JP2019516408A - Pcr産物の検出方法 - Google Patents

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Abstract

生体試料中の核酸分子を検出する方法は、核酸分子を増幅して単一の5’テールを持つアンプリコンを生成すること、および前記5’テールをセンサー表面の複数の捕捉プローブのうちの1つに結合することを含む。前記アンプリコンは一本鎖分子に変換され、標的特異性の触媒クラスターは前記一本鎖分子に結合される。前記触媒クラスターは、前記標的核酸を検出するために金属化される。

Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、2016年5月18日に出願の「PCR産物のネステッド検出」と題する米国仮特許出願第62/337,917号の利益および優先権を主張し、その開示の全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書に開示される主題は、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)プロセスに関し、特にPCR産物のネステッド(入れ子)検出の方法に関する。
PCRは、微量のDNA断片を分析に十分な量に複製かつ増幅することができる技術である。したがってPCRは、DNAの配列決定や試料中の病原体の検出のような、試料中のDNA断片の検出などの様々な用途に使用することができる。
操作時に、PCRは、DNAを溶融または変性させる一連の反復する温度変化すなわちサイクルの使用を伴い、その後に鋳型として作用する2本の一本鎖DNA分子を生じる。DNAポリメラーゼとともにDNAの標的領域に相補的な配列を含む短いDNA断片であるプライマーを使用して、特定のDNA領域または配列の増幅を選択的に繰り返す。典型的には、2つのプライマーが反応混合物中に含まれる。プライマーは一本鎖配列であるが、DNAの標的領域の長さより短い。プライマーはDNA鎖の相補的部分に結合し、DNAポリメラーゼは、プライマー/DNAハイブリッドに結合して、DNA鋳型鎖に相補的な新規のDNA鎖のDNA生成を開始する。このプロセスは、DNA鎖の複数のコピーが生成されるまで繰り返される。
しかしながら、いくつかの例では、プライマーは、プライマーの配列がDNAに対してではなくて相互に結合して、プライマー二量体として知られる二量体または人工増幅産物の短鎖を生じるヘテロ二量体化を受ける可能性がある。これらの人工産物は、PCRの初期段階で生成し、それに続いて増幅される可能性がある。
特定の標的核酸分子を検出する電子センサは、一組の電極対間のセンサ表面に固定化された捕捉プローブを含むことができる。標的核酸分子を検出するシステムおよび方法の一例は、米国特許第7,645,574号に記載され、その全体が参照により本明細書内に組み込まれる。PCRに続いて、増幅産物または標的化された病原体配列に由来するアンプリコンは、内部複製ブロックにより作製されたプライマーの使用による増幅プロセス中に、分子内に組み込まれた5’一本鎖テールを介してプローブによって捕捉される。増幅産物の他方端にタグ付けされたユニバーサル5’テールに対する相補的配列を持つ第2の捕捉オリゴヌクレオチドで官能化されたナノ金クラスターは、捕捉された増幅産物を持つセンサー部位のみへの局在的ハイブリダイズ化に使用される。引き続いて、金の現像剤での短時間処理を用いて、ナノ金クラスターは、金属化のための触媒核生成部位として働き、完全な導電性膜の現像に向け段階的に反応する。金膜の存在により、電極間の間隙は短絡し、抵抗の低下が測定され、それにより捕捉された増幅産物の存在を判定することが可能となる。しかしながら、必須の5’テールを持つ両方のプライマーとともに偽性核酸分子に由来するプライマーのみの人工産物または存在しそうなアンプリコンは、DNA標的が偽陽性の結果をもたらし得るのと同様の過程で、そのセンサと反応する可能性がある。
本発明の概要
生体試料中の核酸分子を検出する方法は、核酸分子を増幅して単一の5’テールを持つアンプリコンを生成し、センサ表面の複数の捕捉プローブのうちの1つに5’テールをハイブリダイズすることを含む。そのアンプリコンは、一本鎖分子に変換され、標的特異性の触媒クラスターがその一本鎖分子に結合する。その触媒クラスターは、標的核酸を検出するために金属化される。
