JP2020011647A - シートベルトリトラクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員がスムーズにシートベルトを引き出す又は巻き取らせることを可能にするシートベルトリトラクタの提供。【解決手段】シートベルトを巻き取るスプールと、通常時に前記スプールと共に回転し且つ作動時に前記スプールの前記シートベルトの引き出し方向への回転を阻止するロッキング部材を有するロック機構と、前記スプールを回転させる動力を発生するモータと、前記スプールに対して前記ロック機構と同じ側に配置され、前記モータの動力を前記スプールに伝達する動力伝達機構とを備え、前記動力伝達機構は、前記スプールの回転軸とは別軸に配置されるクラッチを有し、前記クラッチは、前記スプールから前記モータへの回転力の伝達を遮断し、前記モータから前記スプールへ回転力を伝達する、シートベルトリトラクタ。【選択図】図6

Description

本発明は、シートベルトリトラクタに関する。
従来、シートベルトを巻き取るスプールと、通常時に前記スプールと共に回転し且つ作動時に前記スプールの前記シートベルトの引き出し方向への回転を阻止するロッキング部材を有するロック機構と、前記スプールを回転させる動力を発生するモータと、前記モータの動力を前記スプールに伝達する動力伝達機構とを備えるシートベルトリトラクタが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−88838号公報
しかしながら、従来のシートベルトリトラクタは、ベルト引き出し方向の負荷トルクが設定値以上になるまで、スプールの回転軸とモータの出力軸との連結状態は維持されている。スプールの回転軸とモータの出力軸とが連結していると、乗員がシートベルトをリトラクタから引き出す又はリトラクタに巻き取らせる操作をする時に、モータの負荷が、シートベルトを操作する乗員に伝わってしまう。その結果、乗員はスムーズにシートベルトを引き出す又は巻き取らせることができず、乗員に不快感を与えるおそれがある。
そこで、本開示は、乗員がスムーズにシートベルトを引き出す又は巻き取らせることを可能にするシートベルトリトラクタを提供する。
本開示は、
シートベルトを巻き取るスプールと、
通常時に前記スプールと共に回転し且つ作動時に前記スプールの前記シートベルトの引き出し方向への回転を阻止するロッキング部材を有するロック機構と、
前記スプールを回転させる動力を発生するモータと、
前記スプールに対して前記ロック機構と同じ側に配置され、前記モータの動力を前記スプールに伝達する動力伝達機構とを備え、
前記動力伝達機構は、前記スプールの回転軸とは別軸に配置されるクラッチを有し、
前記クラッチは、前記スプールから前記モータへの回転力の伝達を遮断し、前記モータから前記スプールへ回転力を伝達する、シートベルトリトラクタを提供する。
本開示の技術によれば、スプールからモータへの回転力の伝達がクラッチにより遮断されるので、乗員がスムーズにシートベルトをシートベルトリトラクタから引き出す又はシートベルトリトラクタに巻き取らせることが可能になる。
一実施形態のシートベルト装置の構成を示す図である。 一実施形態のシートベルトリトラクタの斜視図である。 一実施形態のシートベルトリトラクタの側面図である。 一実施形態のシートベルトリトラクタの切断面を矢視A−A(図3参照)で示す図である。 ギアカバーを取り外した状態での一実施形態のシートベルトリトラクタの側面図である。 動力伝達機構の分解斜視図である。 動力伝達機構の構成を模式的に示す図である。 クラッチの側面図である。 クラッチの分解斜視図である。 クラッチのオフ状態(クラッチパウル閉状態)を矢視B−B(図8参照)で示す図である。 クラッチのオン状態(クラッチパウル開状態)を矢視B−B(図8参照)で示す図である。
以下、本開示に係る実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本開示に係る一実施形態のシートベルト装置の構成を示す図である。図1に示されるシートベルト装置101は、車両に搭載されたシートベルト装置の一例である。シートベルト装置101は、例えば、シートベルト104と、リトラクタ103と、ショルダーアンカー106と、タング107と、バックル108とを備える。
