JP2020019403A - 車両の盗難防止装置 - Google Patents
車両の盗難防止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020019403A JP2020019403A JP2018145293A JP2018145293A JP2020019403A JP 2020019403 A JP2020019403 A JP 2020019403A JP 2018145293 A JP2018145293 A JP 2018145293A JP 2018145293 A JP2018145293 A JP 2018145293A JP 2020019403 A JP2020019403 A JP 2020019403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock bar
- seat
- vehicle
- driver
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
Description
この液晶パネルユニットは、カーナビゲーションシステムやDVDプレーヤ等の機能が備わった高価な装置であるため、液晶パネルユニットが盗難される被害が相次いでいる。
そこで、シート部材でコントロールパネル等を覆い、該盗難を防止する技術が開発されている(特許文献1)。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自動で液晶パネルユニット(電子機器)の盗難を防止できる車両の盗難防止装置を提供することにある。
その他の態様として、前記ロックバーの先端部には、前記座席の肩部が設けられており、前記施錠装置が施錠操作されたときに、前記ロックバーは、前記座席における前記肩部が配設される位置から伸びて、前記肩部が前記電子機器に接触するのが好ましい。
その他の態様として、前記座席には、乗員が腕を置くためのアームレストが備えられており、前記ロックバーは、前記アームレストに収納可能に配設されるのが好ましい。
これにより、自動で電子機器の盗難防止装置を作動させることができる。
<第1実施形態>
図1を参照すると、車室内1の斜視図が示されている。車室内1には、施錠装置2、インストルメントパネル3、コンソールボックス5及び前列シート7が設けられている。
施錠装置2は、運転手が所持するキーレス(施錠装置)2aから発信される信号を受信可能であり、キーレス2aが発信する施錠操作信号を受信すると、ドア4の施錠を実施することが可能である。
スピードメータ11は、インストルメントパネル3の左右方向中央における上部に配設された、車両の速度を表示するメータパネルである。液晶パネルユニット13は、例えば車室内1の空調設定、車室内1に流す音楽、車両の行先を設定し、該行先までの運転経路を案内をするカーナビゲーションシステム等の各種設定操作が可能な電子機器である。
運転席21は、車両を運転する運転手が着座するために配設された座席である。助手席23は、コンソールボックス5を挟んで運転席21の隣に配設された座席である。
図2を参照すると、第1実施形態に係る運転席21を車両前方から視た構成図が示されている。運転席21は、シートクッション31、シートバック33及びヘッドレスト35を備えて構成している。
シートクッション31は、運転手が着座する際、運転手の臀部を支持するクッション部材である。このシートクッション31は、車室内1の床面を構成するフロアパネルにシートレール32を介して取り付けられている。
ヘッドレスト35は、シートバック33の上端に取付けられた、乗員の頭部を支持するクッション部材である。このヘッドレスト35には、指紋認証センサ36が備えられている。指紋認証センサ36は、予め登録された人(例えば運転手)の指紋と、指紋認証センサ36に触れた指の指紋が一致するか否かを判別するセンサである。
第1ロックバー41の助手席23側の端部には、継手44を介して第2ロックバー42が取り付けられている。第2ロックバー42は、第1ロックバー41同様のパイプ部材である。
このロック作動をする前は、ロックバーユニット40は運転席21のシートバック33内に収納されている。これにより、ロックバーユニット40がロック作動していないときはロックバーユニット40を車室内1に出さないようにすることで、車室内1のスペースを確保することや、デザイン性を向上させることができる。
その後、第2アクチュエータ46が作動することで、継手44を揺動させる。これにより、第2ロックバー42及び第3ロックバー43の延びる方向が車両前後方向となる(図5)。
さらに、第4アクチュエータ48が作動することで、第3ロックバー43が車両前方向に押し出される。これにより、第3ロックバー43の先端43aは、液晶パネルユニット13の前面側に近接した位置(電子機器の前方)に位置する(図8)。
ところで、液晶パネルユニット13は、インストルメントパネル3に対し、車両前方向に移動させて取り付けられる。換言すると、液晶パネルユニット13を取り外すときは、液晶パネルユニット13を車両後方向に移動させるようにして取り外す。したがって、第3ロックバー43の先端43aが液晶パネルユニット13の前面側に近接して、即ち液晶パネルユニット13の車両後方側に近接して位置することで、液晶パネルユニット13を取り外すことが困難となる。これにより、液晶パネルユニット13が盗難されることを防止することができる。
