JP2021049029A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021049029A
JP2021049029A JP2019173011A JP2019173011A JP2021049029A JP 2021049029 A JP2021049029 A JP 2021049029A JP 2019173011 A JP2019173011 A JP 2019173011A JP 2019173011 A JP2019173011 A JP 2019173011A JP 2021049029 A JP2021049029 A JP 2021049029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
measuring unit
material measuring
unit
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019173011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7451914B2 (ja
Inventor
西川 洋平
Yohei Nishikawa
洋平 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2019173011A priority Critical patent/JP7451914B2/ja
Publication of JP2021049029A publication Critical patent/JP2021049029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7451914B2 publication Critical patent/JP7451914B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Abstract

【課題】計量する量を可変とする場合に、部品点数が増加することを抑制することが可能な飲料供給装置を提供する。【解決手段】この飲料供給装置は、飲料の原料を計量する原料計量部10と、原料計量部10の上方に設けられ、原料計量部10に連通する連通部分20を有しており、格納された原料を、重力によって下方の原料計量部10に移動させる原料格納部11と、原料計量部10と、原料格納部11の間に設けられ、原料計量部10と原料格納部11との連通部分20を塞ぐ位置と、連通部分20を開放する位置とを移動するシャッター12と、原料計量部10を移動させることにより、原料計量部10の容積を変更する制御を行う制御部6とを備える。【選択図】図2

Description

この発明は、飲料供給装置に関し、特に、原料を計量する原料計量部を備える飲料供給装置に関する。
従来、原料を計量する原料計量部を備える飲料供給装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、コーヒー豆収容部と、コーヒーミルと、コーヒー豆計量手段(原料計量部)と、豆供給手段とを備える飲料供給装置が開示されている。コーヒー豆計量手段は、計量部を有している。計量部は、コーヒー豆の重量に応じて容積が変更され、所定量のコーヒー豆を計量するように構成されている。また、計量部には、コーヒー豆収容部から計量部に至る通路にコーヒー豆の導入を規制するシャッターが設けられている。また、豆供給手段は、送り出し部材(コーヒー豆オーガ)を備えている。コーヒー豆オーガは、駆動部によって回転させられることにより、水平方向にコーヒー豆を移動させ、計量部にコーヒー豆を供給するように構成されている。コーヒー豆が計量部に供給された後、シャッターが閉じられることにより、コーヒー豆が計量される。計量されたコーヒー豆は、コーヒーミルに吐出される。
上記特許文献1に開示されている構成では、計量部の容積を変更する動作、および、シャッターの開閉動作は、単一の駆動部により行われる。具体的には、単一の駆動部を一方方向に回転させることにより、計量部の容積を大きくする。また、単一の駆動部を一方方向に回転させることにより、シャッターを閉じる。また、計量部の容積を小さくする際には、駆動部を他方方向に回転させる。また、シャッターを開ける際には、駆動部を他方方向に回転させる。
特開2002−186558号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている構成では、コーヒー豆オーガによって計量部にコーヒー豆を供給するため、コーヒー豆オーガおよびコーヒー豆オーガを駆動する駆動部などが必要となり、部品点数が増加するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、計量する量を可変とする場合に、部品点数が増加することを抑制することが可能な飲料供給装置を提供することである。
この発明の一の局面による飲料供給装置は、飲料の原料を計量する原料計量部と、原料計量部の上方に設けられ、原料計量部に連通する連通部分を有しており、格納された原料を、重力によって下方の原料計量部に移動させる原料格納部と、原料計量部と、原料格納部の間に設けられ、原料計量部と原料格納部との連通部分を塞ぐ位置と、連通部分を開放する位置とを移動するシャッターと、原料計量部を移動させることにより、原料計量部の容積を変更する制御を行う制御部とを備える。
この発明の一の局面による飲料供給装置では、上記のように、原料計量部の上方に設けられ、原料計量部に連通する連通部分を有しており、格納された原料を、重力によって下方の原料計量部に移動させる原料格納部を備える。また、原料計量部の容積を変更する制御を行う制御部を備える。これにより、原料計量部の容積を変更することによって、1つの原料計量部によって様々な分量の原料を計量することができる。したがって、所定量の原料を計量できる複数の原料計量部を備える構成と比較して、部品点数が増加することを抑制することができる。その結果、計量する量を可変とする場合に、部品点数が増加することを抑制することができる。また、原料が重力によって原料格納部から原料計量部へと移動するため、原料を供給する部材を設けることなく、原料格納部から原料計量部へと原料を移動させることができる。その結果、原料を供給する部材を設ける必要がなくなるので、装置が大型化することを抑制することができる。
また、上記一の局面による飲料供給装置において、好ましくは、制御部は、原料計量部を上下方向に移動させることにより、原料計量部の容積を変更する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、原料計量部を上下方向に移動させることにより、原料計量部の容積を容易に変更することができる。
この場合、好ましくは、原料計量部は、筒状形状を有する第1部材と、筒状形状を有し、第1部材に対して相対移動する第2部材とを含み、制御部は、第1部材および第2部材のいずれかを上下方向に移動させる制御を行うことにより、原料計量部の容積を変更する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、第1部材および第2部材が筒状形状を有しているため、第1部材および第2部材の一方を、他方の内部に配置することができる。その結果、第1部材および第2部材のいずれかを上下方向に移動させることにより、原料計量部全体の高さを容易に変更することが可能となるので、原料計量部の容積を容易に変更することができる。
上記一の局面による飲料供給装置において、好ましくは、原料計量部を移動させる原料計量部移動機構と、原料計量部移動機構を駆動する駆動部とをさらに備え、制御部は、駆動部の回転量を制御することにより、原料計量部の容積を変更する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、駆動部の回転量に基づいて原料計量部の容積が変更されるので、駆動部の回転量と原料計量部の容積とを対応付けておくことにより、原料計量部の容積を、所望の容積に容易に変更することができる。その結果、計量する量を可変とする場合に、部品点数が増加することを抑制しつつ、原料計量部の容積を、所望の容積に容易に変更することができる。
