JP2019516020A - 反応性金属粉末空中熱処理プロセス - Google Patents

反応性金属粉末空中熱処理プロセス Download PDF

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Abstract

反応性金属粉末空中熱処理プロセスが提供される。例えば、このようなプロセスは、反応性金属粉末を準備することと、上記空中熱処理プロセスを実施しながら反応性金属粉末を少なくとも1種の添加ガスと接触させ、それにより原料反応性金属粉末を得ることとを含む。【選択図】図1

Description

本願は、2016年4月11日出願の米国特許仮出願第62/320,874号の優先権を主張するものである。この出願の全内容は参照によって本明細書に組み込まれる。
本開示は反応性金属粉末等の球状粉末の製造の分野に関する。より詳細には、改善された流動性を有する反応性金属粉末を調製するための方法及び装置に関する。
典型的には、高品質の反応性金属粉末の所望の特徴は、高い球形度、密度、純度及び流動性と低いガス捕捉気孔の量の組み合わせである。微細粉末は、3D印刷、粉末射出成形、熱間静水圧プレス及びコーティング等の用途に有用である。このような微細粉末は、航空宇宙、生物医学及び産業分野の用途で使用される。
流動性が低い粉末は、密度が低く表面積が大きい凝集物を形成する傾向がある。このような凝集物は、微細な反応性金属粉末を必要とする用途で使用されると悪影響をもたらすことがある。また、流動性の低い反応性粉末は、配管の詰まり及び/又は噴霧化装置の噴霧化室の壁や輸送管の壁への付着を引き起こすことがある。更に、凝集物状の粉末は、粉末を異なる径分布に分離する際に篩分けすることが困難である。凝集物状の粉末の取り扱いはまた、表面積が大きいほど反応性が高くなるので、安全性リスクを高める。
これに対し、改善された流動性を有する金属粉末は、様々な理由のため望ましい。例えば、このような金属粉末は、添加剤の製造及びコーティングのように粉末冶金プロセスで容易に使用できる。
従って、静電気感度に関連する反応性金属粉末の低い流動性に少なくとも部分的に対処し得る装置、システム又は方法を提供することが非常に望ましい。流動性の高い粉末は通常、見掛け密度が高くなり、それは均一な粉末層を生成するためにより容易に広げられる。
一態様によると、反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
反応性金属粉末を準備することと、
上記空中熱処理プロセスを実施しながら上記反応性金属粉末を少なくとも1種の添加ガスと接触させること
を含むプロセスが提供される。
他の態様によると、反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
反応性金属粉末を準備することと、
上記空中熱処理プロセスを実施しながら上記反応性金属粉末を少なくとも1種の添加ガスと接触させ、それにより
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布、及び/又は
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布
を含む原料反応性金属粉末を得ること
を含むプロセスが提供される。
他の態様によると、反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
反応性金属粉末を準備することと、
上記空中熱処理プロセスを実施しながら上記反応性金属粉末を少なくとも1種の添加ガスと接触させ、それにより
ASTM B213に従って測定される、未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布、及び/又は
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布
を含む原料反応性金属粉末を得ること
を含むプロセスが提供される。
他の態様によると、反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
反応性金属粉末を準備することと、
空中熱処理プロセスガスと少なくとも1種の添加ガスを混合して空中熱処理プロセスガス混合物を得ることと、
上記空中熱処理プロセスを実施しながら上記反応性金属粉末を上記混合物と接触させること
を含むプロセスが提供される。
他の態様によると、反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
反応性金属粉末を準備することと、
空中熱処理プロセスガスと少なくとも1種の添加ガスを混合して空中熱処理プロセスガス混合物を得ることと、
上記空中熱処理プロセスを実施しながら上記反応性金属粉末を上記混合物と接触させ、それにより
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布、及び/又は
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布
を含む原料反応性金属粉末を得ること
を含むプロセスが提供される。
他の態様によると、反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
反応性金属粉末を準備することと、
空中熱処理プロセスガスと少なくとも1種の添加ガスを混合して空中熱処理プロセスガス混合物を得ることと、
上記空中熱処理プロセスを実施しながら上記反応性金属粉末を上記混合物と接触させ、それにより
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布、
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布、及び/又は
ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布
を含む原料反応性金属粉末を得ること
を含むプロセスが提供される。
他の態様によると、反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
反応性金属粉末を準備することと、
1000ppm未満の添加ガスからの各電気陰性原子及び/又は分子の添加された量を有する原料反応性金属粉末を製造するのに十分な条件下で上記空中熱処理プロセスを実施しながら上記反応性金属粉末を少なくとも1種の添加ガスと接触させること
を含むプロセスが提供される。
他の態様によると、反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
反応性金属粉末を準備することと、
空中熱処理プロセスガスと少なくとも1種の添加ガスを混合して空中熱処理プロセスガス混合物を得ることと、
1000ppm未満の添加ガスからの電気陰性原子及び/又は分子の添加された量を有する原料反応性金属粉末を製造するのに十分な条件下で上記空中熱処理プロセスを実施しながら上記反応性金属粉末源を上記空中熱処理プロセスガス混合物と接触させること
を含むプロセスが提供される。
他の態様によると、反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
反応性金属粉末を準備することと、
空中熱処理プロセスガスと少なくとも1種の添加ガスを混合して空中熱処理プロセスガス混合物を得ることと、
上記空中熱処理プロセスを実施しながら上記反応性金属粉末を上記空中熱処理プロセスガス混合物と接触させ、それにより原料金属粉末を得ることと、
必要に応じて上記原料反応性金属粉末を篩分けして所定の粒径を有する粉末を得ることと、
必要に応じて上記所定の粒径を有する上記粉末を水と接触させること
を含むプロセスが提供される。
本開示は、高い流動性を示す反応性金属粉末の製造を可能にする方法、プロセス、システム及び装置に言及する。この効果は、様々な粒度分布、例えば、記載の処理なしではホール流量計内を流れない微細な粒度分布について観察され得る。本方法の利点の1つは、粉末中に外来粒子を添加しないことである。改善を引き起こすのは表面処理のみである。
本開示に記載の様々な技術は、粉体の静電気感度を低下させて粉体の流動性挙動を改善するのに役立つことが観察された。
以下の図面は非限定的な例を示す。
