JP2020008619A - 定着装置およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置およびこれを備える画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】定着ベルトの蛇行を抑えることができる定着装置およびこれを備える画像形成装置を提供する。【解決手段】定着装置101は、1以上の回転軸を有し、ヒータ59を含む加熱回転体としての加熱ローラ57と、非回転体である定着パッド52と、少なくとも前記加熱回転体と定着パッド52とを囲むように張架されたベルト51と、定着パッド52と共にベルト51を挟み込むことが可能な加圧ローラ58と、前記加熱回転体に対して回転駆動力を供給する駆動源とを備える。加圧ローラ58は、定着パッド52に対して押し付けられた第1モードと、定着パッド52から離隔している第2モードとをとることができる。前記加熱回転体は、ベルト51を挟む両端部において前記駆動源から回転駆動力を与えられている。【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置およびこれを備える画像形成装置に関するものである。
特開2017−58586号公報(特許文献1)に、定着装置の第1の例が記載されている。この例では、加熱ローラーと上加圧ローラーという2つの回転体を取り囲むように定着ベルトが配置されている。上加圧ローラーは移動することができ、定着ベルトに張力が掛かっている状態と、定着ベルトが緩んでいて加熱ローラーと上加圧ローラーとが当接している状態とをとりうる。
特開2014−106433号公報(特許文献2)に、定着装置の第2の例が記載されている。この例では、定着装置の不使用時には支持ロールを操作することにより定着ベルトの張力を緩和することとしている。
特開2017−58586号公報 特開2014−106433号公報
定着装置において、加熱ローラと定着パッドとを取り囲むように定着ベルトを配置して、加熱ローラの一端に歯車を設け、この歯車を介して加熱ローラに回転を与えることによって定着ベルトを走行させる構成が考えられる。この場合、定着ベルトの一端と他端との間での周長差、または部品精度に起因して定着ベルトの蛇行が発生する。より詳しく述べれば以下のとおりである。
加熱ローラおよび定着パッドは剛体とみなすことができ、定着ベルトは弾性体とみなすことができる。定着ベルトは剛体同士を結ぶように走行することとなるので、加熱ローラを駆動する力によって加熱ローラが傾きがちとなり、本来は平行であるべき加熱ローラと定着パッドとが平行ではなくなり、その結果、定着ベルトの蛇行を引き起こす。
そこで、本発明は、定着ベルトの蛇行を抑えることができる定着装置およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく定着装置は、1以上の回転軸を有し、ヒータを含む加熱回転体と、非回転体である定着パッドと、少なくとも上記加熱回転体と上記定着パッドとを囲むように張架されたベルトと、上記定着パッドと共に上記ベルトを挟み込むことが可能な加圧ローラと、上記加熱回転体に対して回転駆動力を供給する駆動源とを備え、上記加圧ローラは、上記定着パッドに対して押し付けられた第1モードと、上記定着パッドから離隔している第2モードとをとることができ、上記加熱回転体は、上記ベルトを挟む両端部において上記駆動源から回転駆動力を与えられている。
本発明によれば、定着ベルトの蛇行を抑えることができる。
本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置の概念図である。 本発明に基づく実施の形態2における定着装置の第1モードの概念図である。 本発明に基づく実施の形態2における定着装置の第2モードの概念図である。 本発明に基づく実施の形態2における定着装置を加熱ローラの回転軸に垂直な第1の方向から見た図である。 本発明に基づく実施の形態2における定着装置を加熱ローラの回転軸に垂直な第2の方向から見た図である。 本発明に基づく実施の形態2における定着装置の変形例の図である。 本発明に基づく実施の形態3における定着装置の第1モードの概念図である。 本発明に基づく実施の形態3における定着装置を加熱ローラの回転軸に垂直な第1の方向から見た図である。 本発明に基づく実施の形態3における定着装置の変形例を加熱ローラの回転軸に垂直な第1の方向から見た図である。 本発明に基づく実施の形態4における定着装置を加熱ローラの回転軸に垂直な第1の方向から見た図である。 本発明に基づく実施の形態5における定着装置の第1モードの概念図である。 本発明に基づく定着装置で、ジャムを検知した場合、加圧ローラを前記第2モードに切り替える制御が行なわれる構成の概念図である。 本発明に基づく定着装置で、通過検知部を備える構成の概念図である。
