JP3676153B2 - コーヒー飲料抽出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコーヒー飲料抽出装置に関し、特に、構成を複雑にすることなくコーヒーミルへのコーヒー豆の供給不良を防止することができるコーヒー飲料抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カップ自動販売機等のコーヒー飲料抽出装置は、コーヒー豆を所定の粒度に粉砕して挽き豆とし、この挽き豆を抽出機に供給するコーヒーミルを有する。このコーヒーミルは、例えば、円盤状に形成されて対向して配置される一対の粉砕刃を有し、コーヒー豆貯蔵部に貯蔵されているコーヒー豆を回転する粉砕刃の間に送り込んで粉砕することによって挽き豆を形成して抽出機に供給しており、挽き豆の粒度は粉砕刃の間隔を変化させることで調節することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のコーヒー飲料抽出装置によると、コーヒー豆の粒形状および接触状態に基づいてコーヒー豆貯蔵部内、あるいはコーヒーミルの供給経路内でコーヒー豆同士が密に接触して豆詰まりを生じることがあるため、コーヒー豆がコーヒーミルに送られない状態が生じて挽き豆の供給が停滞し、抽出機へ挽き豆を供給できなくなるという問題がある。一旦、コーヒー豆の詰まりが生じると、豆詰まりを生じた個所を分解して詰まったコーヒー豆を除去し、再びこの個所を組み立てるといった面倒な作業が必要になる。
【0004】
従って、本発明の目的は、コーヒー豆の詰まりを容易に、かつ、確実に解消することのできるコーヒー飲料抽出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、コーヒー豆を所定の粒度の挽き豆に粉砕して抽出機に供給するコーヒーミルを備えたコーヒー飲料抽出装置において、
前記コーヒー豆が前記コーヒーミルへ所定の時間供給されないとき、供給不良信号を発生する信号発生手段と、
前記供給不良信号の入力に基づいて前記コーヒーミルの駆動を停止し、再駆動する制御手段を有するコーヒー飲料抽出装置を提供する。
【0006】
上記したコーヒー飲料抽出装置によると、コーヒーミルを停止させて再駆動することによって慣性変動に基づく振動が発生する。この振動に基づいてコーヒーミルやコーヒー豆貯蔵部に生じるコーヒー豆の詰まりを解消させる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコーヒー飲料抽出装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0008】
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態におけるコーヒー飲料抽出装置を示し、コーヒー豆を貯蔵するコーヒー豆貯蔵部1と、コーヒー豆貯蔵部1から落下するコーヒー豆を下方に誘導するコーヒー豆誘導部2と、コーヒー豆誘導部2を介して供給されるコーヒー豆を粉砕して挽き豆にするコーヒーミル3と、コーヒーミル3の内部に設けられる粉砕刃(後述)を回転させるミルモータ4と、コーヒーミル3で粉砕された挽き豆を体積(容積)に基づいて計量する計量器5と、計量器5の本体を形成する計量室51と、計量室51の内部に挽き豆を導入するための導入部5Aと、計量室51の前端部に開閉自在に支持される前蓋5Bと、計量器5から吐出された挽き豆を抽出機(後述)の挽き豆投入部(図示せず)に誘導する粉シュート6と、コーヒー豆誘導部2に設けられてコーヒー豆の有無を検出するコーヒー豆センサ7と、前蓋5Bが開いたことに基づいて挽き豆の計量完了を検出する光センサ等の計量完了センサ8と、コーヒー豆センサ7および計量完了センサ8の出力信号をA/D変換して出力する検出回路9と、ミルモータ4に電流を供給するモータ駆動回路10と、