JP2019520203A - 光触媒機能性フィルター - Google Patents

光触媒機能性フィルター Download PDF

Info

Publication number
JP2019520203A
JP2019520203A JP2018565279A JP2018565279A JP2019520203A JP 2019520203 A JP2019520203 A JP 2019520203A JP 2018565279 A JP2018565279 A JP 2018565279A JP 2018565279 A JP2018565279 A JP 2018565279A JP 2019520203 A JP2019520203 A JP 2019520203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photocatalyst
adsorbent
functional filter
layer
photocatalytic functional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018565279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6726313B2 (ja
Inventor
キム,ハナ
イ,ドンイル
キム,ヒョジュン
イ,ヨップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LX Hausys Ltd
Original Assignee
LG Hausys Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Hausys Ltd filed Critical LG Hausys Ltd
Publication of JP2019520203A publication Critical patent/JP2019520203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6726313B2 publication Critical patent/JP6726313B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0027Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D39/00Filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D39/14Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0027Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions
    • B01D46/0028Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions provided with antibacterial or antifungal means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0027Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions
    • B01D46/0036Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions by adsorption or absorption
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/0027Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions
    • B01D46/0038Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours with additional separating or treating functions with means for influencing the odor, e.g. deodorizing substances
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2239/00Aspects relating to filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D2239/04Additives and treatments of the filtering material
    • B01D2239/0442Antimicrobial, antibacterial, antifungal additives
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2239/00Aspects relating to filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D2239/08Special characteristics of binders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/20Metals or compounds thereof
    • B01D2255/207Transition metals
    • B01D2255/20707Titanium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/20Metals or compounds thereof
    • B01D2255/207Transition metals
    • B01D2255/20776Tungsten
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/20Metals or compounds thereof
    • B01D2255/207Transition metals
    • B01D2255/20792Zinc
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/80Type of catalytic reaction
    • B01D2255/802Photocatalytic

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

光触媒層、吸着剤層及び基材層を順次に含み、前記光触媒層は、親水性を有する第1の無機バインダー;及び光触媒を含み、前記吸着剤層は、前記第1の無機バインダーと相違する第2の無機バインダー;及び吸着剤を含む光触媒機能性フィルターを提供する。