この場合、好ましくは、シャッターを移動させるシャッター移動機構をさらに備え、駆動部は、軸部と、軸部に設けられ、第1方向に回転する第1ワンウェイクラッチと、軸部に設けられ、第1方向とは反対方向である第2方向に回転する第2ワンウェイクラッチとを含み、制御部は、単一の駆動部を第1方向に回転させることにより、第1ワンウェイクラッチを介して原料計量部移動機構を駆動する制御を行うとともに、単一の駆動部を第2方向に回転させることにより、第2ワンウェイクラッチを介してシャッター移動機構を駆動する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、原料計量部移動機構を駆動する際の駆動部の回転方向と、シャッター移動機構を駆動する際の駆動部の回転方向とを、互いに異ならせることができる。したがって、原料計量部移動機構と、シャッター移動機構とを、単一の駆動部によって個別に独立して駆動することができる。その結果、シャッター移動機構によってシャッターを移動させる際に、原料計量部の容積が変更されることを防止することが可能となるので、原料を精度よく計量することができる。
上記シャッター移動機構を備える構成において、好ましくは、原料計量部移動機構は、第1溝部と、第1溝部に係合する第1溝部係合部とを有しており、シャッター移動機構は、第2溝部と、第2溝部に係合する第2溝部係合部とを有しており、制御部は、単一の駆動部を第1方向に回転させることにより、第1溝部係合部を第1溝部に沿って移動させ、原料計量部を移動させるとともに、単一の駆動部を第2方向に回転させることにより、第2溝部係合部を第2溝部に沿って移動させ、シャッターを移動させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、原料計量部移動機構およびシャッター移動機構を、溝部係合部が溝部に沿って移動することにより、原料計量部およびシャッターを往復移動させることが可能な、いわゆる溝カム機構として構成することができる。したがって、単一の駆動部を第1方向に回転させ続けることにより、原料計量部を往復移動させることができる。また、単一の駆動部を第2方向に回転させ続けることにより、シャッター12を往復移動させることができる。その結果、単一の駆動部の回転方向を切り替えることによって、原料計量部移動機構およびシャッター移動機構を駆動する場合でも、原料計量部移動機構による原料計量部の往復移動と、シャッター移動機構によるシャッターの往復移動とを、個別に独立して行うことができる。
この場合、好ましくは、第1溝部は、水平方向に沿って設けられており、第1溝部係合部は、円状に移動するように設けられており、第1溝部に沿って移動することにより、原料計量部を垂直方向に移動させるように構成されており、第2溝部は、垂直方向に沿って設けられており、第2溝部係合部は、第1溝部係合部とは異なる位置において円状に移動するように設けられており、第2溝部に沿って移動することにより、シャッターを水平方向に移動させるように構成されている。このように構成すれば、第1溝部係合部を円状に移動させることにより、原料計量部を容易に垂直方向に移動させることができる。その結果、原料計量部の容積を容易に変更することができる。また、第2溝部係合部を円状に移動させることにより、シャッターを容易に水平方向に移動させることができる。その結果、連通部分を塞ぐ位置と、連通部分を開放する位置とに、容易にシャッター部を移動させることができる。
上記シャッター移動機構を備える構成において、好ましくは、原料計量部に設けられ、原料を吐出する際に開かれる原料吐出扉と、原料吐出扉を支持する支持部材とをさらに備え、制御部は、シャッター移動機構を制御することにより、支持部材による原料吐出扉の支持を解除する制御を行うとともに、原料計量部移動機構を制御することにより、原料吐出扉の開閉の制御を行うように構成されている。このように構成すれば、シャッター移動機構によって支持部材による原料吐出扉の支持の解除を制御するため、原料計量部移動機構を駆動中に、支持部材による原料吐出扉の支持が解除されることを抑制することができる。その結果、原料を計量中に原料吐出扉から原料が吐出することを防止することが可能となるため、原料を精度よく計量することができる。
上記シャッター移動機構を備える構成において、好ましくは、制御部は、原料を吐出後、原料計量部移動機構を制御することにより、原料計量部を容量が最小となる初期位置に移動させ、シャッター移動機構を制御することにより、シャッターを上記開放する位置に移動させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、原料を吐出した後、原料計量部に対して最小量の原料を供給することができる。したがって、原料を吐出する毎に、最小量の原料が原料計量部に供給される。そのため、最小量の原料を吐出する場合には、原料計量部の容積を変更することなく原料を吐出することができる。また、原料計量部の容積を変更する場合でも、原料計量部の容積を変更した分の原料の移動のみで計量が完了する。これらの結果、原料計量部の容積を決定した後でシャッターを開き、原料を計量する構成と比較して、原料の計量に要する時間を短縮することができる。なお、最小量の原料とは、原料計量部の容積が最小である場合に原料計量部に格納される原料のことである。
本発明によれば、上記のように、計量する量を可変とする場合に、部品点数が増加することを抑制することが可能な飲料供給装置を提供することができる。
一実施形態による飲料供給装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態による原料計量機構の構成を示すブロック図である。 一実施形態による原料計量機構の側面図である。 図3における200−200線に沿った断面図である。 連通部分が開放された状態における原料計量機構をZ1方向から見た模式図である。 一実施形態による原料計量部の構成を説明するための模式図である。 一実施形態における駆動部の構成を説明するための模式図である。 一実施形態における第1溝部係合部の移動方向と、第2溝部係合部の移動方向とを説明するための模式図である。 原料計量部の容積を変更する前の模式図(A)、および、原料計量部の容積を変更した後の模式図(B)である。 連通部分が開放された状態の模式図(A)、および、連通部分が塞がれた状態の模式図(B)である。 連通部分が塞がれた状態における原料計量機構をZ1方向から見た模式図である。 原料計量部を原料吐出位置に移動する前の模式図(A)、および、原料計量部を原料吐出位置に移動した後の模式図(B)である。 原料吐出扉閉状態の模式図(A)、および、原料吐出扉開状態の模式図(B)である。 原料吐出扉開状態の模式図(A)、および、原料吐出扉閉状態の模式図(B)である。 原料計量部を初期位置に移動する前の模式図(A)、および、原料計量部を初期位置に移動した後の模式図(B)である。 連通部分が塞がれた状態の模式図(A)、および、連通部分が開放された状態の模式図(B)である。 一実施形態による原料計量処理、原料吐出処理、および、原料計量部を初期位置に移動させる処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1および図2を参照して、一実施形態による飲料供給装置100、および、飲料供給装置100が備える原料計量機構1の構成について説明する。
(飲料供給装置の構成)
本実施形態による飲料供給装置100は、購買者による商品の選択および入金が行われた後に、選択された商品に応じた量の原料41(図2参照)を粉砕し、飲料40を抽出することにより、飲料40を提供するように構成されている。飲料供給装置100が供給する飲料40は、たとえば、コーヒーを含む。また、原料41は、たとえば、コーヒー豆を含む。
飲料供給装置100は、図1に示すように、原料計量機構1と、原料粉砕部2と、給水タンク3と、湯タンク4と、飲料抽出部5と、制御部6とを備える。
原料計量機構1は、制御部6の制御の下、購買者が選択した商品に基づいて、原料41を計量するように構成されている。また、原料計量機構1は、計量した原料41を原料粉砕部2に吐出するように構成されている。原料計量機構1が原料41を計量する詳細な構成については、後述する。
原料粉砕部2は、第1通路30を介して原料計量機構1と接続されている。原料粉砕部2は、制御部6の制御の下、原料計量機構1から供給された原料41を粉砕するように構成されている。また、原料粉砕部2は、第2通路31を介して飲料抽出部5と接続されている。原料粉砕部2は、粉砕した原料41を、飲料抽出部5に吐出するように構成されている。原料粉砕部2は、たとえば、原料41を収容する収容部(図示せず)と、回転することにより原料41を粉砕する粉砕刃(図示せず)と、粉砕刃を駆動する粉砕刃駆動部(図示せず)とを含む。