基準クロック発生部(図示せず)で発生するクロックをカウントすることによって時間を計測するタイマ11と、コーヒー飲料抽出装置の各部の動作を制御する制御部12と、粉シュート6を介して投入された挽き豆に高温の湯を所定の高圧で通過させることによってコーヒー液を抽出する抽出機16と、希釈湯、およびクリーム、砂糖等の補助原料を販売形態に応じてコーヒー液に混合することにより生成したコーヒー飲料を受容するカップ17を有し、計量室51の内部には、導入された挽き豆を前蓋5Bの方向に押圧して吐出させる摺動可能なピストン(図示せず)が内臓されており、計量室51内でピストンの位置を可変させることによって挽き豆6〜13gに相当する容積を設定可能な構造となっている。前蓋5Bは計量室51内に導入された挽き豆がこぼれ出ないように図示しないスプリングで付勢されて閉じられている。
【0009】
図1(b)は、コーヒーミル3の断面を示し、コーヒー豆貯蔵部1(図示せず)から本体32の内部にかけてコーヒー豆Bが満たされた構造としており、本体32の内部に回転自在に収容されてコーヒー豆を粉砕する粉砕刃30と、粉砕刃30を回転させるミルモータ4の回転軸4Aと、粉砕刃30と対向するように本体32内に固定される固定刃31と、回転軸4Aの外周部に螺旋状に取り付けられるコーヒー豆搬送用のワイヤー33Aと、ベアリング35を介して粉砕刃30を回転自在に支持する粉砕刃調整部材36と、粉砕刃調整部材36と本体32との間に設けられるシール部材37を有し、粉砕刃調整部材36は本体32の端面に設けられる蓋3Cによってカバーされている。このコーヒーミル3の豆粉砕能力は毎秒2gである。
【0010】
粉砕刃30は、回転軸4Aとキー結合するキー30Aを有し、回転軸4Aの回転に基づいて回転するとともに回転軸4Aの長さ方向に摺動自在に結合している。
【0011】
本体32は、コーヒー豆誘導部2に連続して設けられる豆導入部32Aと、粉砕刃調整部材36のねじ部36Aとねじ係合するねじ部32Bと、粉砕刃30および固定刃31によって粉砕された挽き豆を計量器5の導入部5Aへ排出する挽き豆排出部32Cを有する。
【0012】
粉砕刃調整部材36は、本体32のねじ部32Bとねじ係合するねじ部36Aを有し、端部に形成されるギヤ部36Bを間隔調整モータ(図示せず)でギヤ駆動することによって回転軸4Aの軸方向に粉砕刃30を移動させる。
【0013】
図2は、計量器5を示し、上部に挽き豆を導入する導入部5Aを有する計量室51と、計量室51の端部に前蓋5Bを回動自在に支持するヒンジ部52と、計量室51の内部に摺動可能に収容されるピストン56Dを一体的に形成され、側面にラック部56Aを有するピストンロッド56と、ピストンロッド56の後端に形成されるバネ部56Bと、バネ部56Bの近傍に形成される切り欠き56Cと、計量室51に取り付けられ、バネ部56Bに当接してピストンロッド56の移動を規制する突起部50A、50Bと、バネ部56Bの切り欠き56Cを光学的に検出する光センサ57と、ピストンロッド56のラック部56Aと噛合する駆動ギヤ58Aを有する駆動軸58と、駆動軸58をトルク伝達部59を介して回転駆動する計量モータ59Aと、計量モータ59Aの回転軸に取り付けられて回転量を検出する計量エンコーダ59Bを有する。駆動ギヤ58Aの直径は17.5mmで形成されており、ラック部56Aと噛み合う歯車部分の外周長は約55mmである。蓋支持部材5Cの開放端は計量室51の側部に達し、末端には前蓋5Bの開動作に基づいて計量完了を検出するための計量完了センサ8を有する。この計量完了センサ8は、計量室51の側部に設けられる光センサ8Aと係合する光検出部8Bを有する。
【0014】
図3(a)は、計量器5の前蓋5Bを閉じた状態であり、ヒンジ部52の回動軸を鉛直方向に設け、前蓋5Bが水平方向に回動して計量室51の最前部を開放するように形成されており、ヒンジ部52は挽き豆が付着しないように前蓋5Bの開口部より上方に設けられてなっている。このヒンジ部52から逆「へ」の字型に形成された蓋支持部材5Cを介して前蓋5Bを固定している。