プラズマトーチと軸方向の粉末注入を用いる空中熱処理プロセスの断面図である。 プラズマトーチと径方向の粉末注入を用いる空中熱処理プロセスの断面図である。 プラズマトーチ、径方向の粉末注入および下流の添加ガス注入を用いる空中熱処理プロセスの断面図である。 炉と組み合わされたガスヒーターと軸方向の粉末注入を用いる空中熱処理プロセスの断面図である。 噴霧化システムの一例の断面図である。 加熱した金属源を添加ガスと接触させない噴霧化プロセスによって形成した反応性金属粉末の粒子の概略図である。 加熱した金属源を添加ガスと接触させる噴霧化プロセスによって形成した反応性金属粉末の粒子の概略図である。 半径Rを有する粒子と、同一質量の材料から形成される各々が半径rを有する複数の粒子の概略図を示す。 様々な試験から得られた粒子のTOF−SIMS痕跡を示す。 添加ガスと接触させる段階を含まない噴霧化プロセスによって形成した金属粉末のバッチの写真である。 金属源を添加ガスと接触させた噴霧化プロセスによって形成した金属粉末のバッチの写真である。
以下の例は非限定的に示される。
用語「a」又は「an」は、特許請求の範囲及び/又は明細書において用語「含む」と併せて使用される際には、「1つ」を意味し得るが、内容が特に明示されない限り、「1つ以上」、「少なくとも1つ」、及び「1つ又は1つを超える」という意味とも一致する。同様に、内容が特に明示されない限り、「別の(another)」という用語は、少なくとも第2の又はそれより多くを意味し得る。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される、用語「含む(comprising)」(及びcomprisingのあらゆる形態、例えば、「comprise」及び「comprises」)、「有する(having)」(及びhavingのあらゆる形態、例えば、「have」及び「has」)、「含む(including)」(及びincludingのあらゆる形態、例えば、「include」及び「includes」)又は「含む(containing)」(及びcontainingのあらゆる形態、例えば、「contain」及び「contains」)は包括的又はオープンエンドであり、列挙されていない追加の要素やプロセス段階を排除するものではない。
本明細書で使用される表現「噴霧化領域」は、金属粉末を調製するための方法、装置又はシステムを参照する場合、材料が材料の液滴へと噴霧化される領域を指す。当業者であれば、噴霧化領域の寸法は様々なパラメータ、例えば、噴霧化手段の温度、噴霧化手段の速度、噴霧化手段の材料、噴霧化手段の動力、噴霧化領域に入る前の材料の温度、材料の性質、材料の寸法、材料の電気抵抗等に応じて変わることを理解するであろう。
本明細書で使用される「噴霧器の熱領域」という表現は、本開示で記載のように、空乏層を生成するために粉末が添加ガスの電気陰性原子と反応するのに十分に熱い領域を指す。
「金属粉末はX〜Yμmの粒度分布を有する」という表現は、それがASTM B214規格に従って測定される値を有するYμmの寸法を超える粒子の5%wt未満を有することを意味する。それはまた、金属粉末がASTM B822規格に従って測定される値を有するXμmの寸法未満の粒子の6%wt未満を有する(d6≧Xμm)ことも意味する。
「15〜45μmの粒径を有する金属粉末」という表現は、それが45μm(ASTM B214規格に従って測定される)を超える粒子の5%wt未満、および15μm(ASTM B822規格に従って測定される)未満の粒子の6%wt未満を有することを意味する。
本明細書で使用される「ガス/金属比」という表現は、噴霧化領域に供給される金属源の質量供給速度(kg/s)に対する注入ガスの単位時間当たりの質量(kg/s)の比を指す。
本明細書で使用される「反応性金属粉末」という表現は、密結合ノズルを使用する古典的なガス噴霧化プロセスでは効率的に調製できない金属粉末を指す。例えば、このような反応性金属粉末は、チタン、チタン合金、ジルコニウム、ジルコニウム合金、マグネシウム、マグネシウム合金、アルミニウム及びアルミニウム合金から選択される少なくとも1種を含む粉末であってよい。
本明細書で使用される「原料反応性金属粉末」という表現は、篩分け又は分級技法等の如何なる後処理段階も行わずに噴霧化プロセスから直接得られる反応性金属粉末を指す。
本明細書で使用される「空中熱処理プロセス」という表現は、金属粉末の金属粒子表面の化学組成を改変するための、かつ金属粉末の流動性を向上させるための有効なプロセスを指す。例えば、このような空中熱処理プロセスは、噴霧化プロセス、球状化プロセス、空中炉加熱プロセス又は空中プラズマ加熱プロセスであってよい。
106μm未満の粒度分布等の微細な粒径を有する反応性金属粉末は、表面積がより大きく表面相互作用がより強いことが観察された。これらは、より粗い粉末に比べて劣った流動性挙動をもたらす。粉末の流動性は、粒子形状、粒度分布、表面平滑性、水分量、付随体含有量及び静電気の存在等の、1種以上の様々な因子に依存する。粉末の流動性は従って、粉末粒子に関する付着力と重力との間のバランスに起因する複雑な巨視的特性である。
例えば、粒度分布は、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約53μm、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する、
約15〜約45μmでASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約45μm、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約15〜約53μm、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約45μm、
ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約53μm、
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約75μm、
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約106μm、
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約150μm、及び/又は
ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約180μm
であってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約10〜約53μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約10〜約53μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約53μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約10〜約53μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約10〜約45μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約10〜約45μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約45μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約10〜約45μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約15〜約45μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約15〜約45μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有するであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約15〜約45μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約15〜約53μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約15〜約53μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約53μmであってよい。
