JP2019528947A - カスタマイズされたブレンドコーヒーを調合する装置および方法 - Google Patents

カスタマイズされたブレンドコーヒーを調合する装置および方法 Download PDF

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Abstract

カスタマイズされたブレンドコーヒーを調合する装置(10)は、収集容器(12)に特定の種類のコーヒー豆をそれぞれ供給するように構成されている複数の供給ユニット(11)を備えている。各供給ユニット(11)は、特定の種類のコーヒーのコーヒー豆を収容する少なくとも1つの収容装置(13)を有している。各供給ユニットは、第1の体積式送出装置(14)と第2の個別式送出装置(15)とを備えている。

Description

本明細書に記載の実施形態は、コーヒー混合物、すなわちブレンドコーヒーをカスタマイズして調合する装置に関する。調合されたブレンドコーヒーはその後コーヒー飲料を作るために使用される。ブレンドコーヒーは、複数の種類(「産地」とも称される)のコーヒーを組み合わせて調合され、豆状または挽かれた粉状の形で供給される。
コーヒー豆を挽いて得られる粉状コーヒーを使用してコーヒー飲料を淹れることが知られている。コーヒー飲料(以下単にコーヒーと呼ぶ)は一般に抽出、すなわち沸騰水および加圧を用いた濾過によって作られる。この目的のために、エスプレッソコーヒーを淹れる装置が知られている。この装置は水タンクを備えており、ポンプによってタンクの水が高圧で加熱ユニットに供給される。加熱ユニットで生成される熱湯および/または蒸気は、コーヒー抽出装置において使用され、粉状コーヒーを通って濾過されることによってエスプレッソコーヒーが作られる。
同じ種類または品種(産地)のコーヒー豆を挽いて得られる粉状コーヒーを使用してもよいし、異なる種類または品種のコーヒー豆を挽いて得られる粉状ブレンドコーヒーを使用してもよい。カスタマイズしてブレンドコーヒーを調合する装置は、例えば、出願人による特許文献1および特許文献2、ならびに特許文献3に記載されている。
粉状調合物内の複数の種類または品種のコーヒーの割合が異なると、その粉状調合物を用いて作られたコーヒーの官能特性、例えば味、香り、酸味およびこくが変わる。
コーヒーを飲む人または愛飲家は、官能特性のわずかな相違にも敏感であるため、その相違によってコーヒーに対する評価が左右され、選択された複数種類の豆を挽いて得られる特定の粉状ブレンドコーヒーを、別のコーヒーと比較して選択するか否か、すなわち好ましく思うか否かが左右される。
従って、最新技術の問題点の少なくとも1つを解消できる、改良されたブレンドコーヒー調合装置が求められている。
コーヒー豆を挽くための装置は特許文献4にも記載されている。この装置は、コーヒー豆の容器と、コーヒー豆を容器から第2のパイプに移送する第1のパイプと、第2のパイプに関連付けられている押圧具と、第2の移送パイプの一端に関連付けられている挽き具とを有している。
第1および第2のパイプの両方の直径はコーヒー豆の直径と実質的に等しいため、第1および第2のパイプに充填されたコーヒー豆は一列に整列する。
容器内のコーヒー豆は、第1のパイプ内に入って一列に整列する。次いで、コーヒー豆は第1のパイプの一端から出て、第2のパイプに設けられた横方向の開口部を介して第2のパイプに入る。
押圧具は、第2のパイプの第1端部を介して第2のパイプ内に挿入され、第2のパイプの長楕円状の延設部と平行に、第2のパイプの第2端部に向かって摺動する。
詳細には、押圧具は、第1のパイプから受容したコーヒー豆を第2のパイプに沿って挽き具に送る。挽き具は、第2端部に対応して配置されている。
この解決構造では、コーヒー豆を正確かつ迅速に計量することができない。特に、第1のパイプと第2のパイプとは互いに密接に相関しており、全てのコーヒー豆は必ず第1のパイプ内を一列で移動してから、第2のパイプ内を一列で移動する必要がある。
さらに、特許文献4の装置のように押圧具を有している場合、押圧具を繰り返し配置する必要があるため、挽き具にコーヒー豆を送る際にむだ時間が生じる。
特許文献2には、別のコーヒー豆送出装置も記載されている。この装置は、コーヒー豆を個別に計量しながら供給する個別計量ユニットと、個別計量ユニットによって供給されたコーヒー豆の重量を測る増分重量測定ユニットと、増分重量測定ユニットから重量信号を受信して計量されたコーヒー豆の重量を計算するように構成された制御盤とを有している。
しかしながら、上記解決構造は、コーヒー豆の供給作業が非常に複雑であり、コーヒー豆供給に非常に長い時間が費やされる。
一方、特許文献5には、計量装置を備えた、コーヒーを収容するカートリッジが記載されている。計量装置は、カートリッジから挽き具に送られるコーヒー豆を計量する。しかし、この装置でも、コーヒーをその後の使用のために迅速かつ正確に計量することは不可能である。
国際公開第2016/026770号 国際公開第2016/113258号 米国特許第5632449号明細書 国際公開第2013/160825号 米国特許出願公開第2012/0024160号明細書
本発明の目的の1つは、適切な再現性、信頼性および正確さで、種類または産地の異なるコーヒーを選択して得られるカスタマイズブレンドコーヒーを、例えばカスタマイズされたレシピ、または特定の使用者もしくは操作者に合わせてカスタマイズされたレシピに従って調合する装置を提供することである。
本発明の別の目的は、ブレンドを構成する様々な種類を正確かつ高精度で投入できるブレンドコーヒーの調合装置を提供することである。
本発明の他の目的は、所望のブレンドを迅速かつ高精度で得ることを可能にするブレンドコーヒーの調合装置を提供することである。
本発明の他の目的は、非常にコンパクトで使いやすいブレンドコーヒーの調合装置を提供することである。
本発明の他の目的は、使用者が1つまたは複数の粉状ブレンドコーヒーを確認した後に、その特定の粉状ブレンドコーヒーを高い再現性および信頼性にて再度調合できるため、消費者の好みを満足させることが可能なブレンドコーヒーの調合装置を提供することである。
本出願人は、最新技術の問題点を克服し、上記目的および他の目的ならびに効果を達成するために本発明を考案、検証および具体化した。
本発明は独立請求項に記載され特徴付けられているが、従属請求項には、本発明の他の特徴または主要な発明の概念に対する変形例が記載される。
上記の目的に従って、実施形態は、カスタマイズされたブレンドコーヒーを調合する装置に関する。この装置は複数の供給ユニットを備えている。各供給ユニットは、特定の種類のコーヒー豆を収集容器に供給するように構成されており、特定の種類のコーヒーのコーヒー豆を収容する少なくとも1つの収容装置と、体積によって計量された分量の特定の種類のコーヒー豆を収容装置から収集容器に送出するように構成されている第1の体積式送出装置とを備えている。
本明細書の記載によると、各供給ユニットは、収容装置からコーヒー豆を一度に一粒ずつ個別に送出するように構成されている第2の個別式送出装置を備えている。
さらに、本明細書の記載によると、収集容器内に存在するコーヒー豆の重量を測定するために、収集容器に関連付けられている重量測定ユニットが配置される。
本発明の実施形態においては、第1の体積式送出装置の少なくとも一部および第2の個別式送出装置の少なくとも一部が収容装置に設置されていてもよい。この場合、第1の体積式送出装置および第2の個別式送出装置の両方が、互いから独立して、収容装置内のコーヒー豆を取り出して収集容器に供給できる。
さらに、いくつかの実施形態は、特定の種類のコーヒー豆を供給するように構成された供給ユニットに関する。この供給ユニットは、特定の種類のコーヒーを収容する少なくとも1つの収容装置と、計量された分量の特定の種類のコーヒー豆を収容装置から取り出して下流側に送出するように構成されている第1の体積式送出装置とを備えている。一実施形態においては、供給ユニットが、収容装置からコーヒー豆を一度に一粒ずつ個別に取り出して下流側に送出するように構成されている第2の個別式送出装置も備えている。