【0015】
図3(b)は、計量器5の前蓋5Bを開いた状態であり、導入部5Aから計量室51に挽き豆が供給され、挽き豆によって計量室51が満たされると、前蓋5Bが僅かに回動する。この回動に基づいて光検出部8Bで遮光されていた光センサ8Aの発光部8aから光が出射されて受光部8bで受光されると、前述したミルモータ4への通電が停止して計量室51への挽き豆の供給が停止する。停止後、計量モータ59Aが通電されて駆動ギヤ58Aが回転し、ピストンロッド56を前方に移動させる。ピストン56Dの先端には、前蓋5Bに当接する突起部56aが設けられており、挽き豆を押し出した後に前蓋5Bを開放状態で保持する。
【0016】
図4は、計量室51を図示省略した状態のピストンロッド56を示し、前蓋5Bは、ピストン56Dの突起部56aが当接した状態でピストンロッド56が前方に移動することにより、ヒンジ部52を軸として同軸的に設けられるスプリング55Aの反力に抗して紙面上における反時計方向に回動する。このとき、前蓋5Bと計量室51の先端部は離れ、挽き豆は前蓋5Bと計量室51との間に挟まれることなく容易に落下する。
【0017】
図5は、コーヒーミル3の内部でコーヒー豆が詰まった状態を示し、豆導入部32Aの断面減少部でコーヒー豆同士が密に接触することにより豆詰まりが発生している。このような豆詰まりが一旦発生すると、紙面上方から供給されるコーヒー豆の重量によって詰まりを生じた部分が締め固められることにより強固な詰まりとなる。
【0018】
図6は、本発明のコーヒー飲料抽出装置に係るコーヒーミルの動作を示すフローチャートであり、以下にコーヒーミルの動作について説明する。
【0019】
コーヒーミル3で挽き豆を形成する前に、制御部12はコーヒーミルの駆動条件としてエラータイマ時間(S1)、停止および再駆動を繰り返す回数を設定する(S2)。エラータイマ時間は、ミルモータ4の駆動開始時を基準としたコーヒーミル3の最大駆動時間である。本実施の形態では、停止および再駆動を繰り返す回数を2回とし、駆動開始から7秒後に計量完了信号の入力がないときに第1回目の停止および再駆動を行う。また、第1回目の停止および再駆動から4秒後に計量完了信号の入力がないときに第2回目の停止および再駆動を行う。そして、第2回目の停止および再駆動から3秒後に計量完了信号の入力がないときに故障としてミルモータ4を停止する。ミルモータ4は駆動開始時よりタイマ11で駆動時間がコーヒーミル3の計測される。モータ駆動回路10はミルモータ4に通電することによりコーヒーミル3を駆動する。(S3)。
【0020】
コーヒーミル3を駆動すると、回転軸4Aの近傍にあるコーヒー豆がワイヤー33Aの搬送動作に基づいて回転軸4Aに沿って移動し、粉砕刃30および固定刃31の間に送り込まれることによって粉砕される。粉砕された挽き豆は挽き豆排出部32Cに連続する導入部5Aから計量器5に導入される。計量器5の内部が挽き豆で満たされると、前蓋5Bが挽き豆に押されて僅かに開くことから、この前蓋5Bの開動作を計量完了センサ8で検出したときミルモータ4への通電を停止することによってコーヒーミル3を駆動停止する(S4)。
【0021】
コーヒーミル3の駆動停止後、計量室51内に摺動自在に設けられているピストンを駆動して計量器5内に収容されている引き豆を前蓋5Bの方向に押圧する。この押圧に基づいて前蓋5Bが開き、計量室51内に収容されている挽き豆が吐出して粉シュート6を介して下方に落下する。落下した挽き豆は図示しない抽出機に供給される(S5)。
【0022】
また、コーヒーミル3の駆動開始から7秒経過しても計量完了信号が出力されないときは、ミルモータ4を停止させた後、再駆動する。このミルモータ4の停止および再駆動によって慣性変動に基づく振動が生じ、コーヒー豆貯蔵部1およびコーヒーミル3が振動する(S6)。