例えば、粒度分布は、ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約15〜約53μmであってよい。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布を含む原料反応性金属粉末を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布を含む原料反応性金属粉末を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、26s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、粒度分布が約45〜約75μmでASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、24s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、23s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、26s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、24s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、23s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、26s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、24s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、23s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、26s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、24s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布を含む。
例えば、原料反応性金属粉末は、ASTM B213に従って測定される、23s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布を含む。
当業者であれば、例えば、2.50g/cmの見掛け密度(Ti−6Al−4Vとして)および試験ASTM B213での30sのホール流量に達するよう50gの粉末に流動性処理(即ち、本開示に記載の空中熱処理プロセス)を施す場合、同様の処理を行った1.50g/cmの見掛け密度(Alとして)を有する粉末は18sで流動し、同様の処理を行った3.21g/cmの見掛け密度(Zrとして)を有する粉末は39sで流動し、これがこれらの材料の嵩密度の違いに起因することが理解されよう。
例えば、反応器の反応領域で金属源を上記少なくとも1種の添加ガスと接触させる。
例えば、反応器の高温領域内で金属源を上記少なくとも1種の添加ガスと接触させる。
例えば、噴霧器の噴霧化領域で金属源を上記少なくとも1種の添加ガスと接触させる。
例えば、噴霧器の加熱領域内で金属源を上記少なくとも1種の添加ガスと接触させる。
例えば、噴霧化ガスと接触させるのと実質的に同時に金属源を上記少なくとも1種の添加ガスと接触させる。
例えば、噴霧化ガスは不活性ガスである。
例えば、噴霧化ガスと添加ガスは、加熱した金属源との接触の前に共に混合される。
例えば、添加ガスと接触することは、原料金属粒子の表面に第1の層と第2の層の形成を生じ、上記第1の層は上記金属の原子と上記添加ガスの原子及び/又は分子を含み、上記第1の層は自然酸化物層よりも深くて厚い空乏層であり、上記第2の層は自然酸化物層である。
例えば、第1の層は実質的に正の電荷を有し、かつ第2の層は実質的に負の電荷を有し、ここで第1の層と第2の層は実質的に中性である混合電荷を有する。
例えば、プロセスは、
原料反応性金属粉末を篩分けして粒度分布によって原料反応性金属粉末を分離すること
を更に含む。
例えば、プロセスは、
篩分け後に、水中で分離された原料粉末を別々に撹拌すること
を更に含む。
例えば、水は蒸留水又は脱塩水である。
例えば、反応性金属粉末の流動性は、撹拌された後に乾燥され且つ篩分けされた金属粉末で測定される。
例えば、反応性金属粉末は、1000ppm未満の添加ガスからの各電気陰性原子及び/又は分子の添加された量を有する。
例えば、反応性金属粉末は、500ppm未満の添加ガスからの上記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する。
例えば、反応性金属粉末は、250ppm未満の添加ガスからの上記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する。
例えば、反応性金属粉末は、200ppm未満の添加ガスからの上記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する。
例えば、反応性金属粉末は、150ppm未満の添加ガスからの上記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する。
例えば、反応性金属粉末は、100ppm未満の添加ガスからの上記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する。
例えば、所定の粒径は、10〜45μm、15〜45μm、10〜53μm、15〜53μm、及び/又は25〜45μmなどの約10〜53μmの任意の粒度分布を含んでいる。
例えば、少なくとも1種の添加ガスは酸素含有ガスである。
例えば、少なくとも1種の添加ガスは、O、CO、CO、NO、空気、水蒸気及びこれらの混合物から選択される酸素含有ガスである。
例えば、少なくとも1種の添加ガスはハロゲン含有ガスである。
例えば、ハロゲンはF、Cl、Br又はIである。
例えば、少なくとも1種の添加ガスは水素含有ガスである。
例えば、少なくとも1種の添加ガスは硫黄含有ガスである。
例えば、少なくとも1種の添加ガスは窒素含有ガスである。
例えば、少なくとも1種の添加ガスは、O、HO、CO、CO、NO、N、NO、Cl、SO、SO及びこれらの混合物から選択される。
例えば、反応性金属粉末は、チタン、ジルコニウム、マグネシウム、及びアルミニウムの少なくとも1種を含む。
例えば、反応性金属粉末は、チタン、チタン合金、ジルコニウム、ジルコニウム合金、マグネシウム、マグネシウム合金、アルミニウム及びアルミニウム合金の1つから選択される少なくとも1種を含む金属粉末である。
例えば、反応性金属粉末はチタンを含む。
例えば、反応性金属粉末はチタン合金を含む。
例えば、反応性金属粉末はジルコニウムを含む。
例えば、反応性金属粉末はジルコニウム合金を含む。
例えば、反応性金属粉末は、チタン及びチタン合金の1つから選択される少なくとも1種を含む金属粉末である。
例えば、少なくとも1個のプラズマトーチの手段によってプロセスを行う。
例えば、少なくとも1個のプラズマトーチの手段によってプロセスを行う。
例えば、少なくとも1個のプラズマトーチは高周波(RF)プラズマトーチである。
例えば、少なくとも1個のプラズマトーチは直流(DC)プラズマトーチである。
例えば、少なくとも1個のプラズマトーチはマイクロ波(MW)プラズマトーチである。
図1を参照して、処理されプラズマ16中に注入プローブ14経由で軸方向に注入される粉末18を加熱するためにプラズマトーチ12を用いる、空中熱処理装置10の断面が示される。熱処理ガス20を添加ガス22と混合して、反応領域24で化学反応を行う。処理後の粉末を次に粉末収集器26に移送し、収集バケット32中に回収する。
図2を参照して、処理されプラズマ16の底部に注入プローブ14経由で径方向に注入される粉末18を加熱するためにプラズマトーチ12を用いる、空中熱処理装置10の断面が示される。熱処理ガス20を添加ガス22と混合して、反応領域24で化学反応を行う。処理後の粉末を次に粉末収集器26に移送し、収集バケット32中に回収する。
図3を参照して、処理されプラズマ16の底部に注入プローブ14経由で径方向に注入される粉末18を加熱するためにプラズマトーチ12を用いる、空中熱処理装置10の断面が示される。熱処理ガス20を添加ガス22とは別に注入して、反応領域24で化学反応を行う。処理後の粉末を次に粉末収集器26に移送し、収集バケット32中に回収する。
図4を参照して、処理され炉30に入る前に注入プローブ14経由で軸方向に注入される粉末18を加熱するためにガスヒーター28を用いる、空中熱処理装置10の断面が示される。熱処理ガス20を添加ガス22と混合して、反応領域24で化学反応を行う。処理後の粉末を次に粉末収集器26に移送し、収集バケット32中に回収する。
