないヒドロキシ基を有してもよい。
nは、20〜20,000の整数であり、好ましくは40〜10,000の整数であり、より好ましくは60〜8,000の整数である。なお、nはゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、GPCともいう)測定法を用いることにより測定された値である。
本発明のセルロース誘導体は、セルロースアセテートと、クロロギ酸フェニル、ブロモ蟻酸フェニル、ヨード蟻酸フェニル等の一般式(I)中のXに−COO−Rを導入する化合物とを、ピリジン、トリエチルアミン、トリブチルアミン等の溶媒、及び1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート、等のイオン性液体の存在下で反応させ、精製することにより製造することができる。本発明のセルロース誘導体は、より詳細には下記の実施例に記載の方法により製造することができる。
本発明の成形体は、上記のセルロース誘導体からなるものである。本発明の成形体は、半透膜、シート、発泡シート、トレイ、パイプ、フイルム、繊維(フィラメント)、不織布、袋を含む容器から選ばれるものが好ましい。
半透膜は、本発明のセルロースエステル、溶媒、および必要に応じて塩類、非溶媒を含む製膜溶液を使用して製造することができる。
溶媒は、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルスルホキシド(DMSO)、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)を挙げることができ、N,N−ジメチルスルホキシド(DMSO)が好ましい。
非溶媒は、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコールを挙げることができる。
塩類は、例えば、塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグシウム、塩化カルシウムを挙げることができ、塩化リチウムが好ましい。
本発明のセルロース誘導体と溶媒の濃度は、本発明のセルロース誘導体10〜35質量%、溶媒65〜90質量%が好ましい。
塩類は、本発明のセルロース誘導体と溶媒の合計質量100質量部に対して、0.5〜2.0質量部が好ましい。
半透膜は、上記した製膜溶液を使用して、公知の製造方法、例えば特許第5418739号公報の実施例に記載の製造方法を利用して製造することができる。半透膜は、中空糸膜、逆浸透膜や正浸透膜の分離機能膜または平膜が好ましい。
フィルムは、上記した製膜溶液を基板上に流延した後、乾燥する方法を適用して製造することができる。
繊維(フィラメント)は、上記した製膜溶液を使用し、公知の湿式紡糸法または乾式紡糸法を適用して製造することができる。
不織布は、繊維を接着剤で積層する方法、熱融着により積層する方法で製造することができる。
トレイ、シート、パイプ、発泡シート、袋を含む容器は、本発明のセルロースエステルと必要に応じて公知の樹脂用添加剤(可塑剤など)を混合した後、押出成形、ブロー成形、射出成形などの公知の成形法を適用して製造することができる。
製造例1(セルロース誘導体の製造)
攪拌機、冷却管を備えた丸底フラスコに、セルロース3g、80℃で3時間真空乾燥したイオン性液体(1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、アルドリッチ社製)100g、及びピリジン11gを加えた。続いてクロロギ酸フェニル14gを加え、窒素雰囲気下、室温で撹拌した。その後、70℃〜75℃の温度範囲に昇温し、12時間撹拌を継続して反応させた。
反応終了後、反応混合液を水350gに投入し、目的の粗セルロース誘導体を析出させた。
析出させた粗セルロース誘導体を濾別し、水洗及び濾別を3回繰り返した後、90℃で8時間真空乾燥することで、目的のセルロース誘導体を得た。得られたセルロース誘導体(セルロースフェニルカーボネート)は、一般式(I)中、Xが−COO−C6H5の置換度が2.95であった。また下記条件のGPC測定法により求められた重量平均分子量は、20.6万であり、平均重合度(一般式(I)中のn)は400であった。前記セルロース誘導体のXが−COO−Rの置換度は、1H−NMRを測定することにより確認した。
攪拌機、冷却管を備えた丸底フラスコに、セルロース3g、80℃で3時間真空乾燥したイオン性液体(1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、アルドリッチ社製)100g、及びピリジン11gを加えた。続いてクロロギ酸フェニル14gを加え、窒素雰囲気下、室温で撹拌した。その後、70℃〜75℃の温度範囲に昇温し、12時間撹拌を継続して反応させた。
反応終了後、反応混合液を水350gに投入し、目的の粗セルロース誘導体を析出させた。
