JP2015039321A - 植物栽培装置 - Google Patents

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Takuya Ishizaka
卓也 石坂
泰徳 金澤
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泰徳 金澤
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Naoki Shiba
直樹 芝
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Abstract

【課題】栽培する植物に対し適度な水分量を供給し、かつ、植物栽培の知識に乏しいユーザーであっても、簡便に植物を生長させることが可能な植物栽培装置を提供する。
【解決手段】植物栽培装置(10A)は、栽培植物(1)を栽培する培地体(13)と、培地体(13)を支持する筒状体(20)と、筒状体(20)を保持するための筒状体用穴部(12a)を有する基板(12)と、基板(12)の下に培養液(2)を貯留する貯液容器(11)とを備える。筒状体(20)は、培養液(2)上に浮遊可能となっており、かつ栽培植物(1)の生長に伴う重量増加によって基板(12)の筒状体用穴部(12a)に対して摺動して下方移動可能となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、植物を水耕栽培する植物栽培装置に関するものである。
水耕栽培方法は省資源、省労力を実現する農業集約化の技術として重要な手段であり、水耕栽培の栽培方法としては種々の方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、図10に示すように、脱着可能な筒状体101をパネル102の穴102aに挿入し、これにより大型の植物103を支持できるようにした構造の植物水耕栽培装置100が開示されている。
また、水耕栽培の栽培方法としては種々の方法が提案されているが、その中の一つにフロート式水耕栽培方法がある。
例えば、特許文献2に開示された浮き型植物栽培装置200では、図11の(a)(b)(c)に示すように、基盤201全体を浮力材202により水面203から常時浮かせて、土の代わりに吸水材204を使って底面給水により植物を育成する方法が開示されている。また、特許文献3には、図13に示すように、水耕栽培用フロート301と植物の育成を促す育成光線302とを利用した水耕栽培装置300が開示されている。
さらに、近年では、新鮮かつ安全な野菜に対するニーズから家庭用の水耕栽培装置も開発されている。
特開2002-272289号公報(2002年9月24日公開) 特開2005−287491号公報(2005年10月20日公開) 特開2009−171944号公報(2009年8月6日公開)
しかしながら、上記従来の植物栽培装置では、いずれも事前に苗箱等で十分な長さに発根させた植物苗を挿入することが前提であり、栽培者が移植(定植)する作業を伴うという問題点を有している。
また、特許文献1に開示された植物水耕栽培装置100では、植物103を植えた発泡ウレタン樹脂小片104をパネル102に設けた穴102aにそれぞれ脱着自在に嵌合される筒状体101の中に収容して水耕栽培を行う。この場合、筒状体101はパネル102に設けた穴102aに嵌合したときに所定の高さの位置で止まるため、培養液量つまり培養液の水位によって培地の加湿状態が変化する。このことは、植物103の安定的な育成が阻害されるという要因になり得る。
さらに、特許文献2に開示された浮き型植物栽培装置200及び特許文献3に開示された水耕栽培装置300では、フロート板である基盤201及び水耕栽培用フロート301を容器205・303内に浮かべて植物に対する水位をコントロールしている。しかし、フロート板全体が浮かんでいるため、植物個々に応じて培地の加湿状態をコントロールすることができない。
また、近年では、個人向けの家庭用植物栽培装置が提供されており、植物栽培の知識に乏しいユーザーが栽培者となる機会も増加しており、あまり手をかけずに植物を生長させることが求められている。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、栽培する植物に対し適度な水分量を供給し、かつ、植物栽培の知識に乏しいユーザーであっても、簡便に植物を生長させることが可能な植物栽培装置を提供することにある。