(実施の形態1)
(画像形成装置)
図1を参照して、本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置について説明する。
本実施の形態における画像形成装置801の概念図を図1に示す。画像形成装置801は、筐体1と、筐体1の下部に配置されたカセット40とを備える。筐体1の内部には、感光体44、帯電器46、転写ベルト47、画像露光装置48、現像ローラ45、1次転写ローラ42、2次転写ローラ43、定着装置101などが配置されている。カセット40内には1以上の記録媒体2が格納されている。記録媒体2は、たとえば紙であってよいが、紙以外のものであってもよい。転写ベルト47は無端状であって、循環して走行するように配置されている。
画像形成装置801においては、感光体44の表面が、帯電器46によって一様に所定電位となるように帯電させられる。この帯電域に対して画像露光装置48から原稿画像に応じた画像露光が施される。これによって、感光体44の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像バイアスを印加された現像ローラ45で現像されて可視トナー像とされる。1次転写ローラ42にはトナーを引き寄せるバイアスが印加されており、感光体44の表面の可視トナー像は転写ベルト47に転写される。
一方、給紙ローラ41によってカセット40から記録媒体2が1枚ずつ取り出され、2次転写ローラ43に搬送される。2次転写ローラ43にも1次転写ローラ42と同様に電圧が印加されている。転写ベルト47は、2次転写ローラ43と押圧ローラ49とによって挟まれており、この部分はニップ部38となっている。記録媒体2がニップ部38を通過する際には、記録媒体2および転写ベルト47が2次転写ローラ43と押圧ローラ49とによって挟み込まれて押圧される。転写ベルト47によって搬送された可視トナー像は、ニップ部38において記録媒体2に転写される。可視トナー像を担持した状態の記録媒体2は、定着装置101へと送り込まれる。定着装置101の詳細な構成は、後述するいずれかの実施の形態で説明する通りである。すなわち、画像形成装置801は、後述のいずれかの定着装置を備える。定着装置では、加熱および加圧が行なわれ、トナーは記録媒体2に定着する。このようにして画像形成が完了した記録媒体2は、出口39から排出される。
(作用・効果)
本実施の形態では、後述するいずれかの実施の形態で説明するような定着装置を備えているので、定着装置においてベルトの蛇行を抑えることができ、画像形成装置としても信頼性の高い製品とすることができる。
(実施の形態2)
(定着装置)
図2〜図5を参照して、本発明に基づく実施の形態2における定着装置について説明する。
図2に示すように、定着装置101は、無端状のベルト51と、加圧ローラ58と、ベルト51の内側に固定的に配置された定着パッド52とを備える。ベルト51は、定着ベルトである。定着パッド52と加圧ローラ58とがベルト51を挟み込むように位置付けられており、これらによって定着ニップ部50が形成されている。定着パッド52は、ベルト51の経路を規定している。ベルト51は定着パッド52の形状に沿って送られる。図2においては、記録媒体2は、矢印91に示すように右から左へと送られる。実際には、図1に矢印91で示したように、定着装置101を下から上に向かって記録媒体が通過するものであってもよい。その場合、図2における左が上で、右が下であると解釈すればよい。図2に示した上下左右は、あくまで説明の便宜のためのものであり、絶対的な上下左右と一致しているわけではない。以下の図においても同様である。
定着パッド52は支持部材54によって支持されている。加熱ローラ57の内側にヒータ59が配置されている。加熱ローラ57はヒータ59によって加熱される。図2に示したヒータ59の形状は模式的に示したものであって、ヒータの形状はこのとおりとは限らない。ベルト51は加熱ローラ57に接しているので、ベルト51も加熱される。ベルト51は、加熱ローラ57と定着パッド52とによって張架されている。加圧ローラ58は、図示しないモータによって、矢印92に示す向きに所定の回転速度で回転する。これによりベルト51が矢印93に示す向きに送られる。
トナー画像が転写された記録媒体2は、トナー画像が転写された表面を、加熱されたベルト51に向けた状態で定着ニップ部50に搬送され、定着ニップ部50を通過する。定着ニップ部50を通過する記録媒体2は、ベルト51と加圧ローラ58とに挟み込まれることによって押圧されて加熱される。これにより、トナー画像が記録媒体2に定着する。