析出させた粗セルロース誘導体を濾別し、水洗及び濾別を3回繰り返した後、90℃で8時間真空乾燥することで、目的のセルロース誘導体を得た。得られたセルロース誘導体(セルロースフェニルカーボネート)は、一般式(I)中、Xが−COO−C6H5の置換度が2.95であった。また下記条件のGPC測定法により求められた重量平均分子量は、20.6万であり、平均重合度(一般式(I)中のn)は400であった。前記セルロース誘導体のXが−COO−Rの置換度は、1H−NMRを測定することにより確認した。
(GPC測定法による重量平均分子量の測定)
[測定装置](島津製作所製)
ポンプ:LC−20AD
オートサンプラー:SIL−20A HT
検出器(RI):RID−20A
カラムオーブン:CTO−20A
通信:CBM−20A
[測定条件等]
溶媒:HPLC用N−メチルピロリドン(NMP)0.1MLiBr
温度:55℃
解析法:PMMA換算分子量
使用標準ポリマー:PMMA617500,509000,201800,66650,26080,7360,1780
カラム:Polypore 30mm×7.5mm×2本+guard
試料濃度:0.2質量%
流速:0.50ml/min
インジェクション量:50μl(0.45μmフィルターろ過)
[測定装置](島津製作所製)
ポンプ:LC−20AD
オートサンプラー:SIL−20A HT
検出器(RI):RID−20A
カラムオーブン:CTO−20A
通信:CBM−20A
[測定条件等]
溶媒:HPLC用N−メチルピロリドン(NMP)0.1MLiBr
温度:55℃
解析法:PMMA換算分子量
使用標準ポリマー:PMMA617500,509000,201800,66650,26080,7360,1780
カラム:Polypore 30mm×7.5mm×2本+guard
試料濃度:0.2質量%
流速:0.50ml/min
インジェクション量:50μl(0.45μmフィルターろ過)
実施例1(多孔状フィラメントの製造)
製造例1で得たセルロース誘導体を使用して、図1に示した装置を用い多孔状フィラメントを紡糸した。
丸底フラスコに所定量の溶媒のDMSOを仕込み、スリーワンモーターで攪拌しながら、DMSOとの混合比率が、セルロース誘導体/DMSO=20/80となるようにセルロース誘導体(セルロースフェニルカーボネート)を添加し、その後、オイルバス加温し、完全に溶解させた。
セルロースフェニルカーボネート溶解液(ドープ)をサンプル瓶へ移液し、室温になるまで放冷し、脱気を行った。
先端に直径約0.5mm口径のノズルをセットした注射器1からシリンジポンプ2を用い、25℃の水を入れたジョッキ4に吐出し(注射液3)、DMSOを水で置換することにより、直径0.5mmの多孔状フィラメントを得た。シリンジポンプ2は、ラボジャッキ5で支持した。
得られた多孔状フィラメントについて、下記の耐塩素性と耐アルカリ性の評価を行った。
製造例1で得たセルロース誘導体を使用して、図1に示した装置を用い多孔状フィラメントを紡糸した。
丸底フラスコに所定量の溶媒のDMSOを仕込み、スリーワンモーターで攪拌しながら、DMSOとの混合比率が、セルロース誘導体/DMSO=20/80となるようにセルロース誘導体(セルロースフェニルカーボネート)を添加し、その後、オイルバス加温し、完全に溶解させた。
セルロースフェニルカーボネート溶解液(ドープ)をサンプル瓶へ移液し、室温になるまで放冷し、脱気を行った。
先端に直径約0.5mm口径のノズルをセットした注射器1からシリンジポンプ2を用い、25℃の水を入れたジョッキ4に吐出し(注射液3)、DMSOを水で置換することにより、直径0.5mmの多孔状フィラメントを得た。シリンジポンプ2は、ラボジャッキ5で支持した。
得られた多孔状フィラメントについて、下記の耐塩素性と耐アルカリ性の評価を行った。
比較例1
実施例1と同様な方法で、アセチル基の置換度が2.87の酢酸セルロース((株)ダイセル製)を使用して、多孔状フィラメントを紡糸し耐塩素性と耐アルカリ性の評価を行った。
実施例1と同様な方法で、アセチル基の置換度が2.87の酢酸セルロース((株)ダイセル製)を使用して、多孔状フィラメントを紡糸し耐塩素性と耐アルカリ性の評価を行った。
(耐塩素性試験)
多孔状フィラメント(直径=0.5mm,長さ10cm)をそれぞれ50本使用した。
有効塩素濃度12質量%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を純水で希釈し、2000ppm次亜塩素酸ナトリウム水溶液の試験液に用いた。有効塩素濃度は、柴田科学製ハンディ水質計AQUAB,型式AQ-102を使用し測定した。
50本の多孔状フィラメントを試験液となる液温が約25℃の2000ppm次亜塩素酸ナトリウム水溶液1Lを入れた蓋付ポリ容器に完全に浸かるように浸漬し、7日毎に新たに2000ppm次亜塩素酸ナトリウム水溶液を調製し、試験液を全量交換した。
また、7日毎に10本の中空糸を蓋付ポリ容器から取り出し、水道水で水洗後、水分を拭き取り湿った状態のまま「引張強さ」と「伸び」を測定した。
多孔状フィラメント(直径=0.5mm,長さ10cm)をそれぞれ50本使用した。
有効塩素濃度12質量%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を純水で希釈し、2000ppm次亜塩素酸ナトリウム水溶液の試験液に用いた。有効塩素濃度は、柴田科学製ハンディ水質計AQUAB,型式AQ-102を使用し測定した。