第1通路30は、粉砕される前の原料41の搬送路である。また、第2通路31は、粉砕された後の原料41の搬送路である。
給水タンク3は、飲料40を抽出するための水が貯蔵されている。給水タンク3は、第1水路32を介して湯タンク4と接続されている。また、第1水路32には、第1給水バルブ8が設けられている。
湯タンク4は、第1水路32を介して給水タンク3と接続されている。湯タンク4は、加熱部材(図示せず)を有しており、給水タンク3から供給された水を加熱することにより取得した熱湯を貯蔵するように構成されている。また、湯タンク4は、第2水路33を介して、飲料抽出部5と接続されている。また、第2水路33には、第2給水バルブ9が設けられている。
第1水路32は、給水タンク3に貯蔵された水の搬送路である。また、第2水路33は、湯タンク4に貯蔵された熱湯の搬送路である。
飲料抽出部5は、第2通路31を介して原料粉砕部2と接続されているとともに、第2水路33を介して湯タンク4と接続されている。飲料抽出部5は、原料粉砕部2から供給された粉砕後の原料41と、湯タンク4から供給された熱湯とにより、飲料40を抽出するように構成されている。また、飲料抽出部5によって抽出された飲料40は、カップ7に供給される。飲料抽出部5は、たとえば、フィルタを含む。フィルタは、たとえば、ペーパーフィルタ、金属フィルタ、ネル(布フィルタ)などを含む。
制御部6は、飲料供給装置100の制御を行うように構成されている。また、制御部6は、原料計量機構1を制御して、原料41を計量するように構成されている。また、制御部6は、原料粉砕部2を制御して、原料41を粉砕するように構成されている。また、制御部6は、第1給水バルブ8を制御して、湯タンク4に対して水を供給するように構成されている。また、制御部6は、第2給水バルブ9を制御して、飲料抽出部5に対して熱湯を供給するように構成されている。制御部6は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などを含む。
(原料計量機構の構成)
図2に示すように、原料計量機構1は、原料計量部10と、原料格納部11と、シャッター12と、原料計量部移動機構13と、駆動部14と、シャッター移動機構15と、原料吐出扉16と、支持部材17と、原料計量部位置検知部材18と、シャッター位置検知部材19とを備える。原料計量部10と、原料格納部11と、シャッター12と、原料計量部移動機構13と、駆動部14と、シャッター移動機構15と、原料吐出扉16と、支持部材17と、原料計量部位置検知部材18と、シャッター位置検知部材19とは、筐体1aに設けられている。
原料計量部10は、飲料40の原料41を計量するように構成されている。原料計量部10は、第1部材10aと、第2部材10bとを含む。原料計量部10の詳細な構成、および、原料計量部10が原料41を計量する構成については、後述する。
原料格納部11は、原料41が格納されている。また、原料格納部11は、原料計量部10に連通する連通部分20を有している。また、連通部分20には、図示しない原料センサが設けられており、原料格納部11に格納されている原料41の量を検知している。原料センサは、たとえば、可視光センサ、または、赤外線センサなどを含む。
シャッター12は、原料計量部10と、原料格納部11の間に設けられている。シャッター12は、原料計量部10と原料格納部11との連通部分20を塞ぐ位置と、連通部分20を開放する位置とを移動するように構成されている。シャッター12を移動させる詳細な構成については、後述する。
原料計量部移動機構13は、制御部6の制御の下、原料計量部10を移動させるように構成されている。制御部6は、原料計量部移動機構13を制御することによって原料計量部10を移動させることにより、原料計量部10の容積を変更する制御を行うように構成されている。本実施形態では、制御部6は、10g以上20g以下の範囲において原料41を計量することが可能なように、原料計量部10の容積を変更する制御を行うように構成されている。また、原料計量部移動機構13は、第1溝部13aと、第1溝部13aに係合する第1溝部係合部13bとを有している。原料計量部移動機構13の詳細な構成、および、原料計量部10を移動させる詳細な構成については、後述する。
駆動部14は、制御部6の制御の下、原料計量部移動機構13を駆動するように構成されている。また、駆動部14は、制御部6の制御の下、シャッター移動機構15を駆動するように構成されている。駆動部14は、駆動源14a、軸部14b、第1ワンウェイクラッチ14c、および、第2ワンウェイクラッチ14dを備えている。軸部14bは、駆動源14aに設けられている。第1ワンウェイクラッチ14c、および、第2ワンウェイクラッチ14dは、軸部14bに設けられている。駆動源14aは、たとえば、モータなどを含む。駆動部14が原料計量部移動機構13を駆動する詳細な構成、および、シャッター移動機構15を駆動する詳細な構成については、後述する。
シャッター移動機構15は、制御部6の制御の下、シャッター12を移動させるように構成されている。シャッター移動機構15は、第2溝部15aと、第2溝部15aと係合する第2溝部係合部15bとを含む。シャッター移動機構15の詳細な構成、および、シャッター12を移動させる詳細な構成については、後述する。
原料吐出扉16は、原料計量部10に設けられている。原料吐出扉16は、原料41を吐出する際に開かれるように構成されている。制御部6は、原料計量部移動機構13を制御することにより、原料吐出扉16の開閉の制御を行うように構成されている。原料吐出扉16の開閉を行う制御の詳細な構成については、後述する。
支持部材17は、原料吐出扉16を支持するように構成されている。制御部6は、シャッター移動機構15を制御することにより、支持部材17による原料吐出扉16の支持を解除する制御を行うように構成されている。また、制御部6は、シャッター移動機構15を制御することにより、支持部材17によって原料吐出扉16を支持する制御を行うように構成されている。支持部材17による原料吐出扉16の支持および支持を解除する詳細な構成については、後述する。
原料計量部位置検知部材18は、原料計量部10の位置を検知するように構成されている。具体的には、原料計量部10の容量が最小となる初期位置に原料計量部10が位置しているか否かを検知するように構成されている。原料計量部位置検知部材18は、たとえば、押しボタンを含む。原料計量部位置検知部材18は、押下された場合、制御部6に対して信号を送信するように構成されている。また、原料計量部位置検知部材18は、押下されていない場合、制御部6に対しては信号を送信しない。原料計量部位置検知部材18は、いわゆる、ON/OFFスイッチである。
シャッター位置検知部材19は、シャッター12の位置を検知するように構成されている。シャッター位置検知部材19は、たとえば、押しボタンを含む。シャッター位置検知部材19は、押下されている場合、制御部6に対して信号を送信する。また、シャッター位置検知部材19は、押下されていない場合、制御部6に対しては信号を送信しない。シャッター位置検知部材19は、いわゆる、ON/OFFスイッチである。
図3に示すように、原料格納部11は、原料計量部10の上方に設けられている。原料格納部11は、格納された原料41を、重力によって下方の原料計量部10に移動させるように構成されている。なお、本明細書において、垂直方向(図3の上下方向)をZ方向とする。Z方向のうち、上方向をZ1方向とする。また、Z方向のうち、下方向をZ2方向とする。また、Z方向と直交する面内において、互いに直行する2方向を、X方向およびY方向とする。図3に示す例では、図3の左右方向をX方向とし、右方向をX1方向、左方向をX2方向とする。また、図3の紙面の奥に向かう方向をY1方向、図3の紙面の手前側に向かう方向をY2方向とする。
また、図3に示すように、原料計量部移動機構13は、上下スライダ13cを含む。上下スライダ13cは、駆動部14によって、上下方向に移動させられる。上下スライダ13cには、第1溝部13aが設けられている。図3に示すように、第1溝部13aは、水平方向(X方向)に沿って設けられている。また、上下スライダ13cには、第3溝部13dが設けられている。第3溝部13dは、水平方向(X方向)に沿って設けられている。
第1溝部13aは、上下スライダ13cにおいて、水平方向の一方側であり、かつ、垂直方向の一方側に設けられている。図3に示す例では、第1溝部13aは、上下スライダ13cにおいて、X2方向側であり、かつ、Z2方向側に設けられている。また、第3溝部13dは、上下スライダ13cにおいて、水平方向の他方側であり、かつ、垂直方向の他方側に設けられている。図3に示す例では、第3溝部13dは、上下スライダ13cにおいて、X1方向側であり、かつ、Z1方向側に設けられている。