定着装置101のもうひとつのモードを図3に示す。これについて詳しくは後述する。定着装置101を異なる向きから見たところを図4に示す。加熱ローラ57は支持部材10によって支持されている。定着装置101を図4における上から見たところを図5に示す。図4および図5では、支持部材54は図示省略されている。図5では、支持部材10は図示省略されている。
本実施の形態における定着装置101は、以下のように表現することができる。
定着装置101は、加熱回転体としての加熱ローラ57と、非回転体である定着パッド52と、少なくとも前記加熱回転体と定着パッド52とを囲むように張架されたベルト51と、定着パッド52と共にベルト51を挟み込むことが可能な加圧ローラ58と、前記加熱回転体に対して回転駆動力を供給する駆動源としての駆動歯車11とを備える。加熱回転体は、1以上の回転軸を有し、ヒータを含むものであればよい。ここで示す例では、加熱回転体としての加熱ローラ57は1本の回転軸のみを有するが、複数のローラを組み合わせるなどして複数の回転軸を有する構造物を加熱回転体としてもよい。
加圧ローラ58は、図2に示すように定着パッド52に対して押し付けられた第1モードと、図3に示すように定着パッド52から離隔している第2モードとをとることができる。定着装置101が定着作業を行なっているときには加圧ローラ58は第1モードである。一方、たとえば定着装置101のウォームアップ時には第2モードとなる。たとえば加圧ローラ58の温度が上がりすぎた場合にも第2モードとなる。
加熱回転体としての加熱ローラ57は、図4および図5に示すように、ベルト51を挟む両端部において駆動源としての駆動歯車11から回転駆動力を与えられている。加熱ローラ57の両端部には歯車9が設けられている。駆動歯車11は歯車9に接している。駆動歯車11から歯車9を介して回転駆動力を与えられることによって、加熱ローラ57は図3における矢印94の向きに回転する。図3に示す第2モードにおいては、加圧ローラ58は矢印92の向きに回転し続けてもよく、回転を停止してもよい。
(作用・効果)
本実施の形態では、加熱回転体としての加熱ローラ57は両端部において駆動源から回転駆動力を与えられているので、加熱ローラ57を駆動する力は両端部に分散され、加熱ローラ57が傾く度合は低減される。したがって、加熱回転体と定着パッドとは平行な状態に維持され、定着ベルトの蛇行を抑えることができる。
なお、本実施の形態で示したように、前記第1モードにおいては、前記駆動源から前記加熱回転体への回転駆動力の供給は停止することが好ましい。第1モードにおいては、加圧ローラ58から回転駆動力が供給されるので、ベルト51は走行することができる。この場合、加熱回転体の側でさらに回転駆動力を与える必要がなくなる。加圧ローラ58から供給される回転駆動力によってベルト51が走行している場合には、ベルト51のたるみなどを防ぐためには、加熱回転体への独自の回転駆動力の供給はしない方がよい。
なお、前記加熱回転体はトルクリミッタを備え、一定以上のトルクになった場合には、前記駆動源から前記加熱回転体への回転駆動力の供給は停止することが好ましい。この構成を本実施の形態にあてはめた状態の一例を図6に示す。加熱回転体としての加熱ローラ57がトルクリミッタ12を備える。一定以上のトルクになった場合には、トルクリミッタ12の働きにより、駆動源としての駆動歯車11から加熱ローラ57への回転駆動力の供給は停止される。この構成を採用することにより、過剰なトルクが作用して加熱回転体などが破損することを防止することができる。図6ではトルクリミッタ12が歯車9に設けられている例を示したが、トルクリミッタ12は歯車9の代わりに駆動歯車11に設けられていてもよい。図6では、加熱ローラ57の両端において歯車9にトルクリミッタ12が設けられている例を示したが、加熱ローラ57の一方の端のみにおいて歯車9にトルクリミッタ12が設けられていてもよい。トルクリミッタ12が駆動歯車11に設けられる場合も同様である。
(実施の形態3)
(定着装置)
図7〜図8を参照して、本発明に基づく実施の形態3における定着装置について説明する。本実施の形態における定着装置103を図7および図8に示す。図8は、図7における右側から定着装置103を見たところである。
定着装置103は、加熱回転体としての加熱ローラ57と、非回転体である定着パッド52と、少なくとも前記加熱回転体と定着パッド52とを囲むように張架されたベルト51と、定着パッド52と共にベルト51を挟み込むことが可能な加圧ローラ58と、前記加熱回転体と平行に配置され、ベルト51を介して前記加熱回転体に当接する駆動ローラ13とを備える。加熱回転体は、1以上の回転軸を有し、ヒータを含むものであればよい。ここで示す例では、加熱回転体としての加熱ローラ57は1本の回転軸のみを有するが、複数のローラを組み合わせるなどして複数の回転軸を有する構造物を加熱回転体としてもよい。駆動ローラ13は、中央部分の広い範囲にわたってベルト51を介して加熱ローラ57に当接している。