【0023】
再駆動後、計量完了信号が出力された場合にはミルモータ4を停止し、計量器5内のピストンを駆動して計量室51から挽き豆を吐出させる。また、再駆動から4秒経過しても計量完了信号が出力されないときは、再度ミルモータ4を停止させた後、再駆動する。
【0024】
2回目の再駆動後、計量完了信号が出力された場合にはミルモータ4を停止し、計量器5内のピストンを駆動して計量室51から挽き豆を吐出させる。また、2回目の再駆動から3秒経過しても計量完了信号が出力されないときは、コーヒーミル3の故障としてミルモータ4への通電を停止する(S7)。
【0025】
ミルモータ4の停止後、計量器5内の挽き豆の廃棄動作を行う。この廃棄動作は計量器5のピストンを駆動して計量室51内にある挽き豆を前蓋5Bから押し出して行う(S8)。この挽き豆の廃棄時に計量完了信号が出力されないときは計量完了センサ8の不良である(S9)。
【0026】
計量器5から廃棄された挽き豆は抽出機16に投入される。抽出機16では、計量器5から廃棄された挽き豆の廃棄動作を行った後に抽出待機状態となる(S10)。
【0027】
上記したコーヒー飲料抽出装置によると、コーヒーミル3の駆動開始から所定の時間が経過しても計量完了信号が出力されないとき、ミルモータ4を一時的に停止し、再駆動させることによって振動を発生させるようにしたので、コーヒー豆貯蔵部1やコーヒーミル3で豆詰まりが生じても分解および組み立て等の面倒な作業を必要とせずに容易に豆詰まりを解消することができる。また、ミルモータ4の停止および再駆動を行っても豆詰まりが解消されない場合、ミルモータ4の停止および再駆動を繰り返し行うことにより強固な豆詰まりであっても確実に解消させることが可能になる。本実施の形態では、ミルモータ4の停止および再駆動を2回繰り返しても豆詰まりが解消されないときは故障としてミルモータ4への通電を停止しているが、繰り返しの回数を任意に設定することが可能である。
【0028】
また、故障判定後の挽き豆廃棄時に計量器5のピストンを駆動することによって計量完了センサ8の出力をチェックするので計量完了センサ8の不良を検出することが可能になる。また、計量器5のピストンを駆動することによって計量完了信号が出力されるときは計量完了センサ8は故障していないので、コーヒー豆の供給経路で豆詰まりが発生していると判断することができる。
【0029】
また、計量器5内に充填された挽き豆に基づいて計量完了信号を出力する計量完了センサ8として、例えば、ピストンの先端にマイクロスイッチ等のスイッチと、スイッチをON/OFFするレバーを押すダイアフラムを設け、計量器5内に充填された挽き豆によってダイアフラムが押されることによりスイッチがONになり、このことによって計量完了信号が出力されるようにすることもできる。
【0030】
図7(a)は、本発明の第2の実施の形態におけるコーヒー飲料抽出装置を示し、ミルモータ4に供給される電流をモータ駆動回路10を介して検出回路9で検出し、電流値の変化に基づいてコーヒーミル3内のコーヒー豆の有無を検出する構成において第1の実施の形態のコーヒー飲料抽出装置と相違している。その他、第1の実施の形態のコーヒー飲料抽出装置と同一の構成および機能を有する部分については同一の引用数字を付しているので重複する説明を省略する。
【0031】
図7(b)は、ミルモータ4に供給される電流を検出する構成を示し、電源線13にモータ駆動回路10が接続され、制御部12からの通電信号を入力する信号端子A,Bを有する。信号端子AにH信号を入力し、信号端子BにL信号を入力することによってミルモータ4が所定の方向(例えば、時計方向)に回転する。ミルモータ4を停止させるときは信号端子A,BにH信号を入力してブレーキをかけることにより速やかに停止させた後、信号端子A,BをLレベルにする。ミルモータ4は検知抵抗14を介して接地電位に固定されるとともに検出回路9のA/D変換器15を介して電流検出回路9Aに接続されている。電流検出回路9Aはミルモータ4に通電される電流値に基づく検出信号を制御部12に出力する。
