JP2020012297A - 蓋体開閉装置 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、当該構成要件は、第1位置と第2位置との間で変位可能なロッド(51)と、ロッド(51)及びケーシング(52)に対して変位可能な閂部材(57)であって、「蓋体(3)に設けられた被係止部(3B)に対して係止可能となるロック位置」と「被係止部(3B)に対して係止不可となる開放位置」との間で変位可能な閂部材(57)と、ロッド(51)を当該ロッド(51)の中心軸線(Lp)と平行な方向に変位させる力を利用して閂部材(57)を変位させる変位機構(54)とである。
1.蓋体開閉装置の概要
本実施形態は、本開示に係る蓋体開閉装置の一例を車両に適用したものである。具体的には、図1に示されるように、当該蓋体開閉装置1は、蓋体3の開閉作動を制御する装置の一例である。
2.1 蓋体開閉装置の概要
蓋体開閉装置1は、図2に示されるように、ロッド装置5及びロック装置7等を少なくとも備える。ロッド装置5は蓋体3の開閉作動を制御するための装置である。ロック装置7は、ロッド装置5の作動を規制するための装置である。
ロッド装置5は、図3に示されるように、プッシュロッド51、ロッドケーシング52、閂部材53、変位機構54及び交番機構55等を少なくとも有する。
プッシュロッド51は、突出位置(図4参照)と格納位置(図5参照)との間を変位する棒状の部材である。プッシュロッド51は、当該プッシュロッド51の長手方向の押圧力F(図4、図5参照)を受ける度に、突出位置と格納位置との間を交番変位する。
交番機構55は、プッシュロッド51を交番変位させるための機構である。当該交番機構55は、図3に示されるように、ばね55A、第1カム55B、第2カム55C、規制筒55D及び軸部材55E等を少なくとも有する。
閂部材53は、プッシュロッド51及びロッドケーシング52に対して変位可能、かつ、ロック位置(図9参照)と開放位置(図8参照)との間で変位可能な部材である。ロック位置は、図9に示されるように、被係止部3Bに対して閂部材53が係止可能となる位置である。
変位機構54は、プッシュロッド51を中心軸線Lpと平行な方向に変位させる力(以下、押圧力Fという。)を利用して閂部材53を変位させる機構である。押圧力Fの源は、運転者等の利用者が蓋体3を閉じる向きに「押圧する力」である。つまり、押圧力Fは、当該「押圧する力」のうち中心軸線Lpと平行な成分の力である。
ロック装置7は、プッシュロッド51を格納位置に保持するための機能を発揮する。具体的には、ロック装置7は、図14に示されるように、ロック棒7A等を少なくとも有する。
3.1 交番機構の作動
交番機構55は、プッシュロッド51に押圧力Fが作用する度に当該プッシュロッド51を突出位置と格納位置との間で変位させる。プッシュロッド51が突出位置にある場合、交番機構55は図6に示される状態である。
プッシュロッド51が突出位置にある場合、閂部材53は、図8に示されるように、開放位置にある。プッシュロッド51が突出位置にある状態で、当該プッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、閂部材53とプッシュロッド51とは一体として格納の向きD2に変位する。
蓋体開閉装置1は、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備える。
すなわち、当該構成要件は、突出位置と格納位置との間で変位可能なプッシュロッド51と、プッシュロッド51及びロッドケーシング52のうち少なくとも一方に対して変位可能、かつ、ロック位置と開放位置との間で変位可能な閂部材53と、プッシュロッド51を中心軸線Lpと平行な方向に変位させる力を利用して閂部材53を変位させる変位機構54とである。
第1実施形態に係る蓋体開閉装置1は、1つの閂部材53を備える構成であった。これに対して、本実施形態に係る蓋体開閉装置1では、図18及び図19に示されるように、複数(本実施形態では、2つ)の閂部材53を備える。
上述の実施形態に係る蓋体開閉装置1の閂部材53は、プッシュロッド51に対して中心軸線Lpと略直交する方向に平行変位することにより、ロック位置と開放位置との間を変位する構成であった。これに対して、本実施形態に係る蓋体開閉装置1の閂部材57は、図20及び図21に示されるように、ロック位置と開放位置との間で回転変位可能な構成である。
本実施形態に係る変位機構54が有する変換部58は、プッシュロッド51が突出位置側から格納位置側に変位する際にプッシュロッド51に作用する力の少なくとも一部を、閂部材53を開放位置側からロック位置側に回転変位させる力に変換する。
閂部材57は、図22に示されるように、軸部57Aを介してロッドケーシング52に回転変位可能に支持されている。当該軸部57Aは、閂部材57を貫通してロッドケーシング52に装着されている。
プッシュロッド51が突出位置にある場合、閂部材57は、図22に示されるように、開放位置にある。プッシュロッド51が突出位置にある状態で、当該プッシュロッド51に押圧力Fが作用すると、プッシュロッド51は格納の向きD2に変位する(図23参照)。
本実施形態に係る蓋体開閉装置1は、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えている。
第3実施形態に係る蓋体開閉装置1は、1つの閂部材57を備える構成であった。これに対して、本実施形態に係る蓋体開閉装置1では、図27及び図28に示されるように、複数(本実施形態では、2つ)の閂部材57を備える。
本実施形態に係る変換部59は、第3実施形態に係る変換部58と同様に、プッシュロッド51が突出位置側から格納位置側に変位する際にプッシュロッド51に作用する力の少なくとも一部を、閂部材57を開放位置側からロック位置側に回転変位させる力に変換する。
プッシュロッド51が突出位置にある場合、つまり、第1テーパ面59Aと第1カム面59Cとが非接触であり、かつ、第2テーパ面59Bと第2カム面59Dとが非接触である場合には、図27に示されるように、第1閂部材571及び第2閂部材572それぞれは開放位置にある。
上述の実施形態に係る蓋体開閉装置1は、車両の給油口(図示せず。)を開閉する閉塞体の開閉装置であった。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、電気自動車の充電部を開閉する閉塞体の開閉装置等のその他(車両以外も含む。)の蓋体開閉装置にも適用可能である。
3D… 貫通穴 3E… 押圧部 5… ロッド装置
5H… 外周壁 7… ロック装置 7A… ロック棒
7B… ヘリカルラック 7C… ヘリカル歯車 7D… ウォーム
7E… 電動モータ 9… ハウジング 51… プッシュロッド
51B… 第1被規制部 51C… 凹部 52… ロッドケーシング
52A… 挿入穴 52B… 第2被規制部 53… 閂部材
54… 変位機構 55… 交番機構 55B… 第1カム
55C… 第2カム 55D… 規制筒 55E… 軸部材
Claims (4)
- 開口部を開閉する蓋体の開閉装置において、
第1位置と第2位置との間を変位するロッドと、
前記ロッド及び前記ケーシングに対して変位可能な閂部材であって、「前記蓋体に設けられた被係止部に対して係止可能となるロック位置」と「前記被係止部に対して係止不可となる開放位置」との間で変位可能な閂部材と、
前記ロッドを当該ロッドの中心軸線と平行な方向に変位させる力を利用して前記閂部材を変位させる変位機構とを具備し、
前記閂部材は、前記ロック位置と前記開放位置との間で回転変位可能であり、
前記変位機構は、
前記ロッドが前記第1位置側から前記第2位置側に変位する際に当該ロッドに作用する力の少なくとも一部を、前記閂部材を前記開放位置側から前記ロック位置側に回転変位させる力に変換する変換部を備え、
前記変換部は、
前記閂部材のうち当該閂部材の回転中心からずれた位置に設けられ、当該閂部材と一体的に回転変位する当接部、及び
前記ロッドに設けられ、当該ロッドが前記突出位置側から前記格納位置側に変位する際に前記当接部に接触する被当接部を有している蓋体開閉装置。 - 前記当接部は、前記回転中心側から前記ロッド側に向かう向きに突出した少なくとも1つの突起部により構成され、
前記被当接部は、前記ロッド側から前記回転中心側に向かう向きに突出した少なくとも1つの突起部により構成されている請求項1に記載の蓋体開閉装置。 - 前記閂部材は、前記ケーシングに回転可能に支持されており、
さらに、前記変位機構は、前記閂部材を前記ロック位置側から前記開放位置側に向けて回転変位させる弾性力を発揮可能なばねを備える請求項1又は2に記載の蓋体開閉装置。 - 前記ロッドに押圧力が作用する度に当該ロッドを前記第1位置と前記第2位置との間で交番変位させる交番機構を具備する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の蓋体開閉装置。
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58146680A (ja) * | 1982-02-23 | 1983-09-01 | 東京マグネツト応用製品株式会社 | 戸当り装置 |
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JP2010106478A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Nifco Inc | ラッチ装置 |
US20140239646A1 (en) * | 2013-02-27 | 2014-08-28 | GM Global Technology Operations LLC | Locking arrangement for a motor vehicle lid |
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- 2018-07-18 JP JP2018135090A patent/JP7103880B2/ja active Active
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