いくつかの実施形態は、カスタマイズされたブレンドコーヒーを調合する方法に関する。この方法は、供給ユニットの各収容装置にそれぞれ収容されている複数の種類のコーヒー豆を使用する。一実施形態においては、上記方法は以下からなる。
・使用される1つまたは複数の供給ユニットの各第1の体積式送出装置を用いて、1つまたは複数の収容装置から、体積によって計量された第1の分量のコーヒー豆を収集容器に送出する第1の体積計量工程。
・第1の体積計量工程の後に、使用される1つまたは複数の供給ユニットの各第2の個別式送出装置を用いて、第1の体積計量工程で使用された1つまたは複数の収容装置から、一度に一粒ずつ個別にコーヒー豆を収集容器に送出する第2の個別計量工程。
・収集容器に収容されているコーヒー豆の重量を測定する工程。
いくつかの実施形態においては、第1の体積計量工程は、1つまたは複数の使用される供給ユニットによって同時または順次に実行される。
別のいくつかの実施形態においては、第2の個別計量工程は、1つまたは複数の使用される供給ユニットによって同時または順次に実行される。
使用される1つまたは複数の供給ユニットによって第1の体積計量工程が順に行われる場合、1つの特定の供給ユニットの第1の体積計量工程の後に、その供給ユニットの対応する第2の個別計量工程が行われる。または、使用される全供給ユニットの全ての体積計量工程を順に実行し、その後に必要な全ての個別計量工程を実行してもよい。さらに、別の可能な代替例においては、各供給ユニットにおいて、第2の個別計量工程を実行する前にその供給ユニットの第1の体積計量工程が実行されるのであれば、第1の体積計量工程および第2の個別計量工程が実行される上記の方法を組み合わせてもよい。
いくつかの実施形態においては、第1の体積計量工程の後に収集容器内の重量を測定するために、第1の体積計量工程の後であって第2の個別計量工程の前に、使用される全ての供給ユニットによって同時および/または順次に重量測定工程を行ってもよい。または、一度に一粒ずつ徐々に導入されるコーヒー豆の重量を確認するために、第2の個別計量工程の間および/または後に重量測定工程を行ってもよい。
本開示の上記および他の態様、特徴および利点は、以下の説明、図面および添付の特許請求の範囲を参照することによってさらに理解される。本明細書の一部である図面は、本発明の実施形態のいくつかの形態を示しており、明細書と共に、本開示の趣旨を説明することを意図している。
本明細書に記載されている様々な態様および特徴は、可能な限り個別に適用できる。これらの個々の態様、例えば添付の従属請求項に記載されている態様および特徴は、分割出願の対象となり得る。
特許申請中に、周知であると発見された態様または特徴は請求されるべきではなく、放棄の対象となる。
本発明の上記特徴および他の特徴は、添付の図面を参照して非限定的な例として記載される、いくつかの実施形態の以下の説明から明らかになる。
本発明のいくつかの実施形態による、ブレンドコーヒーを調合する装置を示す概略断面図。 図1の装置の構成要素を示す正面図。 図2のIII−III線に沿った断面図。 図2のIV−IV線に沿った断面図。 図1の装置を示す分解図。 図2の構成要素を示す分解図。 図2のVII−VII線に沿って切断されている斜視図。 本発明の一実施形態による装置の動作機能シーケンスを示す図。 本発明の一実施形態による装置の動作機能シーケンスを示す図。 本発明の一実施形態による装置の動作機能シーケンスを示す図。 本発明の一実施形態による装置の動作機能シーケンスを示す図。 本発明の一実施形態による装置の動作機能シーケンスを示す図。 本発明の一実施形態による装置の動作機能シーケンスを示す図。 本発明の一実施形態による装置の動作機能シーケンスを示す図。
理解を助けるため、可能な場合には図面中の同一の共通要素には同じ符号が付されている。一実施形態の要素および特徴は、特に説明されていない場合でも別の実施形態に好適に追加できる。
本発明の様々な実施形態を以下に詳述し、1つまたは複数の例を添付の図面に示す。各例は、本発明を例示するものであり、限定するものではない。例えば、特定の実施形態の一部として図示または説明されている特徴を、別の実施形態の一部として、または別の実施形態と関連して用いることによって、さらに別の実施形態を構成してもよい。本発明はこのような変形例および別例を全て含むものとする。
以下に各実施形態について記載するが、記載される説明の適用は、添付の図面を参照して以下に説明される構成要素の構造および配置の詳細な説明に限定されない。本説明から他の実施形態を実施可能であり、他の様々な方法で達成または実行できる。また、以下で使用される表現や用語は説明のみを目的としており、限定的なものではない。
本発明の実施形態は、ブレンドコーヒーを調合する装置に関する。この装置には、図面において全体として符号10が付されている。
本明細書および特許請求の範囲において、ブレンドという用語は、2つ以上の種類、すなわち品種または「産地」のコーヒーを混合したものを指す。混合の配合は、ある程度の範囲内において異なる。
本明細書による装置10は、カスタマイズされた粉状のブレンドコーヒー、後で粉砕される豆状のブレンドコーヒーまたはその両方を供給するように構成可能である。
いくつかの実施形態では、装置10が複数の供給ユニット11を有している。各供給ユニット11は、所定の種類または品種のコーヒー豆を収集容器12に供給するように構成されている。収集容器12は、全ての供給ユニット11に共通であり、供給ユニット11から送出されるコーヒー豆を受容するために設けられている。
以下に詳細に説明されるように、各供給ユニット11は、体積で定義される第1の分量のコーヒー豆と、第2の分量のコーヒー豆とを供給するように構成されている。第2の分量は第1の分量の後に供給され、コーヒー豆が一度に一粒ずつ、すなわち個別に供給される。供給された第1の分量および第2の分量は収集容器12に受容および収容される。これらの量は、全体として、コーヒー豆の所望の最終的な分量を構成しているか、もしくは、所望のブレンドコーヒー豆の最終的な分量のうち、選択された特定のカスタマイズブレンドのために選択されて使用される各供給ユニット11が供給すべき一部分を構成している。
第2の分量が送出される前に、第1の分量の重量を管理することが可能である。
さらに、すでに送出された収集容器12内の第1の分量の重量との差異を用いて第2の分量の重量を管理できる。これは、収集容器12内に一度に一粒ずつ導入されるコーヒー豆の重量を測定することと、第2の分量が送出された後に収集容器12内に存在する総量の重量を測定することとの両方によって実行できる。
このようにして、体積で定義される第1の分量を第2の分量に足すことによって、各供給ユニット11が送出すべき最終的な所定分量が達成される。第2の分量の送出は増分的に徐々に行われ、一度に一粒ずつコーヒー豆が送出されるため、コーヒー豆の重量を一粒ずつ測定して、各コーヒー豆の重量寄与分を割り当てできる。つまり、個別に供給されるコーヒー豆の各粒の重量寄与分が特定され、個別に供給されるコーヒー豆の合計が第2の分量となる。
第1の分量のコーヒー豆は、各供給ユニット11が送出する所望の最終的な分量のうちの第1の体積部分を構成する。この第1の体積部分の重量は、送出されるコーヒー豆の既知の体積に基づいて事前に推算できる。例えば、この重量は、コーヒー豆の既知の密度、例えば統計に基づく密度および/または推定密度から推算できる。周知の通り、コーヒー豆の重量は粒によって大きく異なる場合がある。特に、本例で要求される正確性を達成するうえでは、粒間の重量差による影響は大きい。第2の分量のコーヒー豆を送出する前に、第1の体積部分の重量を測定することによって重量を確認できる。
第2の分量は、各供給ユニット11が送出する所望の最終的な分量のうちの第2の部分である。この第2の部分は、すでに供給されている第1の分量に加えて、個別的に、一度に一粒ずつ徐々に収集容器12に供給される。コーヒー豆は、所望の重量に到達するまで一粒ずつ重量測定される。重量は、収集容器12の中身の重量を測定することによって管理される。重量測定は、増分的に行われ、また、最終的重量を調整するために行われる。つまり、上記の方法によって、個別に供給されるコーヒー豆の各粒がカウントされ、各粒の重量寄与分が計量される。