Description

光触媒機能性フィルターに関する。
医療用マスク、自動車用シート等に用いられる一般フィルターは、細菌やガス状物質を捕まえてろ過する機能を有している。但し、このような一般フィルターの場合、細菌又はガス状物質それ自体を分解する機能を有していない。このため、光触媒のみをフィルターにコーティングした場合、それ自体を分解する機能はあるものの、有害物質が空気中に拡散されて光触媒の表面に吸着するまでの時間が必要であるため、短時間で効果が見られることは難しいし、吸着剤のみをフィルターにコーティングした場合、短時間で細菌やガス状物質を除去できるものの、吸着剤が飽和した後にはその効果が見られない問題点を抱えていた。
従って、光触媒及び吸着剤を共に用いながらフィルターの効率を高める方法に対する研究がさらに必要な実情がある。
本発明の一具現例は、短い時間に空気中の有害物質を吸着して、吸着した有害物質を速やかに分解できる光触媒機能性フィルターを提供する。
本発明の一具現例において、光触媒層、吸着剤層及び基材層を順次に含み、前記光触媒層は、親水性を有する第1の無機バインダー;及び光触媒を含み、前記吸着剤層は、前記第1の無機バインダーと相違する第2の無機バインダー;及び吸着剤を含む光触媒機能性フィルターを提供する。
前記第1の無機バインダーは、二酸化チタン(TiO2)バインダー、コロイド珪酸(colloidal silica)、二酸化珪素(SiO2)系バインダー、アルミナゾル、ジルコニアゾル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。
前記第1の無機バインダーは、水に対する接触角が0゜〜20゜であってもよい。
前記光触媒は、金属酸化物及び金属粒子を含んでいてもよい。
前記金属酸化物は、酸化チタン、酸化タングステン、酸化亜鉛、酸化ニオビウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。
前記金属粒子は、タングステン、クロム、バナジウム、モリブデン、銅、鉄、コバルト、マンガン、ニッケル、白金、金、銀、セリウム、カドニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。
前記光触媒は、粒径(particle diameter)が20nm〜100nmであってもよい。
前記光触媒層は、前記光触媒100重量部を基準として、前記第1の無機バインダー50〜100重量部を含んでいてもよい。
前記光触媒層の厚さが0.2μm〜1μmであってもよい。
前記第2の無機バインダーは、オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)、トリメトキシ(メチル)シラン(Trimethoxy(methyl)silane)、トリエトキシ(メチル)シラン(triethoxy(methly)silane)、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。
前記吸着剤は、活性炭、ゼオライト、アパタイト、アルミナ、シリカ、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。
前記吸着剤は、粒径(particle diameter)が0.02μm〜1μmであってもよい。
前記吸着剤層は、前記吸着剤100重量部を基準として、前記第2の無機バインダー50〜100重量部を含んでいてもよい。
前記吸着剤層の厚さが0.2μm〜1μmであってもよい。
前記基材層は、不織布、ポリマーフィルム、ガラス基板、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。
前記光触媒機能性フィルターは、吸着剤により空気中の汚染物質等を短時間で捕捉しやすいし、光触媒の脱臭、抗菌、抗ウイルス性能によって基材層の汚染を防ぐことができ、ガス状物質がろ過された場合にも光反応により人体に無害な物質に分解することができる。
前記光触媒は、光触媒機能性フィルターの表面に集中して分散され、空気中の有害物質の分解効率を向上させる利点がある。
本発明の一具現例による光触媒機能性不織布の有機繊維の断面を概略的に示したものである。 本発明の一具現例による光触媒を概略的に示したものである。
本発明の利点及び特徴、そしてそれらを達成する方法は、後述する実施例を参照すれば明確になる。しかし、本発明は、以下に開示する実施例に限定されるものではなく、異なる様々な形態に具現されるものであり、但し、本実施例は、本発明の開示を完全にして、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであって、本発明は、請求項の範疇によって定義されるだけである。全明細書における同じ参照符号は、同じ構成要素を指す。
図面において、複数の層及び領域を明確に表現するため厚さを拡大して示した。また、図面において、説明の便宜のため一部の層及び領域の厚さを誇張して示した。
また、本明細書において、層、膜、領域、板などの部分が他の部分の「上に」又は「上部に」あると言うとき、これは、他の部分の「真上に」ある場合のみならず、その中間にさらに他の部分がある場合も含む。逆に、ある部分が他の部分の「真上に」あると言うときは、中間に他の部分がないことを意味する。また、層、膜、領域、板などの部分が他の部分の「下に」又は「下部に」あると言うとき、これは、他の部分の「真下に」ある場合のみならず、その中間にさらに他の部分がある場合も含む。逆に、ある部分が他の部分の「真下に」あると言うときは、中間に他の部分がないことを意味する。
本発明の一具現例において、光触媒層、吸着剤層及び基材層を順次に含み、前記光触媒層は、親水性を有する第1の無機バインダー;及び光触媒を含み、前記吸着剤層は、前記第1の無機バインダーと相違する第2の無機バインダー;及び吸着剤を含む光触媒機能性フィルターを提供する。
図1は、本発明の一具現例による光触媒機能性フィルターの断面を概略的に示したものである。
図1を参照するとき、前記光触媒機能性フィルター100は、光触媒層110、吸着剤層120及び基材層130を順次に含む。
前記光触媒層110は、光触媒150及び第1の無機バインダー140を含み、前記吸着剤層120は、第2の無機バインダー160及び吸着剤170を含む。
従来のフィルターの場合、別に層の区別なしに吸着剤の表面に光触媒を付着して用いた。この場合、同量の光触媒を添加しても、フィルターの表面に露出する光触媒量が少なくて、空気中の有害物質分解効率が低下することがあった。
