JP2020005506A - 発芽方法及び発芽装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発芽させる工程の作業性を向上させ、発芽時の根や子葉を損傷させず、根にストレスを与えることなくスムースに伸長させ、更に発芽した子葉を定植装置に移植させる作業を簡単且つスムースに行え、ほうれん草の発芽にも適用できる発芽方法及び発芽装置を提供する。【解決手段】相対向する一対の吸水性、保水性を有するシート4a、4bを当接させて部分的に接合した給水シート4と、上記給水シート4を保持した吊り下げ具5とで構成させた播種ホルダー2を用意し、この播種ホルダー2を一つ又は複数発芽容器1内に吊り下げ、次いで上記各シート4a、4b間の隙間に葉菜植物の種子を播種させた後、上記給水シート4に所定量の水を供給して含浸させることを特徴とする発芽方法。【選択図】図1

Description

本発明は、水菜、小松菜、リーフレタス、サラダ菜、その他の葉菜植物の水耕栽培に適するばかりでなく、特にほうれん草の発芽用にも利用できる発芽方法及び発芽装置に関するものである。
近年、例えば、葉菜植物の栽培には、播種―発芽―定植―収穫までの一連の工程に対応できる産業用のみならず家庭用の水耕栽培装置が開発されるようになっている。
しかしながら、葉菜植物の水耕栽培では、その種子を発芽させるためには水、温度、酸素の三要素の加減条件が重要であるが、ほうれん草の発芽にはその条件の設定が難しく、ほうれん草の発芽装置の開発が望まれていた。
このため、例えば、特許文献1に示すようなほうれん草の発芽方法が開発されている。
このほうれん草の発芽方法の工程は、種子を数時間浸種する第一工程と、水を切り新聞紙で余分な水分を吸収した後の種子を数日間冷蔵処理する第二工程と、ウレタン材からなる苗床に播種して多湿下で1日置く第三工程と、幼根が出たところで根が苗床に突き刺さるように重石をして発芽過程を進行せされる第四工程からなるものである。
他方、ほうれん草以外の葉菜植物の種子を発芽させるため、例えば、特許文献2に示すような簡易式の発芽装置も開発されている。
この発芽装置は、ポリウレタンフォームシートに縦横にミシン目を形成して複数の小片を分離できるようにし、またこの小片にスリットを形成し、このスリットに種子を入れて適度の温度、湿度の下で発芽させた後に発芽がすすんだ小片ごとに切り取って定植装置に移植させるものである。
特開平7−184416号公報(図面、段落0005参照) 特開2000−83481号公報(図1、段落0004、0005参照)
上記の特許文献1に示す発芽装置や、特許文献1に開示されているほうれん草の発芽方法や特許文献2に示す発芽装置には特に機能上の欠陥があるわけではないが、次のような不具合の改善が望まれている。
すなわち、特許文献1に示す発芽方法では上記のように4つの作業工程が必要であり、作業性に劣るものである。
さらに、この発芽方法では、ほうれん草の発芽時に根をウレタンの床に突き刺さるように重石をするので根にストレスを与えてしまい根の伸長を阻害させてしまう恐れがある。
特許文献2に示す発芽装置では発芽までの工程は問題ないとしても、発芽が発生している小片ごとにミシン目を介して切断してウレタンフォームシートから分離して小片ごとにその都度定植装置に移植しなければならず、その作業が面倒であり、小片の切り取り時に根や子葉を損傷させる恐れがある。
そこで、本発明の目的は、発芽させる工程の作業性を向上させ、発芽時の根や子葉を損傷させず、根にストレスを与えることなくスムースに伸長させ、更に発芽した子葉を定植装置に移植させる作業を簡単且つスムースに行え、ほうれん草の発芽にも適用できる発芽方法及び発芽装置を提供することである。
上記の目的を達成させるため、本発明の発芽方法は、相対向する一対の吸水性、保水性を有するシートを当接させて部分的に接合した給水シートと、上記給水シートを保持した吊り下げ具とで構成させた播種ホルダーを用意し、この播種ホルダーを一つ又は複数発芽容器内に吊り下げ、次いで上記各シート間の隙間に葉菜植物の種子を播種させた後上記給水シートに所定量の水を供給して含浸させることを特徴とするものである。
同じく、本発明の発芽装置は、発芽容器と、上記発芽容器内に取り外し自在に吊り下げる播種ホルダーと、上記発芽容器の開口部に着脱自在に取付ける蓋とからなり、上記播種ホルダーを相対向する一対の吸水性、保水性を有するシートを当接させて部分的に接合した給水シートと、上記給水シートを保持した吊り下げ具とで構成させ、上記各シート間の隙間に植物の種子を播種させた状態で上記吊り下げ具を介して上記給水シートを上記発芽容器内に吊り下げることを特徴とするものである。
一)本発明の発芽方法によれば、次の効果を達成できる。
A)給水シートに種子を播種したまま発芽容器に吊り下げておくので、発芽させることなく種子を保管でき、この状態を葉菜植物の適正な収穫時期に併せて待機させておき次の発芽工程の準備しておくことが出来る。
B)葉菜植物の適正な収穫時期が近づいた時にはこの時期から逆算して所定の期間前、例えば、数日前に給水シートに所定量の水を供給して含浸させることにより種子に発芽させることができる。
C)従って、播種から発芽、その後の収穫までの水耕栽培の管理を無駄なく適正に行うことができる。
二)本発明の発芽装置、およびこの発芽装置を利用した発芽方法によれば、次の効果を達成できる。
D)発芽容器に吊り下げた給水シートの隙間に播種して二枚のシートに飽和水を供給するだけで種子が発芽するので発芽させる作業工程が少なく作業性の向上を図れる。
E)播種ホルダーにおける給水シート内で発芽させ、その状態を維持したまま播種ホルダーを定植装置に持って行って吊り下げれば移植できるので、移植時に根や子葉に損傷を与えないで済む。
F)給水シートが二枚のシートから成っていて、二枚のシート間には下方に向けて隙間があるので根はこの隙間から下方に自然に延びて根にストレスを与えることなくスムースに伸長させることができる。
G)二枚のシートは吸水性、保水性に富むからこのシートに所定量の水を供給することで発芽および育苗に適した水量、湿度、酸素を調節でき、植物に応じた発芽管理が可能となる。
H)播種ホルダーは独立して発芽容器内に複数吊り下げできるので、それぞれの播種ホルダーを独立して管理できる。
本発明の一実施の形態に係る発芽装置の分解斜視図である。 図1のA−A線縦断正面図である。 図1のB−B線縦断側面図である。 播種ホルダーの分解斜視図である 播種ホルダーの斜視図である。 図6のC−C線縦断正面図である。 (A)〜(B)は植物の発芽の進行状態を示す播種ホルダーの縦断正面図である。
以下に本発明の一実施の形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。
本発明は、水菜、小松菜、リーフレタス、サラダ菜、その他の葉菜植物の水耕栽培に適する発芽方法及び発芽装置に関し、特にほうれん草の発芽用にも利用できる発芽方法及び発芽装置に関するものである。
葉菜植物の水耕栽培では播種―発芽―定植の工程を経て収穫の工程に進むが、本発明の発芽方法及び発芽装置はこのうちの播種から発芽までの工程、その後の定植板への移植も簡単に行えものである。
しかも、発芽工程時の水量、温度、酸素管理を適正に行え、併せて簡単に定植工程に移行できるようにしたものである。
本発明に係る葉菜植物の発芽装置は、図1に示すように、発芽容器1と発芽容器1内に取り外し自在に吊り下げる播種ホルダー2と、発芽容器1の開口部に着脱自在に取付ける蓋3とからなるものである。
播種ホルダー2は図1、図4、図5に示すように相対向する一対の吸水性、保水性を有するシート4a、4bを当接させてa点を部分的に圧着等で接合した給水シート4と、給水シート4を保持した吊り下げ具5とで構成させている。
そして、各シート4a、4b間で上記a点より上方の隙間に植物の種子A{図7(A)参照}を播種させた状態で吊り下げ具5を介して給水シート4を発芽容器1内に吊り下げるものである。
この場合、給水シート4の長さは任意であるが、後述するように栽培ベッドにおける定植板に移植する時定植板の下方の養液に侵入できる長さや幅に成形しておくことが好ましい。
上記吊り下げ具5は支持板5aと、支持板5aの側面から突出して上記給水シート4を貫通する一つ又は複数の突起5bと、支持板5aの上端に設けた引掛け部5cとで構成されている。
上記発芽容器1の対向する両側内壁に肉厚な段部6、6を長手方向に沿って形成し、各段部6、6上にそれぞれに任意の間隔を置いて複数の溝7を形成し、各溝7に引掛け部5cを引掛けて給水シート4を吊り下げるようになっている。
上記の溝7は発芽容器1の側壁の上端1aに形成しても良いが、蓋3を取付けるために段部6を形成し、この段部6上に蓋3を置くようにしている。
上記給水シート4を構成させる二枚の各シート4a、4bは吸水性、保水性を有する材料、例えば、不織布、水に溶けにくい紙又はウレタンフォームで成形されている。
要するに、シート4a、4bは毛細管現象を利用して水分、養分、溶存酸素を種子に供給するものであればよい。
この場合、一方のシート4bの上部4cを他方のシート4aの上部より長くしているのが好ましい。
これは、上部が長い他方のシート4bの上端を手動又は工具で水平方向に押すことでシート間の上部隙間を拡げ、上方から種子Aを隙間間に簡単に落下させて播種作業を容易にさせる為である。
上記引掛け部5cは図4に示すように支持板5aの上端に水平に取り付けたロッド5dで構成させ、このロッド5dの両端部を上記発芽容器1の溝7に嵌合して給水シート4を吊り下げるようになっている。
この引掛け部5cは上記支持板5aの上端両側に張出すフック(図示せず)で構成しても良い。
次に播種から発芽までの発芽方法の工程を説明する。
本発明の発芽方法は、上記の発芽装置を利用するもので、次の工程からなるものである。
即ち、相対向する一対の吸水性、保水性を有するシート4a、4bを当接させて部分的に接合した給水シート4と、給水シート4を保持した吊り下げ具5とで構成させた播種ホルダー2を用意してこの播種ホルダー2を一つ又は複数発芽容器1内に吊り下げる。
次いで上記各シート4a、4b間の隙間に葉菜植物の種子Aを播種させた状態で給水シート4を上記発芽容器1内に吊り下げたまま保管しおく。
次に所定の期間経過後、例えば数日経過後、給水シート4に所定量の水を供給して含浸させながら種子Aを発芽させるものである。
より詳しく説明すると、図1に示すように、予め複数の播種ホルダー2を用意しておき、この吊り下げ具5を溝7に引掛けながらそれぞれ発芽容器1内に吊り下げておく(第一工程)。
次に、この状態でシート4a、4b間の上方の隙間を拡げながら図2、図7(A)に示すようにこの隙間にそれぞれ種子Aを任意の間隔を置いて一つ又は複数落下させて収容させ、所定期間保管して待機させておく(第二工程)。
この場合、一対のシート4a、4bはa点で部分的に接合されているので両者の内面同士が接触しており、種子Aが発芽容器1内に落下するのが防止される。
次に、葉菜植物に応じた収穫期間から逆算して所定期間、例えば数日前に図7(A)に示すように給水シート4、言い換えれば、一対の各シート4a、4bに給水器Kを介して所定量の水を供給し、毛細管現象を利用して含浸させ、この水を種子Aに付与させる(第三工程)。
この所定量の水量は温度、酸素にも関係し、栽培しようとする植物に応じて適正に処理させることが肝要である。
次に種子Aを収容した播種ホルダー2を複数吊るした発芽容器1の開口部に蓋3を被せて倉庫などの部屋に保管せ、葉菜植物の適正に沿って遮光、保温、保湿、酸素管理を行う(第四工程)。
この場合、蓋3を被せる代わりに発芽容器1を積み重ねて遮光、保温、保湿、酸素を管理しながら保管しても良い。
これらの管理は栽培する植物対応して行うもので、例えば、ほうれん草の発芽には上記水の水量から遮光、保温、保湿、酸素の管理が行われるものである。
この第四工程中に図7(B)、図7(C)に示すようにまず種子Aから根が出て一対のシート4a、4b間の隙間から下方に延び出し、次に子葉Pが延び出し発芽を達成させる。
本発明の発芽装置では上記の工程で種子Aを発芽させるものであるが、更に定植させる場合には子葉Pが出ている播種ホルダー2を発芽容器1から引き揚げ、そのまま溶液が収用されている別の栽培ベッドの定植板に吊り下げるものである。
定植装置では上記した発芽容器1と同じように播種ホルダー2を吊り下げればよいが、必ずしも同じ構造である必要はない。
本発明の発芽装置によれば、発芽容器1に吊り下げた給水シート4の隙間に植物の種子Aを播種し、二枚のシート4a、4bに所定量の水を供給してこの水を含浸させるだけで種子が発芽すので発芽させる作業が容易であり作業性の向上を図れる。
しかも栽培しようとする植物に対応してその都度給水シート4に含浸させる飽和水の水量を調節でき、その結果併せて植物の種子の発芽に適した発芽容器1内の保温、保湿管理が可能となる。
すなわち、二枚のシート4a、4bは吸水性、保水性に富むからこのシート4a、4bに飽和水を供給することで発芽および育苗に適した水量、湿度、温度を調節でき、植物に応じた発芽管理が可能となる。
また、播種ホルダー2における給水シート4内で発芽させ、その状態を維持したまま播種ホルダー2を別の定植装置に持って行って吊り下げれば移植できるので、移植時に根や子葉に損傷を与えないで済み、発芽から定植への作業が容易でスピードアップを図れる。
また、給水シート4が二枚のシート4a、4bから成っていて、二枚のシート4a、4b間には下方に向けて隙間があるので根はこの隙間から下方に自然に延びて根にストレスを与えることなくスムースに伸長させることができる。
播種ホルダー2は独立して発芽容器1内に複数吊り下げできるので、それぞれの播種ホルダー2を独立して管理できる。
加えて、本発明の発芽方法によれば、次の効果を達成できる。
給水シート4に種子を播種したまま発芽容器1に吊り下げておくので、発芽させることなく種子Aを保管でき、この状態を葉菜植物の適正な収穫時期に併せて待機させておき次の発芽工程の準備しておくことが出来る。
また、葉菜植物の適正な収穫時期が近づいた時にはこの時期から逆算して所定の期間前、例えば、数日前に給水シート4に所定量の水を供給して含浸させることにより種子に発芽させることができる。
従って、播種から発芽、その後の収穫までの水耕栽培の管理を無駄なく適正に行うことができる。
なお、本発明の発芽装置は、例えば、ほうれん草のように発芽させるのが難しい葉菜植物の発芽用に対応させていて定植装置は別に設けるものとしているが、発芽が容易な葉菜植物の種類によっては、発芽装置と定植措置を別々に設けず、予め発芽容器1内下部に溶液を収容させ、更に発芽容器1に吊り下げた給水シート4の下部を溶液内に垂れ下げておき、この状態で給水シート4の隙間に播種させ、そのまま発芽から栽培まで連続した水耕栽培装置として利用することも可能である。
1 発芽容器
2 播種ホルダー
3 蓋
4 給水シート
4a、4b シート
5 吊り下げ具
5a 支持板
5b 突起
5c 引っ掛け部材
5d ロッド
6 段差部
7 溝

Claims (6)

  1. 相対向する一対の吸水性、保水性を有するシート(4a)、(4b)を当接させて部分的に接合した給水シート(4)と、上記給水シート(4)を保持した吊り下げ具(5)とで構成させた播種ホルダー(2)を用意し、この播種ホルダー(2)を一つ又は複数発芽容器(1)内に吊り下げ、次いで上記各シート(4a)、(4b)間の隙間に葉菜植物の種子(A)を播種させた後、上記給水シート(4)に所定量の水を供給して含浸させることを特徴とする発芽方法。
  2. 発芽容器(1)と、上記発芽容器(1)内に取り外し自在に吊り下げる播種ホルダー(2)と、上記発芽容器(1)の開口部に着脱自在に取付ける蓋(3)とからなり、上記播種ホルダー(2)を相対向する一対の吸水性、保水性を有するシート(4a)、(4b)を当接させて部分的に接合した給水シート(4)と、上記給水シート(4)を保持した吊り下げ具(5)とで構成させ、上記各シート(4a)、(4b)間の隙間に葉菜植物の種子(A)を播種させた状態で上記吊り下げ具(5)を介して上記給水シート(4)を上記発芽容器(1)内に吊り下げることを特徴とする発芽装置。
  3. 上記吊り下げ具(5)が支持板(5a)と、上記支持板(5a)の側面から突出して上記給水シート(4)を貫通する一つ又は複数の突起(5b)と、上記支持板の上端に設けた引掛け部(5c)とで構成されていることを特徴とする請求項2に記載の発芽装置。
  4. 上記発芽容器(1)の対向する両側内壁に段部(6)、(6)を長手方向に沿って形成し、当該各段部(6)、(6)上にそれぞれに任意に間隔を置いて複数の溝(7)を形成し、上記各溝(7)に上記引掛け部(5c)を引掛けて給水シート(4)を吊り下げることを特徴とする請求項3に記載の発芽装置。
  5. 上記各シート(4a)、(4b)が不織布、水に溶けにくい紙、又はウレタンフォームで成形され、一方のシート(4b)の上部を他方のシート(4a)の上部より長くしていることを特徴とする請求項1、請求項3又は請求項4のいずれか一項に記載の発芽装置。
  6. 上記引掛け部(5c)が上記支持板(5a)の上端に水平に取り付けたロッド又は上記支持板(5a)の上端両側に張出すフック、又は上記支持板(5a)の上部をU字状に折り曲げた係止片で構成している請求項4又は請求項5に記載の発芽装置。
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