JP2019517750A - Memsマイクロホンおよびその準備方法 - Google Patents

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Abstract

MEMSマイクロホンは、基板(110)と、下側電極層(120)と、犠牲層(130)と、応力層(140)と、上側電極層(150)とを備える。基板(110)は第1の開口部(111)を設けられ、下側電極層(120)は基板(110)にまたがって延びている。第2の開口部(160)は犠牲槽(130)および応力層(140)上に設けられている。第2の開口部(160)は第1の開口部(111)と対応する。応力層(140)の応力方向は、基板(110)の歪み方向と反対である。

Description

本発明は、半導体デバイス技術に関し、詳細には、MEMSマイクロホンおよびこれを製造する方法に関する。
シリカベースのマイクロホンを含むマイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)デバイスは、通常、集積回路製造技術によって製造される。シリカベースのマイクロホンは、補聴器および移動通信デバイスなどの分野で幅広い用途の可能性がある。MEMSマイクロホンチップは、20年以上にわたって研究されてきた。この期間中、ピエゾ抵抗、圧電、および容量性を含む多くのタイプのマイクロホンチップが開発されており、その中でも容量性MEMSマイクロホンが最も広く使用されている。容量性MEMSマイクロホンには、小型、高感度、良好な周波数特性、および低ノイズなどの利点がある。
MEMSマイクロホンの製造プロセスでは、プロセスは通常、半導体基板の一方の側でのみ実施され(例えば、膜堆積、エッチングなど)、他方側では、プロセスは実施されない。通常、酸化シリコンの非常に厚い層が、ダイヤフラムまたはバックプレート上に形成され、典型的には3から5μmの厚さを有して犠牲層として働く。次に、バックプレートまたはダイヤフラムが犠牲層上に形成され、最後に、犠牲層は、エッチングされて除去され、バックプレートとダイヤフラムとの間に空洞を形成する。この非常に厚い犠牲層は、MEMSマイクロホン半導体基板のひどい歪曲を引き起こす可能性がある。フォトリソグラフィプロセスなどの半導体製造プロセスにおける半導体基板の変形に対して厳密な要求事項が存在するため、半導体基板がひどく変形した場合、その後のプロセスを実施することができず、その結果、MEMSマイクロホンの製造を続けることができなくなる。
半導体基板の反り問題に対処するために、通常、半導体基板の他の側にも膜層が堆積されるか、またはエッチングプロセスが実施される。しかし、これにより、MEMSマイクロホンデバイスの半導体基板の片面が半導体デバイスに接触し、それにより、MEMSマイクロホンデバイスに傷や汚れが生じ、それによってMEMSマイクロホンの歩留まりに影響を与え、製造コストも増加する。さらに、製造プロセス上の制約により、裏面膜層は、半導体基板の裏面に常に維持できるとは限らない。裏面の膜が除去されると、半導体基板は再び変形する。
したがって、基板の変形を低減するか、または解消し、高い歩留まりを有することができるMEMSマイクロホンおよびその製造方法を提供することが必要である。
MEMSマイクロホンは、基板と、下側電極層と、犠牲層と、応力層と、上側電極層とを含み、基板はその中央部に第1の開口部を画定し、下側電極層は基板にまたがり、犠牲層、応力層および上側電極層は、下側電極層上に順次積層され、犠牲層および応力層は、前記第1の開口部に対応する第2の開口部を画定し、応力層の応力方向は、基板の歪み方向と反対である。
さらに、MEMSマイクロホンを製造する方法であって、
基板上に下側電極層、犠牲層、および応力層を順次堆積するステップであって、応力層の応力方向は、基板の歪み方向とは反対である、ステップと、
応力層上に上側電極層の振動活性領域を形成するステップと、
応力層上に上側電極層を堆積するプロセスと、
基板上に第1の開口部を画定するステップと、
振動活性領域に対応する犠牲層上に第2の開口部を画定するステップであって、第2の開口部は第1の開口部に対応する、ステップとを含む方法も提供される。
さらに、MEMSマイクロホンを製造する方法であって、
基板上に下側電極層、犠牲層、および応力層を順次堆積するステップであって、応力層の応力方向は、基板の歪み方向とは反対である、ステップと、
応力層上に下側電極層の振動活性領域を形成するステップと、
応力層上に上側電極層を堆積するプロセスと、
基板上に第1の開口部を画定するステップと、
振動活性領域に対応する犠牲層上に第2の開口部を画定するステップであって、第2の開口部は第1の開口部に対応する、ステップとを含む方法も提供される。
上記のMEMSマイクロホンは、基板と、下側電極層と、犠牲層と、応力層と、上側電極層とを含む。
本開示の実施形態によるまたは先行技術における技術的解決策をより明確に示すために、実施形態または従来技術を説明するための添付の図を以下に簡単に紹介する。明らかなことに、以下の説明における添付の図は、本開示の一部の実施形態にすぎず、当業者は創造的な努力なしに添付の図から他の図を導出することができる。
一実施形態におけるMEMSマイクロホンの上面図である。
図1の線A−A’線に沿った断面図である。
別の実施形態におけるMEMSマイクロホンの断面図である。
一実施形態におけるMEMSマイクロホンを製造する方法のフローチャートである。
一実施形態におけるMEMSマイクロホンを製造するプロセスを示す断面図である。 一実施形態におけるMEMSマイクロホンを製造するプロセスを示す断面図である。 一実施形態におけるMEMSマイクロホンを製造するプロセスを示す断面図である。 一実施形態におけるMEMSマイクロホンを製造するプロセスを示す断面図である。 一実施形態におけるMEMSマイクロホンを製造するプロセスを示す断面図である。 一実施形態におけるMEMSマイクロホンを製造するプロセスを示す断面図である。 一実施形態におけるMEMSマイクロホンを製造するプロセスを示す断面図である。 一実施形態におけるMEMSマイクロホンを製造するプロセスを示す断面図である。
別の実施形態におけるMEMSマイクロホンの製造プロセスを示す断面図である。 別の実施形態におけるMEMSマイクロホンの製造プロセスを示す断面図である。 別の実施形態におけるMEMSマイクロホンの製造プロセスを示す断面図である。 別の実施形態におけるMEMSマイクロホンの製造プロセスを示す断面図である。 別の実施形態におけるMEMSマイクロホンの製造プロセスを示す断面図である。 別の実施形態におけるMEMSマイクロホンの製造プロセスを示す断面図である。
本開示の実施形態は、添付の図を参照して以下でより包括的に説明される。好ましい実施形態が図に示される。しかし、本開示の様々な実施形態は、多くの異なる形態で具現化されてよく、本明細書に記載の実施形態に限定されると解釈されるべきではない。そうではなく、これらの実施形態は、本開示が完全かつ完璧であり、開示の範囲を当業者に完全に伝えるように提供される。
図1は、一実施形態におけるMEMSマイクロホンの上面図である。図2は、図1のA−A’線に沿った断面図である。
MEMSマイクロホンは、基板110と、下側電極層120と、犠牲層130と、応力層140と、上側電極層150とを含む。
図示する実施形態では、基板110はSiから作製されているが、基板110は、Ge、SiGe、SiC、SiOまたはSiの1つなどの他の半導体または半導体化合物から作製されてもよい。ベースプレート110の中央部には、第1の開口部111が設けられる。第1の開口部111は、バックキャビティとも呼ばれる。基板110には、絶縁層113が設けられてもよい。絶縁層113は、酸化シリコン層である。絶縁層113は、バックキャビティ111を同時にエッチングするための停止層として働く。下側電極層120は、絶縁層113にまたがってこれに連結される。絶縁層113は、基板110および下側電極層120を互いから絶縁する働きをする。
下側電極層120は、基板110にまたがっている。下側電極層120上には、犠牲層130、応力層140、および上側電極層150が順次積層される。第2の開口部160は、犠牲層130および応力層140上に画定される。第2の開口部160は、第1の開口部111に対応する。ここで、応力層140の応力方向は、基板110の歪み方向と反対である。図2の矢印Aの方向は、応力層140の力の方向を示し、図2の矢印Bの方向は、ウエハの歪みを引き起こす膜層の力の方向、すなわち、基板110の反りの力の方向を示す。
応力層140の厚さは、基板110の反りと合致する。反りまたは歪みは、空間における平面の曲がりの度合いを説明するために使用され、数値的に、歪み面の最も遠い2点間の高さ方向の距離として定義される。絶対面の反りは0である。上側電極層150および下側電極層120は、互いに絶縁されている。
応力層140が基板の反りを引き起こす膜層(基板110)の応力と合致すると、基板110の反りを低減するか、または解消することができる。応力層140の応力σに厚さtを乗じたものは、応力層140がウエハ上に発生させる力の大きさを大まかに示すことができ、これはσ×tで表される。それに応じて、他の層の応力も大まかに計算することができる。応力層140の応力および厚さを調整することにより、基板110の反りを低減するか、または解消することができる。
図1および図2を参照すると、下側電極層120はダイヤフラムとして働く可撓性膜であり、上側電極層150はバックプレートとして働く剛性膜である。下側電極層(ダイヤフラム)120は、引っ張り応力を有し、導電性を有する可撓性膜である。周囲空気が振動すると、ダイヤフラムがある程度変形して、プレートコンデンサの電極としての上側電極層(バックプレート)150と一緒に平板コンデンサを形成することができる。上側電極層(バックプレート)150は、導電性の剛性膜であり、上側電極層(バックプレート)150上には、所定の大きさの複数の音響孔170が形成されている。音響孔170を介して下側電極層(ダイヤフラム)120に音を伝えることができる。音響孔170は、上側電極層(バックプレート)150上に均一に分散される。当然ながら、音響孔170は、不均一に分散されてもよい。例えば、音響孔170は、上側電極層(バックプレート)150の中央領域において比較的稠密であってもよい。
下側電極層120および上側電極層150は、いずれも導電層である。図示する実施形態では、下側電極層120および上側電極層150は、いずれもポリシリコン層である。ポリシリコンを堆積し、ポリシリコン層を形成する間、ポリシリコンの堆積のプロセスパラメータ、その厚さ、不純物のドーピング量などを変更して、可撓性または剛性である下側電極層120および上側電極層150を形成することができる。他の実施形態では、電極プレート120および上側電極層150は、例えばSi、Ge、SiGe、SiC、またはAl、W、Ti、またはAl、W、Tiの窒化物の1つを含む導電層を含む複合層構造であってもよい。
別の実施形態では、図3を参照すると、下側電極層120はバックプレートとして機能する剛性膜であり、上側電極層150はダイヤフラムとして働く可撓性膜である。これに対応して、下側電極層120上には、所定の大きさの複数の音響孔170が形成されている。音響孔170を介して上側電極層(ダイヤフラム)150に音を伝えることができる。音響孔170は、下側電極層(バックプレート)120上に均一に分散される。当然ながら、音響孔170は、不均一に分散されてもよい。例えば、音響孔170は、下側電極層120の中央領域において比較的稠密であってもよい。
下側電極層120上には、犠牲層130、応力層140、および上側電極層150が順次積層される。第2の開口部160は、犠牲層130および応力層140上に画定され、それにより、下側電極層120、犠牲層130、応力層140、および上側電極層150は、封止されて空洞を形成する。空洞は、実際には犠牲層130から剥離される。剥離中、犠牲層130はエッチングされて除去されて空洞を形成する。
MEMSマイクロホンの犠牲層の厚さは通常3から5μmの範囲であるので、そのような厚さの犠牲層130は、MEMSマイクロホン半導体基板110をひどく変形させ得る。応力層140の応力の大きさまたは応力層140の膜厚は、基板110の歪みまたは変形の実際の程度に応じて制御することができ、それによって応力層140の厚さは基板110の反りと合致する。換言すれば、応力層140の厚さおよび応力値を変更することによって、基板110の変形方向とは反対の力を基板110に加えて、基板110の変形を低減するか、または解消することができる。図示する実施形態では、窒化シリコン(Si)層の応力方向が基板110を歪ませる応力と反対であるため、応力層140は窒化シリコン(Si)層である。
応力層140は、典型的には、上側電極層150または下側電極層120の振動活性領域の周辺に位置し、それによってダイヤフラムまたはバックプレートの応力レベルに影響を与えないようにする。上側電極層150または下側電極層120の振動活性領域とは、第2の開口部160に対応する位置を指す。
犠牲層130はポリシリコン層であり、犠牲層130には、犠牲層130の下方に下側電極層120を露出させるための切欠部131が設けられる。この実施形態では、切欠部131は貫通孔構造である。
MEMSマイクロホンはまた、上側電極層150の側部に配設される第1のパッド181と、露出された下側電極120上に配設される第2のパッド183とを含む。第1のパッド181および第2のパッド183は共に金属で作製され、第1のパッド181および第2のパッド183は下側電極層120および上側電極層150を連結するために使用され、その一方で、第1のパッド181および第2のパッド183は、その後の容量性シリカベースのマイクロホンパッケージ配線にも使用することができる。図1から図4は、MEMSマイクロホンのいくつかの主要な構造の単純な例を示すにすぎず、デバイスの全体構造を表すものではないことを理解されたい。
図4は、MEMSマイクロホンを製造する方法のフローチャートである。具体的なプロセスフローを図5〜図12を参照して以下に説明する。MEMSマイクロホンを製造する前述の方法は、以下を含む。
ステップS410において、下側電極層、犠牲層、および応力層が基板上に順次堆積される。
図5から図7を参照すると、図示する実施形態では、基板110はSiから作製される。他の実施形態では、基板110は、Ge、SiGe、SiC、SiO、またはSiの1つなどの他の半導体または半導体化合物から作成されてもよい。基板110の表面(第1の主面)には、熱成長により酸化シリコン絶縁層113が形成され、酸化シリコン絶縁層113の厚さは0.5μmから1μmの間である。次に、酸化シリコン絶縁層113の表面にポリシリコンが堆積されて、下側電極層120を形成する。このとき、下側電極層120は可撓性膜であり、下側電極層120はMEMSマイクロホンのダイヤフラムとして働く。他の実施形態では、下側電極層120は、Si、Ge、SiGe、SiC、またはAl、W、Ti、またはAl、W、Tiの窒化物を含む複合導電層であってもよい。
次に、フォトリソグラフィおよびエッチングステップが実行されて、下側電極層(ダイヤフラム)120の所望のパターンを形成する。下側電極層120上に犠牲層130として働く酸化物層が堆積され、窒化物の層が応力層140として働くように犠牲層130上に堆積される。MEMSマイクロホンの犠牲層の厚さは通常3から5μmの範囲であるので、そのような厚さの犠牲層130は、MEMSマイクロホン半導体基板110のひどい変形を引き起こす。準備プロセスでは、基板110の反りまたは変形に応じて、応力層140の押圧または応力層140の膜厚を制御することができる。換言すれば、応力層140の厚さおよび応力を変更することによって、基板の変形方向とは反対の力を基板に加えて、基板の変形を低減するか、または解消することができる。応力層140は窒化シリコン(Si)層であり、窒化シリコン(Si)層の応力方向は基板110を歪ませる応力とは反対である。応力層140の応力は、堆積中の温度、圧力、ガス体積(総反応ガス体積および反応ガス成分の比)、高周波電力および周波数などの堆積プロセスパラメータを調整することによって調整してもよい。
ステップS420において、下側電極層の振動活性領域が応力層内に形成される。
図8を参照すると、フォトリソグラフィおよびエッチングステップにより、応力層140上に下側電極層(ダイヤフラム)120の振動活性領域141が形成され、エッチングによって第1の貫通孔143が形成される。振動活性領域とは、MEMSマイクロホン内のダイヤフラムとして働く下側電極層120を周囲空気が振動する際にある程度変形させることを可能にするための空間と解釈することができる。
ステップS430において、上側電極層が応力層上に堆積される。
図9から図11を参照すると、応力調整層140上にポリシリコンが堆積されて、導電特性を有する剛性膜を形成し、すなわち上側電極層150はMEMSマイクロホンのバックプレートとして働く。
フォトリソグラフィおよびエッチングが上側電極層150上で実施されて音響孔170および第2の貫通孔151を形成する。音響孔170は、上側電極層150上に均一に分散される。当然ながら、音響孔170は、不均一に分散されてもよい。例えば、音響孔170は、上側電極層150の中央領域において比較的稠密であってもよい。応力層140は、典型的には、上側電極層150または下側電極層120の振動活性領域の周囲に位置し、それによってダイヤフラムまたはバックプレートの応力レベルに影響を与えないようにする。
また、フォトリソグラフィおよびエッチングが上側電極層150上で実施されて、第3の貫通孔131が、第2の貫通孔に対応する犠牲層130上に形成される。第1のパッド181が上側電極層(バックプレート)150の側部に形成され、第2のパッド183が第3の貫通孔に対応する下側電極層(ダイヤフラム)120上に形成される。第1のパッド181および第2のパッド183は、下側電極層(ダイヤフラム)120および上側電極層(バックプレート)150を連結するために使用され、第1のパッド181および第2のパッド183はまた、後の容量性シリカベースのマイクロホンパッケージ配線にも使用することができる。
ステップS440において、第1の開口部が基板上に画定される。
図12を参照すると、基板110の下側電極層120(第2の主面)から外方を向く基板110の表面は、基板110の厚さを所望の厚さに低減するように研磨され、第1の開口部111が、第2の主面上にフォトリソグラフィおよびエッチングなどのプロセスによって画定される。第1の開口部111は、バックキャビティとも呼ばれる。絶縁層113は、バックキャビティ111をエッチングするための停止層として働く。
ステップS450において、第2の開口部が振動活性領域に対応する犠牲層上に画定される。
図2を参照すると、振動活性領域に対応する犠牲層は、第2の開口部160を画定するための剥離プロセスを経て、それにより、下側電極層120、犠牲層130、応力層140および上側電極層150が封入されてキャビティを形成する。この剥離とは、犠牲層130がエッチングプロセスによって特有の領域(ダイヤフラムの下側電極層または下側モータ層の振動活性領域に対応する位置)でエッチングされて除去され、最終的にMEMSマイクロホンデバイスが形成されることを意味する。
別の実施形態では、MEMSマイクロホンの準備プロセスの流れは、以下のとおりであり、これについては、図13から図18を参照して説明する。
ステップS410において、下側電極層、犠牲層、および応力層が基板上に順次堆積される。
図13を参照すると、基板110が設けられている。基板110は、Siから作製される。基板110は、Ge、SiGe、SiC、SiOまたはSiのうちの1つなどの他の半導体または半導体化合物から作製されてもよい。基板110の表面(第1の主面)には、熱成長により酸化シリコン絶縁層113が形成され、酸化シリコン絶縁層113の厚さは0.5μmから1μmの間である。次いで、酸化シリコン絶縁層113の表面上にポリシリコンが堆積されて下側電極層120を形成する。次に、酸化シリコン絶縁層113の表面上にポリシリコンが堆積されて、下側電極層120を形成する。このとき、下側電極層120は剛性膜であり、下側電極層120はMEMSマイクロホンのバックプレートとして働く。他の実施形態では、下側電極層120は、Si、Ge、SiGe、SiC、またはAl、W、Ti、またはAl、W、Tiの窒化物を含む複合導電層であってもよい。
図14および図15を参照すると、フォトリソグラフィおよびエッチングが下側電極層120上で実施されて音響孔170を形成する。音響孔170は、下側電極層120上に均一に分散される。当然ながら、音響孔170は、不均一に分散されてもよい。例えば、音響孔170は、下側電極層120の中央領域において比較的稠密であってもよい。次いで、下側電極層120上に犠牲層130として働く酸化物層が堆積され、応力層140として働く窒化シリコンの層が犠牲層130上に堆積される。MEMSマイクロホンの犠牲層の厚さは通常3から5μmの範囲であるので、そのような厚さの犠牲層130はMEMSマイクロホン半導体基板110をひどく変形させる。準備プロセスでは、基板110の反りまたは変形に応じて、応力層140の押圧または応力層140の膜厚を制御することができる。換言すれば、応力層140の厚さおよび応力を変更することによって、基板の変形方向とは反対の力を基板に加えて、基板の変形を低減するか、または解消することができる。応力層140は窒化シリコン(Si)層であり、窒化シリコン(Si)層の応力方向は基板110を歪ませる応力とは反対である。応力層140の応力は、堆積中の温度、圧力、ガス体積(総反応ガス体積および反応ガス成分の比)、高周波電力および周波数などの堆積プロセスパラメータを調整することによって調整することができる。
ステップS420において、上側電極層の振動活性領域が応力層内に形成される。
次に、図15を参照すると、フォトリソグラフィおよびエッチングステップにより、応力層140上に上側電極層(ダイヤフラム)150の振動活性領域141が形成され、エッチングによって第1の貫通孔143が形成される。振動活性領域とは、MEMSマイクロホン内のダイヤフラムとして働く上側電極層150が、周囲空気が振動する際にある程度変形することができる空間を有することを意味すると理解することができる。
ステップS430において、上側電極層が応力層上に堆積される。
図16を参照すると、応力層140上にポリシリコンが堆積されて、導電特性を有する可撓性の薄膜、すなわちMEMSマイクロホンのダイヤフラムとして働く上側電極層150を形成する。応力層140は、典型的には、上側電極層150または下側電極層120の振動活性領域の周囲に位置し、それによってダイヤフラムまたはバックプレートの応力レベルに影響を与えないようにする。次いで、フォトリソグラフィ、エッチング、および他のプロセスが実施されて所望のパターンおよび第2の貫通孔151を形成する。次に、第3の貫通孔131が、フォトリソグラフィおよびエッチングプロセスによって犠牲層130上の第2の貫通孔151内に形成される。図17を参照すると、第1のパッド181が上側電極層(ダイヤフラム)150の側部に形成され、第2のパッド183が、第3の貫通孔に対応する下側電極層(バックプレート)120上に形成される。第1のパッド181および第2のパッド183は、下側電極層(ダイヤフラム)120および上側電極層(バックプレート)150を連結するために使用され、第1のパッド181および第2のパッド183はまた、後の容量性シリカベースのマイクロホンパッケージ配線にも使用することができる。
ステップS440において、第1の開口部が基板上に画定される。
図18を参照すると、下側電極層120(第2の主面)から外方を向く基板110の表面は、基板110の厚さを所望の厚さに低減するように研磨され、第1の開口部111が、第2の主面上にフォトリソグラフィおよびエッチングなどのプロセスによって画定される。第1の開口部111は、バックキャビティとも呼ばれる。絶縁層113は、バックキャビティ111をエッチングするための停止層として働く。
ステップS450において、振動活性領域に対応する犠牲層上に第2の開口部が画定され、第2の開口部は第1の開口部に対応する。
図3を参照すると、振動活性領域に対応する犠牲層は、第2の開口部160を画定するために剥離プロセスを経て、それにより、下側電極層120、犠牲層130、応力層140および上側電極層150が封入されてキャビティを形成する。この剥離とは、犠牲層130がエッチングプロセスによって特有の領域(ダイヤフラムの下側電極層または下側モータ層の振動活性領域に対応する位置)でエッチングされて除去され、最終的にMEMSマイクロホンデバイスが形成されることを意味する。
最後に、基板100は、支持体をもたらす支持構造体を表し、基板100が別個の構成要素であることを必ずしも示さないことに留意されたい。基板100は、多層構造体として表されてもよく、その多層構造体は、エピタキシ、堆積、またはボンディングなどのプロセスによって形成されてもよい。
上記のMEMSマイクロホンは、基板と、下側電極層と、犠牲層と、応力層と、上側電極層とを含む。応力層の応力または厚さは、応力層の厚さおよび応力を変更することによって基板の歪み度に合致され、基板の変形方向とは反対の力を基板に加えて、基板の変形を低減するか、または解消することができる。同時に、MEMSマイクロホンを製造する方法は、MEMSマイクロホンの既存の製造プロセスに完全に適合させることができ、それによって製造を容易にし、特別な要求基板を購入する必要がなく、低コストとなる。それと同時に、MEMSマイクロホン基板の表面の傷および汚染のリスクを効果的に低減することができ、製品の歩留まりは高くなる。
上記の実施形態の異なる技術的特徴は、簡潔さのために記載されていない様々な組み合わせを有することができる。それにもかかわらず、異なる技術的特徴の組み合わせがお互いに矛盾しない範囲で、そのような組み合わせはすべて本開示の範囲内にあるとみなされなければならない。
前述の実装形態は、本開示の特定の実施形態にすぎず、本開示の保護範囲を限定するように意図するものではない。本開示に開示する技術的範囲内で当業者によって容易に理解される任意の変形または置換はすべて本開示の保護範囲に入ることに留意されたい。したがって、本開示の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (19)

  1. 基板と、下側電極層と、犠牲層と、応力層と、上側電極層とを備えるMEMSマイクロホンであって、前記基板はその中央部に第1の開口部を画定し、前記下側電極層は前記基板にまたがり、前記犠牲層、前記応力層および前記上側電極層は、前記下側電極層上に順次積層され、前記犠牲層および前記応力層は、前記第1の開口部に対応する第2の開口部を画定し、前記応力層の応力方向は、前記基板の歪み方向と反対である、MEMSマイクロホン。
  2. 前記応力層が、窒化シリコン層である、請求項1に記載のMEMSマイクロホン。
  3. 前記応力層が、前記上側電極層または前記下側電極層の振動活性領域の周辺に位置し、前記振動活性領域は、前記第2の開口部に対応する位置である、請求項1に記載のMEMSマイクロホン。
  4. 前記上側電極層が、ダイヤフラムとして働く可撓性膜であり、前記下側電極層は、バックプレートとして働く剛性膜である、請求項1に記載のMEMSマイクロホン。
  5. 前記上側電極層が、バックプレートとして働く剛性膜であり、前記下側電極層が、ダイヤフラムとして働く可撓性膜である、請求項1に記載のMEMSマイクロホン。
  6. 前記バックプレートには、複数の音響孔が設けられている、請求項4または5に記載のMEMSマイクロホン。
  7. 前記上側電極層および前記下側電極層の両方が、ポリシリコンで作製される、請求項1に記載のMEMSマイクロホン。
  8. 前記上側電極層および前記下側電極層の両方が、ポリシリコンを含む複合層である、請求項1に記載のMEMSマイクロホン。
  9. 前記犠牲層には、前記犠牲層の下方に前記下側電極層を露出するように構成された切欠部がさらに設けられる、請求項1に記載のMEMSマイクロホン。
  10. 前記MEMSマイクロホンが、第1パッドおよび第2パッドをさらに備え、
    前記第1のパッドが前記上側電極層の側部上に配設され、前記第2のパッドが前記露出された下側電極上に配設される、請求項9に記載のMEMSマイクロホン。
  11. 絶縁層が前記基板上にさらに設けられ、前記下側電極層は、前記基板および前記下側電極層が互いから絶縁されるように、前記絶縁層にまたがって前記絶縁層に連結される、請求項1に記載のMEMSマイクロホン。
  12. MEMSマイクロホンを製造する方法であって、
    基板上に下側電極層、犠牲層、および応力層を順次堆積するステップであって、前記応力層の応力方向は、前記基板の歪み方向とは反対である、ステップと、
    前記応力層上に上側電極層の振動活性領域を形成するステップと、
    前記応力層上に上側電極層を堆積するステップと、
    前記基板上に第1の開口部を画定するステップと、
    前記振動活性領域に対応する前記犠牲層上に第2の開口部を画定するステップであって、前記第2の開口部は前記第1の開口部に対応する、ステップとを含む、方法。
  13. 前記上側電極層が可撓性膜であり、前記下側電極層が剛性膜であり、前記方法は、前記下側電極層上に複数の音響孔を形成するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記上側電極層が剛性膜であり、前記下側電極層が可撓性膜であり、前記方法は、前記上側電極層上に複数の音響孔を形成するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記上側電極層上に第1のパッドを形成し、前記下側電極層上に第2のパッドを形成するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  16. MEMSマイクロホンを製造する方法であって、
    基板上に下側電極層、犠牲層、および応力層を順次堆積するステップであって、前記応力層の応力方向は、前記基板の歪み方向とは反対である、ステップと、
    前記応力層上に前記下側電極層の振動活性領域を形成するステップと、
    前記応力層上に上側電極層を堆積するステップと、
    前記基板上に第1の開口部を画定するステップと、
    前記振動活性領域に対応する前記犠牲層上に第2の開口部を画定するステップであって、前記第2の開口部は前記第1の開口部に対応する、ステップとを含む、方法。
  17. 前記上側電極層が可撓性膜であり、前記下側電極層が剛性膜であり、前記方法は、前記下側電極層上に複数の音響孔を形成するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記上側電極が可撓性膜であり、前記下側電極層が剛性膜であり、前記方法は前記上側電極層上に複数の音響孔を形成するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記上側電極層上に第1のパッドを、前記下側電極層上に第2のパッドを形成するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
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