図5を参照して、噴霧化システム102’の一例の断面が示される。噴霧化システム102’は、上流システムからの金属源126の供給を受ける容器118を含む。例えば、金属源126は溶融流として供給されるが、金属棒又は金属線として供給されてもよい。様々な技法によって金属源を加熱できる。
加熱した金属源126を出口124から噴霧化領域132に供給し、すぐに噴霧化源140からの噴霧化流体と接触させる。加熱した金属源126を噴霧化流体と接触させて原料反応性金属粉末164を形成し、次にこれを噴霧化領域132から排出する。例えば、噴霧化流体は噴霧化ガスであってよい。例えば、噴霧化ガスは不活性ガスであってよい。
例えば、不活性ガスは、Ar及び/又はHeから選択できる。
噴霧化システム102’は噴霧化プラズマトーチ140を有するが、改善された流動性を有する反応性金属粉末を形成するための本明細書に記載の方法及び装置は、他の種類の球状粉末製造システム、例えば、スカル溶解ガス噴霧化プロセス、電極誘導溶解ガス噴霧化プロセス(EIGAプロセス)、プラズマ回転電極プロセス、プラズマ(RF、DC、MW)球状化プロセス等に適用可能であることが理解されよう。
図示の例によれば、プラズマ源140は少なくとも1個のプラズマトーチを含む。少なくとも1個のプラズマトーチ140の少なくとも1個の個別ノズル148は、供給金属源の中心に配置される。例えば、ノズル148の断面は、供給金属源に接触するプラズマを集束させるように供給金属源に向かって細くされてよい。本明細書の他の箇所で記載のように、プラズマジェットの先端が容器118から供給される金属源に接触するようにノズル148を配置できる。少なくとも1個のプラズマ源140からのプラズマに供給金属源を接触させて金属源を噴霧化する。
複数のプラズマトーチを設ける場合、トーチのノズルは、容器118からの金属源に向かって配置されるプラズマトーチの個別ノズル148である。例えば、個別ノズル148は、そこから排出されるプラズマジェットの先端が容器118からの金属源に接触するように配置される。
球状粉末を調製するための様々な例示的実施形態によれば、噴霧化プロセスを実施しながら加熱した金属源を少なくとも1種の添加ガスと接触させる。
添加ガスは、電気陰性原子又は分子を含む任意のガスであってよい。添加ガスとしては、フッ素、塩素、ヨウ素、臭化物、水素系化合物、窒素系化合物及び炭素系化合物を挙げることができる。
添加ガスは、酸素含有ガスであってよい。本明細書で使用される「酸素含有ガス」という表現は、少なくとも1個の酸素原子を含むガスを指す。例えば、そのようなガスはO、CO、CO、NO、空気、水蒸気、オゾン等であってよい。
様々な例示的な実施形態によれば、添加ガスは、噴霧器の噴霧化領域132内で加熱された金属源126と接触する。この噴霧化領域132は噴霧器の高温加熱領域である。従って、加熱された金属源126は、噴霧化領域132内で実質的に同時に噴霧化ガス及び添加ガスに接触されてよい。
加熱された金属源の噴霧化によって生成した金属粒子と添加ガスとの反応は、電気陰性原子及び/又は分子を表面層中に数十ナノメートル拡散させるのに金属粒子が十分に高温である限り起こり得る。
本明細書に記載の様々な例示的実施形態によれば、加熱された金属源と噴霧化流体との接触に加え、噴霧化プロセス中に添加ガスが加熱された金属源と接触することが理解されよう。
既存の噴霧化プロセスによれば、いくつかの添加ガスが、混入、潜在的な不純物、又は漏出によってなど、噴霧化流体中に本質的に導入され得ることが更に理解されよう。例えば、導入される添加ガスは空気又は酸素を含み得る。
しかし、球状粉末を製造するための本明細書に記載の様々な例示的な実施形態によれば、噴霧化プロセス中に本質的に導入され得る任意の添加ガスに加え、加熱された金属源と接触させるための添加ガスが意図的に供給される。
様々な例示的な実施形態によれば、ノズルの第1のセットは噴霧化流体を噴霧化領域132中に噴霧して加熱した金属源126と接触させ、ノズルの第2のセットは添加ガスを噴霧化領域132中に注入して加熱した金属源126と接触させる。他の選択肢では、ノズルの第2のセットは噴霧化領域132中への注入の前に相溶性流体中の添加ガスを噴霧化流体と混合できる。例えば、噴霧化流体と添加ガスは実質的に同時に又はわずかに後に加熱された金属源126と接触する。例えば、添加ガスを混合してこのような添加ガスを希釈し、有害な反応又は望ましくない反応を引き起こし得る非常に高い局所濃度を回避することが可能である。
様々な他の例示的な実施形態によれば、噴霧化流体は噴霧化ガスであり、これを少なくとも1種の添加ガスと混合して噴霧化混合物を形成する。例えば、噴霧化ガスと添加ガスは、加熱された金属源との接触の前に共に混合される。噴霧化ガスと添加ガスは、加熱された金属源との接触の上流のガス貯蔵タンク又は配管内共に混合される。例えば、添加ガスは噴霧化ガスのタンク中に注入されてよい。注入される添加ガスは、噴霧化ガスに本質的に存在する任意の添加ガスに加えられるものである。
加熱された金属源と接触する添加ガスの量は、噴霧化プロセスから形成される反応性金属粉末の所望の最終特性に基づいて制御されてよい。
例えば、形成された反応性金属粉末内に含まれる添加ガスは、金属粉末の混入物質と見なすことができる。従って、加熱された金属源と接触する添加ガスの量は、反応性金属粉末内に含まれる添加ガスの原子及び/又は分子の量が一定の限界値内に維持されるように制御される。
例えば、反応性金属粉末内の化学組成限界値は、適切な規格、例えば、AMS 4998の表1、ASTM F3001、ASTM F2924、ASTM B348、ASTM B350及びASTM B550の表3の組成によって規定されてよい。従って、加熱された金属源と接触する添加ガスの量は、添加ガスの組成及び添加ガスを構成する1個以上の原子及び/又は分子についての規格で規定される限界値に基づいて制御される。
例えば、添加ガスが酸素を含み、形成される反応性金属粉末がチタン合金粉末である場合、加熱された金属源と接触する添加ガスの量を、形成される反応性金属粉末内の酸素量がAMS4998規格に従って1800ppm未満であり、かつASTM F3001に従って1300ppm未満であるように制御する。
例えば、添加ガスが炭素を含み、形成される反応性金属粉末がチタン合金粉末である場合、加熱された金属源と接触する添加ガスの量を、形成される反応性金属粉末内の炭素量がAMS4998規格に従って1000ppm未満であり、かつASTM F3001に従って800ppm未満であるよう制御する。
例えば、添加ガスが水素を含み、形成される反応性金属粉末がチタン合金粉末である場合、加熱された金属源と接触する添加ガスの量を、形成される反応性金属粉末内の水素量がAMS4998規格及びASTM F3001に従って120ppm未満であるように制御する。
例えば、添加ガスが窒素を含み、形成される反応性金属粉末がチタン合金粉末である場合、加熱された金属源と接触する添加ガスの量を、形成される反応性金属粉末内の窒素量がAMS4998規格に従って約400ppm未満であり、かつASTM F3001に従って500ppm未満であるように制御する。
例えば、添加ガスが塩素を含み、形成される反応性金属粉末がチタン金属粉末である場合、加熱された金属源と接触する添加ガスの量を、形成される反応性金属粉末内の塩素量がASTM F3001規格に従って約1000ppm未満であるように制御する。
例えば、加熱された金属源と接触する添加ガスの量は、噴霧化混合物を形成する際に噴霧化ガス中に注入する添加ガスの量を制御することによって制御されてよい。例えば、注入する添加ガスの量を制御して、形成された噴霧化混合物内の添加ガスに対する噴霧化ガスの比の1つ以上の所望の範囲を得ることができる。
添加ガスを添加せずに形成される反応性金属粉末の場合、様々な異なる粒度分布を有し、かつ篩分け及び混合段階を経た反応性金属粉末は、必ずしもホール流量計でのそれらの流動性が測定可能な程十分には流れないことが観察された(ASTM B213の図5参照)。例えば、10〜53μmの粒度分布内の反応性金属粉末は、ASTM B213によるホール流量計中で流れなかった。
理論によって拘束されるものではないが、反応性金属粉末の流動性を低下させる重要な要因の1つは、静電気に対するその感度である。篩分け、混合及び操作段階は、反応性金属粉末の粒子が互いに衝突することを引き起こし、それによって静電気のレベルが増加させる場合がある。この静電気は粒子間の凝集力を更に生じ、これが反応性金属粉末の流動性を低下させる。
加熱された金属源を噴霧化ガス及び添加ガスと接触させることにより加熱された金属源を噴霧化することから形成される原料反応性金属粉末は、更に収集される。収集された原料反応性金属粉末は、様々な径の金属粒子の混合物を含む。原料反応性金属粉末を更に篩分けて、原料反応性金属粉末を異なる粒度分布、例えば、10〜45μm、15〜45μm、10〜53μm、15〜53μm、及び/又は25〜45μmに分離する。