一態様において、センサを用いて試料中の標的核酸分子を検出する方法が開示される。センサは、離間配置されたセンサ表面に結合された第1電極および第2電極、および第1電極と第2電極との間のセンサ表面に結合された複数の捕捉プローブを含む。この方法は、5’テールを持つ第1プライマーおよび5’テールを持たない第2プライマーを用いてポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を介する核酸分子増幅を実施して、5’テールを持つ第1鎖とテールを持たない第2鎖とを備える複数の二本鎖アンプリコンを形成すること、および複数のアンプリコンを複数の捕捉プローブにハイブリダイズすることを含む。この方法はさらに、複数のアンプリコンを複数の一本鎖分子に変換すること、および触媒クラスターを複数の一本鎖分子のそれぞれの内部区画に結合することを含む。さらに、この方法は、その上部に結合した触媒クラスターを持つ複数の一本鎖分子を金属または金属合金と接触させて、触媒クラスター表面に金属または金属合金を析出させること、および電極間に電流を流すことが可能かどうかを判定することを含む。電極間の電流は、試料中の標的核酸分子の存在を示す。
別の態様において、核酸分子検出器を作製する方法が開示される。核酸分子検出器は、センサ表面に結合され、離間配置された第1電極および第2電極、および第1電極と第2電極の間のセンサ表面に結合された複数の捕捉プローブを含む。この方法は、生体試料を受け取ること、生体試料内の核酸分子を増幅して単一の5’テールを持つアンプリコンを生成すること、およびそのアンプリコンの5’テールを複数の捕捉プローブのうちの1つに結合することを含む。この方法はさらに、エキソヌクレアーゼを使用しアンプリコンの一本鎖を消化して、アンプリコンを一本鎖分子に変換すること、および標的特異性の触媒クラスターを合成することを含む。この方法はさらに、触媒クラスターをアンプリコンの一本鎖分子と接触させて、標的特異性の触媒クラスターを一本鎖分子の内部領域に結合することを含む。
いくつかの開示態様の実施において実現できる利点は、プライマー二量体の人工産物または他の意図しない増幅産物の形成による偽陽性を低減または排除することである。
上記の態様は単なる例示である。他の態様は、開示された主題の範囲内にある。
本発明の全容を理解できるように、本発明の詳細な説明は、特定の態様を参照することによって実施され、そのいくつかは添付の図面に示されている。しかしながら、その図面は、本発明の特定の態様のみを示しており、したがって開示される主題の範囲に対してその範囲を限定すると見做されるべきではなく、他の態様も同様に包含することに留意すべきである。図面は必ずしも縮尺通りではなく、本発明の特定の態様の全容を説明する際に通常は拡大されている。図面では、様々な図にわたって、同じ番号が同じ部品を示すように使用されている。
図1は、核酸分子センサ表面の一態様を示す図である。 図2は、核酸分子の検出方法を示すフローチャートである。 図3は、単一の5’テールを持つアンプリコンの一態様を示す図である。 図4は、それに結合する図3のアンプリコンを持つ図1のセンサ表面を示す図である。 図5は、一本鎖分子に変換したアンプリコンを持つ図4のセンサ表面を示す図である。 図6は、一本鎖分子に結合した触媒クラスターを持つ図5のセンサ表面を示す図である。 図7Aは、触媒クラスターを生成する方法の一態様を示す図である。図7Bは、触媒クラスターを生成する別の方法の一態様を示す図である。 図8Aは、多重化触媒クラスターを生成する方法の一態様を示す図である。図8Bは、多重化触媒クラスターを混合する方法の一態様を示す図である。 図8Cは、一本鎖アンプリコン分子上の多重化触媒クラスターの多重部位でネスト化する方法の一態様を示す図である。 図9は、試験に使用されるリボソーム遺伝子の一部分を示す図である。 図10は、アンプリコン鎖のエキソヌクレアーゼ消化に対する時間の影響を試験した結果であるマイクロチップ表面の写真である。 図11は、様々なエキソヌクレアーゼ濃度の影響を試験した結果であるマイクロチップ表面の写真である。 図12は、2つの異なる触媒クラスター試薬の結果を比較するマイクロチップ表面の写真である。 図13Aは、Cal/Bunプライマーと混合された汎フラビウイルスプライマーを用いた多重化反応におけるデングウイルスRNAのRT−PCR複製のゲル分析の写真である。図13Bは、Cal/Bunウイルスプライマーと混合された汎フラビウイルスプライマーを用いた多重化反応におけるラクロスRNAのRT−PCR複製のゲル分析の写真である。