このため、本発明では、前記光触媒層を前記光触媒機能性フィルターの最も外側の表面に位置させて、前記吸着剤層と区別して、空気中の有害物質分解効率を向上させることができる。
前記光触媒フィルターは、空気中の有害物質を効果的に捕集及び分解する役割を担う。そのため、前記光触媒層は、空気中の有害物質と反応しなければならないし、前記吸着剤層は、前記光触媒機能性フィルターの表面に最大に露出しなければならない。
本発明の一具現例において、前記光触媒機能性フィルターは、前記光触媒層と吸着剤層の形成、成分、組成等を好適に制御するか設計することによって、前述した機能をよく発揮することができる。
前記光触媒層は、前記光触媒機能性フィルターの最も外側の表面に位置するため、空気中の有害物質分解効果が向上する。
具体的には、前記光触媒層は、厚さが約0.2μm〜約1μmであってもよい。前記光触媒層が前記厚さの範囲を維持することによって、空気中の有害物質を効率的に吸着して分解して、前記光触媒層が前記厚さの範囲未満である場合、前記光触媒と前記光触媒層の結合力が低下して耐久性が低下し、光反応に要する十分な量の光触媒を確保することができない。前記光触媒層が前記厚さの範囲を超える場合、前記吸着剤が前記光触媒層の外へ露出しないため、空気中の有害物質が吸着する度合いが低下し、表面にクラック(crack)が発生する確率が高いため前記光触媒層の耐久性が低下して、生産原価が上昇する問題が発生し得る。
前記光触媒層は、親水性を有する第1の無機バインダーを含む。前記第1の無機バインダーは、二酸化チタン(TiO2)バインダー、コロイド珪酸(colloidal silica)、二酸化珪素(SiO2)系バインダー、アルミナゾル、ジルコニアゾル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。前記第1の無機バインダーは、前記光触媒が前記光触媒機能性フィルターに付着しやすくするものであり、例えば、第1の無機バインダーが二酸化チタン(TiO2)バインダーを含む場合、前記光触媒との和合性(compatibility)に優れており、前記光触媒の触媒機能を損なわせずに、前記光触媒機能性フィルターの表面に強く付着させることができる。
前記第1の無機バインダーは、水に対する接触角が約20゜以下であってもよい。具体的には、約0(zero)゜〜約20゜であってもよい。前記水に対する接触角は、接触角測定装置(dataphysics,Contact angle system OCA)を用いて、25℃及び1気圧状態で計量体積(dosing volume)を「2uL」に設定して、常温大気圧状態で接触角を測定しており、前記「2uL」は、接触角を測定するため表面に落とした水の体積である。
前記第1の無機バインダーの接触角が前記範囲を超える場合、親水性表面が形成されなかったものであり、光触媒性能が低下し得る。具体的には、前記光触媒の表面が十分な親水性でなければ、光触媒反応に要する水分子が効果的に吸着せず、結果として、光触媒性能が低下し得る。すなわち、前記第1の無機バインダーの接触角が前記範囲を満たすことによって、効果的な光触媒性能の発現を容易に確保することができる。
前記第1の無機バインダーは、親水性を有することによって、親水性表面による光触媒性能を具現するに必要な水分子を効果的に吸着できるため、非親水性バインダーより光触媒性能の極大化を具現することができる。
前記光触媒層は、光触媒を含む。前記光触媒は、通常、光に曝した時に化学反応を促進する物質を意味する。例えば、においを引き起こす有機物質、揮発性有機化合物、及び有機基材染色剤の分解又は酸化に係る酸化還元反応を促進させる物質を称する。
具体的には、前記光触媒が、光に曝されたとき、約400nm〜約700nm波長帯の光を吸収して得たエネルギーから生成した電子と正孔が過酸化物アニオン又はヒドロキシラジカル等を生成して、これらが空気中の有害物質を分解及び除去して空気清浄、脱臭又は抗菌作用を行うことができる。
前記光触媒は、金属酸化物及び金属粒子を含んでいてもよい。
図2は、本発明の一具現例による光触媒の外観を概略的に示したものである。
図2を参照するとき、前記光触媒150は、金属酸化物220の表面に金属粒子210が分散されて付着した形状であってもよい。具体的には、前記光触媒150は、前記金属酸化物220の表面に、前記金属粒子210が光−蒸着(photo−deposition)した形態であってもよい。
前記金属酸化物は、酸化チタン、酸化タングステン、酸化亜鉛、酸化ニオビウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。
例えば、前記金属酸化物は、酸化タングステンを含んでいてもよいし、この場合、可視光で反応して光触媒特性を表す度合いが優れており、低コストであるという長所を得ることができる。
前記金属粒子は、タングステン、クロム、バナジウム、モリブデン、銅、鉄、コバルト、マンガン、ニッケル、白金、金、銀、セリウム、カドニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。
例えば、前記金属粒子は、白金を含んでいてもよく、この場合、もっとも高い光触媒性能を表すという長所を得ることができる。
前記金属酸化物及び金属粒子それぞれは、球状の粒子であり、「球状の粒子」とは、数学的に完全な球状を有する粒子を意味するものではなく、投影状が円又は楕円と同一又は類似の形状を表す粒子を意味する。前記金属酸化物及び前記金属粒子がそれぞれ球状の粒子であり、その結果、前記光触媒粒子は、球状の金属酸化物の粒子表面に球状の金属粒子が蒸着した形状を有するようになる。
このとき、前記金属粒子の粒径(particle diameter)は、数ナノメートル(nm)であり、例えば、約3nm〜約5nmであってもよい。前記金属粒子の粒径は、前記金属酸化物の粒径に比べて非常に小さく、前記金属粒子が前記範囲の粒径を有することによって、前記金属酸化物の表面に好適な含量で光−蒸着して優れた光触媒活性を表すことができる。
前記金属粒子の粒径は、一定方向の平行な光で前記金属粒子を投影したときの投影状の直径を測定することで導き出すことができ、これは光触媒の場合にも適用することができる。