篩分け後に、各粒度分布の金属粉末を、蒸留水又は脱塩水中で別々に撹拌する。撹拌は、金属粉末粒子の表面に蓄積した静電荷を除去するのに役立つことがある。
篩分け後に、各粒度分布の金属粉末を別々に乾燥させる。加熱された金属源が添加ガスと接触される本明細書に記載の様々な例示的な噴霧化方法によって形成された反応性金属粉末は、添加ガスの接触がない噴霧化方法から形成された反応性金属粉末よりも実質的に高い流動性を示したことが観察された。異なる方法によって形成された金属粉末間のこの流動性の差は主に、10〜45μm、15〜45μm、10〜53μm、15〜53μm及び/又は25〜45μmの粒度分布又は同様の粒度分布を有する金属粉末で区分できる。しかし、他の粒度分布の金属粉末も、加熱された金属源の添加ガスとの接触を含む方法によって形成された場合に僅かな流動性の上昇を示すことは理解されよう。
チタンは一旦空気に曝露されると自然表面酸化物層を形成することはよく知られている。この層は典型的には約3〜5nmであり、酸化チタンで本質的に構成される(S.Axelsson、2012、p.37)。自然酸化物は保護層として作用し、反応性を低下させる。この自然層は水蒸気との親和性が強く(親水性)、表面にヒドロキシル基を有する(Tanakaら、2008、p.1;Luら、2000、p.1)。
理論によって拘束されるものではないが、噴霧化中の添加ガスとの加熱金属源の接触から、反応性金属粉末の粒子が形成されつつ、添加ガスの原子及び/又は分子がこれらの粒子と反応する。従って、反応性金属粒子の粒子の外表面上に、加熱金属と添加物ガスとの化合物から成り、厚さによって空乏化する第1の層が形成される。この層は表面においてより厚くてより深く、自然酸化物層の下方に位置する。例えば、空乏層中の加熱金属と添加ガスとの化合物は金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物又は金属ハロゲン化物である。添加ガスの原子は表面層の厚さによって空乏化するので、それは金属との非化学量論的化合物を形成する。そのような化合物は、この第1の層が実質的に正の電荷を有するようにさせる。
この第1の層は、電気陰性原子及び/又は分子が自然酸化物層よりも表面層内に多く拡散するために十分なエネルギーを有する必要があるため、高温でのみ形成され得る。
自然酸化物層である第2の層は、反応性金属粉末の粒子の表面上に更に形成される。表面に形成されたヒドロキシル基は、第2の層が実質的に負の電荷を有するようにさせる。
実質的に正の電荷を有する第1の層と実質的に負の電荷を有する第2の層は一緒になって電気的二重層を形成する。二重層の混合電荷は、実質的に中性の電荷(即ち、ゼロになる傾向がある正味電荷)を有する。反応性金属粉末の粒子の表面上のこの中性の電荷は、本明細書に記載の例示的な方法及び装置によって形成される反応性金属粉末の流動性の改善に寄与し得る。例えば、伝統的な噴霧化方法によって形成されたものなどの、粒子上の正味の電荷は、粒子の分極を促し他の粒子との相互作用を高めるが、弱く荷電した粒子は他の粒子との電気的相互作用を殆ど有しない。この低下された相互作用は、優れた流動性をもたらす場合がある。
図6は、加熱された金属源16を添加ガスと接触させない噴霧化プロセスによって形成した反応性金属粉末の粒子100の概略図を示す。形成された粒子100は一般に、粒子本体108(例えば、Ti−6Al−4V粒子)と表面自然酸化物層116を含む。表面自然酸化物層116は、一般に負の電荷を有し、これは形成した粒子100に正味の非ゼロ電荷を与える(即ち、粒子108の場合、Qnet≠0)。このような負の電荷は、より大きな分極能力を与える。粒子108もまた表面116にヒドロキシル基を含む。
図7は、加熱された金属源16を添加ガスと接触させる、本明細書に記載の例示的な噴霧化方法によって形成した反応性金属粉末の粒子140の概略図を示す。第1の層148(又は層1)は、粒子本体156(例えば、Ti−6Al−4V粒子)の外表面上に形成される。これは、加熱された金属と厚みによって空乏化する電気陰性原子及び/又は分子との複合化から生じる。自然酸化物層である第2の層164(又は層2)が、粒子本体156の表面に更に形成される。本明細書の他の箇所に記載のように、第1の層148と第2の層164は実質的に中性の混合電荷を有し、そのため形成された粒子140が実質的に正味ゼロの電荷(Qnet≒0)および低い分極能を有するようにさせる。
添加ガスからの電気陰性原子及び/又は分子が形成された原料金属粉末粒子の表面添加剤になるという理論に従い、噴霧化混合物を形成するために噴霧化ガスと共に注入する添加ガスの量は、それが所定の粒度分布を有する金属粉末の生成速度に対して準直線的に変化するように、制御され得る。層1を形成するのに必要とされる添加ガスの量は、金属粒子の総表面積に関連し、生成速度及び粒度分布に依存する(図8参照)。添加ガスの濃度と金属粒子の熱条件は、層1の空乏層深さを決定する。
添加ガスからの電気陰性原子及び/又は分子が形成された原料金属粉末粒子の表面添加剤になるという理論に更に従い、噴霧化混合物を形成するために噴霧化ガスと共に注入する添加ガスの量は、それが図8に示されるように形成される金属粉末の粒子の総面積に対して変化するように制御され得る。
添加ガスからの電気陰性原子及び/又は分子が形成された原料金属粉末粒子の表面添加剤になるという理論に更に従い、噴霧化混合物を形成するために噴霧化ガスと共に注入する添加ガスの量は、それが形成される原料金属粉末粒子の表面の温度に対して変化するように制御され得る。このような化学反応(活性化エネルギーE)の反応速度Φは一般に、アレニウスの関係式(温度T):Φ∝e−E/kTに従う。高温で添加ガスを注入することは従って、より効率的であり、理想的な空乏層深さを生じ層1を形成するためより低い添加ガス濃度を必要とする。
図8は、半径R及び粒子表面188で空乏層深さδを有する粒子180の概略図を示す。この粒子の総表面積はS=4πRである。
図8は、粒子180の質量と同じ総質量を有する同一径の複数の粒子(n個の粒子)200の概略図を更に示す。粒子200は粒子180よりも径は小さいが、それらは粒子180よりも大きい総表面積を有し、各粒子200は半径rを有し、粒子の総数はn=R/rである。粒子200の総表面積はS=n4πr=RS/rである。これは粒子の半径の減少に伴って直線的に増加する。
処理される体積は総表面積と空乏層深さとの積であるため、添加される表面添加剤の量は従って、総表面積の関数である。
例えば、得られた金属粉末は、約100、150、200、300、500、1000又は1500ppm未満の電気陰性原子及び/又は分子(例えば、粉末の製造に用いた添加ガス内に含まれる電気陰性原子及び/又は分子要素)を有し得る。
実験1
4種類の異なるロットの粉末を、加熱された金属源と接触する噴霧化混合物の組成を除いて同一の実験条件下で、プラズマ噴霧化によって製造した。
噴霧化ガスは高純度のアルゴンである(>99.997%)。
試験1及び2では、噴霧化ガスのみを使用して噴霧化プロセス中に加熱された金属源と接触させた。
試験3では、空気を高純度のアルゴンに注入して80ppmの空気とアルゴンとの噴霧化混合物を形成した。加熱された金属を、噴霧化プロセス中に噴霧化混合物と接触させた。
試験4では、Oを高純度のアルゴンに注入して50ppmのOとアルゴンとの噴霧化混合物を形成した。加熱された金属を、噴霧化プロセス中にこの第2の噴霧化混合物と接触させた。
噴霧化ガス(試験1及び2)又は噴霧化混合物(試験3及び4)と接触させた後、形成された原料反応性金属粉末を篩分けて15〜45μmの粒度分布を単離する。
篩分けた粉末を次に混合して均質性を確保する。
粉末を、蒸留水又は脱塩水中で更に撹拌して、前の段階中に蓄積した静電荷を除去した。
粉末を、空気中で80℃にて12時間乾燥させた。
図9は、TOF−SIMSによる異なる試料間の酸素プロファイル比較を示すグラフである。試験1〜4について粉末のTOF−SIMS痕跡が得られる。表1から分かるように、空乏層の存在は高流動性粉末と関連付けることができる。
処理を施した微細粉末のTOF−SIMS痕跡は、図9から明らかに分かる。酸素含有量のテールが表面層により深く入っている。流動性挙動を改善するために、特定の臨界深度を有するこの空乏層を得ることが重要である。TOF−SIMSの結果は、空乏層が100nmのオーダーの深さを有することを示唆している。表面形状測定装置によりTi−6Al−4Vバルク部で得られたイオンビームのスパッタリング速度を較正することによって、深さを推定できる。スパッタリング速度は、イオンビーム強度及び材料の種類に依存する。較正は測定前に行われ、イオンビームエネルギーは非常に安定している。
Figure 2019516020
Figure 2019516020
Figure 2019516020
多くのバッチの統計的データ分析から、空気の注入(試験3)が約100〜150ppmの窒素と約50ppmの酸素を粉末に添加することが決定された。空気の注入は、形成された反応性金属粉末の流動性を改善した。
統計的データ分析から、Oのみの注入(試験4)が約150〜200ppmの酸素を添加し、窒素を添加しないことが更に決定された。
水蒸気を注入することにより、15〜45μmの粒度分布の流動性に関する更なる試験がうまく行われた。15〜45μmの粒度分布の流動性の改善も観察された。
実施された処理は、規格ASTM B348、ASTM F2924及びASTM F3001の組成に従う満足な化学組成を維持する。原料の酸素が僅かに多かったならば、AMS 4998の組成にも従ったであろう。
図10は、添加ガスとの接触を含まない噴霧化プロセスによって形成された約100kgの金属粉末のバッチの写真である。凝集物のため、収集バケットの90%が充填されており、目視による圧縮状態は悪い。
図11は、金属源を添加ガスと接触させる噴霧化プロセスによって形成された約100kgの金属粉末のバッチの写真である。改善された流動性及び粒子間の低い表面相互作用のため、図10の操作時に使用される同じ量の材料について収集バケットの20%が充填され、目視による圧縮状態は良好である。
添加ガスを断続的に注入することにより試験3及び4と同様の試験を行った。最終生成物に添加される不純物が少ないという利点を有しつつ、この処理はなお効果的であることが分かった。
同様に、流動性が良好な粉末の最大30%の混合物をホール流量計中で流れなかった粉末の70%と混合でき、得られた粉末は出発粉末と同じではなくても依然として流動することを示した。
実験2
添加ガスを使用しないプロセスから形成された既成の金属粉末に対して事後に熱処理を行った。
より詳細には、既成の金属粉末を空気雰囲気中で約250℃にて12時間加熱した。この加熱は、原料金属粉末粒子の表面への酸素の添加をもたらし、かつ自然酸化物層の厚さを増加することが予想された。
事後の酸化/窒化は、噴霧化プロセスの噴霧化領域で添加ガスと接触させるのと同様の結果をもたらされないことが観察された。金属粉末の流動性の向上は認められなかった。
既成の金属粉末の事後加熱は、自然酸化物層を厚くするだけであり、粒子上に十分に深い空乏酸化物/窒化物層をもたらす能力はなかったと思われる。より厚い酸化物層も準化学量論的なままであり、空乏層によって提供される正電荷を持つ層1をもたらすことはできない。
理論によって拘束されるものではないが、噴霧化中の高温と低濃度の添加ガスは、金属源が添加ガスと接触する際に空乏酸化物/窒化物層を形成する酸化/窒化反応を可能にする。
本開示の段落0018〜0185の実施形態は、適用可能であれば実施形態のあらゆる組み合わせを行うことができることを実証するように本開示で提示される。従って、これらの実施形態は、先行する請求項(先に提示された実施形態を網羅する)のいずれかに従属する全ての実施形態の従属請求項を構成するのと同等に説明されており、これによって全ての可能な方法で一緒にまとめることが可能であることを示している。例えば、適用可能であれば、段落0018〜0185の実施形態と段落0007〜0015のプロセスとの全ての可能な組み合わせは本開示によって網羅される。
適切であると考えられる場合には、説明を簡潔且つ明瞭にするため、対応する又は類似する要素や段階を示す参照番号を図面間で繰り返して使用できることは理解されよう。更に、本明細書に記載の例示的な実施形態を完全に理解してもらうために、多くの具体的な詳細が示されている。しかし、本明細書に記載の実施形態は、このような具体的な詳細がなくても実施可能であることが当業者には理解されよう。他の例では、本明細書に記載の実施形態を曖昧にしないように、周知の方法、手順及び構成要素については詳細には説明されていない。更に、この説明は、本明細書に記載の実施形態の範囲を決して限定するものではなく、単に本明細書に記載の様々な実施形態の遂行を説明するものと見なされるべきである。

Claims (90)

  1. 反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
    反応性金属粉末を準備することと、
    前記空中熱処理プロセスを実施しながら前記反応性金属粉末を少なくとも1種の添加ガスと接触させ、それにより
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布、及び/又は
    ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布
    を含む原料反応性金属粉末を得ること
    を含むプロセス。
  2. 反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
    反応性金属粉末を準備することと、
    前記空中熱処理プロセスを実施しながら前記反応性金属粉末を少なくとも1種の添加ガスと接触させ、それにより
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布、及び/又は
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布
    を含む原料反応性金属粉末を得ること
    を含むプロセス。
  3. 反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
    反応性金属粉末を準備することと、
    空中熱処理プロセスガスと少なくとも1種の添加ガスを共に混合して空中熱処理プロセスガス混合物を得ることと、
    前記空中熱処理プロセスを実施しながら前記反応性金属粉末を前記混合物と接触させ、それにより
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、40s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布、及び/又は
    ASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布
    を含む原料反応性金属粉末を得ること
    を含むプロセス。
  4. 反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
    反応性金属粉末を準備することと、
    空中熱処理プロセスガスと少なくとも1種の添加ガスを共に混合して空中熱処理プロセスガス混合物を得ることと、
    前記空中熱処理プロセスを実施しながら前記反応性金属粉末を前記混合物と接触させ、それにより
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布、
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布、及び/又は
    ASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布
    を含む原料反応性金属粉末を得ること
    を含むプロセス。
  5. 反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
    反応性金属粉末を準備することと、
    1000ppm未満の添加ガスからの各電気陰性原子及び/又は分子の添加された量を有する原料反応性金属粉末を製造するのに十分な条件下で前記空中熱処理プロセスを実施しながら前記反応性金属粉末を少なくとも1種の添加ガスと接触させること
    を含むプロセス。
  6. 反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
    反応性金属粉末を準備することと、
    空中熱処理プロセスガスと少なくとも1種の添加ガスを共に混合して空中熱処理プロセスガス混合物を得ることと、
    1000ppm未満の添加ガスからの電気陰性原子及び/又は分子の添加された量を有する原料反応性金属粉末を製造するのに十分な条件下で前記空中熱処理プロセスを実施しながら前記反応性金属粉末源を前記空中熱処理プロセスガス混合物と接触させること
    を含むプロセス。
  7. 反応性金属粉末空中熱処理プロセスであって、
    反応性金属粉末を準備することと、
    空中熱処理プロセスガスと少なくとも1種の添加ガスを共に混合して空中熱処理プロセスガス混合物を得ることと、
    前記空中熱処理プロセスを実施しながら前記反応性金属粉末を前記空中熱処理プロセスガス混合物と接触させ、それにより原料金属粉末を得ることと、
    必要に応じて前記原料反応性金属粉末を篩分けして所定の粒径を有する粉末を得ることと、
    必要に応じて前記所定の粒径を有する前記粉末を水と接触させること
    を含むプロセス。
  8. 少なくとも1種の添加ガスは酸素含有ガスである、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
  9. 少なくとも1種の添加ガスは酸素含有ガスを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
  10. 少なくとも1種の添加ガスは酸素含有ガスと不活性ガスを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
  11. 不活性ガスはアルゴンである、請求項10に記載のプロセス。
  12. 少なくとも1種の添加ガスはO、CO、CO、NO、空気、水蒸気及びそれらの混合物から選択される酸素含有ガスを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
  13. 少なくとも1種の添加ガスはハロゲン含有ガスである、請求項1〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
  14. ハロゲンはF、Cl、Br又はIである、請求項13に記載のプロセス。
  15. 少なくとも1種の添加ガスは水素含有ガスである、請求項1〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
  16. 少なくとも1種の添加ガスは硫黄含有ガスである、請求項1〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
  17. 少なくとも1種の添加ガスは窒素含有ガスである、請求項1〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
  18. 少なくとも1種の添加ガスはO、HO、CO、CO、NO、N、NO、Cl、SO、SO及びそれらの混合物から選択される、請求項1〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
  19. 前記反応性金属粉末はチタン、ジルコニウム、マグネシウム及びアルミニウムの少なくとも1種を含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載のプロセス。
  20. 前記反応性金属粉末はチタン、チタン合金、ジルコニウム、ジルコニウム合金、マグネシウム、マグネシウム合金、アルミニウム及びアルミニウム合金の1つから選択される少なくとも1種を含む金属粉末である、請求項1〜18のいずれか一項に記載のプロセス。
  21. 前記反応性金属粉末はチタンを含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載のプロセス。
  22. 前記反応性金属粉末はチタン合金を含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載のプロセス。
  23. 前記反応性金属粉末はジルコニウムを含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載のプロセス。
  24. 前記反応性金属粉末はジルコニウム合金を含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載のプロセス。
  25. 前記反応性金属粉末はチタン及びチタン合金の1つから選択される少なくとも1種を含む金属粉末である、請求項1〜18のいずれか一項に記載のプロセス。
  26. 前記プロセスは少なくとも1個のプラズマトーチによって行われる、請求項1〜25のいずれか一項に記載のプロセス。
  27. 前記プロセスは少なくとも1個のプラズマトーチによって行われる、1〜25に記載のプロセス。
  28. 前記少なくとも1個のプラズマトーチは高周波(RF)プラズマトーチである、請求項27に記載のプロセス。
  29. 前記少なくとも1個のプラズマトーチは直流(DC)プラズマトーチである、請求項27に記載のプロセス。
  30. 前記少なくとも1個のプラズマトーチはマイクロ波(MW)プラズマトーチである、請求項27に記載のプロセス。
  31. 反応性金属粉末混合物を調製するためのプロセスであって、請求項1〜30のいずれか一項に記載のプロセスによって得られる反応性金属粉末を、請求項1〜28に記載のプロセスとは異なるプロセスによって得られる反応性金属粉末と共に混合することを含むプロセス。
  32. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  33. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  34. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  35. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約10〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  36. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  37. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  38. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  39. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約10〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  40. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  41. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  42. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  43. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約15〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  44. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  45. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  46. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  47. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、28s未満の流動性を有する約15〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  48. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  49. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  50. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  51. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約25〜約45μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  52. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、36s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  53. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、32s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  54. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、30s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  55. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約25〜約53μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  56. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、26s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  57. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  58. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、24s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  59. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、23s未満の流動性を有する約45〜約75μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  60. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、26s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  61. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  62. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、24s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  63. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、23s未満の流動性を有する約45〜約106μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  64. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、26s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  65. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約45〜約150μmの、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  66. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、24s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  67. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、23s未満の流動性を有する約45〜約150μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  68. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、26s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  69. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、25s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  70. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、24s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  71. 原料反応性金属粉末はASTM B213に従って測定される、23s未満の流動性を有する約45〜約180μmの粒度分布を含む、請求項1〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
  72. 添加ガスとの接触は原料金属粒子の表面に第1の層と第2の層の形成を生じ、前記第1の層は前記金属の原子と前記添加ガスの原子及び/又は分子を含み、前記第1の層は自然酸化物層よりも深くて厚い空乏層であり、前記第2の層は自然酸化物層である、請求項1〜71のいずれか一項に記載のプロセス。
  73. 第1の層は実質的に正の電荷を有しかつ第2の層は実質的に負の電荷を有し、並びに第1の層と第2の層は実質的に中性である混合電荷を有する、請求項72に記載のプロセス。
  74. 原料反応性金属粉末を篩分けして粒度分布によって原料反応性金属粉末を分離することを更に含む、請求項1〜73のいずれか一項に記載のプロセス。
  75. 篩分け後に、分離した原料粉末を水中で別々に撹拌することを更に含む、請求項74に記載のプロセス。
  76. 前記水は蒸留水又は脱塩水である、請求項75に記載のプロセス。
  77. 反応性金属粉末の流動性は撹拌された後に乾燥且つ篩分け後の金属粉末で測定される、請求項75又は76に記載のプロセス。
  78. 反応性金属粉末は1000ppm未満の添加ガスからの電気陰性原子の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  79. 反応性金属粉末は500ppm未満の添加ガスからの電気陰性原子の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  80. 反応性金属粉末は250ppm未満の添加ガスからの添加された電気陰性原子の量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  81. 反応性金属粉末は200ppm未満の添加ガスからの電気陰性原子の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  82. 反応性金属粉末は150ppm未満の添加ガスからの電気陰性原子の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  83. 反応性金属粉末は100ppm未満の添加ガスからの電気陰性原子の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  84. 前記反応性金属粉末は500ppm未満の添加ガスからの前記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  85. 前記反応性金属粉末は250ppm未満の添加ガスからの前記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  86. 前記反応性金属粉末は200ppm未満の添加ガスからの前記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  87. 前記反応性金属粉末は150ppm未満の添加ガスからの前記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  88. 前記反応性金属粉末は100ppm未満の添加ガスからの前記電気陰性原子及び/又は分子の各々の添加された量を有する、請求項1〜77のいずれか一項に記載のプロセス。
  89. 熱処理プロセスガスは不活性ガスである、請求項1〜88のいずれか一項に記載のプロセス、少なくとも1種の添加ガスは酸素含有ガスである、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
  90. 不活性ガスはアルゴン、ヘリウム又はそれらの混合物から選択される、請求項89に記載のプロセス。
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