JP2020016388A - 排水部の防臭構造 - Google Patents

排水部の防臭構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020016388A
JP2020016388A JP2018139605A JP2018139605A JP2020016388A JP 2020016388 A JP2020016388 A JP 2020016388A JP 2018139605 A JP2018139605 A JP 2018139605A JP 2018139605 A JP2018139605 A JP 2018139605A JP 2020016388 A JP2020016388 A JP 2020016388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid member
cylindrical portion
water
deodorizing structure
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018139605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7117185B2 (ja
Inventor
茂樹 石原
Shigeki Ishihara
茂樹 石原
菊地 昭治
Shoji Kikuchi
昭治 菊地
富雄 田中
Tomio Tanaka
富雄 田中
滋樹 渡邉
Shigeki Watanabe
滋樹 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Priority to JP2018139605A priority Critical patent/JP7117185B2/ja
Publication of JP2020016388A publication Critical patent/JP2020016388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7117185B2 publication Critical patent/JP7117185B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】蓋部材が筒部の上端部に貼り付いてしまうことを防止することができる排水部の防臭構造を提供する。【解決手段】排水部の防臭構造は、流れ込んだ水を受けるカップ状を成す水受部32と、水を外部に排水する排水パイプ31と連通され、水受部32の底面の中央から上方に突出される筒状を成す筒部33と、水受部32に溜まった水により生じる浮力で浮く比重を有し、筒部33の上端部の開口を閉塞する蓋部材34と、蓋部材34の下面側と筒部33の上端部とを点接触または線接触させる特定部45とを備える。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、排水部の防臭構造に関する。
従来、冷蔵ショーケースでは、排水ホースの下流側から流れ込む臭気がドレン排出口を介して庫内に入らないようにするために、ドレン排出口を遮断する蓋体が設けられている。この蓋体は、発泡材などの浮力が大きくなる材料で形成されている。ドレンカップに一定量以上の水が溜まると、蓋体が浮力により上方に移動し、ドレン排出口が開放されて排水が行えるようにしている。
特開2006−183992号公報
前述の技術では、蓋体がドレン排出口を遮断しているときに、蓋体の下面とドレン排出口の上端部との間に存在する水により生じる表面張力によって、蓋体の下面がドレン排出口の上端部に貼り付いてしまう。そのため、蓋体に浮力が与えられても上方に移動されずに、排水が行えなくなるという課題がある。
本発明の実施形態は、このような事情を考慮してなされたもので、蓋部材が筒部の上端部に貼り付いてしまうことを防止することができる排水部の防臭構造を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る排水部の防臭構造は、流れ込んだ水を受けるカップ状を成す水受部と、前記水を外部に排水する排水パイプと連通され、前記水受部の底面の中央から上方に突出される筒状を成す筒部と、前記水受部に溜まった前記水により生じる浮力で浮く比重を有し、前記筒部の上端部の開口を閉塞する蓋部材と、前記蓋部材の下面側と前記筒部の上端部とを点接触または線接触させる特定部と、を備える。
オープンショーケースを示す斜視図。 オープンショーケースを示す側断面図。 第1実施形態の排水部を示す斜視図。 フィルタ部材と蓋部材と水受部を示す側断面図。 蓋部材により筒部が閉塞された状態の排水部を示す側断面図。 蓋部材が浮いて筒部が開放された状態の排水部を示す側断面図。 筒部を示す平面図。 変形例1の筒部を示す平面図。 突起部を示す断面図。 変形例2の突起部を示す断面図。 第2実施形態の蓋部材を示す斜視図。 第3実施形態の蓋部材を示す斜視図。 第4実施形態の蓋部材を示す底面図。 第5実施形態の蓋部材を示す底面図。 第6実施形態の蓋部材および筒部を示す側断面図。 第7実施形態の蓋部材および筒部を示す側断面図。 第8実施形態の蓋部材および筒部を示す側断面図。