加圧ローラ58は、定着パッド52に対して押し付けられた第1モードと、定着パッド52から離隔している第2モードとをとることができる。図7は第1モードを示している。前記加熱回転体としての加熱ローラ57は、駆動ローラ13から回転駆動力を与えられている。図7において、駆動ローラ13は、矢印95の向きに回転し、加熱ローラ57は矢印94の向きに回転する。その結果、ベルト51は矢印93の向きに走行する。図7では記録媒体が矢印91の向きに進行するので、右側が上流側であって左側が下流側であるということができる。図7に示すように駆動ローラ13が加熱ローラ57の上流側に配置されている場合には、ベルト51がたるまずベルト51にある程度の張力がかかった状態を維持するためには、ベルト51の搬送線速は、加圧ローラ58の線速以下であることが必要である。
(作用・効果)
本実施の形態では、加熱回転体としての加熱ローラ57は、ベルト51を介して前記加熱回転体に当接する駆動ローラ13から回転駆動力を与えられているので、加熱ローラ57を駆動する力は駆動ローラ13が当接する一定長さの範囲に均等に分散され、加熱ローラ57が傾く度合は低減される。したがって、加熱回転体と定着パッドとは平行な状態に維持され、定着ベルトの蛇行を抑えることができる。
なお、図9に示すように、駆動ローラ13はトルクリミッタ12を備えることが好ましい。一定以上のトルクになった場合には、トルクリミッタ12の働きにより、駆動ローラ13は回転駆動力の供給を停止する。この構成を採用することにより、この構成を採用することにより、過剰なトルクが作用して加熱回転体などが破損することを防止することができる。
(実施の形態4)
(定着装置)
図10を参照して、本発明に基づく実施の形態4における定着装置について説明する。本実施の形態における定着装置105を図10に示す。定着装置105は、基本的な構成においては、実施の形態3で説明したものと同様であるが、さらに以下の構成を備える。
定着装置105においては、駆動ローラ13はベルト51を介して前記加熱回転体としての加熱ローラ57に当接していない駆動ローラ両端部を備え、駆動ローラ13は、駆動ローラ両端部で駆動源としての駆動歯車11から回転駆動力を与えられている。ここでいう「駆動ローラ両端部」とは、端部13aと端部13bとを合わせたものである。
(作用・効果)
本実施の形態においても、実施の形態3で説明した効果を得ることができる。さらに本実施の形態では、駆動ローラ両端部において駆動ローラ13に回転駆動力を与えているので、駆動ローラ13に対する回転駆動力の供給を均等に行なうことができ、駆動ローラ13自体が傾く度合を低減することができる。
(実施の形態5)
(定着装置)
図11を参照して、本発明に基づく実施の形態5における定着装置について説明する。図7に示した例では、駆動ローラ13が加熱ローラ57の上流側に配置されていたが、図11に示す定着装置106のように、駆動ローラ13が加熱ローラ57の下流側に配置されていてもよい。図11に示すように駆動ローラ13が加熱ローラ57の下流側に配置されている場合には、ベルト51がたるまずベルト51にある程度の張力がかかった状態を維持するためには、ベルト51の搬送線速は、加圧ローラ58の線速以上であることが必要である。
(好ましい構成)
これまで説明した各実施の形態に適用可能なこととして、以下のことがいえる。駆動ローラ13の外周面のうちベルト51の搬送に寄与しない部分はPFAコーティングされていることが好ましい。この構成を採用することにより、ベルト51の搬送に寄与しない部分は、トナーの離型性が高い状態にすることができる。
記録媒体2の搬送に関してジャムを検知した場合、加圧ローラ58を前記第2モードに切り替える制御が行なわれることが好ましい。そのための構成としては、図12に示すようなものが考えられる。この定着装置は、検知部14と、制御部15と、定着装置101とを備える。ここでは、定着装置101を備える例を示しているが、定着装置101に代えて、これまでの実施の形態のいずれかで説明した定着装置であってもよい。検知部14は、記録媒体2の搬送に関してジャムが発生したときに、そのジャムを検知するための部分である。検知部14でジャムが検知されたときには、検知部14から制御部15にジャムを検知した旨の信号が送られる。制御部15は、定着装置101の加圧ローラ58を制御し、加圧ローラ58を第2モードに切り替える。この構成を採用することにより、定着ニップ部50が解消され、ジャムの復旧のための対応が容易となる。
あるいは、図13に示すような構成も考えられる。この定着装置は、定着パッド52より下流側に記録媒体の通過を検知する通過検知部16を備え、通過検知部16に所定時間内にON/OFFの状態変化がない場合、加圧ローラ58を前記第2モードに切り替える制御が行なわれる。図13に示す例では、定着装置はこの制御を行なうために制御部17を備える。この構成を採用することにより、定着装置を通過した記録媒体2が何らかの事情によりその先で正常に進行しなかった場合に、その異常を自動的に検知することができ、加圧ローラ58を第2モードにして離隔させることができる。したがって、後続の記録媒体2への定着処理は中止され、ユーザにとっては、異常への対処がしやすくなる。
なお、上記実施の形態のうち複数を適宜組み合わせて採用してもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 筐体、2 記録媒体、9 歯車、10 支持部材、11 駆動歯車、12 トルクリミッタ、13 駆動ローラ、13a,13b 端部、14 検知部、15,17 制御部、16 通過検知部、38 (2次転写のための)ニップ部、39 出口、40 カセット、41 給紙ローラ、42 1次転写ローラ、43 2次転写ローラ、44 感光体、45 現像ローラ、46 帯電器、47 転写ベルト、48 画像露光装置、49 押圧ローラ、50 定着ニップ部、51 ベルト、52 定着パッド、54 支持部材、57 加熱ローラ、58 加圧ローラ、59 ヒータ、91,92,93,94,95 矢印、101,102,103,104,105,106 定着装置、801 画像形成装置。

Claims (9)

  1. 1以上の回転軸を有し、ヒータを含む加熱回転体と、
    非回転体である定着パッドと、
    少なくとも前記加熱回転体と前記定着パッドとを囲むように張架されたベルトと、
    前記定着パッドと共に前記ベルトを挟み込むことが可能な加圧ローラと、
    前記加熱回転体に対して回転駆動力を供給する駆動源とを備え、
    前記加圧ローラは、前記定着パッドに対して押し付けられた第1モードと、前記定着パッドから離隔している第2モードとをとることができ、
    前記加熱回転体は、前記ベルトを挟む両端部において前記駆動源から回転駆動力を与えられている、定着装置。
  2. 前記第1モードにおいては、前記駆動源から前記加熱回転体への回転駆動力の供給は停止する、請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加熱回転体はトルクリミッタを備え、一定以上のトルクになった場合には、前記駆動源から前記加熱回転体への回転駆動力の供給は停止する、請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 1以上の回転軸を有し、ヒータを含む加熱回転体と、
    非回転体である定着パッドと、
    少なくとも前記加熱回転体と前記定着パッドとを囲むように張架されたベルトと、
    前記定着パッドと共に前記ベルトを挟み込むことが可能な加圧ローラと、
    前記加熱回転体と平行に配置され、前記ベルトを介して前記加熱回転体に当接する駆動ローラとを備え、
    前記加圧ローラは、前記定着パッドに対して押し付けられた第1モードと、前記定着パッドから離隔している第2モードとをとることができ、
    前記加熱回転体は、前記駆動ローラから回転駆動力を与えられている、定着装置。
  5. 前記駆動ローラは前記ベルトを介して前記加熱回転体に当接していない駆動ローラ両端部を備え、前記駆動ローラは、前記駆動ローラ両端部で駆動源から回転駆動力を与えられている、請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記駆動ローラの外周面のうち前記ベルトの搬送に寄与しない部分はPFAコーティングされている、請求項4または5に記載の定着装置。
  7. 記録媒体の搬送に関してジャムを検知した場合、前記加圧ローラを前記第2モードに切り替える制御が行なわれる、請求項1から6のいずれかに記載の定着装置。
  8. 前記定着パッドより下流側に記録媒体の通過を検知する通過検知部を備え、前記通過検知部に所定時間内にON/OFFの状態変化がない場合、前記加圧ローラを前記第2モードに切り替える制御が行なわれる、請求項1から7のいずれかに記載の定着装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の定着装置を備える、画像形成装置。
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