図1は、検出器センサマイクロチップ10の一態様を示す。この態様において、マイクロチップ10は、第1電極12および第2電極14を複数の捕捉プローブ16とともに含み、第1電極12と第2電極14とは互いに接触しないように配置され、捕捉プローブ16は、第1電極12と第2電極14との間のセンサ表面18に捕捉プローブ分子16の付着・固定化を可能にする官能化した酸化物表面の形態である。捕捉プローブ16は、増幅プロセス中に組み込まれた5’テールとの相互作用によりPCR増幅産物を捕捉するように設計されている。
図2は、標的核酸分子を検出する方法20の一態様を示す。区画22で、生体試料から採取した標的核酸分子は、PCRによって増幅される。生体試料は、とりわけ、血液、粘液および皮膚などの任意の適切な種類の物質でよい。もちろん任意の適切な種類のPCR方法を採用できる。この態様において、2つのプライマーがPCRプロセス中に使用される。第1プライマーは、内部複製ブロックを持つ5’テールオリゴヌクレオチドとして合成され、第2プライマーは、テールを持たないオリゴヌクレオチドである。一例では、第2プライマーは5’リン酸基を持つ。図3に示すように、5’テール32を持つ第1鎖31とテールを持たないプライマーから伸長した第2鎖33とを持つ複数の二本鎖アンプリコン30(標的核酸分子の複製物)が生成されるまで、複数のサイクルが実施される。図3に示す一例では、第2鎖33は5’リン酸基34を持つ。図はないが別の例では、第2鎖33は5’リン酸基を持たない。図2に戻って区画24で、アンプリコン30は、図1に示される検出器マイクロチップ10の表面の捕捉プローブ16にハイブリダイズされる。特に、図4に示すように、アンプリコン30の5’テールは捕捉プローブ16に結合する。
区画26で、図5に示すように、ハイブリダイズしたアンプリコン30を一本鎖分子36に変換する。一例では、熱(捕捉プローブ16から離れてアンプリコン30を変性させる)を用いるのではなく、5’→3’方向性のヘリカーゼを用いて、アンプリコン30を一本鎖分子36に変換する。別の例では、エキソヌクレアーゼを用いてアンプリコン30を一本鎖分子36に変換する。この例では、エキソヌクレアーゼは5’→3’の方向性を有し、優先的にテールを持たないプライマーから伸長した鎖33を消化する。テールを持つ鎖31は捕捉プローブ16に結合されているので、エキソヌクレアーゼは、鎖31の5’テールへの接近が不可能であり、それゆえに鎖31を消化できず、テールを持つ鎖31の分解を抑止する。一例では、センサ表面18からの特定距離でのヌクレアーゼ処理能力または立体障害に依存して、鎖33は不完全な消化を経る場合があり、消化された鎖33の残り部分38を生じることがある。一例では、テールを持たないプライマーから伸長した鎖33は、5’リン酸により合成され、エキソヌクレアーゼはλエキソヌクレアーゼである。
鎖33を消化すると、テールを持つ鎖31の内部配列領域が露出する。方法20(図2)の区画28では、金触媒試薬などの触媒試薬は、図6に示すようにテールを持つ鎖31に直接ハイブリダイズする。一態様において、触媒試薬は触媒クラスターの形態である。一態様において、単一の触媒クラスター60はテールを持つ鎖31に結合する。別の態様において、テールを持つ鎖31の長さに依存して、複数の触媒クラスター60はテールを持つ鎖31のそれぞれに結合する。
汎用的なオリゴヌクレオチドはアンプリコン内の内部配列への結合には適さないので、触媒クラスターは標的特異性であり、すなわち触媒クラスターは鎖31内の特定の標的配列に結合する。プライマー二量体人工物はこれらの標的配列を含まないので、触媒クラスター60は、プライマー二量体人工物には結合せず、それにより潜在的な偽陽性の測定を回避する。図7Aに示すように、一例では、チオール修飾オリゴヌクレオチド40を触媒クラスター42と反応させて、少なくとも20個のオリゴヌクレオチドで官能化された触媒クラスター44を形成することができる。別の例では、図7Bに示すように、ユニバーサルクラスター結合配列45およびアンプリコン特異性結合配列47を持つユニバーサルオリゴヌクレオチド46が、ベース汎用クラスター48とハイブリダイズして、触媒クラスター50を形成することができる。その結果、新規のオリゴヌクレオチドの各々は、クラスター汎用オリゴヌクレオチドに相補的なアダプター特異性配列を持つ3’末端で鎖状に繋がる。結果としての触媒クラスター50は、4個のハイブリダイズしたアダプターオリゴヌクレオチド52を持つように図7Bには示されるが、アダプターの実際の数は、ベースクラスター上の捕捉オリゴヌクレオチドの数を限定するクラスターサイズ、およびクラスターに付加されるアダプターオリゴヌクレオチドの化学量論性に依存することが分かっている。
図8Aに示すように、ベース汎用クラスター48は、プローブオリゴヌクレオチドA、B、C、Dの混合物を用いて調製されて、多重化能力を持つ触媒クラスター54を形成することができる。機能化に使用可能な表面積を決定するクラスターサイズに応じて、複数の異なるプローブを単一のクラスターに負荷することが可能である。効率的な金属化反応を保持するために、クラスター当たりの各プローブ種の数に対する比の最適化が必要なこともある。図8Bに示すように、多重化クラスター54の調整混合物を生成できる。多重化クラスター54の混合物は、図8Cに示すように、多数の標的アンプリコンを多重化し、かつ複数のクラスターにより各標的アンプリコンを集合化することができる。
図2に戻って、区画30で、触媒核形成部位として働く触媒クラスター60の金属化を実施して導電性膜を形成することができ、電極12、14(図1)間の抵抗を測定して、区画32で標的核酸分子を検出することが可能になる。一例では、触媒クラスター60は金クラスターであり、金現像剤試薬が触媒クラスター60に塗布されて、この実施例では金膜である導電膜の現像に向けて段階的に反応する。この例では、金膜の存在は、電極12、14間の間隙を電気的に短絡し、抵抗の低下により測定される。この例では、陰性のセンサは100万Ωを超える抵抗を有し、陽性のセンサは約1000Ωの抵抗を持つ。
実施例1
プラスモジウム・ファリシプリウム用に開発された既存の試験を用いて、上記の方法20を試験した。図9は、INVITROGENTMプログラムから得られた画面コピーであり、プライマー(太字で示す)が設計された18Sリボソーム遺伝子の一部分を示す。典型的には、この方法のPCRで使用される2つのプライマー、すなわちフォワードプライマー60およびリバースプライマー62のそれぞれは、センサおよび触媒と結合する5’テールを持つ。しかし、上記の方法20を使用すると、元のリバースプライマー62の下流に位置する新規のリバースプライマー64が認められた。新規のリバースプライマー64の合成では、5’リン酸基は含むが、触媒結合のための5’テールを除外していて、エキソヌクレアーゼの分解が促進された。
元のリバースプライマー62上の5’テールはユニバーサル触媒試薬にハイブリダイズするので、方法20で使用する触媒クラスターの修飾は、元のリバースプライマーオリゴヌクレオチドをユニバーサルクラスターに予備的にハイブリダイズすることで達成されて、標的特異性の触媒金クラスターを生成した。これらの標的特異性の触媒金クラスターの調製は、1000倍のモル過剰のプライマー62を用いた加熱インキュベーション、室温までの冷却、および高速遠心分離および最終的な試薬緩衝液での再懸濁を介して繰り返し2回の洗浄による未結合の過剰オリゴヌクレオチドの除去を含む。同様に、第1のクラスター結合配列の上流に位置する異なる配列要素への特異性を備える第2の触媒試薬66を調製した。この第2のクラスターが金属化および検出をもたらす能力は、センサ結合したアンプリコンの消化におけるエキソヌクレアーゼの処理能力を評価するための予備試験に役に立っただけである。この特定の誘導されたアンプリコンでは、ヌクレアーゼは、無関係なDNA鎖を完全に分解する少なくとも95個のヌクレオチド以内までに消化されて、クラスター結合に利用可能な約80個のヌクレオチドの一本鎖領域を残していることが必須である。
方法20に従って消化を実施するのに適した特性を有する選択した5’→3’エキソヌクレアーゼを評価した。2つの適切な市販のエキソヌクレアーゼ、すなわちλおよびT7が認められるが、この例ではλを使用した。図10および図11は、この実験の結果を示す。
図10は、マイクロチップにハイブリダイズした誘導アンプリコンでのλエキソヌクレアーゼ処理の時間的経過実験の結果を示す。パネルAおよびパネルB中のすべてのマイクロチップを100ngのアンプリコンにより45℃で5分間ハイブリダイズし、10mL容量のハイブリダイズ化緩衝液中に浸漬して2回洗浄し、窒素ガス流の下で乾燥した。37℃のインキュベーター中に保持された加湿シャーレ中で、1単位のエキソヌクレアーゼを含有する25μLのλ反応溶液でマイクロチップを染み付けした。1単位のエキソヌクレアーゼは、1μgの超音波処理された二重鎖[H]DNAを有する1Xλエキソヌクレアーゼ反応緩衝液中で、37℃で30分間以内に50μLの総反応容量の2本鎖基質から10nmolの酸可溶性デオキシリボヌクレオチドを生成するのに必要な酵素の量として定義される。各マイクロチップの上に表示された指定時間のインキュベーションの後に、20mLのハイブリダイズ化緩衝液を有するシャーレ中にマイクロチップを移して反応を停止した。続く金属化のために、プライマーオリゴヌクレオチドで修飾されたクラスターによる触媒ハイブリダイズ化を45℃で5分間実施し、ハイブリダイズ化緩衝液を含むシャーレ内でチップを回転させて2回洗浄を実施し、その後チップ表面に配置された25μLの現像剤試薬により55℃で4分間、金の現像を実施した。図11は、マイクロチップの表面にハイブリダイズした標的アンプリコンの金の現像に対するλエキソヌクレアーゼの滴定量の影響を示す。マイクロチップに、図10における上述のようなハイブリダイズを行った。一方で、図11に示す各マイクロチップに使用されるλエキソヌクレアーゼの単位は、各マイクロチップの上に表示するように変化させた。
これらの実験により、λエキソヌクレアーゼは、5’テールプライマー伸長鎖を消化できずに、それは触媒試薬を捕捉する能力の喪失を引き起こすという一つの知見を得た。この知見は、図10に示すようにより長い時間的経過消化実験によって裏付けられ、これは、300分の最も長いλのインキュベーション時間でさえも、チップの金属化の喪失がないことを示している。
アダプター修飾クラスターが5’テール鎖内のより内部の部位にハイブリダイズする能力を、上記の第2のクラスター試薬を調製して調査した。この第2のクラスターは、第1のクラスターのハイブリダイズ化部位の近傍で約30個のヌクレオチドに結合するように生成された。この調査の結果は、図12に示され、これは第1のクラスター試薬で処理された第1のマイクロチップ70と第2のクラスター試薬で処理された第2のマイクロチップ72との現像を比較している。第1のマイクロチップ70と第2のマイクロチップ72の比較において、同等に良好に処理された両方のクラスターが、それぞれの処理されたマイクロチップ表面に同等の金の斑点を生成することを示している。さらにその結果は、ハイブリダイズされたアンプリコンの大部分において、λエキソヌクレアーゼは、最小で90個のベースを消化し、マイクロチップ表面に近づいても阻害されないことを立証した。さらに、第2のクラスターが相互作用する一本鎖DNAのより長い伸長部は、第1のクラスターの結合とともに第2のクラスターの結合にも影響を与えないようであった。
プラスモジウム・ファルシパルム(P.f.)に対して上記の方法を用いて、50回の試験カートリッジ操作を実施した。陰性試料および陽性試料は、それぞれ10μLの水および緩衝液で10μLに希釈したP.f.(10)細胞の1μLの血液培養物からなる。試料をピペットで吸い上げて試験カートリッジ内に封入した後に、試料調製、PCRによる増幅、マイクロチップへのハイブリダイズ、ヌクレアーゼによる消化、および金属化反応を含む完全自動化分析を実施した。試験後の電気測定では、各試験操作後にカートリッジから各マイクロチップ基盤を取り出し、各マイクロチップを目視検査し、電気的結果の収集のためにマイクロチップをプローブステーションに載置した。表1は、50回の分析からの生データを示す。表1の「結果」欄に「試験せず」と表示され、表1の「注釈」欄にさらに明示するように、機械の故障や操作者のミスが発生した特定の分析を除いた。表2は、取得した正確な実際の陽性および陰性の百分率を示す。表2に示すように、修飾した単一テールアンプリコンを使用すると、100%の正確な陰性測定値と88%の正確な陽性測定値が得られた。


実施例2
汎フラビウイルス/汎アルファウイルス/汎ブンヤウイルス試験の開発のために設計されたプライマー組を用いて、多重化逆転写PCR(RT−PCR)の様々な組み合わせを評価した。この分析には、総計で9個のプライマーを使用し、全ての分析物質は、ウイルス、VEE−TC83ウイルス、デングウイルス、またはラクロスウイルスを取り込んだ、または取り込んでいない貯蔵された6〜8匹の蚊を、超音波駆動したビーズによる叩解を用いた均質化から得られた。核酸物質を、磁気的な粒子精製を用いて均質物から単離し、ゲル濾過により脱塩し、適切な多重プライマー組、すなわち汎フラビウイルスとブンヤウイルスのプライマー組または汎フラビウイルスとアルファウイルスのプライマー組のいずれかによるRT−PCR増幅に使用して、一本鎖5’テールアンプリコンを生成した。汎アルファウイルスと汎フラビウイルスのプライマー組では、PCR増幅中に互いに阻害し合うことを見出した。この問題に対処するためには、試験カートリッジは、干渉するプライマー組を別々に操作して、センサチップでのハイブリダイズ化の前に混合できるように、2つの別々のPCRチャンバを準備する。図13Aは、Cal/Bunプライマーと混合された汎フラビウイルスプライマーを用いた多重化反応において、取り込んだ蚊から精製されたデングウイルスRNA(列1〜4)のRT−PCRの遺伝子複製のゲル分析を示す。列5は、RNAを投入していない陰性対照である。図13Bは、Cal/Bunプライマーと混合された汎フラビウイルスプライマーを用いた多重化反応において、取り込んだ蚊から精製されたラクロスRNA(列1〜5)のRT−PCRのゲル分析を示す。列6は、RNAを投入していない陰性対照である。汎ブンヤウイルスプライマーと汎フラビウイルスプライマーの組合わせは、PCR反応において同等であることを知見した。
上記方法の可能性のある利点として、プライマー二量体人工物の生成による偽陽性測定の低減または排除が挙げられる。
本発明は、特定の典型的な態様について特に提示して説明してきたが、当業者は、当然のことだが記載された説明および図面により支持できる本発明の趣旨や範囲から逸脱することなく、各種の変更を詳細にその中で実施できる。さらに当然のことだが、典型的な態様が特定の数の要素を参照して記載されている場合に、典型的な態様は、特定の数以下あるいはそれ以上の要素を利用して実施できる。
本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者が思い当たる他の実施例も含んでもよい。この他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文字通りの言葉と異ならない構造要素を有する場合か、あるいはそれらが特許請求の範囲の文字通りの言葉と実質的でない差異を有する同等の構造要素を含む場合にも、特許請求の範囲内にあることを意図している。
特許請求の範囲が複数の要素に対して「少なくとも1つ」という語句を記載する点において、この記載は列挙された要素の少なくとも1つ以上を意味することを意図しており、少なくとも1つの各要素に限定する意図はない。例えば、「要素A、要素B、および要素Cのうちの少なくとも1つ」は、要素Aのみ、または要素Bのみ、または要素Cのみ、またはそれらの任意の組合わせを示すことを意図している。「要素A、要素B、および要素Cのうちの少なくとも1つ」は、少なくとも1つの要素A、少なくとも1つの要素B、および少なくとも1つの要素Cに限定する意図ではない。

Claims (14)

  1. 離間配置されセンサ表面に結合した第1の電極および第2の電極並びに、前記第1の電極と前記第2の電極との間の前記センサ表面に結合した複数の捕捉プローブを含むセンサを用いて、試料中の標的核酸分子を検出する方法であって、
    5’テールを持つ第1のプライマーおよび5’テールを持たない第2のプライマーを用いて、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を介して核酸分子増幅を実施し、5’テールを持つ第1の鎖およびテールを持たない第2の鎖を備える複数の二本鎖アンプリコンを生成すること、
    前記複数のアンプリコンを前記複数の捕捉プローブにハイブリダイズすること、
    前記複数のアンプリコンを複数の一本鎖分子に変換すること、
    前記複数の一本鎖分子のそれぞれの内部区画に触媒クラスターを結合すること、
    前記触媒クラスターがその表面に結合した前記複数の一本鎖分子を金属または金属合金と接触させて、前記金属または金属合金を前記触媒クラスターの表面に析出させること、および
    前記電極間を試料中の前記標的核酸分子の存在を示す電流が流れるかどうかを判定すること
    を含む方法。
  2. 前記複数のアンプリコンの前記複数の一本鎖分子への変換は、エキソヌクレアーゼを用いて前記テールを持たない第2の鎖を消化することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記触媒クラスターは、触媒金クラスターを含み、前記金属は金を含む、請求項1に記載の方法。
  4. さらに前記アンプリコンの前記第1鎖の内部領域に結合する標的特異性触媒クラスターを形成することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記触媒クラスターは、それに結合したアダプターオリゴヌクレオチドを持つ汎用クラスターである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記汎用クラスターは、それに結合した複数のオリゴヌクレオチドを持ち、各オリゴヌクレオチドは、異なるアンプリコンを標的とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記触媒クラスターの結合は、複数の触媒クラスターをそれぞれの一本鎖分子の内部区画に結合することを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 離間配置されセンサ表面に結合した第1の電極および第2の電極、ならびに前記第1の電極と前記第2の電極との間の前記センサ表面に結合した複数の捕捉プローブを含む核酸分子検出器を作製する方法であって、
    生体試料を受け取ること、
    前記生体試料内の核酸分子を増幅して、単一の5’テールを持つアンプリコンを生成すること、
    前記アンプリコンの前記5’テールを前記複数の捕捉プローブのうち1つに結合すること、
    エキソヌクレアーゼを用い前記アンプリコンの一本鎖を消化して、前記アンプリコンを一本鎖分子に変換すること、
    標的特異性の触媒クラスターを合成すること、および
    前記触媒クラスターを前記アンプリコンの前記一本鎖分子と接触させて、前記標的特異性の触媒クラスターを前記一本鎖分子の内部領域に結合することを含む、方法。
  9. 前記触媒クラスターは、触媒金クラスターを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記標的特異性の触媒クラスターの合成は、ベース汎用クラスターをアダプターオリゴヌクレオチドとハイブリダイズして、複数のアダプターオリゴヌクレオチドがそれに結合した触媒クラスターを生成することを含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記アダプターオリゴヌクレオチドは、クラスター結合配列およびアンプリコン特異性の結合配列を持つ、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ベース汎用クラスターのハイブリダイズは、前記汎用クラスターを複数のアダプターオリゴヌクレオチドとハイブリダイズすることを含み、アダプターオリゴヌクレオチドのそれぞれは、異なるアンプリコンを標的とする、請求項10に記載の方法。
  13. 前記核酸分子の増幅は、5’テールを持つ第1のプライマーおよび5’テールを持たない第2のプライマーを用いてポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を実施することを含む、請求項8に記載の方法。
  14. 前記複数の捕捉プローブのそれぞれは、分子を前記センサ表面に固定する官能化した酸化物表面を含む、請求項8に記載の方法。
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