(第1実施形態)
以下、本実施形態を添付図面に基づいて説明する。まず、第1実施形態の排水部の防臭構造について図1から図10を用いて説明する。以下、図2の紙面左側をオープンショーケースの正面側(前方側)として説明する。図1の符号1は、本実施形態の排水部の防臭構造が適用されたオープンショーケースである。このオープンショーケース1は、主に食料品などを販売する店舗に設置され、ペットボトル飲料、缶飲料、冷蔵食品などの商品(被陳列物)を陳列するために用いられる。このオープンショーケース1は、冷凍サイクルを構成する機器を備え、商品を冷蔵した状態で陳列することができる。
図1に示すように、本実施形態のオープンショーケース1は、正面視および側面視で四角形状を成す箱状の什器である。このオープンショーケース1は、その前面側が開口されている。この前面の開口から商品が出し入れ自在に陳列される陳列室2が設けられている。陳列室2の上部には、天井部3が設けられ、陳列室2の下部には、機器が収容される基台部4が設けられている。
陳列室2の左右両側面には、ガラス板5が設けられている。このガラス板5は、断熱性を有する複層ガラスから成る。なお、陳列室2の左右両側面のうち、いずれか一方にガラス板5を設けるとともに、他方に側板を設けるようにしても良い。
図2に示すように、オープンショーケース1は、側断面視で正面が開口されたコ字形状を成す。陳列室2は、天井板6と底面棚板7と後面板8とで囲まれた空間である。この陳列室には、上下方向に並んだ複数段の陳列棚9(棚板)が設けられている。各陳列棚9は、後面板8に着脱自在に取り付けられる。これら陳列棚9および底面棚板7の上面に複数の商品10が載置される。これら陳列棚9および底面棚板7の上面のそれぞれが、商品10を陳列する陳列部11〜15となっている。
陳列室2の開口の下縁辺近傍であり、かつ底面棚板7の前方位置には、陳列室2の冷気K(空気)を吸い込む吸込部16が設けられている。この吸込部16は、複数のスリット孔が設けられた蓋材17で閉塞されている。また、陳列室2の開口の上縁辺近傍であり、かつ天井板6の前方位置には、陳列室2に向けて冷気Kを吹き出す吹出部18が設けられている。この吹出部18は、下方に向かって開口されている。そして、吹出部18から下方に吹き出された冷気Kによって陳列室2の内部の温度が下げられる。
オープンショーケース1の内部には、天井板6と底面棚板7と後面板8とをさらに囲むように、側面視でコ字形状を成す断熱部19が設けられている。この断熱部19は、天井板6と底面棚板7と後面板8とのそれぞれから所定の空間を空けて配置されている。そして、吸込部16から吹出部18に掛けて冷気Kを循環させる冷気循環ダクト20が形成される。
冷気循環ダクト20の内部であり、かつ底面棚板7の下方位置には、陳列室2から吸い込まれた冷気Kを送るための冷気循環用送風機21が設けられる。さらに、冷気循環ダクト20の内部であり、かつ後面板8の後方位置には、冷気Kから熱を奪って温度を下げるための熱交換器としての蒸発器22が設けられている。
冷気循環用送風機21が駆動されることで、吸込部16から陳列室2の冷気Kが冷気循環ダクト20の内部に吸い込まれる。そして、この冷気Kが、底面棚板7の下方位置を通って後方に向かって送られ、後面板8の後方側を上昇する。このときに、蒸発器22により冷気Kが冷却される。さらに、この冷気Kが、天井板6の上方位置を通って前方に向かって送られ、吹出部18から吹き出される。
吹出部18から吹き出された冷気Kによって陳列室2の商品10が冷やされ、この冷気Kが再び吸込部16から冷気循環ダクト20に吸い込まれる。このように、陳列室2の冷気循環ダクト20との間で冷気Kが循環される。
基台部4の内部には、冷媒を圧縮する圧縮機23と、冷媒を凝縮する熱交換器としての凝縮器24と、この凝縮器24に対向して配置される放熱用送風機25とが収容される。蒸発器22と圧縮機23と凝縮器24とが冷媒を循環させる冷媒配管を介して互いに接続されている。そして、蒸発器22と凝縮器24との間で冷媒を循環させることで冷凍サイクルが構成される。なお、基台部4の前面側には、空気が流通可能な流通部26が設けられ、この流通された空気により凝縮器24の放熱が行えるようになっている。
天井部3の吹出部18の前方位置には、庇部27が設けられる。この庇部27には、照明部28が設けられ、この照明部28により商品10を照らすことができるようになっている。また、庇部27は商品情報等を表示する表示部としての機能、または照明部28からの光を透過するシェードとしての機能等を有している。
