JP2020009580A - 加熱調理器 - Google Patents

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匡薫 伊藤
Tadanobu Ito
匡薫 伊藤
隆司 須永
Takashi Sunaga
隆司 須永
杉本 芳之
Yoshiyuki Sugimoto
芳之 杉本
裕司 横井川
Yuji Yokoigawa
裕司 横井川
理佳 ▲高▼橋
理佳 ▲高▼橋
Rika Takahashi
晃一 星野
Koichi Hoshino
晃一 星野
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Abstract

【課題】加熱調理器の操作に要する手数を減らすことができ、使用者の操作負担を軽減できる加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器100は、調理台200と一体となる加熱調理器であって、調理容器が載置されるトッププレート10と、トッププレートの下方に配置された加熱部と、加熱調理器の動作を制御する制御部と、調理台の内部から引き出し又は内部へ収納自在に構成され、制御部に操作指令を与える操作ユニット4,5と、操作ユニットが調理台の内部に収納されたか否かを検知する操作ユニット検知手段と、を備えている。操作ユニットは、1つ又は複数で構成されている。制御部は、操作ユニット検知手段の検知に基づいて、いずれかの操作ユニットが調理台の内部に収納された状態から引き出されたと判断すると、加熱調理器の電源をオフからオンに切り換える。【選択図】図1

Description

本発明は、調理台の内部から引き出し又は収納自在に構成された操作部を備えた加熱調理器に関するものである。
従来、調理台の内部に格納されて、調理台と一体とされた加熱調理器が知られている。例えば特許文献1に開示された加熱調理器には、キッチン側のキッチン天面の手前とリビング側のキッチン天面の手前のそれぞれに、操作ユニットを設けた構成が開示されている。操作ユニットは、加熱調理器の電源スイッチ及び加熱調理を行う各種操作ボタン等を備えており、加熱調理器の動作を制御する制御部に操作指令を与えるものである。この操作ユニットは、キッチンキャビネットの内部から引き出し、又は内部に収納自在に構成されている。
特開2009−277520号公報
特許文献1に開示された加熱調理器では、使用する際に操作ユニットをキャビネットの内部から引き出す作業を要する。そして、操作ユニットに設けられた電源を押して加熱調理器を駆動させ、各種操作ボタンを押して加熱調理を行う。使用後には、電源を押して加熱調理器の駆動を停止させて、操作ユニットを再びキャビネットの内部に収納する作業を要する。つまり、特許文献1の加熱調理器では、使用する際に多くの手数を要するため、使用者の操作負担が大きいものとなっている。操作に要する手数を1つでも減らすことができれば、使用者の操作負担が軽減され、快適に調理を行うことができる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、加熱調理器の操作に要する手数を減らすことができ、使用者の操作負担を軽減できる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、調理台と一体となる加熱調理器であって、調理容器が載置されるトッププレートと、前記トッププレートの下方に配置された加熱部と、前記加熱調理器の動作を制御する制御部と、前記調理台の内部から引き出し又は内部へ収納自在に構成され、前記制御部に操作指令を与える操作ユニットと、前記操作ユニットが前記調理台の内部に収納されたか否かを検知する操作ユニット検知手段と、を備え、前記操作ユニットは、1つ又は複数で構成されており、前記制御部は、前記操作ユニット検知手段の検知に基づいて、いずれかの前記操作ユニットが前記調理台の内部に収納された状態から引き出された判断すると、前記加熱調理器の電源をオフからオンに切り換えるものである。
また、本発明に係る加熱調理器は、調理台と一体となる加熱調理器であって、調理容器が載置されるトッププレートと、前記トッププレートの下方に配置された加熱部と、前記加熱調理器の動作を制御する制御部と、前記調理台の内部から引き出し又は内部へ収納自在に構成され、前記制御部に操作指令を与える操作ユニットと、前記操作ユニットが前記調理台の内部に収納されたか否かを検知する操作ユニット検知手段と、を備え、前記操作ユニットは、1つ又は複数で構成されており、前記制御部は、前記操作ユニット検知手段の検知に基づいて、いずれかの前記操作ユニットが前記調理台から引き出された状態から内部に収納されたと判断すると、前記加熱調理器の電源をオンからオフに切り換えるものである。