また、図3に示すように、シャッター移動機構15は、左右スライダ15cを含む。左右スライダ15cは、駆動部14によって、左右方向(X方向)に移動させられる。また、左右スライダ15cには、シャッター12が設けられている。したがって、シャッター12は、左右スライダ15cとともに一体的に移動する。また、左右スライダ15cには、第2溝部15aが設けられている。図3に示すように、第2溝部15aは、垂直方向(Z方向)に沿って設けられている。また、左右スライダ15cには、Z方向に沿って延びるとともに、Y2方向に突出する第1突出部15dが設けられている。また、左右スライダ15cには、Z方向に沿って延びるとともに、Y2方向に突出する第2突出部15eが設けられている。
図4に示すように、シャッター12には、開口部12aが設けられている。シャッター12の開口部12aと、原料格納部11の連通部分20とが重なった場合、連通部分20が開放される。連通部分20が開放された場合、重力によって、原料41が原料格納部11から原料計量部10に移動する。
図5は、連通部分20が開放された状態の原料計量機構1をZ1方向からみた平面視における模式図である。図5に示すように、X方向における連通部分20の位置と、X方向におけるシャッター12の開口部12aの位置とが一致する場合、連通部分20が開放される。
(原料計量部の構成)
次に、図6を参照して、原料計量部10の構成について説明する。
図6に示すように、第1部材10aは、筒状形状を有している。また、第2部材10bは、筒状形状を有している。第1部材10aの外径d1の大きさは、第2部材10bの内径d2の大きさよりも小さい。すなわち、第1部材10aは、第2部材10bの内側にはまり込むように構成されている。また、第2部材10bは、第1部材10aに対して相対移動するように構成されている。
本実施形態では、制御部6は、原料計量部10を上下方向(Z方向)に移動させることにより、原料計量部10の容積を変更する制御を行うように構成されている。具体的には、制御部6は、第1部材10aおよび第2部材10bのいずれかを上下方向に移動させる制御を行うことにより、原料計量部10の容積を変更する制御を行うように構成されている。本実施形態では、制御部6は、原料計量部移動機構13を制御して、第2部材10bを上下方向に移動させることにより、原料計量部10の容積を変更するように構成されている。
また、図6に示すように、原料吐出扉16には、第3溝部係合部13eが設けられている。また、原料吐出扉16の下方(Z2方向側)には、原料計量部位置決め部材21が設けられている。原料計量部位置決め部材21の一方側には、突出部21aが設けられている。図6に示す例では、突出部21aは、原料計量部位置決め部材21のX2方向側に設けられている。なお、原料吐出扉16は、回転軸22を中心に回転可能に原料計量部位置決め部材21に設けられている。
(駆動部の構成)
次に、図7および図8を参照して、駆動部14の構成について説明する。
図7に示すように、駆動源14aは、軸部14bの一方側の端部に設けられている。軸部14bの他方側の端部には、第1ワンウェイクラッチ14cが設けられている。また、第2ワンウェイクラッチ14dは、軸部14bにおいて、駆動源14aと、第1ワンウェイクラッチ14cとの間の位置に設けられている。本実施形態では、駆動源14aは、軸部14bのY1方向側の端部に設けられている。また、第1ワンウェイクラッチ14cは、軸部14bのY2方向側の端部に設けられている。
本実施形態では、第1ワンウェイクラッチ14cの外周側に、回転部材13fが設けられている。また、回転部材13fには、第1溝部係合部13bが設けられている。したがって、第1溝部係合部13bは、第1ワンウェイクラッチ14cが回転することにより、回転部材13fとともに回転する。すなわち、第1溝部係合部13bは、円状に移動するように設けられている。
また、第2ワンウェイクラッチ14dの外周側には、第1ギア14eが設けられている。第1ギア14eには、第2ギア15fが係合している。また、第2ギア15fには、第2溝部係合部15bが設けられている。したがって、第1ギア14eは、第2ワンウェイクラッチ14dが回転することにより、第2ワンウェイクラッチ14dとともに回転する。第1ギア14eが回転すると、第2ギア15fが回転する。第2溝部係合部15bは、第2ギア15fが回転することにより、第2ギア15fとともに回転する。すなわち、第2溝部係合部15bは、第1溝部係合部13bとは異なる位置において円状に移動するように設けられている。
また、軸部14bには、第3ギア14fが設けられている。第3ギア14fは、第1ギア14eと接続されており、第1ギア14eとともに一体的に回転するように構成されている。また、第3ギア14fには、第4ギア14gが係合している。第4ギア14gには、ロータリエンコーダ14hが一体形成されている。したがって、第3ギア14fは、第2ワンウェイクラッチ14dが回転することにより、第1ギア14eとともに回転する。第3ギア14fが回転すると、第4ギア14gが回転する。ロータリエンコーダ14hは、第4ギア14gが回転することにより回転する。すなわち、ロータリエンコーダ14hは、第2ギア15fとともに回転する。
制御部6は、駆動部14の回転量を制御することにより、原料計量部10の容積を変更する制御を行うように構成されている。具体的には、制御部6は、ロータリエンコーダ14hの出力値に基づいて、駆動部14の回転量を取得するように構成されている。制御部6は、取得した駆動部14の回転量に基づいて、原料計量部10の容積を取得し、原料計量部10の容積が所定の容積となるように変更する制御を行うように構成されている。
図8は、駆動部14のうち、回転部材13f、第1ギア14e、および、第2ギア15fをY2方向側から見た模式図である。
本実施形態では、第1ワンウェイクラッチ14cは、第1方向に回転するように構成されている。また、第2ワンウェイクラッチ14dは、第1方向とは反対方向である第2方向に回転するように構成されている。具体的には、第1ワンウェイクラッチ14cは、軸部14bを中心軸として、第1方向に回転するように構成されている。したがって、回転部材13fは、第1ワンウェイクラッチ14cとともに、第1方向に回転する。そのため、第1溝部係合部13bは、回転部材13fとともに、第1方向に回転する。本実施形態では、第1ワンウェイクラッチ14cは、第1方向として、Y2方向から見た場合における反時計回りの方向に回転するように構成されている。
また、第2ワンウェイクラッチ14dは、軸部14bを中心軸として、第2方向に回転するように構成されている。したがって、第1ギア14eは、第2方向に回転する。第1ギア14eが第2方向に回転するので、第2ギア15fは、第1方向に回転する。すなわち、第2溝部係合部15bは、第2ギア15fとともに、第1方向に回転する。本実施形態では、第2ワンウェイクラッチ14dは、第2方向として、Y2方向から見た場合における時計回りの方向に回転するように構成されている。
本実施形態では、制御部6は、単一の駆動部14を第1方向に回転させることにより、第1ワンウェイクラッチ14cを介して原料計量部移動機構13を駆動する制御を行うように構成されている。また、制御部6は、単一の駆動部14を第2方向に回転させることにより、第2ワンウェイクラッチ14dを介してシャッター移動機構15を駆動する制御を行うように構成されている。
また、本実施形態では、第1ワンウェイクラッチ14cを回転させる際に、第1ワンウェイクラッチ14cが空転することを抑制するための付勢部材(図示せず)が設けられている。また、第2ワンウェイクラッチ14dを回転させる際に、第2ワンウェイクラッチ14dが空転することを抑制するための付勢部材(図示せず)が設けられている。
(原料を計量する構成)
次に、図9〜図13を参照して、原料計量機構1が原料41を計量し、計量した原料41を原料粉砕部2に吐出する構成について説明する。
まず、図9(A)および図9(B)を参照して、原料計量部移動機構13が原料計量部10の容積を変更する構成について説明する。
図9(A)に示すように、容積を変更する前の状態では、第2部材10bが原料計量部位置検知部材18を押下する位置に配置されている。本実施形態では、図9(A)に示すような位置に第2部材10bが配置されている状態を、原料計量部10が初期位置に配置されている状態とする。
制御部6は、単一の駆動部14を第1方向に回転させることにより、第1溝部係合部13bを第1溝部13aに沿って移動させ、原料計量部10を移動させる。具体的には、第1溝部係合部13bは、第1溝部13aに沿って移動することにより、原料計量部10を垂直方向に移動させるように構成されている。図9(A)に示す状態において、駆動部14を第1方向に回転させると、第1溝部係合部13bは、第1溝部13aに沿ってX2方向に移動する。第1溝部係合部13bは、円状に移動するため、第1溝部13aに沿ってX2方向に移動すると、図9(B)に示すように、上下スライダ13cがZ2方向に移動する。
原料吐出扉16に設けられている第3溝部係合部13eは、上下スライダ13cに設けられた第3溝部13dに係合している。そのため、上下スライダ13cがZ2方向に移動した場合、第3溝部係合部13eがZ2方向に移動する。支持部材17によって原料吐出扉16が支持された状態において第3溝部係合部13eがX2方向に移動した場合、原料吐出扉16は、開くことなく第2部材10bとともに、X2方向に移動する。これにより、原料計量部10の容積が変更される。また、第2部分がX2方向に移動することにより、原料計量部位置検知部材18が押下されていない状態となる。
(シャッターの移動)
図10(A)に示すように、シャッター12を移動する前の状態では、シャッター12によって、シャッター位置検知部材19が押下されている。また、支持部材17は、L字状形状を有しており、原料吐出扉16をZ2方向側から支持している。制御部6は、単一の駆動部14を第2方向に回転させることにより、第2溝部係合部15bを第2溝部15aに沿って移動させ、シャッター12を移動させる制御を行うように構成されている。具体的には、第2溝部係合部15bは、第2溝部15aに沿って移動することにより、左右スライダ15cを水平方向(X方向)に移動させることにより、シャッター12を水平方向に移動させるように構成されている。図10(A)に示す例では、制御部6が駆動部14(図7参照)を第2方向に回転させることにより、第2溝部係合部15bを第1方向に回転させる。第2溝部15aは、垂直方向に沿って設けられているため、第2溝部係合部15bは、第2溝部15aに沿って、垂直方向に移動する。図10(B)に示す例は、第2溝部係合部15bが、第2溝部15aに沿ってZ1方向の端部に移動したのち、Z2方向に移動した状態を示している。
第2溝部係合部15bは、第2ギア15fとともに、円状に移動するため、第2溝部係合部15bがZ1方向に移動したのち、Z2方向に移動すると、シャッター12はX2方向に移動する。シャッター12がX2方向に移動することにより、シャッター位置検知部材19が押下されていない状態となる。
第1突出部15dは、左右スライダ15cのX1方向側の端部に設けられている。したがって、左右スライダ15cがX2方向に移動する際に、第1突出部15dが支持部材17にX1方向側から当接し、支持部材17をX2方向側に移動させる。これにより、支持部材17による原料吐出扉16の支持が解除される。
シャッター12がX2方向側に移動した場合、図11に示すように、X方向における連通部分20の位置と、X方向におけるシャッター12の開口部12aの位置とがずれる。言い換えると、X方向における連通部分20の位置に、シャッター12の開口部12a以外の部分が重なる状態となる。すなわち、連通部分20が塞がれた状態となり、原料41の計量が完了する。なお、図10(A)および図10(B)においては、便宜上、支持部材17を1つしか図示していないが、実際にはY1方向側にも同様の支持部材17が設けられており、Z2方向から原料吐出扉16を支持している。
(原料の吐出)
次に、図12および図13を参照して、原料計量機構1が原料41を吐出する構成について説明する。
図12(A)は、支持部材17による原料吐出扉16の支持が解除された状態である。この状態において、制御部6は、駆動部14を駆動することにより、上下スライダ13cをZ2方向に移動させる。
図12(A)に示すように、筐体1aには、当接部1bが設けられている。図12(B)に示すように、上下スライダ13cがZ2方向に移動した場合、突出部21aが当接部1bに当接する。図12(B)の状態では、上下スライダ13cがZ2方向に移動したとしても、原料計量部10は、Z2方向には移動することができない。すなわち、図12(B)に示す位置が、原料計量部10のZ2方向における下限の位置である。本実施形態では、この位置を、原料吐出位置とする。
図13(A)に示すように、原料計量部10を原料吐出位置まで移動させた後、制御部6は、駆動部14をさらに駆動することにより、上下スライダ13cをZ2方向に対してさらに移動させる。
制御部6は、原料吐出位置から上下スライダ13cをZ2方向にさらに移動させることにより、第3溝部13dを、Z2方向に移動させる。第3溝部13dがZ2方向に移動させられると、第3溝部13dに係合している第3溝部係合部13eは、Z2方向に移動する。第3溝部係合部13eがZ2方向に移動すると、図13(B)に示すように、原料吐出扉16は、回転軸22を中心に第1方向に回転する。これにより、原料吐出扉16が開かれ、原料41が原料粉砕部2に吐出される。
(初期位置への移動)
次に、図14〜図16を参照して、原料計量部10を初期位置に移動させる構成について説明する。
制御部6は、原料41を吐出後、原料計量部移動機構13を制御することにより、原料計量部10を容量が最小となる初期位置に移動させる。具体的には、図14(A)に示すように、原料41を吐出後、制御部6は、駆動部14を駆動させ、第1溝部係合部13bを円状に移動させ、上下スライダ13cをZ1方向に移動させる。制御部6が上下スライダ13cをZ1方向に移動させることによって、第3溝部係合部13eは、Z1方向に移動する。第3溝部係合部13eがZ1方向に移動すると、図14(B)に示すように、原料吐出扉16は、回転軸22を中心に第2方向に回転する。これにより、原料吐出扉16が閉じられる。
原料吐出扉16が閉じられた後、図15(A)に示すように、制御部6は、駆動部14を駆動させることにより、上下スライダ13cをZ1方向にさらに移動させる。制御部6が上下スライダ13cをZ1方向にさらに移動させることによって、第3溝部係合部13eは、Z1方向にさらに移動する。制御部6は、原料計量部位置検知部材18が押下されるまで、上下スライダ13cを移動させる。これにより、図15(B)に示すように、第2部材10bが初期位置に移動する。
第2部材10bが初期位置に移動した後、制御部6は、シャッター移動機構15を制御することにより、シャッター12を、連通部分20を開放する位置に移動させる制御を行うように構成されている。具体的には、図16(A)に示すように、制御部6は、駆動部14を駆動することにより、第2溝部係合部15bを円状に移動させる。第2溝部係合部15bを円状に移動させることにより、図16(B)に示すように、シャッター12がX1方向に移動する。制御部6は、シャッター位置検知部材19が押下されるまで、シャッター移動機構15によってシャッター12を移動させる。
第2突出部15eは、左右スライダ15cのX2方向側の端部に設けられている。したがって、左右スライダ15cをX1方向に移動させる際に、第2突出部15eが、X2方向側から支持部材17に当接する。第2突出部15eが当接した状態で左右スライダ15cがX1方向に移動することにより、支持部材17がX1方向に移動する。これにより、支持部材17が原料吐出扉16を支持する状態となる。
また、シャッター12がX1方向に移動することにより、X方向におけるシャッター12の開口部12aの位置と、連通部分20の位置とが一致するため、連通部分20が開放される。そのため、原料格納部11から原料計量部10に原料41が移動する。
次に、図17を参照して、本実施形態における制御部6が原料41を計量し、原料41を吐出したのち、原料計量部10を初期位置に移動させる一連の処理について説明する。
ステップ101において、制御部6は、原料計量部移動機構13を制御することにより、原料計量部10の容積を変更する。この処理により、原料計量部10によって計量される原料41の量が設定される。
ステップ102において、制御部6は、シャッター移動機構15を制御することにより、左右スライダ15cを介してシャッター12を移動させ、連通部分20を塞ぐ。ステップ102の処理を行うことにより、原料41の計量が完了する。また、このステップにおいて、支持部材17による原料吐出扉16の支持が解除される。
ステップ103において、制御部6は、原料計量部移動機構13を制御することにより、上下スライダ13cを介して原料計量部10を原料吐出位置に移動させる。
ステップ104において、制御部6は、原料計量部移動機構13を制御することにより、上下スライダ13cを介して原料吐出扉16を開く。この処理により、原料41が原料粉砕部2に吐出される。
ステップ105において、制御部6は、原料計量部10内の原料41がすべて吐出されたか否かを判定する。原料41がすべて吐出された場合、処理は、ステップ107へ進む。原料41がすべて吐出されていない場合、処理は、ステップ106へ進む。
ステップ106において、制御部6は、原料計量部移動機構13を制御することにより、原料計量部10から原料41を吐出させる。たとえば、制御部6は、原料計量部10を上下方向に小刻みに移動させるなどして、原料41を吐出させてもよい。また、たとえば、原料計量部10に対して振動を印加する部材をさらに備え、原料計量部10に対して振動を印加することにより、原料41を吐出させてもよい。その後、処理は、ステップ107へ進む。
ステップ107において、制御部6は、原料計量部移動機構13を制御することにより、上下スライダ13cを介して原料吐出扉16を閉じる。
ステップ108において、制御部6は、原料計量部移動機構13を制御することにより、上下スライダ13cを介して第2部材10bを移動させ、原料計量部10を初期位置に移動させる。なお、制御部6は、原料計量部位置検知部材18からの信号を受信したことにより、原料計量部10が初期位置に移動したと判定する。
ステップ109において、制御部6は、シャッター移動機構15を制御することにより、左右スライダ15cを介してシャッター12を移動させる。この処理により、連通部分20が開放され、原料格納部11から原料計量部10に原料41が移動する。なお、制御部6は、シャッター位置検知部材19からの信号を受信したことにより、連通部分20が開放される位置にシャッター12が位置していると判定する。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、飲料供給装置100は、飲料40の原料41を計量する原料計量部10と、原料計量部10の上方に設けられ、原料計量部10に連通する連通部分20を有しており、格納された原料41を、重力によって下方の原料計量部10に移動させる原料格納部11と、原料計量部10と、原料格納部11の間に設けられ、原料計量部10と原料格納部11との連通部分20を塞ぐ位置と、連通部分20を開放する位置とを移動するシャッター12と、原料計量部10を移動させることにより、原料計量部10の容積を変更する制御を行う制御部6とを備える。これにより、原料計量部10の容積を変更することによって、1つの原料計量部10によって様々な分量の原料41を計量することができる。したがって、所定量の原料を計量できる複数の原料計量部を備える構成と比較して、部品点数が増加することを抑制することができる。その結果、計量する量を可変とする場合に、部品点数が増加することを抑制することができる。また、原料41が重力によって原料格納部11から原料計量部10へと移動するため、原料41を供給する部材を設けることなく、原料格納部11から原料計量部10へと原料を移動させることができる。その結果、原料41を供給する部材を設ける必要がなくなるので、装置が大型化することを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部6は、原料計量部10を上下方向に移動させることにより、原料計量部10の容積を変更する制御を行うように構成されている。これにより、原料計量部10を上下方向に移動させることにより、原料計量部10の容積を容易に変更することができる。
また、本実施形態では、上記のように、原料計量部10は、筒状形状を有する第1部材10aと、筒状形状を有し、第1部材10aに対して相対移動する第2部材10bとを含み、制御部6は、第1部材10aおよび第2部材10bのいずれかを上下方向に移動させる制御を行うことにより、原料計量部10の容積を変更する制御を行うように構成されている。これにより、第1部材10aおよび第2部材10bが筒状形状を有しているため、第1部材10aおよび第2部材10bの一方を、他方の内部に配置することができる。その結果、第1部材10aおよび第2部材10bの一方を、他方の内部に配置した状態において、第1部材10aおよび第2部材10bのいずれかを上下方向に移動させることにより、原料計量部10全体の高さを容易に変更することが可能となるので、原料計量部10の容積を容易に変更することができる。
また、本実施形態では、上記のように、原料計量部10を移動させる原料計量部移動機構13と、原料計量部移動機構13を駆動する駆動部14とをさらに備え、制御部6は、駆動部14の回転量を制御することにより、原料計量部10の容積を変更する制御を行うように構成されている。これにより、駆動部14の回転量に基づいて原料計量部10の容積が変更されるので、駆動部14の回転量と原料計量部10の容積とを対応付けておくことにより、原料計量部10の容積を、所望の容積に容易に変更することができる。その結果、計量する量を可変とする場合に、部品点数が増加することを抑制しつつ、原料計量部10の容積を、所望の容積に容易に変更することができる。
また、本実施形態では、上記のように、シャッター12を移動させるシャッター移動機構15をさらに備え、駆動部14は、軸部14bと、軸部14bに設けられ、第1方向に回転する第1ワンウェイクラッチ14cと、軸部14bに設けられ、第1方向とは反対方向である第2方向に回転する第2ワンウェイクラッチ14dとを含み、制御部6は、単一の駆動部14を第1方向に回転させることにより、第1ワンウェイクラッチ14cを介して原料計量部移動機構13を駆動する制御を行うとともに、単一の駆動部14を第2方向に回転させることにより、第2ワンウェイクラッチ14dを介してシャッター移動機構15を駆動する制御を行うように構成されている。これにより、原料計量部移動機構13を駆動する際の駆動部の回転方向と、シャッター移動機構15を駆動する際の駆動部の回転方向とを、互いに異ならせることができる。したがって、原料計量部移動機構13と、シャッター移動機構15とを、単一の駆動部14によって個別に独立して駆動することができる。その結果、シャッター移動機構15によってシャッター12を移動させる際に、原料計量部10の容積が変更されることを防止することが可能となるので、原料41を精度よく計量することができる。
また、本実施形態では、上記のように、原料計量部移動機構13は、第1溝部13aと、第1溝部13aに係合する第1溝部係合部13bとを有しており、シャッター移動機構15は、第2溝部15aと、第2溝部15aに係合する第2溝部係合部15bとを有しており、制御部6は、単一の駆動部14を第1方向に回転させることにより、第1溝部係合部13bを第1溝部13aに沿って移動させ、原料計量部10を移動させるとともに、単一の駆動部14を第2方向に回転させることにより、第2溝部係合部15bを第2溝部15aに沿って移動させ、シャッター12を移動させる制御を行うように構成されている。これにより、原料計量部移動機構13およびシャッター移動機構15を、溝部係合部(第1溝部係合部13bおよび第2溝部係合部15b)が溝部(第1溝部13aおよび第2溝部15a)に沿って移動することにより、原料計量部10およびシャッター12を往復移動させることが可能な、いわゆる溝カム機構として構成することができる。したがって、単一の駆動部を第1方向に回転させ続けることにより、原料計量部を往復移動させることができる。また、単一の駆動部を第2方向に回転させ続けることにより、シャッター12を往復移動させることができる。その結果、単一の駆動部14の回転方向を切り替えることによって、原料計量部移動機構13およびシャッター移動機構15を駆動する場合でも、原料計量部移動機構13による原料計量部10の往復移動と、シャッター移動機構15によるシャッター12の往復移動とを、個別に独立して行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1溝部13aは、水平方向に沿って設けられており、第1溝部係合部13bは、円状に移動するように設けられており、第1溝部13aに沿って移動することにより、原料計量部10を垂直方向に移動させるように構成されており、第2溝部15aは、垂直方向に沿って設けられており、第2溝部係合部15bは、第1溝部係合部13bとは異なる位置において円状に移動するように設けられており、第2溝部15aに沿って移動することにより、シャッター12を水平方向に移動させるように構成されている。これにより、第1溝部係合部13bを円状に移動させることにより、原料計量部10を容易に垂直方向に移動させることができる。その結果、原料計量部10の容積を容易に変更することができる。また、第2溝部係合部15bを円状に移動させることにより、シャッター12を容易に水平方向に移動させることができる。その結果、連通部分20を塞ぐ位置と、連通部分20を開放する位置とに、容易にシャッター12部を移動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、原料計量部10に設けられ、原料41を吐出する際に開かれる原料吐出扉16と、原料吐出扉16を支持する支持部材17とをさらに備え、制御部6は、シャッター移動機構15を制御することにより、支持部材17による原料吐出扉16の支持を解除する制御を行うとともに、原料計量部移動機構13を制御することにより、原料吐出扉16の開閉の制御を行うように構成されている。これにより、シャッター移動機構15によって支持部材17による原料吐出扉16の支持の解除を制御するため、原料計量部移動機構13を駆動中に、支持部材17による原料吐出扉16の支持が解除されることを抑制することができる。その結果、原料41を計量中に原料吐出扉16から原料41が吐出することを防止することが可能となるので、原料41を精度よく計量することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部6は、原料41を吐出後、原料計量部移動機構13を制御することにより、原料計量部10を容量が最小となる初期位置に移動させ、シャッター移動機構15を制御することにより、シャッター12を上記開放する位置に移動させる制御を行うように構成されている。これにより、原料41を吐出した後、原料計量部10に対して最小量の原料41を供給することができる。したがって、原料41を吐出する毎に、最小量の原料41が原料計量部10に供給される。そのため、最小量の原料41を吐出する場合には、原料計量部10の容積を変更することなく原料41を吐出することができる。また、原料計量部10の容積を変更する場合でも、原料計量部10の容積を変更した分の原料41の移動のみで計量が完了する。これらの結果、原料計量部10の容積を決定した後でシャッター12を開き、原料41を計量する構成と比較して、原料41の計量に要する時間を短縮することができる。なお、最小量の原料41とは、原料計量部10の容積が最小である場合に原料計量部10に格納される原料41のことである。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変更例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、第2部材10bを上下方向に移動させることにより、原料計量部10の容積を変更する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、第1部材を上下方向に移動させることにより、原料計量部の容積を変更するように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、第2ワンウェイクラッチ14dとともに回転するロータリエンコーダ14hによって、駆動部14の回転量を取得することにより、原料計量部10の容積を変更する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、駆動源の回転量を直接取得するエンコーダを設けることにより、駆動源の回転量を取得することにより、原料計量部の容積を変更するように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、第1ワンウェイクラッチ14cを第1方向に回転し、第2ワンウェイクラッチ14dを第2方向に回転する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。第1ワンウェイクラッチは、第2方向に回転するように構成されていてもよい。また、第2ワンウェイクラッチは、第1方向に回転するように構成されていてもよい。第1ワンウェイクラッチの回転方向と第2ワンウェイクラッチの回転方向とが反対方向であれば、回転方向を問わない。
また、上記実施形態では、原料計量部移動機構13およびシャッター移動機構15を、いわゆる溝カム機構として構成する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、原料計量部移動機構およびシャッター移動機構は、偏心カム機構として構成されていてもよい。単一の駆動部によって駆動されれば、原料計量部移動機構およびシャッター移動機構はどのように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、支持部材17によって原料吐出扉16を支持する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、原料吐出扉に対して下側から付勢する付勢部材を設けることにより、原料吐出扉を支持するように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、原料計量部10を初期位置に移動させた後、シャッター12を移動させることにより、連通部分20を開放する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、原料計量部を初期位置に移動させたあと、すぐに連通部分を開放しなくてもよい。連通部分は、次の計量が開始される前に開放されれば、どのようなタイミングにおいて開放されてもよい。
また、上記実施形態では、原料41として、コーヒー豆を計量する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。コーヒー豆以外を計量してもよい。たとえば、茶葉などを計量するように構成されていてもよい。また、原料計量部を密閉するように構成すれば、原料として、液体を計量するように構成されていてもし、粉体を計量するように構成されていてもよい。
10 原料計量部
11 原料格納部
12 シャッター
13 原料計量部移動機構
13a 第1溝部
13b 第1溝部係合部
14 駆動部
14b 軸部
14c 第1ワンウェイクラッチ
14d 第2ワンウェイクラッチ
15 シャッター移動機構
16 原料吐出扉
17 支持部材
20 連通部分
40 飲料
41 原料
100 飲料供給装置

Claims (9)

  1. 飲料の原料を計量する原料計量部と、
    前記原料計量部の上方に設けられ、前記原料計量部に連通する連通部分を有しており、格納された前記原料を、重力によって下方の前記原料計量部に移動させる原料格納部と、
    前記原料計量部と、前記原料格納部の間に設けられ、前記原料計量部と前記原料格納部との前記連通部分を塞ぐ位置と、前記連通部分を開放する位置とを移動するシャッターと、
    前記原料計量部を移動させることにより、前記原料計量部の容積を変更する制御を行う制御部とを備える、飲料供給装置。
  2. 前記制御部は、前記原料計量部を上下方向に移動させることにより、前記原料計量部の容積を変更する制御を行うように構成されている、請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記原料計量部は、筒状形状を有する第1部材と、筒状形状を有し、前記第1部材に対して相対移動する第2部材とを含み、
    前記制御部は、前記第1部材および前記第2部材のいずれかを上下方向に移動させる制御を行うことにより、前記原料計量部の容積を変更する制御を行うように構成されている、請求項2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記原料計量部を移動させる原料計量部移動機構と、
    前記原料計量部移動機構を駆動する駆動部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記駆動部の回転量を制御することにより、前記原料計量部の容積を変更する制御を行うように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料供給装置。
  5. 前記シャッターを移動させるシャッター移動機構をさらに備え、
    前記駆動部は、軸部と、前記軸部に設けられ、第1方向に回転する第1ワンウェイクラッチと、前記軸部に設けられ、前記第1方向とは反対方向である第2方向に回転する第2ワンウェイクラッチとを含み、
    前記制御部は、単一の前記駆動部を前記第1方向に回転させることにより、前記第1ワンウェイクラッチを介して前記原料計量部移動機構を駆動する制御を行うとともに、単一の前記駆動部を前記第2方向に回転させることにより、前記第2ワンウェイクラッチを介して前記シャッター移動機構を駆動する制御を行うように構成されている、請求項4に記載の飲料供給装置。
  6. 前記原料計量部移動機構は、第1溝部と、前記第1溝部に係合する第1溝部係合部とを有しており、
    前記シャッター移動機構は、第2溝部と、前記第2溝部に係合する第2溝部係合部とを有しており、
    前記制御部は、単一の前記駆動部を前記第1方向に回転させることにより、前記第1溝部係合部を前記第1溝部に沿って移動させ、前記原料計量部を移動させるとともに、単一の前記駆動部を前記第2方向に回転させることにより、前記第2溝部係合部を前記第2溝部に沿って移動させ、前記シャッターを移動させる制御を行うように構成されている、請求項5に記載の飲料供給装置。
  7. 前記第1溝部は、水平方向に沿って設けられており、
    前記第1溝部係合部は、円状に移動するように設けられており、前記第1溝部に沿って移動することにより、前記原料計量部を垂直方向に移動させるように構成されており、
    前記第2溝部は、垂直方向に沿って設けられており、
    前記第2溝部係合部は、前記第1溝部係合部とは異なる位置において円状に移動するように設けられており、前記第2溝部に沿って移動することにより、前記シャッターを水平方向に移動させるように構成されている、請求項6に記載の飲料供給装置。
  8. 前記原料計量部に設けられ、前記原料を吐出する際に開かれる原料吐出扉と、
    前記原料吐出扉を支持する支持部材とをさらに備え、
    前記制御部は、前記シャッター移動機構を制御することにより、前記支持部材による前記原料吐出扉の支持を解除する制御を行うとともに、前記原料計量部移動機構を制御することにより、前記原料吐出扉の開閉の制御を行うように構成されている、請求項5〜7のいずれか1項に記載の飲料供給装置。
  9. 前記制御部は、前記原料を吐出後、前記原料計量部移動機構を制御することにより、前記原料計量部を容量が最小となる初期位置に移動させ、前記シャッター移動機構を制御することにより、前記シャッターを前記開放する位置に移動させる制御を行うように構成されている、請求項5〜8のいずれか1項に記載の飲料供給装置。
JP2019173011A 2019-09-24 2019-09-24 飲料供給装置 Active JP7451914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019173011A JP7451914B2 (ja) 2019-09-24 2019-09-24 飲料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019173011A JP7451914B2 (ja) 2019-09-24 2019-09-24 飲料供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021049029A true JP2021049029A (ja) 2021-04-01
JP7451914B2 JP7451914B2 (ja) 2024-03-19

Family

ID=75154924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019173011A Active JP7451914B2 (ja) 2019-09-24 2019-09-24 飲料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7451914B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194178U (ja) * 1981-05-28 1982-12-09
JP2001046231A (ja) * 1999-06-04 2001-02-20 Sanyo Electric Co Ltd コーヒー飲料の製造装置
JP2012509134A (ja) * 2008-11-21 2012-04-19 サラ リー/デーエー ビー.ヴィ. コーヒー豆を定量供給するシステム、パッケージ、機器及び方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3676153B2 (ja) 1999-11-12 2005-07-27 三洋電機株式会社 コーヒー飲料抽出装置
JP4158342B2 (ja) 2001-01-29 2008-10-01 富士電機リテイルシステムズ株式会社 コーヒー飲料の製造装置
CA2752745C (en) 2009-02-17 2017-01-17 Sara Lee/De B.V. Coffee bean packaging cartridge and coffee beverage system including same
JP5526394B2 (ja) 2012-04-16 2014-06-18 ペニージャパン株式会社 粉末食品の定量サーバ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194178U (ja) * 1981-05-28 1982-12-09
JP2001046231A (ja) * 1999-06-04 2001-02-20 Sanyo Electric Co Ltd コーヒー飲料の製造装置
JP2012509134A (ja) * 2008-11-21 2012-04-19 サラ リー/デーエー ビー.ヴィ. コーヒー豆を定量供給するシステム、パッケージ、機器及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7451914B2 (ja) 2024-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6912444B2 (ja) 測定量の、ばらけた材料を分配するためのシステムおよび方法
US9198535B2 (en) Device for dosing ground coffee and machine comprising such device
TWI498092B (zh) 藉著自動供水至加熱器槽之飲料形成方法及裝置
JP6465882B2 (ja) 飲料を調製するための抽出装置
CN102869291B (zh) 用于控制调制的饮料质量的方法和设备
US11237038B2 (en) Weighing assembly, coffee grinder and machine comprising same and method for the operation thereof
JP7012076B2 (ja) 特定の種類のコーヒー豆を供給するように構成されている供給ユニット、ならびにカスタマイズされたブレンドコーヒーを調合する装置および方法
EP2934164B1 (en) A method of dispensing a beverage, a beverage preparation machine and a system
CN112703168A (zh) 用于分配精确温控的水的系统和方法
JP2021049029A (ja) 飲料供給装置
JP7454584B2 (ja) 改良されたドージングシステムを備えたコーヒー粉砕機及びそれに関連する方法
JP3825610B2 (ja) コーヒー飲料の製造装置
JP5065917B2 (ja) 飲料抽出装置
US994717A (en) Dispensing-machine.
KR20230083505A (ko) 드립 커피 머신
WO2022064521A1 (en) Beverage brewing apparatus
IT202200000164A1 (it) "apparato e procedimento di macinazione, relativi macchina e procedimento per la preparazione di bevande

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7451914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150