前記光触媒は、粒径(particle diameter)が約20nm〜約100nmであってもよく、具体的には、約30nm〜約60nmであってもよい。前記光触媒粒子の粒径は、SEM又はTEM写真を測定することで導き出すことができる。前記光触媒粒子の粒径が前記範囲を満すことによって、前記光触媒層に対する高い付着性を確保することができ、好適な分散度を有しながら分散されて、優れた光触媒活性を表すことができる。
前記金属粒子の粒径が前記金属酸化物の粒径に比べて非常に小さい点を考慮するとき、前記光触媒粒子の大きさ、すなわち、前記光触媒粒子の粒径は、主に前記金属酸化物の粒径によって決定されると理解される。すなわち、前記光触媒粒子が前記範囲の粒径を有する場合、前記光触媒粒子の金属酸化物は、前記範囲で数ナノメートル(nm)、例えば、約3nm〜約5nmの誤差の範囲内の粒径を有してもよい。この場合、前記金属酸化物の表面に、光−蒸着した金属粒子量が十分であり、優れた触媒活性効率を表すことができる。また、前記光触媒粒子が前記範囲の粒径を有することによって、光触媒層内で均一に分布される。
前記光触媒層は、前記光触媒100重量部を基準として、前記第1の無機バインダーを約50重量部〜約100重量部含んでいてもよい。
前記光触媒層が前記重量部の範囲の前記第1の無機バインダーを含むことによって、前記光触媒の機能を阻害せずに、好適な硬度を具現して耐久性を向上させることができる。前記第1の無機バインダーの重量が前記範囲未満である場合、前記光触媒層と前記光触媒間の十分な付着力を確保できない問題が発生し、前記第1の無機バインダーの重量が前記範囲を超える場合、前記光触媒の表面が前記第1の無機バインダーによってほとんど覆われて、前記光触媒の活性が低下する問題が発生し得る。
図1を参照するとき、前記光触媒機能性フィルター100は、前記光触媒層110の一面に吸着剤層120を含む。前記吸着剤層は、前記光触媒層と前記基材層との間に位置して、空気中の有害物質を容易に吸着しなければならないし、前記基材層及び前記光触媒層と和合性(compatibility)が良いものでなければならない。
本発明の一具現例において、前記光触媒機能性フィルターは、前記吸着剤の組成及び成分を制御して、前述した機能をよく発揮することができる。
具体的には、前記吸着剤層は、厚さが約0.2μm〜約1μmであってもよい。前記吸着剤層が前記厚さの範囲を維持することによって、空気中の有害物質が効率的に吸着して好適な耐久性を有することができ、前記吸着剤層が前記厚さの範囲未満である場合、吸着性能が低下し得るし、前記吸着剤層が前記厚さの範囲を超える場合、前記吸着剤層にクラック(crack)が発生して、前記吸着剤層の耐久性が低下し、前記吸着剤層が厚いほど生産原価が上昇し得る。
前記吸着剤層は、前記光触媒層の第1の無機バインダーと相違する第2の無機バインダーを含む。前記第2の無機バインダーに前記第1の無機バインダーと異なるものを用いることによって、相互に同種のバインダーを用いる場合に比べて、前記吸着剤層及び光触媒層が分離した構造をよく維持することができ、前記光触媒層に含まれた前記第1の無機バインダーの親水性特性で光触媒効率を極大化すると同時に、前記吸着剤層に含まれた第2の無機バインダーにより、前記吸着剤層は、クラック(crack)なしに均一なコーティング性及び優れた耐久性を具現することができる。
前記第2の無機バインダーは、オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)、トリメトキシ(メチル)シラン(Trimethoxy(methyl)silane)、トリエトキシ(メチル)シラン(triethoxy(methyl)silane)、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。前記第2の無機バインダーは、前記吸着剤を前記光触媒機能性フィルターに付着しやすくするものであり、例えば、前記第2の無機バインダーがオルトケイ酸テトラエチル(TEOS)バインダーを含む場合、前記吸着剤及び前記第1の無機バインダーとの和合性(compatibility)に優れており、前記吸着剤の吸着機能を損なわせずに、前記光触媒機能性フィルターの表面に固く付着するようにすることができる。
前記吸着剤層は、吸着剤を含み、前記吸着剤は、活性炭、ゼオライト、アパタイト、アルミナ、シリカ、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよい。前記種類の吸着剤を用いることによって、前記第2の無機バインダーと優れた和合性(compatibility)を確保することができ、空気中の有害物質を速やかに吸着できる利点を得ることができる。
前記吸着剤は、多孔性構造を有してもよい。前記吸着剤は、多孔性構造によって高い表面積を有することができ、空気中の有害物質の吸着側面において表面積が大きいほど有利である。具体的には、前記吸着剤は、約500m2/g〜約1000m2/gの表面積を有してもよい。前記吸着剤が前記範囲の表面積を有することによって、空気中の有害物質が前記吸着剤の表面にさらに速やかに吸着される。
また、前記吸着剤は、その表面に前記光触媒のうち、少なくとも一部が付着してもよい。
具体的には、図1を参照するとき、前記吸着剤層120の吸着剤170は、層の外へ一部露出した構造を有する。これにより、前記吸着剤170の少なくとも一部は、前記光触媒層110に浸透されて、これにより、前記光触媒150のうち、少なくとも一部と付着した構造を形成することができる。前記吸着剤の表面に前記光触媒のうち、少なくとも一部が付着することによって、空気中の有害物質の吸着及び分解速度が向上する。
前記吸着剤は、粒径(particle diameter)が約0.02μm〜約1μmであってもよい。前記吸着剤粒子の粒径が前記範囲を満すことによって、前記吸着剤層に対する高い付着性を確保することができ、好適な分散度を有しながら分散されて、優れた吸着性を表すことができる。前記吸着剤の粒径が前記範囲未満である場合、前記吸着剤が前記光触媒粒子より小さくなり、この場合、外部に露出する吸着剤量が少なく、効果的な吸着性能を具現し難い問題が発生し得るし、前記吸着剤の粒径が前記範囲を超える場合、前記吸着剤層の均一度及び耐久性が低下する問題が発生し得る。
前記吸着剤は、表面積及び粒径がそれぞれ同時に前述の範囲を満すことによって、空気中の有害物質の吸着効果及び吸着剤層の硬度、耐久性等の機械的物性の向上効果を同時に大きく向上させることができる。
前記吸着剤層は、前記吸着剤100重量部を基準として、前記第2の無機バインダーを約50重量部〜約100重量部含んでいてもよい。