本発明に係る加熱調理器によれば、操作ユニットが調理台の内部に収納された状態から引き出されると加熱調理器の電源がオフからオンに切り換えられる構成なので、加熱調理器の操作に要する手数を減らすことができ、使用者の操作負担を軽減することができる。
また、本発明に係る加熱調理器によれば、操作ユニットが調理台から引き出された状態から内部に収納されると加熱調理器の電源がオンからオフに切り換えられる構成なので、加熱調理器の操作に要する手数を減らすことができ、使用者の操作負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器であって操作ユニットを調理台の内部から引き出した状態を示した外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器であって操作ユニットを調理台の内部へ収納した状態を示した外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器であって操作ユニットを調理台の内部から引き出した状態を示した平面図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器の内部構造を示した要部断面図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器の主要部の概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器の操作ユニットを示した説明図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器であって、操作ユニットに電源スイッチを設けた構成を示した説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器であって操作ユニットを調理台の内部から引き出した状態を示した外観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器であって操作ユニットを調理台の内部へ収納した状態を示した外観斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器であって操作ユニットを調理台の内部から引き出した状態を示した平面図である。図4は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の内部構造を示した要部断面図である。図5は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の主要部の概略構成図である。
実施の形態1に係る加熱調理器100は、加熱源である誘導加熱コイルに高周波電流を流すことによって生じる高周波磁束で渦電流を誘起し、それによって発生するジュール熱で被加熱物の加熱を行う誘導加熱調理器である。この加熱調理器100は、図1及び図2に示すように、例えば壁から離れた場所に島のようにシンク201及びキッチン天面202が配置されたアイランドキッチンと称される調理台200の内部に格納されており、該調理台200と一体となっている。調理台200が設置された空間では、調理台200を挟んでキッチン側Aとリビング側Bとで構成される。このような調理台200は、加熱調理を行いながら周囲を食卓として利用することもできるし、加熱調理を行わないときに加熱調理器100の上面を食卓して使用することもできる。なお、加熱調理器100は、調理台200の内部に格納された構成に限定されるものではなく、例えば調理台200に連結されたテーブル状の台又は食卓に格納される場合もある。
実施の形態1に係る加熱調理器100は、図1〜図5に示すように、本体ケース1と、調理容器101が載置されるトッププレート10と、トッププレート10の下方に配置された加熱部2a〜2cと、加熱調理器100の動作を制御する制御部3と、制御部3に操作指令を与える操作ユニット4及び5と、を備えている。
本体ケース1は、上部が開口した箱形状で構成され、調理台200の内部に格納されている。本体ケース1の上面には、上面開口を覆うトッププレート10が設けられている。なお、図示することは省略したが、本体ケース1には、本体ケース1内の部品を冷却するための冷却風を吸込み或いは排出する開口部が形成されている。
トッププレート10は、平板形状に形成された例えば耐熱性ガラス又はセラミック等の非金属材料で構成されている。トッププレート10は、上面がキッチン天面202と略同一面となるように設けられている。トッププレート10の上面には、調理容器101の載置位置を示す載置位置表示部10a〜10cが印刷等により表示されている。これらの載置位置表示部10a〜10cの下方には、加熱手段である加熱部2a〜2cが対向して配置されている。なお、載置位置表示部10a〜10cは、印刷等による表示に限らず、例えば電源9を入れると光って載置位置を表示する構成でもよい。