本発明の一態様における植物栽培装置は、上記の課題を解決するために、植物を栽培する培地体と、上記培地体を支持する筒状体と、上記筒状体を保持するための穴部を有する基板と、上記基板の下に培養液を貯留する貯液容器とを備えた植物栽培装置であって、上記筒状体は、上記培養液上に浮遊可能となっており、かつ上記植物の生長に伴う重量増加によって該基板の穴部に対して摺動して下方移動可能となっていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、栽培する植物に対し適度な水分量を供給し、かつ、植物栽培の知識に乏しいユーザーであっても、簡便に植物を生長させることが可能な植物栽培装置を提供するという効果を奏する。
本発明の実施形態1における植物栽培装置の構成を示す断面図である。 (a)は上記植物栽培装置の構成を示す斜視図であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。 上記植物栽培装置の構成を分解して示す断面図である。 (a)は本発明の実施形態2における植物栽培装置の構成を示す斜視図であり、(b)は(a)のB−B線断面図である。 本発明の実施形態3における植物栽培装置の構成を示す断面図である。 筒状体に浮き構造がない場合の筒状体の沈み状況を示す断面図である。 上記植物栽培装置における、植物の生育期と発芽期との筒状体の沈み状況を示す断面図である。 本発明の実施形態4における植物栽培装置の構成を示す断面図である。 植物が生長したときの植物栽培装置の構成を示す断面図である。 従来の植物水耕栽培装置の構成を示す斜視図である。 従来のフロート式水耕栽培方法を用いる浮き型植物栽培装置の構成を示す斜視図である。 従来の他のフロート式水耕栽培方法を用いる水耕栽培装の構成を示す断面図である。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本実施の形態の植物栽培装置の構成について、図2の(a)(b)に基づいて説明する。図2の(a)は植物栽培装置の構成を示す斜視図であり、図2の(b)は図2の(a)のA−A線断面図である。
本実施の形態の植物栽培装置10Aは、図2の(a)(b)に示すように、貯液容器11と、この貯液容器11に蓋をするように設けられた基板12と、基板12に穿設された複数の穴部としての筒状体用穴部12aに保持される筒状体20と、この筒状体20の内部に収容支持される培地体13とを備えている。尚、本実施の形態では、基板12の筒状体用穴部12aは複数設けられているが、本発明においては必ずしもこれに限らず、筒状体用穴部12aは単数でもよい。
上記貯液容器11は、培養液2を貯留するものであり、例えば、樹脂製品にてなっている。ただし、必ずしも樹脂製品に限らず、例えば金属製品、石製品又は紙製品であってもよい。
基板12は、例えば発泡スチレンフォーム等の板からなっており、筒状体用穴部12aには垂直に垂下する筒状垂下壁12bが形成されている。
筒状体20は、基板12の筒状体用穴部12aに挿入されるものであり、例えば円筒状等の筒状に形成されている。ただし、必ずしも円筒に限らず、角筒又は楕円筒であってもよい。筒状体20の外径は、基板12の筒状体用穴部12aの内径に一致しており、これによって、筒状体20は、基板12の筒状体用穴部12aに対して縦方向に摺動可能となっている。特に、本実施の形態では、上述したように、基板12に筒状体用穴部12aには垂直に垂下する筒状垂下壁12bが形成されているので、筒状体20が縦方向に筒状体用穴部12aの内部を摺動するときに、筒状垂下壁12bの壁面に沿って鉛直に摺動できるようになっている。
また、筒状体20は、比重が1よりも大きい樹脂材料からなっている。これにより、貯液容器11の内部に貯留された培養液2に浸かっても、下方に沈むことができるようになっている。ただし、本発明においては、必ずしもこれに限らず、比重が1よりも小さいものであってもよい。栽培植物1が大きくなり重量増加すれば、筒状体20は培養液2に沈むことができるためである。
上記培地体13は、栽培植物1の種3を保持するためのものである。この培地体13は、筒状体20にて収容支持できるように、筒状体20の内径と略同じ外径の塊からなっている。また、筒状体20の下端には、内側に突出する内側突出部21が形成されているので、培地体13が筒状体20から離れて落下することはない。
ここで、培地体13は、例えばウレタン材等のスポンジ状の材質かを使用する。ただし、培地体13は、必ずしもスポンジ状に限らず、繊維状又はその他であってもよい。また、培地体13の下端は、筒状体20に収容された状態において少しだけ培養液2に浸かっている必要がある。これにより、培地体13は、毛細管現象により適度に含水可能であり、種3に適度な培養液2を与えることが可能となる。また、種3が生長したときにおいても、培地体13にて培養液2をさらに吸収して栽培植物1が発芽、育苗及び育成されるようになっている。
上記構成の植物栽培装置10Aにおける使用方法について、図3及び図1に基づいて説明する。図3は、植物栽培装置の構成を分解して示す断面図である。図1は、植物栽培装置の構成を示す断面図である。
本実施の形態の植物栽培装置10Aを使用するときには、図3に示すように、まず、貯液容器11に培養液2を注ぐ。注入高さについては、例えば貯液容器11に目印線を設けておき、常にその目印線まで注入することが好ましい。尚、貯液容器11に培養液2が自動的に注入されるように、図示しない注入ポンプを設けておくことも可能である。
次に、基板12を貯液容器11に被せる。このとき、貯液容器11には、基板12の端部を係止される係止部が設けられているので、容易に、基板12を蓋体状態に嵌合させることができる。
次に、例えばスポンジ状の培地体13を水に浸した後、例えば切り目を開いて種3を挿入する。そして、切り目を閉じた培地体13を筒状体20に挿入する。
次いで、培地体13を収容した筒状体20を基板12の筒状体用穴部12aに挿入する。このとき、筒状体20の外径は筒状体用穴部12aの内径に略等しくなっているので、筒状体20を筒状体用穴部12aに容易に摺動させて、培地体13の下端が僅かに培養液2に浸る位置に配置することができる。
この状態で、培養液2を補充しながら放置することにより、やがて、栽培植物1は、発芽期、育苗期及び定植生育期を迎える。その間、本実施の形態の植物栽培装置10Aでは、栽培植物1に根が生えて培養液2を吸収するようになると、生長に伴って栽培植物1は大きくなり、重量も増加する。
その結果、図1に示すように、本実施の形態の植物栽培装置10Aの筒状体20では、栽培植物1の生長に伴う重量増加によって基板12の筒状体用穴部12aに対して摺動して下方移動するようになっているので、筒状体20に収容された培地体13の位置が下がる。これにより、培地体13の大部分が培養液2に浸かるので、培地体13は浸透圧により充分な培養液2を吸収し、その結果、栽培植物1は十分に培養液2を吸収することができる。
尚、本実施の形態の植物栽培装置10Aでは、基板12には複数の筒状体用穴部12aが設けられており、各筒状体用穴部12aにおいては、筒状体20が独立して摺動可能になっている。このため、本実施の形態の植物栽培装置10Aにおいては、図1に示すように、1つの筒状体20においては栽培植物1が移植(定植)期となっている一方、他の筒状体20においては発芽期の栽培植物1であるという栽培方法が可能である。すなわち、同一の基板12において異なる生長時期の栽培植物1を同時に育成することが可能である。
このように、本実施の形態の植物栽培装置10Aでは、栽培植物1を栽培する培地体13と、培地体13を支持する筒状体20と、筒状体20を保持するための筒状体用穴部12aを有する基板12と、基板12の下に培養液2を貯留する貯液容器11とを備えている。そして、筒状体20は、培養液2上に浮遊可能となっており、かつ栽培植物1の生長に伴う重量増加によって基板12の筒状体用穴部12aに対して摺動して下方移動可能となっている。
すなわち、従来の植物育成装置では、事前に苗箱等で十分な長さに発根させた植物苗を挿入することが前提であり、育成者が移植(定植)する作業を伴う。また、培養液2の水位によって培地体の湿潤状態が変化して植物の安定的な育成を阻害したり、或いは、植物育成装置全体での培地体の湿潤状態を制御できても、植物個々に応じて培地体の湿潤状態をコントロールすることができなかったりした。さらに、近年では個人向けの家庭用植物栽培装置が提供されており、植物栽培の知識に乏しいユーザーが育成者となる機会も増加しており、あまり手をかけずに植物を生長させることが求められている。
そこで、本実施の形態の植物栽培装置10Aでは、栽培植物1を栽培する培地体13は、例えば発泡ウレタン等のスポンジ状の塊にてなっており、その内部に栽培する栽培植物1の種3を播く。この栽培植物1の種3を播いた培地体13を筒状体20に一体に収容支持させた後、培地体13を基板12の筒状体用穴部12aに挿入し、これによって、基板12にて培地体13を保持する。この基板12の筒状体用穴部12aは、筒状体20の水平方向への移動を阻止すると共に、縦方向の移動つまり培養液2の深さ方向への移動に対しては、筒状体20を摺動させて上下移動可能となっている。
ここで、筒状体20は培養液2上に浮遊可能となっているので、培地体13の下端が培地体13に浸かる状態を維持して、栽培植物1の発芽から育苗を迎えることが可能である。すなわち、栽培植物1の発芽期では、筒状体20、及び培養液2を含浸させた培地体13に比べて種3の重量は非常に軽いため、筒状体20を培養液2面に対し所定の高さで浮遊させることが可能である。そのため、培地体13は、培養液量によらずつまり培養液面の高さによらず、発芽に適切な水分量を吸収することが可能となる。
次に、栽培植物1が成長して育苗期を経て育成期に達すると、栽培植物1が重くなる。ここで、本実施の形態では、筒状体20は、栽培植物1の生長に伴う重量増加によって該基板12の筒状体用穴部12aに対して摺動して下方移動可能となっている。すなわち、栽培植物1が生長するに伴ってその重量が増加し、その重みで筒状体20は筒状体用穴部12aを摺動して下方移動し、培養液2に沈み込む。この場合、栽培植物1の栽培において、水分量が最も影響するのは発芽期であり、移植(定植)期の水分量の影響は発芽期の水分量の影響と比べてそれほど大きくない。つまり、栽培植物1の発芽期に種が培養液2に完全に浸漬していると発芽できないので、適度の水分量で足り、過剰な水分量は却って害となる。これに対して、栽培植物1が成長して育苗期を経て育成期に達すると、栽培植物1は多くの水分量を必要とするが、その場合には、本実施の形態では、栽培植物1の自重で筒状体20は基板12の筒状体用穴部12aに対して摺動して下方移動し、その結果、栽培植物1の根が培養液に十分に浸漬され、一層の生長が促される。
このため、本実施の形態では、栽培植物1の栽培における水分供給の管理を自動的に適切に行うことができ、発芽から育苗、育成を一貫して自動的に行うことができる。
また、本実施の形態では、発芽期から育苗期及び育成期を通して、栽培植物1は筒状体20に保持されている。このため、栽培植物1の発芽後の苗の移動や間引きを筒状体20毎に行うことが可能となり、そのときに、手が汚れたり苗を傷つけたりすることがなく、簡便に作業を実施することができる。この結果、植物栽培の知識に乏しいユーザーであっても、栽培が容易である。
したがって、栽培する栽培植物1に対し適度な水分量を供給し、かつ、植物栽培の知識に乏しいユーザーであっても、簡便に植物を生長させることが可能な植物栽培装置10Aを提供することができる。
また、本実施の形態における植物栽培装置10Aは、基板12には、筒状体20を保持するための筒状体用穴部12aが複数設けられている。
例えば、従来であれば、筒状体20を保持するための筒状体用穴部12aが基板12に複数であったとしても、筒状体20は基板12に対して上下方向に対して固定されているため、各筒状体20に保持された栽培植物1のそれぞれに対する培養液2の液面高さが一定となる。この結果、筒状体20を保持するための複数の筒状体用穴部12aが基板12に存在していたとしても、各栽培植物1の生長時期を揃えなければならないという制約があった。
しかしながら、本実施の形態では、各筒状体20は、基板12の筒状体用穴部12aに独立して摺動可能となっている。この結果、例えば、同一の基板12上で生長段階の異なる状態、つまり発芽期、育苗期及び育成期の栽培植物1を同時に栽培することが可能となる。したがって、簡易な構造であるにもかかわらず、省スペースであっても、小ロットを高サイクルで収穫可能な植物栽培装置10Aを提供することが可能となる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の植物栽培装置10Bは、図4の(a)(b)に示すように、前記実施の形態1の植物栽培装置10Aの構成に加えて、筒状体20には、下方移動停止部22が設けられている点が異なっている。
本実施の形態の植物栽培装置10Bの構成について、図4の(a)(b)に基づいて説明する。図4の(a)は本実施の形態における植物栽培装置10Bの構成を示す斜視図であり、図4の(b)は図4の(a)のB−B線断面図である。
上記植物栽培装置10Bは、図4の(a)(b)に示すように、筒状体20には、基板12の筒状体用穴部12aに対して摺動して一定量下方移動したときに下方移動を停止させる下方移動停止部22が設けられている。本実施の形態では、この下方移動停止部22は、筒状体20の同一外径部分の上端から上側にコーン状に広がるように延設された拡大外径部からなっている。これにより、筒状体20が下方移動したときに、拡大外径部からなる下方移動停止部22の下端にて基板12の筒状体用穴部12aに引っかかるので、それ以上の下方移動が阻止されるものとなっている。
すなわち、例えば、栽培植物1の生長に伴う重量増加によって筒状体20が基板12の筒状体用穴部12aに対して摺動して下方移動したときに、筒状体20が培養液2に埋没してしまう虞がある。
これに対して、本実施の形態では、筒状体20には下方移動停止部22が設けられているので、筒状体20が基板12の筒状体用穴部12aに対して摺動して一定量下方移動したときに、下方移動停止部22によって、筒状体20がさらなる下方移動することを停止させることができる。このため、筒状体20が培養液2中に沈降してしまうことはない。
したがって、筒状体20、延いては培地体13が培養液2に浸かり過ぎるのを防止することができる。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について図5〜図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1及び実施の形態2と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1及び実施の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の植物栽培装置10Cは、前記実施の形態2の植物栽培装置10Bの構成に加えて、図5に示すように、筒状体20には、浮き構造23が設けられている点が異なっている。
本実施の形態の植物栽培装置10Cの構成について、図5に基づいて説明する。図5は、本実施の形態における植物栽培装置10Cの構成を示す断面図である。
上記植物栽培装置10Cは、図5に示すように、筒状体20が培養液2に浸漬されたときに、筒状体20を浮力で浮かせるための浮き構造23が形成されている。本実施の形態では、浮き構造23の具体的構成として、筒状体20の内側の下側部に二重壁23aが形成され、この二重壁23aは、下端23bが開口しかつ上端23cが閉塞したものからなっている。尚、本実施の形態では、二重壁23aは、筒状体20の内周の全てに沿って設けられているが、必ずしもこれに限らず、筒状体20の内周の一部に沿って設けられていてもよい。
これにより、筒状体20が培養液2に浸漬されたときに、基板12と筒状体20との間では、筒状体20は培養液2の深さ方向に対して基板12を摺動する構造であるため、筒状体20は形成された浮き構造23により培養液2上に浮遊することができる。
具体的には、筒状体20と二重壁23aと培養液2との間に空気層が形成され、その結果、浮力が働き、筒状体20は培養液2の内部において一定深さ以上には沈まない。すなわち、浮き構造23は筒状体20の底面で凹形状になっており、筒状体20を基板12に設けられた筒状体用穴部12aの上方から挿入するときに、筒状体20と培養液2との間に空気を包含させることができる。
この結果、筒状体20は、貯液容器11に貯留された培養液2上で浮遊することが可能となる。
したがって、培養液2の液量に関わらず、培地体13は培養液2に僅かに浸る状態を保持できるため、毛細管現象により種3の発芽に適切な水分量を安定的に培地体13に供給することができる。
例えば、本実施の形態の浮き構造23が存在しない場合には、図6に示すように、筒状体20は基板12の筒状体用穴部12aよりも大きくなっている下方移動停止部22の下端まで沈み込む。このとき、培養液2の液量は、図5の場合と同じでも、培養液2の液面は種3まで到達するため過湿状態となり、発芽を阻害してしまう。したがって、培養液2の液量が同じ場合でも、培地体13の含水状態が、図5の場合とは大きく異なることが分かる。
ここで、筒状体20を浮遊させるために、発泡材や比重が培養液よりも小さい部材を筒状体20に設けることでも可能であるが、新たに部材を追加することにより、製造コストが増加するという欠点が生ずる。
これに対して、本実施の形態では、筒状体20を浮遊させる浮き構造23として、筒状体20の内側に形成された、下端が開口しかつ上端が閉塞した二重壁23aからなっている。このため、本実施の形態の浮き構造23は、筒状体20を加工して形成したものであり、新たに部材を追加したものではない。この結果、筒状体20を浮遊させるために、簡易で安価に実現することが可能となる。
また、図7に示すように、本実施の形態では浮き構造23にて各筒状体20を確実に浮かせることができるので、基板12に筒状体20を保持するための筒状体用穴部12aが複数設けられている場合には、それぞれの筒状体20は、基板12の筒状体用穴部12aに対して独立して摺動可能である。この結果、同一の基板12上で生長段階の異なる状態、つまり発芽期、育苗期及び育成期の栽培植物1を同時に栽培することが可能となる。したがって、簡易な構造であるにもかかわらず、省スペースであっても、小ロットを高サイクルで収穫可能な植物栽培装置10Cを提供することが可能となる。
〔実施の形態4〕
本発明の他の実施の形態について図8及び図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1〜実施の形態3と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1〜実施の形態3の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の植物栽培装置10Dは、前記実施の形態3の植物栽培装置10Cの構成に加えて、図8に示すように、水位計30を備えている点が異なっている。
本実施の形態の植物栽培装置10Dの構成について、図8及び図9に基づいて説明する。図8は、本実施の形態における植物栽培装置10Dの構成を示す断面図である。図9は、植物が生長したときの植物栽培装置の構成を示す断面図である。
上記植物栽培装置10Dでは、図8に示すように、基板12に水位計用穴部12cが設けられており、この水位計用穴部12cには水位計30が保持されるようになっている。このため、水位計30によって培養液2の水位を把握することが可能である。
ここで、本実施の形態では、筒状体20が筒状体用穴部12aを摺動するのと同様に、水位計30についても水位計用穴部12cに対して高さ方向つまり培養液2の深さ方向に摺動するようになっている。
そして、本実施の形態の水位計30には、目盛り31が設けられている。したがって、この目盛り31によって、筒状体20の沈み込み量を相対的に把握すると共に、ユーザーに苗を間引くタイミングを通知し得るものとなっている。
すなわち、発芽直後の栽培植物1はその重量が軽いので、筒状体20の沈み込み量は発芽前と比較しても殆ど変化はない。しかし、栽培植物1が生長するに伴ってその重量が増し、筒状体20は徐々に培養液2に沈み込む。その結果、栽培植物1が移植(定植)時期に移行する程度に生長したときには、図9に示すように、移植(定植)時期の栽培植物1の重量により、筒状体20が沈み込み、その最上部が水位計30に設けた目盛り31の高さに一致する。
これにより、植物栽培の知識に乏しいユーザーに対しても、移植(定植)に移行する時期を簡便に通知することができる。
このように、本実施の形態の植物栽培装置10Dでは、発芽・育苗、及び移植(定植)を同一の基板12上にて実現できるため、本来、移植(定植)に移行する時期の対応としては、発育の遅れている苗を間引くだけでよい。したがって、筒状体20の最上部が水位計30に設けた目盛り31の高さと一致すれば、ユーザーは発育不良の苗を間引けばよい。この結果、苗の間引く時期をユーザーに簡便に通知することができる。
実験結果では、栽培植物1が例えばサニーレタスのとき、その種3の重量は約0.001gであり、移植(定植)に移行する時期の苗の重量は約4gである。また、筒状体20は約3.2gであり、吸水した培地体13は約2.0gであり、その合計の重量は約5.2gであった。この場合、発芽前の種3の重量は、筒状体20の沈み込み量に影響を与えなかった。
一方、移植(定植)時期の苗は約4gまで増加し、筒状体20と吸水した培地体13と移植(定植)時期の苗との合計の重量は、約9.2gとなった。
この結果、移植(定植)時期の合計の重量約9.2gは、発芽前の合計の重量約5.2gと比較して、約1.8倍にもなる。このため、移植(定植)時期の苗の重量は筒状体20の沈み込み量に十分な変化を与え、水位計30に設けた目盛り31の高さと比較することによって、苗を間引く時期を見極めることが可能となることが確認できた。
尚、上記の効果はサニーレタスに場合に限定されるものではなく、例えばレタス、バジル、カモミール、水菜、サラダ菜、小松菜、みつば、ルッコラ、ミニトマト、等の栽培植物1に対しても同様の効果が得られている。
〔まとめ〕
本発明の態様1における植物栽培装置10A〜10Dは、植物(栽培植物1)を栽培する培地体13と、上記培地体13を支持する筒状体20と、上記筒状体20を保持するための穴部(筒状体用穴部12a)を有する基板12と、上記基板12の下に培養液2を貯留する貯液容器11とを備えた植物栽培装置であって、上記筒状体20は、上記培地体13上に浮遊可能となっており、かつ上記植物(栽培植物1)の生長に伴う重量増加によって該基板12の穴部(筒状体用穴部12a)に対して摺動して下方移動可能となっていることを特徴としている。
上記の発明によれば、植物を栽培する培地体は、例えば発泡ウレタン等のスポンジ状の塊にてなっており、その内部に栽培する植物の種を播く。この植物の種を播いた培地体を筒状体に一体に収容支持させた後、培地体を基板の穴部に挿入し、これによって、基板にて培地体を保持する。この基板の穴部は、筒状体の水平方向への移動を阻止すると共に、縦方向の移動つまり培養液の深さ方向への移動に対しては、該筒状体を摺動させて上下移動可能となっている。
ここで、筒状体は培養液上に浮遊可能となっているので、培地体の下端が培養液に浸かる状態を維持して、植物の発芽から育苗を迎えることが可能である。すなわち、植物の発芽期では、筒状体、及び培養液を含浸させた培地体に比べて種の重量は非常に軽いため、筒状体を培養液面に対し所定の高さで浮遊させることが可能である。そのため、培地体は、培養液量によらずつまり培養液面の高さによらず、発芽に適切な水分量を吸収することが可能となる。
次に、植物が成長して育苗期を経て育成期に達すると、植物が重くなる。ここで、本発明では、筒状体は、植物の生長に伴う重量増加によって該基板の穴部に対して摺動して下方移動可能となっている。すなわち、植物が生長するに伴ってその重量が増加し、その重みで筒状体は穴部を摺動して下方移動し、培養液に沈み込む。この場合、植物の栽培において、水分量が最も影響するのは発芽期であり、移植(定植)期の水分量の影響は発芽期の水分量の影響と比べてそれほど大きくない。つまり、植物の発芽期に種が培養液に完全に浸漬していると発芽できないので、適度の水分量で足り、過剰な水分量は却って害となる。これに対して、植物が成長して育苗期を経て育成期に達すると、植物は多くの水分量を必要とするが、その場合には、本発明では、植物の自重で筒状体は基板の穴部に対して摺動して下方移動し、その結果、植物の根が培養液に十分に浸漬され、一層の生長が促される。
このため、本発明では、植物の栽培における水分供給の管理を自動的に適切に行うことができ、発芽から育苗、育成を一貫して自動的に行うことができる。
また、本発明では、発芽期から育苗期及び育成期を通して、植物は筒状体に保持されている。このため、植物の発芽後の苗の移動や間引きを筒状体毎に行うことが可能となり、そのときに、手が汚れたり苗を傷つけたりすることがなく、簡便に作業を実施することができる。この結果、植物栽培の知識に乏しいユーザーであっても、栽培が容易である。
したがって、栽培する植物に対し適度な水分量を供給し、かつ、植物栽培の知識に乏しいユーザーであっても、簡便に植物を生長させることが可能な植物栽培装置を提供することができる。
本発明の態様2における植物栽培装置10C・10Dは、態様1における植物栽培装置において、前記筒状体20の内側には、下端23bが開口しかつ上端23cが閉塞した二重壁23aが形成されていることが好ましい。
これにより、筒状体が培養液に浸漬されたときに、筒状体と二重壁と培養液との間に空気層が形成され、その結果、浮力が働き、筒状体は培養液の内部において一定深さ以上には沈まない。この結果、筒状体は、貯液容器に貯留された培養液上で浮遊することが可能となる。
ここで、筒状体を浮遊させるために、発泡材や比重が培養液よりも小さい部材を筒状体に設けることでも可能であるが、新たに部材を追加することにより、製造コストが増加するという欠点が生ずる。
これに対して、本発明では、筒状体を浮遊させる構造として、筒状体の内側に形成された、下端が開口しかつ上端が閉塞した二重壁からなっている。このため、本発明の浮き構造は、筒状体を加工して形成したものであり、新たに部材を追加したものではない。この結果、筒状体を浮遊させるために、簡易で安価に実現することが可能となる。
本発明の態様3における植物栽培装置10A〜10Dは、態様1又は2における植物栽培装置において、前記基板12には、前記筒状体20を保持するための穴部(筒状体用穴部12a)が複数設けられていることが好ましい。
例えば、従来であれば、筒状体を保持するための穴部が基板に複数であったとしても、筒状体は基板に対して上下方向に固定されているため、各筒状体に保持された植物のそれぞれに対する培養液の液面高さが一定となる。この結果、筒状体を保持するための複数の穴部が基板に存在していたとしても、各植物の生長時期を揃えなければならないという制約があった。
しかしながら、本発明では、各筒状体は、基板の穴部に独立して摺動可能となっている。この結果、例えば、同一の基板上で生長段階の異なる状態、つまり発芽期、育苗期及び育成期の植物を同時に栽培することが可能となる。したがって、簡易な構造であるにもかかわらず、省スペースであっても、小ロットを高サイクルで収穫可能な植物栽培装置を提供することが可能となる。
本発明の態様4における植物栽培装置10B・10Cは、態様1,2又は3における植物栽培装置において、前記筒状体20には、前記基板12の穴部(筒状体用穴部12a)に対して摺動して一定量下方移動したときに下方移動を停止させる下方移動停止部22が設けられていることが好ましい。
例えば、植物の生長に伴う重量増加によって筒状体が該基板の穴部に対して摺動して下方移動したときに、筒状体が培養液に埋没してしまう虞がある。これに対して、本発明では、筒状体には下方移動停止部が設けられているので、筒状体が基板の穴部に対して摺動して一定量下方移動したときに、下方移動停止部によって、筒状体がさらなる下方移動することを停止させることができる。
したがって、筒状体、延いては培地体が培養液に浸かり過ぎるのを防止することができる。
本発明の態様5における植物栽培装置10Dは、態様1〜4のいずれか1に記載の植物栽培装置において、前記貯液容器11に貯留された培養液2面に対する該筒状体20の沈み込み量を相対的に計測するための水位計30が設けられていることが好ましい。
本発明では、前記貯液容器に貯留された培養液面に対する該筒状体の沈み込み量を相対的に計測するための水位計が設けられている。具体的には、水位計は、例えば、目盛が記載されたフロート方式の水位計である。
このように、水位計の目盛と筒状体の高さとを比較することによって、培養液面に対する筒状体の沈み込み量を把握することができる。
例えば、移植(定植)期への移行時には、発芽率や生長不良の観点から間引く必要があるが、植物栽培の知識に乏しいユーザーにはその時期を見極めるのは難しい。そこで、植物が生長するに伴って増加する重量によって筒状体が培養液に沈み込むことを利用し、筒状体の高さと水位計の目盛とを比較することにより、植物栽培の知識に乏しいユーザーに、苗を間引く時期を簡便に通知することが可能となる。
この場合、本発明では、筒状体毎に間引くことが可能となるため、従来の水耕栽培と比較して簡便に植物を生長させることが可能となる。尚、水位計は、基板に設けられた筒状体の複数の穴部の一つに、植物を栽培しないダミーの筒状体を設置して基準とし、相対的に沈み込み量を比較してもよい。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、植物を栽培する培地体と、上記培地体を支持する筒状体と、上記筒状体を保持するための穴部を有する基板と、上記基板の下に培養液を貯留する貯液容器とを備えた植物栽培装に適用でき、例えば、家庭菜園に用いられる小規模な植物栽培装置から、植物工場等に使用される植物栽培装置にも適用が可能である。
1 栽培植物
2 培養液
10A 植物栽培装置
10B 植物栽培装置
10C 植物栽培装置
10D 植物栽培装置
11 貯液容器
12 基板
12a 筒状体用穴部(穴部)
12b 筒状垂下壁
12c 水位計用穴部
13 培地体
20 筒状体
21 内側突出部
22 下方移動停止部
23 浮き構造
23a 二重壁
23b 下端
23c 上端
30 水位計
31 目盛り

Claims (5)

  1. 植物を栽培する培地体と、上記培地体を支持する筒状体と、上記筒状体を保持するための穴部を有する基板と、上記基板の下に培養液を貯留する貯液容器とを備えた植物栽培装置であって、
    上記筒状体は、上記培養液上に浮遊可能となっており、かつ上記植物の生長に伴う重量増加によって該基板の穴部に対して摺動して下方移動可能となっていることを特徴とする植物栽培装置。
  2. 前記筒状体の内側には、下端が開口しかつ上端が閉塞した二重壁が形成されていることを特徴とする請求項1記載の植物栽培装置。
  3. 前記基板には、前記筒状体を保持するための穴部が複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の植物栽培装置。
  4. 前記筒状体には、前記基板の穴部に対して摺動して一定量下方移動したときに下方移動を停止させる下方移動停止部が設けられていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の植物栽培装置。
  5. 前記貯液容器に貯留された培養液面に対する該筒状体の沈み込み量を相対的に計測するための水位計が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の植物栽培装置。
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