50本の多孔状フィラメントを試験液となる液温が約25℃の2000ppm次亜塩素酸ナトリウム水溶液1Lを入れた蓋付ポリ容器に完全に浸かるように浸漬し、7日毎に新たに2000ppm次亜塩素酸ナトリウム水溶液を調製し、試験液を全量交換した。
また、7日毎に10本の中空糸を蓋付ポリ容器から取り出し、水道水で水洗後、水分を拭き取り湿った状態のまま「引張強さ」と「伸び」を測定した。
(耐アルカリ性評価)
多孔状フィラメント(直径=0.5mm,長さ10cm)をそれぞれ50本使用した。
1Lの純水にNaOHペレット(純度97%以上)を10g入れて溶解し、燐酸を用い、pH値を12.0に調整した。
50本の多孔状フィラメントを試験液となる液温が25℃のpH値12.0のアルカリ水溶液1Lを入れた蓋付ポリ容器に完全に浸かるように浸漬した。
また、2時間、5時間、10時間、24時間、96時間、200時間で、それぞれ5本の多孔状フィラメントを蓋付ポリ容器から取り出し、水道水で水洗後、水分を拭き取り湿った状態のまま「引張り強さ」と「伸び」を測定した。
多孔状フィラメント(直径=0.5mm,長さ10cm)をそれぞれ50本使用した。
1Lの純水にNaOHペレット(純度97%以上)を10g入れて溶解し、燐酸を用い、pH値を12.0に調整した。
50本の多孔状フィラメントを試験液となる液温が25℃のpH値12.0のアルカリ水溶液1Lを入れた蓋付ポリ容器に完全に浸かるように浸漬した。
また、2時間、5時間、10時間、24時間、96時間、200時間で、それぞれ5本の多孔状フィラメントを蓋付ポリ容器から取り出し、水道水で水洗後、水分を拭き取り湿った状態のまま「引張り強さ」と「伸び」を測定した。
(「引張り強さ」と「伸び」の測定と、耐塩素性及び耐アルカリ性の判断方法)
小型卓上試験機(島津製作所製EZ‐Test)を用いて、チャック間距離5cmになるようウェット状態の多孔状フィラメントを一本ずつ挟んで、引張り速度20mm/minで測定を実施した。
2000ppm次亜塩素酸ナトリウム水溶液や液温が25℃のpH値12.0のアルカリ水溶液に浸漬させていない各多孔状フィラメントの「引張り強さ」の値を基準として、その値が基準値の90%を下回る際の時間(日数または時間)を「引張り強さ」測定値の劣化状態から求めた。結果を表1に示す。
なお、「引張り強さ」は、同じサンプルで5本測定した「引張り強さ」の最高値と最低値を除いた3本の平均値とした。
小型卓上試験機(島津製作所製EZ‐Test)を用いて、チャック間距離5cmになるようウェット状態の多孔状フィラメントを一本ずつ挟んで、引張り速度20mm/minで測定を実施した。
2000ppm次亜塩素酸ナトリウム水溶液や液温が25℃のpH値12.0のアルカリ水溶液に浸漬させていない各多孔状フィラメントの「引張り強さ」の値を基準として、その値が基準値の90%を下回る際の時間(日数または時間)を「引張り強さ」測定値の劣化状態から求めた。結果を表1に示す。
なお、「引張り強さ」は、同じサンプルで5本測定した「引張り強さ」の最高値と最低値を除いた3本の平均値とした。
表1中、耐塩素性の評価結果が「7以下」と表記しているのは、7日目に測定した際には基準値の90%を下回っていたことを意味する。また耐アルカリ性pH12の評価結果が「200以上」と表記しているのは、200時間目に測定した際に基準値の90%を上回っており、その後測定結果を確認していないことを意味する。
本発明のセルロース誘導体からなる成形体は、半透膜、シート、発泡シート、トレイ、パイプ、フイルム、繊維(フィラメント)、不織布、袋を含む容器として利用することができる。
Claims (6)
- Xが−COO−Rの置換度が、1.0〜3.0である、請求項1記載のセルロース誘導体。
- 前記フェニル基が有してもよい置換基が、炭素数1〜15のアルキル基、炭素数1〜15のアルコキシ基、ハロゲノ基、ヒドロキシ基、芳香族基から選ばれる1種以上である、請求項1又は2記載のセルロース誘導体。
- 請求項1〜3の何れか1項記載のセルロース誘導体からなる成形体。
- 請求項1〜3の何れか1項記載のセルロース誘導体からなる成形体あって、前記成形体が半透膜、シート、発泡シート、トレイ、パイプ、フイルム、繊維、不織布、袋を含む容器から選ばれるものである成形体。
- 請求項1〜3の何れか1項記載のセルロース誘導体からなる半透膜。
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JP2018143189A JP2020019854A (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | セルロース誘導体とその成形体 |
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-
2018
- 2018-07-31 JP JP2018143189A patent/JP2020019854A/ja active Pending
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