<第2実施形態>
以下、図9〜14に基づき第2実施形態について説明する。
図9を参照すると、第2実施形態に係る運転席121の斜視図が示されている。第2実施形態に係る運転席(座席)121には、シートバック133における運転手が着座したときの肩の側方に対応する位置に肩パッド(肩部)133aが配設されている。この肩パッド133aは、運転手が車両の転舵を行ったときに運転手に加わる加速度によって該運転手が車両左右方向に移動しないよう支持することが可能であり、シートバック133とは分割して構成されている。
揺動部144は、上下方向を軸にして肩パッド133aを第3ロックバー43の先端部43a回りで揺動させることが可能な自在継手である。この揺動部144には、図示はしないが例えばモータが併設されており、該モータが稼動することで肩パッド133aを揺動させることができる。
その後、第2アクチュエータ46が作動することで、継手44を揺動させたあと、揺動部144のモータを稼動させることで肩パッド133aを揺動させる。これにより、肩パッド133aの向きがシートバック33に位置していたときと同じ向きとなる(図12、13)。
また、肩パッド133aを液晶パネルユニット13の前面側に位置するようにしたので、無理に液晶パネルユニット13を引き出されて当接したとしても、液晶パネルユニット13の前面である液晶面を保護することができる。
以下、図9〜14に基づき第3実施形態について説明する。
なお、上記第1実施形態と共通の構成については説明を省略し、ここでは第1実施形態と異なる部分について説明する。
図15を参照すると、第3実施形態に係る運転席221の斜視図が示されている。第2実施形態に係る運転席(座席)221には、シートバック233に運転手が着座したときの肘を置く場所としてアームレスト233aが配設されている。アームレスト233aは、一端がシートバック233の左右端部に取付けられ、他端が液晶パネルユニット13の後述する被係止部213aに向かって延びて形成されている。
先端ロックバー243は、中間ロックバー242に該中間ロックバー242が延びる方向に移動することが可能なように内設されたパイプ部材である。この先端ロックバー243には、先端アクチュエータ248が設けられており、先端ロックバー243を中間ロックバー242が延びる方向に移動させることができる。
図17を参照すると、助手席23側から視た、第3実施形態に係る運転席221のロックバーユニット240がロック作動をしたときの説明図が示されている。以下、図17を用いて第3実施形態に係るロックバーユニット240がロック作動をしたときの作動手順について説明する。
例えば、本実施形態では、運転席21について説明したが、助手席23にロックバーユニット40を備えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、施錠をキーレス2aによって行うことを説明したが、差し込む方式の金属製の鍵であってもよく、施錠操作がされたことを判定できればよい。
2 施錠装置
2a キーレス(施錠装置)
13 液晶パネルユニット(電子機器)
21、121、221 運転席(座席)
40、140、240 ロックバーユニット(ロックバー)
43a 先端部
45 第1アクチュエータ(作動部)
46 第2アクチュエータ(作動部)
47 第3アクチュエータ(作動部)
48 第4アクチュエータ(作動部)
133a 肩パッド(肩部)
144 揺動部(作動部)
233a アームレスト
247 中間アクチュエータ(作動部)
248 先端アクチュエータ2(作動部)
Claims (3)
- 車両の車室内に設けられる座席と、
前記車両の施錠を行う施錠装置と、
前記座席に収納可能に配設されるロックバーと、
前記ロックバーをロック作動させる作動部と、を備え、
前記ロックバーは、伸縮可能であり、前記施錠装置が施錠操作されたとき、前記作動部により前記車室内に設けられる電子機器に向かって伸び、先端部が前記電子機器の前方に位置する車両の盗難防止装置。 - 前記ロックバーの先端部には、前記座席の肩部が設けられており、
前記施錠装置が施錠操作されたときに、前記ロックバーは、前記座席における前記肩部が配設される位置から伸びて、前記肩部が前記電子機器に接触する、請求項1に記載の車両の盗難防止装置。 - 前記座席には、乗員が腕を置くためのアームレストが備えられており、
前記ロックバーは、前記アームレストに収納可能に配設される、請求項1に記載の車両の盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018145293A JP7222196B2 (ja) | 2018-08-01 | 2018-08-01 | 車両の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018145293A JP7222196B2 (ja) | 2018-08-01 | 2018-08-01 | 車両の盗難防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020019403A true JP2020019403A (ja) | 2020-02-06 |
JP7222196B2 JP7222196B2 (ja) | 2023-02-15 |
Family
