JP3050493U - 排水装置 - Google Patents

排水装置

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JP3050493U
JP3050493U JP1998000208U JP20898U JP3050493U JP 3050493 U JP3050493 U JP 3050493U JP 1998000208 U JP1998000208 U JP 1998000208U JP 20898 U JP20898 U JP 20898U JP 3050493 U JP3050493 U JP 3050493U
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JP1998000208U
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邦材 曾
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邦材 曾
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水口からの匂いや虫類の溢出、這い出しを
防止できる排水装置の提供。 【解決手段】 網体43の孔42より筒座41内に流入
し受け盤45に落ちた排水の浮力によりフロート46が
浮き上がり、オーバーフロー口451を開放させて排水
を排水口44より筒座41外へと流出させ、網体43の
孔42より排水が流入しない時に、フロート46がオー
バーフロー口451を遮蔽して臭気或いは虫類の網体4
3外への溢出或いは這い出しを防止できるようにしてあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の漏水装置に関し、特に一種の排水装置中に未だ積水がない時に も、防臭、防虫の効果を達成できる排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭中の排水装置は、ベランダや浴室の地板上に設けられ、台所の流しに 使用されている排水装置は相当に複雑である。図1には地板1に設けられた排水 装置2が示されている。該排水装置2は筒座21を有し、その上方を多数の孔2 2の開いた網体23が覆い、下方に一つの排出口24が設けられ、網体23と排 出口24の間の筒座21内側に、一つの受け盤25が固定され、網体23下方に ネジ部品26で一つの柵カバー27が固定され、受け盤25の中央に一つのオー バーフロー口251が開設され、オーバーフロー口251の周囲に浅く凹んだ溜 め溝252が設けられ、柵カバー27は円弧状を呈して内が凹み開口271が下 を向き、且つその周壁272が溜め溝252中に延伸されている。地板1上の積 水が網体23の孔22より流入すると、円弧形を呈する柵カバー27の外周に沿 って柵カバー27外の溜め溝252中に流入し、さらに柵カバー27内の溜め溝 252内に流入し、水が溜め溝252のオーバーフロー口251の高さを超過す ると、積水がオーバーフロー口251から排水口24を経て排出される。また、 積水が孔22よりまだ流入していない時、溜め溝252中に溜まりオーバーフロ ー口251と同じ高さを有する積水により、排水管中の臭気或いは虫類が柵カバ ー27と溜め溝252間の迂回する通路を経由して網体23と孔22から放出さ れたり或いは這いだすことが防止される。しかし、長時間にわたり排水装置に排 水が流入しないと、溜め溝252中の積水が蒸発して、排水管中の臭気や虫類が 迂回通路を取って網体23の孔22より放出或いは這いだした。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、排水装置中に未だ積水がない時にも、防臭、防虫の効果を達成でき る排水装置を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、下方に排水口44が設けられた筒座41を有し、筒座41 の上部開口部分を覆うように、複数の孔42を設けてある網体43が設けられ、 該筒座41内にあって、網体43と排水口44の間に、垂直方向に貫通するオー バーフロー口451を中央に有する受け盤45が設けられ、網体43と受け盤4 5の間に比重が1より小さくオーバーフロー口451を遮蔽可能なフロート46 が設けられ、網体43の孔42より筒座41内に流入し受け盤45に落ちた排水 の浮力によりフロート46が浮き上がり、オーバーフロー口451を開放させて 排水を排水口44より筒座41外へと流出させ、網体43の孔42より排水が流 入しない時に、フロート46がオーバーフロー口451を遮蔽して臭気或いは虫 類の網体43外への溢出或いは這い出しを防止できるようにしてあり、以上の構 成からなる排水装置としている。