底面棚板7の下方位置にある断熱部19の底面29は、蒸発器22の直下の位置から前方に向かって下がるように傾斜されている。そして、この底面棚板7の前側には、蒸発器22から滴り落ちるドレン水を排水する排水部30が設けられている。排水部30には、オープンショーケース1の外部まで延びる排水パイプ31が接続されている。蒸発器22の表面で結露により生じたドレン水は、断熱部19の底面29を流れ落ちて、排水部30からオープンショーケース1の外部に排水される。
底面棚板7および蓋材17は、着脱可能になっている。オープンショーケース1のメンテナンスを行うときには、底面棚板7および蓋材17を取り外すことで、排水部30にアクセスすることができる。そして、この排水部30に詰まったゴミなどの異物を除去することができる。
次に、第1実施形態の排水部について詳述する。図3および図4に示すように、排水部30は、断熱部19の底面29の最低部に設けられている。なお、断熱部19の底面29は、水が流れ易い板金で覆われている。蒸発器22から滴り落ちたドレン水は、断熱部19の底面29の傾斜に沿って流れ、その最低部に設けられた排水部30に流れ込む。
排水部30は、ドレン水を受けるカップ状を成す水受部32と、水受部32の底面の中央から上方に突出される筒状を成す筒部33と、筒部33の上端部の開口を閉塞する蓋部材34と、水受部32の上端部の開口を覆うフィルタ部材35とを備える。
水受部32および筒部33は、硬質塩化ビニールなどの合成樹脂の材質で形成され、それぞれ平面視で円形状を成す。なお、筒部33の直径は、水受部32の直径よりも小さくなっている。そして、水受部32と筒部33とが、同心円状を成すように配置される。
水受部32の上端部の高さ位置は、断熱部19の底面29の高さ位置と一致している。筒部33の上端部の位置は、断熱部19の底面29の高さ位置よりも低く、かつ水受部32の底面よりも高い位置に設けられる。水受部32にドレン水Wが流れ込むと、水受部32の底面には、所定量の水が溜まるようになる(図6参照)。つまり、水受部32の内周面と筒部33の外周面との間の領域に水が溜まる。
筒部33の下部は、断熱部19を貫通して水受部32の下方に延びる。そして、この筒部33の下部には、90°の角度で屈曲されたエルボ管36が連結される。このエルボ管36介して、筒部33の下部が排水パイプ31と接続されている。筒部33の上端部の開口から流れ込んだドレン水Wは、排水パイプ31を介してオープンショーケース1の外部に排水される。
水受部32の底面から突出される筒部33の上部は、所定寸法の肉厚を有する円筒形状を成す部分となっている。この筒部33の上端部に蓋部材34が載置される上端面37が形成される。
第1実施形態の蓋部材34は、円盤状を成す部材であり、平面視で正十二角形を成す。蓋部材34の直径は、水受部32の直径よりも小さく、かつ筒部33の直径よりも大きくなっている。図5に示すように、蓋部材34が筒部33の上端部に載置されると、筒部33の開口が閉塞され、排水パイプ31の下流側から流れ込む臭気がオープンショーケース1の庫内に流れ込まないようになっている。
封水トラップなどの水を用いた閉塞手段を設けずに、蓋部材34により筒部33の開口が閉塞されるので、冬期などの冷蔵運転を行わない温蔵運転の期間であっても、筒部33の開口の閉塞状態を維持することができる。また、エアカットバルブなどの機械的な機構を設けないで済むので、製造コストを低減することができるばかりか、メンテナンスを容易に行うことができる。
蓋部材34の縁辺には、下方に突出される突出縁部38が形成されている。つまり、蓋部材34は、断面視でコ字形状を成す。蓋部材34の突出縁部38は、蓋部材34が筒部33の上端部に載置された状態で、水平方向にずれたときに、筒部33の上端部に掛止される。このようにすれば、蓋部材34の縁辺の突出縁部38が筒部33の上端部に引っ掛かるので、蓋部材34が筒部33の開口から外れないようになり、閉塞状態を維持することができる。
蓋部材34は、水よりも比重が軽い発泡スチロールなどの材質で形成される。つまり、蓋部材34は、水受部32に溜まった水Wにより生じる浮力で浮く比重を有する。蓋部材34の材質を発泡スチロールにすることで、蓋部材34に浮力を持たせるための機械的構造を追加する必要がない。そのため、蓋部材34の構造を簡素化することができ、製造を容易に行うことができる。
なお、蓋部材34は、発泡スチロールで形成されていなくても良い。例えば、蓋部材34を合成樹脂で形成し、その内部を中空にすることで、水受部32に溜まった水Wにより生じる浮力を生じさせても良い。
図6に示すように、水受部32にドレン水Wが流れ込み、水面Sが筒部33の上端部を超える高さになると、蓋部材34に浮力が生じ、蓋部材34が上方に移動される。このとき、蓋部材34と筒部33の上端部との間に生じる隙間から水Wが筒部33の開口に流れ込む。水Wが排水されて、水面Sが筒部33の上端部よりも低くなると、蓋部材34が下方に移動され、再び筒部33の開口が閉塞される。