【0032】
図8は、ミルモータ4の駆動時における電流値の変化を示し、コーヒーミル3の粉砕刃30および固定刃31でコーヒー豆を粉砕している状態aではミルモータ4にコーヒー豆粉砕動作に基づく駆動負荷が生じ、この駆動負荷に応じた電流値A1が電流検出回路9Aで検出される。また、コーヒー豆を挽いていない状態bではミルモータ4の駆動負荷が小になる。このことからコーヒー豆貯蔵部1内にコーヒー豆があり、かつ、コーヒー豆を挽いていない状態bの電流値A2を電流検出回路9Aでt秒間検出したとき、制御部12にコーヒー豆の未供給信号が出力される。この未供給信号の発生に基づいて制御部12はミルモータ4の停止および再駆動を行うことにより振動を発生させる。
【0033】
上記した構成によると、コーヒーミル3でコーヒー豆を挽いているときと挽いていないときの駆動負荷に応じたミルモータ4の電流値に基づいてコーヒーミル3内の挽き豆の有無を検出するようにしたので、挽き豆を検出するセンサが不要になって構成を簡素化でき、そのことによってコーヒー飲料抽出装置のコストダウンを図ることができる。また、粉砕刃30および固定刃31の部分におけるコーヒー豆の有無を把握することができる。
【0034】
また、上記したコーヒー豆の未供給信号は、ミルモータ4の回転数の変化を検出回路で検出し、この検出結果に基づいて出力させることも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明のコーヒー飲料抽出装置によると、コーヒー豆がコーヒーミルへ所定の時間供給されないとき、コーヒーミルの駆動を停止し、再駆動するようにしたため、コーヒー豆の詰まりを容易に、かつ、確実に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るコーヒー飲料抽出装置を示す説明図
(b)は、本発明の第1の実施の形態に係るコーヒーミルの断面図
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る計量器の斜視図
【図3】(a)は、計量器の前面部(閉状態)の説明図
(b)は、計量器の前面部(開状態)の説明図
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る計量器の平面図
【図5】コーヒーミル内にコーヒー豆が詰まった状態を示す説明図
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るコーヒー飲料抽出装置の動作を示すフローチャート
【図7】(a)は、本発明の第2の実施の形態に係るコーヒー飲料抽出装置を示す説明図
(b)は、ミルモータの電流検出回路を示す説明図
【図8】ミルモータの駆動時における電流値の変化を示す説明図
【符号の説明】
1 コーヒー豆貯蔵部
2 コーヒー豆誘導部
3 コーヒーミル
3C 蓋
4 ミルモータ
4A 回転軸
5 計量器
5A 導入部
5B 前蓋
5C 蓋支持部材
6 粉シュート
7 コーヒー豆センサ
8 計量完了センサ
8A 光センサ
8B 光検出部
8a 発光部
8b 受光部
9 検出回路
9A 電流検出回路
10 モータ駆動回路
11 タイマ
12 制御部
13 電源線
14 検知抵抗
15 変換器
16 抽出機
17 カップ
30A キー
30 粉砕刃
31 固定刃
32 本体
32A 豆導入部
32B ねじ部
32C 豆排出部
33A ワイヤー
35 ベアリング
36 粉砕刃調整部材
36A ねじ部
36B ギヤ部
37 シール部材
50A 突起部
51 計量室
52 ヒンジ部
55A スプリング
56 ピストンロッド
56A ラック部
56B バネ部
56D ピストン
56a 突起部
57 光センサ
58 駆動軸
58A 駆動ギヤ
59 トルク伝達部
59A 計量モータ
59B 計量エンコーダ
B コーヒー豆

Claims (9)

  1. コーヒー豆を所定の粒度の挽き豆に粉砕して抽出機に供給するコーヒーミルを備えたコーヒー飲料抽出装置において、
    前記コーヒー豆が前記コーヒーミルへ所定の時間供給されないとき、供給不良信号を発生する信号発生手段と、
    前記供給不良信号の入力に基づいて前記コーヒーミルの駆動を停止し、再駆動する制御手段を有することを特徴とするコーヒー飲料抽出装置。
  2. 前記信号発生手段は、前記コーヒーミルから排出される前記挽き豆を受容して容積を計量する計量器と、
    前記計量器に供給される前記挽き豆の圧力に基づいて計量完了信号を出力する計量完了センサと、
    前記コーヒーミルの駆動開始から所定の時間の経過後に計量完了信号の入力がないとき、前記制御手段に前記供給不良信号を出力する検出回路を有する構成の請求項第1項記載のコーヒー飲料抽出装置。
  3. 前記信号発生手段は、前記コーヒーミルから排出される前記挽き豆を受容して容積を計量し、前記挽き豆の吐出部に蓋を有する計量器と、
    前記計量器に供給される前記挽き豆の圧力に基づく前記蓋の開動作を検出したとき、計量完了信号を出力する計量完了センサと、
    前記コーヒーミルの駆動開始から所定の時間の経過後に計量完了信号の入力がないとき、前記制御手段に前記供給不良信号を出力する検出回路を有する構成の請求項第1項記載のコーヒー飲料抽出装置。
  4. 前記信号発生手段は、前記コーヒーミルのコーヒー豆導入部で前記コーヒー豆の有無を検出するコーヒー豆センサと、
    前記コーヒーミルから排出される前記挽き豆を受容して容積を計量し、前記挽き豆の吐出部に蓋を有する計量器と、
    前記蓋の開動作を検出したとき、計量完了信号を出力する計量完了センサと、
    前記コーヒー豆が有り、かつ、前記コーヒーミルの駆動開始から所定の時間の経過後に計量完了信号の入力がないとき、前記制御手段に前記供給不良信号を出力する検出回路を有する構成の請求項第1項記載のコーヒー飲料抽出装置。
  5. 前記制御手段は、前記コーヒーミルの駆動を停止し、再駆動した後に前記供給不良信号を再度入力したとき、前記コーヒーミルの駆動を停止し、再駆動する動作を繰り返して実行する構成の請求項第1項記載のコーヒー飲料抽出装置。
  6. 前記制御手段は、前記コーヒーミルの駆動を停止し、再駆動する動作を所定回数繰り返した後に前記供給不良信号を入力したとき、前記コーヒーミルの駆動を停止し、前記計量器に収容されている前記挽き豆の廃棄動作を実行させる構成の請求項第2項記載のコーヒー飲料抽出装置。
  7. 前記制御手段は、前記計量室から前記挽き豆を廃棄するときに計量完了信号が入力しないとき、前記計量完了センサの不良と判断する構成の請求項第2項記載のコーヒー飲料抽出装置。
  8. 前記信号発生手段は、前記コーヒーミルのコーヒー豆導入部で前記コーヒー豆の有無を検出するコーヒー豆センサと、
    前記コーヒーミルを駆動するミルモータの電流値を検出する電流検出回路と、
    前記コーヒー豆が有り、かつ、前記コーヒー豆粉砕時の駆動負荷に応じた電流値より小なる電流値が所定の時間検出されたとき、前記制御手段に前記供給不良信号を出力する検出回路を有する構成の請求項第1項記載のコーヒー飲料抽出装置。
  9. 前記信号発生手段は、前記コーヒーミルを駆動するミルモータの電流値を検出する電流検出回路と、
    前記コーヒー豆粉砕時の駆動負荷に応じた電流値より小なる電流値が所定の時間検出されたとき、前記制御手段に前記供給不良信号を出力する検出回路を有する構成の請求項第1項記載のコーヒー飲料抽出装置。
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