【0005】 請求項2の考案は、網体とフロートの間に一つのガイド蓋が設けられたことを 特徴とする、請求項1に記載の排水装置としている。
【0006】 請求項3の考案は、ガイド蓋と網体の連接部分に貫通孔が設けられ、ガイド蓋 の下端が下に延伸されて筒状部が形成されて、該筒状部がフロートの外径より大 きな内径を有し、該筒状部に複数のスロットが設けられたことを特徴とする、請 求項2に記載の排水装置としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案は排水装置中に一つのフロートを設けて、該フロートの比重を1より小 さく設けて、進入した積水の浮力によりフロートを上に移動させて、積水をオー バーフロー口より排出させ、並びに排水がまだ排水装置に進入していない時に、 フロートでオーバーフロー口を塞ぎ、臭気や虫類が溢れたり這いだしたりするの を防止できるようにしたことを特徴としている。
【0008】 本考案の排水装置は、一つの筒座中に一つの排水口と複数の孔を設けた網体を 設けて、網体と排水口の間に、筒座内に別に一つの排出口を設け、網体下方に一 つのフロートを設け、その比重を1より小さいものとし、以上により網体の孔よ り流入した水を、その浮力によりフロートを上に移動させることで、オーバーフ ロー口を経て排水口より排出させ、並びに水が流入する時に、フロートの傘部で オーバーフロー口を覆って臭気或いは虫類の溢出と這い出しを防止するようにし てなる。
【0009】
【実施例】
図2は、本考案の地板3に取り付けられた排水装置4の実施例である。それは 、下方に排水口44が設けられた筒座41を有し、筒座41の上部開口部分を覆 うように、複数の孔42を設けてある網体43が設けられ、筒座41内周に一つ の受け盤45が固定され、受け盤45の中央に一つのオーバーフロー口451が 設けられ、該オーバーフロー口451の周囲に浅く凹んだ溜め溝452が設けら れ、受け盤45と網体43の間に一つのフロート46が設けられている。該フロ ート46はその比重が1より小さく設けられ、上方が円錐状の傘部461とされ 、下方が細い支持部462とされ、該支持部262の細い部分と太い部分の外径 はいずれも傘部461の外径より小さく設けられるが、受け盤45中央のオーバ ーフロー口451と比較した場合、支持部462の細い部分の外径とオーバーフ ロー口451の内径はその差が大きいほどよく、支持部462の太藺部分とオー バーフロー口451の内径は近くただしある適当な間隙を保留するものとされる 。網体43下方に一つのガイド蓋47が固定され、該ガイド蓋47はフロート4 6の傘部461の外径に接近するか或いはそれより大きい外径を有するものとさ れる。
【0010】 使用上、大量の排水が網体43より流入する時、ガイド蓋47の案内により水 はフロート46の傘部461外壁に沿って溜め溝452中に落ち、排水は直接フ ロート46上に落ちることはなく、排水は僅かに溜め溝452中に落ちるため、 こうしてガイド蓋47がフロート46に対する衝撃力を吸収するために、フロー ト46がオーバーフロー口451より流出する排水により負圧が発生する時の吸 引力を克服できる。一般の適当な流量の排水が流入する場合は、フロート46に 対する衝撃力が比較的小さく、オーバーフロー口451から排出される排水の発 生する負圧もまた小さいため、ガイド蓋47の設置の必要はない。
【0011】 本考案はまた、図3に示されるように、網体51の孔52の設計に関して、孔 52部分に凹んだ止め板53が形成された形態も可能である。この設計は、排水 が水平方向に貫通する排出孔54より流入し、大量の排水が流される時に止め板 53により衝撃力が軽減されるため、流入の状況が穏やかになり、本考案のフロ ートの開閉に適合する。該止め板53の設計は図3のように真っ直ぐに設けられ てその両側に排出孔54が設けられるほか、図4のように傾斜した状態に設置可 能である。