上記説明は全ての供給ユニット11に当てはまる。例えば、特定のカスタマイズブレンドの要件を満たすために複数の供給ユニット11からコーヒー豆を供給することが必要である場合、各供給ユニット11が上記のように動作する。
特定のカスタマイズブレンド用のコーヒー豆の総量は、使用される各供給ユニット11から、体積によって定義される第1の分量と、個別式による第2の分量とによって供給される。このため、ブレンドコーヒー豆の所望の最終的な重量の正確性と、コーヒー豆の調合の迅速な実行および完了との両方が好適に満足される。
いくつかの実施形態および変形例においては、選択された特定のカスタマイズブレンドを構成するコーヒー豆の供給に使用される複数の供給ユニット11が同時に並行して作動される。各供給ユニット11が、選択された特定のカスタマイズブレンドのコーヒー豆の総量の一部分を供給する。各供給ユニット11が供給する一部分は、体積計量による第1の分量と、コーヒー豆が一粒ずつ重量測定される個別式にて供給される第2の分量とからなる。このような変形実施形態、すなわち、使用される複数の供給ユニット11から並行して同時に送出または導入が実行される実施形態では、処理速度が上がるため、所望のブレンドがより早く調合される。
あるいは、別の実施形態においては、選択された特定のカスタマイズブレンドを構成するコーヒー豆の供給に用いられる供給ユニット11を順に作動させて、送出または導入が順に実行される。つまり、選択された特定のカスタマイズブレンドのコーヒー豆の総量の一部が、一度に一部分ずつ順に供給される。
例えば、使用される複数の供給ユニット11が順に作動されて、体積によって定義された第1の分量をそれぞれ供給する。この一連の体積計量による送出が終わった後に、各供給ユニット11が順に作動されて個別式に第2の分量のコーヒー豆を順に送出する。
あるいは、使用される供給ユニット11がそれぞれの送出を完了するように各供給ユニット11を順に作動させてもよい。つまり、各供給ユニット11が、次の供給ユニット11が作動される前に、体積によって定義される第1の分量と、個別式による第2の分量との両方を送出することによって、必要とされる総量のうちの対応する部分をそれぞれ供給する。
このように順に作動される変形実施形態においては、各供給ユニット11によって個別式に供給される第2の分量の重量だけでなく、使用される各供給ユニット11によって順に供給される、体積によって定義される第1の分量の重量も順に管理できる。このように順に送出を行うことによって、調合されるコーヒー豆の混合物の最終的重量がより正確になる。各供給ユニット11には、特定の種類のコーヒーを収容する少なくとも1つの収容装置または容器13が設けられている。
加えて、各供給ユニット11は、体積によって計量された分量の特定の種類のコーヒー豆を収容装置13から収集容器12に送出するように構成されている第1の体積式送出装置14を備えている。本明細書によれば、第1の体積式送出装置14は、上記のように体積によって定義された第1の分量のコーヒー豆を供給するために使用される。
さらに、各供給ユニット11は、コーヒー豆を収容装置13から収集容器12へと一粒ずつ個別に送出するように構成された第2の個別式送出装置15も備えている。本明細書によれば、第2の個別式送出装置15は、上述したように、一度に一粒ずつ、すなわち個別式に、第2の分量のコーヒー豆を供給するために使用される。
さらに、装置10は、収集容器12内に存在するコーヒー豆の重量を測定するために、収集容器12に関連付けられている重量測定ユニット18を備えている。詳細には、重量測定ユニット18は、上記のように供給ユニット11から供給されて収集容器12内に収容されたコーヒー豆の重量を測定するように構成されている。いくつかの実施形態では、収集容器12は重量測定ユニット18に関連付けられているか、または重量測定ユニット18の一部として構成されている。いくつかの実施形態においては、体積計量によって送出される第1の分量のコーヒー豆と、個別式に送出される第2の分量とのいずれかが送出されるたびに、重量測定ユニット18が増分的に重量測定を行う。第1の分量および第2の分量は、選択された特定の動作モードに従って1つまたは複数の各供給ユニット11によって供給される。
本明細書に記載の全ての実施形態と組み合わせ可能ないくつかの実施形態においては、重量測定ユニット18が、1つ以上のロードセル、1つ以上の圧力センサまたは1つ以上の他のセンサを備えている。他のセンサは、例えば、伸縮計、圧電素子、圧電抵抗素子、ホール効果素子等を使用する。
いくつかの実施形態では、収容装置13は、所定の種類のコーヒー豆を収容する少なくとも1つのコンパートメント22を有している。
いくつかの実施形態においては、収容装置13は、所定量のコーヒー豆を収容する少なくとも1つの充填ホッパー16と、充填ホッパー16に関連付けられている収容体17とを有している。収容体17は、充填ホッパー16から所定量のコーヒー豆を受容するように構成されている。
充填ホッパー16は、例えばメンテナンス作業を可能にするために、収容体17に対して選択的に脱着できる。
充填ホッパー16は、コーヒー豆の供給を可能にする第1開口部19を有している。第1開口部19には、充填ホッパー16を選択的に閉鎖する蓋20が関連付けられている。この閉鎖によって、充填ホッパー16内のコーヒー豆が充填ホッパー16の外側の大気に露出しないため、コーヒー豆の官能特性を効果的に維持できる。
充填ホッパー16は第2開口部21も有している。本例においては、この第2開口部21は第1開口部19の反対側に設けられ、収容体17に連通している。
収容体17は、所定量のコーヒー豆を収容するコンパートメント22を形成している。コンパートメント22内のコーヒー豆は、充填ホッパー16から受容する。
収容体17は管状要素23を有しており、管状要素23は、充填ホッパー16の第2開口部21に接続された第1端と、第1端の反対側においてコンパートメント22内に位置する第2端とを有している。
コンパートメント22内における管状要素23の第2端の高さ位置によって、コンパートメント22に充填されるコーヒー豆の高さが決まる。
例えば、管状要素23の第2端は、収容体17の全体的な高さの約0.3〜0.7倍の高さ位置に配置されるように、収容体17の底部を基準として位置決めされる。
このようにして、管状要素23のコンパートメント22の一部のみがコーヒー豆で充填され、上部に位置する残りの部分にはコーヒー豆が存在しない。
本発明の可能な解決構造においては、収容体17は、底壁24、側壁25および上壁26によって画定される。
第1の体積式送出装置14および第2の個別式送出装置15は、コンパートメント22内に少なくとも部分的に配置されている。
いくつかの実施形態では、第1の体積式送出装置14は、第2の個別式送出装置15とは異なる別体である。
詳細には、第1の体積式送出装置14は、体積式給送部材、空気圧式給送部材、ベルト給送部材、振動給送部材、ねじ給送部材およびカップ型給送部材を含む群から選択できる。
図1〜3を参照して説明される実施形態においては、第1の体積式送出装置14は体積式給送装置であり、送出時に所定の体積のコーヒー豆をコンパートメント22から取り出し、収集容器12に送るように構成されている。
図示される実施形態においては、各供給ユニット11が2つの第1の体積式送出装置14を備えている。しかしながら、別の数量であってもよく、1つ、3つまたは4つ以上の第1の体積式送出装置14を備えていてもよい。
図2および3を参照して説明される可能な解決構造においては、第1の体積式送出装置14が少なくとも1つの収容要素27および排出要素28を有している。収容要素27は、コーヒー豆で満たされるように収容体17のコンパートメント22内を移動可能である。排出要素28は収容要素27に関連付けられており、収容要素27内のコーヒー豆を排出するように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態においては、収容要素27が管状であり、排出要素28が収容要素27内に移動可能に配置されている。