ID=69588003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018145293A Active JP7222196B2 (ja) | 2018-08-01 | 2018-08-01 | 車両の盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7222196B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59120548A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-12 | Hino Motors Ltd | 自動車用盗難防止装置 |
JPS6311462A (ja) * | 1986-05-06 | 1988-01-18 | Aisin Seiki Co Ltd | 車輌用盗難防止装置 |
FR2724614A1 (fr) * | 1994-09-20 | 1996-03-22 | Peugeot | Agencement antivol pour vehicule automobile |
US5737949A (en) * | 1995-01-10 | 1998-04-14 | Zenke; Howard | Automobile anti-theft device |
-
2018
- 2018-08-01 JP JP2018145293A patent/JP7222196B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59120548A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-12 | Hino Motors Ltd | 自動車用盗難防止装置 |
JPS6311462A (ja) * | 1986-05-06 | 1988-01-18 | Aisin Seiki Co Ltd | 車輌用盗難防止装置 |
FR2724614A1 (fr) * | 1994-09-20 | 1996-03-22 | Peugeot | Agencement antivol pour vehicule automobile |
US5737949A (en) * | 1995-01-10 | 1998-04-14 | Zenke; Howard | Automobile anti-theft device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7222196B2 (ja) | 2023-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3428495B2 (ja) | 助手席用エアバッグ装置作動制御システム | |
CN105313802B (zh) | 从后座控制车辆装置的方法和系统以及车辆 | |
JP2009528219A (ja) | 自動車用トランク装置及び該装置を備えた自動車 | |
JP6855235B2 (ja) | 自動車用運転操作装置及び自動車用運転操作方法 | |
JP2011246006A (ja) | 車両用センターコンソール装置 | |
JP2011246004A (ja) | 車両用センターコンソール装置 | |
JP2009166774A (ja) | 車両用乗員拘束装置 | |
US20160009178A1 (en) | Disassociated articulating display device for a vehicle interior | |
JP7222196B2 (ja) | 車両の盗難防止装置 | |
JP2009018655A (ja) | 制御装置および方法 | |
JP7087993B2 (ja) | 車両中央構造 | |
JP2005212642A (ja) | 車両用シート | |
JP5577605B2 (ja) | 車載ロボット装置 | |
JPS6012375A (ja) | 電子キ−を備えた自動車の電動チルトステアリング装置 | |
JP2005290968A (ja) | 自動車用トランクリッドラッチアセンブリ | |
JP2008100608A (ja) | 車両用シート配置構造 | |
JP2005162170A (ja) | 車両のアームレスト構造 | |
JP6329581B2 (ja) | 自動車のステアリング装置 | |
JP2013121752A (ja) | シートスライド装置 | |
JP2005059771A (ja) | 車両用シートおよび車両 | |
CN112141019B (zh) | 车辆起动机构 | |
JP2011116145A (ja) | 自動車盗難防止装置 | |
JP4545604B2 (ja) | 車両用ドアロックシステム | |
JP3520941B2 (ja) | 車両用ドアのロック解錠装置 | |
JPH10100910A (ja) | キャブオーバ車における衝突緩和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220720 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230117 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7222196 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |