JP2020019403A - 車両の盗難防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動で電子機器の盗難防止装置を作動させることができる車両の盗難防止装置を提供する。【解決手段】車両の車室内(1)に設けられる座席(21)と、車両の施錠を行う施錠装置(2)と、座席に収納可能に配設されるロックバー(40)と、ロックバーをロック作動させる作動部(45,46,47,48,144,247,248)と、を備え、ロックバーは、伸縮可能であり、施錠装置が施錠操作されたとき、作動部により車室内に設けられる電子機器(13)に向かって伸び、先端部(43a)が電子機器の前方に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は車両の盗難防止装置に係り、特に車室内に備えられる電子機器の盗難を防止する技術に関する。
昨今、インストルメントパネルに液晶パネルユニットを配設した車両が広く流通している。
この液晶パネルユニットは、カーナビゲーションシステムやDVDプレーヤ等の機能が備わった高価な装置であるため、液晶パネルユニットが盗難される被害が相次いでいる。
そこで、シート部材でコントロールパネル等を覆い、該盗難を防止する技術が開発されている(特許文献1)。
特開2000−16249号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される技術では、乗員によって手動でコントロールパネル等をシート部材によって覆う必要があり、更なる改善の余地があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自動で液晶パネルユニット(電子機器)の盗難を防止できる車両の盗難防止装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の車両の盗難防止装置は、車両の車室内に設けられる座席と、前記車両の施錠を行う施錠装置と、前記座席に収納可能に配設されるロックバーと、前記ロックバーをロック作動させる作動部と、を備え、前記ロックバーは、伸縮可能であり、前記施錠装置が施錠操作されたとき、前記作動部により前記車室内に設けられる電子機器に向かって伸び、先端部が前記電子機器の前方に位置することを特徴とする。
これにより、施錠装置が施錠操作され、作動部によりロックバーの先端部が電子機器の前方に位置することで、自動で電子機器の取り外しを困難にして該電子機器の盗難を防止することが可能とされる。
その他の態様として、前記ロックバーの先端部には、前記座席の肩部が設けられており、前記施錠装置が施錠操作されたときに、前記ロックバーは、前記座席における前記肩部が配設される位置から伸びて、前記肩部が前記電子機器に接触するのが好ましい。
これにより、ロックバーを座席における肩部が配設される位置から伸びるようにすることで、例えばロックバーが伸びるために座席に開口等のロックバーの出口を設けることで車室内の意匠性が低下することを抑制することが可能とされる。
その他の態様として、前記座席には、乗員が腕を置くためのアームレストが備えられており、前記ロックバーは、前記アームレストに収納可能に配設されるのが好ましい。
これにより、ロックバーを座席におけるアームレストアームレストに収納可能に配設することで、ロックバーが配設されることによって車室内の意匠性が低下することを抑制することが可能とされる。
本発明の車両の盗難防止装置によれば、施錠装置が施錠操作され、作動部によりロックバーの先端部が電子機器の前方に位置するようにしたので、自動で電子機器の取り外しを困難にして該電子機器の盗難を防止することができる。
これにより、自動で電子機器の盗難防止装置を作動させることができる。
車室内の斜視図である。 第1実施形態に係る運転席を車両前方から視た構成図である。 第1実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第1実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第1実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第1実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第1実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第1実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第2実施形態に係る運転席の斜視図である。 第2実施形態に係る運転席を車両前方から視た構成図である。 第2実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第2実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第2実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第2実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。 第3実施形態に係る運転席の斜視図である。 第3実施形態に係る運転席を助手席側から視た構成図である。 助手席側から視た、第3実施形態に係る運転席のロックバーユニットがロック作動をしたときの説明図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1を参照すると、車室内1の斜視図が示されている。車室内1には、施錠装置2、インストルメントパネル3、コンソールボックス5及び前列シート7が設けられている。
施錠装置2は、運転手が所持するキーレス(施錠装置)2aから発信される信号を受信可能であり、キーレス2aが発信する施錠操作信号を受信すると、ドア4の施錠を実施することが可能である。
インストルメントパネル3は、車室内1の前側に設けられた樹脂製のパネルである。このインストルメントパネル3には、スピードメータ11及び液晶パネルユニット(電子機器)13が備えられている。
スピードメータ11は、インストルメントパネル3の左右方向中央における上部に配設された、車両の速度を表示するメータパネルである。液晶パネルユニット13は、例えば車室内1の空調設定、車室内1に流す音楽、車両の行先を設定し、該行先までの運転経路を案内をするカーナビゲーションシステム等の各種設定操作が可能な電子機器である。
コンソールボックス5は、前列シート7の左右方向中央に配設された、例えば小物を入れる筐体である。前列シート7は、このコンソールボックス5を左右方向で挟むように配設される運転席(座席)21及び助手席23によって構成されている。
運転席21は、車両を運転する運転手が着座するために配設された座席である。助手席23は、コンソールボックス5を挟んで運転席21の隣に配設された座席である。
以下、運転席21について詳しく説明する。
図2を参照すると、第1実施形態に係る運転席21を車両前方から視た構成図が示されている。運転席21は、シートクッション31、シートバック33及びヘッドレスト35を備えて構成している。
シートクッション31は、運転手が着座する際、運転手の臀部を支持するクッション部材である。このシートクッション31は、車室内1の床面を構成するフロアパネルにシートレール32を介して取り付けられている。
シートバック33は、下端がシートクッション31の後端に例えば揺動可能に取り付けられ、略上方に延びて形成された背もたれである。
ヘッドレスト35は、シートバック33の上端に取付けられた、乗員の頭部を支持するクッション部材である。このヘッドレスト35には、指紋認証センサ36が備えられている。指紋認証センサ36は、予め登録された人(例えば運転手)の指紋と、指紋認証センサ36に触れた指の指紋が一致するか否かを判別するセンサである。
シートバック33には、ロックバーユニット(ロックバー)40が配設されている。ロックバーユニット40は、第1ロックバー41、第2ロックバー42、第3ロックバー43、継手44、第1アクチュエータ(作動部)45、第2アクチュエータ(作動部)46、第3アクチュエータ(作動部)47及び第4アクチュエータ(作動部)48を備えている。
第1ロックバー41は、第1アクチュエータ45に取付けられたパイプ部材である。この第1アクチュエータ45は、シートバック33に固定されたアクチュエータであり、作動することで第1ロックバー41を左右方向に移動させることができる。
第1ロックバー41の助手席23側の端部には、継手44を介して第2ロックバー42が取り付けられている。第2ロックバー42は、第1ロックバー41同様のパイプ部材である。
継手44は、上下方向を軸にして第2ロックバー42を第1ロックバー41の助手席23側の端部回りで揺動させることが可能な自在継手である。この継手44には、第2アクチュエータ46及び第3アクチュエータ47が取り付けられている。第2アクチュエータ46は、継手44に固定されたアクチュエータであり、作動することで継手44を揺動させることができる。第3アクチュエータ47は、継手44に固定されたアクチュエータであり、作動することで第2ロックバー42を第2ロックバー42が延びる方向に伸ばすことができる。