【0012】 本考案の第2実施例は、図5に示されるとおりであり、該実施例では、ガイド 蓋61の下端が延伸されて筒状部611が形成されており、該筒状部611に貫 通孔612が設けられ、ガイド蓋61と網体43の連接部分にも貫通孔613が 設けられ、その中、筒状部611の貫通孔612は長条状とされる。また、該フ ロート62には第1実施例の支持部462が設けられず、直接オーバーフロー口 64上に置かれている。この実施例の優れた点は以下のとおりである。 1.ガイド蓋61より下向きに延伸された筒状部611により、流入した排水が 完全に溜め溝65中に落ち、フロート62を上昇させる完全な浮力を提供できる 。 2.筒状部611により、フロート62が上下に移動する時の方向制限及び案内 がなされるため、フロート62より第1実施例の支持部462が省略できる。 3.図6に示されるように、フロート62が上昇して筒状部611の内側を上昇 する時、ガイド蓋61内部の空気が貫通孔612、613より適当に逃されるた め、フロート62が滑らかに上昇し、排水が順調になされる。
【0013】
【考案の効果】
総合すると、本考案は構造が簡単であり、排水装置中に積水がない時にも、防 臭、防虫の効果を達成でき、大量排水があった場合の排水効果も十分に考慮され ており、その機能が増進されているだけでなく、周知の技術にはない機能を達成 している。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の地板に取り付けられた排水装置の断面図
である。
【図2】本考案の第1実施例の断面図である。
【図3】本考案の網体の孔のもう一つの実施例の構造表
示図である。
【図4】本考案の網体の孔のさらにもう一つの実施例の
構造表示図である。
【図5】本考案の第2実施例の断面図である。
【図6】本考案の第2実施例の動作表示図である。
【符号の説明】
1 地板 2 排水装置 21 筒座 22 孔 23 網体 24 排水口 25 受け盤 251 オーバーフロー口 252 溜め溝 26 ネジ部品 27 柵カバー 271 開口 272 周壁 3 地板 41 筒座 42 孔 43 網体 44 排水口 45 受け盤 451 オーバーフロー口 452 溜め溝 46 フロート 461 傘部 462 支持部 47 ガイド蓋 51 網体 52 孔 53 止め板 54 排出孔 61 ガイド蓋 611 筒状部 612 貫通孔 613 貫通孔 62 フロート 63 網体 64 オーバーフロー口 65 溜め溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に排水口44が設けられた筒座41
    を有し、筒座41の上部開口部分を覆うように、複数の
    孔42を設けてある網体43が設けられ、該筒座41内
    にあって、網体43と排水口44の間に、垂直方向に貫
    通するオーバーフロー口451を中央に有する受け盤4
    5が設けられ、網体43と受け盤45の間に比重が1よ
    り小さくオーバーフロー口451を遮蔽可能なフロート
    46が設けられ、網体43の孔42より筒座41内に流
    入し受け盤45に落ちた排水の浮力によりフロート46
    が浮き上がり、オーバーフロー口451を開放させて排
    水を排水口44より筒座41外へと流出させ、網体43
    の孔42より排水が流入しない時に、フロート46がオ
    ーバーフロー口451を遮蔽して臭気或いは虫類の網体
    43外への溢出或いは這い出しを防止できるようにして
    あり、以上の構成からなる排水装置。
  2. 【請求項2】 網体とフロートの間に一つのガイド蓋が
    設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の排水装
    置。
  3. 【請求項3】 ガイド蓋と網体の連接部分に貫通孔が設
    けられ、ガイド蓋の下端が下に延伸されて筒状部が形成
    されて、該筒状部がフロートの外径より大きな内径を有
    し、該筒状部に複数のスロットが設けられたことを特徴
    とする、請求項2に記載の排水装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002021141A (ja) * 2000-07-05 2002-01-23 Eidai Co Ltd 新規設置の水槽付きキャビネットの使用開始方法及びその方法に使用される密閉具を有する排水器具
JP2006183992A (ja) * 2004-12-02 2006-07-13 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ドレン処理構造
JP2020016388A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 東芝キヤリア株式会社 排水部の防臭構造

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