また、図3に示すように、トッププレート10には、加熱調理器100の電源9のオン又はオフを表示したり、或いはトッププレート10の温度状態を表示したりする第1表示部11a〜11cが設けられている。第1表示部11a〜11cは、例えばLED等で構成され、キッチン側Aとリビング側Bのそれぞれにおいて、加熱部2a〜2cに対応させて設けられている。なお、第1表示部11a〜11cは、加熱調理器100の電源9のオン又はオフを表示する表示部と、トッププレート10の温度状態を表示する表示部とを分けた構成としてもよい。
加熱部2a〜2cは、本体ケース1の内部に配置された例えば3つの加熱コイルからなり、これらの加熱コイルの電力を制御する制御基板30によって制御される。なお、加熱源として3つの加熱コイルを用いているが、すべてを加熱コイルとする必要は無く、例えば、載置位置表示部10a〜10cの下方にラジエントヒーターを設置しても良い。また、加熱部2a〜2cは、加熱コイルを3つ設けた構成を示しているが、1以上あればよい。
なお、詳細に図示することは省略したが、本体ケース1の内部には、加熱部2a〜2cを冷却する冷却装置12が設けられている。冷却装置12は、例えば冷却ファンで構成され、加熱部2a〜2cごとに設けられている。冷却装置12は、加熱部2a〜2c及び高周波インバータ回路13などを冷却する。なお、冷却装置12は、複数設けることに限らず、1つでもよい。
制御部3は、例えば制御基板30に実装されたマイコン又はCPUのような演算装置と、その上で実行されるソフトウェアとにより構成されている。なお、制御部3は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアにより構成されてもよい。制御部3は、図5に示すように、操作ユニット4及び5から出力される操作信号に基づいて、加熱部2a〜2cの加熱制御を行うとともに、冷却装置12の動作制御を行う。制御部3は、操作ユニット4及び5により指示された火力が入力されると、その火力に応じて設定された電力と高周波インバータ回路13の出力電力とがほぼ同一となるように駆動信号を生成し、その駆動信号により高周波インバータ回路13を駆動し、高周波電流を加熱部2a〜2cに供給する。
操作ユニット4及び5は、加熱部2a〜2cの動作に関する入力操作を受け付けるものである。操作ユニット4及び5は、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bの操作ユニット5とで構成されている。操作ユニット4及び5は、図1、図2及び図4に示すように、調理台200の内部から引き出し又は内部へ収納自在に構成されている。具体的には、調理台200の内部には、操作ユニット4及び5を収納させる収納スペースが設けられている。操作ユニット4及び5は、固定レールに対して可動レールをスライド自在としたスライドレールから成るスライド機構によって、調理台200の内部から引き出し又は内部へ収納自在に構成されている。また、操作ユニット4及び5は、スライド機構に加えて、公知のプッシュ式を採用してもよい。つまり、調理台200の内部に収納された操作ユニット4及び5を押し込むと、操作ユニット4及び5が手前に飛び出す。調理台200から引き出された操作ユニット4及び5を、調理台200の内部に押し込むと固定される。なお、上記構成は一例であって、操作ユニット4及び5を、調理台200の内部から引き出し又は内部へ収納自在に構成することができれば、他の形態でもよい。
図6は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の操作ユニットを示した説明図である。図6に示すように、キッチン側Aの操作ユニット4は、一例として、左操作部4A、中央操作部4B及び右操作部4Cで構成されており、区画ライン48によって各操作部4A〜4Cが仕切られている。左操作部4A、中央操作部4B及び右操作部4Cは、同一の構成である。各操作部4A〜4Cは、例えばタイマーを設定するタイマー設定ボタン40、火力を設定する火力設定ボタン41、揚げ物、煮物などの調理に応じた加熱モードを設定したり、保温又は予熱等を設定したりメニューボタン42、加熱部2a〜2cを停止又は開始させる加熱停止開始ボタン43が設けられている。また、各操作部4A〜4Cは、タイマー設定ボタン40の設定で設定された時間を表示するタイマー時間表示部44と、火力設定ボタン41で設定した火力を表示する火力表示部45と、メニューボタン42で選択されたメニューを表示するメニュー表示部46とが設けられている。なお、操作ユニット4は、図示した構成に限定されず、例えば左操作部4A、中央操作部4B及び右操作部4Cを1つの操作部で構成してもよいし、2以上でもよい。また、各操作部4A〜4Cは、図示した構成に限定されず、加熱調理器100の用途に応じて、種々の態様で実施するものとする。
また、操作ユニット4及び5には、加熱調理器100の電源9のオン又はオフを表示する第2表示部47が設けられている。第2表示部47は、例えばLED等で構成されている。第2表示部47は、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bに操作ユニット5とに設けることが好ましいが、どちらか一方にのみ設けてもよい。制御部3は、加熱調理器100の電源9のオン又はオフを第2表示部47に表示させる制御を行う。なお、第2表示部47を設けることなく、第1表示部11a〜11cのみで加熱調理器100の電源9のオン又はオフを表示してもよい。或いは、第1表示部11a〜11cを設けることなく、第2表示部47のみで加熱調理器100の電源9のオン又はオフを表示してもよい。
リビング側Bの操作ユニット5も、一例として、左操作部5A、中央操作部5B及び右操作部5Cで構成されている。左操作部5A、中央操作部5B及び右操作部5Cは、同一の構成である。各操作部5A〜5Cの構成は、上記したキッチン側Aの各操作部4A〜4Cと同じである。
操作ユニット検知手段6は、図4及び図5に示すように、例えばセンサ又はボタン等で構成されており、操作ユニット4及び5が調理台200の内部に収納されたか否かを検知する。操作ユニット検知手段6は、図4に示すように操作ユニット4及び5に内蔵させてもよいし、図示することは省略したが、調理台200の内部又は外部に設けてもよい。要するに、操作ユニット検知手段6は、操作ユニット4及び5が調理台200の内部に収納されたか否かを検知することができれば、どのような構成であってもよい。
また、図5に示すように、加熱調理器100は、トッププレート10の温度を検知する温度検知手段7を備えている。温度検知手段7は、例えばサーミスタ(温度センサ)で構成され、トッププレート10の裏面に密着するように設置されている。温度検知手段7が検知した検知値は、制御部3に入力される。なお、温度検知手段7を設ける位置は、トッププレート10の裏面に限定されず、他の位置でもよい。また、温度検知手段7は、サーミスタに限定するものではなく、赤外線センサ等でもよい。
また、図1及び図2に示すように、加熱調理器100の電源9をオン又はオフに手動で切り換える電源スイッチ8が、調理台200の側面であって、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bの操作ユニット5とにそれぞれ隣接させて設けられている。制御部3は、電源スイッチ8が押されると、電源9をオン又はオフに切り換える。電源スイッチ8は、例えば操作ユニット4又は5を調理台200から引き出したままの状態で電源9をオフにしたい場合、或いは操作ユニット4及び5を調理台200の内部に収納した状態で電源9をオンにしたい場合等に対応させるものであり、加熱調理器100の使い勝手を考慮して設けられている。なお、電源スイッチ8は、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bの操作ユニット5の一方にのみ隣接させて設けてもよい。
なお、図7は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器であって、操作ユニットに電源スイッチを設けた構成を示した説明図である。図7に示すように、加熱調理器100の電源9をオン又はオフに手動で切り換える電源スイッチ8は、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bの操作ユニット5とにそれぞれ設けてもよい。操作ユニット4及び5の各種操作ボタンと一緒に設けることで、使い勝手が良く、操作性を向上させることができる。また、電源スイッチ8に誤ってぶつかるなどして、加熱調理器100を誤操作してしまうおそれもなく、安全に安心して使用することができる。なお、電源スイッチ8は、操作ユニット4及び5に隣接させて設けた構成と、操作ユニット4及び5に設けた構成とをそれぞれ独立させて示したが、両者を組み合わせてもよい。
ところで、従来の加熱調理器では、加熱調理器の操作に要する手数が多く、使用者にとって負担の大きいものとなっていた。操作に要する手数を1つでも減らすことができれば、使用者の操作負担が軽減され、快適に調理を行うことができる。
そこで、実施の形態1の加熱調理器100では、加熱調理器100の操作に要する手数を減らすために、操作ユニット検知手段6の検知に基づいて、操作ユニット4及び5のうちいずれかの操作ユニット4又は5が調理台200の内部に収納された状態から引き出されたと制御部3が判断すると、当該制御部3が加熱調理器100の電源9をオフからオンに切り換える制御を行うこととしている。
具体的には、キッチン側Aの操作ユニット4と、リビング側Bの操作ユニット5とが共に調理台200の内部に収納された状態で、且つ加熱調理器100の電源9がオフの状態において、どちらか一方の操作ユニット4又は5が調理台200から引き出されると、加熱調理器100の電源9がオンになる。また、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bの操作ユニット5とが共に調理台200の内部に収納された状態で、且つ加熱調理器100の電源9がオンの状態では、どちらか一方の操作ユニット4又は5が引き出されても、加熱調理器100の電源9がオンのままである。
一方、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bの操作ユニット5のうち、どちらか一方が調理台200の内部に収納され、他方が調理台200から引き出された状態であり、且つ加熱調理器100の電源9がオフの状態において、一方の操作ユニット4又は5が調理台200から引き出されると、加熱調理器100の電源9がオンになる。また、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bの操作ユニット5のうち、どちらか一方が調理台200の内部に収納され、他方が調理台200から引き出された状態であり、且つ加熱調理器100の電源9がオンの状態において、一方の操作ユニット4又は5が調理台200から引き出されても、加熱調理器100の電源9はオンのままである。
また、制御部3は、温度検知手段7が検知した検知値に基づいて、第1表示部11a〜11cにトッププレート10の温度状態を表示させる。具体的には、第1表示部11a〜11cは、電源9がオンで低温の場合は青色で表示し、電源9がオンで高温の場合は赤色で表示する。また、第1表示部11a〜11cは、電源9がオフで高温の場合は赤色の点滅で表示し、電源9がオフで低温の場合は消灯する。また、第1表示部11a〜11cは、トッププレート10の載置位置表示部10a〜10cの温度状態によって、各々の表示を変えてもよい。例えば電源9がオンのときに、載置位置表示部10aのみ高温の場合は、第1表示部11aのみ赤色で表示し、第1表示部11b及び11cは青色で表示する。なお、上記した温度状態を表示する方法は、一例であって他の表示方法でもよい。
以上のように、実施の形態1に係る加熱調理器100では、調理容器101が載置されるトッププレート10と、トッププレート10の下方に配置された加熱部2a〜2cと、加熱調理器100の動作を制御する制御部3と、調理台200の内部から引き出し又は内部へ収納自在に構成され、制御部3に操作指令を与える操作ユニット4及び5と、操作ユニット4及び5が調理台200の内部に収納されたか否かを検知する操作ユニット検知手段6と、を備えている。操作ユニット4及び5は、1つ又は複数で構成されている。制御部3は、操作ユニット検知手段6の検知に基づいて、いずれかの操作ユニット4及び5が調理台200の内部に収納された状態から引き出された判断すると、加熱調理器100の電源9をオフからオンに切り換える制御を行う。よって、加熱調理器100は、使用者が調理を行う際に、電源9をオンにする手間を省くことができ、操作に要する手数を減らすことができるので、使用者の操作負担を軽減することができ、快適に調理を行うことができる。
また、実施の形態1に係る加熱調理器100は、加熱調理器100の電源9をオン又はオフに手動で切り換える電源スイッチ8が、少なくとも1つの操作ユニット4及び5に隣接させて設けられている。よって、例えば操作ユニット4又は5を調理台200から引き出したままの状態で電源9をオフにしたい場合、或いは操作ユニット4及び5を調理台200の内部に収納した状態で電源9をオンにしたい場合等に対応させることができ、加熱調理器100の使い勝手を向上させることができる。
また、実施の形態1に係る加熱調理器100は、加熱調理器100の電源9をオン又はオフに手動で切り換える電源スイッチ8が、少なくとも1つの操作ユニット4及び5に設けられている。つまり、電源スイッチ8を操作ユニット4及び5の操作ボタンと一緒に設けることで、使い勝手が良く、操作性を向上させることができる。また、電源スイッチ8に誤ってぶつかるなどして、加熱調理器100を誤操作してしまうおそれもなく、安全に安心して使用することができる。
また、実施の形態1におけるトッププレート10には、第1表示部11a〜11cが設けられている。そして、制御部3は、加熱調理器100の電源9のオン又はオフを第1表示部11a〜11cに表示させる。よって、加熱調理器100は、加熱調理器100の電源9がオンであるか、又はオフであるかを使用者に瞬時に確認させることができるので、安全に安心して使用することができ、使い勝手にも優れている。
また、実施の形態1に係る加熱調理器100は、トッププレート10の温度を検知する温度検知手段7を、更に備えている。制御部3は、温度検知手段7が検知した検知値に基づいて、第1表示部11a〜11cにトッププレート10の温度状態を表示させる。よって、加熱調理器100は、トッププレート10の温度状態を使用者に瞬時に確認させることができるので、火傷などの事故を未然に防止することができ、安全に安心して使用することができる。
また、少なくとも1つの操作ユニット4及び5には、第2表示部47が設けられている。制御部3は、加熱調理器100の電源9のオン又はオフを第2表示部47に表示させる。よって、加熱調理器100は、加熱調理器100の電源9がオンであるか、又はオフであるかを使用者に瞬時に確認させることができるので、安全に安心して使用することができ、使い勝手にも優れている。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器100を説明する。実施の形態2に係る加熱調理器100の基本的な構成は、上記した実施の形態1の加熱調理器100と同じである。実施の形態2に係る加熱調理器100は、操作ユニット検知手段6の検知に基づいて、いずれかの操作ユニット4及び5が、調理台200から引き出された状態から内部に収納されたと判断すると、加熱調理器100の電源9をオンからオフに切り換える構成を特徴としている。
具体的には、キッチン側Aの操作ユニット4と、リビング側Bの操作ユニット5とが共に調理台200の内部から引き出された状態で、且つ加熱調理器100の電源9がオンの状態において、どちらか一方の操作ユニット4又は5が調理台200に収納されると、加熱調理器100の電源9がオフになる。また、キッチン側Aの操作ユニット4と、リビング側Bの操作ユニット5とが共に調理台200の内部から引き出された状態で、且つ加熱調理器100の電源9がオフの状態では、どちらか一方の操作ユニット4又は5が調理台200に収納されても、加熱調理器100の電源9はオフのままである。
一方、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bの操作ユニット5のうち、どちらか一方が調理台200の内部に収納され、他方が調理台200から引き出された状態であり、且つ加熱調理器100の電源9がオンの状態において、一方の操作ユニット4又は5が調理台200の内部に収納されると、加熱調理器100の電源9がオフになる。また、キッチン側Aの操作ユニット4とリビング側Bの操作ユニット5のうち、どちらか一方が調理台200の内部に収納され、他方が調理台200から引き出された状態であり、且つ加熱調理器100の電源9がオフの状態において、一方の操作ユニット4又は5が調理台200の内部に収納されても、加熱調理器100の電源9はオフのままである。
なお、実施の形態2に係る加熱調理器100は、すべての操作ユニット4及び5が調理台200から引き出された状態から内部に収納されたと判断すると、加熱調理器100の電源9をオンからオフに切り換える構成としてもよい。また、実施の形態2に係る加熱調理器100は、いずれかの操作ユニット4又は5が収納された状態で電源9がオン状態のとき、収納されている操作ユニット4又は5の表示を消灯させる構成としてもよい。
以上のように、実施の形態2に係る加熱調理器100では、操作ユニット検知手段6の検知に基づいて、いずれかの操作ユニット4及び5が調理台200から引き出された状態から内部に収納されたと判断すると、加熱調理器100の電源9をオンからオフに切り換える。よって、加熱調理器100は、使用者が調理を終了する際に、電源9をオフにする手間を省くことができ、操作に要する手数を減らすことができるので、使用者の操作負担を軽減することができ、快適に調理を行うことができる。
なお、上記した実施の形態2に係る加熱調理器100と、上記した実施の形態1に係る加熱調理器100とは、それぞれ独立した構成としてもよいし、両者を組み合わせた構成としてよい。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、図示した加熱調理器100の構成は、一例であって、上述した内容に限定されるものではなく、他の構成要素を含んでも同様に実施することができる。また、電源スイッチ8は、必ずしも必要ではなく、省略してもよい。また、操作ユニット4及び5は、図示した2つに限定されず、1つでもよいし、3つ以上設けてもよい。また、例えば操作ユニット4を構成する操作部4A〜4Cをそれぞれ独立した構成とし、各操作部4A〜4Cが調理台200の内部に収納された状態から引き出され又は収納された場合に、加熱調理器100の電源9を切り換える構成としてもよい。要するに、本発明は、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更及び応用のバリエーションの範囲を含むものである。
1 本体ケース、2a、2b、2c 加熱部、3 制御部、4、5 操作ユニット、4A、5A 左操作部、4B、5B 中央操作部、4C、5C 右操作部、6 操作ユニット検知手段、7 温度検知手段、8 電源スイッチ、9 電源、10 トッププレート、10a、10b、10c 載置位置表示部、11a、11b、11c 第1表示部、12 冷却装置、13 高周波インバータ回路、30 制御基板、40 タイマー設定ボタン、41 火力設定ボタン、42 メニューボタン、43 加熱停止開始ボタン、44 タイマー時間表示部、45 火力表示部、46 メニュー表示部、47 第2表示部、48 区画ライン、100 加熱調理器、101 調理容器、200 調理台、201 シンク、202 キッチン天面、A キッチン側、B リビング側。

Claims (8)

  1. 調理台と一体となる加熱調理器であって、
    調理容器が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に配置された加熱部と、
    前記加熱調理器の動作を制御する制御部と、
    前記調理台の内部から引き出し又は内部へ収納自在に構成され、前記制御部に操作指令を与える操作ユニットと、
    前記操作ユニットが前記調理台の内部に収納されたか否かを検知する操作ユニット検知手段と、を備え、
    前記操作ユニットは、1つ又は複数で構成されており、
    前記制御部は、前記操作ユニット検知手段の検知に基づいて、いずれかの前記操作ユニットが前記調理台の内部に収納された状態から引き出された判断すると、前記加熱調理器の電源をオフからオンに切り換える、加熱調理器。
  2. 調理台と一体となる加熱調理器であって、
    調理容器が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に配置された加熱部と、
    前記加熱調理器の動作を制御する制御部と、
    前記調理台の内部から引き出し又は内部へ収納自在に構成され、前記制御部に操作指令を与える操作ユニットと、
    前記操作ユニットが前記調理台の内部に収納されたか否かを検知する操作ユニット検知手段と、を備え、
    前記操作ユニットは、1つ又は複数で構成されており、
    前記制御部は、前記操作ユニット検知手段の検知に基づいて、いずれかの前記操作ユニットが前記調理台から引き出された状態から内部に収納されたと判断すると、前記加熱調理器の電源をオンからオフに切り換える、加熱調理器。
  3. 前記制御部は、前記操作ユニット検知手段の検知に基づいて、すべての前記操作ユニットが前記調理台から引き出された状態から内部に収納されたと判断すると、前記加熱調理器の電源をオンからオフに切り換える、請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 加熱調理器の電源をオン又はオフに手動で切り換える電源スイッチが、少なくとも1つの前記操作ユニットに隣接させて設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  5. 加熱調理器の電源をオン又はオフに手動で切り換える電源スイッチが、少なくとも1つの前記操作ユニットに設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  6. 前記トッププレートには、第1表示部が設けられており、
    前記制御部は、前記加熱調理器の電源のオン又はオフを第1表示部に表示させる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  7. 前記トッププレートの温度を検知する温度検知手段を、更に備え、
    前記制御部は、前記温度検知手段が検知した検知値に基づいて、前記第1表示部に前記トッププレートの温度状態を表示させる、請求項6に記載の加熱調理器。
  8. 少なくとも1つの前記操作ユニットには、第2表示部が設けられており、
    前記制御部は、前記加熱調理器の電源のオン又はオフを前記第2表示部に表示させる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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