第2ロックバー42には、第3ロックバー43及び第4アクチュエータ48が内設されている。第3ロックバー43は、第2ロックバー42の内径側に配設されたパイプ部材である。第4アクチュエータ48は、第2ロックバー42の端部に固定されたアクチュエータであり、作動することで第3ロックバー43を第3ロックバー43が延びる方向に伸ばすことができる。
図3〜図8を参照すると、第1実施形態に係る運転席21のロックバーユニット40が後述するロック作動をしたときの説明図が示されている。なお、図3は図2同様に車両前方から視た図であり、図4〜6は車両上方から視た図であり、図7、8は助手席23側から視た図である。以下、図2〜図8を用いてロックバーユニット40がロック作動をしたときの作動手順を説明する。
例えば運転手が車両から降車し、キーレス2aを操作して施錠装置2による施錠を行ったとき、運転手が車両から離れ、液晶パネルユニット13が盗難される虞があると判定し、ロックバーユニット40を作動させて液晶パネルユニット13の盗難を防止する(ロック作動)。
このロック作動をする前は、ロックバーユニット40は運転席21のシートバック33内に収納されている。これにより、ロックバーユニット40がロック作動していないときはロックバーユニット40を車室内1に出さないようにすることで、車室内1のスペースを確保することや、デザイン性を向上させることができる。
ロック作動を開始すると、まず、第1アクチュエータ45が作動し、第1ロックバー41が助手席側に押し出される。これにより、第1アクチュエータ45以外のロックバーユニット40が運転席21のシートバック33からコンソールボックス5の上方に移動する(図3、図4)。
その後、第2アクチュエータ46が作動することで、継手44を揺動させる。これにより、第2ロックバー42及び第3ロックバー43の延びる方向が車両前後方向となる(図5)。
その後、第3アクチュエータ47が作動することで、第2ロックバー42が車両前方向に押し出される。これにより、第3ロックバー43の先端43aは、液晶パネルユニット13に近づく(図6、図7)。
さらに、第4アクチュエータ48が作動することで、第3ロックバー43が車両前方向に押し出される。これにより、第3ロックバー43の先端43aは、液晶パネルユニット13の前面側に近接した位置(電子機器の前方)に位置する(図8)。
なお、ロックバーユニット40は、各アクチュエータ45、46、47、48が停止している状態では、各ロックバー41、42、43は移動不能に構成されている。
ところで、液晶パネルユニット13は、インストルメントパネル3に対し、車両前方向に移動させて取り付けられる。換言すると、液晶パネルユニット13を取り外すときは、液晶パネルユニット13を車両後方向に移動させるようにして取り外す。したがって、第3ロックバー43の先端43aが液晶パネルユニット13の前面側に近接して、即ち液晶パネルユニット13の車両後方側に近接して位置することで、液晶パネルユニット13を取り外すことが困難となる。これにより、液晶パネルユニット13が盗難されることを防止することができる。
その後、運転手が車両に戻り、ロックバーユニット40によるロック作動を解除するときは、運転手が指紋認証センサ36に触れることで、運転手が搭乗しようとしていると判定し、上記ロック作動と反対の手順でロックバーユニット40をシートバック33に収納する。これにより、車上荒らしによるロック作動の解除操作か否かを判別することができる。
以上説明したように、第1実施形態に係る車両の盗難防止装置では、車両の車室内1に設けられる運転席21と、車両の施錠を行う施錠装置2と、運転席21に収納可能に配設されるロックバーユニット40と、ロックバーユニット40をロック作動させる第1アクチュエータ45、第2アクチュエータ46、第3アクチュエータ47及び第4アクチュエータ48と、を備え、ロックバーユニット40は、伸縮可能であり、施錠装置2が施錠操作されるとき、第3アクチュエータ47及び第4アクチュエータ48により車室内1に設けられる液晶パネルユニット13に向かって伸び、先端部43aが液晶パネルユニット13の前面側に近接して位置する。
従って、施錠装置2が施錠操作され、第1アクチュエータ45、第2アクチュエータ46、第3アクチュエータ47及び第4アクチュエータ48によりロックバーユニット40の先端部43aが液晶パネルユニット13の前方に位置するようにしたので、自動で液晶パネルユニット13の取り外しを困難にして該液晶パネルユニット13の盗難を防止することができる。
また、ロックバーユニット40を用いることで、ドア等に設けられた窓ガラスからロックバーユニット40の存在をアピールすることができるため、液晶パネルユニット13を盗難しようとする人間が車室内1に侵入することを未然に防止して、盗難を抑制することができる。
<第2実施形態>
以下、図9〜14に基づき第2実施形態について説明する。
なお、上記第1実施形態と共通の構成については説明を省略し、ここでは第1実施形態と異なる部分について説明する。
図9を参照すると、第2実施形態に係る運転席121の斜視図が示されている。第2実施形態に係る運転席(座席)121には、シートバック133における運転手が着座したときの肩の側方に対応する位置に肩パッド(肩部)133aが配設されている。この肩パッド133aは、運転手が車両の転舵を行ったときに運転手に加わる加速度によって該運転手が車両左右方向に移動しないよう支持することが可能であり、シートバック133とは分割して構成されている。
図10を参照すると、第2実施形態に係る運転席121を車両前方から視た構成図が示されている。第2実施形態に係るロックバーユニット(ロックバー)140には、第3ロックバー43の先端部43aに、揺動部(作動部)144及び肩パッド133aが配設されている。
揺動部144は、上下方向を軸にして肩パッド133aを第3ロックバー43の先端部43a回りで揺動させることが可能な自在継手である。この揺動部144には、図示はしないが例えばモータが併設されており、該モータが稼動することで肩パッド133aを揺動させることができる。
図11〜図14を参照すると、第2実施形態に係る運転席121のロックバーユニット140がロック作動をしたときの説明図が示されている。なお、図11は図10同様に車両前方から視た図であり、図12、13は車両上方から視た図であり、図14は助手席23側から視た図である。以下、図11〜14を用いて第2実施形態に係るロックバーユニット140がロック作動をしたときの作動手順のうち、第1実施形態との差異を説明する。
ロック作動を開始すると、まず、第1アクチュエータ45が作動し、第1ロックバー41が助手席側に押し出される。このとき、第2実施形態に係るロックバーユニット140では、揺動部144及び肩パッド133aがシートバック33からコンソールボックス5の上方に移動する(図11)。
その後、第2アクチュエータ46が作動することで、継手44を揺動させたあと、揺動部144のモータを稼動させることで肩パッド133aを揺動させる。これにより、肩パッド133aの向きがシートバック33に位置していたときと同じ向きとなる(図12、13)。
その後、第3アクチュエータ47及び第4アクチュエータ48が作動することで、第2ロックバー42及び第3ロックバー43が車両前方向に押し出される。このとき、揺動部144及び肩パッド133aは、第3ロックバー43の先端43aに配設されているため、液晶パネルユニット13に接触する(図14)。このように、第3ロックバー43の先端43aに肩パッド133aが配設されていることで、液晶パネルユニット13を傷つけることなく液晶パネルユニット13を支持し、盗難されることを防止することができる。
以上説明したように、第2実施形態に係る車両の盗難防止装置では、ロックバーユニット140の先端部43aには、運転席121の肩パッド133aが設けられており、施錠装置2が施錠操作されたときに、ロックバーユニット140は、運転席121における肩パッド133aが配設される位置から伸びて肩パッド133aが液晶パネルユニット13に接触する。
従って、ロックバーユニット140を運転席121における肩パッド133aが配設される位置から伸びるようにしたので、例えばロックバーユニット140が伸びるために運転席121に開口等のロックバーユニット140の出口を設けることで車室内1の意匠性が低下することを抑制することができる。
また、肩パッド133aを液晶パネルユニット13の前面側に位置するようにしたので、無理に液晶パネルユニット13を引き出されて当接したとしても、液晶パネルユニット13の前面である液晶面を保護することができる。
<第3実施形態>
以下、図9〜14に基づき第3実施形態について説明する。
なお、上記第1実施形態と共通の構成については説明を省略し、ここでは第1実施形態と異なる部分について説明する。
図15を参照すると、第3実施形態に係る運転席221の斜視図が示されている。第2実施形態に係る運転席(座席)221には、シートバック233に運転手が着座したときの肘を置く場所としてアームレスト233aが配設されている。アームレスト233aは、一端がシートバック233の左右端部に取付けられ、他端が液晶パネルユニット13の後述する被係止部213aに向かって延びて形成されている。
図16を参照すると、第3実施形態に係る運転席221を助手席23側から視た構成図が示されている。アームレスト233aには、第3実施形態に係るロックバーユニット(ロックバー)240が備えられている。このロックバーユニット240は、中間ロックバー242、先端ロックバー243、中間アクチュエータ(作動部)247及び先端アクチュエータ(作動部)248を有している。
中間ロックバー242は、アームレスト233aに該アームレスト233aが延びる方向に移動することが可能なように内設されたパイプ部材である。この中間ロックバー242には、中間アクチュエータ247が設けられており、中間ロックバー242をアームレスト233aが延びる方向に移動させることができる。
先端ロックバー243は、中間ロックバー242に該中間ロックバー242が延びる方向に移動することが可能なように内設されたパイプ部材である。この先端ロックバー243には、先端アクチュエータ248が設けられており、先端ロックバー243を中間ロックバー242が延びる方向に移動させることができる。
先端ロックバー243の先端部には、係止部243aが備えられている。また、液晶パネルユニット13の下部には、係止部243aが係止可能な被係止部213aが備えられている。
図17を参照すると、助手席23側から視た、第3実施形態に係る運転席221のロックバーユニット240がロック作動をしたときの説明図が示されている。以下、図17を用いて第3実施形態に係るロックバーユニット240がロック作動をしたときの作動手順について説明する。
ロック作動を開始すると、中間アクチュエータ247及び先端アクチュエータ248が作動し、中間ロックバー242及び先端ロックバー243が車両前方向に押し出される。このとき、アームレスト233aは、他端が液晶パネルユニット13の被係止部213aに向かって延びて形成されているので、先端ロックバー243の先端部に備えられた係止部243aが液晶パネルユニット13の下部に備えられた被係止部213aに係止する。これにより、係止部243aが液晶パネルユニット13の下部に備えられた被係止部213aに係止することで、液晶パネルユニット13を傷つけることなく液晶パネルユニット13を支持し、盗難されることを防止することができる。
以上説明したように、第3実施形態に係る車両の盗難防止装置では、運転席(座席)221には、乗員が腕を置くためのアームレスト233aが備えられており、ロックバーユニット240は、アームレスト233aに収納可能に配設されたので、ロックバーユニット240が配設されることによって車室内1の意匠性が低下することを抑制することができる。
以上で本発明に係る車両の盗難防止装置の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態では、運転席21について説明したが、助手席23にロックバーユニット40を備えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、施錠をキーレス2aによって行うことを説明したが、差し込む方式の金属製の鍵であってもよく、施錠操作がされたことを判定できればよい。
また、本実施形態では、運転手が指紋認証センサ36に触れるときロックバーユニット40によるロック作動を解除するようにしたが、キーレス2aによって施錠装置2の解錠を行ったときにロックバーユニット40によるロック作動を解除するようにしてもよく、運転手がロックバーユニット40によるロック作動を解除する操作を判定できればよい。
1 車室内
2 施錠装置
2a キーレス(施錠装置)
13 液晶パネルユニット(電子機器)
21、121、221 運転席(座席)
40、140、240 ロックバーユニット(ロックバー)
43a 先端部
45 第1アクチュエータ(作動部)
46 第2アクチュエータ(作動部)
47 第3アクチュエータ(作動部)
48 第4アクチュエータ(作動部)
133a 肩パッド(肩部)
144 揺動部(作動部)
233a アームレスト
247 中間アクチュエータ(作動部)
248 先端アクチュエータ2(作動部)

Claims (3)

  1. 車両の車室内に設けられる座席と、
    前記車両の施錠を行う施錠装置と、
    前記座席に収納可能に配設されるロックバーと、
    前記ロックバーをロック作動させる作動部と、を備え、
    前記ロックバーは、伸縮可能であり、前記施錠装置が施錠操作されたとき、前記作動部により前記車室内に設けられる電子機器に向かって伸び、先端部が前記電子機器の前方に位置する車両の盗難防止装置。
  2. 前記ロックバーの先端部には、前記座席の肩部が設けられており、
    前記施錠装置が施錠操作されたときに、前記ロックバーは、前記座席における前記肩部が配設される位置から伸びて、前記肩部が前記電子機器に接触する、請求項1に記載の車両の盗難防止装置。
  3. 前記座席には、乗員が腕を置くためのアームレストが備えられており、
    前記ロックバーは、前記アームレストに収納可能に配設される、請求項1に記載の車両の盗難防止装置。
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