前記重量の範囲の前記第2の無機バインダーを含むことによって、前記吸着剤の機能を阻害せずに、好適な硬度を具現して耐久性を向上させることができる。前記第2の無機バインダーの重量が前記範囲未満である場合、前記吸着剤層と前記吸着剤との間の十分な付着力を確保できない問題が発生し得るし、前記第2の無機バインダーの重量が前記範囲を超える場合、前記吸着剤の表面が前記第2の無機バインダーによってほとんど覆われて、吸着性能が低下する問題が発生し得る。
図1を参照するとき、前記光触媒フィルター100は、前記吸着剤層120の一面に基材層130を含む。前記基材層は、不織布、ポリマーフィルム、ガラス基板、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含んでいてもよく、これに制限されるものではない。例えば、前記基材層は、不織布を含んでいてもよく、この場合、前記第2の無機バインダーと和合性(compatibility)が良く、前記第2の無機バインダーの前記不織布に対する接着性が良く、物理的衝撃によっても容易に剥離されないため、前記光触媒機能性フィルターの耐久性が向上する。
以下では、本発明の具体的な実施例を提示する。但し、下記に記載した実施例は、本発明を具体的に例示するか説明するためのものに過ぎないし、これによって本発明が制限されてはならない。
<製造例>
製造例1:二酸化チタン(TiO2)バインダーの製造
イソプロピルアルコール(IPA)とチタンイソプロポキシド(TTIP)をビーカーに入れて混合した後、硝酸を入れて二酸化チタン(TIO2)バインダーゾルを製造した。
製造例2:光触媒コーティング液の製造
前記二酸化チタン(TIO2)バインダーゾルに白金ナノ粒子を含ませて、粒径が30nm〜60nm以内である複数の酸化タングステン光触媒(Pt/WO3)を添加して混合し、酸化タングステン光触媒100重量部を基準として、前記二酸化チタン(TIO2)バインダーを100重量部含む光触媒コーティング液を製造した。
製造例3:オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)バインダーの製造
ビーカーにエタノールを入れて、オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)を混合した後、塩酸及び蒸溜水を混合した溶液を準備し、この溶液をオルトケイ酸テトラエチル(TEOS)とエタノールが混ざった溶液に液滴状に注入して、オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)バインダーゾルを製造した。
製造例4:吸着剤コーティング液の製造
前記オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)バインダーゾルに粒径が0.02μm〜1μm以内である複数のゼオライトを添加して混合し、前記吸着剤100重量部を基準として、前記オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)バインダーを100重量部含む吸着剤コーティング液を製造した。
製造例5:光触媒水溶液の製造
水溶液に白金ナノ粒子を含ませて、粒径が30nm〜60nm以内である複数の酸化タングステン光触媒(Pt/WO3)を添加し、10重量%濃度の光触媒水溶液を製造した。
<実施例及び比較例>
実施例1
厚さ1mmの不織布の一面に、前記製造された吸着剤コーティング液を塗布して熱硬化させ、厚さ500nmの吸着剤層を形成して、その次に、前記製造された光触媒コーティング液を塗布して熱硬化し、厚さ500nmの光触媒層を形成してフィルターを製作した。
比較例1
厚さ1mmの不織布の一面に、前記製造された吸着剤コーティング液を塗布して熱硬化させ、厚さ500nmの吸着剤層を形成してフィルターを製作した。
比較例2
厚さ1mmの不織布の一面に、前記製造された光触媒コーティング液を塗布して熱硬化させ、厚さ500nmの光触媒層を形成してフィルターを製作した。
比較例3
厚さ1mmの不織布の一面に、前記製造された吸着剤コーティング液を塗布して熱硬化させ、厚さ500nmの吸着剤層を形成して、その次に、前記製造された光触媒水溶液を塗布して熱硬化し、光触媒層を形成してフィルターを製作した。
比較例4
厚さ10mmの不織布の一面に、前記製造された吸着剤コーティング液及び光触媒水溶液を混合して塗布して熱硬化させ、厚さ500nmの熱硬化層を形成してフィルターを製作した。
<評価>
実験例1:有害ガス分解性能測定
スモールチャンバーテスト(Small chamber test)方法(ISO 18560-1:2014)によって測定しており、注入ガス濃度は0.1ppm、光源は1000luxのホワイトLED(white LED)である。その結果は、下表1に記載したとおりである。
実験例2:表面耐久性評価
実施例及び比較例による機能性フィルターの表面に横5cm及び縦1.5cmのセロハンテープを接着した後、剥がして剥離される吸着剤又は光触媒の質量を測定しており、剥離量が実施例及び比較例に混合した吸着剤又は光触媒の質量と対比して3%以下である場合には良好とし、3%を超える場合には不十分として、その結果を下表1に記載した。
実施例1に従って製造された光触媒機能性フィルターは、有害ガス分解性能が 90を超える程度に優れた有害ガス分解機能を具現すると同時に、表面耐久性が良好であり、光触媒機能性フィルターとして最適化された物性を具現することが確認できる。
一方、比較例1〜4に従って製造された機能性フィルターは、90以上の有害ガス分解性能及び良好な表面耐久性を同時に満たしていないことが確認できる。
具体的には、比較例1の場合、光触媒なしに吸着剤コーティング液のみでフィルター処理されて、有害ガス分解性能が著しく低下することが確認できる。比較例4の場合、吸着剤コーティング液に含まれたオルトケイ酸テトラエチル(TEOS)が表面に露出して、親水性表面の形成が困難であり、光触媒性能の発揮が制限されることが確認できる。
比較例3の場合、光触媒バインダーの代わりに光触媒水溶液を含むため、表面耐久性が低下することが確認できる。
100 光触媒機能性フィルター
110 光触媒層
120 吸着剤層
130 基材層
140 第1の無機バインダー
150 光触媒
160 第2の無機バインダー
170 吸着剤
210 金属粒子
220 金属酸化物

Claims (15)

  1. 光触媒層、吸着剤層及び基材層を順次に含み、
    前記光触媒層は、親水性を有する第1の無機バインダー;及び光触媒を含み、
    前記吸着剤層は、前記第1の無機バインダーと相違する第2の無機バインダー;及び吸着剤を含む、
    光触媒機能性フィルター。
  2. 前記第1の無機バインダーは、二酸化チタン(TiO2)バインダー、コロイド珪酸(colloidal silica)、二酸化珪素(SiO2)系バインダー、アルミナゾル、ジルコニアゾル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含む、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  3. 前記第1の無機バインダーは、水に対する接触角が0゜〜20゜である、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  4. 前記光触媒は、金属酸化物及び金属粒子を含む、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  5. 前記金属酸化物は、酸化チタン、酸化タングステン、酸化亜鉛、酸化ニオビウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含む、
    請求項4に記載の光触媒機能性フィルター。
  6. 前記金属粒子は、タングステン、クロム、バナジウム、モリブデン、銅、鉄、コバルト、マンガン、ニッケル、白金、金、銀、セリウム、カドニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含む、
    請求項4に記載の光触媒機能性フィルター。
  7. 前記光触媒は、粒径(particle diameter)が20nm〜100nmである、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  8. 前記光触媒層は、前記光触媒100重量部を基準として、前記第1の無機バインダー50〜100重量部を含む、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  9. 前記光触媒層の厚さが0.2μm〜1μmである、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  10. 前記第2の無機バインダーは、オルトケイ酸テトラエチル(TEOS)、トリメトキシ(メチル)シラン(Trimethoxy(methyl)silane)、トリエトキシ(メチル)シラン(triethoxy(methyl)silane)、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含む、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  11. 前記吸着剤は、活性炭、ゼオライト、アパタイト、アルミナ、シリカ、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含む、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  12. 前記吸着剤は、粒径(particle diameter)が0.02μm〜1μmである、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  13. 前記吸着剤層は、前記吸着剤100重量部を基準として、前記第2の無機バインダー50〜100重量部を含む、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  14. 前記吸着剤層の厚さが0.2μm〜1μmである、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
  15. 前記基材層は、不織布、ポリマーフィルム、ガラス基板、及びこれらの組み合わせからなる群から選択された1つを含む、
    請求項1に記載の光触媒機能性フィルター。
JP2018565279A 2016-06-13 2017-06-08 光触媒機能性フィルター Expired - Fee Related JP6726313B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020160073184A KR101930709B1 (ko) 2016-06-13 2016-06-13 광촉매 기능성 필터
KR10-2016-0073184 2016-06-13
PCT/KR2017/005950 WO2017217693A1 (ko) 2016-06-13 2017-06-08 광촉매 기능성 필터

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019520203A true JP2019520203A (ja) 2019-07-18
JP6726313B2 JP6726313B2 (ja) 2020-07-22

Family

ID=60664410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018565279A Expired - Fee Related JP6726313B2 (ja) 2016-06-13 2017-06-08 光触媒機能性フィルター

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6726313B2 (ja)
KR (1) KR101930709B1 (ja)
CN (1) CN109310937B (ja)
WO (1) WO2017217693A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021142473A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 シャープ株式会社 光触媒分散液、光触媒被覆部材、光触媒フィルタ及び光触媒層の形成方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111617633A (zh) * 2020-07-02 2020-09-04 江苏博霖环保科技有限公司 一种多壳层光催化剂和活性炭复合降解VOCs的制备方法
DE102020121204B3 (de) 2020-08-12 2021-10-21 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung eingetragener Verein Selbstdesinfizierendes antivirales Filtermaterial, dessen Herstellung und Anwendung, sowie Luftfiltereinrichtung mit dem Filtermaterial
KR102285448B1 (ko) 2020-11-13 2021-08-02 박성준 광촉매가 증착 도포된 세라믹 발포 스펀지 필터 및 그 제조 방법
KR102615265B1 (ko) * 2022-02-17 2023-12-20 주식회사 대우컴프레셔 광촉매필터, 공기처리장치 및 광촉매필터의 제조 방법

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10225640A (ja) * 1998-03-20 1998-08-25 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 光触媒体およびその製造方法
CN1230917A (zh) * 1996-09-20 1999-10-06 株式会社日立制作所 光催化剂薄膜及具备该薄膜的物品
JP2000197827A (ja) * 1999-01-08 2000-07-18 Kawasaki Steel Corp 大気浄化用材料
JP2001170497A (ja) * 1999-12-14 2001-06-26 Cataler Corp 空気浄化触媒
US20020016250A1 (en) * 1995-03-20 2002-02-07 Makoto Hayakawa Method for photocatalytically rendering a surface of a substrate superhydrophilic, a substrate with a superhydrophilic photocatalytic surface, and method of making thereof
JP2003305371A (ja) * 1996-09-20 2003-10-28 Hitachi Ltd 光触媒薄膜及びそれを備えた物品
JP2005325351A (ja) * 1995-03-20 2005-11-24 Toto Ltd 防曇性部材および清浄化表面を備えた部材
WO2012169660A1 (ja) * 2011-06-07 2012-12-13 株式会社ダイセル 光触媒塗膜、及びその製造方法
KR20150121279A (ko) * 2014-04-17 2015-10-29 (주)엘지하우시스 친환경 기능성 필름 및 이를 부착한 친환경 기능성 물품

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4715122B2 (ja) * 2004-08-04 2011-07-06 パナソニック株式会社 吸湿性フィルタおよびその製造方法および再生方法および加湿装置および除湿装置
KR100945311B1 (ko) * 2009-09-04 2010-03-03 주식회사 무진하이테크 가시광 반응형 복합 광촉매 필터 및 이를 이용한 공기정화장치
KR20150065196A (ko) * 2013-12-04 2015-06-15 (주)엘지하우시스 항균 필름, 항균 필름의 제조 방법 및 항균 기능성 물품

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020016250A1 (en) * 1995-03-20 2002-02-07 Makoto Hayakawa Method for photocatalytically rendering a surface of a substrate superhydrophilic, a substrate with a superhydrophilic photocatalytic surface, and method of making thereof
JP2005325351A (ja) * 1995-03-20 2005-11-24 Toto Ltd 防曇性部材および清浄化表面を備えた部材
CN1230917A (zh) * 1996-09-20 1999-10-06 株式会社日立制作所 光催化剂薄膜及具备该薄膜的物品
JP2003305371A (ja) * 1996-09-20 2003-10-28 Hitachi Ltd 光触媒薄膜及びそれを備えた物品
JPH10225640A (ja) * 1998-03-20 1998-08-25 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 光触媒体およびその製造方法
JP2000197827A (ja) * 1999-01-08 2000-07-18 Kawasaki Steel Corp 大気浄化用材料
JP2001170497A (ja) * 1999-12-14 2001-06-26 Cataler Corp 空気浄化触媒
WO2012169660A1 (ja) * 2011-06-07 2012-12-13 株式会社ダイセル 光触媒塗膜、及びその製造方法
KR20150121279A (ko) * 2014-04-17 2015-10-29 (주)엘지하우시스 친환경 기능성 필름 및 이를 부착한 친환경 기능성 물품

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021142473A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 シャープ株式会社 光触媒分散液、光触媒被覆部材、光触媒フィルタ及び光触媒層の形成方法
JP7328165B2 (ja) 2020-03-11 2023-08-16 シャープ株式会社 光触媒分散液、光触媒被覆部材、光触媒フィルタ及び光触媒層の形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170140845A (ko) 2017-12-22
WO2017217693A1 (ko) 2017-12-21
CN109310937B (zh) 2021-11-23
CN109310937A (zh) 2019-02-05
KR101930709B1 (ko) 2018-12-20
JP6726313B2 (ja) 2020-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6726313B2 (ja) 光触媒機能性フィルター
JP6577591B2 (ja) 可視光活性光触媒コーティング組成物及び空気浄化用フィルター
JP2007513766A (ja) 室内空気品質向上用の二機能層状光触媒/熱触媒
CN106714964B (zh) 可见光活性光催化瓷砖
WO2007063615A1 (ja) 中空層多孔質カプセルに包接された触媒及びその製造方法
JP6352527B2 (ja) 光触媒機能性フィルム及びこの製造方法
JP2001070800A (ja) 光触媒膜組成物及びこれを用いた光触媒体
JP6352526B2 (ja) 光触媒機能性フィルム及びこの製造方法
CN108026691B (zh) 光催化剂功能性无纺布及其制备方法
KR102274900B1 (ko) 재생가능한 마스크
EP2352584B1 (en) Photocatalytic device with mixed photocatalyst/silica structure
JP2005254128A (ja) 光触媒粒子およびその固定化方法ならびに光触媒性部材
JP5571939B2 (ja) 揮発性有機化合物の分解装置及び分解方法
KR101677842B1 (ko) 광촉매와 흡착제의 기능을 모두 가지는 다기능 구리-이산화티타늄-폴리우레탄 및 이의 제조 방법
KR20210014472A (ko) 가시광 활성 광촉매를 포함하는 공기정화용 창호
JP2004313844A (ja) 有害物質の分解方法
KR102383557B1 (ko) 복합재 및 이의 제조방법
JPH10286456A (ja) 吸着機能体
JP2023068678A (ja) 光触媒抗菌脱臭材料、その製造方法、抗菌脱臭材、および抗菌脱臭フィルター
JP2003268945A (ja) 内装材
KR20210007117A (ko) 가시광 활성 광촉매를 포함하는 자동차 내장재용 표피재
JP2008044850A (ja) 酸化珪素膜で被覆された光触媒を含む抗菌消臭噴霧液
JP4629700B2 (ja) 光触媒体およびそれを形成するための塗料組成物のセット
JP2006231113A (ja) 光触媒及び光触媒の製造方法
KR20210111040A (ko) 공기 청정기용 친환경 복합 촉매, 및 그 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6726313

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees