JP2019518053A - キレート剤を含むシャンプー組成物 - Google Patents
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Abstract
本明細書において、シャンプー組成物及びシャンプー組成物を使用する方法が記載され、シャンプー組成物は、銅キレート剤と、洗浄性界面活性剤と、担体と、を含む。毛髪の銅付着を阻害し、毛髪に付着した銅の除去を促進する方法は、シャンプー組成物を毛髪に適用することと、毛髪からシャンプー組成物を洗い流すことと、を含む。例示的な銅キレート剤としては、2,3−トリエチレンテトラミン(TETA)、テトラエチレンペンタミン(TEPA)、トリス(2−アミノエチル)アミン(TREN)、ペンタエチレンヘキサミン(PEHA)及びエチレンジニトリロテトラプロパン−2−オール(EDTP)、すなわち、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミンが挙げられる。
Description
本明細書において、洗浄性界面活性剤と、キレート剤と、担体と、を含む、シャンプー組成物であって、シャンプー組成物は、毛髪中の銅塩及び他の遷移金属塩の付着/浸透の両方を阻害し、毛髪繊維からこのような塩を除去するシャンプー組成物について説明する。本明細書において、このようなシャンプー組成物による毛髪の洗浄方法もまた説明される。
パーソナルケア用に消費者により使用される多くの水源は、高濃度のカルシウム及びマグネシウム塩、並びに望ましくない濃度のレドックス金属(例えば、銅及び/又は鉄)塩を含有する。よって、ほとんどのキレート剤は競合的にカルシウム及び/又はマグネシウムに結合することから、微量レドックス金属を封鎖するためにキレート剤を使用することは、多くの場合、効果がないことが明らかになっている。
銅は、ごく微量でも毛髪表面及び毛髪のキューティクル層間に付着する場合があることが見出されている。毛髪上への銅の付着は、銅及び鉄などの遷移金属イオンが、染毛処置の際、並びにUV露光の際に、酸化還元(レドックス)反応を促進し得るために、特に問題となる。これらの反応により、反応性酸素種(ROS)が発生し、これが今度は毛髪への損傷を引き起こす場合がある。加えて、これらの反応は、酸化的色形成化学を妨害し、染毛剤のユーザーにとっては色の取り込みの減少につながる場合がある。
したがって、毛髪に対する銅の付着を阻害することができると同時に、既に毛髪に付着した銅の除去を促進することができる改良されたシャンプー組成物が必要とされている。
本明細書において、シャンプー組成物であって、
(a)シャンプー組成物の約0.005重量%〜約5重量%の1種以上のキレート剤を含み、1種以上のキレート剤は、以下の分子構造:
(a)シャンプー組成物の約0.005重量%〜約5重量%の1種以上のキレート剤を含み、1種以上のキレート剤は、以下の分子構造:
Y及びZは、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、−CH2CH2OH、−CH2CH(CH3)OH)、−CH2CH2NH2、−CH2CH(CH3)NH2、及びこれらの混合物からなる群から独立して選択される]を有し、
1種以上のキレート剤は、
(1)銅を含む錯体の生成定数の対数logKMLは、6より高く、
(2)log P値は、約−5〜約2であって、
(3)約50〜約500の分子量を含む、1種以上のキレート剤と、
(b)シャンプー組成物の約2重量%〜約50重量%の1種以上の洗浄性界面活性剤と、
(c)シャンプー組成物の約75重量%〜約98重量%の水性担体と、を含み、
シャンプー組成物は、pH約3〜約8を有する、シャンプー組成物。
本明細書は、本発明を具体的に指摘し、明確に請求する「特許請求の範囲」をもって結論とするが、本明細書に記載されたシャンプー組成物は、以下の記載からよりよく理解されるものと考えられる。
本明細書で使用するとき、用語「流体」は、液体及びゲルを包含する。
本明細書で使用するとき、用語「log x」は、xの常用対数(すなわち10を底とする対数)を指す。
本明細書で使用するとき、「a」及び「an」などの冠詞は、「特許請求の範囲」に使用するとき、請求又は記載されているもののうちの1種又は複数を意味するものと理解される。
特に記述のない限り、全ての百分率は、組成物全体の重量によるものである。別途記載のない限り、全ての比は重量比である。全ての範囲は、包括的かつ組み合わせ可能である。有効桁の数は、表示された量に対する限定を表すものでも、測定値の精度に対する限定を表すものでもない。用語「分子量」又は「M.Wt.」は、本明細書で使用するとき、特に記述のない限り、重量平均分子量を指す。「QS」は、100%とするために十分な量を意味する。
本明細書で使用するとき、「混合物」は、材料の単純な組み合わせと、結果としてそのような組み合わせから得られる場合がある任意の化合物とを含むことを意味する。
特に別段の指示がない限り、全ての数量は、単語「約」によって変更されるものと理解される。特に示されない限り、測定は全て、25℃で周囲条件において行われるものと理解され、「周囲条件」とは、約1気圧、相対湿度約50%の条件を意味する。列挙される成分についてのこうした重量パーセント(重量%)は全て活性レベルに基づいたものであり、特に断らない限り、市販の物質に含有される可能性のある担体又は副生成物は含まれない。
特に明記しない限り、成分又は組成物の濃度は全て、当該成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる成分又は組成物の市販の供給源中に存在し得る不純物、例えば、残留溶剤又は副生成物は除外される。
本明細書において、「含む」とは、最終結果に影響しない他の工程及び他の成分も加えられる可能性があることを意味する。この用語には、「〜からなる」及び「〜から本質的になる」という用語が包含される。本明細書に記載されたシャンプー組成物の組成、方法、用途、キット、及びプロセスは、本明細書に記載されている本発明の要素及び限定事項、並びに、本明細書に記載されている追加若しくは任意の成分、構成要素、工程、又は限定事項のいずれかを含んだり、これらからなったり、これらから本質的になったりすることができる。本明細書で使用するとき、用語「含む(include、includes、及びincluding)」は非限定的であることを意味し、それぞれ「含む(comprise、comprises、及びcomprising)」を意味すると理解される。
本明細書で使用されている用語「実質的に〜がない」又は「実質的に〜を含まない」とは、組成物全体の約1重量%未満、又は約0.8重量%未満、又は約0.5重量%未満、又は約0.3重量%未満、又は約0重量%を意味する。
本明細書で使用されている「毛髪」(ヘア)とは、頭皮の毛、顔面の毛、及び身体の毛を含めた、哺乳類の毛を意味し、特に、ヒトの頭部及び頭皮上の毛に関する。
本明細書で使用されている「美容的に許容可能な」とは、説明される組成物、処方、又は成分が、過度の毒性、不適応性、不安定性、及びアレルギー反応性などを伴わず、ヒトのケラチン組織と接触させる使用に好適であることを意味する。本明細書で記載され、角質組織に直接適用するという用途を有する全ての組成物は、化粧品として許容可能であるものとして制限される。
本明細書で用いられる「誘導体」としては、所定の化合物のアミド誘導体、エーテル誘導体、エステル誘導体、アミノ誘導体、カルボキシル誘導体、アセチル誘導体、酸誘導体及び/又はアルコール誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。
「ポリマー」は、本明細書で使用するとき、2つ以上のモノマーの重合から生成する化学物質を意味し、この2つ以上のモノマーは同じでも異なっていてもよい。本明細書で使用するとき、「ポリマー」という用語は、モノマーの重合によって作られる全ての材料、並びに天然ポリマーを含むものとする。1種類のモノマーのみから作られるポリマーをホモポリマーという。ポリマーは、少なくとも2つのモノマーを含む。2種類以上の異なるモノマーから作られるポリマーをコポリマーという。異なるモノマーの分布は、統計的に計算することも、ブロックごとに計算することもでき、いずれの実行可能な手段もシャンプー組成物に好適である。特に明記される場合を除いて、本明細書で使用されている用語「ポリマー」には、ホモポリマー及びコポリマーを含む、任意の種類のポリマーが含まれる。
本明細書で使用されている用語「電荷密度」は、ポリマーが構成されるモノマー単位における正の電荷数と当該モノマー単位の分子量の比を指す。電荷密度にポリマー分子量を乗じると、所与のポリマー鎖における正に帯電した部位の数が求められる。カチオン性グアーの場合、電荷密度は、当業者に公知である、窒素の割合(%)の標準元素分析法を使用して測定される。この窒素の割合(%)の値は、総タンパク分析用に補正した後、ポリマーの1グラム当たりの正電荷の数又は当量の計算に使用できる。カチオン性コポリマーに関しては、電荷密度は、合成に使用されるモノマーに応じて変化する。ポリマー中のカチオン性モノマーと非イオン性モノマーとの比を確認する場合は、当業者に公知の標準NMR法が使用される。この手法は、次いで、ポリマーのグラム当たりの正電荷の数又は当量の計算に使用される。これらの値が分かったら、電荷密度を、カチオン性ポリマー1グラム当たりのミリ当量数(meq)で記録される。
logPという用語は、材料のn−オクタノール/水分配係数である。
全ての百分率、部、及び比率は、特に指定されない限り、本発明の組成物の総重量を基準とする。全てのこのような重量は、提示された成分に関する場合、活性成分の濃度に基づき、したがって市販材料に含まれる場合があるキャリア又は副生成物を含まない。
特に明記しない限り、成分又は組成物の濃度は全て、当該成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる成分又は組成物の市販の供給源中に存在し得る不純物、例えば、残留溶剤又は副生成物は除外される。
本明細書の全体を通して記載される全ての最大数値限定は、それよりも小さい全ての数値限定を、かかるより小さい数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているかのように含むものと理解すべきである。本明細書の全体を通して示される全ての最小数値限定は、それよりも高い全ての数値限定を、このようなより高い数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているかのように包含する。本明細書の全体を通して示される全ての数値範囲は、このような広い数値範囲内に収まるより狭い全ての数値範囲を、このようなより狭い数値範囲が全てあたかも本明細書に明確に記載されているかのように包含する。
シャンプー組成物
(a)約0.005%〜約5%の1種以上のキレート剤と、(b)シャンプー組成物の約2重量%〜約50重量%の1種以上の洗浄性界面活性剤と、(c)シャンプー組成物の約75重量%〜約98重量%の水性担体と、を含む、シャンプー組成物であって、シャンプー組成物は、pH3〜8を有し、シャンプーは、毛髪の銅付着を阻害し、毛髪に付着した銅の除去を促進させる、シャンプー組成物が本明細書に記載されている。シャンプー組成物は、毛髪の(すなわち、洗い流しに使用された水からの)銅の付着を阻害することに加えて、消費者に所望のシャンプー効果を送達する。
(a)約0.005%〜約5%の1種以上のキレート剤と、(b)シャンプー組成物の約2重量%〜約50重量%の1種以上の洗浄性界面活性剤と、(c)シャンプー組成物の約75重量%〜約98重量%の水性担体と、を含む、シャンプー組成物であって、シャンプー組成物は、pH3〜8を有し、シャンプーは、毛髪の銅付着を阻害し、毛髪に付着した銅の除去を促進させる、シャンプー組成物が本明細書に記載されている。シャンプー組成物は、毛髪の(すなわち、洗い流しに使用された水からの)銅の付着を阻害することに加えて、消費者に所望のシャンプー効果を送達する。
A.キレート剤
シャンプー組成物は、シャンプー組成物の約0.005重量%〜約5重量%、あるいは約0.01重量%〜約3重量%、あるいは約0.01重量%〜約1重量%、あるいは約0.01重量%〜約0.5重量%、あるいは約0.01重量%〜約0.1重量%、あるいは約0.025重量%〜約0.05重量%の、1種以上のキレート剤を含み、1種以上のキレート剤は、以下の分子構造:
シャンプー組成物は、シャンプー組成物の約0.005重量%〜約5重量%、あるいは約0.01重量%〜約3重量%、あるいは約0.01重量%〜約1重量%、あるいは約0.01重量%〜約0.5重量%、あるいは約0.01重量%〜約0.1重量%、あるいは約0.025重量%〜約0.05重量%の、1種以上のキレート剤を含み、1種以上のキレート剤は、以下の分子構造:
Y及びZは、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、−CH2CH2OH、−CH2CH(CH3)OH)、−CH2CH2NH2、−CH2CH(CH3)NH2、及びこれらの混合物からなる群から独立して選択される]を有し、
1種以上のキレート剤は、
(1)銅を含む錯体の生成定数の対数logKMLは、6より高く、
(2)log P値は、約−5〜約2であって、
(3)約50〜約500の分子量を含む。
代表的なキレート剤の安定度定数
Cu+2に対する特定のpHでのキレート剤の相関親和性は、キレート剤の安定度定数によって評価することができる。金属キレート剤相互作用の安定度定数は、次式のとおり定義される。
Cu+2に対する特定のpHでのキレート剤の相関親和性は、キレート剤の安定度定数によって評価することができる。金属キレート剤相互作用の安定度定数は、次式のとおり定義される。
キレート剤−金属イオン錯体の安定度定数は、一般的に使用されるキレート剤に関しては、文献において十分に記載されている(例えば、参照により本明細書に援用されている、Arthur Martell & Robert M Smith,Critically Selected Stability Constants of Metal Complexes Database,Version 3.0以上、及び上記の文献を参照されたい。)。定数が文書化されていない場合には、多様な分析法を使用して測定することができる(例えば、参照により本明細書に援用されている、「Metal Complexes in Aqueous Solutions」Martel and Hancock,edition Modem Inorganic Chemistry,p.226〜228を参照されたい)。
有効なキレート剤は、毛髪に見出される銅に優先的に結合するために、銅に対する高親和性を有する必要があることが見出された。しかしながら、有効性にはまた、(通常30秒〜1分間続く)シャンプーの起泡プロセス中に、キレート剤が毛髪繊維の中に急速に浸透する性能が重要であることが見出された。除去すべき銅は毛髪内部にあり、キレート剤は、毛髪内部に浸透し、強力な銅キレート錯体を形成する必要がある。この銅キレート錯体は、水溶性である必要があるので、洗い流しプロセス中に容易に除去することができる。これを可能にするには、キレート有効性には、2つの追加的パラメータが重要であることが示されている。これらのパラメータは、log P、オクタノール/水分配係数及びキレート剤の分子量である。両方のパラメータは、キレート剤の毛髪への浸透及び水溶性の銅−キレート錯体を形成する能力とも関連する。
シャンプー組成物に使用される1種以上のキレート剤は、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、トリス(2−アミノエチル)アミン、エチレンジニトリロテトラプロパン−2−オール、1,1’,1”−[[2−ヒドロキシプロピル)イミノ]ビス(2,1−エタンジイルニトリロ)]テトラキス−2−プロパノール、テトラエチレンペンタミン−(1−EO)、1,5,9,13−テトラアザトリデカン、及びこれらの混合物からなる群から選択され得る。
表1は、本明細書に記載された1種以上の銅キレート剤に関連する特性及び性能を提供する。銅除去性の判定の詳細は、実施例のセクションにおいて説明される。
銅を含む錯体の生成定数logKMLのログは、6よりも高く、あるいは8よりも高く、あるいは9よりも高く、あるいは10よりも高く、あるいは12よりも高く、あるいは14よりも高く、あるいは16よりも高く、あるいは17よりも高く、あるいは18よりも高く、あるいは20よりも高くてもよい。銅を含む錯体の生成定数logKMLのログは、約6〜約28、あるいは約8〜約27、あるいは約9〜約26、あるいは約10〜約25、あるいは約12〜約24、あるいは約14〜約24、あるいは約16〜約24、あるいは約17〜約24、あるいは約18〜約24、あるいは約20〜約23であってもよい。
1種以上のキレート剤のlogP値は、約−5〜約2、あるいは約−4〜約1、あるいは約−3.5〜約0、あるいは約−2.9〜約−2.5であってもよい。
1種以上のキレート剤の分子量は、約50〜約500、あるいは約75〜約400、あるいは約100〜約350、あるいは約125〜約325、あるいは約140〜約300、あるいは約140〜約200であってもよい。
シャンプー組成物の銅除去性は、対応するキレート剤を含有する浄化シャンプーで毛髪を20サイクル処置し、毛髪の銅含有量を、キレート剤を含まないシャンプーを使用した同一の処置と比較することによって判定される。
毛髪の銅含有量を減少させるために使用することができる他のキレート剤は、次の一般的な構造:
pは1又は2であり、
qは1又は2であり、
Xは水素、メチル、エチル、プロピル、−CH2CH2OH、
−CH2CH(CH3)OH)、−CH2CH2NH2、−CH2CH(CH3)NH2、−CH2COOM、又は−CH2CH2SH、
及び−CH2CH(CH3)SH)を含む群から選択される]を有する。
非限定例としては、イミノ二酢酸、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノ二酢酸、N−メチルイミノ二酢酸、N−(2−アミノエチル)イミノ二酢酸、N−プロピルイミノ二酢酸、及びニトリロ三酢酸が挙げられる。
キレート剤を含まないシャンプーによる比較処置と比較して、イミノ二酢酸を0.1重量%含有するシャンプー組成物による処置は、銅を40%削減し、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノ二酢酸を0.1重量%含有するシャンプー組成物は、20回の洗浄サイクル後、銅を30%削減することが見出されている。
B.洗浄性界面活性剤
シャンプー組成物は、シャンプー組成物の約2重量%〜約50重量%、あるいは約5重量%〜約25重量%、あるいは約7重量%〜約22重量%、あるいは約9重量%〜約18重量%、あるいは約11重量%〜約15重量%の、1種以上の洗浄性界面活性剤を含む。本シャンプー組成物における洗浄性界面活性剤成分は、所望の洗浄性能及び起泡性能が提供されるよう十分な濃度でなければならない。
シャンプー組成物は、シャンプー組成物の約2重量%〜約50重量%、あるいは約5重量%〜約25重量%、あるいは約7重量%〜約22重量%、あるいは約9重量%〜約18重量%、あるいは約11重量%〜約15重量%の、1種以上の洗浄性界面活性剤を含む。本シャンプー組成物における洗浄性界面活性剤成分は、所望の洗浄性能及び起泡性能が提供されるよう十分な濃度でなければならない。
1種以上の洗浄性界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、両性又は双性イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択され得る。1種以上の洗浄性界面活性剤はまた、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択され得る。洗浄性界面活性剤の種々の例及び説明が、米国特許第6,649,155号、米国特許出願公開第2008/0317698号、及び米国特許出願公開第2008/0206355号に記述されており、これらの全体が参照により本明細書に援用されている。
本組成物で用いるのに好適なアニオン性界面活性剤は、アルキル及びアルキルエーテルサルフェートである。他の好適なアニオン性界面活性剤は、有機硫酸反応生成物の水溶性の塩である。更に他の好適なアニオン性界面活性剤は、イセチオン酸でエステル化されかつ水酸化ナトリウムで中和された脂肪酸の反応生成物である。他の同様なアニオン性界面活性剤は、米国特許第2,486,921号、同第2,486,922号、及び同第2,396,278号に記載されており、参照によりそれら全体が本明細書に組み込まれる。
シャンプー組成物に使用される代表的なアニオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸トリエチルアミン、ラウレス硫酸トリエチルアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウレス硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウレス硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸ジエタノールアミン、ラウレス硫酸ジエタノールアミン、ラウリルモノグリセリド硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウレス硫酸カリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ラウリルサルコシン、ココイルサルコシン、ココイル硫酸アンモニウム、ラウロイル硫酸アンモニウム、ココイル硫酸ナトリウム、ラウロイル硫酸ナトリウム、ココイル硫酸カリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ココイル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ナトリウムココイルイセチオネート及びこれらの組み合わせが挙げられる。更なる実施形態では、アニオン性界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム又はラウレス硫酸ナトリウムである。
シャンプー組成物における使用に好適な両性又は双性イオン性界面活性剤としては、シャンプー又は他のパーソナルケア洗浄における使用が既知のものが包含される。そのような両性界面活性剤の濃度は、約0.5重量%〜約20重量%、及び約1重量%〜約10重量%の範囲である。好適な双性イオン性又は両性界面活性剤の非限定的な例が、米国特許第5,104,646号及び同第5,106,609号に記載されており、参照によりそれら全体が本明細書に組み込まれる。
シャンプー組成物における使用に適した両性洗浄性界面活性剤としては、脂肪族二級及び三級アミンの誘導体として大まかに記載される界面活性剤が挙げられ、ここで脂肪族ラジカルは直鎖又は分枝鎖であることができ、脂肪族置換基の1つが約8〜約18個の炭素原子を有し、1つはアニオン性基、例えばカルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、又はホスホネートを含有する。本発明のシャンプー組成物に用いられる代表的な両性洗浄性界面活性剤には、ココアンホアセテート、ココアンホジアセテート、ラウロアンホアセテート、ラウロアンホジアセテート、及びこれらの混合物が挙げられる。
このシャンプー組成物における使用に適した双性イオン性洗浄性界面活性剤としては、脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウム、及びスルホニウム化合物の誘導体として大まかに記載される界面活性剤が挙げられ、ここで脂肪族ラジカルは直鎖又は分枝鎖であり得、脂肪族置換基の1つが約8〜約18個の炭素原子を有し、1つはアニオン性基、例えばカルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート又はホスホネートを含有する。別の実施形態では、ベタインなどの双性イオンが選択される。
シャンプー組成物における使用に適したその他のアニオン性、双性イオン性、両性、又は任意の追加の界面活性剤の非限定的な例は、参照によりこれらの全体が本明細書に援用されている、McCutcheon「Emulsifiers and Detergents,1989 Annual」M.C.Publishing Co.発行、並びに米国特許第3,929,678号、同第2,658,072号、同第2,438,091号、同第2,528,378号において記載されている。
シャンプー組成物はまた、カチオン性コンディショニングポリマー、水性担体、及び本明細書で記載され得た他の追加成分を含んでもよい。
C.カチオン性コンディショニングポリマー
本明細書に記載されたシャンプー組成物は、1種以上のカチオン性コンディショニングポリマーを含み得る。このポリマーは、(a)カチオン性グアーポリマー、(b)カチオン性非グアーポリマー、(c)カチオン性タピオカポリマー、(d)アクリルアミドモノマーとカチオン性モノマーとのカチオン性コポリマー、(e)洗浄性界面活性剤と組み合わせた際にリオトロピック液晶を形成する、合成非架橋カチオン性ポリマー、及び(f)これらの混合物からなる群から選択されてもよい。
本明細書に記載されたシャンプー組成物は、1種以上のカチオン性コンディショニングポリマーを含み得る。このポリマーは、(a)カチオン性グアーポリマー、(b)カチオン性非グアーポリマー、(c)カチオン性タピオカポリマー、(d)アクリルアミドモノマーとカチオン性モノマーとのカチオン性コポリマー、(e)洗浄性界面活性剤と組み合わせた際にリオトロピック液晶を形成する、合成非架橋カチオン性ポリマー、及び(f)これらの混合物からなる群から選択されてもよい。
D.担体
シャンプー組成物は、シャンプー組成物の約75重量%〜約98重量%、あるいは約80重量%〜約98重量%の表面的に許容可能なシャンプー組成物を更に含む。担体は、水性担体であり得る。このキャリアの量及び化学的性質は、他の構成成分との適合性、及び当該製品の他の所望の特性に応じて選択される。一実施形態において、キャリアは水、及び低級アルキルアルコールの水溶液からなる群から選択される。本明細書において有用な低級アルキルアルコールは、エタノール及び/又はイソプロパノールなど1〜6個の炭素を有する一価アルコールである。一実施形態において、化粧用として許容可能なキャリアは、化粧用として許容可能な水性キャリアであり、約20%〜約95%、又は約60%〜約85%の濃度で存在する。
シャンプー組成物は、シャンプー組成物の約75重量%〜約98重量%、あるいは約80重量%〜約98重量%の表面的に許容可能なシャンプー組成物を更に含む。担体は、水性担体であり得る。このキャリアの量及び化学的性質は、他の構成成分との適合性、及び当該製品の他の所望の特性に応じて選択される。一実施形態において、キャリアは水、及び低級アルキルアルコールの水溶液からなる群から選択される。本明細書において有用な低級アルキルアルコールは、エタノール及び/又はイソプロパノールなど1〜6個の炭素を有する一価アルコールである。一実施形態において、化粧用として許容可能なキャリアは、化粧用として許容可能な水性キャリアであり、約20%〜約95%、又は約60%〜約85%の濃度で存在する。
シャンプー組成物のpHは、約pH3〜約pH8、あるいは約pH4〜約pH7、あるいは約pH5〜約pH6であってもよい。
E.有益剤
シャンプー組成物は、1種以上の有益剤を更に含むことができる。例示的な有益剤としては、シリコーンエマルション、抗フケ活性物質、香料マイクロカプセル、ゲルネットワーク、着色剤、粒子及びスキンシリコーンなどの他の不溶性スキンコンディショニング剤又はヘアコンディショニング剤、ヒマワリ油又はヒマシ油などの天然油が挙げられるが、これらに限定されない。
シャンプー組成物は、1種以上の有益剤を更に含むことができる。例示的な有益剤としては、シリコーンエマルション、抗フケ活性物質、香料マイクロカプセル、ゲルネットワーク、着色剤、粒子及びスキンシリコーンなどの他の不溶性スキンコンディショニング剤又はヘアコンディショニング剤、ヒマワリ油又はヒマシ油などの天然油が挙げられるが、これらに限定されない。
(1).シリコーンエマルション
本明細書における使用に好適なシリコーンエマルションとしては、米国特許第4,476,282号、及び米国特許出願公開第2007/0276087号に記載されている説明に従って調製された不溶性ポリシロキサンのエマルションが挙げられる。したがって、本発明の目的に対応すべく本明細書中で言及されている不溶性ポリシロキサンとしては、α,ωヒドロキシ末端ポリシロキサン、又はα,ωアルコキシ末端ポリシロキサンのように、約50,000〜約500,000g/molの範囲内の分子量を有するポリシロキサンが挙げられる。本明細書において「不溶性ポリシロキサン」は、ポリシロキサンの水溶性が0.05重量%未満であることを意味する。別の実施形態において、ポリシロキサンの水溶性は0.02重量%未満、又は0.01重量%未満、又は0.001重量%未満である。実施形態によれば、不溶性ポリシロキサンは、本組成物の総重量を基準として約0.1重量%〜約3重量%の範囲内の量でシャンプー組成物中に存在する。例えば、不溶性のポリシロキサンは、本組成物の総重量を基準として約0.2重量%〜約2.5重量%、又は約0.4重量%〜約2.0重量%、又は約0.5重量%〜約1.5重量%の範囲内の量で存在し得る。
本明細書における使用に好適なシリコーンエマルションとしては、米国特許第4,476,282号、及び米国特許出願公開第2007/0276087号に記載されている説明に従って調製された不溶性ポリシロキサンのエマルションが挙げられる。したがって、本発明の目的に対応すべく本明細書中で言及されている不溶性ポリシロキサンとしては、α,ωヒドロキシ末端ポリシロキサン、又はα,ωアルコキシ末端ポリシロキサンのように、約50,000〜約500,000g/molの範囲内の分子量を有するポリシロキサンが挙げられる。本明細書において「不溶性ポリシロキサン」は、ポリシロキサンの水溶性が0.05重量%未満であることを意味する。別の実施形態において、ポリシロキサンの水溶性は0.02重量%未満、又は0.01重量%未満、又は0.001重量%未満である。実施形態によれば、不溶性ポリシロキサンは、本組成物の総重量を基準として約0.1重量%〜約3重量%の範囲内の量でシャンプー組成物中に存在する。例えば、不溶性のポリシロキサンは、本組成物の総重量を基準として約0.2重量%〜約2.5重量%、又は約0.4重量%〜約2.0重量%、又は約0.5重量%〜約1.5重量%の範囲内の量で存在し得る。
シリコーンエマルションの一態様によれば、本明細書に使用されている不溶性ポリシロキサンは、次の一般式Iを有するα,ωヒドロキシ又はアルコキシ末端ポリシロキサンを含む。
R1−[O−SiR2]n−OR1、
式中、「n」は整数であり、Rは置換又は非置換のC1〜C10アルキル又はアリールであり、R1は水素であるか又は置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル又はアリールである。R及びR1の非限定例は、アルキル基、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、tertペンチル、ヘキシル、例えば、n−ヘキシル、ヘプチル、例えば、n−ヘプチル、オクチル、例えば、n−オクチル、及びイソオクチル、例えば、2,2,4−トリメチルペンチル、ノニル、例えば、n−ノニル、デシル、例えば、n−デシル、ドデシル、例えば、n−ドデシル、オクタデシル、例えば、n−オクタデシル;又はアリール基、例えば、フェニル、ナフチル、アントリル及びフェナンスリルから独立して選択され得る。実施形態において、不溶性ポリシロキサンは一般式H−[O−SiR2]n−OHを有する。
R1−[O−SiR2]n−OR1、
式中、「n」は整数であり、Rは置換又は非置換のC1〜C10アルキル又はアリールであり、R1は水素であるか又は置換若しくは非置換のC1〜C10アルキル又はアリールである。R及びR1の非限定例は、アルキル基、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、tertペンチル、ヘキシル、例えば、n−ヘキシル、ヘプチル、例えば、n−ヘプチル、オクチル、例えば、n−オクチル、及びイソオクチル、例えば、2,2,4−トリメチルペンチル、ノニル、例えば、n−ノニル、デシル、例えば、n−デシル、ドデシル、例えば、n−ドデシル、オクタデシル、例えば、n−オクタデシル;又はアリール基、例えば、フェニル、ナフチル、アントリル及びフェナンスリルから独立して選択され得る。実施形態において、不溶性ポリシロキサンは一般式H−[O−SiR2]n−OHを有する。
シリコーンエマルションの別の態様によれば、不溶性ポリシロキサンは、約50,000〜約500,000g/molの範囲内の平均分子量を有する。例えば、不溶性ポリシロキサンの平均分子量は、約60,000〜約400,000;約75,000〜約300,000;約100,000〜約200,000の範囲内であってもよいか、又は平均分子量は約150,000g/molであってもよい。
シリコーンエマルションの別の態様に従って、一般式:
を有する環状ポリシロキサンの総含量は、全てのポリシロキサンの総重量に対して約2.5重量%未満の量でシリコーンエマルションの中に存在する。例えば、ジメチコノールは、オクタメチルシクロテトラシロキサン(D4)及びデカメチルシクロテトラシロキサン(D5)のような有意量の環状ポリシロキサンを含み得る。実施形態において、D4の量は全ポリシロキサンの総重量を基準として約2.0%未満、又は約1.5%未満、又は約1.0%未満、又は約0.5%未満である。実施形態において、D5の量は全ポリシロキサンの総重量を基準として約0.5%未満、又は約0.4%未満、又は約0.3%未満、又は約0.2%未満である。
シリコーンエマルションの更に別の態様によれば、エマルションは最大約500,000cPsの粘度を有する。例えば、粘度は約75,000〜約300,000、約100,000〜約200,000、又は約150,000cPsの範囲内であり得る。
シリコーンエマルションの更に別の態様によれば、不溶性ポリシロキサンは約30nm〜約10マイクロメートルの範囲内の平均粒径を有する。平均粒径は、例えば、約40ナノメートル〜約5μm、約50ナノメートル〜約1μm、約75ナノメートル〜約500ナノメートル、又は、約100ナノメートルの範囲内であってもよい。
不溶性ポリシロキサンの平均分子量、シリコーンエマルションの粘度、及び不溶性ポリシロキサンを含む粒子の大きさは、Smith,A.L.The Analytical Chemistry of Silicones,John Wiley & Sons,Inc.:New York,1991に開示されている方法のように、当業者に広く用いられている方法によって測定される。例えば、シリコーンエマルションの粘度は、スピンドル6で2.5rpmにてBrookfield粘度計を使用して30℃で測定することができる。
シリコーンエマルションの別の態様によれば、エマルションは、粒子径が約30nm〜約10マイクロメートルの範囲である高内相粘度エマルションの供給に関与するアニオン性界面活性剤を更に含む。アニオン性界面活性剤は、有機スルホン酸類から選択される。本プロセスで使用される最も共通のスルホン酸は、アルキルアリールスルホン酸、アルキルアリールポリオキシエチレンスルホン酸、アルキルスルホン酸、及びアルキルポリオキシエチレンスルホン酸である。スルホン酸の一般式は下掲のとおりである。
R2C6H4SO3H (II)
R2C6H4O(C2H4O)mSO3H (III)
R2SO3H (IV)
R2O(C2H4O)mSO3H (IV)
式中、R2は異なってもよく、少なくとも6個の炭素原子を有する一価炭化水素基である。R2の非限定例としては、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、セチル、ステアリル、ミリスチル、及びオレイルが挙げられる。「m」は1〜25の整数である。例示的なアニオン性界面活性剤は、オクチルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、セチルベンゼンスルホン酸、α−オクチルスルホン酸、α−ドデシルスルホン酸、α−セチルスルホン酸、ポリオキシエチレンオクチルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンドデシルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンセチルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンオクチルスルホン酸、ポリオキシエチレンドデシルスルホン酸、及びポリオキシエチレンセチルスルホン酸を含むが、これらに限定されない。一般的には、1〜15%のアニオン性界面活性剤がエマルジョンプロセスに使用される。例えば、アニオン性界面活性剤の使用量が3〜10%であれば、至適な結果が得られる。
R2C6H4SO3H (II)
R2C6H4O(C2H4O)mSO3H (III)
R2SO3H (IV)
R2O(C2H4O)mSO3H (IV)
式中、R2は異なってもよく、少なくとも6個の炭素原子を有する一価炭化水素基である。R2の非限定例としては、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、セチル、ステアリル、ミリスチル、及びオレイルが挙げられる。「m」は1〜25の整数である。例示的なアニオン性界面活性剤は、オクチルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、セチルベンゼンスルホン酸、α−オクチルスルホン酸、α−ドデシルスルホン酸、α−セチルスルホン酸、ポリオキシエチレンオクチルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンドデシルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンセチルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンオクチルスルホン酸、ポリオキシエチレンドデシルスルホン酸、及びポリオキシエチレンセチルスルホン酸を含むが、これらに限定されない。一般的には、1〜15%のアニオン性界面活性剤がエマルジョンプロセスに使用される。例えば、アニオン性界面活性剤の使用量が3〜10%であれば、至適な結果が得られる。
シリコーンエマルションはアニオン性界面活性剤以外に追加の乳化剤を更に含んでいてもよく、それにより、乳化及び重合の温度が制御されるとともに、簡単な方法でより迅速にエマルションの製造が促される。非イオン性乳化剤は、親水性親油性バランス(HLB)値が10〜19であるものが好適であり、それにはポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、及びポリオキシアルキレンソルビタンエステルが含まれる。10〜19のHLB値を有するいくつかの有用な乳化剤は、ポリエチレングリコールオクチルエーテル、ポリエチレングリコールラウリルエーテル、ポリエチレングリコールトリデシルエーテル、ポリエチレングリコールセチルエーテル、ポリエチレングリコールステアリルエーテル、ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールドデシルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールセチルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールステアリルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールソルビタンモノステアラート、及びポリエチレングリコールモノオレイン酸ソルビタンを含むが、これらに限定されない。
別の実施形態に従い、組成物は、抗フケ活性粒子であってもよい抗フケ活性物質を更に含んでもよい。
F.その他の構成成分
シャンプー組成物は、また、所望に応じて任意の好適な任意成分を更に含んでもよい。そのような任意成分は、物理的及び化学的に組成物の成分に適合する必要があり、製品の安定性、審美性、又は性能を過度に損なうべきではない。CTFA Cosmetic Ingredient Handbook,Tenth Edition(the Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,Inc.(Washington,D.C.)より出版)(2004年)(本明細書、以下「CTFA」と呼ぶ)に、本明細書の組成物に付加され得る様々な非限定的な材料が記載されている。
シャンプー組成物は、また、所望に応じて任意の好適な任意成分を更に含んでもよい。そのような任意成分は、物理的及び化学的に組成物の成分に適合する必要があり、製品の安定性、審美性、又は性能を過度に損なうべきではない。CTFA Cosmetic Ingredient Handbook,Tenth Edition(the Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,Inc.(Washington,D.C.)より出版)(2004年)(本明細書、以下「CTFA」と呼ぶ)に、本明細書の組成物に付加され得る様々な非限定的な材料が記載されている。
本発明の別の実施形態に応じて、洗浄性界面活性剤、カチオン性コンディショニングポリマー、キレート剤、及び担体を含むシャンプー組成物を製造する方法が提供される。方法は、(i)好適な担体において洗浄性界面活性剤とカチオン性コンディショニングポリマーとを組み合わせることと、(ii)キレート剤と工程(i)の生成物を含む担体組成物とを組み合わせて、シャンプー組成物を生成することと、を含む。
一実施形態において、Brookfield R/S Plus Rheometerを用い、26.6℃にて2s−1で測定されたシャンプー組成物は、4,000cP〜20,000cP、又は約6,000cP〜約12,000cP、又は約8,000cP〜約11,000cPの粘度を有する。
本明細書において、毛髪の銅付着を阻害し、毛髪に付着した銅の除去を促進する方法であって、本明細書に記載されたシャンプー組成物を毛髪に適用することと、毛髪からシャンプー組成物を洗い流すことと、を含む、方法が記載されている。
毛髪の銅付着の阻害及び毛髪に付着した銅の除去は、毛髪からコンディショナーを洗い流した後、リーブオン型トリートメントを適用することによっても達成され得る。リーブオン型トリートメントは、(すなわち、洗い流しに使用された水からの)毛髪の銅の付着を阻害することに加えて、消費者に所望のコンディショニング効果を送達することができる。本明細書に記載されたリーブオン型トリートメントは、リーブオン型トリートメントの、約0.025重量%〜約0.50重量%、あるいは約0.05重量%〜約0.25重量%の本明細書に記載された1種以上のキレート剤を含んでもよい。リーブオン型トリートメントはまた、1種以上のレオロジー変性剤及び水性担体を含んでもよい。
シャンプー組成物は、従来の配合及び混合技術により調製することできる。ヘアケア製剤分野の当業者の技術範囲内でのシャンプー組成物の他の変形例は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく行われ得ることが理解されよう。本明細書における全ての部、比率(%)、及び比は、特に指定しない限り、重量基準である。特定の成分は、供給元から希釈溶液として供給され得る。記載される量は、特に指定しない限り、活性物質の重量%を表す。
試験方法
シャンプートリートメントプロトコル
全ての試験は、約4.0グラム及び約6インチの長さを有する色付きヘアピース(下記の毛髪の銅測定方法を参照)に対して行われた。ヘアピースは、IHIP(International Hair Importers)から市販されている。シャンプー組成物につき3つのヘアピースを使用し、0.20gの量のシャンプーを注射器により別々のヘアピースに延展する。つまり、シャンプーの用量は、毛髪1gあたり0.10gである。各塗布は、毛髪へのシャンプーの付加、30秒間のミルキング、続けて30秒間の洗い流しからなる。次に、シャンプーを再塗布(0.1g/g)し、30秒間ミルキングし、30秒間洗い流す。ヘアピースから余分な水が絞り出され、空気乾燥のために放置されるか、あるいは洗い流しコンディショナー及び/又はリーブオン型トリートメント組成物によって処置される。このプロトコルは、(毛髪トリートメントの詳細を記載する以下の表で示されるように)複数回/サイクル繰り返される。
シャンプートリートメントプロトコル
全ての試験は、約4.0グラム及び約6インチの長さを有する色付きヘアピース(下記の毛髪の銅測定方法を参照)に対して行われた。ヘアピースは、IHIP(International Hair Importers)から市販されている。シャンプー組成物につき3つのヘアピースを使用し、0.20gの量のシャンプーを注射器により別々のヘアピースに延展する。つまり、シャンプーの用量は、毛髪1gあたり0.10gである。各塗布は、毛髪へのシャンプーの付加、30秒間のミルキング、続けて30秒間の洗い流しからなる。次に、シャンプーを再塗布(0.1g/g)し、30秒間ミルキングし、30秒間洗い流す。ヘアピースから余分な水が絞り出され、空気乾燥のために放置されるか、あるいは洗い流しコンディショナー及び/又はリーブオン型トリートメント組成物によって処置される。このプロトコルは、(毛髪トリートメントの詳細を記載する以下の表で示されるように)複数回/サイクル繰り返される。
毛髪の銅測定方法
次の試験方法を使用して、毛髪から銅を除去し、毛髪への銅付着を阻害する組成物及びレジメンの能力を評価する。
次の試験方法を使用して、毛髪から銅を除去し、毛髪への銅付着を阻害する組成物及びレジメンの能力を評価する。
ヘアピースは、酸化染毛剤で一度染められている。試験には、特別な金髪の色合いが使用されている。へアピースは、1ガロンあたり7グレインの水硬度(Ca/Mg)及び0.06μg/gの銅イオンを含有する水道水の中で10又は20回の繰り返し洗髪サイクルで洗髪される。それぞれの洗髪サイクルは、ヘアピースに対して0.1g/gのシャンプーを2回適用することからなる。それぞれの適用は、毛髪に対してシャンプーを付加することと、30秒間のミルキング後の30秒間の洗い流しからなる。次いで、0.1g/gのシャンプーが再適用され、30秒間ミルキングされ、30秒間洗い流し、その後、乾くまでヒートボックス(60℃)内で乾燥させる。
100mgの毛髪の試料は、2mLの高純度濃縮硝酸で一晩消化される。消化混合物は、150μLの100μg/gイットリウム内部標準(Inorganic Ventures(Christianburg,VA,USA))を含有する。消化後、試料を70〜80℃で1時間加熱し、室温まで冷却し、脱イオン水で15mLまで希釈する。ヘアピースの銅含有量は、誘導結合プラズマ発光分析(ICP−OES)によって求められる。それぞれの工程に対して、3つの異なる試料が分析される。
実施例及びデータ
以下は、本明細書に記載されたシャンプー組成物の非限定的な実施例である。これらの実施例は、単に説明のために示すものであり、シャンプー組成物を限定するものと解釈されるべきでなく、シャンプー組成物の趣旨及び範囲から逸脱することなく、それらの多くの変形例が可能であることを当業者は理解するであろう。
以下は、本明細書に記載されたシャンプー組成物の非限定的な実施例である。これらの実施例は、単に説明のために示すものであり、シャンプー組成物を限定するものと解釈されるべきでなく、シャンプー組成物の趣旨及び範囲から逸脱することなく、それらの多くの変形例が可能であることを当業者は理解するであろう。
本明細書に記載されたシャンプー組成物は、概ね従来の方法で調製されている。このような方法は、典型的に、加熱、冷却、真空の適用等を用いて又は用いずに、成分を1つ以上の工程で混合して比較的均一な状態にすることを含む。組成物は、安定性(物理的安定性、化学的安定性、光安定性)及び/又は活性物質の送達を最適化するように調製される。シャンプー組成物は、単相若しくは単一製品中に存在してもよく、又はシャンプー組成物は、別個の相若しくは別個の製品中に存在してもよい。2つの製品を使用する場合、それらの製品は、一緒に、同時に又は逐次使用してよい。逐次使用は、1つの製品の使用直後等の短時間に行われてもよく、数時間又は数日の期間にわたって行われてもよい。
(a)ヘアピースによるロット間のばらつき及び(b)シャンプー及びコンディショナートリートメント中に使用される水の日別のばらつきに関する毛髪の結果的に生じる銅含有量のばらつきを最小限にするために、実験系列ごとに単一ロットのヘアピースが使用され、実験系列ごとに別の対照実験/処置が実行される(以下参照)。
実験系列I:単純界面活性剤及び2,3−トリエチレンテトラミンを含有する浄化シャンプー用いた処置の調査。
2.Standapol WAQ−LC(活性分29重量%)としてBASFから入手可能なラウリル硫酸ナトリウム。
3.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
キレート剤2,3−トリエチレンテトラミンは、キレート剤を含まないシャンプー組成物での処置と比べて、10回のシャンプーサイクル処置後、毛髪の銅含有量の有意な削減に寄与している。
実験系列II:単純界面活性剤及び2,3−トリエチレンテトラミンを2つの異なるpH値で含有する浄化シャンプーによる処置の調査。
2.Standapol WAQ−LC(活性分29重量%)としてBASFから入手可能なラウリル硫酸ナトリウム。
3.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
2,3−トリエチレンテトラミン酸の存在は、低pH値及び高pH値の両方で、20回のシャンプーサイクル後、毛髪からの銅の効果的な除去に寄与している。キレート剤がない場合、pHが低いほど、毛髪からの銅の高い除去性を示している。
実験系列III:本明細書に記載された単純界面活性剤(pH=6)及び各種キレート剤を含有する浄化シャンプーを用いた処置の調査。
2.Standapol WAQ−LC(活性分29重量%)としてBASFから入手可能なラウリル硫酸ナトリウム。
3.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
単純界面活性剤を含有する浄化シャンプーを用いた20サイクル洗浄処置において評価されたクラスIIIからの全てのキレート剤は、対照のシャンプー処置と比べて毛髪の銅含有量の削減を示している。2,3−トリエチレンテトラミン及びテトラエチレンペンタミンは、より効果的な処置を示している。
実験系列IV:単純界面活性剤(pH=6)及びエチレンジニトリロテトラプロパン−2−オールキレート剤を含有する浄化シャンプーを用いた処置の調査。
2.Standapol WAQ−LC(活性分29重量%)としてBASFから入手可能なラウリル硫酸ナトリウム。
3.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
エチレンジニトリロテトラプロパン−2−オール酸(0.40重量%の濃度)の存在は、20回のシャンプーサイクル後、キレート剤を含まない対照のシャンプーを用いた対応する処置と比べて、毛髪からの銅の効果的な除去に寄与している。
実験系列V:単純界面活性剤、レオロジー変性剤及びトリス−2−アミノエチルアミンを含有する浄化シャンプーによる処置の調査。
2.Standapol WAQ−LC(活性分29重量%)としてBASFから入手可能なラウリル硫酸ナトリウム。
3.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
トリス−2−アミノエチルアミン酸の存在は、10回のシャンプーサイクル後、キレート剤を含有しない対照浄化シャンプーによる対応する処置と比べて、毛髪からの銅の効果的な除去に寄与している。
実験系列VI:単純界面活性剤、レオロジー変性剤及び2−アミノ二酢酸の分子構造を有するキレート剤を含有する浄化シャンプーを用いた処置の調査。
2.Standapol WAQ−LC(活性分29重量%)としてBASFから入手可能なラウリル硫酸ナトリウム。
3.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
2−アミノ二酢酸の分子構造を有するキレート剤の存在は、20回のシャンプーサイクル後、キレート剤を含有しない対照浄化シャンプーによる対応する処置と比べて、毛髪からの銅の効果的な除去に寄与している。
実験系列VII:2,3−トリエチレンテトラミンキレートを含有するシャンプー及び洗い流しコンディショナー及びリーブオン型トリートメントを用いた処置の調査。
2.Standapol WAQ−LC(活性分29重量%)としてBASFから入手可能なラウリル硫酸ナトリウム。
3.Comperlan CMEA(活性分85重量%)としてBASFから入手可能なコカミドMEA。
4.Ashlandから入手可能なJaguarC−500。
5.330.000cPの粘度を有するシリコーンオイル。
6.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
2.Standapol WAQ−LC(活性分29重量%)としてBASFから入手可能なラウリル硫酸ナトリウム。
3.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
2.Dow Unival LR30Mから入手可能な四級化されたヒドロキシエチルセルロース。
3.Dowによって入手可能。
4.330.000cPの粘度を有するシリコーンオイル。
5.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
2.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
2.ジメチル二牛脂アンモニウムクロリド。
3.Momentive Performance Materialsにより入手可能で25℃で10,000cPの粘度を有する末端アモジメチコン。
4.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
2.Dowから入手可能なKathon CG(活性分1.5重量%)。
2.ビニルピロリドン及び四級化ジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー;Ashlandにより入手可能なガフクァット755NH。
実験系列VIIの結果
それぞれの処置(レジメン)は、コンディショニングシャンプーの後、洗い流しコンディショナー、次いで、(記載の場合、)リーブオン型トリートメントスプレーによる洗浄を含む。
それぞれの処置(レジメン)は、コンディショニングシャンプーの後、洗い流しコンディショナー、次いで、(記載の場合、)リーブオン型トリートメントスプレーによる洗浄を含む。
レジメンの生成物のいずれかにおける2,3−トリエチレンテトラミンの添加は、対照のコンディショニングシャンプー/対照の洗い流しコンディショナーを用いた対応する処置と比べて、20回のコンディショニングシャンプー/洗い流しコンディショナー/リーブオン型トリートメントレジメンサイクル後、毛髪からの銅の効果的な除去に寄与している。キレート剤がリーブオン型トリートメントにおいて添加されるレジメンは、毛髪から銅を除去する際に特に効果的である。
本明細書に開示した寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきではない。むしろ、特に指定されない限り、そのような各寸法は、列挙された値とその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することが意図されている。例えば、「40mm」と開示された寸法は、「約40mm」を意味するものとする。
相互に参照されるか又は相互に関連する特許若しくは出願のいずれも含めた、本明細書に引用されている全ての文献は、明示的に除外されるか、又は特に限定されない限り、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている。いかなる文献の引用をも、本明細書中で開示又は特許請求されている任意の発明に関する先行技術であるとは認められず、あるいは上記の引用は、単独で又は他の任意の(複数の)参考文献と組み合わせて、そのような任意の発明を教示、示唆又は開示するとは認められない。更に、本文献における用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献内の同じ用語の意味又は定義と矛盾する場合、本文献におけるその用語に割り当てられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態を例示及び説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行うことができる点が当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内に含まれるそのような全ての変更及び修正は、添付の特許請求の範囲にて網羅することを意図したものである。
Claims (7)
- シャンプー組成物であって、
(a)前記シャンプー組成物の0.005重量%〜5重量%、好ましくは、0.01重量%〜3重量%、更に好ましくは、0.01重量%〜1重量%の1種以上のキレート剤であって、前記1種以上のキレート剤は、以下の分子構造
Y及びZは、水素、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、−CH2CH2OH、−CH2CH(CH3)OH)、−CH2CH2NH2、−CH2CH(CH3)NH2、及びこれらの混合物からなる群から独立して選択される]を有し、
前記1種以上のキレート剤は、
(1)銅を含む錯体の生成定数の対数logKMLは、6より高く、
(2)logP値は、−5〜2、好ましくは、−4〜1、更に好ましくは−3〜0であって、
(3)50〜500、好ましくは、75〜400、更に好ましくは、100〜350の分子量を含む、1種以上のキレート剤と、
(b)前記シャンプー組成物の2重量%〜50重量%、好ましくは、5重量%〜25重量%、更に好ましくは、9重量%〜18重量%、更に好ましくは、11重量%〜15重量%の1種以上の洗浄性界面活性剤と、
(c)前記シャンプー組成物の75重量%〜98重量%の水性担体と、を含み、
前記シャンプー組成物は、pH3〜8を有する、シャンプー組成物。 - 前記洗浄性界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- 前記1種以上のキレート剤の分子量は、125〜325、好ましくは、140〜300である、請求項1又は2に記載の組成物。
- ゲルネットワークを更に含み、前記ゲルネットワークは、脂肪族アルコール及び界面活性剤を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記シャンプー組成物は、0.01%〜0.5%、好ましくは、0.01%〜0.1%、更に好ましくは、0.025%〜0.05%の前記1種以上のキレート剤を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記1種以上のキレート剤は、2,3−トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、2,4−テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、トリス(2−アミノエチル)アミン、エチレンジニトリロテトラプロパン−2−オール、1,1’,1’’,1’’’[(2−ヒドロキシプロピル)イミノ]ビス(2,1エタンジイルニトリロ)]テトラキス−2−プロパノール、テトラエチレンペンタミン−(1−EO)、1,5,9,13−テトラアザトリデカン、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
- 毛髪の銅付着を阻害し、毛髪に付着した銅の除去を促進する方法であって、
a.請求項1〜6のいずれか一項に記載のシャンプー組成物を毛髪に適用することと、
b.毛髪から前記シャンプー組成物を洗い流すことと、を含む、方法。
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