シートベルト104は、車両のシート102に座る乗員111を拘束するシートベルトの一例であり、リトラクタ103に引き出し可能に巻き取られる帯状部材である。シートベルトは、ウェビングとも称される。シートベルト104の先端のベルトアンカー105は、シート102又はシート102の近傍の車体に固定される。
リトラクタ103は、シートベルト104の巻き取り又は引き出しを可能にするシートベルト巻き取り装置の一例である。リトラクタ103は、車両衝突時等の所定値以上の加減速度または車両角度が検知されると、シートベルト104がリトラクタ103から引き出されることを制限する。リトラクタ103は、シート102又はシート102の近傍の車体に固定される。リトラクタ103は、シートベルトリトラクタの一例である。
リトラクタ103は、モータ103aの動力によりシートベルト104をスプールに巻き取る機能を備える。リトラクタ103は、例えば、車両衝突前に、ミリ波レーダー等のセンサからの信号に基づいてモータ103aを作動してシートベルト104をスプールに巻き取り、シートベルト104にプリテンションを与えてシートベルト104による乗員拘束を迅速に行う。また、リトラクタ103は、例えば、タング107とバックル108との連結が解除された時にモータ103aを作動してシートベルト104をスプールで巻き取る。リトラクタ103は、例えば、モータ103aを作動してシートベルト104の張力をドライビングシチュエーション(車両の状態)に応じて調整することで、シートベルト104による乗員の拘束性やシートベルト104の装着時の快適性をそれぞれ向上させる。
車両の状態とは、例えば、シートベルト104の引き出しの有無、乗員111の有無、車両の走行速度、車両の加速度、ステアリング操作、アクセル操作、ブレーキ操作、バックル108の操作、ドア操作、乗員が操作可能な車載の選択スイッチの操作入力などを表す状態をいう。
ショルダーアンカー106は、シートベルト104が挿通するベルト挿通具の一例であり、リトラクタ103から引き出されたシートベルト104を乗員111の肩部の方へガイドする部材である。ショルダーアンカー106は、シート102又はシート102の近傍の車体に固定される。
タング107は、シートベルト104が挿通するベルト挿通具の一例であり、ショルダーアンカー106によりガイドされたシートベルト104にスライド可能に取り付けられた部品である。
バックル108は、シートベルト104に取り付けられるタング107の平面状の係止部が挿抜される部品であり、タング107が着脱可能に連結される。バックル108は、例えば、シート102又はシート102の近傍の車体に固定される。
タング107がバックル108に連結された状態で、ショルダーアンカー106とタング107との間のシートベルト104の部分が、乗員111の胸部及び肩部を拘束するショルダーベルト部109である。タング107がバックル108に連結された状態で、ベルトアンカー105とタング107との間のシートベルト104の部分が、乗員111の腰部を拘束するラップベルト部110である。
図2は、一実施形態のシートベルトリトラクタの斜視図である。図3は、一実施形態のシートベルトリトラクタの側面図である。図4は、一実施形態のシートベルトリトラクタの切断面を矢視A−A(図3参照)で示す図である。図5は、ギアカバーを取り外した状態での一実施形態のシートベルトリトラクタの側面図である。図6は、一実施形態のシートベルトリトラクタの動力伝達機構の分解斜視図である。図7は、一実施形態のシートベルトリトラクタの動力伝達機構の構成を模式的に示す図である。
図2〜7に示したリトラクタ1は、シートベルトリトラクタの一例であり、より具体的には、図1に示したリトラクタ103の一例である。以下、図2〜7を参照して、リトラクタ1の構成について説明する。
リトラクタ1は、フレーム2、スプール4、スプリング機構11、ビークルセンサ5、ロック機構6、トーションバー7、プリテンショナ8及びモータ駆動ユニット13を備える。
フレーム2は、スプール4を回転可能に収容し、リトラクタ1の骨格を形成する筐体である。フレーム2は、例えば、対峙する一対の側面部2b,2cと、側面部2b,2cを連結する背面部2aとを有する。側面部2bの外側(つまり、側面部2bに対してスプール4の側とは反対側)には、スプリング機構11が配置され固定されている。側面部2cの外側(つまり、側面部2cに対してスプール4の側とは反対側)には、ロック機構6及び動力伝達機構21が配置されている。一対の側面部2b,2cは、それぞれ、円形状(略円形状を含む)の開口を有する。
スプール4は、フレーム2の一対の側面部2b,2cの各開口と同心(略同心を含む)に且つ回転可能に支持され、シートベルト104を巻き取る巻き取り部材である。
スプリング機構11は、シートベルト104がスプール4に巻き取られる方向(シートベルトの巻き取り方向)へスプール4が回転するように、スプール4を常時付勢する。スプリング機構11に格納されたスパイラルスプリング9によって、スプール4は、シートベルト104を巻き取る方向に回転するように付勢されている。
スパイラルスプリング9は、スプール4の回転軸に接続された一端と、スプリング機構11のカバーの外周壁に連結された他端とを有し、スプール4がシートベルトの巻き取り方向に回転するようにスプール4を付勢する弾性体の一例である。スパイラルスプリング9の一端は、スプール4の回転軸の一端に固定されたブッシュ10に連結されている。
ビークルセンサ5は、車両の挙動変化(具体的には、車両の挙動変化に伴って生ずる車両の加減速や傾きの急激な変化)を検出する検出機構の一例である。ビークルセンサ5は、緊急時に発生する車両減速度で移動する球体5aと、球体5aの移動によって作動する係止爪5bとを有する。
ロック機構6は、シートベルト104の引き出し方向へのスプール4の回転をロックするロック動作を行う。ロック機構6は、ロックギア14と、ロッキングベース17とを備える。ロックギア14は、フレーム2の側面部2cから図4において左方へ突出するトーションバー7の先端部7aにトーションバー7に対して相対回動可能に支持されている。先端部7aは、トーションバー7に軸方向に接続されるシャフト等の別部材でもよいし、トーションバー7自体の一部でもよい。ロッキングベース17は、後述する第1トルク伝達部15に一体回転可能に支持されかつパウル16を揺動可能に保持する。ロッキングベース17は、ロッキング部材の一例であり、通常時にスプール4と共に回転し且つ作動時にスプール4のシートベルト104の引き出し方向への回転を阻止する。ロックギア14の外周には、ラチェット歯14aが形成されている。ロックギア14は、通常時は、トーションバー7と一体回転する。一方、前述の緊急時は、ビークルセンサ5の球体5aが作動して、係止爪5bがラチェット歯14aに係合する。これにより、シートベルト104の引き出し方向へのロックギア14の回転が阻止されるので、シートベルト104の引き出し方向へのスプール4の回転も阻止される。
図4に示すように、ロッキングベース17は、筒状の軸部17aと、軸部17aの一端に環状円板状に形成されるフランジ部17cとを有する。
トーションバー7には、ロッキングベース17と相対回転不能に係合する第1トルク伝達部15が形成されているとともに、第1トルク伝達部15から所定間隔を置いてスプール4と相対回転不能に係合する第2トルク伝達部18が形成されている。
プリテンショナ8は、緊急時の初期に作動して反応ガスを発生させ、この反応ガスにより発生したベルト巻き取りトルクを回転体81を介してスプール4に伝達する。これにより、緊急時の初期において、シートベルト104は、スプール4に所定量巻き取られる。プリテンショナ8は、スプール4の端部にトーションバー7及びロッキングベース17を介して接続される回転体81と、回転体81を回転させる動力発生部82とを有する。
回転体81は、プリテンショナ8の作動時にシートベルト104の巻き取り方向へスプール4を回転させる。回転体81は、パドルホイールとも称される。回転体81は、スプール4と同軸に接続されている。動力発生部82の不図示のガス発生装置で発生したガスにより押された射出体は、パイプ内を移動する。パイプ内を移動する射出体は、回転体81をシートベルト104の巻き取り方向に回転させるので、スプール4もシートベルト104の巻き取り方向に回転する。これにより、シートベルト104はスプール4に巻き取られる。
回転体81は、スプール4に対してロック機構6と同じ側に配置される。これにより、スプール4の回転をロックする構造の配置位置をまとめることができ、リトラクタ1の小型化が容易になる。
図4〜7に示すように、モータ駆動ユニット13は、スプール4を回転させる動力を発生するモータ12と、モータ12の動力をスプール4に減速して伝達する動力伝達機構21とを備える。
動力伝達機構21は、ギアケース29、モータギア20、コネクトギア22、クラッチ25、アイドルギア26、シャフトギア27及びギアカバー28を有する。
ギアケース29は、モータギア20、コネクトギア22、クラッチ25、アイドルギア26及びシャフトギア27を収容する。モータ12は、ギアケース29に固定され、ギアケース29は、側面部2cに固定される。ギアカバー28は、ギアケース29に収容されたこれらのギアを覆った状態で、ギアケース29に固定される。
モータギア20は、モータ12の出力軸12aに一体回転可能に取り付けられている。モータギア20は、外歯20aと、出力軸12aが挿入される軸穴20bとを有する。
コネクトギア22は、モータギア20の外歯20aに常時噛み合い、モータギア20よりも外径が大きい。コネクトギア22は、ギアケース29に形成されたボス29aを中心に回転する。ボス29aは、モータ12の出力軸12aとは異なる軸線上に位置し、コネクトギア22の軸穴22cに挿入される。コネクトギア22は、外歯22aaが形成されるコネクトギア部22aと、外歯22baが形成されるコネクトギア部22bとを有する。コネクトギア部22bは、コネクトギア部22aよりも小さな外径を有し、コネクトギア部22aと同軸にコネクトギア部22aに固定されている。外歯22aaは、モータギア20の外歯20aと常時噛み合い、外歯20aよりも多い歯数を有する。外歯22baは、クラッチ25のドライブギア23の外歯23aと常時噛み合し、外歯20aよりも多く外歯23aよりも少ない歯数を有する。
クラッチ25は、スプール4の回転軸(本実施形態では、トーションバー7(の先端部7a))とは別軸に配置され、つまり、スプール4の回転軸とは異なる軸線上に位置する。クラッチ25がスプール4の回転軸とは別軸に配置されることで、クラッチ25がスプール4の回転軸と同軸に配置される構成に比べて、スプール4の回転軸の軸線方向におけるリトラクタ1の幅寸法の増加を最小限に抑えることができる。特に、ロック機構6がスプール4の回転軸と同軸に配置されているので、クラッチ25をスプール4の回転軸とは別軸に配置することは、クラッチ25の追加による当該幅寸法の増加を抑制する点で有利である。
クラッチ25は、ドライブギア23とクラッチアウタ24を有する。
ドライブギア23は、スプール4の回転軸とは別軸のボス29bに回転可能に支持され、モータ12の出力軸12aの回転に従って回転する。ボス29bは、ドライブギア23の軸穴23b及びクラッチアウタ24の軸穴24bに挿入されている。ドライブギア23は、コネクトギア22よりも大きな外径を有し、外歯23aが形成されている。
クラッチアウタ24は、ドライブギア23と同軸に回転可能に支持され、少なくとも一つのギア(本実施形態では、アイドルギア26及びシャフトギア27の2つのギア)を介してスプール4の回転軸と連結する。クラッチアウタ24は、歯数が外歯23aよりも少ない外歯24aと、ボス29bが挿入される軸穴24bとを有する。クラッチアウタ24は、ギアケース29のボス29bを中心に回転する。外歯24aは、アイドルギア26の外歯26aに常時噛み合う。
アイドルギア26は、歯数がクラッチアウタ24の外歯24aよりも多い外歯26aと、ボス29cが挿入される軸穴26bとを有する。アイドルギア26は、ギアケース29に形成されたボス29cを中心に回転する。外歯26aは、クラッチアウタ24の外歯24a及びシャフトギア27の外歯27aの両方と常時噛み合う。
シャフトギア27は、歯数がクラッチアウタ24の外歯24aよりも多い外歯27aと、スプール4の回転軸と同軸上の先端部7aが挿入される軸穴27bとを有する。シャフトギア27は、スプール4の回転軸と同軸で連結し、軸穴27bに挿入される先端部7aに相対回転不能に固定される。
図8は、クラッチ25の側面図である。図9は、クラッチ25の分解斜視図である。図10は、クラッチ25のオフ状態(クラッチパウル閉状態)を矢視B−B(図8参照)で示す図である。図11は、クラッチのオン動作(クラッチパウル開状態)を矢視B−B(図8参照)で示す図である。次に、図8〜11を参照して、クラッチ25の構成について、より詳細に説明する。
クラッチ25は、ドライブギア23と、ドライブギア23と同軸に回転可能に支持されるクラッチアウタ24と、ドライブギア23に設けられる一対のクラッチパウル41と、一対のクラッチパウル41を付勢する一対のクラッチスプリング42とを有する。
ドライブギア23の端面23iには、一対のボス23e,23hと、一対の取り付け部23c,23fと、一対のストッパ23d,23gとが突出するように形成されている。クラッチアウタ24の外周壁24cの内側には、ラチェット内歯24dが形成されている。
クラッチパウル41aは、端面23iに沿ってボス23eを中心に揺動できるように、ボス23eに支持されている。クラッチパウル41bは、端面23iに沿ってボス23hを中心に揺動できるように、ボス23hに支持されている。
クラッチパウル41aは、ボス23eに対して一方の側に形成される被押部41abと、ボス23eに対して他方の側に形成される爪部41aaとを有する。クラッチパウル41bは、ボス23hに対して一方の側に形成される被押部41bbと、ボス23hに対して他方の側に形成される爪部41baとを有する。
クラッチスプリング42aは、被押部41abをラチェット内歯24dに近づく方向に付勢し且つ爪部41aaをラチェット内歯24dから離れる方向に付勢するように、取り付け部23cと被押部41abとの間に配置される付勢部材である。クラッチスプリング42aは、取り付け部23cに取り付けられる一方のスプリング端と、被押部41abをラチェット内歯24dに近づく方向に押す他方のスプリング端とを有する。被押部41abがラチェット内歯24dに接触しないように、ラチェット内歯24dに近づく方向への被押部41abの移動は、ストッパ23dにより制限される。
同様に、クラッチスプリング42bは、被押部41bbをラチェット内歯24dに近づく方向に付勢し且つ爪部41baをラチェット内歯24dから離れる方向に付勢するように、取り付け部23fと被押部41bbとの間に配置される付勢部材である。クラッチスプリング42bは、取り付け部23fに取り付けられる一方のスプリング端と、被押部41bbをラチェット内歯24dに近づく方向に押す他方のスプリング端とを有する。被押部41bbがラチェット内歯24dに接触しないように、ラチェット内歯24dに近づく方向への被押部41bbの移動は、ストッパ23gにより制限される。
したがって、図10に示すように、ドライブギア23の回転が停止している状態では、クラッチパウル41aは、クラッチスプリング42aの付勢力に従ってクラッチアウタ24のラチェット内歯24dと係合しない位置に保持される。つまり、爪部41aaは、ラチェット内歯24dと係合しない。
同様に、図10に示すように、ドライブギア23の回転が停止している状態では、クラッチパウル41bは、クラッチスプリング42bの付勢力に従ってクラッチアウタ24のラチェット内歯24dと係合しない位置に保持される。つまり、爪部41baは、ラチェット内歯24dと係合しない。
一方、モータ12の出力軸12aが回転している状態では、前述のモータギア20及びコネクトギア22の回転により、ドライブギア23も軸穴24bを中心に回転している。ドライブギア23が回転すると、クラッチパウル41a,41bに遠心力が働く。
ドライブギア23が出力軸12aの回転によりシートベルト104の巻き取り方向に対応する方向に回転すると、クラッチパウル41aは、クラッチスプリング42aの付勢力に抗いながら、その遠心力により移動する。遠心力により移動したクラッチパウル41aは、クラッチアウタ24のラチェット内歯24dと係合する(図11参照)。つまり、爪部41aaは、ラチェット内歯24dと係合する。逆に、ドライブギア23が出力軸12aの回転によりシートベルト104の引き出し方向に対応する方向に回転すると、クラッチパウル41aは、その遠心力が働いても、ストッパ23dによってラチェット内歯24dに近づく方向への移動が規制される。よって、クラッチパウル41aとラチェット内歯24dとの係合が阻止される(図10参照)。つまり、爪部41aaは、ラチェット内歯24dと係合しない。
同様に、クラッチパウル41bは、ドライブギア23が出力軸12aの回転によりシートベルト104の巻き取り方向に対応する方向に回転すると、ラチェット内歯24dと係合する(図11参照)。つまり、爪部41baは、ラチェット内歯24dと係合する。逆に、クラッチパウル41bは、ドライブギア23が出力軸12aの回転によりシートベルト104の引き出し方向に対応する方向に回転すると、ラチェット内歯24dと係合しない(図10参照)。つまり、爪部41baは、ラチェット内歯24dと係合しない。
したがって、ドライブギア23が出力軸12aの回転によりシートベルト104の巻き取り方向に対応する方向に回転している状態では、クラッチパウル41a,41bの爪部41aa,41baがラチェット内歯24dと係合した状態が維持される。この係合状態では、出力軸12aの回転動力は、モータギア20、コネクトギア22、ドライブギア23、一対のクラッチパウル41、クラッチアウタ24の順路で伝達される。クラッチアウタ24は、アイドルギア26及びシャフトギア27を介して、スプール4の回転軸に連結されている。したがって、このような係合状態では、出力軸12aの回転力は、スプール4の回転軸に伝達されるので、シートベルト104はスプール4に巻き取られる。
一方、ドライブギア23が出力軸12aの回転によりシートベルト104の引き出し方向に対応する方向に回転している状態では、クラッチパウル41a,41bの爪部41aa,41baがラチェット内歯24dと係合しない状態が維持される。また、出力軸12aの回転が停止している状態では、ドライブギア23の回転は停止しているので、クラッチパウル41a,41bの爪部41aa,41baがラチェット内歯24dと係合しない状態が維持される。これらの非係合状態では、スプール4の回転軸の回転力は、シャフトギア27、アイドルギア26、クラッチアウタ24の順路で伝達するが、ドライブギア23には伝達されない。したがって、これらのような非係合状態では、スプール4の回転軸の回転力は、出力軸12aには伝達されない。つまり、スプール4の回転軸から出力軸12aへの回転力の伝達は遮断される。
このように、クラッチ25は、スプール4からモータ12への回転力の伝達を遮断し、モータ12からスプール4へ回転力を伝達するワンウェイクラッチである。よって、スプール4からモータ12への回転力の伝達がクラッチ25により遮断されるので、乗員111がスムーズにシートベルト104をリトラクタ1から引き出す又はリトラクタ1に巻き取らせることが可能になる。
また、図7に示すように、動力伝達機構21は、モータ12の出力軸12aの回転を減速してドライブギア23に伝達する第1の減速機構51と、クラッチアウタ24の回転を減速してスプール4の回転軸に伝達する第2の減速機構52とを有する。このように、クラッチ25を第1の減速機構51と第2の減速機構52との間に配置することで、第1の減速機構51と第2の減速機構52との少なくとも一方がない構成に比べて、モータ12の動力をクラッチ25に効率的に伝達できる。よって、モータ12の出力軸12aの回転速度を過大に又は過小に減速させずに、ドライブギア23を適度な回転速度で回転させることができ、一対のクラッチパウル41に適度な遠心力を発生させることができる。
例えば、第1の減速機構51の減速比は、第2の減速機構52の減速比よりも大きいことが、モータ12の動力をクラッチ25に効率的に伝達できる点で好ましい。例えば、第1の減速機構51の減速比を10とし、第2の減速機構52の減速比を3とすると、モータ12の動力をクラッチ25に効率的に伝達できる点で好ましい。
本実施形態では、第1の減速機構51は、モータギア20及びコネクトギア22を有し、第1の減速機構51の減速比は、モータギア20とドライブギア23との間の減速比を表す。本実施形態では、第2の減速機構52は、アイドルギア26及びシャフトギア27を有し、第2の減速機構52の減速比は、クラッチアウタ24とシャフトギア27との間の減速比を表す。
次に、この例のリトラクタ1のその他の動きについて説明する。
シートベルト非装着時、スプリング機構11の付勢力で、シートベルト104が完全に巻き取られている。また、シートベルト非装着時、モータ12は停止し、一対のクラッチパウル41はクラッチアウタ24のラチェット内歯24dに係合していない。
そして、装着のため乗員111がシートベルト104を通常の速度で引き出すと、スプール4がシートベルト104の引き出し方向に回転し、シートベルト104が引き出される。シートベルト104にスライド自在に設けられたタング107がバックル108に挿入されて係止された後、余分に引き出されたシートベルト104は、スプリング機構11の付勢力とモータ12の動力でスプール4に巻き取られる。これにより、シートベルト104は、乗員111に圧迫感を与えない程度にフィットする。また、タング107をバックル108に挿入されて係止されることで、図示しないバックルスイッチがオンし、モータ12が駆動可能状態となる。
前述の緊急時の初期には、プリテンショナ8で発生したシートベルト巻取トルクは、回転体81を介してスプール4に伝達され、スプール4は、シートベルト104を所定量巻き取り、乗員111を迅速に拘束する。一方、緊急時に発生する大きな車両減速度が加わると、ビークルセンサ5が作動して前述のようにロック機構6が作動する。すなわち、ビークルセンサ5の作動により、ロックギア14のシートベルト引き出し方向の回転が阻止され、ロック機構6のパウル16は、回動して、フレーム2の側壁(側面部2c)の内歯2caに係合する。
パウル16が内歯2caに係合すると、ロッキングベース17のシートベルト引出方向の回転が阻止される。しかし、乗員111の慣性でシートベルト104に引き出し力が作用してスプール4がベルト引出方向に回転しようとするので、トーションバー7がねじられ、スプール4のみがシートベルト引出方向にロッキングベース17に対して相対回転する。
モータ12は、スプール4に対してロック機構6と同じ側に配置される動力伝達機構21を介して、シートベルト引出方向の回転が阻止されたトーションバー7のロッキングベース17に連結されている。そのため、スプール4のみがシートベルト引出方向にロッキングベース17に対して相対回転しても、スプール4の回転は、ロッキングベース17で阻止され、動力伝達機構21のクラッチ25を介してモータ12に伝達されない。これにより、スプール4は、モータ12からの抵抗を受けることなく回転するようになる。したがって、衝撃エネルギがトーションバー7に伝達され易くなる。これ以後、スプール4がトーションバー7をねじりつつシートベルト引出方向に回転することになり、このトーションバー7のねじりトルクによって、乗員111の衝撃エネルギがより一層良好に吸収緩和されてシートベルト104に加えられる荷重が制限される。
また、この例のリトラクタ1は、シートベルト104の急激な引き出し時にも、慣性部材31(図4および図6に図示)が作動することで、ロック機構6のロッキングベース17がロックギア14に対してシートベルト引出方向に相対回転する構成を有する。この慣性部材31の作動は、周知の技術であるので、その詳細な説明は省略する。この構成により、前述と同様に、ロック機構6のパウル16が内歯2caに係合して、ロッキングベース17の回転が阻止されるため、トーションバー7を介してスプール4の引出方向の回転が阻止され、シートベルト104の引き出しが阻止される。
一方、通常のシートベルト装着状態で、シートベルト104のベルト張力を制御するために、モータ12がスプール4のベルト巻き取り方向に対応する回転方向に駆動されてもよい。その回転力は、モータギア20、コネクトギア22、ドライブギア23、クラッチアウタ24、アイドルギア26、シャフトギア27、ロッキングベース17、トーションバー7の順路でスプール4に伝達され、スプール4がベルト巻き取り方向に回転する。これにより、シートベルト104が巻き取られて、ベルト張力が大きくなる。
以上、シートベルトリトラクタを実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、クラッチパウルの数は、2つに限られず、1つ又は3つ以上でもよい。また、第1の減速機構51及び第2の減速機構52のそれぞれに含まれるギアの数は、2つに限られず、1つ又は3つ以上でもよい。
1 リトラクタ
2 フレーム
4 スプール
5 ビークルセンサ
6 ロック機構
7 トーションバー
8 プリテンショナ
9 スパイラルスプリング
11 スプリング機構
12 モータ
13 モータ駆動ユニット
14 ロックギア
16 パウル
17 ロッキングベース
20 モータギア
21 動力伝達機構
22 コネクトギア
23 ドライブギア
24 クラッチアウタ
25 クラッチ
26 アイドルギア
27 シャフトギア
28 ギアカバー
29 ギアケース
31 慣性部材
51 第1の減速機構
52 第2の減速機構

Claims (8)

  1. シートベルトを巻き取るスプールと、
    通常時に前記スプールと共に回転し且つ作動時に前記スプールの前記シートベルトの引き出し方向への回転を阻止するロッキング部材を有するロック機構と、
    前記スプールを回転させる動力を発生するモータと、
    前記スプールに対して前記ロック機構と同じ側に配置され、前記モータの動力を前記スプールに伝達する動力伝達機構とを備え、
    前記動力伝達機構は、前記スプールの回転軸とは別軸に配置されるクラッチを有し、
    前記クラッチは、前記スプールから前記モータへの回転力の伝達を遮断し、前記モータから前記スプールへ回転力を伝達する、シートベルトリトラクタ。
  2. 前記クラッチは、前記モータの出力軸の回転が停止している状態で前記回転軸から前記出力軸への回転力の伝達を遮断し、前記出力軸が回転している状態で前記出力軸から前記回転軸へ回転力を伝達する、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 前記クラッチは、
    前記回転軸とは別軸に回転可能に支持され、前記出力軸の回転に従って回転するドライブギアと、
    前記ドライブギアと同軸に回転可能に支持され、少なくとも一つのギアを介して前記回転軸と連結するクラッチアウタと、
    前記ドライブギアに設けられるクラッチパウルとを有し、
    前記クラッチパウルは、前記ドライブギアの回転による遠心力によって移動して前記クラッチアウタと係合し、前記ドライブギアの回転が停止している状態で前記クラッチアウタと係合しない、請求項2に記載のシートベルトリトラクタ。
  4. 前記クラッチパウルは、付勢部材の付勢力に抗いながら前記遠心力によって移動して前記クラッチアウタと係合し、前記ドライブギアの回転が停止している状態では、前記付勢力に従って前記クラッチアウタと係合しない位置に保持される、請求項3に記載のシートベルトリトラクタ。
  5. 前記クラッチパウルは、前記ドライブギアの端面に揺動可能に支持され、前記遠心力によって前記クラッチアウタの内歯と係合する、請求項3又は4に記載のシートベルトリトラクタ。
  6. 前記動力伝達機構は、
    前記出力軸の回転を減速して前記ドライブギアに伝達する第1の減速機構と、
    前記クラッチアウタの回転を減速して前記回転軸に伝達する第2の減速機構とを有する、請求項3から5のいずれか一項に記載のシートベルトリトラクタ。
  7. 前記第1の減速機構の減速比は、前記第2の減速機構の減速比よりも大きい、請求項6に記載のシートベルトリトラクタ。
  8. 作動時に前記シートベルトの巻き取り方向へ前記スプールを回転させる回転体を有するプリテンショナを備え、
    前記回転体は、前記スプールに対して前記ロック機構と同じ側に配置される、請求項1から7のいずれか一項に記載のシートベルトリトラクタ。
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