より詳細には、収容要素27は導入端部29および装着端部30を有している。導入端部29は外側に向かって開口しており、導入端部29を介してコーヒー豆が導入される。装着端部30は排出要素28を受容している。排出要素28は、収容要素27の内部に移動可能である。
いくつかの実施形態においては、収容要素27は円形の断面を有した管状であり、すなわち中空の円筒である。しかしながら、収容要素27の形状は他の形状であってもよく、例えば長方形、多角形または曲部を有した混合多角形であってもよい。排出要素28は例えば中実の円柱であり、円筒状の収容要素27内を直線状に摺動可能である。
可能な解決構造においては、収容要素27および排出要素28は、往復リニアアクチュエータと同様の形状に構成されている。リニアアクチュエータの外側スリーブが収容要素27に対応し、スリーブに沿って往復移動可能であるピストンが排出要素28に対応する。スリーブと、スリーブ内を直線状に摺動可能なピストンとの間に形成される空間の容積は交互に変化するが、この容積がコーヒー豆を収容する容積となる。スリーブ内でのピストンの往復摺動によって、空間におけるコーヒー豆の充填および排出がそれぞれ行われる。
可能な解決構造においては、収容要素27は、収容要素27を収容体17のコンパートメント22内に移動させるように構成された作動装置34に接続されている。
図3に示す解決構造では、収容装置13(この例では収容体17)が、底壁24に形成された少なくとも1つの貫通開口部35と、上壁26に形成された1つの排出開口部36とを有している。排出開口部36は、貫通開口部35に対して上下方向に整合している。
収容要素27は貫通開口部35内を移動可能に設置されている。作動装置34は収容要素27を充填位置と排出位置とに移動させるように構成されている。充填位置では、収容要素27の導入端部29がコンパートメント22内において底壁24の近くに位置し、コーヒー豆を受容する。排出位置では、収容要素27の導入端部29が排出開口部36から突出しており、コーヒー豆を排出できる状態となっている。
可能な解決構造においては、作動装置34が、収容要素27および排出要素28の両方を一緒に動かすように構成されている。
可能な解決構造においては、1つまたは複数の貫通開口部35に閉鎖要素56が関連付けされており、貫通開口部35を選択的に開閉して、コンパートメント22内への収容要素27の挿入を可能にする。
閉鎖要素56は、収容装置13に対して脱着可能であり、コーヒー豆のこぼれを防止する。
可能な解決構造においては、閉鎖要素56は裁断弁によって構成されている。
いくつかの実施形態においては、供給ユニット11が複数の第1の体積式送出装置14を備えている場合、例えば各収容要素27を同一の支持体に取り付けて、作動装置34が1つの供給ユニット11の全ての収容要素27を同時に動かしてもよい。
図2〜4に示す実施形態においては、全ての供給ユニット11の収容要素27が共通の支持体37に設置されており、全ての第1の体積式送出装置14に対して共通である作動装置34が支持体37を移動させることによって、各収容体17内の全ての収容要素27が充填位置と排出位置との間を往復移動するように構成されている。
いくつかの実施形態においては、作動装置34は、ウォームねじ機構、ジャッキ、リニアアクチュエータ、ラックシステムならびに同等および類似の機構のうちの少なくとも1つを含む群から選択される。
図2〜5を参照して説明される実施形態においては、作動装置34は、支持体37に取り付けられた雌ねじ39と、雌ねじ39と係合するウォームねじ38と、電動モータ40とを有している。電動モータ40は、ウォームねじ38を回転させて、支持体37と、支持体37に関連付けられている全ての収容要素27とを動かす。
ウォームねじ38および電動モータ40は、ウォームねじ38と、ウォームねじ38と共に移動可能な支持体37との両方を支持するように構成された支持台41上に設置できる。
いくつかの実施形態においては、供給ユニット11の全ての収容体17が共通の支持板42上に設置されている。
支持板42は、上下方向の立設部であるスペーサ要素43を介して支持台41に支持されている。スペーサ要素43は、支持板42と支持台41と間の距離を維持させる役割も担っている。
支持板42と支持台41との間には、作動装置34によって移動される支持体37が配置されている。
各収容要素27の装着端部30が支持体37上に設置される。
いくつかの実施形態においては、第1の体積式送出装置14はそれぞれ少なくとも1つの移動部材31を有している。移動部材31は、排出要素28を収容要素27内で移動させ、収容要素27内のコーヒー豆を排出させる。
移動部材31は、例えば空気圧式または油圧式の、ウォームねじ機構、リニアアクチュエータならびに同等および類似の機構を含む群から選択できる。
図3を参照して説明される実施形態においては、移動部材31は、収容要素27および排出要素28に関連付けられているウォームねじ機構32(図3)と、ウォームねじ機構32を回転させて収容要素27内で排出要素28を移動させるように構成されているモータ33とを有している。
ウォームねじ機構32が回転されると同時に、収容要素27内の排出要素28が、装着端部30に近い位置から導入端部29に近い位置まで移動する。装着端部30に近い位置ではコーヒー豆の充填室が形成されるが、この充填室は、所望の分量のコーヒー豆の収容に適した容積を有している。排出要素28が導入端部29に近づくにつれて充填室の容積が徐々に小さくなり、収容されているコーヒー豆の全量を排出する場合には容量がゼロになる位置まで移動される。このようにして、所望の体積のコーヒー豆が排出される。当然ながら、収容要素27内に収容されているコーヒー豆の全ての体積のうちの一部分のみを供給したい場合は、排出要素28の移動量を適宜調節できる。
詳細には、収容要素27内において排出要素28を適切に位置決めすることによってコーヒー豆の充填量も決定され、収集容器12に排出される体積分量をその都度好適に調節できる。
いくつかの実施形態においては、モータ33が支持体37に取り付けられ、支持体37と共に移動する。
上述したように、第2の個別式送出装置15は、収容体17のコンパートメント22内に設置することができ、コーヒー豆を個別的、すなわち一度に一粒ずつ収集容器12に供給するように構成される。
可能な解決構造においては、第2の個別式送出装置15は、回転ドラムを有する個別式部材、振動経路を有する個別式部材、吸引個別式部材、遠心効果個別式部材およびウォームねじ個別式部材のうちの少なくとも1つを有している。
本発明のいくつかの実施形態においては、収容装置13(この例では収容体17)が上壁26に送出開口部44を有している。また、第2の個別式送出装置15は、コンパートメント22から一度に一粒ずつコーヒー豆を取り出し、送出開口部44を介して排出するように構成されている。
可能な解決構造においては、第2の個別式送出装置15が少なくとも1つの把持送出要素45を有している。把持送出要素45は、コーヒー豆を取り出すためのコンパートメント22の内側の位置と、送出開口部44を介してコーヒー豆を送出する位置との間を移動する。
いくつかの実施形態は、それぞれコーヒー豆を取り出して送出するように構成されている複数の把持送出要素45を有している。
図4を参照して説明する実施形態においては、把持送出要素45が、収容体17のコンパートメント22内において垂直または略垂直に配置された閉ループ状ベルト46に設置される。
一実施形態においては、把持送出要素45は、例えばスプーンのように少なくとも部分的に凹んだ形状を有しており、コーヒー豆を一粒だけ好適に収容できる。一粒のコーヒー豆が把持されて送出開口部44に向かって移動されるときには、使用中の把持送出要素45の凹部は上を向いている。
詳細には、閉ループ状ベルト46は、収容体17の底壁24に対応して配置されている第1プーリ47(図4)と、送出開口部44に対応して配置されている第2戻りプーリ48(図4および7)との間に巻き付けられている。
使用時には、第1プーリ47は、コンパートメント22内のコーヒー豆に埋まっており、第2プーリ48は、コンパートメント22の充填高さの上、すなわち管状要素23の第2端が配置された高さよりも上に位置している。
駆動装置49は、第1のプーリ47および第2のプーリ48の少なくとも一方(この例では第1プーリ47)に関連付けられており、閉ループ状ベルト46を回転させて、把持送出要素45を、取り出し位置と送出位置との間、および送出位置と取り出し位置との間で移動させる。
駆動装置49は、駆動部材50と、駆動装置49から駆動部材50に運動を伝達するように構成された運動伝達部材51とを有している。
図4を参照して説明される実施形態においては、伝達部材51は、例えば駆動部材50に関連付けられている駆動歯車と、第1のプーリ47に関連付けられている従動歯車との間に設けられた運動伝達ギアを有している。
可能な解決構造(図7等参照)においては、収集容器12への一粒ずつのコーヒー豆の送出を検出するように構成された検出装置52が、第2の個別式送出装置15に関連付けられている。検出装置52によって、第2の個別式送出装置15を用いて個別に供給されるコーヒー豆を一粒ずつカウントできる。
検出装置52は、各送出時にコーヒー豆を検出するために送出開口部44に対応して設置できる。
検出装置52は、送出開口部44の両側に位置するセンサ53を有していてもよい。各センサ53は、把持送出要素45からの排出前または排出中に把持送出要素45内のコーヒー豆の有無を検出するように構成される。
検出装置52は、光学センサ、誘導センサおよび容量センサのうちの少なくとも1つを有していてもよい。
可能な解決構造においては、各収容装置13が支持板42上に設置される。
いくつかの実施形態においては、各収容装置13が、支持板42に取り付けられた位置決め体54を用いて、支持板42に対して選択的に着脱可能に設置される。例えばコーヒー豆を充填するために取り外された収容装置13を支持板42に再度設置するときに、位置決め体54は、支持板42に対して各収容装置13を正確に位置決めする。
可能な解決構造においては、収容装置13を位置決め体54に装着するために、即時連結部材55(図6および7等参照)が位置決め体54と収容装置13との間に設けられる。
即時連結部材55は、スナップ嵌合式連結要素、バヨネット式連結要素および干渉連結要素のうちの少なくとも1つを有していてもよい。
可能な解決構造においては、即時連結部材55が閉鎖要素56および位置決め体54に関連付けられており、閉鎖要素56が貫通開口部35を開放している状態にあるときには収容装置13を位置決め体54に装着するように構成されている。即時連結部材55はまた、閉鎖要素56が貫通開口部35を閉鎖している状態にあるときには位置決め体54からの収容装置13の解放を許容するように構成されている。
詳細には、即時連結部材55は、位置決め体54に関連付けられている位置決めピン57を有している。位置決めピン57には固定溝58が形成されている。閉鎖要素56には、位置決めピン57を部分的に挿入できる凹部59が形成されている。
閉鎖要素56が閉鎖位置にある状態で、位置決めピン57を凹部59に挿入することによって収容装置13が位置決め体54内に収容される。
収容装置13が位置決め体54内に配置されると、閉鎖要素56は開放状態になる。
この状態では、閉鎖要素56は位置決めピン57の固定溝58と係合し、位置決めピン57によって収容装置13が堅固に拘束される。これによって、貫通開口部35が開いた状態で位置決め体54から収容装置13が取り外されて意図せずにコーヒー豆が失われることが回避される。
図6を参照して説明される実施形態においては、駆動部材50と、伝達部材51の少なくとも一部とが支持板42に設置されている。複数の収容装置13が支持板42に関連付けられている場合、各伝達部材51は、閉ループ状ベルト46を動かす各第1のプーリ47(図4)に関連付けられている他の伝達部材51とその都度連結される。
図1および5を参照して説明されるいくつかの実施形態においては、供給ユニット11の収容装置13は、装置10のカルーセル構造を形成するように、円周の外縁部のパターンに従って設置される。
いくつかの実施形態においては、供給ユニット11が支持台41に設置されており、回転部材60が支持台41に関連付けられている。回転部材60は、支持台41ひいては支持板42を、円周の中心を通っている回転軸線を中心に回転させるように構成されている。供給ユニット11は円周を基準として配置されている。
回転部材60は供給ユニット11を所定の位置に移動させることができる。これによって、例えば、収容装置13を交換する作業や、装置10のメンテナンスの容易化が可能となる。
図1および5を参照して説明される実施形態においては、回転部材60は、支持台41に関連付けられている歯付冠部61と、歯付冠部61と係合する少なくとも1つの駆動歯車62とを備えている。モータ63は、駆動歯車62に関連付けられており、駆動歯車62ひいては支持台41を回転させるように構成されている。
図示されていない変形例においては、供給ユニット11の複数の収容装置13が互いに連続して配置され、例えば直線軸線または曲線軸線に沿って整列される。
可能な解決構造においては、供給ユニット11に関連付けられている移送体64を装置10が有している。移送体64は、供給ユニット11からコーヒー豆を受容して収集容器12に送るように構成されている。
可能な解決構造においては、各供給ユニット11は、第1の体積式送出装置14および第2の個別式送出装置15の少なくとも一部に関連付けられている送出要素を有しており、両方の送出装置のコーヒー豆が送出要素によって送出される。
供給ユニットの送出要素は、全体として移送体64を構成している。
図1および5を参照して説明される実施形態においては、移送体64が概して漏斗状であり、供給ユニット11の排出開口部36に面している幅広部と、収集容器12に面している幅狭部とを有している。
可能な解決構造(図1等参照)においては、収集容器12が排出部材65に関連付けられている。排出部材65は、収集容器12から受容したコーヒー豆を排出する。
可能な解決構造においては、収集容器12に接続されたモータ66を排出部材65が有している。モータ66が収集容器12を回転させることによって、重力によってコーヒー豆が排出される。
いくつかの実施形態においては、収集容器12の下流側に、収集容器12から排出されたコーヒー豆を粉砕するように構成されている粉砕装置67が設けられている。
図1を参照して説明される実施形態においては、収集容器12と粉砕装置67との間に、コーヒー豆を収集容器12から粉砕装置67へ移送するための移送路68が設けられている。
図示されていない実施形態で、本明細書に記載される全ての実施形態と組み合わせることが可能な実施形態においては、粉砕装置67の下流側にコーヒー製造ステーションが設けられる。コーヒー製造ステーションは、調合された粉状ブレンドコーヒーを用いてコーヒー飲料、例えばエスプレッソコーヒーを作ることができる。
図示されていない変形実施形態においては、装置10が、収集容器12の下流側および/または粉砕装置67の下流側に真空パック装置を有している。真空パック装置は、計量済みコーヒー豆または粉砕装置67によって挽かれた粉状コーヒーが、後で使用するために供給されているためすぐには使用されない場合に、好適なパッケージ、封筒または袋に真空パックする。
別の解決構造では、装置10が、内部に少なくとも供給ユニット11と収集容器12とを収容するように構成された保護ケーシング69を有している。保護ケーシング69は、コーヒー豆の官能特性の保存に合わせて管理された状態の閉鎖環境を形成可能である。
可能な解決構造においては、保護ケーシング69内に不活性ガスを供給できる好適な装置が保護ケーシング69に関連付けられており、コーヒー豆を確実に保存する。
一例では、保護ケーシング69内に窒素が導入される。
可能な解決構造において、保護ケーシング69は、この例においては収容装置13の上部に関連付けられている少なくとも1つの蓋70と、カバー部材71とを有している。カバー部材71は、蓋70と選択的に関連付けられて、供給ユニット11および収集容器12を収容するための閉鎖コンパートメント72を形成する。
移動部材73は、蓋70またはカバー部材71の少なくとも一方に関連付けられており、カバー部材71と蓋70との間の距離を維持している。また、移動部材73は、例えば収容装置13の交換または充填を行うために閉鎖コンパートメント72内にアクセスできるように配置されている。
図1を参照して説明される実施形態の移動部材73は、ウォームねじ74を有している。ウォームねじ74は、カバー部材71に取り付けられており、カバー部材71を動かすためにモータ75によって選択的に回転される。
モータ75は、装置10の支持ベース76に対して固定位置に設置されている。
いくつかの実施形態では、装置10が、各供給ユニット11および他の全駆動部材の機能を管理するように構成された管理制御ユニット77を有している。
本明細書に記載する全ての実施形態と組み合わせ可能ないくつかの実施形態においては、管理制御ユニット77が、重量測定ユニット18から重量信号を受信して、計量された収集容器12内のコーヒー豆の重量を計算するように構成されている。
詳細には、管理制御ユニット77は、各供給ユニット11の少なくとも第1の体積式送出装置14および第2の個別式送出装置15の機能を管理し、各送出装置の時間および駆動順序を適切な方法で管理するように構成されている。
詳細には、第1の体積式送出装置14を駆動することによって、所望の分量に極めて近い分量(一般的には、所望の分量よりも常に少なく、所望の分量に近い量)のコーヒー豆を、非常に短時間で体積計量によって送出できる。また、第2の個別式送出装置15によって、コーヒー豆を個別に送出できるため、コーヒー豆の全体的な送出を注意深く正確に管理できる。
一例においては、各供給ユニット11の第1の体積式送出装置14を用いて、特定の種類のコーヒーの所望の全体量の80%〜98%の重量が供給される。そして、第2の個別式送出装置15を用いて、特定の種類のコーヒーの2%〜20%が供給される。
第1の体積式送出装置14および第2の個別式送出装置15の作動は、重量測定ユニット18によって検出される各重量データに従って管理制御ユニット77が制御してもよい。
重量測定ユニット18によって検出されたデータを適切に管理することによって、特定の種類のコーヒーおよび調合された最終ブレンドの両方の最終的な重量を管理および調節することが可能である。重量測定ユニット18は、各供給ユニット11、すなわち各第1の体積式送出装置14および各第2の個別式送出装置15によって送出されるコーヒー豆の重量を測定できる。検知された重量は管理制御ユニット77によって監視および管理される。
このようにして、本明細書による装置10および方法は、2段階、すなわち連続した段階において所定量のコーヒー豆を送出するように構成できる。第1段階では、第1の体積式送出装置14によって最終的な目標重量よりも常に小さい重量が送出される。第2段階では、例えば第2の個別式送出装置15を調節してコーヒー豆を個別にゆっくりとした流れで送出することによって、所望の最終量まで徐々に分量が増やされる。これによって、差異分の分量が正確に送出される。この解決構造によって、最終的な重量を非常に正確に達成できる。なぜなら、コーヒー豆が一粒ずつ個別に送出されることによって、送出される各コーヒー豆の重量寄与分の確認および定量化が可能であり、その結果、管理制御ユニット77による調節が可能となるからである。このようにして、コーヒー豆の各粒の重量が大きく相違している場合があるという上記の問題が解決されるため、非常に正確な重量のコーヒー豆を高い信頼性にて繰り返し供給できる。
その結果、装置10は、カスタマイズされたレシピ、または特定の使用者もしくは操作者がカスタマイズ可能なレシピに従って、選択された複数種のコーヒー豆を挽いて得られる粉状ブレンドコーヒーを、好適な再現性および信頼性を有して製造できる。さらに、装置10を用いることによって、使用者が1つまたは複数の特定の粉状ブレンドコーヒーを確認した後に、その特定の粉状ブレンドコーヒーを高い再現性および信頼性にて再度調合できるため、消費者の好みが満足される。
前述したように、第1の体積式送出装置14または第2の個別式送出装置15の駆動は、全ての供給ユニット11に対して同時に行ってもよいし、各供給ユニット11に対して順に行ってもよい。
本明細書に記載の全ての実施形態と組み合わせることができる、例えば図8を参照して説明される実施形態においては、管理制御ユニット77が、CPU(中央処理装置)78、電子メモリ79、電子データベース80、電力モジュール81および補助回路(またはI/O)(図示せず)を備えている。例えば、CPU78は、作業サイクルの制御、自動化もしくは管理の分野またはIT分野で使用される任意の形態のコンピュータ、マイクロコンピュータ、プロセッサまたはマイクロプロセッサである。
電子メモリ79はCPU78に接続されていてもよく、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読み出し専用メモリ)、EPROM(消去および書き込み可能なROM)、EEPROM(電気的消去および書き込み可能なROM)、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードドライブ、光ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、光もしくは磁気カード、大容量メモリ、ソリッドステートメモリカードもしくはマイクロカード等の市販品のうちのいずれであってもよく、または、他の形式のデジタル、ローカルまたはリモートストレージであってもよい。例えば、測定された実際の重量、コーヒー豆の目標重量、1つの種類(品種)のコーヒーと別の種類のコーヒーとの割合、すなわち1つまたは複数の特定のブレンドコーヒーのレシピ、履歴データ、エラーデータ等が電子メモリ79に記憶される。電子データベース80がある場合は、測定された実際の重量、コーヒー豆の目標重量、1つの種類(品種)のコーヒーと別の種類のコーヒーとの割合、すなわち1つまたは複数の特定のブレンドコーヒーのレシピ等は、必要に応じて追加的または代替的に電子データベース80に記憶される。CPU78のコマンドのために、ソフトウェア命令およびデータをコード化して電子メモリ79等に格納してもよい。補助回路をCPU78に接続して、周知の方法でプロセッサを補助してもよい。補助回路は、例えば、キャッシュ回路、電力回路、クロック回路、入力/出力回路、サブシステム等のうちの少なくとも1つを含むことができる。
管理制御ユニット77によって読み取り可能なプログラム(またはコンピュータ命令)は、本明細書に記載の方法に従ってどのタスクを実行するかを決定できる。いくつかの実施形態では、プログラムは、管理制御ユニット77によって、またはローカルもしくはリモートのコンピュータシステムによって読み取り可能なソフトウェアである。管理制御ユニット77またはローカルもしくはリモートコンピュータシステムは、本明細書に記載の方法の工程において導入または生成された情報およびデータを生成および記憶するためのコードを有していてもよい。
いくつかの実施形態は、前述したように、様々なステップ、パスおよび動作を実行できる。これらのステップ、パスおよび動作は、本明細書に記載の機械または装置の制御盤からの命令によって実行され、その結果、汎用または特殊用途のプロセッサによる特定の工程が実行される。あるいは、ステップ、パスおよび動作は、ステップを実行するためのハードウェアロジックを有した特定のハードウェアコンポーネント、またはプログラムされたコンピュータコンポーネントとカスタマイズされたハードウェアコンポーネントとの任意の組み合わせによって実行できる。
本明細書に記載のコーヒー豆の計量送出またはコーヒー飲料の調製のための方法の実施形態は、コンピュータ可読手段に記憶可能なコンピュータプログラムに含めることができる。コンピュータ可読手段には、本明細書に記載のコーヒー豆の計量送出装置またはコーヒー調製ステーションにおいて実行された場合に本明細書に記載のコーヒー豆の計量送出またはコーヒー飲料の調製のための方法を行う命令が格納される。
本発明による要素は、機械によって実行可能な命令を記憶するための機械可読手段として実装できる。機械可読手段は、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、CDーROM、光磁気ディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、光もしくは磁気カード、伝播手段または電子情報の記憶に適した他の種類の機械可読媒体である。例えば、本発明は、通信接続(モデムやネットワーク接続等)を介した移送波または他の伝搬手段によるデータ信号によって、遠隔のコンピュータ(例えばサーバ)から要求元のコンピュータ(例えばクライアント)に転送できるコンピュータプログラムとしてダウンロード可能である。
本明細書に記載の全て実施形態と組み合わせ可能ないくつかの実施形態においては、装置10がユーザ/オペレータインターフェース82を有している。ユーザ/オペレータインターフェース82はローカルでもリモートでもよい。ユーザ/オペレータインターフェース82は、管理制御ユニット77と対話するように構成できる。ユーザ/オペレータインターフェース82は、管理制御ユニット77に関連付けられている入力装置83および表示装置84を有していてもよい。
いくつかの実施形態では、ユーザ/オペレータインターフェース82の入力装置83は、英数字キーパッド、押しボタンパネル、キーもしくは押しボタン、タッチキーもしくはボタンまたは物理もしくは仮想キー/ボタンであってもよい。
いくつかの実施形態においては、ユーザ/オペレータインターフェース82の表示装置84は、デジタルディスプレイ、液晶ディスプレイまたはタッチスクリーンディスプレイである。タッチスクリーンディスプレイである場合は、入力装置83および表示装置84の両方の機能を統合できる。
本明細書に記載の全て実施形態と組み合わせ可能ないくつかの実施形態においては、装置10が通信モジュール85(図1等参照)を有している。通信モジュール85は、ユーザ/オペレータインターフェース82との通信に使用できる。通信モジュール85は、管理制御ユニット77の一部であってもよいし、外部に設けてもよい。
いくつかの実施形態では、通信モジュール85は、ケーブル通信モジュールまたは無線通信モジュールである。
ケーブル通信モジュール85である場合は、RS232やLAN(ローカルエリアネットワーク)等のシリアル接続を実行する通信モジュールであってもよい。
無線通信モジュール85である場合は、例えば、Wi−Fi(登録商標)プロトコルを用いた短距離、中距離または長距離の無線通信用モジュールであってもよい。他の可能な例としては、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、NFC(近距離無線通信)プロトコルおよび赤外線通信プロトコル(例えばIrDA(赤外線通信規格))が挙げられる。
図8〜14を参照して、本開示による装置10の可能な機能モードについて説明する。
図8〜14は、装置10の1つの供給ユニット11の機能を説明するために参照されるが、例えば複数の供給ユニット11が使用され、各供給ユニット11が、収容している種類または品種のコーヒー豆を特定量供給する必要があり、選択されたカスタマイズブレンドに必要な最終的な分量のうちの各自の寄与分を供給する場合、他の供給ユニット11および装置10の機能にも同様の説明が当てはまる。
図8〜14に示す状態においては、収容装置13はコーヒー豆で満たされており、コーヒー豆はコンパートメント22内に一定の高さまで存在している。
図8では、第1の体積式送出装置14がコーヒー豆の充填状態にある。コンパートメント22内のコーヒー豆によって、収容要素27にコーヒー豆が充填される。詳細には、収容要素27は充填位置にあり、すなわち、収容要素27が貫通開口部35に対応して配置されており、収容要素27の導入端部29がコンパートメント22側を向いている。
この状態から、収容要素27が持ち上げられて、コーヒー豆の集まりの中を通過する(図9)。詳細には、駆動装置34が駆動されることによって、コンパートメント22内に充填されたコーヒー豆の高さよりも高い位置に導入端部29が配置されるように収容要素27がコンパートメント22内を移動される。その結果、収容要素27の内部容積はコーヒー豆によって満たされる。
次いで、図10および11に示すように、排出要素28が垂直方向に上下に駆動されることによって、収容要素27内を好適に往復移動される。排出要素28のこの上下の交互移動を必要に応じて少なくとも1回または複数回行うことによって、コーヒー豆のかさが減り最大限に均等に分配されるため、収容要素27内でコーヒー豆の安定化が促進される。その後、駆動装置34によって収容要素27が下降および再度上昇され、図8および9の状態が繰り返される。収容要素27が再び駆動されてコンパートメント22内のコーヒー豆の中に埋められた後に、収容されているコーヒー豆の高さよりも高い位置に持ち上げられることによって、収容要素27が満たされる。同時に、この調整工程では、排出要素28が上記のように往復移動(図10および11)され、図10および11のように排出要素28による安定化および均等化のための移動が1回または複数回行なわれる。
収容要素27のこの往復移動は、排出要素28の移動と組み合わされて、収容要素27に収容されているコーヒー豆の分量の調整の正確度を高める。
このようにして、収容要素27の上昇移動と、コーヒー豆の安定化および均等化とによって、収容要素27の壁部と排出要素28とによって区画されている内室の容積が完全かつ正確に充填される。
図12に示すように、収容要素27が上昇位置にあり、排出要素28が下降位置にある状態では、所望の体積のコーヒー豆が収容要素27に収容されており、排出要素28を上方に移動させることによって、収容されたコーヒー豆の全量または一部を排出できるようになっている。収容要素27に収容されたコーヒー豆の体積を計算し、例えばコーヒー豆の統計的な密度に基づいて推算することによって、所望の重量のコーヒー豆を送出開口部44に向かって送ることが可能となっている。
好適には、収容要素27が調整のために2回移動される。つまり、排出要素28を下降位置に固定した状態で収容要素27を上下に2回交互に移動させることによって、コーヒー豆を正確な高さに充填できる。
この時点では、収容要素27は上昇位置(図12)にあり、導入端部29が排出開口部36から突出している位置、すなわち排出状態にある。
次に移動部材31(図13)が駆動されると、排出要素28の動作によって収容要素27に収容されているコーヒー豆が排出される。収容要素27から出たコーヒー豆は、送出開口部44を介して、移送体64に沿って重力によって運ばれる。
その後、収容要素27が作動装置34によってコンパートメント22内に戻される(図14)。
第2の個別式送出装置15が駆動されてコンパートメント22からコーヒー豆を一粒ずつ取り出して収集容器12へ送出することによって、上記のように、所定の種類または品種のコーヒー豆が正確に計量される。
本発明の分野および範囲から逸脱することなく、前述したブレンドコーヒーを調合する装置10および方法に対して部分的な修正および/または追加を行うことができる。
本発明はいくつかの特定の例を参照して記載されているが、特許請求の範囲に記載の特徴を有している、ブレンドコーヒーを調合する装置および方法の別の多くの同等例が当業者によって達成可能であり、これらの同等例は、定義される保護分野の範囲である。

Claims (19)

  1. 特定の種類のコーヒー豆を供給するように構成されている供給ユニットであって、特定の種類のコーヒーのコーヒー豆を収容する少なくとも1つの収容装置(13)と、体積によって計量された分量の特定の種類のコーヒー豆を前記収容装置(13)から送出するように構成されている第1の体積式送出装置(14)と、を備えている供給ユニットにおいて、
    前記収容装置(13)からコーヒー豆を一度に一粒ずつ個別に取り出すように構成されている第2の個別式送出装置(15)を備えていることを特徴とする、供給ユニット。
  2. 前記第1の体積式送出装置(14)が、前記第2の個別式送出装置(15)とは異なる別体であることを特徴とする、請求項1に記載の供給ユニット。
  3. 前記収容装置(13)が特定の種類のコーヒー豆の収容コンパートメント(22)を有しており、前記第2の個別式送出装置(15)が前記収容コンパートメント(22)に設置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の供給ユニット。
  4. 前記収容装置(13)が送出開口部(44)を有しており、前記第2の個別式送出装置(15)が、コーヒー豆を取り出すための前記収容コンパートメント(22)内における位置と、前記送出開口部(44)を介してコーヒー豆を送出するための位置との間を移動可能な少なくとも1つの把持送出要素(45)を備えていることを特徴とする、請求項3に記載の供給ユニット。
  5. 前記第1の体積式送出装置(14)が、コーヒー豆で満たされるように前記収容コンパートメント(22)内を移動可能である少なくとも1つの収容要素(27)と、収容要素(27)に関連付けられているとともに、収容要素(27)内に収容されているコーヒー豆を排出するように構成されている排出要素(28)とを備えていることを特徴とする、請求項3または4に記載の供給ユニット。
  6. 前記収容装置(13)が、収容装置(13)の底壁(24)に形成されている少なくとも1つの貫通開口部(35)と、収容装置(13)の上壁(26)に形成されているとともに貫通開口部(35)に対して上下方向に整合している少なくとも1つの排出開口部(36)とを有していることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の供給ユニット。
  7. 前記収容要素(27)が前記貫通開口部(35)内を移動可能に設置されており、収容要素(27)に関連付けられている作動装置(34)が、収容要素(27)を充填位置と排出位置とに移動させるように構成されており、前記充填位置においてはコーヒー豆を受容するために収容要素(27)が前記収容コンパートメント(22)内に配置されており、前記排出位置においては収容要素(27)がコーヒー豆を排出するために前記排出開口部(36)から突出して配置されていることを特徴とする、請求項5または6に記載の供給ユニット。
  8. 閉鎖要素(56)が前記貫通開口部(35)に関連付けられており、該貫通開口部(35)を選択的に開閉することを特徴とする、請求項6または7に記載の供給ユニット。
  9. 検出装置(52)が、前記第2の個別式送出装置(15)に関連付けられており、コーヒー豆の各粒の送出を検出するように構成されていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の供給ユニット。
  10. カスタマイズされたブレンドコーヒーを調合する装置であって、請求項1から9のいずれか一項に記載の供給ユニット(11)を複数備えており、各供給ユニット(11)が、収集容器(12)に特定の種類のコーヒー豆を供給するように構成されており、前記第1の体積式送出装置(14)が、体積によって計量された分量の特定の種類のコーヒー豆を各収容装置(13)から前記収集容器(12)に送出するように構成されており、前記第2の個別式送出装置(15)が、一度に一粒ずつコーヒー豆を個別に各収容装置(13)から前記収集容器(12)に送出するように構成されており、重量測定ユニット(18)が前記収集容器(12)内のコーヒー豆の重量を測定するために収集容器(12)に関連付けられている、装置。
  11. 前記供給ユニット(11)の各収容要素(27)が共通の支持体(37)に設置されており、前記第1の体積式送出装置(14)の全てに対して共通である作動装置(34)が、前記支持体(37)を往復移動させることによって、収容要素(27)を充填位置と排出位置とに配置するように構成されていることを特徴とする、請求項5および10に記載の装置。
  12. 前記供給ユニットの各収容装置(13)が、それぞれの位置決め体(54)によって共通の支持板(42)に対して選択的に着脱可能に設置されていることを特徴とする、請求項10または11に記載の装置。
  13. 前記収容装置(13)を前記位置決め体(54)に装着するために、該位置決め体(54)と収容装置(13)との間に即時連結部材(55)が設けられていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 各収容装置(13)が、収容装置(13)の底壁(24)に設けられている少なくとも1つの貫通開口部(35)を有しており、閉鎖要素(56)が、前記貫通開口部(35)を選択的に開閉するように貫通開口部(35)に関連付けられており、即時連結部材(55)が、前記閉鎖要素(56)および位置決め体(54)に関連付けられているとともに、閉鎖要素(56)が貫通開口部(35)を開放している状態にあるときには前記収容装置(13)を前記位置決め体(54)に装着し、閉鎖要素(56)が貫通開口部(35)を閉鎖している状態にあるときには位置決め体(54)からの収容装置(13)の解放を許容するように構成されていることを特徴とする、請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記供給ユニット(11)の収容装置(13)が、円周の外縁部のパターンに従って前記支持板(42)に設置されていることを特徴とする、請求項12から14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 回転部材(60)が、前記支持板(42)に関連付けられているとともに、前記円周の中心を通っている回転軸線を中心に支持板(42)を回転させるように構成されており、前記供給ユニット(11)が前記円周を基準として配置されていることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. 前記収集容器(12)の下流側に、収集容器(12)から排出されたコーヒー豆を粉砕するように構成されている粉砕装置(67)が設けられていることを特徴とする、請求項10から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 少なくとも前記供給ユニット(11)および前記収集容器(12)を内部に収容するとともに、コーヒー豆用に管理された状態の閉空間を形成するように構成されている保護ケーシング(69)を備えていることを特徴とする、請求項10から17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 複数の供給ユニット(11)の各収容装置(13)にそれぞれ収容されている複数種類のコーヒー豆を使用してカスタマイズされたブレンドコーヒーを調合する方法であって、
    使用される1つまたは複数の前記供給ユニット(11)の各第1の体積式送出装置(14)を用いて、1つまたは複数の前記収容装置(13)から、体積によって計量された第1の分量のコーヒー豆を収集容器(12)に送出する第1の体積計量工程と、
    前記第1の体積計量工程の後に、使用される1つまたは複数の前記供給ユニット(11)の各第2の個別式送出装置(15)を用いて、第1の体積計量工程で使用された前記1つまたは複数の収容装置(13)から、一度に一粒ずつ個別にコーヒー豆を収集容器(12)に送出する第2の個別計量工程と、
    前記収集容器(12)に収容されているコーヒー豆の重量を測定する工程と、からなる方法。
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