図3および図4に示すように、フィルタ部材35は、ステンレスなどの金属材で形成される。このフィルタ部材35は、水受部32の開口を覆うように、平面視で円形状を成す。フィルタ部材35の周縁には、周方向に並び、上方に突出される複数の突出片39が設けられている。これらの突出片39の外周側には、径方向に突出される掛止片40が設けられる。これらの掛止片40が、水受部32の開口の縁部に掛止されることで、フィルタ部材35が所定の高さ位置に保持される。
また、フィルタ部材35には、複数の孔部41が形成されている。これらの孔部41がフィルタ部材35に形成されていることで、ドレン水Wが通過可能な状態で、ゴミなどの異物を捕獲することができる。
なお、掛止片40は、突出片39の上下方向の中央部から突出される。そのため、フィルタ部材35の下面42の位置は、水受部32の上端部よりも低い位置に維持される。また、断熱部19の底面29が傾斜され、その最低部に水受部32の開口が設けられているので、水受部32の開口の縁辺の高さが均一になっていない。この場合でも、フィルタ部材35の下面42の位置が、水受部32の上端部よりも低くなるように、掛止片40の位置が設定されている。
図5に示すように、蓋部材34が筒部33の開口を閉塞した状態において、フィルタ部材35の下面42から蓋部材34の上面43までの離間寸法L1よりも、蓋部材34の下面44から突出縁部38の下端までの突出寸法L2の方が、大きくなっている。そのため、蓋部材34の上面43がフィルタ部材35の下面42に接触される位置まで、蓋部材34が浮上されても、突出縁部38の下端が筒部33の上端部よりも高くなることがない。そのため、蓋部材34が水平方向にずれたときに、突出縁部38を筒部33の上端部に掛止させることができる。
第1実施形態の筒部33の上端面37には、この上端面37から上方に突出される特定部としての突起部45が設けられている。図7に示すように、突起部45は、筒部33の径方向に直線状に延びる凸条となっている。第1実施形態では、4本の突起部45が筒部33の上端面37の周方向に等間隔に並んで設けられる。
図9に示すように、突起部45の先端形状は、断面視で半円形状を成す。そして、突起部45の先端が、蓋部材34の下面44に線接触される。突起部45が設けられることで、蓋部材34が筒部33の開口を閉塞した状態で、蓋部材34の下面44と筒部33の上端面37との間に間隙Gが形成される。つまり、蓋部材34の下面44と筒部33の上端面37との接触面積を小さくすることができる。そのため、蓋部材34が筒部33の上端面37に貼り付くことがなく、蓋部材34に浮力が生じたときに、蓋部材34をスムーズに上方に移動させることができる。
ここで、突起部45の断面半円形状の円弧直径Rに対して、少なくともR/2<Gに形成されている。また、間隙Gは1.5〜3.0mmに構成されている。また、L2>3Gに構成されている。このように構成することにより、バイオフィルムの生成にともなう蓋部材34と筒部33とが固着することを良好に抑制することができる。また、排水パイプ31側からの臭気が庫内側へ流出するのを良好に防止することができる。
なお、突起部45は、その他の態様であっても良い。例えば、図8に示す変形例1の筒部33Aでは、特定部としての突起部45Aが、筒部33Aの上端面37に設けられた小さな円形の凸部となっている。変形例1では、3個の突起部45Aが筒部33Aの上端面37の周方向に等間隔に並んで設けられる。そして、突起部45Aの先端が、蓋部材34の下面44に点接触される。
また、図10に示す変形例2の特定部としての突起部45Bでは、その先端形状が断面視で三角形状を成す。この突起部45Bが筒部33Bの径方向に直線状に延びる凸条である場合は、その先端が蓋部材34の下面44に線接触される。一方、この突起部45Bが筒部33Bの上端面37に設けられた小さな円形の凸部である場合は、その先端が蓋部材34の下面44に点接触される。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の排水部の防臭構造について図11を用いて説明する。なお、前述した実施形態に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図11に示すように、第2実施形態の蓋部材34Aは、円盤状を成す部材であり、平面視で円形状を成す。蓋部材34Aの縁辺には、下方に突出される突出縁部38が形成されている。つまり、蓋部材34Aは、断面視でコ字形状を成す。さらに、突出縁部38の一部から下方に突出される凸片46が形成されている。
第2実施形態では、4つの凸片46が蓋部材34Aの周方向に等間隔に並んで設けられる。このようにすれば、蓋部材34Aが傾いたり、ぐらついたりしても、凸片46が筒部の上端部に引っ掛かるので、蓋部材34Aが筒部33の開口からずれないようになり、閉塞状態を維持することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態の排水部の防臭構造について図12を用いて説明する。なお、前述した実施形態に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図12に示すように、第3実施形態の蓋部材34Bは、円盤状を成す部材であり、平面視で円形状を成す。蓋部材34Bの縁辺には、その一部から下方に突出される凸片46が形成されている。第3実施形態では、4つの凸片46が蓋部材34Bの周方向に等間隔に並んで設けられる。
この第3実施形態では、第2実施形態の突出縁部38が形成されていない。蓋部材34Bの全周に亘って突出縁部38を設けると、浮力が強すぎて、蓋部材34Bが浮きすぎる場合がある。そこで、第3実施形態では、凸片46を設けることで、浮力を発生させる部分を小さくし、蓋部材34Bが浮きすぎることを防止している。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態の排水部の防臭構造について図13を用いて説明する。なお、前述した実施形態に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図13に示すように、第3実施形態の蓋部材34Cは、円盤状を成す部材であり、底面視で円形状を成す。蓋部材34Cの縁辺には、下方に突出される突出縁部38が形成されている。つまり、蓋部材34Cは、断面視でコ字形状を成す。さらに、蓋部材34Cの下面44には、その中心から放射状に延びる複数本の突起部45Cが設けられる。
特定部としての突起部45Cは、蓋部材34Cの径方向に延びる凸状となっている。第3実施形態では、6本の突起部45Cが蓋部材34Cの下面44に周方向に等間隔に並んで設けられる。また、これらの突起部45Cは、筒部33Cの上端面37と重なる位置に設けられる。さらに、これらの突起部45Cの先端形状は、断面視で半円形状(図9参照)、または三角形状(図10参照)を成す。
なお、第3実施形態の筒部33Cの上端面37には、前述の実施形態のような突起部が設けられておらず、平坦面となっている。そして、蓋部材34Cが筒部33Cの上端面37に載置されると、蓋部材34Cの突起部45Cが、筒部33Cの上端面37に線接触される。また、前述の実施形態と同様に、突起部45が設けられた筒部33の上端面37に蓋部材34Cを載置しても良い。
なお、突起部45Cは、蓋部材34Cの下面44と一体に形成されても良いし、別部材として突起部45Cを形成し、蓋部材34Cの下面44に突起部45Cを接着しても良い。
また、蓋部材34Cの上面にも突起部45Cを設けても良い。蓋部材34Cの上面と下面の両面に突起部45Cを設けることで、メンテナンスの作業者が間違って蓋部材34Cを上下反転して取り付けてしまっても、蓋部材34Cが筒部33Cの上端面37に貼り付いてしまうことを防止できる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態の排水部の防臭構造について図14を用いて説明する。なお、前述した実施形態に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図14に示すように、第4実施形態の蓋部材34Dは、円盤状を成す部材であり、底面視で円形状を成す。蓋部材34Dの縁辺には、下方に突出される突出縁部38が形成されている。つまり、蓋部材34Dは、断面視でコ字形状を成す。さらに、蓋部材34Dの下面44には、複数の突起部45Dが設けられる。
特定部としての突起部45Dは、蓋部材34Dの下面44に設けられた小さな円形の凸部となっている。第4実施形態では、12個の突起部45Dが蓋部材34Dの下面44に周方向に等間隔に並んで設けられる。また、これらの突起部45Dは、筒部33Cの上端面37と重なる位置に設けられる。なお、筒部33Cの上端面37と重なる位置であれば、蓋部材34Dの中心から、それぞれの突起部45Dまでの距離が異なっていても良い。さらに、これらの突起部45Dの先端形状は、断面視で半円形状(図9参照)、または三角形状(図10参照)を成す。
なお、第4実施形態の筒部33Cの上端面37には、前述の実施形態のような突起部が設けられておらず、平坦面となっている。そして、蓋部材34Dが筒部33Cの上端面37に載置されると、蓋部材34Dの突起部45Dが、筒部33Cの上端面37に点接触される。また、前述の実施形態と同様に、突起部45が設けられた筒部33の上端面37に蓋部材34Dを載置しても良い。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態の排水部の防臭構造について図15を用いて説明する。なお、前述した実施形態に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図15に示すように、第6実施形態の特定部としての筒部33Dの上端部は、その厚みが上方にゆくに従って薄くなる形状となっている。この筒部33Dの上端部の先端形状は、断面視で三角形状を成す。この筒部33Dの上端部が、筒部33Dの周方向に環状に延びる凸条となっている。また、蓋部材34は、断面視でコ字形状を成す円盤状の部材である。この蓋部材34が筒部33Dの上端部に載置されると、筒部33Dの上端部が蓋部材34の下面44に線接触される。
このようにすれば、蓋部材34が筒部33Dの開口を閉塞した状態で、蓋部材34の下面44と筒部33Dの上端面37との接触面積を小さくすることができる。そのため、蓋部材34が筒部33Dの上端面37に貼り付くことがなく、蓋部材34に浮力が生じたときに、蓋部材34をスムーズに上方に移動させることができる。
第6実施形態では、筒部33Dの上端部の先端形状が、その外周側から内周側に向かって高くなるように傾斜されている。このようにすれば、筒部33Dの上端部と蓋部材34と間に、その外周側から水Wを入り込み易くすることができる。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態の排水部の防臭構造について図16を用いて説明する。なお、前述した実施形態に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図16に示すように、第7実施形態の特定部としての筒部33Eの上端部は、その厚みが上方にゆくに従って薄くなる形状となっている。この筒部33Eの上端部の先端形状は、断面視で半円形状を成す。この筒部33Eの上端部が、筒部33Eの周方向に環状に延びる凸条となっている。また、蓋部材34は、断面視でコ字形状を成す円盤状の部材である。この蓋部材34が筒部33Eの上端部に載置されると、筒部33Eの上端部が蓋部材34の下面44に線接触される。
このようにすれば、蓋部材34が筒部33Eの開口を閉塞した状態で、蓋部材34の下面44と筒部33Eの上端面37との接触面積を小さくすることができる。そのため、蓋部材34が筒部33Eの上端面37に貼り付くことがなく、蓋部材34に浮力が生じたときに、蓋部材34をスムーズに上方に移動させることができる。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態の排水部の防臭構造について図17を用いて説明する。なお、前述した実施形態に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図17に示すように、第8実施形態の特定部としての筒部33Cの上端部は、水平を成す平坦面としての上端面37が形成される。つまり、この筒部33Cの上端部の先端形状は、断面視で四角形状を成す。そして、この上端面37には、前述の実施形態のような突起部が設けられていない。この筒部33Cの上端部の外周縁が、筒部33Cの周方向に環状に延びる凸条となっている。
第8実施形態の蓋部材34Eは、断面視で逆U字形状を成す湾曲された部材である。この蓋部材34Eは、その中央部が上方に膨出するように湾曲されている。つまり、蓋部材34Eの下面44Aは、所定の曲率を有する湾曲面となっている。この蓋部材34Eが筒部33Cの上端部に載置されると、筒部33Cの上端部の外周縁が蓋部材34Eの下面44Aに線接触される。
このようにすれば、蓋部材34Eが筒部33Cの開口を閉塞した状態で、蓋部材34Eの下面44Aと筒部33Cの上端面37との接触面積を小さくすることができる。そのため、蓋部材34Eが筒部33Cの上端面37に貼り付くことがなく、蓋部材34Eに浮力が生じたときに、蓋部材34Eをスムーズに上方に移動させることができる。
以上説明したように、第1〜5実施形態では、特定部が、蓋部材の下面または筒部の上端面から突出される突起部であることで、突起部により蓋部材の下面側と筒部の上端面との間に隙間が形成され、この隙間から水が入り込むので、蓋部材が筒部の上端面に貼り付いてしまうことを防止することができる。
また、第1〜5実施形態では、少なくとも3つの突起部が、蓋部材の下面または筒部の上端面に周方向に並んで設けられることで、蓋部材の下面側と筒部の上端部の間に、周方向のいずれの方向からでも、水が入り込むようになり、蓋部材が筒部の上端面に貼り付いてしまうことを防止することができる。
また、第1〜5実施形態では、突起部の先端形状が断面視で半円形状または三角形状を成すことで、蓋部材の下面側と筒部の上端面とを点接触または線接触させる構造を実現することができる。
また、第6〜8実施形態では、特定部が筒部と一体となっているので、特定部の強度を向上させることができる。
また、第6〜7実施形態では、筒部の上端部の先端形状が断面視で半円形状または三角形状を成すことで、蓋部材の下面側と筒部の上端面とを点接触または線接触させる構造を実現することができる。
本実施形態に係る排水部の防臭構造を第1実施形態から第8実施形態に基づいて説明したが、いずれか1の実施形態において適用された構成を他の実施形態に適用しても良いし、各実施形態において適用された構成を組み合わせても良い。
なお、本実施形態では、排水部の防臭構造が店舗に設置されるオープンショーケースに適用されているが、その他の什器に本実施形態の排水部の防臭構造が適用されても良い。例えば、家庭用の冷蔵設備に本実施形態の排水部の防臭構造を適用しても良いし、簡易型または携帯型のシンクに本実施形態の排水部の防臭構造を適用しても良い。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、蓋部材の下面側と筒部の上端部とを点接触または線接触させる特定部を備えることにより、蓋部材が筒部の上端部に貼り付いてしまうことを防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…オープンショーケース、2…陳列室、3…天井部、4…基台部、5…ガラス板、6…天井板、7…底面棚板、8…後面板、9…陳列棚、10…商品、11〜15…陳列部、16…吸込部、17…蓋材、18…吹出部、19…断熱部、20…冷気循環ダクト、21…冷気循環用送風機、22…蒸発器、23…圧縮機、24…凝縮器、25…放熱用送風機、26…流通部、27…庇部、28…照明部、29…底面、30…排水部、31…排水パイプ、32…水受部、33(33A〜33E)…筒部、34(34A〜34E)…蓋部材、35…フィルタ部材、36…エルボ管、37…上端面、38…突出縁部、39…突出片、40…掛止片、41…孔部、42…フィルタ部材の下面、43…蓋部材の上面、44(44A)…蓋部材の下面、45(45A〜45D)…突起部、46…凸片、G…間隙、K…冷気、L1…離間寸法、L2…突出寸法、R…円弧直径、S…水面、W…水。

Claims (7)

  1. 流れ込んだ水を受けるカップ状を成す水受部と、
    前記水を外部に排水する排水パイプと連通され、前記水受部の底面の中央から上方に突出される筒状を成す筒部と、
    前記水受部に溜まった前記水により生じる浮力で浮く比重を有し、前記筒部の上端部の開口を閉塞する蓋部材と、
    前記蓋部材の下面側と前記筒部の上端部とを点接触または線接触させる特定部と、
    を備える排水部の防臭構造。
  2. 前記特定部が、前記蓋部材の下面または前記筒部の上端面から突出される突起部である請求項1に記載の排水部の防臭構造。
  3. 少なくとも3つの前記突起部が、前記蓋部材の下面または前記筒部の上端面に周方向に並んで設けられる請求項2に記載の排水部の防臭構造。
  4. 前記特定部が、前記筒部の上端部であり、この筒部の上端部の厚みが上方にゆくに従って薄くなる形状となっている請求項1に記載の排水部の防臭構造。
  5. 前記特定部の先端形状が、断面視で半円形状または三角形状を成す請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の排水部の防臭構造。
  6. 前記蓋部材が、断面視でコ字形状を成し、前記蓋部材の縁辺が下方に突出される請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の排水部の防臭構造。
  7. 前記蓋部材の縁辺の少なくとも一部から下方に突出される凸片を備える請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の排水部の防臭構造。
JP2018139605A 2018-07-25 2018-07-25 排水部の防臭構造 Active JP7117185B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018139605A JP7117185B2 (ja) 2018-07-25 2018-07-25 排水部の防臭構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018139605A JP7117185B2 (ja) 2018-07-25 2018-07-25 排水部の防臭構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020016388A true JP2020016388A (ja) 2020-01-30
JP7117185B2 JP7117185B2 (ja) 2022-08-12

Family

ID=69580246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018139605A Active JP7117185B2 (ja) 2018-07-25 2018-07-25 排水部の防臭構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7117185B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842494U (ja) * 1971-09-20 1973-05-31
JPS5416159U (ja) * 1977-07-01 1979-02-01
JPS5465698U (ja) * 1977-10-18 1979-05-10
JPS5733786U (ja) * 1980-08-07 1982-02-22
JPH02106574U (ja) * 1989-02-10 1990-08-24
JPH053875U (ja) * 1991-07-01 1993-01-22 ホシザキ電機株式会社 排水口トラツプ装置
JPH09228441A (ja) * 1996-02-22 1997-09-02 Nobuyoshi Shima 排水トラップ装置
JP3050493U (ja) * 1998-01-12 1998-07-14 邦材 曾 排水装置
WO2003018922A1 (en) * 2001-08-24 2003-03-06 Uridan A/S Stench trap for waterless urinal
JP2005290944A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kazumi Kubo 金属製床排水トラップ及びその防食工法。
JP2006183992A (ja) * 2004-12-02 2006-07-13 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ドレン処理構造

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842494U (ja) * 1971-09-20 1973-05-31
JPS5416159U (ja) * 1977-07-01 1979-02-01
JPS5465698U (ja) * 1977-10-18 1979-05-10
JPS5733786U (ja) * 1980-08-07 1982-02-22
JPH02106574U (ja) * 1989-02-10 1990-08-24
JPH053875U (ja) * 1991-07-01 1993-01-22 ホシザキ電機株式会社 排水口トラツプ装置
JPH09228441A (ja) * 1996-02-22 1997-09-02 Nobuyoshi Shima 排水トラップ装置
JP3050493U (ja) * 1998-01-12 1998-07-14 邦材 曾 排水装置
WO2003018922A1 (en) * 2001-08-24 2003-03-06 Uridan A/S Stench trap for waterless urinal
JP2005290944A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kazumi Kubo 金属製床排水トラップ及びその防食工法。
JP2006183992A (ja) * 2004-12-02 2006-07-13 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ドレン処理構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP7117185B2 (ja) 2022-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4895848B2 (ja) 冷却装置
JP2019074308A (ja) オープンショーケース
JP2006183992A (ja) ドレン処理構造
JP7117185B2 (ja) 排水部の防臭構造
JP2009168364A (ja) 冷蔵庫
JP5405150B2 (ja) 冷却貯蔵庫
AU2021269418B2 (en) Refrigerator
JP4950512B2 (ja) 冷蔵ショーケース
JP2007107759A (ja) 冷却貯蔵庫
JP4189253B2 (ja) 冷却貯蔵庫
KR20070028884A (ko) 일체형 에어컨
JP3208172U (ja) 霜受け皿
JP6652396B2 (ja) 冷蔵庫
KR20160031231A (ko) 공기 조화기의 실외기
JP6909320B2 (ja) 冷蔵庫
JP2006336984A (ja) 冷蔵庫
JP2006105463A (ja) 冷却貯蔵庫の排水構造
JPS6216621Y2 (ja)
KR200404924Y1 (ko) 천장형 에어컨디셔너용 물받이
JPH07218101A (ja) ショーケース等の排水装置
JP2009047360A (ja) 冷蔵庫
JP2006078054A (ja) 冷蔵庫
KR200355272Y1 (ko) 냉장고의 냉기순환장치
JP2024051937A (ja) 冷蔵ショーケース
JP2016061453A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7117185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150